食蜂「美琴ちゃんと結婚したい」back

食蜂「美琴ちゃんと結婚したい」


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1:
(学園都市 とある公園)
??「いやー、ここが学園都市か。やっと着いたぜ」
自動販売機(バチッ!、ジーガー…、ゴトン)
??「ってーと、とりあえずどこ行きゃいいのかね…お?なんか自販機にケリ入れてる人が…」
御坂「…」
??「あの人は確か…。おーい!!」
御坂「…?(誰よアイツ…見ない顔ね…)」
12:
??「いやいや、そこにいらっしゃるのは学園三位の能力者、(超電磁砲:レールガン)こと御坂美琴さんではないでしょうか?」
御坂「だったら何よ…サインならお断りよ」
??「いやいや、おれも運がいい。学園に来ていきなり会えるとはねえ…」
御坂「(何よ、ファンか何か?シカトするに限るわね…こういうのは)」
??「いやどうも、おれは詠矢…詠矢空希(ヨメヤ ソラキ)ってもんだよろしくなー」
御坂「(はいはい無視無視。相手するとロクな事無いわ)」
14:
詠矢「あ、おいおい、どこ行くんだ!(って…会えたはいいがどうするかね…あ、そうだ!)…ちょいと御坂さん」
御坂「…」
詠矢「それ犯罪だろ?」
御坂「…」
詠矢「電流を操作して自動販売機を誤作動させ、金を払わずに商品を手に入れる。普通に窃盗だよな?」
御坂「…」
詠矢「いいのかねえ、学園第三位の能力者とあろう人が、小銭ケチって窃盗なんて」
御坂「…」
詠矢「あんたは強くて、その振る舞いを周囲が容認してるのかも知れないが、こう公然と…」
御坂「うっさいわねぇ!!どうせもいいでしょそんな事!」
15:
詠矢「いや、よくないっしょ。刑法的に」
御坂「だいたい、アンタに何の関係があるのよ!!」
詠矢「俺が関係してようがいまいが、それが犯罪であることは事実」
御坂「(ビキッ…)何よ、喧嘩売ってるワケ?(バチッ)」
詠矢「…まあ、そんな感じかな」
御坂「…いい度胸ねぇ…。じゃあ、お望み通り私の電撃で躍らせてあげるわ(バチッ)」
詠矢「ちょちょ!ちょっと待って!」
御坂「何よ!今更逃げれるとでも思ってんの!?」
16:
詠矢「いや、違う。ちょっと離れただけ。5メートルも有れば十分かな」
御坂「?何言ってんの?私の能力知らないの?」
詠矢「いや、知ってる知ってる。ちゃんと調べてきた。超強力な発電能力だよな?」
御坂「知ってるなら、無駄だってわからない?…もういいわ、死んでなさい!!(バチバチッ)」」
詠矢「大丈夫、空気は絶縁体だ。ここまでは届かない」
御坂「…?(あれ、おかしい、電撃が飛ばない)」
詠矢「ごく近い距離なら、空気中でも放電現象が起こる場合は有るけど、これぐらい離れてればまず大丈夫」
御坂「…!?(あれ、あれ、何度やっても飛ばない!!…電気はちゃんと起きてるのに!)」
詠矢「(お、効果アリ…かな?)」
17:
御坂「…アンタ…なんかやったわね…」
詠矢「多分…ね」
御坂「能力…者…」
詠矢「そうなるかな」
御坂「…なんか、アンタ嫌な雰囲気ね。その軽口、後悔させてあげるわ!!…!!(最大級の電撃を!)」
詠矢「お…電圧を上げてるのかな?それはいい判断だ。空気の絶縁限界を超える約300万V/mが有れば空気中でも電子雪崩が起こって雷を起こすことが出来る。但し!!」
御坂「さっきからゴチャゴチャうるさいわね!!でも…これでっ!!(バチッ!…バリバリ!)
詠矢「空気中に放電された電気は、一番近くにある電気抵抗の少ない物質に向かって流れる。この状況では、恐らく…」
自動販売機「(バチッ!!…ガガ…。プツン)」
御坂「えっ!?電撃が…」
18:
詠矢「(覚えてる…)」
詠矢「(俺はこの瞬間をすでに”経験”している?)」
詠矢「……いや、違う。ちょっと離れただけ。5メートルも有れば十分かな」
御坂「?何言ってんの?私の能力知らないの?」
詠矢「いや、知ってる知ってる。ちゃんと調べてきた。超強力な発電能力だよな?」
御坂「知ってるなら、無駄だってわからない?…もういいわ、死んでなさい!!(バチバチッ)」」
詠矢「大丈夫、空気は絶縁体だ。ここまでは届かない」
御坂「…?(あれ、おかしい、電撃が飛ばない)」
詠矢「ごく近い距離なら、空気中でも放電現象が起こる場合は有るけど、これぐらい離れてればまず大丈夫」
御坂「…!?(あれ、あれ、何度やっても飛ばない!!…電気はちゃんと起きてるのに!)」
詠矢「(そう、効果アリ…おれは、この結果を知っている…)」
詠矢「(今なら御坂サンのことなら手に取るように分かる…さながら何度もリアルなシミュレーションを行っているみたいだな)」
19:
御坂「…アンタ…なんかやったわね…」
詠矢「……」
御坂「能力…者…」
詠矢「…そうなるかな」
御坂「…なんか、アンタ嫌な雰囲気ね。その軽口、後悔させてあげるわ!!…!!(最大級の電撃を!)」
詠矢「…電圧を上げてるのか?それはいい判断だ。空気の絶縁限界を超える約300万V/mが有れば空気中でも電子雪崩が起こって雷を起こすことが出来る。……但し」
御坂「さっきからゴチャゴチャうるさいわね!!でも…これでっ!!(バチッ!…バリバリ!)
詠矢「空気中に放電された電気は、一番近くにある電気抵抗の少ない物質に向かって流れる。この状況では…」
自動販売機「(バチッ!!…ガガ…。プツン)」
御坂「えっ!?電撃が…」
詠矢「……」
20:
詠矢「窃盗に器物破損が追加…か」
御坂「なによ…これ…どういうこと!?アンタ何したのよ!!」
詠矢「……なあ、御坂サン。アンタは予知夢って信じるかい?」
御坂「は?」
詠矢「なんかさ、おれ今まさにその感覚なんだよね。俺はもうこの瞬間を何度も何度も何度も体験している…かもしれない」
御坂「…何が言いたいの?」
詠矢「……」
詠矢「いや…もういいんだ、こいつが十分使えることわかったし」
御坂「はあ?」
詠矢「ご協力ありがとうございました。そんじゃまた」
御坂「ちょっと、アンタみたいな得体のしれない奴、このまま逃がすとでも思ってんの?」
21:
詠矢「…ゴメンゴメン。怒らせたのは謝るからさ…」
御坂「うるさいっ!!電撃が飛ばないならこれよ!!(チャキ)」
詠矢「おっと、そいつはレールガンか……」
御坂「…ナニよ、急に黙り込んで…」
詠矢「……レールガン。電気伝導体の二本のレールの間にこれまた伝道物質を配置し、回路を形成して荷電することよってローレンツ力を発生させて打ち出す…。そして…」
詠矢「今御坂サンの持ち合わせはそのコインだけ。つまりレールがないのさ。伝導物質、コインを飛ばすためのね」
御坂「はい?レール?」
22:
詠矢「安定した加を行う為には、かなり長いレールが必要となる。コインは恐らく鉄をクロムメッキしたものだろうから弾丸としては使えるけど、砲身が無いのが問題だな」
詠矢「大方、空気中の物質をプラズマ化して無理やりレール化してたんだろうなあ…」
御坂「(…な、まだ能力を発動させてすらないのに、私の能力をここまで的確に当てるなんて…)」ゾクッ
詠矢「とにかくさ、今の俺とやりあうだけ無駄ってわけ…」
御坂「…私は今までこのやり方でやってきた。アンタにとやかく言われる筋合いはないわ。それにアンタ…このままみすみす逃がすわけにはいかなくなったから」
詠矢「いやあ、ダメなんだなそれが……やってみればわかるよ」
御坂「うるさいっ!!死っねえええええぇぇ!!(ビシュゥゥゥゥ…ン!!!)」
23:
詠矢「よっとと」ヒョイッ
御坂「な…あ…(避けられた…威力は少し落としたものの、完璧に…)」
詠矢「…そろそろ昼時だが、御坂サン、アンタ腹は減ってないかい?」
御坂「…あんたバカじゃないの?何の関係があるのよそんなこと!!」
詠矢「御坂サンが発電を行っているとして、電気を発生させてるのは体細胞だ。だとすれば、発電のために大量のエネルギーが必要になる。細胞活動のエネルギーは糖。血中の糖だ。空腹時は危険だぞ…」
御坂「…(あれ?なんか、体が…)」
詠矢「…急激な血糖値の低下は発作を引き起こす。具体的な症状としては、大量の冷や汗、動悸、振戦…譫妄」
御坂「(冷や汗が止まらない…、何で急に…た、立ってられない!)(ガクッ)」
詠矢「…いろいろゴメン。さっき盗ってたジュース、『黒豆サイダー』。ま、糖度高いからこれを飲んで安静にすれば治るよ」
御坂「ちょ…っと…待ちなさ…」
詠矢「……」スタスタ
25:
白井「お姉さま!!お姉さま!!」
御坂「く…黒子…っ…」
白井「どうなさいましたの!?真っ青ですわよ!!」
御坂「ちょっと…それ…取って…」
白井「(缶ジュース?)は、はい、こちらですの?」
御坂「(プシッ)…(ゴクゴク)」
白井「…(ハラハラ)」
御坂「…ぷはっ。ありがとう黒子…」
白井「どうなされましたの?」
御坂「なんか変な奴に合って…、最初は追っ払ってやろうと思ったんだけど…アイツ…」
白井「ま、まさか…お姉さまを退けたと?」
御坂「…」
26:
白井「お、お姉さま?」
御坂「あ、あの目…」
白井「?」
御坂「あの全てを知っているかの様な目、まるで脚本を棒読みしたかのような口調…」
御坂「あいつが…怖い……何を考えているのかわからない」ブルブル
白井「お、お姉さま…」
白井「…これは、ジャッジメントとして対応する必要がありますわね。お姉さま、相手の特徴は覚えていらして?」
御坂「うん、それは覚えてる…。黒縁メガネで、眉毛が太くて…」
白井「支部で詳しくお聞きします。移動しましょう」
27:
(ジャッジメント177支部)
初春「(ヨメヤ ソラキ)ですか…。在学者の名簿にはありませんね…(カタカタ)」
白井「しかし、自分から名前を名乗るとは大胆なお方ですわね」
御坂「……」
初春「ダメです。中等部、高等部含めて検索しましたけどヒットしませんね」
白井「能力者なら、学園のバンクに登録があるはずですのに…まさか偽名?」
御坂「……あ、」
白井「何か思い出されまして?」
28:
御坂「学園に来ていきなりアタシに会ったって言ってた…もしかして…」
白井「学園都市に初めて来たと…初春!転入者名簿ですわ!」
初春「はい!!(カタカタ)あ、ありました!(詠矢空希 高等部1年)2日前に転入届が受理されたばかりです。また正式に生徒名簿には登録されてなかったみたいですね」
御坂「やっぱり…」
白井「レベル0、無能力者。ただし学園での正式な測定は未実施…」
白井「…外部での簡易検査では、能力は検出されなかったようですわね…」
御坂「…あいつが私の能力について喋るにつれて、私の能力がおかしくなったわ…もしかしたら、あれが能力なのかも…」
白井「他人のパーソナルリアリティに干渉する能力ですの?なんにせよ、お姉さまに危害を加えたことは事実。捨て置けませんわ…居場所さえ分かれば…」
初春「…あの…」
30:
初春「転入者名簿に顔写真があります。これを監視カメラの記録と照合すれば…」
白井「足取りが分かりますわ!流石ですわね初春」
初春「はい!ありがとうございます!では早(カタカタ)、第7学区の、170号カメラの記録と照合できますね…5分前のログです」
白井「そこなら、ここのすぐ近くですわね…。私なら一瞬ですわ」
御坂「く、黒子、一人は危険よ!あいつは本当に何を考えてるのかわからないから……」
白井「…大丈夫ですの。伊達にジャッジメントを任されてないですので…。ここは黒子が…その殿方をひっ捕らえて、お姉さまの前に引き出して差し上げますわ!」
初春「それに、これはジャッジメントとしてのお仕事でもありますから、御坂さんはどうか休んでて下さい」
御坂「…わかった、今回ばかりはおとなしくしといたほうがよさそうね…」
白井「どうかご自愛下さいませ。では初春、正確な位置をお願いしますわ!」
初春「はい!」
31:
(第7学区 路地裏)
店主「はーい、かけそばお待ちどう!」
詠矢「うい、どうもー。(今日の昼…)(ズルズル)」
詠矢「(御坂サンと対峙した時、俺には間違いなくあの時の記憶があった)(ズルズル)」
詠矢「(でも気がかりなのは…会話がほぼおれの記憶と一致する中で所々御坂サンの発言とおれの記憶に齟齬があったことだ)(ズルズル)」
詠矢「(おれがおれ自身の記憶と違う行動をとったから…)(ズルズル)」
詠矢「(あー、どんな行動にも新鮮味が感じられねえな。テンション上がんねえや)」
詠矢「(まあ、どちらにせよ……)(ズルズル)」
詠矢「俺の行動を誰かに決定されるってのは…気に食わねえなあ」カタッ
詠矢「ごっそさん」
店主「あい、まいどー」
詠矢「さて…転居申請だっけか。…あそこだったか」
白井「ちょっと、そこのお方…」
32:
詠矢「…俺のことっすか?」
白井「詠矢空希…ご本人に間違いございませんこと?」
詠矢「ええ、まあ…間違いございませんよ”白井黒子サン”」
白井「…!!(この御仁、何故わたくしの名前を…!?)」ビクッ
詠矢「まあそう怖がらんでくれよ。今のおれにはさ、ちょっとした予見性が備わっているってだけ……」
白井「(予見性…予知能力(ファービジョン) の能力者ですの?)…そんなこと関係ありませんわ。ジャッジメントの権限にてあなたを拘束します!」
詠矢「…強制連行か?」
白井「いいえ、決してそう言っているわけではありませんの。あなたにはいろいろとお伺いしたいことがあります。素直に同行して頂けませんか?」
詠矢「…」
白井「…お答えなさい!」
詠矢「…俺の容疑は?」
白井「…御自身に見覚えはなくて?」
33:
詠矢「…御坂サンのことなら謝る。おれも動揺してたんだ…」
白井「では、あなたにはお姉さまに危害を加えたという容疑を認めるのですね?」
詠矢「え、あーいやいや。そりゃ関わったかもしれんが、俺はあの人には指一本触れてない。因果関係が成立するか?」
白井「それは何らかの能力を使われたと、ほのめかしていませんのこと?」
詠矢「…さあなあ。それに、俺はレベル0、無能力者だぜ?」
白井「あなたがこの学園都市で正式な測定を行っていないという情報はすでに掴んでますの。それに、お姉さまに少しでも悪いと思っていらっしゃるならこちらの言うことに従うのが筋ではなくって?」
詠矢「いや、あっても距離とられるだけだって…」
34:
白井「あなた…いろいろと面度なお方ですわね」
詠矢「昔から理屈っぽい性格でねえ。友達いねえんだこれがまた…」
白井「聞いてせんわそんなこと…。いずれにせよ、素直に従わないのはやましいことがある証拠!」
詠矢「…権力側の人間っていつもそう言うんだよねえ」
白井「(イラッ)、では、同行していただけないと?」
詠矢「はあ……まあちょっと待ってよ」
詠矢「(結局この結果に収束すんのな…さて…)」
詠矢「(おれの”記憶”ではこの先同行を拒否するおれと白井サンが対決することになる、が…)」
詠矢「(御坂サンに加えて白井サンまで巻き込むのは面倒だな…)」
詠矢「(それに、俺の記憶と大幅に違う行動をとるとどうなるかも知っておいて損はないかなあ…うーん、よし)」
詠矢「……とりあえず、今は『行こう』ということにしておこうかな」
白井「…最初からおとなしくそうおっしゃっていればよかったんですの」
35:
白井「それでは手につかまってくださいまし」
詠矢「(白井さんの能力は…空間移動(テレポート)。『座標』を指定することで瞬間移動する。物を投げるのと同じ。『どの位置に向けて転移する』と指定して物体を送り込んでいる…っとこんなもんか)」
詠矢「(もう記憶の底に染みついちまってら…。これじゃあ勝負もクソもない)」シュンッ
(ジャッジメント177支部)
白井「容疑者を連れてきましたわ」シュンッ
詠矢「だから容疑者じゃねえって…」シュンッ
御坂「……ッ!」ガタッ
詠矢「うおっと、まあ落ち着いてくれよ。争いに来たわけじゃないんだからさ…。あと早く帰れるよなおれ?」
白井「それはあなた次第ですの。…では早聞き取りをしましょう」
36:
白井「一つ目。とりあえず、あなたの能力、手短にご説明いただけます?」
詠矢「よくぞ聞いてくれました。…俺の能力は、『論証を立てることによって、相手の能力を変質させる力』だ」
白井「変質?まさそのような能力が…」
詠矢「いーや。おれはすでにずっと前から確信していた。この能力は間違いなく有る。そして、おれはこの力をこう名付けた。絶対反論(マ ジ レ ス)と!!!!」
白井「最低のネーミングセンスですわね…」
詠矢「そう言われるのも知ってるよ。でも気に入ってるんで変えねえぞ」
白井「ご自由に…。ですが、もしその力が本当なら、かなり特殊な能力ですわね。やはり、パーソナルリアリティに干渉する力…?」
詠矢「パーソナルリアリティ…」
38:
詠矢「なあ、その”パーソナルリアリティ”ってのは一体何なんだ?おれの記憶にもないもんでね」
白井「そういえば、学園に来られたばかりでしたわね。ご存知無いでしょう。ご心配無くとも、カリキュラムの中で習いますわ」
詠矢「いやあ、ここで知らない情報は今補完しときたいからね。簡単でいいからさ」
白井「…」ハア
白井「…パーソナルリアリティというのは、要は超能力を発動するための土台のようなものですの。例えば『手から炎を出す可能性』『他人の心を読む可能性』のように
現実では決して起こり得ないことを”自分だけが観測可能な世界”として認識するということ」
詠矢「へえ」
白井「パーソナルリアリティは個々人によって千差万別ですの。それに”自分だけが観測できる”ということは”他の誰にも干渉できない”ということですの。つまり…」
詠矢「おれがそのパーソナルリアリティを操作して相手の能力を狂わせた、ってところか」
白井「察しが早くて助かりますの。でも人によって違うパーソナルリアリティに干渉できるというのはおかしいですの。きっと何か…」
御坂「…ちょっと待って」
39:
御坂「アンタが昼私と対峙した時、もう一つ大きな違和感があったわ」
御坂「アンタ…どうやって私の能力を見ずに見破ったの?」
詠矢「……」
白井「そういえばそうでしわた…。まさか、パーソナルリアリティへの干渉は能力ではなく、実はそちらがあなたの能力だと…?」
詠矢「はー、甘い甘い甘いなー白井サンは」
白井「」イラッ
詠矢「おれが予知できるのは”決まった未来だけ”だ。他の”あったかもしれない世界”や”体験してない事象”については知らない、パーソナルリアリティのようにね」
詠矢「それにこの症状がでたのは学園都市にきてからだからな…クックッ、いやはや、世の中不思議なこともあるもんだ」
40:
白井「なにを笑ってらっしゃるのですの」
詠矢「いやね、ここにきてからやっと新鮮な出来事を味わえたモンでね。ちょっとテンションがあがっただけ」
白井「気持ち悪いお方ですわね…つまり私が話しているこの瞬間は、あなたのいう”決まった未来”ではないんですの?」
詠矢「まあ、そういうことだわな…いやあ、相手の行動が分からないってのもなかなかいいモンだね、うん」
御坂「……」
41:
白井「それで、そちらはどこまで未来が視えているんですの?」
詠矢「ああ…うん、なんつーかね」
詠矢「……空を舞ってるところ?」
御坂「は!?」
白井「一体どれだけアクロバティックな方なんですの…。」
詠矢「いやおれも飛びたくて飛んだわけじゃなくてさ、なんか白井サンが原因っぽいのよ」
42:
白井「わたくしが?」
詠矢「そ、なんかテレポートに失敗したとかで」
白井「わたくしはよほど不調でない限りそんなミスはいたしませんわ」
御坂「もしかしたらそれもコイツの能力じゃ…」
白井「そうかもしれませんわね…」
詠矢「まあさ、おれとしてはそんなことにはならないように行動したいわけ。だからテレポーターの白井サンがいるといつ飛ぶか怖くってね…」
白井「失礼なことを…」
43:
??????????????????????
詠矢「あのー…そろそろ帰ってもいいおれ?」
白井「そうですわね。今日の尋問はここまでにしときましょう」
御坂「…!待った!」
詠矢「おっと、どうしたかな御坂サン」
御坂「…私はあんたを認めない。次は、次こそは絶対あんたをコテンパンに叩きのめすから覚悟しときなさい!」
詠矢「うおーこえーな御坂サン…そもそもおれは既にあんたの能力を『論証済み』だぜ?」
御坂「関係ない。合理性にのっとった上であんたを倒せばいいんだから」
44:
詠矢「まあめんどくさいのは嫌なんだけど…この詠矢空希は敗者の相談はいつでも受け付けますぜ」
御坂「誰が敗者だコラァァァァ!!」ビリビリィィ
詠矢「どおうわっ!!ちょちょ、ヤバイヤバイ、ヤバイってマジで!」
白井「お二方ともその辺に…。今日はこれで解散ですの」
初春「あのー…もう終わりました?」
46:
詠矢「いやあー初日から大変な目にあったもんだ」
詠矢「でもこれで未来の流れは変わったはずだし、なんとかなる、かねえ…」
???「…?(誰かなぁあの人……見ない顔だけど……)」
詠矢「…あ、猫だ」
ニャー
詠矢「…猫を追うのは予定外の行動だから…いちおうおっとくか」
???(あっ…!猫を追いかけて行っちゃった……でも……)
食蜂「今の人、何だか面白そうねぇ」
47:
終わり
4

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