真姫「友達じゃ、物足りない」back

真姫「友達じゃ、物足りない」


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1:
穂乃果がことりを連れ戻して、講堂ライブを成功させてからはや2週間。
夏もぎらつく暑さをすっかり失って、いよいよ勉学がはかどる秋が近づいたころ。
ラブライブに出場するという当初の目標も、学校存続のための活動もなくなった私たちは、新しくライブができるようにと新たな一歩を踏み出そうとしていた。
私はいつものように音楽室でピアノを弾いて頭に浮かんだ生きる音を紡ぐ…なんて大それたことじゃないけど、作曲をしてから部室に向かっている。
少しだけきつくなる秋の寒さに備えて、練習着も新しくなった。
早く着替えてみんなと練習したい――なんて、入学前の私が見たら信じるかしら。
期待をもって部室のドアを開く。
「あら?」
ドアの鍵は空いているのに、ドアの先、部室の中には誰もいない。
3:
普通ならここに来る以外は暇でストレートに来るであろうにこちゃんや穂乃果どころか荷物もない。
珍しい、と思いながら机の上に鞄を乗せて、中から練習着を取り出す。
ふと、奥の部室から何か物音がするのを耳がかすめる。
音の出所に視線を移すと、扉が閉まりきっていないのに気づく。
やっぱり誰かいるんじゃない。
人が来たんだし、あいさつでもしなさいよね。
そう思って奥のドアノブに手をかける。
そして開いた先には――。
「……ふっ、ひぐっ……」
見つけた。いや、見てしまった。
4:
見たくなかった。開けなければよかったのにと後悔の念が後味悪く私の胸をチクチクさしてくる。
そこには部室の真ん中で私に背を向けて、顔を上げてさめざめと泣いている穂乃果がいた。
少なくとも穂乃果自身が泣いている姿は初めて見たかもしれない。
ううん、違う。悲しみの涙を一人で流しているところを見るのが、初めてだ。
どうしよう、なんて声をかければいいのかしら。
こんな時、幼馴染のことりや海未なら……ううん、みんな同じように心配するはず。
なのに、私は動けない。
窓から当たる日の光に照らされて、静かに泣く姿になぜかしら、見とれていたから。
そのうちに、ひとしきり泣き終えたらしい穂乃果が私に気づいて、こちらに振り向く。
5:
「あ……真姫ちゃん」
急に現実に引き戻されて、私は帳尻合わせをするように動き出す。
「どうしたの?何かあった?」
「あ、ううん、何でもない…よ」
元気なのに、顔をわずかに逸らしているところが、ますます怪しい。
含みのある言い方といい、さっきまでの様子といい、なんだか気になる。
「嘘言わないで。泣いてたじゃない。……ほら、座って」
そう言って穂乃果を招いて、窓際のベンチに座らせる。
穂乃果は遠慮がちに、ゆっくりと小さく座る。
いつもの穂乃果とは全然違う。活動休止すると言い出した時みたいにμ’sをやめる、とか言い出したりしないだろうか。
どうやって話を聞こう。そもそも、話してくれるだろうか。
6:
上を向かせるのもなんだか気が引けたから、穂乃果の前で膝を立てて私は座る。
「じゃあ、自分のペースでいいから話してくれない?」
その言葉に、穂乃果は顔を伏せて、沈黙で返す。
膝に置いた手がスカートを握って、しわを作る。
私には言いたくないってこと?
私って、信用されてないのかしら。
でもね、私だって譲れないこともある。首を突っ込んだ私の引っ込みがつかないじゃない。
「ねぇ、私には何もできない?あなたの悩みとか、少しもほぐしてあげられない?」
すると、穂乃果はびくっとして、
「そ、そんなことないよ!全然、違うよ……」と、どんどん言葉の力を失っていく。
7:
「そう。……もしかして、誰にも言えないこと?」
「……ううん、いつもならちゃんと話せるんだけど…その」
「大丈夫よ。私はどこにも行ったりしないし、ちゃんと聞くから」
少しこの体勢にも疲れてきたから、穂乃果の隣に座る。
穂乃果は私の挙動を見て、何やら安心した面持ちで、口を開く。
「実はね……」
「ん?」
「私が文化祭ライブで無理したから、みんなに迷惑かけて、やりたいこともできなくなって、そう思ったらなんだか悲しくなっちゃって。だから……」
「みんな同じよ。あなたを止められなかったこと、あなたの変化に気付けなかったこと」
「分かってる、けど……」
そう言って、また俯く。
8:
……そうよね、一番つらいのは、自分のはず、よね。
我ながら情けない。泣いている友達一人ちゃんと慰めてあげられないなんて。
どういえば、励ましてあげられるかわからない。
とりあえず、何か言わなければ。
「……私ね、穂乃果が倒れたとき、ただ転んだだけだと思ってた」
「けど、実際は体力の使い過ぎで風邪ひいて倒れたって聞いて。なんで気づいてあげられなかったのかなって、ずっと思ってた。身近に弱っていく人がいるのに見えてないなんて、医者の娘、失格よね」
「真姫ちゃん……」
「だから、よく休めるようにってCDは渡したけど」
「本当は、自分の手で渡したかった。けど、怖かったの」
「みんなには大勢で行っても迷惑だからって言ったけど、本当は嘘。あなたに顔向けできないって思った」
9:
「だからあの時……え?」
涙をぬぐって、穂乃果はにこりと笑う。
「ごめん、私が暗いと、みんな暗くなっちゃう。もっと、しっかりしないとね!」
涙の伝った跡が強がっていることを強調しているように見えて、自分の口の下手さに気が重くなる。
なによりそんな曇り顔を見せないでほしかった。
「……まってよ。別に暗い日があってもいいじゃない?私なら大丈夫。それより、一人で泣いてるくらいなら、私たちに話しなさい。ちゃんと、聞いてあげるから」
「あ……」
「もっと私のこと、ううん、私たちのこと、信用してよ」
「……うん、ありがと。真姫ちゃん」
「さて、と。人生相談もここまでにして、みんなが来る前に早く着替えてしまいましょ」
10:
すくっと立ち上がって、鞄のもとに戻ろうとするけど、何か違和感があった。
その元に目を落とすと、穂乃果が、私の制服の袖を引っ張っている。
「ま、待って、あの、わがまま言ってもいい?」
「……なに?」
「もし嫌じゃなかったら……その、抱きしめてほしい……な」
「はぁ……少しだけよ」
「……うん」
そう言って、穂乃果の腰に手を伸ばして、私は優しく穂乃果を包む。
穂乃果は最初は遠慮がちに私に手を伸ばしていたけれど、私の肩に指が触れた途端、安心したように私の胸に顔をうずめる。
少し恥ずかしいけど、こんなしおらしい穂乃果の前だと恥ずかしさよりも隣にいてあげたいという気持ちが先に立って、つい、その頭を撫でる。
11:
「すん、すんっ……真姫ちゃん、いい匂い……」
「なっ、なななっ!なに嗅いでるのよ!ばか!変態!」
なのに、この子はそんな私の気持ちを平気で反故にして、私を困らせる。
「えへへ、もうちょっと、このまま……」
「??????っ!」
ああ、もう。もう、ほんと、声も出せないくらい、信じられない―――。
……なのに、なんでだろう、離れたくない。
ゆっくりと時間が流れるように感じる。
彼女が元気になるまでは、もう少しだけ。
もう少しだけ、時間は遅いままでいて。
12:
「……ふぅ、泣いて抱きしめてもらってすっきりした!真姫ちゃんありがとう!」
「そう。よかったわ」
私から離れた穂乃果はいつもの明るい笑顔を私に見せてくれた。
少しだけ、心に余裕ができたんだと思う。
けど、いつまたああなってしまうかわからないし、まだもう少しだけ様子を見たほうがいいかもしれない。
それにしても、穂乃果がああも沈んでしまうなんて思わなかった。
彼女にしかわからない、彼女の苦しみ。
少しでも癒せるきっかけが、今は欲しい。
13:
―――出なくても、いいんじゃない?
μ'sの発起人から、まさかの爆弾発言。
きっかけは、ラブライブがもう一度開催される、ということが分かったから。
みんなが湧き上がる中、お茶をすすって悠然と言い放ったあの光景はまだ記憶に残ってる。
けど、そう言った理由は分かってた。
あの時はみんなの勢いに飲まれて驚いたけど、少しだけ時間をおいて考えてみると、あの日の穂乃果がすぐピンときた。
穂乃果のことだから、みんなに迷惑をかけたくないとか、また一人で暴走しないかとか、そういう事を考えているに違いない。
けど、それはあなたの本心なの?
楽しいことに飛び込もうとする元気なあなたの姿なの?
確かに生徒会長の仕事もあるし、立場もあって忙しくなるかもしれないけど。
あとで少し、聞いてみよう――。
14:
「お邪魔します」
「こっちだよ、着いてきて」
穂乃果の家に上がり込んで、穂乃果に導かれるまま彼女の部屋へと入る。
初めて穂乃果の部屋に入る。
純日本の造りの家屋に、年頃の女の子らしさでその古臭さが隠しきれてない、きれいな部屋だった。
「真姫ちゃんが上がるのは初めてだね。今お茶淹れるね」
「あ、お構いなく」
急須から緑茶がこぽこぽと音を立てて湯呑に注がれる。
そのあいだ、私は穂乃果の安らいでいる顔をじっと見ていた。
「はい、真姫ちゃん。お団子もどーぞ」
15:
差し出されたお茶菓子を前に、興味をそそられた私は、
「頂きます」と返して、湯気を立てているお茶を一口、すすった。
「それで、お話って?」
「……単刀直入に聞くわ。…ラブライブのこと。迷ってるんでしょ?」
ぽかん、とした顔から、すぐに悟ったように口を開く。
「ちょうど、誰かに相談したかったんだ。……私、どうすればいいかな?」
私が知る限り、私だけにさらけ出される、もう一人の穂乃果。
彼女の元気という眩しすぎる陽の裏にある陰ともいうべき本当に繊細な部分。
強がっているというわけでも、ただ弱いだけでもない。
単純に、氷の上に立つような、そんな不安ばかりに目がいっているのだと思う。
24:
でも、私の答えは決まっている。
真姫「……私は、穂乃果のためにも、出たいと思ってる」
穂乃果「私のため?」
穂乃果には要領を得ない回答だった、と少し反省を胸に刻みながら、続ける。
真姫「穂乃果、まだ引っ張られてるんじゃない?あの事」
きゅう、と唇をかむのが見える。
図星を突かれた格好で、顔を伏せる。
穂乃果「……そうだよ。本当はまた繰り返しちゃうんじゃないかって、それが怖いの」
真姫「…そうよね、けどもしそうなろうとしても、私はそばにいる」
穂乃果「え?」
25:
真姫「今度は穂乃果一人で引っ張るμ'sじゃなくて、みんなで一緒に進むμ'sとして」
穂乃果「……」
真姫「あなたが倒れそうになったら、私たちが支える。だから、その、…私が困っているときは、その時は……あ、んと…私を助けてほしい」
励ましてるはずなのに、なんだか自分で言っててぎこちない。
言えているかしら。
ちゃんと伝わってるかしら。
口下手な自分の気恥ずかしさに思わず自嘲して、淹れられたお茶を啜って、気恥ずかしくて目を逸らした。
やがて、湯呑に少なくなったお茶はすべて私の中に入っていく。
飲み干した湯呑を置いて、一息。
真姫「…ごちそうさま。私は帰るわ」
27:
穂乃果「え?もう帰っちゃうの?お団子とかもまだ残ってるよ?」
真姫「ええ。話したいことも済んだし、帰って勉強しなきゃ」
穂乃果「そっか。うん。わざわざありがとう。私のこと心配してくれて」
真姫「あたりまえじゃない。友達……だし」
穂乃果「……!そっか!真姫ちゃんも相談したいことがあったら、何でも言ってね!穂乃果、できることがあったら手伝うから!」
真姫「ええ、その時はお願い」
私は眩しい笑顔に見守られながら、静かに立ち上がる。
少しだけ痺れる足を引きずらないように歩いて部屋の引き戸に手をかけようとしたとき、後ろから温かいものが触れるのを感じた。
けれどもその正体はすぐにわかって、一つため息。
真姫「……ほんと、甘えんぼなんだから」
思わず少し毒づいてしまう。
でも、理由は知っているつもり。
穂乃果「……ごめん、少しだけ、こうさせて?」
真姫「……ええ」
大丈夫、穂乃果なら、きっと立ち直ってくれる。
そう信じているから。
40:
それから、穂乃果はみんなの後押しもあってぐんぐん元気になった。
前と同じくらい、ううん前よりも元気すぎるくらい。
まぁ、それはいいんだけど。
穂乃果「ねーにこちゃーん、トッポもらったけどいるー?」
にこ「んー?……いただくわ」
穂乃果「はい、あーん」
にこ「はあ!?何考えてんのあんた!?」
とまぁ、少し元気すぎてみんながタジタジになるほど。
まぁ、それが穂乃果のいいところでもあるんだろうけど。
穂乃果「えっ、あっ、だって、ことりちゃんは喜んで食べてくれるし、海未ちゃんもやってくれるんだよ?」
41:
それは幼馴染だからであって、誰も彼もがするわけではないと思うけど。
穂乃果「それとも……嫌だった?…ごめん」
にこ「あぁわかった、わかったわよ。……あー」
流石に鼻っ柱の強いにこちゃんでもあの元気の塊の穂乃果には勝てないみたいね。
穂乃果「えへへ、あーん……どう?美味しい?」
サクサクと口に含んで、もぐもぐするにこちゃん。
恥ずかしそうに眼を泳がせてる。
なんか、可愛いかも。なんてね。
にこ「ん……ま、まぁまぁね」
真姫「ふふ、照れちゃって」
42:
にこ「うっさい!穂乃果も次の準備してないで!」
穂乃果「ええー?じゃあ、次は真姫ちゃん!」
真姫「ええっ?」
穂乃果「ほらほらー、あーん♪」
にこ「真姫ちゃーん、御指名ですよぉ??」
にやつくにこちゃんの顔が憎らしく見えて、
その反対にはニコニコとあどけない笑顔を見せてきて、
そのどちらも私には嫌に映っていて。
私はまごつきながらこの状況を打開する策のためにただただ頭を巡らせた。
そして、一つ、私にしかできない言い訳がすんなり思い浮かんだ。
43:
真姫「あ、私今曲のアイデアが浮かんだから、音楽室に行ってくるわ!」
すると、二人は「ええ?っ!」と私に対して大ブーイング。
穂乃果「やっぱり、こういうのは恥ずかしいよね、ごめん……」
にこ「ちょっと穂乃果ぁ!それじゃあ私が恥知らずみたいじゃない!真姫もやんなさいよ!」
この場に凛がいないことが不幸中の幸いだった。
あの子もいたら、多分、いや間違いなく無理やりやらされていた。
今ばかりは運っていうのを信じていいかもしれない。
真姫「別に頼まれてやるものでもないでしょ。それじゃ」
私は平静を装って、部室から逃げるように足早に出ていった。
その後ろでわいのわいのにこちゃんが文句を言っていた気がしたけど、戻ってきたときに謝ればいいや、と軽く流した。
44:
音楽室で本当に何のアイデアもないまま、ピアノの前で座って十数分。
真姫「さて、どうしたものかしら……」
と一人思案していると。
穂乃果「まっきちゃーん」
真姫「うえぇあ!?」
穂乃果「もー、全然ピアノの音聞こえないと思ったら本当は何にも浮かんでなかったんだ」
少しいたずらっぽく笑う穂乃果の顔に、いまさら自分のやったことの後味の悪さを感じていた。
真姫「うぅ……そうよ。あれは逃げるための口実。本当は嘘よ」
穂乃果「ふふ、真姫ちゃん恥ずかしがり屋さんだからねー」
真姫「わかってるわよ。けどにこちゃんの前でやるのは何があってもお断りよ。あの子意地悪いから」
45:
穂乃果「そっか。……じゃあ穂乃果とだけなら、やってくれる?」
真姫「はぁ!?」
穂乃果「あ、やっぱり、ダメ?」
真姫「なっ、ななな!あ、あ、ああああたりま……」
当たり前だと言い切ろうとしたのに、言い切れなかった。その瞬間、あの顔が一瞬見えたから。
すっかり私は彼女のペースに乗せられてしまっていた。
真姫「……わかった。…やるわよ」
穂乃果「えへへ、よかったぁ。そう思って、はい、あーん」
真姫「……ここ、飲食禁止よ?」
穂乃果「固いこと言わないで。ほら、口あけてー」
46:
真姫「……ぁ」
目を閉じて、小さく口を開けて、穂乃果が口に入れるのを待った。
けれどもなんだか落ち着かない。
こんなこと早く終わらせて、にこちゃんに土下座の一つでも入れたほうがマシに思えるくらい。
だけど早くして、と急かすのも嫌な感じがするから、それなら自分から何かしよう、と思って。
どうせニコニコ笑顔で私の口にそのお菓子を放るだけだろう、と思って左目を開けると。
穂乃果「んー……あ゛っ」
目に映ったのは、口にお菓子をその先を入れようとするのに失敗して、冷や汗をかく穂乃果だった。
真姫「あ、ば、ばば、ば……」
胸がどんどん熱く、頭がお湯のように沸騰しそうになる。
穂乃果「い、いやぁ、これは、その……あはは」
真姫「ばかあぁぁあぁーっ!」
溜まった熱は、音楽室を抜けるくらいの叫びになった。
47:
音楽室を後にした私たちは、そのまま部室に歩みを進めていた。
実際には私が戻っている最中で、その周りを穂乃果が散歩中の犬よろしくぐるぐる回っている、といったほうが正しい。
穂乃果「まきちゃ?ん、機嫌直してよ?」
真姫「あぁぁあもうほんっと信じられない!あんなことするようならもうならもう2度とやらないわよ!」
穂乃果「ごめんって……ただ、少し出来心で……」
真姫「ふんっ」
穂乃果の無茶振りなんて毎度のことだったのに、どうしてか今日は冷静に処せない。
それに私は穂乃果と顔を合わせようともしないでいる。
抱き付かれることだって今に始まったことじゃないのに。
穂乃果「……真姫ちゃん」
48:
彼女の呼ぶ声は、いつの間にか教室の半分くらい遠くになっていた。
ハッとして振り返って見ると、またあの切なさの混じる昏い顔。
穂乃果「ごめん、ごめんね。嫌だったよね、そういうの全然、わからなくて、ごめん」
真姫「あっ、な、なにやってるのよ!」
穂乃果「だって、だってぇ……」
周りにも人がいるのに、そんなところで泣きださないでよ。
……言葉が出ない。
どうして……そんなにも弱くなるの?
私だって、全然強くないのに。
へそ曲がりで、意地っ張り。
49:
あなたの気持ちが分からないばかりに、あなたを泣かせる私に、どうしてあなたは。
……ばかみたい。考えなくていいことまで考えて。
もう、どうにでもなれ。
気づいたら私は穂乃果の肩を抱いていた。
少しでも気休めになってほしい。
真姫「ごめん、こんな私だから……」
穂乃果「……ぷくくっ」
真姫「え?」
穂乃果「なーんちゃって!おっさきー!」
50:
ぽかんとしている私を置いて、穂乃果は部室へと走っていく。
……もしかして、はめられた?
ちょっと。ちょっとそれじゃあ私……バカみたいじゃない!
真姫「待ちなさい!穂乃果!騙したわねー!」
穂乃果「へっへーん!お返しだよー!」
真姫「ほのかぁぁー!」
もう廊下を走っちゃいけないとか、校則とか関係ない。
私をコケにした罪を穂乃果にきっちり返してもらわないと。
51:
短いけどここまで
52:

ほっこり
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