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キョン「汚い……早く拭いてくださいね」


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1:
キョン「おらっ!」ドスッ
みくる「あがっ!」
キョン「……」
みくる「う……ぅ……」
キョン「腹殴っただけでこれですか?早く立ってくださいよ」
みくる「ぁ……あっ……うぇぇぇぇぇぇぇぇ」エロエロエロ
キョン「うわっ……」
みくる「はぁ……はぁ……」
キョン「汚い……早く拭いてくださいね。ハルヒが来る前に」
5:
みくる「うっ……ぁ……ごめ……なさい……」
キョン「全く……」
みくる「はぁ……はぁ……」
キョン「ほらっ、口から吐遮物が垂れてますよ。ちゃんと拭かないと。ハルヒにばれたら大変ですからね」フキフキ
みくる「うっ……ぁ……ありがとう……ございます……」
キョン「床に零れてるのは自分で拭いてくださいね。汚らわしい」
みくる「はい……」
8:
ガチャ
ハルヒ「お待たせー!!……あれ?キョンとみくるちゃんだけ?」
キョン「見りゃ分かんだろ」
ハルヒ「全く……なってな……ん?どうしたのみくるちゃん。涙目じゃない。まさかキョンになにかやられたの!?」
キョン「ふざけるな」
みくる「ご、ごめんなさい。目にゴミが入っちゃっただけですぅ」
ハルヒ「そう、ならいいけど」
キョン「全く……」
ガチャ
古泉「遅くなってしまい申し訳ありません」
ハルヒ「遅いわよ古泉君!」
9:
―――――
――――
―――
――

キョン「ふむ……」パチッ
古泉「……これはこれは。少し長考させてもらっても?」
みくる「……」コポコポ
長門「……」ペラッ
ハルヒ「……」カチカチ
みくる「お茶で」
キョン「……」スッ ガシッ
みくる「ふぇっ!?」ガシャン
キョン「熱っ!」
11:
ハルヒ「みくるちゃん分かってるじゃない!転んでお茶をぶっかける!それこそドジッ娘メイドよ!」
みくる「ふぇぇ、ごめんなさい、大丈夫ですか?」
キョン「どうやら火傷してしまったようです。トイレで冷やしてきますね。あっ、1人だと治療しにくいんで手伝って下さい」
みくる「は、はい……」
ハルヒ「ちょっとキョン!みくるちゃんをつれていくな」
キョン「状況を考えろ」
ハルヒ「うっ」
キョン「それじゃあ行きましょう」
みくる「はぃぃ」
13:
?理科実験室?
キョン「ああ、誰かのせいで火傷してしまいましたよ」
みくる「ごめんなさい……」
キョン「謝って済むとでも思ってるんですか?」
みくる「キョ、キョン君が私に足をかけ」
キョン「へぇ……人に危害を加えといて人のせいにするんですねあなたは」ギロッ
みくる「ひっ……ごめんなさい……」ビクッ
キョン「さてと……ここら辺だったかな……ああ、あったあった」ガサゴソ
みくる「あの、それは一体……」
キョン「何ってただの薬品ですよ。俺に熱い思いをさせたんですからね。あなたにも熱い思いをしてもらいます」
みくる「ひっ……」
14:
キョン「足、手、胴体、顔以外なら選ばせてあげますよ」
みくる「ひっ……ぃ……や……」ブルブル
キョン「そんなに怯えないで下さい。ちょっと熱い程度ですよ」ニコッ
みくる「いや……ぃやですぅ……」
キョン「手足はばれる危険性がある……か。朝比奈さん、机の上に仰向けに寝てお腹出してください」
みくる「ひっ……誰か……助け……」
キョン「ふっ!」ドスッ
みくる「がっ!……ぁ……」
キョン「あなたはお腹を殴れば動けなくなりますから楽ですね。全く……最初から素直に寝てれば苦しい思いしなくて済んだのに……ね!」ドスッ
みくる「あ゛がっ!……ぁ……はっ……ぁ……」
16:
キョン「ほらっ、机の上に乗っけてあげたんですから。お腹出してください」
みくる「ぅ……は……ぃ……」
キョン「傷だらけですね。ははっ、俺の拳の後かこれ?」
みくる「いや……いやですぅ……」
キョン「じゃあ、垂らしますね」
みくる「ひっ!」
キョン「まずは一滴」ポタッ
みくる「ひぎぁっ!ああああぁぁぁあああああぁぁぁあああああ!!」ジュー
キョン「大げさですね。もう面倒くさいから一気に全部かけちゃいますね」ジャー
みくる「ひぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ!!」
キョン「全く……少し火傷した程度で」
18:
?部室?
ガチャ
古泉「大丈夫でしたか?」
キョン「ああ、大したことはなかったよ」
ハルヒ「遅いわよ!」
みくる「……」
古泉「どうかしましたか?」
みくる「い、いえ!なにも!」
古泉「そうですか」
古泉「……」
長門「……」
22:
?土曜日:喫茶店?
ハルヒ「色なしね」
古泉「僕もです」
長門「私も」
みくる「っ……」ビクッ
キョン「ふふっ、それじゃあ俺と朝比奈さんが色ありですね」
みくる「は、はい……」
ハルヒ「デートじゃないんだからね!」
キョン「分かっている」
みくる「……」ブルブル
キョン「それじゃあ……行きましょうか?」ニコッ
24:
―――――
――――
―――
――

キョン「懐かしいですね。ここの湖に投げ落とされたんですよね」
みくる「は、はい……」
キョン「おっと……」チャポン
みくる「……」
キョン「小銭を落としてしまいました。取ってきてもらえませんか?」
みくる「っ……」
キョン「早くしないと底まで落ちてしまいます」
みくる「そんな……でも……」
キョン「でも?」ギロッ
みくる「ひっ……」ビクッ
キョン「俺は今まで散々あなたにこき使われてきた。それなのにあなたは俺には何もしてくれないんですね」
みくる「ごめん……なさい……」
26:
キョン「口ではなく態度で示してください」
みくる「でも……」
キョン「いいから早く行けって言ってるんですよ!」ドカッ
みくる「ふぇっ!?あ゛っ!い゛やっ!だすけっ!」
キョン「あれ?朝比奈さん泳げないんでしたっけ?」
みくる「あ゛っ!がっ!ごほっ!だすっ?だずげ!」
キョン「ふふっ、なんて醜い」
みくる「あがっ!ばっ!がっ!」
27:
―――――
――――
―――
――

みくる「あの……ここは……」
キョン「俺の家に決まってるじゃないですか。濡れたままだと風邪ひいてしまいますからね」
みくる「……」ブルブル
キョン「さぁ、いらっしゃいませ」ニコッ
みくる「はい……」ブルブル
キョン「ふふっ」
29:
キョン「朝比奈さん。1つ言っていいですか?」
みくる「はい……」
キョン「臭いんですよ!」ドスッ
みくる「がっ!……は……ぁ……」
キョン「全く……生臭いんですよ」ドスッ ドカッ グシャッ
みくる「ひっ!やめっ!あっ!がっ!」
キョン「大丈夫ですよ。目立つ所にはやりませんから」ドカッ ゲシッ グチャッ
古泉「……」
長門「……」
32:
キョン「……」
古泉「……」
長門「……」
キョン「何故ここにいる」
みくる「ぁ……古泉君……長門さん……」
古泉「最近あなた方の様子がおかしかったのでね」
キョン「ちっ、何をしにきた」
古泉「なにも」
キョン「は?」
古泉「別に止めにきたわけではありません。ただ確認しにきただけです」
みくる「ひっ……そんな……」
長門「あなが朝比奈みくるに加虐するのは当然の結果」
古泉「朝比奈さんの自業自得ですね」
みくる「ぁ……ぁ……」
35:
止めないのかよw
36:
いいぞもっとやれ
38:
キョン「なんだそれ」
古泉「涼宮さんにはばれないようにして下さいね」
キョン「当たり前だ」
みくる「そん……な……」
キョン「見てみろよ朝比奈さんの顔。お前らが助けに来てくれたと信じきっていた顔だぜ」
古泉「ふふっ、僕たちは朝比奈さんよりあなたを優先しますからね。それに……僕もこの方にはあまり良い印象はありません」
キョン「そりゃそうなるわな。それじゃあ続きといきますか」ニコッ
みくる「ひっ……いや……い……や……いやぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!」
おしまい
ハルヒ「ここ……どこかしら?二人は一体どこ行っちゃったのよもう」
43:
?おまけ?
コンコン コンコン
キョン「ん?……窓から音が……っ……」
雀「こんばんは」
キョン「……」
雀「あの、すいません……窓開けてもらえませんか?」
キョン「女の子が……窓にへばりついている……」
雀「前にあなたに助けていただいた雀です。恩返しにきました」
キョン「……」
雀「あの……早く開けてもらえないと」プルプル
キョン「……」
雀「ぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁ」ズルズル
キョン「あっ……落ちていった」
47:
―――――
――――
―――
――

雀「こんばんは、恩返しにきました。えへへ」
キョン「お前……宇宙人かなにかか?」
雀「宇宙人?私は雀ですよ?」
キョン「いや、思い切り人間だろ」
雀「怪我をしていた私を助けてくれたじゃないですかぁ」
キョン「いや、確かに以前雀を助けはしたが……」
雀「さぁ、なんでも言ってください。なんでもしちゃいますよ」
50:
雀「あっ……これつまらないものですが」
キョン「ん?……ああ、どうも」
雀「虫の詰め合わせです。頑張って取ってきたんですよぉ」
キョン「ひぃっ!」
雀「ん?」
キョン「いるかこんなもの!」ポイッ
雀「ああ!ひどい!」
キョン「もう分かったから。気持ちは分かったから」
雀「ダメですよ!それじゃあ私の気が済みません!」
キョン「……」
雀「お部屋のお片付けでも、マッサージでもなんでもしますよ」
キョン「……」
雀「あなたが望むのでしたら……」スルスル
雀「夜のお供も」
キョン「却下」
52:
―――――
――――
―――
――

キョン「というわけだ」
古泉「信じがたい話ですね」
長門「彼女は雀で間違いない」
雀「えへへ」
キョン「こんな時間に呼び出しちまって悪かったな」
古泉「いえ、気にしないで下さい」
雀「えへへ」
キョン「どうする?」
古泉「どうするもなにも……どうしましょう」
55:
キョン「はぁ……悪いな。なにももてなすものもなくて。ちょっとコンビニでなにか買ってくる」
古泉「いえ、お気遣いなく」
キョン「いや、ちょっと外の空気を吸わせてくれ」
古泉「はい、僕もお供します。ちょっと頭を整理したいので」
キョン「長門、すまんが任せた」
長門「……」コクッ
雀「いってらっしゃい、えへへ」
―――――
――――
―――
――

キョン「戻ったぞ」
古泉「すいませんでした長門さん」
57:
キョン「ん?なにか肉の焼ける匂いが……」
古泉「確かに」
ジュー パチパチ
キョン「……」
古泉「……」
キョン「古泉」
古泉「なんでしょう」
キョン「何故俺の部屋でキャンプファイアが」
古泉「わかりません」
長門「塩が良い?タレが良い?」
ジュー パチパチ
キョン「……」
古泉「……」
長門「……」
59:
キョン「え?長門さん、何を焼いているの?え?何それ?」
長門「つい」
ジュー パチパチ
キョン「……」
古泉「……」
長門「ごめんなさい」
キョン・古泉「雀ぇぇぇぇぇぇぇぇえええええ!!」
おしまい
長門「どちらにする?」
キョン「あっ、俺塩で」
古泉「僕はタレでお願いします」
62:
?おまけのおまけ?
佐々木「キョンの部屋に来るのも久しぶりだな」
キョン「なにも変わってないだろ」
佐々木「くつくつ、まぁそうだな……ん?ベッドの下からなにかはみ出している」
キョン「うわぁぁぁぁあああああ!」ズサァ
佐々木「っ!?」
キョン「なんでもない!なんでもないぞ!」
佐々木「それよりキョン、片腕がベッドの下に完全に入ってしまっているが大丈夫か?」
キョン「あ、ああ、大丈夫だ……ん?あれ?」グイグイ
佐々木「どうした」
キョン「抜けなく……なってしまった」
65:
キョン「佐々木!助けてくれ!抜いてくれ!このまま抜けないと俺死んでしまう!」
佐々木「大丈夫だ。僕に任せてくれ!」ガバッ
キョン「ふぁい!」ドカッ
佐々木「ぐはっ!」ドサァ
キョン「何故顔から股間に突っ込んで来るんだ」
佐々木「キョン……女の子の顔を蹴り飛ばすなんてひどいじゃないか」
キョン「お前が顔から股間に突っ込んで来るからだろ」
佐々木「キョンが抜いてくれと言ったんじゃないか」
キョン「ちげーよ!お前そんなキャラじゃないだろ!てかなんでそんな言葉知ってるんだよ!?」
佐々木「一般常識だ」
キョン「男限定でな!」
66:
そうきたかw
67:
ふぁい!www
68:
キョン「いいから早く腕をなんとかしてくれ!」
佐々木「全く……なんだと言うのだ……もう抜いてやらないぞ」
キョン「あっ、すいません。是非お願いします」
佐々木「よしきた」
キョン「あぁん」
おしまい
70:
?おまけのおまけのおまけ?
キョン「よし、この注射器みたいなので長門を刺せば元の世界に帰れるんだな」
長門「……」トテトテ
キョン「きた!長門!」
長門「っ……」
キョン「すまん!」
長門「っ……」ビクッ
朝倉「死んで!」グサッ
キョン「ぐぁっはー!」ドサァァ
71:
キョン「ちょっ……」
朝倉「あはははは」グリグリ
キョン「はぁ……はぁ……」
朝倉「長門さんに手出しはさせないわよ!」グリグリ
キョン「はぁ……はぁ……」
朝倉「あれ?……中々しぶといわね」グリグリ
キョン「あぅ……ぁあ!……あふぅ……」
朝倉「こんなにぐりぐりしてるのに」グリグリ
キョン「もっと!もっとだ!もっと痛め付けてくれ!ぁあ!」
朝倉「っ!?」
72:
朝倉「言われなくても殺してあげるわ!」
キョン「あっ、ちょっと待って。服脱ぐから」ヌギヌギ
朝倉「えっ、あ、はい」
キョン「よし!さぁ来い!」
朝倉「っ!?」ドッキ-ン
キョン「さぁ!」
朝倉「……」(なに……なにこの気持ち……胸が……胸が痛いよ!これが……恋!?)
キョン「さぁ!」
朝倉「今行くよ!キョン君!」
キョン「あふぅん!」
朝倉「この駄キョン!駄キョン!」ペチン ペチン
キョン「もっと叩いてくれ!もっと踏んでくれ!」
朝倉「はぁ……はぁ……この駄キョン!」ゾクゾク
キョン「あぁん!」
75:
おまけ充実しすぎだろw
77:
ハルヒ「キョンそろそろエッチの時間よ」カァァァ
キョン「そうだな…」
ハルヒ「脱ぎなさい//」メェェェ
キョン「ぬがして…」
ハルヒ「もうっ甘えん坊ねっ///」ハァァァ
78:
キョン「ぁあ!あふぅ!」
朝倉「この駄キョン!駄キョン!」
みくる「……」
長門「……」
キョン(未来)「……」
朝倉「汚らしい!この駄キョンが!鳴きなさい!」
キョン「キョーン!キョーン!あふぅ!」
おしまい
警察「署までご同行願おうか」
キョン「……」
朝倉「……」
キョン・朝倉「はい」
80:
ハルヒ「よいしょっと…」メェェェ
キョン「次は俺がぬがしてやる…」
ハルヒ「はああああ///」
キョン「グオオオオオオオオ!!!!!」
ハルヒ「キョオォオオオオン!!!!!!!!!!」
終わり
86:
?おまけのおまけのおまけのおまけ?
ハルヒ「いい!?明日もこの部室に集合よ!来ないと死刑だから!」
ハルヒ「じゃあね!」
ガチャ バタン
キョン「……」
長門「……」
―――――
――――
―――
――

?翌日:部室?
ハルヒ「……」
ハルヒ「……」
ハルヒ「……」
おしまい
92:
?おまけのおまけのおまけのおまけのおまけ?
大阪「キョン君キョン君、豆知識ー」
キョン「なんだ?」
大阪「納豆は大豆なんやでー」
キョン「それは豆知識じゃなくて豆の知識だろ」
大阪「さすがやなーキョン君。よみちゃんとは大違いや」
よみ「……」
おしまい
98:
?おまけのおまけのおまけのおまけのおまけのおまけ?
妹「キョン君、どこ行くの?」
キョン「遊びにいくだけだが」
妹「私と一緒にいてよ。寂しいよ」
キョン「はぁ、来年から高校生になる奴が何を言っているんだ、それじゃあな」
ガチャ バタン
妹「……」
99:
おまけなげぇww
121:
?おまけのおまけのおまけのおまけのおまけのおまけのおまけ?
コンコン
キョン「ん?……す、雀!」
雀「こんばんは」
キョン「お前……死んだはずじゃ」
雀「僕はお姉ちゃんの妹だよ」
キョン「妹?」
雀「お姉ちゃんが帰ってこなくなったから探しに来たんだ」
キョン「あ、あー。そいつはご苦労だな」
雀「ところで死んだって……」
キョン「……」
124:
キョン「あいつは……カラスから俺たちを庇って……すまん」
雀「そう……なんだ」
キョン「ああ……」
雀「お姉ちゃんも惚れた男の人を守って死ねたのならきっと本望だよ」
キョン「許して……くれるのか?」
雀「うん……その代わり」
キョン「その代わり?」
雀「僕に君の種をくれないかな?」
キョン「っ!?」
雀「お姉ちゃんの生きた証を……残したいんだ」
キョン「……」(こ、断れない……)
128:
雀「お願い……」ウルウル
キョン「……」(初めてが鳥相手だなんて……)
雀「僕、初めてだから……優しくしてね」
キョン「あ、ああ……」
グサッ
雀「ぁ……」ドサ
キョン「……え」
キョン「弓が……飛んできて……雀のこめかみを貫いて……即死?」
長門「……」
キョン「……」
長門「獲物」
キョン「……」
長門「……」
キョン「……」
長門「ごめんなさい」
おしまい
132:
?おまけのおまけのおまけのおまけのおまけのおまけのおまけのおまけ?
?廃病院?
キョン「……」ブルブル
キョン「だめだ……これ絶対なにか出るだろ」ブルブル
キョン「……」
ガサッ
キョン「ひぃっ!」
134:
長門ワロタwww
138:
キョン「気、気のせいか……?」
ズリズリ ズリズリ
キョン「ひっ……なにかを引きずるような男が」
ズリズリ ズリズリ
キョン「う、後ろから……」
ズリズリ ズリズリ
キョン「お、落ち着け……幽霊なんかいるわけない。ネズミでしたー、あははー。とかそんなオチに決まっ」
てけてけ「てけてけー」
キョン「ぁ……ぁ……あ……ぎゃぁぁぁぁあああああ!!」
てけてけ「ああっ!待ってぇ!」
ズリズリ ズリズリ
139:
キョン「待つわけないだろぉ!」タッタッタッタ
てけてけ「待ってよぉ……うわぁぁぁぁあああああん!」
ズリズリ ズリズリ
キョン「……っ!?行き止まり……」
てけてけ「あっ、待っててくれたんだぁ。ありがとぉ、お兄ちゃん」
キョン「あ、ああ……」ブルブル
てけてけ「えへへ」
ズリズリ ズリズリ
キョン「お前……腰から下が……ないぞ……」
てけてけ「うん、だからずっと探してるんだ。一緒に探してくれる?」
キョン「お、俺の足をよこせとかなしだぞ」
てけてけ「あはは、そんな短足で不恰好な足はいらないよぉ」
キョン「……」
140:
キョン「そうか……もう何年も探し続けてるのか……」
てけてけ「うん。早く見つからないかなぁ」
キョン「うっ……」(見つかるわけがないのに……こいつはこのままずっとさ迷い続けるのか?)
てけてけ「てけてけー」
キョン「てけてけー」
てけてけ「えへへ」
キョン「……」(言えない……見つからないだなんて)
てけてけ「今日はお兄ちゃっひぁっ!ぎゃぁぁぁぁあああああ!!」
キョン「どうした!?」
長門「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏」
てけてけ「いやぁぁぁぁあああああ!!」
長門「鬼の手」
てけてけ「きゃぁぁぁぁぁあああああ!!」
キョン「てけてけぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
長門「除霊完了」
141:
長門、雑だなw
142:
長門ひでぇw
14

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