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美希「こんな終わり方ってないの!!」


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1:
P「美希、そんなところでサボってないでレッスンに行くぞ」
美希「あふぅ。でもでも、ミキ的に今日はテンション低めなのー」
P「おいおい。ただでさえ候補生なのに、レッスンを嫌がってどうするんだ」
美希「動きたくないのー! ミキ、このソファから一歩も動かないの!」
P「まったく。そんなんだと、同じ事務所の春香や千早にもっと差を広げられるぞ? あいつらはもう立派なアイドルなんだから」
美希「んー。ミキ的にはらくーにキラキラできればそれでいいかな?」
P「……どうしたものか」
5:
P「いつまで事務所に引き篭もるつもりなんだよ……」
美希「あはっ! じゃあ今日はショッピングとかに行きたいな!」
P「とにかくレッスンに行こう。トレーナーの先生たちにも迷惑が掛かるしな?」
美希「もぐもぐ」
P「ってうぉい!! 何食べてるだ!?」
美希「おにぎりなのー!」
P「だ、だめだこの子……」
<ソレデハ、ウタッテイタダクノハアマミハルカサンデ、タイヨウノジェラシー
美希「あ、春香なの。春香がテレビに出てる」
6:
<♪???♪???♪
美希「あはは、春香ってばやっぱり音痴なの!」
P「おいおい」
美希「ミキ的には、ミキの方が唄うの上手いって思うんだけどなー」
P「おにぎりを食べながら皮肉を吐くなって」
美希「えー、でもでも!」
P「いいか美希? 他人を悪く言うような奴じゃトップアイドルにはなれないぞ?」
美希「むぅー! プロデューサーは口うるさいの!」
P「美希?」
美希「ミキがまだ候補生なのはプロデューサーのせいなの! ミキならもーっと楽してアイドルやれるはずなの!」
8:
P「でも美希、今のお前じゃとてもじゃないがアイドルなんて……」
美希「なんで!? ミキ、ずっと考えてた。春香や千早さんはもうアイドルなのに、ミキだけなんで」
P「……」
美希「ミキは悪くないの! 今日のレッスンだって、あのトレーナーさんは口うるさいだけでミキのことなんて」
P「美希!!」
美希「……」
P「止めよう美希。それ以上は……惨めだ」
美希「……!? み、ミキ今日はもう帰る!」
P「お、おい美希!?」
P「はぁ、しまったなぁ……。いまどきの中学生は難しい」
10:
――

街中
美希「あんなのってないの!」
美希「いくらプロデューサーでも酷すぎるって思うな!!」
<アオイイイイイイトリィィィィイイイイイ
美希「……あ、千早さん。すごいな、あんな大きなスクリーンでCDのCMが流れるなんて」
11:
美希「……千早さん、あんなにキラキラしてて」
P「ああそうだな、千早はすごいやつだ」
美希「え!? ぷ、プロデューサー!? なんでここにいるの!?」
P「もちろん追いかけてきたんだが」
美希「で、でも美希はもう家に帰るの!」
P「まぁまぁ。ほら、千早がインタビューを受けてるぞ」
美希「……」
P「……」
美希「なんだろ、楽しそうなの」
P「ああそうだな」
12:
美希「……」
P「どうだ? 羨ましいか?」
美希「……そんなこと」
P「ちょうど去年くらいだった。俺が千早や春香をプロデュースしていたのは」
美希「え?」
P「色んなことがあったなぁ」
美希「……あはは、それなんだかおじさん臭いの」
P「おいおい止めてくれよ。俺だってまで20代なんだぞ?」
美希「知らないの」
P「……なぁ、千早は春香が羨ましいか?」
美希「……」
P「どうなんだ?」
美希「……うん」
14:
美希「……ミキ、事務所に戻るの」
P「ああ、一度帰るか」
――

P「今日はいったいどうしたんだ?」
美希「ねぇプロデューサー、絶対に笑わない?」
P「ん? もちろんだ、俺はどんな理由でも美希を笑ったりはしない」
美希「……ミキ、ちょっと今から弱音をはくね」
17:
美希「ミキはね、大抵のことなら頑張らなくてもできたの」
P「確かにそうだな」
美希「ビジュアルには元から自身あったの、おっぱいも大きいし」
P「それは関係……まぁ一応あるか」
美希「あは、プロデューサーって意外と男の人だったの」
P「はいはい。で、話を続けてみてくれ」
美希「うん。ミキ、ダンスも唄もそこそこできたの」
P「確かに初心者とは思えない出来だったな」
美希「……でも、そこからぜんぜん成長しない」
P「……」
美希「でね、あるとき思ったの。ミキがまだデビューできないのは、きっとプロデューサーがミキには無理だって」
美希「そう思ってるから、ミキがそう思われてるかずっと候補生のままなんだって」
20:
美希「そう思ったら、なんだかやる気無くなっちゃったの」
P「……」
美希「ねぇプロデューサー。ミキ、アイドルに向いてない?」
P「……知ってるか? 千早は4ヶ月くらいは候補生だったんだ」
美希「え?」
P「もちろん春香もだ」
美希「うそ、だよね?」
P「本当だ。中途半端な実力でデビューしても、煌くステージには立てないからな」
美希「……」
P「美希はまだ候補生になって2ヶ月だ。ちょうど千早の半分くらいだな」
P「でも、美希がそこまで考えているなんて思わなかった」
美希「……うん」
P「だから、少しデビューを早めようと思う。やる気を失うくらいならな」
美希「え!? 本当!?」
21:
P「ああそうだ」
美希「本当に本当!?」
P「でも、デビューが少し早い分、地道な活動ばかりがメインになるぞ?」
美希「んーん、大丈夫だよ! ミキ、ちょこっとだけ頑張ってみる」
P「そうか?」
美希「いずれは春香や千早さんと同じ舞台に立てるようになるまで」
P「かなり険しい道のりだぞ? 理不尽なことや、挫折だってたくさんあるぞ?」
美希「……ミキ、キラキラしたいの!」
P「……じゃあとりあえず、レッスンに行く?」
美希「えー」
P「あのなぁ……」
22:
―――
――
P「デパート屋上でのライブだぞ!」
美希「はいなの!」
―――
――
P「街頭販売だ! 笑顔で握手を忘れるな!」
美希「がんばるの!」
―――
――
P「ドラマの役がきたぞ! 通行人だけど!」
美希「……うん!」
23:
―――
――
P「あのアイドルのバックダンサーだ!」
美希「……なの」
―――
――
P「次のライブは」
美希「……はいなの」
25:
―――
――
事務所
ガチャン
P「ふぅ疲れた。事務所に帰ってくるのもかなり遅くなってきたなぁ」
♪????♪????♪
P「歌声? ま、まさか!?」
美希「―――♪」
P「って美希!? どうした、もうかなり遅い時間なんだぞ!?」
美希「あ、プロデューサー」
26:
P「どうしたんだ美希。普段のお前ならもうとっくに帰って」
美希「……」
P「ま、まさかまたやる気がっ」
美希「違うの」
P「え? てっきり、地道な仕事が多すぎて嫌気がさしたのかと……」
美希「あはっ、そういうところは解ってくれるんだね! 確かに、ちょっと嫌気が差しかけてきたかも」
美希「でも、そんなことないよ? だって、こういう道を選んだのがミキなんだもん」
P「美希……」
美希「ちょっとずつ仕事も増えてきたの! キラキラするために、努力って必要だってもう知ってるの」
P「じゃあどうして」
美希「でもちょっと迷ってるの」
P「ん?」
美希「キラキラするってどういうことなのかなって」
28:
美希「ミキはね、キラキラするのって、煌くステージで光に囲まれることだと思ってたの」
P「思ってた?」
美希「可愛い衣装を着て、サイリウムをふられて、ライトに照らされて」
P「キラキラしてるんじゃないか?」
美希「……でも、それってミキにとってのキラキラなのかな?」
P「どういうことだ?」
美希「だって、さっき言ったことってアイドルなら、ある程度の人気があれば誰もができることなの」
P「……」
美希「もちろん、そうなるまで大変だって知ってるよ? けど、なんだかよくわかんないの」
P「そうか」
美希「ミキ、どうすればいいのかな。もっとレッスン頑張って、もっともーっとファンの数を増やしていけば……」
57:
美希「でもやっぱりなんか違うってミキは思うな」
P「……なぁ美希。お前、今楽しいか?」
美希「楽しい? そんなことないの」
P「美希?」
美希「プロデューサーが最初に言ったよ? 挫折や理不尽がいっぱいあるって」
P「ああ。そうだったな」
美希「……ねぇ、ミキって何がしたいのかな? ミキのことなのに、ミキがわかんないの」
P「……確かに、ファンだってどんな理由で離れていくかわからない」
P「いつアイドルとして飽きられるかもわからない、そんな世界だ」
美希「そだね。すごく理不尽だと思う」
P「……そうだな。じゃあ美希、絶対に裏切らないものを作ってみるか?」
美希「なにそれ?」
58:
P「唄だよ。歌詞でも書いてみるか?」
美希「歌詞?」
P「そうだ。美希が美希のためだけに歌詞を書いて、唄を作ってみるんだ」
美希「そんなことしていいの? じこちゅーってミキ、思うけど」
P「いいんだよそれで。美希のための唄は美希を裏切らない。きっといつまでも守ってくれる」
美希「……そうかな」
P「そうだ」
美希「あはっ、根拠がないのに言い切ったの」
P「いやいや、すまん」
美希「でも、プロデューサーがそこまで言うなら……美希、歌詞を書いてみようと思う」
P「そうか!」
59:
美希「だからね、とーっても可愛い曲にしたいって思うな!」
P「そうだな! 今回は、売れるとかは目的じゃないからな」
美希「……でも、本当にそれでいいの? 事務所に迷惑とか」
P「なんだ美希らしくもないな?」
美希「うっ」
P「でも安心しろ。そのくらいなら社長も許してくれるさ」
美希「本当かな?」
P「ああ本当だよ」
美希「えへへ、なんだかすっごく楽しみになってきたの!」
P「じゃあさっそく曲を探しにいくか! 曲を書いてくれる人とかさ!」
美希「うん! 曲がないと歌詞を書いても唄にならないもんね!」
60:
―――
――
P「喜べ美希! 曲が見つかったぞ!」
美希「え、ホント!? やったぁ、なの!」
P「ちゃんと要望どおり、可愛らしい曲だぞ?」
美希「うん! さっそく聞いてみるの!」
♪???♪???♪
美希「うん、すっごく可愛いの。これならミキ、思いどおりの歌詞を書けそうなの」
P「そうか! じゃあさっそく、ゆっくりと書いていこう」
美希「りょーかいなの!」
62:
―――
――
美希「ミキのね、未来への不安とか期待を込めてみたいの」
P「いいぞ!」
―――
――
P「曖昧な言葉って便利だね」
美希「うん、わかるの。そういう意味で、ハニーって書いたんだよ?」
P「じゃあ、この歌詞のハニーって本当はどういう意味なんだ?」
美希「秘密なの!」
―――
――
P「すごくキラキラした歌詞になってきてるな」
美希「目指せ、ハネムーン! なの!」
P「これはラブソングなのか?」
美希「あはっ、やっぱりそう見える? でも、この曲、本当はそういうつもりで歌詞を書いたんじゃないんだよ?」
64:
―――
――
美希「うん! 完成したって思うな!」
P「なるほどな。えっと、タイトルはどうするんだ?」
美希「”ふるふるフューチャー”なの!」
P「そうか! じゃあ、この曲をもっと色んな人にも知ってもらおう!」
美希「あはっ、とことんまでミキのための唄なのに?」
P「実際はきっとそういうもんさ! 誰だって自分のためにしか唄わないよ」
美希「その台詞、すごく恥ずかしいの」
P「はいはい。この程度で恥ずかしがるのはまだまだ子供だな」
美希「むぅー!」
P「さてと、これでデビュー曲とふるふるフューチャーで、持ち歌は2曲だ」
美希「そうなの! もっと持ち歌が増えれば、ワンマンライブだってできるの!」
65:
オーディション
美希「だいすきはぁーにいー♪」
審査員:2バンノアノコ…
審査員「今回の合格者は3番の人です。それ以外は帰ってもよろしいですよ」
美希「(……やっぱり、自分のための唄なん)」
審査員「あ、そうそう。あとそれと、2番の星井美希さん。特別に合格を差し上げます」
美希「え?」
66:
美希「やったぁー! なのー!」
P「やったじゃないか美希!」
美希「この曲でのオーディション、初めてだったのに勝てたの!」
P「よし、この調子で一気に売れあがるぞ! 目指せAランクだ!」
美希「なの!」
美希「あれ、違うよ? んーん、目指すのはSランクなの!」
P「Sランク……。春香、千早のいる場所よりも上も目指すのか?」
美希「そうなの! きっとそうすればキラキラしてるってどういうことか解ると思うの」
P「……美希、そうか。わかった、俺がそこまでお前を連れて行ってみせるぞ!」
美希「うん!」
67:
美希「ミキ、この唄でもっともーっと頑張っていくの!」
P「ああ、頑張ろうな!」
―――
――
P「……美希。驚かないで聞いてくれ」
美希「な、なに? プロデューサー、ちょっと怖いの」
69:
P「なんと、テレビ出演が決まったぞ!」
美希「…え?」
P「え?」
美希「あはっ、いくらプロデューサーでもそのウソはないって思うなー!」
P「いや、本当だ! しかもゴールデンタイムの!」
美希「ホントなの?」
P「本当だ」
美希「ホントのホント?」
P「俺はウソをつかない。特に美希だけには」
美希「……はい、なの!」
71:
P「よかったな! ずっと唄ってきて」
美希「そうなの! きっと、あと少しでキラキラの意味がわかるって思うな!」
P「そうだな!」
美希「今まで色んなことあったけど、諦めずにここまで来てよかったの」
P「美希」
美希「ねぇプロデューサー。そのテレビってどんな番組なの?」
P「ああ。なんでも、ランクの高いアイドルと現在売り出し中のアイドルで……――」
美希「とっても楽しそうなの!」
P「ああ! これでまた少しでも人気があがれば」
美希「がんばるのー! おー、なのー!」
72:
美希「じゃあさっそくレッスンに行ってくるの!」
P「ああ、ほどほどに頑張ってこい!」
美希「ミキ、もっと頑張るの」
P「あはは、以前とは比べ物にならないな」
美希「あ、あの頃のことを今更言うのは禁止なの! 恥ずかしいの!」
P「それでも、もうすぐ春香たちと並ぶくらいになれるんだ。ちょっと踏ん張っていこう!」
美希「あはっ、そんなこととっくに解ってるの! だからね、ミキ……精一杯に頑張っちゃうの!」
P「その調子だ!」
73:
―――
――
美希「……え?」
P「どういうことですか?」
スタッフ「す、すみません! 今日の収録、トークだけでいいですか?」
美希「ちょ、ちょっと待ってなの! この番組、歌番組だよ!? それなのにトークだけって……」
P「美希の言うとおりです! おかしすぎませんか?」
スタッフ「そ、そうは言われましても……。共演するアイドルユニットの方が……」
P「じゃあそのユニットに会わせてください!」
スタッフ「それがもう、お帰りになってしまって……」
P「じゃあ美希だけでそのコーナーの代役を!」
スタッフ「それは無理ですよ。 そこまで有名じゃないアイドルのために一つのコーナーを潰すなんて……」
美希「……」
74:
P「美希なら、美希ならできます!」
スタッフ「ちょ、ちょっとプロデューサーさん! やめて下さいよ…」
P「そんな! 美希、ここに来るまで本当にすごく頑張ってきたんです! 初めてのテレビ収録で!」
スタッフ「そうは言われましても……」
P「そ、そこをどうか!!」
美希「……もういいの」
P「え?」
美希「ミキ、もういいって言ったの。……帰るね」
P「ま、待つんだ美希!」
76:
スタッフ「すみません」
P「……大丈夫です。失礼しますね」
―――
――
P「美希、どこに行ったんだ」
P「くそっ、あいつが行くところなんて……」
P「こんなことなら、もっと美希とコミュニケーションを取るべきだったか?」
P「もう日が落ちてきた……」
78:
P「とにかく、一度事務所に戻るか……」
ガチャ
♪???♪???♪
P「この声…、美希か!?」
美希「―――♪」
P「……ふるふるフューチャー」
美希「……あはっ、プロデューサー」
P「美希……」
美希「あんなのってないよね……。今まで、ずっと唄ってきたのにな」
P「……」
79:
美希「こんな終わり方ってないの!!」
P「……」
美希「いくら理不尽があるからって、こんなの酷すぎるの!!」
美希「ミキのがんばりはどうなるの!? やっぱりミキ、キラキラできないの!?」
美希「……うぅ、ひっく」
P「……美希」
美希「……プロデューサー? ひっく、突然どうしたの? そんな、抱きしてくるなんて……」
P「俺はな、美希。お前がそこまで頑張れて、泣くくらい悔しがるような女の子だったなんて知らなかった」
美希「あはっ、……ぐす、そ、それも酷すぎるって思うな……ミキ的に……」
P「まぁ聞けよ。美希、お前にとってのキラキラっていうのは、俺、少し解ったかもしれない」
美希「……なぁに、教えて?」
81:
P「きっと、さ。今ままでの美希とこれからの美希、全部がキラキラしているんだと思う」
美希「……ミキ、今までキラキラしたことなんてないよ?」
P「でも、以前のミキなら……ただだらだらと生きてきただけじゃないのか?」
美希「……そうかも」
P「でも今の美希は違う」
P「挫折して、笑って、楽しんで、怒って、泣いて、頑張って……。ほら、こんなにも」
美希「……」
P「何かに対してこれだけ夢中になれているんだ。全部、美希、お前自身のことだ」
美希「……でも、ミキ。今日は唄えなかったの」
P「そうだなぁー……。じゃあさ、今からライブをするか? たった一人しか観客はいないけど」
美希「どういうこと?」
P「星井美希のファン第1号、この俺のために今日歌えなかった唄をさ、唄ってくれよ」
美希「……あはっ、仕方ないの。せっかくだし、プロデューサーがそこまで言うなら……」
84:
美希「わかったの。ミキ、唄うね」
美希「観客は一人。舞台はソファの上。音響はラジカセでマイクもないの。あはっ、まるでお遊戯なの!」
P「そんなことないさ。観客と舞台さえあれば、そこはどこだって立派なステージだよ」
美希「……うん!」
美希「大好きハニー、いちごみたいにー♪」
美希「(そっか、うん! ミキ、アイドルになりたいって純粋に思ってるの)」
美希「(そして、目まぐるしい日々の中で生きてる、これだけで十分なの!)」
美希「(頑張って、ただ努力して、ステージに立って、トップアイドルを目指して)」
美希「(そだね。ミキ、今だってすっごくキラキラしてるの!)」
美希「教えてハニー、未来は何色?」
85:
美希「……ありがとう、ございましたなの」
P「ああ、とてもよかったぞ美希」
美希「……うん! あ、あれ? なんでかな、なんで……ミキ、泣いてるの……」
P「ああ。美希、お前はもう大丈夫。まだこれからだ、いっしょに頑張っていこう」
美希「うん! うん!」
P「春香たちにも負けないくらい、立派なトップアイドルになろうな」
美希「はいなの!! も、もう絶対に、絶対にこんな悔しい思いはしたくないの!!」
美希「でもでも、このステージだって、すっごくキラキラしてたの!!」
美希「ミキ、やっと見つけた。キラキラって、ファンの数とかステージライトじゃなくて」
美希「心ときめくような毎日を過ごしている、今のミキのことだったの!」
P「そうか。答えが見つかったか。それはよかったな!」
美希「うん! これからもよろしくねハニー!!!」
86:
P「は、ハニー?」
美希「そうなの! 美希にとって、プロデューサーはこの唄と同じくらい大切なの!」
美希「だからハニー!」
P「あ、ああ。そういう意味か!」
美希「大好きだよ、ハニー!」
P「おいおい。仮にもアイドルがそんなこと」
美希「いつかね、この唄をミキのためじゃなくて、ハニーの為だけに唄ってあげる!」
P「み、美希?」
美希「それまでこれからもプロデュースをお願いします、なの!」
87:
後日談
美希「……うん、今日で引退だね」
P「そうだな」
美希「最後に、とってもキラキラできたの」
P「それはよかった」
美希「……じゃあ事務所に戻ろう? あの唄を、ハニーのために唄ってあげるの!」
P「Sランクアイドルの生唄を一人占めか。ファンの人が聞いたら卒倒するな」
美希「ファン第1号の限定ライブなの! あのソファの上で、ね!」
終わり
90:
おつん!
91:
乙乙
96:
おつおつ
9

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