スコール「正直リノアよりセルフィの方がいい」【DISC3】【その2】back

スコール「正直リノアよりセルフィの方がいい」【DISC3】【その2】


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5:
???移動中???
ゴォォォォォォォォ・・・・・・
ゼル「うおおおおおお!すっげーなこれ!」
セルフィ「はや?い!」
キスティス「すごいわねぇ」
アーヴァイン「さすがエスタだね?」
スコール「タイクーン、ね・・・ババアなんか知ってる?」
アルティミシア(いや、初耳だな・・・)
スコール「一応コピー貰ってきたけどさぁ、この日記」ペラペラ
アルティミシア(かつてあの魔導士と戦った勇者の一人、か)
アルティミシア(さぞかし無念だったろうに・・・)
スコール「つか完全にお前のせいだからな?会ったら謝っとけよ?」
アルティミシア(知るか。ちゃんと仕留めとかないのが悪いんだよ)
スコール「逆切れすな」
セルフィ「あっと言う間に到着で?す!」
スコール「はやっ」
・名も無き王の墓
サラサラサラ・・・・
スコール「れ、レビテト???!」
キスティス「何よ突然」
スコール「いや言いたかっただけ」
アルティミシア(ふむ・・・なるほど、不思議な魔力を感じるな)
スコール「はいじゃあみなさん、中は迷いやすいからはぐれないようにしましょ?ね?」
全員「は?い」
アルティミシア(なんでそんなにユルいんだ?)
346:
・名も無き王の墓
アルティミシア(ここをまっすぐだな)
スコール「いやそれはわかってるんだけどさ、ここ結構めんどくて」
アルティミシア(何が)
スコール「水路の仕掛けを解除しないといけないんだよ」
アルティミシア(ああ・・・)
スコール「最初は確か・・・東か」
???移動中???
キスティス「不気味な所ね・・・」
セルフィ「あ、これ?」
【出席番号】
スコール(今更過ぎる・・・)
アルティミシア(カーウェイのテストか)
スコール(目の前すぎてテストにならねーだろ。やっぱアホだわあのおっさん)
アーヴァイン「あっ」
プリヌラ「ギャワワーーーーー!」
スコール「どけ」ゲシッ
プリヌラ「ひぎぃ・・・」ボソン
スコール「モンスターも雑魚すぎる」
アルティミシア(本当は序盤だもんな)
・名も無き王の墓 東
シーーーーーン・・・・
スコール「あれ?セクメトいねーの?」
アルティミシア(ブラザーズの片割れか)
スコール「あいついないからすでに一個解除されてんじゃん」
ゼル「なんかめんどくせえ場所だな」
キスティス「墓荒らし対策じゃないかしら」
スコール「お兄ちゃんの方もいないのかな・・・まぁいいか」
スコール「よし、二手に別れよう」
347:
【北】ゼル アーヴァイン キスティス
【西】スコール セルフィ 
スコール「モルボル、問題児の世話は任せた」
キスティス「問題児って」
ゼル「お前が一番問題なんだよ」
アルティミシア(絶対セルフィは入れるのな)
スコール「たりめーだ!じゃあ行こうね、セルフィたん!」
セルフィ「は?い」
???別行動中???
スコール(プリヌラでろプリヌラ出ろプリヌラでろ・・・)
アルティミシア(なんでプリヌラなんだよ)
スコール(濡らしたいんだよ!服を!)
アルティミシア(眠ってる王が怒るぞ)
プエル「ギャワワーーーーーーーー!」
スコール「お前じゃないッ!」ズバッ
ボォン
アルティミシア(名前はちょっと似てたな)
スコール「死ね!グロい見た目の扇風機が!」
セルフィ「はやく行かない?」
・名も無き王の墓 西
スコール「あ?めんどくせえ」ガコ
ゴウンゴウン・・・シャー・・・
スコール「アデルはここのどこで筋トレしてたんだよ」
アルティミシア(どう見てもそういう場所じゃないだろ)
セルフィ「あっ」
『はぐるまのひとつが にぎりつぶされている!』
アルティミシア(アデル、だな・・・)
スコール「潰すなよ・・・」
セルフィ「なんか不自然にボロボロ?」
348:
・名も無き王の墓 中央
スコール「さて、と」
キスティス「いよいよご対面ね」
ゼル「どんな奴なんだろな?」
セルフィ「ドロッドロのぐっちゃぐちゃのアンデッドかもよ??」
スコール(ごめん、今それ笑えない)
アルティミシア(見せつけられたものな・・・)
アーヴァイン「じゃあ、行きますかぁ?」
スタスタスタスタ・・・・
・王の間
『ひつぎが めのまえに たたずんでいる』
スコール「・・・どうすりゃいいの?」
セルフィ「開けるんじゃないの?」
キスティス「なんか呪われそう・・・」
スコール「いや、前は勝手に中身が出てきたんだけど・・・」
・・・・・・・
ドォォォォォォン!!
全員「!?」
【エンカウント】ミノタウロス
ミノタウロス「オウノ ボゼンヲ アラスモノヲ ユルサナイ・・・」グルルル
スコール「ちょ、ええ!?」
アルティミシア(ミノタウロスはもう持ってただろ!?)
スコール「バカ兄弟緊急召喚!」ペカー
【ブラザーズ】
349:
ゼル「ミノタウロスここにいるじゃん!」
スコール「おいお兄ちゃん!こりゃ一体どういう事だよ!」
セクメト「おい兄者・・・」ガクブル
ミノタウロス(兄)「ああ・・・弟よ・・・」ガクブル
アルティミシア(どういう事だ!?説明しろ!)
セクメト「えっと、その・・・」
ミノタウロス「うががががが・・・・!」ギリィ!
ミノタウロス(兄)「お、親父・・・」
全員「 親 父 か よ ! 」
ミノタウロス(父)「ウッガァーーーーーーーーーーーー!」ドッゴォ!
全員「うああああああああ!」
スコール「ってウォォォォイ!父ちゃん息子もろとも襲ってきたぞ!?」
アルティミシア(父親だろ!?なんとかならんのか!?)
セクメト「無理だよ・・・だって親父は・・・」
ミノタウロス(兄)「昔から・・・暴力親父で・・・」
ミノタウロス(父)「ウガガガガーーーーーーーー!」ドガドガァ!
ミノタウロス(兄)「年中無休であんな感じなのだ」
スコール「 バ ー サ ー カ ー か よ ! 」
ドッゴォォォォォォォ!!
スコール「ふざけんなよバカ兄弟!あんな雷親父に構ってられるか!お前等なんとかしろ!」
アルティミシア(DVはやめろ!)
セクメト「どうする兄貴・・・俺、イヤだぜ親父の相手なんて・・・」
ミノタウロス(兄)「それは私もだ・・・あんな暴力親父・・・」
ミノタウロス(父)「ウッガァーーーーーーーーーー!」ドゴォ!
アーヴァイン「暴れてる暴れてる!」
スコール「あくしろよ!」
ミノタウロス(兄)「くっ、仕方がない!ここは公平に『ジャンケン』で決めよう!」
セクメト「ええっ!」
ドゴォ! バキィ! ガラガラガラ!
350:
スコール「はやくしろよぉおおおおお!棺ごと粉々にされちまうぞ!」
ブラザーズ「じゃーんけーん・・・」
【弟】グー 【兄】チョキ
セクメト「やったやった!勝った!」
スコール「おっし、お兄ちゃん!いけ!」
ミノタウロス(兄)「いや、いくのは弟だ」
セクメト「へ?」
【弟】グー 【兄】チョキ → パー(後出し)
アルティミシア(きたなっ)
セクメト「ええっ!そりゃねーよ兄貴ィ??!」
ミノタウロス(兄)「兄より優れた弟はおらん!弟よ、いけ!」ゲシ
セクメト「ひぃぃぃ????!」ゴロン
ミノタウロス(父)「ウガ・・・・・」
スコール「オラァ牛人間!見ろ!かわいい息子だぞ!」
アルティミシア(感動の再会を祝うがいい!)
セクメト「と、父ちゃ?ん・・・」タジ
ミノタウロス(父)「・・・」
ミノタウロス(父)「ウッガァーーーーーーーーーー!!」ビキビキビキ
チュドォォォォォン!
セクメト「ややややっぱり??????!」HP0
スコール「ああっ!アホの弟!」
ミノタウロス(兄)「弟よ、お前の事は忘れない・・・・」ポン
ゼル「お前等ほんとは仲悪いだろ」
351:
ミノタウロス(父)「ウガガ・・・」フルフル
ゼル「くっそー!どうすんだよこれ!」
セルフィ「こんな所で暴れちゃダメだよ?!」
スコール「ヤクでもやってんのかこいつは」
ミノタウロス「ウッガァーーーーーーーー!!」バァン!
「やめろ、ミノタウロス」
全員「!?」
ギィ・・・ ゴゴゴゴゴゴ・・・・・
アルティミシア(棺が開く・・・)
(よくぞ参られた。未来の戦士達よ)
キスティス「名も無き王・・・?」
(いかにも。私は名を消された名も無き王)
(しかし名も無き王にもかつては名があった)
(そう、私はかつてこう呼ばれていた)
ミノタウロス(父)「グルルルル・・・・・」サッ
(ゼザ・マティアス・サーゲイト)
アルティミシア(ゼザ・・・?)
スコール「じゃああんたが、リノアの言っていた古代のなんとか戦士?」
ゼザ(そう・・・私はかつて【暁の四戦士】と呼ばれていた)
ゼザ(懐かしい記憶だ・・・)
スコール「暁の四戦士・・・?」
ゼザ(君達がここへくるのはわかっていた。いや、来ると予感していた、か)
352:
スコール「おっさん、んなこたどおーでもいいんだよ」ザ
全員「スコール・・・・」
ゼザ(君は?)
スコール「お前等がちゃんあのウド巨人を仕留めとかないせいで俺らはえらい迷惑してんだ」
スコール「はよ倒し方教えろ。でなけりゃ死ね」
キスティス「ちょっとスコール!先人に何て事を!」
ゼザ(・・・一つ、聞きたい)
ゼザ(君の中にもう一人誰かの存在を感じる。これは一体どういう事だ?)
アルティミシア(私か)
スコール「んな事はどうでもいい。倒し方はよ」
キスティス「あなたはもう・・・」
ゼザ(ハッ!それは!)
キスティス「え?」
ゼザ(ファイアビュート!何故君が・・・?)
スコール「やっぱりこれに食いつきやがったか」
キスティス「これ・・・伝説の武器って聞いたんですけど・・・あなたの時代にもこれが?」
ゼザ(いかにも。それは封印城クーザーに封印されていた伝説の武器)
ゼザ(まだこの現世にあったとはな・・・)
キスティス「よろしければお話を少しお伺いできないでしょうか?」
キスティス「私達も現状に混乱しているのです。どうかお力添えを」
ゼザ「わかった・・・どこから話そうか」
スコール「何この態度の違い」
アルティミシア(あいつはおじさまキラーだな)
スコール「よし、ここは愛人に任せよう」
ゼザ(あれはそう・・・我々がまだ若かりし頃。ドルガン、ケルガー、ガラフと私の4人でエクスデスと死闘を繰り広げた)
ゼザ(死闘の末エクスデスの封印に成功した我々は、後に暁の四戦士と呼ばれるようになった)
スコール「リノアの言ってたなんとか戦士?」
アルティミシア(ちょっと名前が違うくないか)
ゼザ(そして我々の勝利から30年後・・・奴は再び動き出した)
キスティス「人間を操り封印を解かせた、と聞きましたが」
ゼザ(詳しいな・・・そう、その通り)
ゼザ(復活したエクスデスを食い止めるため私は再び剣を持ち戦った・・・しかし)
ゼザ(夢半ばで倒れてしまった・・・私は打倒エクスデスを光の4戦士に託した)
スコール「それだ!それそれ!」
アルティミシア(日記に書いてあった事と合致するな・・・)
キスティス「もしや・・・レナと言う人物をご存じでは?」
353:
ゼザ(レナ!レナを知っているのか!)
キスティス「先ほどエスタでこのような物を貰いました」
【レナの日記】
ゼザ(これは・・・)
スコール「おいおっさん、その日記にはウド巨人抹殺に失敗したって書いてるぞ」
アルティミシア(根城の入口が見つからなかったらしい)
ゼザ(・・・・・・・)ペラ
スコール「いい加減教えろよ。どうやってウド巨人をぶち殺すんだよ」
キスティス「正攻法では倒せない相手なのですか?」
ゼザ(レナ・・・ガラフ・・・クルル・・・ファリス・・・バッツ・・・そうか・・・さぞかし無念であっただろう・・・)
アーヴァイン「あのさ?、この人もしかしてギルガメッシュ知ってるんじゃないの?」
ゼザ(ギルガメッシュ!ギルガメッシュも知っているのか!)
スコール「あいつ今どこだ?」
アーヴァイン「さぁ?」
アルティミシア(仕方がない奴だな・・・)
ゼザ(君達は本当に一体・・・)
アーヴァイン「光の戦士の意志を継ぐ者?になるのかな?」
スコール「俺らはただ個人的にウド巨人をぶち殺したいだけだ」
アルティミシア(城を破壊された!この恨みはらさでおくべきか!)
ゼザ(・・・希望は 大地に 恵みを与え 勇気は 炎を 灯らせ)
スコール「なんか言いだしたぞオイ」
ゼザ(いたわりは 水を 命の源とし 探求は 風に 叡知を乗せる)
セルフィ「詩??」
ゼザ(人々に4つのこころあれば光は生まれん・・・・・)
キスティス「何かの詩・・・ですか?」
ゼザ(リュミナステア・プロペリタ・ヴェリトラーダ。と言う書物に書いてある一文だ)
ゼザ(クリスタルの伝承を書いた物とされるらしい)
アルティミシア(クリスタル!)
ゼザ(世界の初めにあったのは『無』だ。よって『無』を消すことはできない)
ゼザ(その『無』を操るエクスデスも同様、完全に消滅する事は難しいだろう)
スコール「いや・・・それをどうするのかって聞いてるんだけど」
354:
ゼザ(『無』は世界の源であり起源。世界が『無』に帰るのは必然の事)
ゼザ(そして無に包まれた世界は・・・長い時をかけ、また光を生む)
ゼザ(そう。無と光は対なる者。無が光を生み、光は無に返る)
ゼザ(光は世界を生み、世界は心を生む)
ゼザ(そして心はクリスタルを生む・・・光とは、クリスタルだ)
ゼル「さっぱりわかんねえ・・・」ボリボリ
キスティス「ええと、つまり」
キスティス「無に対抗するにはクリスタルが必要・・・という事かしら?」
ゼザ(そう。クリスタルに宿りし光の心・・・)
セルフィ「でも全部散ったって日記に書いてあるよ?」
ゼザ(消えてなくなったわけではない。砕け散りはしたもののカケラはまだ残っている)
ゼザ(クリスタルのカケラを持った戦士こそ、光の戦士としてエクスデスに対抗できたのだ)
スコール「・・・で、クリスタルってどこにあるんだよ」
ゼザ(クリスタルを持つだけではだめだ。クリスタルに選ばれる必要がある)
ゼザ(君達にその資格があるか・・・試してみると言い)ス
全員「えっ」
シャーーーーーーン! シャーーーーーン! シャーーーーーーーーーーン!
全員「 う わ っ ! 」
『まぶしいひかりが あたりをおおう!』
???????????????
スコール「・・・・なんだぁ?」
(え?っと、あ・い・う・え、え、え・・・)
(何を探してるの?)
(え、いや、ちょっとw)
スコール「なにこいつ」
(寝顔・・・かわいいなぁ)デレデレ
(ドキドキするぞい)デレデレ
スコール「・・・はぁ?」
(へいらっしゃい!)
スコール「・・・まじなんなのこいつ」
355:
(こりゃ、たまげた・・・)
(おやじをしってるのか!?)
(なんだこのカメ)
アルティミシア(光の戦士の記憶か?)
(まさか・・・エクスデスが森をもやしているのか!?)
(レナ、しっかりしろ!)
(エクスデスっ!やめろーーー!!!)
スコール「・・・」
(ガラフ死ぬな 「ケアルガ」!)
(ギルガメッシュ!)
(エクスデスっ!やめろーーー!!!)
(うああああああーーーーーーーーーーーーーーー!!)
スコール「そうだ、この声思い出した。確かバラムで寝た時に夢に出てきた・・・」
(・・・・おいスコール)
スコール「!?」
(ひっさしぶりだな、オイ?)
スコール「え、ちょ、誰!?」
(ノリが悪いぞスコール?)
(それと若返り志望のおばさん)
アルティミシア(・・・時空の彼方に消し飛ばすぞ)
スコール「いやいやいやwあんただれ!?」
(なんだよ・・・本当に忘れてんのかよ)
(お前、いつも一人でボーっとしてたもんなぁ)
スコール「・・・よくわからんがお前が光の戦士なの?)
(そうそう。俺、光の戦士w)
アルティミシア(意外と軽い奴だな)
356:
(そうかぁ・・・お前、俺らの未来だったのかぁ)
アルティミシア(レナを知っているな?)
(レナ!おお??懐かしい!かわいかったよなぁ、あの子)
スコール「全部知ってるぞ。お前ウド巨人倒すの失敗しただろ」
スコール「死ねよもう。えらいもん残してやがって」
(もう死んでるってのw・・・でもよぉ)
(エクスデスの野郎の根城への入口がさぁ・・・閉じられてな・・・)
スコール「知ってた?それこいつのせい」
(んなこったろうと思ったぜ・・・)フゥ
アルティミシア(なんでそう馴れ馴れしいんだよお前は)
(戦士の役目・・・果たせなくてよぉ・・・)
(時間が経てば忘れると思ったんだけどな。やっぱりそりゃ無理な話だよなぁ)
(ずっと死ぬまで後悔してたら、いつのまにかここにいたわw)
スコール「はぁ・・・じゃあ俺はお前の尻拭いか」
(そうなるなw悪いな!スコール!)
アルティミシア(教えろ。どうしたらあいつを倒せる)
(あいつはまだ次元の狭間にいる。これは確実だ)
(そこへ行くにはやはりクリスタルの力がいるわけ)
スコール「何?お前がこじあけんの?」
(ん?・・・・まぁそうなるかな)
(でもよぉ、さすがに俺一人では厳しいわけ)
アルティミシア(な・・・・)
(だからさぁ・・・クリスタルのカケラ、当時旅した俺の仲間が宿ったのが後3つあるはずなのよ)
(悪いけど・・・そいつら探してくんね?)
スコール「どこにあるんだよ」
(しらね)
スコール「じゃあわかるわけねーだろ!」
357:
(んな事言ったってさぁ・・・あ、そうだ)
(ギードなら何か知ってるかもしれねーな!)
アルティミシア(なんだそいつは)
(賢者ギード。見た目はただの亀だけどな)
スコール「何お前モンスターが友達とかそういうアレ?)
(ギードはモンスターじゃねえよ!・・・似たようなもんだけど)
(多分ほこらにいるんじゃねえかな?)

スコール「どこだよ・・・ハァ・・・・だりぃ?・・・」
(そういうなよ。手間賃代わりにこれ、くれてやるからさ)
スコール「ん?」
(剣士と魔法使いが合体したお前等にピッタリだぜ。お前等ならきっと使いこなせるだろうな)
(ほら・・・よっと!)
スコール・アルティミシア(!?)
『カケラに眠る勇者の心・・・』
『魔法剣士』
358:
キィーーーーーーン・・・・・
スコール「うおおおおおおおお!なんだ!?記憶が直接頭に入ってくる!!」
アルティミシア(魔法と剣技の融合・・・?)
(俺が愛用してたジョブ。きっと役に立つぜ!)
(まぁ、実を言うとこれしか残ってなかったんだけどな!w)
アルティミシア(そうか!私が放つ魔法をスコールの剣に伝わらせて・・・)
スコール「魔法・・・剣?」
(ああ、やべえ。そろそろ限界だわ・・・)
スコール「ちょ、おおい!?」
(まさか俺がカケラに眠る心になっちまうとはな・・・結構居心地いいけどよ)
(じゃあ、後は頼んだぜ!スコール!)
スコール「いや待てよ!?オイ!色々聞きたい事があるんだよ!」
アルティミシア(ギードってどこにいるんだよ!)
(じゃあ後よろしく)
スコール・アルティミシア「 ウ ォ ォ ォ ォ ォ ォ イ ! ! 」
??????????????????????
359:
スコール「ハッ!」
セルフィ「スコール?」
ゼル「大丈夫か?」
スコール「なんだあいつは・・・」
キスティス「なにが?」
スコール「いや見たろ?光のチャラ男」
アーヴァイン「なにそれ?」
アルティミシア(どうやら見たのは我々だけらしい)
スコール「そ、そうなの・・・」
ゼザ(会ったのだな?バッツと)
スコール「バッツってーの?あいつ」
ゼザ(バッツはなんと?)
スコール「ギードとか言うモンスターに会えって」
アルティミシア(残り3つのカケラを集めろ、と)
ゼザ(そうか・・・バッツ・・・)
キラキラキラキラ・・・・
セルフィ「キレイだね?」
キスティス「これがあと3つあるの?」
ゼザ(・・・古代図書館)
スコール「え、なに?」
ゼザ(古代図書館になら・・・何か手がかりがあるやも・・・)
スコール「どこ?それ」
ゼザ(我が城より南に下った所だ。森に囲まれた古代の神殿・・・)
スコール「だからそれはどこだよって」
360:
アルティミシア(地図を見て見ろ、スコール)
【第三世界の地図】
アルティミシア(こいつの言うサーゲイトとは・・・ここか)
スコール「そこを南・・・ん?」
ゼル「森?」
セルフィ「森??」
スコール「ちょちょちょ、ちょっと待て!」バサ
【ワールドマップ】
スコール「ここ、名も無き王の墓だろ!?」
キスティス「そこから南の・・・」
アーヴァイン「そこはかつて森に囲まれた美しい土地だった?」
スコール「 テ ィ ン バ ー か ! 」
ゼザ(そうか・・・時が経ち、世界の模様も随分変わったのだな)
スコール「ちょぉ待てぇ!ティンバーにはそんな図書館なんてねーぞ!?」
セルフィ「周りは森ばかりだったよね?」
ゼザ(いや、あるはずだ・・・何か本に関係する場所はないか?)
アーヴァイン「ティンバーが有名なのはテレビ局と?・・・」
(いやぁ最近新たな超常現象がいっぱい確認されてねえ、読者から復刊の声が殺到したんだ)
スコール「ティンバー・マニアックス・・・!」
ゼル「あれゴシップ雑誌だろ?そんな上等なもん置いてるのかよ」
アーヴァイン「あそこ、たま?にお堅い本も出版するよ?」
アーヴァイン「賢者の考察本とか、神話の解釈本とかさ?」
アルティミシア(決まりだな)
キスティス「行ってみる価値はあるんじゃないかしら・・・」
361:
スコール「・・・まじか?」
シュゥゥゥゥ・・・
ゼザ(悠久の時を棺の中で過ごした・・・エクスデスの野望を止められなかった、無念と後悔を抱いて・・・)
スコール「お、おい!?」
ゼザ(しかし、光は我らを見捨ててはいなかった・・・光の戦士は、やはりこうして現れた・・・)
アルティミシア(・・・)
ゼザ(ガラフ・・・ドルガン・・・ケルガー・・・私は役目を果たした・・・)
シュゥゥゥゥ・・・
ゼザ(これで・・・やっと・・・お前達・・・・の・・・・もとへ・・・)
ゼザ(逝け・・・る・・・・)
シュゥゥゥゥ・・・
『なもなきおうは じょうぶつした』
スコール「お、オイィ・・・」
キスティス「古代の王、安らかにお眠りください・・・」
セルフィ「天国へいけたのかなぁ?」
ゼル「託されちまったな」
アーヴァイン「こりゃあ逃げるわけにもいかないね?」
スコール「お前は一目散に逃げ出すタイプだろが」
アルティミシア(クリスタルを求めて、か)
362:
キスティス「戻りましょうか・・・」
スコール「その前にさあ、ちょっと」
全員「?」
スコール「魔法剣とか言うの試したいんだけど」
アルティミシア(ちょうど私もそれを思っていた所だ)
ゼル「マホウケン?なんだそりゃ」
スコール「なんかしらんけどクリスタルに貰った」
セルフィ「みたいみた?い」
スコール「というわけでパパさん試し切りさせて」
ミノタウロス(父)「ウガ・・・・?」
アルティミシア(どれにする?)
スコール「折角だから派手なの行こうぜ」
1 ホーリー
2 フレア
安価↓
363:
1
366:
ミノタウロス(父)「ウガガ・・・・」
スコール「じゃあ行くぞ」
全員「・・・・」ドキドキ
アルティミシア(え?っと、魔法を剣に伝えるようにすればいいのか)
【ホーリー】→ガンブレード
ジジジジジジジジジ・・・・
スコール「おおっ!なんか伝わってる!」ジジジ
アルティミシア(そのまま切ればいいようだ)
スコール「ちゃんとガードしててくれよ?雷オヤジ」
ミノタウロス(父)「ガウ・・・」(防御)
スコール「せーのっ!」
【魔法剣】ホーリー
ズバッ!
ポォォォォォン! キュルルルルル・・・・
全員「おおっ!」
カ ッ !
・・・・・・・・・・
スコール「・・・・どうよ」キラン
ミノタウロス(父)「ウガ??♪」キラキラキラ
ゼル「全然余裕じゃねえか」
セルフィ「なんか回復してるよぉ?」
スコール「えっなんで?」
【ミノタウロス】聖属性吸収
スコール「先に言えよ!」
367:
キスティス「魔法剣だっけ?すごいわねえ」
ゼル「それも対魔導士用の技術かよ」
スコール「しらね。でもいいもんゲットしたわ」ブンブン
アルティミシア(リノアはこれを手に入れて欲しかったのだろうか)
・ラグナロク
セルフィ「通信が入ってる?」
スコール「誰からだ?」
『おじゃじゃじゃじゃじゃじゃ!』
スコール「お前かい」
オダイン『出るのが遅いでおじゃる!何秒待たせるでおじゃる!』
オダイン『オダインがコールしたら3秒以内に出るでおじゃる!!』
スコール「できるわけねーだろちょんまげ。ノーグかお前は」
キスティス「どうしました?博士」
オダイン『連絡事項でおじゃる!調査の結果また新たな情報がわかったでおじゃる!』
スコール「なんだよ」
オダイン『古代の国々の事でおじゃる!エスタのタイクーンの他にも色々君主制国家が存在したでおじゃる!』
オダイン『名も無き王の墓はかつてサーゲイトと言う国だったでおじゃる!』
スコール「それは本人の口からさっき聞いた」
オダイン『タイクーン、サーゲイト。この二つの他にもうひとつだけ、巨大な国家があったでおじゃる!』
オダイン『その名もバルでおじゃる!』
スコール「バル・・・なんかどっかで聞いたな」
アルティミシア(スコール、あの地図だ・・・)
【第三世界の地図】
スコール「バル・・・バル・・・」
オダイン『サーゲイトから南に進んだ端っこあたりでおじゃる!』
スコール「あ、ここ・・・」
【レナーン平原】
アルティミシア(たしか瓦礫だらけの・・・)
オダイン『そこはかつてバル城と言う城があったでおじゃる!オダインの調査だから間違いないでおじゃる!』
スコール「まて。俺はここに行ったことがある。でも何回調べてもなんもなかったぞ?」
オダイン『長年の時の流れで風化したのでおじゃるな・・・オダイン達もそこを調査した事があるでおじゃる』
オダイン『そこでも、確かにガレキしかなかったでおじゃる!でも』
オダイン『土やガレキの一部を持ち帰ったら、微かに魔力を発しているのが見つかったでおじゃる!やはりそこは何かあるでおじゃる!』
スコール「じゃあレナーン平原へ行けばいいのか?」
368:
オダイン『違うでおじゃる!どうやらそこには魔法力を発する「何かが」あったようなのでおじゃる!』
オダイン『でもオダインが調べても何もなかったでおじゃる!という事はでおじゃる!』
キスティス「誰かが持ち去った?」
オダイン『オダインも同様の見解でおじゃる!心当たりはないでおじゃるか?』
スコール「あるわけないだろそんなもん・・・」
アルティミシア(そもそもなんでレナーン平原に行ったんだ?)
スコール「あの正体不明の生き物がさぁ、なんかそれらしき事を言ってくるから・・・」
スコール「・・・ん?そういやあいつ、結局なんだったんだ?」
オダイン『容疑者は絞られたでおじゃるな!』
スコール「 オ ー ベ ー ル 湖 ! 」
オダイン『オダインの研究材料を横取りした憎き犯人をく捕まえるでおじゃる!はやく研究させるでおじゃる!』
アーヴァイン「ちょうどいいじゃん?。オーベール湖ってティンバーの近くでしょ?」
ゼル「ティンバーはどうすんだよ」
アルティミシア(ギードとやらは後回しでいいのか?)
オダイン『はやく!はやくオーベール湖に行ってくるでおじゃる??!』
セルフィ「どこいけばいいの??」
スコール「ちょちょちょ、ちょっと待て。状況を整理しよう」ピタ
スコール「俺達は名も無き王の墓でウド巨人の対抗策を聞いた。どうやらクリスタルのカケラとか言うのが必要らしい」
スコール「でもこのカケラは4つあって、一つは王が持ってた」
スコール「残り3つはある可能性が高いのはティンバー・オーベール湖・ギードのいる場所の3か所だ」
スコール「ただしこのうちギードとか言うのだけはどこか場所がわからない」
スコール「そもそも本当かガセかもわからないし、全ては実際に行ってみないとわからない」
キスティス「どこから行く?班長」
ゼル「ギードってのが気になるなぁ?」
アーヴァイン「ティンバーに図書館・・・初耳だねぇ」
オダイン博士『オーベール湖!オーベール湖!』
スコール「とりあえずおじゃるがうるせえから通信切っといて」
セルフィ「はんちょ?指示を?!」
スコール「そうだな・・・どこから行こう」
【1】 ギードのほこら
【2】 ティンバー
【3】 オーベール湖
391:
スコール「オーベール湖か・・・ここは最後までよくわからなかったな」
アルティミシア(なんなのだそれは)
スコール「正体不明の生き物にパシらされんの。世界中の隅々まで」
アルティミシア(ほぉ・・・)
スコール「最終的にモルドレッド平原でスリースターズもらうんだけど・・・まぁ、それでも謎は多いな」
スコール「きもい人面石にしゃべる猿。しょぼいドローポイント。しまいには何もないガレキ・・・」
スコール「ほんともう何がしたかったのか・・・」
アルティミシア(余韻を残すイベントだろ)
スコール「俺は丸投げだと思っている」
セルフィ「発進しま?す」
シュゴォォォォォォォ・・・・・・・キランッ
・オーベール湖
【メンバー】スコール キスティス アーヴァイン
アーヴァイン「そこそこ広いけどさ?」
キスティス「ここに何が・・・」
スコール「呼ぶか・・・」
【ハミング】
スコール「・・・」
ズズズ・・・・
『湖面に黒い影がゆらりと浮かび上がる』
影「こんにちはヒトさん。素敵な歌ね」
スコール「結構恥ずかしいんだよボケ」
アルティミシア(世界一ハミングが似合わないなお前は)
アーヴァイン「なにこれ・・・」
キスティス「影・・・?」
影「こんにちはヒトさん。今日はピクニックかしら?」
アルティミシア(マイペースな奴だな)
スコール「お前クリスタル持ってるだろ」
スコール「出せ」
アルティミシア(お前も相変わらずだな・・・)
392:
影「クリスタル?クリスタルって何かしら」
スコール「しらばっくれんな!ガレキから持ち出しただろ!」
スコール「出せ!石投げんぞゴルァ!」
影「ひゃっ!こわ?い!」
キスティス「そんな乱暴な扱いしたらだめよ」
スコール「口調がイラつくんだよこいつは!ボケ!死ね!」
アーヴァイン「なにをそんなにイライラしてるんだい?」
影「・・・わたしのオネガイ、きいてくれるかな?」
スコール「ほらきた」
アルティミシア(いきなりだな)
影「わたしのオトモダチのおサルさんをさがしてきてほしいの」
スコール「まだ何も言ってねえだろがぁ!こっちの話も聞けよ!!」
影「おサルさんはきっとどこかの森にいるわ。歩き回っていればじきに会えるはずよ」
影「どうかよろしくね・・・」ゴポゴポゴポ・・・
スコール「あ!ちょおまてぇ!クリスタルは!?クリスタル持ってんのかって!」
キスティス「・・・よくわかんないけど、とりあえずおサルさんを見つければいいのかしら」
アーヴァイン「ノーヒント?厳しいね?」
スコール「くそが!またパシリに使う気か!」
アルティミシア(どこかの森って言われてもな・・・)
・ホーリーグローリー岬 (ドール北部)
スコール「あの野郎・・・人の話聞けよ・・・」
アルティミシア(いつもお前がやっている事だ)
アーヴァイン「ここにおサルさんがいるのかい?」
スコール「確かここのはずだ・・・」
キスティス「ねえ・・・あれじゃない?」
『サルがいた!』
サル「・・・」
アーヴァイン「どうすんのさ?」
スコール「・・・・」チャリ
【石を投げる】
アルティミシア(いきなりか!?)
スコール「いいんだよ本当にこれが正解だから」
スコール「オラ!」ブン
スカッ
393:
サル「ヘタクソ?」
アルティミシア(バカにされてるぞ)
スコール「バカはお前だ・・・」ニヤ
【フレアストーン】
アーヴァイン「ちょ」
キュィィィィィ・・・ 
ド ゴ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ! ! 
全員「 」
スコール「???」ヘラヘラ
アルティミシア(オオオオオオイ!も、森が・・・)
スコール「サルげっちゅー」ガシ
サル「お、おお・・・」ピクピク
キスティス「あなた、ほんと乱暴すぎよ」
アーヴァイン「虫の息だよ?」
スコール「ポーションけつにつっこんどけ」グイ
スコール「さて、じゃあ後はこいつをだな・・・」ズルズル
・オーベール湖
影「わぁ!また話しかけてくれたのね!」
スコール「土産だ。オラ!」ポイ
サル「・・・」ピクピク
影「まぁ、おサルさんじゃない」
スコール「お前の数少ない友達だろ(笑)連れて来てやったぞ。感謝しろ」
影「ありがとう!」
アルティミシア(虫の息なのに何でスルーなのだ・・・)
影「ねえ、こんな話知ってる?」
スコール「待て。俺らはお前のパシリに来たんじゃない」
影「・・・?」
スコール「クリスタルだぜよ。持ってんだろ?」
影「クリスタル?すてきな名前ね。それが何か?」
スコール「あんまりしらばっくれてると・・・」ジャキ
サル「ひぃぃ!」
スコール「お前のたった一人の友達を魚のえさにするぞ」ニヤ
アルティミシア(なんでそんなのばっか・・・)
394:
影「さかなのえさ?すてきね!」
影「きっとおさかなさんもよろこぶわ!さあ、えさを頂戴!」
サル「ええっ!」
スコール「・・・」イラ
アルティミシア(天然の奴と話してるみたいな感覚だな)
スコール「あ?もうハッキリ言わないとわかんねーのか!」
スコール「クリスタル出さないとお前の友達殺すっつってんだよ!ボケ!」
アーヴァイン「直球すぎだよ?」
キスティス「私達完全に悪者じゃない」
サル「お、おたしけ?!」
影「・・・そのおサルさん、誰?」
全員「えっ」
影「どこから捕まえてきたの?そのおサルさん」
スコール「いや、お前の友達じゃ・・・」
影「おサルさんとともだち?ばか言わないでよ。陸の生き物と水の生き物に接点があるわけないじゃない」
影「わたしの友達はそうね・・・たまに魚をとりにくる鳥さんね」
影「そんなサル知らないわ」
アルティミシア(捨てられた・・・な)
サル「・・・」
スコール「ど、どうしよう」
キスティス「え?っと、その」
キスティス「アタシ達クリスタルってのを探してるのね」
影「クリスタル?クリスタルって何?」
キスティス「こう、キラキラした綺麗な石なんだけど・・・」
影「ああっ!石!石なら知ってるわ!」
キスティス「ほんと!」
スコール「いや、多分・・・」
影「エルドビークで息抜き」
スコール「それじゃねえよ!」
『影は湖面に沈んでいった』
スコール「までやゴルァ!お前ちょっとは話し聞けよ!」
アルティミシア(こいつはほんともう・・・)
アーヴァイン「このおサルさんどうしよっか・・・」
サル「・・・」
スコール「しゃあねえ。こいつから聞くか」
395:
・ラグナロク
スコール「というわけで連れ来たんだけど」
セルフィ「何そのおサルさん?」
スコール「自己紹介しろサル」
サル「・・・サルです」
スコール「なんだそのぶっきらぼうな挨拶は!愛嬌だせゴルァ!」
セルフィ「しゃべるおサルさんだ?」
サル「・・・」ニヤニヤ
アルティミシア(ん?)
セルフィ「かわいいねえ?」ナデナデ
サル「・・・」チラチラ
アルティミシア(あ?こいつ!)
スコール「 覗 く な ボ ケ ェ ! 」ゲンコツ
サル「きぃ??」ヒリヒリ
セルフィ「・・・たんこぶできちゃった」
スコール「殺すぞエロザル!動物だからって何しても許されると思うな!」
スコール「言っておくがお前は人質ならぬ猿質だ。なめたマネしてると上空から叩き落とすぞ!」
サル「森に帰りたい・・・」
スコール「ったくボケが!」
ゼル「で、お前なんか知らない?」
サル「知らないよぉ?。こんな石なら持ってるけど」
『 ラ ン ト ル 』
ゼル「なんだこれ」
スコール「あ?モルドレッド平原の奴ね」
サル「あの影さんがくれたんだ。おともだちの証だって言って。でも・・・」
アルティミシア(見事見捨てられたな)
スコール「脳内お花畑はイヤな事があるとすぐ現実逃避するんだよ」
サル「・・・」ショボーン
ゼル「なんかカワイソウだなこいつ」
スコール「・・・ところでさぁ、前から思ってたんだけど」
スコール「あの影関係で喋る生き物、お前くらいなんだけど」
スコール「お前はお前でなんなの?魔物?」
サル「・・・」
スコール「黙るなよ。石ぶつけるぞ」
396:
サル「オイラはただの猿だよぉ。ある日あの湖に水浴びしにいったんだ」
アルティミシア(行動は普通の猿だな)
サル「したらあの影さんが現れてさあ・・・気が付いたらしゃべれるようになってたんだ」
スコール「魔法?」
アルティミシア(魔力は感じないが・・・)
サル「まぁしゃべれた所で何もないけど。たまーに人間にイタズラしてからかうくらいさ」
スコール「う、う?ん・・・」
サル「そういえばあの影さん言ってた。この石見たいな小さな石がいっぱいある場所があるって」
スコール「だからそれがモルドレッド平原だろって」
サル「そこの石もオイラみたいにしゃべれるみたい。お話聞けるんじゃないかなぁ」
スコール「あの人面石か・・・」
キスティス「行先は決まった?」
スコール「とりあえずモルドレッド平原だな」
セルフィ「おっけ?」
サル「あの用事すんだならオイラを森に帰して」
スコール「いーやだめだ。お前にはまだまだ働いてもらう」
セル「ええええええ??????????!」
セルフィ「発進しま?す!」
シュゴォォォォォォォ・・・・・・・キランッ
・モルドレッド平原
スコール「ほら、着いたぞ」
サル「なんでオイラまで・・・」
アルティミシア(ここは?)
スコール「スリースターズ拾える場所」
アーヴァイン「わ!これ?」
『ひとのかおをした こいしが たいりょうにおちている!』
スコール「ベ○リットかお前等は
人面石「・・・」
397:
キスティス「色が各種あるわね」
スコール「え?っと確か、赤い石だけがウソ付きなんだったかな」
アルティミシア(変わった石だな)
人面石(青)「たからはひがし」
スコール「・・・」
人面石(黒)「いつも反対の事を言ってる奴もいる・・・」
人面石(白)「ウソツキ石と呼ばれています」
スコール「どうだっていいわ。死ね」
キスティス「石がしゃべった・・・わ」
スコール「とりあえずスリースターズ取っとくか」
【入手】スリースターズ
人面石(赤)「タカラはここにないって!」
スコール「うっさいわ嘘つき野郎が」
アーヴァイン「とりあえず全色の石集めてきたよ」
スコール「気が効くなホモ」
キスティス「さて・・・」
スコール「サル、聞け」
サル「え?っと、この人達クリスタルとかいう石探してるらしいんだけど」
サル「人面石さん達、何かしらない?」
『じんめんせきが ざわつきだす!』
ザワザワ・・・ザワザワ・・・
人面石(赤)「クリスタルなんてしるもんか!」
スコール「・・・知ってるんだな」
アルティミシア(アタリか)
スコール「で、どこ?」
399:
人面石(黒)「宝は北極点の方角にあるだろう」
人面石(白)「ひがしです」
人面石(青)「よーく見て見ると?」
人面石(赤)「にしだよ!」
キスティス「これらを総合すると・・・」
スコール「赤はウソ付きだから」
アーヴァイン「北東?」
アルティミシア(でも北東は・・・)
【トラビア山脈】
スコール「岩壁を登れってか」
キスティス「いや、この青い石が・・・」
人面石(青)「岩をよく探してみると何かあるかも」
スコール「・・・?」
キスティス「何かあるんじゃないかしら」
アーヴァイン「行ってみようよ?」
・モルドレッド平原北東(山脈のふもと)
スコール「ここパパが映画撮影した所じゃん」
アルティミシア(神竜はどうなったのだろう)
スコール「・・・で、ここで何しろと」
アーヴァイン「よく見て見ろって言ってたね?」
【しらべる】岩
スコール「う?ん・・・ババアなんかわかる?」
アルティミシア(よくわからんな・・・ただの岩肌にしか見えんが)
スコール「だよな」
スコール「よし、サル。登って探して来い」
サル「ええっ!危ないよこんな断崖絶壁!」
スコール「その為に連れてきたんだろが。あくしろよ」
スコール「アルテマストーンぶつけんぞ」
サル「・・・」ハァ
スコール「いっとくが逃げたらお前の森焼き尽くすからな」
アルティミシア(なんでサルにそんなに厳しいんだよ)
400:
○数分後
スコール「おせえ・・・」イライラ
アーヴァイン「もしかして、逃げた?」
スコール「・・・やっちまうか」
キスティス「こらこら、そう簡単に決めつけるのはよくないわ」
アルティミシア(ここは広い。気長に待て)
スコール「・・・」イライラ
「う、うわーーーーーーーーッ!」
全員「!?」
アルティミシア(何かあった!)
キスティス「行きましょう!」
ダダダダダッ
スコール「おいサル!どこ行った!」
アーヴァイン「スコール、これ?!」
『おおあなが あいている!』
スコール「落とし穴・・・?」
アルティミシア(ここから落ちたようだ)
キスティス「おサルさんを助けないと!」
スコール「ちぃ・・・いくしかねえか」レビテト
・洞窟
『くらくて まえがみえない』
スコール「暗いな・・・」
キスティス「ほら、明かり」ファイア
スコール「モルボルの顔がなんかホラーだ」
キスティス「失礼ね。ほら、おサルさんを探すわよ」
アーヴァイン「足元気を付けないとね?」
スタスタスタ・・・・・
スコール「う?ん、マジでなんだこりゃ」
アルティミシア(山脈の内部にこのような空間があったとは)
キスティス「山には地割れとかの影響でまれにこんな洞窟ができる事があるけど」
アーヴァイン「どうやらこれ、自然の物じゃないね?」
401:
スコール「どういう事だよ」
アーヴァイン「ほらこれ。ちょっと見づらいけどよーく見ると・・・」
【スイッチ】
スコール「・・・」
キスティス「ボタン・・・よね?これ」
アルティミシア(押すしかあるまい)
アーヴァイン「不安なら僕が遠くから撃とうかい??」
スコール「・・・頼む」
アーヴァイン「おっけい。じゃあみんな離れて?」ジャキ
『スイッチを えんきょりから うった!』
カチ ゴゴゴゴ・・・ ゴウン!
全員「ッ!?」
キスティス「なにか動いたわ!」
スコール「あ、明かりだ!明かりを照らせ!」
キスティス「了解!・・・あれは」ササ
『さきへとつづく いりぐちがひらいた!』
アーヴァイン「開閉スイッチだったのかな?」
スコール「なんだ・・・?この先に何がある」
アーヴァイン「もしかして誰かが住んでたりして?」
スコール「んなアホな」
キスティス「行きましょう・・・」
スコール「やれやれ、なんでこんな場所で探検ごっこしないといけないんだか」
スタスタスタ・・・・
・???
アルティミシア(開けた場所に出たようだ)
スコール「モルボル、明かり」
キスティス「はいはい・・・ほら」ペカー
【ドクロ】
スコール「おあああああああ!!」
402:
キスティス「よく見なさい。だたの旗よ」ヒラ
スコール「なんだ・・・超びっくりした」
アルティミシア(みっともないな)
アーヴァイン「ドクロの旗って、海賊旗かい?」
キスティス「あ?、それっぽいわね」
スコール「か、海賊だぁ?」
アルティミシア(海賊の隠れ家だったのかもしれん)
スコール「海賊のアジト・・・」
【探索中】
キスティス「かなり朽ちてるけど、これ小屋よね?」
アーヴァイン「ベッドらしきものがあるね?」
スコール「ハッ!宝箱発見!・・・空かよ」ゲシ
アルティミシア(万の時を経た割には綺麗な保存状態だな)
スコール「誰にも見つからなかったんだろうな・・・きっと」
アーヴァイン「これ何気にすごい発見じゃない??」
スコール「よし、ここを第二のトラビアガーデンにしよう」
アルティミシア(こんな山奥誰が通う)
○数分後
キスティス「ねえ、あれ・・・橋よね?」
ザァァァァァァ・・・・・
スコール「ほんとだ。橋だ」
アーヴァイン「ボロボロだね?。踏んだら真っ逆さまかも?」
ザァァァァァァァ・・・・・
スコール「ん・・・この臭い・・・」
スコール「海水・・・?」
キスティス「ハッ!わかったわ!船を止める場所だったのよここ!」
アーヴァイン「あ?なるほどね?」
スコール「船ねーじゃん」
アルティミシア(さすがに海の藻屑となっただろ)
403:
アーヴァイン「ところでサルは?」
スコール「忘れてた。あいつどこいった?」
キスティス「おさるさ?ん。いたら返事して?!」
シーーーーン・・・・
キスティス「う、う?ん・・・いないのかしら」
スコール「よし、墓を立てよう」
アーヴァイン「決めつけちゃだめだよ?」
モゾモゾ・・・モゾモゾ・・・
スコール「ん?」
『じんめんせきが くちをそろえてしゃべりだす』
オカシラァ・・・ オカシラ・・・ オカシラァ・・・・
スコール「なんだ!?」
アルティミシア(おか・・・しら?)
オカシラァ・・・オカシラ・・・オカシラ!
キスティス「どうしたの・・・?」
アルティミシア(なんの呪文だ?)
オオオオン・・・オカシラ・・・アイタカッタ・・・オカシラ・・・
スコール「こええよ!なんかすっごいこええ!」
アルティミシア(ちと不気味だな)
サル「こわがらないで」
アーヴァイン「あっ」
スコール「お前いたなら返事しろよ!」
サル「ごめんごめん。ちょっと辺りを見回ってたんだ」
キスティス「無事だったのね。よかったわ」
アーヴァイン「彼らの言葉がわかるのかい?」
サル「彼らはね・・・海賊だったんだ。今ならわかる」
スコール「ん?どゆこと?」
アルティミシア(あっわかった。お頭って事か!)
スコール「ああ?!」
サル「そう。彼らは船長を失った海賊のなれの果て」
アーヴァイン「なんで海賊が石になってるのさ?」
サル「それはね・・・」
404:
サル「彼らは深い後悔に縛られていたのさ。彼らの慕う『お頭』と共にいる事ができなくて」
サル「彼らは探してたんだよ。石となり大地の一部になろうとも、なお」
サル「自分達の居場所を見つけてくれる人・・・この場所をね」
オオオオ・・・ オカシラァ・・・ オオオオオン・・・・
スコール「きめえよ・・・」
アーヴァイン「じゃあ君は?君も海賊の一人なの?」
サル「そうじゃない。僕は本当にただのサル。そう、僕の役目は」
サル「誰かをここに連れてくる事だったのさ」
スコール「今気づいたのかよ」
サル「ここにくるまでわからなかったよ。ここで全て思い出した」
サル「来てご覧」
・桟橋
『くちたふねが そこにある』
サル「これが海賊船。と言ってもボロボロでもう動かないけどね」
キスティス「所々腐ってるわ。気を付けて」
サル「耳を澄ませて、よーく聞いてごらん。君達にも聞こえるはずだ」
全員「・・・?」
むにゃむにゃ・・・おかしらー・・・船のかじは、なおしておきやしたぜ
おれの船をぬすもうとは、ずいぶんとだいたんなやつだ!
そいつらをろうやにぶちこんどけ!
アルティミシア(捕まったのか?)
スコール「この船盗まれそうになったのか」
なんだってあのタイクーンのお姫さんがオレと同じペンダントを・・・
アルティミシア(ん?タイクーン?)
さあ出発だ!風の神殿へ向かうぞ!
俺の言う事が聞けねえか!
アーヴァイン「タイクーンのお姫様ってさ?」
キスティス「この日記の人よね・・・」
405:
サル「そうだよ。タイクーンには姫がもう一人いたんだ」
サル「生き別れの王女姉妹・・・その片方がここの船長だったんだ」
スコール「なんだその波乱万丈な人生」
アルティミシア(姉妹だったのか・・・)
でも、風邪が止まっているのにどうやって船を動かすの?
知りたいか?
サル「船首をみてごらん」
『かいめんに かげが うかびあがる!』
スコール「んんっ!?」
シルドラ!あいさつしな!!
キシャーーーーーーーーーーー!!
全員「モンスター!?」
サル「違うよ。彼は海獣。風が吹かない時でも船を動かしてくれる立派な海賊の一員さ」
サル「これらは全て幻、彼らの記憶が生んだ思い出の幻・・・」
アルティミシア(なるほど・・・こいつに引っ張らせていたのか)
スコール「シル・・・ドラ?」
サル「もうわかったかい?オーベール湖に住まう主の正体は・・・」
全員「・・・」
サル「僕の役目はこれを伝える事だったんだ」
サル「未練を残した海賊たちの無念、この意志を継ぐために言葉を与えられた」
サル「その役目を終えた僕は・・・」シュゥゥゥ・・・
スコール「あ、おいっ!」
サル「影さんに会ったら・・・影さんの名前をよんであげるとイイ・・・」
サル「それできっと・・・心を開いてくれる・・・」
キスティス「あなたはどうするの!?」
サル「心配しないで・・・僕はただのサル・・・だから・・・」
サル「元のサルに・・・戻る・・・だけ・・・」
サル「・・・」
『サルはことばをうしなった』
406:
・森
キスティス「ほら、お帰り」
サル「ウッキーーー!」ピョン
『サルは さっていった』
アルティミシア(さて、後は・・・)
・オーベール湖
影「こんにちはヒトさん。素敵な歌ね」
スコール「・・・サルに聞いたぞ」
アーヴァイン「元海賊なんだって??」
影「あら・・・」
キスティス「誰かに存在を知って欲しかったのね」
アルティミシア(案ずるな。石はみなあの場所に帰してやった)
影「・・・」
アルティミシア(名前を呼んでやれ)
スコール「え?っと・・・」
スコール「シル・・・ドラ・・・だろ?」
影「・・・」
ズズズズズズ・・・・
全員「!!」
『湖面が かがやきだす!』
影「そう、私はかつてシルドラと呼ばれた海獣」
影「ファリスに拾われてからずっと、家族の様に共に過ごしてきた」
影「その身を無くしてもなお、彼女のそばにいた・・・あなた達の言葉で言う、GFとしてね」
全員「・・・」
影「そっかぁ・・・みんなアジトに帰れたんだぁ・・・」
影「みんな帰りたがってたもの。お礼を言うわ。ありがとう」
スコール「なんで海賊があんなきもい石になってるんだよ」
影「ファリス・・・海賊の船長がね、いつかエクスデスの野望を打ち砕く者が現れるまで」
影「その身をクリスタルに捧げ、次の世代に全てを託すって」
スコール「光の戦士とか言うあれか・・・?」
影「今でもカケラの中で眠っているわ。勇者の心としてね」
影「私はそれを守る為に、ずっとカケラを持ち続けた・・・」
影「でも意外だったわ。海賊のみんなも同じ事してたなんて」
407:
キスティス「後追いかしら?」
影「そう。クリスタルに封じられたとしったあの人たちは、自分もお頭と同じようにって」
影「そういうモンスターがいたのよ。なんでも石にしちゃうすっごいモンスターがね」
影「彼らもなんとかしてあげたかったんだけど・・・私はここを動けないから」
アーヴァイン「あ?それであのおサルさんを使ったんだね?」
影「クリスタルの力でおサルさんをおしゃべりできるようにしたわ」
影「そして、石を与えて、暗号を解いた人がちゃんと海賊のアジトに向かうように宝も隠してね」
スコール「だからスリースターズだったのか」
影「そしてあなた達が全てやってくれた。これでもう、思い残す事はない」
アルティミシア(おい・・・じゃあ)
影「お察しの通り、クリスタルのカケラは私が持ってるわ」
影「ごめんなさいね。彼らをなんとかしてあげたかったの」
スコール「・・・ファリスって言うのか?」
影「そう。クリスタルに選ばれたあなた達ならきっとファリスの声が聞こえるはず・・・」
キラキラキラ・・・・
『湖面から クリスタルのカケラが うきでてくる!』
影「ほら・・・耳を澄ませば・・・」
『あたりを まぶしいひかりが おおう!』
シャーンシャーンシャーンシャーン・・・・
スコール「・・・?」チラ
(長い旅になりそうだ…お前たちは、おれがいない間、アジトを守ってくれ)
(シルドラ! はなせ!はなせよ!!シルドラー!!!)
(海ぞくのおれが、本当はお姫様かい…じょうだんきついよ!)
スコール「こいつも勇者の一人か・・・」
アルティミシア(記憶の断片だな)
(さあ、もどろうぜ!みんなが、心配するといけない)
(レナ…ずっと気になってる事があるんだ…… 北の山での事だけど 何であんな危険な事までして飛竜を助けたんだ?)
(エクスデスをたおす!)
スコール「またレナか・・・」
アルティミシア(バッツも知っているだろうな)
408:
(目をさませ!「フェニックスのお」「エリクサー」!!)
(サリサ…おれの本当の名前…)
(やっぱり、おれには、お姫様なんて、しょうにあわないよ!
スコール「・・・」
(シルドラ!生きてたんだな!!)
(シルドラのたましいが、ファリスの役にたちたいって…)
・・・・・・・・
『カケラとカケラが こおうする!』
アルティミシア(ん・・・?)
(というわけさ)
スコール「おまえっ!」
アルティミシア(バッツ!)
(いやぁいきなりファリスを見つけ出すとは、さすがスコール!)
スコール「何お前狙ってたの?」
(そんなんじゃねえけどよ、よく見りゃ美人だなぁ?ってw)
アルティミシア(緊張感はないのかお前には)
スコール「そんなんだから失敗するんだよ」
(ファリス・・・シルドラが守ってたんだな・・・)
(おい起きろよファリス。俺らの意志を継ぐ者が現れたぜ)
(・・・やっぱかわいいかも)ドキドキ
スコール「ドキドキすんな」
(・・・大丈夫、ちゃーんと協力してくれるってさ)
(ただしファリスは喧嘩っぱやいからな。ダラダラやって怒らさないように注意しろよ?)
スコール「お前に言われたくないんだけど」
(行こうかファリス・・・)
『カケラに眠る勇者の心・・・』
『踊り子』
409:
スコール「これもジョブ?」
(そ。ファリスが愛用してた・・・というより、俺がさせてた)
アルティミシア(踊り子ってなんだよ)
(見た目に惑わされるなよ?結構強いんだぜ)
スコール「踊るのか・・・?」
(その調子で後のカケラもよろしく頼むぜ・・・)
スコール「だから待てや!なんでそう話を聞かないんだよお前等は!」
(・・・・)
???????????
スコール「ハッ!」
影「ファリスに会えた?」
スコール「会えたってかまぁ・・・」
アルティミシア(一応協力はしてくれるみたいだ)
影「そう・・・よかった・・・」
スコール「ついでに残りのカケラの場所も教えろよ」
影「ファリスの役に立ちたかった・・・ファリス・・・」
影「役に・・・立つ事が・・・できて・・・うれ・・・し・・・」シュゥゥゥ
スコール「ちょぉ待てぇ!手がかり!手がかりなんか言え!」
影「いつも・・・そばに・・・いる・・・か・・・・・」
・・・・・・ラ・・・・・・・・・
『湖面のかげは消えて行った』
スコール「かぁ?またか!なんでどいつもこいつも話を聞かねえんだよ!」
アルティミシア(まぁいいだろ。こうしてカケラを手に入れる事ができたんだから)
アーヴァイン「光の戦士と会えたの??」
スコール「会えたっちゃあ会えたけど、チャラ男がでしゃばってきたせいで喋れなかった」
アーヴァイン「意外と目立ちたがりなんだねえ?」
スコール「クソが!せっかくのボーイッシュ美人だったのに!」
キスティス「そこは関係ないでしょ」
【入手】クリスタルのカケラ(ファリス)
410:
スコール「で、さぁ・・・」キラキラ
キスティス「いつ見てもキレイねえ」
スコール「なんか踊り子とか言うアビリティ貰ったんだけど」
アーヴァイン「踊り子?ダンスでもしろってのかい?」
スコール「バッツ曰く意外と強いらしいんだけど。なぁ?」
アルティミシア(ちょっと試したい所だな)
スコール「というわけでモルボル。やれ」
キスティス「ええっ!?」
スコール「俺はすでに魔法剣持ってるっての。やれ」チャリ
キスティス「え、ちょ、どうすればいいの・・・」
スコール「これ持てばいいんじゃね?」チャリ
キスティス「・・・こう?」グッ
『キスティスは カケラをつよくにぎりしめた!』
キスティス「・・・何も起きないじゃない」
スコール「・・・」
キスティス「やっぱり、直接対話したあなたしかできないのよ」タタタ
アーヴァイン「・・・」
キスティス「大体戦闘にダンスなんて・・・たしかに、そういう武術あるけど」タタン
キスティス「大体ガーデンでダンスの授業あったでしょ。今更ダンスなんて言われても・・・」タタタ!
スコール「・・・気づいてないのか?」
キスティス「え?」
タタタタンッ タタンッ タタタンッ タタタンッ!
キスティス「ちょ、ええ!?足が勝手に!」タタタ
アルティミシア(タップダンスか?)
キスティス「いや、ちょ、とま、止めて!誰か止めて!!」
アーヴァイン「自動でダンスしてくれるんだ?」
スコール「なんこれ」
411:
キスティス「ああっ!足が勝手に・・・!段々体の自由が効かなくなってる!」
アルティミシア(気が済むまで止まらないとかそういうあれか?)
スコール「ユウナかお前は」
キスティス「あ、ちょ、段々体の自由が・・・」
キスティス「ああっ!」
【つるぎのまい】(むち)
ヒュンヒュンヒュンヒュン・・・・
スコール「ちょ、おい!鞭振り回すなよ!」
アーヴァイン「あぶないよ?」
キスティス「いやちがっ体が勝手に(ry
『むちのそくどが あがっていく!』
ヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュ!!
バシッ
【追加効果】ファイガ
スコール・アーヴァイン「ギエエエエエエエエエエエ!!」チュドーン
キスティス「あ、止まったわ」ピタ
スコール「あ、あぶねえアビリティだな・・・」プスプス
アルティミシア(手にした武器をダンスに任せ連続で攻撃する。と言った所か)
スコール「う?ん、セルフィたんに装備させればよかった」
アルティミシア(制御が効かないと危ないな)
キスティス「とりあえず二つ目ね。さ、残りの分もこの調子で探しましょ」
スコール「あてて・・・」
アルティミシア(あっ)
アーヴァイン「 」(戦闘不能)
スコール「直撃かよ・・・」
アルティミシア(なんでいつもこいつはこうなんだか)
413:
・ラグナロク
スコール「さて、早一つゲットしたわけだが」
セルフィ「やっぱり探せばあるんだね?」
ゼル「それもかつての勇者が眠ってるのかよ」
アーヴァイン「そうだよ?。海賊の船長でお姫様でもあるんだ?」
ゼル「どんな奴だよ・・・」
セルフィ「会ってみたいかも?」
キスティス「さて、班長くん。次はどこへ行く?」
スコール「そうだな。次は・・・」
【1】 ギードのほこら
【2】 ティンバー
【済】 オーベール湖
安価↓
414:
2
415:
【メンバー】スコール キスティス セルフィ
ザワザワ・・・ガヤガヤ・・・ゴウンゴウン・・・
・ティンバー
スコール「まさかこの騒がしい街にまた戻ってくる事になるとはな」
セルフィ「あの時は大変だったね?」
キスティス「図書館とは無縁そうだけど」
アルティミシア(本当に大丈夫か?ゴシップの図書館なんか行っても意味ないぞ)
スコール「俺もそこが不安。雑誌のバックナンバーなんか見てもなぁ・・・」
スタスタスタ・・・・
キスティス「さすがにガルバディア兵は引き挙げたようね」
スコール「ホテルも泊まれる・・・ちょっと休憩しない?」
アルティミシア(今来たばかりだろ)
スタスタスタ・・・
スコール「何げにファッションが最先端を行っているって言うな」
アルティミシア(なんだと?詳しく説明しろ)ピク
スコール「あの子見てみ)
女の子「猫ちゃん・・・かわいい?」ニャーン
アルティミシア(あの少女が一体・・・)
スコール「見ろよ。この時代にミニスカニーソだぞ。時代先取りしすぎだろ」
アルティミシア(ストリートファッションとやらか)
スコール「この女の子もまさか自分が最先端を行ってるとは夢にも思わないだろう」
アルティミシア(アホが。じゃあ私の様なボディペイントもきっと流行るだろう)
アルティミシア(イチデザイナーとして宣言する!)キリリ
スコール「・・・バカ女の悪ノリとしてな」
・ティンバーマニアックス前
スコール「ダンジョンじゃないからあっという間に着いたけど・・・」
セルフィ「どうしよっか?」
キスティス「とりあえず見学許可を取りましょ」
スコール「・・・」ポリポリ
416:
・ティンバーマニアックス
キスティス「あの・・・見学をしたいのですが・・・」
受付「どうぞ?」ニッコリ
スコール「ここの編集長と話す感じなわけ?」
キスティス「もちろん。事情を説明しないと」
スコール「ええ・・・」
アルティミシア(どうした?)
スコール「あのおっさん話なげーからイヤだ・・・」
アルティミシア(情報をくれるんだからいいだろ)
スコール「いやだって、おっさんの若い頃の夢とか、最近の若者は?とかそんなんだぜ?」
スコール「やだよそんなの。聞き上手のモルボルがいけよ」
アルティミシア(それはキツいな・・・)
・編集室
編集長「またあったな!若者たちよ!」
スコール(俺は会いたくなかったけど)
編集長「して今回は何の用かな?」
スコール「・・・モルボル、行け」
キスティス「えっ」
スコール「話聞いといて。俺ら外で待機してるから」
キスティス「まぁ、別にいいけど・・・何がそんなにイヤなの?」
スコール「今にわかるよ。だから、行け」
キスティス「はいはい・・・あの、私達ガーデンのseedで・・・」
???談笑中???
スコール「さて、ではこの隙に・・・」コソコソ
セルフィ「本がいっぱいある?。読んでいい?」
編集「あん?アートっぽい人ですねだって?まいったなぁ実際そうなんだけど」
アルティミシア(言っとらん)
セルフィ「わ?!・・・バトルシリーズばっかりだぁ・・・・」
スコール「そう言えば新しいオカファンどうなったの?」
編集「お?あれはもう発売されたよ。見るかい?」
スコール「・・・」ペラ
417:
【特集!時の止まった村の都市伝説!】
【異世界出現!ツギハギだらけの奇妙な空間の秘密に迫る!】
【怪奇!突如消えた地方都市の行方!】
【発見!突如出現した中世都市!】
【天空の城!?空に浮かぶ謎の古城を追え!】
スコール(これも今思えばさあ・・・)
アルティミシア(一番下は私の城だろ)
スコール(突如消えた地方都市ってウィンヒルだろ)
アルティミシア(ああっ)
スコール(あれ世間的にはただの火事って事になってるんだろ。盛大に盛りやがって)
アルティミシア(ツギハギだらけの奇妙な空間は・・・)
スコール(ウド巨人の言ってた『次元のはざま』か)
アルティミシア(所詮ゴシップだな。当たり障りのない事しかかかれていない)
スコール「で、このクソ会社のどこが古代図書館なわけ?」
アルティミシア(確かに本はたくさんあるがな・・・)
???談笑中???
編集長「????」ペチャクチャ
スコール「なげえんだよクソ編集長」
セルフィ「やっぱりバトルの本しかないよ?」
スコール「退屈だ・・・どこか行こうかセルフィたん」
セルフィ「だね?・・・」
・ティンバー
アルティミシア(置いていくのか?)
スコール「後で迎えにくるって受付に言っといたからいいだろ」
セルフィ「手がかりさがそ?」
スコール「ホテルで休憩しよっか」
アルティミシア(やめろ)
418:
・ティンバー 橋
トボトボ・・・・・・
スコール「な?んもねえなここ・・・」
セルフィ「あるのは駅と?テレビ局と?お土産屋さん・・・」
スコール「フクロウの涙ってのもあったなぁ・・・」
スコール「でもあれはただの水だし・・・」ドサ
セルフィ「先生まだかなぁ?」
スコール「暇すぎる・・・」
アルティミシア(テレビ局は行かないのか?)
スコール(いや入れねえよ)
アルティミシア(テレビ局なら放送用の資料などがたくさんありそうだが)
スコール「・・・テレビ局いってみよっか。セルフィたん」
セルフィ「入れるかなぁ」
・ティンバー テレビ局
警備員「現在関係者以外立ち入り禁止です」
スコール「ほらな」
セルフィ「あたしら前科あるし?」
アルティミシア(バカ正直に従うのか。お前が)
スコール(忍び込めってーのかよ)
アルティミシア(どうせ前科者だろ。いけよ)
スコール「・・・セルフィたん、忍び込もっか」
セルフィ「おっけ?」
コソコソ コソコソ・・・
スコール「こちらスコール。ババア、聞こえるか」キリ
アルティミシア(聞こえるに決まっているだろ。直接脳内にいるのだから)
スコール「これよりテレビ局に潜入する」
アルティミシア(はよいけ)
セルフィ「楽しくなってきたかも?!」
419:
ササッ ササッ
スコール「歩哨が二人・・・装備はAKにパイナップル・・・」
アルティミシア(パイナップル?)
セルフィ「おいしそ?」
スコール「通気ダクトから潜入する!」
セルフィ「監視カメラに気を付けよ?!」
アルティミシア(・・・もしかしてなりきっているのか?)
・テレビ局内
ザッザッザッザッザッザッザ・・・・・・・
ガコン
スコール「潜入成功・・・」ニヤ
セルフィ「し?し?」
スコール「で、大佐。どこへ行けばいい?」
アルティミシア(何が大佐だよもう・・・資料室になにかあるんじゃないか?)
スコール「我々の目標は『資料室』だ・・・」キリ
アルティミシア(言っておくがただの思い付きだからな?)
スコール「任務に戻る!」
コソコソ・・・コソコソ・・・
スコール「むっ!」
『かんけいしゃが だんしょうしている!』
ハハハ・・・でさ?・・・・
セルフィ「どうする??」
スコール「麻酔銃ない?」
アルティミシア(あるか)
セルフィ「でも?これならあるよぉ?」
『セルフィは ひとさしゆびをまえにだした』
セルフィ「えいっ」
【サンダー】
ギエエエエエエエエエエ!
420:
アルティミシア(ちょ、おい!)
スコール「聞かれた臭くね!?」
セルフィ「大丈夫大丈夫?」サササ
ガサゴソガサゴソ
セルフィ「はい、許可証」ペラ
スコール(慣れてる・・・)
セルフィ「後はこの人達をロッカーにいれて?」ガコン
セルフィ「これでおっけぇ?」ブイ
スコール「さすが・・・」
アルティミシア(お前は出る作品を間違えてないか)
ササッ ササッ
スコール「むっ」
アルティミシア(どうした?)
スコール「大佐・・・ここはどうやらスタジオの用だ」
セルフィ「番組取ってるよぉ?」
スコール「なんの番組だ・・・」ジロジロ
「ちょっと君達!何やってんの!?」
【!】
スコール(ヤバッ!見つかった!)
セルフィ(危険フェイズ?!)
P「困るよ君達、あれほど控室から出るなって言ったじゃないか?!」
P「ほら、もう出番近づいてるから。こっちこっち!」
421:
・ティンバーマニアックス
編集長「・・・おっとすまない。ムダ話をし過ぎたようだね」
キスティス「いえ・・・(本当にムダな話ばかりだったわ)」
編集長「やはり悪いんだけど、ここが図書館だったとか聞いたことないよ」
編集長「確かに本はあるけどさ・・・ほら、雑誌ばかり」ペラ
キスティス「わざわざありがとうございました」
編集長「すまないね。力になれなくて」
編集「編集長、もう始まってますよ」
編集長「おっと危ない!もうこんな時間か!」
キスティス「何か?」
編集「最近この人、クイズ番組にハマっててね」
編集長「いやぁ?毎週毎週楽しみにしてるんだよ。編集者として、知識を広めるのに役立つからね」
キスティス「はぁ・・・」
編集「テレビつけますね」ポチ
「さあ、今週もやってまいりましたティンバークイズショー!」
「今日の挑戦者は・・・こいつらッ!」
スコール「お茶の間のみなさん!よろしくお願いします!」
セルフィ「まみむめも!これ流行らせたい言葉で?す!」
キスティス「 」ブッ
「今日のチャレンジャーは若いお二人!さあ、この前途ある二人は果たしてどこまで食い下がれるのか!?
スコール「せ?の」
スコール・セルフィ「がんばるぞ?ッ!」キャッキャ
編集長「あんたの連れだよね・・・あの子ら」
キスティス「帰ったらおしおきね」ピキ
422:
アルティミシア(なんで出るんだよ!)
スコール(いやだって景品もらえるし・・・)
アルティミシア( 資 料 室 は ! ? )
スコール「これ終わったら」
司会「挑戦者、一人でブツブツと予習の確認でしょうか!気合十分です!」
司会「ではさっそく参りましょう?第一問!」
【Q】G.F.とはGARDEN FIGHTERのことである(○×)
スコール(じゃあ後ババアよろしく)
アルティミシア(はぁ!?自分で解けよ!)
チッチッチッチッチッチッチ・・・・・・
司会「おっと挑戦者、いきなり難問にぶち当たったか!?時間が刻々と迫っているぞ!?」
スコール(ほら、はよ)
アルティミシア(あ?もう、×!GFはGuardian Forceだ!)
スコール「×!GARDEN FIGHTERじゃなくてGuardian Forceだッ!」ビシ!
ピポピポピポーーーーン!
司会「第一問目、難なくクリア?!これは幸先がいいですね!」
セルフィ「やった?!」ピョン
スコール「このくらい・・・わけないですよ」フッ
アルティミシア(嘘つけ。カンニングも同然じゃないか)
423:
司会「続いて第二問!」
アルティミシア(これ、いつまで続くんだ?)
スコール「さぁ・・・」
【Q】ウェンディゴから鉄パイプをぶんどることができる(○×)
セルフィ「これは?」
スコール「ぶんどるだっけ・・・ドロップじゃなかったか?」
チッチッチッチッチッチッチ・・・・・・
アルティミシア(グラシャラボラス取ったんなら知ってるだろ)
スコール「いや・・・さっぱり」
アルティミシア(・・・記憶障害か?)
チッチッチッチッチッチッチ・・・・・・
司会「さあどうした挑戦者!ここで脱落かぁ!?」
スコール「答えなんだよ」
アルティミシア(・・・○だ)
スコール「○で!」
ピポピポピポーーーーン!
司会「せ?かい!さすが挑戦者、詳しいです!」
スコール「ゼルとモルボル連れてくるべきだった」
セルフィ「だよね?」
アルティミシア(お前等ガーデンで何習ったんだよ)
司会「挑戦者、良いペースです!続いて第三問・・・」
『もんだいが つぎつぎと くりだされる!』
スコール「○!」
スコール「×!」
スコール「○!」
○!×!×!○!×!○!○!・・・・
424:
P「・・・なんであいつ次々と正解してんの?」
AD「これ、ヤラセですよね」
P[やらせって言うな!演出だ」
P「チャンピオンは数字持ってるからここで脱落してもらったら困るんだよ。お前ちゃんと台本見せた?」
AD「見せましたよ。でも・・・あんな連中でしたっけ」
P「・・・やらかした?」
AD「見たいですね」
P「・・・CM?????!」
??CM中???
セルフィ「スコールすご?い!」
スコール「らくしょーらくしょー!Seedなめんなよ!?」キリ
アルティミシア(全部私にやらせている癖に・・・)
AD「CM開け5秒前で?す」
スコール「次も頼むぞ!」
アルティミシア(まぁ折角だから勝っとくか)
司会「挑戦者、王座奪還まで後一歩!さあ、次の問題です!」
スコール「こいや!」
司会「次の問題は・・・こちら!」
【Q】視点側と光源側両方から、光源の反射や透過、屈折を追跡する方法で。
 物体の材質による映り込みなどのが青合うを作成できる半面多大な計算時間を要するのは?
スコール「・・・は?」
アルティミシア(何言ってるんだこいつ)
スコール「ごめん、もっかい言って」
司会「スタート!」
チッチッチッチッチッチッチ・・・・・・
スコール「いや、ちょまてぇ!明らかに問題が変わったぞ!?」
アルティミシア(ハッ!スコール前!)
P「にやにや」
スコール「 ヤ ラ セ か よ ! 」
スコール「ぐぎぎ・・・そう来たかこの野郎・・・」
アルティミシア(悪いがさっぱりわからんぞ)
スコール「てんめぇーーーー!最初から出来レースだったんだなぁーーーー!」
425:
P「マイク切ってるな?」
AD「はい」
アルティミシア(どうする?スコールよ)
スコール「くそ・・・まるでわかんねぇ・・・」
セルフィ「は?い!」
スコール「!?」
セルフィ「正解は?『双方向レイトレーシング』で?す!」
スコール「・・・なんそれ」
アルティミシア(新しい魔法か?)
司会「・・・」
ピポピポピポーーーーン!
P「な・・・」ポロ
AD「うそぉ!?」
セルフィ「えへへ?やったぁ!」
スコール「セルフィたん今の何・・・」
セルフィ「IT用語だよぉ?。電子演算で描写する空間座標の?手法の一つで?」
セルフィ「アタシは元情報班だからね?、これくらいわかるよ?
アルティミシア(意外と頭イイんだな)
スコール「・・・まじ?」
P「ぐぎ・・・あのおにゃのこ・・・」
AD「どうするんすかこれ」
P「問題の難度をあげろ!」
【Q】プログラムされた機械語の命令群の実行によってアキュムレータなどを介する方法によらず、
 メモリとメモリまたはメモリとI/Oデバイスの間で直接データを転送する方法の正式名称は?
セルフィ「Direct Memory Accessで?す!」
ピポピポピポーーーーン!
セルフィ「やったぁ???!」
『むずかしいもんだいを つぎつぎとこたえていく!』
426:
司会「挑戦者怒涛の勢い!今週ついに王座交替なるかぁ!?」
P「何やってんだあいつわぁーーーーー!これはヤラセ!君達が勝ったらいけないの!わかる!?」
AD「やっぱりヤラセじゃないっすか」
セルフィ「簡単簡単?」
スコール「さっすがセルフィたんだぜぇ!これはクイズ系アイドルとしてデビューするしかねえな!」
アルティミシア(クイドル?)
P「どどどどうするこれ!?」
AD「一旦CM入れますか?」
P「ストーーップ!CM、CM入って!」
司会「え、CM?・・・さあ、ラスト問題はCMの後!チャンネルはそのまま!」
アルティミシア(大体何言われるのか想像つく)
P「ちょっと君達、何やってんの!?君達が勝ったらダメじゃん!」
セルフィ「なんで??」
P「いい?これはテレビなの!テレビには演出があるの!」
P「ガチクイズはお呼びでないの!ガチよりドラマ!わかる!?」
アルティミシア(別に全ての番組がやらせなわけじゃないだろ)
P「もう・・・次はちゃ?んと外してよね!」
セルフィ「ぶ?」
スコール「・・・」
P「返事は!?」
スコール「・・・どうしよっかなぁ?」ニヤニヤ
P「!?」
アルティミシア(またか・・・)
スコール「だって後一問でしょ?俺ら頭イイからついうっかり正解しちゃうかもしれない」
P「どういう意味だ・・・」
スコール「急に惜しくなっちゃった。挑戦者として」ニヤ
スコール「チャンピオンになりたい?やらせ反対?」
P[なにを今更!」
スコール「今ティンマニのビルに俺らの仲間がいるんだけど・・・」
スコール「記事になるよね。人気クイズ番組、やらせ発覚!って」
P「お、脅すつもりか!?」
スコール「それはアンタ次第」
P「・・・何が望みだ」
スコール「俺さあ、借金があるんだよねぇ・・・」
アルティミシア(言うと思った)
P「いくらだ・・・」
スコール「20億ギル」
P「はぁ!?」
アルティミシア(ついに二桁突入か)
427:
スコール「テレビ局なら余裕でしょ」
P「おまっこんなローカル局でそんな大金・・・・!」
スコール「あっ口が軽くなってきた・・・」フワァ
P「ぐぎぎ・・・」
スコール「俺が出す条件は二つ。1つ、口止め金20億ギル」
スコール「そしてもう一つ、局の資料室に入れろ」
P「資料室・・・なんでそんな所に」
スコール「やるの、やらないの!どっち!?」
P「ぐぐ・・・わかった・・・」
スコール「契約成立!」ビシィ!
P「うう・・・局長に何て言われるか・・・」
アルティミシア(可哀想に)
?????????????
司会「いや?挑戦者、後一歩及ばす!惜しい!」
スコール「いやぁ残念だなぁ?」デヘヘ
司会「チャンピオンの座を降ろす者はいつ現れるのか!?ではまた来週?????!
AD「はいOKで?す!」
スコール「資料室はよ」
P「・・・こっちだ」ハァ
スコール「??♪」
アルティミシア(潜入のせの字もないな)
・ティンバーテレビ局 資料室
P「あまり勝手なマネはするなよ?上に怒られるの俺なんだから」
スコール「はよどっかいけ」
セルフィ「で、なにを探せばいいの?」
スコール「あ・い・う・え・え・え・・・・」
アルティミシア(お前もか)
【捜索中】
429:
セルフィ「やっぱり旅番組とか?その辺かなぁ?」
スコール「イッテQ的な奴?」
セルフィ「あ、これ?」
スコール「ん・・・なにこれ」
『ティンバーの近くの森に一風変わった猿がいるとの情報があった
 視聴者からの投稿で是非調査してくれと依頼されたので早現地に行く
 そこには人語を操る猿がいた。さっそく取材を試みる。しかし猿が我々に石をぶつけ逃げて行った
 そこから何回か出会ったが、会うたびに石をぶつけられる。取材はできそうにない
 申し訳ないがお蔵入りだ。』
アルティミシア(あっ猿ってさっきのあいつか)
スコール「ああ、オーベール湖の」
セルフィ「しゃべる猿?さっきの子だね?」
スコール「あのエロザルちゃっかりセルフィたんのパンツ覗きやがって・・・」
アルティミシア(まさにサルだな)
ガサゴソガサゴソ・・・・・・・・
セルフィ「見つかんないね?・・・」
スコール「ねえじゃねえかよババア」
アルティミシア(思い付きだって言っただろ。人のせいにするな)
スコール「ハァ・・・どうしよっかセルフィたん」
セルフィ「つかれたよぉ。喉渇いた?」
スコール「だよねぇ。フクロウの涙でも飲みに行くか」
セルフィ「さんせ?」
スコール「飛んだ無駄足だった」
アルティミシア(ヤラセを無視してやればよかったな)
・民家
スコール「ようじじい。来てやったぞ。水寄こせ」
老人「またアンタかい・・・」
セルフィ「ここなんかあるの??」
スコール「年金・・・じゃなくて、HPが全回復する水がね」
セルフィ「へえ?」
430:
セルフィ「あ、おいしい?」ゴクゴク
『HPが ぜんかいふくした!』
老人「ほうほう、そこのお嬢さんはこの水の良さがわかるようじゃの」
セルフィ「おいしいで?す!」
スコール「色目使ってるんじゃねえぞじじい」ガサゴソ
老人「・・・お前さんは何をしてるんじゃな?」
スコール「お前のへそくり奪いに来たんだよ」
老人「・・・もうないと言ったろうに」
アルティミシア(せめて隠せよ)
スコール「ちっしけてやがる」
セルフィ「これなんでこの家にだけあるの??」
老人「昔はお土産として売られてたんじゃがのう・・・取りすぎてここにしか湧かなくなったんじゃ」
セルフィ「はえ?」
老人「何事もやりすぎはよくないのよ」フォフォフォ
アルティミシア(そうだぞ、スコール)
スコール「なんで俺なんだよ」
老人「昔の人はこのフクロウの涙をツボに入れて大事に保管してたそうじゃ」
アルティミシア(ん?壺?)
老人「回復のツボと言ってのぉ・・・訪れる人々に癒しを提供しとったそうじゃ」
スコール「回復のツボ?」
老人「ま、昔話じゃて」フォフォフォ
スコール「・・・・・・」
老人「ほれ、この本にも書いとる」
セルフィ「なにこれ?」
老人「昔の人が残した本じゃ」
『エヌオーと戦いし、われらの12の武器をクーザー城に封印する…
封印をとくカギ…4つの石板

1つは、過去のたましいとともに
 土に守られ
1つは、島の神殿の中に
 風に守られ
1つは、海の底よりふかい場所に
 炎に守られ
1つは、うたれる水のうらがわに
 水に守られん
われらのしもべを封印する…
封印をとくカギ…4つの石板。
石板を動かすとき、われらのしもべも復活する…
白と黒、究極の魔法…
時空魔法メテオ…
海王リバイアサン…
そして、竜王バハムート…
この本をとびらにささげよ
さすれば、封印への道は開かれん…』
431:
アルティミシア(おい・・・これ)
スコール「ちょちょちょ、ちょぉまてぇ!!これをどこで手に入れた!?」
老人「何って、昔から我が家にある本じゃ」
老人「家宝・・・と言う程ではないがの。わしが生まれた頃にはもうあったからの」
老人「ご先祖様が残してくれた、大事な書物だろうて」フォフォフォ
アルティミシア(・・・これだろ。どう考えても)
スコール「なあじいさん・・・これくれない?」
老人「は・・・やるわけないじゃろ」
スコール「まじで!頼むよ!俺らにはこれが必要なんだよ!!」
老人「なにかわけありで?」
セルフィ「なんか?世界がピンチで?」
スコール「俺ら世界を救う為に旅してるんだよ!今手がかりを探してるんだ!」
スコール「これ絶対手がかりだよ!なあじいさん、頼むよ!」
老人「それはドールの消失に関係あるのかの?」
スコール「大有り大有り!完全に関係は濃厚!俺咆哮!」
アルティミシア(何故韻を踏む)
スコール「 く れ ! 」
老人「・・・イヤじゃ」
スコール「は!?」
老人「お主はわしの大事なへそくりを奪った・・・そんな輩に譲るわけにはいかぬ」
スコール「あれは俺じゃなくてリノアが(ry
老人「シャラップ!お主同然じゃ!」
スコール「違うのに・・・」
アルティミシア(日ごろの行いの問題だ)
老人「大事な物と知ったからには、なおさらお主にはやれんぞい」
セルフィ「なんかあったの??」
スコール「・・・わかった!じゃあこうしよう!」
スコール「返す!じじいのへそくり全部返す!それで文句ないだろう?」
老人「利子は?」
スコール「は1?」
老人「お主はわしのへそくりを盗んでいった・・・返すのなら、利子が付くのは常識じゃの」
スコール「・・・いくらだよ」
老人「このくらいでどうじゃ?」パー
アルティミシア(5%?)
老人「50%」
スコール「 ふ ざ け ん な よ お 前 ! 」 
433:
アルティミシア(総額いくらだよ)
老人「500ギルの500%・・・2500ギルじゃの」フォフォフォ
スコール「ふざけんよボケェ!そもそも俺はへそくりを取っちゃいない!」
スコール「なんだ500%って!?ウシ○マもびっくりの暴利じゃねえか!」
アルティミシア(払えよ・・・2500ギルくらい)
老人「いやならその本はやれんの」フォフォフォ
スコール「ぐぎぃ・・・足元見やがって」
アルティミシア(いいだろそのくらい。本代と思えば)
スコール「・・・」
【ショップ呼び出し】
→ 売る
スコール「え?っと、え?っとぉ・・・」
アルティミシア(どれだけ金ないんだよお前)
【オダイン・バングル(改)】
スコール「これいくらかなぁ・・・」ニマァ
アルティミシア(ウォォォォォイ!待て!それは待て!)
スコール「なんだよ」
アルティミシア(それは私を召喚するのに必要な物だろう!?やめろ!」
スコール「くそが・・・じゃあ何売れってんだよ!」
アルティミシア(なんでもいいだろたかが2500ギルくらい!!ポーションでいいじゃないか!)
スコール「・・・」
【売る】レナの日記
アルティミシア( も っ と だ め だ ろ ボ ケ ェ ッ ! )
スコール「ああ・・・金がない・・・」
アルティミシア(さっき20億ギルの取引したろ!?あの金は!?)
スコール「まだ振り込まれてない・・・」
アルティミシア(あ??もうなんでお前はそんな甲斐性なしなんだよぉぉぉぉぉぉぉ!!)イライラ
セルフィ「あの?、2500ギルならアタシあるけど?」
スコール「!?」
セルフィ「お給料貯めてたからね?。そのくらいあるよぉ?」
老人「買うかね?」
セルフィ「買う買う?」
スコール「・・・」
アルティミシア(恥ずかしくないのか?お前)
434:
【入手】封印の書
セルフィ「ありがと?」
老人「フォフォフォ、へそくりが増えて万々歳じゃわい」
スコール「守銭奴が」
アルティミシア(金ためろよ)
・ラグナロク
ゼル「なんだよそれ」
スコール「なんかあったわ」
セルフィ「図書館じゃなくて?民家にあったよぉ?」
アルティミシア(もう一度見て見よう)
『エヌオーと戦いし、われらの12の武器をクーザー城に封印する…
封印をとくカギ…4つの石板

1つは、過去のたましいとともに
 土に守られ
1つは、島の神殿の中に
 風に守られ
1つは、海の底よりふかい場所に
 炎に守られ
1つは、うたれる水のうらがわに
 水に守られん
われらのしもべを封印する…
封印をとくカギ…4つの石板。
石板を動かすとき、われらのしもべも復活する…
白と黒、究極の魔法…
時空魔法メテオ…
海王リバイアサン…
そして、竜王バハムート…
この本をとびらにささげよ
さすれば、封印への道は開かれん…』
スコール「バハムートとリヴァイアサンってこんな時代からいたんだ」
アーヴァイン「何か教えてくれるんじゃないの?」
スコール「おいバハムートとリヴァイアサン。なんか知ってるか?」
・・・・・
スコール「なんか言えよ」
アルティミシア(言伝だ)
スコール「あ?」
アルティミシア(・・・・壁にでも話してろ。だとよ)
スコール「ブチ殺すぞペット風情がぁ!!」
アルティミシア(ミサイルぶつけるからだろ)
ゼル「嫌われてんなぁ」
スコール「くそが・・・もういっかい大海のよどみ行だお前は・・・」
アーヴァイン「ところで何か忘れてない??」
スコール・セルフィ「あ」
キスティス「おっそい!」プンスカ
435:
キスティス「あなた達一体何考えてるの!?勝手にテレビに出るは私を置いてけぼりにするわ・・・・」クドクド
??説教中??
キスティス「いい!?わかった!?」
セルフィ「ごめんなさ?い」
スコール「壁にでも話してろ」ボソ
【メーザーアイ】
スコール「あぢいいいいいいいいいい!!」ジュワー
キスティス「まったく・・・」
ゼル「せんせいよぉ、スコール達こんなもん見つけてきたぜ」
キスティス「封印の書とやらね・・・どれどれ」
キスティス「・・・石版ってもしかしてシュミ族の村の?」
スコール「鞭手に入れた時のあれだな」
キスティス「あなたあれ、どこで手に入れたの?」
スコール「FHの駅長の家」
キスティス「許可取った?」
スコール「・・・」
キスティス「無断で持ち出したのね・・・」ハァ
アーヴァイン「なんかわかりそう??」
キスティス「ええと、あれって確か【第二の石版】だったわよね」
スコール「いえす」
キスティス「第二の石版は島の神殿の風に守られ・・・FHの事ね」
セルフィ「他にもあるの??」
キスティス「他にも石版があるのね・・・どれどれ」
キスティス「う?ん、わかんないわね」
スコール「なんちゃってインテリが」
キスティス「・・・」ギロ
アルティミシア(黙ってろよもう)
キスティス「え?っと・・・」
ゼル「バハムートならなんか知ってんじゃねえの」
スコール「さっきから聞いてるんだけど口聞いてくれなくて・・・」
ゼル「・・・お前だけGFとの相性最悪なんだけど」
キスティス「ハァ・・・バハムートとリヴァイアサンを貸しなさい。事情を聞いてみるわ」
436:
??説明中??
キスティス「なるほど・・・バハムートとリヴァイアサンはかつての勇者のしもべだったのね」
ゼル「お前等そんな昔からいたんだな」
スコール「俺には何も言ってくれなかった癖に」
アルティミシア(嫌われてるものな)
アーヴァイン「何か手がかりでた??」
キスティス「クリスタルのカケラの場所・・・わかる?」
・・・・・・・・・・
キスティス「・・・なるほど」
ゼル「なんて?」
キスティス「バハムート曰くひとつだけ心当たりがあるそうよ」
スコール「まじか!」
キスティス「でも参ったわね・・・どう説明すればいいのかしら」
ゼル「なんだよ」
キスティス「かつてクリスタルを祭っていた神殿があるそうなんだけど・・・場所が」
セルフィ「どこ??」
キスティス「海底・・・でいいのかしら」
全員「えっ」
キスティス「陸地ごと沈んでしまってそのまま放置されてたんですって」
スコール「どうやっていくんだよ!?」
キスティス「どうしましょう・・・」
スコール「おいリヴァイアサン!聞こえてるだろ!?お前行け!」
スコール「行ってカケラ取ってこい!海はお前の土俵だろ!」
キスティス「・・・黙れ指図するな死ねって言ってるわ」
スコール「殺すぞこのウナギ野郎・・・」ビキビキ
アルティミシア(王者のプライドがあるのだろう)
アーヴァイン「海の底かぁ?、参ったね・・・」
セルフィ「そこしか手がかりないもんね?」
スコール「だからリヴァイアサンがさぁ・・・」
アルティミシア(海は自由に潜れてもカケラを拾うなんてマメな作業できないだろ)
437:
ゼル「おいスコール、俺の中の物知りゼルが発動しそうだぜ」
スコール「よし、黙れ」
ゼル「なんでだよ。言わせろよ」
スコール「なんだよ・・・」
ゼル「海を潜る施設、俺には一つ心当たりがあるんだけどよ」
セルフィ「どこ??」
ゼル「移動式の研究施設。世界各地をめぐっては活用できそうなエネルギーとかを採集していたらしいぜ」
スコール「・・・」ハッ
アルティミシア(バハムートのいた所だな)
ゼル「通称『軍艦島』って呼ばれてる所だ」
スコール「海洋調査人工島・・・」
ゼル「そ。そこそこ。っつってもどこにあるかわかんねーけどよ」
アルティミシア(お前は一回行っただろ)
スコール(こいつ・・・、もしかして本当に物知りなのか?)
アルティミシア(だからそうだって言ってるだろ)
スコール「・・・どうやって動かすんだよ」
キスティス「名前は聞いたことあるけど・・・かなり古い施設よね?何年も前に放棄された・・・」
アルティミシア(前はどうやって行った?)
スコール(確か予備電源が生きていたから蒸気圧で・・・)
スコール「扉のロックを解除するのが精いっぱいだぞ?」
アーヴァイン「あのさ?、だったらFHの人達に直してもらえばいいんじゃないかな?」
アルティミシア(なるほど)
アーヴァイン「Fhの人とさ?、エスタも連中も呼んだらさ?。すぐ直してくれそうじゃな?い?」
キスティス「それいいじゃない。さっそくオダイン博士に連絡を取りましょ!」
アーヴァイン「希望が見えてきたね?」
アルティミシア(こいつも意外と賢いな)
スコール「俺より目立ってるのがイラつく・・・」
アルティミシア(嫉妬は見苦しいぞ)
442:
スコール「海洋調査人工島か・・・少し時間がかかりそうだが」
アルティミシア(奴らの腕次第だな)
キスティス「オダイン博士に連絡して技術者を集めましょ」
アーヴァイン「FHにもね?」
スコール「さて、目途が立った所で・・・
アルティミシア(最後の一つだな)
【1】ギードのほこら
セルフィ「しっつも?ん!ギードのほこらってどこにあるの?!」
スコール「問題はそれだ・・・」ハァ
ゼル「何者だろうな。そいつ」
キスティス「誰なの?それ」
スコール「なんとか戦士曰く賢者らしい」
セルフィ「古代っぽい?」
ゼル「なんでも知ってそうだな」
アルティミシア(いやでも、こいつだけ場所がわからんではないか)
スコール「問題はそこなんだよ・・・え?っと」ペラ
【第三世界の地図】
スコール「そういやあいつはほこらにいるとか言ってたけど」
アーヴァイン「ほこら?」
スコール「簡単に言うと洞窟みたいなもん。でもそんな場所あったっけ?」
ゼル「洞窟、洞窟、え?っとぉ・・・」
キスティス「・・・一つだけ、心当たりあるわ」
スコール「何!?」
443:
キスティス「特にスコールは・・・必ず立ち寄った事があるはずだわ」
スコール「えっどこ?」
キスティス[Seed試験・・・私達は参加条件はなんだった?」
スコール「えっ、え?っとぉ。筆記テストに合格して・・・課題をクリアして・・・」
スコール「あっ」
キスティス「そう、イフリートの取得が課題だったわね」
スコール「炎の洞窟!?」
ゼル「あ?なるほど!」
スコール「いやでも、あんな溶岩だらけの場所にモンスター以外の生き物がいるのか?」
スコール「ギードって亀なんだろ?」
アルティミシア(イフリートの住処か・・・確かにイフリートは灼熱の地を好むが)
キスティス「でも、そこしか考えられない物・・・ほら」
キスティス「この地図、確かに南半分は私達の世界に似てるけど」
キスティス「バラムだけ、この地図にそれらしき陸地がないでしょ?」
ゼル「一万年も経ってるから、移動しちまったんじゃねえか?」
スコール「え?」
ゼル「お前、大陸移動って知ってる?あれはさ、地球の地殻がマントルにの流れと自転で乗っかって移動するって説なんだけど」
ゼル「地殻に近い陸地ほど、起こりやすいらしいぜ。マグマの流れに乗っかってるからな」
アルティミシア(そういえば炎の洞窟は溶岩に溢れていたな)
444:
ゼル「もし炎の洞窟がその祠ならさぁ、ほら」
ゼル「ここの大陸の先っちょが分裂して、バラムになったって言えね?ちょっと形もそれっぽいし」
アーヴァイン「特にさ?、その時代は世界が消滅するような出来事が何度も起ったんだろ??」
アーヴァイン「バラムだけ独り歩きしてても何もおかしくないんじゃない??」
キスティス「失われた北の大陸のカケラ。って事になるのかしらね」
アルティミシア(確かにその説を採用すれば合点が行くな)
アルティミシア(バラムは地理的にガルバディア、エスタ両大陸のちょうど中間だ。何らかの意図で動かしたとも考えられる)
アルティミシア(その賢者ギードが避難する為とか、長い時間をかけて動いたとか、可能性はいくらでもある)
ゼル「どうよスコール?」
スコール「・・・・ありがとう物知りゼル」
ゼル「おうっ!」
スコール(こいつ、もしかして本当に物知りなのか?)
アルティミシア(だから本人がそう言ってるだろ)
スコール「なんにせよ・・・そこしか手がかりねーもんな・・・」
セルフィ「はんちょ、行先決まった??」
スコール「行先はバラム・・・炎の洞窟・・・」
アルティミシア(賢者か・・・楽しみだな)ワクワク
セルフィ「了解?!じゃあ、いっくよ?!」
ゴォォォォォォォォォ・・・・・・ キランッ
445:
・バラム 炎の洞窟入口
スコール「なっついわぁ」
ゼル「だな」
アルティミシア(何か思い入れが?)
スコール(俺の初ダンジョン。モルボルが引率しててさ)
スコール(ああそうそう、ここのでの出来事も試験成績に加味されるのよね)
アルティミシア(ほお)
スコール(ここに先生二人が立ってるんだけど、課題クリアしたら右の奴に話しかければいいの。それだけで100点)
アルティミシア(なんだそれ!?)
スコール(しらね。けどそういう裏技があんの)
スコール(ひょっとしたらワイロでも受け取ってたのかな)ハハハ
アルティミシア(試験にならんだろ・・・)
キスティス「思い出に浸ってないで行くわよ」
【メンバー】スコール ゼル キスティス
・炎の洞窟 内部
ボォォォォォォ・・・・
ゼル「相変わらずクッソあついな・・・」ダラダラ
スコール「サウナだサウナ」ダラダラ
キスティス「ん?、ここへくると思いだすわ」
アルティミシア(こいつもなにか思い出が?)
スコール(教官だった当時のモルボルはここの引率役だったんだよ)
キスティス「私とここへ来ると、いつもの実力を出せない生徒、多かったのよね」
スコール(出たよ・・・)
キスティス「私の魅力ってやつかしら?」クス
アルティミシア(何て教師だ・・・)
スコール(臭い息で状態異常になってただけだろ)
・炎の洞窟 最深部
ゴポポポ・・・・
スコール「さて・・・」
ゼル「これ以上進めねーな」
キスティス「ん?・・・イフリートはいないようね」
アルティミシア(あいつにとっては快適な環境なのだろうな)
スコール「・・・賢者は?」
アルティミシア(いないな)
446:
キスティス「読みを外したかしら?」
ゼル「ん?、確かにただの勘だったしなぁ」
スコール「どうするよ、これ」
ゴォォォォォォ・・・・・
アルティミシア(・・・微弱だが魔力を感じる)
スコール「イフリートの残り香か?」
アルティミシア(いや・・・炎と言うより・・・なんだろう・・・)
スコール「???」
お・・・・・・・・て・・・・れ・・・・・
ゼル「なんか聞こえね?」
キスティス「え?」
おこ・・・・・・・てく・・・・れ・・・・
アルティミシア(すごい困っている感じの魔力だ)
スコール「何属性だよそれ」
おこして・・・・くれえ?
キスティス「本当ね・・・何か聞こえるわ」
ゼル「お?????い!誰かいるのかぁ????!」
おおっ!聞こえたか!頼む!わしはここだ!
起こしてくれ???!
スコール「起こしての意味がわかんねえんだけど」
キスティス「何を起こせばいいのですか?」
わしだ!わしを起こしてくれ????!
スコール「はぁ?」
ゼル「あ、ここ!」
「たたた頼む!起こしてくれ!」ジタバタ
ゼル「亀だ・・・」
スコール「起こしてくれってそういう事ね」
アルティミシア(ひっくり返っていたのか)
447:
亀「ゼエ・・・ゼエ・・・助かった・・・」
キスティス「亀がしゃべっているわ・・・」
スコール「なんだこのカメ。うりうり」ツンツン
亀「うわ!なんだお前!?やめろ突くな!」
アルティミシア(・・・もしやこいつが?)
ゼル「亀・・・だもんな」
亀「・・・よくぞ参られたクリスタルに導かれし戦士達よ」
亀「いかにもわしが・・・かつて賢者ギードと呼ばれた者である」
スコール「あっこいつ!GFだ!」ツンツン
亀「突くなと言うに!」
アルティミシア(実際の亀ではなくエネルギー体か)
ゼル「だからしゃべるんだな」
亀「GF・・・?はて、一体どういう事か」
??説明中??
亀「なるほど・・・君達の中ではわしのような物をGFと呼ぶのか」
スコール「お前、召喚獣と一緒」
亀「召喚獣と来たか。はてさて、いよいよ私もモンスターだな」ハハハ
スコール「最初からモンスターだと思うけど」
ゼル「亀のじっちゃんよぉ、あんた、あいつの事詳しいんだろ?」
キスティス「お話を詳しくお伺いできますか?」
亀「ふむ・・・そうだな・・・どこから話そうか・・・」
亀「・・・エクスデス。奴は元々ムーアの大森林に佇む木の一部だった」
アルティミシア(木・・・?)
亀「あそこの木々は少々特別でな・・・悠久の時を生き、この世界を見守り続けたのだ」
亀「しかし長い時の中で、人間の邪念を吸い込み続けた一本の木があった」
亀「それこそ、奴、エクスデスだ」
ゼル「あいつ木だったのかよ!」
スコール「あー今思えば所々木っぽかったかも・・・」
亀「わしは動き出したエクスデスを死闘の末、封印した」
亀「それが古代よりさらにさかのぼる事500年前の出来事・・・」
ゼル「もう数えらんねえよ・・・」
亀「しかし奴は蘇った。奴は長い時をかけわしの封印を打ち破り、再び世界を混沌に巻き込んだ」
亀「その時戦ったのが・・・」
キスティス「名も無き王・・・」
スコール「ピザだっけ」
アルティミシア(ゼザ。だ)
448:
亀「そう。ゼザら暁の4戦士の活躍により奴は再び封印される事になる。しかし・・・」
スコール「まぁた復活しやがったのか」
キスティス「そこから先は知っています。確かクリスタルに選ばれた戦士がいた事」
ゼル「そいで失敗しちまったんだよな」
亀「バッツか・・・そうだ。わしは一時期彼らと共に行動しておった」
亀「バッツにも亀だなんだと突かれたっけ・・・」ジー
スコール「何見てんだよ」
亀「しかし光の戦士、そしてエクスデス両名にも予想外の出来事が起きた。それが」
アルティミシア(時間圧縮か・・・)
亀「だが・・・やっぱり、生きていたか・・・」
スコール「つか何回封印失敗するんだよお前等。Seedだったらランク降格真っ逆さまだぞ」
アルティミシア(1切ってるお前が言えた事か)
亀「そう、奴が何度も封印を打ち破るのはある秘密がある。それが」
亀「奴は元々邪念を吸って生まれた魔物。この世に邪念がある限り、奴は不滅だ」
ゼル「ええ!?」
キスティス「あの魔導士を生み出したのは、他でもない人間であると?」
亀「さよう。光と闇が対なる物のように、正義と悪もまた対なる物・・・」
亀「人間にも光と闇がある。その闇を抱える限り奴は永遠に・・・」
アルティミシア(お前みたいな奴がいるからああいうのが生まれるんだと)
スコール「死ね。思春期のはっちゃけを邪念呼ばわりするな」
キスティス「ではどうすればあの魔物を完全に消滅させることが?」
亀「皮肉なことに・・・奴の永遠を阻害する者。それは奴自身が求める『無』その物にある」
アルティミシア(どういう事だ)
亀「無は光を生み、光は無を生み出す。無は力ではない。この世の根源なのだ」
亀「無は全てを無に帰す。人も、邪念も、世界も、全て」
スコール「じゃあ何か?あいつは自滅しようとしてるのか?
亀「そうだ。エクスデスは皮肉にも自分で自分を消滅させようとしている」
ゼル「なんだ。じゃあほっといてもいいんじゃねえか」
亀「エクスデスが完全復活すれば、無に飲み込まれ消えるだろう」
亀「ただし、この世ごと、な」
ゼル「だめじゃん・・・」
449:
キスティス「名も無き王は・・・クリスタルがカギだと言っておりました」
ゼル「だから俺ら、そのクリスタルを探してるんだわ」
スコール「今もあるぞ。ほら」キラン
亀「クリスタルのカケラ・・・やはり、まだ残っていたか・・・」
スコール「これにそのなんとか戦士の心が宿ってるらしい。俺会ったぞ」
スコール「えらい軽い奴だった。お前、あんなのに委ねてたの?」
亀「バッツ・・・」
亀「・・・・」
スコール「なんか言えよ」
亀「バッツはなんと?」
スコール「お前に会えって言ってたんだよ。はやくカケラ出せよ亀」
亀「・・・残念ながらここにはない」
スコール「ハァ!?」
亀「しかし・・・そうか、バッツが君達に委ねたか・・・」
スコール「いやいやいやいやwここに手がかりがあるって聞いたからきたんですけど!」
キスティス「ご存じありませんか・・・?」
亀「何分時が立ちすぎた・・・砕かれたカケラは元に戻る事なく、世界中に散ってしまった・・・」
スコール「何こいつ!?全然ダメじゃん!全然賢者じゃないじゃん!ただのゼルじゃん!」
ゼル「どういう意味だよ」
亀「・・・」ショボーン
450:
スコール「どうするよ・・・完全に無駄足なんだけど」
キスティス「いやでも、彼のような語り手は重要よ」
ゼル「俺ら色々知らねー事ばかりだもんな」
亀「光の戦士の後を継ぐ者達よ。よければ私も旅に同行させてくれないか」
ゼル「えっ」
亀「君達はかつての事を知らないだろう?私が入ればきっと役に立ってみせる」
スコール「知恵袋は2人もいらねーっての」
アルティミシア(こいつを連れて世界中を旅すればイイだろ)
キスティス「えっと・・・GFとしてですか?」
亀「わしはとおの昔に身を失った精神体。エクスデスの野望を止めるまでは消えることはできぬ」
亀「頼めないか・・・どうか。頼む!」
スコール「・・・お前、バトルの方はどうなの?」
亀「えっ」
スコール「GFとして連れていくにはそれなりに使えないと困るんだけど」
アルティミシア(アビリティは何を持っている?)
スコール「面接だ。アピールしろアピール」
亀「えっ、え?・・・」
亀「そうだ!バックアタックを取られぬよう常に『けいかい』しといてやるぞ!」
スコール「それはケルベロスがもう持ってる」
アルティミシア(それ以前にエンカウントなしがあるな)
451:
亀「じゃあ・・・そうだ!状態異常の耐性を付けてやろう!それでどうだ!」
ゼル「ST防御はもうあるぞ」
亀「・・・賢者の知恵によりアイテムの効果を倍にしてやる」
キスティス「くすりのちしきはアレクサンダーが持ってますね」
亀「・・・」
アルティミシア(ないんだな)
亀「・・・キエエエエエエエエエエエ!!」バッ!
全員「!?」
シュン! シュン! シュン!
ゼル「な、なんだぁ!?」
亀「どうだこの動き!亀とて鈍いとは限らぬ!」シュン
亀「この素早い動きで敵を翻弄してみせよう!」シュン
スコール「・・・」
亀「ワーーーハハハハ!この動きが見切れるか!?」
スコール「・・・」
ズバッ
亀「ヌエエエエエーーーーーーーーーーーー!」
スコール「ごめん。俺、命中率100%固定なんだわ」
452:
亀「うう・・・」ボロ
ゼル「なんか・・・あれだな」
キスティス「いいじゃない。彼には情報を頂きましょうよ」
アルティミシア(賢者としてそれでいいのか)
亀「・・・」
スコール「多分ジャンクションすらしないと思うけど、それでいいか?」
亀「・・・ウェェェェエェェェン!」
全員「!?」
亀「ウワーーーーーン!ビエーーーーン!エーーーン!」
ゼル「お、おい!なんか泣き出したぜ!」
スコール「賢者それでいいのか・・・」
亀「ヒック・・・ヒック・・・うわあああああああああああああん!」
キスティス「え、ちょ、どうしましょう?」アタフタ
ゼル「泣くなよおい!ちゃんと連れてってやるって!」
スコール「うるせえなもう・・・」イライラ
亀「隙あり!」」キラン
ゴチーン!
スコール「ひぎっ!?」
亀「ワハハハハハ!これこそ賢者の知恵!」
亀「泣く演技で相手を混乱させ、その隙に相手を叩く!これぞ賢者の手法!賢者の発想!」
亀「どうだ?!恐れ入ったか人間よ!」
スコール「おお・・・」ヒクヒク
ゼル「それただのウソ泣きじゃねえか・・・」
キスティス「子供でもできるわね」
亀「さて、賢者のすごさがわかってもらえた所で行こうか!諸君!」
スコール「あの野郎・・・キ○タマにダイブしてきやがった・・・」ヒクヒク
【入手】GF ギード 
【アビリティ】うそなき けいかい くすりのちしき
453:
ゼル「カケラなかったな」
キスティス「しょうがないわねえ・・・ラグナロクへ戻りましょ」
スコール「あたた・・・まだ股間がいてえ」ヒリヒリ
亀「時に光の戦士よ」
スコール「あ?」
亀「お前の中にいる人物は・・・一体?」
スコール「やっぱ見えてたか」
アルティミシア(これがジャンクションだ)
亀「ジャンクション・・・憑依の術か?」
スコール「まぁそんな感じ」
亀「似ているな。クリスタルの継承と」
スコール「あ、そだ。言うの忘れてた」
スコール「そのバッツとか言うのの代わりにウド巨人封じたのこいつ」
亀「 な に ぃ ! ? 」
アルティミシア(時間圧縮が思わぬ所で影響を及ぼしていたようだ)イエーイ
スコール「まぁただの事故みたいなもんだけど」
亀「・・・」
アルティミシア(まぁ、あれだ。邪魔してすまん)
スコール「後でレナの日記見せてやるよ。めっちゃ悲壮感出てるから」
アルティミシア(代わりに謝っといてくれないか。あの世で)
亀「・・・何者?」
アルティミシア(魔女)
スコール「兼モンスターブリーダー」
アルティミシア(副業でインテリアコーディネーターもやっている)キリ
スコール「その正体はタイムパトロール隊員」
アルティミシア(一応他の連中には黙って置けよ?ややこしい事になるからな)
スコール「つか俺ら元々敵同士だからな」
亀「・・・魔物?」
454:
・ラグナロク
スコール「とまぁこんな具合で亀が仲間になったんだけど」
セルフィ「かわいい?」ツンツン
亀「な!?ちょ、コラ!賢者に何をする!」
スコール「俺らペット飼う余裕ないからな?ちゃんと働けよ?」
亀「わかっとるわ!ったく・・・」
亀「で、今後の予定は?」
ゼル「今カケラは2つ見つけたんだわ」
【クリスタルのカケラ】バッツ ファリス
亀「お、おお・・・おお・・・!」
亀「二人とも・・・随分久しぶりだ・・・本当に・・・!」
スコール「なんか浸ってるんだけど」
アルティミシア(思う所があるのだろう。浸らせてやれ)
亀「二人とも・・・すまぬ・・・すまぬ!」
スコール「お前この光景見て何も感じないのかよ」
アルティミシア(何が)
スコール「この悲劇はお前のせいだろ!ったく、古代の方々に迷惑かけやがってボケッ」
アルティミシア(黙れチンタラしてるのが悪いんだよ)
アルティミシア(討伐しそこねたのもこの亀がもたもたしてたからじゃないのか?亀だけに)
亀「バッツ・・・ファリス・・・!」フルフル
スコール「鬼め」
アルティミシア(空の旅って楽しいな)シラー
??数分後??
キスティス「あの、お気持ちはわかりますがそろそろ・・・」
亀「すまん・・・久々の再会だったのでつい」
アーヴァイン「色々詳しいんだろ??教えてくれよぉ?」
亀「して・・・今後の予定は?」
キスティス「カケラを後二つ探さないといけないんですが」
ゼル「その内一つが、海底に沈んでるんだよ」
アーヴァイン「海底にかつてクリスタルを飾ってた場所があるらしいんだけど?何か知らない??」
亀「・・・ウォルスの塔だな」
455:
スコール「さすが賢者、回答がはやい」
亀「ウォルスの塔か・・・なるほど、目の付け所はよい」
亀「してその方法は?」
セルフィ「なんか?海洋人工調査島って所が?海底に行ける設備があるらしくて?」
亀「ほぉ・・・潜水艇みたいなものか」
キスティス「けど、何分古い物なので動かすには修繕が必要なのです」
亀「・・・どれくらいかかる?」
ゼル「これから世界中の技術者を集めてトンカンやる予定なんだけどよ」
スコール「人工島ってくらいだからな。めっちゃ広いぞ」
アルティミシア(確かアルテマウェポンがいなかったかそこ)
スコール「そ、モンスターもウヨウヨいるから駆除もしないと」
亀「ふむ・・・なるほど」
スコール「ちょんまげに連絡入れようぜ。クリスタル見つけたっつったら3秒で飛んでくるだろ」
アルティミシア(さすがにそれは無理だろ)
亀「ちょんまげ?」
スコール「オダイン博士って言うマッドサイエンティスト」
アルティミシア(腕はイイのだが人格があれでな)
スコール「幼女誘拐とか平気でやる奴だからな」
亀「よければ・・・その者と合わせてくれないか?」
全員「えっ」
亀「かつて古代図書館で学者共と作戦会議を開いたのを思い出す・・・ふふ」
亀「向こうの強大な力を打ち破るには、綿密な計画が必要。そう思わんか?」
スコール「いやまぁそうだけど、あまり時間ねーぞ?」
アルティミシア(アデルの封印が解かれる前になんとかしないと)
亀「かつて幾度となくエクスデスと渡り合ったこの私だ。我が知識、現代の学者にもきっと役に立つだろう」
スコール「こいつあれかぁ。アドバイザー的なポジションかぁ」
アルティミシア(GFとして召喚する意味はあまりないな)
アーヴァイン「もう一つもなんとかしないとね?」
セルフィ「エスタ戻る?」
キスティス「オダイン博士に経過報告しましょ」
スコール「うっし。じゃあエスタに戻るか」
セルフィ「ラグナロク、発進しま?す!」
ゴォォォォォォォォォォ・・・・・ キランッ
456:
リノア「暇だ・・・」ゴロン
リノア「スコール達おっそいな?、ホント何やってんだろ」
リノア「クリスタルの場所を探すのに手間取ってるのかな?」
リノア「ん?でもありかはアタシもわっかんないしな?・・・失敗したかなぁ?」ファァ
リノア「・・・・」ゴロゴロ
prrrrrr 
ピッ
リノア「あ、もっし??せんせぇ??うん、アタシ?」
リノア「今アデルの封印解いてる最中で?でもこれ超硬くて?」
リノア「そうそう、ごめ?ん。こっちも結構時間かかりそう?」
リノア「わかってるって?。うん、ちゃんとやるから?」
リノア「はいはい。リノアちゃんにおまかせあれっ!」
ピッ
リノア「・・・」ゴロン
リノア「解くわけねーだろ・・・封印なんて」プッ
リノア「ねーアデルぅ?」
アデル「 」
484:
・エスタエアステーション
スコール「ぬおっ!」
チュドォォォン! ドガァァァァン!
ガチャンガチャンガチャン!
ビーーーーーー! ドゴォォォォォ!
スコール「なんだこれモンスター倒しまくってるじゃねえか」
アルティミシア(月の涙をもろともしないとは)
警備兵「おかえりなさい。街はまだ健在ですよ」
スコール「健在っていうかもう消耗戦じゃん」
警備兵「博士の発明品のおかげです」ハハ
スコール「そのうちその辺の女の子に洗脳装置とか付け出しそうだな」
亀「これが・・・街?」
スコール「どうだ?浦島太郎の気分だろう。亀だけに」
亀「時が経てば街も変わると言うが、まさかこれほどとは・・・」
スコール「まぁここは特別だけど」
アーヴァイン「エンカウントしなさそうだね?」
ゼル「本当に大丈夫そうだな」
スコール「で、どこ行きゃいいの」
キスティス「さっき博士に連絡したら研究所に来てくれと言っていたわ」
スコール「オダ研ね」
・オダイン研究所
オダイン「おおお????!待ってたでおじゃる!会いたかったでおじゃる!」
スコール「クリスタルにだろ」
オダイン「当たり前でおじゃろ!」
スコール「死ね労えよちょんまげ」
オダイン「さっさと出せでおじゃる!クソファーコート!」
亀「この方が・・・」
アルティミシア(そう、エスタ一の変人。オダイン博士が)
オダイン「ふああああ???!キレイでおじゃる????!」キャッキャ
亀「・・・本当に大丈夫か?」
アルティミシア(ある意味すでに手遅れだ)
485:
オダイン「報告するでおじゃる?!」
『いままでの けいかを ほうこくした!』
スコール「結局見つけたのは4つの内2つだけだった」
キスティス「その代わりこんな物を見つけましたわ」
『ふういんのしょを てわたした!』
オダイン「ふむふむ、古代の文献でおじゃるか・・・」
ゼル「博士よぉ、通信でも言ったけど」
オダイン「わかってるでおじゃる。海洋人工調査島でおじゃるな?」
オダイン「オダインはすでに技術班を結成したでおじゃる。後は現地へ向かうだけでおじゃる」
セルフィ「さっすが?」
オダイン「そんな事はどうでもいいでおじゃる!では早クリスタルの研究を・・・」
スコール「あーちょんまげ、その前にもう一つ土産が」
オダイン「なんでおじゃるか?」
スコール「ほら、亀」ペカー
【GF】ギード
亀「どうも・・・」
オダイン「なんでおじゃるかこの亀は。鍋の具材でおじゃるか?」
亀「な、鍋・・・」
スコール「こいつ古代の賢者らしい。どう見ても亀だけど」
オダイン「賢者・・・?」
亀「わしの名は賢者ギード。我が賢者の知識、きっと研究の役に立つと思い馳せ参じた次第だ」
オダイン「・・・」
亀「わしはエクスデスの秘密を知る唯一の存在。よろしければ私も研究に参加させてもらえないだろうか」
オダイン「・・・助手でおじゃるか?」
亀「じょ、助手?」
オダイン「オダインは亀に興味はないでおじゃる。亀は亀らしく竜宮城でも探してろでおじゃる」プイ
亀「な・・・賢者に向かってなんと言う口の聞き方だこのちょんまげェーーーーーー!!」
オダイン「うっさいでおじゃる!ボケ!カス!研究の邪魔でおじゃる!」
オダイン「お前の頭は完全にわいせつ物でおじゃる!モザイクでもかけてろでおじゃる!」
亀「ききききっさまぁ??????????!!」ビキビキ 
スコール「だから変人だっつったろ」
486:
ゼル「もう、仲良くしろよ」
オダイン・亀「だってこいつが・・・」
スコール「ちょんまげ聞け。こいつ賢者だけあってクリスタルの事詳しいぞ」
オダイン「何!ほんとでおじゃるか!」
亀「さよう。わしはかつて光の戦士と共にエクスデスと戦った賢者」
亀「エクスデスを倒せなかった無念・・・時を超え再び成就するべく、GFとしてこの世に留まり続けた」
亀「協力させてもらえぬだろうか・・・」
スコール「前回も勇者と一緒に作戦練ってたらしいぞ」
オダイン「でも失敗したんでおじゃろ??」
亀「・・・」
アルティミシア(賢者と言う肩書が虚しいな)
スコール(お前のせいだろが)
オダイン「賢者の癖にビンビンでおじゃるな。おっと失礼。頭でおじゃった」
亀「なめられてる・・・人間なんぞに」ビキビキ
スコール「まぁそれはこいつだけだって」
キスティス「博士は本当にこんな感じなんですよ・・・」ボソ
亀「ぐぬぬ・・・」
オダイン「ま、協力したければ好きにすればいいでおじゃる。ただし邪魔はするなでおじゃる」
亀「・・・」
オダイン「クリスタルに詳しいのでおじゃろ?さっさと話すでおじゃる!」
亀「わしは賢者ギード・・・賢者・・・賢者・・・」ボソボソ
ゼル「もう、仲良くしろって」
・大統領官邸
スコール「てな感じで不穏な空気バリバリだから、様子見といてよ」
キロス「博士はもう・・・」
ラグナ「で、どうだった勇者と会った感想は」
スコール「なんかチャラかったんだけど」
ラグナ「ええっ!?なんだよそれ!」
スコール「ロトみたいなのイメージしてたんだけどさぁ?」
アルティミシア(失敗してさーせんって感じだったな)
487:
ラグナ「う、う?ん。イメージが違うな」
キロス「もう一人の方は?」
スコール「なんか勝気な美人女海賊だった」
ラグナ「お、いいねぇ!そっちは興味あるぜ!」
スコール「でもチャラ男が邪魔したせいで話せなかった・・・」
ラグナ「マジでなんなのその勇者」
スコール「こっちが知りたいわ」
??数分後??
スコール「エスタは大丈夫そうだな?」
ラグナ「街の防衛兵器をフル稼働させてっからな」
スコール「魔導アーマーまで持ち出しやがってあのちょんまげ・・・」
キロス「次はでかいロボットを作る計画があるそうだ」
スコール「バブイルの巨人まで作る気かあいつ」
ラグナ「後二つ、どこにあるんだろうな」
キロス「1つは目途が立ってるみたいだが、最後の一つは・・・」
スコール「さっぱり見当がつかねえ」
キロス「こちらも調査を進めているのだがな」
ラグナ「そのタイクーンらしき物は、さっきお前がいってた海賊のアジト以外はな?んも」
アルティミシア(さすがに万年近く経ってるからな)
スコール「ちょんまげ待ちか・・・でもあまり待てねーぞ」
キロス「ところで君、イデアの家はいかなくていいのか?」
スコール「は?」
キロス「君が宇宙に行っている間に色々聞いたぞ」
ラグナ「待ち合わせすっぽかしたそうじゃねえか」
スコール「今更・・・」
アルティミシア(イデアはどこへ?)
ラグナ「とっくに帰ったよ。セントラによ」
キロス「どうせ暇だろ。戻ってみてはどうだろう」
スコール「・・・」
アルティミシア(ラグナロクがあればすぐだろ。いけよ)
スコール「・・・怒ってた?」
ラグナ「そらもうカンカンに」ニヤ
アルティミシア(あ、嘘付きの顔)
スコール「はぁ・・・わかったよ。行くよ」
アルティミシア(全員呼べ。今度は置いていくなよ)
488:
・セントラ上空
セルフィ「到着で?す」
アルティミシア(お前でもさすがに怒られるのはいやか)
スコール「もう串刺しはごめんなんだよ」
アルティミシア(甘やかしてるからどうせめっ!程度だろ)
スコール「今更石の家言って何になるんだっつんだよ・・・」
・石の家
ガラ・・・・
スコール「いつ来てもボッロイな」
アルティミシア(居をガーデンに移したのだろう?)
スコール「こんな電気もロクにない所でよく育ったわ」
アルティミシア(自分の生家だろ。文句言うな)
アーヴァイン「お?い、まま先生?」
『だれもいない・・・・・・』
スコール「いねーじゃんかよ」
ゼル「あ、もしかしてまだ」
スコール「ん?」
ゼル「まま先生は白い船に乗って帰ったんだよ」
セルフィ「どこかで寄り道してるのかも?」
スコール「おいおいおいじゃあ今から探せってのか?」
キスティス「それしかないわね」
スコール「スルーできたと思ったイベントがここへ来て一気に・・・」
アルティミシア(歴史は繰り返すんだよ。いい加減覚えろ)
・ラグナロク
スコール「だりぃ?、じゃあ船どこだよ」
セルフィ「ラグナロクで?連絡取れないかな?」
キスティス「多分この辺だとは思うんだけど」
スコール「めんどくせ・・・ちょっとマイクかせ」
ザザッ ピーーーーーガガ
スコール「??」スゥー
スコール「 ま ま 先 生 ど こ で す か ぁ ー ー ー ! 」
アルティミシア(直接呼びかけるのか・・・)
489:
スコール「 ま ま せ ん せ い ー ー ! 」
スコール「聞 こ え て た ら 返 事 し て く だ さ ー い !
ゼル「うるせっ!」
スコール「 ま ? ま ? せ ? ん ? せ ? ! 」
「 ウ ル ッ セ エ ン ダ ヨ コ ノ ボ ケ ガ ァ ! ! 」
スコール「!?」
「ヒトガ昼寝シテルトコロデ デッカイ声ダシテンジャネーゾゴルァ!!」
セルフィ「なんかレーダーに反応あり?!」
アルティミシア(こ、この声は!)
スコール「パパが映画撮ってる時の・・・」
「ゴルァ!ソコノヒクーテー!チョットコッチコイヤ!」
ズ ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン!
セルフィ「きゃーーー!」
キスティス「攻撃!?」
ゼル「ちょ、上!なんか大量に振ってる!」
スコール「うわ!あれって!!」
【テラブレイク】
全員「おあああああああああああ!!」
「オラァーーーーー!オチロヤァーーーー!」
スコール「じゃああいつ!」
オメガ「ブチコロスゾオラッッッ!シネ!!
スコール「 オ メ ガ ウ ェ ポ ン ! ? 」
オメガ「チョットコイッツッテンダロゴルァァァァ!!」
セルフィ「なにあのガラの悪いモンスタ?!」
スコール「オィィィィ!なんであいつがここにいるんだよ!」
アルティミシア(オメガウェポン・・・ここに来ていたのか!)
490:
オメガ「マ!デ!ヤ!コノクソボケカスガァーーーー!」
スコール「ちょ、追ってきてる追ってきてる!」
セルフィ「全全身退避?????!」ググ
オメガ「ニガスカオラァ!」バッ
【メギド・フレイム】
ズォォォォォォォォォォ!!
セルフィ「回避???!」グオ!
スコール「おいババア!あれお前のしもべだろ!?なんとかしろよ!」
アルティミシア(あいつは元々私のしもべじゃない。ただの居候だ)
スコール「そうなの!?」
アルティミシア(ある日気づいたら勝手に住み着いていたんだ。何度も追い出そうとしたが・・・)
スコール「オメガウェポンが相手じゃぁな・・・」
アルティミシア(まるで地上げ屋だよ・・・)ハァ
セルフィ「振り切れないよぉ?????!」グググ
アルティミシア(しかしアイツ、何故ここに・・・?)
スコール「パパの時代にいたのもあいつだろ!?じゃあ昔っからいたことになるぞ!?」
オメガ「オラアァァァーーーー!ニゲキレルトオモウナーーーーー!!」
スコール「・・・つかなんであんなにガラ悪いんだよ」
アルティミシア(それはこっちが聞きたい)
パァンッ!
『まぶしいひかりが とつじょはっせられる!』
オメガ「オアッ!?」
スコール「な、なんだぁ???!」
イデア「みなさんこっちです!はやく!」
全員「 ま ま 先 生 ! 」
491:
オメガ「ナンダァ!?邪魔スンナゴルァ!!」
イデア「閃光弾をもう一発。ラグナロクの退路を設けます」
スコール「ひぃぃぃ???」
イデア「撃ちなさい!」
【閃光弾】
パ ァ ッ !
オメガ「ウワップ!?テメーコノオレガコンナ事デヤラレルト思ウナヨォー!」
【テラブレイク】
スコール「おああああああ?????????!」
イデア「こっちです!はやく!」
アーヴァイン「まま先生が付いてこいっ言ってる??!」
セルフィ「にっげろ?????!」
オメガ「マデゴラッ!ウワッ!マタマブシッ・・・」
オメガ「オラァァァァァァァ???????????!」
ァァァァァァーーーーーー・・・・・・・・
・セントラクレーター 入江 白い船
スコール「ゼエ・・・ゼエ・・・」
ゼル「まじやばかったな・・・」
イデア「私の可愛い子供達、大丈夫ですか」
スコール「まさかオメガウェポンに出くわすとは思わなかったわ」
アルティミシア(なんであいつがあそこにいるんだよ)
イデア「私はエスタに着いた後、船の迎えで石の家へと帰りました」
イデア「石の家が近づいてきたと思ったら・・・あれがいたのです」
スコール「オメガウェポンか・・・」
イデア「彼はいきなり凄んできました。「何メンチきってんだゴルァ」と」
アルティミシア(チンピラか)
イデア「仕方がないのでこの船で入江に停泊してました」
キスティス「あんなのがいたらうかつに戻れませんね」
492:
イデア「あなた、子供達が戻ってきましたよ。あなた」
スコール「えっメタボいんの?」
シド「いやはやみなさん、お久しぶりです」
全員「学園長!」
アルティミシア(随分久しぶりだな)
シド「オメガウェポンと言うのですか・・・困りましたね」イヤハヤ
スコール「ほんとマジなんであいついるの?」
シド「彼も追われる身だそうです。かなりしつこいストーカーに付け回されていると」
アルティミシア(もしかして・・・神竜・・・?)
シド「それでナーバスになっているのでしょう。近寄る者皆あの権幕でまくしたてるのです」
セルフィ「ガラ悪いね?」
イデア「彼は彼でセントラにて隠れていたのでしょう。しかし」
シド「みなさん・・・事は重大です」
ゼル「なんだよ」
シド「エルオーネが我々の身代わりに・・・あのオメガウェポンに捕えられてしまいました」
全員「 は ぁ ! ? 」
アルティミシア(エルオーネが!?)
スコール「何やってんだメタボゴルァ!一体何しに来たんだよ!」
イデア「オメガウェポンに襲撃された我々を逃がす代わりに彼女が先陣を切って・・・」
(みんな、私がなんとかなだめてみる!その隙に先生たちは逃げて!)
(待ちなさいエルオーネ!危険です!下がりなさい!)
(ブチコロスゾボロブネゴルァァァァァァァ!!)
イデア「・・・・」
スコール「あ、新たな問題発生・・・」ガク
アルティミシア(相手はあのオメガだろ・・・参ったな)
シド「いやはや、困りました・・・この船の武装ではとてもじゃありませんが・・・」
スコール「ちょんまげが知ったら発狂するだろうな」
アルティミシア(どうするんだよ)
スコール「エル姉ちゃんは無事なのかよ」
イデア「一応無事な用です。彼女の力で無事を知らせてきましたから」
シド「それがついさっきの出来事です・・・」
イデア「あなた達の接近もそれで知ったのですよ」
493:
スコール「オメガウェポンにジャンクションしたのかよ・・・」
イデア「彼の心は強い怒りと不安で満ちていました」
イデア「いつまた追手が来ると思うと夜も眠れない。それほど不安なようです」
アルティミシア(おいおいあんなのと神竜が戦ったら今度こそセントラは壊滅するぞ)
スコール「戻ってこなきゃよかった」ガク
シド「オメガウェポンがラグナロクを強襲したと言う事は、エルオーネもスコール達の接近を知ったはずです」
シド「彼女から何かアプローチがあれば救出の可能性があるのですが」
アルティミシア(我々がオメガウェポンにジャンクションすると?)
スコール「ありえる・・・」
アルティミシア(オメガウェポンか・・・あまりアイツには会いたくないのだが)
スコール(ババアと互角に渡り合える唯一の存在だもんな)
アルティミシア(いやちょっと、あいつとは軽い因縁が合ってな)
スコール「?」
アルティミシア(絶対怒ってるだろうな・・・ああ、どうしよう)ドキドキ
スコール「・・・何かしたんだな」
キィィィィーーーー・・・・ン
スコール「うわっぷ!やっぱりきた!」
イデア「エルオーネ救出の糸口、頼みましたよスコール」
アルティミシア(どうするよ、スコール)
スコール「つうかさぁ・・・あいつ生きてたんだな・・・」
アルティミシア(?)
スコール「一応前にあいつ倒したんだよ・・・」
アルティミシア(オメガウェポンを!?よく倒せたな!)
スコール「いやその・・・すんげー卑怯な手段使ったから・・・」
スコール「絶対俺にもキレてると思う・・・アイツ・・・」
アルティミシア(お前もやらかしてるではないか)
スコール「あ、会いたくねえ??・・・」
キィィィィーーーー・・・・ン
????????????????????
スコール(・・・?)
アルティミシア(着いたぞ。ここはオメガウェポンの中だ)
スコール(あっ)
エルオーネ「スコール・・・」
スコール(エル姉ちゃん・・・)
アルティミシア(で、肝心のオメガウェポンは何をしている?)
オメガ「ゴルァ!」
スコール・アルティミシア(!?)
494:
オメガ「テメー、マタナンカヨビヤガッタナ!頭ンナカ ザワザワスッゾ!」
エルオーネ「だって彼らは私を心配してるだろうし・・・」
エルオーネ「そもそもどうして私を生かしておくの?不快なら一思いにやってしまえばいいじゃない」
オメガ「ダーカーラー!ナンドモイッテルダロッテ!」
オメガ「次元ノ狭間、ハヤクツレテケヨ!」
アルティミシア(次元の狭間だと!?)
エルオーネ「私の力は生体接続・・・そんな、次元を開ける力なんてないわ」
オメガ「オマエサァ、イツマデシラバックレンノ?モウオマエノ正体バレテルカラ」
エルオーネ「私の正体・・・?」
オメガ「カクシテモムダナンダヨ。ボケ。ソノ『力』ガイイ証拠ダ」
オメガ「オメーハミノガシテヤルカラ、ハヤク次元アケロヨ!」
エルオーネ「わかんないわよ・・・そんな・・・」
オメガ「ハァ・・・強情ナヤツメ。マァイイ」
オメガ「シャベリタクナル迄オマエハズットオレト一緒ダカラナ!」
エルオーネ「ス、スコール・・・」ボソ
スコール(何これどういう状況?)
アルティミシア(エルオーネの正体?)
オメガ「ツカ、今度ハダレ呼ンダンダヨ。サッキノト違ウゾ」
オメガ「シカモナンカ見覚エアルカンジダシ。ダレ?」
スコール(ど、どうするよババア・・・)
アルティミシア(とりあえず挨拶だろ)
オメガ「ボソボソウルセーヨ。名ヲナノレ。カス」
スコール(は、はろぉ?)ニコ
オメガ「!!」
アルティミシア(よ、ようオメガウェポン)
オメガ「チョ、エエッ!?」
スコール(いやはや、あの時はごめんね。後素敵な勲章ありがとう)
アルティミシア(やはりお前はそっちの方がかっこいいぞ。オメガウェポンよ)
エルオーネ「え、知り合い?」
オメガ「・・・」
オメガ「 ブ チ コ ロ ス ゾ ボ ケ ッ ! 」 
スコール・アルティミシア(やっぱりキレられてたか・・・)
495:
オメガ「ヨリニモヨッテテメーラカヨ!出テコイゴルァ!今度コソマッショウシテクレルワ!」
スコール(いやいまジャンクション中だから無理・・・)
アルティミシア(よいではないか。過去の事は水に流そうぞ)
オメガ「ナガセルホドカンタンナ話ジャネーダロ!オマエラ俺ニ何シタとオモッテンダ!!」
オメガ「オマエラの本体ハドコダ!?今度コソブチコロシテクレルワ!」
スコール(完全にヘイト値マックスじゃん)
アルティミシア(嫌われたもんだな・・・)
エルオーネ「えっと、何かあったの?」
オメガ「聞イテクレヨエルオーネ!オマエノ友達ハマジサイアクダゼ!」
エルオーネ「・・・?」
1 スコール VS オメガウェポン
2 アルティミシア VS オメガウェポン
安価↓
496:

498:
エルオーネ「スコールと会ってるの?」
オメガ「アア!コノガキ!トンデモネー卑怯者ダゼ!」
オメガ「オマエネーチャンダロ!?一体ドウイウ教育シテンダ!!」
エルオーネ「スコール何したの?」
スコール(・・・)
オメガ「コイツ、俺ヲ呼ビダシテバトッテキタノハマァイイトシテダナ」
オメガ「俺ニ勝テナイトシルト、トンデモネー卑怯ナワザデ・・・」
?????????????????????????
・アルティミシア城
オメガ「ナンダァ?マタ性懲リモナク挑ンデキタノカ」
スコール「・・・」
オメガ「マァ別ニイイケドサァ、オマエラ、俺とジャレテル場合カ?ココノババアヤリニキタンダロ?」
スコール「・・・」ニヤ
オメガ「何ニヤツイテンダヨキメーナ。マタテラブレイクデ一掃シテクレルワ」
オメガ「ホラコイヨ。何度デモ敗走サセテクレルワ」
スコール「オラァーーーーーーーーー!」
【エンカウント】オメガウェポン
オメガ「ナンカ考エガアルヨーダガ・・・ン?」
スコール・ゼル・セルフィ「 」ボソボソ
オメガ「作戦会議カヨ。悠長ナ奴ダナ」
オメガ「オラ!イクゼ!」
【リヒト・ゾイレ】
ゼル「ぐああああああああ!」HP1
オメガ「ハッハッハーーーーーー!ハヤク回復シナイトテラブレイク使ッチャウゼ!」
セルフィ「いっきま?す!」
【スロット】
499:
オメガ「ハハッ、選ンデル場合カヨ。セメテプロテスカケロヨw」
オメガ「そしてらオマチカネノ・・・テラ・ブレイクイクゼーーーーーーーーーーー!!」
ピタ
オメガ「・・・・アレ、体ガウゴカナイ」
オメガ「ナンダコレ!?チョ、オイ!テラブレイクダヨ!」
スコール「セルフィたんジエンドでた?」
セルフィ「ん?時間かかりそう?」
スコール「大丈夫大丈夫、あいつもう動けねーから。出るまでゆっくり回しなよ」
セルフィ「は?い」
オメガ「モウ動ケネーッテナンダヨ!?オ前一体ナニシタ!?」
スコール「これなーんだ」クルクル
【ディスク4】
オメガ「 蓋 ア ケ ヤ ガ ッ タ ! !」
スコール「さあセルフィたんゆっくりえらぼ?ね?」
オメガ「マデヤゴルァ!!オマエソレチョット卑怯スギルダロ!」
オメガ「ディスクニ傷ハイッタラドウスルンダ!モットヤサシク扱エヨ!!」
スコール「お前がチートみたいな技使ってくるからだろ」
オメガ「 チ ー ト は オ マ エ ダ ロ ! 」
セルフィ「あ、出たよ?」
スコール「はいじゃあセルフィたん、あのでかいのジエンドさせてあげよーね」
セルフィ「は?い」
オメガ「ジエンドってナンダヨ!?ナニソレ!?ナァ!?オイ?!」
【ジエンド】
オメガ「オァァァァァーーーーーーーー!!」ボォン
???????????????????????
500:
スコール(・・・)
オメガ「コノガキ!ゲーム中ニディスクノ蓋アケテ強制的ニヨミコミ止メヤガッタンダ!」
アルティミシア(お前さ・・・それはよくないぞ。ハード的にもソフト的にも)
スコール(それしか方法がなかったんだよ)
アルティミシア(本体が壊れたらどうするんだ。ええ?ちゃんと説明書にも書いてただろ)
スコール(いいんだよ昔っからサガフロバグとかあったんだから)
アルティミシア(サガフロってなんだよ)
エルオーネ「でもそうでもしないと倒せなかったくらいあなたが強かったって事でしょ?」
スコール(そうだぞ。誇ってもいいぞ)
オメガ「誇レルカ!アンナモン業界全体ノタブーダロ!俺ガ現役ダッタ時はミンナ俺ヲ倒ス為ニアーダコーダ考エテタンダゾ!」
オメガ「アヤマレ!当時アソンダ全スーファミユーザーニアヤマレ!」
スコール(何をだよ・・・)
アルティミシア(カセットで抜き差しはできんだろ)
オメガ「ッタク・・・トコロデヨ」
スコール(ん?)
オメガ「アノ・・・今日ハアノ金髪ノガキイナイノカ?」
スコール(ゼル?ゼルならまだ待機中だけど)
オメガ「ナンダ・・・」ホッ
エルオーネ「ゼルがどうかしたの?」
アルティミシア(どうした突然)
スコール(蓋開けバグに納得いかないって喚くコイツの為にちゃんと再戦してやったんだよ)
アルティミシア(なんだ、ちゃんと正々堂々と戦ったんじゃないか)
オメガ(アノガキは絶対ツレテクルナヨ・・・)ガクブル
アルティミシア(なんでゼルにそこまで怯えてるんだよ)
スコール(仕切り直してもう一戦やってな、卑怯な技をしなければ絶対負けないっつって意気込んでたんだが)
スコール(ゼルにボッコボコにやられてな)
アルティミシア(ええっ!?オメガウェポンを!?)
スコール(マジマジ。あいつああ見えてチート級に強いから)
アルティミシア(ちょくちょくそんな事言ってたな・・・しかしそういう風にはとても見えんのだが)
スコール(遺憾ながら俺以上だからな)
アルティミシア(ええ・・・どれくらいだよ)
スコール(オメガウェポン1ターンキルできるくらい)
アルティミシア( ま じ か ! ?) 
501:
スコール(マジなんだなこれが。おかげで主人公の俺が物理2番手に・・・)ワナワナ
アルティミシア(し、信じられん・・・)
スコール(反撃すらできないまま一方的にやられてたからな)
スコール(当時のゼル曰く「オーバーフローを起こしてからが本番」らしい)
オメガ「・・・」ガクブル
アルティミシア(なんだよオーバーフローって・・・)
スコール(蓋開けバグもセルフィたん専用技みたいなもんだし)
アルティミシア(ジエンドとか言う技か?)
スコール(あれ、名前はかっこいいけど、中身は耐性無視の強制デスだから)
アルティミシア( )ブッ
スコール(こいつに効いたって事はお前にも効くんだろうな)
アルティミシア(なんだその凶悪すぎる技は・・・)
スコール(今だから言うけど、お前結構ヤバかったんだからな?)
スコール(お前がバトルメンバーをランダムで決めてくるから特殊技が遅れただけで、準備万端ならもうとっくの昔に逝ってたから)
アルティミシア(ああ、だからスロットばかりやっていたのか・・・)
スコール(運が良かったな、ババア)
アルティミシア(お前等本当に何者だよ・・・)
エルオーネ「大変ねえ・・・」
オメガ「オマエラマジナンナンダヨ・・・姉ノオマエモチートミタイナ技持ッテンジャン」
エルオーネ「たまたまよ、たまたま」・
オメガ「石ノ家マジコエエ・・・」ガクブル
502:
スコール(それ以前になんでアルティミシア城にいたんもかが気になるんだけど)
オメガ「ソウ、忘レモシネー。コノババアトノ運命ノ出会イ・・・」
アルティミシア(・・・・)
スコール「なんだよその某エロゲのキャッチコピーみたいなのは」
オメガ「俺ハモトモト次元ノ狭間デ悠々自適ニクラシテタンダ。トコロガアル日」
(????♪)
( ギ ャ オ オ オ オ オ オ ! )
(!?)
オメガ「ドコカノアホガ、神竜ノ封印サレタタカラバコヲアケヤガッタ・・・」
エルオーネ「なんで追われているの?」
オメガ「俺ノ製作コンセプトガ神ヲ超エル兵器の創造ダッタラシイ」
スコール(えっお前兵器だったの?)
オメガ「ソウ。俺ハモトモト機械ダッタノ」
スコール・エルオーネ「ええええ??????!」
オメガ「シカモ結構カワイラシイ女子受ケシソウナデザイン」
スコール(マジか・・・)
オメガ「思イアガッタニンゲンニ対スル、神ノイカリ?トカマァソンナンダト思ウケド」
オメガ「俺カンケーネージャン。俺完全ニトバッチリジャン」
エルオーネ「災難ねぇ」
オメガ「神竜ノドキュソ野郎ガ、調子コイテ俺ニケンカ売ッテクルカラヨ、返リ討チニシテヤッタワケヨ」
オメガ「シタラソコカラ、ハンパナイ粘着デダナ・・・」
スコール(う?わ?)
エルオーネ「神様の使いだもの。プライドがあるのよ」
オメガ「マジウッゼエワアイツ・・・」ビキビキ
スコール(いやまぁ生い立ちはわかったけど、ババアは?)
エルオーネ「機械には見えないわよねえ」
オメガ「ソウ!コイツ!コイツガ!余計ナマネシタセイデ俺ハ!」
アルティミシア(・・・)
スコール(ババアマジ何したの?)
オメガ「ソウ、アレハ俺ガ次元ノ狭間デ神竜とバトッテル頃・・・」
(テメエゴルァ!ドウヤッテタカラバコカラデテキヤガッタ!)
(オトナシクネムッテロヨ!今日コソ引導ヲ渡シテクレルワ!)
(ギ ャ ア ア ア ア ア ス ! )
エルオーネ「実はイイ関係ね」
スコール(トムとジェリーかよ)
503:
オメガ「神竜ノコウゲキデ、不覚ニモアシヲフミ外シテヨ」
(エ!?チョ、オアアアアアア!)ガラッ
(グオオオオオオオオ!!))
オメガ「チョウドソノ時、コノババアガヨ」
グニャァァァァァァァァ
(エ!?ナニコレ!?)
(グオッ!?)
(神竜ストップ!ナンカ様子ガオカシイゾ!)
(・・・ギャオオオオオ!!)
(空気ヨメヤァーーーーーー!!)
オメガ「コノ歪ミがコノババアノ時間圧縮ダトシッタノハ、シバラクシテカラダッタ)
スコール(時間圧縮発動と被ったのか)
オメガ「時空ノユガミニモロニ巻キコマレテヨ」
オメガ「吸イコマレテ、瀕死ノダメージデマジヤバクテ、モウ終ワリトオモッタラ」
オメガ「キガツイタラコノババアノ城ニイタンダワ」
???????????????????????
オメガ「アテテ・・・クッソ!アノDQNメ、メッタウチニシテクレヤガッテ・・・」ビビビ
オメガ「オカゲデ自己修復スルマデ、ココヲウゴケネージャネーカ!ファック!」
オメガ「・・・ツカココドコダヨ」キョロキョロ
オメガ「アッ。パイプオルガンだ」
オメガ「デケー。ドコカノ国ノ城カ?」
アルティミシア「誰だ」
オメガ「アッ」
・アルティミシア城
アルティミシア「我が城に客を招待した覚えはないが・・・もしや、Seed?」
オメガ「スマン、オレモ何デココニキタノカヨクワカッテナイ」
オメガ「イキナリ次元ガ歪ミダシテ、吸イコマレテ、気ガツイタラココニイタ」
アルティミシア「時間圧縮に巻き込まれた者か。ふむ・・・」ジロジロ
オメガ「時間圧縮ッテナンダヨ。アテテ・・・」ビビビ
504:
アルティミシア「手負いか」
オメガ「チョットDQNニ絡マレテな」
アルティミシア「ふむ、ここであったのも何かの縁・・・どれ、治療してやろう
オメガ「アザーッス」
アルティミシア「・・・なんだお前、生き物ではないじゃないか!」
オメガ「アア、オレ機械ナンダワ」
アルティミシア「ええっ!機、機械・・・・」
オメガ「ドッタノ?」
アルティミシア「機械は苦手なんだよ・・・何をどうしていいか、さっぱりわからん」
オメガ「アア、ソウイウタイプの人イルヨナ」
オメガ「イイッテ。自己修復ガアルカラホットキャソノウチ直ル」ビビビ
アルティミシア「しかしそれでは城主として・・・あっそうだ」
アルティミシア「生命体に作り替えればいいんじゃないか」ポン
オメガ「エッ」
アルティミシア「私は魔女、そのくらい動作もない。ほら・・・・いくぞ」
オメガ「イヤマテ、俺ハロンカのマスコットトシテ、ユルキャラ系のデザインデミナサンニ癒シヲダナ」
アルティミシア「遠慮するなよ。ほら」ググググ
オメガ「オアァァァーーーーーー!何カ生エテキタァーーーーーーーーーー!」メキメキ
アルティミシア「そっちの方がかっこいいぞ!機械の者よ!」
オメガ「ヒギャーーーーーーー!ナンカ筋肉ムキムキニナッテルーーーーーーーッ!!」メキメキ
アルティミシア「おお、やはりそっちの方がかっこいいぞ機械の者よ」
オメガ「テメーフザケンナよババアゴラァァァァ!!」
アルティミシア「なッ!?折角直してやったのに何だお前ェーーーーーーーーーッ!!」
オラァァァァァァァァ・・・・・・・・・・・
??????????????????????
505:
オメガ「デ、コウナッタワケ」
スコール(ババア・・・)
アルティミシア(なんでだよ!神の使いと戦う古代の兵器だろ!?そっちの方がかっこいいじゃないか!)
オメガ「兵器ジャナクテ巨人兵ニナッテルダロガァ!!ナンデアンテナカラ体ガニョキニョキ生エテルンダヨ!」
オメガ「俺の本体はココ!リヒト・ゾイレ、撃つ所!ココガ顔!」
オメガ「余計ナモノ足シテルンジャネーヨ!」
エルオーネ「顔そっちだったんだ・・・」
スコール(このババアはマジでセンス最悪だからな・・・)
エルオーネ「戻せないの?」
アルティミシア(命が尽きるまで無理)キッパリ
オメガ「フザケンナヨボケ・・・カワイイノニ最強ッテギャップガ俺ノ魅力ダッタノニ」
スコール(何に誇り持ってるんだよ)
アルティミシア(恩を仇で返すマネするから封じられるのだ)
オメガ「ドコガダヨ!テメー毎回自分カラ封印解イテキタじゃねーか!ヨウモナイノニ!」
アルティミシア(うっさいわボケ!ベルにほこりが溜まらぬ用に掃除してるんだよ!)
スコール(あー・・・だからあそこにいたんだ)
506:
オメガ「マァ俺ノ身ノ上話ハイイカラ、ハヤク次元ノ狭間ツレテケヨ」
エルオーネ「だから・・・」
スコール(なんでエル姉ちゃんなんだよ)
オメガ「オメーガ特殊ナ力モッテルカラダロ!」
オメガ「ソレ【クリスタル】カラウケツイダ力ダロ?ダッタラデキルハズダ」
オメガ「ハヨ」
エルオーネ「さっきからずっとこれで・・・」
スコール(え、お前なんでクリスタル知ってんの?)
オメガ「ナンデッテ・・・エクスデスガ言ッテタゾ。クリスタルノ戦士ガ次元ヲツキヤブッテヤッテクルッテ」
アルティミシア(エクスデスを知っているのか!?)
オメガ「エッ」
スコール(俺らクリスタル持ってんぞ)
オメガ「チョ、エエッ!?」
エルオーネ「だから私はクリスタルとかじゃなくて・・・」
オメガ「マテ、チョットマテ、詳シク説明シロ!」
『オメガに いままでのけいいを せつめいした!』
スコール(だから俺ら今クリスタル集めてるの)
アルティミシア(エルオーネは一切関係ないぞ)
オメガ「マジ・・・」
スコール(マジ)
エルオーネ「だから、スコール達を襲うのをやめなさい。そして私も船に帰して!」
オメガ「ジャアナンデサッサト次元ノ狭間イカネーンダヨ」
スコール(後2つ集めないといけないんだよ。バッツが言ってた)
オメガ「バッツ・・・」
アルティミシア(エクスデスを知ってるならこちらも知っているだろう)
オメガ「エクスデスガ言ッテタナ・・・邪魔シテクルウザイノガイルッテ」
スコール(仲いいのか?)
オメガ「暇ダカラッテタマーニ俺ノ所キテ、俺ノ回路ヲツカッテマリカーヤッテタリシタ」
スコール(エミュかよ・・・)
オメガ「愚痴キイテヤッタリシテタナ。タマーニ」
スコール(じゃああいつが復活したのも知ってるよな)
アルティミシア(私の時間圧縮のせいで万の時を封印されていたらしい)
オメガ「アイツモ災難ダナ・・・」ボリボリ
エルオーネ「だからここは、あなたのいた時代の未来なのよ」
オメガ「ノワリニハババアノ城、随分ボロカッタケド」
アルティミシア(そーいうデザインなんだよ)
スコール(お前が暴れるからさらにボロくなってたけど)
オメガ「マジカ・・・」
507:
スコール(あっそうだ。じゃあお前俺らとくればいいじゃん)
オメガ「エッ」
スコール(俺らもその狭間に行くためにクリスタル集めしてんの。だったら目的は一緒じゃん)
アルティミシア(私達に着けば帰れるんじゃないか?)
オメガ「・・・ドウヤッテカエルンダヨ」
スコール(まずこのカケラを後4つ集めないといけないらしい)
オメガ「ンデ」
アルティミシア(エスタのオダインと言う博士がそれらを研究し、対策を取ると)
オメガ「オダインッテオマエノ」
エルオーネ「う・・・私あの人苦手」
スコール(ずっとストーカーされてたもんな)
エルオーネ「ほんともうしつこくて・・・」
アルティミシア(あの博士は他人の事など考えないからな)
オメガ「ワカル。ワカルゾエルオーネ」ウンウン
スコール(意気投合すんな)
オメガ「ジャアホカノカケラハドコニアルンダヨ」
スコール(なんか海底に沈んでるらしくてさぁ)
アルティミシア(海洋人工調査島を整備し直してそこへ向かうのだ)
スコール(ただお前の弟みたいなのがいてさ)
アルティミシア(まずはあそこのモンスターを駆除しないといけない)
オメガ「オレニ弟ナンテイネーヨ」
エルオーネ「帰りたいなら、協力してあげれば?あなた強いんでしょ」
スコール(オメガウェポンが味方になればこの先無双だろ)ボソ
アルティミシア(うむ、強力すぎる味方だ)
オメガ「・・・ヤダ」
スコール(えっ)
オメガ「・・・オ前等卑怯デ汚クテセンス悪イカラ、ナンカヤダ」
オメガ「ロンカノ文明的ニNG」
スコール(はぁ!?んなもん言ってる場合かよ!)
アルティミシア(帰りたいのだろう!?)
オメガ「オマエラ、生理的ニ無理。協力トカナンカヤルキオキナイ」
スコール(子供かよ・・・)
アルティミシア(そんな事言ってる場合か)
オメガ「ダカラ、俺ハアクマデコイツニ協力スル」
キュイーーーーーーーーーーーン!
エルオーネ「きゃぁっ!」ガチャン
スコール・アルティミシア(ええっ!?)
【GF オメガウエポン】→エルオーネ
508:
オメガ(俺ハアクマデエルオーネに協力スル。エルオーネガオマエラニ協力スルナラ手ヲ貸ス事ニナル)
オメガ(オマエラハ正直キライダ。オマエラノ指図ハウケネー)
エルオーネ「とか言ってるけど」
アルティミシア(意外と細かいな・・・)
スコール(体裁を気にするタイプかよ)
オメガ(ウルセーコノ俺ガ一般人ナンカニ使役サレテタマルカ)
スコール(なんでエルねーちゃんなんだよ)
エルオーネ「私バトルとかできないんだけど」
オメガ(ナンカ召喚士ッポイシ)
アルティミシア(見た目だけだろ!)
オメガ(ソレニ・・・ナァ?)
エルオーネ「なに?」
オメガ(ソノ・・・大変ナンダロ?変ナノニツキマトワレテ)
エルオーネ「・・・」
オメガ(ストーカーッテホントウゼエヨナ。粘着質デシツコイシ)
オメガ(俺ナンテナニモシテネーノニイキナリDQNミタイナ奴ニ・・・アア、ウゼエ)イライラ
スコール(感化されてんじゃねえよ・・・)
オメガ(ダカラマァ、俺ハエルオーネ専用GFトイウコトデダナ)
オメガ(俺ハエルオーネノ指示シカウケナインデ、ソコノ所ヨロシク)
アルティミシア(お前の姉が最強になってしまったな)
スコール(ナウ○カかお前は)
???数分後???
スコール「てなわけでエルねーちゃん奪還に成功したわけだけど」
イデア「スコール。よくやってくれました。強くなりましたね。逞しくなりましたね」
スコール「でもなんか余計なのまで着いてきた」
イデア「えっ」
エルオーネ「ほら、あいさつしなさい」ペカー
オメガ「チョリーッス」ズドォン
イデア「 」
オメガ「イチオーエルオーネ専属ナワケダケドー、オマエラノ指図ハウケネーシー」
オメガ「ナメタマネシテタラ即座ニコノ船『テラブレイク』ダカラーソコノ所ヨロシクー」
エルオーネ「こら・・・もう」
シド「一体何があったんです!?」
スコール「惚れたらしい」
アルティミシア(違うだろ)
オメガ「ショボイ船ダナ。コンナトコロデクラシテタノカヨ」
エルオーネ「オダイン博士から逃れる為にね・・・」
オメガ「ヨシ、今カラソイツブチ殺ソウ」
アルティミシア(やめろ)
509:
・ラグナロク
セルフィ「オダイン博士から?通信入ってるよぉ?」
アルティミシア(何かわかったのだろうか)
オダイン『おっそいでおじゃる!オダインが通信したら3秒以内に出るでおじゃる!』
スコール「だからできるわけねーだろって・・・で、なに?」
オダイン『海洋人工調査島に技術班を送ったでおじゃる!』
スコール「あ、その事なんだけどさぁ」
スコール「さっきママ先生に相談したら、FHの人達も連れて来てくれるって」
アーヴァイン「作業が捗るね?」
オダイン「FH・・・ああ、あの」
スコール「あの連中元エスタ人だろ。知り合いがいるんじゃないのか?」
オダイン「・・・やな予感がするでおじゃる」
スコール「なんで」
オダイン「FHの連中は元々エスタの方針に反を翻して出てった連中でおじゃる!エスタを快く思ってないかもしれないでおじゃる!」
オダイン「今頃現場で揉めてるかもしれないでおじゃる!一刻もはやく人工島へ行くでおじゃる!」
アルティミシア(駅長の話を聞くにありうるな)
スコール「これだから職人はもう・・・」
アーヴァイン「次の目的地は??」
スコール「・・・海洋人工調査島で」
アーヴァイン「おっけ?」
セルフィ「発進しま?す!」
ゴォォォォォォォォォ・・・・・・・ キランッ
・海洋人工調査島
スコール「あっ」
エスタ人「てめー!後からきた分際で仕切ってんじゃねーぞ!」
FH「うるせえクソ都会人!てめーら都会人だからってでかい面すんな!」
エスタ人「オマエラが勝手に出て行ったんだろ!今更しゃしゃりでてくるな!」
FH人「んだこらぁ!やんのかゴルァ!!」
アルティミシア(予想的中だな)
スコール「あーもうめんどくせーなー」
オラーーー! かかってこいや! 修繕はウチの仕事だ! いいや俺らだ!
セルフィ「喧嘩しないでよ?!」
ゼル「こりゃ修復どころじゃねーぞ」
スコール「どうしよっか・・・」
アルティミシア(・・・)
『FH人とエスタ人が はげしく いいあらそっている!』
510:
スコール「・・・」ハァ
キスティス「あの、ちょっと、皆さん落ち着いて・・・」
アーヴァイン「血の気多いね?」
アルティミシア(こんな調子じゃ大海のよどみなんてたどり着けないぞ)
スコール「ああもう動くなよ。ルブルムドラゴンが大量発生しちまう・・・」
スコール「あ」ポン
アルティミシア(ん?)
・人工島内部
スコール「はい職人のみなさん集合?」パンパン
FH人「クサレエスタ人が・・・」
エスタ人「だまれ田舎者・・・」
スコール「これから現場長を呼びますので?、その人の指示に従って動いてくださ?い」
アルティミシア(現場長?)
スコール「モルボル」
キスティス「はい」ペカー
『ないぶに あおじろいひかりが はっせられる!』
セルフィ「きれ?」
職人達「・・・なんこれ」
キスティス「よろしくお願いしますわ」ペコ
アルティミシア(ああっ!)
――愚かなる者よ、何故に闘いに身を置く
職人達「なんだ・・・声が・・・」ザワザワ
スコール「ほらみなさーん、現場長のあいさつですよ?。ちゃんと答えて下さ?い」
――愚かなる者よ、何故に闘いに身を置く
ざわざわ・・・だってこいつらが・・・なにを!お前らが!ざわざわ・・・
職人達「 だ っ て こ い つ ら の 存 在 意 義 が ! ! 」
スコール「あーあ」
アルティミシア(ある意味息ぴったりだな)
――おもしろい。実におもしろい者達よ
グ ォ ォ ッ ! 
職人達「!?」
バハムート「我が名はハバムート・・・偉大なるGFバハムート・・・」
511:
職人「ななななんだこいつは????!」
職人「モ、モンスターだァーーーーーーーーーー!!」
スコール「いや現場長だから。失礼だぞ」
職人「ええ!?」
バハムート「恐るべきは人間共よ・・・」
スコール「みなさんがいがみ合うのでー現場長おこでーす」
スコール「メガフレア放つって言ってまーす。仲良くしてくださーい」
メガフレア・・・ざわざわ・・・・何だこの現場・・・ただの修繕じゃねえのかよ・・・
バハムート「我に慈悲を乞うか?」
職人達「すいませんでしたぁーーーーーーーーー!」(土下座)
バハムート「闘いに答えは見えたか?」
職人達「精一杯頑張らさせて頂きますゥーーーーーーーー!」(土下座)
バハムート「また一つ進むべき道を見つけたな・・・」
スコール「一件落着!」
アルティミシア(すっごい纏め方だな)
バハムート「・・・」
キスティス「ご苦労様です」ペコ
バハムート「面白き猛き者達よ・・・」バサ
スコール「さすが古参GF。威厳たっぷりだな」
バハムート「お前は死ね!」ギロ
スコール「・・・」
アルティミシア(まだ嫌われてるじゃないか)
アーヴァイン「じゃあ修理の方よろしくたのむよ?」
職人達「アイアイサー!」
???数分後???
トンカントンカン・・・・
アーヴァイン「で、僕らはどうする??」
スコール「こいつらが下層まで降りてくる前に大海のよどみのモンスター駆除しとかないと」
スコール「アルテマウェポンが着いてきたらしゃれにならねーしな」
イデア「作業を始めたようですね」
スコール「まま先生ちゃ?っす」
512:
イデア「FHの人々とエスタの人々の因縁を考慮するのを失念しておりましたが・・・どうやら大丈夫の用ですね」
イデア「彼らを説得するとは。強くなりましたね。大きくなりましたね」
アルティミシア(ただ脅しただけだが)
スコール「で、エルねーちゃん連れてきた?」
イデア「ええ。エルオーネ。こちらへ」
エルオーネ「なんでアタシまで・・・」
スコール「しゃあねーじゃんオメガがエル姉ちゃん以外協力しないっつってんだから」
エルオーネ「そう言われても・・・」
スコール「この奥にオメガの弟がいんの。こいつは兄貴に説得させるしかねーっしょ」
オメガ「アニキジャネーヨ」
スコール「大丈夫だって。雑魚は俺らが引き受けるから」
ゼル「エルねーちゃんは安全な所いてくれよ!」
アーヴァイン「僕らが護衛するからさ?」
イデア「エルオーネを頼みました」
スコール「んじゃいくか」
エルオーネ「不安・・・」
・大海のよどみ
『あおじろいひかりにてらされた いせきがめのまえにひろがる』
アルティミシア(ほぉ・・・これは中々)
セルフィ「キレ?」
スコール「ここ、結局何だったんだろうなぁ」
アーヴァイン「セントラ文明の遺跡?かなぁ?」
ゼル「こりゃわかんねーな」
スコール「物知りゼル発動させろよ」
ゼル「いや、さすがにここは・・・」
スコール「んだよ使えねーな」
アルティミシア(こいつがオメガを1ターンで・・・)
エルオーネ「この奥でしょ。さっさと行きましょ」
スコール「オメガがいるからか知らんけど、勇ましいな」
513:
・大海のよどみ 遺跡
キスティス「にしても、すごい場所ねえ」
スコール「ここも古代のなんたらか?」
アルティミシア(それっぽいな・・・)
スコール「レナの日記になんか書いてないの?」
キスティス「それっぽいのは・・・ないわね」パラパラ
スコール「つかえねー」
アルティミシア(こら、勇者の一人だぞ)
ボォォォォォ・・・・・
セルフィ「キレイな石?」
ゼル「ちょっとクリスタルっぽいな」
エルオーネ「クリスタルってこんな感じなの?」
アーヴァイン「もうちょっと透き通ってるけどね?」
ズドォォォン!!
全員「あ」
【エンカウント】鉄巨人
アルティミシア(鉄巨人の住処になっているのか)
スコール「モンスターの駆除も忘れずにな」
テッテテレレーレーレーテッテレー♪
スコール「とまぁこんな感じで」ブン
エルオーネ「強くなったわねぇ」
アルティミシア(こいつは何故かモンスター相手にはめっぽう強いんだよ)
エルオーネ「その代わり女性に弱いのね」
スコール「笑えない皮肉言ってんじゃねーよ」
514:
・大海のよどみ 下層
キスティス「随分奥まで潜ったわね」
ゼル「ここで何を調査してたんだろうな」
スコール「採掘・・・あ、わかった」
スコール「ライフストリームを彫り出して一財築こうとしたんだ」ポン
アルティミシア(いいかげんそれから離れろよ)
キスティス「でもまぁ何か資源を掘り当てようとしたのは間違いなさそうね」
スコール「・・・」ボリボリ
エルオーネ「オメガは何か知らないの?」
オメガ「ンー、ナンカ懐カシイ感ジガシナイデモナイケド」
エルオーネ「なつかしい?」
オメガ「オレノジッカノロンカ文明ガコンナ感ジダッタッケ。歯車ガイッパイアッテサァ」
エルオーネ「ふむふむ」
オメガ「デモマァトックノ昔ニ滅ンダカラナ。形アルモノはイズレ滅ビル」
スコール「お前も早く滅びろよ」ボソ
オメガ「ア?」カチン
アルティミシア(煽るなよ)
・大海のよどみ 最下層
ゼル「ここが終点かよ」
スコール「そういえばオメガとアルテマ、なんで似てるの?」
オメガ「俺ソイツシラネーカラナニガドウ似テルノカワカンネーヨ」
スコール「なんでなの?ババア」
アルティミシア(・・・)
スコール「とりあえず一枚噛んでるのは間違いなさそうだ」
515:
ボォォォォォ・・・
スコール「えーっと、これを動かして・・・・」カチカチ
ウィィィィィィ・・・・・・・・・
スコール「・・・」
アルティミシア(一体何が起こるのだ?)
スコール「アルテマウェポンがくる」
アルティミシア(それで?)
スコール「それだけ」
アルティミシア(えっ)
スコール「いやマジで。それだけ」
アルティミシア(いやいや)
スコール「結局ここはなんだったのかわからずじまい」
スコール「なんでアルテマウエポンがいたのかもわからんままだし」
アルティミシア(なんだそれ・・・)
スコール「その辺はまぁこっちが聞きたい」
ウィィィィィ・・・・・
グアッッ!
スコール「ほら、きたぞ」
オメガ「アッ」
ズドォォォォォォン!
【エンカウント】アルテマウエポン
セルフィ「きゃ?!」
ゼル「ななななんだこいつ!?」
エルオーネ「ほんとにオメガソックリ・・・」
オメガ「・・・」
アルテマ「・・・」グルルルル
スコール「唯一の違いはカラーリングと剣を持ってる事くらいか」
オメガ「オイババア、ドウイウコトダ」
アルティミシア(・・・)
オメガ「ババア!俺ノ体ハオマエガデザインシタンダロ!」
オメガ「ドウコトナンダヨ!」
516:
アルティミシア(体を作りかえる時に・・・)
オメガ「アア」
アルティミシア(なんかふとこいつを思い出して・・・)
オメガ「 パ ク リ ジ ャ ネ ー カ ! ! 」
アルティミシア(もしかしたらお前の方がパクった側じゃないのか?)
スコール「初見はこっちが先だしな」
オメガ「ハァ!?隠シボスノ元祖ハオレダ!コンナポットデト被ラシテルンジャネーヨ!」
アルテマ「グオオオオオオオオ!!」
【リヒト・ゾイレ】
全員「おあああああああああ!」
オメガ「クソガ!デザイナー気取リノクセニデザイン盗用カヨ!」
アルティミシア(剣を持ってないから別物と言ってイイだろう)シラー
ゼル「ちょ、撃ってきたぞ!」
セルフィ「戦闘態勢?!」
スコール「というわけで頼んだ。兄さん」
オメガ「ニーサンジャネーヨ!」
エルオーネ「召喚するわよ!みんな!どいて!」
ペカー
ズドォォォンン!
アルテマ「!!」
オメガ「オイスー」
【GF】オメガウエポン
517:
キスティス「ほんとそっくりね・・・」
アーヴァイン「双子?」
アルテマウェポン「ガル・・・」
『アルテマウエポンは うろたえている』
オメガ「アー、ナンダ、ソノ」
オメガ「新人ヨ、オマエニヒトツ言ッテオク」
オメガ「隠シボスノ元祖ハ俺ダ!ポットデガデカイ面スンナ!」
アルテマ「ウ・・・」
アルティミシア(効いてるな)
スコール「隠しボス業界の中で何か仕来りがあるんだろう」
オメガ「大体ナンダヨソノ剣。ドッカラモッテキタ」
オメガ「クラウドカ、クラウドカラ持ッテキタンダナ?」
オメガ「ドイツココイツモ7、7、7・・・イイ加減ニシロ!」グオ!
オメガ「同ジ作品ノコンピバカリツクリヤガッテ!お前ノ様ナ便乗ヤローガイルカラオレラに日の目ガ当タラネーンダヨ!」
オメガ「イイカゲンウゼーヨ!ACとかBCとかCCとか・・・」
オメガ「特にBC!オマエハダメダ!」
オメガ「クッソショボイスペックノガラケーデFFコンピダ!?通信デマテリア配布ッテナンダヨ」
オメガ「誰がスルンダヨ!ソンナクソゲー!アホカ!!」
スコール「論点がずれてるぞ」
アルティミシア(生みの親の悪口はやめろ)
アルテマ「ウウ・・・」
オメガ「ソモソモマズオマエハ、武器ナノカ、モンスターナノカガ非常ニワカリニクイ」
オメガ「武器ナラ武器!敵ナラ敵!ドッチカハッキリシロ」
オメガ「オマエ倒シテモソノ剣モラエネーンダロ?」
スコール「ああ」
オメガ「ジャア持ツナボケッ!オモワセブリナモン持チヤガッテ!」
オメガ「オマエノヨウナ7廚ガイルカラ俺ガナンカ関係ナイ所ニ引っ張リマワサレルンダヨ!!」
オメガ「何回改造サレタト思ッテルンダ!エエ!?お前モチョットハ働ケヨ!」
オメガ「シンドイ時ダケ武器ニナリヤガッテ・・・裏ボスの根性ミセロボケェッ!!」
スコール「ガチ説教じゃねえか・・・」
518:
アルテマ「ヒグゥ・・・」
オメガ「マズオマエ隠シGF持ッテルノモダメ。プレイヤーニコビテル」
オメガ「真ノ裏ボスハプレイヤーニアイテムナド与エナイ。与エルノハソウ」
オメガ「強敵ヲタオシタトイウ、名誉ダ!!」ビシッ
アルテマ「!!」
スコール「オメガのあかしね・・・」チャリ
アルティミシア(本当にしょぼいものな)
オメガ「アイテムデ釣ラナキャ戦ッテモラエナイヨウナ雑魚ガ、神竜カオマエハ!」
オメガ「媚ビルナ!堂々トシロ!」
オメガ「 恥 ヲ シ レ ! ! 」ビシィ!
ゼル「俺ら、バトルしにきたんだよな」
キスティス「色々複雑な事情があるのねぇ」
アルテマ「・・・」
オメガ「ホントオマエダメ。全然ダメ」
オメガ「デザインカラシテ7引キズッテル時点デダメ。モットオリジナリィ持テ」
オメガ「アト初見殺シ技ガ「リヒトゾイレ」ダケッテノモダメ。モット凶悪ナテラブレイク級ノワザツクレ」
スコール(それは勘弁してくれないか)
オメガ「裏ボス業界ガインフレヲ起コシテイル昨今ダナ」
オメガ「容量ノ節約デ、雑魚カラグラノ流用シタリ、HPダケ無駄ニ高イダルイダケノ敵トカ」
オメガ「オズマトカ デア・リヒタートカ 金剛亀トカノ新人ガ続々参入シテクル今日コノゴロ」
オメガ「俺タチモ不況ノマッタダナカニイル・・・」
アルテマ「・・・」
オメガ「ソコデ仮ニモ『最強』ノ名ヲ冠スル俺達ガ、業界ヲ引っ張ルツモリデ頑張ッテイカナイトイケナインジャナイカ?」
オメガ「少ナクトモ俺ハソウ思ウ」
オメガ「オマエハドウ思ウ?」
アルテマ「・・・すいませんでした」
全員「 し ゃ べ っ た ! 」
519:
アルテマ「魔大陸でデビューさせてもらって以来・・・星の兵器という大役を与えられて」
アルテマ「それでその・・・ちょっと調子こいてました」
スコール「なんでこいつだけ流暢にしゃべるんだよ」
オメガ「トコロガドッコイ、次ハオズマトカイウビー玉ニ役ヲ譲ラレ」
アルティミシア(ビー玉て)
アルテマ「スピラでは・・・すっごい弱かったです」
スコール「あの連中はまぁ・・・限界突破あるし」
アルテマ「イヴァリースなんてもう、影も形も・・・」
オメガ「俺ハイタケドナ」キリ
スコール「自慢すな」
アルテマ「なんか最近仕事がなくて・・・」
オメガ「ソロソロ、フンドシ締メナオス時期ジャナイカ?」
アルテマ「はい・・・」
オメガ「近頃ハDLCッテイウノガアッテナ。ソコニワンチャンアルトオモウワケ」
オメガ「俺ハソコデマタ人気再燃シテルシ」
オメガ「お前モ頑張レバキット、次回作ニモ読ンデモラエルッテ」
スコール「DLC出たの?」
オメガ「ナントカニングトカイウ奴トバトッタゾ」
スコール「ねーやんかよ・・・」
アルティミシア(じゃあこいつは)
アルテマ「・・・」
スコール「6と7が全盛期だな。後はまぁほぼ武器で・・・」
オメガ「シカモ結構ヨワイ武器」
アルティミシア(きっついな・・・)
オメガ「オマエ天狗ニナッテタラ干サレルゾマジ」
オメガ「コイツナンテアノ、ウォルト・ディ○ニート共演シタンダゼ」
アルテマ「まじっすか!?」
スコール「あったなw」
アルティミシア(お前いつのまに)
スコール「ドナルド・ダックとかと絡んだぞ。なんとかタウンとか言う所で」
アルテマ「・・・」
スコール「そう言えばチョコボレーシングにも呼んでもらったっけ」
オメガ「ソレ初耳」
スコール「隠しだけどな。デリングシティ爆走してたわ」
アルティミシア(結構出てるんだな)
スコール「隠しと言う意味ではこいつと一緒だな」
オメガ「負ケンナヨ。1ナンバリングノ主人公ニ」
520:
オメガ「一度タタカッタ側トシテハドウヨ」
スコール「まぁ正直お前は・・・エデンの人って感じだよな」
オメガ「ホラ、GFデ釣ルカラ」
スコール「それに倒した所でここの説明もないし。結局なんだったのここって感じ」
アルテマ「なるほど・・・」メモメモ
スコール「もっとこう、描写してよ。設定だけでいいんだからさ」
アルテマ「気を付けます」
スコール「それにそんなに強くないし・・・」ボソ
アルテマ「!!」
アルティミシア(コラ!しー!)
オメガ「半端ナンダヨオ前ハ。コンナ所デヒキッテナイデ修行シロ」
オメガ「次ハ裏ボストシテ読ンデモラエルトイイナ」
アルテマ「はい・・・精進します」ガク
スコール「とりあえず俺らここ動かさないといけないから、ここのモンスターに職人襲うなって言っといて」
アルテマ「わかりました・・・」
スコール「まぁ・・・頑張れよw」
オメガ「希望ヲモテ!」
アルテマ「はい!」
エルオーネ「反省会終わった?」
ゼル「ガチのダメ出しだったな」
スコール「まぁ兄さんだし・・・」
オメガ「芸人カ」
アルテマ「では・・・」
アーヴァイン「彼は彼で大変なんだね?」
キスティス「モンスターにもルールがあるのね」
セルフィ「芸能人みた?い」
アルティミシア(珍しく話し合いで解決したな)
スコール「実は気にしてたのかもしれん」
エルオーネ「さすが兄さんね」
オメガ「ヤメロッテーノ」
スコール「じゃあ一旦戻るか・・・」
キランッ
スコール「ん?」
ズドォォォォォォォン!!
全員「!?」
ギルガメッシュ「見つけたぁ?????!ついに見つけた!」
ギルガメッシュ「伝説の剣、アルテマウェポン!!」
521:
アルテマ「どちら様で・・・」
アルティミシア(おいまさか)
ギルガメッシュ「あっ!モンスターが持ってやがんのか!!ちっくしょ???ええい!」
ギルガメッシュ「それよこせ!!」ジャキ
【斬鉄剣】
アルテマ「ひぎゃあああああああああああ!!」ボォン
全員「・・・」
ギルガメッシュ「やったぜ?????!ついに手に入れたぞアルテマウォポン!」
ギルガメッシュ「いいね?このデザイン・・・さすが最強の剣だぜ!」ジャキ
全員「・・・」
ギルガメッシュ「あら、みなさんお揃いで」
エルオーネ「弟が・・・」
オメガ「・・・」
ギルガメッシュ「あ、オメガ」
オメガ「 空 気 読 メ ヤ ッ ! 」
【テラブレイク】
ギルガメッシュ「ぎにゃああああああああああ!!」
スコール「結局倒しちまいやがった・・・」
アルティミシア(きっとまたどこかで元気に裏ボスやってるさ)
522:
???数時間後???
スコール「くそが!結局モンスターの駆除を俺らでやるハメになったじゃねーか!」
ギルガメッシュ「すまん」キリ
オメガ「シネヨマジ・・・」
イデア「ご苦労様です」
スコール「まま先生なにやってくれてんの?こいつ縛っとかないから無益な殺生が・・・」
アルティミシア(これからって時に)
イデア「ギルガメッシュ・・・あまりウロウロしてはいけませんよ」ニッコリ
ギルガメッシュ「さーせん」
アルティミシア(やっぱり甘やかしてたか)
アーヴァイン「とりあえずモンスターの駆除は終わったから?、下層に言っても大丈夫だよ?」
イデア「わかりました。ではそのように伝えましょう」
スコール「さて・・・」バフ
セルフィ「暇になっちゃったね?」
アルティミシア(折角だからこいつから話を聞いたらどうだ?)
ギルガメッシュ「ん?何が?」
スコール「リノアが言ってたぞ。ギルガメッシュから話を聞けって」
アルティミシア(お前が全然何も言わないから・・・)
ギルガメッシュ「何を話せばいいんだよ」
スコール「もうめんどくせえから全部話せ。録音しとくから」
ギルガメッシュ「尋問みてーだな・・・まぁいいか」
キスティス「古代はどうだったのか、是非知りたいわね」
セルフィ「楽しみ?」
『ギルガメッシュは かつてのことを せつめいした!』
アルティミシア(亀が言ってた事と一致するな)
オメガ「エクスデスモニタヨーナ事イッテタゼ」
ギルガメッシュ「ていうかなんでオメガいるの?いかつい見た目になっちゃって」
オメガ「神竜トコノババアノダブルコンボデコノザマヨ」
ギルガメッシュ「へぇ?」
セルフィ「知り合いなの??」
ギルガメッシュ「ちょっとな・・・」
オメガ「狭間ニ強制送還サレタコイツガ、泣キナガラ出口ヲ聞イテキタンダヨ」
ギルガメッシュ「だってよぉ・・・」
オメガ「デ、デラレナイッテイッタラマタ泣クカラ」
ギルガメッシュ「一緒にマリカーやったんだよな」
スコール「またそれかよ」
523:
ギルガメッシュ「所で神竜って何?」
オメガ「俺ヲシツコクオイカケマワスストーカー。マジキメエ」
エルオーネ「宝箱に封印されてたのに誰かが解いちゃったんだって」
ギルガメッシュ「へえ?」
オメガ「一体誰ガ・・・」ビキビキ
ギルガメッシュ「あ・・・もしかして」
オメガ「ナンダヨ」
ギルガメッシュ「いやなんでも」シラー
スコール「お前なんか知ってるだろ」
ギルガメッシュ「いや!全然何にも!」ブンブン
オメガ「アヤシイナ・・・オイエル!俺ヲコイツニジャンクションシロ!」
エルオーネ「はい」キーン
ギルガメッシュ「おいまて!何もないって!ホント何もないから!」
オメガ「・・・」
(くっそ?エクスデスの野郎・・・ここどこだよ・・・)
(お、宝箱あるじゃん。レアな剣かなんか入ってないかな・・・)ガチャ
『宝箱の中から モンスターが!』
( グ オ オ オ オ オ オ ! ! )
(おわあああああああああ!なんだこいつ!)
(なんかやばげ!退散っ!)トンズラ
( オ オ オ オ オ オ ! ! )
オオオオオオ・・・・・・
オメガ「・・・」
エルオーネ「何かわかった?」
オメガ「 ヤ ッ パ リ オ 前 ジ ャ ネ ー カ ! ! 」テラブレイク
ギルガメッシュ「いやだって知らなかったぎにゃあああああああああ!!」
スコール「茶番してんじゃねえよ」
524:
ギルガメッシュ「・・・」ピクピク
オメガ「クソガ・・・エライモンオコシヤガッテ!」
アルティミシア(そんなに強いのか?)
スコール「お前が逃げまどう奴とか想像つかねーよ」
オメガ「・・・ヤズマットッテ言ッタラワカルカ?」
スコール「おお・・・」ゾク
アルティミシア(ヤズ・・・何?)
スコール「倒させる気0の裏ボス」
アルティミシア(わからん。さっぱりわからん)
キスティス「でも何か見えてきたわね」
アーヴァイン「エクスデスってのは光の勇者の宿敵で?」
キスティス「オメガさんはそのさらに前の時代の魔導士と戦う為に作られたのね」
オメガ「エヌオーナ」
エルオーネ「まとめると・・・こうね」
【アルティミシアの時代】
↑追う ↓戻る 
【スコールの時代】

【ラグナの時代】
??数万年の壁??
↑失敗する
    
【バッツの時代】
↑託す
【ゼザの時代】
??数千年の壁??
↑エヌオー封印
【オメガの時代】
【時間圧縮】→【次元の狭間が閉じられる】→【バッツ次元の狭間にいけず】→【スコールの時代にエクスデス復活】
525:
キスティス「古代の事情が一気にこの時代に来たのね」
スコール「要するにババアが時間圧縮したせいで万の時が大混乱なわけだ」
アルティミシア(時間圧縮ってそんな強力だっけ・・・)
スコール「やった本人だろが」
アルティミシア(正直そこまで考えてなかった)キリ
スコール「死ね。菓子折りもって古代人に謝りに行け」
スコール「でもそうするとリノアの目的がわかんねーな・・・」ボリボリ
オメガ「アア、オ前ノ彼女ナ」
スコール「オメガ知らないだろ、今アイツお前並に強くなってんぞ」
オメガ「マジ!?」
スコール「マジ。しかもそこかしこで虐殺しまくってる」
オメガ「最初城デ見タ時ソンナイメージナカッタケド」
アルティミシア(こいつのせいでな・・・)
スコール(それは言わんでいい!)
オメガ「?」
スコール「とりあえずエクスデスに協力して無を復活させようとしてるんだが・・・」
スコール「それをやってあいつになんのメリットがあるんだって話よ」
アルティミシア(ギルガメッシュは何か知らないのか?)
ギルガメッシュ「う?ん、無理矢理ジャンクションさせられて、奴隷の様な生活送って・・・」
ギルガメッシュ「パパさんの名前語って軍になんかやってたくらいは何も・・・」
スコール「やっぱやってやがったか」
ギルガメッシュ「でも・・・」
スコール「ん?」
ギルガメッシュ「憂さ晴らしにモンスター狩りまくってたっけ・・・」
ギルガメッシュ「ウィンディゴに腕相撲勝負仕掛けて腕へし折ったりとかさぁ・・・」
全員「うわぁ」
ギルガメッシュ「てか俺言われたもん。スコール達に色々教えろって」
ギルガメッシュ「いちおーエクスデスに協力してるのはしてるんだけど、なんかなぁ?」
スコール「あ?もうわっかんねえな!電波女の考える事わよ!」ワシャワシャ
オメガ「アノオッサンモ何回封印サレンダッツーンダヨ」
アルティミシア(とりあえず、意図はわからんがこちらの強化を促してるようだ)
アルティミシア(だったらウンと強くなってやればイイ。あいつ以上にな)
オメガ「実力ツケロッテコッタ。モウ卑怯ナハメ技ツカウナヨ」
スコール「・・・」
オメガ「返事シロヨ」
536:
??数時間後??
スコール「ふわぁ・・・」
アルティミシア(工事は大分進んだようだな)
スコール「島としては小さいけどさぁ・・・ここ人工物としてはかなりデカいだろ」
アルティミシア(それをわずかな時間で・・・さすが世界有数の技術者達だ)
スコール「ほんとに動くんかねえ・・・動いたらもはや空母だろ」
アルティミシア(軍事転用は十分可能だな)
トンカントンカン・・・
スコール「結局大海のよどみってなんだったんだろう」
アルティミシア(謎は謎のままの方がミステリアスでいいじゃないか)
スコール「アルテマニアにも書いてないし・・・き?に?な?る?」
アルティミシア(私と名が似ているなその本は)
スコール「暇だ・・・」ゴロゴロ
イデア「スコール、ちょっとよろしいでしょうか」
スコール「なんっすか」
イデア「技術者の方々から言伝です」
イデア「各部の老朽化が激しく自走運転はできそうにない、と」
スコール「はぁ!?じゃあどうやって動かすんだよ!?」
イデア「そこであの人が一案を出し、それによって移動する事にしました」
アルティミシア(一案?)
スコール「どうすんだよ」
イデア「もうそろそろ来る頃かと思いますが・・・」
イデア「あ、来ました」
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・
スコール「い!?」
シド『いやはやみなさん、お待たせしました』
シド『これならばこの人工島も動かす事が出来ると思いますので、ドッキング作業の方をよろしくお願いします』
スコール「バ、バラムガーデン・・・」
アルティミシア(なるほど、あれで引っ張っていくのか)
イデア「バラムガーデンの駆動力なら十分可能でしょう。海面限定ですがね」
アルティミシア(ガーデンがますます移動要塞に)
スコール「二足歩行のロボット乗せれば完璧だな」)
537:
オーライ・・・・オーライ・・・
ゴウン・・・・・!!
『バラムガーデンと じんこうとうが がったいした!』
スコール「本当にくっついちまった」
アルティミシア(ここも久しぶりだな)
・ブリッジ
ニーダ「よースコール!エスタへ行ったっきり戻ってこないから心配してたんだぜ!」
スコール「あ、初めましてスコールです」
ニーダ「わざとだよな?そういうボケなんだよな?」
シュウ「ガーデンほっぽり出してどっかいったっきり・・・全然戻ってこないんだから」
スコール「全国数百万人がFHに置きっぱなしにしてたと思う」
アルティミシア(崖登れない物な)
シド「いやはや、使い道があってよかったですよ」
スコール「FHガーデンに名前変えない?」
シド「ハッハッハ、それもおもしろいかもしれませんね」
シュウ「専門学校にでもするつもりですか?」
シド「まぁ何にせよ、これで人工島が動かせるわけです」
スコール「トラックかよ・・・」
アルティミシア(なんでも繋げられそうだな)
シド「では参りましょう。ガーデン、発進ですよ!」
ニーダ「発進!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・
シュウ「クリスタルかぁ。余ったらちょうだいよ」
スコール「チャラ男に付きまとわれるけどそれでよければ」
シュウ「なにそれ。呪いのアイテム?」
スコール「ある意味な」
アルティミシア(ところでどうやって牽引するのだ?)
スコール「こんな短時間でよく装置作れたな・・・どれどれ」スチャ
『ガーデンとしまが、ワイヤーでこていされている!』
スコール「紐で引っ張ってるだけじゃねえか!」
アルティミシア(おもったより原始的だったな・・・)
538:
??移動中??
・食堂
スコール「パンうめー」ダラダラ
アルティミシア(目的地は・・・エスタ大陸の北端からやや北東に進んだ所か)
スコール「てーことは天国に一番近い島の近くか」
ボヤキ三人組「何その物騒な島」
スコール「異界みたいなもん」
ボヤキ三人組「へぇ?」
アルティミシア(ウソを教えるなウソを)
スコール「それより俺が気になるのは・・・」チラ
スコール「なんでお前らSeed服着てるの!?」
ボヤキ三人組「へっへ?」キラン
アルティミシア(もしや、受かったのか?)
ボヤキ三人組「ここのところのドタバタでよぉ、俺らの働きが評価されてさ」
ボヤキ三人組「元々筆記は通ってたからよォ・・・」
アルティミシア(そうか、ガーデン戦が実地試験代わりになったのか)
スコール「お、おお・・・」
ボヤキ三人組「お前のおかげだぜ。いつも俺らのボヤキを聞いてくれてありがとな」
ボヤキ三人組「おかげですっきりしたぜ。いやはや、本当にありがとう」
スコール「こんなサブイベがあったとは・・・」
アルティミシア(知らなかったのか)
スコール(だってどうでもいいじゃんこんな連中))
アルティミシア(折角感謝してるんだからいらぬ事を言って嫌われるなよ?)
ボヤキ三人組「これからは同じSeedだな!」
アルティミシア(ランクはお前の方が下だがな)
スコール「モブのくせに・・・」
・図書室
スコール「あっ」
三つ編みの図書委員:「ゼルさんに、ぜひ読んで欲しかったんです。良かった、ここで会えて・・・・・・」
ゼル:「いや、あの、オレ、その?・・・・・・なんだ?本なんて、オレのガラじゃないし、結構ジッとだまってなんかするって苦手だし・・・・・・」
三つ編みの図書委員:「くすくす・・・・・・わかってます、よくわかります、だから、この本、探したんです・・・・・・」
ゼル:「こ、こいつは!!!」
スコール「うざい場面に出くわしちまった・・・」イラ
アルティミシア(なんでだよ。ほほえましい光景だろ)
539:
三つ編みの図書委員:「私はそれだけで胸がいっぱいに・・・・・・なります・・・・・・」
三つ編みの図書委員:「あの、ごめんなさい!勝手なこと、言いました!」
三つ編みの図書委員:「ケガなどしないように気を付けてくださいね!」
ゼル「うお?!すっげ?うれしいぜ?!」
スコール「爆発しろ・・・」ピキピキ
アルティミシア(わかりやすい嫉妬をするな)
スコール「何貰ったんだよ」
ゼル「お、スコール。見てくれよいいもん貰っちまったぜ」
【格闘王003】
アルティミシア(ほぉ、これならゼルでも読めるな。よく調べてある)
アルティミシア(本当に好きなんだな・・・)ホッコリ
スコール「俺には何かねーのかよ」
三つ編みの図書委員「えっ」
スコール「なんでゼルだけ特別扱いなんだよ!ここの委員長は俺だ!俺にもなんかよこせ!」
アルティミシア(そして空気を壊すお前だ)ハァ
三つ編みの図書委員「え、スコールさんにですか・・・」
ゼル「オマエ本なんて読むのかよ」
スコール「人類皆平等!特別扱い断固反対!」バシバシ
アルティミシア(お前がそれをいうか)
三つ編みの図書委員「え?っと、え?っとぉ・・・」ガサゴソ
三つ編みの図書委員「あっ・・・これ・・・」
ゼル「あっ」
【となりのカノジョ】
スコール「・・・」
三つ編みの図書委員「スコールさんが催促したって聞きました・・・本当はこういう雑誌はダメなんですけど・・・」
三つ編みの図書委員「あまりにもうるさく言うと聞いたので・・・特別に発注しました・・・」
三つ編みの図書委員「えっと・・・その・・・男性ですもんね!・・・どうぞ」サッ
アルティミシア(ここ、学校だぞ?)
ゼル「女子になんちゅうもん渡させるんだよ」
スコール「・・・ぬかったぁ」ガク
540:
スコール「まぁいい後でよもう」スチャ
ゼル「読むのかよ」
アルティミシア(ところでここに何をしに?)
スコール「えっと・・・ああ、いたいた」
スコール「おおい、エルねーちゃーん」
エルオーネ「あらスコール、読書しにきたの?」
スコール「いや、一緒にこれ読みたくて」ドサ
【12人の勇者達】
エルオーネ「童話・・・あらあら、あまえたさんね」
スコール「そんなんじゃねえよ!・・・これ、実話らしい」
エルオーネ「ええっ!」
スコール「オメガに話聞きたくて」
エルオーネ「悪の魔導士と戦う12人の勇者・・・」ペラ
オメガ「エヌオーダナ」ドロン
スコール「出たなチート野郎」
アルティミシア(お前も知っているのか)
オメガ「俺コイツ倒スタメニ作ラレタシ」
エルオーネ「じゃあなんであなたは載ってないの?」
オメガ「勇者ト喧嘩シタカラ」
アルティミシア(オイ)
スコール「昔からそうなのな」
オメガ「ダッテアイツラヤル気ネーモン」
エルオーネ「というと?」
オメガ「パーティーメンバーニパジャマ姿デハンドベル持ッタフザケタ格好ノヤツガイテサ」
スコール「なにそれw」
オメガ「ドウヤッテ戦ウンダヨッテイイタクナルダロ?」
オメガ「他ニモダンスバッカシテル奴トカ、金デ解決シヨウトスルヤツトカ」
アルティミシア(あのクリスタルにいた踊り子とかいう・・・)
オメガ「ソンナ連中ト組メルカ!ッツッテ蹴散ラシテヤッタワケ」
スコール「その結果先を越されたわけか」
オメガ「戦闘力ハ俺ガ圧倒的ニ上ダッタノニ」
オメガ「神竜ガシツコク邪魔シテクルカラ・・・」
アルティミシア(ああ・・・)
エルオーネ「不運ねえ」
541:
スコール「で、結局『無』ってなんなの?」
オメガ「曰ク全テヲ無ニスル力ダトカ」
アルティミシア(この世の原点であり帰る場所でもある・・・)
オメガ「エヌオーモエクスデスモソノ辺ナンカカンチガイシテルケドナ」
オメガ「タダノ凄イ強イ力トシカ思ッテナイ」
スコール「じゃああのウド巨人は自分が飲みこまれるって考えてないんだ」
オメガ「ダナ。エヌオーガ飲マレタノモタダノ力不足トシカ考エテナサゲ」
オメガ「痛イヨナ」
スコール「じゃあ止めろよ」
オメガ「ダッテ俺カンケーネーシ」
スコール「・・・」
エルオーネ「オメガはほら、おうちに返りたいだけから」
アルティミシア(エヌオーとやらはもういないしな)
オメガ「正直ドーデモイー。ガ」
オメガ「神竜ヲ無ニ返シテクレレバ、考エテヤランデモナイ」
スコール「寝返るなよ?」
オメガ「シラネ」
スコール「この・・・」ビキビキ
アルティミシア(よせ。ここでテラブレイクはごめんだ)
エルオーネ「これから向かう場所はどういう所なのかしら」
スコール「ウォルスの塔だっけ・・・」
アルティミシア(クリスタルを祭っていたらしいが)
エルオーネ「日記になにか書いてないの?」
スコール「今誰が持ってたっけ」
アルティミシア(キスティスだな)
エルオーネ「キスティなら保健室に向かったわよ」
スコール「ついに口臭を直すのか」
アルティミシア(病気な訳じゃあないだろ)
スコール「聞き込みするか・・・」
エルオーネ「がんばってね」
スコール「・・・」
アルティミシア(ところでだな)
スコール「なんだよ」
アルティミシア(その・・・キスティスの方が年下なんだよな?あいつより)
スコール「一応な」
アルティミシア(たまに序列がわからなくなるよ)
スコール「老け顔と童顔の違いだ。学べババア」
アルティミシア(お前も17には見えんのだよ)
542:
・保健室
ヤダワァ・・・・ホホホ・・・
スコール「おいすー」
カドワキ先生「おやスコール、久しぶりじゃないか」
イデア「今ちょうど先生からスコールの学校内での生活ぶりを伺っていた所です」
アルティミシア(面談か)
スコール「このパーフェクト超人の俺に死角なんてねーよ」
カドワキ先生「バトルは優秀なんだけどねぇ」
キスティス「無愛想で」
カドワキ先生「わがままで」
キスティス「暴言吐きで」
カドワキ先生「スコールのせいで保健室送りになった生徒、何人も見てきたよ」
キスティス「サボリも常習だったわね?あなた」
カドワキ先生「女子寮への忍び込み方を聞いてきた事もあったよ」
キスティス「ここ最近急に激しくなったわね」
アルティミシア(クールキャラだったって言ってなかったかお前)
スコール「・・・」
イデア「左様ですか・・・」
スコール「いいだろ役に立ってるんだから!」
キスティス「その分迷惑もかかってるのよ」
イデア「いけませんよ、スコール」
スコール「けっ」
アルティミシア(シドもイデアも怒るタイプじゃないからな・・・)
カドワキ先生「あたしゃ保険医だから風紀の事まではねえ」
キスティス「アタシはずっとなめられっぱなしだったわ」
スコール「かぁ?!こんな所で説教かよ!これだからババアが集まると・・・」
イデア「どういったご用件ですか?」
スコール「これから行くウォルスの塔の事調べに日記見に来たんだけど・・・」
スコール「もういい帰る。説教やだ」ツーン
アルティミシア(ヘソ曲げるなよ)
イデア「・・・」
スコール「ババア同士女子会(笑)でもやってろ!死ね!」
アルティミシア(めんどくさいな・・・)
543:
・校庭
スコール「・・・」
セルフィ「またライブやりたいな?」
スコール(かわいい・・・)ホッコリ
アルティミシア(結局ここに行きつくのか)
スコール「もうさぁ・・・もう」モソモソ
アルティミシア(ん?)
セルフィ「あ、スコール?」
スコール「俺今まで十分ガマンしたろ?なぁ?」
スコール「もう・・・いいよな?」チャキ
アルティミシア(オイ待て)
セルフィ「?」
スコール「・・・・ひゃ???????????!」ダダダダダダ
アルティミシア(うぉーーーーい!ストップ!ストォーーーップ!!)
スコール「もう我慢できまっせーーーーーーーーーーん!もふもふ!もふもふ!」ダキ
スコール「夢にまで見たふにふにふっくら絶対領域?????!」グリグリグリ
セルフィ「何してんの?」
アルティミシア(え?)
アーヴァイン「もう・・・大胆だなぁ」ポッ
スコール「 お ま え か よ ! 」
セルフィ「あ・・・空気読むね?」ササ
スコール「ちょっちがっ待って!」
アーヴァイン「見せつけたいのかい?ダメダメ、刺激が強すぎるさ」ギュ
スコール「離せオラァ!待って!ちょっと待ってよセルフィたぁ??????ん!」
アルティミシア(受け止めてやれよもう)
??数分後??
・廊下
スコール「ぜえっ!ぜえっ!」
アルティミシア(なんでここに帰ってくるとそうなるかなお前は・・・)
スコール「うぐぅ・・・だって・・・」
スコール「ディスク4に行く前に一花上げないと・・・」
アルティミシア(砂漠に種を植えても何も生えてこないぞ)
544:
アルティミシア(焦る方向が違うだろ。わかってるのか?)
アルティミシア(世界の危機なんだぞ?託されたんだろ?クリスタルに)
スコール「いらねんだよ・・・何が魔法剣士だ」
スコール「そんなもんよりこう、ナンパ師とかそういうジョブないの?」
スコール「媚薬とか調合できる、そういう感じの」
アルティミシア(固有アビリティはなんだよ)
スコール「・・・手○ン?」
アルティミシア(死ね!汚らわしいんだよ!)
スコール「魔女なら惚れ薬の精製法とか知ってるだろ。教えろよ」
アルティミシア(あるか。あってもなんで私がそんなもん使わないと行けないんだよ)
スコール「一口だけで一気に発情する薬とかないのかよ?飲むタイプの?」
アルティミシア(お前の頭を直す薬を調合したいよ)
ギルガメッシュ「あるぞ」
スコール「どあぁ!」
アルティミシア(いつの間に)
ギルガメッシュ「薬を調合するジョブ、あるぞ」
スコール「マジ!?」
アルティミシア(あるのか・・・)
ギルガメッシュ「現役の頃のバッツにそれでボッコボコにされたんだよな」ハハハ
スコール「じゃあ・・・」
ギルガメッシュ「残りのクリスタルに宿った連中が持ってるかもな」
スコール「・・・」
アルティミシア(何に使うんだよそんなジョブ)
ギルガメッシュ「おいおいバカにするなよ?名前とは裏腹にめちゃくちゃ強いんだぜ」
ギルガメッシュ「相手の耐性を全部無視できる超強力な調合師だぜ」
アルティミシア(どことなく非合法の香りがするな)
スコール「残りの奴が持ってんの?」
ギルガメッシュ「可能性は多いにあるんじゃねえの?」
スコール「・・・キエエエエエエエエエエエエ!!」ダダダダダダ
アルティミシア(ああもう、変な事吹き込むなよ)
ギルガメッシュ「あ、おい!どこに行くんだよ!おい!」
545:
・ブリッジ
スコール「全全身フルスロットル!ゆけ!爆発するまで全力でいけ????!」
ニーダ「なんだよ突然!」
シュウ「急にやる気だしてなによ」
スコール「調合調合調合調合・・・」ブツブツ
シュウ「?」
スコール「はやくいけ????!」ビシビシ
ニーダ「やってるよ!叩くな!」
ギルガメッシュ「まてよもう・・・急に走り出しやがって」ゼエゼエ
シュウ「あ・・・イデアさんのGF」
ギルガメッシュ「用事があって来たんだよ・・・ママさんに頼まれて」
アルティミシア(どうした?)
ギルガメッシュ「ウォルスの塔について知りたいんだろ?ちゃんと教えてやるから」
スコール「ちょうちょうごう!ちょうちょうちょうちょうちょうごうごう!」
ギルガメッシュ「聞けよ!」
??移動中??
シュウ「ああ、これから向かう所ね」
アルティミシア(クリスタルを祭ってたんだろ?)
ギルガメッシュ「あそこはな、水のクリスタルを祭ってたんだ」
ギルガメッシュ「海底にあるのはおあつらえ向きだな」
アルティミシア(水のクリスタル・・・)
シュウ「神様みたいな扱いだったのね」
ギルガメッシュ「ただそこにはさぁ、一つ問題があってさ」
ギルガメッシュ「バッツ曰くクリスタルを守る番人がいたんだとよ」
ニーダ「そりゃそんな大事な物を祭ってるからなぁ」
ギルガメッシュ「なんか聞いただけだけど・・・ロンゲの象が」
アルティミシア(色んな意味でなんだそれは)
シュウ「何?象の中のチャラ男なの?」
ギルガメッシュ「なんかいたんだってよ。よくわからんけど」
ギルガメッシュ「バッツが着いたらいきなり襲ってきたって」
アルティミシア(ロン毛の象が守護してるのか・・・)
ニーダ「水関係ないじゃん」
ギルガメッシュ「さすがに昔の話だけどよ、もしかしたらまだいるかもしれないから」
ギルガメッシュ「そこの所注意な」
シュウ「わざわざそれを教えに来てくれたのね」
アルティミシア(礼言えよ。お前の為にわざわざ来てくれたんだぞ)
スコール「リュックたんみたいな女の子なのかな?」デレデレ
アルティミシア(あ、もうそれしか頭にないパターン)
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