【DISC3】スコール「正直リノアよりセルフィの方がいい」 【後編】back

【DISC3】スコール「正直リノアよりセルフィの方がいい」 【後編】


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3:
・バラムガーデン
スコール「というわけで一つ見つけた」チャリ
イデア「ご苦労様です。大きくなりましたね。強くなりましたね」
スコール「つかデマ流すなよ。ロン毛の象いなかったぞ」
ギルガメッシュ「え、そうなの?」
スコール「番人はいたけど、全然別物だったぞ」
イデア「どんな方ですか?」
スコール「しりとり名人?」
ギルガメッシュ「なんだよそれ・・・」
アルティミシア(名人ではないな名人では)
スコール「で、また新たにジョブを手に入れたわけなんだが」
スコール「今度のは使い道が全く分からん」チャリ
セルフィ「どんなの〜?」
スコール「なんだっけ・・・」
アルティミシア(ものまね士とか言ってたな)
イデア「ものまね士?」
セルフィ「なんか全然わかんな〜い」
ゼル「・・・」シュシュシュ
アルティミシア(なんかアピールしてるぞ)
スコール「使いたいのか」
ゼル「〜〜♪」シュシュシュ
スコール「じゃあセルフィたんで」
ゼル「・・・」ガク
セルフィ「いやでも、使い方わかんないし〜」
スコール「声真似とかできるんじゃない?」
セルフィ「え〜・・・じゃあ動物の鳴き声やりま〜す」
セルフィ「にゃ〜んっ」
スコール(かわいい・・・・)
アルティミシア(クオリティひくっ)
セルフィ「にゃぁ〜ん。わぉ〜ん。めぇえ〜」
スコール(・・・)ホッコリ
アルティミシア(こんなのジョブである必要がないだろ?)
セルフィ「・・・だめ?」
ゼル「テレビ局いった方がはやいくらいだな」
スコール「いいんだよかわいいから」
セルフィ「ん〜でろでろものまね〜!」ギュ
全員「・・・」
セルフィ「・・・多くの、数えきれない犠牲がありました」
全員「!?」
セルフィ「なにをなくしたのかわからないくらい、たくさん・・・なくしました」
604:
アルティミシア(似てる・・・)
スコール「いやいやいやw」
セルフィ「ひとつだけ、おねがいがあります!」
セルフィ「いなくなった人たちの事、時々でいいから・・・」
セルフィ「思い出してください・・・・」
全員「・・・」シーン
イデア「なぜでしょう、涙が止まりません」グシグシ
ゼル「平和が訪れた感覚がした」
アルティミシア(クリスタルの力か?)
スコール「 地 声 じ ゃ ん ! 」
セルフィ「すごいねこれ〜」
スコール「ジョブなしでも練習すればすぐできると思うんだけど」
アルティミシア(まぁ、声が似てるからな・・・)
ゼル「なにこれ?宴会用?」
スコール「なんでこんなもん後生大事に持ってたんだか」
アルティミシア(何かに使えるのだろう。何かに)
『おじゃじゃじゃじゃじゃじゃ!』
イデア「あ、博士から通信です」
オダイン『クリスタルは見つかったでおじゃるか!?』
スコール「あったよ。ついでに宴会芸をひとつ貰った」
オダイン『宴会芸?そんなものはどうでもいいでおじゃる!』
オダイン『さっさと残りのクリスタルをもってくるでおじゃる!』
スコール「お前は見た目が宴会芸だものな」
オダイン『屁理屈いってないではやくこいでおじゃる〜〜〜〜!』ピギー
スコール「うるせえな・・・はいはいわかりました行きますよ」
ニーダ「折角帰って来たのにここでお別れか」
シュウ「慌ただしいわね」
スコール「人工島とドッキングまでしやがって。次来るときには何になってるんだろうな」
アルティミシア(巨大ロボにでもなってるのかもしれん)
スコール(アレクサンダーかよ)
605:
・人工島
イデア「気を付けるのですよ、スコール」
シド「世界の運命は君に託されています」
スコール「言い方が・・・」イラ
エルオーネ「気を付けてね!」
スコール「それはこっちのセリフだ。オメガが暴れない用に気を付けろ」
オメガ「オマエガカンニ触ルコトヲシナケレバ、ナ」
スコール「いくか・・・」
イデア「スコールを頼みました」ペコ
アルティミシア(本来はお前の役目だからな?)
シュゴォーーーーーーーー・・・・・・・・・・・・・ キランッ
・ラグナロク
スコール「上から見るとなんだこの軍事基地」
キスティス「もはや空母ね」
ゼル「独立武装国家って感じだな」
スコール「それは作品が違うから辞めろ」
アーヴァイン「それ、今度は誰が入ってたの?」
スコール「幼女」
アーヴァイン「ええっ!・・・大丈夫かい?色んな意味で」
スコール「正直事案にならないかドキドキしている」ドキドキ
アルティミシア(勇者のイメージを尽く破壊してくれるな)
・エスタ
スコール「ほら、持ってきてやったぞ」チャリ
オダイン「おおおおお〜〜〜〜〜!さすがでおじゃる!お手柄でおじゃる!」
スコール「今度は幼女が入ってたぞ。どうなってんだこの連中は」
亀「幼女・・・クルルか!」
亀「クルル・・・おお、クルル・・・」ガシ
アルティミシア(事案だな)
スコール「お前は自分の見てくれ考えろ」
606:
オダイン「おじゃじゃじゃじゃ!離せ亀コロ!オダインの研究材料に触るなでおじゃる!」
亀「・・・」
スコール「地位の低い賢者だな」
キスティス「ところで博士、何かわかりましたか?」
オダイン「研究の結果、やはりクリスタルはオダインの推測通り、魔力を帯びた魔法物質でおじゃる!」
オダイン「その性質はジャンクションに酷似してるでおじゃる!自分の意志を閉じ込め、他者と共有する・・・」
スコール「話しかけてきたもんな」
オダイン「魔力の源は個々の魔力ではなく、自然現象を媒介としてるでおじゃる!」
オダイン「風・水・火・土、科学的にはこれらと同じ物質という事になるでおじゃる!」
スコール「どゆこと?」
オダイン「世界はまだまだ不思議で溢れているでおじゃる!」
スコール「わかんないって言えよ」
亀「これで3人、か・・・」
ゼル「どころでよぉ、後一人はどこにいるんだよ」
アーヴァイン「その辺も調査してたんだろ〜?」
オダイン「さっきラグナから報告があったでおじゃる!」
スコール「見つかったのか?」
オダイン「さっぱりわかんないそうでおじゃる」
スコール「バカ親父・・・」
キスティス「え〜っと、最後の一人ってこの人よね」ペラ
セルフィ「レナ〜」
スコール「どうすんだよ。もうさすがにネタ切れだぞ」
アルティミシア(いけるところは全て回った物な)
オダイン「ぐぬぬ・・・参ったでおじゃる」
キスティス「バッツ、クルル、ファリス・・・」ペラ
ゼル「最後はこの日記の主か」
スコール「これに書いてる黒い羽の天使・・・リノアだろ?」
アルティミシア(そうとは限らないだろ)
スコール「くそ・・・リノアなら知ってるはずだ・・・」
アルティミシア(どうやって会うんだよ)
キスティス「参ったわねぇ」
ゼル「さすがにもう行けるところねーよ」
アルティミシア(もう隠しダンジョンとかないのか?)
スコール「ない・・・大海のよどみが最後だ」
亀「レナ・・・いったいどこへ・・・」
607:
オダイン「オダインもさすがにこればかりは見当がつかないでおじゃる」
全員「・・・」
スコール「・・・おいバッツ!お前いい加減教えろよ!」
スコール「手抜きのアドバイスばっかしやがって!誰の尻拭いをしてやってると思ってる!」
スコール「おいバッツ!いるんだろ?!バッツ!バッツ!」
アルティミシア(無駄だ。返事などない)
『カケラは しずかに たたずんでいる』
スコール「ふーん、そうくるわけ・・・」ピキピキ
ジーーーチャキチャキ
アルティミシア(何を?)
スコール「・・・・・ふん!」ズボ
全員「おわっ!」
スコール「オラーーーーバーーーッツ!く答えないと次はパンツの中に入れるぞ!!」モソモソ
スコール「オラオラオラ!お前が答えないなら幼女と美人も突っ込むぞ!」グリグリ
オダイン「ななな何をしてるでおじゃるかお前〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
スコール「めんどくせえ3人まとめてぶっかけちまえ!」
キスティス「下品よ・・・」
アルティミシア(粗末に扱うな!)
スコール「ほらほらドゥーンドゥーン!」ガサゴソ
シャーーーーーーーーーーン!
全員「!!」
『クリスタルのカケラが いっせいに かがやきだす!』
スコール「ほらきた!」
アルティミシア(え、ええ・・・)
『ひかりのおくから ひとかげが みえる!』
(・・・)
スコール「ちっせっかく顔にかけてやろうと思ったのに」
アルティミシア(何か殺気が)
(なにしてんだお前ェーーーーーー!幼稚園児みたいな事してんじゃねえ!!)
スコール「あ、おこだ」
アルティミシア(当たり前だろ)
608:
(ったくほんともう・・・何してんだお前!)
スコール「お前が呼んでも来ないからだろうが」
アルティミシア(自由に出れないのか?)
(俺はもうクリスタルの一部だからな・・・こうして出てくるには相当なパワーがいるんだよ)
(大事な場面で出ようと力を蓄えてたの、に余計な所で出させやがって・・・)ピキピキ
スコール「・・・・」
アルティミシア(しかし最後の一人がわからないぞ)
スコール「そーだよ。言いつけ通り3人見つけてやったぞ」
アルティミシア(残るはレナ一人。ただし在り処の検討が全くつかん)
スコール「行けるところ全て回ったし」
アルティミシア(さすがにお手上げなのだが)
(レナを探してるの?なんで?)
スコール「お前が探せって言ったんだろ!」
アルティミシア(ふざけているのか・・・)ピキ
(えwいやいや、だって)
(もう会ってんじゃん。お前ら)
スコール・アルティミシア「 え え っ ! ? 」
スコール「いつ!?」
(出会いまではしらねーよ)
アルティミシア(だ、だれだ!?)
(いやでも、名前が・・・なんてーの?あの人)
スコール「わかるわけねーだろ!」
アルティミシア(と、特徴は!?)
(あ、そろそろ時間が・・・)
スコール「ウォォォォォイ!待て!さすがにちょっとまて!」
アルティミシア(そこは言えよ!粘れ!耐えろ!)
609:
スコール「ちょぉまてぇ!一つ聞かせろ!モブとかだったら俺らお手上げだぞ!?」
(その辺は心配ねーよ。名前を呼んでたから)
(でも俺がお前らの知り合いとか知るわけーじゃん)
(つか、もうすでに4人揃った気分でいたのに・・・下らん事で呼ぶな!)
スコール「逆切れかよ・・・」
アルティミシア(だ、誰が・・・)
(じゃあおやすみ)
スコール・アルティミシア「 ま て や ! 」
『ひかりはおさまっていった』
シャーンシャーンシャーン・・・・・・
スコール「・・・」
キスティス「どうだった?」
セルフィ「勇者に会えた〜?」
スコール「お前ら緊急集合」
全員「?」
スコール「最後の一人・・・俺ら既に会ってるらしい」
全員「ええっ!?」
ゼル「誰だよ!?」
スコール「それがだな・・・勇者曰く「お前らの知り合いの名前なんてしらねー」と
アーヴァイン「ええ・・・」
キスティス「なんて軽い勇者なのかしら」
スコール「モブじゃない。名有りキャラだ」
スコール「お前ら誰か検討着くか?」
アーヴァイン「女性だよね〜」
スコール「ああ」
610:
アーヴァイン「ん〜、さっきまま先生とエルお姉ちゃんにあったでしょ」
キスティス「ガーデン関係者ならカドワキ先生にシュウ」
ゼル「・・・俺のかあちゃん?」
セルフィ「あたしの友達〜!」
キスティス「ああそうだ、後CC団のダイヤも双子ね・・・」
アルティミシア(まさか・・・アデル?)
スコール「それはねーよ」
アーヴァイン「カード関係なら〜もう一人心当たりがあるよ〜」
スコール「カ、カードクイーン・・・」
アルティミシア(多すぎるな・・・)
スコール「ああああ覚えておけよあの野郎〜〜〜〜〜〜〜!」
キスティス「どうしよっか・・・」
【1】イデア・エルオーネ
【2】カドワキ先生 シュウ ダイヤ
【3】ゼルの母親
【4】セルフィの友達
【5】カードクイーン
スコール「この中から探せと?」
セルフィ「やるしかないよ〜」
スコール「今までで一番めんどくせえ・・・」ガク
アーヴァイン「僕ら探偵になった覚えはないけど〜」
ゼル「きっついな・・・」
アルティミシア(総当たりで行くしかないな)
キスティス「最後の一人よ、頑張りましょう!」
スコール「・・・めんどくせええええああああああ!!」ワシャワシャ
安価↓
611:

612:
オダイン「どうしたでおじゃるか?はやくレナを見つけてくるでおじゃる」
スコール「もうマジめんどくせえ!巻きでいくぞ!」
全員「了解!」
オダイン「レナを(ry
スコール「 ど け ! 」
オダイン「へびぅーーーーーーーーー!」ドサ
スコール「おおおおおおおおおおお!
アルティミシア(頭から落ちたぞ今)
〜〜移動中〜〜
・トラビアガーデン
セルフィ「それでね〜」
セルフィのともだち「たいへんやね〜」
スコール「ちぇりしゃぁ!」ズサ
セルフィのともだち「あ、ほんまにきた」
スコール「セルフィたんの個人データ教えて」
アルティミシア(くぉら!違うだろ!)
セルフィのともだち「今聞かれましたけど〜レナじゃないで〜」
スコール「・・・」
セルフィ「ごめんなっ!急に!」
セルフィのともだち「ええよ〜」
スコール「・・・で、セルフィたんの個人デー(ry
アルティミシア(次だ!次!)
安価↓
613:
5
615:
・ラグナロク
スコール「カードクイーンだ!あのババアはどこだ!?」
ゼル「あの人、各地を転々としてるんじゃなかったっけ」
スコール「はっそうだ!ドールにあいつの実家が・・・」
アルティミシア(しかしドールは)
スコール「あああああやべえええええええ!」
アルティミシア(落ち着け。他の行先は?)
スコール「バラム、デリングシティ、FH、ウィンヒル、エスタ、シュミ族の村、ルナゲート・・・」
アーヴァイン「ウィンヒルってもうないんだよね〜・・・・」
ゼル「バラムにはいなかったぞ」
スコール「・・・デリングシティ、FH,エスタ、シュミ族、ルナゲート」
アーヴァイン「二手にわかれないかい?ラグナロクはエスタへ〜」
キスティス「そしてバラムガーデンでガルバディアへ、ね」
セルフィ「あたしは操縦するからラグナロクね〜」
スコール「・・・GO!」
〜〜移動中〜〜
・エスタ
スコール「くっそ!どこだ!」
アルティミシア(いないな)
警備兵「何かお探しですか?」
スコール「カードクイーンはこなかったか!?」
警備兵「誰ですそれ。知らないですねえ」
スコール「あのババアはうろちょろともう・・・」
アルティミシア(おや、ラグナロクが戻ってきたぞ)
『スコール〜、ルナゲートにはいなかったよ〜』
スコール「なにぃ!?」
アルティミシア(じゃあガルバディアか)
『さっき連絡があって〜、FHにもデリングシティにもいなかったって〜』
スコール「ええ!?」
アルティミシア(まさか本当に街と一緒に消えた・・・?)
スコール「・・・ラグナロクへ戻るぞ!全員回収だ!」
616:
・ラグナロク
アーヴァイン「この人ちょっと本命臭くな〜い?」
セルフィ「それぽっぽいよね〜」
キスティス「でももう巡回場所は全て回ったし・・・」
スコール「いいや、まだひとつだけ行先が残ってる」
スコール(俺しか知らない事だが)
アルティミシア(どこだ?)
スコール「えっと・・・この辺」
セルフィ「ここ?なにもないよ〜」
スコール「たぶん・・・どこにもいないなら・・・ここしかない」
アーヴァイン「アテがある感じ?」
ゼル「行ってみようぜ」
セルフィ「じゃあ・・・名前のない場所、いきま〜す!」
シュゴーーーーーーーーーー・・・・・・・・
・宇宙ポッド墜落現場
カードクイーン「あら?」
スコール「やっぱりいた!ここだったか!」
全員「なんでこんな所に・・・」
カードクイーン「私はカードクイーン、カードの乱れを正す者」
スコール「んなこたどうでもいいんだよ!ババア!」
スコール「アーユーレナ?」
カードクイーン「・・・新しいレアカードですか?」
スコール「レナ?!ファリス!?DO?」
カードクイーン「ああわかりました。新しいルールですね」
スコール「ちっがーーーーーーう!」
アルティミシア(正直何も感じない。外れじゃないか?)
スコール「グギ・・・ランダムハンド反対!ランダムハンド反対!」
カードクイーン「私は賛成です」
ゼル「つかなんでこんな所にいるんだよ」
カードクイーン「ドールが消えた原因がこの空から舞い降りた物体にあるのではないかと・・・」
アルティミシア(半分アタリで半分外れだな)
カードクイーン「ドールのは私の父がいましたから・・・」
キスティス「そうだったの・・・」
ゼル「なんかかわいそうだよなぁ・・・・あれ」
『オマエラなにやってんだ!次行くぞ!さっさと戻ってこい!』
ゼル「話くらい聞いてやれよ!」
安価↓
617:
1
618:
・バラムガーデン
スコール「ただいまぁ!」バァン!
エルオーネ「え、もう?」
イデア「はやいですね」
スコール「アーユーレナ!?」
エルオーネ「は?」
オメガ「頭オカシーンジャネーノ」
スコール「レナフロムユー!?」
イデア「言ってる意味がわかりません」
スコール「次!おおおおおおおお!!」
エルオーネ「・・・ほんとになんなの?」
イデア「さぁ・・・」
安価↓
619:

621:
・バラムガーデン 保健室
スコール「レナァァァァァ!!」バァン!
カドワキ先生「ッ!?」
スコール「レナ?」
カドワキ先生「え?」
スコール「ミセス・カドワキ・レナ?」
カドワキ先生「そんな名前じゃないけど・・・」
スコール「次! おおおおおおおおおおおおお!」
カドワキ先生「・・・なんだってんだい」
・ブリッジ
スコール「レナ or セナ?」
シュウ「は?」
スコール「レナ?セナ?ケセラセラ?」
シュウ「・・・ラップ?」
スコール「ファリス」
シュウ「ほんとなに?」
スコール「次! おおおおおおおおお!!」
シュウ「・・・GFの副作用がついに脳まで?」
・バラムガーデン案内板
アルティミシア(スコール!CC団とは一体)
スコール(あ)
キスティス「というわけで・・・」
ダイヤ「はぁ・・・」
スコール「チョリソーーーーーーーー!」ダン!
スコール「レナ!?」
ダイヤ「ほんとだ。聞きに来た」
キスティス「違うって言ってるわ」
スコール「じゃあ何ナ?」
ダイヤ「ええ・・・と」
ダイヤ「カルコブリーナ?」
スコール「死ね!」
スコール「次! おおおおおおおおお!!」
ダイヤ「・・・カード奪いに来たのかと思った」
キスティス「ごめんなさいねえ」
622:
アルティミシア(最後はゼルのお母さんだぞ・・・一番ないだろ)
スコール(いくしかねー!おおおおおおおおお!)
・バラム
ゼル「んでさ・・・」
ゼルのお母さん「そんなこと言われたって・・・」
スコール「はじゅらっ!!」バァン!
ゼル「げ、きやがった」
スコール「レナ!?」
ゼルのお母さん「わたしゃシャルロットのほうが王女っぽい気がするけどねえ」
スコール「シャルロット!?あーゆーシャルロット!?」
ゼルお母さん「シャルロットてなに?」
ゼル「スコールよぉ・・・どう考えても違うと思うぜ」
スコール「ああああああああ!」ガッデム!
アルティミシア(ほらな・・・)
ゼル「カードクイーンが本命だったんだけどなぁ」
ゼルのお母さん「ああ、駅にいたあの人。あたしゃあんな派手な格好できないよ」
スコール「もぉぉぉぉぉ!なんなんだよぉぉぉぉぉ!」バン!
ゼル「人んちで暴れんな」
アルティミシア(仕方ない。戻るか・・・)
スコール「クソが!もういい帰る!」
ゼルのお母さん「ああちょっと!折角だから夕飯食べてきなよ!」
スコール「はい」
アルティミシア(食べるんかい)
623:
・エスタ
スコール「ぬああああああああ!全滅だバカヤローーーー!」
オダイン「使えない人材でおじゃる」
スコール「うるせえボケェ!こんなすくねー手がかりで世界中を回れるか!!」
オダイン「やれやれ・・・とんだ名探偵でおじゃる」
スコール「斬りてえ・・・切り刻んでミキサーにかけてえ」ピキピキ
キスティス「でも博士、本当にもうこれ以上手がかりがないんですよ」
アーヴァイン「世界中を回ったけど〜、それらしき人いなかったよ〜」
ゼル「カードクイーンが本命だったんだけどな」
亀「むぅ・・・困りましたな」
オダイン「こいつらの低脳ぶりにでおじゃるか?」
スコール「キィィ〜〜〜〜!」ピクピク
アルティミシア(どうするよ、おい。あの連中からは何も感じなかったぞ)
スコール「もういい!休憩する!」ゴロン
アルティミシア(ふてるなよ)
キロス「首尾はどうだい?」
ラグナ「いよぉ!」
ウォード「・・・・・・・・・」
アルティミシア(あ、ズッコケ3人組)
スコール「・・・・」
オダイン「まったく、お前の息子は使えんでおじゃる。世界中探し回って人一人見つけられないのでおじゃる」
スコール「オマエだってエル姉ちゃんを何年も・・・」イライラ
キスティス「もうこれ以上は手がかりが無くて」
ラグナ「あっら〜、まぁ、しゃーねーよな」
キロス「参ったな・・・」
セルフィ「なにしにきたの〜」
キロス「いや、最終決戦への打ち合わせをしに来たのだが」
ラグナ「後一人、足らんとなるとおじゃんだな・・・」
アルティミシア(勇者はレナと我々はすでに会ってると言っていたぞ)
キロス「なるほど、心当たりを全て探し回ったがダメだったのか」
キスティス「はい・・・」
ラグナ「どーすんよ・・・オダインじーさん」
オダイン「オダインには関係ないでおじゃる」
スコール「あるわ!死ね!」
ゼル「クリスタルも黙ったままだしよ・・・」
アーヴァイン「早々に出てこれるもんじゃないんだろ〜?」
アルティミシア(パワーがいると言っていたな)
全員「どうしよう・・・」
627:
ウォード「・・・・・・・」
キロス「ウォード君、減点。さすがにそれはない」
スコール「あんだよおっさん」
キスティス「どうしたんです?」
キロス「ウォード君はもしかして我々側の知り合いじゃないかと聞いている」
アルティミシア(ラグナの知り合いの名有り女って・・・)
スコール「それ」
ラグナ「ジュリアとレイン!?」
ウォード「・・・・・・・・・・」
キロス「消去法で考えてそれしかいないと言っている」
スコール「消去法って言われても!」
ラグナ「いろいろまじいだろそれ〜」
ラグナ「だってよ。その二人はもう・・・」
アルティミシア(そもそもどうやって会うんだよ)
エルオーネ「アタシがジャンクションするわ」
スコール「いたのか!」
ラグナ「エルすまねー。打ち合わせはちょっと先送りになりそうだ」
アルティミシア(何故ここに?)
キロス「我々が呼んだんだ。彼女も作戦のメンバーの一人だ」
ゼル「マジカよ!」
スコール「どうせオメガをしこたま暴れさすとかそんなんだろ」
ラグナ「ちげーよ」
エルオーネ「で、どうする?」
キスティス「最後の希望ね」
セルフィ「もうその二人以外いないよ〜」
スコール「ええ・・・でも・・・ええ〜〜〜〜?」
アルティミシア(アタリだったとしてももう亡くなっているだろ?)
ウォード「・・・・・」
キロス「だったとしても。と言っている」
スコール「・・・」
アルティミシア(いくしかないな)
スコール「まじか・・・」
ラグナ「世話かけるな」
629:
エルオーネ「いくわよ。まずはレインおばさんから・・・」
スコール「まって。こうしない?」
全員「?」
スコール「レインはさぁ・・・パパを送ってやればいいと思うの」
ラグナ「え!?」
エルオーネ「・・・」
スコール「でしょ?エルねーちゃん」
ラグナ「う・・・まじかよ」
スコール「イヤなのか?」
ラグナ「そうじゃなくてよぉ・・・どのツラ下げて会えばいいんだか」ボリボリ
エルオーネ「・・・レインおばさんは最後までラグナおじさんの名を呼び続けていたわ」
エルオーネ「わたしも、それがいいと思う」
ラグナ「・・・」
キロス「我々も同意見だ」
ウォード「・・・・・・・」ウンウン
スコール「一回くらいジャンクションする側に回ってみれば?」
アルティミシア(看取ってこい)
ラグナ「・・・わかった」
エルオーネ「ラグナおじさん・・・」
ラグナ「いやでもこれ、初めてだからよォ、なんか緊張すんな!」モソモソ
スコール「大丈夫だよ。寝るだけだから」
アルティミシア(夢みたいなもんだ)
ラグナ「はぁ〜〜・・・うっし!」バシ
ラグナ「エル!頼むぜ!」
エルオーネ「・・・・」ギュ
キィィィィーーーーーーン・・・・・・・・・・
ラグナ「うっ!こりゃ中々強烈な・・・」
スコール「俺ら森の中とか道のど真ん中でこれやられてたからな」
ラグナ「まじか・・・そりゃ・・・・たいへ・・・・・・・・・・」
ラグナ「・・・・・・・」zzz
スコール「・・・」
アルティミシア(行ったか)
スコール「まぁ待つか」
630:
キロス「で、ジュリアは君が行くのか」
スコール「ああ」
アルティミシア(いやでも、ジュリアもラグナに行かせた方が・・・)
スコール「好きだった人が知らない男といちゃこいてる場面を見せつけるのか?」
スコール「鬼だなお前」
アルティミシア(そういうつもりじゃ・・・)
ウォード「・・・・・・・・」
キロス「そうだな、察してやろう」
スコール「空気読めよスイーツ」
アルティミシア(・・・)
ラグナ「 」
スコール「いつもジャンクションする側だったからなんか新鮮」
アルティミシア(イタズラするなよ)
キロス「本当に強力なんだな」
スコール「耐性無視の強制睡眠だからな。これも中々チート・・・」
スコール「・・・・ん?じゃあ送り先さえ確保すれば」
アルティミシア(バトルに転用できるな)
スコール「・・・・・」ゾク
アルティミシア(オメガを使役し相手を強制睡眠させるのか)
アルティミシア(どんどん姉が凶悪性能になっていくな)
スコール「これ、黙っとこうな・・・」ボソ
ラグナ「 」
スコール「なっげーな・・・」
アルティミシア(気になる・・・中の様子は見えない物か)
キロス「無事話せてるといいが」
スコール「あ」
『ラグナの目から なみだがこぼれおちる!』
スコール「・・・・」
アルティミシア(どうやら会えたようだ)
631:
〜数分後〜
スコール「〜〜〜」ボケー
ラグナ「 レ イー ー ー ー ー ン ! ! 」ガバッ
全員「おわぁ!」
ラグナ「ハァッ!ハァッ!ハァッ・・・あれ、ここは」
スコール「おきゃーり」
アルティミシア(ちゃんと看取れたか?)
ラグナ「・・・ああ」ボリボリ
スコール「あーびっくりした」
エルオーネ「よかった・・・レインおばさん、最後にラグナおじさんに会えていたのね・・・」
エルオーネ「うう・・・よかった・・・」グス
ラグナ「レイン・・・」グス
アルティミシア(貰い涙が)グス
スコール「オマエ関係ないだろ!」
キロス「で、どうだった?」
ラグナ「いや・・・その、なんていうか」
エルオーネ「どう考えても関係なさげよね・・・」
キロス「よくがんばったな、ラグナくん」
ウォード「・・・・・」ウンウン
アルティミシア(クリスタルはなかったか?)
ラグナ「なかったな・・・光物は持ってたけど」
ラグナ「あれはクリスタルじゃなくて俺が上げた・・・」ワシャワシャ
スコール「言わんでもいい。わかるから」
エルオーネ「じゃあ最後は・・・」
スコール「ジュリアか・・・」
アルティミシア(複雑な心境だな)
スコール「母子共々暴言吐き倒したからな・・・バレたらヤヴァイ」
エルオーネ「でも・・・アタシジュリアさんと面識がないわ」
スコール「そういえば」
アルティミシア(じゃあどうする?)
ラグナ「・・・カーウェイのおっさんだ」
キロス「ああ、今は軍のお偉いさんなんだっけ?」
ラグナ「カーウェイのおっさんなら面識あるだろ?」
エルオーネ「旦那さんだっけ?一度だけお会いした事あるけど・・・」
632:
ウォード「・・・・・」
キロス「そうだな。あいつのせいで喉を失ったようなものだな」
スコール「ダディにジャンクションする?パパ達の代わりにボコボコにしてやってもいいけど」
アルティミシア(それはやめろ)
エルオーネ「じゃあ・・・」ギュ
キィィィィーーー・・・・・ン
スコール「うっ・・・まさかダディにジャンクションするハメになるとは・・・」
ラグナ「なぁ・・・ダディって何?」ボソ
スコール「あのおっさん・・・娘に・・・・そう・・・・よばれてんの・・・・・・・・」
ラグナ「きめえw」
キロス「いい趣味してるw」
ウォード「・・・・・・」プゲラ
アルティミシア(笑うなよ。ダディでもパパでもなんでもいいだろ)
スコール「十分・・・・あのおっさん・・・・ひどい目・・・・・あって・・・・・・・」
スコール「・・・・・・・・」ガク
アルティミシア(いよいよ後がないぞ。これでハズレならもう終わりだ)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・カーウェイ邸
スコール(うお・・・)
アルティミシア(なんというか妙な気分だな)
「べろべろば〜」
「キャッキャ」
「リノアももう5歳だ。行く末は天才少女だな」ハハハ
スコール(天災の間違いだ)
アルティミシア(うまい事言ってるんじゃないぞ)
「あなたったら、リノアをかわいがりすぎよ」
「あなたの怖い顔であやしても、リノアは怖がるだけよ」
スコール(でた・・・)
アルティミシア(・・・)
ジュリア「もう、親バカと言われても知らないわよ」
634:
カーウェイ「ハハハ、すまんすまん。子供ができて私も丸くなったかな」
リノア(幼)「ダディ〜」
スコール(この頃からダディ呼ばわりかよ)
アルティミシア(う〜ん、あいつにもこんな時代があったんだな)
カーウェイ「ああ、すまんが頭痛薬をくれないか」
カーウェイ「どうもさっきから頭がざわざわするんだ」
ジュリア「あら、それは大変。無理しないでね」
スコール(バレたらやばいよな)
アルティミシア(しー、しー・・・)
リノア(幼)「ダディ〜マミ〜」キャッキャ
スコール(う〜ん、ここで始末しちまうわけにはいかないのだろうか)
アルティミシア(むしろやれと言われてできるのか?こんな幼子を)
ジュリア「はいリノア、そろそろおねむの時間ですよ〜」
リノア(幼)「は〜い」
アルティミシア(なんという幸せな家庭だ)
スコール(野○一家かよ)
ザザ
スコール(場面が変わった)
アルティミシア(どうやって探ろうか)
リノア(幼)「マミ〜どうしたの〜?」
スコール「(ん?)
カーウェイ「おいジュリア!一体どうしたんだ!?」ドンドン
カーウェイ「ここをあけろ!どうした!?何があった!?」ドンドン
スコール(いきなりなんだ!?)
アルティミシア(ジュリアが体調を崩したのか?)
ジュリア「いや!開けないで!リノアの顔なんてみたくない!!」
リノア(幼)「マミ〜?」
カーウェイ「リノア!?リノアがどうしたんだ!?ジュリア!」ドンドン
アルティミシア(な、なんだ?)
スコール(いきなりキナ臭くなりやがったな・・・)
ザザ
ジュリア「〜〜〜〜」ブツブツブツ
リノア(幼)「きゃ〜〜〜マミーやめて〜〜〜!」ジタバタ
アルティミシア(おい!?)
スコール(ちょ、ええっ!?)
635:
カーウェイ「ジュリア!?何してるんだ!」ガシ
ジュリア「は、離して!」ジタバタ
リノア(幼)「うえ〜〜〜〜〜ん!」ダダダ
カーウェイ「この・・・バカモノ!」バシ!
ジュリア「きゃぁっ!」
カーウェイ「自分の子供に何をしてるんだ!ええ!?」
カーウェイ「一体どうしたんだ・・・理由を話してくれ!」
ジュリア「あなたに言っても何もできないわよ・・・」ボソ
カーウェイ「この・・・亭主に向かってなんだその口の聞き方は!」バシ!
リノア(幼)「うええええん!マミーをいじめないで〜〜〜〜!」
アルティミシア(おいおいおいおいおい!)
スコール(鬱になってきやがった・・・)
ザザ
リノア(幼)「マミー具合悪いの?」
カーウェイ「ジュリアは・・・そう、ママは病気なんだ」
カーウェイ「安静にしてないといけないんだよ。わかっておくれ」
リノア(幼)「マミー・・・元気になるといいね」
ザザ
医者「病気の類は見られませんが、精神に異常をきたしている可能性があります」
カーウェイ「そうですか・・・そんなにひどいのですか?」
医者「不安定な状態です。もしもの事に備えて入院をお勧めしますが・・・」
カーウェイ「入院・・・」ガックシ
医者「心中お察しします。ご検討下さい」
アルティミシア(まるで話が見えてこん。一体何が)
スコール(精神病?)
636:
ザザ
カーウェイ「ジュリア・・・医者に入院を勧められたよ」
カーウェイ「一体何が不満なんだ?子供もできて、収入も安定して、家族仲良く暮らしてるじゃないか」
ジュリア「・・・」
カーウェイ「リノアの教育にもよくないぞ・・・どうしてなんだ?」
ジュリア「・・・」
カーウェイ「ハッ、まさかお前!あのラグナとかいう男の事をまだ!」
ジュリア「・・・」
カーウェイ「この・・・バカモノーー!過去の男がまだ忘れられないか!」バシ!
ジュリア「ああっ!」
リノア(幼)「うえええええん!マミーをいじめないで!!」
スコール(見てるこっちが鬱になってきた・・・)
アルティミシア(家庭崩壊の生中継など、誰が見たいのだ!)
ザザ
カーウェイ「・・・・」
ジュリア「・・・・」
リノア(幼)「・・・」
アルティミシア(空気が・・・)
スコール(重すぎる・・・)
ジュリア「・・・あああああああ!!」
カーウェイ「ッ!?またか!」
ジュリア「いやーーー離してーーーーー!」
カーウェイ「落ち着け!落ち着けジュリア!」
リノア(幼)「うえええええん!」
スコール(ババアさぁ・・・これもう)
アルティミシア(ああ・・・もう見てられん)
カーウェイ「ジュリアーーーー!やめろーーーー!」
【スリプル】
ジュリア「 」(睡眠)
カーウェイ「ジュリア!?どうしたジュリア!?」
アルティミシア(心配するな。眠っただけだ)
カーウェイ「ッ!? 頭の中から声が!」
アルティミシア(介入するつもりはなかったが・・・もう見ておれんのだ!)
スコール(しっかりしろよダディ。一家の大黒柱だろ)
カーウェイ「わわ、私までおかしくなってしまたのか・・・」フルフル
スコール(ちゃうわ。聞けよNTR野郎)
637:
〜〜数分後〜〜
カーウェイ「人払いはすませた・・・」
スコール(傍から見るとひとりでブツブツ言ってる変質者だからそこ注意な)
カーウェイ「君達は一体・・・」
アルティミシア(少し前から頭の中がざわざわしていただろう?)
スコール(あれ、俺ら)
カーウェイ「・・・頭の中に住んでいるのか?」
スコール(住んでねーよ)
アルティミシア(まぁ諸事情で少し居座らせてもらっている)
スコール(つかジュリアは一体どうしたんだよ)
アルティミシア(あんなに仲睦まじかったじゃないか)
カーウェイ「それが・・・私にもわからんのだ」
カーウェイ「ある日突然、急にああなって・・・」
スコール(それじゃあわかんねーよ)
アルティミシア(医者に診せたのか?)
カーウェイ「最初に2,3日ほど仮入院だけしてもらったんだ」
カーウェイ「そこで看護婦から聞いた話なのだが・・・」
アルティミシア(ああ)
カーウェイ「何やら四六時中うわ言のようにブツブツ言っていたらしい」
カーウェイ「黒い羽の天使がこちらを見ていると・・・」
アルティミシア(それは・・・)
スコール(ババアじゃん!)
アルティミシア(バカな、ジュリアは何の変哲もない一般人だろ)
アルティミシア(我々が見えるはずが・・・)
カーウェイ「精神疾患なのは明らかなのだが、原因がわからないと処置のしようがないだろ」
カーウェイ「だからてっきり過去の男の事を引きづってるのかと・・・」
スコール(ないないそれはない)
アルティミシア(それは断言する。ない)
カーウェイ「私もどうにかなりそうだよ・・・」ワシャワシャ
スコール(ほんとお前ら一家だけはもう・・・)
アルティミシア(この先を知っているだけに余計にな)
カーウェイ「ハァ・・・」
638:
アルティミシア(ちょっとまて、ジュリアは確か)
スコール(そう、もう時期死ぬ。交通事故でな)
カーウェイ「なんだと!?」
スコール(なんでいきなりと思ってたんだけど、なるほどな)
スコール(頭おかしくなって道路に飛び出したんだ)
カーウェイ「バ、バカな!」
スコール(もう・・・言っちゃったからついでに教えてやるわ)
スコール(お前の娘は将来世界を恐怖に陥れる存在になる)
カーウェイ「あああ、ありえん!やはり私も何かの病気に・・・」
スコール(まぁ、気持ちはわかるけど)
アルティミシア(事実だ。受け止めてくれ)
カーウェイ「・・・・・」ガク
スコール(だから・・・おっさん、こう考えろ)
スコール(俺らが未来からわざわざアドバイスしにやってきてやったんだ、だから)
アルティミシア(そうならないように、しっかりと愛情を持って育てるんだ)
スコール(ジュリアの動向も、細心の注意を払え)
カーウェイ「・・・・」
スコール(大丈夫かな・・・過去変えちゃった感じになってるけど)
アルティミシア(しかたあるまい。これでリノアがまともになってくれれば・・・)
リノア(幼)「ダディ〜、誰と話しているの〜?」
カーウェイ「リ、リノア!あっちいってなさい!」
スコール(それがダメだってんだよ)
アルティミシア(あやし下手が)
リノア(幼)「え〜でも〜さっきマミ〜のお部屋にいったら〜」
リノア(幼)「マミー、いないの。リノアに内緒でお出かけしちゃったよぉ?」
カーウェイ「 な に ぃ ! ? 」
スコール(やっばい!ダディそれはヤバイ!)
アルティミシア(死因は交通事故だ!手遅れになる前にはやく行け!)
カーウェイ「〜〜〜〜〜ッ!リノア!ダディも出かけてくるからここでお留守番してなさい!」
リノア(幼)「お留守番退屈〜」
カーウェイ「いう事を聞け!」
リノア(幼)「ひぐ・・・」グス
スコール(だから怖がらせんな!)
アルティミシア(急げ!)
639:
バ ァ ン !
カーウェイ「ぬおっ!」
ザァァァァァ・・・・・!!
『そとは おおあめが ふっている!』
スコール(クッソ、雨音で聞こえなかったのか!)
アルティミシア(雨具を用意している暇はないぞ!急げ!)
カーウェイ「ジュリアァーーーーーッ!」バシャバシャバシャ
ザァァァァァァァァ・・・・・・
カーウェイ「ジュリアーーー!ジュリアーーーー!」
ザァァァァァァァァ・・・・・・
カーウェイ「どこだーーーーッ!ジュリアーーーーー!」
ザァァァァァァァァ・・・・・・
カーウェイ「ジュリア・・・いったいどこなんだ・・・」トボトボ
カーウェイ「ううっ・・・寒い・・・」ブルブル
スコール(大丈夫か?)
アルティミシア(ほら、体を温めてやるから)ファイア
カーウェイ「ジュリアが見つからない・・・」ガク
スコール(ババア、探せないの?)
アルティミシア(雨脚が強くて判別しにくいのだ)
ザァァァァァァァァ・・・・・・
スコール(そうだ、ガ軍に協力してもらえよ!)
アルティミシア(軍総出で探せばなんとか・・・)
カーウェイ「もしもし・・・カーウェイだが」ピ
スコール(ちょお俺らも協力するわ)
アルティミシア(ゆけ!)ペカー
【GF】ディアボロス
スコール(ちょっと悪いんだけど、コウモリに分裂してジュリア探してくんない?)
アルティミシア(頼むぞ、ディアボロスよ)
ディアボロス「承った・・・」バサァッ!
カーウェイ「たのむ・・・頼むぞ!」ピ
642:
スコール(ダディ元気出せ、今ディアボロスが協力してくれてるから)
アルティミシア(軍も動かせたようだな)
カーウェイ「・・・・」
スコール(とりま凱旋門で雨宿りしようぜ)
アルティミシア(風邪引くぞ)
・凱旋門
ザァァァァァァ・・・・・・
カーウェイ「 」ガックシ
スコール(ジュリア、どこ言ったんだろうなぁ)
アルティミシア(軍が道路を封鎖してくれていれば事故の可能性は減るはずだが)
カーウェイ「ジュリア・・・」
スコール(いい機会だから言っとくけどおっさん)
スコール(自分の色恋沙汰に職場の権力を使うのはよろしくないぞ)
アルティミシア(公私混同も甚だしいぞ)
カーウェイ「・・・」
スコール(バチが当たったんだよ。なぁ)
アルティミシア(これに懲りてもう自分勝手なマネはするなよ?)
カーウェイ「報いか・・・確かに、人に恨まれる事ばかりやっているな私は」
カーウェイ「ティンバーを制圧したのも、各地に軍を送ったのも私だものな・・・」
スコール(日ごろの行い改めようぜ)
アルティミシア(リノアがグレるぞ)
カーウェイ「ジュリアがいなければ・・・あの子を育てられる自信がない」
スコール(も〜陰気になるなっての)
アルティミシア(連絡してみればどうだ?逐一報告だ)
カーウェイ「・・・・」ピポパ
『こちらショッピンングモール、ジュリア氏の姿は見当たりません』
『駅前です。こちらもそれらしき人影は見えません』
カーウェイ「すまない、引き続き頼む」ピ
アルティミシア(お、コウモリが)
コウモリ「上空より探索していたが、ジュリアなる人物は見当たらぬ」バサ
コウモリ「大きな屋敷に車が並んでいる場所・・・今そこを探索中だが、どうやらいないようだ」
スコール(レンタカー屋と大統領官邸か)
アルティミシア(もしや地下水路にいるのか?)
スコール(ありえるな。そこを探してみてくれ)
コウモリ「御意」バサササ
643:
スコール(もし地下水路にいるなら家に帰っている可能性もある)
アルティミシア(一回戻ってみるか)
カーウェイ「・・・」
スコール(濡れたろ。風呂でも入って落ち着け)
ザァァァァァァァァ・・・・・・・・・・・
・カーウェイ邸
カーウェイ「・・・」
アルティミシア(連絡待ちだな)
スコール(そうだよ・・・せめてレナの事を聞き出さないと)
カーウェイ「レナ?」
スコール(ダディ知らない?ジュリアの知り合いらしいんだけど)
アルティミシア(私達はその人を追ってここへきた)
カーウェイ「いや・・・聞いたことないような、あるような・・・」
スコール(どっちだよ)
『れんらくを まちつづける』
スコール(こないな・・・)
アルティミシア(リノアはもう寝たか?)
カーウェイ「ああ、外へと出れないようロックしておいた」
スコール(だからそれがダメなんだっつーの)
ヒラ・・・ヒラ・・・ヒラ・・・
スコール(ん?)
アルティミシア(何か落ちてきたぞ)
カーウェイ「これは・・・羽?」ピト
スコール(羽毛布団が破れたか?)
アルティミシア(羽毛?にしては色が・・・・)
カーウェイ「黒い羽・・・?」
バ タ ァ ン !
『とつぜん まどが はげしく ひらく!』
スコール(なんだ!?)
アルティミシア(うわっ!)
ブァァァァァァァ!
644:
カーウェイ「うわっぷ!・・・羽!?同じ羽が大量に入ってくる!」バササ
スコール(閉めろ閉めろ!)
アルティミシア(待て!窓の奥!誰かいる・・・)
全員「ハッ!」
ジュリア「・・・・・・」
カーウェイ「ジュリアァーーーーッ!」ガバッ
『カーウェイは そとに とびだした!』
ザァァァァァ・・・・!!
バシャバシャ!!
カーウェイ「ジュリア!」バシャ
ジュリア「あなた・・・・」
スコール(やっと見つけた!)
アルティミシア(一体どこへ言っていた!)
ジュリア「リノアは・・・・もう寝た?」
カーウェイ「あ、ああ。お前の帰りを待っている・・・」
カーウェイ「リノアも心配している、ほら。外は雨だ。はやく家に帰ろう」
ジュリア「・・・・」
アルティミシア(おいジュリア、我々が見えているのか?)
ジュリア「ええ。うっすらだけど・・・」
アルティミシア(やはり・・・一般人のお前が何故ジャンクションを目視できるか気になる所だが)
アルティミシア(そこはまあいい。それよりも、だ)
アルティミシア(何があった?一体何を聞いた?聞かせろ)
ジュリア「・・・」
アルティミシア(我々は未来からきた。他言できない悩み、我々なら力になれると思うが)
ジュリア「未来・・・」
アルティミシア(そしてお前に言いたいことがある奴がいる。ほら)グイ
スコール(い!?)
ジュリア「ん・・・男の子?」
アルティミシア(お前の悩み、もしかしたらこいつが原因かもしれない)
スコール(え、俺?)
アルティミシア(お前が無茶苦茶言うからだろ!ほら、謝れ!血反吐吐くまで謝れ!)
ジュリア「?」
スコール(あ、あの、リノアのママさん)
スコール(え〜っと、その、ガルバディアホテルでパ・・・ラグナを部屋に招いた日を覚えてますか?)
ジュリア「う、あまり思い出したくないんだけど」
スコール(・・・)ダラダラ
645:
アルティミシア(あの日お前に暴言を吐いたのはラグナの体を乗っ取ったこいつだ)
ジュリア「えっ」
アルティミシア(ほら、あやまれ!)
スコール(まじすいませんでしたぁーーーーーーーーッ!!)(土下座)
スコール(ぶっかけフェイスとか言ってすいませんでしたァーーーーーーーーッ!)(土下座)
スコール(許してつかーさい・・・許してつかぁーさい・・・)グリグリ
アルティミシア(殴って良いぞ。100発くらい)
ジュリア「・・・そんな事だろうと思った」フゥ
スコール(はへ?)
ジュリア「だってあの日のラグナ、明らかにおかしかったもの・・・」
ジュリア「ラグナなのにラグナじゃない。そんな感覚がしてね。ずっと引っかかってたの」
ジュリア「やっぱり、あれはラグナじゃなかったか・・・」フウ
スコール(お察しの通り、あっしです)デヘヘ
アルティミシア(切腹させようか?)
ジュリア「いやいや、大体想像付くわよ」
ジュリア「ラグナとアタシは結ばれる運命じゃなかった・・・って、事でしょ?」
スコール(話がくて助かります)(正座)
アルティミシア(お前がラグナとくっつくと我々が消えてしまうから・・・)
ジュリア「ハァ・・・ラグナを嫌いになるように仕向けたんだ」
スコール(でも半分は趣味でした)キリ
アルティミシア(お前ちょっと黙れ!)
ジュリア「随分好き勝手言ってくれたわね」
スコール(かけられるのが好きそうだなって思ったので)
ジュリア「どんなイメージよ」
カーウェイ「なんだ?どういう事だ?」
ジュリア「あなたは知らなくっていいの。ええと、君」
ジュリア「一つだけ言ってイイ?」
スコール(なんなりと)
ジュリア「 」キラン
【ぜになげ】
カーウェイ「ひぎぃぃぃぃぃぃぃ!」ブシュ
ジュリア「あの時投げ捨てられた500ギルよ!今返してやるわ!」
スコール(食らってるの旦那さんなんですけど・・・)
カーウェイ「 」プシュー
646:
ジュリア「ふう、ちょっとスッキリしたかも」
アルティミシア(なんか、元気そうだな)
スコール(あんた精神疾患って事になってるよ)
ジュリア「・・・」
アルティミシア(一体どうしたのだ)
スコール(単に育児ノイローゼとかそういうオチじゃないだろうな)
ジュリア「・・・わかった。あなた達には全て話すわ」
『ジュリアは たんたんと かたりはじめた』
ジュリア「あの日、いつものように家族で夕食を食べて、リノアを寝かしつけて・・・」
ジュリア「アタシはちょっと夜更かししてテレビを見ていた、そんな何気ない日常の日々」
ジュリア「『それ』は突然現れた」
アルティミシア(それ?)
ジュリア「黒い羽の天使・・・」
スコール(えっそれババアじゃないの?)
アルティミシア(私も黒い羽なのだが)バサバサ
ジュリア「ううん、あなたじゃない。もっと若い女の子」
ジュリア「でもその表情はなんだろう、全てを見下すような、そんな不敵な笑み・・・」
スコール(それって、・・・リノア・・・?)
アルティミシア(またあいつか!今度はなんだ!)
ジュリア「彼女は言うの。お前が産んだ娘は将来、全てを無にする者」
ジュリア「邪悪を産んでくれてありがとう。って・・・」
アルティミシア(・・・)
スコール(ママさんになんちゅう事言うんだよあいつ・・・)
ジュリア「彼女はさらにこう続けたわ」
ジュリア「邪悪を産み落としたお前も邪悪の塊」
ジュリア「もうお前は用済みだ、これ以上この世を汚したくなければ、世のため世界の為」
ジュリア「はやく死ね。って」
スコール(あの野郎・・・)
アルティミシア(自分の母親に・・・)
ジュリア「・・・」
(お前は娘の5つ目の誕生日を迎える事無く没するだろう)
ジュリア「そして彼女は予言めいた口調でアタシの命日を告げた」
ジュリア「それが今日、この日なのよ」
アルティミシア(予言・・・)
スコール(死の宣告?)
ジュリア「それを聞いたらもう、何か鬱ってきちゃってね・・・」
647:
(信じたくなければそれでもいい。しかし断言しよう)
(未来を知る、もう一人黒い翼を持った者が、再びお前の前に現れる、と)
(その時お前はその事実を信じざるを得なくなるであろう)
ジュリア「そしてこないだ、本当にあなた達が現れた」
アルティミシア(・・・)
ジュリア「予言通りだもの。もう参っちゃって・・・」ハハ
ジュリア「・・・本当・・・なのね?」
アルティミシア(言いにくいが・・・)
ジュリア「そう・・・あの子が・・・あんなにかわいいのに・・・」
スコール(ママさんストップ。俺らがきたのはその件もある)
アルティミシア(我々が過去に介入する事で・・・未来を変化させる事が可能かもしれない)
ジュリア「・・・」
アルティミシア(確かに我らのいた未来では、お前はリノアの5歳の誕生日を迎える前に無くなっている)
アルティミシア(死因は交通事故だ)
スコール(じゃあ外出なきゃいいんだよ。リノアの誕生日まで)
ジュリア「・・・」
アルティミシア(その黒い羽の女が死を予言するのならば、我らは生の予言をしよう)
アルティミシア(生きろ。なんとしても)
ジュリア「・・・」
スコール(そしてリノアグレさせんな)
アルティミシア(お前が生きてさえいれば・・・リノアはああならなかったのかもしれない)
スコール(俺も同類だからわかる。飢えてるんだよ)
スコール(親の愛に)
ジュリア「リノアの事、詳しいのね」クス
アルティミシア(なんせこいつはリノアの(ry
スコール(うぉぉぉおい!言わんでいい!)
ジュリア「?」
アルティミシア(まぁ、そういうわけだ)
スコール(歌い続けるんだろ?イキロ。紅白出場するまで)
ジュリア「おもしろい人達・・・ありがとね・・・黒いおふたりさん」
『ジュリアのひょうじょうに せいきがもどった!』
ポツ・・・ポツ・・・
ジュリア「雨もあがってきたわね」
アルティミシア(おあつらえだな)
スコール(雨が空気読んだ)
ジュリア「なんか・・・久々に歌いたい気分」
アルティミシア(歌え歌え)
スコール(やんややんや)
648:
ジュリア「〜〜〜」スゥー
― whenever sang my songs. on the stage on my own....
スコール(うめえ)
アルティミシア(さすがプロ歌手)
― i saw you smiling at me. was it real or just my fantas....
アルティミシア(いい曲だな・・・)シットリ
スコール(空耳アワーに投稿しようかな)
― that i had mine on you....
― darling so there you are. with that look on your face...
【和訳】
歌うときはいつも ステージで独りきり
語るときはいつも 聞いてほしいと願ってた
その度にあなたが笑っていたような 本当かしら、気のせいかしら
あなたはいつも片隅にいた ちっぽけな、このバーの
ここで最後の夜  いつもの曲を、もう1度
あなたとも最後の夜? そうかもしれないし、違うかも
なんとなく好きだった 恥ずかしそうに私を見つめるあなたの目
あなたは知っていたかしら わたしもそうしていたことを
*
ねえ、あなたはそこで  相変わらずの表情
傷ついたりしないような 落ち込んだりしないような
ねえ こうしましょうか ぎゅっと優しくあなたをつねるの
しかめ面をしたら
あなたが夢を見てないってわかる
ジュリア「・・・ありがとうございました」ペコ
スコール(ひゅーひゅー)
アルティミシア(名曲だな)
スコール(ついでにスー○ーフライの方も歌ってくれ)
アルティミシア(あるのか!?)
カーウェイ「う・・・」
スコール(歌声でダディが起きやがった)
アルティミシア(逆セイレーンだな)
カーウェイ「いたた・・・ジュリア、500ギルを投げるな」
ジュリア「ごめんなさい、ちょっと憂さ晴らししたくって」
カーウェイ「その様子だと、元に戻ったようだな」
ジュリア「心配させてごめんね・・・少し病んでたみたい」
649:
カーウェイ「もう、大丈夫のようだな」
ジュリア「ええ・・・あなたのおかげよ」
カーウェイ「?」
ジュリア「なんでもない」クス
ジュリア「黒い天使のお・か・げ」
アルティミシア(なにか蚊帳の外なのだが)
スコール(ノロケんな!)
カーウェイ「まったく、世話のかかる」
ジュリア「あら、ラグナに嫉妬したのはどこのどなただったかしら?」
カーウェイ「それは言うな・・・」
ジュリア「心配しないで、ラグナはもう、いい思い出だから」
スコール(人の親父でこいつら・・・)ピキピキ
アルティミシア(今度こそ完璧に振られたな)
ジュリア「さあ、帰りましょう。リノアが心配してる・・・」
カーウェイ「だな。そばにいてやってくれ」
スコール(あーそうだ。肝心な事忘れてた)
スコール(ママさん、レナ知ってる?)
ジュリア「レナ・・・だれそれ?」
スコール(また外れか・・・)
アルティミシア(こいつらがリノアをしっかり育ててくれれば、それに悩まされる事もないだろう?)
スコール(まあそうだけど)
カーウェイ「レナ?はて・・・どこの娘だったかな」
スコール(知ってんの?)
カーウェイ「確かこの間コンパで知り合った・・・ハッ!」
ジュリア「あなた・・・」ギロ
カーウェイ「し、仕事だ!違う!誤解だ!」
ジュリア「詳しく話しなさい!」ズイ
スコール(アホだ)
アルティミシア(ほんと無能だなこいつ・・・)
650:
ジュリア「あ〜な〜た〜」グリグリ
カーウェイ「ちちち違うんだ!誤解なんだ〜〜〜〜!」
スコール(ママさん今度は1000ギル投げようぜ)
アルティミシア(所帯持ちの癖に、この!恥を知れ)ググ
カーウェイ「ぬあっ!体が動かない!」
ジュリア「 お し お き よ ! 」
スコール(YOU食らっちまいなよ!)
アルティミシア(報いを受けろ!)
カーウェイ「ぬああああ〜〜〜〜〜」ジタバタ
ド ン ッ
ジュリア「え」
グラァ・・・
スコール(ちょ)
アルティミシア( )
P U U U U U U U U U U U !
ジュリア「 」
ド ン ッ
ザァァァァァ・・・・!!
『あめが ふたたび ふりはじめた』
652:
ギャギャギャギャギャ!!
ガ兵「た、大佐!大丈夫ですか!?」ガチャ!
カーウェイ「・・・何だお前」
ガ兵「検問の結果大佐の奥さんが見つからなかったので報告に・・・」
スコール(いやいや)
アルティミシア(ジュリア?)
ジュリア「 」
ガ兵「その人・・・奥さん・・・」
カーウェイ「・・・」
ガ兵「急に飛び出してきたから・・・その・・・」
カーウェイ「・・・ ジ ュ リ ア ァ ァ ァ ー ー ー ー ッ ! !」
スコール(…)
アルティミシア(・・・)
カーウェイ「ジュリア?!おい!しっかりしろ!ジュリア!?」
ジュリア「 」
カーウェイ「ジュリア!?ジュリア?!」
『ジュリアは なにも こたえない』
スコール(ババア!)
アルティミシア(どけ!蘇生を試みる!)
【アレイズ】【フェニックスの尾】
カーウェイ「ジュリア!?」
スコール(ババアもっかい!)
アルティミシア(まだだ!)
【リジェネ】【フェニックスの羽】
スコール(ダメか!?)
アルティミシア(だ、だめだ・・・即死だ)
アルティミシア(すでに生体活動を停止してる物に回復魔法は・・・)
カーウェイ「そ、そんな」ガク
リノア「あーあ、マミーが死んじゃったー」
653:
スコール(ッ!?)
アルティミシア(リノア!)
リノア「よっす!大変な事になったね」
リノア「マミーを殺したのは、スコールだったんだね・・・」ニヤ
カーウェイ「誰だお前は・・・」
リノア「ダディ若っ。でも老け顔っ」
スコール(リノアァァァァァァ!言ってる場合じゃねえだろ!?)
アルティミシア(やはりお前だったんだな!?ジュリアを追い込んだのは!)
リノア「追い込むって、ひどいなぁ。事実を伝えただけじゃん」
スコール(ウソ付けボケ!はやく死ねとか無茶苦茶言ってただろ!)
アルティミシア(自分の娘が悪に染まるなどと、どこの親が喜ぶのだ!)
リノア「誤解があるよそれ、アタシはただ辛いならはやく逝ったらって言っただけ」
リノア「どうせ事実なんだしさぁ」
カーウェイ「こいつ・・・リノアなのか・・・?」
リノア「おハローダディ。おかげで元気に育ったよっ!」
リノア「育ちすぎて羽まで生えちゃいました〜」バササ
アルティミシア(黒い羽・・・・)
スコール(お前ェーーーーーー!母親が死んで何とも思わねーのか!?)
リノア「いやだから、アタシが4歳の時に死んだから」
リノア「ずっと話聞いてたけどさぁ・・・死を回避するとか愛を与えるとかくっさい事言ってたけど」
リノア「過去は変えられない。何度も言われてきたでしょ」
スコール(うぐっ!)
アルティミシア(エルオーネも言っていた・・・)
リノア「過去に死んだ者はどうあがいても死ぬ運命だし、生きる者はどんだけ痛めつけても死なない」
リノア「過去は消えない。そう、あなたがやった事も、ね」
スコール(・・・)
リノア「上を見てごらん。この一部始終を見ていた人間がもう一人いるよ」
全員「!」サッ
リノア(幼)「・・・」ギロォ
カーウェイ「リノア!まだ起きていたのか!」
リノア「完全に勘違いしちゃってる目つきだねえ・・・そりゃそうだよね」
リノア「はたから見たら、ダディがマミーを突き飛ばしたようにしか見えないもんね」
カーウェイ「違う、違う・・・」フルフル
リノア「違わねーよ。この・・・・」
リノア「ひ・と・ご・ろ・し」ボソ
カーウェイ「ああああああああーーーーーーーーーーーッ!」
654:
リノア「あの幼女がどう育つかは・・・二人は知ってるよね」
スコール(そう、リノアは父親に反抗してレジスタンスに飛び込むんだ・・・)
アルティミシア(これが原因か・・・)
リノア「アウトロールート確定で〜す!」キャッキャ
スコール(何で他人事なんだよ!ありゃお前だろ!)
リノア「だからさぁ・・・何度も言うけど、過去は変えられないのよ」
リノア「アタシがダディに反抗するのも、レジスタンスに入るのも、魔女になるのも」
リノア「あなたに捨てられるのも、ね」
スコール(・・・)
リノア「でも辛い過去は、変えたいと思うのが人の性だよね〜」
リノア「おばさんなんて時間圧縮とか言う裏技まで使っちゃうんだもんねっ」
アルティミシア(何が言いたい)
リノア「過去を変える方法、一つだけあるよ」
スコール(なんだよ!?)
リノア「過去も未来も現在も、ぜ〜〜〜〜〜〜んぶ!」
リノア「『無』に返す事!これなら運命なんて関係ないね〜〜〜〜!」
スコール(消すだけじゃねえか・・・!)
アルティミシア(そんなもの変えた内に入るか!)
リノア「スコールの裏切り、それはそれは深い罪。そしてそれはもう消えない」
リノア「だからアタシが消してあげるよ。あなたの罪をアタシがさ」
リノア「キレイサッパリ、ね」
スコール(気取ったこと言ってんじゃねえよ・・・)ワナワナ
アルティミシア(ただ消滅させるだけだろ!バカかお前!?)
リノア「ありゃ以外、おばさんなら共感してくれると思ったのにー」
アルティミシア(するか!1%も理解できんわ!)
リノア「てかなんでスコール達ここにいんの?それこそ予想外なんですけど」
スコール(・・・クリスタルのカケラの手がかりを探しに来たんだよ)
リノア「ああwやっぱりつまってたかー」
スコール(お前が誘導したんだろ・・・)
リノア「誰探してるの?バッツ?ファリス?」
スコール(レナだよ)
リノア「あ、ごめんわかんない」
スコール(だったら集めようがねーだろ!)
ザァァァァァァァ・・・・・!!
リノア「雨が強くなってきたね〜」
ジュリア「 」
カーウェイ「・・・」ガク
リノア「そいつの心模様も、大嵐かな?」クスクス
655:
リノア「あーでも、レナの特徴ならわかるよ」
リノア「ピンク色の髪らしいよ。今時珍しいよね」
スコール(いねーよ・・・そんな奴・・・)
リノア「それを探すのがスコールの役目でしょ」
スコール(俺らに中途半端に協力して、一体何がしたいんだよ!!)
アルティミシア(お前、本当にエクスデス側か?どう考えても意図と離れてるぞ)
リノア「まぁ・・・なんていうか、その」
リノア「win-winな関係?みたいな?」
アルティミシア(なにがwin-winだ!)
リノア「とりあえずそこ離れようよ。そこ邪魔だよ」
ピーポーピーポー・・・
救急隊員「どいてくださーい!ちょっとどいて!」
救急隊員「この人、ジュリアだ!歌手の・・・」
救急隊員「乗せるぞ!せーの!」
ジュリア「 」
リノア「一応救急車には乗せるのね」
スコール(・・・あんとも思わねーのかよ)
リノア「何が?」
スコール(母親が死んだ所見て、なんでそんな平気なんだよ!)
リノア「いやだって、アタシにとっては過去の話だし」
リノア「でもあの子はそうは思わないよね」
リノア(幼)「・・・・・」ギリィ
リノア「ダディ覚悟しといた方がいいよ、ここから先大変だから」
リノア「すんごいお転婆だけど、ビッグダディとしてがんばんなw」ペシ
カーウェイ「・・・・・・」
ピーポーピーポー・・・・
『きゅうきゅうしゃが はなれていった』
リノア「救急車いっちゃったね〜」
リノア「さて、風邪をひかない内に帰りましょっか」
グニャアアアアアア・・・・・
656:
スコール(ここで!?)
アルティミシア(待てエルオーネ!もう少し!せめてもう少し・・・)
リノア「レナ、見つかるといいね」
スコール(まてっリノアッお前には聞きたいことが山ほど(ry
アルティミシア(レナに会っただろお前!日記に書いてたぞ!)
リノア「家に戻りなよダディ。かわいい娘が待ってるよ」
スコール・アルティミシア( ま デ や ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ー ー ー ー ! ! )
リノア「〜〜〜♪」バイバーイ
グニャアアアアアア・・・・・
ァァァァァ・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
スコール「ぶはっ!」
ゼル「お、戻ったか」
アーヴァイン「どうだった〜?」
スコール「・・・エル姉ちゃん、見てた?」
エルオーネ「ええ・・・」
ラグナ「ジュリア、元気だったか?」
スコール「・・・」
アルティミシア(さすがにこれは言えないな)
エルオーネ「ジュリアさん・・・会ったわ」
エルオーネ「その・・・仲良くやってたわ、旦那さんと」
ラグナ「かぁ〜、・・・まぁ、幸せならそれでいっか」
キロス「事故で亡くなったと聞いた時は驚いたがな・・・」
キロス「惜しい人を亡くしたよ」
スコール(・・・・)
アルティミシア(我々が・・・殺したのか?)
スコール(ちっげーよ!ありゃ事故だ!俺らのせいじゃない!)
エルオーネ「そう、過去は変えられないのよ、どう足掻いても・・・」
657:
701:
シーン・・・・・・
ラグナ「その様子じゃダメだったみたいだな」
キロス「希望は絶たれたわけか・・・」
エルオーネ「全滅、ね」ガク
アルティミシア(・・・)
スコール「もーまじめんどくせーよーー!!」ゴロン
アルティミシア(お、おい)
スコール「どうせ勇者に聞いても肝心な事何も言わないしさーーーーー!」
スコール「誰の尻拭いを・・・もうまじめんどくせーーーーーー!!」
ウォード「・・・・・・・」
キロス「そうだぞ。諦めるのはよくないぞ」
スコール「じゃあどうしろってんだよ!世界中のモブを一人一人調査していくか!?」
スコール「何年かかるんだよそれ!そりゃ高校生も三十路になるわ!」
スコール「やってらんねーよ!ボケ!死ね!」
アルティミシア(また始まったよ)
ラグナ「でもよぉ、バカ息子の言う事も一理あるぜェ」
ラグナ「ぶっちゃけもう心当たりねーだろ?」
オダイン「4つ集まれば何かすごい研究ができると期待しておじゃったのに・・・」
全員「・・・・・・」
ウォード「・・・・・・」
キロス「ん?特徴?」
ラグナ「どうした?」
キロス「そのレナなる人物の見た目は?と言っている」
オダイン「おい亀、オマエ知ってるでおじゃろ?なんせ当時もいたのでおじゃるからな」
亀「レナの特長?ええと、初めて会った時は・・・」
亀「お前らSeedより少し年上で、慈愛に溢れた優しい性格をしておった・・・」
オダイン「内面を聞いてるのではおじゃらん!見た目でおじゃる!」
亀「え・・・見た目・・・その辺の生娘とそう変わらんが・・・」
亀「ああそうだ、一つだけ特徴があったな」
アルティミシア(リノアも言っていた)
(ピンク色の髪らしいよ。今時珍しいよね)
亀「ファリス共々桃色の髪色をしておった。これは血筋の問題かもしれぬ」
スコール「だから・・・いねーからそんなパンクな奴・・・」
ラグナ「いやでもそれ、染めてるだけじゃねえの?」
キロス「髪色なぞどうにでもなるぞ」
スコール「ピンクの地毛とか聞いたことねーわ。どこのエロゲヒロインだよ」
ラグナ「そっちならいくらでも思いつくよな」
スコール「やっとんかい」
702:
全員「・・・・」
キスティス「あの、ちょっといい?」
スコール「あ?」
アーヴァイン「ピンクの髪の人〜一人だけ心当たりあるけど〜」
ゼル「あまり思い出したくねーけどよ」
スコール「・・・だれだよ」
キスティス「ほら、あなたの・・・先輩?いや、後輩?」
セルフィ「おねえさま〜」
アルティミシア(あっ)
(共に行こう!)
スコール「 ね ー や ん ! 」
アルティミシア(あいつか・・・?確かに淡いピンクだったが)
セルフィ「アタシらよりすこし年上で〜」
ゼル「勇者っぽい見た目だよな。すんげー格好してさ」
キスティス「ライトニングさんだっけ?条件ピッタリだと思うけど」
ラグナ「なんだぁ?心当たりあるんじゃねーか」
スコール「いやいやいやwあの人は絶対違うと思う!」
スコール「あの人はどっちかって言うとクラウド!別もん!別もん!」
ゼル「そんなのわかんねーだろ」
スコール「いやだって、あの人慈愛のカケラもねーじゃん!完全に破壊神じゃん!」
ゼル「そりゃお前に対してだけだろ」
セルフィ「生まれ変わりでしょ〜」
キスティス「人は変わるわよ。あなたのように」
アルティミシア(こいつは元々こうだ)
キロス「満場一致のようだが?」
スコール「いや、でもねーやんは」
アルティミシア(そう、ガーデン戦の時にガルバディアガーデンと共に自ら沈んでいった)
スコール「つうかピンチになったら駆けつけるとか言っといて一回しか来てないっていう」
ゼル「いや来たじゃん。ガーデン助けようとしただろ」
スコール「ギルガメッシュ以上に低確率の乱入型なんだけど」
エルオーネ「その人・・・まま先生から聞いた」
エルオーネ「自分から飛び込んで・・・今次元の狭間にいるのよね?」
アルティミシア(そうそう)
スコール「いやほんと、ねーやんはないってwあの人ルシだから」
ラグナ「ルシってなんだよ」
スコール「コクーンでパルスのファルシに使命を与えられたルシ」
ラグナ「意味わかんねえ・・・」
703:
スコール「つかねーやんだったとしてあのド天然がおとなしく協力してくれるわけないじゃん・・・」
スコール「やだよ俺・・・お前らが説得しろよめんんどくさいから・・・」ゴロゴロ
アルティミシア(少し天然な所あるものな)
スコール「つかそもそも、くるわけねーだろ次元の狭間にいるんだから・・・どっちにしろお手上げじゃん・・・」ゴロゴロ
ラグナ「寝そべるなバカ息子」
ゴロゴロゴロゴロ・・・・ コロン
エルオーネ「スコール、何か落ちたわよ」
スコール「ん?」
セルフィ「それおねーさまに貰った奴〜」
【フラグメント】
スコール「ああこれ・・・これ持ってれば助けに来てくれるって言う・・・」
アルティミシア(とかいいつつ使用方法がわからなかったな)
オダイン「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
全員「!?」
オダイン「おじゃじゃじゃじゃ〜〜〜!お前らそれ!どこで手に入れたでおじゃるか!?」
スコール「いやだから、ねーやんに貰ったんだって」
オダイン「持ってたならさっさと出せでおじゃる!ボケ!カス!」
オダイン「それでおじゃるよ!それ!」
オダイン「 そ れ も ク リ ス タ ル で お じ ゃ る ! 」
全員「 え っ ! ? 」
スコール「イヤ似てるけど!?」
アルティミシア(色が違うだろ!?)
スコール「いやいやいやwあの人バッツとかとなんの関係ももねーだろ!?」
オダイン「いきさつなどどうでもいいのでおじゃる!真実は一つでおじゃる!」
オダイン「お前ら何をしてるでおじゃるか!さっさとあいつからクリスタルを引き離すでおじゃる!」ピピー
ザッザッザッザッザ・・・
『けいびへいが スコールのまわりを かこむ』
704:
スコール「あんだよ!?」
オダイン「確保〜〜〜〜〜!」
ガシ!
スコール「ぬあっ!は、はなせ!この宇宙警備員共!」ゲシゲシ
オダイン「確保確保確保〜〜〜〜!クリスタルをくこちらへ!!」
アルティミシア(こんな手荒なマネしなくても持っていくだろ)
スコール「痛い痛い!は〜な〜せ〜よ〜」ジタバタ
ゲシッ・・・コロコロ
エルオーネ「これ・・・・クリスタルなの?」
オダイン「エルオーネ!はやくそれもオダインの元まで!」
エルオーネ「はいはい・・・スコール、ちょっと借りるわね」チャリ
スコール「な、なんか奪われたみたいでイヤだ!返せ!渡す気になれない!」
アルティミシア(なんでこう、普通に貸せと言えないかなこのちょんまげは)
『エルオーネは フラグメントを ひろった!』
エルオーネ「これ・・・クリスタルなの?微妙に違うくない?」
スコール「だ〜か〜ら〜それはねーやんが持ってた全然関係ないアイテム・・・」
エルオーネ「まあ役立つならそれでいいじゃない」
エルオーネ「はか・・・せ?」
オダイン「 」
ラグナ「 」
キロス「 」
ウォード「 」
エルオーネ「・・・え?」
キスティス「 」
ゼル「 」
セルフィ「 」
アーヴァイン「 」
アルティミシア(お、おまえら!?どうした一体!)
705:
警備兵「 」
スコール「なんか固まってるんだけど」
エルオーネ「???」
アルティミシア(スコール、アレは本当になんだ・・・?)
スコール「いやだから、ねーやん召喚アイテム・・・」
アルティミシア(ち、違う、あれはそんな陳腐な物じゃない)
アルティミシア(エルオーネがあれに触れた瞬間・・・)
スコール「なによ」
アルティミシア(時間が止まった)
スコール・エルオーネ「 」ブッ
『あたりの じかんが とまっている!』
スコール「なにそれAVのあれ!?」
アルティミシア(なわけないだろ!止まっているからと言って襲うなよ?)
エルオーネ「い、一体どういう・・・」
アルティミシア(どうやらそれは時間に影響を及ぼす物質のようだ・・・)
スコール「俺ずっと持ってたけど特に何もなかっただろ」
アルティミシア(そうだ。エルオーネが触れた瞬間だ。何故・・・)
エルオーネ「・・・もしかしてこの力、関係ある?」
アルティミシア(ありうる。どちらも時の流れに作用する物)
アルティミシア(共鳴したか?あるいは・・・)
スコール「お、おいババア、見ろ!」
アルティミシア(!?)
グニャァァァァァァ・・・
アルティミシア(空間が歪んでいる!?なぜ!?)
エルオーネ「これ、アタシがジャンクションする時の・・・」
グニャァァァァァ・・・ ザザッ ザザッ
スコール「ノイズまで!エルねーちゃん力使った!?」
エルオーネ「使ってない使ってない!」ブンブン
グ ニ ャ ァ ァ ァ ァ ァ ! ! 
『ゆがみが はげしくなる!』
706:
スコール「うぉぉぉぉぉい!なんか加し出したぞ!」
エルオーネ「と、飛ばされる!」
アルティミシア(一体どこへ!?)
ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ! ! 
スコール・エルオーネ・アルティミシア(おああああああああああああ!!)
ァァァァァァァ・・・・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・???
スコール「・・・ハッ!」
エルオーネ「気が付いたのね、スコール・・・」
スコール「ここ、どこ?」
エルオーネ「さあ、わかんない、でも・・・」
アルティミシア(う・・・何が起こった)
スコール「ババア起きたか。ここどこかわかる?」
アルティミシア(ん・・・いや、全然見覚えは・・・)
アルティミシア(うわっ!あれはなんだ!?)
全員「!?」
『きょだいなすいしょうのかたまりが だいちからはえている!』
スコール「お、おお!?」
エルオーネ「クリスタルかしら・・・」
アルティミシア(いや・・・でかすぎるだろ)
― あの日 いくつもの奇跡が起きた
スコール「この声・・・」
アルティミシア(あ、おい、あそこ)
― ファングとヴァニラがコクーンを支え・・・ルシの紋章は消えた
ライトニング「それは女神エトロの恵みだった」
スコール「 ね ー や ん ! 」
エルオーネ「誰に語ってんの?」
スコール「ねーやんは元からこんなん」
アルティミシア(服が何か近代っぽくないか?)
スコール「俺が会った時はこっちがスタンダードだった」
ザザ
708:
スコール「場面が・・・」
アルティミシア(なにか暗くないか?)
ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!! シュン! シュン!
ライトニング「こ、これは!」
『くろい ゆがみが ライトニングを おそう!』
― あの日、異なる世界の門が開いた」
 門の果てから現れたこの世に合ってはならない闇が」
 私を、時の彼方にとらえた」
ライトニング「くっ!離せ!」
アルティミシア(時の彼方?)
エルオーネ「ちょ、おねーさん引きづりこまれていくわよ!」
スコール「ちょ、ねーやん!?ねーやん!」
ザザ
スコール「今度はどこだ・・・」
『おおきなかねのねが ひびきわたる』
ゴーーーン・・・・・ ゴーーーーン・・・
エルオーネ「わ・・・」
アルティミシア(すごいな・・・)
エルオーネ「都市・・・?でも人気が感じないわ」
アルティミシア(というより、遺棄された遺跡の用だ)
スコール「塔でかっ!」
― ヴァルハラ 
 生と死が交わる 時空の狭間
  時の神 エトロの領域
スコール「ヴァルハラ・・・」
アルティミシア(じ、時空の狭間・・・)
エルオーネ「ここがオメガの故郷?」
― ヴァルハラからは全ての時間が見渡せる
 私は世界の未来を見てエトロの思いを感じた
スコール「ねーやんが言ってた恩人だ」
アルティミシア(椅子じゃないか)
ファサ・・・ファサ・・・
709:
エルオーネ「羽・・・」
アルティミシア(あっ!!)
ライトニング「女神の思いが消えれば世界の希望は失われる」
ライトニング「だから私は・・・戦うと決めた」
『ライトニングのいしょうが かわる!』
スコール「なんちゅーはや着替え」
アルティミシア(コスプレか?)
エルオーネ「凛々しいわねえ」
ザザ
・ヴァルハラ 女神の祭壇
ライトニング「・・・・」
スコール「ねーやんはねーやんで拉致されてたのか」
エルオーネ「拉致・・・まぁ、似たようなものね」
スコール「つか・・・俺ら何の映像見てんの?」
エルオーネ「さぁ・・・」
「久しぶりだな、麗しの軍人よ」
ライトニング「!」ハッ
スコール「誰?このおっさん」
エルオーネ「彼氏さん?」
アルティミシア(渋いな)
ライトニング「カイアス・バラッド・・・!」
カイアス「エトロの守護者も暇を持て余すか・・・ふふ」
カイアス「一時の女神の安らぎ・・・さしずめお前も一人の人に戻るか」
スコール「あ、ねーやんと同類だ」
エルオーネ「役者さんかしら?」
ライトニング「戯れるな。決着ならここでつけてやってもいい」」ジャキ
カイアス「闘争の歓喜・・・それもいいが、今日は話がしたくてな」
ライトニング「話だと?」
カイアス「喜べ。本日を持って貴様との争いは終結を迎える」
カイアス「もう戦う事はないのだ。エトロの守護者よ・・・」ニヤ
ライトニング「どういう事だ!」
スコール「喧嘩してたの?」
アルティミシア(少し聞いてみよう)
710:
カイアス「我が軍勢が仕掛けた幾多の闘争・・・もうその必要もなくなった」
カイアス「パラドクスの発生による時詠みの無効化・・・これを我が手で行わずともよくなったのでな」
ライトニング「・・・」
カイアス「貴様がここへと連れてこられたあのパラドクス」
カイアス「そして全ての時代で巻き起こっている時流の乱れ」
カイアス「これらが全て我が意志とは別の所にある」
スコール「いちいちわかりにくい言い回しするなよもう」
エルオーネ「要するに、誰かがこのおじさんのお仕事を手伝ってくれてるって事よ」
カイアス「これでもう、ユールは・・・」ググ
ライトニング「貴様の仕業ではないだと?」
カイアス「いかにも。これはきっと神の意志。神はカオスを選んだのだ」
ライトニング「ふざけるな!エトロの思いはカオスなど望んでいない!」
スコール「あー・・・また意味わからん言葉が・・・」
アルティミシア(解読はエルオーネに任せよう)
エルオーネ「え・・・私もすでにしんどいんだけど」
カイアス「違う物か。見ろ!エトロは今、滅びかけている」
ライトニング「ッ!」
カイアス「ユールに授けた瞳・・・我が身に宿す心臓」
カイアス「お前を助ける為に起こし続けた奇跡の数々」
カイアス「そして件のパラドクス・・・これがトドメだ」
カイアス「エトロにもう、奇跡を起こす力はない」
ライトニング「ち、違う!」
カイアス「違う物か!貴様をヴァルハラへと導いたのがよい証拠だ!」
カイアス「貴様という守護者の存在がエトロ自身の終結の知らせなのだ!」
カイアス「見ろ!ヴァルハラの空を!」バッ!
ライトニング「!?」
『ヴァルハラの そらは くろくゆがんでいる!』
カイアス「パラドクスを引き起こしたあの時流の歪み、あれは刻々と増大しておる」
カイアス「そう、このヴァルハラまでも浸食するほどに・・・」
ライトニング「うぐ・・・」
カイアス「エトロにあれを正す力はもうない・・・」
カイアス「わかるか!あれこそカオスの導き、世界終焉の合図だ!」
ライトニング「・・・・」
カイアス「時の女神エトロの意図しない時流の流れ・・・」
カイアス「それは着々とエトロの蝕んでいる」
カイアス「それはエトロの終わり、そしてカオスの解放・・・すなわち世界の終焉」
カイアス「そして、世界は生まれ変わるのだ!」バッ
711:
スコール「エルねーちゃん解読よろ」
エルオーネ「え・・・とりあえずエトロさんの具合が悪い?かな・・・」
アルティミシア(派手な見舞いだな)
ライトニング「違う・・・未来は・・・希望で満ちている物だ・・・」
カイアス「!?」
ライトニング「ここで終わってしまっては・・・ファングとヴァニラは・・・」
ライトニング「スノウ、サッズ、ホープ、そして・・・」
ライトニング「セラの思いは、一体どこへ葬ればいいのだ!?」
カイアス「あくまで足掻くか・・・女神の守護者よ」
ライトニング「女神エトロは私達を導き続けた。それは未来に希望を与える為。救いを差し伸べる為」
ライトニング「私はそんな思いに答えた。私にも、残した人達がいるから・・・」
カイアス「・・・ならばどうする」
ライトニング「出来る出来ないの問題じゃない。やるしかなければやるだけだ」
ライトニング「それは・・・エトロも同じだ!」
シャーーーーーン!!
カイアス「ぬおっ!?」
『エトロの像が かがやきだす!』
スコール「いでぇーーーーーーーー!!目がやられたぁーーーーーー!」
アルティミシア(ブラインかけてやろうか?)
エルオーネ「もう、良い所なんだから黙ってて!」
カイアス「ハッ!」
ライトニング「どうやらエトロも同じ思いのようだ」
『上空から 光の紋章が あらわれる!』
カイアス「エトロの門!?」
ライトニング「私達と同じように・・・救いの奇跡を願った者がいたんだ・・・」
ライトニング「カイアス・バラッド!絶望に打ちひしがれ、滅びを願うお前にはわかるまい!」
カイアス「一体誰を・・・ノエルか!?」
ライトニング「 オ ー デ ィ ン ! 」
オーディン「 オ オ オ オ オ オ ! 」
ライトニング「門から降りてくる者を回収する!」バッ!
カイアス「く・・・エトロめ・・・行かせん」バッ!
ライトニング「オーディン、前だけ見てろ」
ライトニング「背中は守る!」ジャキ
712:
カイアス「はぁ!!」
『カイアスとライトニングの 激しい攻防がはじまる!』
スコール「なんか映画見てる気分」
アルティミシア(盛り上がって来たな)ポリポリ
エルオーネ「あなた達と彼らの温度差は何なの?」
ライトニング「はぁ!!」
カイアス「おおおお!」
スコール「ジャンプ力すげー」
アルティミシア(これ映画だろ)
エルオーネ「きゃっ!?」
ズドドドドォォォォォ!!
『ヴァルハラの各地から モンスターの群れがあらわれる!』
スコール「最終幻想痴話喧嘩勃発!」
アルティミシア(しかもえっちでぃー画質!)
エルオーネ「え、ちょ、なんであなた達そんなに悠長なの?」
『ヴァルハラ全土に 火の手が上がる!』
エルオーネ「きゃーーーーー!」
スコール「おーバトっとるバトっとる」
エルオーネ「ちょっと!まずくない!?」
スコール「大丈夫だよ、これただの映像なんだから」
アルティミシア(ところでこれは誰の記憶だ?)
ライトニング「あれかッ!」
カイアス「おのれ・・・いかせんッ!」
カイアス「冥暗に終焉をもたらせ・・・暗き翼よ!」
『カイアスは バハムート・カオスを 召喚した!』
スコール「ちょwwwwww」
アルティミシア(お前の後輩すっごいな!)
エルオーネ「おねーさん大丈夫なの!?」
スコール「がんばれねーーーやーーーん!」キャッキャ
ライトニング「追ってこい!」
バハムート・カオス「グ オ オ オ オ ! 」
カイアス「エトロめ、一体誰を呼んだ!?」
713:
スコール「ちょ、近く行こう!これ見逃す手はねーだろ!」ダッ
アルティミシア(賛成だ!急最上部へと続く!』
げ!)
エルオーネ「あ、危ないって・・・」
『ふたりのたたかいは 神殿の
ライトニング「死にに来い!」
カイアス「言ってくれる!」
スコール「ねーーーやーーん!QTB!QTB!」
アルティミシア(召喚獣もまだいるぞ!)
エルオーネ「聞こえてないから・・・」
ライトニング「ハァァァァァ!」
『ライトニングの一撃が カイアスとバハムート・カオスを吹き飛ばす!』
スコール「キタァーーーーーーーー!!」
アルティミシア(決まったな!)
エルオーネ「あ、上!」
ゴゴゴゴゴゴ・・・・
『エトロの門が ゆがみにのまれる!』
エルオーネ「なんとかの門が!」
スコール「ババアーーーーー!助太刀だぁーーーーー!」
アルティミシア(飛ぶぞ!)バッ
エルオーネ「ちょっと!待ちなさいよ!」
エルオーネ「あなた達が行っても意味ないからァーーーーーー!」
ライトニング「届いて見せる!」
スコール「おるぁっ!」バッ
アルティミシア(私は魔女、飛ぶことなど容易い!)
3人「おおおおおーーーーーーーー!!」
エルオーネ「もう・・・テンション上げちゃって・・・」
ガラ・・・
エルオーネ「あら?」
カイアス「 ぶ は っ ! 」
エルオーネ「おじさん、無事だったのね」
714:
3人「おるああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜」
ス カ ッ
スコール「って俺ら映像見てるだけだったな」
アルティミシア(ド迫力映像についテンションが上がってしまった)
スコール「なんか急に恥ずかしくなってきた・・・」
アルティミシア(ところであれは一体)
ライトニング「無事か!?」ガシ
??「・・・・・ここは?」
ライトニング「ハッ・・・・お前は、セラ・・・?」
??「え?」
ライトニング「いや・・・・すまない。少し妹と・・・被った」
ライトニング「して老婆よ、ここがどこかわかるか?」
老婆「いえ・・・」
ライトニング「ヴァルハラだ」
ライトニング「お前は奇跡を願ってここへたどり着いた。違うか?」
老婆「奇跡・・・」
スコール「なんだこのぽたぽた焼きみたいなばっちゃん」
アルティミシア(おいおいあんな老婆、こんな戦場に連れてきて大丈夫か?)
スコール「かぁ〜〜〜、ガチババアとか。見に来て損した」
アルティミシア(ジ○リじゃあるまいし・・・)
グ オ オ オ オ オ ! ! 
ライトニング「!?」
『バハムート・カオスがふたたびライトニングを追う!』
ライトニング「ちぃ・・・しぶとい!」
老婆「あれは・・・召喚獣・・・?」
ライトニング「わかるのか!?」
老婆「ええ・・・なんとなくですけど・・・」
ライトニング「あなたは一体・・・」
スコール「ねーやんとバハムートのバチモンが老婆を取りあう図」
アルティミシア(まさにカオスだな)
『ライトニングとバハムート・カオスが激しいくうちゅうせんをくりひろげる!』
ライトニング「混沌に散れッ!」
バハムート・カオス「グオオオオオ!」
715:
老婆「あの召喚獣・・・敵意が激しいわ・・・」
ライトニング「そりゃそうさ!あいつは我々を狙っている」
老婆「でも心の中は深い悲しみで満ちている・・・・召喚者の心を反映したのね」
ライトニング「!? 一体何を!?」
老婆「麗しい騎士さん、私をあの召喚獣の所へ連れてって頂戴」
老婆「大丈夫、私がなんとかしてあげる」
ライトニング「お前・・・一体何者だ!?」
スコール「ねーやん何やってんの!?」
アルティミシア(バカ!近づきすぎだ!)
バハムート・カオス「オオオオオ!」
ライトニング「危険だ!やはり離れるぞ!」
老婆「大丈夫・・・大丈夫だから・・・」サ
『老婆は しょうかんじゅうに ふれた!』
老婆「大丈夫・・・もう・・・大丈夫だから・・・」
バハムート・カオス「オ・・・オ・・・」
老婆「・・・・ね?大丈夫・・・でしょ?」
バハムート・カオス「・・・・・」シュウウウウ
『召喚獣は きえていった!』
ライトニング「な・・・!」
スコール「なんだあのばっちゃん!?」
アルティミシア(召喚獣を鎮めたぞ!?)
カイアス「バ、バカな!絶対召喚が自分の意志で消えるなど!」
ザザ
スコール「おわっとぉ!」
エルオーネ「スコール!」
アルティミシア(場面が変わったのか・・・)
ライトニング「ここなら見つからない・・・」
老婆「ウッ!ゴホッ!ゴホッ!」
ライトニング「大丈夫か!?オイ!?」
老婆「ご、ごめんなさいね・・・私ももう歳だから・・・」フラ
716:
ライトニング「貴方は一体・・・ハッ!」
カイアス「何者だその老婆・・・」ザ
老婆「ゴホッゴホッ!」
カイアス「まさか・・・削奴も時詠みの・・・?」
ライトニング「オーディン!」バリーン
オーディン「オオオオ!」グオ
ライトニング「そのご婦人をエトロの元へ・・・私はここでカイアスを食い止める!」
スコール「あのばっちゃんホント何者だろーな」
アルティミシア(まさか、魔女?)
エルオーネ「でも。かなりの高齢よ。すごく辛そう」
老婆「ハァ・・・ハァ・・・」
ライトニング「いけ!」
カイアス「行かせん!」
オーディン「ヒヒィィィーーーーン!」
スコール「ばっちゃんの方、行ってみる?」
アルティミシア(うむ、正体が気になる)
エルオーネ「ここも時期戦闘に巻き込まれるわ。急ぎましょ」
『ライトニングとカイアスが ふたたび刃をまじえる!』
・ヴァルハラ 女神の祭壇
オーディン「グル・・・」
老婆「すまないねえお馬さん・・・ウッ」ゴホ!
スコール「もーみるからに歳じゃん」
アルティミシア(大丈夫か?)
老婆「これが・・・女神?」
『エトロの光が 老婆の前にたたずむ』
老婆「ここはどこ・・・天国・・・なの・・・?」
カイアス「いいや、ここはヴァルハラだ」ズサ
スコール「おおいおっさん!」
アルティミシア(あの女騎士、何をしている!)
カイアス「老婆よ・・・聞かせておくれ」
カイアス「そなたは時詠みの巫女・・・か?」
老婆「巫女・・・そんなんじゃ・・・ウッ!!」
老婆「ゴホッゴホッ!」
カイアス「そんな老衰しきった身体で何を・・・」
ライトニング「カイァーーーーーース!」
717:
カイアス「来たか!守護者よ!」
老婆「あなた方は・・・一体・・・」オロオロ
カイアス「ハァ!」
ライトニング「くっ!聞け!老婆よ!」
ライトニング「あなたはエトロの恩恵を受けた!ここに来たのは何か意味があるはずだ!」
ライトニング「思い出せ・・・自分が何を願ったか!」
老婆「私が何を願ったか・・・?願った・・・そう」
(過去を・・・変えたい・・・)
パ ァ ァ ァ ァ ・ ・ ・ ・ ・ 
スコール「うわっぷ!また光が!」
アルティミシア(エトロとやらか?)
ライトニング「!?」
カイアス「バカな!エトロよ、その身をまた人に分け与えると言うのか!」
ライトニング「おやめください!あなたはもう力が残ってないはず・・・」
老婆「そう・・・神様が・・・一つだけワガママを・・・きいて・・・」
老婆「ウッ!ごほっ!ごほっ!」
カイアス「エトロ・・・血迷ったか!?」
カイアス「その身が亡びればカオスが溢れ、世界が終焉を迎えるのだぞ!」
スコール「話わかる?」
エルオーネ「神様がこのおばあちゃんを助けようとしてるみたいね」
アルティミシア(その代わり今度は自分が危ないからやめろ、と)
スコール「ふーん。さっぱりわかんね」
老婆「ヒュー・・・ヒュー・・・」
老婆「ああ、神様、死ぬ前に・・・私のお願い・・・聞いてくれてありがとう・・・」
老婆「私の人生はここで終わる・・・けど・・・」
老婆「私の・・・みんなの・・・果たせなかった使命を・・・」
老婆「次こそ・・・は・・・果たせる・・・用に・・・・して・・・」
ライトニング「老婦人!・・・カイアス!邪魔だ!」ブオッ
カイアス「ぬん!エトロめ・・・自ら終焉を迎えようとしているのか・・・?」ガキン
老婆「ヒュー・・・ヒュー・・・ウ・・・」グラ
スコール「ばっちゃん立ち上がったぞ!?」
アルティミシア(だ、大丈夫か!?)
718:
老婆「騎士さん・・・その人・・・時の流れを乱そうとしているのね・・・」
ライトニング「そうだ!カイアスをは過去を破壊し、。未来を無くそうとしているんだ!」
カイアス「それのみが・・・ユールを時詠みから解放するのだぁッ!」
老婆「過去を・・・消す?」
老婆「そんなの・・・ダメよ」
『老婆が カイアスに だきついた!』
カイアス「!?」
ライトニング「な、なにを!?」
老婆「あの空にかかるくろい歪み・・・あれが・・・私達の時代にもあった・・・」
ライトニング「何だと!?」
カイアス「あれを知っているのかァ!」
老婆「あれは時の歪み・・・全ての存在を否定する歪み・・・」
老婆「ここも時期に・・・うぐ!」
カイアス「ええい老婆・・・離れろ・・・」ググ
老婆「さあ神様、私はここで最後を迎えるわ」
老婆「憐れんでくれてありがとう・・・」
アルティミシア(・・・・)
スコール「ばっちゃん何しようとしてんだ!?」
カイアス「この老婆・・・どこにそんな力が・・・」
老婆「一瞬だけでイイ・・・お願い・・・かつての力よ、今一度、湧き上がって!」
『老婆のなかから 何かがかがやく!』
スコール「おいあれ!?」
エルオーネ「じゃああのおばあちゃん!」
老婆「クリスタルよ・・・今一度・・・私に力を・・・」
『老婆が わかがえっていく!』
スコール「ピンク髪の・・・」
エルオーネ「慈愛に満ちた瞳・・・」
ライトニング「セ・・・ラ?」
カイアス「ぬおおおおおおおお!やめろッ!」
女「私、あなたの妹さんにそんなに似てる?」
女「奇遇ね、私もあなたに似た姉がいるの」クス
ライトニング「・・・・」
女「いい?女騎士さん。あの歪みは時期に全てを飲みこむわ」
女「ここも含めた全ての時間をね」
719:
カイアス「邪魔するのか!?折角与えられたこの機会を!」
女「過去は・・・消させやしない・・・今一度・・・やり直すこと・・・」
女「この人は私がなんとかする・・・だから・・・あの歪みは・・・あなたが・・・」
女「時間を遡って・・・・遠く・・・遠く過去へ・・・」
ライトニング「ッ!?」
『カイアスが女にひきずられていく!』
女「これを・・・きっとあなたの力になる・・・から・・・」
ライトニング「これは!?」チャリ
スコール「ク、クリスタルじゃねえか・・・」
エルオーネ「じゃあこの人!」
カイアス「おおおおおおおお!やめろォーーーーーーー!」ザザザ
女「あなたはここでじっとしてて・・・ね?」グググ
ライトニング「あなたの願い・・・承った」
女「ありがと・・・騎士さんと女神さん・・・」
ライトニング「最後に・・・せめて・・・名を教えてくれないか・・・・」
女「・・・・・・」
720:
スコール「こいつだ・・・絶対こいつだ!」
エルオーネ「やっと見つけた・・・・」
(・・・・・・・・・・・・・・・Le・・・・・・・・・na・・・・・・・・・・・)
全員「!?」
バッ
『女は神殿から飛び降りた』
カイアス「おおおおおおお!」
レナ「飛竜のように・・・命にかえて守ってくれた・・・あの子の用に・・・」グ
カイアス「!?」
ボォォンッッ!!
【転生の炎】
ザザーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
721:
スコール「・・・・」
エルオーネ「やっと・・・見つけたわね」
スコール「いや待てっ!あんなねーさん俺しらねーから!」
スコール「な?!ババア!」
アルティミシア(・・・)
スコール「お前はさっきからなんで無言なんだよ」
エルオーネ「私も初めて見るわね・・・あんな人、いたかしら」
スコール「勇者の事だからテキトーこいた可能性大いにある」
エルオーネ「ハッ!見てスコール!」
グワン・・・・グワン・・・グワン・・・
エルオーネ「どうやら続きがあるみたいね」
スコール「つか今度はどこ?渦巻の中?」
エルオーネ「何かしらこれ・・・リングみたいなのがいっぱいあるけど」
カイアス「 オ ア ア ア ア ア ア ! 」
スコール・エルオーネ「!?」
スコール「おっさん生きてたのか!」
エルオーネ「た、タフね」
カイアス「ハァッ!ハァッ!あの老婆・・・最後の最後で・・・おのれ!」
カイアス「うぐ・・・まぁよい・・・エトロが自ら死へと近づいてくれたのだ・・・」
カイアス「あれが消えれば今度こそ未来は・・・うぐ!」
スコール「このおっさんはおっさんで何で未来に拘ってるんだ?」
エルオーネ「さあ・・・」
スコール「ねーやんの知り合いって臭いセリフを言わないといけない決まりがあるのかな」
エルオーネ「それが普通なのよ。この人達にとっては」
カイアス「あの老婆の肉体は滅びた・・・しかし」
カイアス「魂は時を超え、どこかに流れ着いたか・・・・」
カイアス「・・・これ以上の探索は不可能だな」
カイアス「ふん、まぁよい。エトロの滅びが先か、老婆の願いが叶うのが先か・・・」
カイアス「精々足掻け・・・時の旅人よ」ククク
『カイアスは さっていった』
722:
スコール「しかし独り言の多い連中だな・・・」
エルオーネ「あたし、こんなの初めて。自分自身が誰かにジャンクションするなんて」
スコール「そう言えば結局これは誰の記憶なの?」
エルオーネ「わかんない・・・そもそも勝手に発動した物だし」
スコール「ねーやんのクリスタルが暴走した?」
エルオーネ「かも。私も初めての経験だからよくわからないけど」
スコール「ねーやんはほんとロクな事しねーな」
エルオーネ「怒られるわよ」
グワン・・・・グワン・・・グワン・・・
スコール「どこに流されてるんだろーなー・・・」
エルオーネ「不思議な場所ね・・・」
スコール「ババアなんかしらね?」
アルティミシア(・・・・)
スコール「だからなんでさっきから頑なに黙ってるんだよ」
エルオーネ「具合悪いの?」
(過去を・・・変えたいと願った)
スコール「ん?」
エルオーネ「さっきの人の声」
(例え無理とわかっていても、どうにかしたいと思った)
(みんなと冒険した日々、みんなの願い、みんなの思い)
(それを終わりにしたくなかった)
(奇跡でも起きない限り、そんな事はありえない)
(だから・・・神様が奇跡を起こしてくれたんだと思う)
(世界を終わりにしたくない。それは)
(女神様も私も、同じ気持ちだと思うから・・・)
スコール「・・・」
エルオーネ「日記読んだわ・・・ずっと悔やんでいたものね」
(だから今度は・・・与えられた二度目の生を・・・)
(ヴァルハラ・・・全ての時が見える場所)
(そこから見ててね・・・女神さま・・・)
『ときのながれが 終着点につく!』
パ ァ ッ ! 
723:
スコール「やっとついたか」
オンギャアアア! オンギャアアアアア!!
スコール「ん?赤ん坊の泣き声?」
レイン「おめでとう。かわいい女の子が生まれたそうじゃない」
スコール「ママ!?」
男「レインもはやく誰かとくっつきなよ」
女「はやくイイ人が見つかると良いわねえ」
レイン「じょーだん。この村の男連中はどいつもこいつも・・・」
スコール「ウ、ウィンヒルかここ」
エルオーネ「ウ・・・ソ・・・」ガク
レイン「名前は何に決めたの?」
男「そうそう聞いてくれよ。名前の由来なんだが」
女「光と女神の加護を受けた、優しさに溢れた子。そんな意味を込めて」
レイン「なにそれ」
エルオーネ「パパ・・・ママ・・・」
スコール「ちょ、ええ!?」
グニャァァァァァァ・・・・
スコール「おおおおおい!ここで終わりか!?もうちょっと!延長5分!」
アルティミシア(・・・・)ダラダラ
(el・・・・li・・・・o・・・・・・ne)
ブツン
724:
スコール「延長お願いしまぁーーーーーーーす!」
全員「おわっ!」
スコール「ッ!?お前ら・・・・」
・エスタ
セルフィ「びっくりしたぁ〜」
ゼル「急に起きんなよ」
アーヴァイン「心配したんだぜ〜いきなりブっ倒れてうんともすんとも言わなくなるからさ〜」
キスティス「何があったの?」
スコール「また寝てたのか・・・いや、エルねーちゃんが」
スコール「ハッ!そうだエルねーちゃん!」
エルオーネ「・・・・・・」ツー
ウォード「?」
ラグナ「どうしたエル」
キロス「何かあったのかい?」
エルオーネ「パパと・・・ママにあったの・・・」
ラグナ「ええっ!?そりゃ俺と会う前の!」
キロス「魔女戦争で亡くなったと聞いたが・・・」
スコール「パパ・・・・レナ見つけたよ」
全員「ええっ!?」
ラグナ「だ、誰だよ!?」
キスティス「いつの間に!?」
スコール「勇者の言う通りだった。俺らとっくの昔に会ってたわ」
スコール「小さい頃からずーっと、な」
全員「・・・・・?」
エルオーネ「・・・・」ザ
『エルオーネは クリスタルをてにとった!』
オダイン「な、なにをするでおじゃる!?」
スコール「エルねーちゃん、勇者呼んで」
スコール「多分・・・でてくると思うから・・・」
エルオーネ「・・・・」ギュ
全員「・・・・」
キィィィィィィン・・・・・・
ラグナ「エル・・・何してんだ?」
キロス「ジャンクション?誰に?」
725:
エルオーネ「・・・・ただいま」
シャーーン シャーーン シャーーン!
『クリスタルが エルオーネのよびかけに こおうする!』
全員「うわっ!」
スコール「やっぱりきた!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(よぉー!やっと気づいたか!)
エルオーネ「ごめんなさい。まさか自分だなんて知らなくて」
(イイって事よ。お前はお前で・・・戦ってたんだな)
(俺は一目見た時からちゃーんと見ぬいてたぜ!そこの黒いのは全然気づいてなかったけどなw)
スコール「わかるわけねーんだよ。ボケ」
スコール「リノアがピンクの髪とか言うから・・・・てっきりねーやんと思ったわ」
(外見より中身みろよ)
スコール「お前は見た目と中身が一致してんだよカスが」
エルオーネ「あの、でも・・・アタシその頃の記憶なんて全然なくって」
(一人だけクリスタルに宿らずに転生してたんだもんな。そりゃそうさ)
(スコールも鈍いな。なんで一人だけこんな能力持ってるのか、考えた事なかったのかよ)
スコール「何百回もあるけど結論でないからすぐやめた」
(だから中身見ろって・・・)
エルオーネ「私と一緒・・・過去を・・・変えたかったのね・・・」
(そゆこと)
(ほらみんな、レナが帰って来たぞ)
(ちょっと変わってるけど、あの優しそうな感じは前と一緒だ)
エルオーネ「みんな・・・」
クルル(レナ・・・・)
ファリス(レナ!レナなのか!)
エルオーネ「ほんとだ・・・あの騎士さんにちょっと似てる」
クルル(レナぁ〜、ごめんね・・・一人にさせて・・・・)
ファリス(・・・)
726:
エルオーネ「・・・・」
スコール「てきとーになりきってやれば?」
エルオーネ「え?どうやって?」
スコール「それっぽい事いってりゃいいんだよ。俺ら実物見たろ?」
スコール「それでこいつらも納得するさ」
エルオーネ「・・・・」コホン
バッツ(久々の再会だぁ・・・なんか言ってやれよ)
バッツ(もっともお前さんは前世の記憶なんてほっとんどないだろうけどな)
エルオーネ「あの・・・その、まだ正直全然実感なんてなくって」
エルオーネ「その、なんて言ったらいいかわかんないけど・・・」
エルオーネ「ひとつだけ・・・レナさんと同じ思いがあります・・・」
スコール「あっなんかユウナっぽい」
バッツ(お前はだまってろ!)
エルオーネ「過去を変えたいと思った・・・無理とわかってても・・・」
エルオーネ「それは・・・誰かの思い、誰かの無念、誰かの意志」
エルオーネ「そして・・・思いが詰まったこの世界を・・・」
エルオーネ「それを・・・終わりにしたくなかったから・・・」
ファリス(・・・)
クルル(・・・)
スコール「レナとユウナって似てるの?」
バッツ(あー・・・なんとなく似てるかも)
スコール(つか会っとんかい)
バッツ(お前も会ってるだろ)
スコール「うそん!」
バッツ(うん、まぁ、一旦黙ろうぜ)
エルオーネ「その・・・私はエルオーネであってレナじゃないけど」
エルオーネ「レナさんと思いは一緒です・・・」
エルオーネ「だから・・・その」
エルオーネ「また一緒に・・・きてくれますか?」
バッツ(もっちろん!)
クルル(ずっとずっと、一緒だよ!)
ファリス(・・・・)プイ
バッツ(あ、ツンデレモードだ)
エルオーネ「?」
727:
バッツ(ファリスはこう呼んでほしいんだよ)
バッツ(姉さん。って)
スコール「ねーやん」
バッツ(お前ジャネーヨ)
エルオーネ「なんか、恥ずかしいですね」
ファリス(呼びたかったら好きにしたらいいだろ)プイ
スコール(わかりやすっ)
バッツ(男になりきってたからなー)
エルオーネ「・・・」コホン
エルオーネ「・・・・・・・・・姉さん」
シャーーーーーーーーーン!
エルオーネ「きゃ!」
バッツ(お、きたきた)
スコール「ん?」
バッツ(俺らが宿ってるクリスタルに入ってるジョブ、ありゃ元々別の勇者が宿ってたんだ)
バッツ(レナが持ってたカケラ、なんでお前らが持ってるのかしらねーけどよ)
バッツ(とりあえず、今度のジョブは超強いぜえ・・・)ニヤニヤ
スコール(何?召喚士?)
バッツ(おしい!つかユウナから離れろ!)
スコール「ファンなんだけど」
バッツ(知るか)
『カケラに眠る勇者の心・・・・・・・』
『時魔導士』
728:
エルオーネ「なにこれ・・・」
スコール「お前毎回使い方教えずに消えるから、今度はちゃんと教えろよ」
バッツ(へーへー、あれは時魔導士)
バッツ(その名の通り『時』に関する魔法を使うんだ)
スコール「なにそれババア?」
バッツ(いや・・・あれは規格外)
アルティミシア(・・・・)
バッツ(つかこのおばさんなんでさっきから無言なの?)
スコール「生理がきたらしい」
バッツ(今更かよ)
エルオーネ「これ・・・」
スコール「エルねーちゃんにぴったりだな」
バッツ(あーエルオーネって言うのね)
スコール「知ってたんなら先に言えよもう・・・世界中飛び回ったわ」
バッツ(いやだってwずっとレナレナ言ってたし)
スコール「まぁ見つけたからいいけど」
バッツ(ところでなんでレナだけこのエルオーネに?)
スコール「何か女神が憐れんだらしい」
バッツ(ハ?)
スコール「なんかさぁ・・・レナだけ時の神様に呼び出されて」
バッツ(おいおいなんだよそれ)
スコール「正直よくわかんないんだよね。ええと・・・そうだ、ねーやんにカケラ託して・・・」
バッツ(さっきからそのねーやんって何?)
スコール(自称高貴なる騎士のライトニングさん)
バッツ( あ い つ き て ん の か ! ? )
スコール「えっ知ってんの?」
バッツ(おお・・・な、なるほどな・・・)
バッツ(確かにあのねーさんは言い回しが独特だからな・・・)
スコール「俺なんて何回もぶん殴られたぞ」
バッツ(それ俺も)
スコール「お前もかい」
バッツ(寝顔にドキドキしてたらさ・・・・寝込みを襲いに来たと勘違いされて)
スコール「自意識過剰だわーあのねーやん」
バッツ(あのねーさんが動いてるとなると・・・なるほど)
バッツ(こりゃもう一悶着ありそうだぜ!)
スコール「ウド巨人ぶち殺して終わりじゃねーの」
バッツ(よくわかんねーけど、それだけで終わる気がしない)
729:
スコール「はぁ?不吉な事言ってんじゃねーよ」
バッツ(一つ言えるのは、あのねーさんが動いてるって事は時間に関する何か重大な事が起こっているって事だ)
バッツ(その辺も打ち合わせするようにギードに言っといて)
スコール「発言権低いから無理」
バッツ(賢者なのに・・・)
エルオーネ「ねえさん!」
ファリス(レナ!)
バッツ(そろそろ終わりだな)
スコール「ねーやんの事はお前らも知らないのか・・・」
バッツ(だってほら・・・あの人何言ってるのかさっぱりわかんないだろ?)
スコール「あ、ああ」
バッツ(とりま俺らは本番の為にこれから眠るから、もう出てこれねーぞ)
バッツ(質問あったら今の内言っとけ)
スコール「・・・なんで女ばっかなの?」
バッツ(なりゆき)
スコール「うそつけぇ!そんなんだから失敗するんだよ!」
バッツ(いやいやw最初は男もいたってーの!)
バッツ(ほら、あいつのじーちゃん)
クルル(・・・)
スコール「乗り換えやがったのか!」
バッツ(だからちげーって・・・もうそろそろいいか?)
スコール(えーっと、えーっと・・・そうだ!)
スコール(調合!調合のやり方教えて!)
バッツ(ああw)
スコール(媚薬が作れるんだろ!?教えろ!)
バッツ(媚薬て。でも薬剤師なら・・・)
スコール(それくれ!)
バッツ(あ、もう時間だ)
スコール(マデヤァァァァァァーーーー!調合!調合させろ!!)
バッツ(後は・・・頼んだぜ・・・・)
エルオーネ「ねえさーーーーーん!」
ファリス(世界を・・・・救え・・・)
スコール「俺もハーレムパーティやらせろ!ホモと臭い息をこいつらと交換しろ!」
スコール「 う ぉ ぉ ぉ ぉ ぃ ! ! 」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
730:
エルオーネ「・・・・」
オダイン「な、なにがおこったでおじゃるか?」
エルオーネ「えっと・・・その・・・なんていうか」
スコール「あーわかった。俺から説明する」
『いままでのことを せつめいした!』
全員「・・・・」
スコール「と、いう訳で」
スコール「レナの正体は・・・まさかのエルねーちゃんだった」
エルオーネ「ごめんね・・・私自身も知らなかったの」
ラグナ「かぁ〜!盲点だったぜ!」ペチ
キロス「だから生体接続なんて不思議な力を持ってたのか・・・」
スコール「おかしいと思ったんだよ。魔女ともGFとも違う一人だけぶっちぎりのチート能力だし」
キスティス「な、なるほどね・・・」
セルフィ「確かに一人だけ浮いてる〜」
エルオーネ「神様が・・・授けてくれたの」
オダイン「そんな経緯であったでおじゃるか」
スコール「よかったじゃん長年探したエルオーネのルーツがわかって」
オダイン「そんなものどうでもいいでおじゃる。大事なのは能力で解明でおじゃる」
オダイン「女神だの祈りだの、そんなファンタジーな要素、しらないでおじゃる!」
ラグナ「ほんとそれしか頭にねえのな」
スコール「自分の体にジェノバ細胞でも埋め込んでろ」
亀「そうか、君がレナであったか・・・・」
エルオーネ「全然、実感ないですけどね」
亀「いや・・・言われてみればどことなく似ている気がする・・・」
亀「気高くそして温かい、慈愛に溢れた雰囲気が・・・」
スコール「言われてからじゃおせーんだよ亀が」
ラグナ「エル・・・苦労しっぱなしだったもんなぁ」
エルオーネ「そうね・・・攫われて、逃げて失って、それの繰り返しの人生・・・」
エルオーネ「でも、私は後悔してないよ。大事な物はもう、見つけたから」
ラグナ「エル・・・」
アーヴァイン「なんにせよ、揃ったね〜」
ゼル「長かったぜ・・・」
キスティス「さて、じゃあいよいよ?」
ゼルフィ「突撃だぁ〜〜〜〜!」
スコール「リノアめ、待ってやがれ!」
731:
『リノアめ、待ってやがれ!』
リノア「・・・やっとかぁ」ボフ
リノア「もう、長かったわぁ・・・途中で諦めたらどうしようかと思った」ゴロゴロ
リノア「まさかエルオーネがレナだったとはね。ちょーいがーい」キャッキャ
リノア「・・・じゃあもうこれいらなーい」ポイ
『リノアは とうちょうきを なげすてた!』
リノア「どのくらい強くなったんだろ・・・スコール・・・」
リノア「もう、はやく次元の狭間来てよ・・・」クス
リノア「・・・」
アデル「 」
リノア「アデル、もうちょっとしたら出してあげまちゅからね〜」
リノア「歓迎の準備しないとねっ!機動兵器なんとか用意してーサイファーもスタンばらせてー」
アレモー コレモー アアソウダ アレトアレモー・・・・・・・
アデル「 」
747:
〜〜待機中〜〜
アーデモナイコーデモナイ・・・・
・大統領官邸 待合室
スコール「〜〜〜〜〜」ダラーン
エルオーネ「あらスコール、街へは出ないの?」
スコール「めんどい」ゴロゴロ
エルオーネ「もう月の涙のモンスターはほとんど掃討したんですって。今なら安全よ」
スコール「どうでもいい。つか作戦会議まだおわんねーの?」
エルオーネ「みんな今までになく真剣に話し合ってるわ。絶体に失敗できないんですもの」
エルオーネ「もうちょっと、待っててね」
スコール「また寝ちゃいそう・・・」フワァ
エルオーネ「二人っきりね。あの頃みたいに」
スコール「俺の黒歴史ほじくり返すな」
エルオーネ「あらあらスコール、小さい頃はあんなにおねーちゃんおねーちゃん言ってたのに」クス
スコール「やめろっつーの」
エルオーネ「今はババアババア言ってるわね。ダメよスコール。女性にそんな事言ったら」
スコール「じゃあケダチクって呼ぶわ」
エルオーネ「・・・折角だから聞いていいかしら」
スコール「あに」
エルオーネ「ケダチクのおばさん・・・どこで知り合ったの?」
スコール「未来」
エルオーネ「未来!?」
スコール「実はここくるのも、二回だったり」
エルオーネ「えっどういう事!?」
スコール「説明が・・・めんどい。ババア代わって」
エルオーネ「ねえおばさん・・・一体スコールとはどんな関係?」
アルティミシア(・・・・・)
エルオーネ「おばさん?」
スコール「さっきからしゃべんねーのこいつ。何か知らんけど」
エルオーネ「ど、どうしちゃったの?」
アルティミシア(・・・・)ダラダラ
スコール「なんかキョドっててきもいからスルーしてんの」
エルオーネ「緊張・・・してるのかな?」
キロス「お話し中の所悪いが」
スコール「ん?なに?」
キロス「少し・・・来てくれないか?確認したい事がある」
スコール「んだよもぉ・・・・」
748:
・大統領の部屋
オダイン「だーからこれはこうでこうだからこうでおじゃる!」
亀「バカモノ!それならこっちがこうでこうなるからこう!」
スコール「喧嘩すんなよも〜」
ラグナ「来たかバカ息子。こいつらずっとこんな感じなの」
スコール「喧嘩の仲裁?月の裏まで吹き飛ばすけどそれでいいなら」ジャキ
ラグナ「ちげーよ。いやさ、二人の意見の食い違いに一つの共通点があってさ」
キロス「そこでいくつか聞かせてもらいたい事があるんだ」
スコール「んだよ・・・」
オダイン・亀「キィーーーーーーー!!」
エルオーネ「仲良くしなさいな」
スコール「で、何?はやくゴロゴロしてたいんだけど」バフ
亀「スコールよ、時の女神とは一体」
オダイン「このオダインですら初耳なのでおじゃる!詳しく聞かせるでおじゃる!」
スコール「時の女神・・・エトロとかいう奴?」
エルオーネ「それがどうかしたの?」
亀「その・・・守護者とやらがこちらにきていると聞いたが」
スコール「あーねーやんね」
オダイン「ラグナが知り合いだって言ってるのでおじゃる!」
スコール「 え ! ? 」
ラグナ「ふと思い出したんだよ。ライトニング・・・・本名、エクレール・ファロン」
ラグナ「だったっけ?」
スコール「パパなんで知ってんの!?」
ラグナ「実はよォ、説明が難しいんだがちょっとしたツテでな」
キロス「それを話したら博士と亀が混乱しだしたんだ」
オダイン「お前らは親子揃って!なんでそんな大事な事を言わないのでおじゃるか!」
エルオーネ「どこで・・・」
ラグナ「俺もよくわっかんねーんだよなぁ・・・うっすらとしか覚えてねえ」
キロス「アデルが封印されてちょっとした後。ラグナが行方不明になった事があってな」
キロス「どうせまたどこかで迷っているのだろうとタカを括っていたのだが、にしても長くて」
ラグナ「心配したこいつらがエスタ全土を捜索したんだよ」
スコール「どこいってたの?」
ラグナ「それがよぉ・・・・思い出せないんだよ・・・」
ラグナ「えーっと・・・ウルトラ○ンみたいな名前の女にいきなり拉致られて・・・」
スコール「それ・・・知ってる・・・!」
キロス「本当か!?」
スコール「謎の異世界だろ・・・俺も呼ばれたもん」
ラグナ「お前いたの!?」
749:
スコール「いたいた。でも全然覚えてない」
スコール「ねーやんだけ覚えてるのだって、あの人が無駄にインパクト強いからであって」
ラグナ「俺はもう一人だけ覚えてるぞ」
スコール「え?」
ラグナ「俺の事バルフレアとか言ってくるガキ。違うって言ってるのにしつこくて」
スコール「あっそれ関係ない」
ラグナ「さっき女神だのカオスだの言ってるのを聞いて思い出してよォ・・・」
スコール「ババアと同じパターンね」
ラグナ「あいつもいたのか」
スコール「パパとまったく同じ事言ってたよ。俺らと一緒でほとんど覚えてなさげだけど」
ラグナ「あれ・・・なんだったんだろうな」
アルティミシア(・・・・)ドキドキ
ラグナ「なんで無言なんだ?」
エルオーネ「さっきからずっとこうで・・・」
スコール「ヴァルハラの映像みたらなんか急に」
キロス「やはりな」
スコール「えっ」
ラグナ「う、う〜ん・・・それっきゃねえよな」
スコール「なになに?」
キロス「ちょっと詳しく話そうか・・・きてくれ」
スコール「な、なんだよ」
エルオーネ「どうしたの?」
キロス「まずはこれを」チャリ
スコール「クリスタル?それがどうしたの?」
亀「ここはわしが説明しよう!」
亀「クリスタルはバッツ達・・・君達から見て【古代】の勇者が宿った物というのは説明したな?」
亀「【古代勇者】は【悪の魔導士】を倒せなかったが故こうしてクリスタルに眠っているのだ」
キロス「【悪の魔導士】を倒す意志を継ぐ者が現れるまでな」
スコール「それは知ってるけど」
オダイン「おじゃじゃじゃじゃ!ここからはオダインが説明するでおじゃる!」
オダイン「そこでおじゃる!古代の情報はこの亀やクリスタルらから大体の事情は把握したでおじゃる!」
キロス「だか一つ無視できない不確定要素が増えた」
スコール「?」
ラグナ「ライトニングだよ」
750:
エルオーネ「あ・・・」
オダイン「時の女神だのヴァルハラだの、そんなの古代にはなかったでおじゃる!」
亀「ああ、このワシですら初耳だ」
キロス「そこで我々は君達の話を元にある一つの推察をした」
オダイン「おじゃ!まずこのヴァルハラとかいう場所・・・」
ラグナ「なんつってたんだっけ?」
エルオーネ「えっと・・・全ての時が見渡せる場所とかなんとか・・・・」
スコール「時の最果て的な事言ってたな」
オダイン「そしてそこに住まう時の女神とやら。オダインはこういう非科学的な物はキライなのでおじゃるが」
ラグナ「よーするに時間の神様なわけだ」
スコール「まぁ、そうだな」
キロス「これらの情報によりある一つの結論に至った」
スコール「うん」
ラグナ「ライトニングはよ・・・【未来】の人間じゃないか?」
スコール「!!」
キロス「異なる時代の人間が異なる時代にいる。こんなの通常は不可能だ」
ラグナ「その辺はお前らがよーくわかってるよな?」
スコール「え、エルねーちゃんの・・・」
エルオーネ「あたしのジャンクションも神様がくれた力・・・」
亀「そう、女神がレナの思いに答えたのだ」
ラグナ「そして同じく女神の力を持ったライトニングなら・・・時代を超える事も可能だろうな」
ラグナ「エルと似たよーな力があるんだろうぜ」
キロス「女神の側近なのだろう?」
スコール「守護者とか言ってたな・・・」
オダイン「おじゃじゃじゃじゃじゃ!しかぁし!その時の女神が今、力尽きようとしているのでおじゃる!」
エルオーネ「そう、確かに言ってた、エトロが危ないって」
オダイン「それは時の女神が苦しむような事態が起こったからでおじゃる!」
スコール「そういえばあの紫のおっさん・・・未来を消すとか言ってたな」
スコール「パラドクスとか言ってたっけ」
キロス「パラドクス・・・タイムパラドックスの事だな」
キロス「女神はそういった時の矛盾を管理する神だったのだろう」
ラグナ「神様ってーのは万物を管理するもんだぜ」」
キロス「その神が力尽きる程の事態。なんだと思う?」
スコール「えっだから、その時の流れを無茶苦茶に荒らす奴がいて」
ラグナ「そうだよな。それしかねーよな」
スコール「紫のおっさん・・・名前なんだっけ」
エルオーネ「カイアスさん?でも待って、あの人言ってたわ」
エルオーネ「もう自分が動く必要がなくなった。って・・・」
751:
ラグナ「もう一人いるだろ」
スコール「えっいたっけ」
亀「古代バッツの時代、次元の狭間が閉じられたのも彼らの言葉で言う『パラドクス』と言う奴なのでは?」
オダイン「オダインは違うと思うのでおじゃるが」
キロス「そう、光の勇者の失敗がもしもその『パラドクス』なら・・・」
ラグナ「こいつらそれで揉めてるんだよ」
キロス「もしそうなら、犯人は・・・一人しかいないだろう?」
スコール「ま・さ・か・・・」
アルティミシア(・・・・・・)ドッキンチョ
【時間圧縮】全ての時間軸を一つに圧縮し、発動者以外が存在できない世界を作る
スコール「 お 前 か バ バ ア ッ ! 」
アルティミシア(ついにバレてしまった・・・)ダラダラ
752:
エルオーネ「え、じゃあ、あのヴァルハラで見た黒い歪みって」
オダイン「ウソでおじゃろ!?な!?アルティミシア〜〜〜!」
亀「いやしかしそれしか考えられんが・・・・」
キロス「答えを出してやってくれないか」
ラグナ「じゃねーと作戦会議が進まねえよ」
アルティミシア(・・・結論から言う)
(くっ!離せ!)
(違う物か。見ろ!エトロは今、滅びかけている)
(『ヴァルハラの そらは くろくゆがんでいる!』)
全員「・・・」シーン
アルティミシア(完全に私だ・・・)
スコール「 ヴ ァ ヴ ァ ア ! 」
ラグナ「やっぱりな」ハァ
キロス「大方予想はついていたよ」
オダイン「そ、そんなでおじゃる〜・・・」ガク
アルティミシア(わわわ私も知らなかったんだよ!)フルフル
スコール「くぉらババア!お前マジいい加減にしとけ!」
スコール「古代人の次は未来人ときたか!そうきたか!ええ!?」
スコール「この時を駆けるババアが!いったいいくつの時代の人々に迷惑をかければ気が済むんだコノヤロー!」
スコール「ナンバリングの枠を超えて迷惑をかけるんじゃねーよこのタイムケダチクがぁー!」
アルティミシア(・・・・・)
スコール「あのヴァルハラでの光景みたろ!?あの映画一本取れそうなHD画質のムービーシーン!」
スコール「あの悲劇がお前の手によってもたらされたものだと知ったらレナはどう思うんだよ!」
スコール「なんとか言ったらどうだ!」バン!
アルティミシア(・・・・)
アルティミシア(・・・・・・知るか)ボソ
スコール「 正 座 し ろ ! 」
754:
ラグナ「だってお前言ってたじゃん。時間を操る魔法を使うって」
ウォード「・・・・・・・」ウンウン
キロス「消去法で考えてあなたしかいありえないのだよ」
アルティミシア(ちょ・・・ええ〜〜・・・)
オダイン「じじじ時間圧縮とはそこまで強大な魔法なのでおじゃるか!?」
亀「魔の者、恐ろしきは神にも届き得るとの力よ・・・」
アルティミシア(だって知らないだろ・・・・過去や未来にあんなのがいたなんて)
アルティミシア(なんだよ時の女神って・・・知らんわ、そんなの)
アルティミシア(女神なら時間圧縮を自力でなんとかしろと言うのだ。具合が悪いとか知らん)
スコール「バ〜バ〜ア〜・・・」ユラァ
アルティミシア(な、なんだよ・・・)
スコール「この神殺しが!」
アルティミシア(!?)
スコール「お前あの光景見てただろ!女神が死にかけてるのは・・・」
エルオーネ「時間の歪みが発生したから・・・」
スコール「なんたる罰当たりだお前わぁ!お釈迦様も真っ青だお前は!」
スコール「死んだらお前は地獄行確定だな!否!地獄すらも歪めるか?!」
アルティミシア(それは無理)
スコール「完全にお前じゃん!ねーやん呼んだのお前じゃん!」
スコール「次から次へとわけわかんねーの呼びやがって!いい加減自重をしろッ!」
アルティミシア(時間圧縮・・・全ての時間を・・・ええ〜〜?)
エルオーネ「だから黙ってたのね・・・」
スコール「・・・どのあたりで気づいた?」
アルティミシア(時の乱れがうんたらかんたら言い出したあたり)
キロス「パラドクスとやらだな」
エルオーネ「全ての時が見える場所なら・・・おばさんの時空魔法も見えるわね」
ラグナ「ほっときゃ時期にヴァルハラも飲みこむんだろ〜?そしたら・・・」
エルオーネ「時の神様が・・・」
スコール「 ヴ ァ ヴ ァ ア ! 」
アルティミシア(・・・・シンジラレナーイ!)
756:
亀「自身の魔法がどのような効果をもたらすのか、わからなかったのか?」
アルティミシア(わかるにきまってるだろ。単純明快。全ての時間を圧縮して一つにする)
アルティミシア(唯一の誤算は私の時代よりさらに未来の存在がいたという事だな)キリ
亀「そ、そうか・・・」
スコール「ほんと、過去に未来にバンバン迷惑かけやがって!」
スコール「もうお前いけっ!未来いけっ!そして全パラドクス解消してプラチナトロフィー取ってこい!」
ラグナ「何トリガーだよそれ」
キロス「しかしそんな強大すぎる魔法をなんでまた」
オダイン「アルティミシア〜、何か、何か理由があるのでおじゃろ〜??」オロオロ
アルティミシア(え?え〜っと、そうだな・・・)
アルティミシア(・・・人間がうざかったから?)
全員「かる・・・」
アルティミシア(誰しも静かに佇んでいたい時ってあるだろ)
スコール「 規 模 が で か す ぎ る ん だ よ ! 」
スコール「お前とかんけーねー時代の連中もガンガン巻き込まれてますけど!?」
アルティミシア(だって魔女は基本不死だし)シラー
ラグナ「あー・・・もういい、わかったわかった」
キロス「予想的中だったな」
オダイン「そ、そんな〜」バタ
亀「やはりな。次元の狭間が強制的に閉じられるなどおかしい思ったのだ・・・」
エルオーネ「時間の圧縮・・・全然イメージが湧かないわ・・・」
アルティミシア(言っておくが圧縮はまだ途中だからな)
アルティミシア(完全に圧縮が完了した暁にはそれはもうもっと・・・)
スコール「もういいんだよ!城でワインでも飲んでろ!
757:
ラグナ「全ての元凶はババアだったってわけだ」
アルティミシア(その言い方は感心しないな。元はと言えばこいつが悪い)
スコール「はぁ!?なんでそこで俺なんだよ!?」
アルティミシア(どうやってかしらんがこいつは時間圧縮の世界に乗り込んできた)
アルティミシア(それは私を倒し時間圧縮を止める為だ)
キロス「ふむ・・・」
アルティミシア(それを事もあろうにこいつはな!私に勝てないと知るや否や全面降伏を認めたあげく!)
アルティミシア(仲間も全てほっぽりだして彼女を変えるなどと言い出して私に土下座を(ry
スコール「それは今関係ねーだろがァーーーーーーーッ!」
エルオーネ「ちょっと!それどういうこと!?」
アルティミシア(あるわボケ!あそこでお前が私を倒せば時間圧縮は止められたんだ!)
アルティミシア(それをリノアは嫌だセルフィたんちゅっちゅとか言い出すからこうなったのだ!お前のせいだ!)
スコール「だから・・・元々お前が時間圧縮とかやりだすからだろが!!」
アルティミシア(うっさいボケ!私に取ってはお前も過去の人間だ!)
アルティミシア(お前ら過去の先人が魔女にも行きやすい世の中をつくらなかったからこうなったのだ!)
アルティミシア(だからイコールお前のせいでもあるのだ!)
スコール「なんだその暴論!?責任転嫁も甚だしいわ!」
アルティミシア(自分の任務をほっぽりだして女に走ったお前に言われたくないんだよ!!)
スコール「キィーーーーー!このババア!あーいえばこうゆー!」
アルティミシア(それはお前だろ!屁理屈とダダばかりこねやがって!)
アルティミシア(お前のような奴がいるから過去も未来もめちゃくちゃになるんだよ!責任感じろ!)
スコール・アルティミシア「ガルルルルル!」
ラグナ「あー、ちょっと待て、いろいろ待て」
キロス「詳しく聞かせてもらおうか・・・」
アルティミシア(聞けラグナ!お前の息子はな!)
スコール「あ〜〜〜〜〜!アーーーアーーーーアーーッ!!」
エルオーネ「スコールうっさい!ちょっと黙って!」
【説明中】
キロス「カ、過去に逆戻りしてきたのか・・・」
ラグナ「クソ息子・・・・」ハァ
アルティミシア(どうだ!?完全にこいつが悪いだろ!)
スコール「いや元凶はお前だろ!?何が時間圧縮だボケッ!ZIPじゃねーんだよ!」
アルティミシア(ZIPは容量の改善に役立つだろがァーーーーーーー!!)
スコール・アルティミシア「キィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜!」
758:
ラグナ「喧嘩すな」
キロス「え〜っとつまり、君は前回もここに来て魔女討伐の打ち合わせとしたと」
スコール「いわゆる周回プレイって奴」
ラグナ「で、ババアに負けたお前は命乞いをして過去に戻してもらった、と」
スコール「・・・・・」
キロス「じゃあ今いる我々の時間は一度過ぎ去った2回目の時なのか・・・」
ラグナ「おお・・・すんげーショック」
アルティミシア(私の城に戻ってくるまでの猶予だったつもりがこの様だ)
アルティミシア(こいつまったく真面目にプレイしないんだぞ!?全部私任せだ!)
アルティミシア(お前がこのバカを放置するからこうなるのだ!ちゃんと子育てしろッ!)
ラグナ「今度は俺か・・・」
アルティミシア(私はこいつを過去に戻す為にこいつにジャンクションする必要があったのだ)
アルティミシア(したらどうだ。暗黒魔導士やら時の女神やらガンガン出てきて・・・)
スコール「しまいにゃババアの城壊滅していきやがった」
アルティミシア(ほんともう・・・ほんともう!)プルプル
エルオーネ「スコール・・・あなたはだけは・・・」
スコール「だってやだよ!わかるだろ!?」
スコール「俺の彼女、電波入った大量殺りく兵器だぜ!?なにをどうしたら幸せになれるんだよ!」
スコール「どう考えてもセルフィの方がかわいいじゃん!ヒロインあれじゃん!最終兵器リノアじゃん!」
スコール「だったら主人公として変更要請の権利があるだろがァーーーーーーーー!!」
エルオーネ「セフィは・・・幼馴染なのよ?」
スコール「 だ か ら だ よ ! 」クワッ
スコール「つかねーちゃんそれもあんたのせいだ!」
エルオーネ「なんでよ」
スコール「おめーが俺を捨ててどっかに言ったからだろ!あの中に女はセルフィしかいなかった!」
エルオーネ「キスティがいるじゃない」
スコール「将来臭い息を吐く奴はやだ!」
エルオーネ「そんなの知らないわよ!」
キロス「今度はエルオーネか」
ラグナ「ほんとなんでこんなのになっちまったんだか・・・」
ウォード「・・・・・・・・・・・」
キロス「教育を間違えたな、だと」
ラグナ「俺も過去に戻りたいわ・・・」ハァ
759:
オダイン「あーあー、ちょっとよいでおじゃるか?」
スコール・アルティミシア「あん!?」ギロ
オダイン「そんなにすごまなくても・・・一つ素朴な疑問があるでおじゃる」
オダイン「時間圧縮とやら、今この場で解除できないのでおじゃるか?」
ラグナ「あっそか」ポン
キロス「そうしたら時間の歪みは解消されパラドクスは元通りに・・・」
アルティミシア(残念ながら無理だ)
ラグナ「なんで?!」
アルティミシア(何故って、私は全ての時間を圧縮する為にここまでがんばったんだぞ)
アルティミシア(それを何で今更解除しないといけないんだよ。バカか)
亀「言ってる場合では・・・」)
アルティミシア(お前らが時間圧縮が始まるまでにあの魔導士を倒せなかったからだろ)
アルティミシア(ゆったりのんびりしてるからそうなるんだよ。亀だけに)
アルティミシア(責任転嫁はやめていただきたい!)キリ
ラグナ「開き直りやがった・・・」
スコール「こいつは元からこんなん」
アルティミシア(大体時間圧縮はまだ途中だ。これからまだまだ圧縮するぞ)
アルティミシア(今更女神だのなんだの言われても知らん。イヤなら先に言ってろ)
ラグナ「暴論にも程があるな」
オダイン「ワガママすぎるでおじゃる・・・・」
キロス「つ、詰んだか?」
アルティミシア(それ以前に、時間圧縮を外部から解除するなら私を倒すしか方法はなかったんだ)
アルティミシア(その役目を担ってたのがこのスコールなわけだが)
スコール「・・・」
アルティミシア(時間よりセルフィのパンツの方が大事だったらしい)
オダイン「死ねよでおじゃる・・・」
761:
スコール「キィィィ〜〜〜!俺のせいにすんな〜〜〜〜!」ジタバタ
アルティミシア(お前が悪い私は悪くないお前が悪い私は悪くない・・・)クドクドクド
ラグナ「その事をお前の仲間は知ってんのかよ」
スコール・アルティミシア「はへ?」
キロス「何も君ひとりじゃなかっただろう。打倒魔女の為のメンバーがいたはずだ」
ラグナ「あいつらだろ?お前の幼馴染連中」
スコール「・・・」
ラグナ「あのよぉ、どっちが悪いかは過ぎ去った事だしウダウダ言ってもしゃあねえけど」
ラグナ「そろそろケジメ付ける時なんじゃねーのか?」
アルティミシア(というと)
ラグナ「ババアの正体・・・明かしちまうっきゃねーよ」
スコール「そ、それは!」
キロス「此度の件のキーパーソンは確実にアルティミシアだ。敵は彼女がねらいだ」
ラグナ「お前はともかく、あいつらがそれ知らなきゃ何守って良いのかわかんねだーろ?」
スコール「ちょっと待てェ!それだと俺が・・・」
アルティミシア(あいつらは私を討伐しに来たんだぞ!?)
ラグナ「それは1週目の時だろ」
スコール「俺とこいつは宿敵!倒すべき敵!」
アルティミシア(こいつが仲間見捨てて土下座したと知ってみろ)
スコール「俺の人生がジエンドだろーが!」
ラグナ「そりゃおめーがまいた種だろ」
スコール「Seedだけに。もういいっつの!」
キロス「それを含めた「ケジメ」だ」
ラグナ「もうそろそろ隠し通すのも限界だろ」
762:
ラグナ「最終決戦目前だぜ?この秘密墓まで持っていくつもりかよ」
ウォード「・・・・・・・」
キロス「そうだな、勘の鋭い奴なら薄々気づいてるかもしれん」
スコール・アルティミシア(いやいやいや・・・・)
エルオーネ「スコール、私もそう思う」
スコール・アルティミシア「!?」
エルオーネ「私がジャンクションでスコールを過去に送ったように」
エルオーネ「スコールも未来から過去へと戻ってきた。それは」
エルオーネ「運命・・・とまでは言わないけど、何かの意味があるんだと・・・思う」
スコール「神の意志ってか」
アルティミシア(女神が仕組んだと?)
キロス「ま、ぼちぼち年貢の納め時だな」
ラグナ「腹くくれよ」
スコール・アルティミシア(・・・)
764:
スコール「やべえよ・・・やっべえよ・・・」
アルティミシア(ついにこの時が・・・)
キロス「今ウォードが彼らを呼んできている」
ラグナ「全部ぶちまけちまえ」
スコール「・・・」
エルオーネ「スコール、過去は変えられないのよ」
エルオーネ「未来の事を考えたら、ここであなたが全てをあかなさいと」
エルオーネ「未来の仲間・・・未来のあなたが、どうなるのかわかんないのよ?」
スコール「そこまで大事か・・・」
アルティミシア(ちょうきゅーぶジエンド拳でお陀仏の可能性ありだ)
ウォード「・・・・・・・・・・」
ラグナ「帰って来たぜ」
ゼル「作戦はまとまったか?」
セルフィ「いっぱいお買いものしてきちゃった〜」
アーヴァイン「変わったファッションの男の子が多いね、ここ」
キスティス「エスタの文明力、堪能してきましたわ」
スコール「・・・・」
アルティミシア(ど、どうするよ?)
ラグナ「ほら、はよ」
4人「?」
スコール「と、とりあえずだな・・・・」
スコール「ちょっと紹介したい人がいてだな」
セルフィ「誰を〜?」
スコール「・・・・・」ダラダラ
ラグナ「バングルハメろ。出てくるから」
スコール「ハァ・・・・」
アルティミシア(いよいよか・・・)
『スコールは バングルを はめた!』
4人「 わ ! ! 」
アルティミシア「・・・・おハロー」ヒラヒラ
765:
ゼル「こ」
キスティス「の」
セルフィ「人」
アーヴァイン「ん?誰?」
アルティミシア「D地区収容所で一回会ったな・・・」ハハ
キスティス「いつぞやの派手なGF・・・」
スコール「えっとだな・・・このババ、いや、お方は」
スコール「その、なんていうか・・・」
セルフィ「GFじゃないの〜?」
スコール「イデア、アデル、リノアに次ぐ、4人目の魔女で」
4人「魔女!?」
スコール「未来から時空を超えてやってきた」
スコール「アルティミシアさん」
アルティミシア「どうも・・・初めましてではないな。色んな意味で」
ゼル「GFじゃねーの!?」
スコール「あ、あれウソ」
ゼル「ウソっておい」
キスティス「ちょちょちょ、ちょっと待って!4人目の魔女ってのも驚きだし!」
セルフィ「未来ってなにさ〜?」
スコール「え〜っと、ですね、はい」
アーヴァイン「僕初対面なんだけど」
スコール「その、あれよあれ。よくあるじゃん」
スコール「終盤で敵が仲間になる、ダークナイト的なあれ」
4人「ダークナイト!?」
キロス「ごまかすな」
ラグナ「例えが古いんだよ」
766:
キスティス「ちょっと待って、未来の魔女がなんであなたに?」
アーヴァイン「敵?どういう事なのさ」
スコール「・・・・・」ダラダラ
アルティミシア「ほら、はやく言えよ」
ラグナ「ったくしゃーねーなー・・・・」ズイ
キロス「元々この魔女は君達が倒すべき敵だったのだ」
4人「えっ」
アルティミシア「私は未来で時間圧縮と言う魔法を使い全ての時間軸を捻じ曲げた」
キロス「その結果例の魔導士が復活し、時の女神が危機に瀕している」
キスティス「女神?」
ラグナ「ライトニングだよ」
アーヴァイン「あーなんかそんな事言ってたね〜」
アルティミシア「そしてそれを阻止すべくお前らが私の時代に乗り込んできた」
ゼル「俺ら?そんなの全然記憶にねーけど」
ラグナ「それもとーぜん。お前らであってお前らじゃないからな」
4人「???」
キロス「君達はスコールと共にアルティミシアの元へ乗り込み、そして」
アルティミシア「返り討ちにしてやったわけだ」ハハハ
4人「・・・・」
キスティス「私達であって私達じゃないって、どういう事?」
アルティミシア「戦闘不能になったお前らは時の流れに吸い込まれ、唯一残っていたこいつが・・・・」
スコール「・・・・・・」ダラダラ
4人「スコールが?」
スコール「・・・白旗あげちゃった」テヘ
4人「はぁ!?」
770:
スコール「だってこのババア・・・超卑怯なんだもん・・・」
ゼル「白旗ってどういう事だよ!?」
スコール「だってさぁ・・・こいつ、知ってる?」
スコール「バトルメンバー勝手に選ぶは戦闘不能者消すは」
スコール「しまいにゃ俺らのジャンクションしてる魔法消し飛ばすんだぜ」
ゼル「きたねっ!」
アルティミシア「卑怯とはなんだ卑怯とは!私は魔女。それくらい当然だ!」
アルティミシア「大体卑怯と言えばこいつだって、真面目に戦おうとせず抜け道のような戦法ばっかり・・・」
スコール「開幕でいきなりマルチジャンクション吹き飛ばされちゃって・・・」
全員「マルチジャンクション!?」
ラグナ「なんだそれ!?」
オダイン「オダインも初耳でおじゃる!」
スコール「そういう裏技があるんだよ。全部のジャンクションにアルテマを装備できるって言う」
スコール「だって、魔法消し飛ばすとか予想できねーじゃん・・・」イジイジ
アルティミシア「アホが。私は魔女。そんなの想定済みなんだよ」
スコール「マルチジャンクションがダメになったら特殊技っきゃねーじゃん?それで」
スコール「一発逆転狙ってスロット回して・・・」
セルフィ「あたしの〜?」
アルティミシア「なにかせめてこないなと思ったらまた裏技に頼ろうとしてたんだ」
アルティミシア「そんなの見逃すわけないだろ。スロット中もガンガン攻めてやったわ」
キロス「その結果回復が追い付かなくなって・・・」
ラグナ「結果白旗ってわけだ」
スコール「・・・・・・」ドキドキ
4人「アホだ・・・」
771:
アルティミシア「お前らも反則レベルの特殊技で乗り切って来たんだろ?知ってるぞ
アルティミシア「超究武神破拳とかジエンドとか、なんだそれ」
アルティミシア「少しはされる側の身になったらどうだ?ええ?」
スコール「まさかチート仕返されるとは思わなかった・・・」ガク
ラグナ「敗因は自分よりさらに卑怯な奴がいたってわけだ」
アルティミシア「だから卑怯じゃないわ!私のテリトリーなんだからそのくらいは当然だ!」
ゼル「じゃあなんでお前だけ無事なんだよ」
アーヴァイン「時間の流れに吸い込まれたはずの僕らはなに?」
スコール「うっ」ドキ
キロス「肝心な所だよな」
ラグナ「ほら、言えよ」
スコール「ダメだって・・・絶対やられる」
アルティミシア「むしろいっぺんやられろ」
スコール「・・・」チラ
セルフィ「?」
全員「はよ」
スコール「・・・・!」チーン
『スコールは ひらめいた!』
スコール「お前ら・・・聞け!これにはある重大な事実があるのだ!」
全員「?」
スコール「パーティメンバーの中で俺だけが見抜いていた!時間圧縮の副作用!」
スコール「それはウド巨人の復活と時の女神のピンチだ!」
ラグナ「結果論だろ」
スコール「シャラップ!俺は最初から全て見抜いていた!」
スコール「このままでは我々の時代だけでなく、全ての時が危ない・・・」
アルティミシア「だからそうだと言ったろ」
スコール「違う!圧縮を続けていればこのババアも危ないのだ!」
スコール「お前ら見たろ!?ウド巨人が魔女を狙う様子を!?」
4人「・・・」
スコール「このままでは俺らだけでなくこのババア本人も危ない。そう見抜いた俺は・・・」
スコール「このババアを命がけの説得で説き伏せ、そして心を鬼にしてお前らを・・・」
アルティミシア「ウソつけ!」
4人「・・・」
772:
スコール「お前ら、すまぁん!(迫真)」
スコール「この通りだ!許してくれぇ!」(土下座)
ラグナ「またかよ」
キロス「土下座が好きだな君は」
アルティミシア「アホが、そんな勢い任せのデタラメでこいつらが・・・・」
キスティス「なるほど・・・」
ゼル「よくわかんねえけど、理由があったんだな」
アルティミシア「!?」
セルフィ「魔女を倒しても解決にならないから〜」
アーヴァイン「根本の解決の為に自分だけ時間を逆行してきたって事だね〜」
アルティミシア「いやいやいや!お前ら騙されるな!全部デタラメだぞ!?」
アルティミシア「こいつは元々女に走って(ry
スコール「見苦しい命乞い・・・そうでもしないとこのババアは納得しなかったんだ・・・」
スコール「自分に嘘をついてまで、俺は・・・俺は!」
アルティミシア「 ウ ソ つ け よ ! 」
アーヴァイン「どうしてそんなに否定したがるんだい?」
ゼル「あんた守られてんだぜ。こいつに」
アルティミシア「ち〜〜が〜〜〜う〜〜〜!こいつは(ry
スコール「俺は魔女の騎士だ!」キリ
セルフィ「危なかったね〜」
キスティス「理由はどうあれ、守られてるのは事実じゃない」
アルティミシア「うぐっ」
ラグナ「すげー、マジで乗り切るのか?」
キロス「どこでそんな話術身に着けた」
773:
スコール「俺はもう迷わない。守るべき物、本当に守らないといけない物が何かわかったからだ!」
スコール「過去の遺物を排除!そして時を元に戻す!」
スコール「やっと自分に正直なれたんだ・・・本当なんだ!」
ラグナ「お前詐欺師に向いてるよ」
キロス「スイッチ入ったな」
スコール「俺はババアの罪すら飲み込んでみせる!そして!」
スコール「栄有る未来へと、繋げるのだ!」ビシ!
アルティミシア「ウソつけよ・・・ほんと」ガク
ラグナ「ババア諦めろ。もうそんな空気じゃない」
キロス「力で勝ったが話術で負けたな。これで一勝一敗だ」
アルティミシア「競っとらんわ・・・バカモノが・・・」
セルフィ「未来をまもろ〜!」
キスティス「スコール、成長したわね」
ゼル「なんか、燃えてきたぜ!」
アルティミシア「アホばっかりだ・・・」
ラグナ「まぁ言ってもガキだし」
キロス「いいじゃないか。形はどうあれあなたの尻拭いをしてくれると言ってるのだから」
アルティミシア「尻拭い!?元々はこいつが(ry
スコール「光は、我らと共にある!」キリリ!
アルティミシア「だまれ!それしかないのかお前は!」
アーヴァイン「盛り上がってる所悪いんだけどさ〜」
スコール「なんですか、ホモくん」
アーヴァイン「その、アルティミシアさん?」
アーヴァイン「リノアを操ってる人じゃなかった?」
ラグナ「ん?なんだそりゃ?」
セルフィ「ガーデン戦の時に〜」
キスティス「そう、リノアは確かに言ったわ、我が名はアルティミシアと」
アーヴァイン「だから僕ら〜リノアはアルティミシアに操られてると思ってたんだけど〜」
アルティミシア「それもちっがーーーう!あれはあいつのペテンだ!」
アルティミシア「今回は何もしてない!事実無根だ!」
ゼル「今回は?」
アルティミシア「ハッ!しまった!」
スコール「そう、前回こいつはリノアを操って好き放題してたんだよ」
スコール「仮死状態にしたあげくアデルの封印解いたり、宇宙の放浪者にしようとしたり」
スコール「な?ド悪党だろ?」
ゼル「・・・・」
774:
アルティミシア「だから!それは時間圧縮を成功させるために!」
ラグナ「やってたんかい」
キロス「半分あってるじゃないか」
アルティミシア「ちがうちがうちっがーーーーう!それは前の週!今回私は何もしてない!」ブンブン
アルティミシア「事実無根だ!大体リノアを操って私になんの得がある!」
アルティミシア「あいつは私の城を破壊したんだぞ!ええ!?なんで自分で自分を狙わないといけないんだよ」
アーヴァイン「それもそうだね〜」
スコール「そう、リノアも俺と同じく2週目なんだ」
スコール「俺はババアの力で戻ってきた。しかしリノアは・・・」
スコール「リノアを過去に戻したのはあのウド巨人だ」
キスティス「じゃああなたにはこのアルティミシアさんが憑いてて」
ゼル「リノアには古代の暗黒魔導士かよ!」
スコール「そして割って入るはねーやん率いる時の管理者、女神エトロ」
スコール「時を駆けるババアVS全てを無に帰すウド巨人VS死にかけの神様」
スコール「この神々の闘いとも言える戦争に俺達は介入しようとしているッ!」バッ
ラグナ「お前のせいでな」
セルフィ「大事だね〜」
キスティス「あ、頭が痛いわ」クラ
スコール「未来は・・・俺達の手にかかっているのだぁ!」
アルティミシア「時間圧縮って何なのかもはや私にもわからない!」
4人「・・・」シーン
ゼル「なんつーかよ、やっぱりなって感じだな」
スコール「ん?」
キスティス「おかしいと思ったのよ。なんか突然はっちゃけだしたと思ったら」
セルフィ「なんか独り言ブツブツ言ってるし〜」
アーヴァイン「でっかい声でババアババア言ってたもんね」
アルティミシア「気づいてたのか」
スコール「さすがSeedです」
ラグナ「もろばれじゃねーか」
775:
キロス「隠す気あるのか?」
キスティス「意味わかんない事だらけだけど、一つだけわかるのは」
ゼル「この一連の騒動」
セルフィ「二人のせい?」
アーヴァイン「ていうか迷惑かけすぎだよ〜」
スコール「面目ないです、はい」ペコリ
アルティミシア「自分の才能が恐ろしいよ」キリ
ラグナ「あーその、なんだ。だからよ」
ラグナ「うちのバカ息子とこのババアのせいで世界中が偉い事になってるんだけどよ」
ラグナ「元凶はこいつらだ。だから、この騒動を治められるのもこいつら」
ラグナ「こいつらはだから、ちゃんとケジメ付けようとしてんだ」
ラグナ「だからババアの事も明かした。お前らに迷惑かけねー為にな」
ラグナ「だから・・・おめーらには面倒かけるけどよ・・・」
ラグナ「もうちょっとばかり、付き合ってやってくれねーか」
スコール「よろ」
アルティミシア「しく」
スコール「ね」
アルティミシア「ッ」
スコール「☆」
キロス「ほんともう君達だけは・・・」
776:
ゼル「・・・へーへー、わかったよ」
セルフィ「仲間が増えた〜」
キスティス「魔女が味方してくれるなんてね」
アーヴァイン「つくづく魔女に縁があるね僕ら」
アルティミシア「ストーカー共め」
スコール「こっちのセリフだボケ。過去くんな」
セルフィ「じゃあやっぱり〜・・・」
ゼル「リノアは・・・リノアのままなんだな?」
アルティミシア「そうだな。今回私は指一本触れてないぞ」
アーヴァイン「ショックだぁ〜・・・」
キスティス「いやでも、あの魔導士を倒せば正気に戻るかも」
アルティミシア「・・・可能性はある」
4人「リノア・・・なんで・・・」
スコール「なんにせよ、まずは諸悪の根源ウド巨人の抹殺だ!」
アルティミシア「そう!あいつは抹消する!全時間お呼び全宇宙から!」
キスティス「で、その作戦は?」
スコール「これからこいつらが考える」チラ
ラグナ「俺ら任せかよ!」
キロス「まぁ元からそうするつもりだったが」
ラグナ「オダインのじーさん、これでわかったろ」
ラグナ「やっぱこいつらのせいだったよ。時の神様はいるんだって」
キロス「受け入れてくれないか」
オダイン「うう・・・ショックでおじゃる」ガク
亀「頼むぞ、光の意志を継ぐ者よ」
777:
ゼル「ところで俺ら前はどうやってアルティミシアの城行ったの?」
アルティミシア「それ私も気になる。私しか存在できない世界のはずなのに」
スコール「え〜っと・・・なんだっけ」
スコール「確か・・・お互いの存在を信じ合うとかそんなんだったはず」
キスティス「メルヘンねえ」
スコール「考えたのパパ」
セルフィ「さすがラグナ様〜」
キロス「ラグナはこう見えて作戦立案は得意なんだぞ」
スコール「愛と友情、勇気の大作戦だっけ」
ラグナ「なにそれだっせえ」
スコール「お前が考えたんだろが」
キロス「・・・ネーミングセンス以外はな」
『めんみつな うちあわせが おこなわれる!』
ラグナ「・・・・よし」
キロス「まとまったな」
オダイン「オダインに不可能はないのでおじゃる!」
亀「賢者の知恵、大いに役に立っただろう」
スコール「やっとかよ。なげえよ」
ラグナ「これより作戦説明をおこなう〜〜!」
『しゅうごうが かかる!』
ラグナ「まずは基礎知識から入るぜ!」
ラグナ「ババア!」
アルティミシア「はいはい・・・」ズイ
ラグナ「おめーさんの起こした時間圧縮について、詳しく解説してやってくれ!」
アルティミシア「大丈夫か?こいつらの頭で理解できるのか?」
ラグナ「できるだけ手短にわかりやすくな」
アルティミシア「ん〜そうだな。まあ呼んで字の如く時間を圧縮すると言う話だが」
アルティミシア「それだけではわからんと思うので、このような物を書いてみた」コト
『アルティミシア じきひつの パラパラまんがだ!』
778:
スコール「なに?紙芝居でもやるの?」
アルティミシア「ちがうわ。いいか、まずこの棒人間を何枚も描きこうパラパラめくると」パラパラ
アルティミシア「ほら、このように動いているように見える」
セルフィ「おもしろ〜い」
スコール「やっぱり紙芝居じゃねーか」
アルティミシア「所謂アニメーションと言う奴だな。紙は時間、描かれた物は世界」
アルティミシア「時間圧縮はこの紙を減らしていく作業と似ている」
アーヴァイン「コマ割りって奴?」
アルティミシア「そうだ。紙一枚、また一枚減らしていくとどうだろう」ビリ
アルティミシア「棒人間の動きはカクカクになり、やがて・・・・」ビリビリ
アルティミシア「消える」ペラ
ゼル「破った紙は?」
アルティミシア「破り捨てられた紙はこうしてまとめてくしゃくしゃにして・・・」ワシャワシャ
アルティミシア「ゴミ箱にポイ。どうだ?紙は小さく圧縮されてるだろ?」
アーヴァイン「めっちゃわかりやすいね」
アルティミシア「これが時間圧縮の基礎知識だ」
スコール「ゴミ箱はなんなんだよ」
アルティミシア「発動者である私だな」
スコール「お前ゴミ箱なんだw」
ラグナ「揚げ足とんな」
アルティミシア「ったく・・・さて、話の続きだが」
アルティミシア「今この我々がいる時間軸は時間圧縮発動の世界。今の例えで言う紙を減らしていく作業の途中だ」
アルティミシア「破った紙をゴミ箱にポイ。するはずだったのだが・・・急所ゴミ箱から取りださないといけなくなった」
スコール「なんで?」
アルティミシア「お前が過去に戻せとダダをこねたからだろが」
スコール「・・・・」
アルティミシア「黙らないとパンツの事バラすぞ」
ゼル「おねしょでもしたのかよ」
ラグナ「そっちの方がマシなレベル」
アルティミシア「・・・で、だな。捨てた紙を拾って再び紙を繋げ直す」ペタペタ
アルティミシア「するとどうだろう。戻した紙には落書きがしてあった」キュッキュ
キスティス「それって・・・」
アルティミシア「そう、あの老害魔導士野郎だ」
アルティミシア「破いた紙の一部は未来、古代のターニングポイントの一部だった。それを不用意に破いてしまったため」
アルティミシア「正史と異なる事実が生まれた。所謂タイムパラドックスと言う奴だな」
エルオーネ「女神さんはパラドクスと呼んでいるみたいね」
アルティミシア「そのパラドクスが繋ぎなおされたこの時間軸に一気に現れた」
アルティミシア「何故ならこの時間軸は今時間圧縮の一部だからだ」
全員「・・・・」
779:
アルティミシア「つまりだな」
【時間圧縮発動】→【未来、古代にパラドクス発生】→【スコールの時代だけ戻す】→【全パラドクスがスコールの時代に一気に現れる】
アルティミシア「となる」
ゼル「やっぱりお前らのせ(ry
アルティミシア「そこのチキン!うるさいぞ!黙って聞け!」
スコール「はやくもわかんないんですが」
ラグナ「俺も」
アルティミシア「知らん。後で頭のイイ奴に聞け」
スコール「放置主義者め・・・」
アルティミシア「で、次は各時代のパラドクスについてだが」
亀「そこからはわしが説明しよう」
亀「古代我らは打倒エクスデスを掲げ日々奮闘しておった」
亀「君達が集めたバッツらだな」
キスティス「クリスタルの・・・」
亀「そう、彼らは色々あって、ついにエクスデスとの直接対決の時を迎えた」
亀「しかし!このパラドクスが発生したせいでエクスデスへと続く道が閉ざされてしまった」
亀「閉ざされた道はついに開く事なく、彼らは天寿を全うし、逆に」
亀「エクスデスは万の時を次元の狭間に幽閉される結果となった」
キロス「ところがこの封印を解除できる奴が現れた。それが」
スコール「リノアか・・・」
キロス「原因は不明だがおそらく彼女も魔女だからだろう」
亀「そうしてエクスデスは君達の時代に復活。それにより我ら光の戦士が再び結集する事態となった」
スコール「お前は違うだろが」
キロス「リノアの目的は不明だが、現時点ではこのエクスデスの側にいる」
スコール「色々怪しいけどな」
亀「エクスデスの目的は『無』の復活。そして世界の消滅」
亀「我々はなんとしてもこれを阻止するのだ!」
全員「・・・」
キロス「そろそろ危ないか?だがまだ続くぞ」
ラグナ「んでこうしてお前らVS古代人って構図ができあがったわけだが」
ラグナ「双方にとって予想外の事態が発生した。それが」
スコール「ねーやん・・・」
780:
ラグナ「そう、ライトニングだな。そこはエルが詳しいだろ」
エルオーネ「えっと・・・その、私はスコールと映像を見ただけだから詳しくはわからないけど」
エルオーネ「時の女神、エトロは時を管理する神様。でもこの時間圧縮がパラドクスを発生させたおかげで」
エルオーネ「管理しきれなくて、今にも死にそうなの」
5人「時の女神・・・」
エルオーネ「元々女神さまの妨害をするカイアスって人がいたんだけど」
エルオーネ「この人は・・・もう自分が動かなくてもいいって思ってるみたいね」
スコール「あのガチムチ、途中で消えたもんね」
エルオーネ「で、その女神さまをなんとかする為に動いてるのが」
ラグナ「女神の警備員に就職したライトだな」
エルオーネ「原因は時間圧縮。その起こりはこの時代」
エルオーネ「だからこの時代に来たんだと思う・・・女神様を助ける為に」
スコール「ババア被害者の会って名づけるべき」
アルティミシア「お前のせいでもあるだろ!」
エルオーネ「時間圧縮は神様のいる世界・・・ヴァルハラをも飲みこもうとしてるわ」
キロス「古代と未来、両方の時代に影響が出てるわけだな」
ゼル「壮大な嫌がらせだな」
アーヴァイン「ちょっと規模でかすぎんよ〜」
アルティミシア「・・・・」
亀「しかし一つ問題がある。それが」
亀「パラドクスが呼び覚ましたのが『無』の力であるという事だ」
亀「『無』は全ての始まりであり世界の起源。世界は無に始まり無に終わる」
亀「『無』はすべてを飲みこむ。そう、時間圧縮すらも」
亀「それはエクスデスも例外じゃない・・・・奴はその事に気づいておらん」
亀「これからなんらかの手段でエクスデスが完全復活すれば、奴は必ず世界を『無』に染めるだろう」
ラグナ「そうなると世界はジエンドだぜ」
エルオーネ「あのライトさんが次元の狭間に向かったのは・・・そっちの方が危険と判断したからじゃないかな」
ラグナ「ライトはババアをしらねーしな」
亀「だから、未来の者は時間圧縮を解かせたいが、解けば今度は古代の者の『無』が世界を包むのだ」
【ライトニングルート】時間圧縮消滅したい→無の復活→世界あぼん
【アルティミシアルート】時間圧縮継続したい→エトロ死亡→世界あぼん
ラグナ「まさに八方ふさがりだぜ」
ゼル「絶望的じゃねーか・・・」
キスティス「そんな雲の上の様な闘いに、私達が介入できるの?」
ラグナ「そ・こ・で・だ」
ラグナ「これからいよいよ本題に入るわけだが」
781:
オダイン「出番でおじゃるか?」
スコール「でやがったなえりまきおじゃる」
ラグナ「簡潔にわかりやすくな」
オダイン「オダインはオダインの話したい用に話すでおじゃる!」
スコール「いいからはやくしろよ」
オダイン「おじゃじゃじゃじゃ!オダインはお前らが持ち帰ったクリスタルをちゃーんと分析してたでおじゃる!」
オダイン「そして同じくお前らが持ッてきたこの本・・・これにはこう書かれてたでおじゃる!」
オダイン「無はクリスタルを生み、クリスタルは自然を作る、と」
スコール「で?」
オダイン「おじゃじゃじゃじゃ!オダインはこの話を元にある仮設を立てたでおじゃる!」
オダイン「クリスタルなら無を封じられるのでは?と」
ゼル「なんで?」
オダイン「無は「消す」と同時に「産む」ものでおじゃる!万物の創造とも言えるでおじゃる!
オダイン「よって無からまず最初に生まれるクリスタルの力を使えば、一定時間無を抑えられるでおじゃる!」
スコール「ちょっと抑えただけで何ができるんだよ」
オダイン「次元の狭間、行きたいんでおじゃろ?おじゃろ?」
スコール「行けるのか!?」
オダイン「次元の狭間とはその名の通り次元と次元の間にできるのでおじゃる!」
オダイン「そこは時の流れがこちらの世界と違うのでおじゃる!」
オダイン「次元の狭間は最初の勇者が無を封じる為にできた物でおじゃる!」
オダイン「だったら無を通れば次元の狭間にたどり着くのではないか?という結論に至ったでおじゃる!」
スコール「いやいや、無って全てを消し去るんだろ?」
アーヴァイン「そんなゲートみたいにさぁ〜」
オダイン「通常ならそうでおじゃる。しかし!クリスタルがほんのちょこっと無を封じてくれれば!」
オダイン「無に飲み込まれても消滅せず、無の本体がある場所にたどり着けるのでは?でおじゃる!」
スコール「そう簡単にいくかね・・・」
キスティス「クリスタルにそんな力あるのですか?」
オダイン「この説を裏付ける情報を出してくれたのが彼らでおじゃる!」
ギルガメッシュ「おいっす」ドロン
オメガ「イツマデヤッテンダカス共」ドロン
スコール「お前ら・・・」
オダイン「彼らは次元の狭間内部を知る唯一の人間でおじゃる!」
ギルガメッシュ「俺は彷徨ってただけだけど」
オメガ「オレハ同ジ場所ニヒキコモッテゲームシテタ」
オダイン「おじゃじゃじゃじゃ!お前らの身の上話はどうでもいいでおじゃる!」
オダイン「さっさと次元の狭間について説明するでおじゃる!」
782:
ギルガメッシュ「えーっと、次元の狭間はいくつか階層があって」
オメガ「遺跡、街、、森、滝の洞窟、図書室トキテ、次元城ッテトコロニツナガッテル」
セルフィ「街あるの?」
オメガ「カツテ無ニノミコマレタ街ガナ」
ギルガメッシュ「そこはよぉ、時間が止まってるんだ」
スコール「マジ!?」
ギルガメッシュ「だからさぁ、次元の狭間の中は時間が止まってるんじゃねーかな」
オメガ「本来ハ存在シナイ狭間ノセカイダカラナ」
オメガ「チナミニ俺ンチハ滝ノ洞窟」
ギルガメッシュ「エクスデスの野郎が言うにはよ、どっかの城を飲みこんだときに無の後が残ってよ」
ギルガメッシュ「そこから次元の狭間に侵入できたらしいぜ」
スコール「マジか・・・」
オダイン「この証言により無は次元の狭間に繋がっていると証明されたでおじゃる」
オダイン「なんせそこにいた本人が言ってるのでおじゃるからな!」ハハハ
キスティス「え、ちょっと待って。じゃあその次元の狭間の入口をどうやって開けさせれば・・・」
オダイン「そこがミソでおじゃる!そこで登場するのがアルティミシアでおじゃる!」
アルティミシア「私?」
オダイン「向こうは時間圧縮のせいで封じられてるのでおじゃる!だったら」
オダイン「時間圧縮を解いてやればイイのでおじゃる!」
アルティミシア「はぁ!?なんでそんな事しないと行けないんだよ!」
アルティミシア「せっかくここまでコツコツ圧縮してきたのに!バカかお前!」
アルティミシア「死ね!」
キロス「落ち着け、魔女さん」
ラグナ「何もお前の野望を諦めろと言ってるわけじゃねーよ」
アルティミシア「・・・?」
オダイン「エクスデスは時間圧縮がなくなればすぐさま復活したいのでおじゃる!」
オダイン「その為にリノアを使ってなんやかんややってきたのでおじゃる!」
スコール「イデアとアデル使おうとしてたもんな」
オダイン「おじゃじゃじゃじゃ!だ・か・ら!」
オダイン「そんなに使いたいなら思う存分使わせてやればいいのでおじゃる!」
オダイン「街一つなんてケチな事言わずに、世界を消滅させる程、全力で!」
アーヴァイン「それ、世界危なくない?」
オダイン「元々危ないのでかまわんでおじゃる」
ゼル「よかねーよ」
ラグナ「でもよぉ・・・・次元の狭間に行くにはそれしかねーのも事実だぜ」
キロス「相手が入口を開いてくれんことにはな」
783:
オダイン「オダインの作戦はこうでおじゃる!」
オダイン「まずアルティミシアが時間圧縮を解いてエクスデスを完全復活させるのでおじゃる!」
オダイン「そこで次元の狭間を行き来できる規模の無を放たせるでおじゃる!」
アルティミシア「・・・・」
オダイン「しかぁし!そこで世界が消滅したら元も子もないでおじゃる!」
オダイン「そこで、このクリスタルでおじゃる!」
亀「エクスデスが全力で放った無をバッツ達が食い止めてくれる」
オダイン「おじゃじゃじゃじゃ!しかしその効果は一定時間のみでおじゃる!」
オダイン「だ・か・ら!クリスタルが無を止めている間に」
オダイン「お前らが次元の狭間へ突入し、その後アルティミシアが再び時間圧縮を再開するでおじゃる!」
オダイン「そうすれば、無は再び消え、世界を消滅させるには至らんでおじゃる!
オダイン「突入へのよいキッカケになるのでおじゃる!」
オダイン「この作戦、どうでおじゃるか?おじゃるか?」
ラグナ「ババアどうよ」
キロス「時の専門家の意見がききたいね」
アルティミシア「・・・なるほど、確かに」
アルティミシア「次元の狭間が開いた時を再び圧縮すれば、ゲートは再び消え、世界は消滅を免れるだろう」
オダイン「おじゃじゃじゃじゃじゃ!」
アルティミシア「しかしその為には時間を再圧縮するという事だが」
アルティミシア「今この時間圧縮は私の時代を起点に圧縮している。それをこの時代に変更する必要がある」
アルティミシア「だから、無の消滅は免れても、時間は再び圧縮されるわけだからお前等は時間の流れに消える事になるぞ?」
ラグナ「おめーさんにとって圧縮したいのは自分の時代だろ?」
キロス「事が済んだあと、再び自分の時代で圧縮しなおす事になるな」
アルティミシア「確かにこいつの時代を圧縮しても何の意味もないな・・・」チラ
スコール「全然話わかんね」
アルティミシア「ハァ・・・折角コツコツ圧縮し続けていたのに」
ラグナ「事態が事態だぜ。諦めな」
キロス「またやり直せばいいじゃないか。魔女は不死なんだろ?」
アルティミシア「なんでこんな目に・・・くそぉ、あの老害魔導士め」ピキピキ
784:
ラグナ「んでよぉ、再圧縮後はどうすればいいか・・・」
ラグナ「それはお前が一番よくしってんな?」
スコール「えっ俺?」
ラグナ「どうやって時間圧縮の世界に行ったんだっけ?」
スコール「えっと・・・確かパパが」
(アルティミシアの時代は遠い未来。本当ならここにいる誰も存在できない世界。
 そんな世界に自分を存在させる方法はひとつしかな〜い!
 仲間どうし、お互いの存在を消さないことだ!仲間どうし、お互いの存在を信じあうことだ!
 相手が存在することを信じるんだ!その相手はこっちの存在を信じてくれてるぞ!
 友だちでいること、好きになったり好かれたりすること、愛し愛されること!
 ぜんぶ1人じゃできねえだろ?相手が必要なことだろ?)
スコール「って言ってた」
アルティミシア「くさっ。くさいなお前」
ラグナ「我ながらイイ事言うぜ〜」ウンウン
キロス「他者の存在を信じる事、か。なるほど」
アルティミシア「そうか・・・そうやって来たのかお前等は・・・」
ラグナ「よーし!まとめるとこうだ!」
【作戦概要】
1アルティミシアが時間圧縮を一旦解除
2エクスデス完全復活。即座に『無』発動
3世界が無に飲まれるのをクリスタルで食い止める
4その間に次元の狭間突入
5アルティミシアが時間を再圧縮。再び無は消える
6次元の狭間でエクスデス撃破、無を封じる
785:
ラグナ「魔女討伐はこの後仕切りなおしてやりゃあイイ」
スコール「あのウド巨人倒したら今度こそぶち殺すからな!」
アルティミシア「やってみろ。再び時の流れに送ってくれるわ!」
ラグナ「最後くらい仲良くしろよ」
スコール・アルティミシア「ガルルルルル・・・・」
キロス「さて、では避けて通れない問題点だが」
ラグナ「まず一つ。これは言われなくてもわかるよな?」
全員「リノア・・・」
ラグナ「あの嬢ちゃんはルナパンの中にいるんだろ?」
キロス「戦闘は避けて通れないな」
スコール「あのアマだけはほんと・・・」
アルティミシア「お望み通り強化してやったのだ。気が済むまでボッコボコにしてやればイイ」
オダイン「おじゃじゃじゃじゃじゃ!作戦を妨害する可能性がある物は除去するのでおじゃる!」
キロス「そう、彼女の意図は今もって不明だ」
ラグナ「デリケートな作戦だぜ。時間再圧縮の途中で妨害なんてされた日にゃ世界は即座にお陀仏だ」
アルティミシア「こいつらが盾なってくれるだろ」
スコール「捨石にしようとしてるんじゃねーよ」
ラグナ「そして二つ。ライトだ」
スコール「それもあったか・・・」
ラグナ「ライトはおそらくババアを知らない。だからババアが時間圧縮発動者と知ったら攻撃してくる可能性がある」
ラグナ「だが今ここでババアに死なれたら困る。だからお前ら、全力で説得しろ」
キロス「すでに次元の狭間に先乗りしているんだったな」
スコール「あのねーやん人の話きかねーからな・・・」
アルティミシア「前だけ見てろ。背中は守るとか言ってたな」
スコール「むしろ誤爆されそうだわ。邪魔だとか逆切れされて」
ラグナ「そして3つめ。これはまぁ、願望と言うか、希望なんだが」
スコール・アルティミシア「?」
ラグナ「その、できればでイイからよぉ・・・アデルを助けてやってくれねーか」
786:
スコール「うげ」
アルティミシア「え〜あいつ?」
ラグナ「そのよぉ、前回はなんか悪人だったらしいけど?」
ラグナ「今はただスポーツが好きで寂しがり屋なだけなんだ」
ラグナ「必ず助けるって約束しちまったしよぉ・・・頼むわ」
スコール「威圧感を出すのをやめてくれたら」
アルティミシア「めんどくさい。色んな意味で」
ラグナ「頼りっきりですまねーけどよ・・・ま、できたらでいいからよっ」
キロス「とかいいつつ内心絶対助けろと思っているラグナ君であった」
スコール「命令すんなカス」
アルティミシア「何様だお前」
ラグナ「大統領だっつーの」
ゼル「リノアには俺らも用事あるぜ」
キスティス「あのルナティックパンドラの一番上にいるのね」
セルフィ「なんか複雑〜」
アーヴァイン「ま、ほっとくわけにもいかないか〜」
ラグナ「うぉーーーーーっし!」
全員「ぬおっ」
ラグナ「じゃあ行くぞ!ラグナロク乗るぞ!ラグナロク!」
ラグナ「あの中で最後の作戦説明にしようぜ!」
ラグナ「一回乗りたかったんだアレ!俺と名前似てるしな!」
アルティミシア「お前がつけたんだろ」
スコール「しらこいんだよ」
ラグナ「いっくぞぉーーーーーーーーー!」ダッ
全員「お〜〜〜〜〜〜〜!」
アルティミシア「歩くのめんどくさいからお前の脳みそに戻っていいか」
スコール「飛べ。月の地下渓谷まで」
リノア「〜〜〜〜〜〜〜〜〜」フワァ
サイファー「・・・・・」コツコツコツ
787:
798:
・ラグナロク
ラグナ「おっし!」
ラグナ「諸君!」ビシ!
ラグナ「ここからは最終目標エクスデスまで一気に行っちまうぞ!」
ラグナ「作戦のおさらい、いってみよう!」
アルティミシア(いるのか?)
スコール「ちゃっかり年齢層を考慮してやがる」
ラグナ「まず【ルナティックパンドラ】に入りアデルを救出する!」
アルティミシア(ええ〜)
スコール「シンになっちまうか不安」
ラグナ「次に【リノアを倒す!】あの嬢ちゃんにはちょっとばかしおとなしくしてもらう!」
スコール「それが一番キツイんだよな」
アルティミシア(大丈夫だろ、強化したんだから)
ラグナ「ここで注意!」
ラグナ「リノアの行動は不審な点が多いので何をしてくるか予想不可能だ!」
スコール「出会った時から知っとるわ」
アルティミシア(電波だもんな)
ラグナ「ババアの話じゃ時間再圧縮の際にもう一度アデルの時代へ飛ぶ必要がある!」
ラグナ「エル、引き受けてくれるか?」
エルオーネ「大丈夫です!」
ラグナ「おーし!」
ラグナ「で、次にババアが前準備として【時間圧縮を解く】!」
ラグナ「【無の完全復活】が始まる!世界が無に包まれる!」
ラグナ「【クリスタルでそれを食い止める】!その間に【突入】する!」
ラグナ「突入後【時間圧縮】で無を消す!」
ラグナ「無は本来存在しないスキ間の世界、さらにそこに時間圧縮を加える事によって」
ラグナ「本当ならここにいる誰も存在できない世界」
ラグナ「そんな世界に自分を存在させる方法はひとつしかな〜い!」
ラグナ「バカ息子、なんだっけ?」
スコール「・・・・仲間同士、お互いの存在を信じ合う事」
ラグナ「そう、相手が存在する事を信じるんだ!その相手はこっちの存在を信じてくれるぞ!」
スコール「ほんといつ聞いてもくっさいわ」
アルティミシア(サブイボ立った)
ラグナ「友達でいること、すきになったり好かれたりすること、愛し愛されること!」
ラグナ「ぜんぶ一人じゃ出来ねえだろ?相手が必要な事だろ?」
ラグナ「なあ?お前達?」
スコール「やっぱそれ言うのか」
アルティミシア(気に入ってるんだな)
799:
ラグナ「仲間と一緒にいるところを一番思い浮かべやすい場所はどこだ?」
ラグナ「そこに全員が一緒にいるようすを思い浮かべるんだ」
スコール「カーウェイ邸門前、アルティミシア城パイプオルガン前・・・・」
アルティミシア(それパンチラスポットだろ)
ラグナ「時間圧縮が始まったらそういう場所考えて、そこを目指せよ!」
アルティミシア(間違えて私の城くるなよ?)
スコール「いくか。今は廃墟同然だろが」
ラグナ「この作戦に必要なのは愛と友情!それからこの作戦を信じる勇気!」
ラグナ「そして時を跨ぐ古代と未来への希望!」
アルティミシア(お?)
ラグナ「名付けて『過去と未来、時の大作戦』だ!」
アルティミシア(変わった・・・)
スコール「パラドクス発生したな」
ラグナ「頼んだぜみんな!」
全員「おお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
スコール「ネーミングがまんまだが、みんなやる気になったみたいだ」
アルティミシア(クロ○トリガーとか言い出すのかと思ったよ)
ラグナ「うまくいきそうか?」
スコール「まかせろ、俺には最終奥義蓋開けジエンドがある!」
アルティミシア(人任せにするな)
ラグナ「全部終わったらいろいろ話そうな」
スコール「エスタの税収を俺に相続するっていう話?」
ラグナ「しねーよ」
ウォード「・・・・・・・・」
キロス「父親に似なくてよかったな。だと」
アルティミシア(そっくりだと思うんだが)
キロス「・・・母親似にもならなかったようだな」
スコール「俺はオンリーワンだ!」
アルティミシア(自己中なだけだ)
キロス「そう、どちらかと言うとアルティミシア似だ」
スコール「 ど こ が ! ? 」
アルティミシア(聞き捨てならんぞオイ!?)
キロス「いやワガママな所が」
スコール「俺がいつ時間圧縮したんだよ!」
アルティミシア(私はワガママじゃないだろ!こんなアホと一緒にするな!)
ラグナ「・・・はやくいけよ」
800:
・コクピット
エルオーネ「サイファー、いるのかな」
スコール「完全に忘れてた」
アルティミシア(あいつとももうこれでお別れか)シミジミ
スコール「史上最悪の退場の仕方だったな・・・」
ギルガメッシュ「でへへ・・・」
スコール「ったくお前は・・・往年のライバルがどこの誰かもわからんポっと出にぎにゃあああされるとか」
アルティミシア(悲惨すぎる)
エルオーネ「一応パワーアップはしてるんじゃないかな・・・サイファー、ああ見えて努力家だし」
スコール「どうせあのウド巨人またアホな魔法教えてるんだろ」
アルティミシア(明らかに真面目に育ててないからな・・・あいつはイベント戦だろ)
ゼル「な、な、サイファーと戦うんだろ?一発ガツンとかましてやろうぜ!」
スコール「お前が言うとほんと怖いわ」
キスティス「ここまで来たら、後はやるだけね!」
スコール「存分に臭くしてやれ!」
アルティミシア(いよいよか・・・)
アーヴァイン「行先きめたか〜い?」
スコール「うっし!いくか!」
スコール「目的地はルナティックパンドラだ!」
アーヴァイン「りょ〜かい!セフィ、いくよ〜!」
セルフィ「ラグナロク、発進しま〜す!」
ゴォォォォォォォォ・・・・・・・・ キランッ
【エスタエアステーション】→【ルナティックパンドラ】
801:
・ルナティックパンドラ付近
セルフィ「見えてきたよ〜」
ゴォォォォォ・・・・・
『きょだいなせきちゅうが たたずんでいる!』
スコール「いつ見てもでけーな」
セルフィ「冷蔵庫みたいだね〜」
ゼル「あの中に・・・」
キスティス「いよいよなのね・・・」
全員「・・・・」
アルティミシア(ん?ちょっと待て)
スコール「なに」
アルティミシア(ルナティックパンドラは確かバリアが張られていたはずだ)
アルティミシア(その辺の突破方法、ラグナは何も言ってなかったが)
アルティミシア(一体どうやって突入するつもりだ?)
スコール「いやいや、何をいまさら」
全員「・・・・」ドキドキ
アルティミシア(いやだから、バリアが張られてるんだって)
アルティミシア(お前知ってるだろ?なんで何も言わない)
スコール「このピリっとした空気みてわかんないかなぁ」
『ルナティックパンドラが かくじつに ちかづいてくる!』
アルティミシア(いやいやいや!だからバリア(ry
ゼル「いよいよだ!つっこもうぜ!」
アルティミシア(!?)
802:
キスティス「素直に行かせてもらえるかしら?」
アルティミシア(いやだから何度も言うがバリ(ry
アーヴァイン「だいじょうぶだいじょうぶ」
アルティミシア(大丈夫じゃないわっ!ボケッ!バリアがあると言っとるだろうが!)
セルフィ「準備オッケィ〜」
アルティミシア(おおおおおおおおおい!待てぇ!作戦ミスだろ!)
アルティミシア(戻れ!戻って対策を練り直せ〜〜〜〜〜〜!)
スコール「・・・・・・GO!」ビッ
アルティミシア「ああああああああああああああああ!!」
『ラグナロクが ルナティックパンドラに とつにゅうする!』
ズドォッ! バチバチバチバチ!
グラグラグラグラ!
アルティミシア(ひぃぃぃいぃ〜〜〜〜!)
スコール「うるせーなもう・・・・ほら、いくぞ」
アーヴァイン「バリアだ!」
セルフィ「突き破っちゃえー!」
『ラグナロクが むりやり バリアを つきすすむ!』
ドゴォッ! グラグラグラグラ・・・・・・・!!
アルティミシア(バカヤローーーーーー!見ろ!機体が持たないぞ!)
アルティミシア(なんでお前らはそう無策なんだよ!ちょっとは計画練れよ!)
スコール「みなさんババアがなんか言ってるんですけど」
全員「いっけぇ〜〜〜〜!」
スコール「はい無視」
アルティミシア( 聞 け よ ! )
ズドドドドドドドド!! ドッゴォォォォォォォ!!
アルティミシア(ああああああもう終わりだぁぁぁぁぁ!)
スコール「もう、うるせえな・・・大丈夫なんだって」
スコール「ほら」
【ラグナロク主砲発射準備】
803:
セルフィ「主砲うちま〜〜〜〜す!」
スコール「スパロボ出れるなこの飛空艇」
アルティミシア(しゅ、主砲?)
キュィィィィィィ・・・・・
ズ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ッ ! 
アルティミシア(おわ〜〜〜〜〜ッ!ば、爆風が!)
スコール「見慣れてるだろが」
『ラグナロクの 主砲が ルナティックパンドラのがいへきにに あたる!』
セルフィ「いっけぇ〜〜〜〜〜!」
グググググググ・・・・・・
ゴッ!
キスティス「やった!抜けたわ!」
ゼル「そこの穴からいけそうだぜ!」
セルフィ「突入〜〜〜〜〜!」
ウィーン ガキョン ガキョン
スコール「ゾイドだゾイド」
アルティミシア(手が・・・生えた・・・)
『ラグナロクは ぶじ ルナティックパンドラにせんにゅうした!』
セルフィ「ふい〜〜〜〜」
アーヴァイン「さ、いこうか〜」
アルティミシア(・・・・)
スコール「放心してんなババア。ほら、いくぞ」
アルティミシア(武装があるなら・・・・先に・・・言えよ・・・・)ドキドキ
805:
・ルナティックパンドラ内部
ボロ・・・・
スコール「しかし派手にいったな」
アルティミシア(しかもラグナロクは無傷だ)
スコール「エスタの技術力ぱねえ〜」
ゼル「さっさと乗り込もうぜ!」
スコール「先導よろ」
アルティミシア(お前がやれ)
「すごい音がしたの、こっちだもんよ!きっと奴等だもんよ!」
「否、奴等、到達不可能」
アルティミシア(この声は・・・)
スコール「忘れてた」
雷神「あーーーーー!ほら、、スコールだもんよ!」
風神「殺!!」
スコール「・・・・」
アルティミシア(嫌われてるな)
風神「然、都合良」
雷神「そうだもんよ!クリスタル寄こすもんよ!」
スコール「なんでお前らがクリスタル知ってんだよ」
雷神「リノアに聞いたもんよ!スコールが持ってるって言ってたもんよ」
風神「野望、阻止」
アルティミシア(サイファーじゃないのか?)
スコール「なんでリノアとつるんでるんだよ」
雷神「しらないもんよ。サイファーがしたがってるんだもんよ」
風神「サイファー、全肯定」
スコール「狂信者が」
アルティミシア(こいつら気持ち悪い)
雷神「クリスタルよこすもんよ!」
アルティミシア(ああ言ってるぞ。言い返してやれ)
スコール「ふざけるな!クリスタルは渡さない!」
スコール「ルナティックパンドラも返してもらう!」
アルティミシア(おい)
スコール「アデルも返してもらう!」
スコール「後あの機動兵器なんとかもよこせ!」
雷神「よ、よくばりだもんよ!ずるいもんよ!」
スコール「この警備ロボ付きの良物件を俺の自宅にし、豪遊するのだ!」
スコール「お前らは帰れ!」
806:
アルティミシア(欲しいのか?)
風神「説得、効果無、無理矢理、奪」
スコール「俺もお前の処女を奪ってやる」
スコール「尻の穴の方をな!」
風神「殺!!」
アルティミシア(鬼畜が)
雷神「ぬぬぬ・・・力でねじ伏せるもんよ!」
風神「決着!」
スコール(・・・)ポリポリ
アルティミシア(今更すぎるだろ・・・)
スコール「一周目の時点でこいつら雑魚だったもんな」
アルティミシア(そして我らは強化済み。しかも2週目だ)
スコール「弱点とか全部知ってるんだよ」
スコール「しかも風神とかとっくにパンデモニウム奪ってるし」
アルティミシア(あいつ風神のだったのか・・・)
雷神「なに今更ビビってるもんよ!」
風神「腰抜、無様」
スコール「ああ怖いね。弱い物いじめになりそうで」
アルティミシア(デコピンで吹き飛びそうだな)
スコール「あっそだ」ポン
雷神「さっさとかかってくるもんよ!」
スコール「その前に俺らの新メンバー紹介するわ」
雷神「えっ」
スコール「この人」
エルオーネ「えっ私?」
雷神・風神「エルオーネ!?」
エルオーネ「お、お久しぶりね風紀委員さん」
雷神「なんでそこでエルオーネなんだもんよ!」
風神「屈辱・・・」
エルオーネ「そうよ、なんでアタシなのよ」
スコール「あんた前回こいつらに誘拐されたんだよ」
エルオーネ「そうなの?」
アルティミシア(あ〜思い出した。私がそうさせたんだった)
スコール「いろいろ手荒くされたろ」
スコール「前世の恨み、ここで存分で晴らしてやるとイイ」
エルオーネ「そんな記憶全くないんだけど」
807:
雷神「バカにするのもいい加減にするもんよ!」
風神「責任転嫁!」
スコール「アホが。もはやエルねーちゃんはゼル、セルフィに次ぐチートメンバーなのだ」
アルティミシア(そしてお前のランクが下がるわけだ)
スコール「・・・」
エルオーネ「え、ええ〜っと、そこ通してくれない?」
雷神「ど、どうするもんよ。あいつ、ほんとにエルオーネを戦わせるつもりもんよ」
風神「・・・・」ハァ
スコール「エルねーちゃんはよ」
エルオーネ「え、ええ〜〜・・・魔法・・・撃てるかな」
【エンカウント】風神・雷神 VS エルオーネ
エルオーネ「ど、どうすればいいのかな・・・」
スコール「だからな、エルねーちゃん、サイファーに・・・・」ボソボソ
雷神「おなごだからって容赦しないもんよ!」
風神「雷神、突撃!」
雷神「・・・・・・」zzz
風神「雷神!?」
スコール「ほらな」
エルオーネ「ずるくないかな」
風神「状態異常!?」
スコール「お前も眠っとけ」
風神「解読不能!」
エルオーネ「ごめん、ちょっと寝てて」キィーン
風神「!? 強烈睡魔!」キーン
エルオーネ「この子もサイファーに?」
スコール「本望だろ。狂信者だし」
サイファー「なんか頭がざわざわするーーーーーッ!」
808:
風神「忍耐!」プルプル
スコール「耐えるね」
アルティミシア(攻撃体制に入っているが・・・大丈夫か?)
エルオーネ「どうしよう・・・」
スコール「じゃあ風神、こうしよう」
風神「!?」
スコール「このまま眠るのと」
ズドォォォォン!
オメガ「オイッス」
風神「 」
スコール「こいつとガチるの、どっちがいい?」
風神「・・・・」
オメガ「ナニコノクーデレ。コイツニテラブレイクスレバイイノ?」
スコール「見た目と違ってドMなんだよ」
オメガ「カワッテンナオマエ」キュイーン
エルオーネ「殺したらダメよ?」
オメガ「無理」キュィィィィン!
スコール「好きな方を選べよ」
風神「・・・」ダラダラ
風神「撤退!」zzz
スコール「あっ寝た」
アルティミシア(そらそうだろ)
オメガ「ツマンネ」
テッテレレテーレレテテレー♪
スコール「復讐完了おめでとう!」
エルオーネ「・・・恨みとかないんだけど」
809:
風神・雷神「 」zzz
スコール「こいつらラスエリ持ってたな確か・・・」ゴソゴソ
アルティミシア(漁るなよ)
ゼル「うっし!いくぜぇ!」ダッ
セルフィ「一気にGO!」ダッ
エルオーネ「スコール、いくわよ」
スコール「パワーアップゲット。やっぱりドーピングしてやがったか」
エルオーネ「はやくいくわよ!」
【入手】パワーアップ
アルティミシア(ふむ。好調だな)
スコール「もはや俺らの前に敵なしだろ」
アルティミシア(エルオーネの有効活用だな)
スコール「もういっそ隠しキャラ枠にすればいいんだよ。ヴィンセントみたいに」
アルティミシア(武器はなんだよ)
スコール「杖かな」
アルティミシア(被るだろ。某召喚士と)
キスティス「・・・・」
スコール「何立ち止まってるんだよ」
キスティス「あ、スコール・・・」
アーヴァイン「いやさあ、あれ〜」
アルティミシア(ん?)
ビックス・ウェッジ「〜〜〜〜」ムシャムシャ
スコール「あいつらもいたか・・・」
アルティミシア(全員集合じゃないか)
ゼル「見ろよあれ。どうみても休憩中だぜ」
セルフィ「サボりだ〜」
アルティミシア(我々の突撃、知ってるだろ、アホか)
スコール「くぉらてめーら!何悠長にメシ食ってんだ!」
ビックス「あ、お前ら」
ウェッジ「こんちわっす」
スコール「こんちわっすじゃねーよ、サボんな」
ビックス「さぼりじゃない。休憩中だ」
スコール「ラグナロクの突撃見ただろうが!」
ウェッジ「じゃあ逆に聞きますけど、僕らにあなた方が止めれると思います?」
スコール「・・・」
アルティミシア(もはや反撃の気力も失せたか)
810:
ビックス「大体なんであんな若造に・・・」ペッ
ウェッジ「上官なんだからあの人がやればいいんすよ」ハハハ
アルティミシア(なめられ倒してるな・・・)
スコール「いや、確かに前回も仕事中にバックレてた」
アルティミシア(高校生バイトかお前ら)
ビックス「あ〜だるい」ゴロゴロ
ウェッジ「よけれれば一緒に食べます?」
セルフィ「わ〜ありがと〜!」
ゼル「なんだこれ」
ウェッジ「おはぎっす」
アルティミシア(おはぎ・・・)
スコール「戦場の真っただ中でおはぎ食ってんじゃねーよ」
キスティス「いただくわ」
アーヴァイン「僕も〜」
スコール「食うなよ・・・」
『HPが全開した!』
ウェッジ「おいしいっすか?」
スコール「茶が飲みたくなった」
ウェッジ「おはぎですもんね」
スコール「いや出せよ、茶」
811:
ゼル「サイファーに見つかってもしらねーぞ」
セルフィ「怒られる〜」
ビックス「あ、それは問題ない」
ビックス「わしらもう軍人やめたから」
全員「!?」
スコール「はやっ!」
ビックス「だってあんなのが上官とかやってられねーし」
ゼル「ガーデンで風紀委員やってる時もそうだったよ」
スコール「どこいってもあいつは・・・」
アルティミシア(人望なさすぎだろ)
ウェッジ「やめるっていったらおはぎもらったっす」
ビックス「折角だからここで食べてしまおうと思ってな」
アルティミシア(今から時間圧縮されるのに・・・)
キスティス「だれに?」
ウェッジ「リノアって人」
全員「 」ブッ
ゼル「これリノアのかよ!」
スコール「毒とか入ってねーだろーな!?」ペッペ
ウェッジ「それはないっすよ。僕らも食べてますし」
スコール「クッソ!あいつの事だから下剤とか入れてそうだ!」
アルティミシア(ま、まあこいつらも食べてるし大丈夫だろ・・・)
アルティミシア(ん?箱に何かが・・・)
【退職金】いままでおつかれさまでした☆
アルティミシア(これ退職金だったのか!)ガビーン
812:
安すぎてワロタww
813:
もうちょっといいもんやれよwww
814:
ビックス「若造より大佐の娘さんの方が話がわかる人だの」
ウェッジ「あの人が司令やればいいんすよ」
アルティミシア(スコール、箱の裏を見て見ろ)
スコール「・・・・」
アルティミシア(鬼だ、鬼だろ)
スコール「悪魔め・・・」
ビックス「さて、そろそろいくかの」
ウェッジ「またどこかで!」
アルティミシア(今から時間圧縮に飲まれるのに・・・)
キスティス「きゃああああああああああ!」
全員「!?」
キスティス「なにこれ・・・うぐっ!」ゴホッ
スコール「てめえ!やっぱり毒入りじゃねえか!」
ゼル「騙しやがったな!」
ビックス「え、いや、知らないんだけど・・・」
ウェッジ「大丈夫っすか?!」
キスティス「うぐ・・・」ガク
『キスティスのおはぎから くろいけむりが!』
スコール「・・・さて、死んでもらおうか」ジャキ
セルフィ「卑怯者〜!」
ビックス・ウェッジ「ちちちちが〜〜〜〜〜う!」ブンブン
815:
アーヴァイン「やばくない?」
ゼル「せんせい大丈夫かよ〜!」
スコール「中々ちょこざいなマネをしてくれたじゃねえか・・・」ジャキーン
ビックス「違うって!だから誤解だ!」
ウェッジ「僕らくつろいでただけっすよ!」
スコール「大した演技力だぜ・・・すっかり騙された」ツカツカ
ウェッジ「や、やばいっす!完全に誤解されてるっす!」タジ
ビックス「う、うう・・・」タジ
キスティス「うう・・・何かが・・・溢れてくる・・・」キーン
セルフィ「せんせ〜!」
アルティミシア(・・・おい待て)
スコール「なんだよ」
アルティミシア(あいつ・・・ほんと何食べた?)
スコール「だから毒入りおはぎ・・・」
アルティミシア(や、やばいぞ!見覚えのある魔力が!)
『キスティスのからだが おおきく輝く!』
スコール「なんだ!?なんかやばくないか!?」
アルティミシア(逃げろ!本当にヤバイ!)
オメガ「オイエル、マジデニゲロ!」
エルオーネ「えっ!?」
ペカーーーーーーーーーー!!
全員「!?」
【ショックウェーブパルサー】
ビックス・ウェッジ・スコール「ぎえええええええええええええええええ!!」
816:
ズドォンッ!!
ビックス「 」
ウェッジ「 」
スコール「 」
アルティミシア(なんでお前まで食らってるんだよ)
シュゥゥゥゥ・・・・
キスティス「あースッキリした」キラキラ
エルオーネ「大丈夫なの?」
キスティス「ええ、どうやらこのおはぎ、何かの魔法素材だったみたい」
ゼル「だってよぉ、見るからにやべえよこれ」シュゥゥゥゥ
セルフィ「なんか黒い煙出てる〜」
キスティス「思い切り食べちゃったわ。なにこれ」
スコール「うう・・・なんであいつがグリーヴァと同じ技を・・・」
アルティミシア(私も驚きだよ。青魔導士だったなあいつは)
アルティミシア(あれはな)
キスティス「腐ってるのかしら・・・」
【ダークマター】
スコール「ダークマター食ったのかよ・・・」
アルティミシア(ラーニングしたんだな。知らなかったのか?)
スコール「存在は知ってたけど、呪いの爪100個集めるのがだるくて・・・放置してた」
アルティミシア(またチートが一人、増えたな)
スコール「アーヴァインと・・・最下位争いかよ・・・」ガク
アルティミシア(おーい誰かこいつを回復してやってくれ)
817:
スコール「あーびっくりした」ムク
ゼル「先生またなんか技覚えたらしいぜ」
スコール「なんでショックウェーブパルサーなんだよ・・・」
セルフィ「おめでと〜」
キスティス「最後の決戦前にこんなもの覚えさせてもらってよかったわ」
スコール「一人で勝手に強化してんじゃねえよ・・・」
アーヴァイン「そろそろ先行かない〜?」
アルティミシア(まあいいだろ。強くなって損はない)
スコール「俺の立場考えろモルボルめ」
・ルナティックパンドラ内部
アルティミシア(あっここ)
スコール「思い出したか」
アルティミシア(ラグナが崖に落ちた時の・・・)
スコール「そうそう。あの時のアレ」
アルティミシア(ラグナがいじった落とし穴がそのまま残されているな)
スコール「あそこでパパにあれこれしてもらう事で、俺らがレアアイテムとかゲットできんのよ」
スコール「まぁ今回取らんけど」
アルティミシア(ラグナ無駄働き・・・)
『さきへと ほをすすめる!』
スコール「う〜ん、快適快適」
アルティミシア(エンカウントなし便利だな)
スコール「まぁしばらくは暇だからッと・・・」
スコール「ん?」
『ぶきみな けんが つきささっている!』
ゼル「なんだこりゃ?」
キスティス「趣味の悪い剣・・・」
スコール「グロっ」
818:
アルティミシア(なんだこれは。目玉がついているぞ。モンスターか?)
スコール「ド○キーコングでみた」
アルティミシア(抜くか?)
スコール「キモいからスルーで」
「モンスターではない」
全員「!?」
カイアス「・・・・」
スコール「うげ!あいつは!」
アルティミシア(ヴァルハラにいたやつ!)
カイアス「・・・やっと見つけた」ジロ
エルオーネ「あなたは・・・」
カイアス「あの時の老婆、ここに転生していたか」
カイアス「随分遡ったモノだな・・・」フフフ
エルオーネ「・・・」
スコール「くぉらおっさん!何の用だよ!」
カイアス「貴様に用はない」
スコール「じゃあ帰れ!」
キスティス「あの人が・・・」
セルフィ「おねーさまと戦ってた人〜」
カイアス「・・・」
スコール「何か言えよ!何の用なんだよ!」
カイアス「時の乱れを引き起こした張本人、それを一目見たくてな」
アルティミシア(わ、私か!?)
カイアス「不思議だ・・・どんな仰々しい者が出るかと思えば・・・」
カイアス「君の中に・・・一体どういう?」
スコール「なんでババアに会いたいんだよ」
アルティミシア(ナンパか?)
カイアス「混沌に等しき力を持つ時のカオス、汝その力を持って新たな女神となるか」
スコール「あー・・・また意味わかんない言葉が」
アルティミシア(なんであいつの周りにはこういうのばかり集まるかな・・・)
カイアス「我と共に混沌を導くか?」
アルティミシア(・・・つまりなんだ?)
スコール「・・・ナンパだな」
819:
スコール「求愛されてんぞ、。答えてやれ」
アルティミシア(その問いに答える言葉はたったひとつ)
アルティミシア(キモい。帰れ)
スコール「・・・」
カイアス「時のカオスはなんと?」
スコール「ピチピチのださい服の人は無理って言ってる」
アルティミシア(盛るな)
カイアス「服・・・?」
アルティミシア(まぁ確かにキツい服だな)
スコール「センスない人は無理だって言ってる」
スコール「後紫髪とかないわ。なにそのだせえ原住民みたいなターバン」
スコール「ファッションセンス0。外出るな」
カイアス「・・・」
スコール「って言ってますはい」
アルティミシア(いっとらんわ!)
カイアス「・・・私は虚ろなる骸だ。魂すら腐り果てた身を混沌に投じ(ry
スコール「あーもういい。わかった」
アルティミシア(ファッションセンスよりこの独特の言語がキツイ)
ゼル「おっさん、俺ら今忙しいんだわ」
エルオーネ「あの・・・用事がないなら通してくれません?」
スコール「求愛ならそっちでやってくれ」
アーヴァイン「イイ男・・・」ジュル
カイアス「・・・君もカオスか?」
スコール「性癖がな」
アルティミシア(もう、いいから帰れよ)
カイアス「・・・まぁイイ」
カイアス「世界の終焉まで・・・混沌で待っていよう」バッ
『カイアスは さっていった!』
スコール「・・・なんだったのアイツ」
エルオーネ「さあ・・・」
820:
・ルナティックパンドラ 奥
全員「・・・」スタスタスタ
『みちを えんえん あるいていく!』
アルティミシア(随分遠いな・・・似たような光景が多いし)
アルティミシア(巨大な構造物だ。モンスターも多数いるだろう)
アルティミシア(といっても今のお前らには何の問題もないな)ハハハ
スコール「・・・」スタスタスタ
アルティミシア(なんか言えよ、クソコート)
アルティミシア(あっそうだ。またしりとりやるか?今度はみんなで)
スコール「・・・」
アルティミシア(無視か。いや、気合いを入れてるんだな)
アルティミシア(すまなかった。そのまま集中しててくれ)
スコール「・・・ひとつ言ってイイか?」ピタ
アルティミシア(・・・ん?)
スコール「 こ こ ど こ だ ! ? 」
アルティミシア( ま た か ! ? )
セルフィ「もう疲れた〜!」
ゼル「何分歩くんだよ・・・」
アルティミシア(おまえっ!ラグナにあんなドヤ顔で教えてたろ!?)
スコール「あれはアイテムや俺らが楽できる情報だけだ!」
スコール「こんな似たような風景が延々続くMAP,いちいち全部覚えてられるか!」
キスティス「ねえ、ここ・・・」
アーヴァイン「戻って来たよ〜」
ビックス・ウェッジ「 」ピクピク
スコール「あ〜〜〜アデルの場所がわかんねえよ〜〜〜!!」
アルティミシア(あ〜〜〜も〜〜〜めんどくさいなお前は〜〜〜!)
【ライブラ】
全員「おおっ」
アルティミシア(ハァ・・・ハァ・・・ほら、構造をライブラで解析してやったぞ・・・)
アルティミシア(ほら、□ボタンで見れるだろ・・・はやくいけ・・・)
スコール「マーカー設置できない?」
アルティミシア(・・・)
スコール「MAPだけポンと渡されても。今時マーカーくらい当たり前だぜ」
アルティミシア(・・・・ほら!)マーカー
821:
スコール「おおっ!すげーみやすい!」
アーヴァイン「よかった〜。僕ら一生たどり着けないのかと思ったよ」
キスティス「敵地のド真ん中ですもんね・・・」
セルフィ「魔女さんありがと〜」
アルティミシア(・・・・)
スコール「どういたしましてって言えよ」
アルティミシア(甲斐性なしが・・・)チッ
チーン
スコール「エレベーターで一気に上だな」
セルフィ「らく〜」
アルティミシア(それまで迷ってただろうが)
スコール「さて、ここは見覚えあるぞ」
・ルナティックパンドラ 上部 通路
スコール「ここから先がサイファーのいる部屋だ」
アルティミシア(あーはいはい、あれね)
スコール「で、仲間の前で恥をかかせるって言う」
エルオーネ「かわいそうよ」
ゼル「なんでもいいけどよお!はやく行こうぜ!」
ゼル「あいつの眼も覚まさせてやらないと気が済まねえ!」
スコール「来世で?」
アルティミシア(死ぬだろ)
「ちょっとまったぁ〜〜〜〜〜〜」
全員「あっ」
雷神「また会ったもんよ!お相手するもんよ!」
スコール「エルねーちゃん」
エルオーネ「はい」ギュ
雷神「ちょちょちょちょっと待つもんよ!それはもういいもんよ!」
風神「相手、今回、自分達、否!」
全員「・・・・」
822:
スコール「じゃあ誰だよ」
雷神「強制睡眠とは恐れ入ったもんよ!でももうちゃ〜んと対策したかんな!」
アルティミシア(ほほぉー)
スコール「睡眠が効かない相手?」
雷神「そうだもんよ!すんごいメカがあるもんよ!」
スコール「あっ思い出した」
ゼル「あいつか・・・」
雷神・風神「撤収〜〜〜!」アッ
『上から なにかが ふってくる!』
キュィィーーーーーーーーーーン!
スコール「名前なんだっけ」
アルティミシア(覚えにくいんだよなこいつ。え〜っと)
【エンカウント】機動兵器8型BIS
823:
837:
スコール「なるほど、機械だから眠らねーな」
アルティミシア(確かそこそこ強かったよな)
スコール「そうそう、俺が宇宙いってる間にこいつら一回負けてんの。問答無用で吹き飛ばされて」
アルティミシア(ガルバディアがやっとまともな兵器を作った・・・)
スコール「けどまぁもはや俺らの敵じゃねーけど」
エルオーネ「ど、どうしましょ」
スコール「いい機会だ。行け」
スコール「ゼル」
ゼル「えっ俺一人!?」
BIS「----」カシャカシャ
スコール「一回負けてリベンジしたいだろ?」
ゼル「いやいや!俺だけじゃねーから!」
キスティス「無茶よ、あんなの一人で」
ゼル「そりゃ雪辱は果たしたいけどよ・・・せめてあと二人くれよ!」
スコール「君ならダイジョーブ!とっておきの必殺技授けてやるから」
アルティミシア(まさか・・・)
スコール「ちょっと耳貸せ・・・・」ゴニョゴニョ
ゼル「うん、うん・・・・・・・大丈夫かそれ!?」
スコール「大丈夫、君のとっておきだから!」グッ
セルフィ「何教えたの〜?」
スコール「セルフィたんの次につおい技」
セルフィ「おお〜」
アルティミシア(あれよりさらに上なんだよなこいつは・・・)
ゼル「うう・・・」ザ
BIS「-----」カシャカシャ
セルフィ「ゼルがんばれ〜!」
スコール「オーラかけとくか」ペカー
エルオーネ「ホントに大丈夫なの?」
スコール「オメガに聞いてみ」
オメガ「ヒグウ・・・・・」ガクブル
エルオーネ「オメガ!?」
スコール「トラウマが蘇ったか」
ゼル「うっし!いくぜ!」バシ
BIS「-----!」カシャ!
838:
ゼル「おりゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」ダッ
スコール「おっ」
【デュエル】
ゼル「おりゃおりゃおりゃおりゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」○×→←
キスティス「すごいラッシュ!」
セルフィ「いっけ〜!」
ゼル「オラーーーーーーーーーーッ!」○×→←
エルオーネ「勢いはすごいけど」
アルティミシア(ちょっと単調過ぎないか)
スコール「・・・」ニヤニヤ
ゼル「おるあぁ〜〜〜〜〜〜!
○×→← ○×→← ○×→← ○×→← ○×→←
ゼル「たぁ〜〜〜〜〜〜〜!」
○×→← ○×→← ○×→← ○×→← ○×→←
ゼル「ぬおおおおおおおおおおおおおッ!!」
○×→← ○×→← ○×→← ○×→← ○×→←
アルティミシア(い、いつまで続くんだ!?)
オメガ「アア・・・・」ガクブル
ゼル「おおおおおおおおおおおおおお!」
○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←
○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←
○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←
○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←
○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←
○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←
○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←
○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←
○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←
○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←
○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←
○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←
839:
アルティミシア(おわぁ・・・)
エルオーネ「一方的じゃない!」
スコール「これぞゼルの裏必殺技。その名も」
スコール「 超 究 武 神 破 拳 ! 」
ゼル「おおおおおおおおおおーーーーーーーーッ!」
BIS「〜〜〜〜〜!」ザザッ
スコール「説明しよう!」
スコール「ゼルの特殊技【デュエル】とは本来格闘ゲームのようなコマンドを入力していき
  コンボのつなぎ方で最後の大技【フィニッシュブロー】まで繋げるのが本来の姿である!」
スコール「しかし!コマンドを繋げば繋ぐほど入力コマンドは複雑化していき、失敗の可能性や時間のロスが発生するのだ!」
スコール「それらの欠点を補うべく、編み出された技がこの、一番簡単な○×と→←をひたすら繰り返す手法である!」
スコール「これによりコンマ単位での入力が可能!ゼルのデュエルは最大約12秒なのでコンマ単位で計算すると・・・」
スコール「おおよそ推定140コンボ以上という驚異的な回数攻撃が可能なのである!」
アルティミシア(140コンボ!?)
スコール「その手数は俺の連続剣とエンドオブハートを足した斬撃回数の約4倍にも上る!」
ゼル「ぬおりゃりゃりゃりゃりゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
アルティミシア(ま、まだまだ終わらないな)
スコール「今回は手間を省いたが、事前準備としてさらにメルトンをかけ、ゼルのHPを1にしておくとさらに威力が上がる」
スコール「デュエルは完全物理依存だ!先ほど入手したこのパワーアップ。これは是非ゼルに使おう!」
ゼル「ああああああああああああああああああああああああああああああ!」ドガガガガガガ!
スコール「今で大体50回くらい?」
キスティス「つ、疲れないのかしら」
アーヴァイン「ひゃ〜、、こりゃ参った」
セルフィ「ゼルすご〜い」
スコール「まだまだ続くぞ!」
○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←
○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←
○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←
○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←
○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←
○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←
○×→←○×→←○×→←○×→←○×→←..........
840:
BIS「 」ビビビビビ
スコール「さ、最後はファイナルヘブンで決めとこうか」
ゼル「 オ オ ッ ! 」
【俺式ファイナルヘブン】
チュドォォォォォォォォォン!!
BIS「 」
ボォォンッ!!
スコール「地球一周おつです」
ゼル「ち、ちかれた〜」ガク
テッテレレテーレーレーテッテレー♪
アルティミシア(ええ〜・・・)
スコール「食らわずにすんでよかったな、ババア」
アルティミシア(対策しとかなきゃ・・・)
オメガ「アクマメ・・・」
スコール「ちなみにHIT回数が255を超えるとタイムが増えます」
全員「え!?」
スコール「マジです。これは内部データが限界値をカンストしたために起こるバグです」
スコール「これを巷では「ザ・ワールド」と呼びます」
スコール「な?」
オメガ「オモイダサセルンジャネーーーーーーーーーーーーーッ!」
スコール「まぁそこまでしなくても100hitくらいで大概の敵が消滅するので」
スコール「そこから先は趣味、または個人の挑戦記録の問題でしょう」
スコール「なので個人的には、ラスト3秒あたりでファイナルヘブンなどのフィニッシュブローを出しとくと」
スコール「キレイに終わっていいなって思います」
スコール「な?」
オメガ「アアアアアアアアーーーーーーーーーーーッ!」
エルオーネ「スコール、もういいって!」
841:
カラン・・・・
スコール「さっきのロボの破片だ」
アルティミシア(原型すら残ってない・・・)
スコール「全て終わったらお前もこうしてやる」ケケケ
アルティミシア(うぬぬ・・・対策を考えねば!)
ゼル「マジしんどいなこれ・・・」ドサ
スコール「クラウドの気分になれたか?」
ゼル「なれねえよ・・・つか誰だよ」ハァハァ
セルフィ「サイファーにもこれやるの〜?」
スコール「あいつはそんなの無くったって死ぬから」
アルティミシア(グロ映像になるからやめろ)
雷神「・・・・」チラッ
アルティミシア(なんか見てるぞ)
スコール「・・・見てた?」
雷神「・・・」コクコク
スコール「じゃ、次はお前な」
雷神「!!」サッ
スコール「ぷっ、逃げたでやんの」
アルティミシア(人間にやるのはやめろ。論理的な意味で)
キスティス「この奥は・・・おそらく・・・」
スコール「サイファーだな」
ゼル「あの野郎・・・どこまで暴走すれば気が済むんだ!」
スコール「向こうもそう思ってると思うぞ」
アーヴァイン「正しい方向に導くのも〜幼馴染の役目かな?」
スコール「お前は自分の性癖を正せよ」
エルオーネ「いきましょ!サイファーを止めるのよ!」ダッ
スコール「ファイナルサイファーだな!」
アルティミシア(見納めか・・・)
全員「 オ ラ ッ ! 」ダッ
842:
・ルナティックパンドラ 部屋
スコール「オラァサイファー!お前の夢を破りに来たぜ!」ダンッ!
アルティミシア(私以外の奴に飼われてるじゃないぞ!このアホ!)
サイファー「・・・・」
エルオーネ「サイファー・・・」
スコール「こいつ前回はエルねーちゃん拉致ってたんだが」
スコール「パシリに裏切られるんだよな」プッ
サイファー「お客さんみたいだぜ、相手してやってくれ」
アルティミシア(そういえば今回は人質がいないな)
スコール「タイマンなさる?」ジャキ
キスティス「状況をみなさい!サイファー!」」
アーヴァイン「君自己中すぎだよ〜」
雷神「・・・」
スコール「さっきのをサイファーで実験してやってもいいが」
スコール「人にやったらどうなるんだろうっていう」
風神「雷神、止!」
雷神「サイファー・・・もうやめるもんよ」
アルティミシア(お?)
スコール「きたきた」
843:
サイファー「な、なんだぁ?」
雷神「サイファーもうやめるもんよ!こいつら悪魔だもんよ!」
風神「死、肉塊、不可避」
アルティミシア(完全にビビってるじゃないか・・・)
スコール「強制睡眠とオメガとゼルが効いたか」
サイファー「おいおいおい、頼むぜ風紀委員」
雷神「サイファーがこんなのに付き合う事ないもんよ!なんだかわけわからないもんよ・・・」
サイファー「わけわからねえのはこっちだぜ。仲間だと思ってたのによ」
アルティミシア(仲間割れか・・・)
スコール「実際はただのパシリでした」プゲラ
スコール「んでな」
アルティミシア(ん?)
風神「仲間・・・仲間だよ。いつまでも仲間だよ」
全員「風神がしゃべった!」
844:
スコール「じゃあ今までのキャラ付何だったのって言う」
アルティミシア(中二病でも恋がしたかったのか)
風神「仲間だから、あんたの力になりたいよ」
風神「それであんたの夢がかなうなら、なんだってしてやりたいよ!」
風神「でもね!サイファー、あんた、操られてるだけだ」
風神「もう、自分の夢も何もなくしてへんなものの言いなりになってるだけだ!」
風神「だから、元に戻ってもらいたいんだよ!」
アルティミシア(そう言えばこいつは何故あの老害に)
スコール「どうせリノアがなんかしたんだろ」
アルティミシア(あいつも一応魔女か)
スコール「魔女なら誰でもいいんだろうな」
風神「それ、アタシたちじゃできないから、スコールに任せるしかないんだよ!」
スコール「夢どころか肉体までぶち壊すけど」
アルティミシア(バカは死ななきゃ直らないって本当だな)
風神「くやしいよ・・・スコールに頼るしかないなんて・・・」
風神「ほんと、なんでこんなのに・・・」ギロ
スコール「・・・・・・」
アルティミシア(いかに切羽詰ってるかがわかる)
風神「サイファー!まだ続けるの!?」
サイファー「・・・・」
サイファー「いままでありがとよ!雷神風神!」ジャキ!
アルティミシア(裏切り者なのに・・・この言葉)
スコール「器でけーっす」
アルティミシア(お前も見習えよ、こういう所を)
スコール「バター犬になれと?」
『らいじんとふうじんは さっていった!』
845:
スコール「ギルガメッシュ、みたか?」
ギルガメッシュ「えっ」
スコール「お前が乱入してあっさり消し飛ばした裏で、こういう感動のやりとりがあったわけ」
スコール「昨今サイファーがネタキャラ扱いにされてるのは、完全にお前のせい」
ギルガメッシュ「し、知らなかったんだよぉ」
スコール「風神がキャラ壊してまで説得したサイファー」
スコール「の、最後のセリフが「ぎにゃああああああああ」」
スコール「完全にお前のせい」
ギルガメッシュ「めっちゃ悪い事した気になってきた・・・」
スコール「剣より空気読む術を探せお前は」
アルティミシア(ほ、ほら、オーディン取ってなきゃぎにゃああああはないから)
サッ
サイファー「・・・・」スタスタスタ
スコール「こっちくんな」
サイファー「騎士は廃業した」
スコール「最初から騎士じゃねーよw」
サイファー「今の俺は若き革命家ってところだな」キリ
スコール「プロのかませ犬だろ」
アルティミシア(なにやってんだホント・・・)
サイファー「いつでもデカイことやってたいんだよ!」
スコール「派手な負け方をしたいのね」
サイファー「止まってたくねえ。俺は走り続けてみせる!」
スコール「わかった、そばでサライ歌ってやる」
アルティミシア(物理的に走るわけじゃないだろ)
サイファー「俺はゴールって奴を見てやるよ!」
スコール「それが今なんだよ・・・」ハァ
アルティミシア(カワイソウすぎるだろこいつ)
サイファー「お前らにはみせてやらねーけどな!」
スコール「わかったよもぉ・・・今度はキレイに散らせてやるから」
アルティミシア(ギルガメッシュ、今度は邪魔するな?)
ギルガメッシュ「はい!」キョトン
エルオーネ「スコール、気を付けて!」
スコール「まぁ最後だし派手にリアクションしてやるか」ブン
アルティミシア(ピンチっぽくだぞ。ピンチっぽく)
サイファー「いくぞ!」
【エンカウント】サイファー
846:
スコール「ちゃんと強くなったんかぁこいつ?」
アルティミシア(オーディンを真っ二つにしたと聞いたが)
スコール「あれはびっくりしたなー、ウン」
スコール「でもそれがフラグだったんだ・・・」
アルティミシア(ほんともう・・・)
ギルガメッシュ「すんません」(体育座り)
サイファー「顔の傷を増やしてやるぜ!」
スコール「じゃあ俺は心の傷を増やしてやる」
サイファー「オラァッ!」ズバッ
スコール「んじゃまぁ最後なので一応解説しとくけど」ガキン
スコール「この時のサイファー、実はモデルが変わってます」キンキン
アルティミシア(ほお)
スコール「コートの裾見てみ」
アルティミシア(あっボロボロだ!)
サイファー「このっ!」ズバッ
スコール「ライブラしないとわかんないだろな、これは」ガキン
アルティミシア(いや、着替えろよ)
スコール「コートが自前なんだと思う。多分」
サイファー「まだまだっ」
スコール「え〜っと、サイファーネタサイファーネタ・・・」
スコール「ああそうだ、ドールで仲間の時に俺とゼルをあえて戦闘不能にさせて」
スコール「こいつのレベルだけあげれば、レベル連動で序盤から強い魔法がドローできるっていう」
アルティミシア(めんどくさくないか?)
スコール「そう、だからサイファーによっぽど愛がないとモチベが続かない」
サイファー「ハァアアッ!」ズバッ
スコール「他は・・・」ガキン
サイファー「まじめにやれ!」ズバッ
スコール「えっなに?」キン
847:
サイファー「くっそ〜、いつまでもおちょくりやがって〜!」
スコール「いやだってお前一発食らわせたら死ぬし」
アルティミシア(ジャンクションもないくせに)
サイファー「へっお前のへなちょこ攻撃なんざくらうかよ!」
スコール「このわかりやすすぎる強がりが痛い」
アルティミシア(プロレスするんだろ。一発派手なのなんかやれ)
スコール「派手な技・・・あ、じゃあ」
スコール「魔法剣いっとく?」
アルティミシア(いいなそれ)
サイファー「マホウケン?なんだそりゃ」
スコール「お前の引退記念に派手な新必殺技用意してやったから、とりあえずみとけ」
アルティミシア(どれにする?)
スコール「ん〜、そうだな・・・」
→ フレア
スコール「派手だしこれで」
アルティミシア(ぎにゃらないか)
スコール「大丈夫だってぎにゃらないよう手抜くから」
サイファー「な〜にこそこそやってんだ?」
サイファー「新必殺技あるんだろ?はやくしろよ」クイクイ
スコール「挑発できる立場じゃないだろって」
アルティミシア(プロレス用だからかなり弱めに行くぞ)
スコール「おっけ」
【魔法剣】フレア
スコール「お〜いい感じ!」ジジジジ
アルティミシア(いけ)
スコール「オルァァァァァァッ!」ダッ
サイファー「・・・・」ニヤ
ズバッ・・・・・!
サイファー「ッ!」ブシュー
スコール「バカ!よけろよ!」
アルティミシア(なんでノーガードなんだよ!)
サイファー「 」シュウウウウウ
『サイファーの からだが きえていく!』
スコール・アルティミシア「!?」
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