【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話しを集めてみない?『木の下でまわる私』back

【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話しを集めてみない?『木の下でまわる私』


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2:
マジ怖かった。
さっき仕事終わって家に帰る途中、あ、世田谷区です。
閑静な住宅街で薄暗い一方通行の細い道なんだけと、家と家の間になんか人影が見えて(狭い幅60センチくらい)目をこらして見ると、50歳過ぎくらいのおっちゃんが包丁持って体育座りしてんの。
走って逃げると追いかけられると思って気づかないふりして歩いて通りすぎた。
自分の家が近かったがつけられるとやだったから駅前のコンビニ行ってとりあえず警察電話したよ。
疲れた。
73:
幽霊とかよりもこういうリアルな話が一番恐い。
119:
プレス事故
http://school5.2ch.net/test/read.cgi/job/1132085799/
48 :名無しさん@引く手あまた :2005/10/05(水) 16:05:00
高校中退の超可愛い17歳の女の子がプレスで親指以外の指4本落とした時は両親や兄弟が来て
大騒ぎになった。破損した指はぐちゃぐちゃで原型留めてなかった。裁判沙汰になった
がどうなったか知らん(社長は今も健在なので金でカタがついたのだろう)。その後一度
夏に道ですれ違ったが、真夏なのに片手だけ分厚い手袋をしてたよ。顔は綺麗なままだが
すっかり鬱っぽくなってた。おれなら貰ってやったが。
49 :名無しさん@引く手あまた :2005/10/05(水) 16:05:45
あの女の子が事故にあったときはマジで凄かった。男なら切れた指の根元を押さえて
うずくまってしまうのが普通だが、あの子の時は泣き叫びながら、のたうち回った。見てる俺らも
怖かったよ。指4本一気だったのとショックが強すぎたのだろう。押さえるのに男3人かかったからね。
あの時の事故の後はその女の子の友達の女の子と若い工員が2人辞めた。あの子はまだ若いし立ち
直って欲しい。
132:
ノック
風呂に入って頭を洗っていたときの事
コンコン
と風呂のドアをノックされた。妹かと思い
『なに??』
と聞いたが返事無し。気のせいかと思ってまた洗い始めると
コンコン
とまたノック。
これが3?4回繰り返されていい加減腹が立ち無視した。
すると
コンコン…コンコン…ドンドン…ドンドン…
とだんだん音が大きくなって言って、最後にはドアが壊れそうな程大きな音で叩かれた。
私は恐くなり下をむいて震えてたら音がやんだ。
恐る恐るドアの方に目をやると、すりガラスの部分に女がべったりくっついてこっちを睨んでいた
134:
隣の女
もう11年も前の話だが
東京の大学に通うために一人暮らしをしていたときに体験したこと
3F建てのアパートの東の角部屋に入居することになった
築年数も浅いしなにより安いのと角部屋っていうのに惹かれた
バイトも近くの飲食店でバイトが決まったし
はじめての一人暮らしというのもあって
大学→バイトと忙しい毎日を送っていたけど結構充実してた
そして大学にも慣れてきたある日のこと
バイトが終わって家に着いて時刻は8時30分頃シャワー浴びて課題終わらせて
(飯は飲食店でタダで夕飯は食べてた)テレビなんとなく観て0時30分くらい
になったからもう寝ようとおもって寝た
すると2時くらいにガチャリとドアの鍵を開けて隣の住人が帰ってくる音で目が覚めた
ずいぶん遅くに帰ってくるんだなと思いつつそのまま目を閉じていると
隣の部屋からぶつぶつ声が聞こえる
電話だ。声はどうやら女の人のようで ときどき大きな声で笑ったり
またぶつぶつ静かになったかと思うとまた大声で喋りだしたりしてウルサイw
高校まで両親と姉と暮らしていたからわかるが女ってやつは電話でしゃべると
やけにうるさいもんでwあんなに大きな声で喋らなくても通じるだろうと
おもうんだが。たぶんみなさんも覚えがあるとおもいますがw
で。結局寝不足で朝・・・それがその日だけだったら良かったんだけど
それから毎晩つづくようになった・・・
つづく
135:
大学→バイト→課題→寝る→二時頃ガチャリ→アハッハ オッホッホ→寝不足→大学
こんな日々がつづいてだんだん疲れが溜まってイライラしてきた
慣れない都会暮らしだからこんな時どうすればいいのかわからないし
田舎者なので妙に保守的っていうかw当時は・・東京に出てきたばっかの
人ならわかると思うけど田舎特有の事なかれ主義ってやつが自分にはあったので
うるさいけど我慢してたw
だけどそれから何日かして寝不足や疲れがピークに達していた日があった
一人暮らしはじめたばかりだし慣れない生活で精神的にもホームシックぎみ
だったのかもしれないけどイライラして全然眠れなかった。
なんども寝返りをうっていると隣でガチャリと鍵を開ける音がした
またあの女だ!しばらくするとまたいつものようにしゃべり声が聞こえてきた
布団をかぶって声が聞こえないようにしてもダメ。聞こえないようにすると
逆に意識して声が聞こえるようになる。(それにしても何なんだ!こんな時間に!
クソ女がw)もう自分の中で怒りがおさえきれなくて布団のなかでコブシで
どんどん叩いてた。そしてまた女の笑う声が聞こえて・・そこでブチ切れた。
「てめえこんな時間に電話なんかしてんじゃねえっ!何時だとおもってんだ!
ねれねえじゃねえか!じょうしきわかんねぇのかクソ女!まじでいいかげんに
しやがれっ!」って罵詈雑言を浴びせてw(多分もっと意味不明のこともいってたかも
しれんw)近くにあった目覚まし時計(押すと光るやつ)隣の壁にブン投げた!
(当然壊れたw)
そしたらシ?ンとしずまりかえってしまって何の声もきこえなくなり
怒ったせいか疲れのせいかそのままぐっすり眠ってしまった
それ以来夜電話する女の声は聞こえなくなったのだが・・・つづく
136:
夜電話する女の声はあの夜以来ぴったり止んだ。
ちょっと強く言い過ぎたかもしれないけどこれでゆっくり眠れるな
隣の女の人にはそのうち会ったら「あの時はいいすぎちゃってすみません」って
言っとけばいいよなwとか思ってた
その日も疲れてたからすぐに寝た・・
夜2時30分頃 ガチャリ・・し?ん・・・
電話の声はしない よかった寝れると思ったが寝れない・・
なぜか神経がピリピリして眠りにつけない
自分でも何で眠れないかもわからない。ただ・・
なんかすごく不安で不安でその時は眠れなかった朝まで布団かぶってた
自分の部屋の中にいるのにドキドキする。今思うと高校の夏休みに東北を原付で
一人温泉めぐり旅に行ったときのシーズンオフのだれもいないキャンプ場でテント
をはって寝た時のような心細さだった
眠れない日々はその後もつづいた はっきり言って限界だった
女の電話がしなくなってから一週間がすぎたころ
その日も浅い眠りで夜の2時30分になった
ガチャリ・・ 女が帰ってきた
部屋の中を歩く のし のし って音まで聞こえてくる
神経が過敏になっている証拠だwいかんいかん寝よ寝よ!
眠れない 時間ばかりが過ぎる イライラして何度も寝返りをうった
何度目か寝返りをうったとき 
自分の目を疑うようなものを見てしまい声もでなかった・・
142:
南側にベランダがあって(まあ普通は南だがw)大きな二枚ガラスの引き戸
になっている それに青いカーテンを閉めていたんだけど その青いカーテンの
向かって右側の隙間から縦に二つ目がのぞいてんだよ!ベランダとベランダの
間は五十センチくらいあいてるんだぜw
なのに向こうのべらんだから体を乗り出して グイッ ってかんじで
のぞいてんだよ!隣のおんなだよまちがいない!
もう怖いっていうより気持ち悪くって総毛立つって意味がほんと
よくわかったよw頭から耳にかけげグワワ??!って
じ???っと覗かれてるのは気づいたけどそのまま知らんぷりしてたんだよ
ほんと気持ち悪かった!気持ち悪くて怖くて吐き気がして意味も無く体が
ぶるぶる震えるし
たまにチラ見すると無言でじ??っと見る視線まじでトラウマ
布団にくるまって震えて4時くらいだったと思うけど あの嫌な質感と視線が
消えたきがして そ??っと布団の隙間からのぞいたらやっといなくなってた・・
その夜からまた電話の声が聞こえるようになったよ ああ夜の2時30分にね
親に無理言って一週間でそのアパート引っ越したよ
まだ一ヶ月しか住んでなかったけどもう無理w
今思うと絶対あの女 あの怒鳴った次の日からあの隙間から覗いてたと思う
ずっと視線を感じてたから本能的に眠れなかったんだと
もしくは変な呪いでもかけてたのかもしれないけどほんと気味悪い思い出w
あれ以来 隣人とのトラブルはなるべく避けるように努力してるよ
あと忘れたいけど隣の女の名前【大宮】猫のシールがポストに張ってあった
あのアパートはいまはもうない
152:
紫のジャージ
これは、一番人に話すのに気が引けて、一度しか話したことのない話。
寝ていると、明け方金縛りに。
よくあるので、気にせずに眠ろうとしたが、低いお経の声が聞こえる。それがうるさくてうるさくて眠れない。
必死に金縛りを解こうと、指先に神経を集中させる。指を動かし腕を振り、金縛りを解く。
お経もやみ、台所の母の声やテレビの音が聞こえてきた。
私はほっとして、壁に向く方へ寝返りをうとうとしたのだ。が、ぎょっとして再び固まってしまうことになる。
壁から何かが出てくる。
まるい、肌色の、つやつやしたもの。
下に突起。
がりがりの腕も2本でてきた。
くねくねと、壁から這い出ようとするそれは、まるいものをゆっくりこちらへ向けた。
突起は鼻だった。
坊主頭で、目にどす黒い隈のある男だ。
「なぁ…なぁ…いくか?いってもいいか?」
坊主・僧侶だと感じた。あのお経と同じ低い声。
「一緒に連れていくか?一緒にいこうや、なぁ?」
153:
誘われている?
やっと気付いた私は、目の前数十センチにいるそいつに、なんとか声を振り絞り、言った。
「い…い…かない」
やつは顔を覗いた。
そのときの顔を覚えていない。たぶん気を失ったから。笑ったのか?怒ったのか?恐ろしい顔だったのは確かだ。
しかしまた、数ヵ月後、またやつが現れた。
私は死を感じていた。
おかしな汗が流れる。
明け方に目を覚ますと、やつは、ベッドわきの椅子に座り、私と目が合うのを待っていた。
「さぁ、行こう?一緒に行こう?」
死ぬんだ…逃げられない。そんな気がした。
やつはずっとまっている。
「行こうな?行くよな?さぁ、早く」
男の後ろに、誰かが居た。見覚えのあるような、紫のジャージ…うつむいて、顔は見えなかった。
《行かない!行かない!!》
声がでなかった。
二人もいる。もうだめなんだ…
154:
諦めかけたとき、
バタン!
ドアが閉まった。
3人目!?
目を移すと、二人ともいなくなっていた。
なぜか、少し淋しくて悲しくて、胸が痛かった。
それから、数週間後。
教え子が闘病の末、亡くなっていたと連絡があった。
優しくて純粋で、卒業しても塾に遊びに来ていた。いつもにこにこしていた。
彼のジャージは紫色。
私は彼が救ってくれたと信じている。
ありがとう。って伝えたい。いつか。
命の危機を感じた、一番恐い、そして愛しい体験でした。
読みにくかったらすみませんでした。携帯からなので…
165:
木の下でまわる私
私が聞いた話で一番怖かったやつ。
私がまだ記憶が無いほど小さい頃。幼稚園年少さんくらいかな。
毎日なぜか、夕方決まった時間に居間のテーブルの周りをグルグル回るという奇行を
繰り返していたらしい。
で、5分くらいグルグルしたあと、大泣きして床に倒れる。倒れたあとぐっすりねる。
これはてんかんかなにかか?って事でお医者にも連れて行ったらしいんだけど、
治らず。原因もわからず。
しかも、幼い私はグルグル→大泣き→ぐっすり。の間の事を覚えていないらしく、
なんで回るのか聞いても応えないし、グルグルの途中で抱き上げたりして止めると
エライ暴れるので、(一度口を噛んで血が出たらしい。)どうしようもない。
ただし、家以外の所では回らなかったらしいので、外に連れ出す事で乗り切っていたが、
弟(乳児)がいたのと、ちょうど時間が夕飯のしたくにも重なるし、結構大変だったみたいだ。
意味がわからなくて怖いし。お母さんがちょっとノイローゼになりかけた時、ある事に気付いた。
居間のテーブルをどかしたらいいんじゃないか?!
私はここまで聞いて大爆笑してしまったが、お母さんは大真面目。
で、さっそく部屋のまんなかにあったテーブルを壁につけて配置。
変なインテリアになったがとりあえずそれで様子をみることに。
夕方いつもの時間、どきどきして私を見ていたらしいが、回る気配なし!
つづく
166:
喜んだお母さんがお父さんに報告電話をかけようと立ち上がった時、ふと居間のでかい窓から
見える庭に目がいった。(居間から庭に面して縁側みたいになってた。)
庭には大きな木があるんだけど、その下に、なんと、私 が い る!
そのもう一人の私は、居間のほうを向いて立っていて、目があったらしい。
はっとして小さく声が出た瞬間、その「私」は木の周りをグルグル回りだした。
じゃあ、横にいる私は?と思って見てみると、ちゃんといる。一緒にその木の下の私を
見ていたらしい。普通の顔をして。
お母さんが、は??なにこれ?って感じで硬直していると、隣にいる私が
「お母さんは、見ないほうがいいよ」
って言って窓のカーテンを閉めた。怖がってる様子とかもなく、テキパキと。
状況が飲み込めずにカーテンを閉める私をみていたお母さんだったが、
ちょうどその時に、弟が泣き出して我にかえった。
急に怖くなったお母さんは、それから攻で私と弟を抱きかかえ、近くの友達の家にダッシュ!
お父さんが帰るまでそこでブルブルしてたらしい。
それから引っ越すまで、ずっとテーブルは壁についたまま。
その後「木の下でまわる私」はお父さんにも目撃される。
見たのは雷の日で、しかも夜。超怖かったけど、やっぱりカーテンを閉めたらしい(笑
もう一人の私以外にもいろいろ出たらしいので、お父さんは
家が良くなかったんじゃないか、と言っていた。
間取りもおかしいし、誰も入りたくない部屋というのも存在してたという謎の家。
社宅だったから、それからすぐに引越しした。
だから私にはその家の記憶は、ほとんどない。
この話を聞いたときは、小さいときの自分が自分じゃないみたいで怖かった?。
えー、長文。よんでくれてありがとない。
169:
>>166
面白くて怖かった。GJ!
275:
行き先は病院
はい、怖い話しまーす。
?
ある病院に、Aという医者がいました。その男は、研究の為と称し、毎日のようにモルモットを殺していました。ときには、生きたまま身体を切断したりとかなりむごい殺し方もしていました。
ある日、看護婦がAに言いました。
「先生、いくらなんでもモルモットが可哀想ではないですか?」
すると、Aは
「あん?いいんだよ。所詮モルモットなんだから。」
ある日、Aは研究の為、遅くまで病院に残っていました。そして、研究がある程度一段落し、男は研究を切り上げ帰ることにしました。病院を出て、1台のタクシーを止めました。
「おい、○○まで頼む。」
そしてAはタクシーの中で少し寝て、起きた頃にはもう目的地までは数分の所まで来ていました。・・・すると、そこでAはカバンの中にサイフが入ってないことに気づきました。
「しまった、研究室に忘れてきたか・・。おい、悪いが病院まで戻ってくれ。」
そして病院に戻り、誰もいない病院内を小走りで一直線に研究室に向かいました。
すると、サイフは研究室内の机の上に置いてありました。
「ふう・・。とんだ無駄足だったな。」
そうぼやきながら研究室を出ました。
276:
?
・・・すると、廊下の奥の方になにか人影のようなものが見えます。よ?く目を凝らして見ると、そこには・・・・・・・人と同じぐらいの大きさの、二足歩行するモルモットがいました!そのモルモットは、
「モルモットだ・・モルモットだ・・」
とつぶやきながらこちらに向かって来ます。
「う、うわあああああ!」
Aは驚き、つまずきながらもそこから逃げだしました。しかし、他の通路からもたくさんのモルモットがこちらに向かって来て、Aは無我夢中で病院内を逃げ回りました。
・・・どのくらい逃げ回ったでしょうか。気がつくと、Aは手術室の前にいました。周りにはモルモットの姿は見えません。Aは、
「手術室に隠れてやりすごすしかない!」
と思い、手術室の扉を開けました。するとそこには・・・
「先生、モルモットが来ました。」
「うむ。今日は、このモルモットの足を切断してみることにしよう。」
2匹のモルモットがこちらを見ながらそんな会話をしています。Aはすぐ逃げだそうとしましたが、扉が開きません!そして、周りからたくさんのモルモットが出てきて、Aは捕らえられ手術用のベットにくくりつけられました。
「頼む!助けてくれ?!!!」
男は叫びました。しかし、モルモットは気にする様子もなく
「では、只今よりこのモルモットの足を切り落とす。」
モルモットが、チェーンソーを持ち出してきました。チェーンソーが勢いよくAの目の前で回転しています。
すると、チェーンソーを持ったモルモットの横に立っているモルモットが、こう言いました。
「先生、いくらなんでも麻酔も無しに切断するのは可哀想ではありませんか?」
すると、チェーンソーを持ったモルモットはこう言いました。
「あん?いいんだよ。所詮モルモットなんだから。」
そして、Aの足にチェーンソーがくいこんでいき・・
「ぎゃあああああ?!!!!!」
277:
?
そこで、Aは目を覚ましました。気づくとタクシーの中でした。
「なんだ、夢か・・。そりゃそうだよな。それにしても、妙にリアルな夢だった・・。」
すると、タクシーの運転手が
「お客さん、どうしました?」
と聞いてきました。Aは
「いや、今夢を見たんだよ。その夢が奇妙な夢でなあ。モルモットに俺の足を・・・」
そう言ったところで、男がなんとなく足に触れてみると・・・
無い!Aの足がありません!Aの手のひらには血がベットリとついています。
「ぎ、ぎゃああ?!!!無い!俺の足が無い!」
そう騒ぐAに、運転手が
「お客さん、その足を切断したモルモットってのは、こんな顔じゃなかったですかね・・?」
と言いながら、Aの方を振り向きました!すると、その顔は正にあのモルモットでした!
「お、おまえは!うわああ?!!降ろせ、降ろしてくれぇ?!!」
そう叫ぶAに、モルモットは不気味な笑いを浮かべながらこう言いました。
「お客さん、行き先は病院でしたよね・・?」
叫び続けるAを乗せ、タクシーは病院の方へと向かって行きました・・・。
以上です。
283:
>>277
世にも奇妙な物語ですね。
地獄のタクシーだっけ?
279:
天国と地獄
夜に電話が鳴った。
寝ぼけながらも電話に出た。
『はい、もしもし』
「天国と地獄、どちらが良いですか?」
『あっ?』
イラっと来た。
人がせっかく寝てるのにイタズラ電話で起こされたからだ。
本当にイラっと来た。
時刻を見ると午前2時近く。
更にイラっと来た。
『ボケが!!イタ電してんじゃねーよ!!』
咄嗟に下劣な言葉が出た。
そういうと電話をガチャンと乱暴に切り
再び寝た。
朝、昨夜のことを思い出した。
また、かかって来たらどうしようか
考えながら朝の仕度をした。
出かける時間だ。
玄関の扉を開ける。
息を呑んだ・・・。
玄関に鳥の死骸がおいてあった。
それも1羽だけではなく、4羽。
全羽、頭だけおかれてた。
291:
ストーカー
二週間くらい前、合コンにて。
一人の女の子と仲良くなった。話もむちゃくちゃ盛り上がって、向こうも好感持ってくれてるっぽかったし、帰りは二人で帰って家まで送ってあげた。
別れ際、今度は二人で会おうと、ドキドキしながら彼女の電話番号を聞き、「じゃー俺がワン切りするね」と彼女の番号をコールした瞬間
俺の携帯の発信画面に現れた文字は
「ストーカー?」
実は二年くらい前、数ヶ月に渡って昼夜を問わずに、ある携帯から無言電話がかかってきていた。時には女の泣き声がえんえんと聞こえることもあった。
俺は、その番号を「ストーカー?」という名前で登録し、着信拒否にした。
そのうち掛からなくなりわすれていたのだが、今まさに、目の前の彼女の携帯にかけた番号はその番号だった。
背筋が凍り付いた。
結局彼女は数週間前に携帯を換え新しい番号になったらしく、その無言電話とは関係ないらしかったが、なにかひっかかるものを感じ、それ以来彼女とは連絡をとっていない。
514:
寒い
流れ豚切るようで悪いが、4レスほど失礼。
小学校の時、担任の先生から聞いた話。
簡潔に言えば、いわゆる「狐憑き」体験記なんだけど。
その先生(以後K先生)が大学生の頃の夏休み。
暇を持て余しているK先生(男)と、その友人O(男)と友人A(女)と3人で、
K県K市のとある稲荷神社に胆だめしに行こうぜ!って事になったらしい。
で、夜遅く、3人で神社内をぐるりと回ったけど、何も起こらない。
だが、その内に紅一点のAが「もう帰ろうよ」って言い出したと。
男2人も、怖くは無かったがAの不安げな様子が気になって、帰る事にしたそうだ。
しかし出口の鳥居に向かうにつれ、Aの顔色がどんどん悪くなっていく。
「大丈夫か?」と心配しながら、Aを支えて歩く男ふたり。
出口の鳥居をくぐろうとした瞬間、Aはとうとうしゃがみこんでしまった。
で、下向いて「寒い寒い」って言いながら自分の肩をさすってる。
冒頭で言った通り、夏休み。当然ながら寒いわけがない。なんか変だ。
起こそうとしても立ち上がらないし、K先生とOは困り果ててしまったそうだ。
その内にAが、「寒い寒い寒い寒い寒い寒い」ってすごい早口で言いながら、
ノースリーブの肩をさすっている手がどんどんスピード上げていく。
しかも爪立ててボリボリボリボリ掻き毟ってる状態だから、二の腕から血が出てきて、
あまりにその様子が怪しいからさすがにK先生とOも怖くなって、無理やり
半ば引きずるようにしてAを家まで送り、その日は解散したんだと。
516:
それから数日、連絡も取らず(携帯とかも普及してなかったし。てか無かった?)
その事も殆ど忘れてマターリ夏休みしていたK先生の所に、Oから連絡があった。
「Aがおかしくなったらしい」
( ゚Д゚)ハァ?確かにあの時の様子はおかしかったけど、マジで?
ちょいと責任を感じた男ふたりは、Aの家へとお見舞いに行ったそうだ。
Aには会えず、Aの母親が憔悴した感じで出てきて、様子を教えてくれた。
なんか、Aはひたすら「キィィーーー」みたいな奇声を発しながら暴れまくってるらしい。
部屋から出せず、食べ物を持っていっても壁に投げつけちゃうし、
それだけじゃなく、女の子なのに糞尿垂れ流しして、それを壁になすりつけてるそうだ。
(ここに関しては後から聞いたらしいんだけど。そりゃそうか…)
K先生とOはメチャクチャ怖くなって、でも胆だめしに連れてった事は言えなかったみたい。
酷い話だと思うけど、よく考えりゃある意味責任問題になりそうだしね。
まぁどうしようもなくて、その日は帰って、悩みは募りながらまた数日経ったと。
ある日、K先生の所に、Oから電話。Aの母親からOに連絡があったらしい。
今度は何だと思って聞いてみると、
「Aが部屋から抜け出して行方不明」
ちょっとどころじゃなくマズイ。慌てて2人も探しに出たそうだ。
517:
まぁ色々あって、結局見つけたのはK先生。
Aは最寄りの駅の駅員さんに、駅員の事務所に保護されてたんだけど。
駅員さんが真っ青な顔して、「なんなんですかこの人?」みたいになってるから、
あーやっぱり暴れたのか、と思って話を聞こうとすると、駅員さんは怯えた感じで
1枚の紙をK先生に渡したそうだ。
それには、狐が上半身を上げて、手で招いてるみたいなポーズの絵が描いてあった。
白い紙に、グルグルって感じで塗りつぶした、影みたいな真っ黒い狐。明らかに狐。
(お稲荷さんみたいなポーズって言えばわかるかな?)
驚愕しながら「これどうしたんですか?」って聞くと、駅員さんが言う事には、
彼女の身元が分からなかったから聞いても全然返事もしない。
じゃあ文字なら書けるかと思って、ボールペンと紙を渡したそうだ。
そしたら、椅子に座ったままいきなりガクンッ!!って頭を垂直に真上に向けて
(もう完全に真上。90度。駅員さんも仰天したらしい)
ボールペンを鉛筆持ちじゃなくて、幼児がスプーン握るみたいに5本の指で握って
天井睨みつけながら紙の上をボールペンでぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる……。
当然、グチャグチャな絵が出来るだろうと思って駅員さんが呆然としてたら、
出来たのはこの狐の絵だったと。
K先生も駅員さんも完全にびびっちゃって、まあ警察とか色々あった後に
Aは自宅に帰り、可哀相だけどまた監禁状態にするしかなかったそう。
K先生もOも、軽々しくAの話ができる雰囲気もすっかり無くなったって。
519:
で、また数日後なんだが。
真夜中、K先生の1人暮らししてる家に電話があった。
こんな時間に電話してくるのはOくらいだって思って電話を取ると、声はなんとA。
「もしもし、K?」奇声とかじゃなくて、普通の声で話しかけてくる。
「A、治ったのか!!良かったなー!!」大喜びするK先生。
Aは嬉しそうに同意しながら言葉を続けたそうだ。
「うん。私の所からはもう出ていくって。次は、Kのところにいくよ」
ガチャ。
反論も質問も受け付ける暇一切無く、電話は切られたらしい。
もうK先生めっちゃめちゃビビりまくって、泣きそうになりながら隣町で1人暮らししてる
弟の所にバイクで転がり込んで、震えながら一晩過ごしたそうだ。
普通の話なら、ここで狐はK先生の所に行くんだろうけど、
結局その後はなーんも起こらず。
Aもいつの間にか普通の子に戻ってて、( ゚д゚)ポカーンだったそうだ。
でも、ぶっちゃけ怖くてもうAとは遊んだり出来なかったらしい。
いまだに年賀状だけは送ってるけど、とか言ってた。
以上です。長々とスマソ
524:
エレベーター
投下、携帯からですまん。
【エレベーター、1】
Aの住んでいる団地は近所でも有名な飛び下りの名所だ。実際にAは自殺の跡の道路を見て、硬いアスファルトがへこんでいる事に驚いたそうだ。あまりにも自殺が絶えないため、最近屋上に入れないようにされたらしく、ここ最近は自殺がなかった。
これはそんな団地でAが体験した話である。ある日Aは友達と飲みに行き、殆ど夜明けまえに団地に帰って来た。
ほろ酔いの気分でエレベーターを呼ぶ、Aの部屋は屋上の一つ下の階だ。
…エレベーターにのった瞬間Aはうすら寒いような感覚に襲われたという。しかし酔いのせいだと思ってAはエレベーターに乗りこむ、ドアが閉まり、軋んだ様な音をたててエレベーターはゆっくり上昇しだした。
…うすら寒い感覚がだんだん強くなって来る気がする。絡み付くような悪寒に絶えながらAは早くエレベーターが着く事を祈る。
…しかしゆっくり、ゆっくりとエレベーターは進む。
プレッシャーに耐え兼ねてAが次の階のボタンを押した途端…
「ドンッ!!!!」
鈍く湿った音がしてエレベーターが真っ暗になった。動きも停止している。
Aはパニックになりかけたがすぐに予備電源に切り替わり、エレベーターの中が
525:
【エレベーター、2】エレベーターの中が明るくなった。
Aはほっとしながら、絡み付く悪寒が全く別物になっている事に気付く。
…悪意、とでも形容すべきなのだろうか、エレベーターはゆっくりと上昇を再開する。
Aが押した階を無視して…。
粘着質な視線が気になってAは左右を見回す、何もない。
勇気をだして振り替える、何もない。
…じゃあどこから…?そう考えた瞬間Aは理解する。
あの鈍く湿った音、屋上を封鎖された自殺志願者は次にどこへ行くか。
…Aはゆっくりと、震えながら天井を見上げる。脳で必死に嫌だと思っているのに首が動く。
…強化ガラスの向こうにあったのはトマトの様に潰れた男の顔面だった。
四肢は奇妙にねじ曲がり、両目だけがぎらぎらと恨めしそうな視線を投げ掛けている。
…次の瞬間Aは気を失っていた。
どれぐらいの時間がたったのだろうか、Aは屋上で目を覚ます。
誰もいないエレベーターからAを引きずり下ろして封鎖されているはずの屋上に連れて行ったのはだれだったのか?
…Aは早々に団地を引き払った…。
538:
車椅子
大学の後輩から聞いた話
後輩がまだ高校生の頃、修学旅行で広島に行ったそうだ(後輩の実家は東北)。
夜中寝ていた後輩は同じ部屋の友人達に起こされた。朝の四時くらいだったが眠れない友人達が後輩を起こしてまだ真っ暗な夜の街を散歩しようとのこと。
後輩は眠かったが、初めて来た広島の夜の街に興味を持ち、数人の友人達とともにホテルを抜け出した。
適当に歩いていくとアーケード街というか商店街ぽいとこに来たそうだ。当然店は全部シャッターが閉まっており人の気配はない。
どんどん通りを歩いていくと後輩はある店の前に車椅子が置いてあることに気が付いた。畳んでなくて開いていたそうだ。
539:
車椅子には膝掛?のようなものが足の部分に掛かっていて、近づくと後輩はあることに気が付いた。
足が生えてる。
どうやら車椅子と膝掛の間から足が一本生えていたらしい。何も着けていない裸足の足。位置的に右足だったそうだ。
後輩がじっと見ているとその足はズルッ、ズルッ、と膝掛の中に引っ込んでいったらしい。人が足を畳む感じではなく引っ張られていく感じだったそうだ。
後輩は寝起きだったこともありその場では不思議としか思わなかったが、後から怖くなり、一緒にいた友人に見たよな?って聞いたが
友人達は足はおろか車椅子にさえ気が付いていなかったそうだ。
540:
やはり人が沢山亡くなった場所ではなんでもない街中に霊がいるんだろうか。
ちなみに大学の友人で見える奴が広島に行った時、壁に黒い影が貼りついていて、首から下は固定されているかのように動かないのに頭だけ狂ったように振り回している霊がいたそうだ。原爆コワス。
携帯から&長文スマソ
544:
海を見ることを忌む日
普段付き合いのいい同僚が、何故か海へ行くのだけは頑として断る。
訳を聞いたのだが余り話したくない様子なので、飲ませて無理やり聞き出した。
ここからは彼の語り。ただし、酔って取り留めのない話だったので、俺が整理してる。
まだ学生だった頃、友人と旅に出た。たしか後期試験の後だったから、真冬だな。
旅とは言っても、友人の愛犬と一緒にバンに乗って当てもなく走っていくだけの気楽なもんだ。
何日目だったか、ある海辺の寒村に差し掛かったころ既に日は暮れてしまっていた。
山が海に迫って、その合間にかろうじてへばり付いている様な小さな集落だ。
困ったことにガソリンの残量が心もとなくなっていた。
海岸沿いの一本道を走りながらGSを探すとすぐに見つかったのだが、店はすでに閉まっている。
とりあえず裏手に回ってみた。
玄関の庇から、大きな笊がぶら下がっている。
出入りに邪魔だな、と思いながらそれを掻き分けて呼び鈴を鳴らしてみた。
「すんませーん。ガソリン入れてもらえませんかー?」
わずかに人の気配がしたが、返事はない。
「シカトされとんのかね」
「なんかムカつくわ。もう一度押してみいや」
「すんませーん!」
しつこく呼びかけると玄関の灯りが点き、ガラス戸の向こうに人影が現れた。
「誰や?」
「ガソリン欲しいん…」
「今日は休みや」
オレが言い終える前に、苛立ったような声が返ってくる。
「いや、まぁそこを何とか…」
「あかん。今日はもう開けられん」
取り付く島もなかった。諦めて車に戻る。
「これだから田舎はアカン」
「しゃーないな。今日はここで寝よ。当てつけに明日の朝一でガス入れてこうや」
車を止められそうな所を探して集落をウロウロすると、GSだけでなく全ての商店や民家が門を閉ざしていることに気付いた。
よく見ると、どの家も軒先に籠や笊をぶら下げている。
545:
「なんかの祭やろか?」
「それにしちゃ静かやな」
「風が強くてたまらん。お、あそこに止められんで」
そこは山腹の小さな神社から海に向かって真っ直ぐに伸びる石段の根元だった。
小さな駐車場だが、垣根があって海風がしのげそうだ。
鳥居の陰に車を止めると、辺りはもう真っ暗でやることもない。
オレたちはブツブツ言いながら、運転席で毛布に包まって眠りについた。
何時間経ったのか、犬の唸り声で目を覚ましたオレは、辺りの強烈な生臭さに気付いた。
犬は海の方に向かって牙を剥き出して唸り続けている。
普段は大人しい奴なのだが、いくら宥めても一向に落ち着こうとしない。
友人も起き出して闇の先に目を凝らした。
月明りに照らされた海は、先ほどまでとは違って、気味が悪いくらい凪いでいた。
コンクリートの殺風景な岸壁の縁に蠢くものが見える。
「なんや、アレ」
友人が掠れた声で囁いた。
「わからん」
それは最初、海から這い出してくる太いパイプか丸太のように見えた。
蛇のようにのたうちながらゆっくりと陸に上がっているようだったが、不思議なことに音はしなかった。
と言うより、そいつの体はモワモワとした黒い煙の塊のように見えたし、実体があったのかどうかも分からない。
その代わり、ウウ…というか、ウォォ…というか、形容し難い耳鳴りがずっと続いていた。そして先ほどからの生臭さは、吐き気を催すほどに酷くなっていた。
そいつの先端は海岸沿いの道を横切って向かいの家にまで到達しているのだが、もう一方はまだ海の中に消えている。
民家の軒先を覗き込むようにしているその先端には、はっきりとは見えなかったが明らかに顔のようなものがあった。
オレも友人もそんなに臆病な方ではなかったつもりだが、そいつの姿は、もう何と言うか「禍々しい」という言葉そのもので、一目見たときから体が強張って動かなかった。心臓を鷲掴みにされるってのは、ああいう感覚なんだろうな。
そいつは、軒に吊るした笊をジッと見つめている風だったが、やがてゆっくりと動き出して次の家へ向かった。
「おい、車出せっ」
友人の震える声で、ハッと我に返った。
546:
動かない腕を何とか上げてキーを回すと、静まり返った周囲にエンジン音が鳴り響いた。
そいつがゆっくりとこちらを振り向きかける。
(ヤバイっ)
何だか分からないが、目を合わせちゃいけない、と直感的に思った。
前だけを見つめ、アクセルを思い切り踏み込んで車を急発進させる。
後部座席で狂ったように吠え始めた犬が、「ヒュッ…」と喘息のような声を上げてドサリと倒れる気配がした。
「太郎っ!」
思わず振り返った友人が「ひぃっ」と息を呑んだまま固まった。
「阿呆っ!振り向くなっ!」
オレはもう無我夢中で友人の肩を掴んで前方に引き戻した。
向き直った友人の顔はくしゃくしゃに引き攣って、目の焦点が完全に飛んでいた。
恥ずかしい話だが、オレは得体の知れない恐怖に泣き叫びながらアクセルを踏み続けた。
それから、もと来た道をガス欠になるまで走り続けて峠を越えると、まんじりともせずに朝を迎えたのだが、友人は殆ど意識が混濁したまま近くの病院に入院し、一週間ほど高熱で寝込んだ。
回復した後も、その事について触れると激しく情緒不安定になってしまうので、振り返った彼が何を見たのか聞けず終いのまま、卒業してからは疎遠になってしまった。
犬の方は、激しく錯乱して誰彼かまわず咬みつくと思うと泡を吹いて倒れる繰り返しで、可哀そうだが安楽死させたらしい。
結局アレが何だったのかは分からないし、知りたくもないね。
ともかく、オレは海には近づかないよ。
以上が同僚の話。
昔読んだ柳田國男に、笊や目籠を魔除けに使う風習と、海を見ることを忌む日の話があったのを思い出したが、今手元にないので比較できない。
553:
学校のトイレ
規制を喰らったようなので、携帯で。
以前、兄から聞いた話です。
兄の友人(A)の友達(B)が中学時代に自殺しました。
遺言は無く、また周囲の友達や親族にも
その原因に心当たりは無かったそうです。
Bは自分の学校のトイレで首を吊って死んでいました。
AはBのお通夜に参列しました。そしてその後他の友達2人と合流し
何とはなしに「Bが死んだトイレに行こう。」という話になったそうです。
3人は連れだって学校に行きました。
問題のトイレに行き、「ここでBが死んだんだな…」と、
しばらくそこで色々と話をしていました。
554:
トイレから出ると、三人は奇妙な感覚に襲われました。
まるで鏡映しの世界に入ってしまったような、とにかく不気味な感覚だったそうです。
異変を感じつつも3人は再びお通夜が行われているBの家に行くことにしました。
学校からBの家に行く途中の道では、全く人に出会いませんでした。
Bの家に到着すると、家の周辺は先ほどまでお通夜を行なっていたのが嘘のように静まりかえっていました。
不思議に思いながらも三人は家の中にお邪魔しました。
家の中は真っ暗になっており、誰一人として人のいる気配がしません。
三人はそこで、Bの家族が畳の上に横たわっているのを発見しました。
横たわっている、というよりも正確には死んでいたのです。
不可解なことに、Bの家族は全員髪の毛を半分剃られて死んでいました。
555:
この後警察によって調査が行われました。
その結果、Bの家族は何者かによって殺されたということが判明しました。
しかしその殺害方法は定かになりませんでしたが、髪の毛の半分が剃られるという死体の異様な形態から
精神異常者の犯行であると結論付けられたということです。
以上、終りです。
748:
アンティークの着物
うちの姉が以前、すごいアンティーク着物に凝ってた。
それこそ箪笥と行李を新しく買うぐらいに。
確かに見ていて綺麗だなーとは思うが、当時リア厨だった
俺には、何でそこまで買い漁るのかがさっぱりだった。
そんな一昨年のゴールデンウィーク頃、姉が京都にデートに行った帰りに、
昭和初期くらいの訪問着(と言ってた)を持って帰ってきた。
鶯色で梅とか松とか、おめでたそうな柄だった。
姉は「彼氏が選んでくれた?vv」と姿見の前で羽織って大騒ぎ。
母と祖母も二人で「綺麗やわ?」とか「ええ物やわ?」と大騒ぎ。
俺はというと、和室で親父とごろ寝しながら騒ぎを聞いていたんだが、
いきなり姉母祖母が押し寄せてきて、親父ともども追い出された。
どうやら衣文掛け?に飾るらしい。
俺はふてくされて自室で寝た。
目が覚めると、既に午後10時くらいだった。
「うわー晩飯食い損ねたー」とドアを開けると、なぜか家中シーンとしている。
階段を下りると、まず食卓に、母と祖母がいた。
緊張した顔で、和室の方を見ている二人。
俺を見ると、厳しい顔で手招きする祖母。
なぜか手には肉切包丁。
さらに母の手にはすりこぎ。
749:
ええええ!?と思った瞬間、和室の方から
ザザザザザザザザザザザザザザザザザザザ!!
と、摩擦音のような音がした。さらに緊張する祖母と母。
「手伝ってきてくれ、おまんは力あるから!!
 うちは○○(←聞き取れなかった)持ってくる!!」
内心チビリそうになりながら、そっと戸に手をかける俺に、
祖母が握らせたのは「出刃包丁」
覚悟を決めて一気に引き戸を開けると、目の前には父と祖父が
身構えて立っていた。
部屋の真ん中には、手と足の生えた、緑色の布の塊。
それが部屋の真ん中でぐるぐる回っている。
多分、あれは姉だ。
しかし、見えている手がおかしい。二対ある。
手が震えて、何も出来なさそうな俺をみて、祖父が父に言った。
「ええか、先におまんが押さえ。俺が着物剥ぐ」
「ん。いくで」
回っているものに飛び掛る父。しかし相当強いらしく、引きずられてしまう。
出てる手に引っ掻かれまくる父を見て、はっとわれに返って
俺も飛び掛り、何とか動きを鈍らせる。
祖父がそのスキにそいつの着物を引っぺがした。
750:
やはり中味は姉だった。
しかし、着物をはがしても治まる様子が見えず、
父に噛み付き、犬のように首を打ち振る姉。父の血が当たりに飛び散る。
もう手が痺れてきて、「あ、だめだ」と思った瞬間、
ガラガラガラッと大きな音を立てて戸を開け、祖母が突進!
薄茶色い液体を着物にぶっ掛けた。
やっと父から口を離した姉を、母が布団でくるみ、上から縄で縛り、
納戸の中に押し込んで鍵をかけた。
その翌日、庭で着物を燃やした。満身創痍の父と、俺と、祖父の三人は、
その灰をたっぷりかけられた。
姉は、克明に出来事を覚えているらしいが、どうしても話してくれなかった。
母と祖母の持ち出した液体も、灰をかけられたことも、
あの着物のことも、未だに俺には分からないままだ。
752:
>>750
乙!
面白かった。
体験してないからこう言えるんだがw
ところで、姉のじゃない手は
着物をはいだら消えたのか?
755:
>>752
うん、たぶんそうだと思う。
蛇足だが、姉はあんまり懲りてない。
このときほどのペースではないが、今も着物を買い続けてる。
(着ないやつは売っているが)
791:
曰くつきの絵
んじゃ、一つ俺の体験談をば。
秋口の頃だったか、俺の勤めてる会社の社長の菩提寺が建物の一部を修復するとかで
俺も含めて若い社員が5、6人と監督役の係長が一人、荷物の運搬を手伝いに行かされたことがあった。
……本来は休日である土曜日に、だw
ご本尊の裏にある位牌やらなんやらを丁寧に梱包して箱詰めしていたまでは良かったんだが、
なんか妙に気になる物があるのね。あからさまに額縁入りの絵画なんだけど、布被せてあるのよ。
それも複数枚。黙ってスルーしてれば良かったんだろうけど、やっぱり気になる。
そんでもって住職の息子さんに聞いてみたのよ。
「これ、絵ですか? なんでこんな風にしてあるんです?」って。
そしたら息子さん、カラカラと笑いながら
「ああ、それは皆『曰くつき』の絵です。だからうちで預かってるんですよ」って事も無げに言う。
「……あー……ははは、そうですかー」
聞かなきゃ良かったなあ、とプチ後悔しながら作業に戻って、やがて夕暮れになった。
会社の大型ワゴン車二台分くらいのダンボール荷物を乗せたまま山道(田舎の高所にある寺だったので)を
下って、その途中道の駅で食事をすることになった。
食事しながら係長に「そういやあの荷物どこに下ろすんですか?」と聞くと「会社の倉庫」だと。
……えー。なんか怖いじゃん。やだなあ、位牌まみれの倉庫で在庫調べるのは。
まあ、んなこと言っても仕方が無いので会社に戻ってから倉庫の一角に荷物下ろして
それじゃあお疲れ様、という運びになったんだけどね。
792:
ホントに嫌だったのはその翌々日。つまり月曜の夕方。
うちで注文した資材が入荷したんで、倉庫に運んだんだけどさ。
……例の位牌ダンボール箱のひとつが蓋開いてる。
そればかりか、なんか見覚えのある布の被った絵が、そのダンボールに立てかけてある。
うわマジで洒落にならん、と思ったけど「気になる」なんて生易しいもんじゃないから一応確認してみよう
と思った。布をそーっと捲って見てみると、女の人の肖像画だった。肩口から上がモナリザみたいな構図で
描いてある絵。……ただ、まあ、さすがだね。寺で預かるだけのことはあるね。
ひとごろしみたいな目がこっち睨んでて、唇の端がきゅーっ、と笑いの形に吊り上ってる。
十人に聞いたら十人が「気持ち悪い」と言うであろう表情。描いたやつの気が知れない、というレベルの。
攻で倉庫を出て、係長に進言した。「持ってきたはずの無い絵がある」って。
ちょっとした騒ぎになった。すぐにその時の面子が倉庫に集められて「これ、誰が持ち込んだんだ」と質問。
そしたら隣の部署の新人が手を挙げるわけだ。最早、彼以外の全員が「????」状態。
だってそんなもの運べなんて誰も指示してない。なんでそんなことしたのか。
新人「……良く覚えてないんですけど、俺が(ダンボールに)入れたような気がします」
係長「気がした、ってのはどういうことだ」
新人「すみません、良く覚えてないんです」
係長「………」
俺 「土曜日、ここに運んだ時は箱には封がしてあっただろ。開けたのは誰なんだ?」
新人「あ、それも僕です」
俺 「……なんで? 今日あの寺から荷物の問い合わせでもあったの?」
新人「いえ……昨日、ぶらっと会社に来てこの絵を見てたから……」
係長・俺・その他「……………っ!」
793:
つまりそいつはわざわざ嫌な絵を運んできたばかりか、日曜日に会社に来てその絵を眺めていたらしい。
休日で誰もいない会社の倉庫で、一人で。しかも彼は自分がそういう行動をとったのは覚えているのに
「何故そんなことをしたのか」がどうしても思い出せない、とのこと。
この時点で俺は鳥肌立ちまくり、係長も「こりゃヤバい」と判断したらしく、すぐ寺に連絡した。
後で聞いたら電話の向こうで住職の息子さんがこんなこと言ってたらしい。
「ああ、付いていっちゃいましたか。その人を怒らないであげてください。悪いのはその絵ですから」
……手伝いメンバー全員が寺に持っていくことを拒否したため、返却は運送屋さんに任せました。
泣く泣く再梱包したのはその新人だったがw 
794:
ヒィー(((( ;゚Д゚)))
804:
盛塩
地下にあるクラブでバイトした時の話。
入り口、トイレ、キッチンとか、あっちこっちに盛塩がしてあって
まあ水商売ってけっこう縁起担ぐからなぁ・・・って思ってたんだけど
前からいる人に聞いたら、前の経営者の時に店のトイレで男性客が
首吊り自殺して、そのお祓いの意味で塩を盛ってるんだそうで。
んで、たまにお客さんから
「トイレが閉まってて隙間から影が見えてたのに
いくら待っても人が出てこないからドア押したら誰もいなかった」
「あそこの席、お客さん一人だけど女の子付かなくていいの?(誰もいないのに)」
とか言われて、マジで怖かったです。
805:
>>804
西麻布にはそう言う店ばっかだよ。
868:
礫ヶ沢の鬼礫
礫ヶ沢のつぶておにの話をしようと思う。
うちからそう離れてない山の中の小さな川なんだけど、そう言う名前のところがあるんだ。
その名前の由来というのが昔話からなんだけど、
その昔話に出てくる鬼の礫というのが変わった石で、
大きさはまちまちなんだけど鬼が握った後のような模様がついている。
で、確かにそれは石なんだけど、ぶつけられても痛くない。
多分粘土かなんかじゃなかろうかと思うんだけど、握ってみると普通の石くらい硬いのよ。
その鬼の礫が礫ヶ沢を探すとたまーに見つかったりするんだ。
でも、それをうちに持ち帰ってはいけない、と言う決まりになっていて、
「鬼の礫は向こう岸」、といって川に投げ込まなければならないんだ。
その理由をばあちゃんに聞くと、
「昔話みたいに鬼がやってくるから」
そう言うんだよな。
当然ほんとにー?とか言う訳なんだけど、その度にばあちゃんの子供の頃の話を聞かされる訳よ。
ばあちゃんの子供の頃の話というのが「つぶておに」という、鬼ごっこみたいな遊びをしたときの話でさ。
簡単に言えば、鬼が石を持って鬼じゃないヤツにぶつける、
ぶつけられたらそいつが鬼になって石を持って追いかけるというもの。
ちょっと変わってるのは、鬼が使う石は鬼の礫で、その石の交換は出来ない。
だからぶつけそかなうと、それを探している間かくれんぼの様を呈してくる。
そしてここからが大事なんだけど、遊び終わって帰るときはその石を川に投げ込み、
「鬼の礫は向こう岸」
と叫ばなければならないと言うこと。
これは終わりの合図にもなっていたと思うんだけど、実はそれだけじゃないらしい。
869:
前置きが長くなったけどばあちゃんの子供の頃の話。
つぶておにで遊んでいたばあちゃんと近所の子供達。
その日、ばあちゃんは家の都合で先に帰ったんだけど、その残りの子供達が遅くまで遊んでいたのね。
日が暮れた後で、そいつ等は帰ってきたんだけど、その晩、凄いことが起こったらしいんだ。
村のある家で、一家惨殺事件が起こったのよ。
爺、婆、お袋と包丁で滅多刺しにされた姿で翌朝発見されてさ。 (親父は出稼ぎ中でいなかった)
イヤなことに、その死体は肝が食い荒らされていた。
そんで、そこの子供の姿はなかったモンだから大騒ぎだったらしい。
せめて子供だけでも、と言うことだったんだろうね。
ところがさ、それを聞いて青ざめたのが一緒に遊んでいた子供達で、
「じつは大変なことをした」
とばあちゃんにこっそり話した訳よ。
870:
それは最後に鬼になったのが例の家の子供で、礫を探している間に、みんな帰っちゃったらしいのよ。
で、ここからはばあちゃんの推測なんだけど、
「暗くなって誰もいない河原で石を見つけたヤツは、そのまま石を持って泣き帰ったんじゃないか」
そう思ったわけ。
ところが「鬼の礫は?」をしていないから鬼がついてきたんじゃ無かろうか、と。
子供心に心配になったばあちゃんは村のお寺のお坊さんに相談に行ったんだって。
そしたら婆ちゃん、坊さんに怒られる怒られる。
なんか一生分怒られたかと思うくらい怒られたんだって。
「今思えば、やったのは自分じゃないから理不尽この上ない」
そう笑って話してくれたけど、とにかく凄い剣幕だったんだって。
で、坊さんは村の駐在さんと村長さんを呼んで何やら話し込んでたんだけど、婆ちゃんは子供だから蚊帳の外。
その後、大人達がいろいろしている間に、子供が見つかったそうな。
婆ちゃんは心配になって会いに行ったら、縄でぐるぐる巻きにされて駐在さんに引きずられている。
ヤツの表情は凄い面変わりしていてまるで獣のような表情だったんだって。
そして、そのとき婆ちゃんはしっかり見たんだそうだ。
子供の手に鬼の礫があるのを。子供の影に角が生えていたことを。
それ以来その事件は村の忌み事となって話題にはあがらないし、つぶておにもしてはいけない遊びになってしまったと言うこと。
まあ、婆ちゃん達自体が怖くてもうする気はなかったみたいだから、あえて禁止するまでもなかったといってるけど。
871:
実はここまでが前ふりだったりする。
今年の夏、うちの実家に大学の友達3人が遊びに来たんだ。
まあ、キャンプをするのに手頃な河原はないか、ってことで礫ヶ沢を推薦したんだけどね。
それで、河原で2泊ほどして帰ったんだけど、そのときつぶておにの話をした訳よ。
そのとき一緒にいた友人をA,B,Cとすると、オカルト好きAが早やってみないか、そう言うんだ。
けど、婆ちゃんの真剣な表情を見ている俺は断固拒否。
BとCはそう言った方面には全く興味がないから、
「いやがる奴がいるならあえてするまでもない」
と言うことでその場は終わりになったんだ。
で、夏休みも終わり大学が始まって秋口になると、気が付くとAを学校で見なくなったんだ。
おかしいなー、と思ってBやCとも話していたんだけど 、そのときBが思いだしたように行ったんだ。
「そう言えば、やつ(A)先々週あたりお前の実家行くって言ってたぞ」
「?、なんで」
「なんでもオカルト研の連中に例の礫の話をしたら盛り上がったんだって」
それを聞いた俺はイヤな予感に包まれたんだ。
オカルト研の連中に話を聞いてみようと思ったんだが奴らの活動場所が分からない。
すると、Cもイヤなことを言い出すんだ。
「そう言えば、俺の知り合いにオカ研がいるんだけどそいつも最近見ないな」
益々、イヤな予感が強くなる俺。
正直関わり合いになりたくなかったんだけど、このままってのも気分が悪いので、とにかくAの家に行ってみよう。
そう言うことになったんだ。
Aのアパートに行く途中、近くのコンビニに寄ったら偶然Aとバッタリあった。
始め、何かやたら挙動不審な奴がいるなと思ったら、それは酷くおびえたAだったんだ。
俺たちがAに声をかけると、Aは凄いおびえた表情で逃げようとした。
が、俺の顔を見たとたん、Aは凄い勢いでまくし立てたんだ。
いや、正直もう何を言っているかも分からなかったんだけど。
とにかく、凄い怯えようで、俺たちはAのアパートに連れ込まれた。
872:
Aの話を要約するとこんな感じ。
あの後、礫ヶ沢でつぶておにをオカルト研でやりに行った。
実際鬼の礫を見つけてつぶておにをやってみると、不思議なことに確かに石なのにいたくない。
その後、「鬼の礫?」をやらずに石を持って帰って調べてみよう、そう言うことになって、石を持ち帰った。
ところがその帰り、夜の国道を走っているときに異変が始まった。
礫ヶ沢に行ったオカルト研はA、D(Cの知人)、E(教育学部の地学研究室)の3人。
石を持ち帰ったのはE。
普段はやたらおしゃべりなのに、帰りの道中では殆ど口をきかない。
「まあ、疲れているんだろうな」、位に思っていた。
3人が帰りにコンビニに寄り、飲み物なんかを補充していると、Eが飲み物の他にカッターなんかを買っている。
そのときは「おかしなヤツだな」、程度しか思わなかったんだ。
コンビニを出るとき、Eの影に角が生えているようにAには見えた。
ギョッとして見直すと、コンビニのガラスの影の具合でそう見えただけのようだ。
「つぶておにの話を聞いた後で、神経質になっているんだ」
そう思い直して車に向かったとき、車からDの悲鳴が聞こえた。
それはEがカッターでDに斬りつけたところだった。
Aは後ろからEを羽交い締めにして
「どうしたんだ!」と叫ぶと
Eの首がぐるっと回り(そう見えたらしい)獣のような目でイヤな笑いをしたそうだ。
次の瞬間Aは太ももをEのカッターで斬りつけられて、その痛みでEを放してしまったそうだ。
Dはその間に車に乗り込み、ドアも閉めずにそのまま車で逃走。
Eは開きかけのドアに捕まり、車に引きずられていってしまったそうだ。
一人残されたAは恐怖に震えながらタクシーで家に帰ったそうだ。
後日、Aは大学で連中のことを聞く。
その日、Dの車は近くの陸橋で自爆事故、Dはそのときの怪我で入院中、Eはその日以来姿を見せていないとのこと。
Aはその話を聞いて、
「次にEが来るのは自分のところじゃないか」
そう思ってアパートに閉じこもっていた。
873:
ことの顛末を聞いた俺は、実家に電話をかけて村の寺の名前を聞き、寺の住職に電話をかけようとした。
その間、Aはベッドの上で毛布にくるまってふるえていたのだが、突然悲鳴を上げた。
窓の外をみると、むちゃくちゃ汚れた男がベランダから部屋の中を覗いていたんだ。
目つきが尋常でなく、いやな笑い顔でぶつぶつ言っている。
その常軌を逸した姿を見たとき、俺の背筋は冷たくなった。
男は手にした石でガラスを割ると、ゆっくりと部屋の中に入ってきた。
俺たちはしばし呆然としていたが、そこは男3人、カッターを振り回す男相手に、椅子、ナベなどで立ち回り。
何とかその男を取り押さえた時に、ドアの外から警官の声がしたんだ。
「こんな怪しい風体の男がベランダをよじ登ったりしてていれば通報もされるわな」
なぜか冷静に考えていた俺の脇では、Aが失神してしまっていた。
俺たちが捕まえた男は案の定Eで、心神喪失状態でどうなるかは分からないとのこと。
Aは実家に帰って、その後のことは知らない。
寺の住職に電話をしたら、俺がこっぴどく叱られる羽目になった。
後は任せてもう関わるな、と釘をさされた俺は、正直あんな大立ち回りを演じるのはいやなので
住職の言葉通り、事件に関してはもう触れないようにしている。
たまにBとCで飲むときに少し話すくらいだ。
874:
ただ、ひとつだけ気になっていることがあって・・・
鬼の礫、その行方がどうなったか。
あのとき、Eを取り押さえたとき、部屋に鬼の礫が転がったはずだが、警官がやってきたときには石の姿は見えなかった。
いや、警察が押収していれば、住職が何とかしているだろうけど。
もし誰かが持っているのなら、今でもそう考えると背筋が寒くなる。
礫ヶ沢の鬼の礫には気をつけるように。
890:
悪霊
9 :本当にあった怖い名無し :2005/10/17(月) 13:30:18 ID:DTsecyorO
すみません、吐露したいのでカキコします。
まず家の説明なんですが、母がかなり強い霊感を持っていて
よく本職(霊媒師)の人から本職にならないかと誘われてるらしい。
そんなもんでうちの家には母を尋ねて来るご先祖さんが多いらしく
結界の様になって悪霊等は入って来れない状態だとか。
実際私も少し霊感があり家の中で何度も良い霊(=ご先祖さん?)を
感じたことがあります。
前置きが長くなりましたがそんな我が家で起きた2件の悪霊騒ぎを
聞いて欲しくてカキコします。
10 :本当にあった怖い名無し :2005/10/17(月) 13:31:10 ID:DTsecyorO
その日はご飯前、大体7時過ぎに些細な事から私は母と大喧嘩しました。
その後お互い無視しあいご飯が終わると私はさっさと二階の自室に
こもり本を読んでいました。
するといつもは1時過ぎに寝る私が10時過ぎに急に意識を
失う様に寝てしまいました。
次の日朝、いつもは早く家を出る父が珍しく家に居て母を
看病していました。聞くと母は夕べの10時過ぎから寝込み、
11時頃いきなり悲鳴を上げ発作の様なものを起こしたそうです。
日が経ち仲直りもしたある日、唐突に母があの日の事を話し出し
ました。
891:
11 :本当にあった怖い名無し :2005/10/17(月) 13:32:10 ID:DTsecyorO
母曰く、うちの家で悪霊に襲われた、銀色のミイラの様な
干からびた悪霊が足元から這い寄り、首を締めたと。
母は病弱で月に2?3度寝込む人で、夜中に具合が悪くなり
家族が看病する事が度々あります。その時真っ先に気付くのは
大概私で、少しのうめき声でも目が醒めます。
が、その日は朝まで夢さえ見ないくらい深く寝っていました。
当時私はうちの家で珍しいな、と思いましたが何か心の隅に
ひっかかるものがありもやもやしていました。
そして3ヵ月程してまたその悪霊が母を襲いました。
12 :本当にあった怖い名無し :2005/10/17(月) 13:33:27 ID:DTsecyorO
前回と全く同じ情況でした。母と大喧嘩し、お互いほぼ同時刻に
意識が無くなり、私は朝まで眠り、母は悪霊に襲われる。
そしてうめき声でも目が醒める私が近所に響くくらいの悲鳴に
気付かない程寝入っている。
この時前に感じていたもやもやが何なのかはっきりわかりました。
襲っていたのは間違いなく私の生き霊の様なものだったんです。
自分でも信じられないのですが情況的にそれ以外考えられません。
悪霊とかよりも自分自身が怖くなりました。
892:
13 :本当にあった怖い名無し :2005/10/17(月) 13:37:26 ID:DTsecyorO
昔あった霊障を思い出した時に話し出す母ですが今だにあの悪霊に
ついてはここに書いた以上の事を話しません。
母は正体を知っているのかどうかわかりません。が、知っていて
黙っていてくれている気がします。
幸いここ数年間、あの悪霊は出て来てません。
ずっと心の中で溜まっていた私にとって最大級に怖い話で
いつかどこかで打ち明けたいと思っていました。
今日オカ板を覗いた時に前スレが1000で浮上した時にこのスレを
知ったもので、ついこのスレなら・・と思い懺悔のつもりで書かせてもらいました。
レス消費、長文乱文すみません。
893:
乙!面白かったよ!
生き霊かぁ。泉の広場を思い出すなぁ。
943:
死んだじいちゃん
じいちゃんが死んだときの話。
朝に息を引き取って、夕方・・・なんとなく妹と二人、じいちゃんの死に顔を見てたんだ。
まあじいちゃんには二人ともかわいがってもらったからね・・・
それで、あたりが薄暗くなってくる頃・・・冬だったから5時前ぐらいかな?
じいちゃんの口の辺りがぽうっと光ってるの。
なんだ?と思って見てたら、なんか蒼い光の玉みたいなのが口から出てきた。
それはそのまま窓ガラスを通り抜けて出て行っちゃったんだけど・・・
あれが魂ってやつなんだろうなって、子供心に思ったり・・・妹にも見えてたみたい。
んで、問題はその後なんだ。
それを見た後、30分経つか経たずって頃。
もうほとんど外は真っ暗になってたんだけど、不意に窓の外が明るくなったのね。
なんだろう?もしかしてじいちゃんの魂がまた戻ってきたのかも・・・なんて思った。
そしたら案の定、さっきと同じような光の玉が窓をすり抜けて入ってきた。
でも、さっきとなんか違うのよ。
色が・・・なんていうか、汚い黄色で、形も不安定にぐにゃぐにゃ変わってる。
それを見たとき、もう本能的にやばいと思って追い払おうとしたんだけど、
一足遅くて、それはじいちゃんの口の中に入ってしまって・・・
その瞬間、「@#$%’&’”」(意味不明な言葉の羅列)みたいな
うめき声をあげて、じいちゃんが息を吹き返した。
俺と妹はびびってすぐに家族を呼びに行ったんだけど・・・
945:
まあその夜は大騒ぎだったね。
みんなじいちゃんが生き返ったって大喜びでさ。
・・・だけど、俺と妹は絶対近寄らなかったね、あれを見てたから。
家族の誰に話しても信じてくれなかったけど・・・生き返ったじいちゃんは、明らかにおかしかったし。
姿形はじいちゃんだけど、どう見ても、じいちゃんには・・・というか人間には見えなかった。
その夜。
目がさえてしまって、眠れなくて・・・たぶん12時は過ぎてたと思う。
何かを引き摺るような音が聞こえた気がした。
耳を澄ませて聞いてみると、確かになんかずるずる聞こえる。
なんだろう?と思ってドアを開けてみると、廊下の端になんかがうずくまってる。
よく見てみると、それはじいちゃんだった。
びくっ・・・とひるんだ瞬間、手に持ってた漫画を落としちゃって・・・
そしたら、それに気づいたのか、じいちゃんが這って(四つん這いじゃなく腹這いで・・・)
「うわっ!」と声を上げてドアを閉めたもんだから、妹も目を覚まして
「どうしたん?にいちゃん」なんて気楽に抜かしやがる。
「あほ!じいちゃんが来たんや!入ってこんようにお前も押さえるの手伝え!」
そしたら妹も必死になって、二人でドアを押さえつけたんだけど・・・
外からは、がりがり引っかく音がずっとしてるの。
結局、外が薄明るくなるまで音は続いて、またずるずる音が遠ざかっていって・・・
ようやく妹と二人目を合わして、ほっと一息・・・
947:
んで次の日(正確には同日なんだが)の朝。
ドアを見てみるとやっぱり散々引っかいた跡が残ってる。
・・・というか爪が一枚、剥がれて刺さっていた。
ぞっとしつつ改めて昨日のは夢じゃなかったんだと思ってたら、
「おーい!T(俺)!ちょっときぃ!」と外からお呼びが。
なんだろうと行ってみると、家族全員が庭に集まって大騒ぎしてる最中だった。
その輪の中心にはじいちゃんの遺体が・・・
話によると、兄貴が朝体をほぐそうと外に出たときにはもうこの状態だったらしい。
家族はみんな不思議がった。(まあ死体が生き返るのも十分不思議だが)
なにせ、じいちゃんが死ぬ間際は、満足に体も起こせない状態だったから・・・
どうやってここまで?ってことで。
俺と妹は当然知ってたわけだけど・・・まあ話しても案の定信じてもらえなかったわな。
で、そのあとじいちゃんの遺体は一応医者に見せて、改めて通夜をやったんだけど
そのときの医者の言葉がどうも引っかかるんだわ。
「死んでから何日目ですか?」って・・・なんでも、死んで一日ではありえないほど
腐敗が進行してたらしい。
これはどういうことなんだろう?
ほんとはじいちゃんは何日か前に死んでいた?
それともあれが入ったからそうなったのか・・・
一つ俺が思い出したのは、グールってやつ。
死人の体に入り込んで蘇らせ、人肉を食らうっていう。
まあ今となっては何が真相なのかなんてわからんけど・・・
あ、ちなみにお通夜の最中にじいちゃんが生き返ることはもうありませんでした。
949:
乙。
想像すると 怖いな。
グールの話までは。
957:
>>949
すまん。昔からオカルト好きだったんでつい、な。
ところであれ以来妹が死を極端に恐れるようになってしまってな・・・
親戚の葬式にも出たがらんのよ。
なんとかできんもんかねぇ・・・
950:
寝ていた友人
親父と酒を飲んでたら、おれ的にガクブルな話を聞かせてくれた。
携帯厨のうえ、記憶を頼りに書いたので、読みにくいとは思いますが、まぁなにとぞ穏便に。。
おれの親父は…はっきり言って自慢できるほどの親父じゃない orz
今でこそマジメに働いてオカンの尻にしかれてるが、昔はかなりやんちゃな奴だったらしい。
話とはその当時に実際に親父とその悪友さんたちが経験した話。
951:
その日も親父は友達二人と三人で酒を飲み、二人を乗せ、行くあてもなくブラブラと車を走らせていた。
一人は酒に酔ったせいか後部座席でいつのまにかグッスリ。
残った前の二人で、こいつ家に送るか?って話になったんだけど、結局最後には親父が意地悪をしてやろうとか言いだして
酒の勢いもあってか、そのまま地元で今も有名な心霊スポットの、滝がある公園へと車を走らせた。
ひたすら続く真っ暗で狭く曲がりくねった道、薄気味悪いなんてもんじゃない。
何度も帰ろうかと思いながらも言い出しっぺが引き返すわけにもいかない。
結局親父達は公園へ到着してしまった。
駐車場から見える公園は、手入れもされてないのか草木はボーボーで、昼間には見えるはずの石碑にも車のライトは届かなかった。
車のライトを消してみるとまさに暗闇、月明かりすら感じられなかった。
952:
それでも二人であれやこれやと話をしてたらぼんやり目もなれてきた。
うっすら駐車場の全容が見える。駐車場に止まってる車は親父の車以外一つも見えない。
そりゃ当然だわ、こんなに薄気味の悪い場所にはよほどの馬鹿しかこない。
(実は馬鹿息子のおれも、夜中に行った事があるがマジでやばい。雰囲気のレベルが違いすぎる。)
車の外に出ようものなら暗闇から無数の手が伸びてきて、あちらの世界へ…ズルズルズルッ!
そんな想像を簡単にできてしまうほどの雰囲気の中に親父達はいたわけ。
ま、マジで馬鹿な親父達は後部座席でいまだ爆睡中の一人を残して、当たり前のように車の外へ出た。
そのまま後ろのドアに隠れる様にしてしゃがみこみ、車の両側から
バタバタバタバタバタバタバタバタッ!!
ってやったわけwww
二人とも必死で笑いをこらえながら、もいっちょwww
バタバタバタバタバタバタバタバタッwwwwww
で、さすがにびびっただろって中を見たらまだ寝てる。。
953:
二人ともしらけて、とりあえず後ろのドアから車の中に入って両脇から寝てた人をかかえるように起こした。
馬鹿面で寝息をたててる友人を見て、二人でまた相談。
『どーするよ?』『おれもそろそろ気分悪くなってきたし…ぼちぼち帰r』
バタバタバタバタバタバタバタバタッ!!
え??
顔を見合わせる二人。血の気がひき、顔色が一瞬で青くなる。全身の毛が震い立つのを感じた。
バタバタバタバタバタバタバタバタッ!!
…………………………………………………………固まったまま動けない二人。言葉もない。
状況を整理できない。理解できない。理解できn。理解できない。とにかく逃げよう!!
そう思った瞬間寝てた友達が目をカッと見開いて前を見ながら う あ ぁ ぁ ぁ ぁぁぁぁぁぁぁああ!!!!!
って大絶叫
そこで親父は気を失ったらしくて、起きたら朝だった。
954:
友達二人が前の席に座り、無言で車を走らせてた。
夢だった?とも思ったが今この状況、雰囲気を見て簡単に推測できた。あぁ夢じゃなかったと。
運転してるのは昨日ずっと寝てた人w
泣いてるのか?ぶつぶつ言いながら…お経?
なむあみだぶつなむあみだぶつなむあみだぶつなむあみだぶつなむあみ…
隣の友人は何も言わずにただ車が走っていく道、家へと続く道を真剣な顔で見つめてた。
親父が起きたことに気付いて少し笑って
三人でお祓いでも行こうなって。それだけ。また必死で前を見つめてた。
で、それから普通にそれぞれの家に帰ったらしい。その後は三人とも異変も無くなんともない。
一人は病気で死んだけどそれも何年もたってから。だからこの事にはたぶん関係無いと思う。
でまぁ親父の話は終わったわけ。
…いやいや、聞いてて気になったんだけど…っておれが切り出す
955:
『あぁ、寝てた奴が見たものだろ?そ、おれも見た……
…目だった…しかも赤色…血の色みたいなドス黒い奴で馬鹿でかい奴。
フロントガラスいっぱいの二つの真っ赤な目がじっとおれらを見てたんだよ』
 終わり
956:
>>955
携帯から長文乙でした。
読んでるとそんな怖くはないけど
実際体験したら洒落にならんだろうな。
964:
都内某所のサウナに泊まったときの話。
前の晩にしこたま呑んだので、明け方尿意を催しトイレに行った帰り
寝ぼけて関係者以外立ち入り禁止の札の横を通り過ぎて最上階への階段を
上ってしまい、踊り場を折り返すとそこに塩が盛ってあるのが目に入った
一気に目が覚め、階段を上りきった先の壁を見るとお札が・・・・
もう始発も動いている時間なので、攻で帰りましたよ。
96

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