千早「青い夜の記憶」back

千早「青い夜の記憶」


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1:
――8年前
千早『あっ、こら優!走ったらだめだってば!』
優『もうあたり真っ暗だよ、お姉ちゃん、早く!!』
ブゥウウーーン
千早『優、危ないッ!!』
キキッー!! ドンッ
優『お姉ちゃんッ!!』
2:
?「おい見ろよ、凄い星だぞ」
千早「うん、綺麗だね、お○ちゃ□!」
?「ほおー、これお前が作ったのか」
千早「えへへ、お○ちゃん、凄いでしょ」
?「ごめんな、必ず迎えに来るからな…」
千早「待って、おいていかないで!お兄ちゃん!!」



チュン チュン
千早「・・・また、あの夢」
優「姉ちゃん、何やってんだよ!今日午前中から仕事のはずだろ!!」
千早「嘘!?寝坊しちゃった!?」
4:
【夕方・765プロ】
優「…挙句の果てに慌てて大事な台本忘れてってさ、電車でそれを届けに行って…ホントに姉ちゃんは俺がいないとだめだな」
千早「ふふ、いつも本当にありがとう、優」髪クシャクシャ
優「いつも人前で…やめろって!//////」
千早「今日、お風呂で背中流してあげるわね」
優「何言ってんだよ、もう!」
春香「うう?、また事務所でイチャついてるよ?」
P「まあ、家族は仲が良いに越したことはないじゃないか」
春香「最近、事務所の近くで一人暮らしを始めた身としては、刺激が強すぎるんですよ」
P「俺も一人暮らしだから、あいつの家に家庭訪問に行った時、凄く幸せそうな家庭で羨ましかったな」
5:
春香「私も兄弟とか欲しかったなあ?」
P「俺は春香の事を妹の様に思ってるぞ」
春香「えっ、じゃ、じゃあもっとああいう風に…」
P「したいのか?」
春香「//////」
P「聞いちゃいけなかった…」
7:
P「兎に角、千早、お前も相当売れてきたんだからちゃんと気引き締めてけよ。
明後日はロケもあるし、定例ライブも近いんだし」
千早「はい、すみません、プロデューサー…」
春香「でも、そこも千早ちゃんの魅力ですよね。ギャップというか。
素の千早ちゃんは穏やかで、ちょっと抜けてるところもあるけど、悲しい感じの歌を歌うと凄く様になって」
P「まあ、否定できないが…」
P「取り敢えず、二人とも今日は気を付けて帰れよ。俺はちょっと回らなきゃいけない所があって、送ってやれないから。
特に千早を頼むぞ、優君」
「「はい」」
優「任されました」
8:
【P運転中】
P「ふう、クライアントが良い人そうで良かった。明日からも頑張らなきゃな」
カーステレオ「♪?」
P「ん?何だ、突然?…千早の歌か…?」
P「うわっ、何だ!?空から光が、うわああああああっ」
ガッシャーン!!
9:
【病院】
春香「プロデューサーさん!」
千早「小鳥さん、社長、プロデューサーが車で事故に…」
小鳥「ええ。でも幸い、巻き込まれた人は居なくて、車の方は酷い有様だったみたいだけど、
プロデューサーさんには目立った外傷も無いって…今は気を失ってるけど…こんなの奇跡に近いって警察の人が…」
春香「そっかあ、良かった…」
P「…」
社長「でも、まだ意識は戻っていない、安心はできないよ。」
社長「無論、私も彼が復帰してくれるのを願っているのだが…音無君とも話していたんだが、
新しいプロデューサーを呼ぶことも考えながら、当面のプロデューサー業は、音無君に手伝ってもらいながら私が代行するよ」
春香「社長…」
社長「辛いのはよく分かる。でも、やっと君たちの頑張りが世間に伝わったのだ。
ここで仕事に穴をあける訳にはいかない。正念場だと思って頑張ってほしい」
春香「はい…」
千早「分かりました…」
P「…」
11:
【翌日・病院】
春香「プロデューサーさん、私たちが帰った後すぐ目を覚ましたんですよね…」
小鳥「そうなんだけど…、でも…」
P「君が、春香ちゃんって言う娘か…」
春香「本当に記憶が無いんですね…」
P「僕は、君たちがアイドルとして活動するのを手伝っていたらしいね」
春香「そうです…」
P「彼は…、いや、僕はどんな人だったかな?」
春香「プロデューサーさんは、優しくて、色んなことに凄く丁寧に取り組む人で、でも手が遅くてよく皆に仕事を手伝って貰ってたり、それで色んなことに気が付くのに変に疎い事もあって、それで…」
P「ははは、分かった、分かった…なるほど、そういう人だったみたいだね…」
12:
P「でも、この星は平和そのもので良かった。本当に良かった…」
春香「へっ?何の話です?」
P「あっ、いや…」
春香「あのこれ、私と、今日はお仕事で来れなかったですけど千早ちゃんていう娘のCDとライブ映像です。
聞いたら何か思い出すかもしれないんで、置いておきます!」
春香「でも、一度にあんまりたくさん考えない方が良いみたいですから、焦らないでください…」
P「…」シゲシゲ
春香「私、今日これから仕事に行かなきゃならないんで、もう行きます!」
春香「(記憶を無くしたプロデューサーさんってこんな人なのかな…?
記憶が無いって言うより、まるで別人みたいだった…)」
P「…」
13:
【事務所】
TV<昨夜、F地区のキャンプ地で未確飛行認物体を目撃したとの報告が一般市民から多数寄せられ、
付近で行方不明となっている人が数名出ています…
電話<Prrrrrrr
社長「はい、765プロで…おう、プロデューサー君か!?何か思い出したのか?」
千早「!」ピッ
社長「如月君に?そりゃ、君は彼女のプロデューサーだから、問題は無いが…」
社長「何!?何を言ってるんだ君は…?すぐにとは言われても、今や彼女は忙しい身だ。そう都合よくはいかん。
落ち着きたまえ。スケジュールが空いたら、こちらから連絡するよ…」ガチャ
千早「プロデューサーからですよね?何かあったんですか?」
社長「うむ…、それが…話していいものやら…」
千早「お願いします」
14:
社長「それが、今すぐ君に会って話したいと言ってるんだ。だが、これから君はロケに向かう予定だ。
それに問題はそこではなく…」
千早「何です?」
社長「彼は自分を、如月君、君の兄だと名乗ったのだ。」
千早「兄…?私の兄…本当にそう言ったんですか!?」
社長「彼なら当然、君には弟君しかいないと知っていたはず。それにしたって何でこんなことを?
…事故のショックで錯乱して…なのか?」
千早「…」
春香「はい、もしもし天海です。あっ、小鳥さん。えっ?プロデューサーさんが病院から抜け出した!?
どっ、どこへ向かったとか分かりますか!?」
小鳥「それが春香ちゃんの渡したDVDをパソコンで見たら、急に変な風になって…
調理場の裏口から抜け出したらしいんだけど…後包丁が一本無くなってたって…」
春香「包丁!?」
小鳥「そうなの、社長が言うには、千早ちゃんに会いに行ったんじゃないかって…」
春香「千早ちゃんに…!?仕事は終わったんで、兎に角急いで千早ちゃんの所へ向かいます!
今日は都内の遊園地でロケでしたよね?」
15:
【ロケ地・遊園地】
社長「これで、大丈夫だね。それじゃ頑張って」
千早「はいOKです」
D「それじゃ、本番いくよー」
?「(ここだ、千早。僕はここにいる)」
千早「(誰…?)」
D「千早ちゃん?どうしたの?」
P「(迎えに来たんだ、千早)」
千早「!」ダッ
D「千早ちゃん?どこへ!?」
社長「如月くん!?」
16:
春香「あっ、社長!」
社長「天海君!如月君が、突然何処かへ行ってしまって、ここらで見なかったかい?」
春香「はい、こっちに来たら、プロデューサーさんと一緒に向こうのコーヒーカップに行くのを見ました!」
【コーヒーカップ】
千早「(本当に、私のお兄さんなの?)」
P「(ああ、今はこのP君の体を借りている。君を迎えに来た)」
千早「(迎えに?どこから?)」
P「(君と僕の、生まれた星)」
17:
社長「いた!係員さんにコーヒーカップを止めてもらうよ」
春香「…待って、少しだけそっとしといてあげませんか!?」
社長「天海君?」
春香「だって、二人ともあんなに楽しそう…」
D「…ったく、何やってんだよ千早ちゃん!」
春香「あっ、プロデューサーさんがどっか行っちゃう!?」
千早「(あの夢、本当だったんだ…遠い星空…)」
18:



D「で、どうなんです?千早ちゃんの様子は」
社長「それが、いなくなってしまって…」
D「ちょっと、いくらなんでもそれは無いよ、それは!」
社長「すいません、ちょっと待ってください、携帯が…
はい、高木です。ああ、如月君の定例ライブの件ですね、勿論、首尾は上々ですよ…」
19:
【翌日・8年前の事故の場所】
千早「春香、どうしてここに?」
春香「優くんに聞いたよ。もしかしたらここかも知れないって…プロデューサーさんは何処に?それに、そのお花は…?」
千早「あの人、私の兄なの。遠い昔に別れた、たった一人の兄なの」
春香「お兄さん…?でも千早ちゃんには、ちゃんと家族が…」
千早「私、ずっと待っていたの。あの人が迎えに来てくれるのを。ずっと昔から…」
20:
――Pと千早が再開した後の会話
P『母さんは、コロニーに移住するために幼かった僕たちを連れて、遠い宇宙へ旅に出た。
その途中で宇宙船に不慮の事故が起き、この星に不時着した』
P『その時に、生命維持装置も損傷…でも、自分の星までなら、なんとか帰れた…ただし、二人までは』
千早『どうして、私だけ置き去りに…?』
P『その時、偶然あの交通事故が起きて、弟を庇って命を落とした少女の体を借りた…』
千早「その女の子は、歌手を志し、やがてアイドルになった…でも、あの事故の時、本物の私は死んだの…」
春香「じゃあ…?」
千早「今ここにいるのは、昨日まで同じ事務所で一緒にアイドルとして活動していたのは、
遠い星から来た宇宙人。信じられる?」
21:
【無人の公園】
P「春香ちゃん…」
春香「あなたは、8年もの間、なぜ千早ちゃんを置き去りに…?」
P「すぐ、迎えに来るつもりだったんだ!でも…できなかった…」
春香「できなかった?」
P「友好関係にあった星が、僕の星を侵略したんだ…母は殺され、僕は脱走した…」
春香「…プロデューサーさんに乗り移ったって訳ですね?」
P「許してくれ…!」
P「でも、この体を借りて、彼の記憶から彼や君たちが千早を本当に大切にしてくれたことが分かったよ。
千早はここでは、ホントに幸せだったんだね…」
22:
春香「でも、これからどうするつもりです?故郷へは帰れない、もう千早ちゃんを連れて帰れる星は無いんでしょう?」
P「仲間と連絡が取れた。僕と同じ逃亡者たちだ。僕は、彼らとこの宇宙のどこかに新天地を探すよ。」
P「そしてそこで、妹とやり直す。今まで失った時を、二人で取り戻すんだ!」
星人「お前の旅はここで終わりだ !」ジャキ
P「!」
春香「!」
星人「逃亡者はすべて処理した…残りは、お前と妹だけ…」
P「妹は何も関係ないぞ!!」
星人「わが星の正義の為、お前らは死なねばならない!!」
ズドン!!
23:
P「うっ…」
春香「プロデューサーさん!!」
星人「我々への叛逆は死を以て味わえ…これで完全に止めを刺してやる…」
春香「やめて!!」ドカッ
星人「ぐっ…」
春香「人の命を踏みにじって…何が正義よ!!」
星人「地球人、我々はお前たちに危害を加えるつもりはないが、邪魔立てするなら容赦はしない!!」ジャキ
24:
ドスッ!!
星人「ぐっ…!放せ、貴様…!」ズドンッ!
P「ッ!!…この娘たちは…、殺させはしない…!」
ズプズプ…
春香「プロデューサーさん!!」
星人「おのれ…!!」ブクブクブクブク・・・
ジュワアアアアアアア
25:
春香「プロデューサーさん!!しっかりして下さい!千早ちゃんが待ってるんですよ!!」
P「…星が、見える…星…が…」
P「…」
春香「何でですか?千早ちゃんと一緒に暮らすんじゃなかったんですか…?」ポロポロ
P「…?…春香、俺は…どうなったんだ…?」
春香「…本物のプロデューサーさん…?…事故に…事故にあったけど、助かったんです…」グスグス
P「助かったのか…、それになんでお前泣いて…!?、彼はどうした!?」
春香「うっ…、うう…うあああん!」
P「…俺は、まるで長い夢を見ていたみたいだ…随分、悲しい夢だった…」
27:
【定例ライブ】
千早「私は、自分の歌が全部好きです。でも、私にはもっとたくさんの思い出の詰まった歌があります」
春香「…」
千早「…その歌を、今日遠い所に行ってしまった、わたしの一番大切な人に贈りたいと思います。『青い夜の記憶』です」
小鳥「こんなのリハーサルにありましたっけ?」
社長「まあ、静かに…」
28:
♪?
千早「このまま 静に眠りにつきたいの」
社長「…」
千早「かわらぬぬくもり いついつまでも 感じてるから」
小鳥「…」
千早「今は一人 遠い記憶の中で あなたの声 聞こえる」
優「…」
千早「帰りたい いつか 遠い故郷(ふるさと)」
春香「…」
千早「あの遥かな夜に 星降る空に…」
P「…」
29:
――定例ライブ前日
千早『やっと、帰れるのね?私たちの故郷へ…』
P『…お前はここに残れ』
千早『どうして?もう一人ぼっちにしないって約束したでしょ?』
P『一人ぼっちなんかじゃないさ。この星には、お前を愛して支えてくれる人がたくさんいる…』
千早『嫌よ!!』ダキッ
P『…』
千早『…』
千早『…!』
30:
スッ
千早『分かったわよ、兄さん。私、ここに残る…』
P『千早…』
千早『でも…また、何時か…会えるわよね…』
P『会えるさ…きっと…!』
千早『さようなら…兄さん…』
千早『(さよ…う…な…ら…)』
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