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P「貴音の正体に迫る?」真美「うん!」


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1:
真美「ねぇ兄ちゃーん。ヒマだよー」
P「俺は今仕事中だっての……」カタカタ
真美「遊んで遊んでー!」
P「もうちょい待てって……」
貴音「あの、あなた様」
P「ん? あぁ、貴音。そろそろ仕事か」
貴音「えぇ。では行って参ります」
P「おう、行ってこいー」
ガチャ、バタン
P「ふぅ、一段落着いたなー」
真美「……」
P「どうしたんだ真美。珍しく難しい顔して」
真美「珍しいは余計だよ兄ちゃん! あのさー、前から思ってたんだけど……」
P「ん?」
真美「お姫ちんって結局のとこ、ナニモンなのー?」
4:
P「さぁ? 俺も実際よく知らないんだよなぁ……」
真美「んっふっふ?、そんなことだろうと思ったよ!!」
P「何で自信満々なんだ」
真美「じゃーん!これを見るのだ!!」
P「お姫ちんの正体に迫る? ……なんだこのファイル」
真美「真美ね、お姫ちんの正体について色々レポしてきたの!!」
P「……聞こうじゃないか」
真美「じゃあまずはね……」
『もしもお姫ちんの正体が吸血鬼だったら→』 提案:M.F
『兄ちゃんの血を吸いたくてたまらなかったら→』提案:A.F
真美「これにしようか?」
P「確かに貴音はどことなくそんな雰囲気があるな……」
真美「でしょでしょー!」
P「ていうか、この提案って双海しま 真美「セイ! そこは気にしちゃダメだぜ?」
P「……あいあいさー」
真美「グッド! んじゃさっそく行ってみよ→!」
6:
--------------------------------------------------
貴音「ただいま戻りました」
P「おーお疲れ貴音」
貴音「はい。 はぁ……」
貴音(最近、血を補充出来ていませんね……体が重いです……)
貴音(人間に紛れるとはなんと苦しいことでしょうか……)
P、「……」カタカタ
貴音(プロデューサーの血液。それはとても甘美な響き)
貴音(しかし、プロデューサーの血を吸う、などと……そんなことをすれば)
貴音(……わたくしの正体が露見してしまいます)
P「どうしたんだ貴音。なんか顔色悪いぞ?」
貴音「そうでしょうか?」
8:
P「んー……仕事疲れかねぇ。まぁゆっくり休めよ」ポン
貴音「! あんっ……」
P「えっ?」
貴音「い、いえ。何でもございません。はぁ……ふぅっ……」
貴音(なんと……プロデューサーに触れられるだけで……我慢ができなく……)
P「あ、あぁ」
貴音「はぁっ……はぁっ……」
P「しっかりしろって……」
貴音「あの、あなた様……」
P「ほんと大丈夫か? 貴音?」
貴音(あぁ、プロデューサーの匂い……こんなにもお側に……)
貴音(……欲しい)ギラッ
9:
P「おい、何で……目が真っ赤に……? ていうか、牙……!?」
貴音「わたくし、もう限界なのです……お願いですから……」ガシッ
P「た、貴音?!」
貴音「あなた様を、下さい……」
かぷっ
P「なっ!」
貴音「ちゅっ……ん、ごくっ……」
P「あ……うぁ……」
貴音「ぷはっ、ふぅ……あ……」
P「いたたた」
貴音「! も、申し訳ありません……あなた様にこのような無礼を!!
P「き、気にすんな」
貴音「……今、舐めて差し上げますね……ぺろ……れろっ……ちゅぱ……」
P「大丈夫だって。くすぐったいからやめろってば」
13:
貴音「あの、あなた様」
貴音「ご覧のとおり、わたくし吸血鬼なのです」
貴音「怖い、でしょうか……?」
P「……」
P「確かに驚いたが…… 貴音は貴音だ。別に怖いとか思ってないよ」
貴音「! ありがとうございます……」
P「ただいきなり吸うのは心臓に悪いぞ……」
貴音「ふふっ、あなた様の味……」
貴音「とても、美味しゅうございました」
貴音「また頂いてもよろしいでしょうか……?」
--------------------------------------------------
真美「いいですともー!」
P「なかなか淫靡だ」
14:
真美「チュッと吸ってはーんだね」
真美「分かんない人は『きゅんっ!ヴァンパイアガール』で検索だよ!」
P「真美はいい子だなぁ」
真美「……えへへ」
真美「んじゃ次ねー!」
『な、なーんと!貴音さんは実はびんぼーな人だったんです!!』 ていあん:Y.T
P「なんで ひらがな なの」
真美「そのほうが分かりやすいかなーって」
P「口癖をパクっちゃ駄目。というかやy……にキーボード打たせたのか?」
真美「一文字一文字頑張って打ってたよ?」
P「……提案者は今度美味しいもん食べさせてやろう」
真美「喜ぶよ?、やy……じゃなくて提案者の人!」
真美「んじゃ行ってみよ→!」
15:
--------------------------------------------------
貴音「はぁ……」
貴音「財布の中には1000円。給料日はあと半月……」
貴音「いかがいたしましょうか……」
貴音「決心いたしました。今月は無駄な出費を控えましょう」
---翌日---
貴音「らぁめん、大変美味でした」
テクテク
貴音「……なんと」
貴音「野口殿が消えてしまわれました……」
貴音「面妖な……」
---翌日---
貴音「」グゥー
貴音「うぅ、お腹が空きましたね……」
16:
---翌日---
P「……」
貴音「」
P「なんで貴音がこんなとこで行き倒れてるんだ」
貴音「あ、あなた様……」
P「どうしたんだ、貴音!」
貴音「最後に、伝えなければ……」
P「おい、しっかりしろ!最後なんて言うなよ!!」
貴音「せめて、もう一杯……」
貴音「らぁめんを……」
P「……」
P「食い過ぎだ」
貴音「いけずです……」
17:
貴音「ごちそうさまでした。真、感謝の言葉もありません……」
P「お金は計画的に使えよ」
P「ほら、取っておけ」スッ
貴音「こ、これは!諭吉殿!!」
P「」グッ
貴音「……この借りはいずれお返しします」
----一週間後----
貴音「あの、あなた様……」
P「マジか」
貴音「らぁめんが! らぁめんがわたくしを呼ぶのです……!」
P「反省しろ」スッ
貴音「500円玉……面妖なっ!」
--------------------------------------------------
真美「腹ぺこお姫ちんだね」
P「食費どんだけかかってるんだろうな……」
19:
P「ていうか偏食家なはずなのにスタイルいいよなぁ貴音……」
真美「……むぅ」
P「どうしたんだ真美」
真美「べっつに?」
P「?」
真美「んじゃ、次行こう次!」
『やっぱ月のプリンセスだよね!地球には恋を学ぶために来てそこから生まれる……』 提案:M.K
P「このメルヘン具合……」
真美「ノリノリだったよー」
P「まっこまこやで」
真美「ちなみに話が長かったから途中で寝ちゃったんだ☆てへっ」
P「さっき奴が落ち込んでたのはそれが理由か……」
真美「んじゃ行ってみよ→」
20:
--------------------------------------------------
四条貴音。
俺が担当するアイドルの少女。そして、俺が恋をした少女。
そんな彼女からの誘いは、期待していたものとは全く違ったものであり。
「わたくし、月に帰ることになりました」
――もしも貴音が月の姫だったら。
屋上のドアを開けても彼女は振り返らず月を見たままだった。
月を見る姿は何度も見た。なのに今日はいつもと違って見えて。
P「着物なんて珍しい格好してるじゃないか」
P「こんなところに呼び出してどうしたんだ」
貴音「あなた様、お待ちしておりました」
P「貴音……?」
振り返った彼女は儚く笑う。
どうして――
P「どうしてそんなに悲しそうな顔を……?」
21:
貴音「わたくし、言わなければならないことがあります」
P「……なんだ?」
貴音「実はわたくし……月の姫、なのです」
P「……そう、だったのか」
貴音「あまり驚かれないのですね」
P「何かしら人に言えない秘密はあると思ってたさ」
貴音「……」
P「なんでアイドルになろうと?」
貴音「地球の暮らしを知るように、と。ですが……」
P「ん?」
貴音「この度、月へと帰るよう伝令を授かりました」
P「……は?! いつだ?!」
貴音「……本日、日付が変わる前に」
P「そんな……」
P「急、すぎるだろ……」
24:
貴音「……申し訳ございません」
P「……また帰ってくるんだよな?」
貴音「一度戻ればもう二度と帰らないでしょう」
P「おい、嘘だろ……!!」
貴音「……全て事実です」
P「トップアイドルになるんじゃなかったのか?!」
貴音「わたくしは……我侭を言える立場ではございません」
貴音「従え、と言われれば従うのみ、です……」
P「……でも!」
貴音「あなた様」
貴音の人差し指が俺の口をふさぐ。続けようとした言葉は出ない。
貴音「……あなた様との日々は、かけがえのない宝物です」
P「あ……」
26:
彼女の頬をつぅ、と一筋の涙が伝う。
憂いを帯びた微笑はどこか幻想的だった。
きっと俺が触れていいものではなく、
貴音「……」
別れは必然なのだろう。
P「貴音」
――それでも。
P「これをお前に……」
貴音「……この箱は、一体?」
P「ずっと渡そうと思っていたものだ。……開けてみろ」
貴音「指輪、ですか……」
P「……左薬指にとても似合うと思う」
貴音「!!」
P「好きだ」
30:
貴音「あなた様……! ぐすっ……うぅ……」
P「……何で泣くんだよ」
貴音「わたくしも……ずっとお慕いしておりました」
貴音「ですが……」
P「んっ?!」
気付いたら、彼女に口づけをされていた。
貴音「……申し訳ありません」
貴音「記憶を奪わせていただきます」
P「記憶?……あれ……」
どんな魔法か。貴音との記憶が俺の中からこぼれ落ちる。
忘れたくないことを忘れていく。膝に力が入らず崩れ落ちる。
P「おい、どうして……?」
貴音「思い出をありがとうございました」
P「貴音……!」
貴音「わたくしのことなどお忘れに。どうか……幸せになってください」
31:
そう言って背を向けた彼女を追いかけられない。
P「貴音!」
P「……たか、ね」
P「……」
P「……あ……れ?」
P「何で俺は泣いてるんだろうか……?」
P「とても悲しいことがあったはずなのに……なんで思い出せないんだ」
P「……帰ろう」
……
貴音「さようなら……わたくしの愛したお方……」
きら、と夜空に光るのは、指輪か星か涙か。
明日からはまた、いつもの日々が始まるのだろう。
空を見上げても、今宵の月は隠れてしまい、姿を見せない。
もう名も呼べぬ誰かとの、永遠の決別を告げるが如く。
--------------------------------------------------
33:
真美「……ぐすん」
P「月の姫と人間の叶わぬ恋、か」
P「悲恋だねぇ」
真美「うわーん! お姫ちん、行っちゃやだよー!!」
P「ま、真美?! これは妄想だってば!!」

P「落ち着いたか?」
真美「うん……」
P「んじゃ、気を取り直して次行ってみよう」
真美「うん! 次は似たようなのをまとめたよー!」
『プロデューサーさん!貴音さんはDQNですよ!DQN!』    提案:H.A
『私みたいに弱気な四条さんっていうのは……いえ、何でもないですぅ……』 提案:Y.H
『実は女王様とか面白いんじゃないかしら?にひひ!』    提案:I.M
37:
P「……イニシャルにしてる意味あるのか?大体特定できるんだが」
真美「個人のぷらいばし?をソンチョーしてるのだ!」
P「まあ、なんでも、いいですけれど」
真美「んで、これはお姫ちんの面妖喋りが全部作り物だって設定だね」
P「隠された本性か」
真美「ざっつらいと!」
真美「1.やんきーお姫ちん」
真美「2.弱気なお姫ちん」
真美「3.女王様お姫ちんの3本でお送りするよ→!」
--------------------------------------------------
チュンチュン
P「ん、朝か……」
P(まさか残業で事務所で一晩過ごすとは思わなかった……)
貴音「おはようございます。はて、まだ誰も来ておりませんね……」
P(貴音か……? 俺に気付いてないっぽいな……)
38:
貴音「……」
貴音「あぁマジ仕事だっりぃ?」ダラーン
P(?!)
貴音「つぅか?? こんなキャラ付けしなきゃよかった感じ?」ダラダラーン
P「た、貴音……さん?」
貴音「あ。」
貴音「こほん。あなた様、おはようございます」
P「いや、あのな」
貴音「見られましたか?」
P「うん……見たくなかったけど」
貴音「あ?やっぱ驚きましたァ??」
P「」
貴音「すっげー面妖な顔してるんですけどぉ! うけるー!!」
P「貴音ェ……」
貴音「きゃはは! ほら、飯食い行きましょ!」
41:
--------------------------------------------------
P「貴音はそんな事言わない」
真美「うん」
P「……次に行こう」
真美「うん」
--------------------------------------------------
P「おはよう、貴音ー」
貴音「あなた様、おはようございます」
貴音(今日も一番にプロデューサーに挨拶できちゃった……)
貴音(う、嬉しいなぁ……)
P「貴音、今日の仕事なんだが……」
貴音「はい」
P「グラビア撮影をやってもらうから」
貴音「ぐらびあ、ですか」
貴音(え? そ、それって水着姿をカメラに撮られるの……?)
42:
P「そうだ」
貴音(は、は、はずかしいよぉ……)
P「……? 貴音、もしかして体調悪い?」
貴音「いえ、そのようなことはありませんが」
P「ふむ……」ピト
貴音「わわ!」
P「わわ?」
貴音「……何でもございません」
貴音(はわわ、プロデューサーのおでこと私のおでこがごっつんこ……)
P「んー、熱は無さそうだな……」
貴音「ふふ、女性の顔にみだりに触れるのは感心しませんよ?」
貴音(ていうか顔赤くなってないよね?大丈夫だよね?)
P「おっと、すまんな」
貴音「お気になさらず。では、行って参ります」
43:
P「頑張ってこいよー」
貴音「ありがとうございます、あなた様」
貴音(よーし、頑張ろう! しじょうたかね、ふぁいとー!おー!!)グッ
ガチャ、バタン
P「……」
P(心の声が全部漏れてる、なんて今更言えんよなぁ……)
--------------------------------------------------
P「……あのさ」
真美「うん」
P「ちょっと、イタい
真美「それ以上はやめようよ兄ちゃん」
P「……次だ」
真美「そだね」
--------------------------------------------------
46:
貴音「ふふふ……」
P「貴音」
P「俺を縛り付けて、どういうつもりだ」
貴音「あなた様を……」
貴音「少々、苛めたくなったのです」
P「……?」
貴音「」シュルッ
P「な、なんで靴下を脱いでいるんだ……」
貴音「ほら、舐めて下さい」
P「……は? 何を言って」
貴音「私の足を舐めて下さい、と申し上げたのです。綺麗にしてくださいね」
P「で、できるかそんなこと!」
貴音「上手に舐めることが出来たら離してあげてもいいのですよ?」グリグリ
P「……くそっ」
48:
ペロ……ペロ……
貴音「いい子ですね」
P「……」
貴音「では、次は」
P「離してくれるんじゃないのか?」
貴音「お黙りなさい」ピシッ
P「……痛いな、おい」
貴音「はて、あなた様はとても反抗的な目をしておりますね」
貴音「どうやら、立場というものを分からせる必要があるようです……」
P「……」
貴音「ふふっ……安心してください……」
貴音「わたくし無しでは生きられないようにして差しあげます……」
--------------------------------------------------
49:
P「これ以上はいけない」
真美「ちょっとドキドキしちゃったよ……」
P「真美も将来こんなふうになっちゃうのかねぇ」
真美「んなっ!真美はこんなことしないもん! もちっと、こう……兄ちゃんと……愛を……」
P「そっか」
真美「ちょ……何言わせるんだよぉ……」
P「よし、次に行こう」ナデナデ
真美「撫ーでーるーなー!」
『え?、ミキ今からお昼寝するの。面倒だし猫が変身してるとかでいいの。あふぅ』 提案:M.H
P「……プライバシーの尊重は?」
真美「うわー!名前出ちゃってるYO!」
P「まぁ大体分かってるし、いいんじゃねーの」
真美「そだね!」
P「動物が人間に変身っていうのは物語にはよくある設定だな」
真美「リチョーさんだね」
53:
P「山月記は人間→動物だっけ。というか真美はまだ習ってないんじゃ」
真美「細かいことは全部気にしない!んじゃ行ってみよ→」
--------------------------------------------------
貴音「あにゃた様」
P「あぁ、貴音」
貴音「おはようございますにゃ」
P「うん、おはよう……」
貴音「どうかにゃさいましたか?」
P「あのさ……貴音って、実は猫だよな?」
貴音「……にゃ?」
P「なんかたまに猫耳とか出てるし」
貴音「」ピコピコ
P「嬉しい時とか尻尾見えてるし」
貴音「」ブンブン
P「猫、だよな?」
54:
貴音「……」
貴音「そのようなことはございません。にゃ」
P「そっか……」
P「話変わるけど今日の朝ごはんは?」
貴音「鰹節ご飯ですにゃ」
P「魚介系スープとか好きだよな?」
貴音「好物です。にゃ」
P「ていうか猫舌じゃないの?」
貴音「熱さには慣れましたにゃ」
P「……やっぱり、猫だよな?」
貴音「断じて、そのようにゃことは無いです。にゃ」
P「……そうか」
貴音「そうでございますにゃ」
P「ならば」
貴音「?」
56:
P「――ここに取り出したるは猫じゃらし」スッ
貴音「!!」
P「」フリフリ
貴音「あ……あ……」
P「」フリフリ
貴音「ふしゃー!!」
P「ほーれほーれ」ブンブン
貴音「ふかーっ!!」
P「あっはっは!やべー楽しいー!」フリフリ
貴音「みゃーお、ごろごろ……」
P「よーし営業行くかー」
貴音「にゃー……はっ!」
P「んじゃな、貴音」スタスタ
ガチャバタン
貴音「あにゃた様!わたくしは猫ではございませんにゃ!あにゃた様ー!!」
58:
--------------------------------------------------
真美「あからさますぎてビビるね」
P「なるほど」
真美「兄ちゃん?」
P「……犬耳もありだな。あえてエルフ耳…?いや、狐耳あたりも……」
真美「帰ってきてよー、兄ちゃん」

真美「……結論は?」
P「牛耳までなら許す」
真美「……そっかー」
P「? まぁ、次にいこうか」
真美「おっけー!」
『貴音は怖がりなところがあるぞ! ユーレイとかダメだって聞いた!』 提案:H.G
真美「ん?、意外ですな?」
59:
P「というかこれ、単なる暴露じゃないか……?」
真美「んじゃ、一緒にホラー映画見るシチューでいい?」
P「シチュ、な」
真美「んじゃ行ってみよ→」
--------------------------------------------------
P「?♪」
貴音「あなた様、ご機嫌ですね」
P「あぁ、見たかった映画が手に入ったんだ。貴音も見るか?」
貴音「是非、見たいです」
P「んじゃ準備しよう」パチン
貴音「……どうして電気を消すのでしょう?」
P「いや、ゾンビ映画だし暗いほうが雰囲気が出る」
貴音「ゾンビ、ですか」
60:
キャアアアアア!!!
貴音「ひっ!」
P「あの、貴音さん」
貴音「あなた様、何でしょう?」
P「どうして私の腕を掴んでいるのでしょう?」
貴音「いけませんか?」ウルウル
P「……いや、いいけどさ」
ウワアアアアア!!!!
貴音「きゃっ!」ガシッ
むにょん
P(あ、特盛)
貴音「」ガタガタ
むにょんむにょん
P(ここが……ここがユートピアか……)
61:
P「貴音。あの、貴音? 終わったから離してくれないか」
貴音「嫌でございます」ギュッ
P「あの」
貴音「申し訳ありません……もう少々このままで居て下さい……」ブルブル
P「はぁ、分かったよ……」
--------------------------------------------------
P「イイネ!」
真美「お姫ちんは普段とのギャップに萌えるね?」
P「弱点とか無さそうだからなー貴音」
真美「真美、怖いの見ても一人でおトイレ行けるよ!」
P「偉い偉い」ナデナデ
真美「えへへ、んじゃつぎつぎー!」
『四条さんの正体? 難しいわね。でも心読む能力とかありそうよね』 提案:C.K
62:
P「これは超能力を使えるという設定か」
真美「まいんどりーでぃんぐ!」
P「というか正体から離れてる気がするんだが……」
真美「細けぇことはいいんだよー!」
P「……うん」
真美「真美のやってたゲームにも超能力で人の心を読める主人公が居てね」
P「ほう、そうなのか」
真美「ラ○ブ・ア・ライブっていうんだけど」
P「なあ……そうだろ、松ッ!! 」
真美「通りすがりのたいやき屋さんだねっ!」
P「なんで知ってんだよ」
真美「ピヨちゃんに借りたのだ! んじゃそろそろ行ってみよ→」
63:
--------------------------------------------------
P「はぁ」
貴音「あなた様、何かお困りですか?」
P「あぁ、貴音。いや、別に何でもないよ」
貴音「……ふむ」
貴音(使いたくありませんでしたが……仕方ありませんね)
ビビビ
P(あぁ、貴音の後ろ髪に頭そ突っ込んでスンスンしたいなぁ)
貴音「な、なんと破廉恥な……」
P「? どうした?」(今日も可愛いなぁ貴音)
貴音「いえ、あの……」
貴音「何でもありません」カァァ
64:
P「そっか」(あー貴音と結婚したい)
貴音「こ、婚約ですか? まだ早いのでは無いのでしょうか?」
P「どうしたんだ? いきなり」(ちゅっちゅしたい)
貴音「ちゅっ?!……あの、わたくし、仕事に行ってまいります!!」ダッ
P「あ、行っちゃった……」
貴音「はぁっ……はぁっ……」
貴音「プロデューサーはいつもあのようなことを……」ドキドキ
--------------------------------------------------
真美「中々のヘンタイっぷりだね。兄ちゃん」
P「妄想だし。あとさ……」
P「なんか、やよいを見る千早って感じがする」
真美「……あ?」
P「……次行こっか」
真美「うん」
65:
『貴音ちゃんの正体ですか?? 実はお嫁さんとかどうでしょうか?』 提案:A.M
P「!」
真美「!」
P「つまりそれは……!」
真美「……人妻という名の禁忌(タブー)!!」
P「思わぬ伏兵がここに……!」
真美「んじゃ行ってみよ→」
--------------------------------------------------
P「ただいまー」
貴音「あなた様、お帰りなさいませ。スーツお預かりしますね」
P「おう、ありがとな。貴音」
貴音「いえ、あなた様の為ですから。すぐ夕食にいたしますか?」
P「うん、頼むよ」
67:
P「いただきます」
貴音「どうぞ召し上がってくださいませ」
モグモグ
P「うん、美味い。貴音、料理上手になったよなー」
貴音「事務所の皆より教わっていますので」
P「ホント助かってるよ」
貴音「……それは、とても良き事」

P「んじゃ風呂入るわー」
貴音「はい」
貴音「では、お背中を流させていただきます」

ジャー
P「あぁ、気持ちいい」
貴音「あなた様は近頃お疲れのご様子」
69:
P「色々任されることも増えたしなー」
P「というか外であなた様とか呼ぶなよ」
貴音「では……そうですね、『ご主人様』とお呼びしても?」
P「わざとやってんだろ……」
貴音「ふふっ。さて、どうでしょうか」

貴音「明日は何時に起床でしょうか?」
P「いつもと同じ時間で大丈夫だ」
貴音「それでしたらお弁当を用意しておきますね」
P「マジか、ありがとなー」
貴音「ふふっ」

P「んじゃお休み貴音」
貴音「えぇ。お休みなさいませ。あなた様……」
ちゅっ
71:
--------------------------------------------------
P「良妻!」
真美「りょ→さい!」
P・真美「お早うからお休みまでお姫ちん!!」
P「いや、いいお嫁さんになりそうだなぁ貴音」
真美「座って礼するのが似合うよねー!」
P「でもだな」
真美「うん」
P「俺より稼ぎそう」
真美「あ?……兄ちゃんリーマンだもんね」
P「……自分で言って落ち込んだ」
真美「うわわ! ヘコまないでよ兄ちゃん! 真美がジュース買ってあげるから、ね!」
P「あぁ、ありがとな。真美もいいお嫁さんになれるよ」
真美「それなら……兄ちゃんがお嫁さんにもらってくれる……?」
P「んじゃ最後行ってみようか」
72:
真美「スルー?! 良くないよそういうの!!」
『え、私もなの? そうね、貴音には先生とか似合いそうよね……あとは、えっと……』 提案:R.A
P「先生かー。Rっちゃんらしい、のか?」
真美「ネタ切れともいうね」
P「というか最後まで話聞いてやれよ……」
真美「ごめんねっ☆」
P「かわいいから許す」
P「貴音はメガネとか装備させると似合いそうだな」
真美「うんうん! わかるわかるー!」
P「……メガネか」
真美「兄ちゃん?」
P「雪歩にメガネもありか? あれ、美希も意外と……? なるほど、めがちはというのも……」
真美「また行っちゃったよ……」
P「うん、メガネ装備させたい子ばっかだな、うちの事務所は」
73:
真美「その発言した翌日にゃー、765プロがメガネっ娘だらけになるね!」
P「おっと、話がずれたな。今回は先生がメインだっけ?」
真美「うん!」
真美「んじゃ行ってみよ→」
--------------------------------------------------
貴音「君がため 春の野にいでて 若菜摘む わが衣手に 雪は降りつつ」
P「……」
貴音「この歌は、恋する者の為に雪に降られながらも野草を摘む、という歌であり……」
キーンコーンカーンコーン
貴音「ふむ、時間が来ましたね。では終業と致しましょう」

P「……はぁ、難しいな。四条先生の授業は」
貴音「もし」
P「あれ、どうしたんですか?四条先生」
75:
貴音「先日の試験の結果ですが、赤点を取った者は貴方だけです」
P「マジっすか」
貴音「まじ、です。放課後に居残り授業ですよ、P」
P「分かりました……」

P「あの、四条先生」
貴音「どうしましたか?」
P「この問題が分からないんですが」
貴音「ふむ。その問はですね」スッ
P(ちょっ、近い近い)
貴音「この文をこう解釈するとこういうことになり……」ギュムッ
P(当たってる!当たってるよ!!)
貴音「と、このような感じで……P、聞いているのですか?」
P「す、すみません。聞いてませんでした」
貴音「全く……いけない子ですね」コツン
77:
P「……」カァァ
貴音「ふふ、焦らずとも大丈夫ですよ」
貴音「一緒に頑張りましょう、ね?」
--------------------------------------------------
P「貴音先生と放課後の個人授業……」
真美「なんでこんなにエロいんだろうね……」
P「分からんがとりあえずメガネ装備だな」
真美「推してくるね、兄ちゃん」

真美「出たのはこれくらいだねー」パタン
P「案外暇つぶしになったなー」
真美「ていうか兄ちゃーん」
P「ん?」
真美「お仕事は?」
P「あ」
80:
バタバタ
P「ちょ、もうこんな時間かよ!」
真美「焦りすぎだよ兄ちゃーん!」
P「いや、アポ取ってるからマズいんだって!!」
P「真美、すまん!そのファイルしまっといてくれ!!」
真美「あ、あいあいさー!」
ガチャバタン
真美「……」
真美「結局、お姫ちんの正体って……?」
貴音「真美。呼びましたか?」
真美「うわ?! お姫ちん!!」
貴音「……? このファイルは一体……」
ペラペラ
真美「あー……あはは……」
貴音「ふむ、なるほど……」
82:
貴音「この予想……案外当たっているかも知れませんね」
真美「え? どういうことー?!」
貴音「いえ、何でもございません」クスッ
真美「ちょっとお姫ちーん! 気になるじゃんかよー!」
貴音「はてさて。では、これにて終劇としましょうか」
  ◆月のワルツ◆
  歌:四条貴音(原由実)
作詞:湯川れい子  作曲:諫山実生
貴音「ところで響。重要なお話があります」
響「ん? どうしたんだ貴音ー?」
貴音「こちらへ……」
響「うん!」タッタッタッ

ウギャアアアアアア!!!
-END-
83:
乙!
じゃあ次は響編で
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おつおつ
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「好きです。どうか俺の彼女になって下さい、絶対に幸せにします!」と猛アプローチを受ける

ぼく「アーイキソ」性的サービス嬢「!」ぼく「ア、アーアーイキソ」性的サービス嬢「あん!私も!イクイク!イッちゃう!」 → その結果wwwwwwww

FC2の実質運営会社である大阪のIT企業を家宅捜索キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

地球で起こった噴火をヤバくない順に発表していく

【エボラ】米国で初の感染者

この画像のために10万円使うのがソシャゲだwwwwwwwwwwwwwwwww

 理 想 論 を 語 っ て い け

P「大丈夫?」響「ん〜……」

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竹下通りで黒人に捕まるヤツwwwwwwww

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