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P「オークションですか?」小鳥「はい」


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1:
P「あんまり自分は使ったことないですね」
小鳥「そうなんですか?」
P「まぁ、特にこれといった趣味もないですし…あとよく仕組みが」
小鳥「かんたんですよー!欲しい人が100円なら、なら私は120円だすわ!って言って競り合うだけですよ」
P「うーん…でもネットのオークションってなんか怖いし………ってもうこんな時間か」
P「じゃあ音無さん、営業行って来ますね」
小鳥「はい、いってらっしゃいプロデューサーさん」
P「あ、そうだ…もしでいいんですけど。俺のワイシャツ見つかったら教えてくれますか?」
小鳥「え?」
P「いやー、俺も気のせいかなって思ったんですけど」
P「昨日ちょっと汗かいちゃって、ワイシャツを事務所で着替えたんですよ」
P「代えはロッカーにありましたから、でもその着替えた後のワイシャツをロッカーに入れておいたはずなんですが…」
小鳥「なくなっていたと」
P「はい、まぁあんなものとったりする子うちには居ないでしょうし。俺がどこかに投げちゃったんでしょう」
P「ですから、もし見つけたらお願いしますね」
2:
小鳥「はーい、わかりました」
P「お願いします、じゃあ行って来ますね」
小鳥「いってらっしゃーい」
<ガチャ
小鳥「………」
小鳥「そう、盗む子なんて居ないですよ」
小鳥「拾っただけですから」
3:
某日・765プロ会議室・pm7:00
小鳥「………みんな居るわね」
響「ひーふーみー…みんな居るぞ」
伊織「にひひ…この日を待ち望んでいたわ」
春香「月に1回の癒しだよねぇ…」
美希「………」
真美「ミキミキってこの日だけはめちゃくちゃ集中してるよね」
亜美「うん…得物を狙うチーターってあんな感じなんだろうね」
小鳥「ふふ…じゃあさっそくはじめましょうか」
小鳥「月末恒例!プロデューサーさんの持ち物オークション!!開催です!」
千早「HOOOOOOOOOOOOOOOOO!!」
真「くぅ?!!この日のためにデザート我慢したりしてお金を貯めたんだ!絶対いいものを手に入れるぞ!!」
雪歩「私は先月の時我慢したんですぅ!今回は譲りません!!」
あずさ「あらあら?…みんなやる気満々ね」
4:
律子「そういうあずささんだって財布パンパンじゃないですか」
貴音「ふふふ、皆思うことは同じですね」
小鳥「じゃあ早行きましょう、今月はすごいわよぉ?…」
小鳥「じゃあ最初の1品目!プロデューサーさんが使い切ったボールペン(黒)!100円からはいどうぞ!!」
春香「500円!!」
真「と…とばすなぁ春香」
真美「今回は前にでた無くしたものを偶然拾ったボールペンより価値があるからちかたないね」
亜美「使い切ったってところが味噌って奴だね」
律子「使い切るまで結構かかるわよボールペンって、その分汗やら手垢やらがついてるでしょうね」
あずさ「ふふふ…今月はすごいですねぇ?…じゃあ700円で?」
雪歩「うぅ?………900円ですぅ!!」
真「あれで…あれやったら………うん!1500円!!」
春香「わっほい!1550円!!」
9:
律子「………まずはスルーね、何がでてくるかわからないし」
貴音「私もこの品は見送りましょう」
響「うう…こういう小物も欲しいけど家族のみんなに食べられちゃうぞ…自分は大物狙いさー!」
亜美「くぅ…きついなぁ…」
美希「………2000円なの」
春香「!?」
小鳥「はい!2000円いただきました!ほかにいますか?」
雪歩「2000円は…見送りますぅ…」
真「だしてもいいけど…今出すと後がっ…」
あずさ「あらあら?残念、ちょっと予算オーバーですねぇ?」
小鳥「ではこのプロデューサーさんが使い切ったボールペン(黒)は美希ちゃんのものとなりました!」
美希「はい、2000円なの」
小鳥「はい、確かに受け取りました。ではこれをどうぞ」
美希「………」クンクン
小鳥「美希ちゃんまず席まで戻ってから臭いをかいでね」
10:
小鳥「じゃあ次のものを出すわね、ちょっとお待ちを?」
律子「………伊織、なにも言わなかったわね」
伊織「そうね、まぁこのくらいの小物はいいわ」
律子「そう、小鳥さんを信じるなら今月はすごいらしいしそこかしら」
伊織「どうかしら?」
律子「(伊織は第1回オークションで市場を守らない値段で買いあさった)」
律子「(だから小鳥さんによって伊織の使用金額上限が設けられたのだったわね…)」
律子「(その金額は伊織と小鳥さんしか知らないけど、毎回大物を狙ってくるからよう注意ね)」
小鳥「はい、用意できました。次はこれです」
11:
小鳥「プロデューサーさんが半分くらい飲んで机に忘れていたお茶?」
アイドルたち「!?!?!?!?!?!?」
小鳥「本日二つ目だけどかなり大物よ?、昨日営業に出る前に飲んでたんだけど、忘れて言っちゃったの」
小鳥「そこから直帰ってことで、事務所を片付けるときに回収したわ…正直言ってレア物よ」
春香「(間接キスが出来るものが出たのは………4回ぶり!!)」
雪歩「(前回は…飲みかけの紙パックジュースに刺さっていたストロー…)」
真「(でも今回はそれに比にならないくらい鮮度も物も違う…)」
美希「(これは…取るしかないの)」
アイドルたち「(私が絶対に競り落とす!!!!!!)」
小鳥「じゃあまず1000円からどうぞ!」
美希「2000円なの!」
真美「(間接キス…キス…!!!)2500円!」
貴音「3000円でお願いします」
律子「値上がりが激しいわね…」
14:
あずさ「飲み物ってところがまたいいですねぇ?、あ、4000円で?」
響「間接キスもできるしプロデューサーが飲んだものをのめるって…なかなか無いぞ」
亜美「うあうあ?!こんなに高くちゃ買えないよ?!」
雪歩「うぅ…5000円ですぅ!!」
真「ご…ご…5100円!!」
春香「(真の今日の底は見えた!!)5500円!!」
真「!?」
千早「7000円」
春香「!?!?」
貴音「大きく出ましたね…千早」
千早「ええ、私は賭ける時は賭けるわ」
律子「うーん…これもスルーね」
伊織「………」
小鳥「ほかには!いませんか!」
15:
小鳥「じゃあ千早ちゃんのもので決まり!」
千早「……シャッ」グッ
春香「千早ちゃん嬉しいのはわかるけどガッツポーズはやめよ?」
美希「まるでキャラじゃないの」
響「でも気持ちはわかるぞ…」
亜美「亜美たち、お仕事してお金はもらってるけど」
真美「ぜーんぶパパとママ一度渡っちゃうからお小遣い制だしね」
真「その分いいよな?、律子たちは」
律子「私たちも私たちで大変よ?」
あずさ「そうよ?、みんなと競り合うとついつい…」
貴音「生活費にまで手を出しそうになったこともしばしば」
雪歩「みんな苦労してるんですねぇ…」
小鳥「だからこそのオークションよ、あ、千早ちゃん飲むのはお家に帰ってからにしてね」
千早「わかってます、うちに帰ってから軽く運動をした後お風呂に入り部屋の電気を消し精神を統一して完全のコンディションで飲みます」
小鳥「そ…そう…じゃあ次のものを出すわね」
19:
小鳥「実はあと二品しかないのよ、今月」
真美「え?ぴよちゃんそれほんと!?」
亜美「ちょっと少なすぎっしょ→!」
律子「まるで需要に足りて無いわね」
小鳥「ごめんごめん、でも任せて!残り二品はとってもいいものだから!」
春香「うう…戦力を分散させたらたぶんどっちも取れない…」
響「もうちょっとみんなのお金を分散させたかったさー…」
あずさ「あらあら?…これは大決戦ね」
美希「ボールペンだけじゃ足りないの!」
真「どうしようかな…」
小鳥「じゃあはい、次はこれ!」
21:
小鳥「プロデューサーさんの写真です!!」
千早「………?」
真「盗撮写真なら今までも出てなかったっけ?」
亜美「出てるところかみんなもう1セットずつ持ってるんじゃない?」
響「自分も持ってるぞ!財布に入れてるんだ!」
貴音「響、あの方に万が一ばれた場合それでは隠しようがありませんよ」
律子「………どういうことです?小鳥さん」
小鳥「ふふふ…これはね」
小鳥「このまえみんなの新しいプロフィール撮影ってことで写真取ったでしょ?プロのかたにお願いして」
春香「あー、取りましたね。まさかあんなスタジオまで借りてとるとは思いませんでした」
美希「まさか…」
小鳥「そう、そのときに実はプロデューサーさんも撮って貰ったの。あくまで冗談、お試しにって名目で」
小鳥「つまり…これは世に1点しかない公式なプロデューサーさんプロマイドなのよ!!」
アイドルたち「!?!?!?!!?!!?」
25:
律子「(こんなところで売買してる時点で公式も糞もないのだけれども…欲しいわね)」
春香「はい!小鳥さん!」
小鳥「なに?春香ちゃん」
春香「何枚組みですか!あと1枚見本に見せてもらえないでしょうか?」
小鳥「写真自体は10枚組みよ、でも取ったときにでた没も含めてネガもついてくるわ」
小鳥「複製も個人の使用範囲内なら許可します、あとこれが見本ね」
千早「おお…」
美希「隠し撮りじゃないからハニーと目が会うの…」
真「しかもプロの人がとったから…余計にかっこいいね」
雪歩「すてきですぅ…」
真美「これは…競り落とすしかないっしょ!!」
ガヤガヤ…カッコイー…ホシィー…ジュルリ…
小鳥「ということで、この写真セット現品限りはじめるわよ!まずは1000円から!」
26:
春香「3000円!!」
千早「3500!」
美希「4000なの!!」
真「5000!」
雪歩「5500ですぅ!!」
亜美「(真美隊員!、作戦α:うちに帰ったら折半!発令だよ!)」
真美「(おうよ!)6000円だぜぃ!!」
響「欲しいけど…写真にはハム蔵にかじられた前例が…」
貴音「今回のものは食べられないのですね…」
律子「(次のものが気になって手が上げられないわ…)」
あずさ「ふふ…小鳥さんのあのため、まだ大きなものが残ってるかもしれませんねぇ?」
伊織「………」
29:
春香「ヴァ…8000円で!!」
千早「くっ…資金が足りない…」
雪歩「ここは勝負時ですぅ!!10000円でお願いしますぅ!!」
真「今月は…ええい!ままよ!1万1000円だ!」
美希「くぅ…ボールペンが地味に利いてるの…1万1500円なの!」
亜美「(勝負仕掛けますぜ真美隊員!)」
真美「(今回の弾全部ぶち込むZE!)1万5000円だよ!!」
律子「いくわねぇ?真美」
響「この後のものは捨てたんだな」
あずさ「ふふ、写真ってやっぱり欲しいですものね」
小鳥「さぁさぁ!1万5000円以上出す子はいるかな!?」
32:
千早「これは…しょうがないわね、今回はもうお茶で我慢しましょう」
美希「うう…ハニーのプロマイド…」
真「亜美たちどこにそんな資金が…」
小鳥「いなそうね、じゃあこれで決まり!」
亜美「くぁ?…くやしいなー亜美もほしいなぁ…」
真美「へっへっへー亜美隊員すみませんなぁ…悲しいけどこれ、オークションなのよね」
雪歩「うう…このままだと今回もなにも買えないかもですぅ…」
小鳥「じゃあ真美ちゃん、取りに来て頂戴」
真美「はいはーい!んっふっふ?、はいぴよちゃんお金だよ!」
小鳥「はいありがとう、じゃあこれ写真とネガね」
真美「わーい!ありがとピヨちゃん!」
小鳥「いいのよ真美ちゃん、あ、そうそう」
真美「なに?」
小鳥「次やったらオークション永久出場禁止ね」ボソッ
真美「!?!?」
34:
小鳥「わかった?」
真美「わ…わかったよ…」
小鳥「ふふ…良い子は好きよ?」
あずさ「あらあら?…やっぱり」
律子「?どうしました?あずささん」
あずさ「いえいえ?、なんでもありませんよ」
律子「?」
小鳥「ふふ…じゃあ最後の物を出すわね」
響「な…なにがでるんだろう…自分楽しみだぞ」
貴音「ここまで焦らしたのですから、今までにないものなのでしょう」
律子「(勝負をかけるならここかしら…でもわりとお金を持ってる人たちが残ってるわね)」
伊織「…」
小鳥「じゃあ今日最後の品はこれ!」
38:
小鳥「プロデューサーさんの汗のしみこんだワイシャツ!」
アイドル「!?!!?!!??????????!!!!!!!」
小鳥「そう、それはまさに奇跡が幾重にも重なって生まれた一瞬のことだったわ」
小鳥「私はちょっとトイレにいたの、そしたらプロデューサーがずいぶんとあわてて帰ってきたようで」
小鳥「トイレからでようとしたらプロデューサーが着替えてるじゃない」
小鳥「しかも電話しながらね、相当あわてていたわ…そして着替えたワイシャツをロッカーに投げ入れてまた外に出て行ったの」
小鳥「…これはやるしかない、そう思っていざというときのために用意していたジップロックとゴム手袋を用意したわ」
小鳥「そして…確保したのがこちら!」ドン!
アイドル「おお…」
小鳥「ジップロックに入れてすぐさま口を閉じたから臭いも何もかも入ってるわ!」
小鳥「もちろん日陰で管理、しみこんだ汗の蒸発も許さない環境で保管」
小鳥「そう…これをどう使うか…可能性は無限大よ」
小鳥「正直悩んだわ…私がこれを独り占めしようかどうか…でもやっぱりね」
小鳥「みんなに、認められてから、これでハスハスしたいの!だから私も今回は競り合うわ!!」
小鳥「じゃあいくわよ!!」
41:
小鳥「まず1000円から!はい1万円!!」
美希「い、いきなりとばしすぎなの!!」
千早「くっ…なんで私は今日もっとお金を持ってこなかったのっ!!」
春香「もうどうにでもなれ!1万3000円!」
真「来月は少女マンガ買えないなぁ…1万5千円!!」
雪歩「うぅ…事務所のお茶のグレードを下げるしか方法は…」
亜美「うあうあ?!勝負どころを間違えたよ?!」
真美「兄ちゃんのワイシャツ…いいなぁ…でももう無理だよ!」
響「………行くしかないぞ!1万7千円!」
貴音「あのお方の汗は美味なのでしょうか…」
律子「知らないわよ」
あずさ「うふふ?…2万でおねがいします?」
48:
小鳥「ふふふ…今年の冬コミに仕事に行かなかったのよ…弾ならあるわ!2万3千円!」
美希「ハニーのワイシャツ…でも美希には手の届かない金額なの…」
春香「美希はプロデューサーさんにしょっちゅう抱きついてるからいいじゃん…私なんて…」
千早「(無理ね、気持ちを切り替えましょう。早く帰ってこのお茶を…ふふふ)」
真「ああ…ここまでいったらもう無理だ…くぅ?!!くそー!」
雪歩「お茶どころかお水しか飲めません?!」
亜美「まぁ…こんかいは公式プロマイドが手に入ったし」ボソボソ
真美「なんにもない坊主よりは…ましだよね、うん」
響「くぅ…ピヨ子が敵に回るとここまで強敵だなんて!!2万5千だぞ!!」
あずさ「あらあら?…飛ばすわねぇ響ちゃん。じゃあ2万7千で♪」
律子「(まだ…仕掛け時はまだね)」
53:
小鳥「くぅ…あずささんの底が見えない…ええい、週末のお酒代よさらば!!3万よ!!」
響「ぐ…ハム蔵、家族のみんな…ごめん…来月はパンの耳生活だぞ…3万5千!」
あずさ「あらあら?…これはちょっとまずいかしら…でも…うん♪4万円で?」
貴音「(おなかが減りました…)千早、そのお茶を分けてもらうわけには…」
千早「絶対ダメです」
貴音「」シュン
律子「……ここね、5万よ」
小鳥・響・あずさ「!?」
56:
小鳥「ご…五万…諭吉さんが5人…」
響「うがー!それに張り合ったらパンの耳ところか塩と水生活だぞ…」
あずさ「これは…ちょっと困ったわねぇ…」
律子「ふふ…(でもこれで精一杯…正直きついなんてものじゃないわ…でもあのひとのワイシャツ…ならば!)」
律子「ほかにいない?ならもらっちゃうけど」
伊織「待ちなさい」
「!?!?」
伊織「私も出すわ」
律子「へぇ…いくら(5万が上限ってわけじゃないのね…すこし間違えたかもしれないわ)」
伊織「5万100円よ」
60:
律子「5万100円?(何を考えているの…これまでの値上がり幅ならもっとあげても)」
律子「じゃあ、私も。5万1000円」
伊織「5万1100円」
律子「…5万2000円」
伊織「5万2100円」
律子「!!??」
ザワザワ…ドウイウコトナノ…ワカンナイ…ヴァイ…
律子「なんのつもり?」
伊織「なにが?」
律子「なにがって…私の値段に100円乗せるだけなんて」
伊織「そうね、でもオークションってそういうものじゃない?」
律子「………そうね、なら私もやらせてもらうわ」
律子「10万よ」
アイドル「!?!?!?」
64:
律子「(相場無視もいいところね…でもこれなら伊織も上限に行ったでしょう)」
律子「どう?伊織」
伊織「………」
律子「………なら、このワイシャツは私がもらうわn」
伊織「10万100円よ、出すわ」
律子「!!!!!!!!!!!!!!!!!」
律子「どっどういうことなの!!伊織!!」
伊織「なにが?」
律子「なにがって…あんた第1回のときに全部買い占めて制限がついたはずじゃない!」
律子「ならどうしてこんなに値上がりした価格に対応できるの!おかしいじゃない!」
律子「ルールを守りなさいよ!そうしなきゃオークションが成り立たないわ!!」
伊織「………」
律子「なにか言いなさいよ!伊織!!」
伊織「………律子、あなたは勘違いをしているわ」
70:
律子「勘違い?」
伊織「そもそも、私に金額の上限なんてついてないの」
律子「!?どういうことよ!それ!」
伊織「だってそれこそおかしいと思わない?上限が決まっていて、それを知られたらもう私はなにも手に入れられないわ」
伊織「そりゃ私はこのなかで一番お金は持っているわよ?第1回は確かに買い占めたわ」
伊織「だから私に制限が付けられた、でもそれは金額の上限じゃないわ」
伊織「入札回数と入札時の金額に制限がついたの」
伊織「律子の入札金額に100円しか重ねなかったのはその制限のため」
伊織「入札回数に限度があるからなるべく最後に、ほかの人間に金額を吊り上げさせてから」
伊織「そして案の定律子は10万なんていう破格の値段を出してくれたわ」
律子「………」
伊織「でもこのルールを知られたらもうだめね、ようは入札回数の上限を越えるまで刻んでいけばいいだけだもの」
伊織「でも…もう無理よね?律子」
律子「………くっ」
伊織「…ふふ、この水瀬伊織ちゃんが10万と100円で、市場を壊さずに、ワイシャツをいただくわ」
73:
律子「…あーあ…読み間違えちゃった」
伊織「そうね、でも私だって痛いわ。今後はもう競り落とせないようなものよ」
あずさ「そうねぇ…そのルールは知られちゃったらだめねぇ…」
伊織「そう、どれだけ私の懐が深いのか疑わせないといけないの」
響「あー、だから伊織って今日までのオークションじゃ最初のやすい奴をちまちま買ってったのか」
律子「はぁ…まぁ、今回は私の負けね。それに言い過ぎたわ伊織、ごめんなさい」
伊織「いいのよ、私だって律子の立場ならああいっていたわ」
律子「伊織…」
伊織「でも、このワイシャツは私のものだけどねっ!にひひ!」
律子「もう…それでいいわよ、あはは」
小鳥「じゃあこのワイシャツは伊織ちゃんが10万と100円で落札です!!」
アイドルたち「うおおおおおおおおおおおおおおお!!」
小鳥「いやぁ?過去最高金額ですねぇ…これはすごい」
78:
小鳥「では、本日はここまで!」
小鳥「一応次の開催は来月末ですが、物の集まり具合などによっては早まったり縮まったりしますので」
小鳥「そのつどメールマガジンを送りします、ご確認ください!」
春香「はぁ…今回何も買えなかったよー…目玉商品ばっかりだったのにー」
千早「(早く帰りたい飲み口ペロペロしたいプロデューサーの唾液の入ったお茶を体内に浸透させたいんああああああ)」
美希「ボールペンが手に入ったからよしとするの」
真「うーん…オークションを何回か見送って1回にかけて見ようかな…」
雪歩「(事務所のお茶のグレード下げて貯蓄ですぅ!)」
亜美「真美隊員写真いいですなぁ!」ニヤニヤ
真美「これは亜美隊員にもあげられませんぞ!」ニヤニヤ
響「うう…お茶あたりで勝負かけてればよかったさー…」
貴音「(おなかが減りました…あの方とらぁめんに行きたいです…)」
あずさ「あらあら?…こんかいは坊主ねぇ?…」
律子「次は負けないわ、伊織」
伊織「私に勝ちようがないじゃないのよ、もう」
84:
小鳥「えー、今回もこの収益金はやよいちゃんの家族にプレゼントという形で利用させてもらいます」
小鳥「こんかい差出人の名前なににしましょうか?」
春香「前回はなんでしたっけ?」
真「タイニャーマスク?」
亜美「伊達な直人じゃなかったっけ?」
あずさ「ギレン…じゃなかったかしら?」
小鳥「もう、正義の味方エビフライウーマンZですよ!」
伊織「いみがわからないわよね」
律子「なんで私のほうをみて言うのよ」
雪歩「じゃあ…今回はなににしましょうか?」
真美「あ!じゃああれにしようよ!ゴールデソボンバー!」
響「あ!あのグループだな!自分知ってるぞ!」
春香「女々しくてぇん!女々しくてぇん!って奴だね!」
小鳥「じゃあそれにしましょう、なにを買ってくるかはまたやよいちゃんにリサーチをすると言うことで…今回はこれで解散です!また次回をお楽しみに!」
アイドル「お疲れ様でしたー!」
87:
同時刻、とある鍋屋
P「ご馳走さまでした?」
やよい「ご馳走様でしたー!美味しかったですー!」
<アリアトッシターッマタイラッシャセー!
P「ふ?…食べた食べた」
やよい「もつ鍋美味しかったですー!プロデューサー、ご馳走さまでした!」
P「おうおう、ちょうど帰りにやよいが居てこっちもよかったよ」
P「晩御飯一人で食べるのも味気ないしな…」
やよい「私ことご馳走してもらって申し訳ないです!しかも家族の分のお持ち帰り分まで…」
P「いいのいいの、長介とかにも食べさせてやってくれ」
やよい「本当にありがとうございます!」ガルーン
P「おお、いいってことよ」
91:
P「しっかし鍋食べると汗かくな…早く帰ってシャワーでも浴びよう」
やよい「…あ!そうだプロデューサーさん!これからうちに来ませんか?」
P「やよいのうちに?」
やよい「はい!ここからなら私の家のほうが近いですし!すぐお風呂にはいれますよ!」
P「いやしかし…もう結構な時間だし…」
やよい「それに…長介やかすみも会いたがってましたし…だめですか?」
P「ううっ…上目使いは反則だなぁ…しょうがない、行くか」
やよい「うっうー!じゃあさっそく行きましょう!プロデューサー!」
P「ああ、その前にコンビニに…着替えだけ買わないと」
やよい「問題ないですよ!ワイシャツくらいならありますから!」
P「え?そ、そうか?でもなんでワイシャツなんて…」
やよい「え…えーっと…こういうときもあるかなって思って用意しておきました!」
P「なるほど…やよいは賢いなぁ…」
やよい「えへへ…じゃあそういうことで行きましょう!」
97:
やよい「(えへへ…プロデューサーの着てたワイシャツゲットです!)」
やよい「(ほんとうはいけないことだよね…でも…プロデューサーのことが…私…)」
やよい「(ごめんなさい、伊織ちゃん、765プロの皆さん、抜け駆けしちゃってごめんなさい)」
やよい「(ワイシャツのこと伊織ちゃんに相談してみようかなぁ…でもその前にワイシャツ来て寝てみよう!)」
P「おーい!どうしたやよい?」
やよい「あ!なんでもありませーん!うっうー!いきますよー!」
P「おおぅ!走らないでくれ?!まだおなかにもつ鍋が!!」
後日、Pが着たワイシャツにさらにやよいまで着たとプレミアがついたものに争奪戦が起こったのはいうまでもない
終わり
98:

こうやって日本の経済は回っていくんだね・・・
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