小泉花陽「動かないでくださいねっ」back

小泉花陽「動かないでくださいねっ」


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1:
花陽「この構図が一番です!ではっ」
花陽「あ、言っておきますがあまり期待しないでくださいね?」
花陽「え!!期待しちゃうって!?はぁ、緊張して色鉛筆、握れなくなっちゃう」
花陽「でも!がんばりますよ!」
花陽「ふぅ」
花陽「よしっ」
2:
花陽「ふんふん」
花陽「こう、かな?」
花陽「え?お話しよう?ですか?」
花陽「ご、ごめんなさい。絵を描くのに夢中で」
花陽「せっかくの2人の時間ですから有意義に過ごしましょ」
3:
花陽「でも、こっちを向いちゃうのは無しですよ!」
花陽「横顔を描きたいからです!えへへ」
花陽「それに」
花陽「こっちを向かれると……」
5:
   /      \      ヽ
.      /    ─-ミ  \ .
  /     {  \          \ ヽ i
  ,′  ∧ {\ 丶  ヽ :.  l
  | .:: /  .\ ` ー- ニ ー- --ヘ .:|:. l あなたと見つめ合いになって恥ずかしいです
  | :l:.  {__/\\ ´ ,.ニ..,,_   │  .:|:  l,
  l :l:   l \  '''⌒`^   }  .:,ハ 八
.      l :l: l ,.ニ、 丶     :.::::.:  从リ.:./ヽ}     \
.  V{:.:、从 .'/⌒    ノ //(. /   ハ
.       ヽ ::、:.\ :.:::  、        / -イ  }
.         \\ ー-    -ァ  {:.:     ハ:}丿
.       ハ, ー‐    / 从 } / 丿
          ノ个::....._  /   { / /
                {い{:.:.:≧ー--:r'      ∨
.            ヽ \:ト、 ー-|        />-‐    ̄\
7:
花陽「ここは、この色かな?」
花陽「え?えっと、そうですね。昔から絵を描くのは好きなんです」
花陽「得意ってわけではないんですよ?」
花陽「昔から想いを言葉にするのがちょっと苦手で……」
花陽「だけど、絵を描いていると自分に素直でいられる気がするんです」
花陽「真っ白い紙にめいいっぱい自分の想いを飾るんです」
花陽「うふふ、淡くて綺麗な色鉛筆で」
9:
花陽「完成が待ちきれなくなってきましたか?」
花陽「もう少しまってくださいね♪」
花陽「え?ずるい?」
10:
    /      \ \
       '⌒ ___    \ \
    /  ´   ̄  .._   \ ヽ
.       /           `丶、   ヽ     :.
.   /  { \       \   , :l
     /    ∧  \     ヽ  | :|
       .     / \ ` ー‐--= _,.二._ ̄\|  .:| :}  どうしてですか?
   | l  l  _.. \   ァ''^ア心メ、 |  .:  .:|:.  j{
   | l     | /  \_ ' トr::::)ハ]}亅 .::}  .:.:ハ:.:.  八\
.         | l ::.  l  _x=、     弋_沙'゚ リ .:/ .::/ }:.:.:/.:..  、 `ー-
.      l:.:l {::.  l  .イ^{_j);   /.:イ .:.::/ ) }:.:.:.:.:.:.:.  \
  V从:.:. ::、」{. ゚{心      :.::::/ /.::/ ┘/.:.:.:.:.:.:.:. } :}
  \\:.:.\`.  ゙'′    -‐' 厂.:.:.:.:.:.: }:.:. リ 丿
      ー--:.:::: '    | .:.:.:.:.:. イ:.:j/
          ハ      r‐     | :.:.:/ノ/
           人  ´       ⊥く
    ノノ个 .._  / /  \_ ___,,..
    ト、\l` ‐- .. イ  / // ̄ ̄ア/ ̄
        \ \ー- 入_/ __//    //
11:
花陽「わ、私だけあなたを見つめてずるい!?」
花陽「あなたも私を見つめたいって」
花陽「わわわっ」
花陽「……ちょっと、ドキドキしちゃいました」
花陽「ふぅ」
花陽「え、えっと」
花陽「それじゃぁ……」
12:
      _..  -──-
     .   ´          `丶、
        /       丶、
    ,∠ ==‐-ミ         \
       /   `丶   \
    /    {   \       ヽ
            / ∧  \          \     ,
.        ,′    /  ', \\          ヽ     ヽ     |
  | l / 人\ 丶、  ー-- ヘ .:l:    | 私を見つめるのも、もう少し待ってくださいね
  | |/ /  \\ ` ー-- __ -‐?   ::l:.  |
  |  ::| ´  __ \ '゙?ラトッ、 |  .::|: │
.        | .:{ ::lハ  ,/゙「I冰  ` lJツ:::リ lト |  .::|: l|
.      !:ハ :lハ 」{ {トr::ハ  ` -‐' " リ   .::八   {
.     ‘、∧ :い, ゙' `ー'  ::::::::.: ノノ.::/l}:.:. 从
            \\辷__ :.:::::::  .        _彡イ ノノハ:.:.  ト\
    `ー--    、_/.:::}:.: ハ
    ノ.:人  ?::?  /.::::::::ノ.:.:.: ノリ
           /{:{::: {ト ._      / {从/}/ '´
                从::::\::ー≧‐-  ´ {__ -─-、
             . イ⌒^T⌒ ̄ヽ|      ア       \
13:
花陽「オレンジ色を使っちゃおう」
花陽「よし」
花陽「ふふっ」
花陽「い、いえ。ちょっと」
花陽「なんだか、とっても幸せだなって」
14:
花陽「こうして、2人でいることが」
花陽「とっても幸せって感じるんですよ?」
花陽「綺麗な夕焼けとか」
花陽「もうすぐ、完成しそうなあなたの絵とか」
花陽「微かに流れる涼しい風とか」
花陽「そんな、小さな幸せがいっぱい」
花陽「私を包んでくれて」
花陽「心地良い夢を見てるみたいです」
17:
花陽「完成!」
花陽「どうですか!?見てください!」
花陽「とっても綺麗に描けてる?」
花陽「嬉しいです。いっぱい頑張りましたから!」
花陽「たくさんの種類の色鉛筆を使ったんですよ?」
18:
                /   /      \
         /  ,      {  l                   \\
         , /     厶|  l',  l       \      ヽ ヽ
              /  /     / ! l ', ',    ヽ      ', ',
    /  / /  ゙,  ', ',    ',              ':,  ', ',
            /  / /  、 ', ヽ  ' \        ',  '
.     ,′ ,  ,′ _  -‐-゙、 、 \  ヽ. \   ',        | |
   l l  l , '´       \ 、  \ ヽ \         ',      | | ほら♪ここの夕焼けとか雲の部分に
     l l     l      _ 、 \ \. \\  l   .:l |
   '   l   .::l  ,,xf弋7勺、   _,.二..,_ \   |  .::l l,
.     ',  l  .::|-〃 んr'゚kk)j`  ノ'゙灯~]''うッ、\|  .:.:;' j{
   ∧ '  .:l ハ{ lト(::::ッ妁   んr'゚hr心,V__,l  .:.:.:,′ ハ
   / ,ハ ',  .:.:l, ` 弋゙:.:._ソ              {ト(::::ッ妁 ,}} / .:.:.:/  / ',
  / イ  ヽ  .:.::l     ゞ゙:.:.:._ン "/  .:.::/  ',
   / ´ l \ .::{ ::゚l::/l:::/:::     ,    / /  .:.:.:/        ':,
     l   . : .:.:{\                    :::/l:::/l::: フ . イハ    ハ  \
            l   . : .:ヽi ヽ         r-    ..__     / -‐=チ )  / .: ', `
        l {  { . : .:l八  V  }   ´ / .:.::   } }
     い :|',   :.:.:..\         ノ  ,.::ー-‐'  リ:.:.:.ハ ,'| リ
              ヽ:| ':,  |ハ :{:: \       `ー::::‐'        イ:.:.:.:.:.: /:.:.:/ } / |/
              \| 从{ :.:.:.丶、         _. イ:.:.:ノ:.:.:.:.:.:_厶 -─- 、
         ` ー--≧  _  _ .. ‐ ´ _」ユ≦フ⌒/ /   \
19:
花陽「って!ご、ごめんなさい!ちょっと近すぎましたね」
花陽「そ、そんなことない、ですか?」
花陽「じゃ、じゃぁ」
花陽「えーっと」
花陽「う、うん」
花陽「あなたが良いっていうのなら」
22:
花陽「あ、あの」
花陽「その絵なんですけど」
花陽「私がもらってもいいですか?」
花陽「えっと!!やっぱり」
花陽「ずっととっておきたいなって……」
花陽「この絵には今日感じた、私の小さな幸せがいっぱい詰まってるから」
花陽「その……」
花陽「え!?本当に!?ありがとうございます!」
23:
花陽「ずっと、ず?っと大切にします!」
花陽「え?今度はあなたも絵に挑戦してみたい?」
花陽「わ、私の絵に!?」
花陽「そ、それはちょっと恥ずかしいです」
花陽「えへへ」
24:
花陽「そうですね。あの夕陽が沈んじゃう前には帰りましょうね」
花陽「うぅ」
花陽「今日だけ止まってくれないかな……」
花陽「え?いえ!なんでもないですよ?」
25:
――

花陽「そろそろ、行きましょうか」
花陽「お腹も空いてきちゃったし、えへへ」
花陽「……」
花陽「ちょっと、寂しいな」
花陽「いつか、慣れるのかな……」
花陽「帰り道の寂しさって」
26:
花陽「なんだか、夢から覚めちゃいそうな気分です」
花陽「素敵な夢だったなぁ……」
花陽「こ、今度また私と一緒に遊んでくれますか?」
花陽「えへへ、私も楽しみにしています!」
花陽「……」
27:
          /   /  :{    \  ヽ
   /   /  {:{ \           ヽ   :l :l
.     l ./     /    _,. ヘ \  \      ',    :| :l
.        | .:l:   l -‐ ''"  \ 丶、 \ ′  .:| :|
  |.:l:{:  l  _,xr=ラト、      ン=ぅッx、ー|   ..:} :}  うぅ……
  |.:lハ     l ,7^{(_,k:ノ]}`      {(_,k:メハハ, |   .:ハ.:リ
  {  从:. . |ハ(。ゞとノソ          i、_::ソノ.ノ〉リ  .::人/
    ,ハ{ト、:.:.:.:、 '゚´           ~`゚o / ,.:イ.:. ′
            / 八( \:.\::/:::/::   '  :.:/::/::://l } ::八
.   _,ノ / .:..\__`ー-     __  __    _/ ノ ノ ::   \
            { /   .:小、     ///へ、\    , -イ:.:.: }:  }\_
     V{::{ .:.:.:{:.:.\  / //'⌒\ \ \  イ:.:.:. }:.:.:.ハ:.:.,′
   い{ .:.:.:.\:.:.`/   ⊂ニ.._^ヽ    ヽ:.:.:.:.:.リ.:./ }/
            \ ヽ::.ヽ〈    ヽ        〉:.:.://
   ___    __∧        {   ハ/
   / ̄ \ ̄「⌒ヽ 「::::::,      }    ム,___
.  /      ヽ |     {:::::∧  {    {7/   ̄ ̄アフュ、
 / 、   ll  \::-} ∧. l{     //  \
.  ′ \       ll /:::::j.  广ハ l //  ハ
  {    \   l  /:::::::::/  .l:::::::::l    l //  / }
  {   \ ノ}  \::::::/      l::::::::::| l  /  /  }
28:
花陽「ち、違うんです……」
花陽「こ、こんな私と遊んでくれるから……」
花陽「嬉しいんです……嬉しくて幸せで泣けてきちゃうんですぅ」
花陽「……今日だけはなかせてください?」
30:
花陽「も、もう大丈夫です」
花陽「ふぅ」
花陽「……なんだか」
花陽「この気持ち、前にも感じたことがあります」
花陽「私がμ'sと出会ったあの日……」
花陽「凛ちゃんに後押ししてもらって……」
花陽「……」
花陽「だけど」
花陽「この気持ちは……私の力で言わなくちゃ」
花陽「わ、私はね!?」
31:
花陽「えっと」
花陽「えーっと……」
花陽「あの……あわわ」
花陽「すーはー」
花陽「私はあなたのことが」
33:
       ニ=────=ミ  
       /: : : : : : : : : : : : : : : : : : .  
        /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \ 
     /.: .:.: : : :.ィ: : : : : : : :\: : : : : : : : : : :. 
                /: : : : : / |:.ト: : : : : : : : \: : : : : |: : : :|  
      /: : : : :./─ ;.| \\: : : : : : ',: : : : |: : : :| 
                 イ : : : : / -‐ '、   \\: : : : :}: : : : : /.:.:| 好きです!大好きです
       |: : :.|: :|            ` ー─‐/'⌒Y: : 人,. 
          j/|: :|: :| xr=ミ xr=ミ ├─┘: : : :.>"   
               八 」:人 、、、  、、、  | : : : \: : 下  
          /: : : :.r\    '       从: : : : :l.: .:.|    .
    /イ.: :.:. :.|  、  ,         ): : : N: : :|   
               jr─‐ァ:\    ̄  ィ⌒ V: :ハ: :j/  
     レァ: :丶   _, | : : : /j:/ ^〈 
      ⌒¨V^ ┬ '" /´ ̄ ̄ \   ∧_       
      ィ'"   /|  / -──‐  }  ⌒\      
      ィ'" l   xく  /  /   \\, \
36:
花陽「はぁ……夢なら覚めないでくださいぃ」
花陽「うぅ……」
花陽「夢でもきっと正夢だよ?ですか?」
花陽「ふふっ、正夢でしたか」
花陽「なら、覚めても問題ない♪」
37:
花陽「また、会えるよね」
花陽「正夢だもん」
花陽「この先もずっと今日みたいな一日を」
花陽「幸せな一日を2人で」
38:
             . -─  ^~ ̄ ̄` 丶、
         /     \
                 /    /          \
             /     -‐{  \  ヽ
          /   /  | {        ヽ      ,
              ,'  / ___ l ト、        ,  ′
    {   /     ̄ '「 ヽ \    '       l
    八   {_  ヽ   \ \  |  l
         /   ノ ̄  `≠ミx。     \ \ |  l
          /イ  /    \」   `             |  / リ 次に会える日を楽しみにしています
.            {/  _ \〕:.:::::         '=ミx │  / /
.    /   ノ(_/         ,  ゚)oj/ / /
   '  . イl、_    :.::::: / イ/
   /  /八:. {:. 从  `  ー 彡イ  {
.      /  / Vい:.:.:|\       ノイ:| 八
.      /    /  \\|  ` _ -‐彡:.:.ノノ /
.  / / . イ⌒7ー--┤ \__  -‐  に二/___
 / /  | /    」{_ {∧_  / / / /`ヽ、
 /  ,′ |  く:::::::-‐]_]-::::::∨/  /  / ハ
. /    ′  |/  /:::::::::::人::::::::::::〉 /  /     ノ }
39:
ほんとうにおわりどす
41:
乙ちん
46:
乙なのよ
47:
SSとAAの相性は異常(9回目)
48:
(結婚しよ)
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