モバP「泰葉からチョコもらった時の話?」back

モバP「泰葉からチョコもらった時の話?」


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1:
――船上
凛「うん、今年のバレンタインは泰葉についてたんでしょ?」
P「おう。そりゃあ、まあそうだが……。先輩には敬語使えよお前……しかも年上」
凛「プロデューサーにも使ってないのになんか変かなって」
P「……他所では大丈夫なんだろうな?」
凛「そこはきっちりするってば」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1417875804
2:
P「ううむ……あの時のことなあ……」
凛「何かあったの?」
P「いやあ、さ」
凛「む。何かあったみたいだね……?」ジト
P「……途中で感極まって止まらなくなるかもしれんぞ」
凛「…………ま、いいんじゃないかな」
P「じゃあとりあえずスナップ見せるか」スッ
凛「えっ持ち歩いてるの?」
3:
P「これだこれ」
http://i.imgur.com/cwOYGVW.jpg
P「いいだろ」
凛「いいね、蒼いし」
P「そうだろうそうだろう」フフーン
凛「……」
4:
凛「にしても、結構大胆な衣装なんだね。私はこんなの着たことないな」
P「そういえばヘソ出したことないな。水着撮影の時だけか」
凛「そうだね。でも、ちょっと羨ましいかも。『アイドル』って感じがする」
P「そうかそうか、泰葉が聞いたら喜ぶな」
凛「……あまり言わないでよ?」
P「考えておくよ」
凛「もう……」
5:
P「ちなみに他の子と比べてみると分かりやすいんだがな……」
http://i.imgur.com/I9cxXYQ.jpg
凛「……? どういうこと?」
P「泰葉が一番露出が多い」
凛「…………」ジトー
P「……他意は無いぞ?」
6:
P「さて、バレンタインのイベントって言ったってなあ……。どこから話せばいい?」
凛「どこからって?」
P「チョコを準備した時か、イベントの最中のことか、バレンタインにあったこと全部か」
凛「全部って」
P「泰葉との会話はほぼ記憶してると思う」
凛「……その記憶力、何かに使ってる?」
P「じゃなきゃこれだけの人数プロデュースできないさ」
凛「……えっと、じゃあ一応、全部で」
P「よしきた」
7:
P「じゃあまずはチョコ準備するところから始めるか」
P「これがその時に撮ったオフショットな」
http://i.imgur.com/YzchuDi.jpg
凛「わっ、私服の写真まで残してるんだ」
P「もちろん。去年のアニバーサリーで撮ったしぶにゃんこまでバッチリだ」
凛「それは捨てて」
10:
『いつも応援してくれるみなさんに、私たちから感謝の気持ちを伝えるバレンタインイベントです。楽しみですね』
P「――って、言っててな」
凛「手作りのチョコ配るって凄いよね。私もチョコ配るイベントはやったけど、さすがにそんな用意はしてなかったよ」
P「NGで開催したイベントだったな。あれも大盛況だったが、これは本気の手作りだからな」
凛「『手作り』なんて銘打っても本当かどうかなんて分からないし、疑ってるファンも結構いたりして」
P「プレミアなんてもんじゃあすまない。しかし、あれだけの数を本当によく作ったもんさ」
11:
『あまり料理の経験はないのですが…がんばります』
  『エプロン姿…少し慣れませんね』
 『手際が悪くてすみません…。慣れていなくて…』
P「――なんて何度も言ってたよ。溶かして固めるのが主な作業だが、湯せんってなかなか難しいしな」
凛「でも結構周りからは頼りにされてたんだよね?」
P「ん、まあな。他の子に言わせてみれば――」
――――
清美『いいですね。泰葉さんの丁寧な作業はとても美しいです』
乃々『なんだか岡崎さんの姿が眩しいです…前からでしたけど…』
フレデリカ『ヤスハちゃん、上手?!全部交換する?しないかー』
――――
P「ってことらしい」
凛「フレデリカ……」
凛「でも、謙遜っていうか……本当に真面目に、ストイックにやってるんだろうね」
P「そういうとこは是非とも見習ってくれ。凛なら言うまでもないと思うがな」
12:
P「ストイックっていうと、本当に凄い覚悟背負ってたな。泰葉は」
『あまり料理経験はありませんが、満足のいくチョコを作れるまで今日は帰りません』
P「――なんて言っててさ」
凛「すごいね。口に出していうのって大変なんだよ?」
P「本当に本気だったらしくてな」
『私は泊まりこんでもいいくらいの覚悟です…!ほ、本気ですから…!』
P「――って」
凛「かわいい」
P「かわいいよな」
13:
P「まあ、やっぱり作るのも大変だったワケだ」
『きゃっ…!すみません…チョコが付いちゃいました…』
『熱っ…!あ、すみません…溶けたチョコって意外と熱いですね…気をつけないと…』
P「なんてな」
凛「なんか新鮮かも。泰葉っていつも落ち着いてるイメージ」
P「そうでもないぞ。この間もうつらうつら眠そうにしてた」
凛「へえ、ちょっと見てみたいな」
14:
凛「熱い……って、ちょっと舐めたりしたのかな」
P「いや?」
『な、舐めたりは、はしたないですから…しません。美味しそうですけど…しませんっ』
P「――とは言ってたがな。揺らいではいたが、まあ芯の強い子だ」
P「凛もチョコ作りながらつまみ食いなんてしないよな?」
凛「え? う、うん。そうだね……」
凛(もう味見なんてこりごり……!)
15:
『チョコが溶けて…とろとろしてます』
P「――なんて、かなり楽しんでたよ。集中してて無口ではあったけどさ、表情が笑ってたんだ」
凛「ふーん、プロデューサーよく見てるね」
P「そりゃあな。でもどうにも見過ぎてたようだ」
  『あの…あんまり顔を覗かれると…集中できません』
『あの…あまり顔を覗かれると…気になるのですが…どうかしましたか?』
P「って言われた。何回も言われたし、よっぽどだったらしいな」
凛「ふーん?」
P「でもそこは流石だった。すぐにまた集中モードに入っていくんだ」
『このまま少し作業に集中しますね。Pさんが話してくれたらうれしいです』
P「――って」
凛「ふーん……?」ジトー
16:
P「ぽつぽつだけど、いくらか自分のことも話してくれた」
『小さい頃はドールハウスを使ってままごとで遊んでたんです。ささやかな楽しみでした』
『昔は…周りは大人ばかりでした。でも今は事務所にも学校にも友だちがいます』
P「ってさ。以前はやっぱり、厳しい世界だったんだな。うちが特殊なだけかもしれんが」
凛「仁奈やみりあは幸せ者だね。楽しく競い合えるって、心から幸せだと思う」
P「ああ。何人かは学校も一緒だし」
凛「私も……『今』、アイドルやれてることが幸せなのかな」
P「だな」
17:
『Pさん、私…変わったと思いますか?』
P「なんてことも聞かれた」
凛「泰葉、本当に明るくなったね。最初こっちの事務所に来た時とは大違い」
P「ん、そうだな。『最初から魅力的だった』って言ってやったが」
凛「…………」
P「み、皆そうだろ」
凛「ま、いいけど」
18:
P「ま、まあいいだろそこは。イベント中の話にするか」
http://i.imgur.com/sGsPuwG.jpg
P「な、すごくいい表情だろ?」
凛「だね。……私もこのくらい笑えたらな」
P「いつか笑えるさ。それとも何か悩みが……!?」
凛「ううん、本当に一つもないよ。安心して」
19:
『私を応援してくれる人がいるから…がんばれるんです…』
『ラッピングも私がやりました。最後まで気持ちを込めたんです』
『ファンのみなさんが喜んでくれることが…私は嬉しいです』
P「――って言っていてな。アイドルとして見習うべき部分は多いぞ」
凛「だね。どうしても素っ気無くなっちゃうことが多いし、私もしっかりしないと」
『衣装に身を包むと緊張しますが…がんばります…!』
P「――なんて言いながら、しっかりやりきるから凄いよまったく」
20:
凛「ん、ちょっと待って。ラッピングまで全部やったの……!?」
P「俺も見てたけどさ、本当に凄いだろ? ――あ」
凛「え、何?」
P「秘密にしておくように言われてたわ……」
凛「もう……」
P「でもな――」
『たくさんあって大変でしたけど、ファンのことを想いながら作業をしてると手は抜けませんからね』
P「って言ってたことは伝えたくてさ」
凛「アイドルの鑑だね……」
P「誰だってファンになるよな、こんなの」
21:
P「そう言いつつ、他の子から学ぶところは貪欲に学んでいくんだよ」
『清美ちゃんはファンの人たちとの交流が上手ですね。私も見習わないと…』
P「とか」
『私もフレデリカさんみたいに…もっとかわいく衣装を着こなしたいですね』
P「とかな」
凛「本当に立派……今度から敬語使おうかな」
P「俺にもな」
凛「考えておくね」
22:
P「でも、結構苦手なことなんかが結構あってな」
P「結局、チョコは――」
『チョコはいろんな形なんです。け、決して不器用と言うわけでは…』
P「って感じだし」
凛「ごまかそうとすることもあるんだね。ふふ、やっぱりちょっとかわいい」
P「会場入りの時ちょっと転びそうになったしな。でもやっぱり頑張り屋だ」
『………い…いぇいっ…!………………す、すごい盛り上がっています…!』
P「――って。頼みはしたが、本当にやってくれるとは」
凛「わ、私には無理かも……」
23:
P「いや、もうホントにかわいいんだこれが!」
凛「うわ、急にエンジンかけないでよ」
P「フレデリカと取り合いになったぞ!」
――――
フレデリカ『ヤスハちゃん、かわいい?!チョコよりあっち食べたい☆』
フレデリカ『おとなしい子って、かわいいよねー。プロデューサーには渡さないから☆』
――――
P「ってな。もちろん一歩も引かなかった」フフーン
凛「食べたいって……」
24:
P「でも泰葉は嬉しいこと言ってくれるからな、俺に」
凛「分かったから強調するのやめようよ」
『Pさんがプロデュースしてくれるから…私は安心できるんですよ。ふふっ…』
『お仕事の時にPさんが一緒にいることも、落ち着くんです。安心するというか…』
P「ってな! プロデューサー冥利に尽きるってもんだ!」
凛「……そう」
P「これまだ一部だからな……?」フフ
凛「……そう」
25:
『間近で喜んでくれる人が見れると、私は間違ってなかったんだなって…思えるんです』
『気持ちが伝わると、こんなにも心が晴れやかになるんですね』
『Pさん…私、アイドルになれて…本当に…良かったです…』
P「とどめにこうだよ! やっぱ『アイドルになってよかった』ってのは俺には最高の褒め言葉でもあるからな!」
凛「私も、いつも思ってるよ」
P「そうかそうか!」ハッハッハ
凛「…………」
26:
凛「で、本題はここからなんだよね?」
P「そうだ。イベントの帰り道だな二人で色々話しながら、こう――」
凛「む、詳しくお願いね」
P「ああ、もちろん」
27:
P「本当に色々話してくれたよ」
『そういえば…家族にも楽しそうと…最近は言われます…』
P「とか。昔は疲れた様子が多かったらしい。そういうの聞くとやっぱり嬉しいよな」
P「凛はどうだ? 俺の変な話とかしてないよな?」
凛「どうだろうね?」
P「えっ、やめてくれよ。心当たり結構あるわ」
凛「大丈夫。プロデューサーなら心配することないでしょ?」
28:
『学校は…楽しいですよ。仕事とは違う経験ができますし、それに学業は疎かにしたくありません』
P「とかな。立派だよまったく」
凛「わ、私も学校頑張ってるからね?」
P「分かってる。NGはなんだかんだ皆成績いいもんな」
凛「う、うん。そうだね」
凛「それより、たしか泰葉って学校帰りの時は眼鏡かけてたよね?」
P「勉強するときだけらしいぞ。実は形から入るタイプだったりしてな」
29:
P「もちろん過去のこともいくらか話してくれた」
『アイドルは…私の憧れでした。いつも明るくて楽しそうで…そんな姿を、昔から見ていました…』
P「子役やモデル業がメインだったとは聞いてるが、アイドルへの憧れは昔からあったんだな」
凛「責任重大だね、プロデューサー?」
P「無論やるだけのことをやる。少なくとも今お前のいる場所までは連れて行くつもりだ」
凛「ふふ、私も気をつけないと。うかうかしてられないね」
P「泰葉は凄いぞ?」
凛「負けてられない」
30:
P「それで、ふっと、こう――」
『あの…バレンタイン、ですから…。ファンだけじゃなくて…これは…Pさんのためのチョコを…』
P「もらったよ。ブラウニーだ」
凛「ふーん……?」
P「実はまばらに人もいたんだけどさ」
『子供の頃から忙しくて…遊ぶ時間はありませんでした。だから…今はわがまま…いいですか?』
『Pさん…今日一日このまま…付き合ってください…。い、いいですよね…?』
P「……ってな」
凛「う、そんなの……ずるいよ」
31:
P「さ、この話はやめだ。なんか泣きそうになってきたしな」
凛「泰葉、本当に強敵……」
P「そりゃどの意味だ? ……ま、芸能人としては頼れる先輩でもあるぞ」
P「でも、アイドルとしてはそう長いワケじゃあない。お互い意識しあえるなら、まあ今のままいいんじゃないか?」
凛「うん。私、これからも走り続けるよ」
P「おう。熱くなったけどさ、俺はアイドル皆大好きだ」
P「だからさ、限界超えて輝いてほしいんだ」
P「泰葉のこと、引っ張ってやってくれ」
P「――アイドルの先輩として」
凛「うん、分かった」

32:
泰葉は長崎で生まれました。ちひろの人形じゃありません、我らのアイドルです。
しばし遅れをとりましたが、今や巻き返しの時です。
声付きがお好き? けっこう。ではますます好きになりますよ。さぁさぁ、どうぞ。泰葉のアイプロです。
最高でしょ? んああぁ、仰らないで。
ボイスマークが無い。でもマークなんて見かけだけで、じきにつければ問題ない。
投票権もたっぷりありますよ。Twitterでも大丈夫。どうぞ入れてみてください。
いい子でしょう? 声付きも遠くはない、興奮が違いますよ。
メモリアルアイプロを全力で楽しんでいただきたいので、これでも肝心なところは抜かしております。画像とか
前作と泰葉関連の過去作をいくらか、タイトルだけ挙げておきます
モバP「お、これは泰葉のファイルか」
http://ssflash.net/archives/1874619.html
モバP「もふもふやすは」
http://ssflash.net/archives/1864329.html
モバP「泰葉が本気出した」
http://ss2ch.r401.net/archives/154306
泰葉「岡崎泰葉の、オープニングトーク」
http://ss2ch.r401.net/archives/132146
ただしクオリティはもれなく酷い
33:
乙です 岡崎さん応援SS素敵でした
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