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【閲覧注意】後味の悪い話『失敗したタイムトラベラー』


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5:
聖霊派というプロテスタントの新興宗教の教会で起こった本当にあった後味の悪い話
プロテスタントは圧倒的に創価学会みたいな新興宗教が多い。その新興宗教に分類される中に聖霊派というグループがある。
聖霊派の教会に母親と若いころから通い、熱心に信心していた女性の話。
彼女の結婚はさまざまな事情から遅かったとかで、相手も同じように聖霊派を熱心に信心している人だった。
しかし夫となった男がとんだ男だった。
結婚して数年かで彼女の母親が亡くなった。夫は「もっと田舎のほうで暮らしたい」といい、彼女は男の言うとおりに
母親から相続した家と土地を売って田舎に移り住んだ。夫は若いころから自分のことを神様から選ばれた特別な存在と考えていた
ふしがあり、そんな自分は世俗の労働をするよりも神様に仕える仕事をするほうがふさわしいとよく口にしていた。
もともと決して労働意欲の高いほうではなかった夫は、田舎に移り住んでますます稼ぐことをしなくなった。
彼女自身は病気がちで働けないというのに。
夫はある日「世俗の労働をせずに神様に頼って生きるようにというメッセージを神に祈っていて受けた」といって、
車で日本全国を回って家にはほとんど寄り付かなくなった。もちろん金は一銭もいれてくれるわけもなく、
病気がちの彼女はとうとう預貯金も底をつき、本当は病院に行きたいのだが医療費を払うこともできないので、
ただ布団の中で祈るしかなくなった。水道も電気もガスも料金滞納でとめられ電話も使えなくなってしまった。
わずかに残った金で親戚に窮状を訴える手紙をかき、親戚が食料を送ってようやく生き延びるというありさま。
夫はたまに帰っては来るが、やつれ果てて寝込んでいる彼女をみても、眉一つ動かさず「私の生き方を支持しないから、
お前にばちがあたったのだ。信心が足りないから神が養ってくださらないのだ。聖書には神にすべてをゆだねよというのに。」と
冷たく言い放つだけ。彼女は全てを奪われて絶望しかなく、野垂れ死にの恐怖で毎日を過ごしている。
17:
>>15
>プロテスタントは圧倒的に創価学会みたいな新興宗教が多い。
いい加減なこと言わないように。
22:
>>17
日本のプロテスタントは、ってことじゃないか?
日本は信者の人口比1%の壁を突破できない布教難易地区で、
カソリックですらもう布教に力入れるのもあきらめムードになってきているらしいし
プロテスタントの方も本場欧州の伝道師が来ているかどうかすらあやしい
日本に来ているプロテスタントの大半は、半島経由のぱちもんプロテスタントともっぱらの評判
だから新興宗教っぽいんだよ、半島経由して別もんになっちゃったから
19:
角川スニーカー文庫のライトノベル「妖魔夜行」の続編にあたる「百鬼夜翔」
前作は人間社会に紛れた妖怪たちが人間に害をなす妖怪と戦うシリーズなんだが、本作はこれに妖怪を憎み戦う”妖怪ハンター”という勢力が加わっている。
その妖怪ハンターのひとり・石動諒一郎は恋人を妖怪に殺されたことで妖怪を憎んでいたが、主人公グループの妖怪たちとの出会いや、
妖怪ハンターそのものが邪悪な妖怪の手駒として利用されていることに気づいたことで、独自の戦いをするようになった。
そしてストーリーの終盤、サブヒロイン(人間)を助けるため死闘を繰り広げた石動はゆっくりと力尽きる。
その死の間際に浮かんだのは、死んだ恋人と、自分が変わるきっかけになった妖怪の少女ルゥのことだった。
「なあ、ルゥ…・いい男を見つけて幸せになれよ。俺みたいな馬鹿な男にはひっかかるなよ……」
・・・・・・・・・と、ここまでなら哀しくも熱い男の死に様でよかったんだが。
実はこのシーンの前(作中時間で4時間ほど前)にルゥは死んでいる。
その死に方というのが、妖怪ハンターの少年を助けようとしたら暴走した少年に殺されてしまったというもの。
死に際の台詞も「死にたくないよ。まだいっぱいやりたいことがあるのに・・・・」という悲惨さ。
つまり石動はこのことを知らずに、ルゥが幸せになるよう祈っていたことになる。
なんか熱い死に様が滑稽になったようで、後味が悪かった。どっちか片方だけならまだしも……
20:
圧倒的はさすがにいいすぎか。でも新興宗教のほうが数が多いのは確かだと思う。うちの近所にあるプロテスタントも新興宗教の教会だし(ホーリネス系の新興宗教だとクリスチャンの人から教えてもらった。)
労働を至上とするプロテスタントは伝統宗教のほうだろう。新興宗教のほうはそうでもない。クリスチャンの人の話によると、教祖の子供はニート生活を送っていることがよくあるらしい。
この八月も北新宿にあるヨハン教会という新興宗教で朝鮮半島出身の教祖のレイプと暴力がばれてしまったが、この教祖も信者から収入の一割をむしりとって贅沢しているとかで、
息子一家は事実上のニート生活らしい。
もう一つプロテスタントの新興宗教で後味の悪い話をクリスチャンの人から聞いたのを思い出したので書く。
西新宿にある新興宗教の教会。教祖は日系人。ここは終末が近いといって金を信者から引き出しているのでかなりヤヴァい。
サンプル百貨店という会社を作った女実業家がこの新興宗教の教会の熱心な信者。
この女実業家がとんだ野郎で、サンプル百貨店の顧客情報が流出したときに「うちも被害者。小さい会社だから賠償金は払えない。」と
開き直り、流出された情報で顧客は変なメール等に悩まされて散々ひどい目にあった。
新興宗教では「祈ればチャラ。神は祈れば全部許してくださる。」と教えているので、女実業家は教会で祈って「私は神様に
祈ったから許していただきました。」と大きな顔。子供も一般の学校にやらず、新興宗教の運営する私塾にやり、
世界の終末が近いからとわいはで遊びほうけているらしい。
顧客情報を流出させて、それで困っている人がいるのに「神に祈って許していただいたから。」ってなに?
ひでえ話。神が許しても人間は許さん!
26:
韓流キリスト教系新興宗教のことを俗に「 ウ リ ス ト 教 」といふw
知人のクリスチャンいわく教義は創価学会そっくりで、献金しないと地獄に落ちるとか信心すれば病気が治るとか。
実際に病院に行かずに信心で病気を治せといわれ、がんが手遅れになって命を落とすとかよくあるらしい。
36:
日本人は、キリスト教が布教に来た戦国時代の昔から
宣教者が一番答えに詰まる
「全知全能の神様なのに、なんでそんなコトするの?」を
(信者試したり、洪水起こしたりとかw)
聞いてくるからやりづらいっぽいw
ザビエルも困った「キリスト教」の矛盾を突く日本人
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4384349.html
38:
アンデルセンのマイナーな童話『氷姫』
『雪の女王』とはまた違う冷気を操る女性人外もの、舞台は確かスイス
主人公の少年は二、三歳くらいまではよく笑う明るい子供だった
しかし両親含む一族に連れられて氷河を旅している時に
彼を抱いている母親と一緒にクレバス(厚い氷の層にできる深い裂け目)に落ち
その中にいた氷姫に「今は母親だけだがいつか必ずお前を連れて行く」と言われる
他の大人達に引き上げられた時、主人公は助かったが母親は凍死していた
それ以来主人公は滅多に笑わない沈んだ子供になる
一度氷姫にマークされたが最後、氷や雪で体が冷えれば必ず連れて行かれると
いうので、友達と遊ぶにも絶対に雪遊びやスケートはしない主人公
高山の雪の上に座って主人公の成長を眺める氷姫は
たわむれに雪崩で登山者やキャラバン(?)を殺しながら
「主人公、お前は私のもの…」とほくそ笑むのだった
青年になった主人公にも恋人が出来、夏に結婚式を挙げる事になる
式の前日に二人は湖でボートに乗って楽しむ
しかしオールを流してしまったか何かで岸に帰れなくなり
泳いで岸に行って助けを呼んでくる、と湖に飛び込んだ主人公の足を
夏なお冷たい湖底の水の中に潜んでいた氷姫の手がむんずと捕まえた
「お前は私のもの!」と笑って氷姫はそのまま主人公を連れて行く
恋人は翌日救出されたが他の男と一緒になる事なく独り身で余生を送った
今思うと氷姫=心臓麻痺の暗喩なんだろうが、読んだ当時は
子供心に「凍ってない湖なのにひどいよ!」とガックリきて後味悪かった
39:
題名は忘れたけどSF短編小説
未来の世界
DQNな若者たちが集まって遊んでいた。
みんなが一番熱狂していたのはある転移装置を使った遊びで
その装置に入って過去の世界に転移してわざと死ぬ、
その瞬間に肉体を再構築して呼び戻し生き返る、
死のショックと生の喜びをこの上なく強く味わうことができて麻薬のように刺激的なゲームだった。
狙いをつけた過去世界のある運転手のトラックの前に、彼らはかわるがわる飛び出した。
運転手は何度も人間をひき殺して無残な死体を前にするのに、
それが目の前からかき消えてしまう。
トラックを降りてみるとガラスが割れていたり血が付いていたりするから確かにひいたはずなのに。
運転手は昔愛する妻を交通事故で亡くしていたために、
ひいた人間と妻の最後の姿が重なり、精神的により強い打撃を被る。
未来世界では、警察官がやってきてゲームの主催者にやめるように警告するが
彼は「運転手はこの後崖から落ちて死ぬ運命にある、
自分たちは彼が最後に人と会ってから死ぬまでの間の時間帯にこの遊びをしているから
歴史にもなんの干渉もしていないし法に触れていない」と言いはる。
しかし運転手は飛び出しに驚いて車を止めたときに崖に気づいてしまう。
警察官が「運転手は死ななくなった。あなたは歴史を変えた」
と主催者を逮捕しようとしたが、すっかり精神に参っていた運転手は自ら崖に飛び込んでしまった。
「やぱり運転手は死んだことに代わりないじゃないか」と得意げに反論する主催者。
しかしゲームを続けるうちに主催者に反感を持っていた知人が
主催者が装置に入っているうちにスイッチを切ってしまいそれっきり彼は戻ってこなかった。
主催者だけは最後に報いを受けるけど、ほかに大勢このゲームを楽しんだ連中はお咎めなしだし
いくら近い未来に死ぬからと言って余計な苦痛を味わわされた運転手みたいな人たちが気の毒すぎる。
50:
刑事コロンボの「忘れられたスター」
往年のミュージカル女優が復活公演を企画する
だが夫は反対して出資を拒否し、やめさせようとする
今まで何度も反対されており、彼女は怒ってついに夫を殺す
それを自殺に偽装し、遺産で企画を継続する
コロンボは他殺だと見抜き犯人に目星を付けていた
ところが、復活公演の演出家の男が、自分が犯人だと告白する
「なぜ!?」ショックを受ける女優
「君のためにやったんだ…」
実は、医者である夫は伏せていたが、女優は脳動脈瘤だった
余命2ヶ月の危険な状態で記憶障害も進行していた
それで夫は復帰に反対し続けていた
演出家はかつての女優の相手役であり、今もまだ彼女を愛していた
彼女の身代わりになって嘘の自白をし、2ヶ月は粘る覚悟だった
女優は記憶障害から、自分の犯行もすでに忘れてしまって、
本当に演出家が殺したんだと思い込んで悲しむ
「あなたが戻って来るまで、待っているわ…」
コロンボは全てを知りながら同情し、演出家を連行する
女優はその事もすぐに忘れて、過去の主演映画を夢中で見ていた
51:
>>50
コロンボをパロった古畑に似たような話あったけど
これのオマージュだったのかな
55:
アニメのサウスパーク、ブリトニー・スピアーズの回
人気歌手のブリトニーがお忍びでサウスパークにやって来た
だがキャンプをしていると、追って来たパパラッチに隠し撮りされ、
野外放尿シーンを顔にモザイクかけて報道される始末
ブリトニーは離婚して親権を奪われていた
幼い息子2人に会えず、パパラッチに追い回され、精神的に参っている
そこに息子達が会いに来たと知らされ、ブリトニーは大喜び
ところがそれは、サウスパークの少年達だった
パパラッチにネタを売って儲けるため、息子だと偽って潜入したのだ
がっかりしたブリトニーは、もう息子達に会えないのかと絶望し、
ショットガンをくわえて自殺した
頭を半分吹っ飛ばし、もう歌もダンスも出来なくなったブリトニー
けれどもレコーディングやステージを次々とやらされ、死ぬに死ねない状態
少年達は罪悪感もあり、彼女が気の毒になって遠くに逃がそうとする
だが気付かれてしまい、野次馬がカメラを構えて彼女を追い詰める
フラッシュに囲まれ、哀れなブリトニーは縮こまって行き、ようやく死んだ
野次馬はそれに飽きると、別のアイドルを見つけて追っかけて去ったとさ
56:
すげーな
声もまさか本人?
57:
>>56
さすがにそれはないw
まあサウスパークにしてはネタ元に同情的で、あまり笑えなかったわ
58:
マスコミの方を叩きたかったんだろう
60:
ホラーゲーム ナナシノゲエムの続編であるナナシノゲエム目の真エンドが後味悪い
舞台はDSそっくりのゲーム機、TSが凄く流行っている現代日本。
TSはただのゲーム機ではなく、メール機能に加えゲームをダウンロードしたり配信したりして遊べる機能もある。
そんなゲームの中に、一週間以内にクリアしないと、死ぬというノロイノゲエムが出回っているという噂があった。
主人公はそんなノロイノゲエムを受けとってしまい、呪いを解くため、ルグレなどの妨害を避けつつゲエムの真相に迫っていく。
ノロイノゲエム…一見、普通のレトロゲームだが七日以内にクリアしないと死亡してしまい
   死後、その魂はルグレとなる。
   なお、探索の際は現実とリンクしたりする
ルグレ…ノロイノゲエムの犠牲者の末路
 ゲエムの真相に近づくものを排除しようとする存在で
 見た目は目と口の部分に黒い穴が開いた幽霊のような感じ
 
ゲエムの呪いの正体はゲーム制作者の死んだ幼い娘の怨念が呪いとなったもの。
ゲーム製作者であった男は家庭を顧みず、ゲーム制作に没頭し続けていた。
ゲーム制作は順調に進んでいたものの仕事場での軋轢により悲劇が起こった。
男と意見が衝突したある男が刃物を持って男の家に押し入り、妻を殺してしまったのだ。
しかも、その凶行を娘も見てしまったらしく行方不明になってしまった。
娘は何とか逃げ出して、昔家族で行ったホテルの跡地に逃げ込み父を待ちながら死んでしまった。
死の直前、娘は家族が崩壊する原因になったゲームを憎み、その憎しみが呪いとして拡散した。
主人公はその娘の霊の心に触れ、彼女の父親と再開させる。
それにより娘の恨みは晴れ、呪いは消えてハッピーエンドっていうのがナナシノゲエム
61:
ナナシノゲエム目
とある大学で学生をしてる主人公は大学を何日も休学している友人宅に向かい、死亡している友人を見つける。
その直後、主人公のTSにノロイノゲエムが配信されてしまう。
呪いを解くため、主人公は大学の教授と恋人であるレンと協力し呪いの調査を始める。
調査を続けていった結果、娘という依り代を失った呪いが三角関係で苦しんだ女生徒に憑りつき
呪いを振りまいているということが分かった。
しかし、調査の途中でレンの行方が分からなくなってしまう。
呪いの中枢である女生徒の心の中に赴き、呪いの原因となった誤解を解き、呪いを解いた主人公は
7日以降も生き残ることができた。
しかし、最終ダンジョンで助け出したレンは眠ったまま目を覚ますことはなかった…
実は、ゲエム内でとあるアイテムをすべて集めることにより↑の続きである真エンドに向かうことができる。
眠り続けるレンを見守る主人公のTSに差出人不明のメールが届く。
それは、レンを助けたければ指定した場所に来いという内容だった。
死亡した友人の部屋、その先に続いた異世界ともいえる場所に足を踏み入れていく主人公。
その世界はまるでバグを起こしたゲームのようであり、時折謎の声が語りかけてくる。
その声の主は依り代を失った呪いであり、レンを新しい呪いの依り代にしようとしているらしい。
しかし、幸せを感じているレンは依り代にできないらしく
目の前で主人公を殺し、絶望させて呪いの依り代にしようとしているらしい。
そして…
ノーマルエンドと同じく眠り続けていたレンが突如目を覚ます。
しかし、その姿はルグレになっており 主人公のTSからはTS所持者全員に向けてノロイノゲエムが配信されていた。
真エンドなのにバッドエンドである。
82:
知人から聞いた話
知人が子供の頃、近所に住む男の人と知人の父親が仲がよくて知人の家にお酒飲みに来ていたらしい
その男の人はいつも帰り際になると相当酔って泣きながら同じ話をするんだって
妊娠中の奥さんと夫婦喧嘩して「お前なんか死ね」と言ってしまったら
その日に陣痛がきて難産で御産の途中で奥さんは本当に死んでしまったそうだ
これだけでも後味悪いんだけど
その男の人その数年後に再婚が決まった報告にまた飲みにきて
死んだ奥さんが夢の中に出てきて「私のことは忘れて幸せになって」と言ったからそうする
やっと奥さんが自分の苦しみをわかって許してくれたから幸せになれると泣いて喜んでいたとか
自分の願望が見せた夢だと思うんだけど
84:
>>82
胸糞すぎる
110:
犬木加奈子の漫画
オカ板なら詳しく知ってる人いそうだけど
胸の心臓部にハート型の穴があいてて冷たい風が通り抜けてるイケメンが主人公
運命の恋人が見つかれば塞がるらしいが毎回その回のヒロインとは破局する
その穴の呪いのせいで不老不死で、いろいろ怪しげな魔術や技術も使える
ある時、自分に惚れたデブスが「蝶のように生まれ変わって美しくなりたい」と
いうので魔術でサナギ(というか繭)に変えてやった
羽化した元デブス=その回のヒロインは痩せた美少女になっててしかも主人公の好み
ただし背中に蝶(?)のでっかい羽が生えてた
主人公はヒロインと幸せに付き合うが、たった一つの価値観の違いにイラつき始める
それは主人公は崇高な精神愛を求めてるのにヒロインがヤりたがる事
愛しているならどうして抱いてくれないのと食い下がるヒロインに嫌気が差して飽き
お前のその羽は蛾のものだ、お前は美しい蝶なんかじゃない醜い蛾だ、と罵って
二人で住んでいた主人公の屋敷から追い出してしまう
失意のヒロインは夜の繁華街で自分の羽をコスプレだと思った男をひっかけ
惚れた男のために子供がほしい、でもあなたの愛はいらない、とか言って抱かれる
そして狙い通り、怒った主人公によって主人公の屋敷の地下室に閉じこめられ
安全なそこで大量の蛾の卵を生んで命が尽きる
蝶や蛾の寿命が短く、自分もすぐ死ぬだろうと悟っていたヒロインは
主人公をひとりぼっちにしたくないから子供(できれば主人公の)が欲しかったのだ
ヒロインが自分とヤりたがってた真意とその愛情を知った主人公は泣き崩れる
主人公の胸のハート形の穴はこの回のヒロインの愛によって塞がりかけてたが
地下室に入る時持ってた蝋燭を落として火事になり屋敷も卵も全焼してしまう
胸の穴もまたハート形に全開してしまい、主人公の呪われた恋人探しは今後も続く
112:
>>110
不気田くんか
最初はマジキモい犯罪者だったよな…
いつの間にか不幸なイケメンになっててモヤモヤした
後味悪さは初期不気田の方が上
151:
昔見たブランディー&ウィスカーズという海外のコメディーアニメ
都会生まれで上流階級のイヌの女の子は、馬鹿で間抜けなウサギと出会ったことでジャングルで遭難してしまい、そこで暮らすことになった
ある日、ウサギは「願いを叶える」と言われるアイテム「猿の手」を発掘する
イヌは猿の手の力が本物だと分かるやいなや、「猿の手を渡して」とウサギに迫る。猿の手の力で都会に帰る気でいるのだ
ウサギはイヌのことが大好きで都会に帰ってほしくなくて(または、猿の手が危険だから?正解な理由は忘れた)、猿の手を持ってイヌから逃げ回る
逃げ回る過程で、ウサギの友人のカワウソが猿の手の力のせいで脳ミソ化してそのままワニに食われて死亡したりする
断崖絶壁に追い詰められたウサギは「待って。カワウソが猿の手のせいで死んじゃった!」と必死でイヌに呼び掛ける
けどイヌは聞かぬ存ぜぬで「猿の手を渡して」と迫り来る
ウサギ「ああ、こんなことになるのなら、初めから猿の手なんて見付けなければ良かった…」
気が付くと、ウサギは猿の手を発掘する直前の時間と場所に戻っていた。どうやら最後の願いが叶ったらしい
ウサギは何もせずその場を立ち去る
すると猿の手が自ら地中から這い出てきて、ウサギを追いかけていって終わり
普段は理性的なイヌが願いが叶うアイテムを前にすると豹変して友人の死もいとわなくなるってのが怖かったし、好きだからって理由だけでイヌをジャングルにひき止めるウサギのエゴも後味悪かった
152:
なぜかアメリカンジョークを思い出した
無人島に漂着した男3人が魔法のランプを見つける
魔神「どんな願いでも3つだけ叶えてやろう」
A「やった!家に帰してくれ!」
A消える
B「俺も、家族の元へ帰してくれ!」
B消える
C「あれ、二人とも消えちゃった。
さみしいから呼び戻して」
154:
猿の手って本人の意にそぐわない形で願いを叶えるんだっけ
お金が欲しいって願ったら親が死んで保険金が入るとか
156:
>>154
確か小説では、夫婦と息子3人家族がいて、ある日父親が骨董屋で猿の手を買ってくる。
3つも願いが叶うんなら、と冗談半分に「500万くらいホシス」と願ったら、息子が勤め先の工業機械に挟まれて惨死。
悲しみにくれる夫妻の元に、会社からの慰謝料やら保険やらでピッタリ500万転がり入る。
勿論嬉しいはずもなく、死んだ息子を悼むあまり妻がおかしくなり始める。
妻はついに猿の手に「息子カムヒアー!」と願ってしまう。
夫は妻を叱咤するが、その時、『何か』が家の戸をノックし始める。
その『何か』を嬉々として出迎えに迎える妻。
夫が「”あれ”を墓にハウス!」と願うのと、妻が戸を開けるのは同時だった。
そして開いた戸の向こうには無情に吹く風だけがあった。
最後は夫が猿の手を暖炉に投げ込み、夫婦抱き合って嗚咽して終わる。
157:
世にも奇妙な物語 小野武彦主演の「ダジャレ禁止令」
主人公はある会社の部長なのだがダジャレが大好きで、いつもダジャレを言っては部下を呆れさせている
しかし日本で経済の低迷はダジャレを言うことによる効率の低下にあるとされ、ダジャレ禁止法案が可決されダジャレが犯罪となってしまう
ダジャレが原因で逮捕、ダジャレを言って免職、政府を挑発するようなダジャレには銃殺刑も辞さないという
主人公はすっかり消沈、同期のダジャレ好きの同僚も皆ダジャレが原因でクビになってしまった
昇進をちらつかされて仕事に打ち込んでごまかそうとするも、どうしてもダジャレのことを考えてしまう
気を紛らわそうと夜外に出ると、「田蛇嶺家升」→「ダジャレ言えます」という奇妙な張り紙の案内を見つける
案内でたどり着いた場所には大勢の中年男性がダジャレを言い合いながら飲んでいる
会社をやめた同僚もいた、そこは医者や国会議員の愛用者もいる国内最大のダジャレ地下組織だった
同僚は言う「お前のダジャレ、皆に聞かせてやれ」その言葉を受け皆の前でダジャレを言いそうになる主人公
そこに警官隊が踏み込んでくる、ダジャレ禁止令で逮捕される中年男性たち
なんとか逃げおおせた主人公、摘発の様子がテレビで中継される中、逮捕された同僚と目が合うが逃げるよう促される
帰ろうとする主人公の頭の中に以前のダジャレを言い合う楽しかった日々、そして先ほどの同僚の言葉が浮かぶ
「皆に聞かせてやれ」
「ダジャレを奪ったのは誰じゃ…ダジャレを奪ったのは誰じゃ、ダジャレを奪ったのは誰じゃ!」
警官に止められようとも、全国にその姿を晒されようとも一心不乱にダジャレを叫び続ける主人公
直後銃声が響き主人公の胸を貫く
「なーんちゃって…」と言い残して主人公は倒れた
放送当時はバカな話だなあ、としか思わなかったが改めて見ると最後にダジャレを言う小野武彦の姿が実にかっこよくてそれでいて哀しい
そのまま撃ち殺されて終わりという救いの無い終わりだし、何より規制規制やかましい今のご時勢この話も笑って見れない
197:
アニメ「暴れん坊力士松太郎」の最終回がひどかった
愛しの玲子先生にフられて傷心状態の松太郎だったが、そんな彼の前に、同じ相撲部屋の先輩が現れる
前から松太郎の事を良く思っていなかった先輩は、明日の試合で彼が自分と同じ十両力士に上がるのが気に入らず、
ここで問題を起こさせて明日の試合を休場させようとしていた
自棄になっていた松太郎は喧嘩を買おうとするも、友人(?)である田中の説得に毒を抜かれ、その場を去ろうとする
しかし、今さら引くわけにいかない先輩は、松太郎に殴りかかった
田中が必死に止めるも、喧嘩の中で松太郎は、自分の中の血がふつふつと熱くなるのを感じる
そして松太郎は、先輩とその弟子、そして自分を止める田中を叩きのめした後、さらなる喧嘩を求めて会場へと向かった
流石に無傷とはいかず、フラフラになりながらも、試合では互角の攻防を繰り広げた
しかし、会場に来ていた玲子が会場を去るのを目にしてしまう
「自分から卒業してほしい」という玲子の突き放した優しさだったが、松太郎にとっては完全に裏目だった
狂ったように笑った後、松太郎の体は土俵に崩れ落ちた
試合の後、先輩力士の負傷を知った相撲部屋の親方が、松太郎を飼い馴らすのは無理だと呟き、彼の前を去った
松太郎は十両力士の昇格もできないまま、相撲部屋を破門される
「明日は明日の風が吹く」
そう言って松太郎は、何故かついてくる田中と共に、あてもなく歩いていくのだった
前々から問題を起こしてた松太郎だったけど、正当防衛だったのにこの仕打ちはないだろと思った
上京してきた身だから、東京じゃ天涯孤独の身の上だし、この後どうすんだっていうのもあってなぁ・・・
玲子とは最後まですれ違いだったし、先輩は見る限りじゃお咎めなしだし、すっきりしない終わり方だった
198:
>>197
たしかちばてつやの昔の漫画原作だっけか。
原作通りとかじゃないのかな?
202:
連投すまん。
原作松太郎は本物のクズだぞ。
才能あるけど他人を見下して年上や先輩にも基本タメ口で馬鹿にしてる。
年下や後輩には平然と暴力行使。
飲み打つ買うが大好物。
特に無類の女好きで口説いてやったら捨てる。
作者には思い入れのあるキャラかも知れないが、アニメスタッフもこんな作品本当は作りたくなかったのかもね。
217:
子供のころ読んだブラッドベリの小説『壁の中のアフリカ』(原題は『草原』らしいが)。ところどころうろ覚えだが勘弁。
舞台は近未来。ある一家(両親とどちらも小学生くらいの息子と娘)が最先端技術を使った家に引っ越してきた。
その家はほぼ全てが機械化されており、大抵のことはボタン1つでできる。
さらに子供部屋(息子と娘共用)には臨場感あふれる音声付き立体映像投影装置があり、子供の希望(音声入力)によって好きな映像を部屋中に投影可能になっている。
この家では確かに快適な生活が送れたのだが、ある問題が発生する。
子供たちが立体映像に夢中になるあまり、夕飯などで呼んでもなかなか出てこなくなってしまったのだ。
両親が厳しく注意してやっとしぶしぶ出てくる始末。おまけにアフリカの映像が気に入ったらしく、子供たちが学校から帰ると子供部屋からはやたら猛獣のうなり声がするのだった。
一度、子供たちが装置の電源を切り忘れて学校に行ってしまったことがあった。
うなり声に気づいた両親(確か父親は仕事が休みだった)がスイッチを切ろうと子供部屋に行くとリアルなライオンがいたため揃って腰を抜かしてしまい、一旦ブレーカーごと切る羽目になってからはますます両親の危機感は募る一方だった。
父親は知り合いの心理学者に相談。「休みの日にでも家族旅行に行ってみたら?」という勧めにしたがい、週末の家族旅行を計画する。
子供たちに旅行の話をすると案の定不満顔。それでも何とか説得し、家族旅行が決定した。
218:
>>217の続き
その後、子供たちを外に遊びに行かせた隙に子供部屋に入った父親は装置のスイッチを入れ、出てきたアフリカの映像を違うものに変えようとする。しかし、息子か娘の音声でないと反応しないのか、試みは失敗に終わった。
父親は帰ってきた子供たちにふと「いつもアフリカの映像ばかりでつまらなくないのかい?」と尋ねる。
すると「いつもそういうわけじゃないよ」との返事。確かにその時の映像はアフリカの草原ではなく静かな森だった。
子供たちを居間に向かわせた後、父親は子供部屋に古い財布とハンカチが落ちているのを見つける。それぞれ父親と母親の物で、数日前なくしたものだった。
何で子供部屋に?と思いつつもとりあえず品物を拾い、それきりすっかりそのことを忘れてしまっていた。
そして旅行当日の朝。
行く直前になって急に子供たちが「最後にもう一度だけ子供部屋に入りたい」と子供部屋の方に行ってしまう。
慌てて後を追う両親。子供部屋に入るも、そこに子供たちはおらず、ただアフリカの草原が広がるのみ。
と、ドアが閉まる。外からは子供たちの「もうスイッチは切らせない」「邪魔しないで」という声とドアを開かないようにしているらしい音。
両親が振り向くと、牙をむいたライオンが向かってきて・・・。
父親にアドバイスをした心理学者がやって来た。
出迎えた子供たちに「僕も一緒に旅行に行くことになってるんだ。お父さんとお母さんは?」と尋ねると「子供部屋に行った」との返事。
「一体何をやってるんだ?」と心理学者が子供部屋に入ったが、そこにはただアフリカの草原が広がり、遠くでライオンが獲物を食べている様子が映っているだけだった。
ただの映像のはずだったライオンが子供たちの念でも受けたのか実体化、しかもある程度子供たちに手懐けられていた(あの財布とハンカチは両親の匂いをライオンに覚えさせるため)模様。
たかが仮想空間のために両親を殺させ、全く反省していない子供たちの様子が恐ろしく、また後味悪かった。
でもこれ、設定こそSFとホラーのミックスだけど「ゲームに夢中になりすぎてゲーム機を取り上げられた子供が逆上する」っていう心理として実際にありうる(っていうかあった?)というのもまた・・・。
236:
荒木飛呂彦の短篇「望月家のお月見」が一応グッドエンドなんだがモヤモヤした
ちなみに集英社のサイトで無料で読める
望月家の一族には、「9月8日のお月見の日に死ぬ」という先祖代々からのジンクスがあった
百歳まで生きた者もおり、その者達は毎年お月見を大切に祝っていたらしい
現在の家長である父は、毎年9月8日は家族の外出を禁じ、自宅の庭でお月見を祝う決まりを作っていた
その年、ジンクスに半信半疑な娘(成人)と息子は「今日は人と会うから外出したい」と反抗するが、「外出すれば死ぬぞ」と父に強制されて嫌々お月見に参加することになる
お月見は盛大に行われ、何だかんだ言いながらも一家は楽しい一時を過ごした
やがてパーティーは終わり、一家は疲れて寝静まる
しかし、娘だけは起きて恋人と電話をしていた
どうやら恋人はどうしても今日娘と会いたかったらしく、娘の家の近くまで来てしまったらしい
娘は禁を破って密かに家を抜け出し、恋人に会いに行く
すると、兎の様な姿の不気味な姿の男が娘の後をつけ始める
この兎男は人間ではなく、望月一族を監視し、一族に降りかかる不幸な運命を操っている存在らしい
兎男は娘に死の不幸をけしかけようとする
しかしその寸前、娘と密会した恋人は娘に「指輪」を見せた
これに兎男は顔をしかめる
娘は大喜びし、恋人に抱き付く
兎男「コイツ、婚約シヤガッタ!モウ身モ心モ『望月』デナハナクナッテイル!」
兎男は「『望月』デナクナッタノナラ仕方ガナイ」と呟き、娘に向かう筈だった死の不幸を、通りすがりのライダーへとけしかけた
「マア…今年ハ諦メヨウ。時ガ流レ、世代ガ変ワレバ、『望月』ノ中カラ、決マリヲ忘レル者モ現レルダロウ……」
兎男は何処かへと去っていく
結局、望月家の一族が何で決まって9月8日に死ななきゃならないのかは不明だし、兎男の正体も目的も不明で、ただひたすら不気味
無関係なのに殺された通りすがりの仮面ライダーも可哀想だった
237:
>>236
兎男が「数合わせ」と言ってライダー殺してる辺り、本当は誰でもいいんだろうね
241:
>>237
誰でもいい筈なのに何で望月家を狙うんだろう
大昔に望月家がなんか悪いことでもしたのか、それとも富と繁栄と引き換えに神様みたいな存在と取引でもしたんだろうか
242:
>>241
ジョジョ自体がひとつの家系の物語だから
望月家の因縁とか宿命とかそういう問題だろう
今の絵苦手だから読んでないけど
243:
え、ジョジョなのこれ?
244:
>>243
ジョジョそのものじゃなくて四部の漫画家・岸部露伴が見聞した世にも奇妙な話シリーズ
しかしあの漫画家はあくまでも他人の心の中の記憶を本のように読むのが能力なので
誰も感知できていない事は知る事ができないはずだが…
望月家の誰一人として(娘すら)ウサギ男の存在に気づかなかったのに
彼は一体どうやって知ったのか
そういう意味では荒木も伏線の張り方がおざなりになってきたな
266:
子連れ狼(北大路欣也版)の一エピソード
柳生一族に命を狙われながら、刺客稼業をしている拝一刀は、
とある小藩の奉行・嘉門に「娘婿の善兵衛を殺してくれ」と依頼される
善兵衛が領内の山村で百姓の一揆を煽動しているというのだ
一揆を起こせば百姓は皆殺し、お上に知れれば小藩ごときは潰されてしまう
百姓のためを思えば一揆は防がねばならない、と嘉門は話す
だが実は、善兵衛は煽動どころか、悪代官にいきり立つ百姓たちを鎮めていた
彼も代官の悪行は許せなかったが、百姓たちを犬死にさせたくなかったのだ
しかし彼らの怒りは抑え切れず、善兵衛はついに自分一人で悪代官を討ち、
自分一人罪を被って斬首を言い渡される
嘉門は一刀に、真実を知らなかった…としみじみ語る
が、それは嘘で、嘉門が一刀に依頼した理由も全て嘘だった
山村一揆を煽っていたのは、実は嘉門だったのだ
小藩をとり潰す柳生一味の陰謀であり、嘉門は柳生の手先だった
一揆を鎮める善兵衛が邪魔で、首謀者に仕立て上げ消そうとしたのだ
一刀は、一揆を起こそうとする百姓を抑え、柳生の陰謀を暴いて嘉門を斬った
義父の死にショックを受ける善兵衛
彼は自分の命は惜しくなかったが、妻子(嘉門にとっては娘と孫)まで、
悪代官を討つ前に、死出の供をすべく自害してしまっていたのだ
そして百姓を散々煽っていたのが父上だったとは…
善兵衛は嘉門の脇差しを抜いて切腹し、一刀に介錯を頼んだ
一刀が家中の者と百姓を説得し、一揆はなかったことにして、
藩も百姓も助かったようだが、善兵衛一家が不憫すぎる…特に妻子
また、沙汰が下るまで軟禁中の善兵衛のところに、一刀の息子・大五郎が毎日遊びに来るんだが、
善兵衛は「風邪を引くから雨の日は来るな」と気遣い(死んだ息子と大五郎が同じくらいの年)、
斬首を言い渡されると「(大五郎が来ない)雨の日に処刑して欲しい」と願い出るのも切なすぎる
268:
>>266
後味悪いけど、いい話だね
322:
日テレの土曜9時ドラマの「聖龍伝説」より
安達祐実演じる主人公、聖羅が「聖龍拳」という拳法を使って悪の拳法集団「幻龍拳」の刺客と戦うという話
その刺客の中に青珍という奴がいて、そいつに幼い安珍という息子がいる。
その息子は人殺しの刺客にするのを反対した母親と共に幻龍拳の追手から逃げているうちに聖羅に会い、
聖羅も青珍から安珍を守ろうとするのだが、目の前で安珍の母親は青珍に殺されてしまい、
安珍の身柄と引き換えに水晶球(物語のキーアイテム)を持って来いと脅してくる。
修行の結果、青珍の奥義を破る事ができた聖羅だったが、実は妻も安珍もグルで、
油断した所青珍に取り押さえられてしまい、青珍は安珍に聖羅にとどめを指すように命令する。
でも安珍は土壇場で聖羅に寝返り、青珍を殺してしまう。
その結果次のエピソードで、裏切り者として幻龍拳に捕まり処刑されてしまう。
と、見せかけて実はこの作戦のリーダーこそが安珍で、
外見は幼い子どもに見えるが、実は幼い頃に体の成長がとまった100歳位のジジイだったことが判明
上記の水晶球の秘密(ドラゴンボールみたいに6つ水晶玉があって、ただの水晶と見分ける手段として聖羅の掌の上で光るという事)
を探るために仲間だった青珍をあえて殺したという事が判明する。
最後には聖羅が安珍を見事にぶっ殺すのだが、一体だれを信じたらいいんだと幼いながらにもやもやした思い出がある。
323:
幼い心にトラウマを植え付ける作品って最近は減ってきたからな
333:
ドラマ『フードファイト』より
主人公はアングラ闘技場的な大食いバトル会場のチャンピオン
それで稼いだ金はかつて自分も育った児童養護施設に寄付してるが、匿名なので
施設の子供達からは施設OBでよく遊びにきてくれるだけの平凡な社会人と思われている
一人が勝ち続けるとギャンブルにならんので、元締からは
毎回個性豊かな挑戦者をぶつけられてさまざまな苦戦に陥るが
何だかんだで「俺の胃袋は宇宙だ」で毎回勝ってしまう
その施設から養子に行った子供達の中に、当時三歳かそこいらで
今は施設のボランティアに来ているJKがいる(主人公の妹分的存在)
JKには一緒に施設に来た当時は小学校高学年だった実の兄がいて
彼女は兄が外国へもらわれていったと施設の園長から聞かされてるが
途中までは主人公がその生き別れの兄かもしれないと思わせて話が進んで行く
だが実はJKの兄は当時交通事故で死んでいた
引き取られる事が決まった妹への花向けにいい靴を万引きし、
どうしても今日要るのですみません後で必ずお金は払いに来ますと置き手紙していたが
兄を嫌っていた同施設の少年がその手紙を隠すか何かしたために
靴屋に追いかけられて逃げる途中で車にはねられたのだった
その少年は成人後医者になり、主人公の対戦相手として現れる
そしてドーピング技術で自分の胃袋を強化して主人公を倒そうとするばかりでなく
事前に↑の事を語り、兄が泥棒して死んだとJKにバラすぞ、と主人公の精神を揺さぶる
主人公は、置き手紙してたんだから(法的にはどうあれ孤児の心情的には)
泥棒じゃねーよと言い返す。しかし医者は未だにJK兄に恨みがあるぽい
334:
記憶うろ覚えだが、アングラのフードファイトがJKにどこからどう漏れたのか
外国へ行ってた兄が帰国してそこにいるらしいと聞かされて近くの建物まで来る
主人公と医者は熾烈な戦いを繰り広げつつも食う合間に会話する
医者は施設にいた当時、性格も成績も良く血縁(妹)までいるJK兄に嫉妬していた
だからJK兄が泥棒になってくれた方が好都合だったから靴屋への手紙を隠した
JK兄が事故死してくれたおかげで、彼の代わりに金持ちの家に引き取られる事ができた
おかげで医者になれたが、本当ならJK兄がなってたんじゃないか、その罪悪感が
十五年以上も医者の心の中にJK兄への屈折した劣等感として根付いていたのだ
まあ主人公にフードファイトで負けて改心するんだが
二人で試合会場の外へ出るとJKがたどり着いていて、二人に出くわす
主人公は、JK兄は残念だがまたすぐ外国へ帰ってしまうんだと取り繕ったが
どこの国だと食い下がるJKにたじたじになる
すると医者が「ドイツだ、俺はドイツで医者になったんだよ
今度日本に帰ってくる時はお前の結婚式の時かもな」と
自分が兄のふりをしてJKを納得させ、
主人公に負けて元締からクビにされたのもあって本当に日本を離れていった
普通に見たら、敵役は改心するし少女の心は傷つかないしでいい話なんだが
靴の万引きで死ぬのは自業自得とはいえ、兄としての立場を医者に乗っ取られ
妹に自分が死んだと知らされない、冥福も祈ってもらえない実兄が可哀想で
成仏できないよなあ…とオカ板的意味では後味悪かった
336:
SF映画「ブレードランナー」
人間の奴隷である人造人間「レプリカント」が存在する未来
かつてレプリカントによる反乱が起きたため、レプリカントは寿命を4年と定められることになっていた
主人公デッカードは、反逆したレプリカントを狩る刑事
反逆し脱走した数人のレプリカントを探す依頼を受け、調査を開始する
デッカードは、自分がレプリカントだという自覚の無いレプリカントの美女レイチェルと出会い、やがて互いに引かれ合うようになる
一方、反逆したレプリカント達のリーダーであるロイは、レプリカントを製造している大企業に潜入し、社長と対面することに成功する
4年と定められている自分達レプリカントの寿命を伸ばすよう社長に要求するも、社長から「それは実は技術的に不可能」と否定されてしまう
社長は以前からレプリカントの寿命を伸ばす実験を何度も行っていたが、それらは全て失敗に終わっていたのだ
デッカードは反逆レプリカント達を一人、また一人と殺害していく
反逆レプリカント達の隠れ家へ突入し、ロイの恋人であるレプリカントを殺害する
337:
丁度そこへロイが帰還する
戦闘型レプリカントであるロイの能力は凄まじく、デッカードは一方的にやられて利き腕の指を一本一本へし折られてしまう
ロイはデッカードに「逃げる時間をやる」と宣言し、デッカードが逃げている間、恋人の亡骸を抱き涙を流した
そしてロイは進撃を始める。4年の寿命で死にかけている身体に鞭打ってデッカードを追い詰める
降りしきる雨の中、為すすべなく逃げ惑うデッカードは、足を滑らせ、断崖絶壁に片手でぶら下がる状態になってしまう
頭上に現れるロイ。雨で滑る手
もはや絶体絶命、と思われた矢先、デッカードはロイに手を差し伸べられ、上へ引き上げられて命を救われる
困惑するデッカードにロイは言う
「俺は、お前ら人間には想像もできないようなものを見てきた。
 オリオン座で炎に包まれた宇宙船。
 タンホイザーゲートで闇の中に輝くビーム。
 今、それが失われる。雨の中の一滴の涙のように」
降りしきる雨の中、ロイは静かに息を引き取った
デッカードはレイチェルに会いにいき、彼女を抱き締め、彼女を連れて逃亡しようとする
その際デッカードは「デッカード自身も自覚の無いレプリカントだった」という真実に気が付く
「いつ死ぬかは分からない。でも、それは人間だって同じだろう?」
373:
映画「ノイズ」観たの小学生だかくらいの頃だからかなりうろ覚え。忘れた部分は省く
主人公の夫は宇宙飛行士
ある時、夫は宇宙空間での作業中に、「あれは何だ?」という意味深な発言をした直後、数十秒ほど地球との音声通信が途絶えた。夫は通信が回復すると、何事も無いと地球に報告した
主人公は地球に帰還した夫と再会し愛し合う
しかし、帰還してからの夫には奇妙な点がいくつもあった
主人公は夫に対して得体の知れない不信感を懐きはじめるが、共に暮らす内にそんな不信感は払拭されていき、円満な夫婦生活が戻ってきた
帰還してからの夫はよくイヤホンを耳に付けて何かを聴くようになっていた。主人公は夫がいない隙にふとそのイヤホンを自分の耳に当ててみた
イヤホンから響いてきたのは「ノイズ」だった
夫は今までラジオか音楽を聴くかのように平然とノイズを聴き続けていたのだ
主人公はこの事実に身の毛がよだち、夫への得体の知れない不信感が前にも増してよみがえる
やはり夫は元の夫ではない。宇宙で通信が途絶えた数十秒の間に何か恐ろしい事があったのかもしれない。もしかしたら、夫は人間でなくなっているかもしれない
その直後、主人公はトイレに駆け込み嘔吐する
主人公は夫との子を妊娠していた
主人公が妊娠の事実を告げると、夫は大喜びする
しかし主人公は素直に喜べなかった。お腹の子も夫と同じく人間ではないかもしれないからだ
主人公は思い悩んだ末、堕胎を決意する
流産することが出来るという薬を手に入れ飲もうとしたところ、夫に見付かってしまう
主人公は夫によって自宅に監禁さる。主人公はそこから決死の反撃を行い、泣きじゃくり嗚咽をもらしながらも、夫を殺害することに成功した
数年後
主人公は夫との子を出産して育てていた
我が子をスクールバスに乗せ、その耳にイヤホンを付けてあげる
イヤホンからはノイズが流れていた
ザァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
374:
今自分で気になったから検索してノイズの予告編動画見てみたんだけど、やっば結構抜けてる部分とか間違いがあったわ
もっと不充分じゃない面白い内容で投下出来たかもと後悔。これじゃ映画の面白さが伝わらない
ちゃんと補習すればよかった
ちなまに予告編動画
https://www.youtube.com/watch?v=VJjKHH3LjK8&feature=youtube_gdata_player
402:
寝る前ついでにまとめ見てたら書きたくなったんで
PS3 とかで出てるwatch dogsってゲーム
ストーリー自体はハッカーの主人公がドンパチするゲーム。舞台はアメリカで街全体がネットワークで監視されている。そういう世界観でメインのストーリー自体はたぶん普通のゲームです。
このゲームのやりこみ要素として町の監視システムにハッキングしてひとの家のスマホとかパソコンにアクセスして盗聴盗撮するっていうコレクト要素(書いてみると趣味悪いな)がある。
そこでとある家にアクセスすると独り暮らしの男性の家の様子が見れるんだけど男性が床に寝てて机の足で顔が見えない状況。息子とおぼしき男性の留守電が再生されている。話を聞いているとどうやら男性は癌で最近息子さんは様子を見にいけていないらしい。
留守電の再生が終わり無言で横たわる男性。
この一連の流れが後味悪かった。ハッキングできるからといって建物内には入れないし、救急車呼べるようなゲームシステムでもないからこの手も足も出ない感が・・・
415:
さっき観た映画『不安の種』の登場人物の一人の話
青年はとある町に引っ越した
しかしその町は奇妙な怪異が蔓延る恐ろしい町だった
青年は様々な怪異に襲われ、ある日とうとう化け物に襲われて大怪我を負う
すっかり怖じ気づいた青年はこの町からの脱出を強く願うようになる
だが、青年の部屋の外には青年を襲った化け物が居座り、青年の部屋を見張り続けていた
青年は頭から毛布を被って部屋に閉じ籠り、「この町はおかしい」と何度も呟き震えながら呟き続けた
そうして何日も経った頃、青年は外に居座っていた化け物が姿を消した事を知る
青年は大急ぎでバイクで走り出す
そして念願叶って隣町へと逃げ延びることに成功した
大喜びする青年
ふと横を見ると、自分の肩に、
恐ろしい顔をした化け物が張り付いていた
青年、絶叫
青年は知らなかったが、ちょうど同時刻、あの町と隣町は合併式を行って一つの町と成っていた
つまり、青年はまだ「あの町」を抜け出せていなかったのだ
青年はそのまま事故ってそれはもうおぞましい死にかたをしました
459:
世にも奇妙な物語で思い出したけど、去年だか今年やってた星新一原作の短篇ドラマで観た話
既出かもしれんけど
うだつの上がらない男が成り上がる事を夢見て宇宙船に乗って出稼ぎへ向かうが、宇宙船が未開の惑星に墜落したせいで、そこでサバイバル生活をすることになる
男の他に生き延びたのは、美人だが我が儘な女のみ
男は来る日も来る日も惑星を探索し、発見したわずかな食料を女のもとに持ち帰る。しかし我が儘な女は礼も言わず、男に不満をばかり言う
ある日、女性はこんなことを言った
「こんな惑星でこんなオッサンと二人っきりなんて……。若くてハンサムな男がいればいいのに」
男は傷付き、「今日はもっと遠くまで探索に行く」と言い、護身用のレーザー銃を手にして探索に向かう
男は歩きながら愚痴を呟く
「俺はこんなに尽くしてるのに…。そろそろ俺を好いてくれたっていいじゃないか…」
そこへ宇宙の救助隊が現れる。墜落した宇宙船の生存者を探していたのだ
救助隊は皆若くハンサムな男達だった
男は「他に生存者が居る」と言い、救助隊を道案内する
男が救助隊を案内した先は断崖絶壁だった
戸惑う救助隊
男はレーザー銃で救助隊を皆殺しにし、死体を崖下へ捨てた
ふと見ると、そこに見たこともない一輪の花が咲いていた
男は持ち帰った花を女にプレゼントした
女は男の前で初めて嬉しそうに微笑んだ
男はその笑顔を見つめながら言う
「これからも俺がお前を守ってやる。たとえ、何が現れようと…」
478:
小学生の頃にやった「破壊王」っていう安っぽいゲーム
主人公はもうすぐ子供が産まれる平凡な会社員
不気味な昆虫に刺されたことで破壊衝動を抑えられなくなり、昆虫に命じられるままに大暴れして、
自宅、住宅街、会社と次々に破壊していく 
(昆虫の正体は多分悪魔の類い)
ステージが進むにつれて主人公の姿は怪物へと変貌していって、それに伴って破壊の対象も巨大で強固なものになっていく
ゲーム後半では主人公はゴジラとかキングギドラみたいな巨大怪獣になっていて、高道路とか橋とかダムとか壊しまくって軍隊の戦車とか戦闘機と戦ったりする
ラストステージでは大都市を破壊しながら東京タワーだかみたいなシンボルへと進撃する
そこへ女神の様な存在が現れて立ち塞がる
ラスボスである女神との最終戦
女神をあと一歩という所まで追い詰めると、主人公の我が子である赤ん坊の姿が、まるで盾のように女神の前に浮かび上がる
(これが女神の見せる幻術の類いなのか、それとも主人公の中の最後の良心なのかは不明)
ここで赤ん坊ごと女神に攻撃してとどめを刺すとバッドエンド
気が付くと、主人公は病院の廊下の椅子に座わって、我が子が産まれるのを待っている所だった
どうやら先程のことは全て夢だったらしい
赤ん坊の鳴き声が響き、主人公ははっと顔を上げる
看護婦が布に包まれた赤ん坊を抱いて現れる
主人公は赤ん坊の顔を見て驚愕する
赤ん坊は悪魔の様な恐ろしい顔をしていた
(多分、主人公が行った破壊行為を糧に悪魔が現世に転生したって結末)
女神への攻撃を中断した場合は、逆に女神の攻撃を受けまくって死亡
気が付くと病院にいて、産まれたごく普通の我が子を抱いて幸せそうに微笑む、というラスト
小学生の時初めてやった時はバッドエンドに行った
やり直してグッドエンド見たけど、赤ん坊を盾にする女神が卑怯に思えて釈然としなかった
479:
>>478
あ、釈然としなかったってのは小学生の時だけの話ね。負けないとグッドエンド行けないってのが当時は悔しかった
今思うと、あれが女神の幻術であるなら、女神は主人公の良心に訴えかけて思い止まらせようとしてたんだろうなって
488:
ふと思い出した、前に読んだSF短篇小説。台詞はうろ覚え
“大事な時に焦ると失敗する。だから、出掛ける前には必ずトイレに行っておきなさい”
主人公は激しい激痛に襲われながら、幼い頃に母から散々言われた言葉を思い出し、己の過ちを悔いていた
主人公はタイムトラベラーだったが、ある理由からタイムトラベルに失敗してしまい、時空の狭間に閉じ込められてしまっていた
そこには主人公の他にも、失敗したタイムトラベラーが大勢おり、ぎゅうぎゅう詰めで身動き一つとれない状態だった
主人公のすぐ隣には一人の男がいた
主人公は男と色々と語り合う
男は最後に笑ながらこう言った
「この特殊な空間では、時間が一定の感覚で進んだり戻ったりしているんだ。だから俺達は永遠に死ぬことはない。
 そして俺達の記憶も同じように進んだり戻ったりする。
 だから俺達は本当は初対面ではないかもしれないし、この会話も既に何度も繰り返し行われているのかもしれない」
主人公は股間を押さえながら思った
「つまり俺はこの先永遠に、この尿意による激しい激痛を味わい続けなければならないわけか」
500:
犬木加奈子「かなえられた願い」から
信心深い老婆がいた。
広い家に住み暮らしに十分なお金はあったが、家族はなく孤独な生活をしていた。
隣家の親切な婦人はたまにお茶に誘ってくれるが、幸せそうな家族を見るのは辛かった。
老婆が真に望んだのは、貧しくとも親しい友人や家族に囲まれた生活だった。
「神さま、わたしゃもうあなたを信じません。あなたのなさった事すべてを恨んでいます」
若い頃の回想をする老婆。
夫は「大きな仕事がある」と出稼ぎに行き事故で死んだ。
夫の死を嘆き悲しむが、残された2人の子ども達を立派に育てる事が神の御心、
そして試練だと信じ乗り越えた。
親切な友人たちに恵まれてもいたが、その友人達も次々に病気や事故が襲い亡くなっていった。
それでも人に甘えてはいけないとがんばった。息子達は大きくなった。
上の息子は工場に働きに出たが、帰ってきたのは工場からの沢山の見舞金と息子の骸だった。
甘えん坊で優しい子だった下の息子は、ささいな風邪を引き医者の手違いで死んだ。
医者からは口止めの代わりに一生分の生活保障を約束された。
それ以来抜け殻のように生きてきたが、老婆はとうとう
悪魔に魂を売り家族を取り戻そうとする。
呼び出した悪魔は
「お前が今この状況にあるのは神を信仰してきたせいだ。
だからお前が神を信仰してなかったパラレルワールドへ送ってやろう」と言う。
501:
老婆が目を覚ますと夫の死の知らせを受けたあの日に戻っていた。
息子たちはまだ生きており、夫も死なずに戻ってきた。
「神を信じてなどいなければ、わたしはこれほど幸せだったのだ!」
と喜んだのも束の間、夫から「借金のかたに家を取られた」と告白される。仕事と言うのはギャンブルの事だった。
本当なら家を賭ける前に夫は死んでいたはずだった。
信じていた親切な友人たちには有り金を全て騙し取られた。
夫に似て酒好きでギャンブル好きだった上の息子は、働きに出た後暴力事件を起こし
賠償金や保釈金を請求された。事件を起こした日は本当なら息子の死んでた日であった。
下の息子が風邪を引くが、医者のかわりに下宿屋のあばずれ娘が看病に来て、
2人はそのまま家の金を持ち出し家出してしまった。
その後も何人もの女性とつきあってお金だけはねだりに来た。優しさはだらしなさの裏返しだった。
夫に足を引っ張られながら息子たちの不始末のしりぬぐいをして、女は年をとっていった。
「みんな勝手なことをして厄介な時ばかりやってくる。始めからいないほうがどんなにましだったか。
 悪魔なんかに願いをかけたばっかりに…。」
もう1つの世界で私が住んでた家は今は別の人が住んでいるのだろう。
親切だった隣家の婦人も年老いた物乞いのような私には見向きもしない。
人はいつも自分の人生にもしもを願う。思いどおりにならなかったことを人のせいにして。
老婆は思う。
これは、あの世界で私の人生が神の御心に守られていた事を信じなかった罰なのかもしれないと。
522:
昭和10年代の半ば、私の父が5歳のとき、七五三のお祝いで、羽二重の紋付き羽織袴の晴れ着を作った。
当時、普通の勤め人家庭であった我が家はあまり豊かでなく、父方の祖母はその晴れ着を作るために大変な苦労をしたという。
その後、昭和20年代初め、祖母の知り合いの和裁屋にその晴れ着の仕立て直しを頼んだところ、いつまで経っても品物は帰ってこず、和裁屋も要領を得ない返答をするばかりだった。
祖父母も思い入れのある品であり、結構高価な物であったので、和裁屋を問い詰めると、技術的に難しいところがあったため、その和裁屋の師匠筋にあたる仕立屋に助力を頼んで晴れ着を預けたという。
ところが、その仕立屋は経営不振に陥って倒産してしまい、預けた晴れ着も戻ってきそうにないと、困り果てたように和裁屋は打ち明けた。
祖父は「なぜそんな未熟な和裁屋に頼んだのだ」と祖母を叱り付け、祖母はこの不始末に大層悔しい思いをしたため、後年になっても、「あのときのあの羽二重は・・・」と繰り言することもあった。
それから時は経ち、昭和50年代半ば、私は小学生で、父方の祖父は既に亡くなり、父方の祖母と同居していた。
ある日、母方の祖父が遊びに来た。そのとき家にいたのは、私と父方の祖母だけ。
祖父は、祖母とひとしきり世間話をして、和気藹々と時を過ごし、「それではそろそろおいとまします」という頃合いになった。
祖父が「実は、私の仕立屋のときの弟子がこの近くで○○屋という和裁屋をやっていまして、このあと久しぶりに訪ねてみようと思っているのです」と言った。
それを聞いた祖母が「ずっと前、その方に晴れ着の仕立て直しを頼んだことがあって・・・」という話をした。
祖母によれば、そのとき祖父の顔色は変わり、慌てるように席を立ったというが、私には別段変わったところは見えなかったと記憶する。
それ以後、母方の祖父がうちに遊びに来ることはなかった。
祖父はその頃、地元の市役所を退職して数年経っていたが、若い頃は家業の仕立屋で働いていた。
この一連の話は、今から十数年前に祖母から聞いたのだが、祖母が数年前に亡くなった今に至るも、母にはこのことは言っていないし、母はおそらくこの話を知らない。
母と祖母の折り合いが悪かった一因には、このこともあるのかなとなんとなく思う、私にとっては激しく後味の悪い話でした。
523:
>>522
うわあ……これはやりきれない
御祖母様の気持ちも分かるだけに
事実関係が二重に確定じゃないのももやもやする
620:
映画『永久(とわ)に美しく』
主人公(男)は婚約者Aの友人である美女Bに誘惑され、Aを捨ててBと結婚
2、30年後
Aは年齢を感じさせない美女としてセレブデビュー
Aは主人公と再会し、「Bを殺して、やり直そう」と誘惑する
必死に老いに抗っていたBは、「永遠の命」が得られるという秘薬を手に入れ、若き日の美貌を取り戻すことに成功
Bに秘薬を売った魔女のような謎の女は、鬼気迫る表情で「くれぐれも体には気を付けて」と意味深な警告をする
早帰宅したBだったが、主人公によって階段から突き落とされ、首の骨を折って死亡してしまう
しかしBは「永遠の命」の秘薬の副作用によって「動く死体(ゾンビ)」として首の骨が折れた状態のまま蘇ってしまう。魔女が警告していたのはこのことだった
Bは復讐すべくAを銃殺
しかし実はAもBと同じように秘薬を飲んでおり、同じように動く死体として蘇生
AとBは殺し合いを始めるが、互いに不死身だから決着は付かないし、凄くえげつない
二人は互いに罵り合い、昔から抱いていた不満をぶつけ合う
そうするうちに二人は和解し、なんと友情が芽生えた
二人は自分達の肌が変色し始めていることに気が付く。どうやら死体だから劣化し始めたらしい
主人公は腕の良い医師で、死化粧に定評があった
「そうだ、主人公も不死身にして、私達に死化粧をさせ続ければいいじゃない」
621:
二人は主人公を捕まえて秘訣を飲ませようとする
主人公は命辛々逃げ出して行方を眩ました
「これから私達は、お互いの体にペンキを塗り合って死化粧していくしかないわ」
「お尻にも?」
「そう、お尻にも」
「あはははは」
二人は笑い合うが、やがてメソメソ泣き始める
数十年後
主人公の葬儀が行われていた
神父が主人公がいかに素晴らしい人物であったかを演説している
主人公は過去を捨てて新天地での新しい人生を始め、様々な事業を開いて大勢の迷える人々を救い、様々なことに意欲的に挑戦し、50歳を過ぎて同い年の女性と結婚し、数人の子供までもうけ、絶好調の人生を送ったらしい
葬儀の参列者には、AとBの二人もいた
AとBは主人公について書かれたパンフレットを読み、人目もはばからず、主人公を馬鹿にするかの様に笑い合っていた
二人は自分達のペンキの死化粧が剥がれかけていることに気が付き、葬儀の途中で立ち去ろうとする
しかし、神父の「主人公は永遠の命を得た」という言葉に振り向く
神父「主人公という存在は大勢の人に愛され、その心の中に生きていくだろう。これこそ、真の永遠の命』なのです」
二人は「馬鹿馬鹿しい」と吐き捨ててその場を去る
しかし二人は足を滑らせて階段から転落し、体がバラバラに砕けてしまう
断面から覗く二人の体内は、肉体が風化したのか空洞と化しており、事実上「人を型どったペンキの膜」と化している状態だった
それでもまだ、地面に転がった二人の頭部は意識を持って動き続けていた
629:
pspゲーム スーパーダンガンロンパ2の第1章
日本全国からあらゆる分野の天才、超高校級の才能の持ち主を集めた私立希望が峰学園。
その生徒たちが学園に監禁され、命がけの殺し合いをさせられるというのが大まかな話で
ダンガンロンパ2は舞台を常夏の無人島に移し、16人の少年少女が殺し合いゲームに巻き込まれてしまう。
訳の分からないまま常夏の無人島に連れてこられた主人公達生徒は、絆を育むという名目の上で共同生活をさせられていた。
一部の生徒はその状況に懐疑的であったが、ほとんどの生徒は順応し穏やかな日々を送っていた。
しかし、突如島に現れたモノクマと名乗る熊型ロボットのせいで状況は一変する。
モノクマ曰く主人公達は一生、島から外に出ることができず外に出たければ誰かを殺さなければいけないという。
更に詳しく説明すると
殺人事件発生
 ↓
事件調査
 ↓
学級裁判
 ↓
犯人の投票
というプロセスを経て投票の時点で自分が殺人を犯したクロだと隠し通せれば島から出ることが出来、犯人以外はオシオキ(処刑)
逆に、自分が殺人を犯したクロだとバレれば自分だけがオシオキとのことらしい。
無論、そんなことが受け入れられない生徒たちはモノクマに挑みかかるも
重火器を積んだロボットを前に戦意を失ってしまう。
悲嘆にくれる一同。しかし、超高校級の御曹司である十神白夜の鼓舞によって再び結束を取り戻したのだった。
だが、そんな十神の努力も空しく殺人事件が起きてしまう。
しかも、被害者は十神白夜その人だった。
630:
事件の調査の後、命懸けの学級裁判に臨む生徒たちは
証拠や状況について議論を行っていくうちに一人の人物にたどり着いた。
狛枝凪人…超高校級の幸運の持ち主で、主人公にとって島でできた初めての友人だった。
主人公は狛枝が殺人事件の犯人だとは信じられなかった。
と、いうのも狛枝は捜査や議論で手助けをしてくれる所謂ワトソンのような立ち位置のキャラであり
性格自体も(卑屈ではあるものの)殺人を犯すようには思わなかったからだ。
しかし、突然狂ったように笑った後、狛枝は自分が現場に隠しておいた凶器で十神を殺したと自供する。
では、何のために殺人を犯したのか?
彼曰く、この絶望的状況を乗り越えるには超高校級の才能を持つ「希望」である皆を強く結束させる必要があった。
その為には、大した存在ではない自分が皆の希望であった十神を殺すことにより学級裁判を起こし
その障害を乗り越えるための踏み台になる必要があったのだという。
そんな狛枝の、自分の命さえいとわない希望への盲信には誰もが畏怖し、処刑を急ぐように迫った。
だが、狛枝の犯行という前提で事件を振り返ってみると多くの矛盾が現れた。
その後、新しい情報を加味した議論を重ねた結果、
犯人は超高校級のシェフである花村輝々ということが判明する。
631:
皆に追及された花村は事件の真相を語り出す。
パーティー料理の仕込みをしていた花村は不気味な笑い声をあげながら怪しい工作を行っている狛枝を見かける。
彼を問いただすと、希望の踏み台という訳の分からない理由で殺人を犯すと告げられたのだという。
それを聞いた花村は皆を守るために狛枝の計画に便乗し、彼の殺害を計画。
だが、死んだのは運が悪かったのか狛枝とモメていた十神だった、と。
しかし、学級裁判で他の皆の命が掛かってる以上、自分自身の思惑があったはずだとモノクマに突っ込まれた花村は
真の動機を語りだした。
それは、実家の食堂に置いてきた母親のことだった。
花村の母親は体が弱いにも拘わらず一人で食堂を切り盛りしていた。
花村はそんな母を楽させるために希望が峰学園を卒業しようとしていたのだ。
しかし、島に閉じ込められ、外に出たくても出られず、極限状況に追い込まれた末に凶行に及んでしまった。
狛枝はそんな花村の希望と皆の希望のどちらが優れているかを見定めるために彼を庇い、議論を混乱させていたのだ。
罪を受け入れた花村は皆に謝罪を述べた後、せめて…とモノクマに母親のことを問いただす。
だが、無慈悲にもモノクマはそれに答えずオシオキを執行。花村は処刑されてしまった。
凄惨な処刑を目の当たりにした一同は言葉を失う。
その状況の中でも狛枝は「尊敬する希望が1つ失われてしまった」と嘆いていたが
次の瞬間には、花村の犠牲を胸に結束を強めていこうと笑顔で語りだす
そんな狛枝に対し生徒たちは怒りを向け、「殺すぞ」と恫喝する生徒まで現れた。
だが、当の狛枝は「殺してくれてもいいよ」、「もし殺すなら教えて、力になるよ」と笑顔で返す。
もはや、そんな狂人に関わろうとする人間はもういなかった。
結局、この日の裁判は終わった。だが、これもコロシアイの始まりにすぎないのだった。
638:
西武グループ創業者の堤康次郎のwikipedia記事読んでて後味悪かった
(堤は)、関東大震災の直後、一家全滅したようなところの焼跡に、かたっぱしから「堤康次郎所有地」と書いた棒杭(ぼうぐい)を立てた。
どこからも文句がでなければそのまま、出れば法廷でお抱えの弁護士をつかって、所有権を証明する物的証拠を示せ、と争ったという。
652:
もう15年くらいになるだろうか、地元であった話
商店街の一角に服屋さんがあったんだけど、
若者向けの割には値段が高くて、あまり利用する人はいなかった。
ある日そこのお店の主人が、経営難を理由に自殺。
葬儀やら何やらがひと段落着いた所で、遺族は店に残された沢山の商品をさばくために
投売り価格で全部売って処分しようとしたんだけど、
今までその店に寄り付きもしなかった人達が店に押し寄せて、全部完売。
お店がオープンして以来来たことのない客数だったそう。
当時学生だった私は、最後のセールは知っていたけど行く気になんかなれなかったけど、
クラスメイトが「これ、あのセールで買ったんだよ!もっと早く自殺すればよかったのに」と
服と、自分が見た店内の様子を自慢していて居た堪れなくなった。
それから数ヵ月後、そのお店が入ってた建物の2階の窓から、
自殺した服屋の主人が見下ろしていたと言う噂が広まった。
その噂が本当なら、彼は一体どんな気持ちで下を通る人たちを眺めていたんだろう。
656:
>>652
乙うわぁぁ…
すごい後味悪い
早く自殺すれば云々は胸くそ悪い
そういう餓鬼はろくな人間になってないんだろうな
そこも含め後味悪くて良かった
793:
映画スターウォーズのワンシーン
ゴロツキが集まる酒場で宇宙人とその相棒が酒を飲んでいる
そこへ主人公がやって来る
宇宙人は母星の言語(意味不明)で主人公に話しかける
すると相棒が間に割って入り、宇宙人の言葉を主人公に通訳する
相棒「お前の顔が気に入らないそうだ」
それに素っ気なく対応する主人公
相棒は主人公をビビらせたいのか、さらに凄む
相棒「俺たちは12の太陽系で死刑を宣告された宇宙のお尋ね者なんだ。あまりなめてると容赦しないぞ」
すると宇宙人がいきなり主人公に掴みかかり、何やら意味不明の言語でまくし立てる
すると主人公の連れが現れて、武器で宇宙人の腕を切り落とす
宇宙人と相棒は尻尾を巻いて逃げ去る
スターウォーズのパロディー作品で、このシーンの宇宙人の台詞に翻訳字幕がつていてる
宇宙人、ルークに対し『よう。いい髪型だな。どこで切ってもらった?』
相棒、宇宙人とルークの間に割って入り「お前の顔が気に入らないそうだ」
宇宙人『ちょ、俺そんなこと言ってないって』
相棒「俺たちは宇宙のお尋ね者だ」
宇宙人『あちゃー…』
宇宙人、主人公に掴みかかり『ごめんよ、こいつ酔ってるんだ。許してやってくr…』
スパーン!
宇宙人『ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ』
796:
試し読みした「死役所」という漫画
文字通り死後の世界に市役所みたいな所があって
死んだ人間がやって来てそこでいろんな身の上話をしたり
必要書類を提出して天国にいくか地獄に行くのか成仏するのか
その後の行く末を決める、みたいな話
顔が半分無いツナギ姿の女性がやってくる
その子は死ぬ直前に人をかばっていた為「他人を庇って死んだ」
という書類を提出するように求められるがそれを拒む
その女性は実は犯罪者だった
(詳しい内容は語られないが動物をいじめていた子供から
それを助けようとした、みたいな事が少し語られた)
1年ほど服役し出所したので就職活動をしていたがうまく行かない
今日の面接もうまく行かずに公園でお昼も食べずに落ち込んでいると
気のよさそうなおじさんが話しかけてきた
なんだかんだで付いていくと実は近所の自動車修理工場の社長で
その人の所で雇ってもらえることに
働き出してから分かったがその会社には同じような人がたくさんいた
みんな犯罪や何かで捕まったりして出所してもうまく行かなかった所を
社長に雇ってもらった人間ばかりだった
そのことを知って女の子は社長をますます尊敬した
社長も「この資格の本いるか?」「弁当のからあげ1つやるよ」と
何かと気にかけてくれて周囲の人とも馴染んで社会復帰できると思っていたし
母親も「工場なんて危ないんじゃない?」と心配しつつも娘がちゃんと
働けていることに安心していた
そんなある日、吊るされていた鉄板が操作ミスで社長の頭上に落ちてきた
それに気づいた女の子は咄嗟に走って社長を突き飛ばし自分が死んでしまった
797:
なぜ書類を書くことを拒むのか?不利になるような書類ではないですよ?
という死役所の人の問いかけに女の子は心情を語る
「辛かった時に拾ってもらって社長には本当に感謝している、本をくれたり
私の前科だって何をしたかなんて全然聞かないし、尊敬していた。
でもそんな社長なのにどうしても何で庇ってしまったんだろうって考えてしまう。
私だって生きていたかった。あんな人放っておけばよかったのに…でもそんな風に
考えてしまう自分がすごく嫌でこんな私が誰かをかばって死んだなんてそんな
立派な事を言われる資格はない。」
しかし必要書類を書かないと行く末を決められないしこの書類を提出したからって
天国行きが決まる訳ではないし、助けられたことによって苦しむ人もいる
何より貴方がとった行動なのだからちゃんと評価して貰うためにも
ちゃんと書類を提出するべきだ、と説得されて書類を提出することに
一方の現実世界
死んだ女性のお葬式に工場の従業員達がやってくる
しかしその中に社長の姿はなかった
涙ながらに母親は「社長や会社のことは娘から聞いていた。
あの子も本望だったと思う」と頭を下げる
そして従業員達が「やっぱり彼女にも伝えておくべきだったんじゃ…」
「無理だよあの子は社長を慕ってたのに」「おめでたい子だよ」
と、ひそひそと話を始める
実は彼女が慕っていた社長は悪徳社長だった
困っている人を拾ってきたというのは安くコキ使えるからで
あの事故も彼女以外の従業員全員が相談し決めて起こした人為的な物だった
「保険にも入れないで長時間労働で危険な作業」「犯罪者だからって人の足元見て…」
「あの子が代わりに死ぬなんて…」「社長に罰が当たって死ねばいいのに」
と、その言葉に被って和室で無表情でうつむく社長の顔のアップで終わり
802:
『フライト』という映画が半分後味悪かった。半分は後味良い
主人公は酒と麻薬が大好きな飛行機パイロット
その日も密かに酒に酔った状態で大型旅客機を操縦していた
すると旅客機は上空数千メートルでほぼ操縦不能に近い状態に陥る
そこで主人公は、後に「神技」とまで称されることになる高度な操縦技術を発揮し、旅客機を奇跡的に不時着させることに成功
乗務員2人と乗客4人が死亡したが、90人以上の人間の命が救われた
女性乗務員Aは、客席から投げ出された子供を助けて死んだらしい
主人公は「英雄」と誉め称えられて一躍時の人に
調査委員会による飛行機墜落の原因の調査が行われ始める
事故直後に病院によって行われた血液検査では、主人公とAの血液からアルコールの成分が見付かっていた
飛行士の飲酒運転は重罪であり、終身刑もあり得る
主人公の状況は一転し、「英雄か、犯罪者か?」と疑惑の人になってしまう
主人公の弁護士は病院の血液検査の不備を指摘し、調査結果は当てにならないと論理的に主張して主人公を無罪にしようとする
そして調査委員会による会議(?)が始まり、主人公はその席で大勢の目の前で尋問されることになる
飛行機に異常が発生した原因は全て飛行機そのものにあり、主人公は関係無いことが明らかになっていた
しかし飛行機のゴミ箱からウイスキーの空ボトルが見付かっており、委員会は事故とは関係無くそれを主人公に追求する
主人公は嘘を吐きまくって身の潔白を主張し続ける
しかし最後に「では、酒を飲んだのはAなのか?」と質問されると沈黙してしまう
主人公は暫く狼狽した後、
「Aは酒を飲んでいない。Aは子供を救った」
「酒を飲んだのは自分だ」
と正直に白状してしまう
あと一つ嘘を吐いていれば無罪だったのに、主人公は地位も名誉も全て失い、犯罪者として長い刑に服すことなった
ずっと主人公を軽蔑していた息子が面会に訪れて、「父さんは立派な人間だと思う」と言って終わり
804:
>>802
予告見てパニックサスペンスものだと思って見に行った人は後味悪かっただろうな
952:
藤田あつ子の漫画『煌如星シリーズ』よりタイトル失念
清の時代の中国で県知事(※県民の選挙ではなく中央から派遣される高級役人)の
主人公が、様々な身分や職業の人達の間に起こる殺人事件を推理する
手元にないのでちとうろ覚え、あと時系列順に書くため倒叙化
地元の役人が富豪の令嬢に婿入りするために退職した
元々あんまし役人として優秀でもなく、よく言えば純粋・悪く言えば子供で
言いたいことはその時の気持ちのままに言っちゃうし計画性とか生産性がない性格
大好きな詩を出版したり美しい妻と酒飲んだり楽器弾いたりしながら
富豪の財産で風流に暮らしていければいいな?的なあんぽんたん(以下詩人)
富豪夫婦もそれは納得済みで、もともと詩人の親に世話になった事があって
その死後に幼い詩人を引き取り、幼い一人娘と婚約させて婿候補として育てた
時代が時代なので一人娘が婿をとらなければまずこの商家が存続できない
商売は有能な部下達にさせればいいので婿になってくれさえすれば十分
詩人は頼りないお人よしだが、誇り高い令嬢もまんざらではなかった
しかしある時令嬢は、仕立て屋に作らせた何枚もの豪華な服の中に
色が気に入らないものがあったので、一人の若い下女に笑顔で押し付け
恐れ多いだの仕事で汚してしまうだのと拒否されても無理に着せてしまった
その着飾った下女を見た詩人は、一目で下女に恋をしてしまう
953:
下女と結婚したいから令嬢との婚約を破棄するという詩人に富豪夫妻激怒
恩知らずだの、居候に捨てられた女なんて他の縁談も来ないから家が滅ぶだの騒ぐ
他の使用人達も、主人の婚約者をたぶらかして引き離す不忠者と下女をなじる
下女自身は詩人に恋愛感情があるわけではなかったが
身分の高い相手から求愛されたら拒否権がないのと
そのレアな幸運自体に内心舞い上がってしまい、黙って詩人に付き従っていた
令嬢本人だけが妙に冷静で、ここでgdgd引き止めても自分の価値が下がるだけ、
でも自分と結婚しないならもうここは詩人の家じゃないから二人で出て行ってくれ
と告げて、全員を納得させ、詩人は下女とラブラブで出て行った
……令嬢の本心はこの時点では誰も気づいていなかった
その後、甲斐性のない詩人は富豪の家を出たことで現実に打ちのめされる
今更役人には戻れないし元手がなきゃ行商人にもなれないし土地がなきゃ農民もやれないし
そもそも詩で食って行くつもりのワナビなのでまともに労働する気はない
かといって惚れた女房に夜の仕事をさせる気もない
手持ちのものを売ったり、妻が同じ庶民の家事手伝いして小銭を稼ぐ貧民生活
二人はスラム街みたいなところで詩も売れずにくすぶっていた
富豪の家に一人で戻ってきた詩人のやつれた顔を見た時、令嬢は内心
詩人が元下女と別れて自分とやり直しに来たんじゃないかと思った
それが金や贅沢な生活目当てだろうと構わない、一緒にいてほしい
しかし違った、元下女が無理な生活がたたって病気になったので
治療費と当面の生活費を援助して欲しい、と詩人は妻のために来たのだ
954:
富豪夫妻も使用人達も、詩人がどこまで恩知らずなんだと怒る中
令嬢はプライドが邪魔して素直になれず「また」カッコつけてしまい
元下女の病気が治るまでなら詩人と二人でこの家で療養していい、と言ってしまう
詩人は相変わらずの無神経無双
妻にとって敵だらけの屋敷では妻が落ち着けるはずもなく、家に帰りたい、
特に変に親切な令嬢が怖い、恋敵だし何か企んでいるんじゃないか、と言っても
令嬢を疑うな、帰るも何もここが元の家だろう、幼馴染と仲良く話して何が悪い
(※最後の言葉は浮気の口実じゃなく素で言ってる)
あげく、その幼馴染である令嬢と、夜の豪華な中庭で月を見ながら会話し
「昔は当たり前だと思っていたが、失って初めて美しい世界の大切さが解った
我ながら大きなものを捨ててしまった」みたいな事をぬけぬけと言ってしまう
この言葉を『元下女との事をなかったことにして
またこの家の家族として暮らしたい』という意味だと解釈した令嬢は
父の商売敵が父の命を狙った誤爆だと見せかけて、巧妙に元下女を毒殺した
主人公はそのトリックを実行可能なのは令嬢だけだと気づいたが、物的証拠がない
おまけに富豪夫妻も使用人達も、被害者の夫である詩人までもが令嬢を
「恋敵すら寛大に許す慈悲深い聖人で、殺人はありえない」と信じ込んでいた
だが主人公は、かつて詩人が令嬢に送ったアクセサリーを、令嬢が
捨てもせず、素知らぬ顔してつけもせず、密かに持ち歩いていた事に気づいた
そしてそれが令嬢の詩人に対する秘められた執着だとも
そこで「詩人が今もどんなに亡き妻を愛しているか」を滔々と語って挑発したら
誇り高い令嬢は今まで決して見せなかった憎々しげな眼差しで睨み、自供した
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有給休暇を使えず消滅する日数、賃金に換算すると労働者全体で年6.2兆円に上る事が判明

『NARUTO -ナルト-』伝説の三忍の弟子が凄い 自来弥の弟子…大蛇丸の弟子…綱手の弟子…

バッハの音楽凄すぎ!何て言うか…人間に生まれて音楽が聴けて良かったって感じだわ

コンビニバイトだけど別のコンビニで買い物中に店員の「いらっしゃいませー」に釣られて俺も叫んでもうた

自分の食い扶持は自分で稼げる人間になりたいという娘に「高給取り掴まえればそれこそ幸せになれるよ」と失言してしまった

108連SSR1枚確定ガチャ2万5千円wwwwwwwww

【急募】来季の中日がAクラス入りする方法

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