キョン「ハルヒ‥俺、朝比奈さんのこと」back

キョン「ハルヒ‥俺、朝比奈さんのこと」


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1:
キョン「朝比奈さんのこと好きになったんだ、悪い別れてくれ」
ハルヒ「はぁ?あんた何言ってんの?あんたが私から離れられる訳ないじゃない」
キョン「ハルヒ、いい加減にしてくれ‥おまえのジコ虫心的なところ、女らしくないところ全部嫌になったんだ‥」
ハルヒ「キョン‥私‥そんなの‥そんなの許さないから!」
7:
―次の日
古泉「涼宮さんとお別れになったということですが本当なのですか?」
キョン「あぁ本当だ‥情報早いな‥」
古泉「えぇ、まぁ超能力がありますから」
ハルヒ「キョン!」
古泉「おっと、これはお邪魔虫ですね、僕はこれで失礼します」
12:
キョン「あ!古泉‥いっちまった‥」
ハルヒ「キョン!どういうこと!?」
キョン「何がだよ」
ハルヒ「学校には一緒に行く、これは付き合いたての時に約束したことでしょ?」
キョン「‥」
ハルヒ「なのに10分待っても20分待っても来ないし!学校に来てみればいるし!どういうこ‥」
みくる「キョンくーん!」
ハルヒ「!!」
キョン「朝比奈さん!どうしたんですか?」
15:
みくる「今日朝一緒にきたときにキョンくん風邪気味って言ってましたよね?風邪薬と飲み物です、どーぞ」
キョン「朝比奈さんありがとう、本当に優しいな」
ハルヒ「‥」
―キーンコーンカーンコーン
みくる「あっ授業始まっちゃうので行きますね」
キョン「わざわざありがとうございます」
ハルヒ「キョン‥どうして」
キョン「ハルヒ、わかったな?そういうことなんだよ」
34:
ハルヒ「私とは終わりだからみくるちゃんと‥」
キョン「そうだ」
ハルヒ「わかった、あんたがそういうならこっちにも考えがあるから」
キョン「頼むから変なことは考えないでくれ、本当に迷惑なんだ」
ハルヒ「‥」
キョン「朝比奈さんにはまだ告白はしてないが近々するつもりだ」
69:
キョン「大好きなんだ」
ハルヒ「え…?」
キョン「だからごめん。お前とは付き合えない」
ハルヒ「そんな…嘘でしょ?私こんなにキョンを好きなのよ?」
ハルヒ「頑張って告白したのに…そんな…そんな…」
キョン「…ごめん」
ハルヒ「嘘よ…これはドッキリでしょ?いままで全部私の思い通りになってきたのよ…」
ハルヒ「なのにこんなときに思い通りにならないなんて…嘘よッ!!!!!」
71:
キョン「ハルヒ…ごめん」
ハルヒ「あは…嘘つかなくて良いのよ…照れ臭いんでしょ…わかってるわ…」
ハルヒ「あたしだって恥ずかしいわ…あんたに告白なんて…でも素直になって…」
ハルヒ「あたしを好きだといってよ…」
キョン「ハルヒ…落ち着け」
ハルヒ「ねえ…みくるちゃんなんかより…あたしの方がかわいいわよ…」
ハルヒ「みくるちゃんなんて乳だけの馬鹿女よ…みくるちゃんなんて…」
キョン「ハルヒ!!!」
ハルヒ「びくっ」
72:
キョン「朝比奈さんの悪口は言うな…」
ハルヒ「なんであんな奴をかばうのよ…色目使ってるだけよ…」
ハルヒ「あんな奴…あんな奴…」
キョン「いい加減にしろッ!!!!」
ハルヒ「ビクゥッ」
ハルヒ「いやよ…こんなの嘘よ…こんなキョン嫌いよ…」
ハルヒ「こんなキョン、いなくなっちゃえ!!!!!」
74:
キョン「しーん………」
ハルヒ「なんで消えないのよ…消えろ!消えろッ!!」
キョン「………」
ハルヒ「なんでよ…いままで私の願いはなんでもかなったのよ…」
ハルヒ「なんで…なんでよっ!」
ハルヒ「ダッ」
キョン「ハルヒ!」
ハルヒ「タッタッタッ…」
キョン「ハルヒ…ごめん」
75:
古泉「見てましたよ」
キョン「古泉…」
古泉「少し前の僕ならあなたを催眠術にかけてでも彼女の告白をOKするようにしたのですが…」
古泉「彼女の力が消えた以上、あなたは自由です。ニコッ」
キョン「そのニヤケ面はやめろ」
古泉「これは失礼。さあ、あなたの想い人はそこにいますよ」
キョン「あ、朝比奈さん…俺、朝比奈さんのことがっ…!」
76:
キョン「ハルヒ、俺、朝比奈さんと付き合うことになった」
ハルヒ「………」
キョン「ごめんな…お前の告白、受けられなくて…」
ハルヒ「………」
キョン「でも俺は朝比奈さんを愛してるんだ。わかってくれ…」
ハルヒ「キョン…あんた…おかしいわよっ!!!」
ハルヒ「タッタッタッ」
キョン「ハルヒ…」
古泉「大丈夫ですよ、彼女の機嫌を取る必要はありません」
古泉「朝比奈さんはこの先のマンションで待っています。そこで一緒に暮らしましょう」
キョン「色々すまないな…古泉」
古泉「あなたには迷惑をかけましたから。せめてもの罪滅ぼしですよ」
77:
長門「…これでいいの?」
古泉「これで僕には平穏が、あなたには任務の完了が訪れます」
古泉「利害は一致のはずですよ」
長門「………」
古泉「あなたがそんな人間的な同情をするなんて似合いませんよ」
古泉「あなたはただのロボットでしょう?」
長門「………」
長門「朝比奈みくる…涼宮ハルヒ…」
長門「キョン…」
78:
古泉「がちゃ」
古泉「こんにちは。食料を持ってきたしたよ」
キョン「おお、すまないな」
古泉「彼女は?」
キョン「いま寝てるよ。かわいいだろ?ははは」
古泉「愛らしい寝顔ですね。幸せそうだ」
キョン「飯食ってくか?」
古泉「いえ、ここでは少し気が進みませんので」
キョン「そうか…じゃあな」
古泉「ええ」
79:
古泉「涼宮さん」
ハルヒ「なによ…あんたも狂ってるんでしょう」
ハルヒ「みんな…みんな狂ってるのよ!」
古泉「安心してください。僕はまだ正常です。あなたと同じく」
ハルヒ「………」
古泉「あなたに声をかけたのは…彼のことでお話があるからです」
ハルヒ「!!!」
古泉「いま一番狂ってるのは…彼です」
古泉「彼を正気に戻せるのはあなただけです」
古泉「彼はこの先のマンションにいます。…彼女と共に」
ハルヒ「!!!」
古泉「すぐ行って、このビデオを彼と一緒に見てください。必ず正気に戻ります」
ハルヒ「わかったわ!」
ハルヒ「タッタッタッ………」
80:
ハルヒ「ガチャ!」
ハルヒ「キョン!…っ!」
キョン「ハルヒ!いったい何をしに…」
ハルヒ「あんたを正気に戻しに来たのよ…」
キョン「正気に?狂ってるのはおまえだ!」
ハルヒ「もう、終わりにしましょうよ…」
ハルヒ「みくるちゃんもかわいそうよ…」
ハルヒ「もう休ませてあげましょ…」
81:
キョン「なにをいって」
ハルヒ「これを見ましょ…」
ハルヒ「がちゃ…ピッ」
キョン「………」
キョン「なんだ…これ…」
ハルヒ「う…うぇ…」
ハルヒ「ゲロゲロ」
キョン「嘘だ…俺の朝比奈さんに何をする…嘘だ…嘘だっ…」
ハルヒ「これが真実なのよ…これが、真実…」
キョン「ハルヒ…うぅ…」
ハルヒ「これからは私が一緒にいてあげるわ…」
キョン「うぅ…ハルヒ…ハルヒ…」
83:
古泉「がちゃ」
ハルヒ「あら、古泉くん」
古泉「はあ…はあ…涼宮さん、正気に戻ってください」
ハルヒ「え?なにいってんのよ」
古泉「…彼を楽にしてあげましょう…」
古泉「このビデオを一緒に見ましょう」
古泉「がちゃ…ピッ」
ハルヒ「そんな…キョン…キョン!」
古泉「これが、真実です」
ハルヒ「嘘よ…キョン…」
古泉「大丈夫です…これからは僕が、そばにいますよ」
ハルヒ「古泉くん…古泉くん…」
84:
みくる「がちゃ」
古泉「おや、朝比奈さん」
みくる「古泉くん…お願い、正気に戻って」
古泉「正気に…?はて…?」
みくる「これを…みてください」
みくる「がちゃ…ピッ」
古泉「な…涼宮さん、涼宮さん!嘘だっ!そんなっ!」
みくる「これが…真実なの」
古泉「嘘だっ!涼宮さん…」
みくる「大丈夫です…これからは私がそばにいてあげるから…」
古泉「嘘だ…朝比奈さん…朝比奈さん…」
85:
キョン「がちゃ」
みくる「あ、キョンくん」
キョン「朝比奈さん…正気に戻ってください」
みくる「え?正気?どういうことですか?」
キョン「これをみてください」
キョン「がちゃ…ピッ」
みくる「う…いやぁぁぁ!古泉くん…!」
キョン「残念ですが…これが真実なんです」
みくる「そんな…古泉くん…」
キョン「俺が、そばにいてあげます」
みくる「キョンくん…キョンくん…」
87:
ハルヒ「がちゃ」
キョン「は、ハルヒ!」
ハルヒ「キョン…お願い、正気に戻って」
キョン「正気に…?」
ハルヒ「これを見ましょ」
ハルヒ「がちゃ…ピッ」
キョン「こ、これは!朝比奈さん…うぅ…」
ハルヒ「これが真実よ…」
キョン「朝比奈さん…うぅ…」
ハルヒ「私がそばにいてあげる…」
キョン「ハルヒ…うぅ…うぅ…」
92:
古泉「がちゃ」
ハルヒ「あら、古泉くん」
古泉「はあ…はあ…涼宮さん、正気に戻ってください」
ハルヒ「え?なにいってんのよ」
古泉「…彼を楽にしてあげましょう…」
古泉「このビデオを一緒に見ましょう」
古泉「がちゃ…ピッ」
ハルヒ「そんな…キョン…キョン!」
古泉「これが、真実です」
ハルヒ「嘘よ…キョン…」
古泉「大丈夫です…これからは僕が、そばにいますよ」
ハルヒ「古泉くん…古泉くん…」
93:
みくる「がちゃ」
古泉「おや、朝比奈さん」
みくる「古泉くん…お願い、正気に戻って」
古泉「正気に…?はて…?」
みくる「これを…みてください」
みくる「がちゃ…ピッ」
古泉「な…涼宮さん、涼宮さん!嘘だっ!そんなっ!」
みくる「これが…真実なの」
古泉「嘘だっ!涼宮さん…」
みくる「大丈夫です…これからは私がそばにいてあげるから…」
古泉「嘘だ…朝比奈さん…朝比奈さん…」
95:
キョン「がちゃ」
みくる「あ、キョンくん」
キョン「朝比奈さん…正気に戻ってください」
みくる「え?正気?どういうことですか?」
キョン「これをみてください」
キョン「がちゃ…ピッ」
みくる「う…いやぁぁぁ!古泉くん…!」
キョン「残念ですが…これが真実なんです」
みくる「そんな…古泉くん…」
キョン「俺が、そばにいてあげます」
みくる「キョンくん…キョンくん…」
97:
長門「人間とは面白い」
長門「常に信じ続けている」
長門「自分だけは狂っていない、と」
長門「本当は…狂っているのは自分だけかも知れないのに」
長門「大変興味深いデータが取れた」
長門「果たしてどれが真実なのか…誰にもわからない」
?完?
118:
―――――――――――
ハルヒ「っていう夢を見たのよ」
キョン「半分当たってるけどな」
ハルヒ「何?キョン古泉君のこと?」
キョン「そんな場面がいつあった?」
ハルヒ「ビデオ・・・持ってるの?」
キョン「寧ろ俺が欲しい」
ハルヒ「・・・」
119:
キョン「俺は朝比奈さんのことが」
ハルヒ「いや・・・」
キョン「好きだ」
ハルヒ「いやぁ・・・」
キョン「あの女性らしい所がいいな」
ハルヒ「嘘でしょ・・・」
キョン「本気と書いて(ry」
ハルヒ「夢落ちじゃなかったの・・・?」
キョン「あの女らしさがハルヒにもあればなぁ?」
ハルヒ「え?」
キョン「そうすればもう少し魅力的になるのにな?」ニヤニヤ
120:
ハルヒ「くっ!あたしだって本気を出せばっ!」
キョン「明日から本気出すとかそういうのは受け付けない」
ハルヒ「ぐっ、い・・・今から本気出すわよっ!」
キョン「じゃあ俺はもう帰るからここで別れるぞ」
ハルヒ「・・・ん、また明日」
キョン「・・・」
ハルヒ「な・・・何よ?」
121:
キョン「今から本気出すんじゃないのか?」
ハルヒ「な・・・別れ際に女らしさって・・・」
キョン「朝比奈さんが彼女だったらなあ・・・『別れるのが寂しいです?
明日が待ち遠しいです?』ぐらい言ってくれそうだが・・・」
ハルヒ「・・・わよ」
キョン「は?」
ハルヒ「あたしだって別れるのは寂しいわよっ!!
もうちょっと一緒に居た・・・」
キョン「はいよくできました、また明日」
ハルヒ「なっ?!」
スタスタスタ
ハルヒ「何なの?!!!キョンのくせに!!」
122:
古泉「ちょっとやりすぎじゃありませんか?」
長門「私は夢を見せただけ」
古泉「効果がありすぎますね」
長門「純粋」
古泉「彼にも夢を?」
長門「危機感を与える程度に」
古泉「いやはや・・・恐るべき策士といった所ですか」
139:
prrrrrrprrrrrr
キョン「ん、古泉か」
ピッ
――――――――――――――
古泉「・・・というわけなんです」
キョン「そうか・・・あの夢は長門が・・・」
古泉「ええ」
キョン「長門に伝えておいてくれ、
次にやったら本気で怒るぞ・・・と」
古泉「どのような内容だったのですか?」
140:
キョン「・・・今まで通り、俺がハルヒに振り回されながら
毎日生活してくんだ、そしてある日突然『飽きた!』って言われてな」
古泉「ほう」
キョン「なんとな?く長門に顔の似たイケメソに取られてな・・・
俺はハルヒとの楽しかった思い出なんかを噛みしめながら泣いてんだよ」
古泉「なんと」
キョン「んで、何か知らんが受け身ではいけない!攻めるべき!
って声が聞こえて眼を覚ますんだよ」
古泉「ちょっと見てみたい夢ですね」
キョン「その夢が連続30日続いた」
古泉「・・・すいません」
キョン「毎朝毎朝、目に涙を一杯に貯めて起きるとな
さすがに堪えたよ」
141:
―――――――――――――
古泉「という感じで僕達もお手伝いしますので」
キョン「わかったじゃあまた明日な」
古泉「んっふ、楽しみですね」
キョン「所で・・・」
古泉「はい?」
キョン「ビデオは・・・持ってないのか?」
古泉「・・・さあ、気になりますね」
143:
――――翌日―――――
おはよー
おはよー
ハルヒ「・・・」
国木田「キョンおはよー」
谷口「はよー」
キョン「はよ」
ハルヒ「キョン・・・おはよう(ニコオオオ)」
キョン「ん、おはよう(ぷっ・・・くっ・・・良い)」
国木田「・・・涼宮さんどうかしたのかな?」
谷口「なんかあったんだろうな」ニヤニヤ
145:
―――――休み時間―――――
キョン「そうそうハルヒ、古泉が今日の昼休みに
皆で部室で飯食おうだってさ」
ハルヒ「ん、わかったわ・・・
でも何であたしに直接言わないのかしら?」
キョン「昨日電話でちょうど話したからな」
ハルヒ「ふーん、ま、いいけど(一緒にお昼か♪」
キョン「(パン一個だけ持って来いとは・・・まあいいか)」
146:
―――――昼休み―――――
ハルヒ「何・・・これ?」
みくる「はいキョン君あ?ん♪」
パクっ、むぐむぐむぐ、ごくっ
キョン「ん、おいしいです朝比奈さん」
長門「ん」
古泉「あ、はい・・・どうも」
ガチャ
朝倉「・・・空気が淀んでるわね」
148:
――――回想―――――
ハルヒ「さ!食べるわよ?!!」
古泉「あなたと僕はパンですか・・・寂しいものですね」
キョン「まったくだな(お前がそうしろって・・・)」
みくる「うふふ、キョン君これどうぞ?」
キョン「え・・・朝比奈さんの分は?」
みくる「今日は皆でお弁当食べるって聞いたので・・・
張り切ってキョン君の分作ってきちゃいました♪
古泉君の分は・・・ほら」
長門「ん」
スッ
古泉「あ・・・ありがとうございます
(自分で言い出しておいて・・・照れますねこれは)」
152:
ハルヒ「ちょ・・・」
みくる「はい、あ?ん」
長門「ん」
ハルヒ「ちょっとキョン!離れなさい!!」
パクっ
むぐむぐむぐ
キョン「朝比奈さんの手作りお弁当おいしいな?
女性特有の温かみを感じる」ニヤニヤ
古泉「とてもおいしいですよ長門さん
(こ・・・これは・・・たこさんウインナーは反則です)」
ハルヒ「くっ・・・」
153:
―――――テレパシー――――――
長門「かくかくしかじか」
朝倉「ふ?ん、だから昨日お弁当を私に作らせたのね」
――――――――――――――――
朝倉「古泉君・・・それおいしい?」
古泉「ええとっても(涙が出そうです)」ニコッ
朝倉「それね?、昨日ね?、私がね?」
長門 ッシュ!
ガスッ
朝倉「ぐふ」
古泉「?」
長門「ん」
パくっ
古泉「おいひぃ・・・」
ハルヒ「・・・」
154:
――――授業中――――――
ハルヒ「(何よ何よ何よ!!
デレデレデレデレしちゃって馬鹿みたい!!
あたしだってお弁当の一つや二つ・・・)」
岡部「で、あるからして?、おい涼宮」
ハルヒ「(古泉君も有希もなんなの?!皆グル?!!
あたしが何をしたって言うのよ!!)」
岡部「おいっ!涼宮!!」
ハルヒ「(・・・によっ!何よ!!何なのよ!!)」
岡部「す・ず・み・・・」
ハルヒ「何よっ!!!!!??????」
岡部「の前のキョン!さっさと答えろ!!」
キョン「???!」
155:
――――――放課後―――――
ハルヒ「今日はここまで!帰るわよっ!!」
キョン「ハルヒ、一緒に帰るぞ」
ハルヒ「は?え?ええ?!」
キョン「嫌か?じゃあいい、なが・・・」
ハルヒ「いいいいやじゃないぃ、いいわよ!」
キョン「そうかじゃあ行くぞ」
ハルヒ「うん(何よ急に」
156:
―――帰り道――――
スタスタスタ
キョン「・・・」
ハルヒ「・・・」
キョン「・・・」
ハルヒ「・・・」
キョン「・・・」
ハルヒ「・・・」
キョン「じゃあまた明日な、
あ、今日は女らしい別れ際はいらん」
ハルヒ「ん、また」
スタスタスタ
ハルヒ「な・・・」
ハルヒ「なんなのよおおおおおおおお」
ハルヒ「あたしのバカっ」グス
157:
prrrrrrprrrrrrr
がちゃ
古泉「で?どうでした?」
キョン「さあ?いまいちわからん」
古泉「んっふ、押して駄目なら引いてみろです☆」
キョン「そんなもんか」
古泉「まあ今日のは押しておいて何もしないって感じですが」
キョン「これ、何か意味あったのか?」
古泉「今頃効いてるかと」
―――涼宮ハルヒ自室ベット上―――
ハルヒ「くgだgfじゃいれあgなgれをんg」
―――――――――――――――――
長門「ユニーク」
159:
古泉「んっふ、ここからは作者が眠・・・
都合により僕が解説します」
古泉「この後、彼の普段とは違う駆け引きに戸惑いながらも
確実に距離の縮まるお二人」
古泉「今まで振り回されてばかりいた彼が見せる
S性によって涼宮さんの女性らしさがのぞく様は・・・」
160:
キョン「帰るぞ」
ハルヒ「ん」
キョン「・・・」
ハルヒ「・・・」
キョン「・・・」
ハルヒ「・・・」
キョン「・・・」
ハルヒ「・・・ねぇ」
キョン「ん」
ハルヒ「・・・手繋いで」
キョン「ん」
ギュッ
ハルヒ「・・・」
キョン「(kgはそいhらf;おはfへrfh;おあfh)」
古泉「良い」
161:
ハルヒ「寒くなってきたわね」
キョン「そうだな」
ハルヒ「もう・・・秋の季節がやってくるのね」
キョン「そうだな」
ハルヒ「さっきからそればっかり」
キョン「そうかもな」
ハルヒ「ふふ」
キョン「何が可笑しい?」
ハルヒ「別に」
キョン「気になるな」
ハルヒ「そういえば」
キョン「話を変えるな」
162:
ハルヒ「あたし達付き合ってからどれぐらい?」
キョン「さぁ・・・な忘れた」
ハルヒ「まさかあんたと付き合うことになるとはね?」
キョン「俺のセリフだ」
ハルヒ「あんたって以外と男っぽい所あるわよね」
キョン「お前もなかなか・・・女らしい所があったな」
163:
ハルヒ「ふふ」
キョン「何が可笑しい」
ハルヒ「もっと・・・」
キョン「ん?」
ハルヒ「あたしにキョンの色んな面を見せなさい!いいわね?!」
キョン「へーへー」
グイッ!ギュッ
ハルヒ「!・・・ん」
チュっ
ハルヒ「大好き♪」
古泉「んっふ、まだまだお話は続きそうですが
今日はここまでですね、いずれまた」
おしまい
164:
古泉「これは・・・涼宮さんには内緒のお話です」
――――――――――――――
キョン「すいません朝比奈さん」
みくる「?」
キョン「いえ・・・ハルヒに対するあて馬みたいな・・・」
みくる「あぁ・・・気にしてないと言えば嘘になります」
キョン「っ、すいません」
みくる「ふふ、許しません」
つつ
トサっ
キョン「ちょっと・・・」
チュ
みくる「これで許してあげます、
涼宮さんのこと幸せにしてあげて下さいね」グスッ
キョン「・・・はい」
165:
おやすみなさい?
166:
また頑張れ
おやすみ
169:

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