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憂「私を信じて!唯は才能あるから!」
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1:
憂「ほら唯!遅刻するよ!」
唯「待ってえお姉ちゃん?!」
憂「急いで唯!まだ間に合うから!
初日から遅刻なんてシャレにならないんだからね!」
唯「う、うん分かってる・・・あっ!」ビリ
憂「ストッキングが!?もうしょうがないなあ!私がやる!」
唯「やだ!はっ恥ずかしいよお姉ちゃん!自分で出来る!」
憂「ダ?メ!お姉ちゃんの言う事を聞きなさい!」
唯「あう?・・・」
3:
憂「ふぅ・・・この電車に乗れたからもう大丈夫だよ唯」
唯「・・・ねえお姉ちゃん手、繋いでいい?」
憂「ん?いいよ」ギュッ
唯「てへへ・・・(お姉ちゃんの手あったかい)」
憂「でも唯も、もう高校生なんだから
その甘えん坊を少し直さなきゃね」
唯「ぶう?!またお姉ちゃん唯を子供扱いして!」ギュー
憂「あ、いたた・・・ギブギブ!」
4:
律「お?憂!私達同じクラスだってさ?!」
憂「本当だ!嬉しいな!」
紬「憂ちゃん私もだよ♪」
憂「すごい!それじゃもしかして・・・」
澪「なかった」
律「だよなあ?!」
紬「これが現実よね」
5:
澪「なんだその言い方は!まるで私がいなくて良かったみたいな!」
律「おいおい、んな訳ないだろ?!
ただ四人全員一緒ってのは流石に難しかったな?って思っただけだよ!
な!ムギ!」
紬「うん!うふふふっ」
憂「澪ちゃんだけ離れるなんて・・・残念だな」
澪「憂・・・」ウルウル
律「まあまあ?!澪ちゃん寂しかったら?、
いつでもうちのクラスに遊びに来ていいからぁ?!」バンバン
澪「ゴホッ・・・ありがとう律・・・
(こいつはどうでもいいが憂には会いたいからな)」
7:
和「唯!どうやら同じクラスの様ね」
唯「和ちゃん!良かったよお?!またお世話になります!」
和「お世話させる気満々ですか!?」
唯「あっでも和ちゃんと一緒になれて素直に嬉しいよ!」
和「ふふっ唯ったら・・・私もよ」
梓「・・・えっと私のクラスはここか」
10:
・・・放課後
律「今日はカモ・・・もとい新入生を勧誘するのだ!」
紬「おー!」
律「我が軽音帝国は戦力を補強し!より磐石な基盤を築き!
やがては部活統一という悲願を・・・」
澪「マジメにやれ律」
憂「りっちゃんビラ作ってきたけど・・・こんなんで良かったのかな?」
律「お?お?これは!素晴らしいよ憂?!」
さわ子「みんな!私も顧問として準備してきたわ!」
律「おお!・・・ってこれは・・・」
12:
和「あ、なんか変なぬいぐるみがいる」
唯「本当だ!わ?い!」
鶏(憂)「軽音部です!新歓ライブやりま?す!
(あっ・・・唯!?)」
唯「へへ?犬さん犬さん」ナデナデ
犬(律)「はいこれ!観に来てくださいね?!
(あれは唯ちゃんの友達か?釣れないかな?)」
和(軽音部って事はこの中に憂さんがいるのかな?)
せんとくん(澪)(ていうか逆効果だろこれ・・・みんな引いてるよ。
恥ずかしい・・・)
犬(律)「おい澪・・・じゃないせんとくんもちゃんと勧誘しろよ?」
猫(紬)「軽音部よろしくにゃん!」
14:
唯「お姉ちゃんもかわいいよ?!」ガバッ
鶏(憂)「あっ!ゆ、唯ったら・・・」
犬(律)「うお!見破った!?」
猫(紬)「にゃんにゃんにゃん♪」パヤー
和「あの着ぐるみの中に憂さんが・・・興奮するわ!」ハァハァ
せんとくん(澪)「(うう・・・恥ずかしいけどやらなきゃ)
け、軽音部です・・・観に来てください・・・」
梓「ひっ!?・・・あ、ど、どうも」ビクッ
15:
・・・翌日
律「いよいよ本番だな?!ほいじゃボーカルはどうする?」
澪「全部憂でいいだろ!わわ私は無理だからな!」
紬「でも一曲ぐらいは澪ちゃんがやった方がいいんじゃないかしら?」
律「そうだよウケてたじゃん!(パンツで)もっと自信もてよ澪!」
澪「やだやだ絶対やだあっ!」
憂「私は澪ちゃんのボーカルも聴きたいな!」
澪「・・・うっ」
16:
憂「澪ちゃんなら大丈夫!あんなに練習したじゃない!」
澪「憂・・・(だってそれは憂が一緒にやろうっていうから)」
憂「前も大丈夫だったんだから今日だって大丈夫だよ!」
澪「憂・・・わ、分かった・・・い、一曲だけ」
憂「澪ちゃん頑張ろうね!」ガバッ
澪「あ、ああ・・・」ポー
律「大丈夫っていうかパンツは見せてたけどな」
紬「りっちゃん余計な事は言わないの!今大事な所よ!」
17:
唯「和ちゃん和ちゃん!急がないと!
お姉ちゃんの新歓ライブ始まっちゃう!」ダー
和「そうね!加しましょう!」ダー
先生「こらー!廊下は走るな!」
ドンッ
唯「あっ!ご、ごめんなちゃい!」
梓「てて・・・あ、こっちも前見てなかったから」
唯「あ!同じクラスの!」
和「二人とも大丈夫?廊下は気をつけて走らないと」
18:
走っちゃダメだww
19:
唯「ねえ・・・えっと」
梓「中野梓です」
唯「そっか!じゃああずにゃんだね!
私は平沢唯だよ!」
梓「!?(あ・・・ありのまま今起こった事を話すわ!
『私は初対面同然のクラスメイトに自己紹介しただけなのに
攻で変なあだ名をつけられていた』
な・・・何言ってるのか分からないと思うけど
私も何をされたのか分からなかった・・・
頭がフットーしそうだよぉー!)」
21:
唯「ね?あずにゃんも一緒に新歓ライブ行かない?
私のお姉ちゃんがやるんだ!」
梓「し、新歓ライブ?・・・別にいいけど」
唯「わ?い!じゃあ早くいこ!あずにゃん!」ギュッ
梓「はあ・・・(あっ手を・・・!)」
和「大丈夫あなた?顔真っ赤だけど」
23:
・・・新歓ライブ会場というか体育館
和「良かったわ!まだ途中みたい!」
唯「あっお姉ちゃんだ!お?い!」ブンブン
憂(あっ唯だ!観に来てくれたんだ!)ニコッ
梓「お姉ちゃんって・・・あのポニテの人?」
和「そうよ。よく分かったわね」
24:
梓「あ、ちょっと平沢さんに似てたから・・・」
唯「唯でいいよあずにゃん?!」
梓「え?うん・・・ゆ、唯・・・」
唯「か?わいい!」ガバッ
梓「あ、あうあう・・・」
和「私もね和でいいわよ梓」
25:
ジャカジャカジャカッジャカッジャカッ♪
和「あっ始まった!」
唯「和ちゃん和ちゃん!お姉ちゃんが歌ってるよ!」
梓「上手い・・・!」
唯「うんお姉ちゃん歌上手なんだよ!」
梓「いや歌も上手いけどギターが・・・(一人だけものが違う!
高校生でこれ程のテクニックを持ってる人がいたなんて!)」
それもその筈、憂は一年前まで初心者だったが、
今ではバンド内の誰よりも上手くなっていた。
ていうかプロレベルだった。
26:
梓(すごい・・・完璧かつメロディアスなギター・・・
カッコいい・・・感涙)
唯(あずにゃん泣いてる・・・
背が小さくてよく見えないから悔しいのかな?
・・・よし!)
梓「わ、わわわっ!?ちょ、ちょっと唯!?」
唯「合体だよあずにゃん!」プルプル
和「ちょ、ちょっと唯!肩車なんて大丈夫・・・」
ズテー
梓「い、いたた・・・ちょ、ちょっと邪魔しないで!」フー
唯「ごめんあずにゃん・・・」
27:
・・・音楽室
律「いや?新歓ライブ!大成功だったな!」
澪「その割に誰も来ないな・・・」
紬「どうしてでしょう?」
憂「困ったねえ」
律「こうなったら唯ちゃんを入れるか?!」
澪「唯ちゃんは家の事で忙しいだろ」
憂「あはは・・・そうだね
(まだほとんど私もやってるけど・・・)」
28:
梓「・・・あの?済みません・・・」
憂律澪紬「「「「!!」」」」
梓「入部希望なんですけど」
律「なにーーー!!」
梓「!?」ビクーッ
律「確保だーーー!!」
憂澪紬「「「ラジャーーー!!」」」
梓「えっえっ・・・きゃあああああああ!!」
29:
律「名前は?」
梓「中野梓です・・・」ビクビク
律「へへへ・・・それでどうしてうちに来たのかな?」
梓「は、はい新歓ライブで感動して・・・」ビクビク
律「ほほう・・・それでどの辺りに感じちゃったのかな?」
憂「りっちゃん抑えて引いてるから」
紬「怯えなくてもいいのよ・・・はいこれでも飲んで落ち着いて」ニコ
梓「あ、ありがとうございます
(なんか優しそうな人だ・・・紬先輩って言ったかな)」
澪「で、パートは何を?」
梓「ギターです」
31:
律「ギターかあ?!憂と一緒だなあ?!」
憂「ちょっと弾いてみる?」
梓「いいんですか?わ、私なんか下手糞ですが・・・」
律「力抜けよ。憂だってここに入るまでは初心者だったんだぜ」
梓「・・・え?」
澪「初めは憂が入ってくれないと廃部寸前だったから
無理矢理だったんだけどな」
憂「みんなが助けてくれたから何とかここまで弾けるようになったんだよ」
紬「ううん憂ちゃんも頑張ったから」ニコニコ
梓「・・・やります」
32:
ギャギャーン!チャラリチャラリチャラリラー♪
憂律澪紬「「「「・・・」」」」
梓(無反応だ・・・やっぱり下手なんだー!)
憂「すごい・・・」パチパチパチ
梓「え?」
律「即戦力じゃねーか!こりゃ演奏の幅が広がるぜ!」
33:
澪「いつからギターやってるの?」
梓「あ、あの両親がジャズバンドやっていて小4から・・・」
律「両親が音楽家!?サラブレッドかよ!」
紬「しかもかわいい!」
憂「あはは・・・これじゃ私が教わる様だね?先輩なのに」
梓「何言ってるんですか!?私より憂先輩の方がずっと・・・
そうだ私も憂先輩の演奏が聴きたいです!」
憂「ん?別に構わないけど」
34:
ビャッビャッビャッジャカジャカジャカジャカーン♪
梓(カッコいい?・・・)ジワッ
律「あ?やっぱ憂もすげーな!」
澪「律も感心ばっかしてないでもっと上手くなれよ」
律「やかまひー!りっちゃんはいつだって最高なの!」
紬「うふふ」
梓「憂先輩・・・本当に始めてから一年なんですか?」
憂「そうだよ。梓ちゃん私にも色々教えてね」
さわ子「待たせたなみんな!」バーン
35:
律「いや待ってねえし」
カーテン|さわ子「なんだとー!顧問だぞー!偉いんだぞー!」ウルウル
澪「いじけても似合いませんよさわ子先生」
さわ子「あら?かわいい子ね」ジュルリ
梓「!!」ビク
さわ子「入部希望の新入生って所かしら?初々しいわね・・・」
憂「ちょっと先生!ダメですよいきなり!」
36:
さわ子「うっさいわね?首をへし折られたいの?」
律「教師の言う台詞か!」
梓「だ、誰なんですかこの人・・・」ビクビク
さわ子「顧問だって言ってんだろアウイエー!!」
梓「ひぃっ!!」ビクゥ
紬「まあまあまあまあ」
憂「ほ、ほら犬耳!コスプレなら私がやりますから!」
さわ子「ほう・・・そういう事なら今日の所は勘弁してやるか」
憂「・・・ほっ」
37:
さわ子「なんて言うと思ったかこの小娘が!!」クワッ
梓「ひいいいいいぃっ!!」ビックゥ
律「はいさわちゃ?ん!いい加減にしようね?!」ガシッ
憂「悪ノリも大概にしないと面白くないですよ?!」ガシッ
さわ子「ぎゃあああああ!!ぎゃああああああ!!」バタバタ
梓「あ・・・あああ・・・」
澪「怖い怖い怖い怖いムギ助けて・・・」
紬「よしよし」ポンポン
40:
憂「ただいま?!」
唯「おかえりお姉ちゃん!晩御飯できてるよ!」
憂「唯!いつもありがとう!」ガバッ
唯「う、うん・・・なんて事ないよこれくらい・・・」ポー
憂「ライブも観に来てくれたよね」
唯「うん!お姉ちゃんカッコよかった!」
憂「えへへ・・・嬉しいな」
41:
憂「へえ?、じゃあ梓ちゃんは唯の友達だったんだ」
唯「あずにゃんは心の友ですはい」
憂「出会ってすぐ心の友か?すごいね?」
唯「お姉ちゃ?んあいす?」
憂「はいはい」
唯「あずにゃんも軽音部・・・軽音部ってそんなに楽しいの?」
憂「楽しいよ?」
唯「ふ?ん・・・」
42:
唯「ね、ねえお姉ちゃん!私もギターやってみていいかな?」
憂「んっ?いいよ」
唯「わ?い!唯ちゃんギター装備!カッコいい!
それでどうやるの?どうやるのこれ?」
憂「じゃあ簡単なのからね」クスッ
唯(あっお姉ちゃんがこんな近くに)ドキドキ
43:
唯「こ、こうかな?」
ジャラーン♪
憂「そうだよ!上手だよ唯!」
唯「ほ、ホント?てへへ・・・」
憂「ん!私より才能あるよ!」
唯「えっ?お、お姉ちゃんにかなう訳ないじゃん私なんか」
憂「そんな事ないよ!私を信じて!唯は才能あるから!」
唯「お姉ちゃん・・・うん!」
44:
・・・翌日
唯「おはようございますふへ?ふへへへへへ」
和「唯?朝なのに死にそうな顔して・・・一体どうしたの?」
唯「ちょっと?夜更かししちゃって?」
和「ゲームは程々にしておきなさい」
唯「違うよ?ちょっとギターいじっててさ?」
梓「あれ?唯もギターやるの?」
唯「そ、それが・・・昨日お姉ちゃんに教えてもらって
はじめてやったんだけどハマっちゃって」
45:
和「憂さん人を乗せるの上手いからねえ」
唯「うん・・・それでね、私も軽音部入る事になった」
梓「へえ?じゃあ私より下っ端ね」
唯「え?!なんで?!あずにゃんと私同い年じゃん!」
梓「だって私はすでに入ってるし!事実上唯は私の後輩!」
唯「ガーン!」
和「んなわけあるか」
46:
・・・放課後
律「へえ?唯ちゃんも軽音部入ってくれるんだ?」
唯「あのあの・・・よ、よろしくお願いしましゅるっ!」
紬「そんな畏まらなくていいのよ唯ちゃん。
知らない仲でもないし(噛んだ・・・かわいい・・・)」
澪「でも家事の事はどうするんだ?憂の両親って
あんまり家にいないんだろ?」
憂「それなら交替でやれたらなって思ったんだけど・・・」
梓「え?」
47:
憂「私が家事やる時は唯が、唯が家事やる時は私が部活に出る。
わがままって分かってるけど・・・」
梓「何言ってるんですか憂先輩!そんな話聞いた事ありませんよ!」
澪「確かにな・・・」
唯「あう?・・・や、やっぱり無理だよお姉ちゃん・・・」
律「でも唯ちゃんこんなにやりたがってるし気持ちは分かるよ」
紬「いいんじゃないのかしら」
50:
梓「う、憂先輩がいない時があるなんて私は嫌です!
唯なんてまだ初心者だし合わせたりとか出来ないし・・・」
憂「梓ちゃん・・・私だって一年前は初心者だったんだよ。
でもみんなはちゃんと私の成長を待っててくれた」
梓「憂先輩は特別なんです!唯が憂先輩の様に出来る筈がない!」
憂「そんな事ないよ!唯はきっと私よりも才能がある!」
梓「!!」
唯「も、もういいよ!お姉ちゃん!あずにゃん!私諦めるから!」
52:
律「まあ待てよ・・・憂の提案に乗ろうじゃないか。
毎日入れ替わりって訳じゃないだろうし、
二人とも出れる時もあるだろ?」
憂「毎日顔は出すつもりだよりっちゃん」
紬「いいと思うわ」
澪「こ、後輩が多い方が将来的にいいかもな」
唯「み、みなしゃん・・・」
梓「・・・」
55:
憂「梓ちゃん」
梓「は、はい憂先輩もう分かってます・・・」
憂「ごめんね今日は唯の事お願い」ギュッ
梓(憂先輩の手あったかい・・・でも行っちゃうんですか?
今日すごく楽しみにしてたのに・・・)コクッ
憂「ありがとう梓ちゃんみんな!じゃあ今日は先に帰るね!」
律「お?気をつけてな?」
唯「お姉ちゃん私頑張る!」キラッ
56:
唯「た、たらいま・・・」
憂「おかえり唯!ロールキャベツ出来てるよ!」
唯「ロールキャベツ・・・?ロールキャベツ!」
憂「ロールキャベツ!ロールキャベツ!」
唯「ロールキャベツ!ロールキャベツ!」
57:
憂「その様子じゃ、こってり絞られたようだね」
唯「う?きつかった・・・主にあずにゃんが」
憂「お姉ちゃんも唯をお願いって言ったからね」
唯「でもムギちゃん先輩のお茶とお菓子はおいしかった?!」
憂「ふふっでしょ?」
唯「それから色々着せ替えやって楽しかった!」
憂「・・・さわちゃん・・・」
唯「でもあずにゃん練習にならないってちょっとキレてた」
憂(梓ちゃん・・・明日は優しくしてあげないと・・・)
58:
・・・翌日
唯「あずにゃんおはよ?!」
梓「唯!今日は憂先輩の日よね!?」
唯「う、うん」
梓「良かった・・・(昨日はお菓子だのコスプレだの
何の部活ですかって感じだったもん。
憂先輩がいなかったからよねきっと)」
唯「そんなにお姉ちゃんがいいのかあずにゃんめ!」コショコショ
梓「あうっちょ!あひゃひゃ唯やめへへそそこ弱いからあぁっ!」
和「朝から元気ね?」
59:
唯「今日は私、自分のギターを買うんだよ?!」
梓「それはいいね。唯がギター独占してると憂先輩が練習出来ないし!」
唯「うん!それにねお姉ちゃんが私と一緒に演奏したいって!」
梓「そ、そう・・・(なんかムカつくわ)」
和「お金は?」
唯「5万です!・・・こ、こんな大金持った事ねえです・・・」ガクガク
和「無くさない様にね(心配だわ・・・)」
60:
律「うわ?ん憂!数学の宿題忘れちゃったよ?!」
憂「また?もうりっちゃんしょうがないなあ・・・」
律「へへっ悪いな憂!愛してるぜ?!」
憂「もう?!次はちゃんと自分でやってきなよ?!」
紬(憂ちゃんもいいけど唯ちゃんもかわいかったなあ。
あんなに私に懐いちゃって・・・うふふふ)
61:
憂(ん?下駄箱に手紙が入ってたから来てみたけど・・・
こんな所に呼び出して・・・誰なんだろ?)
澪「私だ」
憂「ああ澪ちゃん・・・ってこれまさか澪ちゃんが?」
澪「あ、ああ・・・」
憂「どうしたの?こんな回りくどい事しなくてもいつでも会えるのに」
澪「う、憂と二人きりになりたかったんだ!」
62:
憂「ん?何か相談事?私で良ければ」
澪「だ、だからあのその・・・私とつつつつ」
憂「つまんで欲しいの?」
澪「ええっ!?」
憂「それならそうと遠慮しないで言ってくれればいいのに」クニクニ
澪「あっ・・・そ、そこはぁ!」
憂「ほら私のも触っていいよ」ハラリ
66:
澪「はうあ!(憂の胸が!この世の奇跡とも言うべき
美しい形と色をした憂の生乳が眼前に!?)」
憂「さ、澪ちゃんも恥ずかしがらずに」
澪(現実かこれ?いや現実だ!
つねっても痛くないけど紛れもない現実!)
ホアーンホアーンホアーン・・・
澪「う、ういいいいいいい!!」
先生「やかましい!廊下に立ってろ秋山!」
67:
・・・放課後
梓「失礼するです」
唯「やっほ?!」
紬「唯ちゃん!梓ちゃん!丁度お茶とお菓子を用意した所だよ!」
唯「わ?いムギちゃん先輩優しい!」
憂「梓ちゃんここ座る?」
梓「れ、練習はどうしたんですか?
(う、憂先輩までそんな・・・)」
律「かて?事いうなよ梓?これも部活の一環ってやつなの」グダグダ
69:
憂「もちろんちゃんと練習もするよ?
でも折角ムギちゃんが用意してくれたんだから・・・ねっ?」
梓「わ、分かったです(憂先輩の隣ってだけでどうでも良くなってきた)」
澪(ちっ梓の奴ニヤけやがって・・・私の憂に触れたら殺す)
唯「ムギちゃん先輩!私この後ギター買いに行くのです!」
紬「あら?そうなんだ」ニコニコ
律「なんだ?唯一人で買いに行くのか?ちょっと心配だな」
憂「や、やっぱり唯、私が付いて行った方が・・・」オロオロ
梓「えぇー!?(また憂先輩いなくなるの!?)」
70:
唯「私一人で出来るもん!」キリッ
律「・・・しゃーねぇ、ここは部長である私が」
紬「私が唯ちゃんに付き添うわ!」
唯「えっほんと?ムギちゃん先輩が付き合ってくれるの?」
澪「あ?ギター屋はムギの会社の系列だったな・・・」
憂「ムギちゃんなら安心だね!良かったね唯!」
律「いやあの私が・・・まあいっか・・・」
梓(憂先輩が付き合うんじゃなくて良かったです)ホクホク
73:
憂「ただいま!」
唯「お姉ちゃんお帰り?!
でもごめんまだご飯作ってないや・・・」
憂「いいよいいよ一緒に作ろう。
それでギターは買えたの?」
唯「うん!これこれ!」ジャーン
憂「それってレスポールじゃ・・・良く5万で買えたね」
唯「ムギちゃん先輩が店員さんに頼んでまけさせてくれた!」
憂「へえ?、ムギちゃんがいて良かったね!」
74:
唯「これでお姉ちゃんと競演出来るよ!」
憂「そうねでもまず練習しなきゃね」
唯「じゃあポーズの練習から?」シャキーン
憂「あはは唯何のポーズそれ!?
カッコいいカッコいいけど!」
唯「てへへ・・・」
お姉ちゃん私頑張るよ!
いつか同じステージに立つ事を夢見て・・・
おわり
75:
終わりかよw
83:
面白かったよ、乙?
87:
?番外編?
唯「澪ちゃん先輩の歌詞ってすっごくいいよね!」
澪「そ、そうか?」
唯「うん!すっごくいい!」
澪「ありがとう唯・・・で、どこが?
(私は憂一筋なんだ!でも唯って憂の妹だけあってかわいいんだよな。
それがこんな無邪気な笑顔で・・・は、反則だ・・・)」
紬「唯ちゃんお菓子あるよ?」
唯「えっ?ほんと!わ?いムギちゃんのお菓子だ?!」
澪「あれっ」
89:
紬「唯ちゃんおいしい?」
唯「うん!ムギしゃんら?いしゅき!」モグモグ
澪「おいちょっとムギ!私は唯と歌詞の話をだな」
紬「あらお菓子を食べながらでも十分じゃないかしら?」
澪「・・・んだぁ?」ギロヌ
紬「うふふ?」ニコニコ
90:
唯「まあまあ二人とも!落ち着いてくだしゃれ!
はい!仲良しの握手!」ガッシーン
澪(癪だが唯の手が・・・)カァ
紬(唯ちゃんったら・・・)ポッ
律「なあ憂・・・唯って将来けっこうな悪女になるかもな」
憂「は、はは・・・」
梓「憂先輩!あんな人達ほっておいて一緒に練習しましょ!」
おわり
91:
読んでくれた人ありがとうごぜーやす
いい加減に寝る
92:
おつ
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