八幡「なぁ、いっし……雪ノ下」雪乃「!?」back

八幡「なぁ、いっし……雪ノ下」雪乃「!?」


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1:
八幡「今日、用事があるから早く帰ってもいいか?」
雪乃「待ちなさい」
八幡「なんだ?」
雪乃「今、あなた私と一色さんを間違えそうにならなかったかしら?」
八幡「……気のせいじゃないか?」
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2:
雪乃「そう……私の聞き間違いかしら?」
八幡「当たり前だ、なんでいきなり一色が出てくるんだよ」
雪乃「そうね、……それでなんだったかしら?」
八幡「今日は用事があるから早く帰りたいんだよ、ダメか?」
雪乃「その用事というのは?」
4:
八幡「言わなきゃダメか?」
雪乃「私にはあなたがサボることのないように監視する義務があるのよ」
八幡「別にサボるわけじゃねぇよ。いいだろ?依頼も来ねぇし、由比ヶ浜は三浦達とどっか行ったみたいだし」
雪乃「依頼はいつくるかわからないし、由比ヶ浜さんには大切な用事があって欠席してるのよ。あなただけ理由もなく帰らせるわけにはいかないわ」
5:
八幡「……最近、おまえ由比ヶ浜に対して甘すぎじゃないか?」
雪乃「話を逸らさないでちょうだい。それで、万年暇人の比企谷君にはどんな用事があるのかしら?」ニッコリ
八幡「良い笑顔で心を抉るようなことを言うのを辞めろ。……買い物だよ、買い物」
雪乃「……そう、小町さん今は大事な時期だからあなたが代わりにということかしら?」
八幡「ま、そんな所だ」
雪乃「そう、なら仕方ないわね。早退することを許可します。」
八幡「……悪ぃな」
雪乃「小町さんのためなら仕方な
ガラッ
いろは「先輩!早く買い出しにいかないとお店閉まっちゃいますよ!」
八幡「あぁ、すまん。今行く」
雪乃「待ちなさい」
8:
八幡「ん?どうした雪ノ下?」
雪乃「どうして一色さんと一緒に買い物に行くのかしら?」
いろは「先輩が今日、買い物に行くって聞いたので、ついでに生徒会で必要な物の買い出しのお手伝いをお願いしたんですよ~」
八幡「こいつの中では 男=荷物持ち だからな。たまたま俺が捕まっちまったんだよ」
いろは「先輩はわたしを何だと思ってるんですか!」
八幡「ゆるふわビッチ」
いろは「先輩、ひどい!そういうこと言うと明日のお弁当にトマト入れちゃいますよ?」
八幡「すいませんでした……」
雪乃「ちょっと待って」
13:
雪乃「何故、一色さんが比企谷君にお弁当を作ってあげてるのかしら?」
いろは「何かと先輩にお手伝いして貰ってるのでお礼も兼ねて作ってるんですよ?」
八幡「俺は食費が浮く、一色は俺をこき使える。Win-Winの関係ってやつだ」
雪乃「そう……」
八幡「意外にこいつの料理美味いしな」
いろは「先輩は甘い玉子焼きが好きなんですよね?」
八幡「……まぁ、甘いのは大概好きだからな」
いろは「『わたしの作る玉子焼き』が好きなんですよね?」
八幡「別におまえが作ったからというわけじゃない、小町の作った玉子焼きだって好きだ」
いろは「でも、『わたしの作る玉子焼き』も好きですよね?」
八幡「……嫌いではないな」
いろは「ふふっ、そういうことにしておいてあげますよ」
雪乃(なぜかしら、部室なのにとても居づらいわ)
16:
いろは「それはそうと、もう行かないとお店閉まっちゃいます。早く行きますよ、先輩」
八幡「あぁ、じゃあ雪ノ下、また明日、な。」
雪乃「えぇ、また明日」
いろは「雪ノ下先輩、失礼します!」
八幡「じゃあ行くぞ、いろは」
雪乃「やっぱりちょっと待ちなさい!」
26:
 
八幡「またか、今日のおまえはおかしいぞ、雪ノ下」
雪乃「いえ、おかしいのはあなたの方よ。今、あなた一色さんを下の名前で呼ばなかったかしら?」
八幡「はぁ?何言ってんだ。……雪ノ下、おまえ疲れてるんだよ」
いろは「先輩、どさくさにまぎれてわたしを下の名前で呼んだんですか?ごめんなさい、先輩はイイ人だとは思ってるんですが……」
八幡「ほら見ろ雪ノ下、また一色にフラれただろ。もう100回ぐらいフラれてるんじゃねぇか」
いろは「101回目はプロポーズですか?ごめんなさい結婚とかまだ考えてないんです……」
八幡「僕は死にましぇん!だっけか?…金八先生見たくなってきたな、帰りにTSUTAY●で借りてこうぜ」
いろは「えー……アナと雪の女王見るって言ってたじゃないですか!」
八幡「雪の女王なら目の前にいるだろうが」
いろは「昨日は一緒にプリキュア見てあげたじゃないですか。今日はわたしに付き合ってください!」
雪乃「お願いだから待って、私の話を聞いて」
35:
畳み掛けるような新情報でゆきのんの処理度が追いつかない
36:
八幡「ハァ さっきからどうしたんだ?、雪ノ下」
雪乃「なぜ一色さんとあなたが一緒に映画をよく見ている口振りなのかしら?」
八幡「よく一色が俺んちに来て、映画よく見てるからな」
雪乃「何故、一色さんがあなたの家に来て……
いろは「あーーっ!先輩!もうホントに時間がヤバいです!」
八幡「ということらしい、悪いな雪ノ下先に帰らせてもらうぞ」
雪乃「まだ話は終わってないわよ」
八幡「おまえも疲れてるみたいだし、今日はもう帰ったほうがいいんじゃないか?」
雪乃「待ちなさ 「雪ノ下!」 ビクッ
八幡「俺なんかに言われても迷惑だろうが疲れてまた身体壊したりしたら由比ヶ浜がまた悲しむぞ?だから、疲れてる時はゆっくり身体を休め」
雪乃「……ごめんなさい。あなたの言うとおり今日はもう帰らせてもらうわ」
八幡「……その、なんだ。おまえが身体壊したら俺も気になるというか、心配、だしな」
雪乃「比企谷君……」
いろは「むぅ、先輩!行きますよ!」
八幡「わかった、わかった。じゃ、今度こそ、また明日、な」
雪乃「えぇ、また明日」フリフリ
パタン
ハヤクイキマスヨ、センパイ!
ツヨクヒッパリスギダ、イロハ
モウ、ガッコウデナマエデヨバナイデクダサイ!
ナニ、オコッテンダヨ……
雪乃「結局、私の疑念が何一つ解決されてない気がするのだけれど」
40:
結衣「あ?楽しかった。……ん?あのアホ毛はヒッキー?おーい!ヒッキー!」
八幡「おぅ、由比ヶ浜か」
いろは「あ、結衣先輩!」
結衣「やっはろー!あれ?いろはちゃんも一緒?」
いろは「はい、先輩に生徒会の買い出し手伝ってもらいました」
結衣「そ、そうなんだ。ねぇ、いろはちゃん?」
いろは「なんですか?」
結衣「なんでレジ袋の取っ手を二人で半分こにして運んでるの?」
41:
新たな被害者が…
43:
八幡「いや、これはだな。最初は俺が荷物持ちやってたんだが……」
いろは「結構な量ですし、先輩一人に任せるのはどうかと思ったので。なら二人で持てば負担半分じゃないですか」
結衣「な、な?んだそういうことだったんだ……。最初二人が手を繋いで買い物してるのかと思ったよ」
いろは「結衣先輩、何言ってるんですか。ヘタレな先輩が女の子と手を繋ぐなんてできるはずないじゃないですか」
八幡「俺を舐めるなよ、女の子と手を繋ぐなんて小町で馴れてる。そんぐらい余裕だ」
いろは「ホントですか??」
八幡「本当だ」
いろは「じゃ、試してみます?」
八幡「おぅ、試してみ
結衣「ちょっと待って!!」
50:
八幡「どうした、由比ヶ浜」
結衣「どうして二人で手を繋ごうとしてるの!?」
八幡「俺がヘタレではないということを証明するためにはこれしかないんだ……」
結衣「そんなことしてもしなくてもヒッキーはヘタレだよ!自分で『骨なしチキン』って言ってたじゃん!」
いろは「まぁまぁ、わたしも先輩のことをヘタレとは言いましたけど、これでもいい所はあるんですよ?重い物持ってたら変わってくれるし、困ってたらなんだかんだで助けてくれるし、ホラー映画見て怖がってたら抱きしめてくれるし……」
結衣「そりゃ、あたしもサブレ助けて貰った時は格好いいなとは思ったけど……ん?」
結衣「ちょっと待って!!」
52:
いろは「どうしました?」
結衣「なんでいろはちゃん、ヒッキーに抱きしめられてるの?その前になんでヒッキーと映画見てるの?」
いろは「あぁ、前に先輩の家で生徒会で使う資料作るの手伝って貰った時に『暇だから何か流しながら作業しよう』ってことになったんですけどね。流した映画が思った以上に恐くて……」
八幡「で、元凶は俺だから罪悪感もあって対小町モードで一色に接しただけだ」
結衣「なにそれ、羨ま……じゃなかった。手を繋いだり、抱きしめたりして二人はその、つ、付き合ってるの?」
いろは「結衣先輩……」
八幡「由比ヶ浜……」
結衣「え、なんで二人して可哀想なものを見る目であたしを見るの?よくわかんないけどイラッとする」
53:
いろは「なんでこんな目が腐った人とわたしが付き合わないと行けないんですか。先輩みたいな人と付き合ったら『俺以外の男のアドレスは全部消せ』っていうタイプですよ!ほら、わたし束縛されたりするの嫌じゃないですか??だから、ごめんなさい無理です」
八幡「俺だってこんな男を労働力としか見ないゆるふわビッチなんて嫌だ。こういう奴ともし付き合ったら半年ぐらいしたら『だって寂しくて……』とか言って浮気する。賭けてもいい。てか、アドレス全部消せなんか言う訳ねぇだろ」
いろは「わたしだって浮気なんかしません!見ての通りわたしは一途な乙女なんです!」
八幡「俺は見たまんまを言っただけだ」
いろは「ぐぬぬ……」
八幡「ぐぬぬ……」
結衣「まぁまぁ、二人とも落ち着いて」
結衣(なんであたしが二人の仲裁に入ってるんだろ……)
八幡「そうだ、由比ヶ浜。小町に確認してみろよ。俺達がどれだけ仲が悪いか知ってるから」
いろは「そうですね、小町ちゃんならわたし達がどれだけ仲が悪いか知ってますね。結衣先輩、小町ちゃんに電話してみてください!」
結衣「う、うん……」
プルル……
小町『はいはーい、小町ですよー?結衣さん、どうかしましたか?』
結衣「ぁ、小町ちゃん?ちょっとヒッキーといろはちゃんのことについて聞きたいことがあってね」
小町『お兄ちゃんと義姉ちゃ……いろはさんのことについてですか?』
結衣「ちょっと待って小町ちゃん?!」
57:
小町『どうしたんですか?結衣さん?』
結衣「今、いろはちゃんのこと義姉ちゃんって呼ばなかったかな?」
小町『いろはさんも『義姉ちゃん候補』の一人ですからね、言い間違いですよ。それでお兄ちゃんといろはさんのことでしたっけ?』
結衣「なんか釈然としないけど、まぁいいや。二人が自分達は仲が悪いって言ってるんだけどそうは見えなくて」
小町『え?(小町から見てもただのバカップルにしか見えないけど)
あっ(でもそんなこと言ったらいろはさん、結衣さん、雪乃さんで修羅場、お兄ちゃんが大変なことに。)
あー……そうですね、お二人は喧嘩してばかりですね』
結衣「その『え?』と『あっ』は何?ま、いいや。じゃあ、二人はどんな喧嘩をするの?」
いろは『えーと……昨日はキュアホワイトとキュアブラックどっちがいいかで喧嘩してましたね』
結衣「え?」
66:
小町『結局、どっちも良いみたいな結論でしたけど。毎回なんかで言い争ってますね』
結衣「しょうもない喧嘩してイチャイチャしてるようにしか思えないんだけど」
小町『それを毎回見せつけられる小町の身になってください』
結衣「うん、お疲れ様。はぁ、やっぱり二人は……」
小町『……いや、まだ付き合ってはないと思います。だけど、そう思われても仕方ないぐらいイチャイチャはしてますね』
結衣「うぅ……」
小町『結衣さん』
結衣「何、かな?」
小町『確かに二人は最近仲が良いです。このままだと二人は付き合うでしょう』
結衣「やっぱり……」
小町『でも、結衣さんはそれでいいんですか?』
結衣「え……?」
67:
小町『お兄ちゃんのことを一番好きなのは結衣さんだと思います』
結衣「え、あ……」
小町『クリパの時だってあんなに意識しあって微笑ましく思いました。小町も結衣さんのことを応援しています。……でも、選ぶのはお兄ちゃんなんです』
結衣「うん……」
小町『きっと彼女ができたらお兄ちゃんは浮気なんかしません。そこでゲームセットです』
結衣「そう、だろうね……」
小町『でもお兄ちゃんは答えを出してない。ならチャンスは今しかないんです!』
結衣「……!」
小町『だから、頑張ってください。結衣お姉ちゃん☆』
結衣「ぁ、ありがと、小町ちゃん!あたし頑張るよ」
小町『……それに』
結衣「うん?」
小町『ぶっちゃけ『お兄ちゃんに甘える』という点においていろはさん、小町とキャラ被りすぎというか小町以上に妹キャラで小町の立ち位置が……』
結衣「小町ちゃん、ぶっちゃけすぎ。抑えて、お願いだから」
結衣「ごめん、つい小町ちゃんと長電話しちゃった。ヒッキー、いろはちゃ……いない!!もしかして帰っちゃった!?あたし、がんばるんだからねーー!!」
72:
ガンバルンダカラネー!
いろは「良かったんですか?結衣先輩置いてきて」
八幡「いいんだよ、女子同士の電話は長いからな」
いろは「クシュッ う?寒くなってきましたね」
八幡「ガサゴソ ほれっ、使え」
いろは「ぁ、カイロ。ありがとうございます、でもそしたら先輩が寒くないですか?」
八幡「俺は大丈夫だ……クション!」
いろは「……」
八幡「……」
いろは「ぷっ、カッコつけるからですよ。先輩」
八幡「……うるせぇ」
いろは「じゃあ、こうしましょ。えいっ」
八幡「……手を繋ぎながら袋持つとか持ち辛いことこの上ねぇな」
いろは「ヘタレじゃない先輩なら別に問題ないですよね?」
八幡「まぁな」
いろは「……顔、真っ赤ですよ?先輩」
八幡「寒ぃからな。そういうおまえだって顔赤いじゃねぇか」
いろは「寒いからじゃないですか??」
八幡「……」
いろは「……」
76:
いろは「先輩、この手の繋ぎ方の名前知ってます?」
八幡「……恋人繋ぎか?」
いろは「それも正解です。でも 貝殻繋ぎ とも言うんです」
八幡「へぇ……」
いろは「蛤(はまぐり)の貝殻は一対は他の貝殻と合うことはないそうです。だから、昔は結婚式にも使われたとか」
八幡「よく、そんな話知ってたな」
いろは「ぁ、これ漫画で知りました」
八幡「俺の感心を返せ」
いろは「でもそれを知ってわたしも手を繋ぐのは一人だけがいいなぁ、なんて思ったり」
八幡「……似合わねぇな」
いろは「言ったじゃないですか、わたしは一途なんです。だから、だからですね、先輩……」
八幡「一色」
いろは「……今週一週間は二人きりの時は下の名前で呼ぶって約束したじゃないですか」
八幡「約束じゃなくて罰ゲームだろ。てか、今日呼ぶなとか言ってなかったか?」
いろは「二人きりじゃないのに呼ぶからですよ」
八幡「わかったよ。いろは」
いろは「……なんですか?」
八幡「俺はおまえを特別に思ってる」
いろは「……え?」
八幡「でも、この気持ちがなんなのかわからない」
いろは「……」
八幡「だから……この気持ちの答えがでるまで待っててくれないか?」
いろは「……」
いろは「……ぷっ、あはは」
79:
いろは「『だから待っててくれないか? キリッ』カッコつけ過ぎですよ、先輩。アハハ!!」
八幡「……もうやだ、この後輩」
いろは「ほら、落ち込まないでください。帰ってアナと雪の女王見ましょ?」
八幡「あぁ……」
いろは「先輩?」
八幡「……んだよ?」
いろは「……待たせすぎたら嫌ですよ?」
八幡「……あぁ、そう長くは待たせない」
いろは「それ、この前の仮面ライダーのセリフじゃないですか」
八幡「真面目に答えると馬鹿にされると学んだからな」
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トマトイガイナラナンデモイイ
ナンデモイイガイチバンコマルンデスヨ!
平塚「うわぁん!結婚したいぃぃい!!」←ずっと見てた。
80:
これにて終わりです!携帯からの投稿なので遅くてすいません。
それと、軽く嘘付いてました。SS報でスレ立てて書くのは初めてだけどpixivでは少し書いてました。ほんの少しね。
たくさんコメント頂けて嬉しかったです。近いうちにまた書けたらなと思います。
81:
乙乙
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