花陽「今日は、1月17日です」back

花陽「今日は、1月17日です」


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1:
花陽(土曜日だけど、学校に集まって皆で練習をして)
花陽(いつも通りに練習を終えて、凛ちゃんと一緒に帰ろうとしたんだけど)
凛「……」ソワソワ
花陽(なぜだか、そわそわしてる凛ちゃんに教室まで連れて来られました)
2:
花陽「あの…凛ちゃん?大丈夫?」
凛「え!?だ、だだだ大丈夫だよかよちん!」ソワソワ
花陽「そう…?でも、教室に用事があったんでしょ?さっきからずっとそわそわしてるみたいだけど…」
凛「ええっ!?あー用事!用事ね!それより今日はとってもいい天気だねかよちん!」
花陽「今日は朝からずっと雨だよ…?」
凛「ニャッ!?」
3:
花陽「ねぇ凛ちゃん、ほんとに大丈夫?何かあった?」
凛「ななな何にもないよ!ほんとに!」
花陽「ほんとかなぁ?」ジーッ
凛「ほんとほんと!ほんとだよ!」アセアセ
花陽「んーー?」ジーーーッ
凛「ニャア……」アセアセ
4:
花陽「…ふふっ」
凛「、かよちん?」
花陽「凛ちゃんが何でもないって言うのなら、私はそれを信じるけど」
花陽「何か、辛いことや悩みがあるのなら。いつでも私に言ってね」
花陽「凛ちゃんのためなら、花陽、何だって力になるよ」
凛「か、かよちん…」
花陽「えへへ。…じゃあ凛ちゃん、おうち帰ろっか」
凛「それはダメにゃー!!!」
花陽「ええっ!?」
5:
花陽「り、凛ちゃん?ほんとに大丈夫?何かお家に帰りたくない理由でもあるの?」
凛「いや、えっと、そうだけどそうじゃないっていうか、えーっと…」アセアセ
花陽「凛ちゃん、やっぱり何か悩みがあるの?私でよかったら話聞くよ?」
凛「えっと、その、な、悩み…」
花陽「うん」
凛「悩み、悩み………あっ!」
花陽「?どうしたの?」
6:
凛「あのね、かよちん…」
花陽「うん」
凛「凛ってほら、その…」
花陽「うん?」
凛「凛ってほら、"小さい"じゃん?」
花陽「…小さい?」
凛「うん。まだ1年生だし、これから成長するんだって信じてるけど…」
凛「でもやっぱりアイドルとかやってると、あんまり小さいと衣装が似合わなかったりするでしょ?」
凛「だから、今よりもう少しは大きい方がいいのかなって思うんだ」
花陽「凛ちゃん…」
7:
凛「それにほら、絵里ちゃんみたいにスタイルがいい人と並ぶとどうしても見劣りしちゃって、」
花陽「そんなことない!!!」
凛「え?」
花陽「そんなことないよ!!花陽はね、今の凛ちゃんが好きなの!今のちっちゃい凛ちゃんが好きなの!!」
凛「かよちん…」
花陽「凛ちゃんはちっちゃいからいいんだよ!ちっちゃいけど、でもそこに凛ちゃんの可愛さがつまってるんだよ!」
凛「うん…」
花陽「それにね、小さい方が感度がいいって言うでしょ!?」
凛「……うん?」
凛(感度ってなんのことにゃ?)
8:
花陽「凛ちゃん、一応訊くけど、凛ちゃん的にはあとどれぐらい大きくなりたいの?」
凛「どれぐらい?うーん…」
花陽「じゃあ、μ'sのメンバーに例えると?」
凛「そうだね…やっぱり絵里ちゃんぐらいには、」
花陽「ダメ!!!!!!」
凛「ニャッ!?」
花陽「ダメだよ!そんなのぜったいダメ!!絵里ちゃんぐらいの大きさになっちゃった凛ちゃんとか有り得ない!花陽なんの可能性も感じない!!」
凛「ええ…」
花陽「凛ちゃんが大きくなったらガッカリだよ!花陽ガッカリしちゃうよ!!」
凛「そ、そこまで言わなくても…」
花陽「…はぁ。いい?凛ちゃん」
花陽「凛ちゃんのファンの人はね、今の凛ちゃんが大好きなの。だから大きくなりたいなんて、そんなことで悩まなくても大丈夫だよ?」
凛「かよちん…」
凛(かよちんが必死すぎてちょっと怖いにゃ)
11:
凛「でもさかよちん、こういうのって遺伝が大きいって言うでしょ?」
花陽「うん、そうだね」
凛「だからね、凛のお母さんが小さかったら凛も諦めがつくんだけど、」
凛「だけどほら、凛のお母さんは結構大きいでしょ?」
花陽「…そうなの?」
凛「そうだよー!かよちん凛のお母さんに会ったことあるじゃん!」
花陽「え、うん…会ったことはあるけどそんなまじまじと見たことはないというか…」
凛「だからね、凛もまだまだ大きくなるんだって諦めきれないんだよね?」
花陽「そっか…」
凛「それにほら、凛のお父さんも大きいでしょ?」
花陽「オ、オトウサン!?」
凛「だからきっと、凛も大きくなると思うんだけどな?」
花陽「オトウサン……」
14:
凛「それに実を言うとね、真姫ちゃんにも同じ相談をしたの」
花陽「真姫ちゃんに?」
凛「さすが真姫ちゃん、色んなことを教えてくれたにゃ?。牛乳を飲むといいとか、日光を浴びながら運動をして早寝早起きをするといい、とか」
凛「凛、牛乳はあんまり好きじゃないけど、真姫ちゃんに教えてもらってからは毎日牛乳を飲んでるんだ?」
花陽「凛ちゃん…」
凛「ちょっとでも効果が出てたらいいなぁ、なんて」エヘヘ
花陽「……」
花陽(まじえんじぇー)
17:
花陽「…わかった」
凛「ん?」
花陽「わかったよ、凛ちゃん」
凛「かよちん?」
花陽「花陽は、ちっちゃい凛ちゃんが好きだけど!ちっちゃい凛ちゃんが好きだけど!」
凛「な、なんで2回も言ったの…?」
花陽「花陽は!ちっちゃい凛ちゃんが好きだけど!…凛ちゃんがそこまで本気なら、私、凛ちゃんに協力するよ」
凛「かよちん…!」
花陽「でもね、大きくなると言っても、海未ちゃんぐらいまでしか花陽は認めません」
凛「海未ちゃん?」
花陽「やっぱり、私の手のひらに納まるサイズがちょうどいいんだよ」
凛「かよちんの手のひらサイズ…」
凛(それってかなーり縮んでないかにゃ?)
18:
花陽「それで凛ちゃん、私が凛ちゃんのためにできることって何があるかな?」
凛「うーん…そうだねぇ…」
花陽「あ、でもそういえば、牛乳じゃなくて豆乳を飲むといいって聞いたことあるよ?」
凛「豆乳?」
花陽「うん。大豆から出来てる飲みものなんだけど、牛乳が苦手な凛ちゃんでも豆乳だと飲みやすいって思うかもしれないね」
凛「なるほど…今日さっそく買いに行くにゃ!」メモメモ
花陽(まじえんじぇー)
19:
凛「かよちんかよちん、他には何か知ってる?」
花陽「え!?え、えっと…知ってるといえば知ってるんだけど…」
凛「なに?」
花陽「えっと、その…豆乳を飲むよりはかなり効果があるらしいんだけど…ちょっと難易度が高いというか…」
凛「なになに?もう、もったいぶらないで早く教えてよ?」
花陽「……ね、……ょ」
凛「うん?」
花陽「…好きな人にね、……ょ」
凛「なーに?大事なところが聞こえないよ、かよちん」
花陽「だから、その!好きな人に揉まれるといいらしいよ!!」
凛「……好きな人に……揉まれる?」
23:
花陽「あわわわわ…言っちゃった…」
凛「好きな人に揉まれる、好きな人に揉まれる…」
花陽「り、凛ちゃん…!あんまり揉まれる揉まれる連呼しない方が、」
凛「なんだ、そんなの簡単だよ!」
花陽「ええっ!?」
凛「かよちん!揉んで!」
花陽「え?」
花陽「ええーーーー!?」
24:
凛「もうかよちん、そんなに驚くこと?」
花陽「え、だってそんな、えっと、」
凛「だって凛、かよちんのこと大好きだもん!」
花陽「ヤヤヤバイ…お昼に食べた白米が出ちゃう…」
凛「ん?でもやっぱりこういうのって、直に触った方がいいのかな?」
花陽「ええっ!?じかぁっ!?」
凛「ねぇかよちん、凛脱いだ方がいい?」
花陽「ぬぬぬぬぬぬ」
凛「か、かよちん!?鼻血が出てるよ!?」
25:
花陽「…はぁ、ごめんね凛ちゃん。もう大丈夫だよ」
凛「ほ、ほんとに?鼻血は止まった?」
花陽「うん、もうほんとに大丈夫」
凛「でも無理しないで、」
花陽「全然無理じゃない全然無理じゃない!」
凛「そ、そっか」
花陽「じゃ、じゃあ凛ちゃん…そこに座って?」
凛「うん!」
31:
花陽(つ、ついに…ついに私はまだ誰も触れたことのない凛ちゃんのワンダーゾーンに…!)
花陽(直に触れるんだもん、手が滑って凛ちゃんの恋のボタンを押してポチりみたいなハプニングがあってもいいねいいよね…?)
花陽(それにもしかして凛ちゃん、さっきまでそわそわしてたのは最初からこれを狙ってたからだったりして…)
花陽(……)
花陽(花陽、がんばります…!)
凛「あ、そうだかよちん」
花陽「ふぇっ!?」
32:
凛「凛ってわかりやすいから、もう薄々バレてると思うんだけど、」
花陽「うん…!」
凛「ほんとはね、朝かよちんに会ったときからずっとずっと言いたかったの」
凛「でもね、真姫ちゃんやにこちゃんに『サプライズ仕掛けるんだから絶対に言っちゃダメ!』って言われてて」
花陽「うん…?」
凛「すっごく我慢してたんだけど、やっぱりかよちんにはすぐに言いたいもん」
凛「それに…かよちんに一番最初に"おめでとう"を言う人は、今までもこれからもずっと凛でいたいから」
花陽「、凛ちゃん…」
33:

凛「お誕生日おめでとう、かよちん」

34:
花陽「凛ちゃん…ありがとう…!」
花陽「…でも、凛ちゃんがずっとそわそわしてた理由ってそれ?」
凛「え?やっぱり凛そわそわしてたー?真姫ちゃんに『凛はわかり易すぎるのよ』って言われたけど…そっか、やっぱりバレてたか?」エヘヘ
花陽「……あれ?」
凛「じゃあ続き続き!あ、ちょっと待ってねかよちん、いま靴下脱ぐから、」
真姫「凛ー?花陽ー?待たせたわね…って凛、靴下なんか脱いで何やってるの」
凛「あ、真姫ちゃん!あのねかよちんがね、凛の身長をおっきくするために足を揉んでくれるって言うから」
花陽「………足?身長?」
真姫「はあ?そんな意味わかんないことやってないで、ほら早く部室に行くわよ。皆が待ってるじゃない」
凛「ちょ、ちょっと待ってよ真姫ちゃん!ていうか凛、かよちんを引き止めるの頑張ったんだからもうちょっと褒めてよ?」
真姫「はいはい、よしよし」ナデナデ
花陽「花陽を……引き止める?」
凛「えへへ。かよちん、揉んでもらうのはまた今度だね」ニッコリ
凛「あれ、でも揉んでもらうところって足で合ってた?もしかして腰とか背中だったりする?」
花陽「……ウウン、アシデダイジョウブダヨ」
凛「わーい!楽しみだにゃー!」
真姫「こら凛!靴下ちゃんと履きなさい!はしたないわよ!」
花陽「………クツシタ」
凛「終わらないパーティ、はっじまるにゃー!!!」
真姫「凛!!靴下振り回すのやめなさい!!」
真姫「花陽もほら、早く行くわよ。今日の主役はあなたなんだから」
花陽「………」
花陽「……ダレカタスケテェ」
35:
終わりです
36:

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