美希「オ―! マイ! ハニー!」back

美希「オ―! マイ! ハニー!」


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1:
P「美希ー、おい美希ー」
美希「……んー?」
P「起きろ美希」
美希「……まだ眠いの」
P「もうすぐレッスンの時間だぞ」
美希「……今日はお休みするのー」
P「バカ言うな、早く起きろって」
美希「ぶぅー、プロデューサーはいつもうるさいの」
4:
P「俺はプロデューサーだからな、そこらへんは厳しくいくぞ」
美希「ミキまだ眠い……」
P「ほら、しゃっきとしろ」
美希「ふぁ?」
P「アイドルが大口開けてあくびなんてすんな」
美希「プロデューサーってママ見たいなことばっかり言うね」
P「って、母親扱いかよ!」
美希「あはっ、じゃあレッスンに行ってきますなのー」ダッ
P「ったく」
5:
P「はぁ……全く美希の奴は……」
律子「どうかしたんですか?」
P「いや、何もないいつも通りだ……」
P「いつも通りだからダメなんだよな」
律子「はは、また美希ですか?」
P「そっ、眠いからレッスン休みたいだいとか子供じゃないんだからさ」
律子「美希ですからねー」
P「アイドルとしての自覚だ足りないんだよな」
7:
P「この前もさ……」
――――――
――――
――
美希「ねー、プロデューサー、ミキちょっと聞きたいんだけど」
P「おっ、なんだ?」
美希「今日ってなんの撮影?」
P「撮影じゃない! オーディションだ!!」
美希「あー、オーディション」
P「昨日、ちゃんと言っただろ?」
美希「えっと……おにぎりの――」
P「おにぎりのオーディションなんてねーよ!」
8:
美希「えっ、ないの?」
P「ないよ! 765プロでおにぎりのオーディションした人なんていない!」
美希「なーんだ、つまんないの」
P「つまんないじゃない、今日はドラマのレギュラーのオーディションだ」
美希「そーなんだ」
P「なんでそんな他人事なんだよ……」
美希「……ねぇねぇプロデューサー」
P「なんだ? 今度こそ、オーディションについての質問か?」
美希「あのね……ミキ喉乾いちゃったの」
9:
P「はぁ!? 喉乾いた!? 今!? そこでそれを言う!?」
美希「これじゃあ、オーディションも上手くいかないかもなの」
P「ぐぬう……分かった買ってきて――」
prrrrrrrrrrrrrrrrrr
P「っと、こんな時に電話が……美希、金やるから自分で買ってこい」
美希「わかったのー」
P「はい、765プロ――」
P「――では、失礼します」
プ― プ―
11:
P「美希は……まだか」


「7番 072プロダクション 川嶋さん 入って下さい」
P「あれ、やばくね? 美希8番なんですけど……」



P「すいません、すいません」



P「……」



P「」
12:
「以上でオーディションは終了です。結果はおってご連絡をいたしますので」
P「」
美希「あれ? プロデューサー眠ってるの?」
P「……はっ!」
美希「お仕事中に寝てたらダメだとミキは思うな」
P「……よーし、どこに行ってたか言ってみろ。良い訳を聞くだけ聞いてやる」
美希「?」
P「なるほど……自覚すらなし!」
14:
P「よし、とりあえずどこに言ってたか言ってみろい」
美希「えっとねージュースを買いに行ってたの」
P「ふむ……大体2時間ほど何を買いに行ってたって?」
美希「シュ―ス」
P「おう、まだ言うのか。さすがの俺もビックリだぜ」
美希「あっ、忘れてたの。はい、これプロデューサーに」
P「ん?」
16:
P「これは……」
美希「プロデューサー前これ好きって言ってたでしょ?」
美希「だから探してきてあげたの」
P「……くっ、怒りたいけど怒れない」
美希「……」
P「まぁ、ありがたくもらっておくよ。サンキューな」
美希「うん……」
P「どうした?」
美希「ずっと歩いてたから喉乾いちゃったの……」
P「……飲むか?」
美希「うん」
17:
P「って事があった」
律子「なるほど、ほのぼと仕事をさぼったと」
P「はい」
律子「と言うか、そこはちゃんと叱らなきゃダメじゃないですか」
P「そうなんだけど……なんか、俺の為に遠くまでジュース買ってきてくれるとか、素敵やん?」
律子「……」
P「あの……律子さん?」
律子「……」
P「……」
律子「……」
P「……わ、わかった厳しくするからそんな目で俺を見ないでくれー」
20:
美希「疲れたの―」
P「おー、美希お疲れさん」
美希「あぁああー、プロデューサー、甘い物ほしいのー」
P「甘い物?」
美希「ケーキとか、ショートケーキとか、チョコケーキとか」
P「おう、全部ケーキじゃないか」
美希「食べたいー」
P「ふむ……じゃあ、今度のオーディションで受かったら死ぬほど食わせてやる」
美希「ミキはまだ死にたいから遠慮するのー」
22:
P「比喩だから」
美希「火湯……熱そうだね」
P「ごめん、今度のオーディションで受かったらケーキをたくさん食べさせてやるから」
美着「ほんと?」
P「おう、ショートでもチョコでもモンブランでもなんでもOKだ!」
美希「じゃあ美希頑張るの!」
P「頑張れ!」
美希「ハーゲンダッツの為に頑張るのー! オ―!」
P「あれっ、ケーキは?」
23:
P「よし! じゃあマラソンの時間だー!」
美希「ちょっと待って欲しいの」
P「なんだ? 今の俺は熱血モードだぞ」
美希「ちょっと外を見てほしいな」
P「あ? 言っておくが今日は雨なんか降りそうにないからな」
美希「違うの! ほら」
P「ん?」
24:
美希「風がビュービュー言ってるね」
P「おう」
美希「きっと、すごい寒いとミキは思うの」
P「……うん」
美希「さらに走ったりしたらもっと寒くなっちゃうの」
P「……」
P「今日は止め――」
律子「……」
P「……る訳にはいかない! 行くぞ美希!!」
美希「えぇー」
26:
P「おーし、今日は歌のレッスンだー!!」
美希「なんかプロデューサーこの頃変だね」
P「今の俺は普通のプロデューサーじゃないからな……」
P「そう、今はネオプロ――」
美希「……スピー」
P聞いといて寝るんじゃねーよ!」
P「行くぞレッスンに!!」
美希「スピー……」ズルズル
27:
P「ぼえええええええええええええええええええええええ」
美希「ぶふっ、くっそへたくそなの」
P「うるせぇ! 俺の美技に酔いな」
P「ぼえぇぇぇっぇえぇえぇぇぇぇっぇぇぇえぇ」
美希「!! これは……ビブラートなの!」
P(気付いたか!)
美希「でもへったくそで意味分かんねーの」
P「……」
P「……うわああああぁぁぁぁっぁぁぁっぁぁぁぁあぁぁぁああ」
美希「ビブラート!」
30:
P「次はダンス!」



P「足挫いた……グスッ……」
美希「ああいう風に踊ったら危ないんだね」
―――――――――――――――――――
P「演技!」



P「アナタノコトガー スキダカラー」
美希「感情を込めるって大事なの」
34:
美希「久しぶりに頑張ってレッスンしたの!」
P「……」
律子「な、なんかプロデューサーへこんでないですか?」
P「そんな事ないもん……」
P「大丈夫だもん……」
律子「美希、何かあったの?」
美希「何もないよ? 一生懸命レッスンしただけ」
35:
P「……」
P「うおおおおおおおおおおお!! こんな事でへこんでれんねー、つーか俺プロデューサーだから関係ねーし!」
律子「!?」
P「よっしゃー!! このままオーディションまで頑張るぞ、美希!!」
美希「おー」
P「たぎってきたー!! 明日からもみっちりレッスンだからな」
美希「えっ」
P「おっしゃー!!」
36:
――――――
――――
――
P「遂にオーディションの日が来たな」
美希「う、うん」
P「いやー、なんか緊張するなー」
美希「!」
P「こうやって頑張ってきた訳だしなー」
美希「……」
38:
P「どうした? 今日はやけに静かじゃないか」
美希「そ、そんなことないよー」
P「そうか?」
美希「YESなの」
P「ならいいんだけど」
美希「……」
P「……」
美希「プ、プロデューサー」
P「ん?」
39:
美希「ミキ喉乾いちゃったな」
P「喉が?」
美希「うん、飲み物飲まないと上手くいかないかもなの」
P「……しょうがない」
美希「じゃあ美希が買いにいって――」
P「ダメ。前それでオーディション受けられなかっただろ?」
美希「……でも」
P「俺に任せろ、美希の好みは把握してるからな」
P「じゃあ、ちょっと待ってろ」
美希「あっ」
41:
美希「……」
――――――
――――
――
P「おーい、美希ー買ってきたぞ」
P「美希の好きなプリンシェイクだぞー」
P「ん……」キョロキョロ
P「……」
P「美希いねぇ」
42:
P「まさか美希の奴……逃げ……」
P「……」
「次は3番の?」
P「やっべ、やっべ」
P「早く探さんと」
46:
美希「カモ先生……美希またやっちゃったの」
美希「美希、すっごい頑張ったのにね……」
美希「怖くなって逃げちゃった」
美希「……」
美希「美希ダメダメなの」
美希「プロデューサーにも悪いことしちゃったの」
P「いや、まだ終わってないし」
美希「!?」クルっ
50:
P「なんか色々言ってたけど、とりあえず会場に戻るぞ」
美希「……嫌」
P「はぁ?」
美希「ミキは行きたくないの」
P「……なんでだ? 今日の為に頑張ってきたんじゃないのか?」
美希「……」
54:
P「キラキラ光りたいから、今までやってきたんじゃないのか?」
美希「ミキだってパーってキラキラ光りたいよ」
P「なら」
美希「……でも本当にミキはキラキラ出来るの?」
P「……」
美希「ミキいっぱい頑張ったよ、けど……けど、もしも今日のオーディションがダメだったら……」
P「……」
56:
P「いや、そんな簡単にオーディション受からないんじゃない?」
美希「えっ」
P「だって、今回のオーディションに合格するの100人の内1人とかだし」
美希「……」
P「確率としては1%だし」
美希「じゃあ、やっぱり……」
59:
P「確かに今回のオーディション上手くいかないかもしれないさ」
美希「……」
P「けどさ……俺は、美希ならキラキラ出来ると思うんだよ」
美希「……ほんと?」
P「無論、しっかりとレッスンをやらないとダメだけどな……」
美希「……うn」
P「……」
P「俺は美希が頑張ってくれればって……ずっと思ってたんだ」
美希「えっ」
P「本気でやれば美希なら一番輝けるって! だから、俺は頑張る美希をずっと待ってたんだ……ずっと、ずっとな」
60:
美希「……ププッ」
P「なっ、わ、笑うなよ」
美希「だってプロデューサー、女の子みたいなこと言うんだもん」
P「しょ、しょうがねぇだろ、本当にそう思ってたんだから……」
美希「プププ、女の子なの」
P「オ―マイハニーってなんでだよ!」
美希「あっ、早くいかないとオーディション遅れちゃうの」
P「……おう、じゃあ行くか、オーディション」
美希「うん」
62:
――――――
――――
――
P「……はぁ」
律子「どうしたんですか?」
P「疲れた」
律子「まぁ、最近は忙しいですしね……特に美希が」
P「……いや、疲れたのは仕事じゃなくて」
64:
バタン
美希「ハ―二―♪」
P「あー、めんどくさい、疲れるからベタベタするな」
美希「ダーメなの、ハニーはミキのハニーだから逃げちゃダメ」
P「ああああああ、暑苦しい暑苦しい」
律子「はは……でも、なんでハニー? ダーリンじゃないの?」
美希「えっ、だってハニーは……」
美希「ずっとミキを待ってててくれた女の子だもんね♪」
律子「えっ!?」
P「ちーがーうー!」
おわり
66:
おつ
6

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