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西園寺「おにぃ、私今日眠れなくて困ってるの」
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1:
・日向×西園寺
・エロ少々
・キャラ崩壊ネタバレ注意
・短い
2:
西園寺「寝れない…」
その夜、超高校級の舞踏家【西園寺日寄子】はひどく退屈していた。
だらりと寝そべっていたベットから起き上がって伸びをすると、急に甘いものが食べたくなってくる。
しかし、そんな時に限ってスーパーマーケットから溜め込んでいたお菓子が底をついていた。
また、溜め込みに行かないと…しかし、女子が一度で大量のお菓子をコテージへ持ち込むのは一苦労だ。それに現在は夜時間。 めんどくさい。 そんな時はいつもの一言。
西園寺「おにぃ!」
夜時間なのにも関わらず日向のコテージへ向かい、二度インターホンを押す。
ピンポーンピンポーン
しかし、いつも西園寺の言う通りに使い走りをする、日向の反応がない。
3:
鍵は澪田が壊してからそのままで、ドアはすんなりと開いた。日向は今日も誰かと過ごしていたようで心身共に疲れきっていた。脇のベットの上ですっかり寝入っている。
西園寺「ねー、おにぃ。私眠れなくて困ってるんだぁ…グミが食べたいなぁ。それと金平糖も」
せっかく可愛くおねだりしても、全然目を覚まそうとしない。西園寺はお菓子だけではなく、 頼みの日向にも置いていかれる形になってすっかり臍を曲げてしまった。
西園寺「もう。可愛い私のお願い聞いてよ。ど・れ・い」
むにむにと頬を抓っても、鼻をつまんでも、アンテナを捻り上げても、日向は夢の中に行ったっきりだ。
西園寺「おにぃのバカ!」
何をしても日向を起こすことが出来ず、西園寺はぽつんと床に座り込んだ。
こんなことがある筈ない、いつも嫌々ながらでも私の頼みは何でも聞いてくれた男だ。
今までだってそうなら、これからだって。 そう、この島から脱出した後も。
4:
西園寺「…呑気な顔しちゃってさぁ」
自分の大好きなお菓子が食べられないことも大きいけれど、今の西園寺にとってはまず願いを聞いてくれないこの男を何とかしたいという気持ちがあった。
西園寺「無防備な顔して……私にならそんな顔してても大丈夫だと思ってるんでしょ!」
先程よりも強く鼻をつまむ。日向はわずかに眉根を寄せて身じろいしただけだったが、 西園寺を満足させるにはそれで充分だった。
西園寺「今日もおにぃは私をほったらかしにして、他の女子と遊んでたんだよねー」
西園寺「おにぃ、私だって女の子なの。おにぃが他の女子と仲良くしてたら複雑なんだからね」
5:
西園寺の心の中の暗い感情が炸裂した。 高校生になっても子供みたいに駄々をこねている西園寺にとって、日向は数少ない理解者だった。
だから、西園寺にとって日向はずっと一緒にいられると思っていた存在……なのに…クラスメイトの女性陣が脳裏をよぎる。
あいつらが全部邪魔をする。 いつの頃からか知らないが、日向の側には常に誰かが纏わりつくようになった。
それが女子であると、絆だなどと言われても感覚がついていかない。そんなことがあってはならない。
決して彼女たちを嫌っている訳ではない。しかし今夜だけは何故か…大好きな小泉でさえ許せなかった。
西園寺「おにぃ、おにぃはずっと私の味方だよね? ずっとずうっと私と一緒だよね。 離れたりしないよね。 やだよそんなの」
6:
普段なら絶対言わない言葉だ。それを言わせるのはいつも表に出てこない感情がこんな時に限って溢れて止まらないから。西園寺すらも意識していない感情だった。
西園寺「おにぃ、他の女とやらしいことなんかしてないよね」
日向「んー…」
その時初めて、まるで返事のように日向が声を発した。
西園寺「して、ないよね」
日向「んー」
西園寺「だったら、私がしてあげる」
コテージの中には他に誰もいない。現在は夜時間だし他の人が突然やって来る可能性は低い。
後は日向の目が覚めさえしなければ良いのだが、別にこうなったら途中で起きても構わないとさえ思っていた。
7:
西園寺「貰っちゃうね、おにぃ」
ズボンの上から股間に触ってみた。特に何の兆しもない。軽く握ってみても同じだった。
ならばとズボンの中に手を差し入れて直接握り込んでやると、途端に生き物みたいに跳ね上がるような反応が返ってきた。
西園寺「くすくす…」
男のそんな一物など、こうしてまじまじと見たこともなければ触ったこともない。だが今の西園寺にとっては格好のオモチャになっていた。
たまに怒鳴るが、いつもお人好しでやはり嫌いになることなど有り得ない男のモノだ。
他の男のモノなどとはきっと違うに決まっている。 間違っているとしても、今はそう思い込んでいた。
8:
夜中に聴こえてくる波の音を風流と頭の片隅で考えながらも、西園寺は目の前の面白いオモチャにすっかり夢中になっていた。
扱けば手の中でむくむくと大きくなる。キノコみたいにそそり立ってきた先からはだらしなくたらたら濁った白い液体が垂れ落ちている。
こういうのって、何ていうんだっけ。 考えても分からないことは、試してみるだけだと指先でぬるぬる液体を絡ませながらぺろりと一物の先を舐め上げた。
日向「ん、くっ…」
気持ちが良いのだろうか、刺激が届いたのか深い 深い夢の中から日向が意識を浮かび上がらせようとしている。
西園寺「ダーメ」
9:
おいたをする子供にそうするように、飴玉のように舌先で転がしていたそれをぴんと指で弾いた。また面白いことに、ぴんと張り詰めきったそれが更に硬くなる。
西園寺「わ、面白ーい」
初めてのことで興奮もしているのか、西園寺は扱く手を休めることもなくぱくりと深く銜え込んで喉奥まで迎え入れた。
嬉しい。心から嬉しかった。こういうことは恋人同士になったらするものだと知っていた。
今夜、別に日向はしていいとは言ってないが、こうしているのは紛れもない事実になった。 何にせよ、まずは既成事実が大事だもんね。
他の女子がまだこれをしていなければいいんだけど、と宝物のように一物を握る西園寺の表情は危ういほどに恍惚としていた。
西園寺「おにぃ、おにぃ…私のこと好きって言って」
10:
何も知らないまま扱き続けてきたけれど、すぐに一物全体が痙攣するようにぶるっと震え出した。いけない、ベットを汚しちゃう。
咄嗟にそう考えた西園寺は再びそれを大きく咥えて口を閉じた。 その瞬間、断続的に流れ込んでくる何か苦い、しょっぱい、生臭くてまずいもの。
それでも一滴たりとも零したくなくて、むせながらも西園寺は時間をかけて口の中に放たれたものを飲み下した。やはりまずくて涙が溢れ出す。
西園寺「はあ、はあ…」
さすがに大変だったのでぐったりとベットの横に寄りかかり、呼吸を落ち着かせる。
肝心の日向は相変わらず目覚める気配がなかった。 ご馳走様、と呟いて一人で声も立てずにくすくすと笑った。
何時間かたった後、朝のモノクマアナウンスであくびをしながら日向が起き上がった。
11:
日向「あー、もう朝か…」
西園寺「…はっ」
日向「うおぉっ?! な…何で西園寺がここにいるんだよ!」
昨夜、あの後西園寺は疲労でベットにもたれながら寝てしまった。しかし、何食わぬ顔でいつも通りのきつい言葉を投げつける。
西園寺「いいご身分で。私がいたからいいようなものの、鍵が空いてるんだよ? 誰かが夜中に殺しに来たらどうすんの」
日向「さらっと物騒な事言うな…お前だって今寝てたぞ」
西園寺「あ、おにぃ。起き抜けの運動代わりにスーパーマーケットでお菓子たくさんとってきて」
日向「…は?」
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甥っ子の担任がクセのある人らしくて、その内容が結構衝撃的だった
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