【DISC3】スコール「正直リノアよりセルフィの方がいい」【中編】back

【DISC3】スコール「正直リノアよりセルフィの方がいい」【中編】


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1:
スコール「そう言えば前はここでなんか賛辞の言葉を贈られたっけ・・・」
アルティミシア(誰から?)
スコール「エスタのエアステーション。ラグナロクは17年ぶりらしい」
スコール「通信が繋がった事に喜んでたな・・・何か知らんけどテンション高めで」
アルティミシア(じゃあ何故宇宙に放置していたのだ)
スコール「元々アデルを宇宙に打ち上げる為に作られた物らしい・・・他に後2機同じのがあるんだと」
スコール「使い捨ての割には武装してたり燃料が残ってたり妙にいい環境だがな」
アルティミシア(その辺はさすがエスタと言った所だろう)
スコール「どーでもいーわ・・・もう・・・」フワァ
アルティミシア(シートベルトしろよ。大気圏に入るんだろ)
スコール「めんどくせえ・・・大気圏入りそうになったらよんで・・・」フワァ
アルティミシア(リノアは・・・何しているんだろうな)
スコール「しらね・・・このまま宇宙に放浪されてくれてたらありがたいわ」ハァ
アルティミシア(リノアの変貌・・・完全にお前のせいみたいだな)
スコール「・・・」
アルティミシア(どうするんだよお前。もうそろそろ時間圧縮が近い時期だぞ)
アルティミシア(ちゅっちゅ以前の問題だな。だから言ったんだ)
アルティミシア(あの女がお前になびくとは限らないって)
スコール「完全に・・・ポイント0だわ・・・」
アルティミシア(少しはあるだろ。8くらい)
スコール「上限いくつなんだよ・・・)フワァ
スコール「もう・・・まじめんどくせえ・・・」
アルティミシア(鬱々としてるな・・・)
スコール「もうほんと勘弁してくれないかな・・・まじで」
スコール「世界が消えるとか・・・リノアの変貌とか・・・ほんとめんどくせえ・・・」
スコール「俺はただルートを変更したかっただけなのに・・・なんなのマジ・・・」
アルティミシア(悪い方のスイッチ入ったな)
スコール「大体なんだよ運命って・・・どいつもこいつもさぁ・・・」グチグチ
スコール「復活するならババアの時代で蘇れよウド野郎・・・俺を巻き込むな・・・」グチグチ
アルティミシア(あいつに時代は関係なさそうだが)
スコール「折角自分に正直になれたのに・・・こんなのってねーよ・・・」グチグチ
アルティミシア(自由と好き勝手は違うからな?)
チカチカチカチカ・・・・
アルティミシア(なにか光ってるぞ)
スコール「なんだこれ・・・音声トラックだ」
アルティミシア(再生してみろ)
スコール「・・・・・」ポチ
242:
【 アイズ オン ミー 】
スコール「アイズオンミーだ・・・・」
アルティミシア(ほぉ、この船の操縦者が入れたのかもな)
アルティミシア(う〜ん、イイ曲だ)
スコール「そうだ・・・前はここで・・・リノアと・・・」
(なあ、どうしてこうくっつきたがるんだ?)
(両親に触れたり、触れられたり、だっこされたり・・・安心しなかった?)
スコール「・・・・」
アルティミシア(なんだ?何を思い出している?)
スコール「触れるどころか脳みそに直接寄生されてるよ・・・リノア・・・」
アルティミシア(なんだ突然。しょうがないだろジャンクションなんだから)
アルティミシア(私だってはやく解放されたいわ。私には時間圧縮の続きがあるんだよ)
スコール「圧縮して一人になって、何がしたかったんだよ」
アルティミシア(なんだったっけな・・・もう覚えてない)
スコール「またそれかよ・・・すぐ忘れる程度の事だったのかよ」
アルティミシア(お前らがやたらめったら邪魔してきた事だけは覚えている)
スコール「邪魔するに決まってるだろ。ボケ。暗躍ばかりしやがってコノヤロー」
アルティミシア(過去に戻ってなんやかんやしている内に・・・当初の目的を忘れてしまったな)
スコール「一人になりたいならあのくっさい城で引きこもってればいいだろが・・・白いSeedが可哀想だ」
アルティミシア(出かけたい時もあるだろが)
スコール「うっさいボケ。ヒキるか旅するかどっちかにしろ」
アルティミシア(煩わしいのがいない世界じゃないと安心して旅行ができないだろ?)
アルティミシア(しもべが悪ガキに石とか投げられたらどうするのだ!)
スコール「団体旅行かよ・・・」
(安らぎ・・・ぬくもり・・・それがこわいんだ)
(そうやってたくさんうれしいことや楽しい事を逃して来たんだね)
スコール「安心・・・ね」
アルティミシア(もう少しだと言う時に・・・はぁ、お前に憑いてすっごく損したと思う今日この頃だ)
(それってきっと、すっごく損したと思うな)
スコール「・・・」
243:
アルティミシア(お前の倒したあのしもべ共はな、ああ見えて手間のかかる奴等なのだ)
アルティミシア(すぐサボったりシャンデリアを壊したり、カギを橋に落としてしまったり・・・)
アルティミシア(私が見てないとジリジリとなることばかりだ)
(ま、がっかりも腹立ったりもジリジリさせられるのも多いんだけどねえ)
アルティミシア(しもべの再生、結構しんどいんだぞ?またイチからやり直しだ。わかっているのか?ええ?)
スコール「・・・悪かったな」
(悪かったな)
アルティミシア(帰ったら・・・しもべも再生して、ああそうだ。城の修復が先だ)
アルティミシア(本もワインも集め直しだ・・・ああ、考えるだけで億劫だ)
(帰ったら・・・・一緒にいられなくなるね)
スコール「・・・帰ってからの事は帰ってから考えればいいだろが」
アルティミシア(とりあえずあの魔導士は抹殺する。これは確定事項だ)
(魔女は帰還次第封印する、回収部隊の指示に従え)
アルティミシア(思い出したらまたイラついてきた・・・イラつくぞ、スコール!)ピキピキ
(こわいよ、スコール!)
アルティミシア(二度となめたマネができぬよう、あいつの未来を『無』にしてくれるわ!)
(未来なんか欲しくない。今が・・・ずっと続いてほしい)
アルティミシア(無は私が引き継ごう。私以外が存在できない無の世界は私がつくってやる!)
(誰もわたしに触れてくれなくなる・・・・)
アルティミシア(聞いているのか!スコール!)
スコール「・・・・・・・帰りたくねえ〜・・・」
244:
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・
スコール「あで!」ガン!
アルティミシア(大気圏に突入したようだな)
スコール「お、おお・・・」ヒリヒリ
アルティミシア(だからシートベルトをしろと言ったろうが)
ゴォォォォォォォォォォォ・・・・・・・
・大気圏
サァァァァァァァァァァ・・・・・・・・・
アルティミシア(おお、これは中々壮大な・・・)
スコール「やっと帰ってきたか」
アルティミシア(すごいな!地球が丸いのがわかるぞ!)
アルティミシア(地平線があんなにも長く・・・やはり地球は青いな!)キャッキャ
スコール「はしゃぐなよもううぜえな・・・」
ゴォォォォォォォォォォ・・・・・・・
アルティミシア(所でどこに着陸するつもりだ?)
スコール「セントラの北東の端。これはこっちから操作できない」
アルティミシア(いつになったら操作できるんだよ)
スコール「とりあえず着陸してからだな・・・前は確かここでリノアが封印されるんだよな」
アルティミシア(なぜだ!?)
スコール「お前のせいだよババア・・・アルティミシアの好きにさせないっつって自分から封印されにいったんだよ」
アルティミシア(へえ、そんな事があったのか)
スコール「お前リノアにジャンクションしてただろうが!」
アルティミシア(あの後はしばらく暇だったからな・・・城に帰ってしもべと戯れていたよ)
スコール「お前のせいで大変だったんだぞ・・・優雅に遊んでんじゃねえよ」
アルティミシア(ちなみに用水路のカギを無くしたのはその時だ)キリ
スコール「どうでもいいわ。死ね」
ザザーーーーーーッ ザッ ザザッ
スコール「ん?」
アルティミシア「通信が・・・」
『こ・・・・応答・・・・ラグナ・・・・・聞こえ・・・・・・』
245:
スコール「今更かよ。おせえよ。自力でコード入力しちゃったっつうの」
アルティミシア(エスタからか?)
『ラグ・・・・ロク・・・・・・えるか?・・・・・・・応答・・・・・・・せよ・・・・・・・』
アルティミシア(出ろよ)
スコール「はいはいこちらラグナロク。なんっすか」ポチ
『Wow・・・・・やっと・・・・・・・・繋がった・・・・!』
スコール「ノイズがひどくて聞き取りにくい。なんとかしろ」
『ああ・・・・・ごめんごめん・・・・ザザッ・・・これでどうかな?』
スコール「良好だ。で、どちらさん?」
『ひどいなぁ。アタシの声を忘れるなんて』
スコール「!?」
アルティミシア(こいつは!)
『おハローw宇宙の旅は楽しかった?』
スコール・アルティミシア(リノア!?)
246:
リノア『いやはや、大変だったわぁ〜。危うく永遠に宇宙の放浪者になるところだったw』
スコール「お、おまえ!?どうやって地上に降りた!?」
リノア『簡単な話だよ。アデルセメタリーに入って月の涙で降りてきたの』
アルティミシア(という事は・・・アデルは・・・)
リノア『いやでも結構ピンチだったんだよ?アデルセメタリーって封印装置だからさぁ』
リノア『中に入ったら魔女の力が薄れていくの。後ちょっと地上に着くのが遅かったらヤヴァかったね。うん』
スコール「ちくしょう・・・アデルが・・・」
リノア『ここでいいニュースと悪いニュースがありま〜す!聞きたい?聞きたい?』
スコール「いいからく言えゴルァ!」
リノア『じゃあまずいいニュースから。無事アデルを奪還できたリノアちゃんでしたが・・・』
リノア『封印が強固すぎて簡単に解けませーん!これめっちゃ時間かかりまーす!』
アルティミシア(ラグナ・・・ちゃんと対策してくれてたんだな)
リノア『おまけになんと、パッと見アデルの魔力でも足りなさげな感じですっ!これはいよいよリノアちゃんピンチ!?』
スコール「アデルの力でも足らないのか・・・・?」
リノア『計算上はギリ足らない感じかな。いやぁ、惜しい!さすがアデル!』
リノア『でもまぁ封印解くまでどうなるかわかんないんだけどね。神のみぞ知るって感じかなぁ』
アルティミシア(大体アデルがそう簡単に魔力を奪われるわけないだろ)
リノア『そこも問題点だよね〜』ウンウン
スコール「なんでそんなに・・・余裕なんだよ」
リノア『奇跡はうちらの得意技だ!』キリ
スコール「パクんなや・・・死ね!」
リノア『希望沸いたでしょ?じゃあ次悪い方ね』
リノア『実はさぁ・・・先生に内緒で無の力とやら、こっそり持ち込んできたの』
アルティミシア(なんだと!?)
リノア『これ内緒ね。バレたらやばいからw』
リノア『でもさすがと言うかなんとかいうか・・・ほんのちょびーっとなのにすっごい制御が大変で・・・』
リノア『しまいには意識まで乗っ取られそうになってさ。いやもうこれマジ大変だわ』
スコール「ハッ!そう言えばこいつ!」
アルティミシア(ノーグの時の暴走の原因はそれか!)
リノア『いやはや、あの時はどうもご迷惑をおかけしました』ペコリ
リノア『でももう大丈夫!通常状態ならなんとか制御できるようになったから!』
247:
スコール「・・・それが何なんだよ」
リノア『スコール今高度どれくらい?』
スコール「大気圏を抜けた直後だからな・・・10万mくらいか」
リノア『じゃあそこから一望できるね』
アルティミシア(一体何を・・・)
スコール「何をする気だ!?」
リノア『制御の難しい無の力・・・使いこなすには練習がいる。そう思わない?』
スコール「おまえっまさか!」
リノア『古から続く・・・全てを飲みこむその力』
リノア『今こそ我に見せてみよ!』
ムオ”ォン・・・・
リノア『うぎぎ・・・やっぱり制御が効難しいなぁ・・・』グググ
スコール「それをやって何になるんだよ!やめろ!!」
リノア『いちいち火をつけるのは・・・効率悪いから・・・これで一気に・・・と思ったんだけど・・・』バチバチバチ
リノア『だ、だめ・・・狙いが定まんない・・・』ググググ
ムオ”ォン!
アルティミシア(うわっ!おい前!)
スコール「黒い球が・・・」
『ちじょうに 無が ふくれあがる!』
248:
アルティミシア(おいよせ!それはお前自信も危険なシロモノだろう!?)
リノア『だから・・・練習するんじゃん・・・でも、ああッ!・・・キツ・・・だめ・・・』バチバチバチ
リノア『もぉ・・・限界ッ!』バァン!
スコール・アルティミシア(!?)
ム オ” オ” オ” オ” オ” ン !
バチッバチッバチッバチッバチッバチッ!!
リノア『さあ!どこに行った!?』
リノア『おおっ!あそこは・・・』
うわーーーーーーーー!!なんだぁーーー!?吸い込まれるーーーーーーッ!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
バチッバチッバチッバチッバチッバチッ!!
リノア『記念すべき第一投は【ドール】だねッ!』
『ドールのまちを 無が つつみこむ!』
249:
ゴウンゴウンゴウンゴウンゴウンゴウンゴウンゴウン!!
バチッバチッバチッバチッバチッバチッ!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・!!
リノア『すっご〜〜〜い!壮観壮観!』
助けてくれェーーーーー!うわーーーーー!
アルティミシア(ドールが・・・)
スコール「バカ何やってんだよ!止めろ!」
リノア『え?ムリムリ。一度放ったら止められないよアレ』
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・・
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・・・
ゴゴゴゴ・・・・・・
ォォォ・・・・・・
スコール「・・・」
アルティミシア「・・・」
『ドールが せかいから きえた!』
リノア『さっすが、すごい威力。街一つ全部消しちゃったw』
リノア『先生はお試し発射で何個か消したらしいんだけど、さすがにそこまでは無理だったか〜』
リノア『ほんと扱いが難しいなぁ・・・まぁ、練習あるのみだねっ!』
リノア『・・・・・・・聞いてる?スコール』
スコール「・・・・・」ガク
アルティミシア(おいスコール!?)
リノア『ヒャハハハハハハwwwwこの調子でどんどん消して行こうねぇーーーーーーーwwww』
ヒャハハハハハ・・・・ ヒャハハ・・・・ ハハ・・・
アルティミシア(おいスコール!?どうした!?スコール!?)
アルティミシア( ス コ ー ル ! )
スコール「・・・・」
(・・・・・もう、限界だった)
250:
252:
滅茶苦茶なようで良心も残ってるスコールは辛いだろうな
リノアみたいに良心蒸発してても問題だけど
258:
世界を救うために救う必要のある女が好きでもなんでもない女って嫌な話だな
向こうは運命感じてくるし、好きな女は盛り上げようとしてくるし
スコールは確かにクズだけど憐れだ
259:

そりゃ仲間だと思ってた奴が
イチャイチャするためだけに自分達見捨てて命乞いしてまで過去いこうとしたらそうなるわな
262:
思い返してみればリノアがトチ狂うのも当然と言えるのになぜ今まで気づかなかったのだろう
…リノアだからか
264:
ラブラブだと自分では思ってた彼氏に実は自分のことなんか全く好きじゃなかった、
別の子が良かったって言われて見殺しにされた訳だしな。そもそも惰性で付き合ってた
スコールが全ての元凶だわ。まあだからと言って無関係の人間を殺していい訳じゃないけど
265:
二周目スコールは単なる自分勝手でワガママなやつ
対して闇落ちリノアは腐れ外道
リノアが闇落ちしたのはスコールが駄々こねて時間遡行したせい
そしてこのスコールがわがままなのは多分イデアが甘やかしすぎたせい
つまり諸悪の根源はイデア(暴論)
266:
だがアーヴァインは一周目からホモだったのか?
ここにも複雑ななにかが絡んでいるのではないだろうか
267:
>>266
そこに気付くとは・・・
282:
前に誰かが言っていた通り・・・・・・
俺の前に伸びていた何本かの道
その中から俺は正しいと思った道を選んできた
・・・・・そう思いたいんだ
自分に正直になって選んだこの道は・・・正しかったのか?
リノア・・・
ここまで歩いて来て・・・・世界を天秤にかけなきゃならない・・・
俺が好き放題すればするほど世界は破滅へと近づいている・・・
だから・・・もう・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
283:
・セントラ北東 着陸地点
エスタ執政官「バラムガーデンのSeed、スコールよ」
スコール「はい」
エスタ執政官「その身に大いなるハインの末裔を宿している・・・本当か」
スコール「はい」
エスタ執政官「ならば問う。汝その魔の力、いかように扱うか」
スコール「敵の手に落ちないようにします」
エスタ執政官「その魔の力、我らに放たぬ事を乞い願う」
スコール「はい」
エスタ執政官「さらに乞い願う。我らの招きを受け入れ、魔の力を封印せし部屋で眠らんことを」
アルティミシア(おい・・・本当にいいのか?)
スコール「・・・・はい」
エスタ執政官「話のわかる奴でよかった・・・仲間と話すことは?」
スコール「・・・・特にないです」
スコール(合す顔がない)
エスタ執政官「では魔女記念館へご案内しましょう・・・こちらへ」
スコール(リノアの目的はあの暗黒魔導士の封印を完全に解く事。その為に魔女の力がいる)
スコール(しかしリノア、イデア、アデル。この3名の力を使っててでも封印は解けない。それほど強力な物らしい)
スコール(だったら残りは・・・こいつ)
アルティミシア(まぁ・・・理屈はわかるけどだな)
スコール(アデルを奪いそれでもダメなら、次はいよいよ本腰入れてババアを奪いに来るだろう)
スコール(ババアが奪われればおそらく封印は解除される。なんてったって封印した張本人だからな)
スコール(ご丁寧にリノアがデモンストレーションまでやってくれた。あの無の力)
スコール(あれが完全に解き放たれれば世界は本当に消える。そう理解させられるのに十分な威力だった)
スコール(世界は今てんやわんやだ。月の涙にドールの消失。世界中がパニックだ)
スコール(俺一人の決断でそれが止められるなら・・・ああ、そうか)
スコール(これがリノアの言っていた因果応報と言う奴か)
スコール(歴史は繰り返す・・・まさか、封印させられるのが俺自身だとは思わなかったが)
スコール(仕方がない事だ・・・・そう、仕方がない・・・)
スコール(世界が消える原因になる前に。リノアの暴走を食い止める前に)
スコール(俺自身が望んだ事だ・・・仕方ないよな?)
284:
・魔女記念館
スコール「Ipod持ち込んでいい?」
職員「アイ・・・何?」
スコール「いや多分暇だろうし」
職員「君、今から眠りにつくんだけど・・・」
スコール「なんだよつまんねーな。伝統のプレリュード長そうと思ったのに」
アルティミシア(それは・・・)
スコール「GAMEOVERだろ。どう考えても」
アルティミシア(・・・)
スコール「まぁちょっとやり方は変則的だけど、今から寝て何百年か知らないけど、それくらい経って」
スコール「それでお前の時代までくれば、お前だけここを出ればイイ。これで帰れるだろ」
アルティミシア(リノアと魔導士はどうするんだよ)
スコール「お前がやれ。お前が完全復活したらあんな連中瞬殺だろ」
アルティミシア(無の力とやらさえなければ・・・だが)
スコール「あ?宿賃代わりだ。俺の仇を取れ」
スコール「リノアが言ってただろ。時間圧縮の歪みの中を通って来たって。じゃあお前も同じ事ができるはずだ」
スコール「んであのウド巨人の根城に乗り込んで、大暴れしてこい。俺が許す」
アルティミシア(しかしだな)
スコール「うるせえなもう・・・じゃあお前も寝ろ。ためるしながら寝ろ」
スコール「起きる頃には魔力倍増だ。それの方が魔女っぽいだろが」
アルティミシア(それモンク僧の技だろ)
研究員「そろそろ準備はいいか?」
スコール「痛くしないでね」
研究員「・・・一応説明しておくが、今から君を君の中にいる魔女事封印する」
研究員「君はコールドスリープ状態になってもらう。装置の劣化か何かで解除されるまで、何年も何年も・・・」
スコール「明晰夢の練習しとくわ」
研究員「そうする事で魔女を狙う脅威から魔女を奪われなくなるのだ。君には申し訳ないが・・・」
スコール「俺も電波障害出せるかな」
アルティミシア(どうせエロい動画でも流すつもりだろ)
研究員「・・・本当に、いいんだな?」
スコール「はよしろカス」
研究員「・・・わかった」
カチ
シュゥゥゥゥゥゥ・・・・・・
285:
アルティミシア(まさかこんな結末とはな)
スコール(ホント眠ってばっかだな俺)
アルティミシア(ダラダラしているから癖付いてしまったのだ。一度癖になれば抜けるのは大変だぞ)
スコール(一周目で俺、 どんだけランボーしたと思ってんだよ。ちょっとくらい休ませろ)
アルティミシア(まぁもう、起きる事もあるまい・・・)
スコール(お・・・きた)
シュゥゥゥゥゥゥ・・・・・・
スコール(・・・エル姉ちゃんのと違ってじわじわくるな)
アルティミシア(まああいつは特別だろ)
スコール(出そうで出ないくしゃみみたいで気持ちが悪い)
アルティミシア(羊でも数えてやろうか?)
スコール(途中でガーゴイルになりそうだからいい)
アルティミシア(ちっ)
シュゥゥゥゥゥゥ・・・・・・
スコール(き・・・・た・・・そろそろ・・・寝る・・・・ワ・・・・)
アルティミシア(ここはまるで庭園だな)
スコール(は・・・・・・・?)
アルティミシア(お前は私の使者だった。さしずめ、そう)
アルティミシア(庭園で眠る使者。いや、死者か?)
スコール(趣味の・・・・悪いダジャレ・・・・言ってんじゃねえぞ・・・・・・)
スコール(大体あの仕掛け・・・あんなもん初見でわかるわけないだろ・・・難易度高すぎだ・・・・)
スコール(次はもっと・・・せめて・・・ヒントを散りばめろ・・・・)
アルティミシア(わかったわかった)
スコール(・・・・・・・・・)
アルティミシア(・・・スコール?)
シュゥゥゥゥゥゥ・・・・・・
スコール(・・・・・・・)zzz
アルティミシア(・・・・寝たか)
シュゥゥゥゥゥゥ・・・・・・
(・・・・・・・おやすみ)
286:
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ザァァァァァァァァ・・・・・・・・
「・・・・・おねえちゃん」
「ぼく・・・ひとりぼっちだよ」
「でも・・・がんばってるんだよ」
スコール(・・・なんこれ)
「おねえちゃになくてもだいじょうぶだよ」
「なんでもひとりでできるようになるよ」
スコール(こんな恥ずかしすぎる夢もういいから)
スコール(はやくセルフィちゃそとちゅっちゅさせろよ)
「・・・・エルおねえちゃん」
スコール(もうわかったって・・・)
「いいや君はは今一度見つめなおさねばならない」
スコール(!?)
「自分の生い立ち、いかように育ち、いかようにそうなったのか、を」
スコール(誰だお前!?)
「私にもお前くらいの年頃の娘がいてな・・・ふふ。思い出す・・・」
スコール(・・・最悪だ。エロい夢どころかロリコンのおっさんがブヒブヒやってる夢だなんて)
スコール(仕切り直しだろこんなもん。どけ。消えろカス)
「そういう訳にも行くまい・・・そう、子供は迷う物」
「そうやって切磋琢磨して成長していくのだ。違うか?」
スコール(いやお前の子育て論とかしらないから。まじで邪魔だから)
「光の戦士の後をを継ぐのは・・・時を経て再び舞い戻った君しかいない。私はそう思うがね」
スコール(またそれかよ・・・今更すぎるんだよもう)
スコール(おっさん、俺今からエロい夢みないといけないの。邪魔だからどっかいってくんない?)
「おまえは選ばれた戦士・・・闇を断ち切る、光の戦士」
スコール(うるせーな。変な格好でんな事言われても何の説得力もないわ)
スコール(ほんとなんちゅう格好してるんだよおっさん。それ、どうやって前見るんだよ)
287:
「お姉ちゃん・・・」
スコール(お前もいい加減メソメソすんな!我ながらぶん殴りたくなるわ!)
「スコール〜!」
スコール(あっ)
「なにやってんだ〜?はやく戻らないとまま先生に叱られるんだぞ〜!」
「濡れちゃうよ〜!はやく戻ってくるんだよ〜!」
スコール(あいつら・・・)
「おい早くしろよ!全員揃わないとメシが食えないだろが!」
「うえ〜ん痛いよ〜!サイファーがぶつよ〜!」
「こらこら、やめなさい・・・スコール、戻っておいで」
「呼んでるぞ」
スコール(俺をじゃないだろ)
「・・・・」グス
スコール(はやく行けよもう・・・なんで自分にこんなイラつかなきゃならないんだ)
「いいや、行くのはこの子じゃない。君だ」
スコール(どこへだよ・・・)
「彼らは君を必要としている。だから呼ぶのだ」
「そして世界も、君達を必要としている・・・聞こえないか?」
「君を呼ぶ声が」
スコール(声・・・?)
ス コ ー ー ー ー ー ー ル ! !
スコール(!?)
「獅子の心を宿した者よ、眠りにつくのはまだはやい」
「世界は、お前たちをひつようとしている!」
「お前たちにはまだやらねばならぬことがある。世界を無にしてはならぬ…」
スコール(・・・・)
「獅子の心を持つ者よ、その心を取り戻せ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
288:
スコール(ハッ!)
オラァーーーー!! ドゴォ! バン!バン!バン!
アルティミシア(おはよう。短い別れだったな)
スコール(なんだ!?何が起こっている!?)
侵入者だーーーー!止めろォーーーーー!
アルティミシア(眠れる獅子を起こしに来たんだと)
スコール!どこだァーーーー!
チュドォォォォォン!
ぐわぁーーーーー!
スコール(ぐっクソ!体が動かねえ!)グイ
アルティミシア(お前の体は今凍結中だ。無理に動かさない方がいいとここに研究員が言っていたぞ)
スコール(目が・・・ひらかねえ!)ググ
ドゴォォォォォ!! チュドォォォォォ!
スコールはどこ!? あ〜あそこ〜! 援護は僕に任せてよっ!
スコール(あいつら・・・)
アルティミシア(よかったな。お前が必要だと言う変わった連中がまだこの世にいたらしい)
これか!これを押せばいいのか!?
テキトーにやっちゃダメだよ〜!こういうときはこうやって・・・・ガン!
お前が一番テキトーじゃねえか!
カカタカタカタカタ・・・・・・・
スコール(・・・・)
貴様ら!何してるーーーー!
おっと、ここから先は進ませないよ〜
どっからでもかかってらっしゃい!
えっとぉ、え〜〜〜とぉ〜〜〜〜
おい急げよ!警備がわんさか集まって来てんぜ!
スコール(・・・・)
アルティミシア(大丈夫か?あいつら)
スコール(マイク切れよ・・・)
289:
バンバン! ダダダダダッ! ボォォォォン!
スコール(ぐだぐだじゃねえか・・・)
アルティミシア(文句を垂れるな文句を)
バンバンバン! カタカタカタカタ・・・
きゃっ! ちょっとぉ〜、なんか壊れたっぽい〜〜!
ええっ!?どうすんだよ!!
スコール(・・・)ハァ
アルティミシア(やはりやらかしたか)
ピンチな感じ〜? 
こうなったら直接!
バンバンバン! ダダダダダダッ ドォォォオォン! ボォォォォォンン!
待てーーーー!止まれーーーーー!
スコール(逆に追い詰められてんじゃねえよ)
アルティミシア(さあ、あの連中は無事眠れる獅子を救えるのか)
バンバンバン! ダダダダダダッ 
ドォォォオォン! ボォォォォォンン!
・・・・・・・・・・・
290:
スコール(・・・)
・・・・・・・・・
シーーーーーーーーーーン・・・・・・・・
スコール(・・・あれ?なんだ?)
アルティミシア(急に静かになったな・・・)
ゴキッ! バキッ! メキメキッ! ガン! ガン! ガン!
スコール(!?)
カツ カツ カツ カツ・・・・
アルティミシア(誰か近寄ってくる・・・)
スコール(誰?俺、今目開けられないんだけど)
カツ カツ カツ カツ・・・・ピタ
「おハロー」
アルティミシア(!?)
スコール(その声は・・・)
「ごめんごめんw悪かったって!ちょっと悪ふざけしすぎた!ごめん!」
リノア「だからそんなにすねないでよ〜〜、機嫌直してよ〜〜〜!」
スコール・アルティミシア(リノア!?)
リノア「今解凍するからね〜、ちょっとかゆいけどガマンガマン」バキッ
ブュシュゥゥゥゥゥゥ・・・・・ ヒュイーーーーーーーーーン・・・・
291:
スコール「う・・・・」
リノア「もう目開けても大丈夫だよん」
スコール「リ・・・・ノア・・・?」パチ
リノア「やっと会えたね」
スコール「まさかお前の方からくるとは思わなったよ・・・」
リノア「こっちこそ、まさか私が助ける事になるとは思わなかった」
リノア「あの時とは立場が逆になっちゃったねえ・・・」
スコール「・・・・」
アルティミシア(あの時?)
リノア「せっかくだからロゴ再現イっとく?」
スコール「・・・」
リノア「おっけ、じゃあいきますかぁ〜〜〜〜!」ガシ
アルティミシア(何を・・・)
リノア「せ〜の!」
グオッ!
リノア「オラッシャァーーーーーーーーーー!!」ブン!
ガキンッ
ブシューーーーーーーーーーーーーッ!!
292:
モァァァァァァァァァァァァァ・・・・・・・
ブワァァァァァァァァァァァ・・・・・・・
スコール「・・・」グラァ
アルティミシア(あ、おい!?倒れるぞ!)
フワァ・・・・
ガ シ
スコール「・・・・」
リノア「はいタイロルロゴ」
ギュー
スコール「・・・」
リノア「いやはや、あの甘いシーンを思い出しますな」
アルティミシア(スコール・・・)
リノア「おうよしよしw」
スコール「・・・」ガシ
リノア「ん?」
スコール「・・・・・・・・・・」
ググッ
スコール「 シ ャ ラ ッ ! 」
リノア「い!?」フワ
【ジャーマンスープレックス(逆))】
ド ゴ ォ ッ !
リノア「お、おお・・・」ヒリヒリ
スコール「ハッハッハーーーー!リノアこの野郎!俺の封印を解かれた今!俺を止める者はもはや誰もいない!」バッ!
リノア「感動のシーンぶちこわし・・・」ヒリヒリ
スコール「うるせえボケッ!好き勝手やりやがってこの野郎!いいか!聞け!」
スコール「好き勝手やるのは俺の方だ!お前じゃない!」
スコール「身の程をしれッ!この電波野郎!」
リノア「鼻いたぁ・・・」ヒリヒリ
293:
アルティミシア(起きた途端これか)
スコール「ふん!アホ共が迎えに来てるからな。しょうがないから迎えに行ってやるか!」
リノア「いつつ・・・なんだ。鬱々としてるって聞いてたのに元気じゃん」
リノア「ちょっとやりすぎて反省してたとこなんだけどなぁ〜」
スコール「アホが!ちょっと疲れたからコールドスリープで休憩してただけだ!」
アルティミシア(随分ダイナミックな休憩だな)
スコール「お前を抹殺する為にパワーを溜めていたにすぎん!勘違いするな!」ビシッ
リノア「ツンデレっすか・・・さすがっす」ヒリヒリ
スコール「・・・・で、なんでお前まで助けに来てんだよ」
リノア「だ〜か〜ら〜、ちょっとやりすぎたと思って反省してんだって」
リノア「あの無の力、ほんと制御が難しくってさあ・・・大丈夫、もうしないから!」
スコール「たりめーだボケッ!だったらハナから余計なマネすんな!」
リノア「まじさーせんっす」
スコール「・・・ここでぶち殺してやりたい所だが、助けられた事に免じて見逃してやる」
スコール「とっとと消え失せいッ!」
リノア「ちょちょちょ待った!こっちも用事があってきたんだよ!」
スコール「なんだよ」
リノア「スコール、これからどうすんの?」
スコール「どうするって、パパと感動の親子対面してだな」
スコール「そこからルナパン突入してアデル奪還。前と一緒だ」
リノア「やっぱりね、それだけじゃあ無理だよ」
スコール「なんでだよ」
リノア「ギルガメッシュから話聞いたっしょ?」
スコール「なんのだよ」
リノア「いや、かつてのなんとか戦士がいる場所」
スコール「なにそれ」
リノア「聞いてないの?」
スコール「うん」
リノア「言えよ・・・あのアホ」
アルティミシア(ギルガメッシュが伝説の武器の一つを所持していたが、それと関係が?)
リノア「あるようなないような・・・まぁ、無関係ではないかな」
リノア「かつてのそのなんとか戦士ってのが、先生攻略のヒント知ってるからさぁ」
アルティミシア(なに!)
リノア「ギルガメッシュに聞いてそいつに会いに行って欲しかったんだけど・・・もう、段取り悪いなぁ」
スコール「それってさぁ、もしかして『名も無き王の墓』?」
リノア「えっ、知ってんの?」
294:
アルティミシア(アデルが言ってたな・・・あの魔導士を知る者がいたと)
リノア「アデルが?なんで?」
スコール「昔あそこで筋トレしてたんだとよ」
リノア「・・・ああ、そう」
リノア「まあ何にせよ、決戦の前にいろいろ準備しないといけないって事よ」ポンポン
リノア「スコールも前に色々寄ったでしょ?大海のよどみとかモルドレッド平原とか」
リノア「サブイベ全部こなしなさいって事よ」ウンウン
スコール「・・・なんで俺にそんな事教えるんだよ」
リノア「教えてほしければ」
スコール「力付くで聞け、か?」
リノア「わかってんじゃん」
スコール「あのさぁ・・・リノア」
リノア「はい?」
スコール「あの、その・・・悪かったよ。置き去りにして」
アルティミシア(・・・)
スコール「さすがに勝手すぎた。俺もそこは反省してる。自業自得、まさにその通りだ」
リノア「・・・・」
スコール「だから、その、なんだ・・・」
スコール「世界消すなんて、やめろよ。俺らの所戻ってこいよ」
スコール「今度は置き去りになんてしないから、さ・・・」
リノア「デレた・・・」
アルティミシア(お前の変貌を見て反省したんだよ。さすがのこいつもな)
リノア「ああ、そう・・・」
スコール「戻ってきて・・・くれるか?」
リノア「・・・考えとく」
警備兵「封印装置が解除されたぞォーーーーー!」
警備兵「捕まえろ!!」
リノア「そろそろ帰らなきゃ」
アルティミシア(やはり・・・)
リノア「自分ごとおばさんを封印して守るって発想、中々よかったけど」
リノア「さすがにそれ時間かかりすぎ。しかも無駄だよ」
スコール「なんでだよ」
リノア「おばさんは知ってるでしょ。魔女は・・・」
アルティミシア(力の継承をするまで死ねない・・・)
リノア「だからおばさんの時代まで寝てても、アタシ普通にいるよ。もちろん先生も」
リノア「それにその間にも魔法技術とか進歩してるだろうしさぁ・・・ちょっと穴があるね。その作戦」
スコール「・・・」
リノア「なんにせよ、思い留まらせれてよかったよかった!」
295:
警備兵「いたぞ!あそこだ!」
警備兵「撃てーーーーーッ!」
リノア「詳しい話はギルガメッシュに聞きなよ。あいつ詳しいから」
リノア「でもアホだからこっちから話振らないと何も言わないかもね。あいつ剣オタだし」
スコール「・・・」
リノア「名も無き王の墓、ちゃんと行ってね。タイミングは任せるけど」
スコール「・・・さっき夢の中に変な格好のおやじが出てきたぞ」
リノア「ん?」
スコール「俺の事をそのなんとか戦士とか言ってた・・・あれもお前の差し金か?」
リノア「いや、それは知らないなぁ・・・」
スコール「・・・」
リノア「なんだろそれ。気になるね。後で先生に聞いとくわ」
ドガガガガガガガガ!!
リノア「おっと!じゃあそろそろ帰るわ!」
リノア「次はルナパンで会おうね!じゃ!」ダダダッ
警備兵「片方が逃げたぞ!」
警備兵「追えェーーーーーーーーーー!!」
ダダダダダダッ
スコール「あ、おい!」
アルティミシア(スコール、そろそろ我々も!)
ドガガガガガガ! バン! バン! ドゴォォォォォォ!!
スコール「愉快なしもべどもに助太刀してくるか」ジャキ
アルティミシア(仲間と言ってやれよ)
297:
バン!バン! ドガガガガガ!
ゼル「くっそー!キリがないぜ!」
キスティス「前も後ろも敵だらけね・・・」
アーヴァイン「ちょっと厳しいかも〜」
セルフィ「動いてよ〜!」カタカタカタ
警備兵「畳み掛けろッ!」ダダダダダッ
ゼル「くそ・・・仲間を助けるのがそんなにいけない事なのかよ!」
アーヴァイン「自分から行ったみたいだからね〜」
セルフィ「そんなの関係ないよ〜!」
キスティス「私達は自分が正しいと思った事をやるだけよ!」
ダダダダダダッ バン! バン!
ゼル「オラァーーーー!くるならこいや!!」グッ!
かしこまりぃーーーーーーーーーーーー!
ゼル「!?」
【フェイデットサークル】
ボボボボボォォォン!
警備兵「ぐああああああああああああ!!
ゼル「ギエエエエエエエエエ!!」
シュルルルルル スタ
スコール「ただいま」
全員「スコール!」
298:
ゼル「 」(戦闘不能)
スコール「やられたのかこいつ。ほんとよええなぁ」
キスティス「いやどう見てもあなたが」
スコール「いやこいって言うから」
警備兵「だ、脱走者だァーーーーーー!」
スコール「すいませんここIpodダメなんでやっぱやめます」
警備兵「なッ・・・」
アーヴァイン「いやぁびっくりしたよ〜、自分から封印されに行ったって聞いたからさぁ」
スコール「お前に掘られるのが怖くて緊急避難してたんだよ」
セルフィ「よかったよぉ〜!」
スコール「セルフィたん!セルフィたんに会う為に戻って来たよ!」
キスティス「どういう心境の変化かしら」
スコール「エロい明晰夢みようとしてたのにキモい格好のおっさんが出てきたから萎えた。それだけだ」キリ
警備兵「ふざけるな!何を今更・・・」
スコール「魔女呼んじゃおっかな〜」チラチラ
【オダイン・バングル(改)】
299:
警備兵「うぐ・・・」
スコール「うぐッ!俺の左手に宿る魔の力が・・・ぐああああああ!」
警備兵「ひ、ひぐ・・・」タジ
スコール「お、抑えきれない!みんなく逃げろォーーーーー!」
警備兵「うわぁーーーーーーーーーー!」(逃走)
キスティス「だ、大丈夫なの!?」
スコール「いや嘘に決まってんだろ」
キスティス「・・・そう」
スコール「アデル支配が長かったからか魔女への恐怖ハンパないな」
アルティミシア(科学大国に体育会系のノリは合わんだろ)
セルフィ「スコール〜」
スコール「なんだいセルフィたん!」
アーヴァイン「いろいろ積る話しもあるけどさぁ〜」
キスティス「とりあえず今はここを脱出しましょ!」
スコール「おっけ!」
ダダダダダダダッ
アルティミシア(何か忘れてないか)
スコール「あっ」
ゼル「 」(戦闘不能)
300:
・魔女記念館 入口
『けいびへいたちが ゆくえをはばむ!』
警備兵「ここは通さんぞ!」
スコール「なんだよここでザックスごっこでもやれってか」ジャキ
アルティミシア(誰に託すんだよ)
セルフィ「邪魔だよ〜!」
アーヴァイン「強行突破させてもらおうかな」
キスティス「そこを通しなさい!」
ゼル「 」(戦闘不能)
警備兵達「〜〜〜〜」ジャキ!
スタスタスタスタ・・・・・・
警備兵達「!!」
大統領側近「・・・・・・」
キスティス「だ、誰?」
スコール「おせーぞ、おっさん」
セルフィ「知り合い〜?」
大統領側近「・・・・・・・」
スコール「行ってイイよな?」
大統領側近「・・・・・・・・」コク
警備兵「いや、しかし!」
大統領側近「・・・・・・・」ジロ
警備兵「・・・失礼しました」
スコール「道開けろオラ!」ブンブン
警備兵「・・・どうぞ」サ
アルティミシア(一体どういう・・・)
スコール「ババアめ。お前もよく知ってるだろ。気付けボケ」
アルティミシア(???)
大統領側近「・・・・・・・」
301:
・エスタ大平原
スコール「今日も陰気だ空気がくさい!」ウーン
アルティミシア(空が・・・)
コォォォォォォォ・・・・・・・
スコール「夕日だな。年中無休で」
セルフィ「月の涙が〜落ちてきたから〜」
キスティス「エスタ市街にもかなりのモンスターが降り注いでるのよ。はやく戻らないと」
アーヴァイン「いろいろ報告あるけど〜、ちょっと我慢してね〜」
スコール「ま、とりまパパ救出が優先か」
キスティス「行きましょ!」
ゼル「 」(戦闘不能)
スコール「誰か回復してやれよw」
アルティミシア(なんでこいつはいつもこんな役回りなのだ)
「お前たちにはまだやらねばならぬことがある。世界を無にしてはならぬ…」
スコール「ん?」
アルティミシア(どうした?)
スコール「・・・気のせいか」
キスティス「急ぎましょ、スコール」
・エスタ市街
うわーーーーー! きゃーーーーーー! ひいぃーーーーー!
アルティミシア(しばらく見ぬ間に大事になってるではないか・・・)
スコール「月の涙が直撃したからな・・・むしろよく持ってる方だわ」
ギャワワーーーーー!!
ゼル「モンスターだ!」
スコール「でも実はそんなに強いモンスターでないっていう」
アルティミシア(ゼルいつ起きた)
【エンカウント】クアール
302:
クアール「ギャワーーーーー!!」ボォン
スコール「な?」ブン
アルティミシア(お前、モンスター相手だとめっぽう強いな)
スコール「エンカウントなし付けるの忘れてたわ」ガチャン
キスティス「官邸は大丈夫かしら・・・」
セルフィ「あっ」
モゾモゾ・・・モゾモゾ・・・
セルフィ「ねえねえ大丈夫〜?ケガしたの〜?」
スコール「ちょ、セルフィたんそいつは!」
「くけけけけけけけ」
【エンカウント】エルノーイル
セルフィ「きゃああっ!」
スコール「ちょちょちょ!そぉーーーーい!」ズバッ!
エルノーイル「ギャワワーーーーーー!」ボォン
セルフィ「びっくりしたぁ〜」ドテ
スコール「これはまぁ・・・やっぱみんな引っかかるよな」
アルティミシア(人間に化けてたのか?)
スコール「どう見ても人間じゃねーけど。セフィロスコピーみたいになってるし」
スコール「まぁこいつエネルギー結晶体持ってるから悪い事ばかりじゃないけどさ」ブン
うわーーーーー! 助けてくれェーーーーーーー!
ダダダダダダダッ! フラフラ・・・・
スコール「にしても・・・」
アルティミシア(本当に大丈夫か?ここ)
スコール「時間圧縮の後ここがどうなったのかが知りたい。すごく知りたい」
アーヴァイン「エスタは科学大国だから〜きっと大丈夫だよ〜」
スコール「お前が答えんなホモ」
キスティス「はやく官邸へ急ぎましょ!」
303:
・大統領官邸前
警備兵「みなさん!よくご無事で!」
スコール「デッデッデレーデッデデレー デレッデレッデレッデレッ」
警備兵「な、なんですか?」
スコール「いややる気出るかなって思って」
キスティス「下らない事やってないではやく行くわよ!」ダッ
ゼル「急ぐぜ!」ダッ
スコール「ああちょ、デッデデデーレレーデッデーデデーレレー・・・・」
アルティミシア(さっきからなんだ?)
スコール(元気が出る鼻歌)
・官邸内
秘書「こちらです。許可は出しております。さあ、急いで!」
スコール「・・・」ドキドキ
アルティミシア(どうした?)
スコール「今からパパと会うんだ・・・」
アルティミシア(ああ、そうだな・・・)
スコール「感動の再会だぜ・・・涙なしでは語れないだろ・・・」ドキドキ
アルティミシア(我々がさんざ介入したものな)
スコール「どどど、どうすればいい?」
アルティミシア(とうさーん!って言いながらハグでもすればイイ)
スコール「よし・・・」ドキドキ
・大統領の部屋
全員「・・・・」
側近1「・・・」
側近2「・・・」
アルティミシア(あの二人は・・・)
スコール(キロス・・・ウォード・・・)
アルティミシア(魔女記念館にいたのはウォードだったのか)
スコール(気づくのおせえよ)
大統領「・・・・・・」
スコール(そしてあの後ろ姿は・・・)
スコール「・・・・・・・・・・・パパ?」
304:
クル
大統領「スコール・・・・お前・・・スコールか?」
スコール「パパ・・・・」
アルティミシア(エスタ大統領、ラグナ・レウァール・・・)
ラグナ「スコール・・・だよな?」
スコール「パパ・・・・パパ・・・・」
ラグナ「スコール・・・スコール!」
ダッ!
スコール「パパ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
ラグナ「スコ〜〜〜〜ル〜〜〜〜〜〜!」
アルティミシア(感動モノだな)グス
スコール「パ〜〜〜パ〜〜〜〜〜!」
ラグナ「 」スッ
スコール「!?」
キロス「そら!」ポーン
ウォード「・・・・・・・・」
『ボールが ラグナのまえを まう!』
スコール「!!??」
ラグナ「オラァーーーーーーーーーーーーー!!」
【エース・オブ・ザ・ブリッツ】
ズ ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ! 
スコール「ぎにゃあああああああああああああああ!!」
アルティミシア(・・・・感動が)
305:
ラグナ「会いたかったぜクソ息子!てめーにはさんざ好き放題されたからなぁ!」ビシッ!
ラグナ「これは俺からの選別だ!オラッ!」ブン
スコール「あで!」ガン!
コロコロコロ・・・・
キスティス「ボール・・・?」
ゼル「てか何やってんのお前ら?」
アルティミシア(これは・・・ブリッツの・・・)
セルフィ「なんでいきなりボールぶつけられてるの?」
アーヴァイン「なにかしたのかな〜」
スコール「ひどいよパパ・・・」
ラグナ「お前がやってきた事の方がよっぽどひどいわボケェ!会ったら絶対一発は食らわそうと思ってたんだ!」
ラグナ「この!この!どうしてそうなった!このバカ息子!ジュリアの恨み思い知れ!」バシバシ
スコール「ひぎぃぃぃいい!ごごごごめんなさーーーーい!」ピギー
キロス「今雷オヤジがバカ息子をしつけ中だ。もう少し待ってくれ」
全員「はぁ・・・」
アルティミシア(まぁ当然といえば当然か)
○数分後
スコール「・・・」ボロ
ラグナ「ぜえ・・・ぜえ・・・ったく・・・」
キロス「もういいか?」
ラグナ「あ、ああ・・・」
キスティス「あ、あの・・・」
ラグナ「・・・会いたかったぜ〜妖精さん達!」
ラグナ「と、ボンクラ息子」チラ
スコール「もうしませ〜ん・・・ヒック」
アルティミシア(泣くな)
ラグナ「お前らが俺らの頭の中に入ってきてたんだろ?エルオーネからきいたぞ!」
ラグナ「ジャンクションってーのか?バトルになるとすげーパワーが溢れて来てよ」
ラグナ「いやぁあの時は世話になったぜ!」ポリポリ
ゼル「じゃあこいつが・・・」
セルフィ「ラグナ様〜!」
ラグナ「・・・てわけで俺がラグナだ。エスタ大統領ラグナ・レウァールだ。仲良くしようぜ!」キリ
306:
ラグナ「でよ、でよ、こんな大変な時じゃなけりゃあもっとゆっくり話すんだけどよ」
ラグナ「ああ、まぁ、ちょっとくらいいいか」
ラグナ「で、どっから話せばいいんだ?」
キロス「ラグナ大統領にしゃべらせとくと君達はいつまで経っても動けない」
キロス「というわけで君達が質問したまえ。ラグナ大統領が質問に答える」
ゼル「俺、なんかボーっとしちまってる・・・」
ウォード「・・・・・・・・・・」
キロス「ゆっくりして行けと言っている」
アルティミシア(何を聞く?)
スコール「すでに色々知ってるから・・・そうだな」
1 アデルの事
2 大統領になるまでの事
ラグナ「どっちから話そうか」
安価↓
307:
1
309:
アルティミシア(アデルの事が気になるな・・・)
スコール「アデルはどうしてああなったんだよ。突然石になったって聞いたぞ」
ラグナ「ああ、アデルか・・・あいつはさぁ・・・」
(ハッハッハーーーー!またもやハットトリック、やはりエースは私だな!)
(おえ”〜、溺れ死ぬ〜・・・)
(情けないぞ貴様!私と接戦した男だとはとても思えん!)
(あの時の奮闘はどうした!?もう一度だ!)
(だってあんときゃバカ息子がジャンクションしてくれてたから・・・)
(みよ!私が編み出した渾身の必殺技!エースオブザブリッツぅ!!)
(ひぎゃあああああああああ!!)
ラグナ「あの後ひたすらブリッツに付き合わされてよ・・・」
スコール「ああ、だからエースオブザブリッツ使えんの・・・」
キロス「アデル直々に食らいつづけたからな」
ラグナ「ラーニングしちまったよ」ハハ
アルティミシア(結局付き合ったのか)
スコール「よく身が持ったな」
ラグナ「だってあいつ一人で寂しそうだったし・・・」
スコール「・・・せめて三角ベースとかにしとけよ」
ラグナ「アデルがイヤがるんだよ。ブリッツ以外したくないって」
スコール「エボンジュに乗り移られてもしらねーぞ」
ラグナ「でよぉ、ある日いつもの様にブリッツに付き合おうとしたら・・・」
(ラグナ殿!大変です!)
(なんだよ騒がしいな・・・どうした?)
(アデルが!アデルが・・・)
(アデ・・・ル?)
ラグナ「これはほんと突然だった。ある日なんの脈絡もなく、いきなりだった」
ラグナ「エスタ総力を挙げて原因の解明に挑んだんだけどよ、オダインのじーさんですらお手上げでよ・・・」
全員「・・・」
310:
ラグナ「結局、俺らは俺らで18年後の脅威に備えなくちゃならなかったし・・・かわいそうだけど、遠い所へ、な」
アルティミシア(どういう事だ・・・)
ラグナ「一つだけわかるのは、オダインですらお手上げの超強力な封印だぜ?そんな事ができるのは・・・」
キロス「我々は魔女の仕業だと睨んでいる」
スコール「それって・・・」
アルティミシア(リノア・・・・?)
スコール「そんなバカな!リノアはあの時代まだ生まれてないだろ!?」
ラグナ「別にリノアだって言ってねーだろ。でも、魔女の仕業という事は確実だな」
アルティミシア(いや、ありうる。あいつは時間圧縮の歪みを通ってどの時代にもいけると言っていた)
スコール「・・・・・・」
ラグナ「けどよ、自慢じゃねーけど俺らのパッキング技術も相当なもんだぜ。ありゃあちょっとやそっとじゃ解けねーよ」
キロス「あれはアデルの石化を研究して作られた物だからな」
ラグナ「だからよぉ、俺は毎回宇宙に行って直接・・・・」
(アデルわりぃな。こんな所に閉じ込めちまってよ)
(俺らもなんとか今、解放できるように研究中だから、まぁなんだ)
(もちっとガマンしてくれな?お前が帰ってくる頃にはブリッツのエースになってるからよ)
ラグナ「その、だから、アデルは奪われちまったけど」
ラグナ「まだ猶予はあるぜ・・・奪われたアデルを奪還だ!」
スコール「なるほどね・・・」
311:
スコール「で、なんで1ガ兵がエスタの大統領にまで出世してんだよ」
アルティミシア(まるでシンデレラじゃないか。一体何があった?)
ラグナ「大統領になるまで・・・ねえ。そいつは話せば長くなると言うか・・・」
キロス「手短に言うと担ぎ上げられた。だな」
ラグナ「一言で終わらしてるんじゃねーよ」
アルティミシア(まぁ、大体想像がつく)
キロス「アデルを変えた男。エスタの救世主ともてはやされてな」
ラグナ「だってあいつら、俺が興味ないっつってんのにガンガンと・・・」
スコール「まぁ知ってたけど」
ラグナ「なら聞くなよ」
スコール「そうじゃなくて俺が聞きたいのは・・・ウィンヒルは?」
ラグナ「・・・戻らなかった。いや、戻れなかった」
ラグナ「支配者のいなくなったエスタで内政はガタガタ。国内は混乱してたしな」
ラグナ「お前がわざわざ未来から教えてくれてたのに、結局なんにもできなかったな・・・」
スコール「俺じゃねーよ。エルオーネだよ」
ラグナ「・・・」
スコール「エル姉ちゃんはパパがレインのそばから離れないようにって俺を送ったんだよ」
スコール「過去を変えたかった。っつってたぞ」
ラグナ「・・・」
アルティミシア(同時に過去は変えられえない、とな)
スコール「飽きれるくらいのお人よしだな。俺なら2秒でバックレてるのに」
ラグナ「それはそれでどうなんだよ」
アルティミシア(ラグナのこの責任感を受け継がなかったのか?お前は)
ラグナ「俺はここに残ってあれこれあれこれ考えてるうちにな〜んかわけわかんねうちにこんな時間が経っちまった」
ラグナ「・・・・まぁ全部俺がやって来た事だ。良かったのも悪かったのも俺だからな」
スコール「ふーん・・・」
アルティミシア(リノアに滅ぼされたとは言わない方がいいな)
スコール(だな。エスタがまた武装国家になっちまうよ)
312:
ラグナ「さて、と・・・」
スコール「今後どうすんの?もうぼちぼち崖っぷちだと思うんだけど」
ラグナ「ふふ、俺らがどれだけ前準備してきたと思ってんだ」
スコール「ん?」
キロス「ちゃーんと計画を練ってたって事さ」
スコール「???」
キロス「その辺は彼が説明する」
「おじゃじゃじゃじゃじゃじゃ!」
スコール「あーてめー!」
オダイン博士「出番でおじゃるか?ここから先はこのオダインが説明するでおじゃる!」
ラグナ「手短にな」
オダイン博士「オダインはしゃべりたいようにしゃべるでおじゃる!」
スコール「このおっさんだけはもう・・・」
アルティミシア(出たよ・・・)
オダイン博士「オダインはお前に未来の事を教えられた後、必死で研究したでおじゃる!」
オダイン博士「それもこれもアルティミシアを研究させてもらう為・・・なのにお前は!!」
キロス「博士、話が逸れてる」
スコール「うっさいボケ。しねっ!」
オダイン博士「ぐぐ・・・お前だけはでおじゃる・・・でもしかぁし!そのおかげで貴重な文化遺産を発掘する事が出来たでおじゃる!!」
アルティミシア(文化遺産?)
オダイン博士「古代、この土地にあった書物を発見したでおじゃる!」
オダイン博士「当然すべて古代文字で書かれていたでおじゃる!オダインはそれらを何年もかけて解読したでおじゃる!」
オダイン博士「すると驚くべき記述が載ってたでおじゃる!」
スコール「なんだよ」
オダイン博士「今のテクノロジーでは到底解明できない魔法技術、古代文明工業技術、それにその文化体系でおじゃる!」
オダイン博士「GFを解した疑似魔法技術も、実はそれらを参考にして作ったでおじゃる!」
ラグナ「この辺実は俺もよくわかってねえんだよなぁ」
オダイン博士「その魔法技術は現代科学をはるかに上回っていたでおじゃる!」
オダイン博士「どうやらその古代の戦士はある特定のエネルギー体の力を得て超人的なパワーを発揮していたようでおじゃる!」
オダイン博士「これは何かに似てるでおじゃろ?おじゃろ?」
アルティミシア(GF・・・)
スコール「古代人がGF使ってたってのかよ」
オダイン博士「GFよりもっとすごいでおじゃる!そのエネルギーの名は・・・」
オダイン博士「【クリスタル】そう書かれていたでおじゃる!」
アルティミシア(クリスタル・・・?)
313:
オダイン博士「クリスタルにはどうやらジャンクションと似たような性質があった用でおじゃる!、歴戦の記憶をそれに封じ込める事ができたでおじゃる!」
オダイン博士「その力を借りた物は、その記憶のカケラにより様々な力を扱う事ができたでおじゃる!」
オダイン博士「GFなんかとは比べものにならん力でおじゃる!魔法だけでなく達人の剣技や魔物を操る力等が身に着いたそうでおじゃる!」
オダイン博士「しかもGFと違って記憶障害なしでおじゃる!」
スコール「パネェ・・・」
オダイン博士「オダインはこのクリスタルを必死に調査したでおじゃる!でも現物がない以上情報以外の事は何もわからなかったでおじゃる!」
オダイン博士「その代わりこんな事がわかったでおじゃる!」
スコール「なんだよ」
オダイン博士「かつて古代。このエスタは風の加護を受け繁栄した王国だったでおじゃる!」
オダイン博士「その名は・・・【タイクーン】と呼ばれる国だったでおじゃる!」
スコール「タイクーン・・・?」
オダイン博士「タイクーンは風の加護を受け、竜を使役する国だったそうでおじゃる!」
オダイン博士「タイクーンの戦士は竜を操り戦った事から、【竜騎士】と呼ばれていたそうでおじゃる!」
アルティミシア(竜騎士・・・)
スコール「ガリ?」
オダイン博士「飛竜と呼ばれる竜が物流の要だったようでおじゃる!」
スコール「す、すごいな古代の物流業者は」
ラグナ「実はよぉ、ラグナロクもそれにあやかってデザインしたんだぜ」ヘヘ
キロス「竜の国だから竜っぽいデザインがいいだろうと大統領が言う物だからな」
スコール(バハムートだと思ってた・・・)
オダイン博士「この辺はものすごい興味深い話でいっぱいでおじゃる!話は逸れるでおじゃるが・・・」
オダイン博士「聞きたいでおじゃるか?」
1 聞かせろカス
2 話進めろカス
安価↓
314:

316:
オダイン博士「おじゃじゃじゃじゃじゃ!」
オダイン博士「タイクーンを治めていた王はそれはそれは名君でおじゃったでおじゃる!」
オダイン博士「だがしかぁし!ある日どこかへ出かけたっきり、行方不明になったでおじゃる!」
スコール「なんで?」
オダイン博士「操られていたのでじゃる!」
スコール「誰にだよ」
キロス「君の言っていた復活した魔導士さ」
アルティミシア(なんだと!?)
オダイン博士「調査の結果、ある事がわかったでおじゃる!」
オダイン博士「その暗黒魔導士は当時もやはり封印されていたでおじゃる!」
オダイン博士「しかしその魔導士は、封印されてもなぉ、思念だけを飛ばし人間を操る事ができたでおじゃる!」
オダイン博士「その操られていたのがこのタイクーン王でおじゃる!」
ラグナ「アデルみてーな奴だな」
スコール(というよりババアに似てると思うけど)
アルティミシア(操りたい放題だったあの頃・・・)シミジミ
オダイン博士「そして操られたタイクーン王は暗黒魔導士の封印を解いてしまうのでおじゃる!」
オダイン博士「これが約数万年ほど前の話でおじゃる!」
全員「 」ブッ
ゼル「まん・・・」
セルフィ「かぞえきれな〜い」
オダイン博士「本当でおじゃる!その封印されていた土地の地質を調査した結果、推定一万年以上前の地層が出てきたでおじゃる!」
スコール「その土地ってどこだよ」
オダイン博士「この辺でおじゃる」
【シュミ族の村】
スコール「ここ・・・」
オダイン博士「そうでおじゃる!シュミ族の村でおじゃる!」
オダイン博士「ここに魔導士は封印されていたのでおじゃる!」
アルティミシア(伝説の武器があった・・・)
スコール「そうだ。ここでなんか12の武器の一つとやらを手に入れたぞ」
オダイン博士「すでに立ち寄ったのでおじゃるか?ほぉほぉ、ならば話ははやいでおじゃる」
オダイン博士「シュミ族は石の扱いに長けていたでおじゃろ?」
スコール「ああ・・・」
オダイン博士「おそらく当時の封印装置の名残でおじゃる!当時の封印方法は特殊な魔法力をしみこませた石で封じていた用でおじゃる!」
317:
オダイン博士「そ・し・て」
全員「・・・・」
オダイン博士「この行方不明のタイクーン王を探すべく旅立った娘こそ」
オダイン博士「この暗黒魔導士と戦った【光の戦士】の一人なのでおじゃる!」
シーーーーン・・・・
オダイン博士「なんかリアクションが薄いでおじゃる」
ゼル「ちょっと待て、俺もうついてけねえ・・・」
セルフィ「あたしも〜・・・」
キスティス「数万年前とか、光の戦士とか、急に言われてもわかんないわ・・・」
アーヴァイン「ちょっと幻想的すぎるね」
ラグナ「ハハ、俺と同じ事言ってら」
ウォード「・・・・・・・・・・」
キロス「お前はわかっておけよと言っている」
オダイン博士「全く、これだから低脳共は・・・」フゥ
スコール「介錯していいか?」イラ
アルティミシア(落ち着け)
オダイン博士「少し前置きが長くなったでおじゃる。ここからが本題でおじゃる」
スコール「なげーなもぅ」
オダイン博士「オダインが何故こんなに詳しいのか知りたいでおじゃるか?おじゃるか?」
スコール「どうせ断っても話すんだろうが」
オダイン博士「もちろんでおじゃる!オダインは話したいように話すでおじゃる!」
スコール「早く言えよ・・・」
オダイン博士「オダインは世界中を調査したでおじゃる!しかしただやみくもに探っていたわけではないでおじゃる!」
オダイン博士「先人はちゃーんと導を残してくれていたでおじゃる!ご先祖様に感謝でおじゃる!」
オダイン博士「それがこれでおじゃる!」バーン
スコール「・・・・さっき言ってた文献か?」
キスティス「と言うより・・・日記っぽいわね」
セルフィ「読めないよ〜」
オダイン博士「それを現代語訳したのがこっちでおじゃる」
ゼル「あるのかよ」
日記1
風が止まった・・・海は静まり帰り木々のせせらぎも聞こえなくなった
まるで風が死んでしまったかのよう
お父様が原因調査の為に旅立ってからもう数日が経った。お父様はまだ戻ってこない
お父様・・・一体どこへ
日記2
決めた。私、お父様を探しに行く。これだけの期間何の連絡もないなんておかしいもの
お父様の身に何かあったのかもしれない・・・先日振ってきた隕石。あれが何か関係あるかも
まずはここから行ってみようと思う
318:
日記5
海賊の方々の力を借り、私達は風の神殿へと向かう
風もなくどうやって船を動かすのか心配だったけど、シルドラと言う海獣がひっぱってくれるみたい
でもこの女船長さん、どこかで会った気が・・・
スコール「・・・日記だな」
オダイン博士「そんな部分はどうでもいいでおじゃる!本題はこっちでおじゃる!」
日記12
全てのクリスタルが散ってしまった・・・風も、火も、土も、、水も
それと同時にエクスデスが目を覚ます。復活の為にお父様を利用していたなんて・・・
エクスデスが無の力を手に入れると言っていた。全てがこのまま死に絶えていくのだろうか・・・?
日記40
分裂した世界が再び一つになった。それによって次元の狭間に封じられた『無』が目を覚ます
エクスデスが『無』を使い街を、森を、みんなを飲みこみ始めた。
エクスデスが完全に『無』を手に入れたら・・・想像したくない
そんな事はさせない。クリスタルの戦士として、無念の内に散ったお父様の為にも・・・!
ゼル「こんな時代からあの野郎・・・」
アーヴァイン「続きが気になるね〜」
日記53
エクスデスが次々と世界を消していく。あんなに広大だった大陸も穴だらけの何もない場所になってしまった
飛空艇のエンジン音がうめき声をあげる。エクスデスを止めないと行けないのに・・・
一体どこなの!?次元の狭間ってどこにあるの!?
日記120
次元の狭間の入口が見つかららないまま時間だけが無駄に過ぎて行った
世界はもう半分しか無くなってしまった
エクスデスの『無』もとんと止まった。何故?諦めた?いいやそんなはずはない
私は諦めない。次元の狭間、絶対に見つけて見せる!
アルティミシア(おいおいおいおい)
セルフィ「見つからなかったって言ってるよ〜」
キスティス「何故・・・・?」
日記445
結局次元の狭間の入口は見つからないまま、私たちは歳だけを重ねていった
あの日を境にエクスデスの攻撃は止み、人々も復興を目指して歩み始めた
『無』の痕も消えた。消えた街は戻らなかったけど・・・
平和が戻った・・・?そう思いたい。けど・・・何故なの?この胸騒ぎは・・・
日記732
生き残った学者さん達が総力を挙げて調べてくれている。
ここしばらく進展が見られなかったが、ついに今日一つ、発見があったそうだ
聞けば『無』の痕から時間的な歪みが発見されたそう。
『無』の痕が消えたのはそれのせい?じゃあエクスデスは・・・?
スコール「おいババア・・・これって」
アルティミシア(時間圧縮・・・)
319:
日記1578
体はやせ細り、腰は曲がり、皺が増え、歩くのも辛くなってきた今日この頃
この日記もよくこの歳まで持ったものだ。自分で自分をほめてあげたいわ
今思えばあの青春の日々が嘘のよう・・・目を瞑れば蘇る、あの冒険の日々
私は夢を見ていたのかしら?あれから平和な日々が続いている
もう『無』はこない。エクスデスもいない。
でもせめて・・・仇はこの手で取りたかった・・・ガラフ・・・お父様・・・
日記1823
寿命が近い人間には天からの使いが舞い降りて、魂を導くように傍らで待ち伏せている
そんな言い伝えがあるけど、今日の今日まで信じてなかった
でもいたわ。いいや、幻覚なんかじゃない。今でも覚えている
白い羽をはやした少女・・・その人は光と共に舞い降りてきて、私にこうささやくの
 「あなたの残した全てを後世に伝えなさい。さすればあなたは天の祝福を受けられるでしょう」 と
こんなおばあちゃんに何を残せって言うのかしら?冗談キツイわ
ああ、でも・・・今でも大事に持っているこのカケラ。このカケラに私の心が・・・宿るかしら?
なんてね
日記1954
信じられない・・・嘘よ。信じたくない!天の使いがまた降りてきた
私は彼女に聞くの。
 「私は天寿を全うできますか?」
天の使いはこう答えるの。
 「お前はやるべきことをやらなかった。祝福は受けられない」
もちろん即座に聞き返したわ。なぜ?すると使いはこういうの
 「エクスデスはまだ生きている。光の戦士の役目を全うできなかったお前等の負けだ」
そんな・・・なんで・・・じゃあ、なんで今更そんな事を伝えるの?!
あいつは天使なんかじゃない!死神だ!
死神は最後にこう言い残して去って行った。
 「無念を晴らしたくば、獅子の心を宿す物に全てを委ねなさい」
白い羽がドス黒く染まっていくのが見えた
日記1998
ここまで続いた日記も今日で最後。私は今日、寿命を迎えます
自分でもわかるの。体はいう事を聞かず、呼吸は浅く息苦しい。でもなぜか妙に安らかな気分
ああ、これが『死』なんだなぁ、って
バッツや姉さん、クルルの元にあの死神は現れたのだろうか。
エクスデスはまだ生きている。あいつは確かにそういった
じゃあなぜあの時忽然と姿を消した?何故?私達が死ぬのを待っていたの?
くやしい・・・くやしいよ・・・バッツ・・・姉さん・・・クルル・・・ガラフ・・・お父様・・・
全てが遅すぎた。できる事ならば過去へ戻りたい・・・戻りたい!過去へ!
あの時あの時間で一体何があったの!?教えて!誰か教えて!
スコール「まて・・・この天使って・・・」
アルティミシア(リ・・・ノア・・・?)
日記1999
おそらく これが さいご からだ ぺん にぎれな
これ よむ きづいて たおす えくsでス
カケラ ねむ る あた し わた し いし つ いで 
だれ か(これ以降は文字化が擦れてよめない)
オダイン博士「最後のページにはこうかかれていたでおじゃる」
【著】タイクーン王国 第二王女 レナ・シャルロット・タイクーン
320:
オダイン博士「古代の戦士の貴重な遺産と言えるでおじゃる」
スコール「なんだこれ・・・」
アルティミシア(無念に・・・溢れている・・・)
オダイン博士「このレナと言う人物は魔導士を倒す事が出来なかったのでおじゃる」
オダイン博士「理由はなんらかの原因で魔導士の元へ行けなかったからでおじゃる」
スコール「これでに出てきた天使ってさ」
スコール「リノア・・・だよな?」
オダイン博士「それはわかんないでおじゃる。しかし」
オダイン博士「この日記に書いてあるクリスタルとやらがあの魔導士を倒すカギとなるのは確かでおじゃる」
スコール「・・・」
オダイン博士「オダインは長年の調査でそのありかを突き止めたでおじゃる」
アルティミシア(なんだと!?)
スコール「どこだよ」
キロス「正確にはあるかもしれない場所、だろ」
オダイン博士「オダインはオダインの話したいように話すでおじゃる!
スコール「・・・どこなんだよ」
オダイン博士「ここを見るでおじゃる」ペラ
日記80
つかの間の平和の中、私はサーゲイトのお城からの御呼出しでサーゲイト城に向かう事になった
聞けば国王の葬儀をここの所のドタバタで行えなかったので、この機会に葬ってあげたい。との事だった
あの塔で彼の遺体は散ってしまった。なので生前彼が身に着けていた防具や兜、剣、そして好きだった本などを添えた
国王の為に大きなお墓が建てられていた。とてもとても広い石のお墓。これならあの方も窮屈しなさそう
・・・ひとつお城の人達に謝らないといけない事がある。棺に書かれた王の名前、私が隙を見て消してしまった
悪意があったわけではない。ただ、頭の片隅であの方がまだ生きていると思っていたから
棺に名前を印すと、あの方が本当に死んでしまったと認めてしまいそうなのが嫌で・・・
「心配するな、またいつでも助けに行くさ…」あの方は確かにそういった。私はその言葉、今でも信じてる
キスティス「名前を消された国王?」
オダイン博士「身に覚えあるでおじゃろ?」
スコール「・・・」
ラグナ「アデルも確かそんな事言ってたっけ」
スコール「名も無き王の墓・・・名も無き王の墓だ!」
ラグナ「カーウェイのおっさんがテストに使っているんだってな」
アルティミシア(リノアも名も無き王の墓に行けと言っていた)
スコール「そうだ!リノアも言ってた!名も無き王の墓にウド巨人攻略のヒントがあるって!」
キロス「何故魔導士側の人間がこちらに肩入れするのだろう」
ラグナ「ほんと何考えてるかわかんねーな・・・ジュリアの娘はよ」
オダイン博士「オダインが提示する条件は3つ!」
オダイン博士「1つ、クリスタルをオダインの所まで持ち帰る事!1つ、有効な情報を聞き出す事!」
オダイン博士「そして1つ、世界を消滅させない事!でおじゃる!」
ラグナ「ほんとに世界の為かァ?」
オダイン博士「オダインはクリスタルの研究がしたいのでおじゃる!はやく持ってくるでおじゃる〜!」
ラグナ「やっぱりな」
321:
オダイン博士「一応コピーしといたでおじゃる。持っとくといいでおじゃる」
【レナの日記】
スコール「陰気な内容だからあまり持ち運びたくないんだが」
キロス「ラグナロクはエアステーションの方に回しておいた。いつでも発進できるぞ」
セルフィ「操縦はあたしがやりま〜す!」ハーイ
ゼル「ホントに大丈夫かぁ?」
セルフィ「アタシこう見えて機械関係は強いんで〜す!」
スコール「まじなんだなこれが」
アルティミシア(そういえば元情報班だったか)
ゼル「目的地は決まったな!」
アーヴァイン「名も無き王の墓、レッツゴ〜!」
タッタッタッタ・・・・
スコール「さて、と」
ラグナ「気を付けろよ」
スコール「エスタは大丈夫なのか?」
キロス「モンスターは問題ない。博士がついでにすごい兵器を開発してくれてたからな」
オダイン博士「古代のセキュリティ装置でおじゃる!月の涙がこの程度で済んだのはオダインのおかげでおじゃる!」
オダイン博士「見たいでおじゃるか?見たいでおじゃるか?」
アルティミシア(どれどれ・・・?)
【ソルカノン】
スコール「・・・なにこれ、陽電子砲?」
オダイン博士「古代兵器のレプリカでおじゃる!海中に沈んでたのをオダインが引き上げたでおじゃる!」
オダイン博士「オダインはちゃ〜んと仕事してたでおじゃる!世界中を調査し回ってたでおじゃる!」
スコール「やるじゃんちょんまげ」
オダイン博士「・・・エルオーネ探しのついでに」ボソ
アルティミシア(おい)
ラグナ「とかくよぉ、エスタは大丈夫だから。行こうぜ!」
322:
・エスタ市街
ガキョン! ガキョン! ガキョン!
全員「うわっ!」
【魔導アーマー】
スコール「ちょw」
アルティミシア(これも古代兵器?)
オダイン博士「いや、これはオダインのオリジナルでおじゃる」エッヘン
スコール「ウソつけ。パクっただろ」
オダイン博士「・・・シャドウが見つからないのでおじゃる」
スコール「やっぱりパクリじゃねえか!」
オダイン博士「うっさいでおじゃる!ボケ!カス!さっさといけでおじゃる!」
スコール「お前はどちらかと言うと宝条だよ。このマッドちょんマゲニスト」
ビィーーーーーー! チュドォォォォォォン! ギャワワーーーーー!!
アーヴァイン「な〜んか、問題なさそうだね〜」
キスティス「さすがエスタだわ・・・」
ラグナ「エアステーションまで見送ってやるよ。よし、突撃だ〜〜〜!」
ガキョン ガキョン ガキョン・・・・!
・エスタエアステーション
警備兵「ハッ!」ビシッ!
ラグナ「ご苦労さん」ポン
警備兵「ラグナロクはいつでも発進できます!」
ラグナ「さんきゅー、恩に着るぜ」
ラグナ「今オダインの防衛装置が動き出したから、これで大分楽になるぜ」
ラグナ「後ちょっとの辛抱だ。がんばれ!」
警備兵「ハッ!」ビシッ
323:
・ラグナロク
セルフィ「えっと、え〜っとぉ・・・」カタカタカタ
セルフィ「発進準備完了〜!みんな、いくよぉ〜〜〜〜〜〜!」
全員「 オ ウ ッ !」
ラグナ「・・・・」グッ!
セルフィ「飛空艇ラグナロク、発進しま〜〜〜〜〜す!」
キュィィィィ・・・・・ ボッフォォォォォォォォォーーーーーーーーーー!!
ゴォォォォォォ・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・ キランッ
リノア「・・・・スコール達はちゃんと光の戦士に会えたかなぁ〜」
リノア「失礼な事言って顰蹙買ってなければイイけどw」
リノア「ね〜、アデル?」
アデル「 」
リノア「・・・ま、気長に待ちますか〜〜〜〜」ゴロン
324:
325:

326:
乙!
328:
これは乙じゃなくてゾンビパウダーなんだからね
345:
〜〜〜移動中〜〜〜
ゴォォォォォォォォ・・・・・・
ゼル「うおおおおおお!すっげーなこれ!」
セルフィ「はや〜い!」
キスティス「すごいわねぇ」
アーヴァイン「さすがエスタだね〜」
スコール「タイクーン、ね・・・ババアなんか知ってる?」
アルティミシア(いや、初耳だな・・・)
スコール「一応コピー貰ってきたけどさぁ、この日記」ペラペラ
アルティミシア(かつてあの魔導士と戦った勇者の一人、か)
アルティミシア(さぞかし無念だったろうに・・・)
スコール「つか完全にお前のせいだからな?会ったら謝っとけよ?」
アルティミシア(知るか。ちゃんと仕留めとかないのが悪いんだよ)
スコール「逆切れすな」
セルフィ「あっと言う間に到着で〜す!」
スコール「はやっ」
・名も無き王の墓
サラサラサラ・・・・
スコール「れ、レビテト〜〜〜!」
キスティス「何よ突然」
スコール「いや言いたかっただけ」
アルティミシア(ふむ・・・なるほど、不思議な魔力を感じるな)
スコール「はいじゃあみなさん、中は迷いやすいからはぐれないようにしましょ〜ね〜」
全員「は〜い」
アルティミシア(なんでそんなにユルいんだ?)
346:
・名も無き王の墓
アルティミシア(ここをまっすぐだな)
スコール「いやそれはわかってるんだけどさ、ここ結構めんどくて」
アルティミシア(何が)
スコール「水路の仕掛けを解除しないといけないんだよ」
アルティミシア(ああ・・・)
スコール「最初は確か・・・東か」
〜〜〜移動中〜〜〜
キスティス「不気味な所ね・・・」
セルフィ「あ、これ〜」
【出席番号】
スコール(今更過ぎる・・・)
アルティミシア(カーウェイのテストか)
スコール(目の前すぎてテストにならねーだろ。やっぱアホだわあのおっさん)
アーヴァイン「あっ」
プリヌラ「ギャワワーーーーー!」
スコール「どけ」ゲシッ
プリヌラ「ひぎぃ・・・」ボソン
スコール「モンスターも雑魚すぎる」
アルティミシア(本当は序盤だもんな)
・名も無き王の墓 東
シーーーーーン・・・・
スコール「あれ?セクメトいねーの?」
アルティミシア(ブラザーズの片割れか)
スコール「あいついないからすでに一個解除されてんじゃん」
ゼル「なんかめんどくせえ場所だな」
キスティス「墓荒らし対策じゃないかしら」
スコール「お兄ちゃんの方もいないのかな・・・まぁいいか」
スコール「よし、二手に別れよう」
347:
【北】ゼル アーヴァイン キスティス
【西】スコール セルフィ 
スコール「モルボル、問題児の世話は任せた」
キスティス「問題児って」
ゼル「お前が一番問題なんだよ」
アルティミシア(絶対セルフィは入れるのな)
スコール「たりめーだ!じゃあ行こうね、セルフィたん!」
セルフィ「は〜い」
〜〜〜別行動中〜〜〜
スコール(プリヌラでろプリヌラ出ろプリヌラでろ・・・)
アルティミシア(なんでプリヌラなんだよ)
スコール(濡らしたいんだよ!服を!)
アルティミシア(眠ってる王が怒るぞ)
プエル「ギャワワーーーーーーーー!」
スコール「お前じゃないッ!」ズバッ
ボォン
アルティミシア(名前はちょっと似てたな)
スコール「死ね!グロい見た目の扇風機が!」
セルフィ「はやく行かない?」
・名も無き王の墓 西
スコール「あ〜めんどくせえ」ガコ
ゴウンゴウン・・・シャー・・・
スコール「アデルはここのどこで筋トレしてたんだよ」
アルティミシア(どう見てもそういう場所じゃないだろ)
セルフィ「あっ」
『はぐるまのひとつが にぎりつぶされている!』
アルティミシア(アデル、だな・・・)
スコール「潰すなよ・・・」
セルフィ「なんか不自然にボロボロ〜」
348:
・名も無き王の墓 中央
スコール「さて、と」
キスティス「いよいよご対面ね」
ゼル「どんな奴なんだろな〜」
セルフィ「ドロッドロのぐっちゃぐちゃのアンデッドかもよ〜?」
スコール(ごめん、今それ笑えない)
アルティミシア(見せつけられたものな・・・)
アーヴァイン「じゃあ、行きますかぁ〜」
スタスタスタスタ・・・・
・王の間
『ひつぎが めのまえに たたずんでいる』
スコール「・・・どうすりゃいいの?」
セルフィ「開けるんじゃないの〜」
キスティス「なんか呪われそう・・・」
スコール「いや、前は勝手に中身が出てきたんだけど・・・」
・・・・・・・
ドォォォォォォン!!
全員「!?」
【エンカウント】ミノタウロス
ミノタウロス「オウノ ボゼンヲ アラスモノヲ ユルサナイ・・・」グルルル
スコール「ちょ、ええ!?」
アルティミシア(ミノタウロスはもう持ってただろ!?)
スコール「バカ兄弟緊急召喚!」ペカー
【ブラザーズ】
349:
ゼル「ミノタウロスここにいるじゃん!」
スコール「おいお兄ちゃん!こりゃ一体どういう事だよ!」
セクメト「おい兄者・・・」ガクブル
ミノタウロス(兄)「ああ・・・弟よ・・・」ガクブル
アルティミシア(どういう事だ!?説明しろ!)
セクメト「えっと、その・・・」
ミノタウロス「うががががが・・・・!」ギリィ!
ミノタウロス(兄)「お、親父・・・」
全員「 親 父 か よ ! 」
ミノタウロス(父)「ウッガァーーーーーーーーーーーー!」ドッゴォ!
全員「うああああああああ!」
スコール「ってウォォォォイ!父ちゃん息子もろとも襲ってきたぞ!?」
アルティミシア(父親だろ!?なんとかならんのか!?)
セクメト「無理だよ・・・だって親父は・・・」
ミノタウロス(兄)「昔から・・・暴力親父で・・・」
ミノタウロス(父)「ウガガガガーーーーーーーー!」ドガドガァ!
ミノタウロス(兄)「年中無休であんな感じなのだ」
スコール「 バ ー サ ー カ ー か よ ! 」
ドッゴォォォォォォォ!!
スコール「ふざけんなよバカ兄弟!あんな雷親父に構ってられるか!お前等なんとかしろ!」
アルティミシア(DVはやめろ!)
セクメト「どうする兄貴・・・俺、イヤだぜ親父の相手なんて・・・」
ミノタウロス(兄)「それは私もだ・・・あんな暴力親父・・・」
ミノタウロス(父)「ウッガァーーーーーーーーーー!」ドゴォ!
アーヴァイン「暴れてる暴れてる!」
スコール「あくしろよ!」
ミノタウロス(兄)「くっ、仕方がない!ここは公平に『ジャンケン』で決めよう!」
セクメト「ええっ!」
ドゴォ! バキィ! ガラガラガラ!
350:
スコール「はやくしろよぉおおおおお!棺ごと粉々にされちまうぞ!」
ブラザーズ「じゃーんけーん・・・」
【弟】グー 【兄】チョキ
セクメト「やったやった!勝った!」
スコール「おっし、お兄ちゃん!いけ!」
ミノタウロス(兄)「いや、いくのは弟だ」
セクメト「へ?」
【弟】グー 【兄】チョキ → パー(後出し)
アルティミシア(きたなっ)
セクメト「ええっ!そりゃねーよ兄貴ィ〜〜!」
ミノタウロス(兄)「兄より優れた弟はおらん!弟よ、いけ!」ゲシ
セクメト「ひぃぃぃ〜〜〜〜!」ゴロン
ミノタウロス(父)「ウガ・・・・・」
スコール「オラァ牛人間!見ろ!かわいい息子だぞ!」
アルティミシア(感動の再会を祝うがいい!)
セクメト「と、父ちゃ〜ん・・・」タジ
ミノタウロス(父)「・・・」
ミノタウロス(父)「ウッガァーーーーーーーーーー!!」ビキビキビキ
チュドォォォォォン!
セクメト「ややややっぱり〜〜〜〜〜〜!」HP0
スコール「ああっ!アホの弟!」
ミノタウロス(兄)「弟よ、お前の事は忘れない・・・・」ポン
ゼル「お前等ほんとは仲悪いだろ」
351:
ミノタウロス(父)「ウガガ・・・」フルフル
ゼル「くっそー!どうすんだよこれ!」
セルフィ「こんな所で暴れちゃダメだよ〜!」
スコール「ヤクでもやってんのかこいつは」
ミノタウロス「ウッガァーーーーーーーー!!」バァン!
「やめろ、ミノタウロス」
全員「!?」
ギィ・・・ ゴゴゴゴゴゴ・・・・・
アルティミシア(棺が開く・・・)
(よくぞ参られた。未来の戦士達よ)
キスティス「名も無き王・・・?」
(いかにも。私は名を消された名も無き王)
(しかし名も無き王にもかつては名があった)
(そう、私はかつてこう呼ばれていた)
ミノタウロス(父)「グルルルル・・・・・」サッ
(ゼザ・マティアス・サーゲイト)
アルティミシア(ゼザ・・・?)
スコール「じゃああんたが、リノアの言っていた古代のなんとか戦士?」
ゼザ(そう・・・私はかつて【暁の四戦士】と呼ばれていた)
ゼザ(懐かしい記憶だ・・・)
スコール「暁の四戦士・・・?」
ゼザ(君達がここへくるのはわかっていた。いや、来ると予感していた、か)
352:
スコール「おっさん、んなこたどおーでもいいんだよ」ザ
全員「スコール・・・・」
ゼザ(君は?)
スコール「お前等がちゃんあのウド巨人を仕留めとかないせいで俺らはえらい迷惑してんだ」
スコール「はよ倒し方教えろ。でなけりゃ死ね」
キスティス「ちょっとスコール!先人に何て事を!」
ゼザ(・・・一つ、聞きたい)
ゼザ(君の中にもう一人誰かの存在を感じる。これは一体どういう事だ?)
アルティミシア(私か)
スコール「んな事はどうでもいい。倒し方はよ」
キスティス「あなたはもう・・・」
ゼザ(ハッ!それは!)
キスティス「え?」
ゼザ(ファイアビュート!何故君が・・・?)
スコール「やっぱりこれに食いつきやがったか」
キスティス「これ・・・伝説の武器って聞いたんですけど・・・あなたの時代にもこれが?」
ゼザ(いかにも。それは封印城クーザーに封印されていた伝説の武器)
ゼザ(まだこの現世にあったとはな・・・)
キスティス「よろしければお話を少しお伺いできないでしょうか?」
キスティス「私達も現状に混乱しているのです。どうかお力添えを」
ゼザ「わかった・・・どこから話そうか」
スコール「何この態度の違い」
アルティミシア(あいつはおじさまキラーだな)
スコール「よし、ここは愛人に任せよう」
ゼザ(あれはそう・・・我々がまだ若かりし頃。ドルガン、ケルガー、ガラフと私の4人でエクスデスと死闘を繰り広げた)
ゼザ(死闘の末エクスデスの封印に成功した我々は、後に暁の四戦士と呼ばれるようになった)
スコール「リノアの言ってたなんとか戦士?」
アルティミシア(ちょっと名前が違うくないか)
ゼザ(そして我々の勝利から30年後・・・奴は再び動き出した)
キスティス「人間を操り封印を解かせた、と聞きましたが」
ゼザ(詳しいな・・・そう、その通り)
ゼザ(復活したエクスデスを食い止めるため私は再び剣を持ち戦った・・・しかし)
ゼザ(夢半ばで倒れてしまった・・・私は打倒エクスデスを光の4戦士に託した)
スコール「それだ!それそれ!」
アルティミシア(日記に書いてあった事と合致するな・・・)
キスティス「もしや・・・レナと言う人物をご存じでは?」
353:
ゼザ(レナ!レナを知っているのか!)
キスティス「先ほどエスタでこのような物を貰いました」
【レナの日記】
ゼザ(これは・・・)
スコール「おいおっさん、その日記にはウド巨人抹殺に失敗したって書いてるぞ」
アルティミシア(根城の入口が見つからなかったらしい)
ゼザ(・・・・・・・)ペラ
スコール「いい加減教えろよ。どうやってウド巨人をぶち殺すんだよ」
キスティス「正攻法では倒せない相手なのですか?」
ゼザ(レナ・・・ガラフ・・・クルル・・・ファリス・・・バッツ・・・そうか・・・さぞかし無念であっただろう・・・)
アーヴァイン「あのさ〜、この人もしかしてギルガメッシュ知ってるんじゃないの〜」
ゼザ(ギルガメッシュ!ギルガメッシュも知っているのか!)
スコール「あいつ今どこだ?」
アーヴァイン「さぁ〜」
アルティミシア(仕方がない奴だな・・・)
ゼザ(君達は本当に一体・・・)
アーヴァイン「光の戦士の意志を継ぐ者?になるのかな〜」
スコール「俺らはただ個人的にウド巨人をぶち殺したいだけだ」
アルティミシア(城を破壊された!この恨みはらさでおくべきか!)
ゼザ(・・・希望は 大地に 恵みを与え 勇気は 炎を 灯らせ)
スコール「なんか言いだしたぞオイ」
ゼザ(いたわりは 水を 命の源とし 探求は 風に 叡知を乗せる)
セルフィ「詩〜?」
ゼザ(人々に4つのこころあれば光は生まれん・・・・・)
キスティス「何かの詩・・・ですか?」
ゼザ(リュミナステア・プロペリタ・ヴェリトラーダ。と言う書物に書いてある一文だ)
ゼザ(クリスタルの伝承を書いた物とされるらしい)
アルティミシア(クリスタル!)
ゼザ(世界の初めにあったのは『無』だ。よって『無』を消すことはできない)
ゼザ(その『無』を操るエクスデスも同様、完全に消滅する事は難しいだろう)
スコール「いや・・・それをどうするのかって聞いてるんだけど」
354:
ゼザ(『無』は世界の源であり起源。世界が『無』に帰るのは必然の事)
ゼザ(そして無に包まれた世界は・・・長い時をかけ、また光を生む)
ゼザ(そう。無と光は対なる者。無が光を生み、光は無に返る)
ゼザ(光は世界を生み、世界は心を生む)
ゼザ(そして心はクリスタルを生む・・・光とは、クリスタルだ)
ゼル「さっぱりわかんねえ・・・」ボリボリ
キスティス「ええと、つまり」
キスティス「無に対抗するにはクリスタルが必要・・・という事かしら?」
ゼザ(そう。クリスタルに宿りし光の心・・・)
セルフィ「でも全部散ったって日記に書いてあるよ〜」
ゼザ(消えてなくなったわけではない。砕け散りはしたもののカケラはまだ残っている)
ゼザ(クリスタルのカケラを持った戦士こそ、光の戦士としてエクスデスに対抗できたのだ)
スコール「・・・で、クリスタルってどこにあるんだよ」
ゼザ(クリスタルを持つだけではだめだ。クリスタルに選ばれる必要がある)
ゼザ(君達にその資格があるか・・・試してみると言い)ス
全員「えっ」
シャーーーーーーン! シャーーーーーン! シャーーーーーーーーーーン!
全員「 う わ っ ! 」
『まぶしいひかりが あたりをおおう!』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
スコール「・・・・なんだぁ?」
(え〜っと、あ・い・う・え、え、え・・・)
(何を探してるの?)
(え、いや、ちょっとw)
スコール「なにこいつ」
(寝顔・・・かわいいなぁ)デレデレ
(ドキドキするぞい)デレデレ
スコール「・・・はぁ?」
(へいらっしゃい!)
スコール「・・・まじなんなのこいつ」
355:
(こりゃ、たまげた・・・)
(おやじをしってるのか!?)
(なんだこのカメ)
アルティミシア(光の戦士の記憶か?)
(まさか・・・エクスデスが森をもやしているのか!?)
(レナ、しっかりしろ!)
(エクスデスっ!やめろーーー!!!)
スコール「・・・」
(ガラフ死ぬな 「ケアルガ」!)
(ギルガメッシュ!)
(エクスデスっ!やめろーーー!!!)
(うああああああーーーーーーーーーーーーーーー!!)
スコール「そうだ、この声思い出した。確かバラムで寝た時に夢に出てきた・・・」
(・・・・おいスコール)
スコール「!?」
(ひっさしぶりだな、オイ?)
スコール「え、ちょ、誰!?」
(ノリが悪いぞスコール?)
(それと若返り志望のおばさん)
アルティミシア(・・・時空の彼方に消し飛ばすぞ)
スコール「いやいやいやwあんただれ!?」
(なんだよ・・・本当に忘れてんのかよ)
(お前、いつも一人でボーっとしてたもんなぁ)
スコール「・・・よくわからんがお前が光の戦士なの?)
(そうそう。俺、光の戦士w)
アルティミシア(意外と軽い奴だな)
356:
(そうかぁ・・・お前、俺らの未来だったのかぁ)
アルティミシア(レナを知っているな?)
(レナ!おお〜〜懐かしい!かわいかったよなぁ、あの子)
スコール「全部知ってるぞ。お前ウド巨人倒すの失敗しただろ」
スコール「死ねよもう。えらいもん残してやがって」
(もう死んでるってのw・・・でもよぉ)
(エクスデスの野郎の根城への入口がさぁ・・・閉じられてな・・・)
スコール「知ってた?それこいつのせい」
(んなこったろうと思ったぜ・・・)フゥ
アルティミシア(なんでそう馴れ馴れしいんだよお前は)
(戦士の役目・・・果たせなくてよぉ・・・)
(時間が経てば忘れると思ったんだけどな。やっぱりそりゃ無理な話だよなぁ)
(ずっと死ぬまで後悔してたら、いつのまにかここにいたわw)
スコール「はぁ・・・じゃあ俺はお前の尻拭いか」
(そうなるなw悪いな!スコール!)
アルティミシア(教えろ。どうしたらあいつを倒せる)
(あいつはまだ次元の狭間にいる。これは確実だ)
(そこへ行くにはやはりクリスタルの力がいるわけ)
スコール「何?お前がこじあけんの?」
(ん〜・・・・まぁそうなるかな)
(でもよぉ、さすがに俺一人では厳しいわけ)
アルティミシア(な・・・・)
(だからさぁ・・・クリスタルのカケラ、当時旅した俺の仲間が宿ったのが後3つあるはずなのよ)
(悪いけど・・・そいつら探してくんね?)
スコール「どこにあるんだよ」
(しらね)
スコール「じゃあわかるわけねーだろ!」
357:
(んな事言ったってさぁ・・・あ、そうだ)
(ギードなら何か知ってるかもしれねーな!)
アルティミシア(なんだそいつは)
(賢者ギード。見た目はただの亀だけどな)
スコール「何お前モンスターが友達とかそういうアレ?)
(ギードはモンスターじゃねえよ!・・・似たようなもんだけど)
(多分ほこらにいるんじゃねえかな〜)

スコール「どこだよ・・・ハァ・・・・だりぃ〜・・・」
(そういうなよ。手間賃代わりにこれ、くれてやるからさ)
スコール「ん?」
(剣士と魔法使いが合体したお前等にピッタリだぜ。お前等ならきっと使いこなせるだろうな)
(ほら・・・よっと!)
スコール・アルティミシア(!?)
『カケラに眠る勇者の心・・・』
『魔法剣士』
358:
キィーーーーーーン・・・・・
スコール「うおおおおおおおお!なんだ!?記憶が直接頭に入ってくる!!」
アルティミシア(魔法と剣技の融合・・・?)
(俺が愛用してたジョブ。きっと役に立つぜ!)
(まぁ、実を言うとこれしか残ってなかったんだけどな!w)
アルティミシア(そうか!私が放つ魔法をスコールの剣に伝わらせて・・・)
スコール「魔法・・・剣?」
(ああ、やべえ。そろそろ限界だわ・・・)
スコール「ちょ、おおい!?」
(まさか俺がカケラに眠る心になっちまうとはな・・・結構居心地いいけどよ)
(じゃあ、後は頼んだぜ!スコール!)
スコール「いや待てよ!?オイ!色々聞きたい事があるんだよ!」
アルティミシア(ギードってどこにいるんだよ!)
(じゃあ後よろしく)
スコール・アルティミシア「 ウ ォ ォ ォ ォ ォ ォ イ ! ! 」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
359:
スコール「ハッ!」
セルフィ「スコール〜」
ゼル「大丈夫か?」
スコール「なんだあいつは・・・」
キスティス「なにが?」
スコール「いや見たろ?光のチャラ男」
アーヴァイン「なにそれ〜」
アルティミシア(どうやら見たのは我々だけらしい)
スコール「そ、そうなの・・・」
ゼザ(会ったのだな?バッツと)
スコール「バッツってーの?あいつ」
ゼザ(バッツはなんと?)
スコール「ギードとか言うモンスターに会えって」
アルティミシア(残り3つのカケラを集めろ、と)
ゼザ(そうか・・・バッツ・・・)
キラキラキラキラ・・・・
セルフィ「キレイだね〜」
キスティス「これがあと3つあるの?」
ゼザ(・・・古代図書館)
スコール「え、なに?」
ゼザ(古代図書館になら・・・何か手がかりがあるやも・・・)
スコール「どこ?それ」
ゼザ(我が城より南に下った所だ。森に囲まれた古代の神殿・・・)
スコール「だからそれはどこだよって」
360:
アルティミシア(地図を見て見ろ、スコール)
【第三世界の地図】
アルティミシア(こいつの言うサーゲイトとは・・・ここか)
スコール「そこを南・・・ん?」
ゼル「森?」
セルフィ「森〜?」
スコール「ちょちょちょ、ちょっと待て!」バサ
【ワールドマップ】
スコール「ここ、名も無き王の墓だろ!?」
キスティス「そこから南の・・・」
アーヴァイン「そこはかつて森に囲まれた美しい土地だった〜」
スコール「 テ ィ ン バ ー か ! 」
ゼザ(そうか・・・時が経ち、世界の模様も随分変わったのだな)
スコール「ちょぉ待てぇ!ティンバーにはそんな図書館なんてねーぞ!?」
セルフィ「周りは森ばかりだったよね〜」
ゼザ(いや、あるはずだ・・・何か本に関係する場所はないか?)
アーヴァイン「ティンバーが有名なのはテレビ局と〜・・・」
(いやぁ最近新たな超常現象がいっぱい確認されてねえ、読者から復刊の声が殺到したんだ)
スコール「ティンバー・マニアックス・・・!」
ゼル「あれゴシップ雑誌だろ?そんな上等なもん置いてるのかよ」
アーヴァイン「あそこ、たま〜にお堅い本も出版するよ〜」
アーヴァイン「賢者の考察本とか、神話の解釈本とかさ〜」
アルティミシア(決まりだな)
キスティス「行ってみる価値はあるんじゃないかしら・・・」
361:
スコール「・・・まじか?」
シュゥゥゥゥ・・・
ゼザ(悠久の時を棺の中で過ごした・・・エクスデスの野望を止められなかった、無念と後悔を抱いて・・・)
スコール「お、おい!?」
ゼザ(しかし、光は我らを見捨ててはいなかった・・・光の戦士は、やはりこうして現れた・・・)
アルティミシア(・・・)
ゼザ(ガラフ・・・ドルガン・・・ケルガー・・・私は役目を果たした・・・)
シュゥゥゥゥ・・・
ゼザ(これで・・・やっと・・・お前達・・・・の・・・・もとへ・・・)
ゼザ(逝け・・・る・・・・)
シュゥゥゥゥ・・・
『なもなきおうは じょうぶつした』
スコール「お、オイィ・・・」
キスティス「古代の王、安らかにお眠りください・・・」
セルフィ「天国へいけたのかなぁ〜」
ゼル「託されちまったな」
アーヴァイン「こりゃあ逃げるわけにもいかないね〜」
スコール「お前は一目散に逃げ出すタイプだろが」
アルティミシア(クリスタルを求めて、か)
362:
キスティス「戻りましょうか・・・」
スコール「その前にさあ、ちょっと」
全員「?」
スコール「魔法剣とか言うの試したいんだけど」
アルティミシア(ちょうど私もそれを思っていた所だ)
ゼル「マホウケン?なんだそりゃ」
スコール「なんかしらんけどクリスタルに貰った」
セルフィ「みたいみた〜い」
スコール「というわけでパパさん試し切りさせて」
ミノタウロス(父)「ウガ・・・・?」
アルティミシア(どれにする?)
スコール「折角だから派手なの行こうぜ」
1 ホーリー
2 フレア
安価↓
363:
1
366:
ミノタウロス(父)「ウガガ・・・・」
スコール「じゃあ行くぞ」
全員「・・・・」ドキドキ
アルティミシア(え〜っと、魔法を剣に伝えるようにすればいいのか)
【ホーリー】→ガンブレード
ジジジジジジジジジ・・・・
スコール「おおっ!なんか伝わってる!」ジジジ
アルティミシア(そのまま切ればいいようだ)
スコール「ちゃんとガードしててくれよ?雷オヤジ」
ミノタウロス(父)「ガウ・・・」(防御)
スコール「せーのっ!」
【魔法剣】ホーリー
ズバッ!
ポォォォォォン! キュルルルルル・・・・
全員「おおっ!」
カ ッ !
・・・・・・・・・・
スコール「・・・・どうよ」キラン
ミノタウロス(父)「ウガ〜〜♪」キラキラキラ
ゼル「全然余裕じゃねえか」
セルフィ「なんか回復してるよぉ〜」
スコール「えっなんで?」
【ミノタウロス】聖属性吸収
スコール「先に言えよ!」
367:
キスティス「魔法剣だっけ?すごいわねえ」
ゼル「それも対魔導士用の技術かよ」
スコール「しらね。でもいいもんゲットしたわ」ブンブン
アルティミシア(リノアはこれを手に入れて欲しかったのだろうか)
・ラグナロク
セルフィ「通信が入ってる〜」
スコール「誰からだ?」
『おじゃじゃじゃじゃじゃじゃ!』
スコール「お前かい」
オダイン『出るのが遅いでおじゃる!何秒待たせるでおじゃる!』
オダイン『オダインがコールしたら3秒以内に出るでおじゃる!!』
スコール「できるわけねーだろちょんまげ。ノーグかお前は」
キスティス「どうしました?博士」
オダイン『連絡事項でおじゃる!調査の結果また新たな情報がわかったでおじゃる!』
スコール「なんだよ」
オダイン『古代の国々の事でおじゃる!エスタのタイクーンの他にも色々君主制国家が存在したでおじゃる!』
オダイン『名も無き王の墓はかつてサーゲイトと言う国だったでおじゃる!』
スコール「それは本人の口からさっき聞いた」
オダイン『タイクーン、サーゲイト。この二つの他にもうひとつだけ、巨大な国家があったでおじゃる!』
オダイン『その名もバルでおじゃる!』
スコール「バル・・・なんかどっかで聞いたな」
アルティミシア(スコール、あの地図だ・・・)
【第三世界の地図】
スコール「バル・・・バル・・・」
オダイン『サーゲイトから南に進んだ端っこあたりでおじゃる!』
スコール「あ、ここ・・・」
【レナーン平原】
アルティミシア(たしか瓦礫だらけの・・・)
オダイン『そこはかつてバル城と言う城があったでおじゃる!オダインの調査だから間違いないでおじゃる!』
スコール「まて。俺はここに行ったことがある。でも何回調べてもなんもなかったぞ?」
オダイン『長年の時の流れで風化したのでおじゃるな・・・オダイン達もそこを調査した事があるでおじゃる』
オダイン『そこでも、確かにガレキしかなかったでおじゃる!でも』
オダイン『土やガレキの一部を持ち帰ったら、微かに魔力を発しているのが見つかったでおじゃる!やはりそこは何かあるでおじゃる!』
スコール「じゃあレナーン平原へ行けばいいのか?」
368:
オダイン『違うでおじゃる!どうやらそこには魔法力を発する「何かが」あったようなのでおじゃる!』
オダイン『でもオダインが調べても何もなかったでおじゃる!という事はでおじゃる!』
キスティス「誰かが持ち去った?」
オダイン『オダインも同様の見解でおじゃる!心当たりはないでおじゃるか?』
スコール「あるわけないだろそんなもん・・・」
アルティミシア(そもそもなんでレナーン平原に行ったんだ?)
スコール「あの正体不明の生き物がさぁ、なんかそれらしき事を言ってくるから・・・」
スコール「・・・ん?そういやあいつ、結局なんだったんだ?」
オダイン『容疑者は絞られたでおじゃるな!』
スコール「 オ ー ベ ー ル 湖 ! 」
オダイン『オダインの研究材料を横取りした憎き犯人をく捕まえるでおじゃる!はやく研究させるでおじゃる!』
アーヴァイン「ちょうどいいじゃん〜。オーベール湖ってティンバーの近くでしょ?」
ゼル「ティンバーはどうすんだよ」
アルティミシア(ギードとやらは後回しでいいのか?)
オダイン『はやく!はやくオーベール湖に行ってくるでおじゃる〜〜!』
セルフィ「どこいけばいいの〜?」
スコール「ちょちょちょ、ちょっと待て。状況を整理しよう」ピタ
スコール「俺達は名も無き王の墓でウド巨人の対抗策を聞いた。どうやらクリスタルのカケラとか言うのが必要らしい」
スコール「でもこのカケラは4つあって、一つは王が持ってた」
スコール「残り3つはある可能性が高いのはティンバー・オーベール湖・ギードのいる場所の3か所だ」
スコール「ただしこのうちギードとか言うのだけはどこか場所がわからない」
スコール「そもそも本当かガセかもわからないし、全ては実際に行ってみないとわからない」
キスティス「どこから行く?班長」
ゼル「ギードってのが気になるなぁ〜」
アーヴァイン「ティンバーに図書館・・・初耳だねぇ」
オダイン博士『オーベール湖!オーベール湖!』
スコール「とりあえずおじゃるがうるせえから通信切っといて」
セルフィ「はんちょ〜指示を〜!」
スコール「そうだな・・・どこから行こう」
【1】 ギードのほこら
【2】 ティンバー
【3】 オーベール湖
369:
370:
3
374:

色々噛み合ってて感心するわ
面白すぎる
391:
スコール「オーベール湖か・・・ここは最後までよくわからなかったな」
アルティミシア(なんなのだそれは)
スコール「正体不明の生き物にパシらされんの。世界中の隅々まで」
アルティミシア(ほぉ・・・)
スコール「最終的にモルドレッド平原でスリースターズもらうんだけど・・・まぁ、それでも謎は多いな」
スコール「きもい人面石にしゃべる猿。しょぼいドローポイント。しまいには何もないガレキ・・・」
スコール「ほんともう何がしたかったのか・・・」
アルティミシア(余韻を残すイベントだろ)
スコール「俺は丸投げだと思っている」
セルフィ「発進しま〜す」
シュゴォォォォォォォ・・・・・・・キランッ
・オーベール湖
【メンバー】スコール キスティス アーヴァイン
アーヴァイン「そこそこ広いけどさ〜」
キスティス「ここに何が・・・」
スコール「呼ぶか・・・」
【ハミング】
スコール「・・・」
ズズズ・・・・
『湖面に黒い影がゆらりと浮かび上がる』
影「こんにちはヒトさん。素敵な歌ね」
スコール「結構恥ずかしいんだよボケ」
アルティミシア(世界一ハミングが似合わないなお前は)
アーヴァイン「なにこれ・・・」
キスティス「影・・・?」
影「こんにちはヒトさん。今日はピクニックかしら?」
アルティミシア(マイペースな奴だな)
スコール「お前クリスタル持ってるだろ」
スコール「出せ」
アルティミシア(お前も相変わらずだな・・・)
392:
影「クリスタル?クリスタルって何かしら」
スコール「しらばっくれんな!ガレキから持ち出しただろ!」
スコール「出せ!石投げんぞゴルァ!」
影「ひゃっ!こわ〜い!」
キスティス「そんな乱暴な扱いしたらだめよ」
スコール「口調がイラつくんだよこいつは!ボケ!死ね!」
アーヴァイン「なにをそんなにイライラしてるんだい〜」
影「・・・わたしのオネガイ、きいてくれるかな?」
スコール「ほらきた」
アルティミシア(いきなりだな)
影「わたしのオトモダチのおサルさんをさがしてきてほしいの」
スコール「まだ何も言ってねえだろがぁ!こっちの話も聞けよ!!」
影「おサルさんはきっとどこかの森にいるわ。歩き回っていればじきに会えるはずよ」
影「どうかよろしくね・・・」ゴポゴポゴポ・・・
スコール「あ!ちょおまてぇ!クリスタルは!?クリスタル持ってんのかって!」
キスティス「・・・よくわかんないけど、とりあえずおサルさんを見つければいいのかしら」
アーヴァイン「ノーヒント?厳しいね〜」
スコール「くそが!またパシリに使う気か!」
アルティミシア(どこかの森って言われてもな・・・)
・ホーリーグローリー岬 (ドール北部)
スコール「あの野郎・・・人の話聞けよ・・・」
アルティミシア(いつもお前がやっている事だ)
アーヴァイン「ここにおサルさんがいるのかい?」
スコール「確かここのはずだ・・・」
キスティス「ねえ・・・あれじゃない?」
『サルがいた!』
サル「・・・」
アーヴァイン「どうすんのさ〜」
スコール「・・・・」チャリ
【石を投げる】
アルティミシア(いきなりか!?)
スコール「いいんだよ本当にこれが正解だから」
スコール「オラ!」ブン
スカッ
393:
サル「ヘタクソ〜」
アルティミシア(バカにされてるぞ)
スコール「バカはお前だ・・・」ニヤ
【フレアストーン】
アーヴァイン「ちょ」
キュィィィィィ・・・ 
ド ゴ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ! ! 
全員「 」
スコール「〜〜〜」ヘラヘラ
アルティミシア(オオオオオオイ!も、森が・・・)
スコール「サルげっちゅー」ガシ
サル「お、おお・・・」ピクピク
キスティス「あなた、ほんと乱暴すぎよ」
アーヴァイン「虫の息だよ〜」
スコール「ポーションけつにつっこんどけ」グイ
スコール「さて、じゃあ後はこいつをだな・・・」ズルズル
・オーベール湖
影「わぁ!また話しかけてくれたのね!」
スコール「土産だ。オラ!」ポイ
サル「・・・」ピクピク
影「まぁ、おサルさんじゃない」
スコール「お前の数少ない友達だろ(笑)連れて来てやったぞ。感謝しろ」
影「ありがとう!」
アルティミシア(虫の息なのに何でスルーなのだ・・・)
影「ねえ、こんな話知ってる?」
スコール「待て。俺らはお前のパシリに来たんじゃない」
影「・・・?」
スコール「クリスタルだぜよ。持ってんだろ?」
影「クリスタル?すてきな名前ね。それが何か?」
スコール「あんまりしらばっくれてると・・・」ジャキ
サル「ひぃぃ!」
スコール「お前のたった一人の友達を魚のえさにするぞ」ニヤ
アルティミシア(なんでそんなのばっか・・・)
394:
影「さかなのえさ?すてきね!」
影「きっとおさかなさんもよろこぶわ!さあ、えさを頂戴!」
サル「ええっ!」
スコール「・・・」イラ
アルティミシア(天然の奴と話してるみたいな感覚だな)
スコール「あ〜もうハッキリ言わないとわかんねーのか!」
スコール「クリスタル出さないとお前の友達殺すっつってんだよ!ボケ!」
アーヴァイン「直球すぎだよ〜」
キスティス「私達完全に悪者じゃない」
サル「お、おたしけ〜!」
影「・・・そのおサルさん、誰?」
全員「えっ」
影「どこから捕まえてきたの?そのおサルさん」
スコール「いや、お前の友達じゃ・・・」
影「おサルさんとともだち?ばか言わないでよ。陸の生き物と水の生き物に接点があるわけないじゃない」
影「わたしの友達はそうね・・・たまに魚をとりにくる鳥さんね」
影「そんなサル知らないわ」
アルティミシア(捨てられた・・・な)
サル「・・・」
スコール「ど、どうしよう」
キスティス「え〜っと、その」
キスティス「アタシ達クリスタルってのを探してるのね」
影「クリスタル?クリスタルって何?」
キスティス「こう、キラキラした綺麗な石なんだけど・・・」
影「ああっ!石!石なら知ってるわ!」
キスティス「ほんと!」
スコール「いや、多分・・・」
影「エルドビークで息抜き」
スコール「それじゃねえよ!」
『影は湖面に沈んでいった』
スコール「までやゴルァ!お前ちょっとは話し聞けよ!」
アルティミシア(こいつはほんともう・・・)
アーヴァイン「このおサルさんどうしよっか・・・」
サル「・・・」
スコール「しゃあねえ。こいつから聞くか」
395:
・ラグナロク
スコール「というわけで連れ来たんだけど」
セルフィ「何そのおサルさん〜」
スコール「自己紹介しろサル」
サル「・・・サルです」
スコール「なんだそのぶっきらぼうな挨拶は!愛嬌だせゴルァ!」
セルフィ「しゃべるおサルさんだ〜」
サル「・・・」ニヤニヤ
アルティミシア(ん?)
セルフィ「かわいいねえ〜」ナデナデ
サル「・・・」チラチラ
アルティミシア(あ〜こいつ!)
スコール「 覗 く な ボ ケ ェ ! 」ゲンコツ
サル「きぃ〜〜」ヒリヒリ
セルフィ「・・・たんこぶできちゃった」
スコール「殺すぞエロザル!動物だからって何しても許されると思うな!」
スコール「言っておくがお前は人質ならぬ猿質だ。なめたマネしてると上空から叩き落とすぞ!」
サル「森に帰りたい・・・」
スコール「ったくボケが!」
ゼル「で、お前なんか知らない?」
サル「知らないよぉ〜。こんな石なら持ってるけど」
『 ラ ン ト ル 』
ゼル「なんだこれ」
スコール「あ〜モルドレッド平原の奴ね」
サル「あの影さんがくれたんだ。おともだちの証だって言って。でも・・・」
アルティミシア(見事見捨てられたな)
スコール「脳内お花畑はイヤな事があるとすぐ現実逃避するんだよ」
サル「・・・」ショボーン
ゼル「なんかカワイソウだなこいつ」
スコール「・・・ところでさぁ、前から思ってたんだけど」
スコール「あの影関係で喋る生き物、お前くらいなんだけど」
スコール「お前はお前でなんなの?魔物?」
サル「・・・」
スコール「黙るなよ。石ぶつけるぞ」
396:
サル「オイラはただの猿だよぉ。ある日あの湖に水浴びしにいったんだ」
アルティミシア(行動は普通の猿だな)
サル「したらあの影さんが現れてさあ・・・気が付いたらしゃべれるようになってたんだ」
スコール「魔法?」
アルティミシア(魔力は感じないが・・・)
サル「まぁしゃべれた所で何もないけど。たまーに人間にイタズラしてからかうくらいさ」
スコール「う、う〜ん・・・」
サル「そういえばあの影さん言ってた。この石見たいな小さな石がいっぱいある場所があるって」
スコール「だからそれがモルドレッド平原だろって」
サル「そこの石もオイラみたいにしゃべれるみたい。お話聞けるんじゃないかなぁ」
スコール「あの人面石か・・・」
キスティス「行先は決まった?」
スコール「とりあえずモルドレッド平原だな」
セルフィ「おっけ〜」
サル「あの用事すんだならオイラを森に帰して」
スコール「いーやだめだ。お前にはまだまだ働いてもらう」
サル「ええええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
セルフィ「発進しま〜す!」
シュゴォォォォォォォ・・・・・・・キランッ
・モルドレッド平原
スコール「ほら、着いたぞ」
サル「なんでオイラまで・・・」
アルティミシア(ここは?)
スコール「スリースターズ拾える場所」
アーヴァイン「わ!これ〜」
『ひとのかおをした こいしが たいりょうにおちている!』
スコール「ベ○リットかお前等は
人面石「・・・」
397:
キスティス「色が各種あるわね」
スコール「え〜っと確か、赤い石だけがウソ付きなんだったかな」
アルティミシア(変わった石だな)
人面石(青)「たからはひがし」
スコール「・・・」
人面石(黒)「いつも反対の事を言ってる奴もいる・・・」
人面石(白)「ウソツキ石と呼ばれています」
スコール「どうだっていいわ。死ね」
キスティス「石がしゃべった・・・わ」
スコール「とりあえずスリースターズ取っとくか」
【入手】スリースターズ
人面石(赤)「タカラはここにないって!」
スコール「うっさいわ嘘つき野郎が」
アーヴァイン「とりあえず全色の石集めてきたよ」
スコール「気が効くなホモ」
キスティス「さて・・・」
スコール「サル、聞け」
サル「え〜っと、この人達クリスタルとかいう石探してるらしいんだけど」
サル「人面石さん達、何かしらない?」
『じんめんせきが ざわつきだす!』
ザワザワ・・・ザワザワ・・・
人面石(赤)「クリスタルなんてしるもんか!」
スコール「・・・知ってるんだな」
アルティミシア(アタリか)
スコール「で、どこ?」
399:
人面石(黒)「宝は北極点の方角にあるだろう」
人面石(白)「ひがしです」
人面石(青)「よーく見て見ると?」
人面石(赤)「にしだよ!」
キスティス「これらを総合すると・・・」
スコール「赤はウソ付きだから」
アーヴァイン「北東?」
アルティミシア(でも北東は・・・)
【トラビア山脈】
スコール「岩壁を登れってか」
キスティス「いや、この青い石が・・・」
人面石(青)「岩をよく探してみると何かあるかも」
スコール「・・・?」
キスティス「何かあるんじゃないかしら」
アーヴァイン「行ってみようよ〜」
・モルドレッド平原北東(山脈のふもと)
スコール「ここパパが映画撮影した所じゃん」
アルティミシア(神竜はどうなったのだろう)
スコール「・・・で、ここで何しろと」
アーヴァイン「よく見て見ろって言ってたね〜」
【しらべる】岩
スコール「う〜ん・・・ババアなんかわかる?」
アルティミシア(よくわからんな・・・ただの岩肌にしか見えんが)
スコール「だよな」
スコール「よし、サル。登って探して来い」
サル「ええっ!危ないよこんな断崖絶壁!」
スコール「その為に連れてきたんだろが。あくしろよ」
スコール「アルテマストーンぶつけんぞ」
サル「・・・」ハァ
スコール「いっとくが逃げたらお前の森焼き尽くすからな」
アルティミシア(なんでサルにそんなに厳しいんだよ)
400:
○数分後
スコール「おせえ・・・」イライラ
アーヴァイン「もしかして、逃げた?」
スコール「・・・やっちまうか」
キスティス「こらこら、そう簡単に決めつけるのはよくないわ」
アルティミシア(ここは広い。気長に待て)
スコール「・・・」イライラ
「う、うわーーーーーーーーッ!」
全員「!?」
アルティミシア(何かあった!)
キスティス「行きましょう!」
ダダダダダッ
スコール「おいサル!どこ行った!」
アーヴァイン「スコール、これ〜!」
『おおあなが あいている!』
スコール「落とし穴・・・?」
アルティミシア(ここから落ちたようだ)
キスティス「おサルさんを助けないと!」
スコール「ちぃ・・・いくしかねえか」レビテト
・洞窟
『くらくて まえがみえない』
スコール「暗いな・・・」
キスティス「ほら、明かり」ファイア
スコール「モルボルの顔がなんかホラーだ」
キスティス「失礼ね。ほら、おサルさんを探すわよ」
アーヴァイン「足元気を付けないとね〜」
スタスタスタ・・・・・
スコール「う〜ん、マジでなんだこりゃ」
アルティミシア(山脈の内部にこのような空間があったとは)
キスティス「山には地割れとかの影響でまれにこんな洞窟ができる事があるけど」
アーヴァイン「どうやらこれ、自然の物じゃないね〜」
401:
スコール「どういう事だよ」
アーヴァイン「ほらこれ。ちょっと見づらいけどよーく見ると・・・」
【スイッチ】
スコール「・・・」
キスティス「ボタン・・・よね?これ」
アルティミシア(押すしかあるまい)
アーヴァイン「不安なら僕が遠くから撃とうかい〜?」
スコール「・・・頼む」
アーヴァイン「おっけい。じゃあみんな離れて〜」ジャキ
『スイッチを えんきょりから うった!』
カチ ゴゴゴゴ・・・ ゴウン!
全員「ッ!?」
キスティス「なにか動いたわ!」
スコール「あ、明かりだ!明かりを照らせ!」
キスティス「了解!・・・あれは」ササ
『さきへとつづく いりぐちがひらいた!』
アーヴァイン「開閉スイッチだったのかな〜」
スコール「なんだ・・・?この先に何がある」
アーヴァイン「もしかして誰かが住んでたりして〜」
スコール「んなアホな」
キスティス「行きましょう・・・」
スコール「やれやれ、なんでこんな場所で探検ごっこしないといけないんだか」
スタスタスタ・・・・
・???
アルティミシア(開けた場所に出たようだ)
スコール「モルボル、明かり」
キスティス「はいはい・・・ほら」ペカー
【ドクロ】
スコール「おあああああああ!!」
402:
キスティス「よく見なさい。だたの旗よ」ヒラ
スコール「なんだ・・・超びっくりした」
アルティミシア(みっともないな)
アーヴァイン「ドクロの旗って、海賊旗かい?」
キスティス「あ〜、それっぽいわね」
スコール「か、海賊だぁ?」
アルティミシア(海賊の隠れ家だったのかもしれん)
スコール「海賊のアジト・・・」
【探索中】
キスティス「かなり朽ちてるけど、これ小屋よね?」
アーヴァイン「ベッドらしきものがあるね〜」
スコール「ハッ!宝箱発見!・・・空かよ」ゲシ
アルティミシア(万の時を経た割には綺麗な保存状態だな)
スコール「誰にも見つからなかったんだろうな・・・きっと」
アーヴァイン「これ何気にすごい発見じゃない〜?」
スコール「よし、ここを第二のトラビアガーデンにしよう」
アルティミシア(こんな山奥誰が通う)
○数分後
キスティス「ねえ、あれ・・・橋よね?」
ザァァァァァァ・・・・・
スコール「ほんとだ。橋だ」
アーヴァイン「ボロボロだね〜。踏んだら真っ逆さまかも?」
ザァァァァァァァ・・・・・
スコール「ん・・・この臭い・・・」
スコール「海水・・・?」
キスティス「ハッ!わかったわ!船を止める場所だったのよここ!」
アーヴァイン「あ〜なるほどね〜」
スコール「船ねーじゃん」
アルティミシア(さすがに海の藻屑となっただろ)
403:
アーヴァイン「ところでサルは?」
スコール「忘れてた。あいつどこいった?」
キスティス「おさるさ〜ん。いたら返事して〜!」
シーーーーン・・・・
キスティス「う、う〜ん・・・いないのかしら」
スコール「よし、墓を立てよう」
アーヴァイン「決めつけちゃだめだよ〜」
モゾモゾ・・・モゾモゾ・・・
スコール「ん?」
『じんめんせきが くちをそろえてしゃべりだす』
オカシラァ・・・ オカシラ・・・ オカシラァ・・・・
スコール「なんだ!?」
アルティミシア(おか・・・しら?)
オカシラァ・・・オカシラ・・・オカシラ!
キスティス「どうしたの・・・?」
アルティミシア(なんの呪文だ?)
オオオオン・・・オカシラ・・・アイタカッタ・・・オカシラ・・・
スコール「こええよ!なんかすっごいこええ!」
アルティミシア(ちと不気味だな)
サル「こわがらないで」
アーヴァイン「あっ」
スコール「お前いたなら返事しろよ!」
サル「ごめんごめん。ちょっと辺りを見回ってたんだ」
キスティス「無事だったのね。よかったわ」
アーヴァイン「彼らの言葉がわかるのかい?」
サル「彼らはね・・・海賊だったんだ。今ならわかる」
スコール「ん?どゆこと?」
アルティミシア(あっわかった。お頭って事か!)
スコール「ああ〜!」
サル「そう。彼らは船長を失った海賊のなれの果て」
アーヴァイン「なんで海賊が石になってるのさ〜」
サル「それはね・・・」
404:
サル「彼らは深い後悔に縛られていたのさ。彼らの慕う『お頭』と共にいる事ができなくて」
サル「彼らは探してたんだよ。石となり大地の一部になろうとも、なお」
サル「自分達の居場所を見つけてくれる人・・・この場所をね」
オオオオ・・・ オカシラァ・・・ オオオオオン・・・・
スコール「きめえよ・・・」
アーヴァイン「じゃあ君は?君も海賊の一人なの?」
サル「そうじゃない。僕は本当にただのサル。そう、僕の役目は」
サル「誰かをここに連れてくる事だったのさ」
スコール「今気づいたのかよ」
サル「ここにくるまでわからなかったよ。ここで全て思い出した」
サル「来てご覧」
・桟橋
『くちたふねが そこにある』
サル「これが海賊船。と言ってもボロボロでもう動かないけどね」
キスティス「所々腐ってるわ。気を付けて」
サル「耳を澄ませて、よーく聞いてごらん。君達にも聞こえるはずだ」
全員「・・・?」
むにゃむにゃ・・・おかしらー・・・船のかじは、なおしておきやしたぜ
おれの船をぬすもうとは、ずいぶんとだいたんなやつだ!
そいつらをろうやにぶちこんどけ!
アルティミシア(捕まったのか?)
スコール「この船盗まれそうになったのか」
なんだってあのタイクーンのお姫さんがオレと同じペンダントを・・・
アルティミシア(ん?タイクーン?)
さあ出発だ!風の神殿へ向かうぞ!
俺の言う事が聞けねえか!
アーヴァイン「タイクーンのお姫様ってさ〜」
キスティス「この日記の人よね・・・」
405:
サル「そうだよ。タイクーンには姫がもう一人いたんだ」
サル「生き別れの王女姉妹・・・その片方がここの船長だったんだ」
スコール「なんだその波乱万丈な人生」
アルティミシア(姉妹だったのか・・・)
でも、風邪が止まっているのにどうやって船を動かすの?
知りたいか?
サル「船首をみてごらん」
『かいめんに かげが うかびあがる!』
スコール「んんっ!?」
シルドラ!あいさつしな!!
キシャーーーーーーーーーーー!!
全員「モンスター!?」
サル「違うよ。彼は海獣。風が吹かない時でも船を動かしてくれる立派な海賊の一員さ」
サル「これらは全て幻、彼らの記憶が生んだ思い出の幻・・・」
アルティミシア(なるほど・・・こいつに引っ張らせていたのか)
スコール「シル・・・ドラ?」
サル「もうわかったかい?オーベール湖に住まう主の正体は・・・」
全員「・・・」
サル「僕の役目はこれを伝える事だったんだ」
サル「未練を残した海賊たちの無念、この意志を継ぐために言葉を与えられた」
サル「その役目を終えた僕は・・・」シュゥゥゥ・・・
スコール「あ、おいっ!」
サル「影さんに会ったら・・・影さんの名前をよんであげるとイイ・・・」
サル「それできっと・・・心を開いてくれる・・・」
キスティス「あなたはどうするの!?」
サル「心配しないで・・・僕はただのサル・・・だから・・・」
サル「元のサルに・・・戻る・・・だけ・・・」
サル「・・・」
『サルはことばをうしなった』
406:
・森
キスティス「ほら、お帰り」
サル「ウッキーーー!」ピョン
『サルは さっていった』
アルティミシア(さて、後は・・・)
・オーベール湖
影「こんにちはヒトさん。素敵な歌ね」
スコール「・・・サルに聞いたぞ」
アーヴァイン「元海賊なんだって〜?」
影「あら・・・」
キスティス「誰かに存在を知って欲しかったのね」
アルティミシア(案ずるな。石はみなあの場所に帰してやった)
影「・・・」
アルティミシア(名前を呼んでやれ)
スコール「え〜っと・・・」
スコール「シル・・・ドラ・・・だろ?」
影「・・・」
ズズズズズズ・・・・
全員「!!」
『湖面が かがやきだす!』
影「そう、私はかつてシルドラと呼ばれた海獣」
影「ファリスに拾われてからずっと、家族の様に共に過ごしてきた」
影「その身を無くしてもなお、彼女のそばにいた・・・あなた達の言葉で言う、GFとしてね」
全員「・・・」
影「そっかぁ・・・みんなアジトに帰れたんだぁ・・・」
影「みんな帰りたがってたもの。お礼を言うわ。ありがとう」
スコール「なんで海賊があんなきもい石になってるんだよ」
影「ファリス・・・海賊の船長がね、いつかエクスデスの野望を打ち砕く者が現れるまで」
影「その身をクリスタルに捧げ、次の世代に全てを託すって」
スコール「光の戦士とか言うあれか・・・?」
影「今でもカケラの中で眠っているわ。勇者の心としてね」
影「私はそれを守る為に、ずっとカケラを持ち続けた・・・」
影「でも意外だったわ。海賊のみんなも同じ事してたなんて」
407:
キスティス「後追いかしら?」
影「そう。クリスタルに封じられたとしったあの人たちは、自分もお頭と同じようにって」
影「そういうモンスターがいたのよ。なんでも石にしちゃうすっごいモンスターがね」
影「彼らもなんとかしてあげたかったんだけど・・・私はここを動けないから」
アーヴァイン「あ〜それであのおサルさんを使ったんだね〜」
影「クリスタルの力でおサルさんをおしゃべりできるようにしたわ」
影「そして、石を与えて、暗号を解いた人がちゃんと海賊のアジトに向かうように宝も隠してね」
スコール「だからスリースターズだったのか」
影「そしてあなた達が全てやってくれた。これでもう、思い残す事はない」
アルティミシア(おい・・・じゃあ)
影「お察しの通り、クリスタルのカケラは私が持ってるわ」
影「ごめんなさいね。彼らをなんとかしてあげたかったの」
スコール「・・・ファリスって言うのか?」
影「そう。クリスタルに選ばれたあなた達ならきっとファリスの声が聞こえるはず・・・」
キラキラキラ・・・・
『湖面から クリスタルのカケラが うきでてくる!』
影「ほら・・・耳を澄ませば・・・」
『あたりを まぶしいひかりが おおう!』
シャーンシャーンシャーンシャーン・・・・
スコール「・・・?」チラ
(長い旅になりそうだ…お前たちは、おれがいない間、アジトを守ってくれ)
(シルドラ! はなせ!はなせよ!!シルドラー!!!)
(海ぞくのおれが、本当はお姫様かい…じょうだんきついよ!)
スコール「こいつも勇者の一人か・・・」
アルティミシア(記憶の断片だな)
(さあ、もどろうぜ!みんなが、心配するといけない)
(レナ…ずっと気になってる事があるんだ…… 北の山での事だけど 何であんな危険な事までして飛竜を助けたんだ?)
(エクスデスをたおす!)
スコール「またレナか・・・」
アルティミシア(バッツも知っているだろうな)
408:
(目をさませ!「フェニックスのお」「エリクサー」!!)
(サリサ…おれの本当の名前…)
(やっぱり、おれには、お姫様なんて、しょうにあわないよ!
スコール「・・・」
(シルドラ!生きてたんだな!!)
(シルドラのたましいが、ファリスの役にたちたいって…)
・・・・・・・・
『カケラとカケラが こおうする!』
アルティミシア(ん・・・?)
(というわけさ)
スコール「おまえっ!」
アルティミシア(バッツ!)
(いやぁいきなりファリスを見つけ出すとは、さすがスコール!)
スコール「何お前狙ってたの?」
(そんなんじゃねえけどよ、よく見りゃ美人だなぁ〜ってw)
アルティミシア(緊張感はないのかお前には)
スコール「そんなんだから失敗するんだよ」
(ファリス・・・シルドラが守ってたんだな・・・)
(おい起きろよファリス。俺らの意志を継ぐ者が現れたぜ)
(・・・やっぱかわいいかも)ドキドキ
スコール「ドキドキすんな」
(・・・大丈夫、ちゃーんと協力してくれるってさ)
(ただしファリスは喧嘩っぱやいからな。ダラダラやって怒らさないように注意しろよ?)
スコール「お前に言われたくないんだけど」
(行こうかファリス・・・)
『カケラに眠る勇者の心・・・』
『踊り子』
409:
スコール「これもジョブ?」
(そ。ファリスが愛用してた・・・というより、俺がさせてた)
アルティミシア(踊り子ってなんだよ)
(見た目に惑わされるなよ?結構強いんだぜ)
スコール「踊るのか・・・?」
(その調子で後のカケラもよろしく頼むぜ・・・)
スコール「だから待てや!なんでそう話を聞かないんだよお前等は!」
(・・・・)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
スコール「ハッ!」
影「ファリスに会えた?」
スコール「会えたってかまぁ・・・」
アルティミシア(一応協力はしてくれるみたいだ)
影「そう・・・よかった・・・」
スコール「ついでに残りのカケラの場所も教えろよ」
影「ファリスの役に立ちたかった・・・ファリス・・・」
影「役に・・・立つ事が・・・できて・・・うれ・・・し・・・」シュゥゥゥ
スコール「ちょぉ待てぇ!手がかり!手がかりなんか言え!」
影「いつも・・・そばに・・・いる・・・か・・・・・」
・・・・・・ラ・・・・・・・・・
『湖面のかげは消えて行った』
スコール「かぁ〜またか!なんでどいつもこいつも話を聞かねえんだよ!」
アルティミシア(まぁいいだろ。こうしてカケラを手に入れる事ができたんだから)
アーヴァイン「光の戦士と会えたの〜?」
スコール「会えたっちゃあ会えたけど、チャラ男がでしゃばってきたせいで喋れなかった」
アーヴァイン「意外と目立ちたがりなんだねえ〜」
スコール「クソが!せっかくのボーイッシュ美人だったのに!」
キスティス「そこは関係ないでしょ」
【入手】クリスタルのカケラ(ファリス)
410:
スコール「で、さぁ・・・」キラキラ
キスティス「いつ見てもキレイねえ」
スコール「なんか踊り子とか言うアビリティ貰ったんだけど」
アーヴァイン「踊り子?ダンスでもしろってのかい〜」
スコール「バッツ曰く意外と強いらしいんだけど。なぁ?」
アルティミシア(ちょっと試したい所だな)
スコール「というわけでモルボル。やれ」
キスティス「ええっ!?」
スコール「俺はすでに魔法剣持ってるっての。やれ」チャリ
キスティス「え、ちょ、どうすればいいの・・・」
スコール「これ持てばいいんじゃね?」チャリ
キスティス「・・・こう?」グッ
『キスティスは カケラをつよくにぎりしめた!』
キスティス「・・・何も起きないじゃない」
スコール「・・・」
キスティス「やっぱり、直接対話したあなたしかできないのよ」タタタ
アーヴァイン「・・・」
キスティス「大体戦闘にダンスなんて・・・たしかに、そういう武術あるけど」タタン
キスティス「大体ガーデンでダンスの授業あったでしょ。今更ダンスなんて言われても・・・」タタタ!
スコール「・・・気づいてないのか?」
キスティス「え?」
タタタタンッ タタンッ タタタンッ タタタンッ!
キスティス「ちょ、ええ!?足が勝手に!」タタタ
アルティミシア(タップダンスか?)
キスティス「いや、ちょ、とま、止めて!誰か止めて!!」
アーヴァイン「自動でダンスしてくれるんだ〜」
スコール「なんこれ」
411:
キスティス「ああっ!足が勝手に・・・!段々体の自由が効かなくなってる!」
アルティミシア(気が済むまで止まらないとかそういうあれか?)
スコール「ユウナかお前は」
キスティス「あ、ちょ、段々体の自由が・・・」
キスティス「ああっ!」
【つるぎのまい】(むち)
ヒュンヒュンヒュンヒュン・・・・
スコール「ちょ、おい!鞭振り回すなよ!」
アーヴァイン「あぶないよ〜」
キスティス「いやちがっ体が勝手に(ry
『むちのそくどが あがっていく!』
ヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュ!!
バシッ
【追加効果】ファイガ
スコール・アーヴァイン「ギエエエエエエエエエエエ!!」チュドーン
キスティス「あ、止まったわ」ピタ
スコール「あ、あぶねえアビリティだな・・・」プスプス
アルティミシア(手にした武器をダンスに任せ連続で攻撃する。と言った所か)
スコール「う〜ん、セルフィたんに装備させればよかった」
アルティミシア(制御が効かないと危ないな)
キスティス「とりあえず二つ目ね。さ、残りの分もこの調子で探しましょ」
スコール「あてて・・・」
アルティミシア(あっ)
アーヴァイン「 」(戦闘不能)
スコール「直撃かよ・・・」
アルティミシア(なんでいつもこいつはこうなんだか)
413:
・ラグナロク
スコール「さて、早一つゲットしたわけだが」
セルフィ「やっぱり探せばあるんだね〜」
ゼル「それもかつての勇者が眠ってるのかよ」
アーヴァイン「そうだよ〜。海賊の船長でお姫様でもあるんだ〜」
ゼル「どんな奴だよ・・・」
セルフィ「会ってみたいかも〜」
キスティス「さて、班長くん。次はどこへ行く?」
スコール「そうだな。次は・・・」
【1】 ギードのほこら
【2】 ティンバー
【済】 オーベール湖
安価↓
414:
2
415:
【メンバー】スコール キスティス セルフィ
ザワザワ・・・ガヤガヤ・・・ゴウンゴウン・・・
・ティンバー
スコール「まさかこの騒がしい街にまた戻ってくる事になるとはな」
セルフィ「あの時は大変だったね〜」
キスティス「図書館とは無縁そうだけど」
アルティミシア(本当に大丈夫か?ゴシップの図書館なんか行っても意味ないぞ)
スコール「俺もそこが不安。雑誌のバックナンバーなんか見てもなぁ・・・」
スタスタスタ・・・・
キスティス「さすがにガルバディア兵は引き挙げたようね」
スコール「ホテルも泊まれる・・・ちょっと休憩しない?」
アルティミシア(今来たばかりだろ)
スタスタスタ・・・
スコール「何げにファッションが最先端を行っているって言うな」
アルティミシア(なんだと?詳しく説明しろ)ピク
スコール「あの子見てみ)
女の子「猫ちゃん・・・かわいい〜」ニャーン
アルティミシア(あの少女が一体・・・)
スコール「見ろよ。この時代にミニスカニーソだぞ。時代先取りしすぎだろ」
アルティミシア(ストリートファッションとやらか)
スコール「この女の子もまさか自分が最先端を行ってるとは夢にも思わないだろう」
アルティミシア(アホが。じゃあ私の様なボディペイントもきっと流行るだろう)
アルティミシア(イチデザイナーとして宣言する!)キリリ
スコール「・・・バカ女の悪ノリとしてな」
・ティンバーマニアックス前
スコール「ダンジョンじゃないからあっという間に着いたけど・・・」
セルフィ「どうしよっか〜」
キスティス「とりあえず見学許可を取りましょ」
スコール「・・・」ポリポリ
416:
・ティンバーマニアックス
キスティス「あの・・・見学をしたいのですが・・・」
受付「どうぞ〜」ニッコリ
スコール「ここの編集長と話す感じなわけ?」
キスティス「もちろん。事情を説明しないと」
スコール「ええ・・・」
アルティミシア(どうした?)
スコール「あのおっさん話なげーからイヤだ・・・」
アルティミシア(情報をくれるんだからいいだろ)
スコール「いやだって、おっさんの若い頃の夢とか、最近の若者は〜とかそんなんだぜ?」
スコール「やだよそんなの。聞き上手のモルボルがいけよ」
アルティミシア(それはキツいな・・・)
・編集室
編集長「またあったな!若者たちよ!」
スコール(俺は会いたくなかったけど)
編集長「して今回は何の用かな?」
スコール「・・・モルボル、行け」
キスティス「えっ」
スコール「話聞いといて。俺ら外で待機してるから」
キスティス「まぁ、別にいいけど・・・何がそんなにイヤなの?」
スコール「今にわかるよ。だから、行け」
キスティス「はいはい・・・あの、私達ガーデンのseedで・・・」
〜〜〜談笑中〜〜〜
スコール「さて、ではこの隙に・・・」コソコソ
セルフィ「本がいっぱいある〜。読んでいい?」
編集「あん?アートっぽい人ですねだって?まいったなぁ実際そうなんだけど」
アルティミシア(言っとらん)
セルフィ「わ〜!・・・バトルシリーズばっかりだぁ・・・・」
スコール「そう言えば新しいオカファンどうなったの?」
編集「お?あれはもう発売されたよ。見るかい?」
スコール「・・・」ペラ
417:
【特集!時の止まった村の都市伝説!】
【異世界出現!ツギハギだらけの奇妙な空間の秘密に迫る!】
【怪奇!突如消えた地方都市の行方!】
【発見!突如出現した中世都市!】
【天空の城!?空に浮かぶ謎の古城を追え!】
スコール(これも今思えばさあ・・・)
アルティミシア(一番下は私の城だろ)
スコール(突如消えた地方都市ってウィンヒルだろ)
アルティミシア(ああっ)
スコール(あれ世間的にはただの火事って事になってるんだろ。盛大に盛りやがって)
アルティミシア(ツギハギだらけの奇妙な空間は・・・)
スコール(ウド巨人の言ってた『次元のはざま』か)
アルティミシア(所詮ゴシップだな。当たり障りのない事しかかかれていない)
スコール「で、このクソ会社のどこが古代図書館なわけ?」
アルティミシア(確かに本はたくさんあるがな・・・)
〜〜〜談笑中〜〜〜
編集長「〜〜〜〜」ペチャクチャ
スコール「なげえんだよクソ編集長」
セルフィ「やっぱりバトルの本しかないよ〜」
スコール「退屈だ・・・どこか行こうかセルフィたん」
セルフィ「だね〜・・・」
・ティンバー
アルティミシア(置いていくのか?)
スコール「後で迎えにくるって受付に言っといたからいいだろ」
セルフィ「手がかりさがそ〜」
スコール「ホテルで休憩しよっか」
アルティミシア(やめろ)
418:
・ティンバー 橋
トボトボ・・・・・・
スコール「な〜んもねえなここ・・・」
セルフィ「あるのは駅と〜テレビ局と〜お土産屋さん・・・」
スコール「フクロウの涙ってのもあったなぁ・・・」
スコール「でもあれはただの水だし・・・」ドサ
セルフィ「先生まだかなぁ〜」
スコール「暇すぎる・・・」
アルティミシア(テレビ局は行かないのか?)
スコール(いや入れねえよ)
アルティミシア(テレビ局なら放送用の資料などがたくさんありそうだが)
スコール「・・・テレビ局いってみよっか。セルフィたん」
セルフィ「入れるかなぁ」
・ティンバー テレビ局
警備員「現在関係者以外立ち入り禁止です」
スコール「ほらな」
セルフィ「あたしら前科あるし〜」
アルティミシア(バカ正直に従うのか。お前が)
スコール(忍び込めってーのかよ)
アルティミシア(どうせ前科者だろ。いけよ)
スコール「・・・セルフィたん、忍び込もっか」
セルフィ「おっけ〜」
コソコソ コソコソ・・・
スコール「こちらスコール。ババア、聞こえるか」キリ
アルティミシア(聞こえるに決まっているだろ。直接脳内にいるのだから)
スコール「これよりテレビ局に潜入する」
アルティミシア(はよいけ)
セルフィ「楽しくなってきたかも〜!」
419:
ササッ ササッ
スコール「歩哨が二人・・・装備はAKにパイナップル・・・」
アルティミシア(パイナップル?)
セルフィ「おいしそ〜」
スコール「通気ダクトから潜入する!」
セルフィ「監視カメラに気を付けよ〜!」
アルティミシア(・・・もしかしてなりきっているのか?)
・テレビ局内
ザッザッザッザッザッザッザ・・・・・・・
ガコン
スコール「潜入成功・・・」ニヤ
セルフィ「し〜し〜」
スコール「で、大佐。どこへ行けばいい?」
アルティミシア(何が大佐だよもう・・・資料室になにかあるんじゃないか?)
スコール「我々の目標は『資料室』だ・・・」キリ
アルティミシア(言っておくがただの思い付きだからな?)
スコール「任務に戻る!」
コソコソ・・・コソコソ・・・
スコール「むっ!」
『かんけいしゃが だんしょうしている!』
ハハハ・・・でさ〜・・・・
セルフィ「どうする〜?」
スコール「麻酔銃ない?」
アルティミシア(あるか)
セルフィ「でも〜これならあるよぉ〜」
『セルフィは ひとさしゆびをまえにだした』
セルフィ「えいっ」
【サンダー】
ギエエエエエエエエエエ!
420:
アルティミシア(ちょ、おい!)
スコール「聞かれた臭くね!?」
セルフィ「大丈夫大丈夫〜」サササ
ガサゴソガサゴソ
セルフィ「はい、許可証」ペラ
スコール(慣れてる・・・)
セルフィ「後はこの人達をロッカーにいれて〜」ガコン
セルフィ「これでおっけぇ〜」ブイ
スコール「さすが・・・」
アルティミシア(お前は出る作品を間違えてないか)
ササッ ササッ
スコール「むっ」
アルティミシア(どうした?)
スコール「大佐・・・ここはどうやらスタジオの用だ」
セルフィ「番組取ってるよぉ〜」
スコール「なんの番組だ・・・」ジロジロ
「ちょっと君達!何やってんの!?」
【!】
スコール(ヤバッ!見つかった!)
セルフィ(危険フェイズ〜!)
P「困るよ君達、あれほど控室から出るなって言ったじゃないか〜!」
P「ほら、もう出番近づいてるから。こっちこっち!」
421:
・ティンバーマニアックス
編集長「・・・おっとすまない。ムダ話をし過ぎたようだね」
キスティス「いえ・・・(本当にムダな話ばかりだったわ)」
編集長「やはり悪いんだけど、ここが図書館だったとか聞いたことないよ」
編集長「確かに本はあるけどさ・・・ほら、雑誌ばかり」ペラ
キスティス「わざわざありがとうございました」
編集長「すまないね。力になれなくて」
編集「編集長、もう始まってますよ」
編集長「おっと危ない!もうこんな時間か!」
キスティス「何か?」
編集「最近この人、クイズ番組にハマっててね」
編集長「いやぁ〜毎週毎週楽しみにしてるんだよ。編集者として、知識を広めるのに役立つからね」
キスティス「はぁ・・・」
編集「テレビつけますね」ポチ
「さあ、今週もやってまいりましたティンバークイズショー!」
「今日の挑戦者は・・・こいつらッ!」
スコール「お茶の間のみなさん!よろしくお願いします!」
セルフィ「まみむめも!これ流行らせたい言葉で〜す!」
キスティス「 」ブッ
「今日のチャレンジャーは若いお二人!さあ、この前途ある二人は果たしてどこまで食い下がれるのか!?
スコール「せ〜の」
スコール・セルフィ「がんばるぞ〜ッ!」キャッキャ
編集長「あんたの連れだよね・・・あの子ら」
キスティス「帰ったらおしおきね」ピキ
422:
アルティミシア(なんで出るんだよ!)
スコール(いやだって景品もらえるし・・・)
アルティミシア( 資 料 室 は ! ? )
スコール「これ終わったら」
司会「挑戦者、一人でブツブツと予習の確認でしょうか!気合十分です!」
司会「ではさっそく参りましょう〜第一問!」
【Q】G.F.とはGARDEN FIGHTERのことである(○×)
スコール(じゃあ後ババアよろしく)
アルティミシア(はぁ!?自分で解けよ!)
チッチッチッチッチッチッチ・・・・・・
司会「おっと挑戦者、いきなり難問にぶち当たったか!?時間が刻々と迫っているぞ!?」
スコール(ほら、はよ)
アルティミシア(あ〜もう、×!GFはGuardian Forceだ!)
スコール「×!GARDEN FIGHTERじゃなくてGuardian Forceだッ!」ビシ!
ピポピポピポーーーーン!
司会「第一問目、難なくクリア〜!これは幸先がいいですね!」
セルフィ「やった〜!」ピョン
スコール「このくらい・・・わけないですよ」フッ
アルティミシア(嘘つけ。カンニングも同然じゃないか)
423:
司会「続いて第二問!」
アルティミシア(これ、いつまで続くんだ?)
スコール「さぁ・・・」
【Q】ウェンディゴから鉄パイプをぶんどることができる(○×)
セルフィ「これは?」
スコール「ぶんどるだっけ・・・ドロップじゃなかったか?」
チッチッチッチッチッチッチ・・・・・・
アルティミシア(グラシャラボラス取ったんなら知ってるだろ)
スコール「いや・・・さっぱり」
アルティミシア(・・・記憶障害か?)
チッチッチッチッチッチッチ・・・・・・
司会「さあどうした挑戦者!ここで脱落かぁ!?」
スコール「答えなんだよ」
アルティミシア(・・・○だ)
スコール「○で!」
ピポピポピポーーーーン!
司会「せ〜かい!さすが挑戦者、詳しいです!」
スコール「ゼルとモルボル連れてくるべきだった」
セルフィ「だよね〜」
アルティミシア(お前等ガーデンで何習ったんだよ)
司会「挑戦者、良いペースです!続いて第三問・・・」
『もんだいが つぎつぎと くりだされる!』
スコール「○!」
スコール「×!」
スコール「○!」
○!×!×!○!×!○!○!・・・・
424:
P「・・・なんであいつ次々と正解してんの?」
AD「これ、ヤラセですよね」
P[やらせって言うな!演出だ」
P「チャンピオンは数字持ってるからここで脱落してもらったら困るんだよ。お前ちゃんと台本見せた?」
AD「見せましたよ。でも・・・あんな連中でしたっけ」
P「・・・やらかした?」
AD「見たいですね」
P「・・・CM〜〜〜〜〜!」
〜〜CM中〜〜〜
セルフィ「スコールすご〜い!」
スコール「らくしょーらくしょー!Seedなめんなよ!?」キリ
アルティミシア(全部私にやらせている癖に・・・)
AD「CM開け5秒前で〜す」
スコール「次も頼むぞ!」
アルティミシア(まぁ折角だから勝っとくか)
司会「挑戦者、王座奪還まで後一歩!さあ、次の問題です!」
スコール「こいや!」
司会「次の問題は・・・こちら!」
【Q】視点側と光源側両方から、光源の反射や透過、屈折を追跡する方法で。
 物体の材質による映り込みなどのが青合うを作成できる半面多大な計算時間を要するのは?
スコール「・・・は?」
アルティミシア(何言ってるんだこいつ)
スコール「ごめん、もっかい言って」
司会「スタート!」
チッチッチッチッチッチッチ・・・・・・
スコール「いや、ちょまてぇ!明らかに問題が変わったぞ!?」
アルティミシア(ハッ!スコール前!)
P「にやにや」
スコール「 ヤ ラ セ か よ ! 」
スコール「ぐぎぎ・・・そう来たかこの野郎・・・」
アルティミシア(悪いがさっぱりわからんぞ)
スコール「てんめぇーーーー!最初から出来レースだったんだなぁーーーー!」
425:
P「マイク切ってるな?」
AD「はい」
アルティミシア(どうする?スコールよ)
スコール「くそ・・・まるでわかんねぇ・・・」
セルフィ「は〜い!」
スコール「!?」
セルフィ「正解は〜『双方向レイトレーシング』で〜す!」
スコール「・・・なんそれ」
アルティミシア(新しい魔法か?)
司会「・・・」
ピポピポピポーーーーン!
P「な・・・」ポロ
AD「うそぉ!?」
セルフィ「えへへ〜やったぁ!」
スコール「セルフィたん今の何・・・」
セルフィ「IT用語だよぉ〜。電子演算で描写する空間座標の〜手法の一つで〜」
セルフィ「アタシは元情報班だからね〜、これくらいわかるよ〜
アルティミシア(意外と頭イイんだな)
スコール「・・・まじ?」
P「ぐぎ・・・あのおにゃのこ・・・」
AD「どうするんすかこれ」
P「問題の難度をあげろ!」
【Q】プログラムされた機械語の命令群の実行によってアキュムレータなどを介する方法によらず、
 メモリとメモリまたはメモリとI/Oデバイスの間で直接データを転送する方法の正式名称は?
セルフィ「Direct Memory Accessで〜す!」
ピポピポピポーーーーン!
セルフィ「やったぁ〜〜〜!」
『むずかしいもんだいを つぎつぎとこたえていく!』
426:
司会「挑戦者怒涛の勢い!今週ついに王座交替なるかぁ!?」
P「何やってんだあいつわぁーーーーー!これはヤラセ!君達が勝ったらいけないの!わかる!?」
AD「やっぱりヤラセじゃないっすか」
セルフィ「簡単簡単〜」
スコール「さっすがセルフィたんだぜぇ!これはクイズ系アイドルとしてデビューするしかねえな!」
アルティミシア(クイドル?)
P「どどどどうするこれ!?」
AD「一旦CM入れますか?」
P「ストーーップ!CM、CM入って!」
司会「え、CM?・・・さあ、ラスト問題はCMの後!チャンネルはそのまま!」
アルティミシア(大体何言われるのか想像つく)
P「ちょっと君達、何やってんの!?君達が勝ったらダメじゃん!」
セルフィ「なんで〜?」
P「いい?これはテレビなの!テレビには演出があるの!」
P「ガチクイズはお呼びでないの!ガチよりドラマ!わかる!?」
アルティミシア(別に全ての番組がやらせなわけじゃないだろ)
P「もう・・・次はちゃ〜んと外してよね!」
セルフィ「ぶ〜」
スコール「・・・」
P「返事は!?」
スコール「・・・どうしよっかなぁ〜」ニヤニヤ
P「!?」
アルティミシア(またか・・・)
スコール「だって後一問でしょ?俺ら頭イイからついうっかり正解しちゃうかもしれない」
P「どういう意味だ・・・」
スコール「急に惜しくなっちゃった。挑戦者として」ニヤ
スコール「チャンピオンになりたい〜やらせ反対〜」
P[なにを今更!」
スコール「今ティンマニのビルに俺らの仲間がいるんだけど・・・」
スコール「記事になるよね。人気クイズ番組、やらせ発覚!って」
P「お、脅すつもりか!?」
スコール「それはアンタ次第」
P「・・・何が望みだ」
スコール「俺さあ、借金があるんだよねぇ・・・」
アルティミシア(言うと思った)
P「いくらだ・・・」
スコール「20億ギル」
P「はぁ!?」
アルティミシア(ついに二桁突入か)
427:
スコール「テレビ局なら余裕でしょ」
P「おまっこんなローカル局でそんな大金・・・・!」
スコール「あっ口が軽くなってきた・・・」フワァ
P「ぐぎぎ・・・」
スコール「俺が出す条件は二つ。1つ、口止め金20億ギル」
スコール「そしてもう一つ、局の資料室に入れろ」
P「資料室・・・なんでそんな所に」
スコール「やるの、やらないの!どっち!?」
P「ぐぐ・・・わかった・・・」
スコール「契約成立!」ビシィ!
P「うう・・・局長に何て言われるか・・・」
アルティミシア(可哀想に)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
司会「いや〜挑戦者、後一歩及ばす!惜しい!」
スコール「いやぁ残念だなぁ〜」デヘヘ
司会「チャンピオンの座を降ろす者はいつ現れるのか!?ではまた来週〜〜〜〜〜!
AD「はいOKで〜す!」
スコール「資料室はよ」
P「・・・こっちだ」ハァ
スコール「〜〜♪」
アルティミシア(潜入のせの字もないな)
・ティンバーテレビ局 資料室
P「あまり勝手なマネはするなよ?上に怒られるの俺なんだから」
スコール「はよどっかいけ」
セルフィ「で、なにを探せばいいの〜」
スコール「あ・い・う・え・え・え・・・・」
アルティミシア(お前もか)
【捜索中】
429:
セルフィ「やっぱり旅番組とか〜その辺かなぁ〜」
スコール「イッテQ的な奴?」
セルフィ「あ、これ〜」
スコール「ん・・・なにこれ」
『ティンバーの近くの森に一風変わった猿がいるとの情報があった
 視聴者からの投稿で是非調査してくれと依頼されたので早現地に行く
 そこには人語を操る猿がいた。さっそく取材を試みる。しかし猿が我々に石をぶつけ逃げて行った
 そこから何回か出会ったが、会うたびに石をぶつけられる。取材はできそうにない
 申し訳ないがお蔵入りだ。』
アルティミシア(あっ猿ってさっきのあいつか)
スコール「ああ、オーベール湖の」
セルフィ「しゃべる猿?さっきの子だね〜」
スコール「あのエロザルちゃっかりセルフィたんのパンツ覗きやがって・・・」
アルティミシア(まさにサルだな)
ガサゴソガサゴソ・・・・・・・・
セルフィ「見つかんないね〜・・・」
スコール「ねえじゃねえかよババア」
アルティミシア(思い付きだって言っただろ。人のせいにするな)
スコール「ハァ・・・どうしよっかセルフィたん」
セルフィ「つかれたよぉ。喉渇いた〜」
スコール「だよねぇ。フクロウの涙でも飲みに行くか」
セルフィ「さんせ〜」
スコール「飛んだ無駄足だった」
アルティミシア(ヤラセを無視してやればよかったな)
・民家
スコール「ようじじい。来てやったぞ。水寄こせ」
老人「またアンタかい・・・」
セルフィ「ここなんかあるの〜?」
スコール「年金・・・じゃなくて、HPが全回復する水がね」
セルフィ「へえ〜」
430:
セルフィ「あ、おいしい〜」ゴクゴク
『HPが ぜんかいふくした!』
老人「ほうほう、そこのお嬢さんはこの水の良さがわかるようじゃの」
セルフィ「おいしいで〜す!」
スコール「色目使ってるんじゃねえぞじじい」ガサゴソ
老人「・・・お前さんは何をしてるんじゃな?」
スコール「お前のへそくり奪いに来たんだよ」
老人「・・・もうないと言ったろうに」
アルティミシア(せめて隠せよ)
スコール「ちっしけてやがる」
セルフィ「これなんでこの家にだけあるの〜?」
老人「昔はお土産として売られてたんじゃがのう・・・取りすぎてここにしか湧かなくなったんじゃ」
セルフィ「はえ〜」
老人「何事もやりすぎはよくないのよ」フォフォフォ
アルティミシア(そうだぞ、スコール)
スコール「なんで俺なんだよ」
老人「昔の人はこのフクロウの涙をツボに入れて大事に保管してたそうじゃ」
アルティミシア(ん?壺?)
老人「回復のツボと言ってのぉ・・・訪れる人々に癒しを提供しとったそうじゃ」
スコール「回復のツボ?」
老人「ま、昔話じゃて」フォフォフォ
スコール「・・・・・・」
老人「ほれ、この本にも書いとる」
セルフィ「なにこれ〜」
老人「昔の人が残した本じゃ」
『エヌオーと戦いし、われらの12の武器をクーザー城に封印する…
封印をとくカギ…4つの石板

1つは、過去のたましいとともに
 土に守られ
1つは、島の神殿の中に
 風に守られ
1つは、海の底よりふかい場所に
 炎に守られ
1つは、うたれる水のうらがわに
 水に守られん
われらのしもべを封印する…
封印をとくカギ…4つの石板。
石板を動かすとき、われらのしもべも復活する…
白と黒、究極の魔法…
時空魔法メテオ…
海王リバイアサン…
そして、竜王バハムート…
この本をとびらにささげよ
さすれば、封印への道は開かれん…』
431:
アルティミシア(おい・・・これ)
スコール「ちょちょちょ、ちょぉまてぇ!!これをどこで手に入れた!?」
老人「何って、昔から我が家にある本じゃ」
老人「家宝・・・と言う程ではないがの。わしが生まれた頃にはもうあったからの」
老人「ご先祖様が残してくれた、大事な書物だろうて」フォフォフォ
アルティミシア(・・・これだろ。どう考えても)
スコール「なあじいさん・・・これくれない?」
老人「は・・・やるわけないじゃろ」
スコール「まじで!頼むよ!俺らにはこれが必要なんだよ!!」
老人「なにかわけありで?」
セルフィ「なんか〜世界がピンチで〜」
スコール「俺ら世界を救う為に旅してるんだよ!今手がかりを探してるんだ!」
スコール「これ絶対手がかりだよ!なあじいさん、頼むよ!」
老人「それはドールの消失に関係あるのかの?」
スコール「大有り大有り!完全に関係は濃厚!俺咆哮!」
アルティミシア(何故韻を踏む)
スコール「 く れ ! 」
老人「・・・イヤじゃ」
スコール「は!?」
老人「お主はわしの大事なへそくりを奪った・・・そんな輩に譲るわけにはいかぬ」
スコール「あれは俺じゃなくてリノアが(ry
老人「シャラップ!お主同然じゃ!」
スコール「違うのに・・・」
アルティミシア(日ごろの行いの問題だ)
老人「大事な物と知ったからには、なおさらお主にはやれんぞい」
セルフィ「なんかあったの〜?」
スコール「・・・わかった!じゃあこうしよう!」
スコール「返す!じじいのへそくり全部返す!それで文句ないだろう?」
老人「利子は?」
スコール「は1?」
老人「お主はわしのへそくりを盗んでいった・・・返すのなら、利子が付くのは常識じゃの」
スコール「・・・いくらだよ」
老人「このくらいでどうじゃ?」パー
アルティミシア(5%?)
老人「50%」
スコール「 ふ ざ け ん な よ お 前 ! 」 
433:
アルティミシア(総額いくらだよ)
老人「500ギルの500%・・・2500ギルじゃの」フォフォフォ
スコール「ふざけんよボケェ!そもそも俺はへそくりを取っちゃいない!」
スコール「なんだ500%って!?ウシ○マもびっくりの暴利じゃねえか!」
アルティミシア(払えよ・・・2500ギルくらい)
老人「いやならその本はやれんの」フォフォフォ
スコール「ぐぎぃ・・・足元見やがって」
アルティミシア(いいだろそのくらい。本代と思えば)
スコール「・・・」
【ショップ呼び出し】
→ 売る
スコール「え〜っと、え〜っとぉ・・・」
アルティミシア(どれだけ金ないんだよお前)
【オダイン・バングル(改)】
スコール「これいくらかなぁ・・・」ニマァ
アルティミシア(ウォォォォォイ!待て!それは待て!)
スコール「なんだよ」
アルティミシア(それは私を召喚するのに必要な物だろう!?やめろ!」
スコール「くそが・・・じゃあ何売れってんだよ!」
アルティミシア(なんでもいいだろたかが2500ギルくらい!!ポーションでいいじゃないか!)
スコール「・・・」
【売る】レナの日記
アルティミシア( も っ と だ め だ ろ ボ ケ ェ ッ ! )
スコール「ああ・・・金がない・・・」
アルティミシア(さっき20億ギルの取引したろ!?あの金は!?)
スコール「まだ振り込まれてない・・・」
アルティミシア(あ〜〜もうなんでお前はそんな甲斐性なしなんだよぉぉぉぉぉぉぉ!!)イライラ
セルフィ「あの〜、2500ギルならアタシあるけど〜」
スコール「!?」
セルフィ「お給料貯めてたからね〜。そのくらいあるよぉ〜」
老人「買うかね?」
セルフィ「買う買う〜」
スコール「・・・」
アルティミシア(恥ずかしくないのか?お前)
434:
【入手】封印の書
セルフィ「ありがと〜」
老人「フォフォフォ、へそくりが増えて万々歳じゃわい」
スコール「守銭奴が」
アルティミシア(金ためろよ)
・ラグナロク
ゼル「なんだよそれ」
スコール「なんかあったわ」
セルフィ「図書館じゃなくて〜民家にあったよぉ〜」
アルティミシア(もう一度見て見よう)
『エヌオーと戦いし、われらの12の武器をクーザー城に封印する…
封印をとくカギ…4つの石板

1つは、過去のたましいとともに
 土に守られ
1つは、島の神殿の中に
 風に守られ
1つは、海の底よりふかい場所に
 炎に守られ
1つは、うたれる水のうらがわに
 水に守られん
われらのしもべを封印する…
封印をとくカギ…4つの石板。
石板を動かすとき、われらのしもべも復活する…
白と黒、究極の魔法…
時空魔法メテオ…
海王リバイアサン…
そして、竜王バハムート…
この本をとびらにささげよ
さすれば、封印への道は開かれん…』
スコール「バハムートとリヴァイアサンってこんな時代からいたんだ」
アーヴァイン「何か教えてくれるんじゃないの〜」
スコール「おいバハムートとリヴァイアサン。なんか知ってるか?」
・・・・・
スコール「なんか言えよ」
アルティミシア(言伝だ)
スコール「あ?」
アルティミシア(・・・・壁にでも話してろ。だとよ)
スコール「ブチ殺すぞペット風情がぁ!!」
アルティミシア(ミサイルぶつけるからだろ)
ゼル「嫌われてんなぁ」
スコール「くそが・・・もういっかい大海のよどみ行だお前は・・・」
アーヴァイン「ところで何か忘れてない〜?」
スコール・セルフィ「あ」
キスティス「おっそい!」プンスカ
435:
キスティス「あなた達一体何考えてるの!?勝手にテレビに出るは私を置いてけぼりにするわ・・・・」クドクド
〜〜説教中〜〜
キスティス「いい!?わかった!?」
セルフィ「ごめんなさ〜い」
スコール「壁にでも話してろ」ボソ
【メーザーアイ】
スコール「あぢいいいいいいいいいい!!」ジュワー
キスティス「まったく・・・」
ゼル「せんせいよぉ、スコール達こんなもん見つけてきたぜ」
キスティス「封印の書とやらね・・・どれどれ」
キスティス「・・・石版ってもしかしてシュミ族の村の?」
スコール「鞭手に入れた時のあれだな」
キスティス「あなたあれ、どこで手に入れたの?」
スコール「FHの駅長の家」
キスティス「許可取った?」
スコール「・・・」
キスティス「無断で持ち出したのね・・・」ハァ
アーヴァイン「なんかわかりそう〜?」
キスティス「ええと、あれって確か【第二の石版】だったわよね」
スコール「いえす」
キスティス「第二の石版は島の神殿の風に守られ・・・FHの事ね」
セルフィ「他にもあるの〜?」
キスティス「他にも石版があるのね・・・どれどれ」
キスティス「う〜ん、わかんないわね」
スコール「なんちゃってインテリが」
キスティス「・・・」ギロ
アルティミシア(黙ってろよもう)
キスティス「え〜っと・・・」
ゼル「バハムートならなんか知ってんじゃねえの」
スコール「さっきから聞いてるんだけど口聞いてくれなくて・・・」
ゼル「・・・お前だけGFとの相性最悪なんだけど」
キスティス「ハァ・・・バハムートとリヴァイアサンを貸しなさい。事情を聞いてみるわ」
436:
〜〜説明中〜〜
キスティス「なるほど・・・バハムートとリヴァイアサンはかつての勇者のしもべだったのね」
ゼル「お前等そんな昔からいたんだな」
スコール「俺には何も言ってくれなかった癖に」
アルティミシア(嫌われてるものな)
アーヴァイン「何か手がかりでた〜?」
キスティス「クリスタルのカケラの場所・・・わかる?」
・・・・・・・・・・
キスティス「・・・なるほど」
ゼル「なんて?」
キスティス「バハムート曰くひとつだけ心当たりがあるそうよ」
スコール「まじか!」
キスティス「でも参ったわね・・・どう説明すればいいのかしら」
ゼル「なんだよ」
キスティス「かつてクリスタルを祭っていた神殿があるそうなんだけど・・・場所が」
セルフィ「どこ〜?」
キスティス「海底・・・でいいのかしら」
全員「えっ」
キスティス「陸地ごと沈んでしまってそのまま放置されてたんですって」
スコール「どうやっていくんだよ!?」
キスティス「どうしましょう・・・」
スコール「おいリヴァイアサン!聞こえてるだろ!?お前行け!」
スコール「行ってカケラ取ってこい!海はお前の土俵だろ!」
キスティス「・・・黙れ指図するな死ねって言ってるわ」
スコール「殺すぞこのウナギ野郎・・・」ビキビキ
アルティミシア(王者のプライドがあるのだろう)
アーヴァイン「海の底かぁ〜、参ったね・・・」
セルフィ「そこしか手がかりないもんね〜」
スコール「だからリヴァイアサンがさぁ・・・」
アルティミシア(海は自由に潜れてもカケラを拾うなんてマメな作業できないだろ)
437:
ゼル「おいスコール、俺の中の物知りゼルが発動しそうだぜ」
スコール「よし、黙れ」
ゼル「なんでだよ。言わせろよ」
スコール「なんだよ・・・」
ゼル「海を潜る施設、俺には一つ心当たりがあるんだけどよ」
セルフィ「どこ〜?」
ゼル「移動式の研究施設。世界各地をめぐっては活用できそうなエネルギーとかを採集していたらしいぜ」
スコール「・・・」ハッ
アルティミシア(バハムートのいた所だな)
ゼル「通称『軍艦島』って呼ばれてる所だ」
スコール「海洋調査人工島・・・」
ゼル「そ。そこそこ。っつってもどこにあるかわかんねーけどよ」
アルティミシア(お前は一回行っただろ)
スコール(こいつ・・・、もしかして本当に物知りなのか?)
アルティミシア(だからそうだって言ってるだろ)
スコール「・・・どうやって動かすんだよ」
キスティス「名前は聞いたことあるけど・・・かなり古い施設よね?何年も前に放棄された・・・」
アルティミシア(前はどうやって行った?)
スコール(確か予備電源が生きていたから蒸気圧で・・・)
スコール「扉のロックを解除するのが精いっぱいだぞ?」
アーヴァイン「あのさ〜、だったらFHの人達に直してもらえばいいんじゃないかな〜」
アルティミシア(なるほど)
アーヴァイン「Fhの人とさ〜、エスタも連中も呼んだらさ〜。すぐ直してくれそうじゃな〜い?」
キスティス「それいいじゃない。さっそくオダイン博士に連絡を取りましょ!」
アーヴァイン「希望が見えてきたね〜」
アルティミシア(こいつも意外と賢いな)
スコール「俺より目立ってるのがイラつく・・・」
アルティミシア(嫉妬は見苦しいぞ)
440:
なんか先生が一番かわいい気がしてきたぞ
442:
スコール「海洋調査人工島か・・・少し時間がかかりそうだが」
アルティミシア(奴らの腕次第だな)
キスティス「オダイン博士に連絡して技術者を集めましょ」
アーヴァイン「FHにもね〜」
スコール「さて、目途が立った所で・・・
アルティミシア(最後の一つだな)
【1】ギードのほこら
セルフィ「しっつも〜ん!ギードのほこらってどこにあるの〜!」
スコール「問題はそれだ・・・」ハァ
ゼル「何者だろうな。そいつ」
キスティス「誰なの?それ」
スコール「なんとか戦士曰く賢者らしい」
セルフィ「古代っぽい〜」
ゼル「なんでも知ってそうだな」
アルティミシア(いやでも、こいつだけ場所がわからんではないか)
スコール「問題はそこなんだよ・・・え〜っと」ペラ
【第三世界の地図】
スコール「そういやあいつはほこらにいるとか言ってたけど」
アーヴァイン「ほこら?」
スコール「簡単に言うと洞窟みたいなもん。でもそんな場所あったっけ?」
ゼル「洞窟、洞窟、え〜っとぉ・・・」
キスティス「・・・一つだけ、心当たりあるわ」
スコール「何!?」
443:
キスティス「特にスコールは・・・必ず立ち寄った事があるはずだわ」
スコール「えっどこ?」
キスティス[Seed試験・・・私達は参加条件はなんだった?」
スコール「えっ、え〜っとぉ。筆記テストに合格して・・・課題をクリアして・・・」
スコール「あっ」
キスティス「そう、イフリートの取得が課題だったわね」
スコール「炎の洞窟!?」
ゼル「あ〜なるほど!」
スコール「いやでも、あんな溶岩だらけの場所にモンスター以外の生き物がいるのか?」
スコール「ギードって亀なんだろ?」
アルティミシア(イフリートの住処か・・・確かにイフリートは灼熱の地を好むが)
キスティス「でも、そこしか考えられない物・・・ほら」
キスティス「この地図、確かに南半分は私達の世界に似てるけど」
キスティス「バラムだけ、この地図にそれらしき陸地がないでしょ?」
ゼル「一万年も経ってるから、移動しちまったんじゃねえか?」
スコール「え?」
ゼル「お前、大陸移動って知ってる?あれはさ、地球の地殻がマントルにの流れと自転で乗っかって移動するって説なんだけど」
ゼル「地殻に近い陸地ほど、起こりやすいらしいぜ。マグマの流れに乗っかってるからな」
アルティミシア(そういえば炎の洞窟は溶岩に溢れていたな)
444:
ゼル「もし炎の洞窟がその祠ならさぁ、ほら」
ゼル「ここの大陸の先っちょが分裂して、バラムになったって言えね?ちょっと形もそれっぽいし」
アーヴァイン「特にさ〜、その時代は世界が消滅するような出来事が何度も起ったんだろ〜?」
アーヴァイン「バラムだけ独り歩きしてても何もおかしくないんじゃない〜?」
キスティス「失われた北の大陸のカケラ。って事になるのかしらね」
アルティミシア(確かにその説を採用すれば合点が行くな)
アルティミシア(バラムは地理的にガルバディア、エスタ両大陸のちょうど中間だ。何らかの意図で動かしたとも考えられる)
アルティミシア(その賢者ギードが避難する為とか、長い時間をかけて動いたとか、可能性はいくらでもある)
ゼル「どうよスコール?」
スコール「・・・・ありがとう物知りゼル」
ゼル「おうっ!」
スコール(こいつ、もしかして本当に物知りなのか?)
アルティミシア(だから本人がそう言ってるだろ)
スコール「なんにせよ・・・そこしか手がかりねーもんな・・・」
セルフィ「はんちょ、行先決まった〜?」
スコール「行先はバラム・・・炎の洞窟・・・」
アルティミシア(賢者か・・・楽しみだな)ワクワク
セルフィ「了解〜!じゃあ、いっくよ〜!」
ゴォォォォォォォォォ・・・・・・ キランッ
445:
・バラム 炎の洞窟入口
スコール「なっついわぁ」
ゼル「だな」
アルティミシア(何か思い入れが?)
スコール(俺の初ダンジョン。モルボルが引率しててさ)
スコール(ああそうそう、ここのでの出来事も試験成績に加味されるのよね)
アルティミシア(ほお)
スコール(ここに先生二人が立ってるんだけど、課題クリアしたら右の奴に話しかければいいの。それだけで100点)
アルティミシア(なんだそれ!?)
スコール(しらね。けどそういう裏技があんの)
スコール(ひょっとしたらワイロでも受け取ってたのかな)ハハハ
アルティミシア(試験にならんだろ・・・)
キスティス「思い出に浸ってないで行くわよ」
【メンバー】スコール ゼル キスティス
・炎の洞窟 内部
ボォォォォォォ・・・・
ゼル「相変わらずクッソあついな・・・」ダラダラ
スコール「サウナだサウナ」ダラダラ
キスティス「ん〜、ここへくると思いだすわ」
アルティミシア(こいつもなにか思い出が?)
スコール(教官だった当時のモルボルはここの引率役だったんだよ)
キスティス「私とここへ来ると、いつもの実力を出せない生徒、多かったのよね」
スコール(出たよ・・・)
キスティス「私の魅力ってやつかしら?」クス
アルティミシア(何て教師だ・・・)
スコール(臭い息で状態異常になってただけだろ)
・炎の洞窟 最深部
ゴポポポ・・・・
スコール「さて・・・」
ゼル「これ以上進めねーな」
キスティス「ん〜・・・イフリートはいないようね」
アルティミシア(あいつにとっては快適な環境なのだろうな)
スコール「・・・賢者は?」
アルティミシア(いないな)
446:
キスティス「読みを外したかしら?」
ゼル「ん〜、確かにただの勘だったしなぁ」
スコール「どうするよ、これ」
ゴォォォォォォ・・・・・
アルティミシア(・・・微弱だが魔力を感じる)
スコール「イフリートの残り香か?」
アルティミシア(いや・・・炎と言うより・・・なんだろう・・・)
スコール「???」
お・・・・・・・・て・・・・れ・・・・・
ゼル「なんか聞こえね?」
キスティス「え?」
おこ・・・・・・・てく・・・・れ・・・・
アルティミシア(すごい困っている感じの魔力だ)
スコール「何属性だよそれ」
おこして・・・・くれえ〜
キスティス「本当ね・・・何か聞こえるわ」
ゼル「お〜〜〜〜〜い!誰かいるのかぁ〜〜〜〜!」
おおっ!聞こえたか!頼む!わしはここだ!
起こしてくれ〜〜〜!
スコール「起こしての意味がわかんねえんだけど」
キスティス「何を起こせばいいのですか?」
わしだ!わしを起こしてくれ〜〜〜〜!
スコール「はぁ?」
ゼル「あ、ここ!」
「たたた頼む!起こしてくれ!」ジタバタ
ゼル「亀だ・・・」
スコール「起こしてくれってそういう事ね」
アルティミシア(ひっくり返っていたのか)
447:
亀「ゼエ・・・ゼエ・・・助かった・・・」
キスティス「亀がしゃべっているわ・・・」
スコール「なんだこのカメ。うりうり」ツンツン
亀「うわ!なんだお前!?やめろ突くな!」
アルティミシア(・・・もしやこいつが?)
ゼル「亀・・・だもんな」
亀「・・・よくぞ参られたクリスタルに導かれし戦士達よ」
亀「いかにもわしが・・・かつて賢者ギードと呼ばれた者である」
スコール「あっこいつ!GFだ!」ツンツン
亀「突くなと言うに!」
アルティミシア(実際の亀ではなくエネルギー体か)
ゼル「だからしゃべるんだな」
亀「GF・・・?はて、一体どういう事か」
〜〜説明中〜〜
亀「なるほど・・・君達の中ではわしのような物をGFと呼ぶのか」
スコール「お前、召喚獣と一緒」
亀「召喚獣と来たか。はてさて、いよいよ私もモンスターだな」ハハハ
スコール「最初からモンスターだと思うけど」
ゼル「亀のじっちゃんよぉ、あんた、あいつの事詳しいんだろ?」
キスティス「お話を詳しくお伺いできますか?」
亀「ふむ・・・そうだな・・・どこから話そうか・・・」
亀「・・・エクスデス。奴は元々ムーアの大森林に佇む木の一部だった」
アルティミシア(木・・・?)
亀「あそこの木々は少々特別でな・・・悠久の時を生き、この世界を見守り続けたのだ」
亀「しかし長い時の中で、人間の邪念を吸い込み続けた一本の木があった」
亀「それこそ、奴、エクスデスだ」
ゼル「あいつ木だったのかよ!」
スコール「あー今思えば所々木っぽかったかも・・・」
亀「わしは動き出したエクスデスを死闘の末、封印した」
亀「それが古代よりさらにさかのぼる事500年前の出来事・・・」
ゼル「もう数えらんねえよ・・・」
亀「しかし奴は蘇った。奴は長い時をかけわしの封印を打ち破り、再び世界を混沌に巻き込んだ」
亀「その時戦ったのが・・・」
キスティス「名も無き王・・・」
スコール「ピザだっけ」
アルティミシア(ゼザ。だ)
448:
亀「そう。ゼザら暁の4戦士の活躍により奴は再び封印される事になる。しかし・・・」
スコール「まぁた復活しやがったのか」
キスティス「そこから先は知っています。確かクリスタルに選ばれた戦士がいた事」
ゼル「そいで失敗しちまったんだよな」
亀「バッツか・・・そうだ。わしは一時期彼らと共に行動しておった」
亀「バッツにも亀だなんだと突かれたっけ・・・」ジー
スコール「何見てんだよ」
亀「しかし光の戦士、そしてエクスデス両名にも予想外の出来事が起きた。それが」
アルティミシア(時間圧縮か・・・)
亀「だが・・・やっぱり、生きていたか・・・」
スコール「つか何回封印失敗するんだよお前等。Seedだったらランク降格真っ逆さまだぞ」
アルティミシア(1切ってるお前が言えた事か)
亀「そう、奴が何度も封印を打ち破るのはある秘密がある。それが」
亀「奴は元々邪念を吸って生まれた魔物。この世に邪念がある限り、奴は不滅だ」
ゼル「ええ!?」
キスティス「あの魔導士を生み出したのは、他でもない人間であると?」
亀「さよう。光と闇が対なる物のように、正義と悪もまた対なる物・・・」
亀「人間にも光と闇がある。その闇を抱える限り奴は永遠に・・・」
アルティミシア(お前みたいな奴がいるからああいうのが生まれるんだと)
スコール「死ね。思春期のはっちゃけを邪念呼ばわりするな」
キスティス「ではどうすればあの魔物を完全に消滅させることが?」
亀「皮肉なことに・・・奴の永遠を阻害する者。それは奴自身が求める『無』その物にある」
アルティミシア(どういう事だ)
亀「無は光を生み、光は無を生み出す。無は力ではない。この世の根源なのだ」
亀「無は全てを無に帰す。人も、邪念も、世界も、全て」
スコール「じゃあ何か?あいつは自滅しようとしてるのか?
亀「そうだ。エクスデスは皮肉にも自分で自分を消滅させようとしている」
ゼル「なんだ。じゃあほっといてもいいんじゃねえか」
亀「エクスデスが完全復活すれば、無に飲み込まれ消えるだろう」
亀「ただし、この世ごと、な」
ゼル「だめじゃん・・・」
449:
キスティス「名も無き王は・・・クリスタルがカギだと言っておりました」
ゼル「だから俺ら、そのクリスタルを探してるんだわ」
スコール「今もあるぞ。ほら」キラン
亀「クリスタルのカケラ・・・やはり、まだ残っていたか・・・」
スコール「これにそのなんとか戦士の心が宿ってるらしい。俺会ったぞ」
スコール「えらい軽い奴だった。お前、あんなのに委ねてたの?」
亀「バッツ・・・」
亀「・・・・」
スコール「なんか言えよ」
亀「バッツはなんと?」
スコール「お前に会えって言ってたんだよ。はやくカケラ出せよ亀」
亀「・・・残念ながらここにはない」
スコール「ハァ!?」
亀「しかし・・・そうか、バッツが君達に委ねたか・・・」
スコール「いやいやいやいやwここに手がかりがあるって聞いたからきたんですけど!」
キスティス「ご存じありませんか・・・?」
亀「何分時が立ちすぎた・・・砕かれたカケラは元に戻る事なく、世界中に散ってしまった・・・」
スコール「何こいつ!?全然ダメじゃん!全然賢者じゃないじゃん!ただのゼルじゃん!」
ゼル「どういう意味だよ」
亀「・・・」ショボーン
450:
スコール「どうするよ・・・完全に無駄足なんだけど」
キスティス「いやでも、彼のような語り手は重要よ」
ゼル「俺ら色々知らねー事ばかりだもんな」
亀「光の戦士の後を継ぐ者達よ。よければ私も旅に同行させてくれないか」
ゼル「えっ」
亀「君達はかつての事を知らないだろう?私が入ればきっと役に立ってみせる」
スコール「知恵袋は2人もいらねーっての」
アルティミシア(こいつを連れて世界中を旅すればイイだろ)
キスティス「えっと・・・GFとしてですか?」
亀「わしはとおの昔に身を失った精神体。エクスデスの野望を止めるまでは消えることはできぬ」
亀「頼めないか・・・どうか。頼む!」
スコール「・・・お前、バトルの方はどうなの?」
亀「えっ」
スコール「GFとして連れていくにはそれなりに使えないと困るんだけど」
アルティミシア(アビリティは何を持っている?)
スコール「面接だ。アピールしろアピール」
亀「えっ、え〜・・・」
亀「そうだ!バックアタックを取られぬよう常に『けいかい』しといてやるぞ!」
スコール「それはケルベロスがもう持ってる」
アルティミシア(それ以前にエンカウントなしがあるな)
451:
亀「じゃあ・・・そうだ!状態異常の耐性を付けてやろう!それでどうだ!」
ゼル「ST防御はもうあるぞ」
亀「・・・賢者の知恵によりアイテムの効果を倍にしてやる」
キスティス「くすりのちしきはアレクサンダーが持ってますね」
亀「・・・」
アルティミシア(ないんだな)
亀「・・・キエエエエエエエエエエエ!!」バッ!
全員「!?」
シュン! シュン! シュン!
ゼル「な、なんだぁ!?」
亀「どうだこの動き!亀とて鈍いとは限らぬ!」シュン
亀「この素早い動きで敵を翻弄してみせよう!」シュン
スコール「・・・」
亀「ワーーーハハハハ!この動きが見切れるか!?」
スコール「・・・」
ズバッ
亀「ヌエエエエエーーーーーーーーーーーー!」
スコール「ごめん。俺、命中率100%固定なんだわ」
452:
亀「うう・・・」ボロ
ゼル「なんか・・・あれだな」
キスティス「いいじゃない。彼には情報を頂きましょうよ」
アルティミシア(賢者としてそれでいいのか)
亀「・・・」
スコール「多分ジャンクションすらしないと思うけど、それでいいか?」
亀「・・・ウェェェェエェェェン!」
全員「!?」
亀「ウワーーーーーン!ビエーーーーン!エーーーン!」
ゼル「お、おい!なんか泣き出したぜ!」
スコール「賢者それでいいのか・・・」
亀「ヒック・・・ヒック・・・うわあああああああああああああん!」
キスティス「え、ちょ、どうしましょう?」アタフタ
ゼル「泣くなよおい!ちゃんと連れてってやるって!」
スコール「うるせえなもう・・・」イライラ
亀「隙あり!」」キラン
ゴチーン!
スコール「ひぎっ!?」
亀「ワハハハハハ!これこそ賢者の知恵!」
亀「泣く演技で相手を混乱させ、その隙に相手を叩く!これぞ賢者の手法!賢者の発想!」
亀「どうだ?!恐れ入ったか人間よ!」
スコール「おお・・・」ヒクヒク
ゼル「それただのウソ泣きじゃねえか・・・」
キスティス「子供でもできるわね」
亀「さて、賢者のすごさがわかってもらえた所で行こうか!諸君!」
スコール「あの野郎・・・キ○タマにダイブしてきやがった・・・」ヒクヒク
【入手】GF ギード 
【アビリティ】うそなき けいかい くすりのちしき
453:
ゼル「カケラなかったな」
キスティス「しょうがないわねえ・・・ラグナロクへ戻りましょ」
スコール「あたた・・・まだ股間がいてえ」ヒリヒリ
亀「時に光の戦士よ」
スコール「あ?」
亀「お前の中にいる人物は・・・一体?」
スコール「やっぱ見えてたか」
アルティミシア(これがジャンクションだ)
亀「ジャンクション・・・憑依の術か?」
スコール「まぁそんな感じ」
亀「似ているな。クリスタルの継承と」
スコール「あ、そだ。言うの忘れてた」
スコール「そのバッツとか言うのの代わりにウド巨人封じたのこいつ」
亀「 な に ぃ ! ? 」
アルティミシア(時間圧縮が思わぬ所で影響を及ぼしていたようだ)イエーイ
スコール「まぁただの事故みたいなもんだけど」
亀「・・・」
アルティミシア(まぁ、あれだ。邪魔してすまん)
スコール「後でレナの日記見せてやるよ。めっちゃ悲壮感出てるから」
アルティミシア(代わりに謝っといてくれないか。あの世で)
亀「・・・何者?」
アルティミシア(魔女)
スコール「兼モンスターブリーダー」
アルティミシア(副業でインテリアコーディネーターもやっている)キリ
スコール「その正体はタイムパトロール隊員」
アルティミシア(一応他の連中には黙って置けよ?ややこしい事になるからな)
スコール「つか俺ら元々敵同士だからな」
亀「・・・魔物?」
454:
・ラグナロク
スコール「とまぁこんな具合で亀が仲間になったんだけど」
セルフィ「かわいい〜」ツンツン
亀「な!?ちょ、コラ!賢者に何をする!」
スコール「俺らペット飼う余裕ないからな?ちゃんと働けよ?」
亀「わかっとるわ!ったく・・・」
亀「で、今後の予定は?」
ゼル「今カケラは2つ見つけたんだわ」
【クリスタルのカケラ】バッツ ファリス
亀「お、おお・・・おお・・・!」
亀「二人とも・・・随分久しぶりだ・・・本当に・・・!」
スコール「なんか浸ってるんだけど」
アルティミシア(思う所があるのだろう。浸らせてやれ)
亀「二人とも・・・すまぬ・・・すまぬ!」
スコール「お前この光景見て何も感じないのかよ」
アルティミシア(何が)
スコール「この悲劇はお前のせいだろ!ったく、古代の方々に迷惑かけやがってボケッ」
アルティミシア(黙れチンタラしてるのが悪いんだよ)
アルティミシア(討伐しそこねたのもこの亀がもたもたしてたからじゃないのか?亀だけに)
亀「バッツ・・・ファリス・・・!」フルフル
スコール「鬼め」
アルティミシア(空の旅って楽しいな)シラー
〜〜数分後〜〜
キスティス「あの、お気持ちはわかりますがそろそろ・・・」
亀「すまん・・・久々の再会だったのでつい」
アーヴァイン「色々詳しいんだろ〜?教えてくれよぉ〜」
亀「して・・・今後の予定は?」
キスティス「カケラを後二つ探さないといけないんですが」
ゼル「その内一つが、海底に沈んでるんだよ」
アーヴァイン「海底にかつてクリスタルを飾ってた場所があるらしいんだけど〜何か知らない〜?」
亀「・・・ウォルスの塔だな」
455:
スコール「さすが賢者、回答がはやい」
亀「ウォルスの塔か・・・なるほど、目の付け所はよい」
亀「してその方法は?」
セルフィ「なんか〜海洋人工調査島って所が〜海底に行ける設備があるらしくて〜」
亀「ほぉ・・・潜水艇みたいなものか」
キスティス「けど、何分古い物なので動かすには修繕が必要なのです」
亀「・・・どれくらいかかる?」
ゼル「これから世界中の技術者を集めてトンカンやる予定なんだけどよ」
スコール「人工島ってくらいだからな。めっちゃ広いぞ」
アルティミシア(確かアルテマウェポンがいなかったかそこ)
スコール「そ、モンスターもウヨウヨいるから駆除もしないと」
亀「ふむ・・・なるほど」
スコール「ちょんまげに連絡入れようぜ。クリスタル見つけたっつったら3秒で飛んでくるだろ」
アルティミシア(さすがにそれは無理だろ)
亀「ちょんまげ?」
スコール「オダイン博士って言うマッドサイエンティスト」
アルティミシア(腕はイイのだが人格があれでな)
スコール「幼女誘拐とか平気でやる奴だからな」
亀「よければ・・・その者と合わせてくれないか?」
全員「えっ」
亀「かつて古代図書館で学者共と作戦会議を開いたのを思い出す・・・ふふ」
亀「向こうの強大な力を打ち破るには、綿密な計画が必要。そう思わんか?」
スコール「いやまぁそうだけど、あまり時間ねーぞ?」
アルティミシア(アデルの封印が解かれる前になんとかしないと)
亀「かつて幾度となくエクスデスと渡り合ったこの私だ。我が知識、現代の学者にもきっと役に立つだろう」
スコール「こいつあれかぁ。アドバイザー的なポジションかぁ」
アルティミシア(GFとして召喚する意味はあまりないな)
アーヴァイン「もう一つもなんとかしないとね〜」
セルフィ「エスタ戻る?」
キスティス「オダイン博士に経過報告しましょ」
スコール「うっし。じゃあエスタに戻るか」
セルフィ「ラグナロク、発進しま〜す!」
ゴォォォォォォォォォォ・・・・・ キランッ
456:
リノア「暇だ・・・」ゴロン
リノア「スコール達おっそいな〜、ホント何やってんだろ」
リノア「クリスタルの場所を探すのに手間取ってるのかな〜」
リノア「ん〜でもありかはアタシもわっかんないしな〜・・・失敗したかなぁ〜」ファァ
リノア「・・・・」ゴロゴロ
prrrrrr 
ピッ
リノア「あ、もっし〜?せんせぇ〜?うん、アタシ〜」
リノア「今アデルの封印解いてる最中で〜でもこれ超硬くて〜」
リノア「そうそう、ごめ〜ん。こっちも結構時間かかりそう〜」
リノア「わかってるって〜。うん、ちゃんとやるから〜」
リノア「はいはい。リノアちゃんにおまかせあれっ!」
ピッ
リノア「・・・」ゴロン
リノア「解くわけねーだろ・・・封印なんて」プッ
リノア「ねーアデルぅ〜」
アデル「 」
457:
458:
楽しみに待ってる。
459:
乙!
宇宙の法則が乱れる!(続き楽しみにしてます!)
484:
・エスタエアステーション
スコール「ぬおっ!」
チュドォォォン! ドガァァァァン!
ガチャンガチャンガチャン!
ビーーーーーー! ドゴォォォォォ!
スコール「なんだこれモンスター倒しまくってるじゃねえか」
アルティミシア(月の涙をもろともしないとは)
警備兵「おかえりなさい。街はまだ健在ですよ」
スコール「健在っていうかもう消耗戦じゃん」
警備兵「博士の発明品のおかげです」ハハ
スコール「そのうちその辺の女の子に洗脳装置とか付け出しそうだな」
亀「これが・・・街?」
スコール「どうだ?浦島太郎の気分だろう。亀だけに」
亀「時が経てば街も変わると言うが、まさかこれほどとは・・・」
スコール「まぁここは特別だけど」
アーヴァイン「エンカウントしなさそうだね〜」
ゼル「本当に大丈夫そうだな」
スコール「で、どこ行きゃいいの」
キスティス「さっき博士に連絡したら研究所に来てくれと言っていたわ」
スコール「オダ研ね」
・オダイン研究所
オダイン「おおお〜〜〜〜!待ってたでおじゃる!会いたかったでおじゃる!」
スコール「クリスタルにだろ」
オダイン「当たり前でおじゃろ!」
スコール「死ね労えよちょんまげ」
オダイン「さっさと出せでおじゃる!クソファーコート!」
亀「この方が・・・」
アルティミシア(そう、エスタ一の変人。オダイン博士が)
オダイン「ふああああ〜〜〜!キレイでおじゃる〜〜〜〜!」キャッキャ
亀「・・・本当に大丈夫か?」
アルティミシア(ある意味すでに手遅れだ)
485:
オダイン「報告するでおじゃる〜!」
『いままでの けいかを ほうこくした!』
スコール「結局見つけたのは4つの内2つだけだった」
キスティス「その代わりこんな物を見つけましたわ」
『ふういんのしょを てわたした!』
オダイン「ふむふむ、古代の文献でおじゃるか・・・」
ゼル「博士よぉ、通信でも言ったけど」
オダイン「わかってるでおじゃる。海洋人工調査島でおじゃるな?」
オダイン「オダインはすでに技術班を結成したでおじゃる。後は現地へ向かうだけでおじゃる」
セルフィ「さっすが〜」
オダイン「そんな事はどうでもいいでおじゃる!では早クリスタルの研究を・・・」
スコール「あーちょんまげ、その前にもう一つ土産が」
オダイン「なんでおじゃるか?」
スコール「ほら、亀」ペカー
【GF】ギード
亀「どうも・・・」
オダイン「なんでおじゃるかこの亀は。鍋の具材でおじゃるか?」
亀「な、鍋・・・」
スコール「こいつ古代の賢者らしい。どう見ても亀だけど」
オダイン「賢者・・・?」
亀「わしの名は賢者ギード。我が賢者の知識、きっと研究の役に立つと思い馳せ参じた次第だ」
オダイン「・・・」
亀「わしはエクスデスの秘密を知る唯一の存在。よろしければ私も研究に参加させてもらえないだろうか」
オダイン「・・・助手でおじゃるか?」
亀「じょ、助手?」
オダイン「オダインは亀に興味はないでおじゃる。亀は亀らしく竜宮城でも探してろでおじゃる」プイ
亀「な・・・賢者に向かってなんと言う口の聞き方だこのちょんまげェーーーーーー!!」
オダイン「うっさいでおじゃる!ボケ!カス!研究の邪魔でおじゃる!」
オダイン「お前の頭は完全にわいせつ物でおじゃる!モザイクでもかけてろでおじゃる!」
亀「ききききっさまぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」ビキビキ 
スコール「だから変人だっつったろ」
486:
ゼル「もう、仲良くしろよ」
オダイン・亀「だってこいつが・・・」
スコール「ちょんまげ聞け。こいつ賢者だけあってクリスタルの事詳しいぞ」
オダイン「何!ほんとでおじゃるか!」
亀「さよう。わしはかつて光の戦士と共にエクスデスと戦った賢者」
亀「エクスデスを倒せなかった無念・・・時を超え再び成就するべく、GFとしてこの世に留まり続けた」
亀「協力させてもらえぬだろうか・・・」
スコール「前回も勇者と一緒に作戦練ってたらしいぞ」
オダイン「でも失敗したんでおじゃろ〜?」
亀「・・・」
アルティミシア(賢者と言う肩書が虚しいな)
スコール(お前のせいだろが)
オダイン「賢者の癖にビンビンでおじゃるな。おっと失礼。頭でおじゃった」
亀「なめられてる・・・人間なんぞに」ビキビキ
スコール「まぁそれはこいつだけだって」
キスティス「博士は本当にこんな感じなんですよ・・・」ボソ
亀「ぐぬぬ・・・」
オダイン「ま、協力したければ好きにすればいいでおじゃる。ただし邪魔はするなでおじゃる」
亀「・・・」
オダイン「クリスタルに詳しいのでおじゃろ?さっさと話すでおじゃる!」
亀「わしは賢者ギード・・・賢者・・・賢者・・・」ボソボソ
ゼル「もう、仲良くしろって」
・大統領官邸
スコール「てな感じで不穏な空気バリバリだから、様子見といてよ」
キロス「博士はもう・・・」
ラグナ「で、どうだった勇者と会った感想は」
スコール「なんかチャラかったんだけど」
ラグナ「ええっ!?なんだよそれ!」
スコール「ロトみたいなのイメージしてたんだけどさぁ〜」
アルティミシア(失敗してさーせんって感じだったな)
487:
ラグナ「う、う〜ん。イメージが違うな」
キロス「もう一人の方は?」
スコール「なんか勝気な美人女海賊だった」
ラグナ「お、いいねぇ!そっちは興味あるぜ!」
スコール「でもチャラ男が邪魔したせいで話せなかった・・・」
ラグナ「マジでなんなのその勇者」
スコール「こっちが知りたいわ」
〜〜数分後〜〜
スコール「エスタは大丈夫そうだな〜」
ラグナ「街の防衛兵器をフル稼働させてっからな」
スコール「魔導アーマーまで持ち出しやがってあのちょんまげ・・・」
キロス「次はでかいロボットを作る計画があるそうだ」
スコール「バブイルの巨人まで作る気かあいつ」
ラグナ「後二つ、どこにあるんだろうな」
キロス「1つは目途が立ってるみたいだが、最後の一つは・・・」
スコール「さっぱり見当がつかねえ」
キロス「こちらも調査を進めているのだがな」
ラグナ「そのタイクーンらしき物は、さっきお前がいってた海賊のアジト以外はな〜んも」
アルティミシア(さすがに万年近く経ってるからな)
スコール「ちょんまげ待ちか・・・でもあまり待てねーぞ」
キロス「ところで君、イデアの家はいかなくていいのか?」
スコール「は?」
キロス「君が宇宙に行っている間に色々聞いたぞ」
ラグナ「待ち合わせすっぽかしたそうじゃねえか」
スコール「今更・・・」
アルティミシア(イデアはどこへ?)
ラグナ「とっくに帰ったよ。セントラによ」
キロス「どうせ暇だろ。戻ってみてはどうだろう」
スコール「・・・」
アルティミシア(ラグナロクがあればすぐだろ。いけよ)
スコール「・・・怒ってた?」
ラグナ「そらもうカンカンに」ニヤ
アルティミシア(あ、嘘付きの顔)
スコール「はぁ・・・わかったよ。行くよ」
アルティミシア(全員呼べ。今度は置いていくなよ)
488:
・セントラ上空
セルフィ「到着で〜す」
アルティミシア(お前でもさすがに怒られるのはいやか)
スコール「もう串刺しはごめんなんだよ」
アルティミシア(甘やかしてるからどうせめっ!程度だろ)
スコール「今更石の家言って何になるんだっつんだよ・・・」
・石の家
ガラ・・・・
スコール「いつ来てもボッロイな」
アルティミシア(居をガーデンに移したのだろう?)
スコール「こんな電気もロクにない所でよく育ったわ」
アルティミシア(自分の生家だろ。文句言うな)
アーヴァイン「お〜い、まま先生〜」
『だれもいない・・・・・・』
スコール「いねーじゃんかよ」
ゼル「あ、もしかしてまだ」
スコール「ん?」
ゼル「まま先生は白い船に乗って帰ったんだよ」
セルフィ「どこかで寄り道してるのかも〜」
スコール「おいおいおいじゃあ今から探せってのか?」
キスティス「それしかないわね」
スコール「スルーできたと思ったイベントがここへ来て一気に・・・」
アルティミシア(歴史は繰り返すんだよ。いい加減覚えろ)
・ラグナロク
スコール「だりぃ〜、じゃあ船どこだよ」
セルフィ「ラグナロクで〜連絡取れないかな〜」
キスティス「多分この辺だとは思うんだけど」
スコール「めんどくせ・・・ちょっとマイクかせ」
ザザッ ピーーーーーガガ
スコール「〜〜」スゥー
スコール「 ま ま 先 生 ど こ で す か ぁ ー ー ー ! 」
アルティミシア(直接呼びかけるのか・・・)
489:
スコール「 ま ま せ ん せ い ー ー ! 」
スコール「聞 こ え て た ら 返 事 し て く だ さ ー い !
ゼル「うるせっ!」
スコール「 ま 〜 ま 〜 せ 〜 ん 〜 せ 〜 ! 」
「 ウ ル ッ セ エ ン ダ ヨ コ ノ ボ ケ ガ ァ ! ! 」
スコール「!?」
「ヒトガ昼寝シテルトコロデ デッカイ声ダシテンジャネーゾゴルァ!!」
セルフィ「なんかレーダーに反応あり〜!」
アルティミシア(こ、この声は!)
スコール「パパが映画撮ってる時の・・・」
「ゴルァ!ソコノヒクーテー!チョットコッチコイヤ!」
ズ ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン!
セルフィ「きゃーーー!」
キスティス「攻撃!?」
ゼル「ちょ、上!なんか大量に振ってる!」
スコール「うわ!あれって!!」
【テラブレイク】
全員「おあああああああああああ!!」
「オラァーーーーー!オチロヤァーーーー!」
スコール「じゃああいつ!」
オメガ「ブチコロスゾオラッッッ!シネ!!
スコール「 オ メ ガ ウ ェ ポ ン ! ? 」
オメガ「チョットコイッツッテンダロゴルァァァァ!!」
セルフィ「なにあのガラの悪いモンスタ〜!」
スコール「オィィィィ!なんであいつがここにいるんだよ!」
アルティミシア(オメガウェポン・・・ここに来ていたのか!)
490:
オメガ「マ!デ!ヤ!コノクソボケカスガァーーーー!」
スコール「ちょ、追ってきてる追ってきてる!」
セルフィ「全全身退避〜〜〜〜〜!」ググ
オメガ「ニガスカオラァ!」バッ
【メギド・フレイム】
ズォォォォォォォォォォ!!
セルフィ「回避〜〜〜!」グオ!
スコール「おいババア!あれお前のしもべだろ!?なんとかしろよ!」
アルティミシア(あいつは元々私のしもべじゃない。ただの居候だ)
スコール「そうなの!?」
アルティミシア(ある日気づいたら勝手に住み着いていたんだ。何度も追い出そうとしたが・・・)
スコール「オメガウェポンが相手じゃぁな・・・」
アルティミシア(まるで地上げ屋だよ・・・)ハァ
セルフィ「振り切れないよぉ〜〜〜〜〜!」グググ
アルティミシア(しかしアイツ、何故ここに・・・?)
スコール「パパの時代にいたのもあいつだろ!?じゃあ昔っからいたことになるぞ!?」
オメガ「オラアァァァーーーー!ニゲキレルトオモウナーーーーー!!」
スコール「・・・つかなんであんなにガラ悪いんだよ」
アルティミシア(それはこっちが聞きたい)
パァンッ!
『まぶしいひかりが とつじょはっせられる!』
オメガ「オアッ!?」
スコール「な、なんだぁ〜〜〜!」
イデア「みなさんこっちです!はやく!」
全員「 ま ま 先 生 ! 」
491:
オメガ「ナンダァ!?邪魔スンナゴルァ!!」
イデア「閃光弾をもう一発。ラグナロクの退路を設けます」
スコール「ひぃぃぃ〜〜〜」
イデア「撃ちなさい!」
【閃光弾】
パ ァ ッ !
オメガ「ウワップ!?テメーコノオレガコンナ事デヤラレルト思ウナヨォー!」
【テラブレイク】
スコール「おああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
イデア「こっちです!はやく!」
アーヴァイン「まま先生が付いてこいっ言ってる〜〜!」
セルフィ「にっげろ〜〜〜〜〜!」
オメガ「マデゴラッ!ウワッ!マタマブシッ・・・」
オメガ「オラァァァァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
ァァァァァァーーーーーー・・・・・・・・
・セントラクレーター 入江 白い船
スコール「ゼエ・・・ゼエ・・・」
ゼル「まじやばかったな・・・」
イデア「私の可愛い子供達、大丈夫ですか」
スコール「まさかオメガウェポンに出くわすとは思わなかったわ」
アルティミシア(なんであいつがあそこにいるんだよ)
イデア「私はエスタに着いた後、船の迎えで石の家へと帰りました」
イデア「石の家が近づいてきたと思ったら・・・あれがいたのです」
スコール「オメガウェポンか・・・」
イデア「彼はいきなり凄んできました。「何メンチきってんだゴルァ」と」
アルティミシア(チンピラか)
イデア「仕方がないのでこの船で入江に停泊してました」
キスティス「あんなのがいたらうかつに戻れませんね」
492:
イデア「あなた、子供達が戻ってきましたよ。あなた」
スコール「えっメタボいんの?」
シド「いやはやみなさん、お久しぶりです」
全員「学園長!」
アルティミシア(随分久しぶりだな)
シド「オメガウェポンと言うのですか・・・困りましたね」イヤハヤ
スコール「ほんとマジなんであいついるの?」
シド「彼も追われる身だそうです。かなりしつこいストーカーに付け回されていると」
アルティミシア(もしかして・・・神竜・・・?)
シド「それでナーバスになっているのでしょう。近寄る者皆あの権幕でまくしたてるのです」
セルフィ「ガラ悪いね〜」
イデア「彼は彼でセントラにて隠れていたのでしょう。しかし」
シド「みなさん・・・事は重大です」
ゼル「なんだよ」
シド「エルオーネが我々の身代わりに・・・あのオメガウェポンに捕えられてしまいました」
全員「 は ぁ ! ? 」
アルティミシア(エルオーネが!?)
スコール「何やってんだメタボゴルァ!一体何しに来たんだよ!」
イデア「オメガウェポンに襲撃された我々を逃がす代わりに彼女が先陣を切って・・・」
(みんな、私がなんとかなだめてみる!その隙に先生たちは逃げて!)
(待ちなさいエルオーネ!危険です!下がりなさい!)
(ブチコロスゾボロブネゴルァァァァァァァ!!)
イデア「・・・・」
スコール「あ、新たな問題発生・・・」ガク
アルティミシア(相手はあのオメガだろ・・・参ったな)
シド「いやはや、困りました・・・この船の武装ではとてもじゃありませんが・・・」
スコール「ちょんまげが知ったら発狂するだろうな」
アルティミシア(どうするんだよ)
スコール「エル姉ちゃんは無事なのかよ」
イデア「一応無事な用です。彼女の力で無事を知らせてきましたから」
シド「それがついさっきの出来事です・・・」
イデア「あなた達の接近もそれで知ったのですよ」
493:
スコール「オメガウェポンにジャンクションしたのかよ・・・」
イデア「彼の心は強い怒りと不安で満ちていました」
イデア「いつまた追手が来ると思うと夜も眠れない。それほど不安なようです」
アルティミシア(おいおいあんなのと神竜が戦ったら今度こそセントラは壊滅するぞ)
スコール「戻ってこなきゃよかった」ガク
シド「オメガウェポンがラグナロクを強襲したと言う事は、エルオーネもスコール達の接近を知ったはずです」
シド「彼女から何かアプローチがあれば救出の可能性があるのですが」
アルティミシア(我々がオメガウェポンにジャンクションすると?)
スコール「ありえる・・・」
アルティミシア(オメガウェポンか・・・あまりアイツには会いたくないのだが)
スコール(ババアと互角に渡り合える唯一の存在だもんな)
アルティミシア(いやちょっと、あいつとは軽い因縁が合ってな)
スコール「?」
アルティミシア(絶対怒ってるだろうな・・・ああ、どうしよう)ドキドキ
スコール「・・・何かしたんだな」
キィィィィーーーー・・・・ン
スコール「うわっぷ!やっぱりきた!」
イデア「エルオーネ救出の糸口、頼みましたよスコール」
アルティミシア(どうするよ、スコール)
スコール「つうかさぁ・・・あいつ生きてたんだな・・・」
アルティミシア(?)
スコール「一応前にあいつ倒したんだよ・・・」
アルティミシア(オメガウェポンを!?よく倒せたな!)
スコール「いやその・・・すんげー卑怯な手段使ったから・・・」
スコール「絶対俺にもキレてると思う・・・アイツ・・・」
アルティミシア(お前もやらかしてるではないか)
スコール「あ、会いたくねえ〜〜・・・」
キィィィィーーーー・・・・ン
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
スコール(・・・?)
アルティミシア(着いたぞ。ここはオメガウェポンの中だ)
スコール(あっ)
エルオーネ「スコール・・・」
スコール(エル姉ちゃん・・・)
アルティミシア(で、肝心のオメガウェポンは何をしている?)
オメガ「ゴルァ!」
スコール・アルティミシア(!?)
494:
オメガ「テメー、マタナンカヨビヤガッタナ!頭ンナカ ザワザワスッゾ!」
エルオーネ「だって彼らは私を心配してるだろうし・・・」
エルオーネ「そもそもどうして私を生かしておくの?不快なら一思いにやってしまえばいいじゃない」
オメガ「ダーカーラー!ナンドモイッテルダロッテ!」
オメガ「次元ノ狭間、ハヤクツレテケヨ!」
アルティミシア(次元の狭間だと!?)
エルオーネ「私の力は生体接続・・・そんな、次元を開ける力なんてないわ」
オメガ「オマエサァ、イツマデシラバックレンノ?モウオマエノ正体バレテルカラ」
エルオーネ「私の正体・・・?」
オメガ「カクシテモムダナンダヨ。ボケ。ソノ『力』ガイイ証拠ダ」
オメガ「オメーハミノガシテヤルカラ、ハヤク次元アケロヨ!」
エルオーネ「わかんないわよ・・・そんな・・・」
オメガ「ハァ・・・強情ナヤツメ。マァイイ」
オメガ「シャベリタクナル迄オマエハズットオレト一緒ダカラナ!」
エルオーネ「ス、スコール・・・」ボソ
スコール(何これどういう状況?)
アルティミシア(エルオーネの正体?)
オメガ「ツカ、今度ハダレ呼ンダンダヨ。サッキノト違ウゾ」
オメガ「シカモナンカ見覚エアルカンジダシ。ダレ?」
スコール(ど、どうするよババア・・・)
アルティミシア(とりあえず挨拶だろ)
オメガ「ボソボソウルセーヨ。名ヲナノレ。カス」
スコール(は、はろぉ〜)ニコ
オメガ「!!」
アルティミシア(よ、ようオメガウェポン)
オメガ「チョ、エエッ!?」
スコール(いやはや、あの時はごめんね。後素敵な勲章ありがとう)
アルティミシア(やはりお前はそっちの方がかっこいいぞ。オメガウェポンよ)
エルオーネ「え、知り合い?」
オメガ「・・・」
オメガ「 ブ チ コ ロ ス ゾ ボ ケ ッ ! 」 
スコール・アルティミシア(やっぱりキレられてたか・・・)
495:
オメガ「ヨリニモヨッテテメーラカヨ!出テコイゴルァ!今度コソマッショウシテクレルワ!」
スコール(いやいまジャンクション中だから無理・・・)
アルティミシア(よいではないか。過去の事は水に流そうぞ)
オメガ「ナガセルホドカンタンナ話ジャネーダロ!オマエラ俺ニ何シタとオモッテンダ!!」
オメガ「オマエラの本体ハドコダ!?今度コソブチコロシテクレルワ!」
スコール(完全にヘイト値マックスじゃん)
アルティミシア(嫌われたもんだな・・・)
エルオーネ「えっと、何かあったの?」
オメガ「聞イテクレヨエルオーネ!オマエノ友達ハマジサイアクダゼ!」
エルオーネ「・・・?」
1 スコール VS オメガウェポン
2 アルティミシア VS オメガウェポン
安価↓
496:

498:
エルオーネ「スコールと会ってるの?」
オメガ「アア!コノガキ!トンデモネー卑怯者ダゼ!」
オメガ「オマエネーチャンダロ!?一体ドウイウ教育シテンダ!!」
エルオーネ「スコール何したの?」
スコール(・・・)
オメガ「コイツ、俺ヲ呼ビダシテバトッテキタノハマァイイトシテダナ」
オメガ「俺ニ勝テナイトシルト、トンデモネー卑怯ナワザデ・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・アルティミシア城
オメガ「ナンダァ?マタ性懲リモナク挑ンデキタノカ」
スコール「・・・」
オメガ「マァ別ニイイケドサァ、オマエラ、俺とジャレテル場合カ?ココノババアヤリニキタンダロ?」
スコール「・・・」ニヤ
オメガ「何ニヤツイテンダヨキメーナ。マタテラブレイクデ一掃シテクレルワ」
オメガ「ホラコイヨ。何度デモ敗走サセテクレルワ」
スコール「オラァーーーーーーーーー!」
【エンカウント】オメガウェポン
オメガ「ナンカ考エガアルヨーダガ・・・ン?」
スコール・ゼル・セルフィ「 」ボソボソ
オメガ「作戦会議カヨ。悠長ナ奴ダナ」
オメガ「オラ!イクゼ!」
【リヒト・ゾイレ】
ゼル「ぐああああああああ!」HP1
オメガ「ハッハッハーーーーーー!ハヤク回復シナイトテラブレイク使ッチャウゼ!」
セルフィ「いっきま〜す!」
【スロット】
499:
オメガ「ハハッ、選ンデル場合カヨ。セメテプロテスカケロヨw」
オメガ「そしてらオマチカネノ・・・テラ・ブレイクイクゼーーーーーーーーーーー!!」
ピタ
オメガ「・・・・アレ、体ガウゴカナイ」
オメガ「ナンダコレ!?チョ、オイ!テラブレイクダヨ!」
スコール「セルフィたんジエンドでた?」
セルフィ「ん〜時間かかりそう〜」
スコール「大丈夫大丈夫、あいつもう動けねーから。出るまでゆっくり回しなよ」
セルフィ「は〜い」
オメガ「モウ動ケネーッテナンダヨ!?オ前一体ナニシタ!?」
スコール「これなーんだ」クルクル
【ディスク4】
オメガ「 蓋 ア ケ ヤ ガ ッ タ ! !」
スコール「さあセルフィたんゆっくりえらぼ〜ね〜」
オメガ「マデヤゴルァ!!オマエソレチョット卑怯スギルダロ!」
オメガ「ディスクニ傷ハイッタラドウスルンダ!モットヤサシク扱エヨ!!」
スコール「お前がチートみたいな技使ってくるからだろ」
オメガ「 チ ー ト は オ マ エ ダ ロ ! 」
セルフィ「あ、出たよ〜」
スコール「はいじゃあセルフィたん、あのでかいのジエンドさせてあげよーね」
セルフィ「は〜い」
オメガ「ジエンドってナンダヨ!?ナニソレ!?ナァ!?オイ?!」
【ジエンド】
オメガ「オァァァァァーーーーーーーー!!」ボォン
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
500:
スコール(・・・)
オメガ「コノガキ!ゲーム中ニディスクノ蓋アケテ強制的ニヨミコミ止メヤガッタンダ!」
アルティミシア(お前さ・・・それはよくないぞ。ハード的にもソフト的にも)
スコール(それしか方法がなかったんだよ)
アルティミシア(本体が壊れたらどうするんだ。ええ?ちゃんと説明書にも書いてただろ)
スコール(いいんだよ昔っからサガフロバグとかあったんだから)
アルティミシア(サガフロってなんだよ)
エルオーネ「でもそうでもしないと倒せなかったくらいあなたが強かったって事でしょ?」
スコール(そうだぞ。誇ってもいいぞ)
オメガ「誇レルカ!アンナモン業界全体ノタブーダロ!俺ガ現役ダッタ時はミンナ俺ヲ倒ス為ニアーダコーダ考エテタンダゾ!」
オメガ「アヤマレ!当時アソンダ全スーファミユーザーニアヤマレ!」
スコール(何をだよ・・・)
アルティミシア(カセットで抜き差しはできんだろ)
オメガ「ッタク・・・トコロデヨ」
スコール(ん?)
オメガ「アノ・・・今日ハアノ金髪ノガキイナイノカ?」
スコール(ゼル?ゼルならまだ待機中だけど)
オメガ「ナンダ・・・」ホッ
エルオーネ「ゼルがどうかしたの?」
アルティミシア(どうした突然)
スコール(蓋開けバグに納得いかないって喚くコイツの為にちゃんと再戦してやったんだよ)
アルティミシア(なんだ、ちゃんと正々堂々と戦ったんじゃないか)
オメガ(アノガキは絶対ツレテクルナヨ・・・)ガクブル
アルティミシア(なんでゼルにそこまで怯えてるんだよ)
スコール(仕切り直してもう一戦やってな、卑怯な技をしなければ絶対負けないっつって意気込んでたんだが)
スコール(ゼルにボッコボコにやられてな)
アルティミシア(ええっ!?オメガウェポンを!?)
スコール(マジマジ。あいつああ見えてチート級に強いから)
アルティミシア(ちょくちょくそんな事言ってたな・・・しかしそういう風にはとても見えんのだが)
スコール(遺憾ながら俺以上だからな)
アルティミシア(ええ・・・どれくらいだよ)
スコール(オメガウェポン1ターンキルできるくらい)
アルティミシア( ま じ か ! ?) 
501:
スコール(マジなんだなこれが。おかげで主人公の俺が物理2番手に・・・)ワナワナ
アルティミシア(し、信じられん・・・)
スコール(反撃すらできないまま一方的にやられてたからな)
スコール(当時のゼル曰く「オーバーフローを起こしてからが本番」らしい)
オメガ「・・・」ガクブル
アルティミシア(なんだよオーバーフローって・・・)
スコール(蓋開けバグもセルフィたん専用技みたいなもんだし)
アルティミシア(ジエンドとか言う技か?)
スコール(あれ、名前はかっこいいけど、中身は耐性無視の強制デスだから)
アルティミシア( )ブッ
スコール(こいつに効いたって事はお前にも効くんだろうな)
アルティミシア(なんだその凶悪すぎる技は・・・)
スコール(今だから言うけど、お前結構ヤバかったんだからな?)
スコール(お前がバトルメンバーをランダムで決めてくるから特殊技が遅れただけで、準備万端ならもうとっくの昔に逝ってたから)
アルティミシア(ああ、だからスロットばかりやっていたのか・・・)
スコール(運が良かったな、ババア)
アルティミシア(お前等本当に何者だよ・・・)
エルオーネ「大変ねえ・・・」
オメガ「オマエラマジナンナンダヨ・・・姉ノオマエモチートミタイナ技持ッテンジャン」
エルオーネ「たまたまよ、たまたま」・
オメガ「石ノ家マジコエエ・・・」ガクブル
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