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海未「太陽は海を想う」


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後半も期待
30: 以下、
後半がこなかったらキレるくらい面白かった
31: 以下、
気になるとこでwwwwwwww

39: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 15:47:09.54 ID:+0aS3lkJ0
――高坂家 穂乃果の部屋
「穂乃果」
ありえない声がして、自分が部屋に居るのか、それとも夢の中に居るのか分からなくなった。
告白の結果から、現実はそんなに甘くないことを学んだ直後だから余計に信じることが出来ない。
「穂乃果」
なのに、もう一度聞こえる大好きなスーパー幼馴染の声。
自分の耳が信じられない中、顔を上げるとそこには本当に海未ちゃんが居た。
可愛らしさよりも機能性を選ぶ海未ちゃんらしい服装が現実なんだって教えてくれた。
「……海未、ちゃん?」
でも中々信じられなくて、だって告白して振られてから三時間も経ってないと思うから。
それとも海未ちゃんにとっては、穂乃果の告白なんてどうでもいいのかな?
思わず臆病になっちゃう心。
40: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 15:47:35.82 ID:+0aS3lkJ0
どう反応すればいいのか分からなくなって、視界がどんどん潤んでいって、
「我慢しないでください。穂乃果、どうぞ」
穂乃果の前で膝を着いた海未ちゃんが手を広げた。
シルエットだけで今どんな顔をしてるのか分かる。
だから振られたこととか、これからどんな顔をして会えばとか考えてたことも全部どうでもよくなった。
両足に力を入れて海未ちゃんの胸に飛び込んで、そのまま弾みで零れ始めた涙を擦り付ける。
「海未ちゃん海未ちゃん――」
「穂乃果、ごめんなさい」
海未ちゃんの言葉が拒絶の言葉と重なって、咄嗟に体を離そうとしたけど海未ちゃんの腕が其れを拒んだ。
「この場所は穂乃果だけの場所です。だから昔のように安心してください」
「海未ちゃんうみちゃんうみちゃんうみちゃん――」
体から力が抜けて、ただただ海未ちゃんの胸の中で泣いた。
「泣かせてしまってごめんなさい」
優しい声と、力強く抱き締めてくれる海未ちゃん。
安心感が強ければ強いほど涙が止まらなかった……。
41: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 15:48:14.34 ID:+0aS3lkJ0
――十五分後...
「突然のことだったので頭が真っ白になってしまい、自分がなんと言ってしまったのか分からないんです」
泣き止んだ私を前に、海未ちゃんがそう言って頭を下げた。
なんと答えてしまったのか教えて欲しいって。
声が震えて心配掛けないように意識しながら「ごめんなさい」と教えた。
答えを聞いた時、何故か海未ちゃんがホッとした顔をして穂乃果の涙で濡れた胸を撫で下ろした。
「先に言っておくと私は自身の恋心というものが未だ分かってません」
真っ直ぐな瞳で見つめられて、逸らすことも出来ずに海未ちゃんの言葉を受け止める。
「だからこそ余計に混乱してしまったんだと思います。だから無意識な本音で拒んだんじゃないかと恐れていました」
「でも、安心しました。傷つけてしまいましたが私は穂乃果を拒絶したという訳ではありません」
「相手が穂乃果であっても心からの言葉を拒むのでしたら『ごめんなさい』ではなく『申し訳ありません』と言いますよ」
微笑む海未ちゃんの言葉が胸にストンと落ちてくる。
小さな違いかもしれないけど、確かに普段の海未ちゃんならそう返してたと思う。
スーパー幼馴染同士だからこそ通い合える想い。
42: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 15:48:45.90 ID:+0aS3lkJ0
「ですが、先ほども言いましたが恋というものが分かっていません。恋心とはどういうものなのか」
「うん」
「穂乃果のことを大切に思ってますし、ずっと未来まで一緒に居たいと思っています。この気持ちは昔から変わってません」
「うん」
それは穂乃果も同じ気持ち。
改めて考えなくてもそうなるんだと信じていたくらい。
ううん、今も信じてる!
「穂乃果はいつ私のことを……その、異性という言葉は正しくないかもですが、そういう意味で好意を持ったんですか?」
恥ずかしそうに頬を染め上げながら告げる海未ちゃんはとびっきり可愛い。
普段からμ'sの衣装みたいに可愛い洋服を着てくれればもっと可愛いのに。
場違いの考えの後、素直に返事をした。
「それがね、分からないんだ。でも、さっき何か思い出しそうだったんだよ」
自分が沢山泣いていて、そんな中で海未ちゃんが抱き締めて一緒に泣いた忘れていた記憶。
「それは小学三年生の夏休みじゃないですか? 私も忘れていたのですが、アルバムを見て思い出しました」
43: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 15:49:15.32 ID:+0aS3lkJ0
「何があったっけ?」
海未ちゃんとの思い出は誰よりも多すぎて、だから勿体無いけど記憶から漏れちゃうこともある。
「穂乃果の家出に付き合って夜に神田明神に行った時です。穂乃果がお化けを見たって泣いて抱きついてきたんですよ?」
お化けを見た?
夜に海未ちゃんと一緒に行った神田明神は確かにあった気がする。
だけど、お化けという単語についてはまるで覚えてない。
「猫の光る瞳でも見たのかな?」
「否定はしませんけど、あの頃の穂乃果なら逆に喜んで探求しに突撃すると思いますけど」
「確かにそうかも」
家出時の自分は怒ってて強気になってるし、当時は怪獣とか好きだった時期だと思うから納得。
でも、そうなると幼い頃の穂乃果は何を見てお化けなんて泣いたんだろう?
「お化けの正体は分かりませんが、あんな昔に意識し始めたんですか?」
「うーん、多分?」
忘れてたくらいだけど、切っ掛けはその頃のような気がする。
44: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 15:49:49.44 ID:+0aS3lkJ0
でも、決定打は少し違うという想いもまたあって、断言が出来ない。
恋というのがそういうものなのか、私が変なのか分からない。
……女の子である海未ちゃんを好きになったけど、そのことは変なことだとは絶対に思いたくない。
海未ちゃんにもそう思ってほしくないと考えるのは我がままかな?
「そんな顔をしないでください。穂乃果には誰よりも笑顔が似合うのですから」
「うん」
「それでですね、穂乃果に我がままを言いにきたんです」
海未ちゃんからそんなことを言うのは珍しくて、本気で驚いちゃった。
だって、小さい時から我がままと言えば穂乃果の真骨頂だったから。
「海未ちゃんの我がまま?」
「ええ、理解が出来ないから答えを保留にすることをしたくないんです。ですから穂乃果への気持ちを確認したい」
剣道の試合をする為に面を被る前のようにキリッとした海未ちゃんの表情。
世界中のみんなに自慢したくなる好きな顔。
「ですから明日の午後から、デートというものをしてみませんか?」
45: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 15:50:19.37 ID:+0aS3lkJ0
「――えぇぇっ!?」
1テンポ遅れてから驚きの声を上げちゃった。
だってだって、海未ちゃんからデートなんて言い出してくれるなんて――。
「恥ずかしいのでそんなに驚かないでください」
「だってだってだって!」
「うぅ……本当に恥ずかしい」
先ほどまであんなに凛々しい表情をしてたのに、今は顔を落として耳まで赤く染まっている。
誰よりもカッコいいのに、誰よりも乙女というズルい女の子。
「穂乃果への気持ちに恋心が混じっているのかどうか、実際にしてみれば分かるのではないかと思ったんです」
小さいけどきちんと聞き取れる綺麗な声。
神様に愛されて色んな魅力がある大和撫子の海未ちゃん。
勿論それだけじゃない。
努力して色んな物を築き上げてきた海未ちゃんだからこそ、誰よりも頼りになって誰よりも大好きなんだ!
「それで、どうでしょうか?」
チラチラとこちらを下から覗き込む海未ちゃんの可愛さが反則的で、私まで恥ずかしくなってきちゃった。
46: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 15:50:58.41 ID:+0aS3lkJ0
今までは想いを伝えてなかったから二人で出掛けても当たり前のことだった。
でも、今回は海未ちゃんは私の想いを知ってて、本当のデートなんだよね。
「お願いします!」
思った以上に大きな声が出ちゃって、自分でも驚いちゃった。
なのに海未ちゃんは驚くこともなく「はい」と優しく頷いた。
視線が通い合うと、お互いなんとも言えない気持ちになってはにかんだ。
「穂乃果は明日どこか行きたい場所はありますか?」
「いつもみたいに何処かに繰り出すんじゃなくて、海未ちゃんと育ったこの町を見て回りたい」
「地味ですね」
ムッと頬を膨らませると、そんな穂乃果の頬を撫でながら海未ちゃんが続けた。
「ですが私も同じことを考えていました。アルバムではなく、今を感じながら穂乃果と思い出を巡る」
「スーパー幼馴染だからこそのデートだと思います」
「ぅわぁ」
変な声が出ちゃったのは仕方ないよね!?
47: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 15:51:33.84 ID:+0aS3lkJ0
海未ちゃんってば男の子だったらシゴロだったに違いないよ!
あれ、ジコロ? ジゴロ? ンゴロ?
ともかく色んな女の子を泣かせてたに違いないね。
だからこそ、海未ちゃんは女の子として生まれてきたのかも。
「変なことを考えている顔をしていますよ?」
「変なことじゃないよ。海未ちゃんの真理を悟ってたんだよ」
「それが変なことと言うんです。まったく穂乃果は、私がきちんと手を握っていないと迷子になりそうで心配です」
そんなこと言ってるけど、すっごい嬉しそうな笑顔を見せてくれる。
きっと穂乃果も海未ちゃんに負けない笑顔を浮かべてると思う。
「そういえば明日はどうして午後からなの? 午前中は修行?」
「修行って、鍛練と言ってください」
拘りがあるみたい。
修行の方がなんかカッコいいと思うんだけどなー。
「鍛練は毎朝してますけど、午前中はちょっと用事があるんです。デートですからね」
48: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 15:52:13.98 ID:+0aS3lkJ0
不思議がる私に「内緒です」とウインクする海未ちゃん。
追撃チャンスを禁止魔法で封じられた。
「ほむぅ」
「可愛く鳴いても教えません。というか、多分明日会えば分かると思います」
「絶対に?」
「ええ、穂乃果が私のことを誰よりも見ているのですから、絶対に分かる筈です」
やっぱり海未ちゃんはズルい。
穂乃果のこと全部分かってるみたいで、その癖に恋心には気付いてくれてなくて。
だけど好きな気持ちは告白する前より強くなっちゃって。
「海未ちゃんはズルい」
悔しいから口に出してみた。
「穂乃果には負けますよ。みんなを照らす太陽なのに、私一人を求めるなんて」
「今日の海未ちゃん口が上手いよ!」
「それはそうです。穂乃果に告白されて私だって冷静じゃないんですから」
スーパー幼馴染なのに新しい海未ちゃんの顔。
49: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 15:52:41.39 ID:+0aS3lkJ0
ずっと一緒なのに新しい発見が今日もまた一つ。
告白したことを後悔したけど、やっぱりなし!
例え海未ちゃんに今度こそ本当にフラれても、穂乃果は今日のことを後悔しない。
だって、こんな海未ちゃんを見れたのは勇気を出して告白したお陰だもん。
だからその時は、沢山泣いてこの時の海未ちゃんを思い出して立ち直ろう。
「穂乃果はみんなの太陽なんかじゃないよ。海を照らす太陽なんだよ」
「スクールアイドルなのに、ですか?」
「にこちゃんには怒られちゃうけどね。穂乃果はスクールアイドルの前に海未ちゃんのスーパー幼馴染だから!」
「ふふ、そうですね」
海未ちゃんと二人でアルバムを見て、夕飯前に帰って行った。
明日の事を楽しみにしつつ、夕飯を食べていると雪穂がこんなことを言ってた。
「お母さんには敵わないなー」
何故か私の顔を見ながら。
お母さんと何かあったのかな?
50: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 15:53:12.02 ID:+0aS3lkJ0
――翌日 穂むら前
「海未ちゃんおっはよう!」
「おはようございます。今日も元気ですね」
見慣れたいつもの海未ちゃんだけど、着飾る洋服がいつもと違っていた。
「おぉ?! 海未ちゃん、その洋服どうしたの? すっごい可愛い!」
穂乃果の言葉を聞いて、海未ちゃんが顔を逸らした。
そして、小さな声で答えてくれる。
「これが午後からにした理由です」
どういう意味か問う前に理解した!
「午前中はその洋服を買いに行ってたの?」
「はい。穂乃果とのデートで着る服がないというと、ことりが選んでくれました」
「ことりちゃんが選んでくれたんだ。だから可愛いんだね!」
51: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 15:53:43.96 ID:+0aS3lkJ0
「どういう意味ですか!」
海未ちゃんのツッコミで笑いが出ちゃった。
「確かに私はそういう部分が疎いのは否定しませんけど」
いじけるような海未ちゃんの反応が大好き。
それを伝えたいけど、でも海未ちゃんが恥ずかしがって帰っちゃったら嫌だから心の中でだけ。
「では、行きましょうか」
「うん! この町探検隊結成だね」
「なんですかその教育番組みたいな名前は」
呆れたような、でも少し楽しみにしている色が声に乗っていた。
「まずは何処へ行きますか?」
「穂乃果達が通っていた小学校。ううん、公園に行こう」
少子化の影響で廃校になってしまった通っていた小学校。
52: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 15:54:12.87 ID:+0aS3lkJ0
今は公園となって小さい子達の遊び場になっている。
思い出が姿を変えてしまうのは寂しいと思うけど、それもまたしょうがない。
なんて諦められないから、今スクールアイドルをしてオトノキの廃校を撤回しようと頑張ってるんだけどね。
「さ、行きましょうか」
さり気無く海未ちゃんが穂乃果の手を握って歩き出す。
「う、うみちゃん?」
握られた手に驚いちゃった。
告白してから心が敏感になってて、いつもしてきたことが胸が苦しくなるほど嬉しい。
「デートですからね。それとも私の手は嫌ですか?」
「ううん! 嬉しくて胸がキュンってしちゃったくらい」
「くすっ。穂乃果みたいに柔らかい手ならもっと喜んでもらえたかもしれませんが」
海未ちゃんは色んなこと学んでいるけど、一番長く続けているのが日舞と剣道。
53: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 15:54:44.28 ID:+0aS3lkJ0
剣道の修行――鍛練で何度も何度も手の皮が剥けて、海未ちゃんの手の平は硬い。
それを気にしているみたいだけど、穂乃果にとってこの手はは誇り。
「海未ちゃんが自分で努力の証を汚しちゃ嫌だよ。この手の平は穂乃果との歴史でもあるんだから」
「なんて言うのは驕りなのかな。実際に海未ちゃんが鍛練してる時はほとんど穂乃果が居ない時だもんね」
「だけど、ずっと頑張ってきた努力の証。昔の手も好きだけどね、今の手の方が穂乃果は好きだよ、大好き」
「……穂乃果」
ギュッと手を握ると、それ以上の力で握り返される。
「えへへ」
「ふふっ。ありがとうございます」
「それじゃあ母校に向けて出発っ」
繋いだ手を大きく振って早歩きに切り替える。
「あの公園は逃げたりはしませんよ」
「デートの時間は逃げちゃうんだよ。だって、幸せな時間は早く感じる楽しい時間の更に倍は早く過ぎちゃうんだから!」
54: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 15:55:17.34 ID:+0aS3lkJ0
――公園
「最後の卒業生として母校に遊びに来たよ」
勿論それに答えてくれる学校関係者なんて居ない。
「二年後には公園から福祉施設にする為の工事が開始するという話です」
「そうなったらこうして遊びに来ることも出来なくなっちゃうね。この桜の木も切られちゃうのかな?」
「邪魔になるという理由で切られてしまう可能性が高いでしょう」
繋いでいない手で葉桜になっている木を撫でる。
お婆ちゃんもお母さんも、そして私達も。
この桜が咲いていた卒業式の日に、またみんなで会おうと約束した。
あと二年廃校になるのが遅ければ雪穂もここでみんなと約束を交わしたんだろうなー。
55: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 15:55:53.89 ID:+0aS3lkJ0
「μ'sが有名にならなきゃオトノキも……」
「穂乃果らしくない発言ですね。もしそうなってしまっても後悔はしない。みんな口に出しませんがそう思っています」
「穂乃果がスクールアイドルになるなんて提案したからこそ、μ'sは同じ学校の仲間から深い絆に生まれ変わったんですよ」
「出来れば結果も残して最高最大の思い出にしたいですけど」
海未ちゃんの言葉にμ'sの始まりからこないだの夏のライブまでの色んな出来事を思い出した。
テストで困ったこともあるし、無理やりゴリ押して部活応援したこともあった。
UPした初めての動画でコメントが付いた時の感動。
普段はクールな海未ちゃんと絵里ちゃんも大喜びしてた。
今でもコメントをくれる人全てに返信したいくらい嬉しくて、だからより結果を残したい気持ちが溢れる。
「気負い過ぎるのは駄目ですよ? 穂乃果は自分を省みずに頑張ってしまうのですから」
「海未ちゃんに言われたくないよー。海未ちゃんこそ大変じゃないの?」
56: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 15:56:28.22 ID:+0aS3lkJ0
「大変ですよ。でも、好きだからするんです。未来の財産になると知ってるから努力出来るんです」
自信に満ち溢れた横顔が好き。
「そうでなければ好きな剣道部をやめるなんて英断はしません」
「ありがとう、海未ちゃん。実はずっと気になってたの。穂乃果の我がままで剣道部辞めちゃったんじゃないかなって」
「穂乃果って思ったらそのまま走り出しちゃう性格が直らないから。迷惑なんじゃないかって」
それでも海未ちゃんならって甘えてしまう。
強くなるにはもたれ掛かってばかりじゃ駄目なのに。
「誰かに迷惑を掛けられるのは正直嫌です。でも、相手が穂乃果であれば嬉しいんです」
穏やかに微笑むと、空いた手で穂乃果の頭を撫でてくれる。
誕生日は穂乃果の方が先だけど、こんな仕草が似合う海未ちゃん。
お姉ちゃんみたいなところも好き。
暫く公園の中を歩きながら、校舎内や校庭での思い出話に花を咲かせて他へ移動した……。
57: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 15:56:58.57 ID:+0aS3lkJ0
――街中
「この辺は変化なくて落ち着くね。穂乃果はこの町が大好き」
「そうですね。お隣の秋葉原は時と共に大きな成長を遂げますが、ここは昔のままの空気で私は好きです」
海未ちゃんと同じ好きを共通することで心がくすぐられる感覚が生まれる。
「いつまでもずっとこのままということは無理なのでしょうが、変わるにしてもゆっくりと変化であって欲しいですね」
「そうだね」
「私達の関係はどう変化するかまだわかりません。ですが、ずっとこうして二人でこの町を歩いて行きたいです」
「――」
海未ちゃんの恥ずかしい発言に並んで歩いているから顔は見られてないのに、思わず熱くなった顔を伏せちゃう。
暫くの間、短い言葉で返事をすることしか出来なくなっちゃったよ……。
「あっ、覚えていますか? ここで穂乃果と二人で初めてのお使いをして迷ったこと」
「懐かしいね。二人して泣きながら立ち止まってたら、あそこのお婆ちゃんが家に招いてくれたんだよね」
「泣き止むまでずっと頭を撫でてもらいましたね。その後もお菓子を貰ってから、地図を書いて貰いました」
58: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 15:57:25.34 ID:+0aS3lkJ0
「そうそう、懐かしいなー。お陰で無事家に帰れたよね」
幼稚園年少だった時の思い出。
あの頃はまだ海未ちゃんが今みたいに自信いっぱいな性格じゃなくて、穂乃果が手を引いて大丈夫とか言って進んで。
結局迷子になって泣いちゃったという恥ずかしい思い出。
でも、下町らしい優しいエピソード。
「泣きはしましたけど、穂乃果が居てくれればなんとかなると思っていたんですよ」
追加で嬉しいことを言ってくれる海未ちゃん。
そんなに連続で顔を熱くされると困っちゃうよ。
でも、自分に正直で嘘を言わない真っ直ぐなところも好き。
「餡蜜が食べたくなっちゃった。甘味処に行こう!」
「はいっ」
海未ちゃんの手を引いて歩き出す。
あの頃のように迷子になったりはしないよ、この町のことは頭の中にインプットされてるから。
その大半が海未ちゃんと一緒に探検して覚えたんだけどね。
59: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 15:57:58.40 ID:+0aS3lkJ0
――甘味処『青空』
「くぅ?餡蜜美味しいっ!」
「小さい頃から変わらない味ですね」
同じ餡蜜を頼んで一緒にその美味しさを共用する。
穂むらのお饅頭も大好きだけど、このお店の娘で生まれてても良かったかもと思うくらい美味しい。
でも、そうなると海未ちゃんとご近所さんじゃなくなってたから、やっぱり穂乃果は高坂家に生まれて良かった!
「穂乃果の美味しい物を食べている時の顔は相変わらず魅力的です」
「ごほっごほ。海未ちゃんってば昨日から本当にもうっ!」
怒ってるアピールしながら顔はニンマリニヤニヤ状態なのが自分で分かっちゃう。
「私の発言がというよりも、穂乃果が過敏なのではないですか?」
「そりゃ、否定はしないけどさー。なんか納得出来ない」
「膨れないでください。お詫びに……どうぞ口を開けてください」
餡蜜をスプーンで掬って左手をその下に添えて差し出される。
60: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 15:58:37.50 ID:+0aS3lkJ0
今までなら一口頂戴とか気軽に言えたのに、こうして今されると恥ずかしくて目に涙が溢れそうになっちゃう。
強くなるどころか弱くなってるよ!
だけど緩む頬がとっても喜んでることを示してる。
「あ、あ?ん」
頬が緩んでる所為で口を開けるのが変な感覚だけど、出来るだけ大きく開けた。
「ふふふ。そこまで大きく開けなくても……どうぞ」
口の中にスプーンが差し込まれたので、口を閉じて餡蜜を受け入れる。
そのままゆっくりとスプーンが抜かれて、モグモグと海未ちゃんの餡蜜を堪能する。
同じ物を頼んだ筈なのに、食べてた物より美味しく感じちゃうのが不思議だよね。
「美味しいですか?」
「うんっ!」
「恥ずかしいのを我慢した甲斐がありました」
はにかんで笑う海未ちゃんの頬が羞恥で赤くなっていた。
そんな可愛い表情の海未ちゃんが好き!
61: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 15:59:19.63 ID:+0aS3lkJ0
――夜 神田明神
地元巡りを続けて、夜になってから秋葉に移動してファーストフードで夕ご飯を食べたんだ。
そして、海未ちゃんの提案で神田明神にやってきたよ。
長い階段を上り終わり、一歩目を踏み出した時に不思議なことが起こった。
「えっ?」
思わず漏れた声に海未ちゃんが心配する声を掛けてきたけど、反応出来ないくらいに驚いた。
ずっと忘れてた筈なのに、海未ちゃんが言っていたここに家出した時の出来事を全て思い出した。
小さい穂乃果が見たと言うお化けの正体――。
どうして忘れてしまったのかも今なら分かる。
子供の理解力を遥かに超えたスピリチュアルな出来事を脳が防衛本能を出して忘れさせたんだ。
希ちゃんも幼馴染に居たのなら忘れずに居られたかもしれないけど。
そして、海未ちゃんを好きになった切っ掛けも思い出された。
「穂乃果、どうしたんですか?」
62: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 16:00:00.52 ID:+0aS3lkJ0
覗き込む心配そうな海未ちゃん。
「ごめんごめん。今日のデートが幸せ過ぎて、終わっちゃうのが惜しくなっただけ」
「本当ですか?」
「うん」
それも嘘じゃない。
でも、これから《起こる筈》の出来事が本当に起こるのか、少し不安で揺れている。
「それなら良いのですが」
「海未ちゃん、ありがとうね。今日は本当に楽しかった。海未ちゃんを好きになって良かったって叫びたいくらい」
「それは恥ずかしいから止めてください!」
冗談だよって言うけど「絶対にしないでくださいね?」と何度も釘を刺されちゃった。
「あのね、穂乃果思い出したんだ」
「何をですか?」
「海未ちゃんを好きになった切っ掛け」
空を仰ぐと夜空には三日月が穂乃果と海未ちゃんを見つめていた。
63: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 16:00:33.91 ID:+0aS3lkJ0
「丁度八年前の今日、穂乃果は海未ちゃんを好きになったんだよ」
小学三年生の野宿すると言って二人で家出をしたのが丁度八年前の今日。
「あの日、家出に付き合ってくれてありがとう。そして、今日まで一緒にいてくれてありがとう」
「これからもずっと隣にいて、ずっと海未ちゃんと歩んでいきたい」
これが私、高坂穂乃果の純粋な気持ち。
繋いでいた手が離れ、海未ちゃんが穂乃果の対面に立った。
「今日デートをして正直まだきちんとした返事を返すことが出来ません」
一度言葉を区切ってから海未ちゃんが続けた。
「誤解しないでくださいね。穂乃果を好きではないなんてことは絶対にありません」
「ずっと一緒に歩んでいきたいという気持ちは昔から変わりません。誰よりも大切存在です」
「ですから、今度のお休みにもう一度デートをしてその時に返事をさせてください」
「海未ちゃんっ」
64: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 16:01:04.61 ID:+0aS3lkJ0
次のデートの約束が何よりも嬉しくて、声が弾んだ。
でも、海未ちゃんは更に言葉を紡いだ。
「いいえ、それは言い訳ですね。次のデートで今度は私から穂乃果に告白をさせてください」
「海未ちゃん!」
今度こそ我慢出来ずに海未ちゃんに抱きついた。
「穂乃果っ!」
ぎゅ?っと抱き締めると、海未ちゃんもキュッと抱き返してくれる。
一番温かくて、一番大好きな場所。
「ここが私と穂乃果の二人だけの場所ですね」
「そうなんだけど、今日だけはちょっと違うかな」
「え?」
海未ちゃんが不思議そうな声を上げたけど、それには答えずに視界に入った女の子を見つめる。
『――あっ』
65: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 16:01:36.46 ID:+0aS3lkJ0
それは小学三年生の穂乃果自身。
普通ならありえない筈の出来事。
過去と未来の繋がった瞬間、
『きゃああああああああ!』
大きく育ってるけど、抱き合っているのが自分と海未ちゃんだと認識したことで悲鳴を上げた過去の穂乃果。
そのまま身を翻して来た道を戻っていく。
今の穂乃果と海未ちゃんこそがあの日見たお化けの正体。
あの子が恋心を自覚する切っ掛けであり、その切っ掛けを思い出すのに八年掛かる長い恋の道。
「どうかしたのですか?」
「ううん、なんでもないよ。穂乃果は海未ちゃんが大好きなんだって再認識してただけ」
「……そうですか」
小さい穂乃果の声は海未ちゃんには聞こえなかったみたい。
今頃お化けに怯えて海未ちゃんに泣きついている頃だよね。
今の穂乃果と海未ちゃんのように……。
66: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 16:02:02.66 ID:+0aS3lkJ0
――エピローグ 一年半後...
「本当によかったのですか?」
海未の言葉に穂乃果は迷いなく頷いた。
「うん! 大学通いながら穂むらと道場の両立が出来るくらい穂乃果は器用じゃないからね」
「自業自得と言うべきか、私の両親の言葉を誠実に守ろうとする気高さと取るべきか」
頭を悩ませる海未に穂乃果は暢気に笑う。
「海未ちゃんとの明るい未来の為だもん。それに、和菓子屋だから学歴は関係ないし」
「学歴はあって困るものではないのですよ?」
「平気だよ。もしもの時は大人になったって大学には通えるんだし」
天真爛漫な返事に心配しているのが馬鹿らしく思えてきた。
「しかし何もあんな約束をしなくても……」
「あんな約束って穂むらを継ぎながら道場の師範代を目指すなんて」
海未を下さいと両親に頭を下げる穂乃果も穂乃果だったけど、そんな呆れる条件を突きつけた両親にも問題がある。
とはいえ、跡取りになる海未が結婚しないとなるのは問題であるのも確か。
67: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 16:02:30.23 ID:+0aS3lkJ0
海未の両親が穂乃果に甘いとはいえ、無理難題を突きつけることで将来的には海未を結婚させようという本音があると思っていた。
だけど、それは違っていた。
元々海未には婚約者がいて、一方的に破棄したという話を偶然耳にして考えを改める。
只単に穂乃果を自分の娘のように鍛えたかっただけだと知ると、呆れて両親に対して何も言えなかった。
そのことを穂乃果には伝えたのだけど、真実は関係なかったようだ。
許されない恋を認めてくれた恩は実力を付けて返すと言って聞かない。
結局穂乃果は大学受験をせずに卒業を来月に控えていた。
「恋は成就して廃校も撤回されて、最高の青春だったね!」
「そうですね。入学した時はこんな風になるとは想像もしていませんでしたけど」
「えへへ!」
お互いに顔を見つめて微笑み合った。
スクールアイドルも引退し、放課後の教室で思い出を語り合う穏やかな時間。
「私ね、夢が生まれたんだ」
「師範代になることではないのですか?」
68: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 16:02:57.30 ID:+0aS3lkJ0
得意気に語る穂乃果に冷静な答えを示すが首を横に振り、
「それは目標だよ」
と穂乃果は答えてから言葉を続ける。
「いつかね、大好きな海未ちゃんの好物を穂乃果のお饅頭って言ってもらえるようになること!」
太陽よりも眩しいのに直視できる穂乃果の満面の笑み。
海未はいつからこの笑顔の虜にされていたのかを考える。
もしかしたら、奇しくも穂乃果と同じ日。
お化けを見たと泣きついてきたあの瞬間から始まったのかもしれない。
「やる気モードの穂乃果ならその夢を師範代になりながら叶えてくれそうですね」
「だって可能だからね」
自信満々な返答に照らされて、その夢を叶えてくれる未来を想像して。
こたつに二人で入りながら、穂乃果の作ったお饅頭を熱いお茶と一緒に頂く姿。
「そうですね。穂乃果ならば可能ですね」
「海未ちゃんだって大学通いながら家元を継ぐ修行があるじゃない」
69: ◆IFc3Af9XO5nx 2015/01/17(土) 16:03:26.48 ID:+0aS3lkJ0
「修行ではなく鍛練と言って欲しいといつも言ってるではないですか」
「はぁい。じゃあ、お腹も空いたし何か食べて帰ろうか」
ぴょこんと席を立つ穂乃果。
「あ、でもその前にデザート食べちゃうっ」
まだ座ったままだった海未の顔に近づけて、その唇を奪う。
「んぅ!?」
教室でキスすることなんて初めてで、海未の瞳が大きく見開かれる。
しかし、直ぐに目を閉じて二人の世界に入り込む。
音ノ木坂学院を卒業すれば、毎日長く一緒に居ることが出来なくなってしまう。
だけど絆は変わらない。
遠い未来まで、二人の距離はずっと0のまま。
今の距離を大事にして生きていく。
お互いを支え合い、求め合い、愛し合う。
いつまでも、ずっとずっと――。 おしまい
74: 以下、
乙です!
最高のほのうみだった…
76: 以下、

いいものを見させてもらった
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