モバP「そうきゅう」back

モバP「そうきゅう」


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1:
クダケトビチッタカケラバラバラバラニナルー
タマシイハカタチヲカエナガラキミノナカヘー
渋谷凛(15)「?♪」
凛(蒼穹……一度カバー曲として歌わせてもらって以来、私のお気に入りの曲)
2:
ガチャッ
棟方愛海(14)「おはようございまーす!」
凛「あっ……おはよう愛海」
愛海「おはよう凛さん! ところでプロデューサーは?」
凛「プロデューサーなら用事で出て行ったよ」
愛海「凛さんは一緒に行かなかったの?」
凛「私は今日休みだから」
愛海「そっか! それじゃあせっかくだしあたしと一緒にお話でもしよう!」
凛「そうだね。今日はゆっくりとした時間を楽しもうか」
3:
凛「??♪」
愛海「凛さん、今日はなんだか楽しそうだね」
凛「……いつもの私って、楽しくなさそうに見える?」
愛海「あっ……そういう意味じゃなくて!!」
凛「冗談」
愛海「凛さんのいじわる……」
凛「ごめんごめん。怒らないで愛海」
愛海「まぁそれはともかく、本当に何か良いことでもあったの?」
凛「今日は朝からゆっくりとした時間を持てたから好きなものを堪能できたんだ」
愛海「へぇ……ところでその好きなものって?」
凛「蒼穹だよ」
愛海「なるほどー」
4:
愛海(ん? そうきゅう……そうきゅう……)
愛海(……双丘!?)
6:
愛海「えっ……朝から双丘を堪能!?」
凛「うん。朝から蒼穹を堪能していたよ」
愛海「だっ、誰の!?」
凛「誰のって……私のだけど」
凛(自分で言うのもなんだけどお気に入りのカバー曲だから)
愛海「朝っぱらから自分の双丘を堪能!? い、いつ?」
凛「愛海が来るほんの少し前まで」
愛海「ええぇーー!? あたしが来る少し前までーーー!?」
凛「うん」
愛海「ちょっ……ちょっと向こうでタイムさせて凛さん!」ダダダッ
凛「う、うん」
7:
愛海(凛さんが早朝の事務所で自分の双丘を堪能!?)
愛海(しかもあたしがすぐ後に来たっていう状況なのに平気な顔して……)
愛海(も、もしかしてやり慣れてるのかな……そうだとしたらとんでもない淫デレラガールだよ……)
凛「どうしたんだろう愛海……真剣な表情でブツブツと」
愛海(いや待てい愛海! 今はその事を考えてる場合じゃない!)
愛海(凛さんは双丘に興味がある……つまりこれは新たな山登りメンバーを増やすチャンス!)
愛海(だが深追いは禁物……まずは少しずつ探りを入れてみよう!)
8:
愛海「ごめん、お待たせ凛さん」
凛「大丈夫。そんなに待ってないから」
愛海「改めて聞くけど、凛さんは双丘が好きなんだ?」
凛「そうだよ」
愛海「ちなみに他のアイドルの双丘は?」
凛「他のアイドルの蒼穹……はちょっと良く分からないかな」
凛(このプロダクションだとカバーしたの私だけだからね)
愛海「なるほど」
愛海「……凛さんってソロプレイ専門なのかな」ボソッ
凛「なにか言った?」
愛海「ナンデモナイデス」
9:
凛「あっ、でも卯月と未央のは一度あるかな」
愛海「えっ……卯月さんと未央さんの双丘を!?」
凛「一度三人で比べあったことがあるんだ」
凛(未央が『しぶりんのカバー曲を一人ずつ歌って点数勝負だ!』って言ったんだっけ)
凛(ふふっ……楽しかったなあの時のカラオケ)
愛海(さ、三人でお山の見せ合い比べ合い……)
愛海(凛さん……あたしの想像以上の上級者だったァ???……!!)
10:
凛「愛海?」
愛海「ハッ……ち、ちなみにそれぞれどんな感じだったのか聞かせてもらっても?」
凛「構わないよ」
愛海(女の子のお山好きとしては情報収集のチャンスだからね)
凛(愛海も蒼穹に興味があるのかな?)
11:
愛海「それじゃあまずは卯月さんの双丘から!」
凛「その前に卯月といえばどんな感じかっていう愛海の印象を教えてもらえる?」
愛海「卯月さんの印象……やっぱりいつも笑顔で明るいところ?」
凛「そうだね。だから卯月の蒼穹は柔らかくて暖かくて、優しい感じの蒼穹だったよ」
凛「ちょっとイメージとは違うかもしれないけど」
凛(蒼穹ってどちらかと言うと格好いい曲調だから)
愛海「暖かくて柔らかい……いや、むしろあたしのイメージ通りかも」ワキワキ
凛「……そう?」
愛海「他には?」
凛「後は最中にずっと頑張れって応援してくれたりしたり。卯月に応援されると俄然やる気が出てくるんだ」
12:
愛海「卯月さんの双丘を堪能する凛さんを応援する卯月さん……」ホワンホワン
―――
卯月『凛ちゃんもうちょっとです! がんばれ♡ がんばれ♡』
凛『きゅうじゅうきゅうっ……ひゃくっ!』モミッ
卯月『ふぅ……頑張ったね凛ちゃん! えらいえらい♪』
凛『ありがとう卯月……あいかわらず卯月の応援、しまむライフはよく効くね』
卯月『これが笑顔の魔法です♪』
―――
愛海「ふむ……」
凛「次に行ってもいい?」
愛海「あっ……お願いします!」
14:
凛「それじゃあ次は未央の蒼穹について」
愛海「未央さん! 3人の中で一番の大きさを誇る未央さんだ!」
凛「大きさ……確かに未央は一番大きかった」
凛「隣の部屋に聞こえるんじゃないかって程の大きくて明るく元気な声を出してたよ」
愛海「未央さんそんなにノリノリだったんだ……」ゴクリ
凛「未央って張りがすごいあるんだ」
愛海「ほうほう……思った通り未央さんは元気いっぱいなんだね!」
凛「それが未央の魅力だからね。交友関係も広いからいつも色々な人と遊んでるし」
愛海(未央さんは色々な人の双丘で遊んでる!?)
凛「ついこの間はみくと美嘉と遊んだって言ってた」
愛海(とんだ遊び人だよ未央さーん!?)
15:
凛「とまぁ二人の蒼穹はこんな感じ」
愛海「とりあえず凛さんがあたしの想像以上に大人ってことがわかったかも」
凛「私と愛海、一つしか違わないけど?」
愛海「凄いなぁ凛さん……」
凛「興味があるなら今度愛海に蒼穹のコツを教えてあげようか?」
愛海「双丘のコツを!?」
凛「手取り足取りじっくりと教えてあげる」
愛海「い、意外とオープンで大胆なんだね凛さん……///」
凛「そう?」
16:
愛海「凛さんの双丘……凛さんの双丘……」ムフー
凛「ど、どうしたの愛海。何だか鼻息荒いけど」
愛海「だって凛さんの双丘だよ! 今をときめくシンデレラガールの双丘を!! それをこのわたくしめが!!!」
凛「……それだけ興奮するってことは愛海も蒼穹が好きなの?」
愛海「大好きです。今度は嘘じゃないです」
凛「……そっか」
凛(ふふっ……自分の好きなものが他の人にも好かれてるって嬉しいな)
愛海(凛さんのお山凛さんのお山凛さんのお山)
17:
凛「せっかくだから私と愛海だけじゃなくて他にも誘おうか」
愛海「えっ?」
凛「加蓮と奈緒でも誘ってさ」
愛海「いきなりの四人同時プレイ!?」
凛「二人の蒼穹はまだ味わってないから丁度いい機会かも」
愛海「トライアドの三人の双丘をこの手で味わう……」ゴクリ
凛「ちなみに二人の蒼穹はどんな感じだと愛海は思う?」
愛海「うーん……加蓮さんはしっとりとして落ち着いた双丘で」
凛「うんうん」
愛海「奈緒さんはちょっとツンツンした双丘ってイメージかな」
凛「ふふっ、ツンツンした蒼穹だなんて面白い表現の仕方だね愛海」
18:
ガチャッ
姫川友紀(20)「おっはよー!」
凛「おはよう友紀」
愛海「おはよう友紀さん!」
友紀「おはよう凛ちゃんに愛海ちゃん!」
凛「友紀は朝から元気だね」
友紀「アイドルは元気が資本だよっ! ところで二人は何してたの?」
愛海「二人で双丘について語っていたところ!」
友紀「なるほどー」
19:
友紀(ん? そうきゅう……そうきゅう……)
友紀(……送球!?)
20:
友紀「えっ……朝から二人で送球について語っていたの!?」
凛「うん。朝から二人で蒼穹について語っていたよ」
愛海「いやー凛さんがまさかあそこまで上級者だったなんてあたし思わなかった」
友紀(朝から送球について語り合う……)
友紀(まさかこの二人がそんな話題で語り合うなんて驚きだよ)
友紀(ここは一つ、あたしも混ざるっきゃない!)
21:
友紀「実はあたしも送球が好きなんだ!」
凛「えっ? 友紀も蒼穹が?」
愛海「友紀さんも双丘を!?」
友紀「送球について語らせたらこのプロダクションの中で右に出る者はいないからね!」
凛(友紀も蒼穹が好きなんだ……今日は仲間が増えて嬉しいな)
愛海(そういえば友紀さんが酔っ払って他の人を揉んでる所見たことあったかも)
22:
愛海(友紀さんの双丘……)ホワンホワン
―――
愛海『おやおや? こんなところに大リーグボール1号と2号が!』モミッ
友紀『ひゃっ!?』
愛海『ほうほう下着はストライプブルーっと……』モミッ
友紀『んっ…』
愛海『そして……ここにターッチ!』モミモミ
友紀『ちょっ……愛海ちゃん!』
愛海『これが友紀さんの双丘……素敵だよいっぱいのドリームスが詰まってるよー!』モミモミ
友紀『ふぁあ!?』
愛海『それじゃあ色々な握り方の変化球を試させてもらおうかな……うへへへ』
―――
愛海「ふむ……」
24:
友紀「せっかくだからもっと語ろう! 二人はどんな送球が好き?」
凛「私は力強い蒼穹が好きかな」
友紀「お、分かってるねー凛ちゃん! 見ていてワクワクするよね!」
愛海「双丘って浪漫だよワクワクが止まらないよ……ちなみにあたしはなだらかな双丘も好きです!」
友紀「愛海ちゃんはなかなか渋いね!」
凛(なだらかな蒼穹……そういう歌い方も良いかも)
25:
友紀「せっかくだから皆の送球について想像して話してみない?」
愛海「はいはい!! 大賛成!」
凛「面白そうだね。私も賛成」
友紀「んーと、じゃあまずは愛海ちゃんが誰か挙げてみて」
愛海「うーん……ここはやっぱり雫さんで!」
友紀「雫ちゃん! 農作業で鍛えられてるからいい肩(モノ)持ってそうだよね!」
愛海「間違いなく持ってるよいい胸(モノ)」
27:
愛海「雫さんの双丘……想像しただけで……」ジュルッ
友紀「今度雫ちゃんに送球見せてって頼んでみようかな!」
凛「その時は私も一緒に行くよ友紀」
友紀「OK!」
愛海(二人とも行動派だ……あたしも負けてられない!!)
友紀「それじゃあ次は凛ちゃん!」
凛「そうだね……それじゃあちょっと多いけど仁奈ちゃんやこずえちゃんやありすちゃんを挙げてみようかな」
愛海「!!」
友紀「ほほう」
28:
愛海「……」
友紀「これまた意外なメンバーを選んできたねー」
凛「そうだね。でもあまりそういうイメージがないからこそ逆に興味が湧いてこない?」
友紀「それは確かに! それにいざ見てみると案外とてつもない潜在能力を秘めているかもしれないね!」
愛海(山ではなく平野への挑戦……山登りのプロのあたしの腕が果たして通用するのか……?)
友紀「あの子達にも今度頼んでみよっか!」
凛「そうだね」
愛海(でも――ここで逃げたらお胸が廃る!)
29:
愛海「あ、あたしも連れてって!」
凛「え? そんなの当たり前だよ愛海」
愛海「凛さん……」
友紀「そうだよ愛海ちゃん」
愛海「友紀さん……」
凛「だって私たちは――」
友紀「――同じものを愛する者同士だからね!」
愛海「――うんっ!」
30:
友紀「それじゃあ最後はあたしね!」
友紀「ちょっと趣旨から逸れるけど……プロデューサーの送球が見てみたい!」
愛海「プ、プロデューサーの双きゅ」
凛「あ、それは私も興味あるかも」
愛海「凛さんも興味あるんだ……しかも食い気味だったね」
友紀「そういえば今日プロデューサーは?」
凛「用事で出て行ったけど、多分もう少ししたら帰ってくるんじゃないかな」
友紀「それじゃあプロデューサーにも頼んでみようっ!」
凛「そうだね」
愛海「ハッ…気負されちゃいけない! お、おーう!!」
31:
ガチャッ
P「ただいま」
凛「おかえりプロデューサー」
愛海「待ってたよプロデューサー!」
友紀「おつかれプロデューサー!」
P「ただいま三人とも。ところで愛海、俺を待っていたって何か用事でもあるのか?」
愛海「あたしというか凛さんと友紀さんも含めた三人からのお願いなんだけど……」
P「凛と友紀も? なんだか緊張するな……」
凛「大丈夫、ほんのちょっとした頼み事だから」
P「うん」
友紀「実はプロデューサーに」
32:
Prrrr
P「すまん電話だ。ちょっと待ってくれ」
P「もしもし……ええ、はい」
P「では確認が出来次第、早急に」
ピッ
凛(確認が出来次第……蒼穹?)
愛海(な、何を双丘に確認するのプロデューサー! 気持ちいいかどうか!?)
友紀(ランナーを確認して送球?)
P(やべっ、そうきゅうとさっきゅう……どっちが正しかったっけ)
33:
P「ごめん待たせて。それで俺に頼み事って?」
愛海「えっと、あたしたちに」
凛「そうきゅうを」
友紀「見せて欲しいんだ!」
35:
P「へぇ……曹操とかならともかくまさか三人が曹休を知ってるなんて驚きだよ」
愛海「へ?」
凛「ん?」
友紀「は?」
P「えっ?」
おわり
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