コナン「元太ー!」光彦「ムダです!人間の言葉は通用しません!」back

コナン「元太ー!」光彦「ムダです!人間の言葉は通用しません!」


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1:
光彦「コナン君大変ですー!!」
コナン「どうした光彦!?」
あゆみ「元太くんが…怪物になっちゃったの!!」
コナン「なんだって!!どういうことだ説明しろ!」
光彦「僕にもよく分からないんです。元太くんの下腹部が膨張して…10m以上の怪物になったんです!」
コナン「10m以上だと!?よし、とにかく元太のところに行ってみよう!あゆみちゃんは博士と灰原を呼んできてくれ!」
5:
本格推理SSとして書きました。マジキチには期待しないでください。
皆様も推理頂ければと思います。
書き溜めていますが少し長くなりました。
8:
--元太の家--
元太「ンゴゴゴゴゴゴ」
コナン「元太ーー!!」
光彦「ムダです!人間の言葉は通用しません!」
コナン「なんだって!一体どうすればいいんだ!」
あゆみ「おーーい、博士と灰原さんを呼んできたよー」
博士「元太くんが怪物になったってどういうことじゃ」
灰原「江戸川くん、冗談だったら承知しないわよ」
コナン「黙ってあれを見くれ」
元太「ンゴッ!ゴゴゴゴゴゴンンゴゴゴ」
博士、灰原「!?」
灰原「こ、こんなことって…」
博士「あ、あれは一体…どういうことなんじゃ…」
コナン「俺にもわからねぇ。一回博士ん家で作戦を練ろう」
12:
--博士の家--
灰原「まずは状況の整理ね。円谷くん、吉田さん、あなた達が行った時には既に小嶋くんは怪物になっていたの?」
光彦「ええ。皆様もご存じの通り、元太くんは今週食中毒で学校を休んでいました。」
あゆみ「だから、私と光彦くんで元太くんにお見舞いに行ったの。そしたら元太くんが…怪物になってたの」
光彦「そうなんです。残念ながら元太くんが怪物になる瞬間を見たわけではないので…お役に立てなくて申し訳ありません」
コナン「そうか。そうなると元太が学校を休んでいた一週間の間に何かの事件に巻き込まれたと考えるのが妥当だな」
博士「じ、事件じゃと!?」
コナン「ああ、元太のあそこまでの変化が自然に起こることは考えにくい。おそらく、黒の組織の仕業だ」
灰原「なんですって!?」
コナン「APTX4869、お前が作り上げたあの薬は人間の細胞を退化させるものだ。そして、その基礎研究資料はやつらの手元にある」
灰原「まさか、APTX4869を悪用して人間を怪物にする薬を作り出したってこと?」
コナン「そう考えるのが一番筋が通るだろうな」
光彦「なに二人でこそこそしてるんですか?」
コナン「い、いやぁ、とにかく元太の家にいって両親にここ一週間の状況を聞くんだ」
21:
--元太の家--
コナン「おばさーん、元太くんって一週間ずっと家にいたわけじゃないよね?」
元太ママ「いいえ、元太は一週間ずっと家にいたはずよ。食中毒でずっと寝込んでいたから」
コナン(何!?どういうことだ。元太は一週間誰とも接触していないということか。いや、まてよ)
コナン「おばさん、好きな色なに?」
元太ママ「好きな色ねー、黒かしら」
コテリン♪
コナン「そうか、分かったぞ!おばさん、あんた黒の組織の一員だね。そう、犯人はあんただ!!」
28:
元太ママ「え?黒の組織??」
コナン「とぼけても無駄だぜ。好きな色に黒と答えた。だが、この家の壁の色は…白だ」
元太ママ「それは、さすがに家の壁を黒くするのは縁起が悪そうだし…目立っちゃうしねぇ」
コナン「あんたもバカじゃない。家の壁まで黒くしたらご近所さんに正体がバレてしまう。だから…っておいなんだよ灰原」
コツン☆
コナン「ってーな、何しやがるんだよ!」
灰原「あなた、世の中に黒色が好きな人がどれだけいると思っているの?それにあの人、嘘を付いているようには見えないわ」
あゆみ「そーだよ、元太くんのお母さんは悪い人じゃないよ」
コナン「でもそれじゃあ、辻褄が合わねぇだろ。元太は一週間家から出ていないんだ」
灰原「そうね、そうなると薬以外の線を考えるのが妥当だわ。もう一度博士の家に戻って考えてみましょ」
32:
--博士の家--
コナン「薬じゃないとすると何が考えられるんだ」
灰原「わからないわ。でも、小嶋くんが何かの力で怪物になってしまったのはたしかよ」
コナン「何かって…だいたい元太は一週間家から出ていないというのが本当だとしたら、あいつに何かの力が働いたとは思えねぇ」
灰原「逆に考えるのよ。一週間家から出ないことが小嶋くんに力を与えたとしたら?」
コナン「家からでないこと…?禁断症状か」
灰原「そう、それに彼が学校を休んでいた理由は食中毒」
コナン「そうか!あいつは誰よりも食を愛している!食中毒でお粥しか出されない生活に耐えられるはずがない!」
光彦「それは原因ではないと思いますよ」
コナン「どういうことだ光彦!!」
33:
光彦「だって僕達、最初にお見舞いに行った時、うな重5人前持っていったんですよ」
あゆみ「元太くんはうな重には見向きもしなかったよ」
博士「食欲ではないのか。睡眠時間はあったわけだから睡眠欲でもない。そうなると」
光彦「性欲ですね」
コナン、灰原「!?」
あゆみ「光彦くん、セーヨクって何?」
光彦「人間の三大欲求の一つです。一般的には異性の裸体を見ることで興奮状態になり、それを発散したいという欲求をもつことをいいます」
あゆみ「元太くんエッチー」
光彦「時間もありません!そうと分かれば元太くんの家に向かいましょう!!」
コナン「おう!」
37:
--元太の家--
元太「ンゴゴゴゴゴッッッッッ!!!」
コナン「来たのはいいが、問題は誰が裸体を見せるのかってことだな…」
灰原「私は絶対嫌よ」
コナン「馬鹿野郎!世界が危険に晒されているのにそんなこと言ってられるか!!」
あゆみ「わ、私がやる。世界が終わるなんて絶対に嫌!それに元太くん…すごく苦しそうでかわいそう…」
コナン「あゆみ…」
衣服を脱ぐあゆみ
あゆみ「元太くーーん、私を見て!!」
元太「ンゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!」
コナン「あゆみちゃん!それじゃあダメだ!胸と股から手を離すんだ!」
40:
あゆみ「は、恥ずかしいよぉ…で、でも皆のため」
胸と股から手を離すあゆみ
元太「ンゴ?ンゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!」
コナン「駄目だ!一瞬変化があったように見えたが、また暴れだした!どういうことだ光彦」
光彦「あああーーーーあああああっはっっあゆみたんのパイパンマンマンっっっっは!!!!!」ドピューーー
コナン「光彦ーーーーーー!!!!」
光彦はあゆみの裸体に興奮を抑えられなかった。そして死んでしまった。
博士「や、やはりあゆみちゃんの体はまだ未熟すぎた。ここは胸の発育がよろしい哀くんじゃないとダメなようじゃ」
あゆみ「そんなぁ…恥ずかしい思いをして頑張ったのに…グスン」
灰原「吉田さんは悪く無いわ。よく頑張ったわね、ありがとう。それに博士、いくら胸の発育が良くても私じゃダメよ」
博士「ど、どういうことじゃ」
灰原「私達は小学1年生、そんな幼体を対象に性的興奮を覚えるのはペドフィリアといって特殊な性的嗜好よ」
コナン「蘭だ!蘭ならいいんじゃないか!!らーーーーーん!!!!!!!!」
スケボーブシューーー
灰原「工藤くん、あの子のことが本当に好きね…」
45:
コナン「蘭をつれてきぞー!!!」
蘭「ちょっとコナンくん、一体どうしたのよ」
元太「ンゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!ッッゴ」
蘭「キャーーーーー、あれは一体何なの!」
コナン「元太さ、性欲を抑えられなくなった人間の末路。でもね、蘭ねーちゃん。蘭ねーちゃんの裸さえ見せれば元太は元の姿に戻る!世界は救われるんだ!」
蘭「え?どういうこと、訳がわからないよコナンくん。それに裸なんて…」
コナン「そんなこと躊躇っている時間はないんだ!早く脱ぐんだ蘭ねーちゃん!!!」
蘭「そんなこと言われても…」
コナン「何を言っているんだ!あそこで泣いているあゆみちゃんが見えないのか!あゆみちゃんは世界を救うために恥ずかしい思いをしたんだ!でも、でもあゆみちゃんじゃダメなんだよ!!」
49:
蘭「あゆみちゃん…分かったわ!脱ぐ。そうすれば世界は救われるんでしょ?」
コナン「ああ、すまねーな…蘭ねーちゃん」
蘭「ううん、いいの。でも、お願い、私の裸は見ないで欲しいの」
コナン「バーロー。世界を救うため、羞恥心を押し殺して頑張ろうとしているんだ。そんな思いを踏みにじるはずがないだろ」
蘭「コナンくん…し、しんい…」
元太「ゴゴゴゴゴッゴオゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!」
コナン「やべぇ、元太が暴れだした!早くするんだ蘭ねーちゃん!!!胸と股は隠しちゃダメだからな!」
蘭「う、うん」
服を脱ぐ蘭
蘭「元太くん!!私を見て!!これが大人の裸よ!!!」
51:
元太「ンゴゴゴゴンンンンゴゴゴゴゴゴゴゴん!!!」
博士「ま、全く収まらんぞ!!!どういうことじゃ新一!!」
コナン「あああああーーーー毛ーーーーピーーチクピンクのピーーーチクあああああああお毛毛お毛毛もっと見せてお毛毛ーーー」ドッピューーーー
コナンは蘭の裸体に興奮を抑えられなかった。そして死んでしまった。
博士「新一ーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
あゆみ「コナンくーーーーーーーーん!!!!!」
灰原「・・・」
蘭「どういうこと!私の体じゃだめってこと…」
灰原「そうね、あなたじゃ小嶋くんの性欲を抑えるほどの魅力がないんじゃないかしら」
蘭「そんな…」
灰原「博士、もう一度考えなおす必要がありそうね」
博士「そ、そうじゃな。わしの家に戻って作戦を練り直すとするか」
コナンと光彦は博士が人工呼吸をしたら生き返った。
57:
灰原「そう考えるのは早計よ」
光彦「ええそうですよコナンくん。元太くんが特殊なフェチズムだった可能性も否定出来ません」
コナン「そんなこといってもよー。フェチなんて世界中に無数に存在する。それを一個一個確認していったらいくら時間があっても足りねーよ」
博士「そうじゃのう。せめて何かヒントがあればいいじゃが」
あゆみ「あのー、男の子が興奮すると、そのー、オ、オチンチンがおっきくなるってことだよね…」
光彦「あああああああゆみたんがおおおおおおちんちんっておちんちんってーーーーーーー」ドドド
コナン「落ち着け光彦!!あゆみちゃん!何か心当たりがあるのか!!!」
あゆみ「そのー、何度か元太くんのオ、オチンチンがおっきくなっているのを見たことあるの…」
コナン「でかしたぞあゆみちゃん!!!」
光彦「ああああああああああああああああああああああああああああああああああ」ピューーーー
光彦は死んだ。
灰原「吉田さん、本当なの?どういう時に小嶋くんが勃起状態にあったか説明してもらえない?」
あゆみ「う、うん」
59:
?「風邪をひいたあゆみ」
あゆみ「ヘックシュン」
コナン「おい大丈夫かよあゆみちゃん」
あゆみ「う、うん。ヘックシュッン」
光彦「風邪ひいたんじゃないですか?ティッシュ持ってますから使ってください」
あゆみ「ありがとう光彦くん…ックシュン」
あゆみのオデコに額をあわせる灰原
灰原「あら、熱があるじゃない。早く帰ってゆっくりしないとダメよ」
60:
あゆみ「あ、ありがとう」(灰原さんいつもは冷たい感じだけど、本当はすごくやさしい。あんなふうになりたいなぁ)
元太「ンゴッ」
あゆみ(あれ?元太くんの…)
コナン「どうした元太」
元太「…」ピュル
元太「ん?なんでもないぞ」
コナン「そーか、それにしてもあゆみちゃん、灰原の言うとおり今日は帰ったほうがいいぜ」
あゆみ「そ、そうだね。心配してくれてありがとう」
光彦「だったら僕があゆみちゃんの家まで送りますので。ではみなさん、また明日」
63:
?「写真をみつめる元太」
元太「おーーいみんなーオレ良い物買ったんだぜ」
光彦「すごい!デジタル一眼レフカメラじゃないですかーー!!」
コナン「おいおい、相当高かったんじゃねーか??」
あゆみ「すごい!元太くーん!!!」
元太「なぁなぁお前らも写させてくれよ!!」
あゆみ「えー可愛くとってよね」
--放課後教室にて--
あゆみ「忘れ物しちゃったー」
ゴソゴソ
あゆみ(!?あれは…元太くん?パソコン眺めて何してるんだろう…)
元太「ンゴッ」
あゆみ(あれ?元太くんの…)
元太「…」ピュル トットットー
あゆみ(元太くん何処かに行っちゃった。何見てたんだろう)
66:
あゆみ「!?これは…私と哀ちゃんの写真…それにこっちは…アニメの衣装をきた女の子の写真…」
元太「おい、あゆみーどうしたんだ?」
あゆみ(ビクッ)
あゆみ「ううん、忘れ物しちゃってさぁ」
元太「そうか…パソコンは見てないよな?」
あゆみ「うん、見てないよ!そういえば元太くん、好きなアニメって何??」
元太「アニメ?アニメは見ないなぁ。オレは仮面ヤイバーみたいな本物のヒーローが好きなんだ」
あゆみ「そう…」(なんで嘘つくんだろう。パソコンにはアニメのキャラクターの衣装を来た子の写真がたくさん入っていたのに)
67:
?「灰原を見上げる元太」
灰原「あら、こんな問題も解けないの?」
元太「うるせーな!5?3、5?3は…分かった!3だ!」
コナン「ほんとーにバカなんだな元太のやつ」
あゆみ「バカなんていったら元太くんがかわいそうだよぉ」
光彦「それにしても元太くんと灰原さんの距離近くないですかー」
灰原「5?3=2よ。指を使って考えればすぐ分かるじゃない。こんな問題も解けないようじゃ二年生になれないわよ」
元太「うっせーな」
腰を屈める灰原、それを見上げる元太
68:
光彦「あーーー、ほらコナンくん止めてきて!灰原さんの息がかかる程の距離じゃないですか!ほら!ほら!」
コナン(灰原のやつ昨日ニンニク料理食ってよなー。女としての自覚がたりねーんじゃねーか?)
元太「ンゴッ」
あゆみ(あれ?元太くんの…)
元太「…」ピュリュリュ
灰原「どうしたの小嶋くん?私の顔に何かついてる?」
元太「い、いやなんでもねーよ」
69:
?「トイレを盗撮する元太」
元太「少年探偵団に依頼が来た!1年A組の女子が財布を盗まれたから犯人を捕まえて欲しいらしい」
あゆみ「久々に少年探偵団の出番だね!コナンくん達呼んでくる!」
元太「ちょっとまった、今回はオレ達だけで犯人を捕まえようぜ!」
あゆみ「で、でもー」
元太「コナンと光彦はえらそーだからな。たまにはオレたちの活躍を見せつけてやろう」
あゆみ「そうね!でも一体どうやって犯人を特定するの?」
元太「プールの授業中、着替えをしている最中に財布を盗んだらしい。だとしたら犯人は女子ということになる」
あゆみ「なるほど…」
元太「そこでだ、これをトイレに仕掛けて欲しいんだ」
あゆみ「え…なにこれ?」
元太「超小型カメラだ。犯人は人目の付かないところで、財布からお金を取り出すはずだ!そうなるとトイレが一番あやしい」
あゆみ「で、でもぉ。トイレしてる姿なんか恥ずかしいしかわいそうだよぉ」
70:
元太「大丈夫だ!トイレといっても財布からお金を出すところさえ分かればいい。この学校のトイレは洋式しかないはずだから上半身だけ映るようにセットすればいいんだ」
あゆみ「うーん…上半身だけなら…でも恥ずかしいよ女の子がトイレしてる姿映されるのは…」
元太「これも犯人を特定するためだ!たのむ!」
あゆみ「分かった…」
あゆみ「元太くん、犯人らしい人いたー??」
元太「うーん、そうだなぁまだいないなー」
あゆみ「私にも見せてよー」
元太「ちょっとまっ…」
あゆみ「どうしたの元太くん…」
元太「ンゴッ」
あゆみ(あれ?元太くんの…)
元太「…」ドッピュドピュ
あゆみ「元太…くん?」
元太「だいじょうぶ、この中には犯人はいなかったみたいだぜ!くそー犯人はどいつだ!!」
71:
以上が前編となっております。
長くて申し訳ありません。投稿ペースもよく分からなくて。
あまり見ている人いなさそうですが、書きためているので一応最後まで投稿しようと思います。
一応、ここからは推理編-解決編と続きます。
あゆみの4つの証言に元太の暴走を止めるフェチズムに関する描写あります。
性の知識がなくても4つの関連性を考えれば答えが出てくると思います。
皆様も推理してみてください。
74:
光彦「なるほどー、そんなことがあったんですか」
コナン「にしてもよー、どれも関係がなさそうな話ばっかだし、大体性的興奮を覚えそうなワードはトイレくらいしかねーじゃねーか」
光彦「確かに、この中でもっとも一般的に性的欲求に繋がりそうなのはトイレ。所謂スカトロジーというわけですね」
あゆみ「すかとろじー?」
灰原「排泄物愛好者、女性の排泄物に対して性的興奮を得るファチズムよ」
あゆみ「えーー汚いよー」
博士「確かにスカトロはフェチ界の中でも愛好者が多いと聞く。じゃがのぉ光彦くん。元太くんは上半身しか見ていないはずじゃぞ」
光彦「確かにスカトロジーで連想されるのは排泄物、または羞恥心をもって排泄をしている女性の表情を対象に興奮するというものです。
しかし、フェチの世界は広いことを忘れてはいけません。排泄物を体に塗りたくったり、食便をするという過激なスカトロでないと興奮しない
人もいる一方、例えば排泄をして開放感に浸る表情、または便秘で便を一生懸命だそうと踏ん張っている表情に興奮を覚える人がいるのも事実です」
コナン「ってことは、元太は排泄物そのものを見なくても興奮できたと考えられるのか」
光彦「ええ、そういうことになりますね」
博士「じゃがのう光彦くん、トイレの件は解決したとして他はどうじゃ?どれも性的なフェチズムに繋がるものがあるようには見えないのじゃが」
光彦「わかりました、ではその他のシチュエーションについて説明していきましょう」
75:
?「風邪をひいたあゆみ」に対する光彦の推理
光彦「まず、ここで重要なのは当然あゆみちゃんが風邪をひいているといことです」
コナン「でもよぉ、風邪と性が繋がるとは思えねぇーぞ」
光彦「そんなことはありません。病弱フェチというのはご存じですか?」
コナン「病弱フェチ?」
光彦「そうです。病弱な異性に対し、「守ってあげたい」という本能が働きくフェチズムです。ただし、別の見方も出来るんです。そう、弱っている相手をどうこうしたいというSの本能です」
灰原「なるほど、小嶋くんがドSだったと仮定すると、吉田さんが弱った姿をみて性的興奮を覚えることは考えられるわね」
光彦「その通りです。それともう一点気になるところがあります」
博士「気になる点じゃと?」
光彦「はい。あゆみちゃん、灰原さんが額を合わせたと言いましたが、その時あゆみちゃんは灰原さんに恋愛的感情を抱かなかったですか?」
あゆみ「え…べ、べつに哀ちゃんのことそういうふには見てないよ!ただ、かっこいいなぁって」
光彦「それです!同性に対し、特に女性が女性に対して恋愛感情を持つ場合はカッコイイ、憧れるといった感情が初期段階として芽生えるのです」
あゆみ「え…た、たしかに哀ちゃんみたいになりたいけど…そういうんじゃ…」
光彦「おそらく、その時あゆみちゃんは頬を赤らめたでしょう。そしてそれが元太くんのレズを見ることに興奮するという性的嗜好に一致したのでしょう」
コナン「レズが好きな男なんて…本当にそんなやついるのかよ」
76:
光彦「ええ、特に二次元のレズを好む男性を巷では姫男子と呼ばれています。まぁこれは誤解から広がった言葉ではありますが」
灰原「なるほど、それにしても吉田さんが私に憧れてるなんて初耳だわ」
あゆみ「ご、ごめんなさい。迷惑だよね?」
灰原「うふふ、そんなことないわよ。ありがとね」
あゆみ「こ、こちらこそありがとう!」
光彦「以上が一つ目のシチュエーションに対する僕の見解です」
77:
?「写真をみつめる元太」に対する光彦の推理
光彦「これは簡単です。コスプレイヤーに性的興奮を覚える、所謂アニメヲタクの方によく見受けられるフェチズムです」
あゆみ「でも元太くんはアニメに興味が無いっていってたよ」
光彦「アニメが好きというのは隠したいことなんですよ」
あゆみ「そうかなぁー。アニメ楽しいのに…」
光彦「以上が二つ目のシチュエーションに対する僕の見解です」
80:
?「灰原を見上げる元太」に対する光彦の推理
光彦「この時、灰原さんは元太くんに対して、厳し目言葉、語弊があるかもしれませんが見下したような言葉を言っていましたね?」
灰原「そんなつもりはなかったけど、そういう捉え方もできるかもしれないわね」
あゆみ「灰原さんは元太くんのためにちょっと厳し目なことを言ったんだよぉ」
光彦「ええ、実際はそうでしょうね。しかし、元太くんはそうは思わなかった。いえ、そう思わないほうが幸せと考えたのでしょう」
コナン「まさか…ドMか!!」
光彦「そういうことでしょう。元太くんはドSであると同時にドMでもあったのです。しかも、灰原さんが上から元太くんを見下ろす形になっていた。これは非常に重要なことです」
あゆみ「元太くんは変態さんなんだね」
光彦「はい、そして元太くんが極度の変態だったことを考えると、もうひとつ気になることがあるのです」
博士「ドM以外にも性的興奮を煽ることがあったというのか」
光彦「ええ、そうです。灰原さん、女性にこういう事を聞くのは失礼と承知ながら、あの日の前日、灰原さんはニンニク料理を食べましたよね?」
コナン「そーだ、思い出したぞ!あの日のおめーの口臭はすげー臭かったんだ!」
灰原「そ、そんなことないと思うけど。たしかにニンニク料理を食べたけど…ちゃ、ちゃんと歯磨きしているし…」
光彦「本人は気づかないものなんですよ。そして、その口臭がキーになるんです」
81:
コナン「どーいうことだよ光彦!口臭がくせー女なんて全く興奮しねーよ」
光彦「いいえ違います。世の中には臭いフェチという人種がいることをご存じで無いようですね。例えば、汗の臭い、脂の臭い、放屁の臭い、女性器の臭い…そして口臭」
博士「光彦くん!!哀くんのような完璧な女性がクサイ臭いを発するわけなかろう!桃の匂いじゃ!!!」
光彦「博士!そう思いたい気持ちは分かります。しかし灰原さんといえども同じ人間!臭いものは臭いんです!!そして、完璧な女性にもそういう一面がある。これが重要なんです!!!」
博士「うう…哀くんに限ってそんなことは…そんなことは…」
灰原(恥ずかしい…)
博士(恥ずかしがってる哀くんもいいのぉ)
光彦「以上が三つ目のシチュエーションに対する僕の見解です」
82:
光彦「そしてもうひとつに関しては先程説明した通りです。どうですか、コナンくん。元太くんの暴走を止める手段が思いつきましたか?」
コテリン♪
コナン「そうか!分かったぞ!!!まずはあゆみちゃん!病弱なふりをして、コスプレの格好をするんだ!そして、元太の前でウンコをしてくれ!!」
あゆみ「え…ウンチなんて恥ずかしくてできないよぉ絶対嫌だよぉ…」
コナン「馬鹿野郎!人類滅亡の危機なんだぞ!!死んじまったらなんの意味もないだろ」
あゆみ「でも…」
灰原「レディに排泄を強要するなんてデリカシーのない最低な男ね。見損なったわ」
コナン「ならお前がウンコするか??んー?どうなんだ???」
灰原「!?す、するはずないじゃない!!」
コナン「だったらどうやって元太を止めるか考えでもあるのかよ!」
灰原「そ、それは…」
あゆみ(哀ちゃんが困ってる…)
あゆみ「わ、私…ウンチする!!私がウンチすれば世界は救われるんでしょ?」
灰原「吉田さん…」
コナン「そうだ!そうと決まれば金魚運動の開始だ!それっ!!」
83:
灰原「江戸川くん、私は何をすればいいの??」
コナン「灰原、お前はニンニクを食って口臭力を上げてくれ!!そして、元太に見下したような言葉を投げかけるんだ!!!そしてあゆみちゃんとキスだ!!あと一応コスプレもな!」
灰原「わ、分かったわ…」
光彦「灰原さーん、ニンニク料理作っておきましたので是非食べてください!!」
コナン「さすが光彦!!仕事が早いじゃないか!!!!」
灰原「仕方ないわね…これも世界のためと思えば安いわね…パクパク」
コナン「よし!あゆみちゃんも金魚運動終わったか??準備は整った!!!いざ出陣だ!!!!!!」
84:
--元太の家--
元太「ンゴッッッゴ!!ンンンンンンンンゴゴゴゴッゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴン!!!!!」
コナン「く、くそっ!元太のやつ、下腹部が1000Mは膨張しているぞ!!」
光彦「は、早くしないと手遅れになってしまいます!あゆみちゃん!灰原さん!早く!!」
あゆみ「元太くーん、私いま熱が出てて病弱なのぉーー!!!こっち見てーー!!!もう立てないーー」
灰原「あなた、立派な一物もっているようだけど、そんな黒くてグロい男性器なんて汚らしくて見てられないわ!あと私、ニンニク食べてるから息臭いわよ」
元太「グググググググググゴゴッゴオゴゴゴゴゴゴ」
コナン「チッ!まだまだ足りないようだな!次!あゆみちゃん!ウンコだ!ウンコをするんだーーー!!」
あゆみ「う、うん。頑張る…うーーん、うーーーん」
あゆみ(は、恥ずかしいよぉ。皆に見られちゃう…臭い匂いも嗅がれちゃう…)
博士「あゆみちゃん!頑張るんじゃ!もう少しだ」
あゆみ「うーん…うーーーん…んんん」
ブッーーーーーップ
あゆみ「カーーーーッ////」
86:
コナン「すげーー屁だな!!おいあゆみ!屁なんてこいてないでとっとと糞しやがれ」
あゆみ(コナンくんのバカぁ…コナンくんの…)
ミチ…ブリ…ブッブッ…ミチミチミチミチ…
ボトッ…ミチミチ…ボトボト
コナン「でかしたぞあゆみ!臭いしすげー量だ!!!これなら元太も!!」
元太「ンンンンンゴゴゴッゴゴゴゴゴゴゴゴンンゴン!!!!」
コナン「ど、どういうことだ!全く変化がない!クソッ光彦!!どうなってるんだ!!!!!」
光彦「んああ新しいこういうのうんことか新しいああーーーーーあゆみたんのウンコ!!ああああ食べたい臭いたいクンカクンカんふーーーあゆみたん泣いてるんるんかわいい恥ずかしがってるぅぅぅうんこうんこ!!!!」
光彦は死んだ。
コナン「くそ!肝心なときにいつもこうだ!!!次!灰原!あゆみとキスだキス!!チュッチュしろチュッチュ」
88:
灰原(本当最低ねあの男)
灰原「吉田さん、よく頑張ったわね」
あゆみ「グスン…グスン」
灰原「排泄行為なんて誰しもがする生理現象よ。恥ずかしかったかもしれないけど、あなたは世界を救おうと立派だったわ。私達よりずっとね」
あゆみ「灰原さん…うう…グスン…ウンチしてる汚い私を見て嫌いにならなかった??」
灰原「嫌いになるはずないじゃない。その逆よ。前よりもっとあなたのことが好きになったわ」
あゆみ「灰原さん…」
灰原「これがその証拠よ」
チューーーーーーー
89:
元太「ンンンンゴッゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ」
コナン「これも違うのか!!!!クソ!!!!もう手の打ちようがねぇ!!!」
博士「世界の破滅じゃーーーーー!!!」
灰原(これで何もかも終わりなのね…)
あゆみ「ねぇ…私達死んじゃうんだよね。このままずっとキスしてたい?は、灰原さんが良ければだけど…」
灰原「そうね…私もそう思ってい…っう」
あゆみ「どうしたの?灰原さん」
ギュギュギュル…
灰原(ど、どうしたのかしら…お腹が)
光彦「…」
あゆみ「灰原さん…私…やっぱり灰原さんのことが…好き…」
90:
灰原「ありがとう。私もあなたのこと…うっ」
ギュリュリュリュリュ
灰原(お腹が…どうしよう…このままだと…)
灰原「ごめんなさい、吉田さん!ちょっと待ってて」
光彦「どうしたんですか灰原さん」
灰原「いえ、別に…それより私にいいこと思いついたの…一度博士の家に戻るわ」
光彦「良い事?なんですかそれは?」
灰原「そ、それは…」
ギューーーーーギュルギュル
灰原(っう!ダメ…これ以上は…漏れそう)
光彦「なんですかー?」
灰原「あなたには関係ないでしょ!!!」テッテッテッテッテ
光彦「コナンくん!灰原さんを逃してはダメです!!伸縮サスペンダーで縛ってください」
コナン「わけわからないが灰原を縛ればいいんだな!!分かった!」
92:
灰原「いやーーー離して!!!」
光彦「どうしたんですか?そんなに焦って。先から様子がおかしいですよ。フッフッフ」
灰原「あなた…何したの?」
光彦「頭脳明晰な灰原さんなら既に分かっているはず」
博士「どういうことじゃ。説明してくれんか」
光彦「いいでしょう。先ほど、スカトロジーの話をしたことは覚えていますね?」
博士「ああ、じゃが元太くんはスカトロフェチではなかった。あゆみちゃんのウンコに反応をしなかったからのぉ」
光彦「いいえ違います。まだ元太くんがスカトロフェチでないと言い切れません」
博士「な、なんじゃと!!??」
93:
光彦「実は先話させていただいたのはスカトロのほんの一面にすぎません。有名ドコロで言うと…お漏らしとか」
灰原「!!??」
光彦「そして、大便お漏らしフェチにおいて至高な便というのは…下痢なのです!!」
コナン「じゃ…じゃあ、あゆみちゃんのウンコは…」
光彦「そうです、お漏らしフェチというのは予期せぬアクシデントに見まわれ、
自分の意思に関係なく漏れだす排泄物。それに対して女性としてこれ以上ないほどの恥ずかしさを感じます。
そう!その状況こそが、元太くんの性欲を発散出来る唯一の姿!!!」
博士「そしてその姿がトイレ盗撮のビデオに映り込んでいたというわけじゃな」
光彦「そういうことです。そして、灰原さん。灰原さんには大変申し訳ありませんが、先ほどのニンニク料理にこれを入れさせて頂きました」
灰原「そ、それは」
光彦「下剤です」
コナン、博士、あゆみ、灰原「!!??」
94:
光彦「もう逃げられませんよ灰原さん!!」
灰原「いやーーやめなさい!離しなさいよ!!!」
ギュリュリュリュリュリュリュリュリュ
光彦「コナンくん!灰原さんのお腹を抑えて!!!」
コナン「ガッテン!!!」
あゆみ「やめてよーー!!!そんな酷いことしないでーーー!!!」
コナン「うるせー糞垂れ女が!!邪魔だどけ!!!」
あゆみ「キャーーーーーーー」
光彦「万事休すですよ。灰原さん」
灰原「いやーーー、トイレ!!!トイレいかせて!!」
コナン「うるせー女だ!」腹パンドスーン
灰原「う………ダメ………もう我慢……出来ない…嫌…」
ブビビュビュビュリュリュリュリュリュブーーービュルリュリュリュリュリュ
95:
あゆみ「哀ちゃーーーん!!!」
灰原「来ないで!!!来ないで…う…うう…うう」
あゆみ「灰原さん!!灰原さんさき言ってくれたよね。生理現象だから仕方ないって。あれ、すごく感動したんだよ」
灰原「吉田さん…」
あゆみ「それに私、哀ちゃんのウンチ、全然汚いと思わないよ」
灰原「な、なにするの吉田さん!」
灰原のウンコを食すあゆみ
あゆみ「美味しい。哀ちゃんの味がする…」
灰原「吉田さん…」
あゆみ「哀ちゃん…グスン…辛かったね哀ちゃん…グスン」
コナン「なにやってんだよ気持ちわり女どもだ。鼻水垂らし汚ねぇなぁ。全身汚物かお前ら」
博士「哀くんんんんんんんんんんのののブリュブリューーーーーいつもかんぺきなわしのあいくんんんんのはずかしいぃすぅがた!!姿!!」ドッピュドピューーーーー
97:
元太「ンンンンンゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴンンンンンンンンンンン!!!!」
光彦「ど、どういうことです!元太くんの暴走が止まりません!!!」
元太「ンンンゴゴゴゴフンフンゴゴゴゴゴンンンンンンンンンンン!!!!」
光彦「あゆみちゃん!灰原さん!!!!!大変です!!元太くんの男性器が二人を拐っていきます!!」
博士「まずいぞ!このままでは二人共食べられてしまう!!」
元太「ンゴっ??」
コナン「げ、元太の動きが止まったぞ!!」
光彦「ど、どういうことでしょうか…ま、まさか排便の臭いに反応して」
コナン「いや、違う。あいつらの糞の臭いは数百メートル先でも届くはずだ!!何か…別の何かに反応してるんだ!!!」
博士「一体何に反応しとるんじゃ…早くしないと…元太くんがまた動き出してしまうぞ!」
光彦「口臭…いえ、口臭は最初から興味が無さそうです…排泄…コスプレ…二人の愛情…涙……!!!???」
コナン「光彦なにか分かったのか!!!」
98:
光彦「涙…風邪……見上げる……下から見上げた灰原さんの顔……一眼レフの高画質画像……トイレという秘密空間……」
元太「ンンンンンンンンンゴオゴゴッゴオゴゴゴゴゴ」
博士「もうダメじゃ…元太くんの理性がまた失いつつあるこのままじゃ…」
光彦「お二人とも!!!上を向くんです!!!」
灰原「上…?」
あゆみ「どういうこと?光彦くん」
光彦「早く!!!!!」
上を向く灰原とあゆみ
元太「ンゴっ??ンンンンンンンンンンンン」ドッッッッッッッッッッッッッドッッッッッッッピューーーーーーーーーーーーーーーー
博士「元太くんが!!」
コナン「射精したぞーーーー!!!!!!!!!!!!!これで世界は救われる!!!!!!!」
--END--
101:
1、涙と風邪で連想されるもの
2、正面からと下から見上げた違い
3、一眼レフの高画質見えないもの
4、トイレという誰にも見られてない状況だからすること
以上、4つに関連するものが答えとなっております。
ただし、このフェチズムは確かに存在するものの非常にマイノリティですので
フェチという概念を取っ払って4つに関連するものを探してみてください。
117:
まず、鼻フェチ関連で一番最初に浮かぶのは鼻フックかと思います。
これは性に関係する鼻を対処としたプレーで非常に有名ですので知っている方も多いと思います。
しかし、鼻フックというのは鼻を性の対象と見るキッカケにすぎないことが多いです。
今回のSSでいいますと
?鼻水、または鼻水をすする行為、鼻水を拭う行為
?、?鼻毛、鼻の穴
?鼻糞、または鼻をほじる行為、鼻糞を食す行為
とどれも鼻に関係しております。
鼻毛はムダ毛フェチと重複、鼻水、鼻糞はスカトロ等の汚物フェチと重複しておりますので、
鼻フェチ以外の方も馴染みがあるかと思います。
鼻毛フェチの中にも鼻の穴から飛び出した鼻毛、鼻の穴を覗いた際に見える鼻毛、適度に処理した鼻毛、全く処理されていない鼻毛
等々、いろいろと嗜好がありますので、一緒くたに考えるのは危険ですのでお気をつけください。
119:
コナンSS読んでたと思ったら鼻フェチに詳しくなるとは・・・
122:
マジキチ
123:
なにこれ…
12

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