真姫「姉妹、ね……」back

真姫「姉妹、ね……」


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1:
ほ の ま き
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2:
真姫「ただいまー」
シーン
真姫「……」
ガチャ
真姫「? これは……」
『真姫ちゃんへ
今日も遅くなると思うので、先にご飯を食べていて下さい    母より』
真姫「……」
真姫「今日も1人、ね……」
真姫「えっと……」ガサゴソ
真姫「白菜とハムで作れる料理は……」
真姫「……はあ」
3:
――
真姫「ふぅ……」
真姫「(11月にもなると、さすがに寒さも本格的になってくるわね)」
真姫「(それに6時を過ぎてるし、気温もどんどん下がってく)」
真姫「(寒い……)」
真姫「あ……やっとつい……え?」
『定休日』
真姫「う、嘘……」
真姫「……はあ」
真姫「(さっきから私、ため息ついてばかり……)」
真姫「(……幸せが逃げちゃうわね)」
真姫「? あれは、コンビニ……」
4:
真姫「(結局、コンビニでカップ麺を買ったわ)」
真姫「(……寂しい食事ね)」
真姫「……」
真姫「……寂しい、か」ボソッ
真姫「帰ろ……」
――ポタ…ポタポタ
真姫「え……」
ッァァァァァァァァ
真姫「雨……」
真姫「……」ポロポロ
真姫「あ、あれ? 私、泣いて……」ゴシゴシ
5:
真姫「お、おかしいわね。どうして涙が……」ポロポロ
真姫「なかなか、止まんないな……」ポロポロ
「まっ、真姫ちゃん!?」
真姫「……え?」ポロポロ
穂乃果「どうして泣いてるの!?」
真姫「ほ、穂乃果……?」ポロポロ
穂乃果「こんなに濡れちゃって……!」
穂乃果「私に付いてきて!」ギュッ
真姫「あっ……」
真姫「(穂乃果の手、あったかい……)」ギューッ
穂乃果「……」
穂乃果「(……真姫ちゃんはどうして、1人で泣いて……)」
6:
ガラッ
雪穂「お帰り、お姉ちゃ……って真姫さん!? どうして濡れて―――」
穂乃果「話はあと、今は真姫ちゃんをお風呂に入れなきゃ。だいぶ冷えてるし、風邪引いちゃう」
雪穂「う、うん! お、お風呂沸かしてくるね!」ドタバタ
真姫「……」ポタポタ
穂乃果「お風呂沸くまで、少し待っててね」
真姫「……聞かないの?」
穂乃果「えっ? なにが?」
真姫「どうして私が、あの場所で泣いてたのか……」
穂乃果「最初は気になったよ。どうして泣いてるのか、どうしてあの場所で泣いてるのか」
穂乃果「でもさ、無理に詮索するのはよくないよね」
7:
穂乃果「だから私は、真姫ちゃんから話すまで、待とうと思ったの」
真姫「穂乃果は……優しいのね」
穂乃果「えへへ、そんなことないよ」
真姫「いいえ、穂乃果は優しいわ……」
真姫「あの時も、私を……」ボソッ
穂乃果「真姫ちゃん?」
真姫「う゛え!? な、なんでもないわ!」
穂乃果「そ、そう?」
真姫「……」
真姫「寂しかったの……」
穂乃果「えっ?」
8:
真姫「単に、寂しかったの……」
穂乃果「……」
真姫「『ただいま』って言っても返事は返ってこない。『いただきます』って言っても返事はない」
真姫「話し相手はいない、『お休みなさい』って言ってくれる人もいない」
穂乃果「……」
真姫「寝る時、小さな物音がしただけで怯えてる」
穂乃果「……」
真姫「だからね、私にとって学校やμ'sは大切な場所なの」
真姫「別に、家が嫌いってわけじゃないの」
穂乃果「……」
真姫「……意外よね。学校で強がってる私が、みんなの目がない場所では、こんなにも寂しがり屋だなんて」
9:
真姫「……穂乃果が羨ましいわ」
穂乃果「……どうして?」
真姫「雪穂ちゃんっていう、かわいい妹がいて」
真姫「私にも姉妹がいたら、寂しくなかったり、しないのかな……」
穂乃果「真姫ちゃん……」
穂乃果「……」
穂乃果「ねえ、真姫ちゃん」
穂乃果「私が、真姫ちゃんのお姉ちゃんになってあげる」
真姫「……!」
穂乃果「真姫ちゃんは寂しがり屋さんなんだよね。だったら私に甘えていいよ」
穂乃果「そうすれば、寂しく無いでしょ?」
10:
穂乃果「今日から私が、真姫ちゃんのお姉ちゃんです!」
真姫「……」
真姫「いいの、本当に……?」
穂乃果「うんっ!」
真姫「私、すごく寂しがり屋よ……」
真姫「穂乃果に迷惑をかけちゃうかもしれない……」
真姫「それでもいいの?」
穂乃果「ぜんぜんいいよ! 逆に私が迷惑かけちゃうしね!」
真姫「……ふふっ、それもそうね」
穂乃果「あ! やっと笑ったね」
11:
穂乃果「―――真姫」
12:
真姫「!」カアアアアア
穂乃果「あれ、真姫ちゃん。顔、真っ赤だよ」
真姫「ほ、穂乃果のせいよ!」
穂乃果「ええっ! 私が悪いの!?」
真姫「そうよ! 穂乃果のせい!」
穂乃果「ええー……」
真姫「ありがと、お姉ちゃん」ボソッ
穂乃果「……えっ? い、今お姉ちゃんって言ったよね!?」
真姫「え、ええ。言ったわよ」
穂乃果「もう1度言ってみて!」
真姫「お、お姉ちゃん」///
穂乃果「真姫は可愛いなぁ」ナデナデ
真姫「……」///
13:
おわり
19:
>おわり
またまたご冗談を
23:
雪穂「お、お姉ちゃん! お風呂沸い……え?」
穂乃果「……」ナデナデ
真姫「……」///
雪穂「えーっと……お姉ちゃん?」
穂乃果「あっ、雪穂」
雪穂「お風呂、沸いたよ?」
穂乃果「ありがとっ! 真姫っ、一緒に入ろ」
真姫「う゛え!? おお、お姉ちゃんも!?」
穂乃果「うんっ!」
雪穂「……ん?」
穂乃果「レッゴー!」
真姫「ちょ、ちょっと!/// 押さないでってば!」
雪穂「真姫さんがお姉ちゃんのことを、お姉ちゃんって……」
24:
穂乃果「よっと……真姫! 早く早く!」
真姫「えっ!? もう脱いだの……!?」
穂乃果「服脱ぐくらい10秒もかからないよ!」
真姫「ま、待って……! あと少しだから……!」
穂乃果「ささっと下着脱いで! 早くしないと風邪引いちゃうよ?」
真姫「わ、わかってる!」
穂乃果「……」ジーッ
真姫「……そんなにじーっと見られると、脱ぎにくいんだけど」
穂乃果「いやー、真姫って身体綺麗だね」
真姫「は、はあっ!?」
穂乃果「腰も細いし……」ジーッ
真姫「じ、じろじろ見ないでっ!」///
25:
穂乃果「あ゛ああ……いい湯だねぇ……」
真姫「ええ、そうねぇ……」
穂乃果「……ねえ、真姫」
真姫「なあに? ……お姉ちゃん」
穂乃果「……寂しくない?」
真姫「えっ……?」
穂乃果「今、私と2人きりで……寂しくない?」
真姫「……ええ、全然。心の中がポカポカしてるわ」
穂乃果「ふふっ、よかった」
穂乃果「……そろそろ、上がろっか」
真姫「そうね……」
26:
穂乃果「私の服、キツくない?」
真姫「ええ、ぴったりよ」
穂乃果「よかった……」ホッ
雪穂「あっ、お姉ちゃん。ご飯もう出来てるよ」
穂乃果「おお! グットタイミング!」
雪穂「真姫さん、よかったら食べていってください」
真姫「え? ……でも」
穂乃果「食べていこうよ! 真姫!」
真姫「……お、お姉ちゃんが言うなら」
雪穂「……」
雪穂「……あのー、お一つ聞きたいことが」
穂乃果「なあに?」
27:
雪穂「真姫さんはどうしてお姉ちゃんのこと、お姉ちゃんって呼んでるんですか?」
真姫「う゛え!?」
穂乃果「それは真姫が私の妹だからだよっ!」
雪穂「妹?」
穂乃果「うん! 今日から真姫は私の妹になったの!」
雪穂「へえ……」
穂乃果「もちろん、雪穂も大切な妹だよっ」
雪穂「でも、お姉ちゃんより真姫さんの方がお姉ちゃんっぽいよね」
穂乃果「なっ……!?」ガーン
雪穂「お姉ちゃんよりしっかりしてるし、頭もいいし……」
穂乃果「真姫ー! 雪穂がいじめてくるよぉ……!」ダキッ
真姫「!?/// 急に抱きつかないで!」
真姫「よしよし……」ナデナデ
雪穂「……」
雪穂「(なんだろう……少しもやもやする)」
28:
穂乃果「今日の夕御飯はなにかなっと……」
穂乃果「おおっ! おでんだ!」
穂乃果ママ「今日は一段と寒かったから、急遽変更したのよ」
穂乃果「どれもおいしそう……」ジュルリ
雪穂「お姉ちゃん、ヨダレが……」
穂乃果「も、もう我慢できないっ! いただきます!」
穂乃果ママ「真姫ちゃん、遠慮なく食べてね」
真姫「は、はいっ」
穂乃果「おいしい……!」ホロリ
真姫「……」フーフー
真姫「……」パクッ
真姫「!?」ビクッ
29:
真姫「……」ナミダメ
穂乃果「あっ、もしかして真姫って猫舌?」
真姫「うん……」
穂乃果「ちょっと待っててね! ふー、ふー……」
穂乃果「はいっ! あーんっ」
真姫「!? ちょ、ちょっと待って!」
穂乃果「いいからいいから! あーんっ」
真姫「……あ、あーんっ」///
穂乃果「どう? 熱い?」
真姫「ぜ、全然熱くない……」///
穂乃果「ふふ、よかった」
30:
穂乃果ママ「2人とも、とても仲がいいのね」
穂乃果「うん! 真姫は私の大切な人だからねっ!」
真姫「!?」ゴホゴホ
穂乃果「!? だ、大丈夫!?」サスサス
真姫「え、ええ……なんとか」
穂乃果「びっくりさせないでよぉ、もうっ」
穂乃果ママ「まるで姉妹みたいね」クスクス
雪穂「!」
穂乃果「そうだよ! 真姫は私の妹なの!」ギューッ
真姫「しょ、食事中に抱きつかないで!」///
穂乃果ママ「真姫ちゃんが穂乃果の妹……悪くないわね」
雪穂「…………」
真姫「……」チラッ
31:
穂乃果「ごちそうさまでしたー!」
真姫「ごちそうさまでした、とてもおいしかったです」
穂乃果ママ「あら、ありがとう」
穂乃果「……うわわ! もうこんな時間だ!」
穂乃果「宿題しなきゃ! 忘れたら海未ちゃんに怒られる……!」アワワワ
穂乃果「真姫! 宿題手伝って!」ガシッ
真姫「ええっ!?」
穂乃果「お願い!」バッ
穂乃果ママ「真姫ちゃん、うちの娘……バカだから、教えてあげて」
穂乃果「ば、バカぁ!?」
穂乃果ママ「それに、もう遅いし……泊まっていきなさい」
32:
真姫「い、いいんですか……?」
穂乃果ママ「もちろん、真姫ちゃんみたいな子ならいつでもウェルカムよ」
真姫「……ありがとうございます」
穂乃果「そういうことそういうこと! ささっ、早く早く!」
真姫「お、押さないで!」
ドタドタドタ バタン
雪穂「……」
雪穂「……はあ」
雪穂「私も、宿題しよ……」
ガチャ バタン
33:
おわり
35:
お願いします続けてください何でも
36:
お泊まりだからやる事いっぱいあるね!
38:
穂乃果「宿題するぞー!」
穂乃果「と、いうことでお願いします! 真姫先生!」
真姫「せ、先生!? 私が……!?」
穂乃果「イエス!」
真姫「……任せなさいっ、真姫先生が分かりやすく教えてあげるわ!」
穂乃果「よっ! 先生!」
真姫「まず、宿題の教科を教えて」
穂乃果「歴史です! このプリントの穴埋めをしなさい、という内容です!」
真姫「……1つ、いい?」
穂乃果「どうぞ」
真姫「歴史って暗記教科なの、わかる?」
39:
穂乃果「はい」
真姫「数学なら公式を教えてあげられるけど、歴史は教えようがないのよ」
穂乃果「ええっ? そうなの?」
真姫「ええ、ひたすら暗記しなきゃダメなの」
穂乃果「それじゃあ答えを教えてっ」
真姫「それだと……お、お姉ちゃんのためにならないから」
穂乃果「た、確かに」
真姫「だから、隣で見ててあげる。答えが違ったら指摘するわ」
真姫「たぶん、答えなら教科書を見ればすぐわかると思うわ」
穂乃果「うん、わかった!」
真姫「それじゃあ始めましょう」
40:
カチッ、カチッ、カチッ
穂乃果「……」カキカキ
真姫「……」
カチッ、カチッ、カチッ
穂乃果「……」カキカキ
真姫「(と、とても静か……)」
真姫「(お姉ちゃんがまじめに取り組むとは思ってなかった……)」
カチッ、カチッ、カチッ
真姫「(……眠くなってきたわ)」
穂乃果「先生!」
真姫「!」ビクッ
41:
真姫「な、なに?」
穂乃果「問題です!」
穂乃果「フランスに従軍し、百年戦争を勝利に収めた、『神の声』を聞いたと言われているフランスの英雄は?」
真姫「(フランスの英雄……えっと)」
真姫「……ジャンヌ・ダルク、かしら?」
穂乃果「おおー! 正解! さっすが先生!」
真姫「おだてても教えたりしないわよ」
穂乃果「ちぇー……」
真姫「ほら、続けましょう」
穂乃果「はーい」
42:
穂乃果「……」カキカキ
真姫「(……? あら、結構埋まってきてるじゃない)」
真姫「(結構早く終わりそうね)」
穂乃果「……」カキカキ
穂乃果「……?」
真姫「(頑張って、お姉ちゃん)」
穂乃果「……」ウーン
穂乃果「!」カキカキ
穂乃果「お、お……終わったー!」
真姫「おつかれさま」
穂乃果「ありがとー! 真姫のおかげで早く終わったよー!」ダキッ
43:
真姫「わ、私はなにもしてないわよ/// お姉ちゃんが頑張ったから早く終わったのよ」プイッ
穂乃果「あれ? もしかして照れてるのー?」ツンツン
真姫「て、照れてない!」///
穂乃果「真姫は照れ屋さんだね!」ツンツン
真姫「うっ……」カアアアアア
穂乃果「……もう9時だね。そろそろ寝る?」
真姫「早くない?」
穂乃果「そう? それにさっき真姫、眠そうだったでしょ?」
真姫「! そんなことないわ」
穂乃果「そうなの? なら、もう少しお話しよっか」
真姫「ええ」
44:
穂乃果「あ、ちょっと待っててね」
ガチャ バタン
真姫「?」
ガチャ
穂乃果「連れてきたよー」
雪穂「な、なに? 急に?」
穂乃果「いや、姉妹たちを愛でようと思って」
雪穂「……はい?」
穂乃果「さっそく……おいで、雪穂」ポンポン
雪穂「え?」
穂乃果「お姉ちゃんが膝枕してあげる」ポンポン
45:
雪穂「え゛!? いいよ、別に」
穂乃果「いいからいいから!」
雪穂「(あれ、お姉ちゃんの膝なんて、もう何年も乗ってないような……)」
雪穂「そ、それじゃあ、少しだけ……」ポフッ
雪穂「……」
穂乃果「どうかな?」
雪穂「お、落ち着く……」グテー
穂乃果「よかった」ギューッ
雪穂「!」ビクッ
雪穂「つ、強く抱きしめすぎ……!」
雪穂「もう少し、優しく……」
46:
穂乃果「こうかな?」ギュッ
雪穂「あ……」
雪穂「いい……感じ」///
真姫「(う、うらやましい……)」ジーッ
穂乃果「真姫にもしてあげるからね」
真姫「(!? 心の中が読まれた!?)」
穂乃果「そういえば雪穂に、どうして真姫が私の妹になったのか話してなかったね」
穂乃果「真姫って、とても寂しがり屋なんだ」
穂乃果「お家では1人が多くて、とても寂しいらしいの」
穂乃果「真姫は『私にも姉妹がいたら……』って言ったの」
47:
穂乃果「だから、私が真姫のお姉ちゃんになってあげようと」
穂乃果「真姫とずっと一緒にいれるって訳じゃないけど」
穂乃果「少しでも、真姫の寂しさを減らせたらいいなって」
雪穂「……」
雪穂「なんていうか、お姉ちゃんらしいね」
雪穂「でも、それだと真姫さんは私の『お姉ちゃん』でもあるよね」
穂乃果「……あ! 確かに!」
穂乃果「雪穂は真姫の妹でもあるんだ!」
真姫「う゛え!?」
穂乃果「これからは3姉妹だね!」
雪穂「そうだね」
雪穂「これから真姫さんのことは『姉さん』って呼びますね」クスッ
真姫「ええ!?」
穂乃果「……」
穂乃果「ねえ、真姫」
真姫「な、なに?」
穂乃果「全然、寂しくないでしょ?」
真姫「え? ……ええ、とても暖かいわ」ニコッ
穂乃果「よかった」ニコッ
穂乃果「(こうして真姫は、私の妹兼雪穂の姉になりました)」
48:
続く
52:
優しい感じが好き
54:
穂乃果「次は真姫、おいで」ポンポン
真姫「う、うん」
ポフッ
穂乃果「……」
真姫「……」
真姫「(な、なんで対面で座ったの私!? は、恥ずかしい)」カアア
穂乃果「ねえ、真姫」ナデナデ
真姫「! ……なに?」
穂乃果「お姉ちゃん呼び、もう慣れた?」
真姫「まあ、ね」
穂乃果「お姉ちゃん、って呼んでみて」
55:
真姫「……お姉ちゃん」
穂乃果「ふふっ、真姫かわいい」
真姫「……」プイッ
穂乃果「……ってと、そろそろ寝ようか」
真姫「えっ」
真姫「(も、もう終わり……? もう少し、あのままでいたかったな……)」
穂乃果「今日はみんな同じベッドで寝るよ!」
雪穂「さ、3人で同じベッドはさすがに……」
穂乃果「だいじょーぶ! 私のベッド、ダブルだから!」
穂乃果「異論は認めません!」
56:
穂乃果「では、さっそく……おりゃ!」ガバッ
真姫「きゃっ! お、お姉ちゃ……」
穂乃果「真姫捕まえたー! 抱き枕決定!」
穂乃果「雪穂も早くー!」
雪穂「……仕方ないなぁ、今日だけだからね? 電気消すよ」カチッ
真姫「!?」
真姫「(い、いつもと同じ暗い部屋……!)」
穂乃果「真姫、私はここにいるよ」ギューッ
真姫「お姉ちゃん……!」
穂乃果「今日は私の抱き枕って言ったでしょ? 離さないからね」
57:
真姫「……うん」///
真姫「(どうして平然とそんなこと言えるのよ/// 言葉だけ見るとプロポーズじゃない!)」
真姫「(あ、暑い……特に顔が)」
真姫「(お姉ちゃんは……)」チラッ
穂乃果「……」スースー
真姫「(も、もう寝てる……)」
真姫「(……)」
真姫「(ありがとう、お姉ちゃん)」
真姫「大好き」ギュッ
穂乃果「……」
58:
穂乃果「私も大好きだよ、真姫」
59:
お わ り
62:
イチャイチャ編がはじまるのかな?

63:
えんだあああああああああ
6

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