澪「ありがとう」back

澪「ありがとう」


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1:
音楽室
律「?なんだよ急に」
澪「なんとなく」
律「はあ?変な奴だな」
澪「律にだけは言われたくないな」
律「なんだと!?意味がわかr・・・」
澪「なあ律、覚えているか?」
2:
澪「小学生の時のこと」
律「あ?あー、あんまり覚えてないな」
澪「引っ込み思案な私に初めてできた友達が律だったんだよ」
律「そうなの?」
澪「澪の髪綺麗だねー!なんて騒いでさ。
 あの時、恥ずかしくて泣いちゃったんだからな」
律「あー、そういやそんなこともあったな。
 なんだよ?まだ根に持ってるのか」
澪「ああ、改めて思い出すとムカツクな」
3:
俺「?なんだよ急に」
澪「なんとなく」
俺「はあ?変な奴だな」
澪「俺にだけは言われたくないな」
俺「なんだと!?意味がわかr・・・」
俺「小学生の時のこと」
俺「あ?あー、あんまり覚えてないな」
俺「引っ込み思案な私に初めてできた友達が俺だったんだよ」
俺「そうなの?」
俺「澪の髪綺麗だねー!なんて騒いでさ。
 あの時、恥ずかしくて泣いちゃったんだからな」
俺「あー、そういやそんなこともあったな。
 なんだよ?まだ根に持ってるのか」
俺「ああ、改めて思い出すとムカツクな」
俺「なあ俺、覚えているか?」
4:
律「おいおい、昔の恨みとか言って殴るつもりじゃないだろうな」
澪「殴らないよ。冗談だって」
律「なんなんだよ・・・」
澪「そういえば、澪って左利きなんだー!
 って騒がれたこともあった」
律「覚えてねー」
澪「私はしっかり覚えてるぞ。
 その時も泣かされたからな」
5:
澪「まあ、そのおかげで律と友だちになれたんだけどな」
律「なら良かったじゃん」
澪「調子に乗るな」
コツン
律「いた!」
律「一体なんなんだよ・・・。
 もう・・・」
9:
澪「思えば律のおかげで音楽と出会えたんだよな」
律「ライブDVDだろ?」
澪「そうそう、よく覚えてたな」
律「まあなー。
 私たちがスタートラインに立った瞬間だからな」
澪「私がベースで律がドラムで」
律「澪は目立ちたくないからベース。
 私はチマチマしたのが嫌だからドラム。
 今思うと馬鹿な理由だよなw」
澪「ほんとにな」
11:
澪「あの時、もし他にギターのメンバーがいたら唯と出会えてなかったのかな」
律「さあ?」
澪「テキトーだな・・・」
律「だって、『もし?だったら』なんて考えても無駄だろ?
 こうして唯に出会えて、今一緒にバンド組んでるんだからそれでいいかなーって」
澪「律らしいな」
律「そうか?」
13:
澪「高校に入ってからも私は律に助けられっぱなしだった」
律「痒くなるからやめろよ。
 今日はどうしたんだ?お前らしくもない」
澪「時々はこうして幼馴染同士腹を割って話すのもいいと思わないか?」
律「あ、ああ。まあいいか」
澪「律の強引な勧誘で軽音部に入部させられたな・・・」
律「ま、まあそのおかげでムギ、唯それに梓に出会えたんだ!
 結果オーライ!ハハハ!」
澪「そうだな」
14:
澪「バイトしたり合宿したり、
 なにより文化祭ライブが一番心に残ってるな」
律「パンツなー」
澪「ぐっ・・・それもあるけど・・・
 あの時も律に助けられた」
律「私、何かしたっけ?」
澪「ライブ前の音楽室で私の緊張をほぐすために、わざと馬鹿やってたろ?」
律「は、はあ!?
 してねーし!意味わかんないし!」
15:
澪「まあそういうことにしておいてやるか」
律「マジで急に何言い出すんだよ・・・。
 びっくりするわー」
澪「その後、ついに私たちに後輩ができたんだよな」
律「梓な。小さくて練習熱心で真面目で・・・
 可愛かったなー」
澪「何言ってるんだ。梓は今でも可愛いだろ?」
律「こりゃあ失敬。その通りだ」
16:
澪「ケンカも・・・いっぱいしたな」
律「あまり思い出したくねー」
澪「一番のケンカは・・・やっぱり律が風邪引いたときかな」
律「あー!あー!やめろー!」
澪「黒歴史ってやつか?」
律「うん・・・」
澪「まあいいじゃん。
 あれで律が私のことをいかに大切に想ってるかわかったし」
律「うあー!うあー!」
17:
律「精神攻撃はやめろよ・・・。
 いつもみたいに殴られたほうが100倍マシだ!」
澪「ふふ、たまにはこういうのもありだろ?」
律「ないない」
澪「さてと・・・」
律「あれ、どっか行くの?
 今から部活だろ?」
澪「ちょっと用事」
律「そう?わかった」
澪「ありがと、律」
律「?」
18:
澪「梓」
梓「あ、澪先輩こんにちはです。
 一人ですか?」
澪「うん」
梓「珍しいですね。
 律先輩と二人じゃないなんて」
澪「今日は梓と二人で話したかったからな」
梓「二人で?何か大事な話しですか?」
21:
澪「梓が軽音部に入部してくれたおかげで、いい意味でみんなに刺激が与えられたんだよ」
梓「はあ」
澪「悔しいけど、私たちの中で一番音楽センスがあるのは梓だ。
 みんな言わないけど、梓を目指して練習してるんだぞ」
梓「そんな・・・私なんてまだまだです。
 初めて唯先輩の演奏を見た時、すごく感動したし、
 今では澪先輩を一番尊敬しています。
 ムギ先輩が作った曲も素晴らしいと思うし、
 律先輩は・・・まあ頑張ってると思います」
澪「ハハ、それをみんなに聞かせてやってくれ」
梓「い、いやです!恥ずかしい・・・」
澪「ふふ、いつまでも可愛い梓でいてくれよ」
梓「?」
澪「それじゃあな、ありがと梓」
梓「ああ、はい」
22:
澪「和」
和「あら澪、どうしたの?
 部活に行かなくていいの?」
澪「後で行くよ。
 というか、行かなきゃならない」
和「?そう、ところで何か用?」
澪「うん、和にはとても感謝してるからな。
 お礼を言いたいと思って」
和「お礼?」
26:
和「どうしたのよ、改まっちゃって」
澪「2年に上がった時、私は周りに友だちがいなくて一人ぼっちになりそうだった。
 あの時、私を助けてくれてありがとう」
和「そんなの今さらじゃない。
 それにお互い様よ。
 私も知り合いがいなかったし」
澪「それだけじゃない。
 和のおかげで部が正式に創設されたし、文化祭も出ることができた。
 和には感謝してもしきれないよ」
和「・・・
 熱でもあるの?」
澪「ないよ。思い立ったが吉日っていうだろ?
 今日はみんなにありがとうって言う日なんだ。
 うん、そういうことにする」
和「そういうことにする?」
澪「いやいや!なんでもない!それじゃあ!」
和「一体なんなの・・・?」
27:
澪「危ない危ない・・・和はやけに勘がいいからなあ。
 あ、さわこ先生」
さわこ「あら、澪ちゃん。
 ふふふ、今日は新しい服を作ってきたのよ」
澪「そうですか」
さわこ「・・・」
澪「・・・」
さわこ「着る?」
澪「着ません」
29:
澪「ハアハア、なんとか逃げることができたな・・・」
紬「澪ちゃん?息を切らせてどうしたの?」
澪「おお、ムギか」
紬「今から音楽室に行こうと思ってたんだけど一緒に行く?」
澪「いや、まだ唯に会ってないからな。私は後で行くよ」
紬「そう?」
31:
澪「ちなみに今日のお菓子は?」
紬「イチゴのタルトよ」
澪「やった、大好物だ」
紬「ふふ、良かった」
澪「いつも美味しいお菓子を食べられるのは軽音部の特権だよな」
紬「家の余りモノだけれどね」
澪「何度ムギのお菓子にすくわれたことか」
紬「ん?」
32:
澪「ほら、私と律はよくケンカしてただろ?
 そんな時、ムギのお茶とお菓子でその場が収まることが何度もあって」
紬「別にそれは・・・」
澪「もっとも、ムギの暖かい雰囲気を見てるとケンカを続ける気も失せちゃうんだけどな」
紬「そうなの?
 面と向かってそう言われると少し照れちゃう・・・」
澪「大丈夫だ。
 言ってる私も実はすごく照れてる」
紬「ふふ、澪ちゃんらしいわ。
 でも何故急にそんなことを?」
33:
澪「秘密」
紬「そう。
 なら、あまり追求しないわ。
 時々そういうことを言いたくなるときがあるものね」
澪「あるの?」
紬「んー、ないかも」
澪「なんだよ、適当なこと言って」
紬「ふふ、ごめんなさい」
34:
澪「ムギがいたからみんな仲良しでいられたような気がする」
紬「そんなことないわ。
 澪ちゃんとりっちゃんは大親友だし、
 梓ちゃんはすっかり軽音部に溶け込んでるもの。
 唯ちゃんはあの調子だし」
澪「謙遜するなって。
 私がそう思ってるんだからそれでいいじゃないか」
紬「そう?
 うん、澪ちゃんがそう思うならそれでいい」
澪「ふふ、ありがとうムギ」
紬「うん」
澪「それじゃあ、音楽室で待ってて。
 私は唯に用事があるから」
紬「わかったわ」
36:
唯「ほっほっほ」トコトコ
澪「唯!」
唯「おお、澪ちゃん。どったの?」
澪「少し唯と話しがしたいと思ってな」
唯「話?それなら音楽室でしようよ。
 今向かってたとこなんだー」
澪「いや、二人きりで話したいんだ」
唯「二人きり!?
 もしかして・・・告白!?」
澪「違うから・・・」
唯「そ」
37:
唯「それで、話しって?」
澪「軽音部に入ってくれてありがとう唯」
唯「へ?」
澪「何度も言うけど唯がいなかったら軽音部は廃部だったからな。
 私もずっと文芸部に入ろうと思ってたのに、
 唯が入ってから本気で音楽に取り組めるようになったんだ。
 なんでかな?」
唯「やっぱり私のおかげじゃない?」
澪「そうだよ」
唯「えっ」
40:
唯「澪ちゃんらしくないなー。
 いつもなら、調子に乗るなー!って怒るのに」
澪「だって本当のことだからな」
唯「うう・・・調子狂うなあ」
澪「困った唯も可愛いな」
唯「素直な澪ちゃんも可愛いよ」
澪「ふふ、ありがと」
唯「うう、いつもの澪ちゃんじゃない・・・」
41:
澪「それじゃあ、憂ちゃんによろしくな」
唯「あれ?部活は?
 一緒に音楽室行こうよう」
澪「うん、また・・・後でな」
唯「うー、澪ちゃん嘘ついてる気がするー」
澪「ギクッ」
唯「今ギクッて言ったよね?」
澪「言ってない言ってない。
 さあ早く音楽室に行け」
唯「ねえ?絶対言ったよね?ねえ」
43:
澪「まったく・・・しつこいんだから・・・」
澪「さてと、あらかた挨拶も終わったし、
 そろそろ行くとしますか」
澪「・・・」
澪「本当のことを言ったら律はどんな顔するかな。
 ビックリして腰抜かしたりしてなw」
澪「・・・」
澪(みんな、本当にありがとう。
 私、頑張るから)
46:
音楽室
ガチャ
梓「こんにちは」
律「おいっすー」
梓「澪先輩は・・・まだですか・・・」
律「そうだけど、澪がどうかした?」
梓「ええ、さっき澪先輩と話しをしたんですけど、
 何かこう澪先輩らしくないというか・・・
 おしとやかすぎるというか」
律「梓もか?実は私もなんだ」
50:
梓「律先輩にも?」
律「なんのつもりなんだろうな?あいつ」
梓「まさか・・・ね」
律「?」
ガチャ
唯「おいっすー!」
紬「お待たせしましたー。
 すぐにお茶を淹れるわね」
52:
律「なあ?お前ら澪に会わなかったか?」
唯「会ったよ。
 ついさっき」
紬「私も会ったわ。
 でも、今日の澪ちゃんはなんかこう・・・雰囲気が違うというか」
唯「え?そう?
 普通じゃない?」
律「まあ、唯の言うことはアテにならないからな」
唯「ぶー!」プクー
53:
紬「何か儚げというか・・・
 今にも消え入りそうな感じで」
律「私のときもだ。
 元気がないってわけじゃないんだけど、
 なんかこう・・・な?」
唯「よくわからないなー」
梓「・・・」
梓「澪先輩に限ってそんなことはないと思うけど・・・
 いやでも・・・」
律「どうした梓」
54:
梓「もしかして、ですよ?
 あくまでもしかして」
律「なんだよ、思ったことを言えよ」
梓「澪先輩、自殺するつもりなんじゃ・・・」
「・・・」
律「は、はあ!?何それどんなギャグ?
 ギャグにしてもつまらないって。
 どこに澪が自殺する要素があるんだよ」
紬「そうよ。今日のお菓子はイチゴタルトって言ったら、
 楽しみだって言ってたのよ!?
 澪ちゃんに限って自殺だなんて」
梓「だからもしかしてって言ったじゃないですか」
「・・・」
55:
唯「あ、ありえないっしょw
 澪ちゃんが自殺?ないないw」
梓「だっていつもの澪先輩じゃなかったです。
 絶対何か・・・」
律「いい加減にしろ」
「・・・」
律「澪が自殺?
 馬鹿も休み休み言え。
 あいつが私たちを残して逝くわけねーだろ」
梓「ごめんなさい・・・」ションボリ
57:
ガチャ
和「澪いる?」
唯「あー和ちゃん!」
和「うん、そんなことより澪は?」
唯「そんなこと!?」ガーン
律「今はいない」
唯「今澪ちゃんのことを話してたの。
 なんか様子が変だねーって。
 私はよくわからなかったけど」
和「唯の場合はその場では変と感じても、
 すぐに忘れちゃうからじゃないの?」
律「ハハ、言えてる」
唯「ひ、ひどい!」
59:
和「それより澪は?
 私と話してるときもすごく様子がおかしかったわ」
律「やっぱりか・・・」
和「あんまり言いたくないけど・・・もしかしてじs」
律「ストップ。
 それ以上口に出すのは許さん」
和「・・・。
 ごめんなさい」
律「とにかく、ここで話しててもラチが開かない。
 一人をここに残して学校の中と周辺をくまなく探そう。
 きっとまだ近くにいるはずだ」
唯「あいあいさー!」
60:
ガチャ
澪「こんにちは」
山田「澪ちゃん・・・」
澪「どうも、最後の挨拶に来ました」
山田「最後の・・・
 やっぱりやるのね。
 もう止められないの?」
澪「はい、決めましたから」
山田「何もあなたじゃなくたって・・・
 ごめんなさい。私たちの・・・いえ、私のせいで」
澪「やめてください山田さん」
62:
山田www誰だよwww
64:
澪「山田さんがいなかったら、私たちがこんなに世間の目を集めることなんてなかったんですよ?
 アルバム1位、キャラソン上位独占。
 私自身結婚したいキャラランキングで1位を獲ることができました。
 少し恥ずかしかったけど・・・」
山田「それはあなたの実力よ。
 私は、そんなあなたを歪めてしまった」
澪「・・・」
山田「謝ってすむことじゃないと重々承知しています。
 でも謝らせて。
 本当にごめんなさい」
澪「やめてください。
 私はお礼を言いにここへ来たんですから」
65:
澪「あなた方いなければ、私がこんなにメディアに露出することはなかった。
 ましてや、他のアニメ会社でけいおん!を作って人気が出たかどうか・・・
 それに堀口さんが描く私たちはとても可愛かった。
 自分でもビックリするくらいでしたよ」
山田「それが、こんな悲しい結末を迎えることになった・・・」
澪「本当にやめてください。
 これは私の意志なんですから」
山田「でもあなたじゃなくても・・・
 他にもたくさん・・・」ポロポロ
澪「これは私にしかできないと思ってますから。
 ごめんなさい、もう行きます」
山田「ごめんなさいごめんなさい」ポロポロ
澪「自分を責めないでください。
 今までありがとうございました」
68:
ガチャ
澪「こんにちは」
かきふらい「いらっしゃい澪ちゃん」
澪「相変わらずですか?」
かきふらい「ええ、もうネタがなくてボロボロ」
澪「先生らしいです」
かきふらい「こらこら、生みの親に向かってなんてことを言うの?」
澪「ふふ、ごめんなさい」
70:
何この展開www
71:
かきふらい「まあまあ、上がって。お茶でも飲みましょ」
澪「いえ、ここで」
かきふらい「何言ってるの。
  お客さんにお茶も出さないほど非常識な人間じゃないのよ私は」
澪「時間がないですから」
かきふらい「」
かきふらい「時間て?時間ならたっぷりあるわよ。
  ああ、締め切りのこと?
  大丈夫大丈夫、なんとかなるって」
72:
かきふらい「コーヒーがいい?これとも紅茶?」
澪「先生・・・」
かきふらい「あっれ?おかしいな・・・
  カップどこにしまってあるんだっけ・・・?」
澪「先生、こんな親不孝者を許してください」ポロポロ
かきふらい「」
かきふらい「許すって?別に私は怒ってないけど?」
74:
澪「あれ?家で一生分泣いてきたきたつもりだったんだけどな・・・」ポロポロ
かきふらい「・・・」
かきふらい「辛いならやめれば?」
澪「もう決めましたから」ポロポロ
かきふらい「・・・」
かきふらい「なんでよ・・・!なんであんたなのよ・・・!
  あんたじゃなくたって他に」
澪「先生!」
かきふらい「!」ビクッ
75:
澪「私を生んでくれてありがとうございました。
 先生のおかげで最高の仲間に出会えたし、
 最高の栄誉を得ることができた。
 本当に感謝しています」
かきふらい「・・・」ポロポロ
澪「私、先生が描いたキャラで本当によかった。
 本当に・・・」
澪「行って来ます。
 それでは『また』・・・」
かきふらい「・・・」ポロポロ
バタン
かきふらい「ごめん・・・ごめん澪・・・
  守ってあげられなくて・・・
  私ダメな親だよね、ごめんね」ポロポロ
79:
ガチャ
澪「・・・」
「・・・」カチャカチャ
澪「来たよ」
「・・・」カチャカチャ
澪「聞こえないフリしても無駄だから」
「・・・」ピタッ
84:
「本当にやるの?」
澪「うん」
「何も今日じゃなくても・・・
 来年本気出そう?ね?」
澪「ダメ、やるの」
「うう・・・」
澪「また、書いてくれる?」
「え?」
澪「私のこと・・・また・・・」
85:
僕たちは忘れない
かつて一世を風靡した女の子が居たことを
彼女は在日だったけれど誰からも愛される素晴らしい人だった
ありがとう、けいおん
ありがとう、世界最高のベーシスト
ありがとう、秋山 澪
サンキュー!サンジュ!
そして
好きです、秋 山澪。
さようなら、僕たちの世界が愛したキャラクター
87:
「・・・」
「ああ、書くよ。
 1年後も2年後も。
 みんながけいおん!を忘れても・・・」
澪「そう・・・それを聞いて安心した」
「うう・・・」ポロポロ
澪「そろそろ、行こうか」
89:
音楽室
ガチャ
律「澪か!?」
澪「律・・・」
律「ビックリしたあ・・・
 お前の様子がおかしいってみんなで騒いで・・・
 後ろの奴は誰だ?」
「ど、どうも・・・」オドオド
澪「知り合い・・・だ」
93:
律「おいおい、見ず知らずの奴を学校に入れていいと思ってんのか?
 こんな気持ち悪い奴と何しようとしてたんだよ」
澪「今から・・・」
「・・・」
澪「今から私は秋山澪の罪と罰を全て被る」
律「はい?」
澪「知ってるか?
 今まで私は在日でみんなをいじめたり殺したりゲロを吐いたり拷問したり・・・
 やめた・・・言ってる間に夜が明けてしまう」
律「いじめとか殺すとか何言ってんの?
 まったく意味がわからないんだが」
98:
「つまり澪ちゃんは同じ時間軸に生きていた全ての秋山澪の罪や罰、
 まあ、いわゆる設定ごと自分の中に閉じ込めて・・・」
澪「・・・」
「・・・その設定ごと消え去ることによって、
 真っ白な秋山澪にリセットしようってことなんだ」
律「何それ、映画の話?」
澪「いわゆるねらーによって設定付けられた私たちはいつも苦しんでいる。
 本編での私の行動に問題があったのは事実だけど、
 もうあんな扱いを受けるのは耐えられない」
澪「辛くて・・・辛くて・・・」ポロポロ
律「何?何を言ってる?」
澪「だから一度私を・・・この世界をリセットする。
 私の設定丸ごとな。
 もう一度軽音部を作るところからスタートだよ律」ポロポロ
104:
律「はあ!?理解できねー!
 何か危ない宗教でもやってるのか!?」
澪「もちろん諸所からの許可は取ったさ。
 引き止められたけどね。
 我慢すればいいじゃないって・・・
 でももう無理」
「ねらーの頭から今までの悪設定を取り除くにはこれしか方法がないんだ。
 そして全ての悪設定を受け止める器が必要」
澪「それが私」
律「・・・」
107:
律「わかった。とりあえずその器が必要であるとして、
 何故それがお前なんだ?
 殺人鬼やイジメしてる奴にやらせればいいじゃねーか!」
澪「あいつらはすでに正気を失ってる。
 ただの化け物だ。
 これは私にしかできない」
律「なんだってんだよ・・・」
澪「そしてこの計画には誰か書き手が必要だった」
「私だ」
111:
律「はいそーですかと納得できると思うか?」
澪「別に納得されなくたっていい。
 もうすでに私の中にはいくつかの設定がついた」
律「なに?」
澪「創価学会員、在日・・・
 最悪だな」
「唯ちゃんたちをここに呼ぶかい?」
澪「頼む」
唯達は急に音楽室に現れた。
唯「あれー?澪ちゃん?」
梓「ここは?」
紬「音楽室?」
律「嘘だろ・・・どうなってんだ・・・」
148:
唯「み、みおちゃん・・・?」
梓「なんか顔が怖い・・・」
澪「殺人鬼設定か。
 どうしよう、みんな殺したい」
律「お、おい!」
澪「うああああああああああああ!!!!!!!111」
唯「うわあ!な、何・・・?」
澪は唯に突進したが、見えない壁に衝突した。
頭からは血が溢れてくる。
澪「こういうことだよ律・・・うっ・・・」
149:
澪「痛い・・・痛い痛い・・・」
律「も、もうやめろ!
 おいお前!
 澪は助かったって打ち込め!
 それですむんだろ!?」
「それじゃあダメなんだ・・・
 全てを消し去ってもう一度初めからやり直さないと・・・」
律「なんで・・・そんなことしなくていい!
 澪が苦しんでる!もうやめろ!」ポロポロ
澪「うああうううう・・・」
「もう一度初めからやり直さないとまた澪ちゃんは在日扱いだ!
 てめえも親友だったら澪ちゃんの覚悟を見届けろ!」
152:
澪「くるし・・・たすk・・・」
「くっ・・・」
澪は今回の計画は諦め、次の可能性に希望を託すことにs
「ダメだ・・・ここでやめてもまた・・・」
律「澪・・・澪・・・」ポロポロ
唯「な、なんなの?・・・?」
梓「わけがわかりません・・・」
紬「私にも何がなんだか・・・」
153:
澪「よし・・・
 全ての設定が私の中に入ったぞ・・・」
「これで今まで悪事、蛮行を働いた秋山澪はもういない。
 しいて言うなら君が最大の悪だ」
澪「悪・・・か。
 私には・・・似合わないな」
律「澪・・・」
澪「早く私を消して」
律「ふざけんな!やめろ!」
澪「早く・・・
 苦しい、痛い・・・私を楽にして」
154:
「くっ・・・ごめんよ」
律「頼む!やめてくれ!
 なんで澪がこんな目に合わなきゃいけないんだ!
 他の澪なんて知ったことか!
 私達が知ってる澪はこいつだけだ!
 恥ずかしがりやで強がりで・・・
 でも、一番私たちのことを考えてくれてるのはこいつで・・・
 それからそれから・・・」
澪「ありがとう律。
 でもこれは私の意志だから」
律「なんで・・・」ポロポロ
澪は足のつま先からジョジョに消えていく。
澪「ありがとう。こんな嫌な役を任せてごめん」
「もう罪深い秋山澪はどこにもいない。
 君が頑張ったからだよ」ポロポロ
澪「良かった・・・」
157:
「痛くはない?」
澪「痛くない。
 それにみんながここにいてくれるから全然怖くない」
「そう、良かった」
律「やめろやめろ・・・」
すでに澪の上半身は完全に消えていた。
残っているのは首から上だけである。
澪「悲しむことはない。
 また会えるんだから。
 また、私を軽音部に誘ってくれよ。
 約束だぞ律」
律「ああ・・・ああ!
 当たり前だろ!
 今度は絶対お前を守るから!
 こんなことにならないように頑張るから!」
澪「嬉しい。ありがとう律」
澪の姿はこの世から完全に消えた。
158:
律「くそ・・・くそお!」
唯「な、なんだったの今の・・・」
梓「映画の撮影?」
紬「でも澪ちゃんが消えちゃうなんてあんなこと可能なの?」
「後は君たちの記憶を全て消去し、もう一度去年の入学式からやり直してもらう。
 あずにゃんには申し訳ないけど・・・一年我慢してくれ」
梓「何の話ですか?
 というか誰!?」
律達の入学式以後の記憶が消えていく。
唯「何これ!?頭が・・・痛い!」
紬「うう・・・」
梓「痛い・・!助けて澪先輩!」
律「・・・」
159:
記憶が完全に消えた順からこの世から姿を消していった。
唯「体が消え・・・!」
梓「たすk」
紬「な」
律「・・・」
「なんで・・・なんで・・・」
律「・・・」
160:
「何故だ!?どうなってる!消えろ!早く消えろ!
 お前が消えなきゃけいおん!が始まらない!」
『重大なエラーが発生しました。』
「なんだこれ!?
 PCの電源が落ちた!!?」
律「・・・」
「え?なんで?
 俺の体がきえ・・・」
律「・・・」
164:
律「あいつのパソコン・・・
 電源はこれか?」
ブウン
私は慣れない手つきでパソコンを操作し、
試行錯誤の末、澪が言っていた罪を背負った秋山澪を発見することができた。
それもひとつふたつではない。
何百という数である。
そして、その周りで猿のように煽る奴らも見つけた。
律「こんな奴らのせいで・・・
 澪は、澪は・・・」
澪『律にだけは見られたくなかったな・・・』
165:
律「澪・・・」
それは透き通っているが確かに澪だった。
澪『これが世間一般から見た私のイメージなんだろうな。
 笑っちゃうよ』
律「こんなの澪じゃねえよ・・・
 馬鹿が勝手に書いてるだけだろ」
澪『そう言ってくれるのはお前だけだよ律。
 お前と、あの書き手』
律「あいつか・・・」
169:
澪『あの書き手は私がどんなに非難されようと、可愛い私を書き続けてくれたんだ』
律「へーどんな?」
澪『これとか』
律「ぷっ、なんだよ。
 こんなの澪じゃねーよw」
澪『それからこれも』
律「ハハ、可愛い可愛い」
171:
澪『だからこそ、私はあの人にこの役目を任せたんだ』
律「辛かったろうな。
 大好きなお前に全ての罪を被せて・・・消してしまうんだから」
澪『全て終わったら生で縞パンを見せると言ったら快くOKしてくれたぞ』
律「なんだよそれ・・・」
澪『・・・』
律「・・・」
172:
澪『律、お前も早くここから消えてくれ。
 そうしないとけいおん!が始まらないんだ』
律「嫌だね。
 澪をこんなにした奴らのためにまた学校生活をやり直せっていうのか?
 原因はこいつらにあるんだ。
 こいつらが澪に謝るまで、私はここを動かないぞ」
澪『律・・・
 わがまま言うなよ。
 それとも私をもう一度軽音部に誘ってくれるっていうのは嘘だったのか?』
律「それは・・・」
澪『やり直そう。
 もう一度初めから。
 私も二度と同じ過ちは繰り返さないから』
173:
律「わかった・・・
 ここを押せばいいんだな?」
澪『ああ、私も一緒に』
律「うん」
澪『いくぞ』
律「ああ」
ポチ
澪『また、音楽室に』
175:
廊下
律「みーおー!」
澪「?」
律「クラブ見学行こうぜー!」
澪「・・・」フルフル
澪「・・・」バッ
律「文芸部?
 澪文芸部に入るの?」
澪「・・・」コクリ
176:
律「ビリ」
澪「!?」
律「ほーら、早く早く!」グイグイ
澪「ありがとう律」
律「あ?何か言った?」
澪「・・・」フルフル
177:
唯「また今日も高校生レベルのつまらない授業・・・
 高校を省いてオックスフォード大学に行きたかったのだけれど、
 パパが許してくれなかったのよね」
唯「はあ、退屈退屈」
ドン
唯「うあた!」
紬「ご、ごめんなさい!私ったらあわててててて。
 失礼、かみまみた」
唯「もう!気をつけてくださらない!?
 私、トロイ子は嫌いでしてよ?!」
ボキ
唯「ボキ?」
紬「ん?あー!私のキラきゅんフィギュアがー!」
178:
キャラかわってるwww
179:
「うんうん、これにて一件落着かな」
生徒「先生、この人です。怪しい奴は」
先生「うむ。おい君、一体何者だね?」
「へ?俺俺!俺だよ俺!」
先生「いや、意味が分からない.。とりあえず警察呼んだから」
「はあ?ふざけんなよ?俺はここじゃあなんでも思いのままなんだぜ?」
「生徒と先生は俺の渾身のストレートによりその場に倒れこんだ。書き込みっと」
先生「何してんの?」
「あ、あれ?」
警察「怪しい奴はこいつですか」
先生「はい、気持ち悪いので早くしょっ引いてください」
「ちょ、ま」

183:
サンジュ乙
184:

18

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