スコール「正直リノアよりセルフィの方がいい」【DISC2】【前半】back

スコール「正直リノアよりセルフィの方がいい」【DISC2】【前半】


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1:
前スレ
スコール「正直リノアよりセルフィの方がいい」
2:
・ウィンヒル
エルオーネ「ラグナおじちゃん、お客さんだよっ」
エルオーネ「・・・ラグナおじちゃん?」
ラグナ「ぐあああああああああああ!!」
エルオーネ「ラグナおじちゃん!?」
ラグナ「誰かが俺の中で変な歌歌ってるーーーーーーーーーーーッッ!」
エルオーネ「ええっ!?お歌!?」
スコール(えへ、えへへ、えへへへ・・・)
ラグナ「またお前かよ!今度はなんだ!」
スコール(串に刺さったライオン、ライオン、2回も刺されたライオン、ライオン♪)
スコール(今度プレイをする時も?、序盤の終わりで刺され串?)
ラグナ「・・・おい?」
スコール(できれば次回は精製を?????・・・)
スコール(やっぱり刺されました♪ライオンッ♪)
スコール(うへへへへへへwwwwwwww)
ラグナ「・・・なんかあったのか?」
アルティミシア(さっきからずっとこの調子でな・・・)
エルオーネ「ねえラグナおじちゃん・・・」
ラグナ「ああ、すまねえ。お客さんだったな」
エルオーネ「その人・・・誰?」
ラグナ「えっ!?見えるのか!?」
アルティミシア(な・・・!?)
ラグナ「お前等他人から見えんの!?」
アルティミシア(いやそんなはずは・・・おいスコール!どういう事だ!)
スコール(うっかりドローし忘れて???・・・鬱になりました♪)
アルティミシア(聞けよ!?)
3:
スコール(なんだよもう・・・人が気持ちよく歌ってるのに・・・)
アルティミシア(あの少女、我々が見えているようだが)
エルオーネ「・・・?」
スコール(おお、それエルねえちゃんじゃん)
アルティミシア(こいつエルオーネなのか!?)
ラグナ「えっ、エル知ってんの?」
スコール(ロリエルオーネ、略してロリエだな)
ラグナ「ナプキンみたいに言うなよ」
アルティミシア(幼少期のエルオーネ・・・)ジー
エルオーネ「ねえラグナおじちゃん・・・」
ラグナ「ん?」
エルオーネ「なんかケダチクみたいな模様のおばさんが見てくるよぉ」
アルティミシア(ケダチ・・・!?)
スコール(ああw言われてみればw)
アルティミシア(こいつ、やっぱりむかつく!)
スコール(さすがエルねえちゃん。ナイス比喩!)グッ!
ラグナ「なんでもいいけど、とりあえず店行こうぜ」
・パブ
キロス「ラグナくん、久しぶり」
ラグナ「キロス!」
アルティミシア(こいつは・・・無事だったのか)
キロス「・・・またか?」
ラグナ「ああ、がっつり来てるぜ」
キロス「バトルが楽しみだ」
ラグナ「あれから一年か?・・・」
アルティミシア(大分時間が空いたようだな)
ラグナ「あの後大変だったんだよ。全身バキバキで命からがら助かってよ」
アルティミシア(ふむ・・・)
ラグナ「そうそうキロス、エルがな、この頭の中の連中が見えるらしい」
キロス「なんだと!?」
ラグナ「そういや俺もお前等の姿知らねえな?。エル、この変な服のおじちゃんに教えてやってくれよ」
キロス「変な服は余計だ」
エルオーネ「え、ん?・・・えっとね」
エルオーネ「羽の生えたケダチクっぽいおばさんと黒いテルみたいな人」
アルティミシア(こいつ!まだ言うか!)
スコール(テルって、オイ)
キロス「・・・とりあえず変な格好なのはわかった」
4:
ラグナ「で、なにがあったんだよ」
キロス「未来で何かあったのか?」
アルティミシア(えっとだな・・・その・・・)
アルティミシア(魔女に挑んで返り討ちにな。それで串刺しの刑に合ってだな・・・)
ラグナ「魔女!?」
スコール(・・・)ズーン
アルティミシア(しかも2回目だ)
ラグナ「よく生きてたなオイ」
エルオーネ「かええりうち?」
キロス「君、世界最強とか言ってなかったか」
ラグナ「魔女に挑むとは、随分はっちゃけてるじゃねえか」
キロス「まさか、アデルか?」
アルティミシア(いや、別の奴だ)
アルティミシア(ちなみにその内一回は私だ)キリ
ラグナ「おまえかい」
キロス「うーむ、穏やかじゃないな・・・」
ラグナ「ああ、だから串がどうのこうの言ってたのか」
エルオーネ「ライオンッライオンッ」
キロス「結構余裕だな」
アルティミシア(いや、余裕と言うか・・・)
スコール(ガンブレードはパクられて?、チョコボ頭がオリジナル?♪)
ラグナ「とりあえずその耳障りな歌をやめろ」
数分後
キロス「そっちはそっちで色々あったようだな」
エルオーネ「元気だしてっ!」
ラグナ「ざまぁ見ろ。俺に嫌がらせしまくった天罰だぜ」
スコール(・・・)ズーン
ラグナ「・・・結構ガチで凹んでるな」
アルティミシア(もう、しっかりしろよ)
ラグナ「こういう時はよ、酒でも飲んでパーッとするといいぜ!」
アルティミシア(未成年なのだが)
ラグナ「構わねえよ。おーいレイン!酒!」
アルティミシア(この適当な所はやはり親子・・・ん?)
スコール(・・・)
アルティミシア(今回は随分大人しいなお前)
スコール(いや、その・・・)
5:
スコール(・・・・)
スタスタスタ
レイン「ラグナ!エルオーネの前ではキチンとした言葉で話してちょうだい!」
ラグナ「おこられちった」
エルオーネ「しゃあね?な?」
アルティミシア(なんだこの女は)
ラグナ「ここのパブのマスターだよ。ボロボロだった俺を看病してくれたんだ」
アルティミシア(ふむ・・・)
レイン「誰としゃべってんのあんた」
キロス「妖精さんだな」
ラグナ「ケダチクだろw」
アルティミシア(・・・)イラ
レイン「・・・なんかよくわかんないけど、今日はお客さんが多い日ね」
アルティミシア(パブの女に縁があるなお前は)
キロス「私もしばらくここへいていいだろうか」
レイン「働かざる者食うべからず。それでよければどうぞ」
アルティミシア(全くもって同意だ。どこぞのガンブレード使いに聞かせてやりたい)
スコール(・・・)
アルティミシア(お前に言ってるんだよ。ええ?)
ラグナ「さっきからしゃべってないなこいつ」
キロス「悪魔くんがおとなしくしてる・・・何か企んでいるのか?」
レイン「?」
ラグナ「時たま超タチの悪い奴が俺に憑いてよぉ、俺の体を使って無茶苦茶やるんだよ」
レイン「なにそれ。おばけ?」
ラグナ「おばけよりもっとこええよ。女性に向かってセクハラ発言しまk(ry
スコール(あーーーーーーーーーーーー!あーーーーーーーーーーーーー!あーーーーーーーーー!)
ラグナ「おわっ!?なんだよいきなり!?」
スコール(働かざる者食うべからずなんだろ!?早く仕事いけよ!!)
ラグナ「うるせえな・・・レインが知りたがってるからいいじゃねっかよ・・・」
スコール(はーーーーやーーーくーーーーいーーーけーーーーー!)
レイン「ど、どしたのいきなり」
エルオーネ「ラグナおじちゃんの中の人がはやく仕事いけって」
レイン「そ、そう・・・」
6:
・外
アルティミシア(のどかな村だな・・・)ホノボノ
スコール(ここのオルゴールっぽいBGMが好き)
キロス「非情に素朴な疑問があるのだが」
キロス「あんたはこの村で何をしているのだ?」
ラグナ「この村はよ、働き盛りの男達をみんな戦争に取られちまったんだ」
ラグナ「残ってるのはじいさんばあさん、おとこのこおんなのこチョコボにいぬねこ」
ラグナ「んで気づいただろうけどモンスターが村に入り込んでいる」
ラグナ「で、、そんな村に俺はと?ても世話になった」
ラグナ「だから恩返しって奴だな、これは」
アルティミシア(ほぉほぉ)
ラグナ「だから俺はこの村のモンスター・ハンターよ!」
スコール(いや、警備兵そこにいるから。そいつらにやらせろよ)
アルティミシア(そういえばガ兵が何人か突っ立ってるな)
スコール(非常に素朴な疑問があるのだが。働けよガ兵)
ラグナ「エスタ兵の警戒で忙しいんだとよ」
スコール(やっぱガ兵ってカスだわ)
ラグナ「俺、一応元ガ兵だからな?」
スコール(パパが入れるくらいだもんな)
ラグナ「うっせえよ!外出た途端しゃべりだすんじゃねえ!」
キロス「相変わらずだなこの悪魔くんは」
ラグナ「というわけで村の入り口までパトロール!」
スコール(カスみたいなモンスターしかいねえしなぁここ)
アルティミシア(村までモンスターが入り込むとは。少しズサンすぎないか)
スコール(アデルのせいだな。その辺は)
アルティミシア(アデル?)
スコール(あのゴリマがヒャッハーするからこんな事になってんの)
スコール(お前魔女仲間だろ?注意してやれようざいから)
アルティミシア(あいつは正直苦手だ・・・)
スコール(なんでだよ)
アルティミシア(オラオラ系な感じがちょっと・・・)
スコール(ババアはどっちかって言うと文化系だもんな)
ラグナ「お、さっそくモンスター出現!」
キロス「まぁ、放っておくわけにもいかないか」
スコール(ほら。ババアの息子がきたぞ)
アルティミシア(あんな息子いるか!モンスターだろ!)
【エンカウント】ケダチク
7:
ケダチク「キシャーーー!」
ラグナ「おいでなすったなぐちゅぐちゅ!」
キロス「ぐちゅぐちゅ・・・?」
ラグナ「エルオーネ副隊長が命名なさったコードネームだ!」
スコール(さっき普通にケダチクつってたろ)
ラグナ「いいんだよ!そっちの方がエルっぽくて!」
スコール(ロリコンかよ)
ラグナ「ちげーよ!」
アルティミシア(あの女め。どこがあんな低級モンスターと私が似てると言うのだ・・・)
ラグナ「あーそういやエルが言ってたな」
キロス「何か理由があるのか?」
スコール(このババア、本当にケダチクの模様みたいなメイクしてんの)
ラグナ「ええっ・・・」
キロス「それは・・・」
スコール(このババア、マジでセンス最悪だからな。こいつにコーディネート任せたら耳にでかい貝殻付けさすし)
スコール(あと何故か自分ちに大根の絵飾ってんの。うたた寝とか意味不なタイトル付けて)
ラグナ「お前、どういうアレだよ」
キロス「農家かなにかか?」
アルティミシア(うるさいな!未来ではああいうのが流行ってるんだよ!)
アルティミシア(ほら、モンスターだぞ!はやく退治しろよ!)
ドガガガガ! ズバズバズバ!
ケダチク「ギャワワーーーーー!!」ボォン
テッテレレテーレーレーテッテレー♪
スコール(アルティミシア家の長男が)
アルティミシア(違うと言ってるだろ)
9:
チュンチュンチュン・・
アルティミシア(しかし平和な村だな)
スコール(こんなクソ田舎も悪くない)
アルティミシア(買い物ができないのがネックだが)
スコール(ショップ呼び出しがあるし問題ねーよ)
ラグナ「よっおばちゃん!」
老婆「ラグナさん、すっかり元気になって」
老婆「貴方の様な若い方にはこの村は退屈でしょう」
老婆「そろそろデリング・シティへお帰りになった方がよろしいんじゃなくて?」
アルティミシア(花屋か)
スコール(花粉症になりそうなとこだな)
老婆「花が繰り返し咲くように、人も繰り返して生きるのかしら」
アルティミシア(繰り返してるな確かに)
スコール(微妙に確信を付く事言うんだよなこのババアは。最初隠しボスかと思ったわ)
アルティミシア(絶対違うだろ・・・)
タッタッタッタッタッタ・・・
・花畑
アルティミシア(チョコボ注意の立札だ)
スコール(あー、あったなこんなの)
アルティミシア(チョコボが出るのか?)
スコール(今はいないけどな、子チョコボがここを横切るんだよ)
アルティミシア(花畑に住みついているのか?)
ラグナ「俺はここでチョコボなんて見た事ねーけど」
キロス「まぁ看板があるという事はどこかにいるのだろう」
アルティミシア(ふむ・・・乗れるのか?)
スコール(乗れないんだなこれが。小さいし)
アルティミシア(成長すると旅立って行くのだろう)
スコール(チョコボの癖に乗れないとか、むかつくよな)
アルティミシア(いや、子チョコボなんだろ・・・)
スコール(ムカついたから蹴り飛ばしてやったよ。したらなんかアイテム落としだすの)
スコール(調子こいて蹴りまくってたら親チョコボにおもいっきり吹き飛ばされた。いい思い出だ)
アルティミシア(動物虐待だろそれ)
10:
数分後
アイテム屋「なんだよ!ケガが治ったんならはやく出て行けよ!」
ラグナ「嫌われてんなぁ」
スコール(やっちまおうぜこいつ)
アルティミシア(やめろ)
スコール(パパ、ロクなアイテム売ってないから無視でいいよこいつ)
ラグナ「まぁ、買い出し頼まれたわけじゃないしなぁ」
スコール(潰れちまえ)
タッタッタッタッタッタ・・・・
ラグナ「ゴールイン!パトロール一回目終了!」
ラグナ「隊長と副隊長に報告に戻る!」
アルティミシア(隊長・・・あのパブの女か?)
ラグナ「レインだレイン。俺の命の恩人だ。覚えておけ」
キロス「人の好さそうな女だな。悪い奴に騙されるタイプだ」
アルティミシア(むしろはったおしてきそうだと思うが)
ラグナ「悪い奴・・・」
ラグナ「よしキロス助手!ケダチク助手!本部に戻って計画を練ろう!」
アルティミシア(なんかいつの間にかメンバーに入れられてるのだが)
スコール(いや俺は?)
タッタッタッタッタッタ・・・・
スコール(パパ、道逸れてドローポイント拾っといて)
ラグナ「ドローポイント?なにそれ」
スコール(ジャンクションだよ!前にやったろ!)
キロス「これか?」ピローン
スコール(そうそうそれそれ、いやぁ賢い奴がいて助かるわ)
スコール(それに引き替えこのケダチクハンターは・・・)
ラグナ「うるせえよ!そんなもんなくったって俺は十分モンスターを狩れるんだよ!」
スコール(じゃあアルケオダイノスに挑んで来いよ。ノージャンクションで)
ラグナ「なんだよそれ・・・」
11:
・横道
ラグナ「ちょっと休憩すっか」ドサ
キロス「ここにもドローポイントが」ピローン
アルティミシア(ここは花畑が一望できるな)
スコール(なんかおにぎり食いながら絵でも描きたい気分)
ラグナ「・・・」ボケー
アルティミシア(そういえばひとりいないな)
スコール(あの漁師っぽいおっさんか・・・)
ラグナ「そういえばウォードはどうしたんだよ」
キロス「D地区収容所に再就職が決まったそうだ」
アルティミシア(しゃべれないのにか?)
スコール(だからだろ。ただの清掃員だし)
スコール(あ、そだ。ねえパパ)
ラグナ「あんだよ」
スコール(俺も実はD地区にいるんだよね。今)
ラグナ「えっ!?」
スコール(とっつかまっちゃった。助けに来て)
ラグナ「お前何したの!?」
【説明中】
ラグナ「ガルバディアが魔女に・・・」
キロス「エスタみたいになっているのか・・・」
スコール(ぶち殺そうと思ったのに返り討ちにされちゃったよ・・・)
ラグナ「ああ、それでとっ捕まったのか」
キロス「いやな未来だな・・・」
スコール(・・・)ショボーン
ラグナ「つかアデルはどうなったんだよ」
スコール(えっあのゴリマ?あれはパパが・・・・ふがっ)
アルティミシア(言うな)
スコール(なんで!?)
アルティミシア(未来に影響を及ぼす発言はあまりしない方がイイ。アデルを倒すのはこいつしかいないのだぞ?)
スコール(あ、ああ・・・)
12:
ラグナ「なんだよ!気になるから教えろよ!」
スコール(じゃあ一個だけ教えるわ)
ラグナ「?」
スコール(この先パパはめっちゃ苦労するけど、それ全部ちょんまげのせい)
スコール(俺らにも被害及ぼしてるから、見つけたらちょんまげちょんぎっといて)
ラグナ「ちょんまげってなんだよ」
キロス「ん・・・?」
ラグナ「どうした?」
キロス「なんか花畑に変な影が・・・」
ウゾウゾウゾウゾ・・・・
ラグナ「なんだあれ。目玉?」
キロス「なんかこっちにくるぞ」
スコール(あんな奴いたっけ・・・)
アルティミシア(あれは・・・)
ウゾウゾウゾウゾウゾ・・・・・
ウゾウゾウゾウゾウゾ!!
ラグナ・キロス「いぃ!?」
【エンカウント】カタストロフィー
13:
カタストロフィー「・・・」ジー
ラグナ「何こいつ!?」
キロス「未来のモンスターか!?」
スコール(いやいやいや、しらねーってこんなの!)
スコール(ババア!こいつ何!?お前のしもべじゃねーの!?)
アルティミシア(いや、こいつは・・・)
【アースシェイカー】
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
ラグナ・キロス「おああああああああ!!」ダメージ1300
アルティミシア(古代の・・・)
スコール(また古代シリーズかよ!なんでこの時代にいるんだよ!!)
アルティミシア(私が知るか!しかし古代から生きてたとしたらこの時代に生きてても不思議ではない・・・・・)
スコール(何万年生きてるんだよ!?)
ラグナ「やべえ、ケダチクとは比べものにならねえ・・・」
キロス「悪魔くん!ジャンクションを頼む!」
【ジャンクション構成中】
ラグナ「うっし!バッチコイ!」
キロス「さあこい、目玉!」
カタストロフィー「・・・」ジー
ラグナ「見つめてくんな!」
スコール(あの地震がやべーな・・・)
アルティミシア(ラグナ、レビテトだ!)
ラグナ「おおよ!」
キロス「この魔法はあまりいい思い出はないのだが・・・」フワ
【レビテト】対象者を宙に浮かし地属性の攻撃を無効化する
カタストロフィー「!」
【重力100】レビテトの効果を無効にする
ズゴゴゴゴゴ!
ラグナ「なにぃーーーーー!」ガビーン
スコール(ババァーーーーー!レビテトがかき消されたぞ!?)
【アースシェイカー】
ラグナ・キロス「おああああああああああ!」
14:
ラグナ「き、気持ちわるい・・・」フラフラ
キロス「酔った・・・」フラフラ
スコール(やってる場合じゃねえだろ!回復しろよ!)
ラグナ「え?っと、回復の魔法ってどれだっけ・・・」
スコール(元ガ兵の癖にケアルも知らんのか・・・)
ラグナ「あったあった。これだ」ペカー
スコール(パパ、それライブラ!)
【カタストロフィー】LV?? HP19997
次元のはざまに封印された魔物の一人
地属性を司り、大地を操る魔法を得意とする
そしてレビテト状態の相手には『重力100』で地面に叩き落とす対策を取る
スコール(次元のはざまってなんだ!?)
アルティミシア(それは確かギルガメッシュが・・・)
キロス「レビテトが封じられると言う事か」
ラグナ「おいおいおいなんかヤバクないか」
【アースシェイカー】
ラグナ「うあああああああ!」ダメージ1700
スコール(パパやばいって!HP黄色になってる!)
ラグナ「キロス無事か!?」
キロス「すまん、反射的にレビテトしてしまった」フワ
ラグナ「あーーー!ずりぃ!」
アルティミシア(まずい、レビテトは・・・・くるぞ!)
【重力100】
16:
キロス「ぬおおおおっ!」ズン!
ラグナ「あの野郎・・・いちいちいやらしい事しやがって」
スコール(こいつもしかしてまたリノアがなんかやったの?)
アルティミシア(いや、リノアのあれは火を媒介にした魔法生物、こっちは本物の古代生物だ)
アルティミシア(あの火男とは比べものにならん・・・)
キロス「自分のフィールドに引きずりおろすのか、厄介だな」
ラグナ「あああああもうどうすんだよおおおおお!」
アルティミシア(ラグナ!とにかく回復だ!やられる前に急げ!)
スコール(・・・ちょっと思いついたんだけど)
アルティミシア(なんだ!?)
スコール(パパ、ちょっと耳貸して)
ゴニョゴニョゴニョ・・・
ラグナ「 そ ん な の あ り か ! ? 」
スコール(だってそうじゃん。あいつ地属性なんでしょ?)
ラグナ「ミスったら俺がやべえだろ!」
スコール(その時はクロンボに回復してもらえばいいじゃん)
ラグナ「いや、でも・・・」
17:
スコール(大丈夫だって。見てみ。あいつ超頭悪そうじゃん)
カタストロフィー「・・・」ジー
キロス「ラグナ、なにをボサっとしている!」
スコール(ほらはやく。アースミキサーくるよ)
アルティミシア(アースシェイカーだ)
ラグナ「・・・オラァ!目ん玉野郎!」
ラグナ「こっちだ!」レビテト
キロス「ラグナ、それは!」
【重力100】
ラグナ「おわっとぉ!」ズン!
スコール(ワンモアワンモア?)
ラグナ「オラッ!」レビテト
【重力100】
ラグナ「たあっ!」レビテト
スコール(がんばパパ!)
【重力100】→【レビテト】→【重力100】→【レビテト】→【重力100】→【レビテト】→【重力100】→【レビテト】→・・・・・・・・
ラグナ「何こいつレビテトしか反応しねえ!」
スコール(やっぱりな)
アルティミシア(お前、よくそんな抜け道的な戦法思いつくな)
スコール(だるいのは嫌いなんだ。俺はサクサク重視なんだよ)キリ
キロス「・・・結構バカだな」
スコール(パパ、あのクロンボにオーラかけろっつっといて)
スコール(それで終わり)
ラグナ「キロスゥ!お?らとか言う魔法を使え!」
キロス「オーラ・・・?これか」
【オーラ】キロス
キロス「これは!力が溢れて・・・」キュイーン
スコール(HP19997だっけ?十分だな)
アルティミシア(何をする気だ)
スコール(まぁ見てろって)
キロス「これなら!」
ラグナ「いけーーーーーーー!ぶちかませーーーーーーーーーー!」
18:
【ブラッドペイン】
3534
1315
4154
4141
4217
2514
3510
カタストロフィー「!!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・ボォン
ラグナ「すっげーーーー!キロスすっげーーーーーー!」
キロス「ふぅ・・・」
アルティミシア(強いな!)
スコール(俺の連続剣の劣化版だな)
スコール(パクリだパクリ)
アルティミシア(時系列的にこっちが先だからな?)
テッテテレレーレーレーテッテレー♪
アルティミシア(なんとかなったな・・・)
スコール(アホで助かったわ)
キロス「というかなんだあれは」
ラグナ「あんなモンスターこの辺にいねーよ。何?古代って」
スコール(なんか知らないけど古代人が復活したらしい)
ラグナ「え・・・」
スコール(いやマジで。俺らの時代も荒らされまくってるの)
スコール(しかも主導者ジュリアの娘)
ラグナ「マジか・・・」
アルティミシア(ジュリアは今何してるのだ?)
ラグナ「ジュリア・・・一体今どうしてんだ・・・」
キロス「ああ、結婚したぞ」
ラグナ「!?」
キロス「カーウェイって奴とな。知らなかったか?」
スコール(はいでたNTR)
ラグナ「・・・ま、まぁいいじゃねえか!過ぎた事はよ!」
アルティミシア(ラグナ・・・強がっちゃって・・・)ブワッ!
スコール(ババア、それはもういいから)
ラグナ「とりあえず戻ろうぜ!俺もう腹減っちまったよ!」
19:
・花畑
ラグナ「あーあ・・・花がいくつかボロボロになっちまってる」
スコール(さっきの目玉のせいだね)
ラグナ「荒らすなよったく・・・」パンパン
キロス「あんた、毎日こんなパトロールごっこしてるのか?」
ラグナ「ごっこってなんだよ」
キロス「世界を旅するジャーナリストになるんじゃなかったのか?」
キロス「ティンバー・マニアックス、知ってるだろ?そこの編集長と話をしてきた」
キロス「世界の様子を紹介する記事ならいつでも欲しいそうだ」
アルティミシア(なんて気が効く奴だ)
スコール(ほぼ嫁だな)
ラグナ「そりゃすげえ!」
キロス「一度あいさつにいかないとな」
ラグナ「・・・」
タッタッタッタッタッタ・・・・・
ラグナ「あのな、もちっとここにいてもいいよな」ピタ
キロス「取材が必要ってか?手始めにここを紹介するんだろ?」
スコール(さっきの目玉紹介すればいいじゃん)
アルティミシア(あんなもん紹介したらえらい事になるだろ・・・)
ラグナ「ここはダメだ、有名にしちゃダメなんだ」
キロス「悪い奴が来てレインを取られる、か?ラグナ、あんた変わったな」
スコール(・・・)
アルティミシア(そうか、新しい恋を見つけたんだな・・・)ジンワリ
ラグナ「あーーー!モンスターだーーーーー!」ダッ!
キロス「あ、おいまてよ!」ダッ!
数分後
・パブ2階
キロス「どうした?」
ラグナ「いや、レディがお話中だ。出直しだなこりゃ」
アルティミシア(ダメだ!聞け!)
ラグナ「ぬあっ!ババアてめえ!」
キロス「あんたの中の誰かが聞けと命じている」
ラグナ「ひっこんでろ!ババア!」
アルティミシア(新しい恋人はラグナの事をどう思っているのか・・・)ドキドキ
スコール(町内のおばはんかよ・・・)
20:
エルオーネ「ねえ、レインはラグナおじちゃんと結婚しないの?」
アルティミシア(いきなり確信だな!)
レイン「あ?んな男と?痛い痛いってヒィヒィ泣きながらここに運ばれてきて・・・」
レイン「言葉づかいは汚いしすぐに逃げ出そうとするしイビキはうるさいし寝言だって・・・」
アルティミシア(次の相手はツンデレか!そうか、そうきたか・・・)ワクテカ
エルオーネ「でも、エルはラグナおじちゃんだいすきだよ」
エルオーネ「レインとラグナおじちゃんとエルと3人いっしょがいいよ」
アルティミシア(ナイスアシストエルオーネ!さすが未来に名を残すだけある!)
レイン「でもね・・・あの人ほんとうは世界中を見て回ったりしたいと思うのね」
レイン「こんな田舎の村で静かに暮らすなんてできないと思うの。そういうタイプの人、いるのよ」
スコール(・・・)
レイン「なんか腹立ってきちゃった」
アルティミシア(う?ん、この内心とは裏腹な事を言ってしまう素直じゃない感じ・・・)
アルティミシア(いい!すごくいい!)
スコール(お前マジ黙ってろ!)
アルティミシア(お前が黙ってろこのヨゴレが!童貞が大人の恋愛に口出しするな!)
スコール(うるせえよ非モテ!人の親父でカプすんなって何べん言わせんだ!)
ラグナ「あ?もううっさい!お前等黙れ!」
エルオーネ「きらいなの?」
レイン「エルオーネといっしょの気持ちよ」
レイン「あら?」
ラグナ「ぜえ・・・ぜえ・・・」
キロス「収まったか?」
ラグナ「お、大急ぎで帰ってくました?!」
ラグナ「パトロールとモンスター退治の報告をします!」ビシッ!
ラグナ「エルオーネ副隊長が嫌いなぶちゅぶちゅとブンブンを合わせて・・・11匹退治しました!」
ラグナ「後黒い目玉を一匹!」
レイン「目玉?」
エルオーネ「なにそれ?」
ラグナ「新種のモンスターかと思われます!要警戒であります!」
スコール(もうでねーと思うけど)
レイン「じゃあ食事にしましょうか。できたら呼びに行くからひと眠りすると良いわ」
ラグナ「了解であります!」ビシッ!
エルオーネ「ごはんっごはんっ一緒に食べようね?」
エルオーネ「エルとレインとラグナおじちゃんとキロさんとケダチクの5人でごっはん!」
アルティミシア(その名称はやめろというに)
スコール(つか俺入れろよ!?)
21:
・部屋
ラグナ「ん?、メシまでひと眠りすっかな!」
スコール(帰りたくねえ)
ラグナ「なんでだよ。お前にはお前の場所があるだろ」
スコール(いやだって、もうなんかいろいろカオスな事になってるし)
ラグナ「魔女がガルバディアにだもんな・・・」
キロス「ちょっと想像できんが」
スコール(元カノがガイキチになってるしホモに狙われてるし)
ラグナ「ホ、ホモ?」
スコール(臭い息の臭い息がより一層臭くなってるし。ゼルはゼルのまんまだし)
スコール(俺はセルフィたんとちゅっちゅしたいだけなのになんか全然進展しないし・・・)
アルティミシア(その辺はまぁ、お前が悪い)
ラグナ「誰が誰かわかんねえよ」
スコール(あ????もうやだぁ????!戻りたくない??????!)ジタバタ
キロス「ジュリアの娘か・・・う?ん」
ラグナ「カーウェイのおっさんの娘・・・堅物のイメージしかないんだけど」
キロス「しかし未来が本当に悪魔くんの言う通りになるなら・・・少し調べとくかな」
スコール(暗殺してくれ。報酬出すから)
ラグナ「キロスになに任せてんだよ」
スコール(憂欝だわ。マジで)
ラグナ「なんか色々大変そうだな」
スコール(俺もウィンヒルで毎日だらだらしてたい。代われよパパ)
ラグナ「やだよめんどくせえ。自分でなんとかしろ」
アルティミシア(そうだぞスコール。ラグナは新しい恋を見つけたのだ)
ラグナ「バッカ!レインはそんなんじゃねえよ!」
キロス「かなりわかりやすい部類だと思うが」
アルティミシア(レインとは言ってないが?)ニヤニヤ
ラグナ「もううぜーよ!散れよお前等!俺はひと眠りすっから!」
スコール(ハァ・・・目が覚めたらD地区じゃないどこかでリノアもいなくて・・・)
スコール(ババアもいなくて、でもセルフィたんだけはいて・・・)
スコール(こんな気持ち、なんだこれ)
アルティミシア(ただの怠け癖だな)
スコール(だんご三兄弟の替え歌考えるしかやる事ねーわ)
ラグナ「かわんねーなお前」
スコール(目が覚めたらセルフィたんの膝の上でありますよーに!)
ラグナ「さっさと帰れ!」
22:
グニャアアアアアアア
スコール(ああそうだパパ))
ラグナ「しつけーな。なんだよ」
スコール(レイン大事にしろよ)
ラグナ「お前までなんだよ!?」
スコール(はやいこと素直になったほうがいいよ。二者択一だから)
スコール(意味は自分で考えろ)
ラグナ「いや意味わかんねーから!最後に変な謎残していくな!」
アルティミシア(帰るか・・・)
スコール(D地区マジだりぃ?)
ラグナ「おい待てよ!?おい!待てって!なぁ!」
ラグナ「おいィーーーーーーーーーーーー!!」
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーー・・・・
・・・・・
ガターーーーーン!
23:
スコール「あてっ!」ガン
アルティミシア(ウィンヒルの後のここはキツイな)
スコール「誰だよ今クレーン動かした奴・・・もっと丁寧に動かせよ」イラ
・D地区収容所
ウイーン
看守「時間だ。出ろ」
スコール「・・・」
看守「どうした?立て」
スコール「今クレーンを動かしたのは誰だ」
看守「俺だが?」
スコール「・・・ショラッ!」バキィ!
看守「ごはぁっ!」
スコール「このクソカスが!!お前が乱雑に動かしたせいでちょっと頭ぶつけただろ!」
スコール「たんこぶできたらどうすんだ!?ええ!?」ゲシゲシ
看守「ひぃぃ???!すんませんすんません・・・」
スコール「お前何度も言わすなよ!?俺がその気になればこんなクソ収容所建物ごと壊滅できるんだからな!?」
スコール「俺に逃げられるとイデアに粛清されるのはお前等だ!つまりお前等の命は俺が握っているも同然だ!」
スコール「だったらもっと丁重に扱えやァァァァァァァ!!」ドカバキ
看守「すんません!すんません!ほんとマジ気を付けますから・・・」
アルティミシア(立場が逆転している・・・)
44:
スコール「で?何の用だよ」
看守「司令官殿がお呼びです・・・」
スコール「ああ、サイファーか」
看守「ご足労願えないでしょうか・・・」
スコール「歩くのがだるい。車いすかなんか用意しろ」
看守「ええっ!ここにそんな物は・・・」
スコール「だったらお前がおんぶすればいいだろ!ショラ!」ドカバキ
看守「ひいい!わかりました!わかりましたから・・・」
・廊下
看守(お、重い・・・)ゼエハァ
スコール「もっとキビキビ歩けよカス。司令官(笑)がお呼びなんだろ」
看守「うう・・・」
スコール「お前知ってると思うけど、あの拷問ごっこもはっきりいって意味ないからな?」
スコール「ガンブレードがなくったって俺にはジャンクションがあるし。正直なんの戦力低下にもなっていない」
スコール「あの電流だってサンダーをジャンクションしてる俺に取ったらただのマッサージタイムだ」
看守「はい・・・」ヨロヨロ
スコール「他の連中だってそうだ。キスティスは武器なんかなくったって息そのものが凶器だ」
スコール「ゼルに至っては元々素手だ。あいつらがその気になればこんな場所即座に脱走できるぞ」
看守「・・・」
スコール「めんどくせ・・・腹減ったからあれ終わったらメシ持ってこい。俺デリングシティホテルの最上級コースしか受け付けないから」
スコール「あとセルフィたんの機嫌を損ねるな。セルフィたんになんかあったら真っ先にお前を殺す」
スコール「セルフィたんが不機嫌にならないように定期的なクレープの配布を忘れるな。もちろん配膳役はムンバだ」
スコール「お前等みたいなむさい連中がこぞってセルフィたんの元へ向かうな。視界に入るな。言葉を交わすな」
スコール「いいな?」
看守(えらい囚人拾っちゃったな・・・)
・拷問部屋
スコール「この十字架っぽいポーズがちょっとオシャレ」ジャラ
アルティミシア(拷問だろ?悠長に構えてていいのか?)
スコール(だからサンダージャンクションしてるから意味ないって)
サイファー「スコール、みじめだな」ザ
スコール「でたなバター犬」
サイファー「何か始まるのか想像できるよな?」
スコール「オ○ニーだろ。いろんな意味で」
サイファー「Seedとはなんだ?イデアが知りたがっている」
スコール(ババアさあ、教えて欲しいならもっとこうやり方があるんじゃないのか?)
アルティミシア(私はサイファーに聞いてこいと言っただけだ。まさかこんな事をしていたとは・・・)
スコール(全然手な付けれてねーじゃん。ちょっとこいつの趣味履入ってるじゃん)
スコール(やっぱオ○ニーだな)
サイファー「答えろ!」
45:
スコール「学園のパソコンに書いてただろ。あ、そうかお前あれ見てないもんな」
スコール「なんてったって掲示板上じゃお前ド変態だもんな(笑)プッワロス」
サイファー「・・・俺はSeedじゃない。Seedになってから知らされる重要な秘密があるんじゃねえのか?」
スコール「あるぞ」
サイファー「なんだ!?」
スコール「風紀委員暗殺作戦だ」
サイファー「なんだと!?」
スコール「Seedはアンチ風紀委員で構成された特殊部隊だ」
スコール「サイファーのコートにクソ引っかけた者に応じて報酬が支払われる」
スコール「その他様々な嫌がらせでもポイントは上がる。そういう意味では俺はランクAだ」
アルティミシア(適当言うなよ)
サイファー「く・・・お前はホネのあるやつリストに入ってるぜ」
スコール「奇遇だな。お前も俺のオールバックヘアーリストに入っている」
アルティミシア(一人しかいないだろ・・・)
サイファー「簡単に話すとは思っていない。だからこれだ」
バリバリバリバリバリバリバリバリ
サイファー「どうだ?話す気になったか?」
スコール「もうちょい右、もっと、ああ行き過ぎ!そこ!そこ!」バリバリバリバリ
スコール「あ???気持ちいい???」バリバリバリバリ
サイファー「・・・電流を上げろ!」
スコール「ちょっと悪いけど、下半身に集中させてくんない?」
バリバリバリバリバリバリバリバリ
スコール「おおおおおおおおおお!なにこれすごい!すごい刺激!」
サイファー「ハッハッハ!どうだスコール!」
スコール「やべえこんなの知っちゃったらもう普通のに戻れない!!」バリバリバリ
スコール「らめぇーーーーーーー!出ちゃうーーーーーーーーー!」バリバリバリ
サイファー「お前いい加減にしろ!」
スコール「止めんなよ。今ちょっと出そうだったのに」
サイファー「ふん、お前が吐かなきゃ他の連中に吐かせるだけだ」
サイファー「チキン野郎なんて3秒ももたねえぞ」
スコール「あーあいつ早漏っぽいもんな」
サイファー「でも俺はお前が大好きだからこうして一番に来てもらったんだ」
サイファー「俺の晴れ姿、どうだった?」
スコール「お前よりリノアの方が目立ってたけど」
サイファー「・・・」
スコール「いやマジで」
46:
サイファー「俺は魔女の騎士になったんだぞ。ガキの頃からの夢だったんだぜ」
スコール「幼少期から変態だったのか。どこが転換点だ?」
サイファー「なにが変態だ!ロマンティックな夢だ!」
スコール(ババア、本人こう言ってるけど)
アルティミシア(全く覚えていない!)キリ
スコール(哀れだわ・・・)
サイファー「もう気絶しやがったのか?」
スコール(も?こいつマジめんどくせ?よ。元飼い主の口からズバっと言ってやれよ)
アルティミシア(ちょっとカワイソウな気もするが・・・)
スコール(なんでこいつの拷問ごっこに付き合わないといけないんだよ。リノアに交替した方がよっぽど効果あるわ)
アルティミシア(あいつは殺してしまうだろう・・・)
スコール(じゃあ後よろしく)フッ
アルティミシア(えっ!?あ、おい!?起きろよ!)
スコール(・・・おやすみ)
アルティミシア(イヤな事を私に押し付けるな!オイ!起きろって!!)
サイファー「ここは、お前が俺への憎しみをつのらせるシーンなんだぜ?」
アルティミシア(痛いなこいつ・・・)
サイファー「魔女の騎士と悪の傭兵が戦う宿命の物語」
アルティミシア(ものすごくつまらなさそうな物語だな)
サイファー「一緒に楽しもうぜ、スコール」
アルティミシア「・・・恋愛要素は?」
サイファー「あ?」
アルティミシア「恋愛要素はないのかその物語は」
サイファー「・・・ねえよんなもん」
アルティミシア「だからお前はダメなんだ!物語と言ったら必ず恋愛要素が入ってくるだろ!」
アルティミシア「主人公の魔女の騎士と悪役の傭兵!じゃあヒロインは誰だ!」
サイファー「はぁ?」
アルティミシア「アホかぁぁぁぁ!そんなつまらん物語誰が見るのだ!」
アルティミシア「お前は配給会社を潰すつもりか!?」
サイファー「映画化予定してねえよ」
アルティミシア「もうお前だけは・・・大体な、拷問は敵役の仕事だろ」
アルティミシア「どこの世界に捕虜に電流を流す正義の味方がいるのだ。ええ?」
サイファー「・・・」
アルティミシア「物語は起承転結があるだろ!もっと山場をちりばめろ!」
アルティミシア「どうせ幼児向けのバトル漫画ばっかり呼んでいたんだろう!お前はもっと恋愛小説を読め!」
アルティミシア「情報が知りたいなら電流ではなく壁ドンだろうが!このオオバカモノ!」
アルティミシア「つまらないんだよお前の様なB級作家の物語は!著名作家人の本をもっと読み込め!」
アルティミシア「もっと教養をつけろ雑魚専野郎ォーーーー!」
サイファー「・・・電流を流せ!」イラ
47:
アルティミシア「ぐああああああああああ!」バリバリバリバリ
サイファー「その減らず口、黙らせてやる!」
アルティミシア「・・・あ、ほんとだこれマッサージになるな」バリバリバリバリ
サイファー「!?」
アルティミシア「結構気持ちいいなこれ、おい看守、もっと強くしろ」バリバリバリバリ
アルティミシア「あ?もうちょっと上、上、肩の所、あ??そこ????」バリバリバリバリ
アルティミシア「血流がよくなる?????」バリバリバリバリ
数分後
スコール「ふぁぁ・・・」
アルティミシア(起きたか)
スコール「ババア、サイファー自家製の電気マッサージはどうだった?」
アルティミシア(肩が軽くなった気がした)キリ
スコール「魔女の騎士よりマッサージ屋の方が向いているな」
アルティミシア(サイファーにこんな特技があったとは・・・くそう、私の部下の時のやらせとけばよかった」
スコール「幸子EXって感じだよな」
アルティミシア(幸子?)
スコール「つか」
・D地区収容所
スコール「戻ってきてんじゃん!?チキン野郎は!?」
アルティミシア(別室だろ?)
スコール「いや救援こいよ!?何やってるんだあのチキン!」
スコール「本来は拷問の後に救援が来て脱出するんだよ!なんで戻ってきてるんだ!」
アルティミシア(私に言われても・・・)
スコール「看守ゴルァ!ちょっとこいや!」
看守「え、はい!?何でしょう!」
スコール「チキン野郎は何やってるんだよ!」
看守「チキン・・・あのお仲間さんですか?」
スコール「脱走してないのか!?今どこにいる!」
看守「脱走の報告はないですね・・・」
スコール「はぁ!?お前ちょっとモニター持ってこい!」
看守「持ってきました・・・」
スコール「貸せ!」バッ
スコール「!?」
48:
いい感じの看守「ほら、今月の格闘王」
ゼル「いつも悪いな!差し入れ持ってきてもらっちゃってよ!」
いいい感じの看守「檻の中じゃ退屈だろ。俺らがしてやれるのはこれくらいだ」
キスティス「マッサージまでしてくれるなんて・・・ここほんとに監獄?」
看守「この辺ですか?」ググッ
キスティス「ああっ。そこ!いい!はわぁ???・・・」
セルフィ「クレープおいしい?」ハム
ムンバ「ラグナ!」
セルフィ「いつもありがとねっ!」
ムンバ「ラグナ!」
スコール「 な に く つ ろ い で ん だ よ ! 」
49:
看守「え、あ、いやだってあなたが仲間になんかあったら殺すって・・・」
スコール「いやそうだけど!?限度があるだろ!?」
スコール「お前等ここ収容所だぞ!?どこの世界に囚人にいたれりつくせりする収容所があるんだよ!」
看守「このシステムを導入したら脱走率が減りまして・・・」
アルティミシア(なるほどな、押さえつけるのではなく出る気を無くさせる作戦か)
アルティミシア(やるなガルバディア)
スコール「だから一旦入ったら戻ってこれないのか・・・」
看守「囚人のアフターケアがウチの自慢です!」キリ
スコール「じゃねーよ!俺らはここをでないと困るんだよ!」
看守「いや、出させない為にこういう事してるんですけど・・・」
スコール「くそが!!とんだ誤算だぜ!!」
アルティミシア(あの調子じゃ救援はなさそうだな)
スコール「ちっしゃーねーなあいつら・・・・俺が動くしかねえ」
アルティミシア(ん?)
スコール「おい看守、命令だ」
看守「はい?」
スコール「あの配膳役のムンバ・・・あれをあいつらの目の前でボコボコにしろ」
看守「ええっ!?動物虐待じゃないっすか!」
スコール「そうでもしねーとあいつらは動かないんだよ!やれよ!?」
看守「いやいやいや、非人道的すぎますって!」
スコール「・・・」(メガフレア待機中)
看守「ちょ、それはやめて!ここ潰れちゃう!みんな死んじゃう!」
スコール「看守全員に非常警戒令を出せ!みんな死ぬのと囚人が数人いなるのとどっちがマシだ!?」
スコール「天秤にしろ!重要点を考えろカス!」
看守「うう・・・」
スコール「モニター越しに見ているからな!」
看守「・・・」トボトボ
スコール「返事しろゴルァ!」
アルティミシア(お前のような奴を出さない為にこういう場所があるのだよ)
50:
ウイン
ムンバ「・・・」テクテク
コケッ ドベチャァ!
セルフィ「だいじょうぶ??」
看守達「・・・」
ゼル「お、また差し入れか?」
キスティス「マッサージはさっきやったばかりよ」
看守「おい・・・マジでやるのか」ヒソ
看守「そうでもしないとあの黒ジャン野郎がここにメガフレア放つってよ・・・」ヒソ
看守「とんでもねえ極悪人だな・・・あいつはここから出しちゃダメだろ」ヒソ
ゼル「どうしたんだよ」
セルフィ「なに話してるの??」
ムンバ「きゅぅ?ん」イテテ
看守「・・・ムンバごめん!」
全員「!?」
ポスッ
ムンバ「きゃわっ!?」ビク
看守「痛くないようにするから!ちょっとだけ耐えてくれ!」
ポスッ ポスッ ポスッ
ゼル「おいなにやってんだよ!」
セルフィ「暴力反対?」
看守「え、あ、いや、これには事情が・・・」
ムンバ「きゅ?ん」ガシ
セルフィ「おーよしよし、痛かったね?」
看守「そんなに痛くしてない・・・」
キスティス「弱い物いじめして、楽しい?」ギロ
ゼル「てめえ!いい加減にしやがれ!」
セルフィ「やっちゃえ?」
キスティス「この子と同じ目にあいなさい!」
看守達「あわわわわ?????????!」
スコール「おっし、第一関門クリア」
アルティミシア(看守達が哀れだ・・・)
51:
スコール「さてと、お次は・・・」
看守「まだなにか!?」
スコール「さっきの拷問部屋つれてけよ。知りたい事全部しゃべってやるから」
看守「ええっ!?」
スコール「こんな囚人いないだろ。情報ゲロするっつってしかも自ら進んで拷問受けようとするなんて」
スコール「超優良囚人だね。わかったらさっさと連れてけよ」
看守「ここじゃだめなんすか?」
スコール「看守は何故と問うなかれ。それがここのルールだ」
看守「そんなルールないっす・・・」
スコール「いいからはやく連れてけゴルァ!」
・拷問部屋
スコール「はい十字架」ジャラ
看守「あの?・・・」
スコール「わかってるよ。何が知りたい?」
看守「えっと・・・Seedの目的を・・・」
スコール「ああ、それね。ズバリ魔女討伐」
看守「ええ!?」
アルティミシア(オィィィィ!言って良いのか!?)
スコール(いやだって今回のイデア魔女じゃないんだろ・・・)
アルティミシア(そ、そうだが・・・)
スコール(じゃあ無問題だ。理屈の上では俺らは関係ない)
アルティミシア(暗殺しようとしたくせに)
看守「それ、マジ情報っすか?」
スコール「マジ。すでにSeedが何人かガルバディアに送り込まれてるだろ」
スコール「あれ全員魔女討伐要員」
看守「ちょっと裏取ります!・・・本当だ、Seedがすでに何人も来てる・・・」ピコピコ
スコール「な?」
看守「こっちとしてはありがたいですけど・・・言っちゃっていいんすか?」
スコール「いーのいーの、俺関係ないし」
アルティミシア(大有りだろ)
52:
スコール「救援くるまで暇だな・・・」
スコール「ついでだ。もっと教えてやるよ」
看守「ええっ!?」
スコール「お前等と会うのはこれが最後だからな。俺からの選別だ」
スコール「ワガママばっか言ってわるかったな」
看守「え、ええ。そりゃあもう高級ディナーだとマッサージだの牢の内装だの・・・」
看守「俺にアンチェインと呼べだの監視カメラでパンツ盗撮しろだの囚人のカード奪ってこいだの」
看守「あなた一人でD地区の予算の半分以上かかってるっす・・・」
スコール「メガフレアよかましだろ」
看守「・・・」
スコール「俺の機嫌がいいうちに聞けよ。何が知りたい?」
看守「そうっすね・・・」
1 ガルバディアの事
2 ガーデンの事
3 D地区の事
53:
ここまで。安価見てから書く
安価↓
54:
2
63:
看守「じゃあガーデンの事を・・・」
スコール「ガーデン?」
看守「ガーデンって普段何してんすか」
スコール(何してたっけ・・・)
アルティミシア(いやお前生徒だろ。授業とか訓練とかあるだろ)
スコール(授業・・・授業・・・え?っと)
スコール「ダンスとか・・・」
看守「ダンス?」
スコール「ダンスパーティーにまぎれこんでターゲットに近づく……そんな任務もあるかもしれない」
アルティミシア(別にそれだけじゃないだろ・・・)
スコール「後学園祭とか・・・カードとか・・・」
看守「・・・普通の学校っすね」
スコール「ああでも、訓練所にはアルケオダイノスがいるぞ」
看守「それやばくないっすか!?」
スコール「どっから捕まえてきたのか俺も知りたいくらいだ」
看守「ガルバディアガーデンにアルケオダイノスとかいませんよ」
スコール「だよな・・・」
スコール「ああそうだ。お前等ガーデンにミサイル撃ちこもうとしてるだろ」
看守「ああ、そんな話ありますね」
スコール「それ当たらないから」
看守「え、なんで?」
スコール「ガーデン動くから」
看守「!?」
スコール「お前等ただの学校と思ってるだろ。あれ正体は移動要塞だからな?」
スコール「いくら座標を合わせても一つも当たらんぞ」
看守「ちょ、めっちゃ重要情報じゃないっすか!」
スコール「マジ。ガルバディアガーデン調べてみ。動くから」
看守「ちょっと、本部!?本部応答願います?????!」
アルティミシア(いいのか?バラシてしまって)
スコール(大丈夫だろ。ミサイル飛んでくる前に動かすんだから)
アルティミシア(対策されてしまうだろ)
スコール(そん時はお前がなんとかしろ)
アルティミシア(お前がやれよ!?)
64:
看守「今問い合わせたら早急に調査するそうです」
スコール「そっちがどうか知らないけど、多分MD層にモンスター住んでるだろうから」
スコール「バラムがそうだった。ガルバディアもその辺注意な」
看守「マジあざっす!!」
アルティミシア(情報漏らし過ぎじゃないか)
スコール(ミサイル如きでやられるのがわりぃんだよ)
スコール(それにガーデンが無くなれば俺の借金も帳消しに・・・)ククク
アルティミシア(貴様!それが狙いか!)
スコール「他なんか聞きたい事ある?」
1 ガルバディアの事
2 D地区の事
安価下
65:
1
67:
看守「黒ジャンさんめっちゃ物知りっすね」
スコール(まぁ2週目だし)
看守「ガルバディアのネタなんかないんすか」
スコール「えっガルバディア?その辺はお前等の方が詳しいだろ」
看守「僕らSeedじゃないんで世界中飛び回ってるわけではないっすから」
スコール「ガルバディアネタ・・・う?ん」
スコール「・・・お前、オカファン読んでる?」
看守「オカファン?」
スコール「オカルトファンだよ。ガルバディアでも普通に売ってるだろ」
看守「おお!オカルトファンは愛読書っす!」
スコール「ああ、じゃあ取って置きのネタあるわ」
看守「なんすかなんすか!?」ワクテカ
スコール「ここの南東にウィンヒルって村があるだろ」
看守「はい」
スコール「あそこ、UFO出るから」
看守「 マ ジ っ す か ! ? 」
スコール「マジ。エンカウントなしつけないとちょっとめんどいけど」
スコール「まぁ粘ってればその内出るわ。暇なときいってみ」
看守「本部応答願います!本部!」
看守「ウィンヒル周辺にUFOが出るそうです!至急調査の程を!!」
アルティミシア(めちゃくちゃ食いついてるな)
スコール(こういう要素があるから飽きないんだ)
アルティミシア(UFO・・・私もちょっと見て見たいぞ)
スコール(ラグナロク手に入れたら連れてってやるから、それまで待て)
スコール「あー後宇宙人な、エリクサーねだってくる可能性あるから用意しとけっつっとけ」
看守「宇宙人!?本部応答願います!本部!」
看守「宇宙人がエリクサーをねだってくるそうです!至急用意の程を!!」
アルティミシア(何者だその宇宙人は)
スコール(しらね。なんかあっこらへんでドロー作業してたら出くわした)
スコール(俺らがUFO破壊したせいで帰れなくなったっつってたな。ちょっと悪い事をした)
アルティミシア(壊すなよ・・・)
68:
看守「UFOマジ楽しみっす。今度有給とるっす!」
スコール「お前オカルト系好きなんだ」
看守「こんな所にいるとね、そういうのしか娯楽がないんですよ
スコール「ふーん、まぁ閉鎖的な場所だもんな」
看守「収容所ですからね」
スコール「オカルトファン読んでるんなら謎の空飛ぶ列車知ってるだろ」
看守「ありましたね」
スコール「あれ俺持ってるけど」
看守「 マ ジ っ す か ! ? 」
スコール「見る?」
看守「是非!」
スコール「あいよ、じゃあジャンクションすっからちょっとこい」
【グラシャラボラス】→看守
看守「おお・・・これが・・・」
スコール「GFはあまり使わないけどそいつだけはたまに使うんだよな」
アルティミシア(何故だ)
スコール「状態異常が入りやすいから。後ちょっとおもしろい見た目だし」
アルティミシア(グラシャラボラスか・・・こいつも結構自由な奴だからな)
スコール「なんで鉄パイプに反応してんのこいつ」
アルティミシア(部品・・・なんじゃないか?)
スコール「こいつに乗って銀河を旅したいね」
アルティミシア(毒塗れになるぞ)
看守「使ってみたいんですけど・・・ダメっすか?」
スコール「えっいいけど。結構危ないぞ?」
看守「やったー!いでよ!グラシャラボラス!」ペカー
スコール「こっち向けて撃つなよ?あっち向けてやれ」
バァン!
ゼル「スコール!無事か!?」
スコール「あっ」
【果てしなき暴走】
ゼル「ぎええええええええええええええええ!!」
スコール「・・・」
看守「あわ、あわわ、あわわわわ・・・」
スコール(死んだなこいつ・・・)
69:
キスティス「ゼル!?」
セルフィ「GFもってるの??」
ゼル「 」ピクピク
キスティス「この看守・・・要注意ね!」ビシッ
セルフィ「やられる前にやる?!」ジャキ
看守「ちょっと黒ジャンさん!誤解されてるっす!なんとかして下さいっす!」
スコール「・・・」
看守「黒ジャンさん!」
スコール「ぐああああああああ!!電流を止めてくれえええええええええ!!」
看守「!?」
キスティス「スコール!」
セルフィ「今助ける?!」
【ホーミングミサイル】 【フレア×2】→看守
看守「あんぎゃああああああああ!!」
スコール「・・・」
看守「黒ジャンさん・・・UFO・・・見たかったっす・・・」
スコール「とりあえずGF返せ」ガシャン
看守「エリクサー・・・ちょうだい・・・」ガク
アルティミシア(なんて運のない・・・)
スコール(どっちみちボコボコにする予定だったけど)
セルフィ「スコール!助けにきたよ?」
スコール「セルフィたん!俺、拷問に屈しなかったよ!何もしゃべらなかった!」
セルフィ「おお?えらいえらい?」
アルティミシア(ウソ付けよ。機密情報漏らしまくってただろ)
スコール「セルフィたん・・・マジ会いたかった・・・」
キスティス「スコール無事!?」
スコール「息が臭い、しゃべるな」
キスティス「・・・」
ゼル「 」ピクピク
スコール「とりあえずそのチキンを回復しろ。もうここには用はない」
スコール「二人で脱獄だ!」
看守「 」ピクピク
アルティミシア(さんざん世話になっといて・・・)
71:
ゼル「あててて・・・」
スコール「ひどい目にあった」
アルティミシア(ゼルがな)
ゼル「とにかく脱出しようぜ!ほら!」
【ガンブレード】
スコール「やっぱ俺と言えばこれだよな」ブンブン
ゼル「ちょ、振り回すなよ危ないな」
キスティス「後、これもあなたのじゃない?」
スコール「え?」
【オダインパングル】
アルティミシア(!?)
スコール「ああ、これもガ兵が持ってたの」
アルティミシア(そ、それは別にいらないんじゃないかな)
スコール(なんだよババア。効果ありと知って今更臆したか)
アルティミシア(それに触れてると力が抜けるんだよ!他の奴に持たせろ!)
スコール(虫コナーズみたいだな)
アルティミシア(私は虫じゃない!)
スコール(うるせえよケダチク。ちょうどいい。ここでハメて試してみようぜ)
アルティミシア(な!?バカよせ!やめろ!)
スコール「よっと」ガチャン
アルティミシア(ぐあああああああああああああ!!!)
スコール「・・・」
アルティミシア「・・・なんだ、何もないではないか」ホッ
アルティミシア「下らん物を・・・やはり人間如きが作った物に魔女の力が抑えられるわけがないのだ」
ゼル「・・・」
アルティミシア「ふん、バカらしい。そんなまがい物に頼るのではお前もまだまだだな」
キスティス「・・・」
アルティミシア「ほら、脱出するのだろう?さっさといけよ。チンタラするな」
セルフィ「ねえスコール・・・」
セルフィ「その人・・・だれ・・・?」
アルティミシア「ん?」
スコール「・・・」
アルティミシア「えっスコール、なんでそんな遠くに?」
ゼル「なんだこいつ・・・」
キスティス「モンスター・・・?ではなさそうね」
アルティミシア「・・・」
アルティミシア「 実 体 化 し て る ! ? 」
73:
アルティミシア「ええっ!?なんで!?」
スコール(もしかして・・・これのせいか?)
アルティミシア「おいスコール!どうなっているのだ!?」
スコール「・・・」
アルティミシア「なんとか言えよ!おいスコール!」ブンブン
スコール「・・・アナタダレデスカー ワタシシリマセーン」
アルティミシア「お前!?とぼけるなよ!?スコール!スコール!」
ゼル「めっちゃ名前連呼してるけど」
キスティス「彼女さん?」
スコール「ガイコクノヒトデスカー ワタシガイコクゴハナセマセーン」
アルティミシア「カタコトになってるんじゃない!戻せ!戻せえええええええええええ!」ブンブン
スコール「・・・」ガチャン
シュゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・
アルティミシア(ハッ!)
ゼル「消えた・・・」
セルフィ「すっごい格好だったね?・・・」
アルティミシア(おいスコール!なんだ今の!?)
スコール(知らねえよ!いきなり出てくるんじゃねえよ!)
スコール(見ろ!なんか変な空気になってるじゃねえか!!)
キスティス「GFかしら・・・」
スコール「そ、そう!GF!今のGFだから!」
スコール「乱入型だから突然沸いてくんの!あれだよあれ!セイレーンの親戚みたいなもん!」
スコール「グロい歌で相手のやる気を削ぐの!いやぁ乱入型っていきなりくるから困るよな!」
アルティミシア(もうお前それ捨てろ!ぞれ呪いのアイテムだろ!)
スコール(つかお前見られちゃったじゃん!この先どーすんだよ!)
アルティミシア(知るかァァァァァァ!だからつけるなと言っただろ!!)
スコール(あのちょんまげ!どこまでも俺の邪魔しやがって!!)
アルティミシア(どう説明するのだ!?時間圧縮が始まったらこいつらみんな私の元へくるのだぞ!?)
スコール(あああああラスボスが俺になっちまうぅぅぅぅぅ!!)
キスティス「とりあえず、脱出しない?」
・D地区収容所上層
ゼル「お前、ラグナになってここへきてねーの?」
スコール(パパはD地区来てないけど俺は中普通に知ってるから)
スコール「・・・きてない」
キスティス「じゃあスコールもここの脱出方法は知らないわけね」
アルティミシア(どうやって逃げるのだ)
スコール(お前、もっかい実体化して俺達を運べ。ムンバに変装して)
アルティミシア(バカかお前!?できるわけないだろ!お前はもう金輪際あのパングルに触れるな!)
74:
スコール(くそ、脱出もあるしその件はおいおい考えるしかない・・・)
アルティミシア(そのいらん事しぃの性格直せよ。いつか身を滅ぼすぞ)
スコール(・・・)
セルフィ「どうするの?」
スコール(えっと、前回は確かこっから出て・・・ああそうだ。自動潜航モードで一気に地上まで降りるんだ)
スコール(なんだ。じゃあ潜るまでここで待機してればいいんじゃん)
スコール「てなわけでとりあえず小休止で」
ゼル「なんで!?」
アルティミシア(下にいけばいいのでは?)
スコール(砂で埋まってるんだよ。自動潜航モードで)
スコール(収容所自体がドリルの形になってんだ。その辺は良く考えてるよな)
スコール(その発想はなかったわって感じ。俺の評価は高いぞ)
アルティミシア(なんのだよ)
セルフィ「下に行けば何かあるんじゃないかな?」
スコール「・・・セルフィたんナイスアイデア!俺も今そう思ってた!」
スコール「おし、下へ行こう!おいゼル。お前はクレーン係だ。ここへ残れ」
ゼル「なんで俺だけ!?」
スコール「動かせるのお前しかいないだろ。あくしろよ」
キスティス「ま、まぁ出口見つけたら迎えに行くから・・・」
スコール(つかよく考えたら下にいろいろアイテムあるじゃん。全部とっとこ)
アルティミシア(寄り道してる余裕あるのか?)
スコール(どうせ潜航するまででれねーんだ。いいんだよちょっとくらい)
ゼル「動かすぜ!みんな乗れ!」
ウイーーーーーーーン ガタン
・D地区収容所 最下層
キスティス「向こうに扉があるわね」
セルフィ「いってみよ?」
スコール(砂まみれになるのいやなんだけど)
キスティス「スコール、開けなさい」
スコール「お前がやれ」
キスティス「重そうな扉じゃない・・・あなたがやってよ」
スコール「マイクロミサイルで吹き飛ばせばいいだろ。このターミネーターが」
キスティス「んもぉ・・・わかったわよ」ガシ
キスティス「んぐぐ・・・やっぱ硬い・・・」
スコール(砂まみれになれ!)
ガチャ!
キスティス「ふう、開いたわ」
スコール(えっ)
78:
セルフィ「ここから出られるかも?」
スコール(あれ・・・まだ潜ってないのか?)
キスティス「あれ、ここ・・・みんなちょっときて!」
スコール「どうしたんだよ」
キスティス「ここ、砂漠だったわよね・・・?」
スコール(!?)
・森林
ザワザワザワ・・・サァァァァ・・・・・
スコール「・・・へ?」
セルフィ「いつのまにだね?」
キスティス「緑化運動でもやってたのかしら」
スコール(なわけねーだろあんなクソ広い砂漠・・・何万年かかるんだよ)
セルフィ「とりあえず奥へ進んでみよ?!」
キスティス「ああっ、ちょっとまってセルフィ・・・」
スコール「・・・」スタスタ
数分後
セルフィ「な?んもないよ??」
キスティス「行けども行けども、木々ばかりね」
スコール(んなアホな・・・ここは砂漠だ。ガルバディアにこんな樹海ねーよ)
アルティミシア(妙だ・・・スコール)
スコール(なんだよ)
アルティミシア(この森・・・時の流れが感じられない)
スコール「ええ!?」
キスティス「不気味な所ね・・・」
スコール「どゆこと?」
アルティミシア(言葉通りの意味だ。この森には時間そのものがない)
アルティミシア(まるで異空間のような・・・)
スコール「・・・戻った方がいい感じか?」
アルティミシア(長居は無用なのは間違いなさそうだ)
キスティス「参ったわね・・・どこかしらここ」
スコール「・・・とりあえず戻らないか」
セルフィ「ここから出れないのかな?」
スコール「ここを進んでも元の場所には戻れなさそうだ・・・ゼルもいるし・・・」
キスティス「そうね、残念だけど他の脱出方法を考えましょう」
79:
ザワァァァァァァァ・・・・
(・・・・・)
スコール「ん?ババアなんか言った?」
アルティミシア(いやなにも)
ザァァァァァァァ・・・・・・ザァァァァァァァ・・・・・・
ザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワ!!
全員「!?」
スコール(オイ!なんか明らかに気配があるぞ!?)
セルフィ「だれかいるの??」
キスティス「しっ!何か聞こえる・・・」
(森に囲まれて、静かにお眠り・・・)
(永遠にね!!!)
グワァッ!
全員「!?」
【エンカウント】カロフィステリ
80:
カロフィステリ「フフ・・・どこから迷い込んできたのかしら・・・」
キスティス「な、何者!?」
スコール「青いババア・・・」
セルフィ「森の主??」
カロフィステリ「この森に迷い込んでいたが最後・・・木々の養分となりなさい!」
【バイオ】→キスティス
キスティス「きゃっ!」(毒)
セルフィ「せんせ???!」
スコール(おいババア、こいつ・・・)
アルティミシア(この森の正体が今わかった)
スコール「やべえ!全員、緊急集合!」
【ジャンクション構成中】
スコール「おし!行くぞ!」
キスティス「この・・・お返し!よ」
【ファイラ】
カロフィステリ「フフ・・・」ニヤ
【リフレク】
キスティス「きゃぁっ!」ダメージ800
スコール「リフレクかけてんのか!」
アルティミシア(ライブラができんな・・・)
スコール「だったら物理だろ!オラァ!」ズバッ!
カロフィステリ「うぐっ!」ダメージ5000
スコール「なます切りにされたくなかったらそこどけよ!青ババア!」
カロフィステリ「ぼうや、中々強いじゃない・・・」
カロフィステリ「おいしそうね、あなた!」
スコール「!?」
【ドレイン】
スコール「おおおおおおお!?」ダメージ1000
カロフィステリ「ごちそうさま・・・」カイフク1000
スコール「こ、この野郎!ドレイン持ちか!」
81:
セルフィ「二人とも大丈夫?!?」
スコール「セルフィたんは下がってて!俺とモルボルがなんとかするから!」
セルフィ「アタシもバトルさせてよ?」
カロフィステリ「ボウヤはちょっと厄介そうね・・・少し大人しくしててもらおうかしら」
カロフィステリ「むん!」
【オールド】→スコール
スコール「おああああああ!!」シワシワシワ
キスティス「スコール!?」
セルフィ「ええっ・・・」
スコール「な、なんだ・・・力が・・・」
アルティミシア(あいつ!こんな魔法まで!)
スコール「なんだよ!俺今何されたんだよ!」
アルティミシア(オールド・・・古代の魔物が常用した失われし魔法の一つ・・・)
アルティミシア(効果はその名の通り・・・)
キスティス「ぜ、絶対食らいたくないわ・・・」
セルフィ「うわぁ?・・・」
スコール「え、なに!?俺どうなってんの!?」
アルティミシア(老化だ!)
スコール「 え え っ ! ? 」
【スコール老化中】
スコール「ふざけんなよお前!?なんちゅうもんかけてくれてんだよ!」
カロフィステリ「ボウヤはおとなしくしててね・・・」ニヤ
スコール「俺はただでさえ老け顔と言われてんだぞ!?こんなもんされたらより一層老けるだろが!」
カロフィステリ「いいじゃない。年相応の顔になって」
カロフィステリ「ダンディな男も素敵よ」
スコール「ふざけんなよ青ババア?????!俺はまだ10代だ!」
スコール「グラス持ってワインくゆらす趣味はないんだよ!これ解けよ!?」
カロフィステリ「この子達をあの世に送ったら治してあげるわ」
セルフィ「あ、アタシちょっとキツイかも?・・・」タジ
キスティス「最悪の魔法ね・・・」タジ
スコール「引くなよ!戦えよモルボル!」
アルティミシア(私も絶対食らいたくないな・・・)
スコール「ああ、マジやべえ・・・力が・・・」ガク
女性陣「・・・(ドン引き)」
スコール「いや・・・助けろよ・・・うわ、白髪が・・・」
84:
カロフィステリ「女性にとっては恐怖の魔法ね・・・」フフ
スコール「こ、このババア・・・」シオシオシオ
キスティス「・・・」タジ
セルフィ「・・・」タジ
スコール「完全に・・・引いてるじゃねえか・・・」
カロフィステリ「この程度でたじろぐなんて、所詮人間ね」
カロフィステリ「隙だらけよ。そら!」
【ストップ】
セルフィ「きゃ!?・・・」ピタァ
スコール「セルフィたん!」
キスティス「しまった!・・・」ピタァ
スコール「おまえもかよ!」
カロフィステリ「やっと二人きりになれたわね、ボウヤ・・・」
スコール「まじかよ・・・きめえんだよ!近寄んな痴女!」
カロフィステリ「ふふ、私は渋めの男性が好みなの」
カロフィステリ「かっこいい男は・・・おいしいのよ」
スコール「・・・それはどっちの意味で?」
カロフィステリ「エサとして」ニヤ
スコール「やっぱお前モンスターだよ!」
カロフィステリ「生気をちょうだいな、ダンディなおじさま」
スコール「俺はまだ10代だ??????!」
カロフィステリ「 」ガパァ
【ドレイン】
スコール「うああああああああああああ!!」ギュイーン
カロフィステリ「いただきまーーーーーーーーーー・・・!?」
【リフレク】
スコール「・・・あれ」カイフク800
カロフィステリ「なんで!?私の方が吸われて・・・」ダメージ800
アルティミシア(気持ち悪いんだよ。さっきから)
85:
スコール「ば、ババア???!」
カロフィステリ「どういう事!?この男の中にもうひとり何かが・・・」
アルティミシア(女性にとって最悪の魔法を使いおって・・・お前は老化された女の気持ちがわからんのか!)
カロフィステリ「なによ・・・私以外の女がどうなろうと知らないわよ・・・」
アルティミシア(それがわからんのならお前は女じゃなくて魔物だ!)
スコール「・・・」コソコソ
カロフィステリ「このおばさん・・・あんた何よ!こんなイケメン君に憑りついちゃって!」
アルティミシア(お前におばさん呼ばわりされる筋合いないんだよ!万単位で歳食ってる分際で!)
カロフィステリ「そこまで行ってないわよ!」
アルティミシア(おまえよか若いんだよ!大体どこの世界に青い肌の女がいるのだ!)
アルティミシア「お前はモンスターだ!レディを気取るな!」
カロフィステリ「このおばさん・・・お前は殺す!」
アルティミシア「待ってろスコール!今回復してやるから・・・な!?」
【オダインパングル】アルティミシアを実体化する
スコール「行ってこい・・・ババア」ニヤ
アルティミシア「お前?????????????????!!」
93:
アルティミシア「ふざけるなよお前!?回復してやるからお前がやれよ!」
スコール「お前も老化しろ・・・一人はイヤだ・・・」
アルティミシア「絶対にいやだ!あんな魔法食らってたまるか!」
アルティミシア「戻せよ!?そのパングル外せ!今すぐ外せ!」
スコール「あー老化で耳が遠いー」
アルティミシア「?????????!」ピキピキ
スコール「ドキッババア同士の醜い対決・・・実況はワタクシスコール・レオンハートがお送り致します・・・」
スコール「ポロリは・・・いらないですね・・・」
アルティミシア「老化中でも動けるだろ!?せめて手伝えよ!」
カロフィステリ「そうね、一人は寂しい物ね。このおばさんも・・・」
カロフィステリ「醜く老いなさい!」
アルティミシア「ひぃぃぃぃ!くらってたまるか!とぉっ!」バッ!
【隠れる】
スコール「逃げんなよ・・・」
カロフィステリ「おのれおばさん・・・」
ザザザザザ・・・・・
カロフィステリ「どこへいった!?」
【ファイガ】
カロフィステリ「!?」(反射)
スコール「い!?」
チュドォォォォォン!
スコール「おあああああああ!」
アルティミシア「あ、すまん」
スコール「老人労われよ・・・ババア・・・」ダメージ3000
カロフィステリ「そこか!」
【オールド】
アルティミシア「!」(隠れる)
94:
カロフィステリ「影からこそこそと・・・隠れたって無駄よ!お前の魔法は効かないわ!」
カロフィステリ「諦めて老い朽ちていきなさい・・・」
スコール「おい青ババア・・・お前もしかして、魔法タイプか?」
カロフィステリ「そうよ・・・かつての勇者共は私の魔法を恐れてこの森に封じた・・・」
カロフィステリ「ふふ、魔法に関しては私が一番、私は魔女よ!」
スコール「・・・お前、死んだわ」
カロフィステリ「は!?」
スコール「あのババアに魔法で勝負を挑むとは・・・なんて命知らずな」
カロフィステリ「何を言っている!あんな隠れるしか能がないおばさんに何ができる!」
スコール「本物の魔女の力、堪能してこいよ」
【メイルシュトローム】
ギュルルルルル・・・オオオオオオ!!
カロフィステリ「ああああああああ!」ダメージ60%
スコール「ババアーーーー!俺を巻き込むんじゃねえぇぇぇぇーーーー!」ダメージ60%
アルティミシア「隠れてるからよく見えないんだよ!」
スコール「いいだろ後で回復すれば!おとなしく老化しろよ!」
アルティミシア「いやだね絶対!一人で不能になってろ!」
スコール「このババアはマジで・・・」
カロフィステリ「おのれーーーーーー!」
【バイオ】
アルティミシア「!」ガキン
【リフレク】
スコール「ぎえええええええええ!」(老化+毒)
スコール「お、お前・・・わざとだろ・・・」
アルティミシア「反射先にいるお前が悪い」
スコール「俺一歩も動いてねーよ・・・あ・・・まじやべ・・・そろそろ無理」ガク
カロフィステリ「はやくしないとこの男が死ぬわよ!」
アルティミシア「・・・」ザ
カロフィステリ「あら、観念したのかしら」
アルティミシア「おまえ、そんなに強くないな」
カロフィステリ「あ?」ギロ
アルティミシア「相手の魔法はリフレクで反射、そして自分はステータス異常系魔法でじわじわと能力を低下させるか」
アルティミシア「ライブラを使うまでもない。陰湿な老婆の使いそうな戦法だ」
カロフィステリ「なんですって・・・」
95:
アルティミシア「何が魔女だ。お前はちょっと魔法が得意なだけのモンスターだろ」
アルティミシア「どうせ封印されたのもたまたま巻き込まれたとかそんなんだろ。お前如きシラフで十分倒せるわ」
カロフィステリ「だったらやってみろォォォォ!」ビキ
アルティミシア「・・・」ス
【ファイガ】
カロフィステリ「うがあああああああ!」ダメージ6000
カロフィステリ「なんで!?リフレクしてるのに!?」
アルティミシア「魔法の法則その1、リフレクは反射魔法までは防げない」
カロフィステリ「キィイィーーー!」
カロフィステリ「・・・もがっ!?」
アルティミシア「魔法の法則その2、沈黙状態では魔法は使えない」
【サイレス】
カロフィステリ「・・・!」(沈黙)
アルティミシア「この場合沈黙状態でもお前に物理攻撃の類の技があれば問題ないのだが・・・」
カロフィステリ「・・・!」(沈黙)
アルティミシア「ないんだな」
【ディスペル】
カロフィステリ(私のリフレクが・・・)バリーン
アルティミシア「さてと、じゃあ・・・」
【トリプル】
カロフィステリ(なにその魔法!?)
アルティミシア「どれでトドメを刺そうか」
スコール「メ・テ・オ!メ・テ・オ!」
アルティミシア「おっけぃ」キュィィィィン
カロフィステリ「??????????!」
96:
アルティミシア「遺言はないか」
スコール「いやそいつ今沈黙だから」
アルティミシア「なるほど、ないんだな」
カロフィステリ「????????!」ジタバタ
アルティミシア「さてと・・・」
スコール「グッバイ青ババア!」グッ!
カロフィステリ「????????????????????????????!!!」
【メテオ】×3
3481
3842
4769
2246
3389
4273
2463
3739
2743
4212 
×3
カロフィステリ「ぎええええーーーーーーーー!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・ボォン
アルティミシア「魔法の法則その3、魔女の魔法は威力が5倍だ」キリ
スコール(土下座しといてよかった?・・・)
テッテレレテーレーレテッテレー♪
アルティミシア「・・・」
スコール「はやく回復しろよ・・・パワートゥーザピーポーみたいになっちまうだろ・・・」
アルティミシア「・・・むん!」グイ
スコール「!?」
アルティミシア「もうやはりお前にこれは預けてられん!没収だ!」チャリ
スコール「あ???!返せよババア!俺のパングル!」
アルティミシア「お前に預けていたら事あるごとに呼び出されるだろ!ふざけるな!」
アルティミシア「パングルはこの女教官に預けておく!いいな!」
スコール「よかねーよ!またあの青ババアみたいなのが出たらどうすんだ!」
アルティミシア「自分でなんとかしろ!」
スコール「ああっ!臭い息に・・・返せ、返せ?????????!」
97:
・D地区収容所 下層
スコール「ひどい目にあった・・・」
アルティミシア(それを言うのも二回目だな)
キスティス「なんだったのかしらあれ」
セルフィ「地下施設って奴??」
スコール(いや、多分もう)グイ
ザザザ・・・ドサァ・・・・
スコール(・・・消えたな)
アルティミシア(どこかに繋がってしまったようだな)
スコール(おかしいと思ったんだよこんな砂漠にあんな樹海なんて)
ドガガガガガ! バン!バン!
キスティス「銃撃音?」
スコール(あっ忘れてた)
セルフィ「派手にやってるね?」
アルティミシア(もしかして)
全員「ゼル!」
キスティス「急いで戻りましょう!」
スコール(いやアイテム回収がまだ)
アルティミシア(はやくいけよ!)
ゼル「ぐあっ!」
看守「手こずらせおって・・・」
ゼル「や、やべえ・・・」
スコール「ゼル?????????!」
ゼル「スコール!」
ダダダダダダダダダッ!!
看守「!?」
スコール「ショラッ!」ドロップキック
ゼル「へぶしっ!」バキィ
スコール「あっ間違えた」
アルティミシア(わざとだろ・・・)
看守「ひぃっ!黒ジャン野郎・・・」
スコール「・・・」
看守「あわ、あわわわわ・・・」
アルティミシア(ものすごい恐れられてるな)
スコール「・・・・後ろ」
98:
看守「!?」
バチィン! ブォォン!
看守「はぎゃっ!」
キスティス「ゼル!」
セルフィ「無事だったんだね?」
スコール「手加減したつもりだが」
アルティミシア(お前何もしてないだろ)
ゼル「スコール!ありがと????!」ユサユサ
スコール(ほら、俺に感謝してるじゃん)
アルティミシア(バカだ・・・)
ゼル「スコール???????!」ユサユサ
スコール「・・・」
コンッ
スコール「触んなよチキン」
ゼル「 」ヒリヒリ
セルフィ「もう一人でたったと行っちゃうんだから?そんなにゼルが大事?」
ゼル「スコール・・・」
アルティミシア(どうせお前の事だから)
スコール(先に言って階段下でぱんちゅを・・・)
アルティミシア(だと思ったよ・・・)
ドガガガガガガガ!!
全員「うわっ!」
ゼル「これじゃ身動きとれねーぜ!」
スコール「よしゼル、自爆コマンド付けて特攻してこい」
ゼル「ええっ!やだよ死んじゃうじゃん!」
スコール「バラムにお前の銅像建ててやるから」
ゼル「生贄かよ!」
アルティミシア(この状況、どうするのだ)
スコール「いーのいーの。ここで助っ人が入るから」
アルティミシア(・・・?)
ぎゃっ! うわっ! ぐわぁーー!
スコール「あーあ。着やがった」
バゥン! バゥン! クルクル ジャキ
アーヴァイン「・・・」ニヤ
全員「アーヴァイン!」
スコール「このキザな登場がむかつく!」
99:
アーヴァイン「・・・」スタスタスタ
キスティス「た、助けにきてくれたのね・・・」
セルフィ「ありがと?」
スコール(実は一回見捨てようとしたんだよなこいつ)
アルティミシア(えっ)
スコール(俺らがD地区に捕まったって聞いてヘタレたんだよ)
スコール(最初それをしった時はもうほんと・・・)ワナワナ
アルティミシア(いいだろ実際助けに来たんだから)
「なに格好をつけて・・・」
スコール「そして・・・」
ゼル「もう一人いる!」
「いるのだ!」
ゲシッ!
アーヴァイン「はわっ!」ドンガラガッシャーン
スコール「!?」
アルティミシア(おいあいつ!)
全員「ええっ!」
イデア「・・・」コォォ
全員「イデア!?」
スコール(いやリノアは!?)
100:
看守「撃ち方やめ!あの方は・・・」
看守「イデア様!?」
キスティス「な、なぜ・・・」
セルフィ「魔女が?」
ゼル「おいキザ野郎!どういう事だよ!」
アーヴァイン「 」ピヨピヨ
ゼル「伸びてんなよ!?」
スコール「おぃぃぃぃ!なんでお前がここにいるんだよ!?」
イデア「む・・・貴様はあの時の」
スコール「なんでお前がアーヴァインと組んでるんだよ!リノアはどうした!」
イデア「リノア・・・?」
スコール「答えろよ!?」
イデア「・・・はぐれた」
スコール「はぁ!?」
イデア「いきなりどこかへ消えてしまってな。仕方がないからたまたまいたこいつに道案内を頼んだ」
アーヴァイン「 」ピヨピヨ
スコール「断れよ!?」
イデア「親切な奴だ・・・」クックック
アルティミシア(トドメを刺しに来たのか!?)
スコール「だからなんでここにいるんだよ!?俺らを今度こそやっちまおうってのか!?」
イデア「何って、里帰りに来たのだが」
全員「 は ぁ ! ? 」
スコール「お前D地区出身なの!?」
イデア「いや、別にここではないが・・・」
キスティス「ねえもしかして・・・」
セルフィ「さっきの森??」
イデア「ここも変わったな」
スコール「あの森はこいつのせいか・・・」
アルティミシア(さ、里帰り・・・)
イデア「で、お前等こそなぜここに?」
スコール「しらばっくれるな!お前にやられてとっつかまったんだよ!」
スコール「魔女暗殺計画ここで続きをやってやろうかゴルァ!」
114:
イデア「脱走はいいのか?」
スコール「関係ねえよ!」
ゼル「いや関係あるから!」
セルフィ「はやくここから逃げないと?」
イデア「ここはドリル状になっていてな、すでに潜り始めているそうだ」
イデア「くしないと埋まってしまうぞ」
スコール「しっとるわ!」
アルティミシア(スコール、悔しいがそいつの言う通りだ。くしないと脱出が・・・)
スコール「ぐぬぬ・・・」
イデア「しかし時がたっても草木一本生えぬとはな・・・さすが我が力よ」
スコール「・・・あ?」
イデア「砂漠がな。ふふ。懐かしい」
イデア「あの老人には・・・肝を冷やされたものだ」
スコール「・・・どういう事だよ」
イデア「この土地はかって大森林だった・・・」
アルティミシア(さっきの樹海か!?)
イデア「ふふふ、まぁ似たようなものだな」
イデア「しかし全ては燃やし尽くされる事になる・・・」
スコール「この砂漠お前がやったのか!?」
イデア「この場所にこのような場所があるのは、なんとも奇妙な因果よ・・・」
スコール「このくそでかい砂漠が・・・」
アルティミシア(信じられんな・・・)
115:
スコール「・・・お前、マジで何しに来たんだよ」
イデア「世界を我が物に・・・それが我が野望よ」
スコール「中身は違ってもイデアはイデアだな・・・」
アルティミシア(世界は私の物だ!ぽっと出の分際ででしゃばってくるんじゃない!)
スコール(土下座の事は黙って置こう)
イデア「少し堅苦しいなここは」
スコール「・・・なんでSeedの事を知りたがるんだよ」
イデア「seed?」
スコール「サイファーに命令しただろお前!俺にSeedの事を聞き出せって!」
イデア「ああ・・・単にSeedとはなんだと思っただけだ」
イデア「訪ねた瞬間どこかへ走り去っていったな。サイファーが何かしたのか?」
スコール(じゃあやっぱり拷問いらねーじゃねえか!あの野郎!)
アルティミシア(張り切っていただけか)
イデア「里帰りの邪魔をしないでもらえないか」
スコール「うっせえよ!世界征服とか俺らの前でほざいといて無事で済むと思うなよ!」ジャキ
アルティミシア(スコール!)
キスティス「だ、脱出が・・・」
スコール「お前等先に言ってろ!俺は今度こそこのババアをぶち殺してやるわ!」
スコール「世界は俺のもんだ!横取りすんな!」
アルティミシア(それも違うからな!?)
全員「 ス コ ー ル ! 」
イデア「また串刺しにされたいのか・・・」
スコール「こいや貝殻ババア!」
【エンカウント】イデア
116:
イデア「こりない奴だな・・・」
スコール「うっせえよ!お前倒してガーデン戦前に終わらせてやるわ!」
アルティミシア(時間の猶予はないんだぞ!?)
スコール「ババア!あいつがなんかの魔法使ったら即座に教えろ!いいな!」
スコール「うおるァァァァ!」ズバッ!
イデア「むん!」プロテス
スコール「オラオラオラオラーーーーーーーー!」
イデア「お前は学習能力がないのか・・・」
【ブリザド】
スコール「どあったぁ!」ダメージ100
スコール「この、またこんなカスみたいな魔法で!」
イデア「だからごり押しはやめろと何度も言ってるだろ」
スコール「うっせえぇぇぇぇ!説教垂れんな!!」
スコール「ウラァァァァァ!」
イデア「まぁ、その闘志だけは認めよう」
ガキィン!ガキィン!ガキィン!
イデア「・・・」
スコール「ババア!あいつの動きはどうだ!?」
アルティミシア(いや、まだ魔法は何も使っていない)
スコール「本当だな!?だったらここで決めちまうぜ!」
【オーラ】
スコール「連続剣くらえやァァァァァ!」
イデア「それは少々危険だな・・・悪いが、対なる魔法を作らせてもらった」
スコール「!?」
【カーズ】特殊技を封じる
アルティミシア(こ、これは!)
スコール「こ、こいつ!カーズだけ抜き出しやがったのか!」(呪)
イデア「すでにあるものだから精製は簡単だったぞ?」
スコール「余計なマネしてんじゃねーよ!」
アルティミシア(簡単な物とはいえ。魔法精製まで・・・)
スコール「だったら魔法だ!ババア!」
【リフレク】
スコール「か?ら?の?!」
【フレア】
ゴポポポポポ・・・ボォォォォォォン!!
117:
スコール「ハッハッハーーーー!さっきババアがやった反射不可魔法だ!」
スコール「これには以下にお前でも対応しきれまい!!」
イデア「ぐぅ・・・」ダメージ6000
スコール「オルアァ!」ズバッ!
イデア「ぐおっ」ダメージ3000
スコール「いける!今度こそ!」
アルティミシア(無抵抗なのが逆に不気味だが・・・)
スコール「関係ねーよ!トドメだ!」
スコール「とりゃァァァァァ!」
イデア「・・・」
ズバッ・・・・!
全員「 ス コ ー ル ! 」
スコール「・・・・えっ」
アルティミシア(こいつら、まだ脱出してなかったのか!)
スコール「お前等まだいたの!?はやく脱出しろよ!」
アルティミシア(ハッ!スコール前!)
イデア「・・・」
スコール「あ、あれ、確実にやっただろ・・・」
ゼル「お前まだ何もしてねーよ!」
キスティス「スコール、時間がないわ!はやく行きましょう!」
スコール「いや、しこたま切り刻んで・・・え?」
スコール「つかカーズ消えてるし・・・なんで?」
アルティミシア(???)
イデア「はやく脱出した方がいいと思うがね」ポンポン
スコール「お前何した!?」
イデア「お前のその闘志、あのじじいを思い出した」
イデア「里帰りもしてみるものだな。懐かしかった。礼を言おう」
スコール「何したんだっつってんだよ!」
118:
イデア「その魔女に聞け」
スコール「ババア!?一体何が起こった!」
アルティミシア(・・・時間が巻き戻った)
スコール「ええっ?」
アルティミシア(時間が巻き戻ったんだよ!戦闘前に!)
スコール「 ま じ か よ ! 」
スコール「そんなのアリか!?」
アルティミシア(私以外にこんな魔法を使える奴がいたとはな・・・)
イデア「もう少し戦術を練ったらどうだ?」
スコール「????!」ピキピキ
アルティミシア(あんな事をされたらいくらダメージを与えても・・・)
スコール「え、永遠に終わらないじゃねえか・・・」
『潜航開始 5分前』
イデア「はやく行った方がいいんじゃないのか?」
セルフィ「スコール?!」
スコール「・・・おい貝殻!こんな魔法使ったらお前も俺を永遠に倒せないんだぞ!?」
スコール「いいのかそれで!?俺は何度でもリベンジしにくるぞ!?」
イデア「別に問題ないが」
スコール「何でだよ!」
イデア「お前らはハナから眼中にない」
スコール「・・・」ピキッ
スコール「 こ ろ す ! ! 」
ゼル「もういいってスコール!ここは一時撤退だ!」ガシッ
キスティス「脱出が優先よ!」
スコール「は、はなせチキン!ああまで言われて黙ってられるか!!」
スコール「お前は殺す!絶対殺す!その汚い貝殻を脳みそごとかち割ってやる???????!」ジタバタ
ゼル「もういいから!スコールいい加減にしろ!」
セルフィ「相手してる場合じゃない?」
121:
イデア「忘れ物だ」ポイ
スコール「うわっぷ!」ボス
アーヴァイン「 」ピヨピヨ
イデア「ではさらばだ。・・・NEET?」
スコール「 S E E D だ ボ ケ ェ ! 」
イデア「覚えにくい」
アルティミシア(お前・・・忘れないからな!?)
イデア「そもそもお前は誰だ・・・覚える以前の問題だ」
イデア「奇抜な格好をしていたら覚えてもらえると思うな。モンスターとしか思えん」
アルティミシア(お前に言われたかないんだよ!!)
イデア「まあなんとか覚えておこう・・・悠長にしゃべるゴブリンよ」
アルティミシア(ゴ、ゴブリン・・・)ピキ
アルティミシア(誰がゴブリンだァァァァァ!訂正しろ!このアンモナイトが!!)
イデア「・・・」
ゼル「スコール!もう時間がねーよ!」ズリズリ
キスティス「この・・・じっとしなさい!」グググ
スコール・アルティミシア( い つ か 絶 対 こ ろ す ! )
134:
・D地区収容所 上層
アーヴァイン「んん?・・・・」ムク
スコール「ころす?????!絶対あいつは殺す?????!」
アルティミシア(あいつ!本当ムカツク!なんだあの無礼者は!!)
スコール・アルティミシア(キィ?????????!!)ジタバタ
アーヴァイン「ど、どったの?」
ゼル「なんか魔女に言われたらしい」
キスティス「アウトオブガンチューって言われてたわね」
アーヴァイン「あら?」
スコール「ムキーーーーーーー!」プンスカ
ムンバ「ラグナ!」
スコール「・・・あ?」
ムンバ「ラグナ、オカゲ!ナカ、コンラン!ミナ、ニゲルルルル!」
アルティミシア(所でこいつらは何故ラグナの名を?)
スコール(親子の伏線)
アルティミシア(そ、そうなのか・・・)
スコール「俺からラグナの匂いがするらしい」
ムンバ「ラグナ!」
『リネームカード』を手に入れた
ムンバ「感謝、感謝!」
スコール「いらね・・・」
ムンバ「チカミチ、ツクルルル!」
アルティミシア(近道?)
スコール「これなんだったっけな・・・フロアへの近道だったはずだ」
アルティミシア(今更戻るのか?)
スコール「なわけねーじゃん流れ的に。正直使った事無いわ」
セルフィ「みんなありがとね?」
スコール「次はもっと使えるアイテム持ってこい」
・最上層
ゼル「お?外に出たぜ!」
スコール「まだ埋まってないのか」
ゼル「なんだこりゃ!これじゃ外出ても意味ねえじゃねえか!」
アーヴァイン「僕が入ってきたときはちゃんと入れたんだけどね?」
スコール「だりーなはやく埋まれよ」
キスティス「とりあえず向こうの建物に行きましょう」
135:
タッタッタッタッタ・・・
スコール「・・・」ピタ
アルティミシア(どうしたスコール)
コォォォォォ・・・・・・・
スコール「この砂漠が・・・元々樹海だったんだぜ」
アルティミシア(それか・・・)
スコール「信じられんわ。何者だよあの貝殻」
アルティミシア(古代の魔物というには。少々度が過ぎているな)
スコール(なんかその辺しらねーのかよ)
アルティミシア(魔法はわかるが地理までは・・・)
スコール「・・・だりぃ?」
 
待てー!
スコール「ん?」
ビックス&ウェッジ「待て脱走者!ここから先は行かせん!」
スコール「ああ、忘れてたわ」
アルティミシア(たしか電波塔の・・・)
スコール「お?いみんなちょっときて?!」
スコール「ドローの炊き出しがきたぞ?」
ビックス「何が炊き出した!」
ウェッジ「僕らあんたのせいで降格になったんすよ!?」
スコール「知らんわ。お前等がヘマするからだろ」
スコール「軍人の癖によえーのが悪い。キロスを見習えキロスを」
ビックス「ぐぬぬ・・・」
ウェッジ「とにかくここからは逃がしません!」
スコール「どんだけ舐めプやれば対等に戦えるんだろう・・・」ジャキ
アルティミシア(舐めプはいいからさっさと戦え)
【エンカウント】ビックス&ウェッジ
136:
スコール「全員粗方吸った?」
全員「おっけ?」
スコール「ヘイストゴチ!」
ビックス「また・・・降格だ・・・」ボロ
スコール「つか少佐から二等兵って落ちすぎじゃね」
ウェッジ「ガルバディア軍は厳しいんす・・・」ボロ
スコール「そもそもお前等工兵だろ。戦場でんなよ」
スコール「上層部の配置ミスだな。上がアホだと大変なのは俺もわかるわ」
スコール(だからと言って手加減しないけど)
ビックス&ウェッジ「うう・・・」
スコール「あの貝殻ババアに言っとけ。今度はお前の耳飾りを焼き尽くしてやるってな」
アルティミシア(もいういいだろ。はやく終わらせろ)
スコール「んじゃまぁ乙!」ザシュ
テッテレレテーレーレテッテレー♪
スコール「万能薬8個も落としやがった」
アルティミシア(胃薬に使っているのか?)
ビックス&ウェッジ「・・・」
ゼル「おーいスコールはやくこいよー!」
スコール「んじゃまぁいくか」
スコール「・・・カードパクっとこ」ゴソゴソ
アルティミシア(はやくいけ!)
スコール「・・・」スタスタ
ビーーーーーーーーーーーーーーーッ!
スコール「!?」
グォォォォォォ・・・ギュルルルルルル!!
スコール「やっべえ!始まった!」
アルティミシア(ちんたらしてるからだ!)
スコール「あれ、まだ時間あったろ!?」
セルフィ「スコール?!」
キスティス「走りなさい!!スコール!」
スコール「ハッ!」
ビックス「いい気になりおって・・・簡単に逃がすと思うなよ!?」ポチ
ガタンガタンガタン ウィィィィィィィィン!!
スコール「ちょ、床はやい!動くのい!」
ビックス「潜航スピードを最大に上げてやった・・・」ニヤ
スコール「てめえーーーーーーーーー!!余計なマネしてんじゃねえーーーーーーーー!!」
137:
アルティミシア(走れ!)
スコール「ああああああああ!!」ドダダダダダダ
グオオオオオオオオオオ!!
スコール「はやすぎるわ!こんなランニングマシンあったらみんな即座に痩せるわ!」
アルティミシア(ま、間に合わない)
スコール「お・・・とりゃァっ!」ガシ
プラ?ン
スコール「エルード!エルード!」カチカチ
ギュルルルルルルルルルルルルル!!
スコール「潜るのはっや!無理!間に合わない!」
アルティミシア(急げ???????!)
スコール「握力ゲージが?????!」
アルティミシア(そんなものないだろ!)
ゼル「スコール掴まれ!」
スコール「遠いわ!手伸びろダ○シムみたいに!」
アルティミシア(いくら格闘家だからといって・・・ハッ!)
アルティミシア(スコール!地面が!)
グォォォォォォォォ!!
スコール「あああああああああ詰んだァァァァァァァ!」
ブオオオオオオオオオオオオオオ!!
スコール「プレリュードォォォォォォォヤダーーーーーーーーーーーーー!!」
フッ
ガシ
スコール「・・・?」
リノア「スコール無事?」
全員「リノア!?」
138:
リノア「間に合ったねっ!」
スコール「・・・リノア、会いたかった」
リノア「え、やだこんな所で」ポ
スコール「オルァッ!」ガシ
リノア「!?」
【腕ひしぎ十字固め】
リノア「あだだだだだだだ!」
スコール「ワーーーハハハハ!お前も落ちろ!というかお前だけ落ちろ!」
スコール「完璧に決まっているぞ!?これではお前も簡単に解けまい!」
リノア「いたーーーーーーーい!スコールタップ!タップ!」パンパン
スコール「よくもこんな場所に送り込みやがって!腕へし折れろカスがぁ!!」グググ
セルフィ「スコール何やってんの?」
キスティス「なんかしがみついてるように見えるけど」
スコール「地面にタップしてろ!この諸悪の根源が!!」
リノア「いーーーたーーーー・・・」
リノア「イッッッ!!」
ブォォン!
スコール「い!?」ブオ
ゼル「スコールが飛んでくる!」
キスティス「キャッチして!」
アーヴァイン「おわっとぉ!」
スコール「り、リノアァァァァァァァ!!」
ドンガラガッシャーン
ゼル・スコール・アーヴァイン「 」ピクピク
アルティミシア(ウィンディゴ並みのパワーだな・・・)
リノア「みんな!助けにきたよ!」
セルフィ「リノア?????!」
キスティス「よく無事で・・・」
リノア「説明は後、とかく中に入って!」
リノア「ダッシュダッシュ??!」
ギュルルルルルルルルルルルッ・・・・・・・・・・ボボォォォォォォォォン・・・・・・・・
146:
スコール「ハッ!」
・D地区収容所 ガレージ
スコール「・・・」
アルティミシア(無事か?)
スコール(あのバカ力め・・・)
リノア「今のって結構危なかったよね」
スコール(お前の存在そのものが危ないんだよ)
キスティス「とにかくここを離れましょう」
スコール(くそぅ。またもや抹殺チャンスが)
アルティミシア(卑怯なマネは通用しないようだな)
スコール(このクソアマが・・・)
ゼル「車が二台あるぜ」
セルフィ「あたし、こっちの黄色いのに乗る!」
キスティス「じゃあ私もこっちに乗るわ」スタスタ
スコール「じゃあ俺も」スタスタ
アルティミシア(お・ま・え・は・こっちだろ!)
スコール(ぬあっ!なんでだよ!?)
アルティミシア(流れ見ろよ。どう考えても男女別だろ!)
スコール(しるかァァァ!そんなルールねぇよ!)
スコール(じゃあバトルメンバーを男女に分けないといけないのか!?んなわけあるか!)
スコール(男女差別してんじゃねえぞババァ?????!)
リノア「う?んじゃあアタシも」
スコール「リノア!?てめえ?????!」
リノア「・・・」ニヤ
アーヴァイン「じゃあ僕らはこっちだね」ジュル
スコール「よだれを垂らすな!ホモ野郎!」
ゼル「も?なんでもいいからはやくしようぜ」
ブロロロロ・・・・・・
147:
・ディンゴー砂漠
アルティミシア(なんとか脱出できたな)
スコール(あの貝殻ババアめ・・・覚えてやがれ)
アルティミシア(時にスコール、あの目玉の事だが)
スコール(目玉?ああ、あの地属性の)
アルティミシア(次元のはざまという言葉・・・聞き覚えがあるだろう)
スコール(・・・ない)
アルティミシア(いやあるだろ!ギルガメッシュだよ!)
スコール(あ?なんかそんな事言ってたな)
アルティミシア(あの古代の連中、ギルガメッシュなら何か知っているのではないか?)
スコール(でもあいつはリノアが・・・)
アルティミシア(なんとかしてギルガメッシュを救出せねばな)
スコール(う?ん。どうやってやるんだよ)
アルティミシア(パングルだ。あれをリノアにハメる事ができればあいつは解放されると思うが)
スコール(エンギドゥどうすんだよ)
アルティミシア(情報を聞くだけだ。聞くだけ聞いたらギルガメッシュを返してやればイイ)
スコール(結局返すんじゃねえか)
アルティミシア(仕方ないだろ。ギルガメッシュが自分の意志でジャンクションされているのだから)
スコール(思い切り脅迫だけどな)
キキィーーーー
スコール「何だよ」
キスティス「魔女がガーデンをミサイルで攻撃するんですって!?」
リノア「うん、ダディの部下の人から聞いたの」
スコール(ウソつけ。本人から直接だろ)
アーヴァイン「僕もそれ聞いたよ?。どこからからガーデンの情報もらったみたい 」
ゼル「誰からだよ!」
キスティス「ガーデンにスパイが・・・?」
スコール(サイファーから聞いたのかな)
アルティミシア(お前だろ!全部ゲロしてた癖に!)
スコール「・・・」ポン
アルティミシア(納得してるんじゃないぞ全く・・・ほら、仕切れよ)
スコール「・・・俺達に出来る事は可能な限り早くガーデンに戻って危険を知らせる事だけだ」
キスティス「そうね・・・急がなきゃ」
ゼル「ガーデンがなくなるとか、オレやだぜ!?」
スコール(俺としてはなくなってもらった方が借金が・・・)
アルティミシア(この極悪人が・・・)
148:
セルフィ「ミサイル発射妨害!ミサイル発射阻止!」
スコール「そうだ!ミサイル断固反対!ミサイル基地を素粒子一つ残さず壊滅してやれ!」
ゼル「ガーデン戻れよ!?」
アルティミシア(二手に分かれるのか?)
スコール(あ?めんどくせ。バラムガーデンとかどうでもいいわ)
アルティミシア(お前・・・自分の育った場所だろ)
スコール(いやだってさ、ガルバディアのミサイルなんてたかが知れてるし)
スコール(今から全力で戻って紛争イベント全スルーして攻メタボボコってMD層まで垂直落下で終了だ)
スコール(途中でカードやってても余裕で釣りがくるね)
アルティミシア(移動する事を知られているのだぞ?)
スコール(アルケオダイノスでも盾にしてればいいだろ。ガルバディアのミサイルなんざよ)
アルティミシア(どこから来るのだその余裕は)
リノア「ミサイルなんとかするぞ作戦実行?セルフィと作戦会議?」
スコール(永遠に作戦会議してたいね。セルフィたんと)
アルティミシア(ミサイル着弾するだろ)
スコール「セルフィたん・・・」
セルフィ「あたしトラビアから転校していたばっかりなんだよ!」
スコール「・・・」
セルフィ「だからトラビアガーデンがピンチだって聞いて黙ってるわけにはいかないのよ!」
アルティミシア(うむ・・・自分の故郷のピンチ、。なんとかせねばなるまいな)
アルティミシア(お前とは大違いだな。ええ?)
スコール(かわいい・・・)
アルティミシア(聞けよ・・・)
149:
セルフィ「だからはんちょ、お願いっ!ミサイル基地潜入作戦!メンバー決めて?」
スコール「そんなの俺とセルフィの二人っきりに決まってるじゃん」
アルティミシア(お前はバラム戻れよ!?)
スコール「えっなんで?」
アルティミシア(なんでって、お前班長だろ?)
スコール(別働隊だっつってんだろババア。バラムにはモルボル返しときゃいいだろ)
スコール(なんならバラム帰還組を妨害してやりたいくらいだね。借金的に考えて)
アルティミシア(セルフィ見習えよお前)
キスティス「スコール、班長なんだからメンバーを決めて」
スコール(だから俺とセルフィの二人っきりだって)
アルティミシア(・・・おいスコール)
スコール「あ?」
アルティミシア(あれ・・・・)
スコール「ん?」
シュゴオオオオオオオオオオオ・・・・・・・・・・・・・・・
アーヴァイン「あのさ・・・ターゲットは最初がトラビアで次がバラムだって聞いたよ」
セルフィ「うそ・・・」ガク
スコール( わ す れ て た ! )
150:
スコール(しまったァァァァァァ!バラムの事しか考えてなかったぁ!!)
アルティミシア(覚えてろよ!わかっててメンバー決めてたんじゃなかったのか!?)
スコール(いやだってトラビアとか俺しらねーし!影薄いんだよあんな田舎ガーデン!)
アルティミシア(私は覚えてたぞ!?なんてったって私がそうさせたんだからな!)
スコール(じゃあお前のせいじゃねえか!)
アルティミシア(今回はあのアンモナイトだろ!!わかってて話を進めていると思ってたわ!このバカモノが!)
スコール(やべェェェェェ!ガーデンはどうでもいいけどセルフィたんが・・・)
スコール「ハッ!」
セルフィ「ごめんな、トラビアのみんな。あたし、なんもできひんかった・・・」
セルフィ「せやけど、みんな無事におってや。また会えるやんね」
セルフィ「会えるやんね・・・」ショボーン
アルティミシア(な、なんだ?急に言葉づかいが・・・)
アルティミシア(あっトラビア弁って奴か。あの地方独特の・・・ほぉほぉなるほど・・・)チュートリアル
スコール「・・・」
アルティミシア(アホが。お前がちんたらしてるせいでミサイルが発射されてしまったではないか)
アルティミシア(お前の様な奴についていくセルフィが可哀想だ。反省しろ黒ジャンが)
スコール「・・・」
アルティミシア(聞いているのか?ド忘れファーコート野郎)
スコール「 ワ ン チ ャ ン 到 来 き た で ! 」
全員「!?」
アルティミシア「 」ビクッ
スコール「セルフィィィ!諦めたらあかんで!諦めたらそこで試合終了やで!」ガシッ
セルフィ「えっ」
スコール「心配しなくてええんゃで!わいがなんとかしたるさかい!」
セルフィ「ええっ!?」
スコール「ミサイルなんて撃ち返してやればええんや!」
セルフィ「そんなんできるん!?」
スコール「わいにまかせとき!」
セルフィ「ていうかなんでトラビア弁なんスコール」
スコール「わいに不可能はないんやで!」
セルフィ「そ、そーなんや」
スコール「 せ や な ! 」
アルティミシア(いつ覚えたんだよ)
スコール「おっしゃーーーー!やったるでーーーーー!」ダダダダダ
アルティミシア(あ、おい!?どうするつもりだ!オイ!?)
151:
ゼル「おいどこいくんだよ!!」
スコール「きええええええええーーーーーーーーーー!!」ダダダダダ
【ヘイスト】
スコール「オオオオオオオオオオ!!」ダダダダダダ
アルティミシア(お、お前まさか!)
スコール(好感度アップチャーーーーンス!)
アルティミシア(迎撃するつもりか!?)
スコール「 せ や な ! 」
アルティミシア(なんてナチュラルなトラビア弁を・・・いやというより、どうするつもりだ!?)
スコール「ヘイストで助走をつけつつの??????・・・・・・」グググ
スコール「 い っ て こ い ! 」
ブォォン!
【バハムート】
ペカーーーーーー!!
ゴゴゴゴゴ・・・バサァッ!
アルティミシア(そうか、メガフレアで迎撃か!考えたなスコール!)
スコール「えっ」
アルティミシア(えって、違うのか!?)
スコール「 せ や な ! 」
アルティミシア(それはもういいから)
バハムート「グオオオオオオオオ!」バサァッ!
アルティミシア(しかしバハムートなら・・・)
スコール「ゆけ!竜王バハムートォ!そのミサイルを・・・」
スコール「 お 前 が 代 わ り に 浴 び ろ ! 」
アルティミシア( そ っ ち ! ? )
シュゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
バハムート「!?」
カッ!
バハムート「ギエエエエエエエーーーーーーーーーーーー!!」
ボボボボボォォォーーーーーーーーーーーン!!!
パラパラパラパラ・・・・
スコール「よくやった・・・バハムート!」キリ
アルティミシア(知らんぞ。また戦闘になっても)
153:
スコール「持つべきものはGFだなやっぱ」
アルティミシア(あれ、一応竜王だからな?)
スコール「GFは死なないからいいだろ」
アルティミシア(竜王のプライドがだな・・・)
キュイーン
バハムート「・・・・」ボロ
アルティミシア(戻ってきたか)
スコール「ほら、死んでないじゃん」
アルティミシア(バハムートよ、大丈夫か?ほら、これを使え)
【Gポーション】
スコール「おっし、これでセルフィ株爆上げだろ」
アルティミシア(ん・・・どうしたバハムートよ・・・)
スコール「あんだよ」
アルティミシア(・・・メニューを開いてみろ)
スコール「!?」
【バハムートとの相性度】-100
アルティミシア(当然の結果だな)
スコール「ふざけんなよお前!?また海洋人工調査島に封印してやろうか!」
アルティミシア(かなり怒ってるぞ)
スコール「知るかボケェ!毎度毎度召喚する度にクソなげーモーション入れやがって!」
スコール「盾がいやならさっさと撃て!かっこつけたポーズしてんじゃねえぞ!」
スコール「そんなんだから後半になるにつれまともに使ってもらえなくなるんだよ!アビリティ要員の癖に!」
スコール「お前を使うくらいならエデンを使うね!限界突破してない癖に偉そうなクチ聞くな!ボケ!」
アルティミシア(もう少し労わってやれよ・・・)
スコール「死ね!老害GFが!」
・・・・・・・・
リノア「あ、戻ってきた」
スコール「セルフィた?ん、やったよ?!俺トラビアを守ったよ?!」
セルフィ「トラビア、無事なん・・・?」
スコール「ばっちりさ!」グッ
セルフィ「?????」ヘニャ
スコール「ど、どったのセルフィたん!?」
キスティス「腰が抜けたようね」
アルティミシア(無理もない、故郷が壊滅の危機に陥ったのだからな)
スコール(いや、俺の株は?)
アルティミシア(そんな精神状態じゃないんだよ)
156:
セルフィ「トラビアのみんな・・・ほんまよかった・・・」ガク
スコール「俺のおかげでね!」
セルフィ「うう・・・よかったよ?」
スコール「・・・」
アルティミシア(しばらくそっとしといてやれ)
アルティミシア(今の内に分断メンバーを決めておいたらどうだ?)
スコール(パンツ見えてるからしばらくこのまま・・・)
アルティミシア(ちょっとは空気読めよ!)
数分後
ゼル「で、どうすんだよ」
キスティス「バラム報告班、どうする?」
スコール(俺の中ではもう一仕事終わった感じなんだけど)
アルティミシア(バラムも守れよ)
リノア「決をとりま?す!」
スコール「・・・あ?」イラ
リノア「スコールはメンバーを決める!スコールは班長だからバラムへ戻る!」
スコール「は!?」
リノア「この考えに反対の人は手を上げましょう!」
ゼル「異論、ないよな」
アーヴァイン「それでいいんじゃない??」
スコール「ハイ!ハイ!ハイハイハイ!ハーーーーーイ!」
スコール「大反対だね!なんで俺がバラムに!?」
ゼル「だから班長だろって」
スコール「それはティンバーの作戦の時までだろ!?今は誰がトップとかそういう問題じゃないだろ!」
キスティス「報告は班長の仕事よ」
スコール「じゃあお前がやれよ!?お前元教官だろ!?」
スコール「俺がミサイル基地に行ってはいけない理由はありません!そもそもリノア!勝手にしきんな!」
スコール「お前はこの中で一番部外者だろーが!多数決する権限あると思っているのか!」
リノア「じゃあ誰がメンバー決めんのさ」
スコール「俺とセルフィがミサイル基地を国ごと壊滅させとくから」
スコール「お前等はバラムの図書室でさよならぷるるんでも読んでろ」
アーヴァイン「別に報告に4人もいらないんじゃ?・・・」
スコール「じゃあお前の性癖でも報告してろ!このガチが!」
キスティス「困ったわね・・・」
スコール「俺は意地でもここを動かないからな!?連れ出せるものなら連れ出してみろ!」ジャキ
ゼル「ガンブレードしまえよ!」
スコール「カス共が!文句あるならかかってこいや!」
アーヴァイン「ワガママだね・・・」
158:
セルフィ「はんちょ・・・」
スコール「セルフィたん!」
セルフィ「トラビア守ってくれてありがとね・・・はんちょがいてくれてよかった・・・」
セルフィ「ほんまにありがとう」
スコール(やっぱ株あがってんじゃん!ルートフラグキタコレ!)
セルフィ「アタシ、何もでけへんかった。ミサイル飛んでるの、見てるしかできへんかった」
セルフィ「でもスコールはあたしなんかよりずっと強くて、ミサイルなんて簡単にコテンパンにしてしまうんやもん」
セルフィ「スコールはなんやかんや言ってやる事はちゃんとやってるもん。それはずっと一緒におったアタシらがわかってるよ」
スコール(ガチ嬉しい件)
アルティミシア(ほとんど私のおかげだと思うのだが)
セルフィ「そんなすごい事できるのはスコールしかおらへんから・・・」
セルフィ「だから、そのすんごい力で、バラムのみんなも守って欲しいねん・・・私じゃ力不足やから・・・」
スコール(ぶっちゃけセルフィたんも国家レベルで強いからね?)
アルティミシア(お前のせいで活躍させてもらってないな)
セルフィ「ミサイルはアタシが責任もってなんとかする、でももしアタシが万が一失敗しちゃったら・・・」
セルフィ「スコールに・・・お願いしても、ええ?」
スコール「・・・」
ゼル「なんだかんだで班長はスコールにしかできねえもんなぁ」
アーヴァイン「適任だよね?」
キスティス「私もそう思うわ。スコールはなんだかんだでいつも助けてくれる物」
スコール「・・・」
アルティミシア(よかったな。好き放題してる割には信頼されているようじゃないか)
全員「スコール・・・!」
アルティミシア(私なら出会ったその場で抹殺してるがね。こんなちゃらんぽらん。持つべきものは友だな)
アルティミシア(この空気でもまだセルフィたんと一緒がいい???!とダダをこねるつもりか?)
スコール「・・・」
スコール( あ た り ま え だ !)
アルティミシア(・・・)ハァ
スコール(クソッ!考えろ!この空気どうすれば俺はセルフィたんと一緒にいられる・・・!)ワシャワシャ
アルティミシア(もう、観念しろよ)
スコール(同じ事してたら2週目の意味ねーだろ!お前もなんかアイデア出せよ!)
スコール(ハッ!すでにバラムは壊滅済みというのはどうだろう!それで俺らはミサイル基地に復讐に行くんだ!)
スコール(これなら筋は通るぞ!どうだこの理論!)
アルティミシア(まだミサイル発射されてないだろ)
スコール(ああああ!そうだ、バラム行の列車を全て破壊してしまえば!)
アルティミシア(テロるなよ。Seedが)
リノア「もう・・・しょうがないなぁ」
159:
リノア「スコールさんスコールさん、ちょっと」クイクイ
スコール「なんだよ」
リノア「決心がつくもの聞かせてあげる」
スコール「・・・?」
【イヤホン】
リノア「再生するよ?」
ザザッ ザーーーーーーーーー・・・・・ カチッ
 えっと・・・Seedの目的を・・・ 
 ああ、それね。ズバリ魔女討伐
スコール「!?」
 こっちとしてはありがたいですけど・・・言っちゃっていいんすか? 
 いーのいーの、俺関係ないし
 お前等ただの学校と思ってるだろ。あれ正体は移動要塞だからな? 
 ちょ、めっちゃ重要情報じゃないっすか!
アルティミシア(これは・・・)
スコール「お前いつの間に!?」
リノア「まだまだあるよー」
 イデアの代わりにガルバディアは俺が乗っ取ってやる!
 俺が捕まったら攻で大佐の事ゲロするからな。後関係ない奴何人か巻き添えにするから
 お前もマイクロビキニを着てガーデンをウロついたらどうだ!?
 したらサイファーも盛ってち○ぽつっこんでくれるかもなぁ!!
リノア「あーあ、すんごい事言ってるねw」
スコール「てめえええええ!いつの間にこんなもの!!」
リノア「やる時はやる男、スコールの正体は実はガルバディアのスパイでした」
リノア「こんな事知っちゃったらみんなどう思うだろうね」
スコール「??????!」ピキピキピキ
160:
リノア「大丈夫だって。仲間なんでしょ。スパイでも信じてついて来てくれるって」
リノア「てなわけでセルフィちゃ?ん、あたしミサイル基地行く?!」
セルフィ「えっ」
リノア「ミサイル基地に?送信用のコントロールパネルがあって?それがガルバディアのネットワークに繋がってるんだよ?」
セルフィ「そうなんだ!」
リノア「軍については私詳しいから?案内するねっ!」
セルフィ「やった?!」
アルティミシア(ネットワークにバラすつもりか!)
スコール「まてえええええええ!リノア!ちょっと待て!!」
リノア「え、何?」
スコール「やめろ・・・それをネットにUPするのはやめろ・・・」
リノア「誰もUPするとは言ってないじゃんw」
スコール「もう言われなくてもわかるんだよ!!お前のこれまでの行動で!」
スコール「一体何が望みなんだ!」
リノア「言われなくったってわかるんでしょ」
スコール「あ!?」
リノア「・・・ごちゃごちゃ言ってねーでさっさとバラム戻れよ」ボソ
アルティミシア(またか・・・)
リノア「グズグズと煩わしいんだよ・・・中古ジャンパー野郎」プッ
スコール「このアマ????????????!!」ピキピキピキピキ
アルティミシア(これからは不用意な発言は控えるんだな)
174:
スコール「ぐぬぬ・・・」
アルティミシア(今回ばかりはリノアに同意だ。さっさとメンバーを決めてバラムに戻れ)
リノア「ハイハーイ!じゃあアタシミサイル基地組に立候補しま?す!」
スコール「!?」
リノア「軍備については?アタシちょっとわかるし?」
スコール「そぉぉぉぉい!待て!待て待てまてぇ!」
リノア「え?」
スコール「勝手に決めんなリノアァ!お前はこっちだ!」
リノア「え、でもアタシミサイル基地の方が向いてない?」
スコール「お前から目を放すと何をしでかすかわからないんだよ!!お前はバラム組決定だ!」
スコール「俺のそばから離れるな!!」
キスティス「急に仕切り出したわね」
ゼル「先生に譲るんじゃなかったのかよ」
スコール「班長は俺だ・・・ふしゅるるる・・・!」フーフー
アルティミシア(鼻息立てるなよ。残りの一人は?)
スコール(正直誰でもイイ・・・ん?)
アーヴァイン「・・・」クルクルクル
アルティミシア(なにかこれ見よがしにアピールしてる奴がいるが)
スコール「・・・」
アーヴァイン「・・・」チラッチラッ
スコール「じゃあキスティスで」
アーヴァイン「ええええっ!?」
アーヴァイン「ちょっと待ってくれよスコール!僕の視線、感じてただろ!?」
スコール「わかった上での決定なんだよ、ボケ。こっちみんなホモ」
スコール「ガーデン的に元教官がいた方が色々と都合イイんだよ。お前はお呼びでない」
アーヴァイン「そんなぁ?」
セルフィ「あの?、アタシも先生に来てもらいたいんだけど?」
スコール「!?」
セルフィ「ミサイル組の班長アタシだから?せんせ?いた方が?色々安心できるし?」
キスティス「そうね。スコールは一人でもしっかりしてる物」
キスティス「オーケィセルフィ、私が責任もってサポートします」ビシ
175:
セルフィ「やった?!」
スコール「勝手に決めんなマイクロモルボル!じゃあゼルだ!こっちのパシリ要員だ!」
スコール「ホモはお前らが飼っておけ!!」
ゼル「でもよぉスコール」
スコール「あ!?」
ゼル「このメンツならほら、俺がこっちに着いたら」
ゼル「ちょうどバラム組とガルバディア組でキレイに別れるじゃん」
リノア「あっ、ほんとだ」
キスティス「キレイに別れるわね」
スコール「 あ そ び じ ゃ な い ん だ よ ! 」
スコール「キレイに別れるとか知らねーよ!!なんだよさっきから男女だのバラムだの!」
スコール「そもそも俺もバラム組だ!俺だけはぶんな!」
ゼル「ハブとかじゃなくてお前班長じゃん」
スコール「何お前等!?持ち上げてきた分際で全然俺の言う事聞かねージャン!」
スコール「後何歩譲歩させれば気が済むんだよ!せめてメンバーくらい俺が決めさせろ!」
アーヴァイン「バラムガーデンって僕初めて」
リノア「あたしも?。バラムフィッシュってのが有名らしいわ」
アーヴァイン「お、いいね。おいしそう」
スコール「 あ そ び じ ゃ な い ん だ よ ! 」
スコール「なんで観光気分なんだよ!これは任務だぞ!?わかってるのか!」
ゼル「でもよぉ、そっちは報告しに行くだけじゃん」
スコール「!?」
セルフィ「ミサイルは私が止めるし?」
キスティス「リノアとアーヴァインはバラム初めてみたいだし。ちょうどいいんじゃない?」
キスティス「バラムにはあなたがいるじゃない」
アルティミシア(こいつら目線だとそうだな)
スコール(アホか・・・こっちはこっちで大変なんだよボケ。何が報告だけだ)
スコール(じゃあお前等オイル臭い俺らをみても引くなよ。いままでどおり接しろよ?)
スコール(ちょっとでも鼻をヒクヒクさせたら即座にタイダルウェイブだからな。カスが)
アルティミシア(大海嘯だろ)
セルフィ「キレイに別れたと思うけど?」
176:
リノア「じゃあ決をとりま?す!このメンバーでいいと思う人?!」
全員「ハーイ」
リノア「反対の人?」
スコール「ハイハイ!ハイ!ハーーーーーイ!」
リノア「多数決の結果メンバーが決まりました!」
スコール「ハーーーイ!ハーーーーーイ!」
ゼル「バラムガーデンで会おうぜ!」
セルフィ「いっそげ???!」
スコール「ハイハイハイ!ハーーーーーイ!反対です!ハーーーイ!」
アルティミシア(もう決まったんだよ・・・)
【バラムガーデン報告班】スコール リノア アーヴァイン
【ミサイル基地班】セルフィ ゼル キスティス
177:
・駅
ブロロロロロ・・・キキィ
スコール「・・・」
リノア「あ、あの列車使って見ようよ?」
アーヴァイン「バレないようにこっそりね?」
・機関部
リノア「え?い」カチ
ガシャンガシャン・・・シャッシャッシャッシャッシャッシャ・・・・・・!
ガ兵「こら?!貴様ら、何をする!」ダダダダ
リノア「スコール!追いかけてくるよ!」
スコール「・・・」
ガ兵「まて?!」ダダダダダ
ガ兵「ぬおおおおおおおおおお!ガルバディア魂を見せてやる!!」
アーヴァイン「粘るねえ?」
ガ兵「おおおおおおお!」
スコール「・・・助けてくれぇぇぇぇぇぇ!」
全員「!?」
スコール「そこのガ兵!助けてくれ!!俺は今誘拐されそうになってるんだ!!」
ガ兵「ええっ!?」
スコール「ああああやっぱセルフィたんと一緒じゃなきゃイヤだぁぁぁぁぁ!」ガバッ
アーヴァイン「ちょっとスコール!危ないって!」ガシ
リノア「落ちちゃうってば!」ギュ
スコール「はなせ!この、やっぱりイヤだ!」
スコール「頼むぅぅぅぅ!そこのガ兵!手を、手を・・・・!」
ガ兵「・・・オオオオオ待ってろ!今助けてやるからな!!」
スコール「兵隊さーーーーーん!」
ガ兵「おおおおおおおお!!」
ガ兵「おおおおおおお・・・・・・」
ガ兵「ああああぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・・・・」
スコール「 兵 隊 さ ァ ァ ァ ん ! ! 」
兵隊さーーーーーーん さーーーーん サーーーーーーン・・・・・・・・・
アルティミシア(いい加減諦めろよ・・・)
178:
・ミサイル基地
ガ兵「よし、とおれ」
ブロロロロロ・・・・・
セルフィ(なんやねんこの服、かゆっかゆやんか?)
キスティス「定時っていつかしら」
セルフィ「何時でもいいよぉ!とにかく急いでミサイル発射阻止!これしかないんじゃない?」
ゼル「スコール達、大丈夫かなぁ」
キスティス「なんとなくイヤな予感がするのは気のせいかしら」
セルフィ「スコール・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・バラムガーデン 正門
スコール「 」ダラーン
アーヴァイン「ちょっとスコール!自分で歩いてよ!」ズリズリ
リノア「ほら、ガーデン着いたよ!」ズリズリ
スコール「無理、力入んない。ああ?状態異常?」フニャア
アーヴァイン「ちょっと、力抜かないでよ?!」
アルティミシア(せめて立てよ)
ズリズリズリズリ
アーヴァイン「ハァッハァッ!お、おもい?」
リノア「とりあえずは無事でよかったわね」
アーヴァイン「セルフィ達うまくやってくれたのかな?」
スコール「・・・」ダラーン
アーヴァイン「ほらスコール、僕らガーデンの事わかんないから道案内して・・・」
スコール「腹減った。とりあえずバラムフィッシュ食いに行こうぜ」
アーヴァイン「ミサイルが先だよ!」
スコール「あ?だりぃ?」ズリズリ
リノア「えっと、とりあえずシド学園長に会うのが先決ね」
アーヴァイン「生徒の避難もね?」
スコール(だから動くから問題ねって)
スコール「うち歩かれへんねん?だれか貨車もってきてんか?」
アーヴァイン「なんでトラビア弁なのさ!?」
アルティミシア(真面目にやれ)
スコール(だってさぁ、めんどくせえんだよ・・・ほら)
ダダダダダ! 
ワーワー! 
キャーキャー! 
タッタッタッタッタ!
179:
アルティミシア(やけに騒がしいな)
スコール(やっぱりおっぱじまってたか・・・)
アルティミシア(何が起こっている?)
スコール(行けばわかるよ。だから)
スコール「ほら、引きずれよ家臣ども」
リノア「だれが家臣よ」
ワーワー キャーキャー ドタドタドタ
教師「急げ急げ!」
アーヴァイン「えっなにこの騒ぎ」
リノア「避難始まってるの?」
教師「シド学園長を探し出せ!見つけたらバトルで始末してもかまわん!」
教師「いけーーーー!シド学園長を捕まえろーーーー!」
アーヴァイン「え・・・」
リノア「学園長を始末?」
アルティミシア(???)
スコール「この非常時に何をやってんだこのアホ共」
スコール「もうこれミサイル食らっても俺のせいじゃねーな」
アーヴァイン「うわっ!」
【エンカウント】グラッド
リノア「モンスターだ・・・」
アーヴァイン「なんでこんな所にモンスターが!?」
スコール「訓練所のモンスターだよ。よええからちゃっちゃっと倒せよそんな奴」
リノア「スコールも動いてよ!」
スコール「う?ん」ゴロゴロ
バチッ! バァン!
グラッド「ギャーーー」ボォン
スコール「はい乙」
アーヴァイン「ちょっと状況が読み込めないね?」
リノア「訓練所のモンスターが逃げ出したの?」
スコール「先へ進めばわかるからはやくいけよ」
リノア「自分で歩いてよ???!」ズリズリ
180:
・カードリーダー前
ダダダッ!
教師「マスター派か学園長派か?」
リノア「えっ」
アーヴァイン「なんて?」
教師「マスター派か学園長派かと聞いている!」
スコール(いきなり言われてわかるわけねーだろアホ教師)
教師「マスターのノーグ様に忠誠を誓うか?」
アルティミシア(マスター・・・たしかこのガーデンの経営者だったか?)
リノア「ちょっとスコール!」
アーヴァイン「どうすればいいのこれ!?」
スコール「ちっっしゃーねーな」ムク
スコール「せんせぇ、オレだよオレ」
教師「お前・・・スコールか!」
スコール「ちゃす」
教師「貴様はマスター派か学園長派か!?」
スコール「愚問じゃないっすかそれ。あんたらにいくら包んだと思ってんの」
教師「・・・失礼した」
教師「よし、急いでシド学園長を探し出せ」
スコール「了解っす!発見次第ボコボコにしとくっす!」
アルティミシア(なんで!?)
スコール(あのメタボ・・・よくもあんなふざけた契約を・・・)ワナワナ
スコール「思い知らせてやります!」
教師「その意気だ!いけぇ!」
スコール「じゃあ早運んでくれお前等」
アーヴァイン「自分で立ってよ!」
182:
・ガーデン内 1F
ズリズリズリ・・・・・
雷神「あっ」
スコール「やべえ・・・」
風神「!!」ギロォ
スコール(寝たふり寝たふり・・・)zzz
雷神「おまえら確かガルバディアの・・・」
リノア「あなた方はサイファーの・・・」
アーヴァイン「あ?なんか来てたね」
アーヴァイン「てかさ?この状況、どうなってんの?」
雷神「最初はSeed狩りとか言ってたもんよ!」
雷神「今はガーデンが学園長派とマスター派にわかれて戦ってるもんよ!」
アルティミシア(内部紛争か・・・)
風神「貴様!」ギロ
スコール(見てる見てるめっちゃ見てるって)
アルティミシア(起きろよ)
風神「原因不明困惑」
雷神「風紀委員としては泣きたくなるぜよ。今までの苦労がムダムダだかんな!」
スコール(苦労と言う程大した事してねーだろ)
アーヴァイン「Seed狩りってなに?」
リノア「学園長無事なの??」
雷神「俺たちゃなんも知らねえもんよ」
スコール(愛空わず役に立たねーなこのチョコボール)
アルティミシア(こいつらも戻ったばかりなのだろう)
アーヴァイン「それはまずいね?・・・」
リノア「ここは危険よ!ミサイルが飛んでくるかもしれないの!」
雷神「さっさと逃げ出すもんよ!」
風神「 」ゲシ
雷神「お、おう!一人で逃げちゃ卑怯だもんよ!」
雷神「みんなに知らせるかんな!戦ってる場合じゃないもんよ!」
リノア「ありがとう・・・」
アーヴァイン「恩に着るよ?」
スコール(はやくどっかいけ)
183:
アーヴァイン「おたくらはどっち派なわけ?」
雷神「オレたちゃサイファー派だもんよ!」
風神「・・・」ウンウン
スコール(きめえ?。無所属でいいだろそこは)
雷神「じゃあいくかんな!」
風神「退散!後!」
風神「死ね!」ゲシッ!
スコール「ごふっ!」
タッタッタッタッタッタ・・・・・・・・・・・
リノア「いっちゃった・・・」
スコール「い、いでぇ??・・・」
アルティミシア(根に持つタイプのようだな)
スコール「あのアマ・・・」
アルティミシア(しかしどうするのだ?これではミサイル回避どころではないが)
スコール「まぁそこは俺の出番だな」ムク
リノア「あ、やっと起きた」
スコール「さっさとMD層いかねーとな・・・こんな烏合の衆共相手にしてる場合じゃねーわ」
アーヴァイン「何か策が?」
スコール「アホ共が。俺はこのガーデンの成績優秀完璧超人だぞ」
スコール「俺が一声あげれば内紛も途端にカード大会だ」
リノア「お?!」
アーヴァイン「顔役なんだねえ」
アルティミシア(そういえばガンブレード使いとして有名だったな)
スコール「ちょっとそこにいろよ」スタスタ
184:
・エレベーター前
スコール「あ?、あっあっあっあ?!」
アルティミシア(呼びかけか)
スコール「俺の完璧かつ的確な指示を見せてやるよ」
アルティミシア(ガーデンを指揮した手腕、見せて見ろ)
スコール「・・・みんな!聞いてくれ!俺だ、スコールだ!」
スコール「ここにミサイルが飛んでくるかもしれない!みんな!争ってる場合じゃないんだ!」
 ざわざわ・・・スコールだ・・・戻ってきたのか・・・ミサイルってなんだ・・・
スコール「頼む!俺を信じて・・・争いをやめてくれーーーーーーーー!」
 ざわざわ・・・争ってる場合じゃない・・・避難・・・スコールを信じて・・・
スコール「あ?ちょろ」コホ
アルティミシア(これで死傷者が出る事もあるまい)
スコール(何回こいつら指揮ったと思ってるんだよ。Seedなめんなよ?)
・・・・・・・・・・・
 ふざけんなボケーーーーーーーーーーー! 
 どの面下げて帰ってきやがった!!
スコール「!?」
 無理矢理カード奪いやがって! お前の言う事なんか信じられるかァーーーーー!
アーヴァイン「ちょ、えっ?」
 年少クラスからカツアゲしてたらしいじゃねえか!最低だなお前!
 何がミサイルだ!そうやってみんな避難した所で空き巣でもやるつもりだろ!
アルティミシア(・・・やってたな)
 帰れーーーーーーーー! 
 死ねーーーーーーーー! 
 老け顔野郎! 黒ジャン! 無駄ベルト!
B u o o o o o o o o o o o o o o o ! ! 
アルティミシア(大ブーイングではないか・・・)
スコール「・・・」
187:
スコール「・・・」
アルティミシア(だから言ったろ。しっぺ返し食うぞって)
リノア「全然ダメじゃん」
アーヴァイン「避難どころじゃないね?」
Boooooooooooooooo!!
スコール「・・・」
スコール「・・・」
スコール「 う る せ え ん だ よ カ ス ど も ! ! 」
スコール「てめえらボケェ!誰のおかげで今まで生き残ってきたと思っている!」
スコール「1ッ週目の時に俺に泣きついてきたのはどこのどいつだ!大きなことから下らん事まで全部俺に押しつけやがって!」
スコール「この恩知らず共が!!お前らが死ね!」
 ついに本性表しやがったな!
 お前の言う事なんざ信じられるかーーーーッ!
スコール「ああいいだろう!お前らがそうくるならこちらもそれなりの姿勢を出してやる!」
スコール「とぉっ!」
シュルルルル スタ
スコール「リノア!アーヴァイン!集合!」
リノア「なによ」
アーヴァイン「どうするのさこの状況」
スコール「いいか、今は学園長派とマスター派が争っている内部紛争の状況だ」
スコール「我々はガルバディアにいたから特に事情を知らない、所謂どちらつかずの第三勢力なわけだ」
リノア「はぁ・・・」
スコール「そこでだ、俺達はこの抗争に割って入り新たな勢力としてガーデン内勢力を塗り替える」
アーヴァイン「それって・・・」
スコール「そうだ」
スコール「 三 つ 巴 の 大 抗 争 だ ! 」
アルティミシア(やってる場合か!?)
スコール「どうせこの抗争を治めないとガーデンは動かせないんだ。説得が無理なら力で押さえつけてやる!」
アルティミシア(プチ世界征服だな・・・)
スコール「カス共が、目には目をだ!」
リノア「じゃあアタシら何派なのさ」
スコール「ナイス質問リノア!我々は学園長派でもマスター派でもない。俺達は、そう・・・」
スコール「 セ ル フ ィ 派 だ ! 」
アルティミシア(本人この場にいないだろ)
191:
スコール「またの名を学園祭実行委員、通称学園祭派だ!」
アーヴァイン「どっちでもいいよもう・・・」
スコール「呼称は好きな方を使え。しかし実行委員のスカウトは忘れるな」
スコール「ノルマはひとり100人スカウトだ。参加しない奴は容赦なくぶった切ってやれ」
アルティミシア(独裁者か)
スコール「クククク・・・カス共が、俺に盾突いた事を後悔させてやる」
スコール「というわけだ。事情は飲みこめたか?」
アーヴァイン「やれやれ、まぁ手段を選んでる場合じゃないね?」ジャキ
リノア「ミサイルが着弾しちゃうよりか、ましか」パンパン
スコール「後ろを見ろ!」
【案内板】
スコール「俺達がいるのはここ、この円の下部に当たる場所だ」
スコール「ガーデンは大きく分けてサイドAとサイドB、東西に別れている」
スコール「各サイドには施設があってそこには長い廊下が連なっている」
スコール「戦闘が激しいのはここだ!」バン!
アーヴァイン「ほぉほぉ・・・ガルバディアより広いね」
スコール「俺達はこれから各施設を落としていく。学園長派とマスター派の争いを発見次第即座に介入」
スコール「そして即殲滅だ!両方とも!」
アルティミシア(殲滅じゃないだろ・・・)
スコール「全ての私設を落としたらシュウ先輩が出てくる。彼女が出てきたら学園長室へのエレベーターが解放される」
スコール「そしてこれを乗っ取り学園長派のボス、シドを討ち取る!MD層行きのキーを奪う!」
スコール「そしてガーデンを起動させ、ミサイルから逃れるのだ!」
スコール「何か質問は!」
リノア「どこから落とすの?」
スコール「近い所から順番に・・・と言いたい所だが、そこは我々セルフィ派」
スコール「我々の本陣は・・・校庭がふさわしい!」
アーヴァイン「あ?、学園祭の準備やってるって言ってたね?」
スコール「第一目標、校庭の奪取。追手は各自状況に応じて殲滅せよ」
スコール「ただし殺しはNGだ。死なない程度に痛めつけてやれ」
リノア・アーヴァイン「りょ?かい!」
スコール「以上!散開!」ダッ
アルティミシア(指示だけは的確だな・・・)
・ガーデン各勢力詳細
【学園長派】シド(トップ) seed 一般生徒
【マスター派】ノーグ(トップ) 教師 モンスター 一般生徒
【セルフィ派】セルフィ(トップ) スコール リノア アーヴァイン
200:
スコール「キエエエエエエエエエエエエ!!」ダダダダタ
Seed「スコールが動いたぞーーーー!」
一般生徒「止めろ!行かせるな!」
スコール「お前らに俺が止められるか!」グルン
【フェイデッドサークル】
ズゴォッッッッ!! バババババーーーーン!!
『ぐああああああーーーーーーーッ!』
スコール「ハッハッハーーーーー!どけどけどけーーーーーー!!」
止めろーーーー! スコールが暴れ出したぞーーーー!
アーヴァイン「ショッピングモールで買ったこれ、試し撃ちするイイチャンスだね」ジャキ
【グレープショット】
 ハ ゙ ァ ン !
『ぐああああああーーーーーーッ!』
アーヴァイン「おっ、なかなかいい感じー」
スコール「いいぞアーヴァイン!こいつらは頭数だけの雑魚だ!」
スコール「全体攻撃をメインで攻撃しろ!いいな!」
リノア「全体攻撃?トリプル使うの勿体ないな?」
リノア「あ」
【エンカウント】ボム
リノア「・・・」ニヤ
201:
マスター派生徒「モンスターだ!モンスターをスコールにぶつけろ!」
Seed「モンスターに紛れて俺達も!」
スコール「ちぃ、カス共がぁ!」キキィ
アーヴァイン「ちょっと多いね?」
リノア「ちょっとみんなどいてーーーー!」ボスボスボス
スコール「ハッ!」
アーヴァイン「うわっ!」
リノア「大きくな?れ大きくな?れ!」ボスボスボス
ボム「 」ムクムクムク
生徒「 う げ え ! ! 」
リノア「リノア選手、第一投なげました?!」ブオン
生徒「あわわわわーーーー!!」
【じばく】
生徒達「うっぎええええええええええええ!!!」チュドォォォォン!!
リノア「よっしゃ!ストライーク!」
パラパラパラ・・・・
スコール「おし、道は開けたぞーーーー!進めーーーーーーッ!!」
ダダダダダダダダッ!!
203:
・校庭
スコール「キエエエエエエエエエエ!!」シュタ!
教師「ちっ戦力が足りん!」
教師「ハッ、スコール!ちょうどいい所に・・・この先のSeedが邪魔だ!排除しろ!」
スコール「オオオオオオオオオオオ!!」ダダダダダ
教師「スコール!?」
スコール「 邪 魔 だ ! 」
【ラフティバイト】
教師「ぎええええええええええええええ!!」
スコール「またの名を昇竜拳だバカヤロウ!」
アルティミシア(しょーりゅー・・・?)
・校庭 文化祭セット前
スコール「無事か!壊れてないようだな!」
アルティミシア(結構本格的だな)
スコール「セルフィたんが丹精込めて作ったステージ・・・傷一つつけずに守ってみせる!」
アルティミシア(前任者が作ったのじゃないのか?)
スコール「ハッ!」
シュタシュタシュタ!
Seed三人「マスター派か!?」
スコール「・・・」
Seed「マスター派かと聞いている!」
スコール「俺はマスター派でも学園長派でもない・・・」
Seed「!?」
スコール「 セ ル フ ィ 派 だ ! 」
Seed「な・・・!?」
女Seed「第三勢力!?」
スコール「アーヴァイン!」
アーヴァイン「はいはいちょっと動かないでね?」ジャキ
女Seed「しまった!!」グイ
204:
Seed「しまった!人質に・・・」
アーヴァイン「じっとしててね?」
スコール「いきなりSeedか。幸先いいな」
スコール「お前等は運がイイ。お前らは我がセルフィ派の戦力に組み込んでやる」
スコール「俺達の手足となり血反吐吐くまで働け。全ては学園祭の為だ」
Seed「な・・・誰が入るかそんなもん!」
スコール「そんなもん・・・?」
スコール「リノア諜報員!」バッ
リノア「は?い」
スコール「そこのレディがアンデッド志望のようだ」
リノア「まじ?変わってるね?」ボォォ
女Seed「!?」
リノア「・・・」スゥー
女Seed「い、いや!ちょ、やめて!助けて!」ジタバタ
Seed「・・・わかった!入る!入るから辞めてくれ!」
スコール「リノア!」
リノア「ちっ」スッ
Seed「入る・・・入るから彼女を解放しろ・・・」
スコール「よし、ならば忠誠の証としてアーヴァインにキスをしろ」
Seed「ハ!?」
スコール「本当に入る意志があるならばできるはずだ。はやくやれ」
Seed「学園祭と関係ねえだろ!?」
アーヴァイン「ん???」ドキドキ
スコール「彼は受けだ。恥をかかせるな」
Seed「いやいやいや!キスと派閥は関係ないだろ!?」
Seed「しかもこいつ男じゃん!」
アーヴァイン「もう、じれったいなぁ」
ガバッ ジュルルルルーーーーーーーーー・・・・
Seed「????????????????!!!」
アーヴァイン「ぷはっ」
Seed「 」ドサ
アーヴァイン「待つのは嫌いなんだ。僕は激情派だからね」キリ
スコール「一名ごーーーーかっく!!バッ!
リノア「おめでと?!」パチパチパチ
スコール「お前はどうする?」
クラブ「・・・・」
208:
スコール「あ、お前はそういえばCC団だったな」
クラブ「・・・・」
リノア「しゃべんないねこの人」
スコール「こいつはそういう奴だ。いいだろう。お前は特別だ」
スコール「カード5枚で手を打ってやる。もちろんレアカードだ」
クラブ「・・・」
スコール「はやくしろ!」
クラブ「・・・・」
【グラナルド】【シュメルケ】【アバドン】【ドルメン】【オイルシッパー】
スコール「おしおし、お前も合格だ」ヒラヒラ
クラブ「・・・」
リノア「仲間が増えるよっ!」
アーヴァイン「やったねスコール!」
女Seed「ちょっと!もういいでしょ!早く解放しなさいよ!」
スコール「では最後に・・・」
【死の宣告】
3人「!?」
スコール「時間を延ばした特別版だ。放置しててもまず死ぬことはない」
スコール「ただし我らを裏切るマネをしたら永遠に解除しないからな!いいな!」
Seed「てめえ・・・」
女Seed「この卑怯者・・・」
クラブ「・・・」
【セルフィ派のテリトリー】校庭
スコール「 陥 落 ! 」ビシッ
リノア「次はどこいくの?」
スコール「お前等、バラムにはバラムフィッシュともう一つ名物品があるぞ」
アーヴァイン「ちょっとお腹空いたかも?」
スコール「俺が食わせてやる!行くぞ!」
スコール「 次 は 食 堂 だ ! 」
ダダダダダダダ・・・・・・・・・・・・・・
女Seed「いっちゃった・・・」
Seed「とりあえずここ警備いとけばいいのか?」
クラブ「・・・」
209:
・食堂
ガツガツパクパクモグモグ・・・・・・・・
リノア「なにこれ、おいしい?!」モムモム
アーヴァイン「ガルバディアガーデンにこんなのなかったよ?」パクパク
スコール「食堂のパンは長蛇の列が並ぶほど人気なんだ!」ガツガツガツガツ
スコール「全て食い尽くしてやれ!!」ゴックン
ガツガツパクパクモグモグ・・・・・・・・
生徒「てめえーーーーーーー!俺らの貴重な食料をーーーーーー!!」
生徒「返せ!それしか備蓄がないんだぞーーーーーー!!」
スコール「・・・くうか?」ス
生徒「え?」
スコール「俺らの仲間に入れば分けてやる」
生徒「・・・」ゴク
生徒「馬鹿よせ!罠だ!」
スコール「飢え死にしたければ好きにしろ。俺らが全部食切るから」モッシャモッシャ
生徒「・・・・下さい!」
生徒「あ!お前?!」
リノア「はいどーぞ」ス
生徒「・・・うま?い!」
スコール「俺らの仲間になれば食い物に困る事はないぞ!」
生徒達「・・・」
もう我慢できねーーーーーーーー!くれーーーーーーー!わけてくれーーーーーーーーー!
アーヴァイン「はいはい押さないで?」
リノア「まだパンはいっぱいあるからね?!」
スコール「 陥 落 ! 」
【セルフィ派のテリトリー】校庭 食堂
210:
・駐車場
生徒「学園長のホログラフでいつまで騙し通せるか・・・」
ドガァッ・・・・・!!
スコール「・・・」
生徒「げ、スコール!」
スコール「・・・のか」
生徒「え、なに?」
スコール「セルフィのホログラフはないのか!!」
生徒「いやセルフィ関係ないじゃん」
スコール「 カ ス ど も が ! 」
【ブラスティングゾーン】
ドドドォォォォォォォン!!!!!
スコール「次会うまでに作成しとけ!制服バージョンでな!」
【セルフィ派のテリトリー】校庭 食堂 駐車場
・図書室
スコール「ルビが振ってないからダメーーーーー!」ビリッ
図書委員「ちょっと!本を・・・」
スコール「次はBL本でも置いてろ!アーヴァインの為に!」
・訓練施設
マスター派生徒「へっへっへ・・・」
女Seed「ドジったわ・・・」
幼女「ふえ?ん・・・」
マラソン少年「あっちいけ?」
ガシ
マスター派生徒「だれだ!?」
スコール「・・・・」
マスター派生徒「げえ!スコール!」
女Seed「助けに来てくれたの!?」
スコール「アーヴァイン、お前から見てこいつはどうだ?」
アーヴァイン「ん?・・・」ジロジロ
マスター派生徒「な、なんだよ!」
アーヴァイン「ギリでアリ!」
スコール「 く っ ち ま え ! 」
ブチューーーーーーーーーーー! ジュルルルルル・・・・・ チューーーーーーー
幼女「うわ?・・・」
マラソン少年「・・・」
女Seed「みちゃだめ!」バッ!
213:
・保健室
リノア「カドワキ先生おられますかぁ??」
カドワキ先生「あんただれ!?」
リノア「怪我人連れてきました?」
ドチャァ!!
 いてえ・・・ た、たすけて・・・ 体中が悲鳴を・・・
カドワキ先生「こんなにたくさん・・・一体どうしたってんだい?」
リノア「なんかモンスターに?襲われたみたいで?」
 嘘つけよ・・・ お前が俺らを・・・ 必要以上に・・・
リノア「へっぷし」ゲシ
 ぎえええええええええええええええ!!
カドワキ先生「・・・」
リノア「あっごめんなさいなんか最近風邪気味で」グリグリ
カドワキ先生「・・・お大事に」
リノア「まだまだいっぱいいますから運んできますねっ」
・案内板前
【セルフィ派のテリトリー】校庭 食堂 駐車場 図書室 訓練施設 保健室
スコール「粗方落としたな」
リノア「らくしょーらくしょー!」ブイ
アーヴァイン「ここカッコイイ人多いね」ホッコリ
アルティミシア(よくやるよ。本当に)
スコール「さて、そろそろシュウ先輩来る頃だが・・・」
教師「この裏切り者がーーーー!」
スコール「ん?」
教師「スコール!お前はマスター派だろ!何をやっているのだ!」
スコール「・・・」ポリポリ
リノア「おめでたい人だね」
教師「!?」
リノア「スコールがセンコーの言う事なんて聞くわけないじゃんw」
アーヴァイン「自由な人だからねえ」
教師「貴様!Seed試験の前はあんなにへりくだっていた分際で!」
リノア「なんか言いだしたよこの人」
スコール「給食費と賄賂を勘違いしてんだよこいつ」
教師「何が給食費だーーーーーーーーーーッ!」
215:
教師「この・・・許さんぞ貴様ァーーーーーーッ!」
ピーーーーーーーーーーッ!
スコール「とかいいつつ結局モンスターに頼るって言う」
【エンカウント】アルケオダイノス
アルケオダイノス「ギャオーーーーーーーーー!!」
スコール「・・・」
教師「ワーハハハハ!以下に貴様でもこのモンスターには太刀打ちできまい!」
アーヴァイン「でか?」
リノア「恐竜じゃん」
教師「ゆけ!アルケオダイノス!裏切り者を殲滅しろーーーーーッ!!」
スコール「・・・」
『しばらくお待ちください』
ガツガツガツガツ・・・ゴリュッゴリュッ!!・・・・モシャモシャモシャモシャ・・・・ゴックン
『スコールの力が1上がった』
スコール「ごっそーさん」ゲップ
教師「 」
スコール「マスターに言っといてよせんせぇ。アルケオダイノスは天然物に限るって」
教師「・・・うわーーーーーーーーーーー!!」ダダダダダ
アーヴァイン「逃げるよ」
スコール「別にいいんじゃね」
リノア「あ、ちょっと待って」ガシ
教師「!?」
リノア「せんせーさぁ、この辺に『ほこら』あるのしらない?」
教師「ほ、ほこら!?そんなもの知らん!離せ!はなせーーーーーー!」ジタバタ
スコール「・・・?」
リノア「・・・言いたくなるまでアタシが遊んであげよっか」ボソ
教師「!?」
アーヴァイン「どこいくの??」
リノア「ちょっとトイレの場所をね?、はい先生、後ろ向いて?、案内して・・・」ズリズリ
ゴキッ! メキメキメキ・・・ ガンガンガン! バキバキバキ・・・
教師「 」ボロ
リノア「ホントに知らなかったでやんの」ベチャァ
スコール(またかい)
アルティミシア(何を探っている・・・?)
218:
・学園長室
シュウ「学園長はここにいて下されば大丈夫ですから」
シド「手間かけさせますね」
Seed「た、大変だーーーーーーーーーッ!」バッ!
シュウ「何事だ!」
Seed「第三勢力の介入だ!ものすごい勢いで勢力を増大してる!」
シド「第三勢力・・・?」
シュウ「・・・詳しく聞かせてちょうだい」
Seed「学園祭派だとか名乗ってガーデン内で好き勝手暴れてやがる!俺達の手におえない!」
シュウ「学園祭派・・・?ダナーはもう卒業したでしょ」
Seed「本当なんだ!校庭を根城に次々と各施設を陥落して・・・」
シュウ「首謀者は?」
Seed「あいつだ!あいつが帰って来たんだ!ガンブレードを持った額にキズのある男・・・」
シド「それって・・・」
シュウ「スコール!?」
スコール「オラオラオラーーーーーーー!!お前も学園祭実行委員に入れーーーーーーッ!」ドカバキ
うわーーーーー! きゃーーーーーー! い、いやだーーーーーーーーーッ!
Seed「これがつい数分前の映像です!」
シュウ「・・・」
シド「何をやっているんですかスコールは・・・」
シュウ「・・・状況はわかりました。ここからは私が直接指揮を取ります」
Seed「お願いします!もう俺達の手には負えません・・・」
シド「スコールが相手ですよ。どうするんです?」
シュウ「・・・勢力の中心メンバーは?」
Seed「スコール以外は知らない奴だ!青い服の女に銃使いの男!」
Seed「しかもこの銃使いはホモだ!片っ端からキスしまくってるんだ!」
シュウ「ホ、ホモ・・・」
シド「強敵ですね・・・」
219:
シュウ「わかりました。マスター派に伝えてちょうだい」
シュウ「我々とマスター派は一時休戦。この未知の脅威に対し共同戦線を張ります」
Seed「マ、マスター派と・・・」
シュウ「現時刻を持って一時休戦、通称『学園祭派』を連携して叩く」
シュウ「勢力拡大方法はわかる?」
Seed「脅迫だ!死の宣告をかけて働かないと解除しないだとか、食堂のパンを食べつくすだとか!」
シュウ「・・・なるほど」
シド「どうするんです?策はあるのですか?」
シュウ「・・・」
シュウ「まずはマスター派のモンスターを一体ずつ出して。決して複数体同時に出さない事」
シュウ「Seed各員も同様。出くわしたらまず逃げる事を最優先に」
シュウ「一般生徒は2Fに避難。多少魔法が使える者のみを数人ほど集めて」
シュウ「そしてその後は・・・」ゴニョゴニョゴニョ
スコール「オラーーーーーーーーー!実行委員入れゴルァーーーーーーーー!!」
生徒「いでででで!わかった!わかった入るから・・・」
スコール「アーヴァイン!」グイ
アーヴァイン「はい加入の儀式」ブチュー
生徒「 」ドサ
スコール「よし!そろそろ大多数が入ったな!」
アーヴァイン「セルフィ帰ってきたらビックリするだろうなぁ?」
リノア「・・・ねえスコール、気づいてる?」
リノア「さっきから人気が少ないよ・・・?」
スコール「そういえば・・・連中、どこかに逃げやがったか?」
アーヴァイン「モンスターもちょびちょびとしか現れないねえ」
リノア「さっきモンスター送り込んできた人、Seedだったよ」
リノア「もしかしてさ、学園長派とマスター派が手を組んだんじゃないかな」
アーヴァイン「ありえるね?」
アルティミシア(お前等の方がよっぽど脅威だものな)
スコール「こんな事ができるのは・・・」
ザザーーーーーピーーーーガガーーーーーーーーー
『学園祭派に次ぐ、学園祭派に次ぐ』
スコール「やっぱり!シュウ先輩か!」
『我々は現在マスター派と共同戦線を張り、各地散開している』
『我々の根城は学生寮だ。我々を叩きたくば学生寮にこられたし』
220:
スコール「学生寮!忘れていた!」
アーヴァイン「あ?、寮なら人がいっぱい入れるね?」
リノア「そこに集結してるわけだねっ」
スコール「上等だ・・・シュウ先輩ゴルァ!!お望み通り今からそっちへ行ってやる!!」
スコール「首を長くして待ってやがれ!お前等全員実行委員強制加入だからな!!」
スコール「ハッハッハッハッハーーーーーー!行くぞ野郎共!」ダッ!
ーーーーーーーーーーーー
シュウ「かかったわ!みんな、準備はイイ!?」
生徒達「おーけいです!」
Seed達「準備万端だ!」
シュウ「さあ来なさい・・・スコール!」
ーーーーーーーーーーーー
・学生寮
スコール「トルァァッ!!」ザッ
スコール「シュウ先輩どこだゴルァ!」
リノア「ところでさあ、男子寮と女子寮どっちなの?」
スコール「ハッ!しまったどっちだ!!」
アーヴァイン「どっちかわかんないね?」
スコール「分断か!?野郎?????、なめたマネを!」
アーヴァイン「じゃあ僕は男子寮を探ってみるよ」
リノア「じゃあアタシは女子寮かな?」
スコール(ハッ!これは女子寮を探る千載一遇のチャンスでは!?)
スコール(ババァーーー!緊急事態だ!女子寮への立ち入りを許可しろ!)
アルティミシア(もう、好きにしろよ)
スコール「オラーーーーーーーーーーー!」ダダダダダダ
リノア「あ、ちょっとまってよ!」
ーーーーーーーーーーーー
Seed「一名分断成功!」
シュウ「スコールは!?」
生徒「女子寮へと進みました・・・」
シュウ「あの変態野郎・・・」
221:
・女子寮
スコール「ここが・・・女子寮・・・」
スーハースーハー
スコール「ああ?いいにおひがする??・・・・・・・」スーハースーハー
リノア「先へ進まなくていいの?」
スコール「ハッそうだ!シュウ先輩ゴルァーーーーーーーーー!!」ダダダダダ
リノア「もう、慌ただしいねえ」
リノア「ん?」
『青い服の女性の方へ』
リノア「なにこれ。・・・あ??これ?????!」
リノア「ガーデンの制服じゃん!何?くれるの?」
リノア「やった???、ありがと????!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
Seed「もう一名、分断成功!」
シュウ「よし!スコールの冷静さを削ぐわよ!」
シュウ「プランB,決行!」
生徒「了解!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
スコール「オラァーーーーーーーーー!」ダダダダダダ
スコール「オラァーーー・・・・ん?」ピタ
『とある女子の日記』
スコール「・・・」パラパラ
アルティミシア(当然のように読むなよ)
『今日は?ガルバディアガーデンの男子と合コンだったんだけど?一人超イケメン君がいて?
 しかも軍に就職が決まったエリートさん!これは逃す手はないっしょー!
 てなわけで積極的にアタックしてたら、酔った勢いでお持ち帰りされちゃいましたー!テヘ♪』
スコール「・・・」
スコール「 ビ ッ チ が ! 」ビリィ!
スコール「死ねよブス!お前の様な奴がいるから合コンが廃るんだ!!」
スコール「俺がそのエリート君を国ごと壊滅させてやるわ!!」ファイラ
アルティミシア(燃やすなよ、人の日記を)
スコール「あーーーー気分わりぃーーーーイライラするーーーーーーーー!」
スコール「さっさと出てこいシュウ先輩ゴルァーーーーーーー!!」
アルティミシア(あれ、リノアがいないぞ?)
ダダダダダダダ・・・・・・・
222:
スコール「キエエエエエエエエ!!」ダダダダダd
スコール「ハッ!」
【部屋割り表】
スコール「・・・」
【716号室 セルフィ・ティルミット】
スコール「・・・」ニマァ
アルティミシア(おい、まさか)
スコール「 チ ャ ン ス 到 来 ! 」
アルティミシア(バカ!なんとか先輩の所へ行くのだろう!?)
スコール「この機会の逃してどうやってセルフィたんの部屋に入るんだよ!ボケ!」
スコール「よっしゃーーーーーーー!!入ってやる!いっぱいクンカしてやるーーーーーーー!!」
アルティミシア(お前、ミサイルの事忘れてるだろう)
ダダダダダ・・・・!!
スコール「 こ こ だ ! 」キキィ
スコール「716号室・・・間違いない・・・」
アルティミシア(ほんとに入るんだな)
スコール「開けるぞ・・・」ドキドキ
キィ・・・・・ 
バターーーーーーーーーン!!
スコール「これがセルフィたんのおへ・・・や!?」
【モップ】【バケツ】【ブラシ】【洗剤】【ゴミ袋】
スコール「なにこれ・・・」
アルティミシア(どう見ても掃除用具入れだな)
シュウ「今だ!かかれーーーーーーーーーーー!」
スコール「!?」
225:
シュウ「奥に押し込んで捕えるのよ!」
生徒達「おりゃーーーー!」ガシ
スコール「な!?は、はなせモブ共!!」ジタバタ
生徒達「おとなしくしろーーーーーーー!」
シュウ「魔法班、前へ!」
Seed達「」キュィーン
シュウ「ありったけのST魔法をぶつけなさい!」
シュウ「いけーーーーー!」
【サイレス】
【ブライン】
【スロウ】
【スリプル】
【バイオ】
スコール「うががーーーーーーーーーー!」
スコール(もがっ!?)
生徒「サイレスが入った!」
シュウ「後もう一押し!」
スコール(ババア!何やってんだよ!エスナで助けろ!)
アルティミシア(バカバカしいんだよ・・・もう・・・)
スコール(ババアーーーー!裏切る気かーーーーー!!)
【ブライン】
スコール(うわっ!)クラヤミ
生徒「ブラインも入った!」
シュウ「アイテムが使えないように手を抑えて!」
スコール(ま、前がみえね??????!)
シュウ「とどめよ!総員スリプル発射!!」
【スリプル】【スリプル】【スリプル】【スリプル】
【スリプル】【スリプル】【スリプル】【スリプル】
【スリプル】【スリプル】【スリプル】【スリプル】
スコール(ち、ち、ち、ちくしょーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!)
ちくしょーー! ちくしょー・・・ チクショー・・・・・ ショー・・・ ・・・・・・・・・・
テッテレレテーレーレテッテレー♪
シュウ「ミッションコンプリート!」
アルティミシア(お疲れ様)
234:
・案内板前
スコール「ハッ!」
ズラッ! ジロジロジロ・・・
アルティミシア(やっと起きたか)
ザッ
シュウ「随分派手に暴れたわね。スコール」
スコール「・・・」
シュウ「悪いけど、拘束させてもらったわよ。何か言う事があるんじゃなくて?」
スコール「・・・」
アルティミシア(何か言えよ、敗北者)
スコール「?」スゥー
スコール「○○○ーーーーーーーーーーーッッ!!」
シュウ「!?」
スコール「○○○!!【ピー】!!(とても卑猥な言葉)!!」
シュウ「ちょ、やめなさい!年少クラスの子もいるのよ!」
スコール「○○○ーーーーーーーーーーッ!!」
アルティミシア(気が触れたか?)
シュウ「スコール!!」
スコール「SeedSeedSeed!!なぜ俺の自由にさせない!」
アルティミシア(私のセリフをパクるなよ・・・)
リノア「も?うるさいなぁ、何をでかい声で叫んでんのよ」ザ
スコール「!?」
アーヴァイン「君、往生際の悪さは世界一だね」ザ
アルティミシア(あの姿は・・・)
【ガーデン制服(女子)】リノア
リノア「どう?ガーデンの制服もらっちゃった?!似合う?」
アルティミシア(ああ、着替えてたからいなかったのか)
スコール「リノアてめぇーーーーー!何を悠長にコスプレしてやがんだァーーーーー!!」
リノア「えーだってアタシガーデン生じゃないからこの服着る機会ないし?」
リノア「結構スカート丈短いねこれw」
アーヴァイン「ガーデンの制服は男女ともどこかが短いのさっ」
スコール「あーーーーー!!てめえそれ!!」
アーヴァイン「ん?」
【ガーデン制服(男子)】アーヴァイン
スコール「 そ れ 俺 の だ ろ ! 」
235:
アーヴァイン「さっき男子寮に入った時にね?、拝借させてもらったよ?」
スコール「もらったよじゃねーよ!人の部屋勝手に入んな!」
アーヴァイン「いいからいいから???」クンクン
スコール「 匂 い を 嗅 ぐ な ! 」
アルティミシア(敗因は幹部の暴走か・・・)
 ざわざわ・・・ざわざわ・・・
リノア「取り囲まれちゃってるね?」
アーヴァイン「ガルバディアガーデンより人数多いね」
スコール「つかなんでお前等捕まってないんだよ!なんで俺だけ!?」
シュウ「あなたがたは一体誰?」
アーヴァイン「僕はガルバディアガーデンの狙撃手で?」
リノア「私はスコールのクライアントで・・・」
シュウ「なるほど・・・」
スコール「てっめえらァァァァ!裏切る気かァーーーーー!」
シュウ「で、ガルバディアのお二方が遠路はるばるバラムになんの御用?」
リノア「そうそう、みんな、聞いて!」バッ
リノア「ここにバラムのミサイルが飛んでくるかも知れないの!」
全員「!?」
シュウ「それ、本当!?」
アーヴァイン「本当だよ?、魔女が報復活動に乗り出したんだ?」
アーヴァイン「僕らはそれを伝える為に来たんだよ?」
リノア「みんなが知ってるゼル、セルフィ、キスティスはバラムを救う為にミサイル基地に潜入してるの!」
リノア「争ってる場合じゃないのよ!みんな、早く逃げて!」
 ざわざわ・・・・まじかよ・・・ここにミサイルが!?
アルティミシア(おいしい所を取られてしまったな)
スコール(あのアマ・・・でしゃばりやがって)
アーヴァイン「僕らはバラムの生徒じゃないから?内部事情とか知らなかったんだよ?」
アーヴァイン「手段を選んでる場合じゃなかったんだよ?」
リノア「みなさん、手荒な事をしてごめんさい・・・でも私は、みんなを助けたくてっ!」
 ざわざわ・・・そうか・・・そんな事情が・・・確かにそれしかないよな・・・・
アルティミシア(こういう演技させたら天下一品だなこいつは)
スコール(つかオレ同じ事言ったからな!?)
236:
シュウ「なるほど、二人にはそんな事情が・・・」
シュウ「二人はバラムの事、知らないもんね・・・じゃあやっぱり今回の首謀者って」ジロ
スコール「だから最初に俺が言ったろ!話聞けよその他大勢共が!!」
スコール「折角助けようとしてやったのに恩を仇で返すマネしやがって!低脳共が!!」
スコール「もうやっぱお前等死ねよ!ミサイルの盾になれ!バラムの一部として生きていけ!雑草と一緒に!」
 ふざけんなてめえーーーーー!全然関係ない事ばっかやってただろーーーーーー!
 カードを奪う意味はあったのかーーーーー!! あのキスはなんだーーーーーー!!
スコール「シャラップゴミ共!解放されたらもっかい蜂起起こしてやるわ!!」ガルルルル
Boooooooooooooo!!
チーン ウイーン スタスタスタ・・・・
シド「やれやれ・・・騒々しいですね」
アルティミシア(あっ)
シュウ「学園長!」
スコール「あーーーーーッ!てめえメタボーーーーーッ!」
アーヴァイン「この人がバラムの学園長なんだ」
リノア「シドさんおひさしぶり?」
シド「おや、君は確か森のフクロウの・・・」
スコール「会いたかったぜメタボ!!てめえよくもあんなふざけた奴隷契約に署名してくれたなぁーーーー!」
スコール「お蔭で俺ら散々な目にあったぜ!強制ダイエットの覚悟はできてるんだろうな!?」
シド「ど、奴隷契約?なんですそれは・・・」
スコール「しらばっくれんな!森のフクロウとの契約書見たぞ!!」
スコール「てめえリノアの脅しに屈して血文字でサインしてたじゃねえか!このヘタレメタボメガネ!」
アーヴァイン「脅し?」
リノア「何言ってんのスコール」
スコール「このアマ・・・契約書だ!契約書を出せ!」
リノア「はいはい・・・」ペラ
スコール「!?」
リノア「これのどこが脅しなのかな?」
「森のフクロウさんへ
 皆さんとSeedの派遣契約の期間はティンバーの独立までです。
 Seedを有効に使ってぜひ目的を果たしてください
 なお、本件は例外的な契約でありますからSeedに欠員が生じても補充はえきません。
 他言も無用に願います
 署名 バラムガーデン学園長 シド・クレイマー 
237:
シド「おお、これですこれ。確かに私が署名した契約書ですよ」
シュウ「ティンバー独立までですか・・・」
アルティミシア(これはこれで結構な契約だが)
スコール「あれ?なんで?」
リノア「・・・」
アルティミシア(ハッ!おいスコール、裏!)
スコール「!?」ペラ
【スケルトン素材】
スコール「こ、このアマ!こんな物まで!」
アルティミシア(例の脅迫文はもう・・・消されているな)
リノア「保険って奴?」ボソ
スコール「!?」
アルティミシア(お前が途中で逃げ出さない為にか・・・)
スコール「てめえェェェェ!どこまで俺の邪魔すれば気が済む!」
リノア「ちゃんと働いてほしかったからねw」
スコール「ぐぎぎ・・・」
シド「時にスコール、ミサイルが飛んでくると言うのは本当ですか?」
スコール「あ?本当だよ。今ゼル達がミサイル基地に潜入してるわ」
スコール「だがあいつらはミサイル発射を阻止まではできない」
スコール「あいつらがやるのはせいぜい誤差を最大にする程度だ。このままボサっとしてたら命中するのは確実だな」
シド「そうですか・・・」
 ざわざわ・・・どうすんだよ・・・はやく避難しなきゃ・・・ざわざわ・・・
リノア「シドさんはどうするの??」
シド「私はここで最後までがんばりますよ。ここは私の家みたいな物ですからね」
スコール(もう、いいからさっさとMD層のキー出せよ)
シド「皆さんは避難を開始してください。私は一つ試してみたい事があるのです」
スコール「MD層だろ。行ってやるからあくしろよ」
シド「知ってたんですか・・・」
スコール「お前はコレステロールの心配でもしてろ」
アーヴァイン「MD層って何?」
シド「シェルター時代の物です。ガーデンは元々シェルターだったのです」
シド「MD層の最深部に行けばシェルター時代の制御装置があるのです。それが何かはわかりませんが・・・」
シド「ミサイルくらいは防げるかもしれません。それに賭けてみようと言う訳です」
スコール「だりぃ?」ゴロゴロ
238:
シュウ「こらスコール!学園長に向かってなんて口の聞き方なの!」
シド「はは、だりぃ、ですか。キスティスの報告通りですね」
スコール「・・・あ?」
シド「自分の考えや気持ちを整理したり伝えたりするのは苦手なようですね」
スコール(何報告してんだよあのモルボル)
アルティミシア(ただめんどくさがってるだけなのに・・・)
アーヴァイン「そこに行けば何とかなるかもって事??」
リノア「急がなきゃ!」
シド「頼みましたよ、スコール」
スコール「あ、やっぱ学園長が行ってください。MD層臭いんで」
シュウ「お前が行けよ!」
・エレベーター
ウイーーーーーーーーーン・・・・・・
スコール「狭いんだよ。近寄んな」グイ
アーヴァイン「いいからいいから?」スス
スコール「あ?もうだりぃ?。大体シェルター時代の設備を放置するなっての・・・」
リノア「どこまで降りるのかな?」
バチンッ!
全員「!?」
リノア「停電だ!」
スコール「言ってる側からこれかよ」
アーヴァイン「・・・」サワサワ
スコール「どさくさに紛れて触ってくんな!見えてるんだよ!」
リノア「どっかに出るところあるんじゃない?」
スコール「ったくオンボロが・・・」ガコ
239:
・MD層 上層
スコール「ウッ!」
アーヴァイン「すっごい臭いね?・・・」
スコール(いつ来てもたまらない臭いだな・・・)
リノア「古い工場みたい?」
スコール「あ、そうそうお前等、ここの敵は全部炎が弱点だから」
スコール「オイルまみれだから火近づけると引火するの。アホだよな」
アーヴァイン「そうなんだ?」
スコール「炎属性のジャンクションをつけてれば全員一撃だが、だからと言ってサクサク殺すなよ」
スコール「やりすぎると後々めんどい事になるからな。レベル的な意味で」
リノア「りょうか?い」
アーヴァイン「イフリートいるし問題ないね?」
スコール「あ?くせえ。やっぱモルボル連れてくるべきだったわ」
カンカンカンカン・・・・・
アルティミシア(サビがすごいな)
スコール(せめて清掃くらいしろよな。清掃費用ケチりやがって)
アルティミシア(私のしもべならこんな風になるまで放置しないぞ)
スコール(お前んちは素材からしてきたねーだろ)
アルティミシア(な!?クラシックと言え!)
スコール(魔○村だな)
アーヴァイン「スコール、これ?」
【バルブ】
スコール(これか・・・ガチで硬いんだよな)
アルティミシア(ただのバルブだろ?)
スコール(サビててカッチカチなの。これ一人で開けれた奴いるのかね)
アルティミシア(ほう、ではあいつにやらせたらどうだ?)
リノア「?」
スコール「あっそうか。リノア。やれ」
リノア「ええっ!?」
スコール「パーティーメンバーで一番の力持ちなんだろ。やれよ」
アーヴァイン「リノア一人はキツいんじゃないかな?」
スコール「いーのいーのこいつ軍人の娘だから。というわけでやれ。10秒以内な」
スコール「指が腱鞘炎になるまで連打しろ。いいな?」
アルティミシア(3人でやればいいだろ・・・)
240:
リノア「もう、しょうがななぁ?。いくよ!」ガシ
スコール「ハイハイハイ?リノア氏の?ちょっといいとこ見て見たい?」ペシペシ
アルティミシア(座るなよ)
アーヴァイン「ホントに大丈夫??」
リノア「せーのっ!」グイ
バキッ
スコール「あっ」
・エレベーター前
スコール「スコール探検隊、任務失敗の為ただ今戻って参りました」ビシ
全員「 何 や っ て ん だ バ ッ キ ャ ロ ー ー ! ! 」
241:
スコール「いやマジで。これもんっすわ」カランカラン
シュウ「なにこれ、バルブ?」
スコール「このアマがへし折りやがった。これでもうこれ以上先へ進めねえ」
リノア「ごごごごめんなさい!まさかあんな簡単に折れると思ってなくて!」
シド「さ、サビで劣化してたんですかね・・・」
スコール「いや、単なるバカ力」
 ざわざわざわ・・・おい・・・どうすんだよ・・・やばくないか・・・
シド「の、望みは絶たれたわけですか・・・」ガク
スコール「つかこれだけじゃなくて中全体がサビサビだったぞ。ちゃんとメンテしとけよ」
スコール「ガーデンの授業で機械の整備とかあんだろが。何のための授業だよ。ボケ」
スコール「は?あ、これだから無能な上司はイヤなんだ」ヤレヤレ
シド「・・・」ションボリ
アルティミシア(ちょっと言いすぎだろ)
スコール(いや、これは前から思ってた事だからな。良い機会だから言わせてもらった)
スコール(俺、前回はあそこの下層でガラスにヘッドダイビングかましたんだからな?梯子が外れてさ。当然の権利だわ)
アルティミシア(そ、それは痛いな・・・)
全員「どうしよう・・・」
スコール「はーあめんどくせ。オイル臭いから風呂入ってくるわ」
アルティミシア(やってる場合か!?)
スコール(D地区からノンストップでここまで来たんだぞ?疲れたんだよ。休憩させろよ)
アルティミシア(・・・お前のその余裕はどこから来るのだ)
スコール(あ?んなもんまたバハムートでもぶつけときゃいいだろ)
アルティミシア(できるかバカモノ!絶対出たくないって言ってるぞ!)
スコール(いやでも盾役はあいつしかいねーじゃん。ケツアクコァトルは薄いしトーマスは呼んだらどっかいくし)
スコール(エデンは基本ヒッキーだし。それ以外の連中はそもそも飛べねーだろ)
アルティミシア(う、うーん。しかし・・・)
スコール(わかったよもう・・・)
スコール「リノア!」
リノア「はい?」
スコール「あいつ呼べ。あいつにミサイルぶった切ってもらおう」
リノア「あいつ?」
スコール「ギルガメッシュだよ!あいつならなんとかできんだろ!」
リノア「あ?」ポン
スコール「ポンじゃねーよ!あくしろよ」
リノア「でもさ?、ギルガメッシュは・・・」
スコール「!?」
【GF ギルガメッシュ】HP 0
リノア「何度も身代わりにしちゃったからね?」
スコール「 回 復 し と け よ ! 」
242:
アルティミシア(おいおいおい、いよいよどうするんだ?)
スコール(ち・・・かくなる上は・・・ババア!お前しかいない!)
アルティミシア(え!?)
スコール(ババア!お前の魔力ならミサイル如き紙飛行機同然だろ!?)
アルティミシア(いやまぁそうだが)
スコール(このままガーデンが壊滅したら時間圧縮まで戻れねーぞ!?手助けしろよ!)
アルティミシア(どうやってだよ)
スコール(実体化すりゃいいだろが!!あのバングルで!!)
アルティミシア(・・・お前、本当に記憶障害が進んでいるのか?)
スコール「!?」
 (バングルはこの女教官に預けておく!いいな!)
スコール「・・・」
アルティミシア(バングルは遠くガルバディアの地だな)
スコール「・・・」
スコール「・・・」
スコール「 ど う す り ゃ い い の ! ? 」
全員「!?」ビクッ
243:
スコール「あああああああああ詰んだァァァァァァ!!」ガバッ!!
スコール「もう打つ手がないィィィィ!動かせないィィィィ!」
スコール「おーーーーーしーーーーまーーーいーーーーーだーーーーーーーーーッ!!」
 スコールが慌てふためいている・・・え、もしかしてマジで終わり? 本気でもう終わりか・・・・?
スコール「シド学園長、今までお世話になりました」ペコ
シド「はい?」
スコール「とんずらっ!」ダッ!
アルティミシア(ちょっとまてーーーーーー!お前だけ逃げるなよ!!)グググ
スコール(あああああ!離せババアァァァァァ!もうゲームオーバー確定なんだよ!!)
スコール(もうMD層いけねーじゃん!バルブ開かねーじゃん!どうすんのこれ!?どーすんのオレ!)
アルティミシア(何か別の手を考えるしかないだろ!)
スコール「んなもんねえよおおおおおおお!!アァァァァァァァァ!!」
全員「・・・」
 うわーーーーーーーーーー!
 キャーーーーーーーーーー!
 ミサイルが振ってくるぞーーーーーー!
 逃げろーーーーーーーーーーーーー!!
ダダダダダダダダダ!!
シュウ「ちょっとみんな!落ち着いて!!」
スコール「みんなく逃げろーーーーーーー!みんな死んじまうぞォーーーーーー!!」
シュウ「焚き付けんな!!」
246:
うわーーーーー!キャーーーーー!ヒィイーーーーー!
シド「わ、私はここに残りますよ!」
リノア「ダメよシドさん!ガーデンはまた作ればいいけどシドさんは一人なのよ!」
スコール「GFもだろ!お前マジ何で死んだまま放置させてんの!?鬼畜か!」
リノア「だってショッピングさせてくれなかったじゃ?ん」
アルティミシア(切り刻んだのはお前だろ)
スコール「つかホモは!?ホモどこいった!?」
アルティミシア(そういえばさっきから見てないな)
スコール「ハッ!」
『リユニオンが始まったので約束の地へ行きます。探さないで下さい
           キニアス』
スコール「 逃 げ や が っ た ! 」ビリィ!
スコール「あのホモ野郎ォーーーー!誰よりも真っ先にヘタレやがった!!」
アルティミシア(もう・・・どいつもこいつも・・・)
シュウ「みんな!落ち着いて!お願いだから・・・落ち着いて・・・」
スコール「ああああーーーーーーー!誰か究極召喚用意しろォーーーーーー!」ワシャワシャ
アルティミシア(なんだよ究極召喚って)
うわーーーーー!
キャーーーーー!
ヒィイーーーーー!
リノア「・・・あるかも」
シド「へ!?」
リノア「ガーデンを動かす方法・・・あるかもしれない」
シュウ「それホント!?」
リノア「ちょっと待って!えっと・・・ダンスパーティーで一回ここに来たから・・・その時サイファーの・・・」ブツブツ
スコール「ノォ??!ノォ??!」
リノア「スコールうっさい!・・・たしか・・・あの時は・・・・」ブツブツ
リノア「シドさん、メインのコンピューターって、どこにある?」
247:
シド「メインコンピューターですか・・・学園長室にありますが・・・」
リノア「そこに連れてって!なんとかなるかもしれない!」
シュウ「ホント!?」
リノア「後何人か手伝いが欲しい。えーっと・・・」
スコール「マキナはエボンの教えに反してるんだぞガルバディアーーーーーーーーーッ!」
アルティミシア(なんなんだよエボンって!)
リノア「・・・不安だけどスコール」
アルティミシア(ほら、読んでるぞ!)グイ
スコール「ああああーーーーー!ユウナレスカ様ァーーーーー!」ズリズリ
リノア「えっと・・・後は・・・」
ニーダ「俺に何かできる事はないかい!?」
リノア「あなたは・・・」
ニーダ「僕はニーダ、スコールと同期のSeedだ」
ニーダ「ガーデンのピンチ、黙っちゃいられないよ!」
リノア「スコールの同期の人・・・ありがとう!」
シュウ「同期なのに・・・」
スコール「素敵?だ?ね?!ふ?たり手を取り道明寺?!花より男子?!」ゴロゴロ
アルティミシア(バカ!逆だ!)
シュウ「この違い・・・」
・学園長室
シド「一体何を・・・?」
リノア「これをパソコンにつなげて・・・よし!接続完了!」
リノア「ニーダさんは空を見てて。ミサイルが肉眼で見れるようになったら教えて!」
ニーダ「了解!」
リノア「シュウさんはみんなの避難先導!パニック状態をなんとかして!」
シュウ「了解よ!」
リノア「スコールは・・・」
スコール「そうだ。ヴェグナガンを使おう」(提案)
アルティミシア(お前、もしかしてコンフュかかった?)
リノア「とりあえず黙ってて!」
248:
リノア「いっくよ????!」
ウイン
リノア「・・・」ス
アルティミシア(あ、おい、リノアが何かやってるぞ)
スコール(ネトゲか)
アルティミシア(違うだろ・・・というより、何かを入力してるような)
リノア「・・・」
カタカタカタカタカタカタカタカタ・・・・
カタカタカタカタカタカタカタカタ・・・・
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ!!
アルティミシア(おわ!?)
ニーダ「タイピングはええ?・・・」
スコール「何やってんだ!?」
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
リノア「多分こっち・・・ガーデンの動力部・・・そこからさらに階層を奥へ・・・」ブツブツ
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
アルティミシア(私はパソコンはさっぱりわからん。ああいうのってなんていうのだ?)
スコール(そういえばネットワークを乗っ取ったって言ってたな・・・)
アルティミシア(ノットリング?)
スコール(なんだその安直なネーミング!あれは俗にいう・・・)
シド「 ハ ッ キ ン グ で す か ! 」
249:
リノア「緊急事態だから許してね!」
スコール「一回やってるもんな」
ニーダ「えっ」
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
リノア「ん?・・・こっちは前に入った掲示板・・・じゃなくて・・・別のトコ・・・」
シド「いけそうですか?」
リノア「シェルター時代の物だからどこかでローカルネットワークが繋がってると思うんだけど・・・」
リノア「入口が見当たらないなぁ・・・」カタカタカタ
スコール「スパイかあいつは」
アルティミシア(段々オルガンを弾いてるように見えてきた)
スコール「あ?確かに」
アルティミシア(あのような小さな箱で何を解析できるのだか、さっぱりわからんよ)
スコール「未来のエロゲ楽しみにしてたのにババアのせいで・・・」
リノア「 」ピタ
リノア「ナイスヒントスコール!ちょっと来て!」
スコール「え、なに?」
リノア「ねえおばさん・・・ガーデンにライブラかけてくんない・・・?」ボソ
アルティミシア(えっ)
リノア「おばさんのライブラならさぁ・・・大きな建物でも隅々まで解析できるっしょ?」ボソ
アルティミシア(ああ、お前今ライブラしてるのか)
リノア「そゆこと」
アルティミシア(なるほど、その箱は自力でやるライブラみたいな物か)
アルティミシア(イメージが沸いたよ。それなら容易い・・・)
スコール「俺関係ねーじゃん」
リノア「スコールもエロゲの裏コマンドとか使うでしょ」カタカタ
スコール「俺はわかってて敢えて使わない!」キリ
リノア「どうでもいい」カタカタ
【ライブラ】バラムガーデン
250:
ピロリロピロリロ・・・・・・
リノア「おおおーーーー!さっすがおばさん!」
アルティミシア(これでいいか?)
リノア「じゅーぶん!」カタカタ
スコール「なんとかなりそうだな。終わったら起こして」ゴロン
アルティミシア(寝るな!)
シュゴゴゴゴォォォォーーーーーーーーー・・・キランッ!
ニーダ「ハッ!来た!ミサイルだ!」
リノア「あともうチョイ!」カタカタ
スコール(?)zzz
アルティミシア(あれか・・・)
ゴォォォォォォーーーーーーーーー・・・・・!!
リノア「ちょっと本気出すわ」
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
シド「ミサイルが来ましたよ!」
ニーダ「まだなの!?」
リノア「これじゃない・・・これじゃない・・・こっち!」
カチッ
ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・
リノア「ビンゴ!」
リノア「みんな、どこかに捕まって!ガーデンが浮上するよ!」
スコール「・・・・」zzz
アルティミシア(ん?何か床が光っているぞ?)
スコール「・・・」zzz
アルティミシア(おい、何か光が広がっているぞ)
スコール「・・・」zzz
シュゴゴゴゴゴゴッッッ!!!!
スコール「ファブラノヴァッ!!」ズドン!
アルティミシア(何か生えてきたぞ!?)
スコール「こ、腰打った!腰打った・・・強烈に・・・!」ピクピク
251:
グオングオングオン・・・ゴゴゴゴゴゴゴ!
シュウ「何この地響き!」
 うわーーーーー! ガーデンが浮いてるーーーー!
シュウ「ええっ!?」
 あれ・・・ ガーデン動いてない・・・? ガーデン動いてる!?
シュウ「なんとかなったの・・・?」
リノア「あーつかれたー」ドサ
ニーダ「やった!ミサイルから離れていく!」
シド「よくやってくれました・・・本当にありがとう!」
リノア「いいってことよー!」ブイ
・コクピット
スコール「腰が・・・」ピクピク
アルティミシア(まだやっているのか・・・ほら見ろ。なんとかなったぞ)
スコール「・・・?」
シュゴォーーーーーーーーーーー! ボォン ボォォォォォォォン!!
アルティミシア(ミサイルが着弾したな。間一髪で回避できた)
スコール「なんだよ、遠隔操作できるんじゃねえか・・・」
リノア「よっこらせ」グイ
スコール「リノア・・・」
リノア「とりま。おつ!」
スコール「乙じゃねえよ・・・元はと言えばお前がバルブへし折るのが原因だろ・・・」
リノア「責任取ったからいいじゃんw」
スコール「つか遠隔操作できたんなら・・・俺らMD層行く意味なかったな」
リノア「まぁ、一番いいのは直接行って動かす事だし。あくまで裏技だよ」
スコール「・・・」
モワモワモワモワ・・・・
シュゴォーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
ニーダ「あ、あれ?」
シド「どうしました?」
ニーダ「ええ・・・ウソだろ・・・・」
ニーダ「 ミ サ イ ル が 追 っ て き て い る ! ! 」
スコール「 な に ぃ ! ? 」
252:
リノア「えっウソ!?」
シュゴォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
アルティミシア(本当だ・・・追尾式か?)
スコール「ハァ!?もういいってガーデン動いたんだから!」
リノア「あのミサイルにそんな機能なかったと思うけど・・・」
リノア「あ」
 (お前等ただの学校と思ってるだろ。あれ正体は移動要塞だからな?)
リノア「・・・スコールのせいだね」
スコール「ハァ!?なんでそこで俺なんだよ!
リノア「スコール、ガーデンの事バラしてたでしょ」
スコール「・・・」
アルティミシア(またもやお前のせいでみんなが・・・)
スコール「 ま じ か よ ! 」
スコール「ああああああーーーーーーーーーー!ガルバディアの分際で余計な事してんじゃねえェーーーーーーーー!」
アルティミシア(だから言ったんだ。情報を得れば対策するに決まってるだろ)
ザザッ
スコール「追ってくんなよミサイルの癖に!ここまで来てそれはないってェェェェェェ!!」
リノア「スコールさんスコールさん」
スコール「あんだよ!?」
リノア「マイク・・・入ってるよ」
スコール「!?」
『追ってくんなよミサイルの癖に!ここまで来てそれはないってェェェェェェ!!』
 失敗・・・失敗だ・・・ミサイルが追ってきてる・・・
 うわーーーーーーーー!キャーーーーーーーーーーーー!
 助けてくれーーーーーーーーーーー!!
シュウ「あのバカ・・・」
スコール「 マ イ ク 切 れ よ ! ! 」
253:
リノア「これについてたんだね」コンコン
スコール「指揮用の奴か・・・オラ!」マイクオフ
アルティミシア(下は今頃阿鼻叫喚だろうな)
リノア「う?ん、こりゃ詰んだかな?」
スコール「お前最後までやり遂げろよ!?諦めんなよ!」
リノア「無理だって。こんな裏技使っても回避できないって事はもうそういう運命だったんだよ」
リノア「見てよこれ。あー指がいたーい。腱鞘炎だー」ギュ
スコール「なんとかならんのか!?」
リノア「ムリムリ、このガーデン武装とかないじゃん」
リノア「ビームでもあったらまた何とかなったかもしれないんだけどねー」
スコール「あるかんなもん!ホ○イトベースじゃあるまいし!」
リノア「とりまアタシ逃げるわw」
スコール「はぁ?!」
リノア「だってミサイル食らいたくないし。アンジェロに乗って全力ヘイストでダッシュしたらギリ逃げ切れるかな?」
スコール「俺も載せてけよ!!」
リノア「アンジェロがしんどいじゃん」
スコール「お前パワーなら100人乗っても大丈夫だろ!?担げ!全校生徒担げ!」
リノア「w」
シュゴォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
リノア「ミサイルきたから私行くわ!」
スコール「あ、おい待て!ぐあっ、腰が・・・」
アルティミシア(ここまで来てか・・・)
シュウ「終わりなの・・・?」ガク
ニーダ「Seedになったばっかりなのにーーーーーーーーーー!!」
シド「イデア・・・すまない・・・」
 うわーーーーーーー! 終わりだーーーーーーーー!死ぬーーーーーーーーーー!!
ゴウンゴウンゴウン・・・・
シュゴゴゴゴォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
 『はいはい、諦めるのはまだ早いよ?』ザザ
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