海未「事件です!」back

海未「事件です!」


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1:
海未「これは……事件です!」
ことり「事件って、一体何があったの?」
海未「動かないでください、ことり!」
ことり「ひっ!」
絵里「ちょっと海未、説明してくれないと私達」
海未「絵里も! 現場を荒らしてはせっかくの手掛かりが消えてしまうかもしれません」
真姫「はぁ? まったく意味がわかんないんだけど」
希「真姫ちゃん、今は海未ちゃんの言う通りにしよ?」
花陽「じ、事件って……何だか怖い……」
にこ「そ、そもそも事件って何のことよ? ニコには全然わからないんだけど…」
凛「あ、ニコちゃんもしかしてビビってるにゃ?」
にこ「そ、そんなわけないでしょ!」
穂乃果「海未ちゃん、そろそろ教えてよ。何の事件が起きたの?」
海未「……はい、いいでしょう。今回の事件、それは……>>4事件です!」
4:
園田
7:
海未「通称、園田事件です」
穂乃果「園田事件?」
絵里「まさか海未の身に何かあったってこと!?」
海未「えぇ、そのまさかです。私としたことが不覚……油断していました」
ことり「大丈夫なの!? 海未ちゃんっ」
真姫「すごく元気そうに見えるけど…」
海未「はい、何とか……最悪の事態は免れましたので」
凛「それで、何があったの?」
海未「……」
にこ「勿体ぶらずに言いなさいよっ!」
希「……園田事件と銘打っておいてその渦中の海未ちゃんはピンピンしとる」
花陽「希ちゃん?」
希「もしかして海未ちゃんは被害者の側やなくて、加害者なんやない?」
海未「……っ」
絵里「そうなの……? 海未」
海未「……やはり、希を欺くのは無理なようですね」
海未「その通り、今回の事件の犯人は……この私です!!」
11:
ことり「そ、そんなっ……! 海未ちゃんが、犯人……?」
海未「すみません……すみません……」
穂乃果「嘘だよね!? 海未ちゃんが犯人だなんてっ……」
海未「事実です。私は過ちを犯してしまった」
にこ「ていうかそもそも事件が何かもわからないのに犯人は私ですとか言われても…」
海未「順を追って説明します。まず」
真姫「この犯行、誰も気付いていない犯行を語り始めたわ」
希「神様はお見通しやからね」
海未「私は今日、いつもと同じ時刻に起床し、穂乃果とことりと共に学校へ向かいました」
ことり「うん……そうだったよね。いつも通りに」
海未「その時、何か気付きませんでしたか? 普段と違う私に」
ことり「え、えっと……」
穂乃果「あ、あーっ! そういえば海未ちゃん、>>14」
14:
穂乃果のパンツ被ってたよ!
18:
穂乃果「穂乃果のパンツ被ってたよ!」
ことり「あ、確かに……そうだったかも……でもそれってむしろ普段通りなんじゃ」
穂乃果「そっか、そうだよね」
海未「えぇ、私は普段と何ら変わらず穂乃果のパンツを被って登校しました。即ち、この事柄は事件とは何の関係も無いと言えます」
絵里「だったら何で聞いたのよ…」
海未「登校した私達は教室へと向かいましたね。覚えていますか?」
ことり「うん!」
穂乃果「穂乃果達は三人で教室に……あれ?」
凛「穂乃果ちゃん?」
花陽「ま、まさかここで事件が……」
穂乃果「何か引っ掛かるけど……何だろう、これ……」
海未「その違和感の正体こそが事件の真相への追及なるかもしれない。諦めないで思い出してください、穂乃果」
穂乃果「うーん……」
ことり「穂乃果ちゃんっ!」
真姫「穂乃果っ!」
穂乃果「あ、あーーっ!! 学校に着いた私達三人、違う……海未ちゃんは、>>21」
21:
持って帰るのを忘れてた穂乃果の使用済み体操服を鞄にいれてたよ!
25:
穂乃果「持って帰るのを忘れてた穂乃果の使用済み体操服を鞄にいれてたよ!」
ことり「えぇぇぇー!?」
真姫「てことは海未は窃盗犯だったのね!?」
希「御用や御用や!」
ことり「違うよ?」
花陽「へ?」
ことり「海未ちゃん優しいからよく穂乃果ちゃんの体操着とか洗濯してあげてるの」
穂乃果「いつもありがとねー」
海未「その通り。これもほぼ日課と言えるでしょう」
絵里「だったら何で最初驚いてたのよ…」
海未「勿論これも事件との関係性は皆無です。皆、目に移る事象に惑わされず真実だけを見抜いてください」
凛「この犯人偉そうだにゃ!」
にこ「くぅーっ、犯人はわかってるのに事件がまったくもってわからない!」
海未「午前中の授業は数学、現代文、地理、変装、この四科目で間違いありませんね?」
ことり「うん、確かにそうだったよ」
海未「午前の授業を振り返り、何か気付いた点はありましたか? 穂乃果」
穂乃果「うっ、また穂乃果……でもこれなら簡単だよ」
絵里「そろそろ事件が起きてもおかしくないわね」
真姫「そうね」
海未「……穂乃果」
穂乃果「うん! 午前中、海未ちゃんは……>>29」
29:
息が荒かった
31:
穂乃果「午前中、海未ちゃんは……息が荒かったよ!」
ことり「うん! それ、ことりも気付いてた」
にこ「はいはい、それもどうせいつも通りなんでしょ?」
穂乃果「え? いや、そんなわけないよね?」
ことり「午前中、毎日息を荒げてる人って何? ニコちゃんのなかではそれって普通のことなの?」
にこ「だ、だって今まで散々あんたらが…」
絵里「初めて海未の行動にイレギュラーが発生したわ」
真姫「これは重要なファクターよ」
海未「……はい。穂乃果の言う通り、私は午前の授業中ずっと息を荒げていました」
花陽「これは間違いなく事件の予兆みたいだね…」
凛「どうして息が荒かったのー?」
海未「それも含め今からお話します。まず、変装の授業を終えた私達を待ち受けていた試練とは何か」
ことり「お昼御飯!」
海未「正解。ことり、10P」
ことり「わーいっ!」
海未「まぁ昼食なのですが、穂乃果」
穂乃果「うん……。そうだよ、ずっと不思議に思ってたんだ」
ことり「ど、どうしたの? 穂乃果ちゃん」
穂乃果「おかしいと思わなかった? だって海未ちゃんはいつもお弁当を持ってきてるのに、今日だけは」
ことり「あっ! 今日だけはお弁当じゃなくて……>>34」
34:
コンビニ弁当
36:
ことり「今日だけはお弁当じゃなくて……コンビニ弁当を食べてた!」
穂乃果「あの栄養にうるさい海未ちゃんがそんなの食べてるなんて珍しいなって気になってたんだ」
海未「……はい。私は今日、母君が作ってくださるお弁当をわざと持たず、コンビニによりお弁当を買いました」
絵里「どう思う? 真姫」
真姫「午前中の様子からして海未は何かの病気を患っている……でも、そこでどうしてコンビニ弁当なんか」
花陽「元気がないならしっかり栄養のあるモノを食べないとダメなのに…」
希「あの海未ちゃんがそんなことに気付かんわけがない」
にこ「と、いうことは…」
凛「わざと? 自分の身体を苦しめる為に」
希「でも、何でそんなわざわざ…」
真姫「海未の話を聞いていけばきっと答に辿り着ける筈だわ」
海未「昼食を取り終えた私達ですが、昼休みはまだかなり残っていましたよね?」
ことり「その時の事ならよく覚えてるよ。確か、海未ちゃんはお弁当のゴミを捨てにいくって言って教室から出ていった」
穂乃果「でもなかなか帰ってこないから穂乃果達も教室を出て海未ちゃんを探しにいったんだよ」
ことり「校内中を探し回ってやっと見付けたその場所は校舎の外れにある焼却炉の前」
海未「……その時の私について何か気付いたことは?」
穂乃果「>>38」
ことり「>>39」
38:
顔が赤かった
39:
タバコ吸ってた
41:
穂乃果「顔が赤かった」
ことり「タバコ吸ってた」
海未「……やはり見られていたのですね」
真姫「もうこれが事件でいいんじゃない?」
花陽「た、たばこって……」
絵里「銘柄は何だったのかしら…」
にこ「そこは何でもいいでしょ」
希「あんなに真面目やった海未ちゃんがタバコ吸ってたなんて…」
凛「顔が赤かったのはさっき言ってた病気のせいだとして、タバコは……何かストレスでもあったのかな?」
希「そのストレスも病気によるもんやったとしたら?」
にこ「そもそも息を荒げて顔が赤くなる病気って何よ?」
真姫「ウイルス性って考えるのが自然ね……タバコに手を出すほどのストレスを抱えるモノとなると相当悪性な……」
凛「そんなに悩んでるなら凛たちに相談くらいしてくれてもいいのに」
海未「と、まぁ色々あって午後の授業です。えっと、内容は…」
ことり「体育」
海未「そう、体育でした」
穂乃果「そういえばその時も海未ちゃんの様子おかしかったよね……?」
海未「……」
ことり「そうだったかなぁ? すごく張り切ってた気がしたけど」
穂乃果「その張り切るベクトルがおかしいんだよ! だって穂乃果達のクラスは体育の授業で>>43してるのに」
ことり「あぁーっ! 海未ちゃんは意気揚々と>>45を持って現れてたよね!」
45:
バレーボール
46:
穂乃果「体育の授業は剣道なのに」
ことり「海未ちゃんは意気揚々とバレーボールを持って現れてたよね!」
海未「それは私のうっかりでした。事件とはまったくもって関係は」
絵里「本当にそうかしら?」
海未「絵里!?」
絵里「海未、貴女言ったわよね? 目の前の事象に惑わされず真実だけを見抜けって」
凛「ど、どういうことなのー?」
希「ずっと不思議に思っとったんよ。どうして海未ちゃんは自分から犯人を名乗り、御丁寧に犯行を解説しようとしてるのか」
海未「……」
真姫「それはきっと私達を真実のルートから引き離す為。わざと事件性のある行動で注意を引き、真の事件から目を遠ざけようとしたのよ!」
絵里「事件を隠すには事件の中……。そう、事件は二つあるの」
海未「……っ」
ことり「海未ちゃん……?」
海未「そ、そんなわけ……」
絵里「なら話を続けて頂戴。私達は真実を確かめるだけだから」
47:
海未「午後の授業が終わり、私達は練習の為にこの部室に向かいました」
絵里「それで今に至るってわけね」
にこ「あれ? 事件は……?」
海未「……こうして今、ここに全員集まっているわけですが部室に来た順番は覚えていらっしゃいますか?」
穂乃果「えーと、穂乃果が来た時には中には三人いたよ」
ことり「ことりのすぐ後に凛ちゃんが入ってきたよね」
花陽「は、花陽が部室に入った頃には真姫ちゃんと希ちゃんがいました。他にも誰かいたような……うぅ、思い出せないよぉ……」
にこ「ニコは一番乗りじゃなかったわ」
絵里「私の後に入ってきたのは二人だけよ」
真姫「私が来た時には私より身長の低い人しかいなかったわね」
希「ウチはちょっと遅れてしもうたけど最後ではなかったよ」
凛「凛は二番目に部室に到着したにゃー」
海未「私は穂乃果とことりより先に部室にはいました」
51:
凛「え、えっと……てことは……」
絵里「待って! どう考えてもおかしいわ! この証言じゃ矛盾が発生している」
花陽「誰かが嘘をついてるってこと……?」
真姫「ことりの後に入ってきた凛が二番目って言っているのに、そのことりより先に部室にいたって海未が……そうよ! 嘘をついているのは海未よ!」
海未「私は嘘をついてなどいません」
にこ「だったらことりか凛が嘘をついてるっていうの!?」
ことり「こ、ことり嘘なんかついてないよっ!」
凛「凛だって!」
希「ホントかなぁー?」
絵里「希こそ怪しいんじゃない?」
希「そういうエリチだって」
花陽「はわわっ、皆ケンカはやめてください…」
海未「嘘をついているのが一人だけだと誰が決めたのですか? ことりと凛、二人とも嘘の証言をしているのかもしれない。絵里も希も」
にこ「や、やっぱりあんたら嘘つきなんじゃないっ!!」
真姫「ニコちゃんだって本当は一番最初に来てたんでしょ!?」
花陽「そういえば凛ちゃん、花陽より後に来てなかったぁ!?」
凛「そ、そんなことないにゃー!!」
海未「ふふ……」
穂乃果「海未ちゃん! 何で皆をこんな…」
海未「それはですね、私が一番最初にここにいたからですよ」
52:
穂乃果「え……? それじゃ嘘つきは海未ちゃん……?」
海未「それは少し違いますね。嘘をついていたのは私と、私の共犯者です」
穂乃果「きょ、共犯者…!?」
海未「ふふっ、もう演技はやめて名乗り出てもいいですよ。共犯者の方々」
ことり「はーい!」絵里「どう? 騙されちゃった?」真姫「まったく演技するのも楽じゃないわね」にこ「ニコ、女優になれるかもー」花陽「うぅ…、バレないかドキドキしましたぁ…」凛「楽しかったにゃー」希「スピリチュアルやね」
穂乃果「……へ?」
「「「「穂乃果、ハッピーバースデー!!」」」」
海未「誕生日おめでとうございます、穂乃果」
穂乃果「う、海未ちゃん……皆……っ」
海未「事件? 伏線? 何を言っているのかよくわかりませんが…」
53:
おわり
穂乃果ちゃんバースデーSSです!
遅くなったけどお誕生日おめでとう!穂乃果ちゃん!
57:
乙です
安価SSもいいもんだね
5

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