春香「プロデューサーさん!私ですよ、私!」back

春香「プロデューサーさん!私ですよ、私!」


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1:
落ちたけど書き終わったからただ淡々と投下していく
アニマス23話のパロディだから超絶ネタバレ
要注意
春香「新宿までお願いしまーす!」
運転手「はい」
君が触れたから七彩ボタン?♪
春香(千早ちゃんが表紙だったから思わず買っちゃったけど……)
春香「他のみんなも……あ、すごい。見開き全部だ」
春香「はぁ?、何というか……すごい成長っぷり。町中歩いてたら何処かしらで765プロの誰かを見るし」
春香(って私も一緒か……)
運転手「もうすぐ着きますよ」
春香「あっ!ここらへんでいいです」
運転手「はい、では──」
2:
?レッスン場?
春香「ギリギリセーフ、かな。何とか間に合いそう!」
春香「お待たせー!おはよー」
やよい「おはよーございますー!」
雪歩「おはようー」
千早「来たわね、じゃあ始めましょうか」
春香「あれ、伊織たちは?」
雪歩「あー……」
響「伊織たちは仕事が押してるから来られないらしいぞ」
春香「えー」
春香(また仕事、ね。はぁ)
千早「残念だけど、全員っていうのは難しそうね。このメンバーで始めましょう」
春香「うん」
春香(初めてのニューイヤーライブの合同練習なのに……)
3:
やよい「ぇぅー……」
響「ごめん春香。自分たちも途中で抜けちゃうんだ」
春香「え……」
やよい「レギュラーの収録がこの後あるんです。ごめんなさいー」
響「自分もドキュメンタリーの仕事があって、ごめん」
春香「あ、うん。お仕事なら仕方ないよね」
千早「じゃあさっそく始めましょう。時間もない事だし」
雪歩「あ、はい!」
春香「……そうだね」
春香(ああ、そうだね。まぁ遅れてきた私が悪いんだけど、千早はどうして仕切りたがるのかな)
春香(そういうとこホンットに昔からウザ
千早「春香?私に何か?」
4:
春香「えっ!?い、いや?なんでもないよ!さ、さっそく始めよ!」
千早「……?」
春香「ささっ!早く早く!」
千早「え、ええ……」
春香(……はぁ、相変わらずこういうところも鋭いから嫌になるよ)
5:
やよい「あ、ごめんなさい。そろそろ抜けます」
春香「えっ!もう?」
響「あー、自分ももう時間だ。ごめんな」
千早「仕事なら仕方ないわ。今日はもう終わりにしましょうか」
雪歩「そうだね、3人じゃ流石にね」
春香「まだ1時間くらいしかやってないのに」
春香(初めがこんなんで大丈夫だと思ってるのかな。やる気ないのかと思っちゃうよ)
千早「そう責めないの、仕方ないでしょ?」
やよい「ごめんなさい……」
千早「いいのよ、高槻さん。早く行きなさい」
やよい「じゃ、じゃあお疲れさまですー!」ガチャ
響「自分もお疲れだぞー」
千早「お疲れ様」
雪歩「おつかれー」
春香「おつか バタン
6:
春香「……れ」
千早「……行ったかしら」
雪歩「そうだね」
千早「……じゃあ少し話しましょうか。ね、春香」
春香「何を?」
千早「何をって、今後の事よ。貴女露骨にイライラしてたじゃない。高槻さん怯えてたわよ?」
雪歩「何か負のオーラが充満してたよ」
春香「そ、そうだった?」
春香(やば、顔に出てたかな)
千早「ねぇ、春香。貴女の言いたい事もわかるけど、やっぱり最優先すべきなのは仕事なのよ」
春香「それくらいわかってるよ!」
千早「……ならいいけど」
雪歩「うう。でも練習もしたいよね。ライブまで日も少ないし」
春香「そうだよね」
7:
千早「確かにそうね。ニューイヤーライブは失敗なんて絶対に許されないもの」
春香「あー、両立できればいいのにね」
雪歩「そうだねぇ」
千早「まぁウチは私たちが売れてきているのにも関わらず、プロデューサーが2人しか居ないのも原因の一つかもしれないわね」
春香「じゃあ増やすようにお願いする?」
春香(ま、千早は絶対に拒否するだろうケド)
雪歩「確かに2人は少ない気がするかも」
千早「私は別に増やさなくてもいいわ」
春香(ほら、やっぱりね)
春香「どうして?多い方がスケジュール管理も多少楽になるよ?」
千早「でも今更新しい人が来ても馴染めそうにないわ。プロデューサーとの信頼関係とかあるでしょ?」
雪歩「はぅ!わ、私もプロデューサーさんなら大丈夫ですけど、他の男の人が自分のマネージャーとかになったら……」
春香「まぁ、そうだね。今更って感じだよねぇ」
春香(信頼関係ね。ホントはプロデューサーさんとの時間が割かれるのが嫌なだけでしょーに)
9:
千早「でもこの件は仕方ないわよ。仕事を休むわけにもいかないし、何とか調整していきましょう」
雪歩「そうだね」
春香「うん」
千早「じゃ、今日は帰るわね」
雪歩「私はこの後収録があるから」
春香「じゃあ私は事務所に戻るよ」
千早「ええ、わかったわ。またね」
雪歩「またねー」
春香「うん、バイバイ」
10:
?事務所?
春香「おはようございまーす」
小鳥「あら、おはよう。春香ちゃん」
春香「はぁー寒いですね」
小鳥「そうねー、まぁこの事務所の中は暖かいけどね」
春香「そうですねぇ」
春香(ファンの差し入れすごいなぁ……あ、私のもいっぱいだ)
小鳥「春香ちゃんも忙しいのに毎日来なくてもいいのよ?」
春香「でも、事務所に来ないと一日が終わった気がしないので」
小鳥「えー?ホントはプロデューサーさんに会いたいんじゃないの??」
11:
春香「あはは」
春香(それ以外に理由なんかないっつの)
春香「あ、そういえば今日は他に誰か来ました?」
小鳥「んー?今日は春香ちゃんだけよ?」
春香「そうですか」
小鳥「それに最近は日曜日以外で事務所にしょっちゅう顔を出してくれる子なんて全然いないわよー」
春香「え、てっきり私と千早ちゃんくらいかと思ったんですけど、他にも居るんですか?」
小鳥「そうねー。雪歩ちゃんはよく来るわよー?美希ちゃんもプロデューサーさんと一緒に物を取りにくること多いしね」
12:
春香「へぇー……」
春香(考えてる事はみんな同じなのかな……。そんな暇あるなら練習に参加してよって2人は参加してるか)
春香(それに相変わらず美希はプロデューサーさんと……いやいや無いって!美希まだ中学生だしね。ないない)
春香(つーかそれロリコンじゃん。ないよ)
P「ただいまーっと」
春香「!」
P「いや?外寒?」
小鳥「あ、お帰りなさい。コーヒーにしますか?紅茶にしますか?それともわ・た・し?」
P「コー
小鳥「私のオススメは一番最後のやつなんですけど、初物ですよ?」
P「コーヒーで」
小鳥「はーい、今入れますねー」
13:
春香「おはようございます!プロデューサーさん!」
P「おお、来てたのか春香」
春香「はい!」
P「何かあったかー?」
春香「えと、あ!今日は一度も転びませんでしたよ!」
春香(なーんて、ね)
P「へぇ、すごいのか?」
春香「何で疑問形なんですかー、もー!」
P「あはは、すまんすまん」
14:
春香「あ、それと一つ疑問が」
P「ん?」
春香「さっきの小鳥さんとのやり取りっていつもやってるんですか?」
P「あー、アレなぁ。最近は酷くなってきてる気がするな」
春香「へぇ、そうなんですか」
P「まったく困ったもんだよ」
春香「まったくですよねー」
春香(よし、ギルティ。みんなと今度相談しようっと)
P「あ、そうそう。事務所に来てくれている春香に褒美をあげよう」
15:
春香「え!」
春香(な、なんだろう……)
P「じゃじゃーん!」
春香「あー!これニューイヤーライブのパンフ!!」
P「出来立てほやほやだぜ?」
春香「すっごい!!みんな可愛い!!」
P「そうだなぁ。いい出来だよなぁ」
春香「ほ、ほらここ!センター!!」
P「ん?」
春香「プロデューサーさん!私ですよ、私!」
16:
P「ああ、春香をセンターにしたんだ。とても良く出来てるな」
春香「うわ。これは、絶対に成功させなくちゃいけませんよね」
P「ああ。最近は皆スケジュールとかで会えてないだろうけど、今年最初のみんなでのライブだ。絶対に成功させなくちゃな」
春香(今年最初の……みんなでのライブ!)
春香「私、頑張ります!!」
P「おお、頑張ってくれよ。俺も全力でサポートするからさ」
春香「はい!!」
春香(そう、そうだよね。私たちの為にも、プロデューサーの為にも、そしてなにより……私たちを応援してくれているファンの為にも!!)
春香「絶対にライブ、成功させましょうね!プロデューサーさん!!」
17:
P「ああ!」
小鳥「うう、いい話過ぎて泣けるわ……ハッ!これいいインスピレーション沸いて(ry」カタカタッカタカタカタカタッカタッ…ッターン!
?帰り道?
春香(やっぱり練習は必要だよね。連絡しておこっと)
春香(18時集合っとね。……そうだ、美希にも連絡しておこう。少しずつ、少しずつね)
春香「さて、今日もお仕事がんばりますか!」
18:
?収録現場?
春香「おっつかれさまでしたー!」
スタッフ「っつかれぃーっす」
スタッフ2「りぃーっす」
監督「あ、天海さん。少し時間ありますか?」
春香「あ、えーっと……すみません!今日はどうしても外せない用事があるので」
19:
?レッスン場?
春香「おはよー!」
あずさ「あらー、おはよ?」
真「おはよう春香!!」
千早「おはよう、春香。今日はギリギリじゃないのね」
春香「うん、早めに上がってきたからね。雪歩もおはよう!」
雪歩「おはよぉ?」
春香「……」
千早「春香、他のみんなは」
春香「分かってるよ、仕事でしょ?仕方ないよ、仕方ない……」
千早「春香……」
20:
ピピピピピ
春香「……美希も来れないみたい」
千早「そう……」
『…………』
真「ま、まぁまぁ!やっぱりみんな集まるのはそうそうできないよ!」
あずさ「そうねぇ。今のメンバーでも練習を始めましょう」
あずさ「今日来られなかったメンバーにはビデオを渡すってことで、ね?」
真「そ、そうですね!!ボク、ビデオカメラとってきます!!」
春香「……」イラッ
21:
千早「春香」
春香「じゃ、練習始めよっか!!なーに?千早ちゃん」
千早「……いいえ、始めましょう」
真「っと、今のいい感じだったね!!」
雪歩「うん、バッチリだったよぉ」
あずさ「うふふ、いい汗かいたわ?」
春香「じゃ、今日はこれぐらいにしよっか」
千早「そうね、これ以上は今のメンバーじゃね」
雪歩「はぅ……」
23:
春香「…………」
真「ちょっ、千早!」
千早「えっ何?」
真「空気読んでよ、もう」ボソボソ
千早「え、何か変な事言った……?」ボソ
あずさ「あらあらー」
雪歩「と、とにかく春香ちゃん!今日はお疲れ様!」
真「お疲れ!春香」
あずさ「おつかれさま?」
春香「うん、お疲れ」
24:
千早「春香、一緒に帰りましょう」
春香「うん、ちょっと待ってて」
千早「外で待ってるわね」
春香「分かった。すぐ行くね」
千早「……」
春香「どうしたの?」
千早「いえ」ガチャ
春香「……」
春香(千早ちゃんは多分気づいてるのかな。今の状態)
春香(後で聞いてみようかな)
25:
春香「お待たせー」
千早「いえ、行きましょうか」
春香「うん」
千早「……」
春香「……」
春香(……どうしよ、いざとなると聞きにくいなぁ。いつもだと簡単に言えるんだけど)
春香(ってこんな事でうだうだしてても駄目だよね。よーし)
春香「ねぇ」
千早「あの!」
春香「あ……」
26:
千早「は、春香からどうぞ」
春香「えっ?千早ちゃんからでいいよ」
千早「えっと、じゃあ……」
千早「春香、貴女最近……頑張り過ぎじゃない?」
春香「え?」
千早「だって今日の収録わざわざ朝撮りに変えてもらったんでしょ?」
春香「何でそれを……」
千早「今日音無さんに聞いたのよ」
春香「あー……」
春香(そう言えば千早ちゃんも事務所通い組だったなぁ)
27:
春香「でもそうでもしなきゃ今日の練習間に合わなかったし」
千早「そう。でもね、貴女昨日だって夜遅くまで収録で寝てないんじゃないの?」
春香「大丈夫だよ。無理はしてないから」
春香(大丈夫大丈夫、身体はおかしくはなってないから)
千早「そう。ならいいのだけど」
春香「うん」
春香(千早ちゃんはこういう所でしつこくないからいいね。美希とかはしつこいからね)
28:
千早「ところで」
春香「?」
千早「貴女も話があったんじゃないの?」
春香「あ、そうだった!」
春香「千早ちゃん、ニューイヤーライブ……今でどうだと思う?ってごめん変な言い方だね」
千早「いえ、言いたい事はわかるから。正直マズイってことも」
春香(……やっぱり千早ちゃんもそう思ってるんだ。私だけじゃないんだ、よかった)
千早「……そうね。春香」
春香「ん?」
千早「私、海外レコの日を延ばしてもらうようにプロデューサーに言ってみるわ」
春香「え?」
29:
千早「やっぱりこのままじゃ駄目だと思う。私も納得できないし」
春香(千早ちゃん……確か海外レコーディングは……)
春香「でも、確かそのレコーディングって」
千早「ええ、私の将来を左右するくらい大事なものよ。でもこのライブだって大切だもの」
春香「だ、駄目だよ!!行かなくちゃ!!」
千早「でも……」
春香「大丈夫、私が何とかするから。千早ちゃんは自分の事、頑張って!」
千早「春香……」
春香「でも、ライブの日には戻ってきてね?」
春香(私の所為で千早ちゃんの仕事が減ったとか嫌だし)
30:
千早「それは勿論。でもね春香、私が言いたい事は」
春香「じゃ、私は先に帰ってるね!バイバイ千早ちゃん!!」
千早「春香!!」
春香(これ以上千早ちゃんと一緒にいると、私千早ちゃんにまた迷惑かけちゃうな)
春香(クリスマスの日に約束したから、私は頑張らなくちゃ……!!)
31:
千早「春香……」
千早(行ってしまった。いや、でも今なら追いかければ間に合うと思うけど……)
千早(私は追って春香に何を言えばいいのだろう。海外レコーディングは日を延ばすって言う?)
千早(いえ、そもそもまだ本当に出来るかも分からないし……春香に余計気負いさせてしまうかもしれないわ)
千早(でも今の春香、前の私みたいで……春香が壊れてしまうかもしれない)
千早(私は……)
千早「どうすればいいの……」
千早「……帰りましょう」
32:
千早(今春香を追っても私は何も言えない。春香に何も伝えられない……なら無駄な事はするべきじゃないわ)
千早(無駄な事……そう、今の私たちは前とは違うのだから。仕方ないのよ)
?千早の家?
千早「ただいま」
千早「って誰もいないけど。……はぁ」
千早「シャワー浴びて寝ましょう。ご飯は……明日でいいわね」
33:
サァァァ
千早(春香、確か皆に連絡してるのよね。プロデューサーは仕事の事でいっぱいいっぱいだと聞いたし)
千早(でもやっぱり春香はまだ私と同じ高校生、程度が知れてる。やっぱり何とかしないといけないわよね)
千早「よし」
千早「えっと、メールで……」
千早(あ、あれ……?メールってどう作成するのかしら……?)
千早(いつもは電話か返信しかしてなかったから……えっと)
千早(……春香に電話して聞いてってそれじゃ本末転倒じゃない!)
34:
千早「……駄目ね、メールはやめましょう」
千早(となれば電話だけど……そういえば私……)
千早「春香とプロデューサー以外にロクに電話なんかした事無かったわ……」
千早(もしかして私、皆に嫌われてる……?)
千早(……あ、これってプロデューサーに電話できるチャンスじゃないの?」
千早「よし、掛けましょう!!」ポパピプペ
千早「もっもしもし!?お疲れ様でっす!」
留守電『ただいまお掛けに』
千早「……」ピッ
千早「……今日は寝ましょう」
35:
?春香の部屋?
春香「……」
少しだけでも届けられたのならば?♪
春香(とてもいい出来だけど……)
春香(でもこれじゃやっぱりダメだよ。みんながいなくちゃ……これじゃライブなんてとても……)
春香(でも、皆で合同練習は多分無理だ。千早ちゃんも明日にはもういない)
春香(そうだ、全員が無理でも少人数なら……!!)
春香「えーっと」
春香(少しずつでも皆で練習できるようにっと……)
春香「そーうしん!」
春香(これで、何とかなればいいケド。……今は)
春香「ってもうこんな時間!!家でなくちゃ!!」
36:
?仕事場?
貴音「らぁめん!!」
響「いや、貴音……そば頼んで欲しいんだけど」
貴音「らぁめん!!!!」
響「いや、だからな?そ
貴音「らぁめん!!!!!!!」
響「いや
貴音「らぁめん!!!!!!!!!!」
響「……」
貴音「らぁめん!!!!!!!!!!!!!!」
響「ラーメン一丁……」
スタッフ「カット!!」
スタッフ「駄目だよ響ちゃん!そばじゃないと!!」
貴音「駄目ですよ、響」
響「何で自分怒られてるんだ……」
38:
春香「中々終わらないね?」
春香(さっきから同じ場面ばっかり、もうなんテイクかも言ってないよ)
真美「うーん、もう120テイク目だもんね」
春香「え?」
真美「多分今日は終わらないかもねー」
春香「あ、あはは。2人で始めちゃおっか」
春香(び、びっくりした。心の中読まれたかと思った……)
真美「はるるん!」ギュ
春香「えっ!?」
春香(うわわわわ、私にそっちの趣味は……)
39:
春香「あ、あの
真美「ごめん!もう時間切れなんだ。……ごめん」
春香「あ、あー……そうなんだ」
春香(って何考えてんだ私は)
春香「仕事なら仕方ないよ。明日の合同練習がんばろ?」
真美「うん、じゃね!」
春香「ばいばい!」
響「ご注文は
貴音「らぁめん!!!!!」
43:
千早「プロデューサー」
P「ん、何だ?」
千早「最近春香の事見ていますか?」
P「春香?……いや、最近は事務所でも行き違いとかになってて」
千早「そうですか、なら春香の事お願いします」
P「ん、何か変なのか?」
千早「最近春香、無理してるみたいです。あの子は必要以上に頑張っちゃいますから……」
44:
?空港?
P「じゃあ頑張ってな。俺も同行したいのは山々なんだが」
千早「じゃあ来てください」
P「そ、そう言うなよ」
千早「フフ、嘘です」
P「ああ、まったく」
千早「じゃあ行きますね」
P「おう」
45:
千早(まぁ、来てほしい気持ちは嘘じゃないですけど。……あ、そうだ)
千早「プロデューサー」
P「ん、何だ?」
千早「最近春香の事見ていますか?」
P「春香?……いや、最近は事務所でも行き違いとかになってて」
千早「そうですか、なら春香の事お願いします」
P「ん、何か変なのか?」
千早「最近春香、無理してるみたいです。あの子は必要以上に頑張っちゃいますから……」
P「……そうか、分かった。ありがとな千早」
47:
千早「いえ、仲間ですから。当然です」
P「そうだな、うん。……そうだな」
千早「ええ、そうなんです」
P「分かった。春香は今度フォローしに行く事にする」
千早「そうしてくれると助かります。それと」
P「それと?」
千早「わ、私の……」
48:
P「ん?」
千早「え、えと……何でもないです!!じゃ、行ってきます!」ダッ
P「……?」
千早(なな、何言おうとしてるのかしらっ。馬鹿みたい)
千早「……はぁ」
千早(……春香。無茶、しないでね)
49:
春香「じゃ、お疲れさまでしたー!」
春香「わわ、もうこんな時間!」
春香「タクシーでいいや、すみませーん!新宿まで!」
春香(はぁ、今日もハードだったなぁ。ってこれから合同練習!)
春香(それに明日は真と雪歩との生放送の収録……頑張らなくちゃ)
春香(頑張らなくちゃ、ライブの為にも……がんばら……な……)ウト
51:
ピリリリリリ
春香「んぅ……」
運転手「お客さん、電話鳴ってますよ」
春香「あっ、すみません!」
春香「もしもし」ピッ
律子『あ、春香?やっと繋がった』
春香「律子さん、どうしたんですか?」
律子『ごめんね春香、今日の合同練習は中止ね』
53:
春香「え、どうして?」
律子『ちょっとどうしてもスケジュールが合わなくて、ホントにごめんね』
春香「そうですか……」
律子『ホントにごめん!またね』ブツ
春香「…………はぁ」
春香(また仕事、か。まぁ仕方ないけど……仕方ないけど……)
春香(やっぱりこのままじゃ、駄目だよ。皆分かんないのかな……)
春香(千早ちゃん……プロデューサーさん……)
54:
?事務所?
春香「……」ガチャ
小鳥「おかえりなさーい春香ちゃん」カタカタッターン
春香「ただいま?ってどうして私って分かったんですか?」
小鳥「だってこんな時間に来るのなんて春香ちゃんぐらいしかいないわよ」
春香「じゃあプロデューサーさんは今居るんですか?」
小鳥「ええ、いるわよー。まぁ今打ち合わせ中だけどね」
P「いやーそれは駄目ですね。もっとこう、いえ……ほら、もっと紳士的にヘソで」
春香(うわぁ、仕事できる男の人って感じだぁ)
P「いえいえ、それじゃ駄目ですよ。生足はNO!もっとこうファンが喜ぶような……おお!いい感じです」
春香(って何の打ち合わせしてるんだろ)
55:
P「そりゃそうですよ。今年初めの765プロのライブですからね」
春香「!」
春香(ライブの打ち合わせだ……。そうだ、うじうじなんかしてちゃ駄目だ。もっと頑張らなくちゃ)ダッ
小鳥「……?」
春香(……よし)
56:
?次の日、楽屋?
真「昨日はほんっとゴメン、春香」
春香「仕方ないよ、仕事なら」
春香「それよりも本番まで時間あるからライブの練習しようよ」
真「うーん、確かにそれも大切だけどさ」
真「今日の生放送に集中した方がいいよ。今日は新曲の初披露だしさ、絶対に失敗はできないよ」
春香「でも……」
真「新曲の初披露はCDの売り上げに大きく影響してくる。ここでヘマしたらCD全体に影響が出るんだ。それくらい春香も分かるでしょ?」
春香(そんなことは知ってるよ、知ってるけど)
真「それに雪歩はセンターで重圧に負けず集中してる。ここで別な事をさせるのはちょっと、ね」
春香「そう、だね」
春香(そうだ、この曲は雪歩がメインですごく練習してた曲だもんね。今はこの生放送に集中しよう)
57:
春香「じゃあがんばろ!」
真「おー!」
雪歩「おー!」
春香「うわっ!」
雪歩「えっ?」
春香(び、ビックリしたぁ)
59:
?本番後?
春香「やったね!大成功だよ!」
雪歩「春香ちゃ?ん!!」ギュ
春香「わわ」
雪歩「私、一回も失敗しなかったよぉ」
春香「そうだね、奇跡だね?」
春香(最近私良く抱きつかれるなぁ)
真「最高だったよ、雪歩!」
雪歩「真ちゃんもありがと?!」
60:
?帰り道?
春香「ふぅ」
春香(今日は成功して良かった。明日は生っすかの収録日……あとライブの練習もしなくちゃ)
春香(それにしても雪歩、すごかったな。いつのまにかあんなに上手くなってるなんて)
春香(私なんかとは大違い。……いや、だから私はもっと頑張らないと)
春香(明日も合同練習あるし、千早ちゃんの分まで頑張らなくちゃ)
春香(絶対に成功させるんだ……絶対……)
64:
?現場?
美希「じゃー今週はこれでおしまい!また来週お会いしましょうなの?!」
春香「まったねー」
スタッフ「おっけでぃーす」
春香「……あ゛ー」
美希「つっかれたの?」
やよい「今日はめちゃくちゃハードでしたぁ」
亜美「あーうー」
あずさ「あらあらー」
65:
春香「それにしても千早ちゃんのこれ……」
美希「ミキ本番中に笑いそうになったのー」
律子「美希、早く支度なさい。間に合わなくなるわよー」
美希「分かってるのー」
春香「……ふぅ」
美希「春香ー」
春香「何?」
美希「今日も練習行けそうにないの」
春香「……そう」
春香(もう美希には期待してないよ、それに美希なら練習少しだけで何とかなるだろうし)
67:
美希「う、怒ってる?」
春香「怒ってないよ」
美希「……ごめんね」スタスタ
春香「……ごめん」ボソ
春香(駄目だ、美希に当たっちゃ。前にも千早ちゃんに言われたのに)
律子「さー、台本しっかりねー」
美希「分かってるのー」
律子「悪いんだけど、みんなは残ってて。報告があるから」
68:
春香「打ち切り……?」
律子「ええ」
伊織「はぁ?何でよ。視聴率とか?」
スタッフ「いや、視聴率自体はいいんだけどね」
春香(嘘……)
スタッフ2「いやー他の奴らにさ昼枠独占スンナksって言われちゃってさwwwすまんこwww」
やよい「そんなー!」
貴音「そうですか……」
真美「えーマジでー!」
あずさ「そういう理由じゃ仕方ないわねぇ」
響「楽しい番組だったのになー」
69:
亜美「ホントだよー!」
貴音「これでまた皆と一緒になれる機会も減ってしまいますね」
あずさ「そうねぇ」
雪歩「うう、最近皆と会ったのはクリスマスくらいですぅ」
真「そうだね、皆でクリスマスパーティした以来だ」
響「……え?」
伊織「まぁ今日は千早が居ないけど」
春香「そうだね」
73:
響「ちょ、クリスマスパーティって何だ?」
亜美「はー?何言ってんのひびきん」
やよい「クリスマスに皆でパーティしたじゃないですかー!」
伊織「もう忘れたわけ?」
響「あ、いや……そう言えばそうだったな!!楽しかったなぁ!!あはは!!あはは……」
真美「変なひびきーん」
貴音「終わりがあれば始まりもあり、始まりもあれば終わりもある。あの魔法カード」
伊織「ま、ともかく最後までがんばりましょ!」
やよい「うっうー!がんばりましょー!」
春香「…………」
76:
?楽屋?
春香(生っすかも終わりかぁ。みんなとまた会えなくなるんだなぁ)
春香(って同じ事務所だしずっとって事はないけど、何だろう……)
律子「春香」
春香「あ、何ですか」
律子「大丈夫?」
春香「大丈夫です」
律子「そう。……はい」
春香「これは」
律子「ミュージカルのスケジュールよ。明日の稽古は20時からだからね?」
77:
春香「その時間……」
律子「分かってるわ。貴女の言いたい事も分かる。でも、これは貴女と美希にとってとても大切なものになる」
春香「分かりました」
律子「……頑張ってね」
春香「はい」
春香(稽古、私か美希かどちらかが主役になる……。頑張らなくちゃ……)
80:
春香(あ、早くやれば練習間に合うかな……)
春香(でもあの美希でもあんなにテイク重ねてたし無理かな)
監督「じゃあ天海、準備しろ!!」
春香「は、はい!!」
82:
?1時間後?
スタッフ「じゃあ休憩してくれー!10分だけだかんな!!」
春香「……」ゴクゴク
春香(あー、眠い。この時間じゃ練習も間に合わない……)
美希「はぁー……」ゴク
春香「みーき」
美希「んー」
春香「すっごく厳しい人だね」
美希「確かに。でもこれくらいへっちゃらなの」
春香「へぇ」
春香(マジで……?流石だなぁ美希は)
83:
美希「……ねぇ春香」
春香「何?美希」
美希「あのアフロウザくない?」
春香「……うん、めっちゃウザい」
美希「馴れ馴れしいの」
春香「ねー」
美希「ていうかあの髪形はないの。キモイ!」
春香「ねー!」
美希「はぁ、でも実力ある人らしいし。ハニーの持ってきてくれたチャンスだから」
春香「美希はすごいねぇ」
春香「私一人だったらもう挫けちゃってたよ。美希と一緒でよかった」
春香「どっちが主役になるかは分かんないけど、一緒に頑張ろうね」
85:
美希「……」
春香「美希?」
美希「それはヤッなの」
春香「どうして?」
美希「ねぇ、ミキね?このミュージカルの主役どうしてもやりたいの」
美希「ハニーにミキの主役でやってる姿を見て欲しい。だから、絶対に」
美希「だから、仲良くはやらないよ」
美希「ミキ的にはそれはちょっと違うって思うから」
春香「……でも仲間だよ、私たち」
美希「うん、そうだよ。でも同時にライバルでもある。ミキ達は今はライバルなの」
春香「……」
美希「じゃ、またね」トタトタ
春香「はぁ」
春香(……美希のくせに)
87:
?帰り道?
春香(……このままじゃ駄目、なはずなのに)
春香(私が間違ってるのかなぁ……)
春香(千早ちゃんも、美希も、他のみんなも仕事を最優先にしてる)
春香(プロデューサーさんも最近は忙しいって聞いたし、練習なんかしてる暇ないのかな)
春香(私、おかしいのかな……何だか私、分からなくなってきちゃったよ……)
春香(……プロデューサーさんに会いたい)
89:
?事務所?
社長「彼は今は居ないよ」
春香「そうです、よね」
社長「緊急の用事ならすぐにでも連絡するが」
春香「いえいえ!大した用じゃないので!それじゃ」
春香(……はぁ)
春香「何やってんだろ、私」
91:
?次の日現場?
春香「ワタシハウタウ、ホコリタカキユメノタメ」
監督「はーカットビング!!ロボットかよ!!棒読み死ね!!交代しろ!!」
春香「……すみません」
春香(駄目だ。集中できない……眠い。でもこの後練習が……)
94:
?1時間後?
春香(これは美希の決定かな。もう駄目だ……私)
春香(だって美希の方が似合ってるよ……)
P「お、どうした?死んだ千早みたいな顔してるぞー?」
春香「!!」
P「ほーら、どら焼き食って元気出せ。春香えもん」
春香「勝手にロボットにしないでくださいよ。ロボット……」
P「?」
P「まぁ、どうだ。楽しいか?」
春香「……楽しいですよ。勉強にもなりますしね」
春香(楽しい、か。楽しい……のかな)
95:
P「ふーん、まぁそれならいいけどな」
P「……で、何か話があるんだろ。言ってみろよ」
春香「どうして今日来たんですか?」
P「ん、まぁ。心配だったからだよ」
春香「美希が、ですか」
P「お前もだよ、春香」
春香「そうですか……」
春香(多分、千早ちゃんかな。プロデューサーさんがこんな気の利いた事を自分ですると思えないし)
96:
P「なぁ、他にあるんだろ?言ってみろよ」
春香「……」
春香(そうだ、もう言っちゃおうかな。もう限界だよ……ライブもこのままじゃ駄目になっちゃう)
春香「……あの」
美希「あー!ハニー!!」
P「おー、美希」
美希「ねぇねぇ美希の事見てた?」
P「見てた見てた」
美希「どお?ミキ、ちょー頑張ってたの」
P「ああ、頑張ってたなぁ」
美希「えへへ」
99:
P「で、何だ。何怒られたんだ?」
美希「!」
美希「怒られてないの!演技指導なの!」
春香(……美希ウザいなぁ)
春香(……もう、いいや。どうでも……)
春香(そもそもプロデューサーさんに話てどうにかなるわけでもないし。もういいや)
P「美希、どら焼き貰った?そういえば」
美希「え?ハニーのどら焼き?」
P「え、何それマズそう」
美希「そんなことないのー!」
100:
P「蜂蜜味……いや、ねーよ」
春香「……」
P「あ、すまん。続きどうぞ」
春香「……もういいです」
P「あー……」
春香「もう、いいですから」
P「春香?何処行くんだ?」
春香「いえ……」
101:
春香(そうだ。私はもう辞退しよう……。この役は美希の方がいいよ)
春香(だってそうだよ。プロデューサーさんもホントは分かってるんだ。私は美希と違うって)
春香(私は平凡で普通。美希みたいにカリスマ性もない。それをプロデューサーさんは知ってる)
春香(だから美希にばっかり、私はどうせ……)
春香(私はライブに専念しよう。ライブで失敗は出来ないから)
春香(だか……ら)フラッ
103:
P「春香!!」
春香「!?」グラリ
春香(うわ……落ちる!!)
春香(……いや、もういいかな。このまま落ちて何もかも……)
P「春香!!」
春香「プロデューサ……きゃ!!」ドテ
バタン!ポキュ
104:
スタッフ「おい!いま何の音だ!!」
スタッフ2「誰か落ちたみたいだ!!」
スタッフ3「うはwww祭りの予感www」
美希「な、何?何があったの!?」
春香「あ……」
スタッフ「救急車早く!!119!!」
美希「ハニー……?ハニー!!!」
美希「ハニー!!しっかりして!!ハニー!!」
スタッフ「ちょ、無暗に動かさないで!!」
105:
春香(え……これ、私の所為?プロデューサーさんが、私の所為で……)
春香(何で……。私なんか放っておけばいいのに……)
春香(いや、違う。望んでたんだ。プロデューサーさんはきっと助けてくれるって、だから私は……)
春香(私、私どうすれば……)
107:
?病院?
美希「…………」
律子「美希、こっち側に座ったら」
美希「いい」
律子「でも」
小鳥「……」フルフル
律子「……」
美希「……」
108:
春香(……涙が止まらないや)
春香(この涙は、何のため……?私の?それともプロデューサーさん?)
春香(……違う。何も分からないから。ただ泣く事しか出来ないんだ)
春香(私って一体なんだろう。何がしたいんだろ……分からない……)
春香(プロデューサーさん、私……)
春香(私は……)
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