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【ロムが】王「魔王を倒せ!」勇者「よし行くぞ!」魔王があらわれた!【壊れた】


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1:
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2:
 魔王城
魔王「くはははは!その程度か、勇者よ!」
勇者「くっ…!強い、これが魔王の力か!」
戦士「勇者、魔法使いが危ない!」
勇者「くそ…!もう僧侶はやられちまった…!俺のMPも残り少ない…万事休す、か…」
魔法使い「勇者…!あきらめてはだめ!」
勇者「魔法使い…!そ、そうだな…俺は勇者だ!最後まで希望は捨てない!」
勇者「俺の最後のMPを使った起死回生はこれしかない…!」
勇者「パ ル プ ン テ !!!
【せかいのほうそくがみだれる!】
【せかいがくらやみにつつまれた!】
勇者「なっ!?」
魔王「こ、これは…いったい!?」
勇者「ちょ、おい!」
魔王「勇者、貴様何をしt…」
【お気の毒ですが、ぼうけんのしょ1は消えてしまいました】 
3:
王国、謁見の間
 今日、私は16歳になった。この日が来るのをどれだけ待ちわびたことか。
王様「よくぞ来た!勇敢なるオル○ガの娘、×××よ!そなたの父、オル○ガは、戦いの末に火山に落ちて亡くなったそうじゃ…」
王様「その父の後を継ぎ旅に出たいというそなたの願い、しかと聞き遂げた!」
父上は、世界の混乱を鎮めるため、もう何年も前に旅立ったきりこの国へは戻ってきていない。
王様の言うとおり、風のうわさで、強力な敵を道ずれに、火口へと落ちて命を落とした、と聞いた。
勇敢な父は、私の誇りだった。その父の後を継ぎ、この世界に平和をもたらすことが、私の使命なんだ…!
王様「敵は魔王じゃ!世界の人々は未だ、魔王の存在は知らぬ。だが、このままではやがて、世界は魔王に滅ぼされよう」
王様「魔王を倒してまいれ、勇者よ!」
女勇者「はっ!王様!」
王様「街の酒場で仲間を見つけ、これで装備を整えるがよかろう」
【女勇者は500ゴールドを手に入れた!】
【毒針を手に入れた!】
【武道着を手に入れた!】
王様「では、また会おう、勇者よ!武運を祈る!」
4:
【城下町】
女勇者「まずは、仲間集め、かな。確か、酒場で仲間を集めろ、って王様言ってたっけ…」
女勇者「それにしても、魔王を倒して平和を!、なんて言ってたけど、くれる装備が毒針と武道着ってどういうことよ。これ私装備できないじゃん。王国軍の兵士みんな鋼の剣持って鋼の鎧装備してんじゃない…せめてそれを頂戴よ。伝家の宝刀をくれなんて言わないからさ…父上の後を継ぐのは良しとしても、明らかに期待されてないじゃんね、これ」
女勇者「まぁいいわ。とりあえず酒場に向かいましょ。装備はそのあとで買い揃えれば問題なし!」
ル○イーダの酒場
ル○ーダ「あら、いらっしゃい」
女勇者「すみません、旅の仲間を紹介して欲しいんですが」
ル○ーダ「そう。今仲間にできるのはこの人たちよ」
女勇者「あ、名簿なんてあるんですね!(カウンターに、ものすごく強そうな戦士さんや切れ者っぽい魔法使いさんもいる!あっちの僧侶さんは超イケメン!この人たち、一緒に旅してくれるといいな…!)」
【女勇者は名簿を見た!】
・遊び人
・遊び人
・遊び人
・遊び人
・遊び人
・遊び人
5:
女勇者「…」
女勇者「…ふぇ!?」
ル○ーダ「どうかした?」
女勇者「えっと、あの…名簿には遊び人さんしかいないんですけど…」
ル○ーダ「あら、やめるの?それがいいかもしれないわね」
女勇者「あ、いや、そのやめるとかそういうんじゃなくて、普通さ、最初のパーティってこう、戦士さんを先頭にして、その後ろに私か盗賊さんで、あとは僧侶と魔法使いを入れたりとか、そういう風になるものじゃないの!?」
ル○ーダ「この名簿にいない人を仲間にしたいのなら、二階へ行くといいわ」
女勇者「あっ、なるほど!登録所は二階でしたねそうでしたね!あはは、失礼しました!」
SE:ダッダッダッ
女勇者「あの、すみません。新しい仲間を登録したいんですが…」
親父「はい、かしこまりました。どの職業の人を登録しますか?」
・遊び人
女勇者「…」
女勇者「えっ」
親父「気が変わりましたか。それもいいかもしれませんね」
女勇者「い、いや、そうじゃなくって、なんで遊び人一択なんですか!?戦士さんとか魔法使いさんとか僧侶さんはいないんですか!?」
親父「たとえ私でもその人だけは登録できません」
女勇者「いやいやいや!遊び人しか登録できないっておじさん、いったいどういうツテしかないの!?なんならおじさんが遊び人!?」
親父「おや、おやめになるのですね。わかりました」
女勇者「ダメだ、まったく話にならない…仕方ない…とりあえず、下のル○ーダさんに言って、遊び人を仲間にしよう…ほ、ほら、レベルが上がれば悟りを開いて賢者さんに転職できるし!そ、そうだよね、そしたら強いもんね!うん、そうしよう、そうしよう!」
ル○ーダ「何をお望みかしら?」
女勇者「あー、さっきの遊び人さんを三人、お願いします」
ル○ーダ「遊び人さーん、勇者様がお呼びよ!」
遊び人A「わー!女勇者さんだ!」
遊び人B「これはこれは、ご指名いただきうれしいですなぁー!」
遊び人C「ひゃっほー!これでゴールド稼ぎ放題だな!」
【遊び人たちが仲間になった!】
女勇者「あ、あはは…と、とりあえずみんなよろしくね」
ル○ーダ「またどうぞー」
6:
女勇者「(いったい、何がどうなってんのこれ…。何が楽しくてしょっぱなから遊び人3人も連れて冒険しなきゃなんないわけ!?)」
女勇者「(これ序盤はほとんど私ひとりでなんとかしろって言ってるようなものじゃない!)」
女勇者「(あぁ、もしかしていっそ、一人で旅に出た方が、経験値たまって得なんじゃないかな…)」
女勇者「(ま、まぁ、いいか。うん。せめて私は後衛に居て、遊び人さんたちは申し訳ないけど肉壁として職務を全うしてもらおう、うん…)」
女勇者「(私しか戦力がいない、ってことは、なによりもまずは薬草を用意しておいた方がいいわね…道具屋さんは…あそこね!)」
女勇者「すみませーん、薬草ください!」
道具屋「こんにちは、ここは道具屋です。何をお買い上げになりますか?」
薬草 1111111G
毒けし 1111111G
キメラの翼 1111111G
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
女勇者「買えるか!なにこれどうなってんの!?私まだ王様にもらった500Gしか持ってないよ!?最初の街じゃ薬草なんて普通10Gもしないで売ってない!?1111111Gっておかしいでしょ!?」
道具屋「おや、おやめになるのですか?ありがとうございました、またのお越しを!」
女勇者「(い、いったい何が起こってるっていうの?インフレ?インフレだったのこの国?)」
女勇者「(薬草が100万ゴールドとかありえないでしょ、ジンバブエじゃないんだから!)」
女勇者「(も、もしかして…武器屋も…!?)」
武器屋「らっしゃーい」
ひのきの棒 1111111G
こん棒 1111111G
銅の剣 1111111G
布の服 1111111G
 ・
 ・
 ・
 ・
女勇者「や、やっぱりだ!」
7:
女勇者「くっ…もうこうなったらヤケよ!この街はダメなんだわ!
 行くわよ、みんな!まずはここから北にある村を目指しましょう!」
遊び人S「はーい!」
SE:ダッダッダッ→フィールドへ
テレレレレレー!
女勇者「て、敵!?なんでよ、フィールド出た瞬間に!?」
【魔王があらわれた!】
魔王「勇者よ!我が生贄の祭壇へよくぞ来た!」
女勇者「ふぁっ!?」
魔王「我こそは全てを滅ぼす者!全ての命を我が生贄とし 絶望で世界を覆い尽くしてやろう!
 滅びこそ我が喜び。死にゆく者こそ美しい。さあ 我が腕の中で息絶えるが良い!」
女勇者「ちょ、え、ちょ、ちょまっ…」
【魔王は凍える吹雪を吐き出した!】
【遊び人Aに130のダメージ!遊び人Aはしんでしまった!】
【遊び人Bに129のダメージ!遊び人Bはしんでしまった!】
【遊び人Cに130のダメージ!遊び人Cはしんでしまった!】
【女勇者に120のダメージ!女勇者はしんでしまった!】
【女勇者たちは全滅した!】
女勇者「…も、もしかしてこれ…どっか壊れてね?(ガクッ)」
こうして、女勇者の旅は始まった!
12:
女勇者「くっ…こ、ここは…?」
王様「おぉ!勇者よ、しんでしまうとはなさけない!」
女勇者「お、王様!ここは謁見の間…?」
王様「そなたにもう一度機会を与えよう!」
女勇者「も、申し訳ありません、王様」
王様「うむ。勇者が次のレベルになるにはあと29の経験値が必要じゃ!」
王様「遊び人たちが次のレベルになるにはあと11の経験値が必要じゃ!」
王様「そなたの旅の記録を冒険の書2に記録してもよいかな?」
女勇者「あ、それはまだいいです」
王様「では、ゆくがよい!勇者よ!」
女勇者「はっ!」
ズルズル、ズルズル
女勇者「棺桶3つって…重たっ!それにしても、明らかにおかしいでしょ、なんで街を出た瞬間に魔王にエンカウントするの?」
女勇者「いや、最終目的がこんな至近距離にいるなんてわかりやすいのはいいんだけどさ…」
女勇者「街から出れない以上、レベルも上げられないから魔王には勝てない…」
女勇者「これ、もう詰んでない…?」
バタン!
兵士「た、大変だ―!」
大臣「何事じゃ!」
兵士「勇者様が倒れました!」
13:
大臣「なに!?すぐに連れてまいれ!」
女勇者「へ?何言ってんの、あの兵士さん…」
女勇者「私、ここにいるけど…?」
バタバタバタ
【謁見の間に棺桶が4つ運ばれて来た!】
女勇者「ふぇ!?」
王様「…ザオリクっ!」
女勇者「王様ザオリク使えるの!?ついて来てよ!私のパーティーに入ってよ!」
ガタン
【棺桶の中の死体が息を吹き返した!】
王様「おぉ!勇者よ!しんでしまうとはなさけない!」
女勇者「ふぁっ!?」
「くっ…なんであそこで魔王が出てくんのよ!?」
王様「おぬしにもう一度機会を与えよう!」
王様「勇者が次のレベルになるにはあと29の経験値が必要じゃ!」
王様「遊び人たちが次のレベルになるにはあと11の経験値が必要じゃ!」
王様「そなたの旅の記録を冒険の書3に記録してもよいかな?」
「あ、それはまだいいです」
王様「では、ゆくがよい!勇者よ!」
「はい!」
ズルズルズルズル
女勇者「ちょ、ちょっと…」
「あんなところに魔王がいたら、レベル上げができないし…ブツブツ」
女勇者「ちょ、ちょっとあなた!」
「え?…ふぇ?!」
女勇者「あなた、なんなの!?」
「わ、私は女勇者!あなたこそなんなの!?」
女勇者「私も女勇者だよ!」
「えー!?なにこれ、もうわけわからない…」
14:
女勇者「ね、ねぇ、さっき王様との話を聞いてたんだけど…あなたは冒険の書3に記録してるの?」
「そ、そうだけど?」
女勇者「私、冒険の書2に記録してるんだよ」
「えっ!?っていうことは…二つのデータがごっちゃになっちゃってる、ってこと?」
女勇者「たぶんそうなんだと思う…」
「そうなんだ…いよいよおかしいよね、この世界」
女勇者「うん、どうしようかな、って思ってたところ」
「これもきっと何かの縁ね。協力して何か良い案を考えてみましょう」
女勇者「そうだね。少なくとも遊び人さん3人よりも勇者二人の方がなんとかなりそうな気がするし」
「決まりね。じゃぁ、私がAでそっちがB、ってことで」
女勇者「ちょ、待って、それは納得がいかない。一応、私の方が冒険の書が若いんだから私がAじゃない?」
「いやいや、番号関係ないでしょ?私がAで」
女勇者「あー、じゃぁ、ややこしいから2と3でわけない?」
女勇3「むー、わかった。それで納得してあげる」
女勇2「なんで上から?ちょっとイラっとするこの子」
女勇3「とりあえず、遊び人さんたちをル○ーダさんのところにおいてこよう」
女勇2「そうだね。勇者二人パーティなら、経験値的にもその方が効率よさそうだし」
女勇3「了解」
15:
ル○ーダの酒場前
女勇2「さて、じゃぁ、どうしようか?」
女勇3「まずは情報が必要よね。これまで見て回ってないところをちゃんとチェックしよう」
女勇2「そうだね…街の中はまだ見てないかな。タンスに薬草とかあるよねきっと」
女勇3「私はお城の中を探ってみるよ。旅の扉とかあったもんね、あそこ」
女勇2「よし、じゃぁ、手分けして行こう」
女勇3「終わったら実家に集合で」
女勇2「了解」
女勇2「さて…じゃぁとりあえず、そこら中の人に話を聞くことから始めようかな…あのぉ、すいません」
女「ここはアリアハンの城下町。北に行くとレーベの村がありますわ」
女勇2「あ、うん、知ってます」
老人「かつてアリアハンはすべての世界を治めていたのじゃ。しかし戦争が起こって多くの人が死んだ」
老人「そして海の向こうに通じる旅の扉を封じ込めたのじゃ」
女勇2「旅の扉か…向こうに行ければ、魔王にエンカウントしなくなるかな…?それはもう一人の私に任せようか」
戦士「連れてゆくなら戦士 僧侶 魔法使いの3人がいいぜ。ひっく」
女勇2「それができればどれだけよかったか…いや、どっちにしてもLv1で魔王にエンカウントか…」
男「遊び人は本当に役立たずだ。連れて行きたいなら十分に強くなってからシャレのつもりで仲間にしろ」
女勇2「いや、あの…遊び人しか仲間にできないシステムらしいんですよね…」
詩人「賢者は選ばれし者。修行を積んだ者だけがなれるそうな」
女勇2「遊び人を育てる余裕はないんですよ」
猫「にゃーん」
女勇2「かわええ…」
町人「お城から海づたいを歩くと 岬の洞窟があるそうです」
女勇2「魔王いるからね…」
老人「この城の西に浮かぶ島をもう見なさったか?」
女勇2「ううん、見れてない」
老人「外に出ればすぐに見られるはずじゃ」
女勇2「だから出れないんだって!」
町人「町の外に出て長く歩けば やがて夜になります」
女勇2「…街の外に出たい…」
女「町の中にいると 魔王が世界を滅ぼすなどまるでうそのようですわ」
女勇2「あんた一歩街から外でなさいよ、そこにいるから魔王」
戦士「アリアハンは海に囲まれた大陸なのだ。しかし海の向こうにはもっと大きな大陸があるというぞ」
女勇2「海の向こうなんてとおい話だよ。海の向こうに行けるようになったらもう魔王倒せてるよ」
16:
女勇2「うーん、ダメだ!誰に話してもデフォルトの説明しかしてくれないし何かのスイッチ入るわけでもなさそう…」
女勇2「薬草とか種の類はちょっと手に入ったけど…これで魔王倒せって?無理をおっしゃる…」
女勇2「あとはもうあらかた聞いたしなぁ…残りは武器屋と道具屋さんか…もう一度行って話だけでもしてみよう」
女勇2「手持ちの武道着と毒針も売り払いたいし」
武器屋「こちらは武器屋でございます」
女勇2「この武道着と毒針買い取ってください」
武器屋「武道着は600G、毒針は7Gでお引き取りいたします」
女勇2「あれ、買い取りの価格は変わらないんだ…なんでよ、インフレじゃないじゃん…」
武器屋「おやめになりますか?」
女勇2「あぁ、いいですいいです、それで買い取ってください」
武器屋「かしこまりました」
【女勇者は607Gを手に入れた!】
武器屋「他にごようはありますか?」
女勇2「あー、えっとじゃぁ、商品のリスト見せてください」
武器屋「お買い上げですね。こちらです」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ひのきの棒 1111111G
こん棒 1111111G
銅の剣 1111111G
 ・
 ・
 ・
 ・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
女勇2「やっぱりこの値段…あり得ない手が出ない…」
女勇2「ん?待って…このリスト、続きがある…!」
17:
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ひのきの棒
こん棒
銅のの剣
せいなるナイフ
まどうしのつえ
くさりがま
あまぐものつえ
とげのむち
ブーメラン
まふうじのつえ
やいばのブーメラン
アサシンダガー
てつのつめ
てつのやり
チェーンクロス
ねむりのつえ
モーニングスター
はがねのはりせん
さざなみのつえ
ふっかつのつえ
はがねのつるぎ
ホーリーランス
さばきのつえ
てつのオノ
はがねのむち
ルーンスタッフ
パワーナックル
ほのおのブーメラン
いかずちのつえ
まほうのそろばん
おおばさみ
けんじゃのつえ
ゆうわくのけん
おうごんのつめ
ガイアのつるぎ
ドラゴンテイル
おおかなづち
バトルアックス
りりょくのつえ
くさなぎのけん
ゾンビキラー
ウォーハンマー
ドラゴンキラー
いなずまのけん
ドラゴンクロウ
ふぶきのつるぎ
まじゅうのツメ
らいじんのけん
グリンガムのムチ
バスタードソード
まじんのオノ
せいぎのそろばん
はかいのつるぎ
もろはのつるぎ
おうじゃのけん
はかいのてっきゅう
ルビスのけん
 ・
 ・
 ・
 ・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
18:
女勇2「えっ…」
女勇2「えぇぇぇ!?なんでこんなに品ぞろえ豊富!?なんなの、この店!?」
女勇2「非売品も売ってるし、ルビスの剣ってGB版でしょ!?ハードが違うよハードが!」
女勇2「ぶ、武器だけじゃない…鎧も兜も、あらかた装備が全部売ってる…!価格はどれも111111Gだけど!」
女勇2「これはあとで道具屋にも行ってみる必要があるね、きっと…」
女勇2「あぁ、でも私丸腰だからなぁ…せめて銅の剣くらいは手に入ると良いんだけど」
武器屋「銅の剣ですね?それでしたら1111111Gになります」
女勇2「そんな持ってないけどなんとか譲ってくれません?全財産置いて行くんで」
武器屋「お買い上げありがとうございました」
【女勇者は銅の剣を手に入れた!】
【75Gを支払った!】
女勇2「えっ」
女勇2「普通に買えたよ!?」
女勇2「しかも75Gって正規の値段以下だよね…111111Gって、何?」
女勇2「で、でも、昨日は薬草買えなかったし…500G持ってたのに…」
女勇2「も、もしかして、この111111Gって表記は値段がおかしいんじゃなくて、表記がおかしいってこと?」
女勇2「ど、道具屋さんに行かなくちゃ!」
19:
道具屋「こちらは道具屋です。どんなご用でしょうか?」
女勇2「や、薬草!薬草一つください!」
道具屋「薬草ですね?1111111Gになりますがよろしいですか?」
女勇2「よ、よろしいです!」
【女勇者は薬草を手に入れた!】
【216Gを支払った!】
女勇2「買えた!!!でも高っ!!!!」
女勇2「薬草一個で216Gって…やっぱりハイパーインフレだよ…で、でも、1111111Gじゃないならなんとかなる…かも?」
女勇2「そ、そうだ!武器屋ではリストに続きがあったね…道具屋さんはどうなんだろう…」
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やくそう
どくけしそう
まんげつそう
いのりのゆびわ
けんじゃのいし
せかいじゅのは
せいすい
キメラのつばさ
きえさりそう
ぎんのたてごと
やみのランプ
まだらくもいと
どくがのこな
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
いのちのいし
ちからのたね
スタミナのたね
かしこさのたね
すばやさのたね
ラックのたね
ふしぎなきのみ
いのちのきのみ
ようせいのちず
ひかりのたま
ようせいのふえ
たいようのいし
にじのしずく
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20:
女勇2「す、すごい…まさかイベントアイテムまで取り揃えているなんて!」
女勇2「価格はどれも111111Gだけど…ううん、薬草のことを考えたら、安いものは111111Gより安く手に入るはず…!」
女勇2「それに、種類も売ってる…こ、これ買えたら、レベル上げなくてもステータスをカンストにできるんじゃ…?」
女勇2「あ、えっと、す、すばやさの種、もらえますか?」
道具屋「すばやさの種ですね。そちらでしたら111111Gになります」
女勇2「えっと、あの、これで足りますか?(全財産をジャラ)」
道具屋「お金が足りないようですね」
女勇2「くっ…ダメかぁ…」
女勇2「で、でも、お金を溜めればもしかすると種買えるかもしれない!そうしたら、ステータスアップだね!」
女勇2「これは良い収穫になったな…よし、じゃぁ、とりあえず実家に戻ろうかな…あ、その前に銅の剣買って行ってあげよう」
21:
勇者の家
「あぁ!おかえりなさい、わたしのかわいい勇者!さぞや疲れたでしょう、さぁ、もうおやすみ…」
バタン
女勇2「ふぅ、さて、それじゃぁ、状況を確認しようか」
女勇3「そうね。とりあえず確認だけど、そっちも街の外に出たら魔王とエンカウントしてやられた、ってことでいいのね?」
女勇2「凍える吹雪で即死。そっちは?」
女勇3「打撃とマヒャドの反復で」
女勇2「うへー、それはキツイ」
女勇3「あとは、街の様子よね。遊び人さん達(の棺桶)を置きに行ってから、見て回った報告しよう」
女勇2「うん。街は悲しいくらい異常なし。みんな普通にしゃべってくれるだけだった」
女勇2「道具屋も防具屋も、すべての商品が111111Gになってる」
女勇2「でも、武器防具はそれよも安くて、むしろ定価よりも手頃に手に入ったよ。とりあえずこれあなたの分の銅の剣」
女勇3「おぉ!ありがとう!」
女勇2「だけど、道具屋は薬草が216Gもしたよ…」
女勇3「216G!?」
女勇2「うん、これは消耗品としてはもう完全にアウトだよね…そっちはどうだった?」
女勇3「こっちは…ある意味で、希望がつなげられるっていうか、いや相変わらず絶望っていうか…」
女勇2「な、なによ、どうしたの?」
女勇3「いや、実はね。お城の最上階の寝室に入ったら…ボストロールとエンカウントした」
女勇2「はい!?ボストロール…!?ラーの鏡もなしに?!」
女勇3「うん、そう。一発でやられちゃったけどね」
女勇2「うーん、確かに魔王相手にくらべたら楽だけど、Lv1には荷が重いね」
女勇3「うん。とにかくせめてLvを上げないと」
女勇2「いかにして経験値を溜めるか、ってことよね」
女勇3「あなたを殴り倒したらレベルあがるかな?」
女勇2「え、なに、やる気?言っとくけど私ステータス高いよ?セクシーギャルだから」
女勇3「げ、あなたもなの?なんだ、一方的に殴れると思ったのに」
女勇2「あなた何気に怖いこと言うね…ていうかたぶん経験値は入らないから意味ないと思う」
女勇3「だよね…」
22:
女勇2「せめてお金さえ手に入ればなぁ。種も装備もそろえられるんだけど、戦っても全滅だからお金入らないし」
女勇3「お金…か。確か、武器屋にはほとんど全部の装備が売ってるって話だったよね?」
女勇2「え?うん、そうだけど…」
女勇3「…だとしたら、種を買ったり装備を整えることはできるかもしれない…」
女勇2「あ、あなた、まさか!」
女勇3「そうよ…背に腹は変えられないわ!」
女勇2「で、でも、私達勇者だよ!?そんなことがバレたら、誰になんていわれるか…!」
女勇3「大義のためよ、仕方ないわ…!明日の朝いちばんでかかるわよ!遊び人を大量登録して、初期装備をはぎ取りまくる!」
24:
あらすじ
勇者たちはル○―ダの酒場で人身売買(?)を行うことにした!
女勇2「ね、ねぇ、ほんとにやるの?」
女勇3「やるしかないでしょ?魔王を討伐すること以外、私たちにやることないのよ?」
女勇2「そうだけど…」
女勇3「ほら、あなたは二階で登録して。私はここで引き取って布の服剥いでさよならするから」
女勇2「分かったよ…」
SE:ダッダッダ
女勇2「すみませーん、新しい人の登録をお願いします」
親父「登録ですね。どの人を登録しますか?」
女勇2「どの人、って…なんかコミュニケーションがズレてるような気がするんだよねこの人との会話って…」
女勇2「まぁ、いいか…名前は…適当でいいよね。“ああああ”から入れて行こう」
親父「ああああさんですね。職業は何にしますか?」
女勇2「遊び人しか選べないくせに何にしますか、って聞かないでよ…ぶつぶつ」
親父「最初に種を使えますが、私にお任せしてもらってよろしいですか?」
女勇2「なんならその種私がもらいたいくらいだけど…適当にやっちゃってください」
親父「かしこまりました。この人でよろしいですかな?」
女勇2「はーい」
親父「かしこまりました。別の人も登録しますか?」
女勇2「はい。次は“あああい”で」
親父「あああいさんですね。職業は何にしますか?」
女勇2「あぁ、これ果てしなくめんどくさい…布の服って確か売価は7Gとかだっけ?」
女勇2「75Gの銅の剣を買うのに、11人の遊び人の尊い命が…なんだか、悪いことしている気分…まぁ、死ぬわけじゃないんだろうけどさ」
女勇2「このやりとり、今日中にあと何回続ければいいんだろう…?」
親父「かしこまりました。別の人も登録しますか?」
女勇2「あーはい。次、“あああう”で」
  ・
  ・
  ・
25:
  ・
  ・
  ・
女勇2「つ、次、“なかしあ”で」
親父「なかしあさんですね。職業は何にしますか?」
女勇2「遊び人で」
親父「種はー
女勇2「適当にやってください」
親父「かしこまりました。別の人も登録しますか?」
女勇3「あー、お疲れー」
女勇2「あぁ、お疲れ…」
女勇3「だ、だいぶやつれたね」
女勇2「もうやだ飽きた。このおじさん、顔色変わらなすぎ怖い」
女勇3「こっちは成果らしい成果が目に見えないからね。途中で交代して上げればよかった」
女勇2「ホントだよ。で、上がって来てくれた、ってことは、なにかあったの?」
女勇3「ふふふ!なんと!おかげでもち金が999999Gでカンストしました!」
女勇2「おぉぉぉ!頑張った甲斐あったなぁ!」
女勇3「延べ、142857人の遊び人さんたちの尊い犠牲によって…」
女勇2「もうこれ私たちが魔王だって言っても差支えないレベルだね」
女勇3「この犠牲を無駄にするわけにはいかない…!」
女勇2「自分でやっといてあれだけど、そうだね。無駄にしてはいけない気がするね」
女勇3「と言うわけで武器屋へ行くわよ!」
SE:ダッタッダッ
女勇3「すみませーん、装備を揃えたいんですが」
武器屋「何をお買い上げですか?」
女勇3「一番いいのを頼む」
女勇2「古い。とりあえず…ルビスの剣を2つ…」
武器屋「ルビスの剣ですね?1111111Gになります」
女勇2「2つでも値段変わらず、か。やっぱりこれ、表記のバグみたいだね」
女勇3「ていうか、ハード違いでしかも非売品のものを2つ注文して何の疑問もなく差し出すこの武器屋さんっていったい何者…」
26:
武器屋「お買い上げありがとうございます!」
女勇2「買えた!存在してはいけないうえに売っててもいけない武器が買えた!」
女勇3「しかも2本!」
女勇2「いくら?いくらだった!?」
女勇3「待って…えっ?」
しょじきん
999999G
女勇2「へ、減って、ない…?」
女勇3「ど、どういうこと?また別のバグでも…?」
女勇2「わ、わかんないけど、今度は鎧買っておこうよ…」
女勇3「そ、そうだね…どうだろう、やっぱり光の鎧がいいかな?」
女勇2「い、いやでも、フィールド歩けないわけだし、性能が多少良い光のドレスの方がいい気がする」
女勇3「確かにそうだね…じゃぁ、光のドレス2つください」
親父「そちらでしたら、1111111Gになります」
女勇2「はい、それでいいんでください」
親父「お買い上げありがとうございます!」
女勇3「さて、幾らかかるか…」
女勇2「へ、減った!」
しょじきん
971499G
女勇2「うーん、と…計算だと、28500G掛かった、かな?」
女勇3「た、たぶん…」
女勇2「なにか基準があるのかな?本来非売品だったものにはお金がかからない、とか…」
女勇3「その可能性はあるよね…ま、まぁ、とりあえず手に入る範囲の値段に収まってるから良しとしましょう」
女勇2「これならとりあえず装備は揃えられそうだね」
女勇3「まとめて最強装備作っておこうか」
【勇者たちはルビスの剣を装備した!】
【勇者たちは光のドレスを装備した!】
【勇者たちは勇者の盾を装備した!】
【勇者たちはグレートヘルムを装備した!】
【勇者たちは星降る腕輪を装備した!】
27:
女勇2「こんなところだよね」
女勇3「そうね。あ、要らなくなった装備売っちゃおう。銅の剣とか、私も武道着と毒針持ってるんだよね」
女勇2「銅の剣…結局使わなかったな…ちょっともったいなかった。おじさん、これ買い取って!」
武器屋「銅の剣ですね?それなら、100Gでお引き取りします」
女勇2「あー、じゃぁ、それでお願い…って、ちょっと待って、100G!?」
女勇3「これって、75Gで買ったんじゃないの!?」
女勇2「うん、そうだよ!?あれ、売値の方が高いの!?」
女勇3「こ、これは…もしかして…」
女勇2「な、なによ?」
女勇3「売値と買値のデータが入れ替わってるんじゃ…?」
女勇2「え!?も、もし、そうだとしたら…安く仕入れて高く売りさばける、ってこと!?」
女勇3「た、たぶん…お、おじさん。この光のドレスはいくらで引き取ってくれる?」
武器屋「そちらでしたら、19000Gになります」
女勇2「ま、待って。さっきは確か2つで28500Gだったから…」
女勇3「1つ、14250G…」
女勇2「ホントだ!おかしいよこれ!5000Gも私達が儲かっちゃうじゃん!」
女勇3「くっ…もっと早くにこのことに気が付いていたら、14万人にも及ぶ遊び人たちの命を無駄にしないで済んだのに!」
女勇2「確かに…」
女勇3「おのれ、魔王め!許さない!」
女勇2「いや、ここにきて魔王に責任転嫁はどうかと思うけど…」
女勇3「で、でも、これで資金調達の目途はたったね」
女勇2「そうだけど…」
女勇3「同じ方法でお金を貯め込んで、種や薬草を買いあさって打倒ボストロール!そして経験値を得たら魔王を叩く!」
女勇2「そううまく行けばいいんだけど…」
31:
あらすじ
勇者たちは最強装備を手に入れた!
?道具屋
女勇2「さて…じゃぁ、あとは残りの資金で種類を買っておこうか」
女勇3「薬草はこの際あきらめる?どのみちHP20もないから、あっても無駄な気がするんだよね」
女勇2「確かに…それだったら、すばやさの種をバリバリ食べた方がまだいいかもしれないね」
女勇3「だよね。じゃぁ、残りの資金突っ込んで種を買う方向で」
女勇2「賛成。可決」
女勇3「すみませーん。種ください!」
道具屋「お買い上げですね。何にしますか?」
女勇2「とりあえず、何がいいかな?」
女勇3「すばやさあげて守りを固める、っていう案でいいんじゃないの?」
女勇2「思ったんだけど、攻撃特化しないと、いくら防御上げても勝てないんじゃない?」
女勇3「あー…いや、でも、ほら、ルビスの剣あるし」
女勇2「あ、そっか!道具として使えばギガデイン!」
女勇3「そうそう。だから、攻撃はそっち任せで、守りを固めるのがベストだと思う」
女勇2「そうだね。だとしたら、防御力がすばやさ÷2+防具だから、やっぱりすばやさを上げるに限るね」
女勇3「そういうこと。ね、おじさん、すばやさの種、とりあえず1つください」
道具屋「すばやさの種ですね?そちらでしたら111111Gになります」
女勇3「出た、エラー数字。やっぱりここもなんだね」
32:
女勇2「薬草が216Gだったけど…まもりの種っていくらなんだろう?」
道具屋「はい、ありがとうございます!」
女勇3「お、どうやら買えたみたい!」
女勇2「いくら減った?」
しょじきん
861999G→645999G
女勇2「おぉふ…」
女勇3「た、高い…」
女勇2「えっと価格にして…216000G…」
女勇3「さっきの武器屋さんでは、非売品は無料だったよね?」
女勇2「そうだった。ってことは、道具屋さんは武器屋さんとは違うバグが起こってる、ってことだね」
女勇3「そうみたいね…薬草は1つ216G、すばやさの種は21600G…なにか法則性があると思うんだけど…」
女勇2「かしこさの種買ってから考えてみる?」
女勇3「い、いや、今はそれを気にしてる場合じゃない。とにかく、すばやさの種を買えるだけ買おう!」
女勇3「おじさん、このお金で買えるだけの素早さの種ください!」
道具屋「ありがとうございます!」
【勇者たちはすばやさの種を計4つ手に入れた!】
女勇3「これで2つずつ食べれるね」
女勇2「あ、待って。私、街のタンスとツボを漁り回って、もう2つ持ってる」
女勇3「全部で6つ。一人3つか…」
女勇2「あとは運だね。どれだけ上がってくれるか…」
女勇3「食べる前に、今のパラメータを確認しておこうか」
女勇者2
HP:16
MP:20
ちから:11
すばやさ:17(星降る腕輪で×2)
体力:8
賢:10
運:9
女勇者3
HP:17
MP:20
ちから:10
すばやさ:18(星降る腕輪で×2)
体力:9
賢:10
運:8
33:
女勇2「似たり寄ったりね」
女勇3「そりゃぁ、職業も性格も同じなんだからしょうがないでしょ」
女勇2「確かに。じゃぁ、あとは種三つ飲んでみてどう変化するか、だね」
女勇3「よし、行こう!」
【勇者たちはすばやさの種を使った!】
【女勇2のすばやさが3上がった!】
【女勇2のすばやさが2上がった!】
【女勇2のすばやさが1上がった!】
【女勇2のすばやさが3上がった!】
【女勇2のすばやさが3上がった!】
【女勇2のすばやさが3上がった!】
女勇3「おっ来た!」
女勇2「良いなぁ!」
女勇3「ふふふ!これであなたを一方的に殴れる!」
女勇2「ま、また怖いこと言ってる…」
女勇3「冗談だよ。さて、どうなったかな?」
女勇者2
HP:16
MP:20
ちから:11
すばやさ:23(星降る腕輪で×2)
体力:8
賢:10
運:9
女勇者3
HP:17
MP:20
ちから:10
すばやさ:27(星降る腕輪で×2)
体力:9
賢:10
運:8
女勇2「装備品含めてだとどうだろね?」
ステータス
女勇2
HP:16
MP:20
攻撃:171
守備:246
女勇3
HP:17
MP:20
攻撃:170
守備:254
34:
女勇2「な、なんていびつな…」
女勇3「ま、まぁ、なんとかなるんじゃないか…な…?」
女勇2「えぇ?…なんかいっそう不安なんだけど…」
女勇3「ゆ、勇者たる者が弱気になってどうすんの!」
女勇2「弱気っていうか、これで挑むのは勇気っていうよりもただの無鉄砲なんじゃないかと…」
女勇3「任せなさい、私に作戦があるわ!」
女勇2「作戦って…賢さ10の勇者の考える作戦なんて怖すぎるんだけど…」
女勇3「あなたもまったく同じステータスでしょ!グダグダ言わない!」
女勇2「くっ…やっぱこの子なんか腹立つ!」
女勇3「私が前衛に立って、常に防御で敵の攻撃を引き付けるわ!その隙にあなたがルビスの剣でギガデインを連射する!」
女勇2「あ、あなたが肉壁…じゃなかった、囮に!?」
女勇3「今、肉壁って言わなかった?まぁ、いいや。そういうこと!すばやさ私の方が高いから、そうするのがベストでしょ」
女勇2「ま、まぁ、防御力250で防御してれば、そうそう大ダメージを食うことはないだろうけど…それでも、17くらい削られるんじゃないかな…」
女勇3「なによ、心配性ね。なら、薬草をそこそこ買って持っていくってのはどう?」
女勇2「使う暇があればいいけど…それならまぁ、多少は安心するかも…」
女勇3「なら、武器屋さんに戻って装備を売り買いして小銭稼いで薬草買ったら、あとは王の寝室に突撃よ!」
女勇2「おーっ!………ってイヤな予感しかしないけど…ホント大丈夫…?」
35:
城の廊下
女勇2「で、この扉の先がそうなんだね?」
女勇3「うん、そう。扉開けて部屋に入った瞬間にイベント発生して強制戦闘だから、覚悟決めて」
女勇2「覚悟って、なんの覚悟よ…」
女勇3「さぁ、行くよ!」
女勇2「あぁもう!わかったよ!行くわよ!」
女勇3「とつげーーーき!」
SE:ダッダッダッ
「誰じゃ、ワシを起こすのは!?」
女勇2「うわぁっ!ボストロール突っ立ってるじゃん!」
女勇3「だから覚悟してって言ったでしょ!?」
「みーたーなあ?けけけけけっ! いきてかえすわけにはいかぬぞえ」
女勇2「見たなもなにも、あんた化ける気も隠れる気もないじゃない!」
女勇3「ツッコミはあと!来るよ!」
テレレレレレー
【ボストロールがあらわれた!】
女勇3「私が防御してこらえるから、作戦通りに!」
【女勇3は身をまもっている!】
女勇2「う、うん!」ルビスの剣スチャ
【ボストロールの攻撃!】
ドガン!
【痛恨の一撃!】
女勇3「げふっ」
【女勇3に180のダメージ!女勇3はしんでしまった!】
女勇2「ふぇ!?」
【ボストロールの攻撃!】
ボカッ!
女勇2「あふぅっ!」
【女勇2に40のダメージ!女勇2はしんでしまった!】
【勇者たちはぜんめつした!】
 ・
 ・
 ・
36:
 ・
 ・
 ・
謁見の間
王様「おぉ、勇者よ!死んでしまうとはなさけない!」
女勇2「痛てて…」
女勇3「くっ…まさかいきなり痛恨の一撃出してくるなんて…」
女勇2「あれ、そっちも生き返れるんだ?」
女勇3「一応どっちも勇者だから、そういうことになってるんじゃない?」
女勇2「そっか…」
女勇3「…」
女勇2「…ね」
女勇3「…なによ」
女勇2「これ、クリアできんの?」
女勇3「…ちょっと自信なくなってきた…」
45:
勇者の家
女勇2「やっぱり無謀だったね」
女勇3「うーん、さすがにHP17じゃ、いくら防御力を上げても踏ん張れないね…」
女勇2「何か別の方法を考えるべきだと思う。武器を売り買いして種を食べまくるにも限度があるだろうし…」
女勇3「いのちの木の実っていくらかなぁ?すばやさと一緒にそっちも上げなきゃいけないね」
女勇2「でも、いくらパラメーターをあげても、しょせんはLv1だよ?ホイミも唱えられないんじゃきついよ」
女勇3「そうだね…回復アイテムも必要か…」
女勇2「うん。今の私たちにできることって言ったら、道具屋でなんとかパラメータあげて有利にすることくらいしかないけど…」
女勇3「もう一度道具屋に行って対策を考えてみようか。何か良い案思いつくかもしれない」
女勇2「うん、そうしよう。いのちの木の実が安く手に入るといいんだけどね」
道具屋
女勇3「さて、じゃぁ、どうしようか?」
女勇2「とりあえず、商品の一覧を見てみようよ」
道具屋「お買い上げですね?何をお求めですか?」
46:
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 やくそう
 どくけしそう
 せいすい
 キメラのつばさ
 まんげつそう
 まだらくもいと
 どくがのこな
 きえさりそう
 せかいじゅのは
 いのりのゆびわ
 けんじゃのいし
 いのちのいし
 ちからのたね
 すばやさのたね
 かしこさのたね
 スタミナのたね
 ラックのたね
 いのちのきのみ
 ふしぎなきのみ
 やみのランプ
 ぎんのたてごと
 さとりのしょ
 すごろくけん
 ゴールドパス
 ちいさなメダル
 やさしくなれるほん
 あまえんぼうじてん
 しゅくじょへのみち
 あたまがさえるほん
 ちからのひみつ
 ごうけつのひけつ
 かいうんのほん
 おてんばじてん
 かなしいものがたり
 ゆうき100ばい
 まけたらあかん
 ユーモアのほん
 エッチなほん
 とうぞくのかぎ
 まほうのかぎ
 さいごのかぎ
 まほうのたま
 ふしぎなちず
 ようせいのちず
 ゆめみるルビー
 めざめのこな
 おうのてがみ
 くろこしょう
 かわきのつぼ
 ラーのかがみ
 へんげのつえ
 ふなのりのほね
 あいのおもいで
 やまびこのふえ
 レッドオーブ
 グリーンオーブ
 ブルーオーブ
 パープルオーブ
 イエローオーブ
 シルバーオーブ
 ひかりのたま
 たいようのいし
 あまぐものつえ
 ようせいのふえ
 にじのしずく
 オリハルコン
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
47:
女勇3「しかし、あいかわらずあきれる品ぞろえね」
女勇2「これ、ほんとフィールドに魔王が出なきゃ、ぬるゲーにもほどがあるよね」
女勇3「どうする?とりあえず命の木の実買ってみる?」
女勇2「そうだね。所持金マックスだし、買えないってこともないでしょ」
しょじきん
999999G
女勇3「すみませーん、いのちの木の実1つ」
道具屋「そちらでしたら1111111Gになります」
女勇3「ください」
道具屋「お金が足りないようですね」
女勇s「ふぇ!?」
女勇2「お、お金足りないってどういうこと!?」
女勇3「システム上、これ以上持てないってくらいにお金持ってるのに!」
道具屋「それを売るなんてとんでもない!」
女勇2「いや誰も売るなんて言ってないし!」
女勇3「どういうこと…?薬草の値段…すばやさの種の値段…そして100万G以上のいのちの木の実の値段…」
女勇2「あ、じゃぁ、賢者の石はどうかな?これ持っておくと便利じゃない?」
女勇3「そ、そうだね…じゃぁ、賢者の石を1つ」
道具屋「お金が足りないようですね」
女勇2「賢者の石も、か…」
女勇3「非売品はタダで買えた武器屋とはずいぶんと違うみたいね…」
女勇2「じゃぁ、世界樹の葉はどうだろう?ザオリク使えないし、持ってれば使えるチャンスあるかもだし」
女勇3「一撃でしねる私達には必要だね…じゃぁ、世界樹の葉を1つ」
道具屋「そちらでしたら111111Gになります」
女勇2「はいはい、ください」
道具屋「ありがとうございます」
女勇2「お、買えた!」
女勇3「えっと、価格は…?」
しょじきん
999972G
女勇2「えっと…27G、だったのかな?」
女勇3「そうみたいだね」
48:
女勇2「ふむ…確か昨日、法則があるかも、って話してたよね?」
女勇3「え?あぁ、うん」
女勇2「世界樹の葉27Gと薬草216Gの共通点を考えればいいってことよね?」
女勇3「まぁ、そうだね」
女勇2「もしかして…これ、なにかの倍数なんじゃない?」
女勇3「倍数?」
女勇2「うん…例えば、武器屋さんと同じで売値の、とか…」
女勇3「倍数…確か、薬草の売値って…」
女勇2「8Gかな?」
女勇3「だとしたら、6の三乗は216!」
女勇2「三乗…!そっか、世界樹の葉の売値は3Gだから27!」
女勇3「なるほど…そうなるといのちの木の実の売値は150Gだから…」
女勇2「えっと…150の…5で、750で…んー、わかんないけど、たぶん100万G超えるよね」
女勇3「そっか…買えないはずだ…」
女勇2「そうなると、やっぱりHPはレベルあげないとあがらない…」
勇者3「うん…まいったな、手詰まりだねこれ」
女勇2「そうだね…ボストロール以外でどこかで敵とエンカウントできるところを探す?」
女勇3「こんな街の中でどうやって探すってのよ?」
女勇2「わかんないよ。お城の地下とか、なんかなかったっけ?」
女勇3「旅の扉と、あとはナジミの塔に行く地下通路くらいだけどどっちも鍵掛かってるよ」
女勇2「カギか…いずれにしても、話を進めないと手に入らないね」
女勇3「うん…」
女勇2「…あれ?」
女勇3「なによ?」
女勇2「そういえば、ここに鍵売ってね?」
49:
女勇3「…あっ…」
女勇2「ちょ、え…これ行けるんじゃない!?」
女勇3「う、うん!おじさん、最後の鍵くれる!?」
道具屋「そちらでしたら1111…
女勇2「あー買う買う、それでいいから買う!」
道具屋「ありがとうございます!」
女勇3「か、買えた!」
じょしきん
999972G
【勇者たちは最後のカギを手に入れた!】
女勇2「よ、よし!これで旅の扉とダンジョンを試せる!」
女勇3「フィールドはわからないけど、ダンジョンは別の可能性はあるよね…」
女勇2「うん。そうじゃなくても、この街から出ることが魔王戦発生の条件になってるとしたら、旅の扉から出れば魔王いないかも!」
女勇3「うはー!希望が湧いてきた!どっち行く?!先にどっち行く!?」ワクワク
女勇2「ま、迷うな…さ、さきにナジミの塔への地下に行こうか、敵弱いだろうし!」ウズウズ
女勇3「うん!じゃ、じゃぁ、薬草ありったけ買い込んで突撃だ!」
女勇2「おー!」
50:
城の地下
女勇2「ここがナジミの塔へ続く地下通路ね」
女勇3「ジメジメしてるなぁ…」
女勇2「確か海の下だからね」
女勇3「見て、扉がある!」
女勇2「きたね…なんとかなるといいけど…」
女勇3「まぁ一応魔王とエンカウントして即死する覚悟は決めたから大丈夫」
女勇2「考えてみれば全滅しても生き返れる私達はそういうとこ怖くないから戦って勇者なんて名乗れるんだろうね」
女勇3「確かに。死んだらLv1からとか二度と起動しません、とかでも果敢に魔王に挑むのが本当の勇者だと思うけど…」
女勇2「そういうのだったら私無理だわー、絶対に父上の仇とか打ちに行けない…」
女勇3「同感」
女勇2「さて…最後の鍵を使うよ」
女勇3「よし…いつでも!」チャキッ
【勇者は最後の鍵を使った!】
SE:カチャ、ギィー…
女勇2「開いた…」
女勇3「開いたね…」
女勇2「行く?」
女勇3「行く以外の選択肢を選べるほど余裕ない」
女勇2「だよね…次は私が先頭やるよ」
女勇3「お願い」
女勇2「階段だ」
女勇3「こ、この先、ってことね」
SE:ダッダッダッ
51:
ヒタッ ヒタッ ヒタッ
女勇2「ダンジョンってなんかこう、薄気味悪いね…」
女勇3「ホント…ここで魔王とかにエンカウントしたら私その時点で即死しそう」
女勇2「どうしたの?さっきからすごい弱気」
女勇3「だって痛いじゃん。いくらすぐに蘇生されるって言ってもさ…」
女勇2「あぁ、ボストロールにくらった痛恨の一撃の後遺症か」
女勇3「HP17しかないのに防御めくられて180のダメージ食らうのはさすがに涙目」
女勇2「同情する…ミンチにされたかと思ったもん」
女勇3「お願い、魔王だけはなしにして…!」
SE:テレレレレレー
女勇2「出た!」
女勇3「くぅっ!来るなら来い!」
【いっかくうさぎの群れがあらわれた!】
女勇2「…」
女勇3「…」
女勇2「…ね、ねぇ」
女勇3「…う、うん」
女勇2「こ、これって…」
女勇3「もしかして!」
女勇s「「やったー!」」ダキッ
女勇2「やれる!やれるよ!」チャキ
女勇3「経験値!レベルアップ!」チャキ
女勇s「「ガンガン行こうぜ!」」
【女勇者2の攻撃!いっかくうさぎAに120のダメージ!一角ウサギをやっつけた!】
【女勇者3はルビスの剣を掲げた!激しい雷がほとばしる!いっかくうさぎB、C、Dをやっつけた!】
【いっかくうさぎのむれをやっつけた!それぞれ経験値を8と8Gをてにいれた!】
女勇2「ふぅ、ルビスの剣チートだね」
女勇3「まぁ、序盤の敵に最強装備で挑んでる時点でだいぶチートだよ」
女勇2「この街を出たらラスボスと戦闘、ってほうが逆の意味でチートか」
女勇3「そうそう。それにしても経験値たった8かぁ」
女勇2「少ないね。ボストロールを倒せるようになるまでにどれくらい雑魚を倒せばいいやら」
女勇3「でも!時間を掛ければここでだって魔王を倒せるくらいの経験値をつめる!」
女勇2「うん!そして晴れてエンディングを迎えよう!」
女勇3「おぉし、やる気出て来た!行くよ!」
女勇2「おーっ!」
62:
ル○ーダの酒場
女勇s「「かんぱーい!」」
女勇2「んぐんぐんぐ…ぷはぁー!」
女勇3「あはは!何それ、やめてよ!おじさんじゃない!」
女勇2「こんなうれしい日に飲まずにいられるかってんだー!」
女勇3「あーでもそれはほんとに!マスター、おつまみにピザとサラダねー」
女勇2「あとお酒も追加!」
女勇3「それにしてもあんな初級ダンジョンでずいぶんがんばったねぇ」
女勇2「最後の方なんか、エンカウントするスライムが涙目でかわいそうだったなぁ」
女勇3「レベルいくつまで上がったっけ?」
女勇2「ん?えっと、25かな」
女勇3「あぁ、そうだった。ふふふ、これならボストロールくらい余裕ね!」
女勇2「明日はあいつを叩いてみよう!あー、それにしても失敗したな…レベル上げる前にたいりょくとかしこさのことに気づいてれば」
女勇3「それはもう仕方ないよね。明日道具屋さん行って買えそうならとことんまで買い占めて両方カンストさせておこう」
女勇2「そうだねそうだね!そうすればHPもMPもグングン伸びる!これで魔王なんて目じゃない!」
マスター「へいよ、酒のかわりおまち」
女勇3「お、きたきた!」
女勇2「そいじゃぁ、今度は明日のボストロール戦の前祝だ!」
女勇3「いいねいいね!景気よくいっとこう!」
女勇2「よしそれじゃぁ!明日の勝利に!」
女勇s「「かんぱぁぁぁーい!」」
63:
SE:テーレーレーレーレッテッテー
翌朝 勇者の家
女勇3「んぐぐ…頭痛い…」
女勇2「すー…すー…」
女勇3「飲みすぎたなぁ、昨日…記憶もあいまい…」
女勇2「すー…すー…ん?むにゃむにゃ…」
女勇3「…」
女勇3「…」
女勇3「なんて私裸…?」
女勇3「あれ…なんか遠い記憶の中にすさまじい映像が…」
女勇2「ん…んんん…ふぁぁ…ん、あれ、おはよ。早いね」
女勇3「…ね、ねぇ」ブランケット ヲ ピラッ
女勇2「なに…?って、あれ、二人してなんで裸?」
女勇3「昨日のこと覚えてる…?」
女勇2「えぇ?酒場で飲んだくれて、へろへろで帰って来て…そのあと、あれ、なんかすごーく変なイメージが…」
女勇3「…」
女勇2「…」
女勇3「いやほら」
女勇2「うん、お酒のせいだしね」
女勇3「…なにもなかったよね」
女勇2「…ないない、わるわけない」
女勇3「そ、そうだよね、女同士だもんね?」
女勇2「女同士っていうか、言っちゃえば自分同士だからね。ナルシストじゃないもん私」
女勇3「私もだよ。それにあれだよね、もしなにかあったとしても自分相手だから自慰と一緒だしね」
女勇2「…あれ、おかしいな…それ、昨日もうろうとする意識の中で同じことを言った気がする…」
女勇3「…あれ、むしろそれを聞いて何かが弾けた気がする…」
女勇2「…」
女勇3「…」
女勇2「…///」
女勇3「…///」
64:
女勇2「…ご、ご飯食べてボストロール殴りに行かなきゃっ!///」
女勇3「あ、そ、そうだった!よ、よーし、今回こそは、ま、負けないからね!///」
女勇2「あ」
女勇3「な、なによ…?」
女勇2「なんかお互い、あっちこっち赤い跡ついてる…」
女勇3「……えっ、む、虫かな?」
女勇2「……そ、そうだね、虫だ。虫に違いない。もう、やだなー!ブランケット干しといてって母さんに言おう!」
女勇3「…そ、それがいいよね、なにもなかったよね」
女勇2「…うん、そうそう、昨日は飲みすぎて寝たよ、うん」
女勇2「…」
女勇3「…」
【勇者たちはふかく思い出した!】
女勇s「「あーーーーーーーーーーーっ♀!」」
ステータス
女勇2(Lv25)
HP:252
MP:190
攻撃力:240
防御力:299
女勇2(Lv25)
HP:240
MP:188
攻撃力:249
防御力:312
65:
城の廊下
女勇2「よし…今回こそはなんとか倒せるはず…」
女勇3「…そだね」
女勇2「ちょっと…いつまでしょげてるの?しっかりしてよ!」
女勇3「だって…だって…お酒におぼれて、私のいろんな初めてがっ!」
女勇2「それはいろいろとお互い様でしょ!」
女勇3「“忘れる”を実行しても記憶から消えてくれない…」
女勇2「あぁぁぁ!もう!やめてよ、こっちまで萎えてくるじゃん!」
女勇3「昨日は萎えるどころかバイキルト状態だったのにね」
女勇2「私が一方的に襲ったみたいな言い方やめてくんない!?」
女勇3「うぅ、この気持ちをすべてボストロールにぶつけてやる…」
女勇2「もう…とにかく行くわよ!」
女勇3「はーい」
カチャ、ギィィーーー
「誰じゃ、ワシを起こすのは!?」
女勇2「今日こそは倒させてもらうよ!」
「みーたーなあ?けけけけけっ! いきてかえすわけにはいかぬぞえ」
女勇3「よし、こうなったらもうどうでもいい!作戦は『私に構うな!』でいくよ!」
女勇2「なにその死亡フラグ!」
テレレレレレー
【ボストロールがあらわれた!】
66:
女勇2「行くよ!」チャキ
女勇3「うん!」チャキ
【ボストロールはルカナンを唱えた!女勇たちの防御力が下がった!】
女勇2「くっ!」
女勇3「気を付けて!攻撃来るよへばっ!」
【ボストロールの攻撃!女勇3に40のダメージ!】
女勇2「もう!よそ見してるから!」
【女勇2はルビスの剣を掲げた!激しい雷がほとばしる!ボストロールに180のダメージをあたえた!】
【女勇3はルビスの剣を掲げた!激しい雷がほとばしる!ボストロールに164のダメージをあたえた!】
女勇2「効いてる!?」
女勇3「たぶん!…!」
【ボストロールの攻撃!女勇3に35のダメージ!】
女勇3「くっ!なんでこっちばっかり!」
【ボストロールはルカナンを唱えた!女勇たちの防御力が下がった!】
女勇2「まずい…!ホイミ!」
【女勇2はホイミを唱えた!女勇3の傷が少し回復した!】
女勇3「やっぱべホイミ覚えてからじゃないと厳しいかな…!ええい、作戦変更はなし!『私に構うな!』」
女勇2「だからそれ死亡フラグ!」
【女勇3はルビスの剣を掲げた!激しい雷がほとばしる!ボストロールに175のダメージをあたえた!】
女勇3「こいつHPいくつだっけ!?」
女勇2「確か、1500!毎ターン自動回復100前後!」
女勇3「自動回復か…やっかい!」
女勇2「ホントね…あっ、しまっーー
ズガン!
【ボストロールの攻撃!痛恨の一撃!女勇に182のダメージ!女勇2はしんでしまった!】
女勇3「だぁっ!もう!よそ見はどっちよ!」
【女勇3は世界樹の葉をすりつぶして女勇2に与えた!女勇2がいきをふきかえした!】
女勇2「げふっ…ごめん、しんでた!」
女勇3「知ってる!また来るよ!」
【ボストロールはルカナンを唱えた!女勇たちの防御力が下がった!】
【ボストロールはルカナンを唱えた!女勇たち防御力が下がった!】
女勇3「こいつ…!私たちもう裸と一緒よ!?」
女勇2「は、裸!?」
女勇3「そこに食いつかないでよ!」
【女勇2はルビスの剣を掲げた!激しい雷がほとばしる!ボストロールに179のダメージをあたえた!】
【女勇3はルビスの剣を掲げた!激しい雷がほとばしる!ボストロールに180のダメージをあたえた!】
67:
女勇2「今何発目だっけ!?」
女勇3「わかんない!5発は当ててるんじゃない!?」
女勇2「く…火力が足りてない…!」
【ボストロールの攻撃!】
ズガン!
【痛恨の一撃!女勇3はしんでしまった!】
女勇2「まっ、まずい!」
【女勇2は身をまもっている!】
【ボストロールの攻撃!女勇2に15のダメージ!】
女勇2「あぁもう!これジリ貧じゃない!回復が先?蘇生が先…?うぅ…まずは蘇生だ!」
【女勇2は世界樹の葉をすりつぶして女勇3に与えた!女勇3がいきをふきかえした!】
女勇3「げほっ…!」
【ボストロールの攻撃!女勇2に49のダメージ!女勇2はしんでしまった!】
女勇3「これ、やばい!」
【ボストロールの攻撃!女勇3はひらりとみをかわした!】
女勇3「あぶなっ!代わる代わるやられてたら、攻撃できないでしょ!もう!世界樹の葉…世界樹の葉…っ!」
【ボストロールはルカナンを唱えた!女勇3の防御力が下がった!】
女勇3「ちょ、それまずい!」
【ボストロールの攻撃!】
ズガン!
【痛恨の一撃!女勇3は178のダメージを受けた!女勇3はしんでしまった!】
【勇者たちはぜんめつした!】
68:
謁見の間
王様「おぉ、勇者よ!しんでしまうとはなさけない!」
女勇2「くぅぅ…」
女勇3「うぅ、痛かった…」
女勇2「前よりは多少長持ちしたね…」
女勇3「でも勝てる雰囲気じゃなかったよね…」
女勇2「やっぱりベホマとは言わないけど、ベホイミくらいは必須だね…」
女勇3「うん、あと、HPは300行ってないときついかも…あの痛恨の一撃が痛すぎて…」
女勇2「あ、それも言えるね…レベル上げが足りなかったかぁ…」
女勇3「うん…とりあえずいったん家に戻って作戦練り直しね」
女勇2「うん…旅の扉に入ってないし、そっちの可能性を検討しておきたいね」
女勇3「同感。じゃぁ、その方向でとりあえず話し合いってことで」
王様「ぼうけんのしょに記録してもよいかな?」
女勇s「「おねがいします」」
王様「うむ!では行くがよい!」
女勇3「あ、ねえ」
女勇2「帰る前に一杯ひっかけていく?」
女勇3「あなた…昨日の今日でよくそんなこと言えるね…」
女勇2「だってなんか悔しいじゃん…軽く飲んでさ、気分変えるってのも必要だと思うんだ」
女勇3「まぁ、それもそう、か…お互いに飲みすぎには注意しておこう」
女勇2「うんうん、そうしよう」
ル○ーダの酒場
「「カンパ―イ!」」
SE:テーレーレーレーレッテッテー
女勇2「ん…むにゃむにゃ…あっ」
女勇3「ふわぁ…おはよう…ん?」
女勇2「…」
女勇3「…」
女勇s「「あーーーーーーーーーーーっ♀!」」
79:
あらすじ
女勇者たちが酒の勢いであーーーーーーーーーっ♀!!
女勇2「さて…気を取り直して行こうか」
女勇3「うん…///」
女勇2「…頬を赤らめるな!///」
女勇3「そっちだって赤いじゃん…しかも昨日はそれほど飲んでないから記憶が鮮明で…///」
女勇2「や、やめてよもう!ほら行くよ!」
女勇3「え、イクの!?良いよ、いっぱいイッて!」
女勇2「ギガデインで逝っとく?」
女勇3「ごめん、今のは悪乗りが過ぎた」
女勇2「で、昨日まともに会議にならなかったから、今日の方針を決めておこう」
女勇3「お互いバイキルトだったからね」
女勇2「やめて」
女勇3「あれはさぁ、性格がセクシーギャルだからいけないと思うんだよね。たぶん、お互いに天然コマシなんだよ」
勇者2「お互いコマシあってるのかぁ。そりゃぁ、あれだけひどいハメの外れ方するかもね」
女勇3「いっそ、本でも買って読んでみようかな?」
女勇2「いいかも。豪傑か電光石火とかいいんじゃない?」
女勇3「いっそむっつりスケベでも…」
女勇2「それ男用の性格だし、すでに多少むっつりスケベ要素入ってるから」
女勇3「なんでよ!?まぁ、それはまた別の話として。なんだっけ?」
女勇2「今日の方針」
女勇3「あぁ、そうだった。えっと、旅の扉を試す、って話だったよね?」
女勇2「うん。最後の鍵あるし、アリアハンからの旅の扉ネットワークは使えるはず。地下通路だけでレベル上げしてたら何年かかるか」
女勇3「そうだね。それにこの街以外のところからフィールドに出て魔王とエンカウントするか試しておいた方がいいよね」
女勇2「エンカウントしたら即死だけどね、きっと」
女勇3「それはもう仕方ないと思ってるよ」
女勇2「じゃぁ、今日の目標はこの街以外のところでフィールドに出ることと、旅の扉をくぐった先の調査ね」
女勇3「うんうん。行こう!」
女勇2「うん、一緒にイこう!」
女勇3「こら」
女勇2「悪乗り仕返し」
80:
ナジミの塔への地下通路→いざないの洞窟
女勇3「えっと、確か旅の扉はここだよね?」
女勇2「うん。そこ右に入ったところの扉の中のはず…」
【勇者たちは最後の鍵を使った!】
ギィィーー
女勇2「あった!旅の扉!」
女勇3「これくぐるとどこに行くんだっけ?」
女勇2「ポルトガの南の塔だった気がする」
女勇3「あぁ、そうだそうだ、なんにもないところ」
女勇2「うん。でも、そこならとりあえずこの街以外からフィールドの外には出られるでしょ?」
女勇3「そうだね。試す価値はおおありだ」
女勇2「よし、じゃぁ…いこうか!」
女勇3「う、うん…!」
SE:ヒュロロロロロロロ?
女勇2「うっぷ…」
女勇3「…ふぅ…すぅー、はぁ…」
女勇2「気持ち悪っ」
女勇3「うぷっ…い、言わないでよ!気を紛らわせてたのに!」
女勇2「これダメだ、世界がユラユラ?グルグル?ってなってもう…」
女勇3「ちょ、やめてって言ってるでしょ…!あ、これダメだ…」バタバタ 部屋の隅 オボロロロロ
女勇2「…ダメ、彼女の気持ちを考えてはダメ…無心になるのよ、私…」
女勇3「」ボロロロロロ
女勇2「あ、ダメだわこれ」 部屋の隅 オボロロロロ
 ・
 ・
 ・
 ・
82:
 ・
 ・
 ・
 ・
女勇2「ふぅ…はぁ、落ち着いた…」
女勇3「あぁ…外の空気吸いたい」
女勇2「同感。動ける?」
女勇3「たぶん。行こう」
SE:ダッダッダッ
女勇2「すぅぅ??はぁぁぁ?…」
女勇3「ふぅぅ??はぁぁぁ?…」
女勇2「あぁ、よしよし、大丈夫そう」
女勇3「そうだね、こっちも。あ、お水いる?」
女勇2「ありがと。先飲んでいいよ?」
女勇3「うん…うがいもしたいね」
女勇2「ホント。口の中クサっ」
ガラガラ、グチュグチュ、ペッ  ングッングッ
女勇3「ふぅー」
女勇2「いやぁ、やっと落ち着いた」
女勇3「どうする?そろそろ出てみる?」
女勇2「いや、もうちょっと休憩しない?このあたりってきっと敵強いだろうから、休んでおいた方がいい気がする」
女勇3「そうだね…もし魔王にエンカウントしなくてもちょっと面倒な敵がでそうだもんね」
女勇2「てことで、休憩!っと!」ゴロン
女勇3「あ、それ気持ちよさそう!」ゴロン
女勇2「あー、風が気持ち良いなぁ」
女勇3「そうだねー。サワサワしてるね」
女勇2「こうしてると魔王のことなんてどうでもよくなってくるなぁ」
女勇3「その発言は勇者的にどうなんだろう?私たちのアイデンティティを真っ向から否定してるよ」
83:
女勇2「そうだけどさぁ…ほら、そうは言っても、もとは普通の女の子なわけじゃん?」
女勇3「あーまぁ、おしゃれしてイケメンでも見つけてお嫁さんになるとかそんなこと夢見てもよかったのかもねー」
女勇2「お嫁さんかぁー…」
女勇3「…?どうしたの?」
女勇2「私もう、お嫁にいけない体だった…誰かさんのせいで…///」
女勇3「なっ…あ、あれはあなたがいけないんでしょ!?先に●●●を●●って●を●●●●してきたんじゃない!///」
女勇2「ち、違うよ!その前にあなたが●を●●ってきたり、●に●●●●ってきたんでしょ!///」
女勇3「そんなこと言ったら、そもそもあなたが●を●●●●で●●●てきたり、●●●なんて●●から!///」
女勇2「あー、やばい、思い出したらなんか…///」
女勇3「もう!あなたが変なこというから…///」
女勇2「…///」
女勇3「…///」
女勇2「…ね///」
女勇3「…なによ?///」
女勇2「…その…///」
女勇3「…うん…?///」
女勇2「…………し…///」
女勇3「……し…?///」
84:
女勇2「……し………フィ、フィールドに出てみようか?///」
女勇3「あ、あああ、あぁ、そ、そうだね!そろそろ休まったし、そうしよう、うん、そうしよう!///」
女勇2「よ、よーし!サクサクっとレベルあげしよ!///」
女勇3「う、うん!魔王出るな!ザコ敵来い!で、レベルアップして今日も酒盛りだ!///」
女勇2「さ、酒盛り!?///」
女勇3「あ、その、いやっ…だから…ほ、ほら!行こう!レベル上げ!」
女勇2「う、うん!そ、そうだね!行くぞ!」
女勇3「お、おーーーーっ!」
SE:ダッダッダッ
テレレレレレー
女勇s「!?」
【魔王があらわれた!】
女勇2「あー…」
女勇3「そうですか…」
【魔王は凍える吹雪を吐き出した!女勇たちに100のダメージ!】
【魔王マヒャドを唱えた!女勇たちに100のダメージ!】
女勇2「あぁっ、画面が黄色い…」
女勇3「無理無理、薬草じゃ無理だって…」
【勇者たちは薬草を使った!傷が少し回復した!】
【魔王の攻撃!女勇2は70のダメージ!女勇2はしんでしまった!】
【魔王は凍える吹雪を吐き出した!女勇3に98のダメージ!女勇3はしんでしまった!】
【勇者たちはぜんめつした!】
86:
謁見の間
王様「おぉ、勇者よ!しんでしまうとはなさけない!」
女勇2「…ダメだったね…」
女勇3「あの絶望感…さすが魔王ね…」
女勇2「あぁ、やっぱスライムすりつぶしながらレベル上げするしかないのかぁ」
女勇3「種のドーピングもレベルごとに上限あるしね…」
女勇2「はぁ…」
女勇3「ふぅ…」
女勇2「…」
女勇3「…」
女勇2「ね」
女勇3「なに?」
女勇2「とりあえず飲み行く?」
女勇3「…そだね」
王様「冒険の書に記録するかね?」
女勇s「よろしくー」
103:
<勇者実家>
女勇2「それでは、第3回勇者会議を始めます」
女勇3「議題は、これまでの情報の整理とこれからの予定決めだね」
女勇2「うん、とりあえず現在分かっていることを上げて行こう」
・武器屋は売値と買値が入れ替わっている
・道具屋の買値は本来の売値の3乗→実質、本来100G以上の売値の物は買えない
 *種は、すばやさの種、ふしぎな木の実、スタミナの種、ラックの種のみ購入可能
・街を出ると魔王にエンカウントする→場所がどこでも同じ
・ナジミの塔地下はザコにエンカウント可能
女勇3「こんなところだね」
女勇2「そうだね…うーん、現状で取れる手だて、って言ったら、ナジミの塔の地下でコツコツレベル上げくらいかな…」
女勇3「その前に、買える種でステータスはカンストさせておいた方がいいよね」
女勇2「うん、スタミナとすばやさはカンストさせておけばきっと楽だね」
女勇3「スタミナは特に大事だね」
女勇2「じゃぁ、まずはそっちを優先でやろうか。レベル上げはそっちが済んでからね」
女勇3「思ったんだけど、私達ってナジミの塔に行ってないよね」
女勇2「確かに…でも、塔の地下と出てくるモンスター同じじゃない?」
女勇3「そうかもしれないけど、宝箱とかもあった気がするし、種とかあるなら回収しておきたいかなって」
女勇2「あぁ、そっか。なら、種4種、すばやさの種、ふしぎな木の実、スタミナの種、ラックの種でカンストさせたら塔に行こうか」
女勇3「よし、そうと決まれば、さっそく取り掛かろう!」
女勇2「おう!」
104:
<ナジミの塔地下通路>
女勇2「うぷっ…胸やけ…」
女勇3「うぅ…一応、すばやさ、体力はカンストしたね…」
女勇2「MPと運の良さはあきらめざるを得なかったけどね…」
女勇3「種ばっか食べてお腹が…」
女勇2「ある意味、かなりの苦行だったよ…」
女勇3「大丈夫?動ける?」
女勇2「なんとか。ていうか、少し動いて消化させたほうがいいと思うんだ」
女勇3「同感。ついでにナジミの塔へ登ってみよう」
女勇2「レベルはどのくらいを目標にする?」
女勇3「そうだね…とりあえず、ベホマは必須」
女勇2「了解…じゃぁ、30ちょっとまでは頑張ろう…」
ステータス
女勇2 Lv25
力:98
早:255
体:255
賢:40
運:50
女勇3 Lv25
力:94
早:255
体:255
賢:43
運:51
女勇2「えっと、ナジミの塔ってあの階段だっけ?」
女勇3「うん、確かそのはず」
女勇2「盗賊の鍵も買えるから別にいいんだけどねぇ」
女勇3「まぁまぁ。種探しだと思っておこうよ」
女勇2「もう、しばらく食べたくないけどね…」
女勇2「そうだけどさ…」
階段SE:ダッダッダッ
女勇2「!?」
女勇3「あれ?」
105:
女勇2「私達、今階段上って来たよね?」
女勇3「うん、そうだね…」
女勇2「なんで外にいるの?」
女勇3「外って言うか、塔の入り口だね、これ」
女勇2「入り口って…ナジミの塔って外からの入り口あったっけ?」
女勇3「どうだったかなぁ…あったとしても、こんなんじゃなかった気がする…」
女勇2「も、もしかして、また何かおかしくなってる、ってこと?」
女勇3「あり得るね…でも、ここどこなんだろ?」
女勇2「とりあえず行ってみる?」
女勇3「そうだね、中入れば何かわかるかも…って、あそこに誰かいる…」
女勇2「え、なに、誰?」
女勇3「あのぅ…すみません、ここで何を…?」
女性「人生は悟りと救いを求める巡礼の旅…ガルナの塔へようこそ」
女勇2「ガ…」
女勇3「ガルナの塔!?」
106:
女勇2「え、なに、どうして?なんでお城の地下からいきなりガルナの塔に繋がるの!?」
女勇3「わ、わかんないよそんなの!で、でも、ここなら悟りの書が手に入るんじゃない!?」
女勇2「あ、ほ、ほんとだ!もしかして遊び人さんを賢者さんに転職させてあげられるかも!?」
女勇3「…あ、でもそれは無理か…」
女勇2「え、なんでよ?」
女勇3「だって、ハロワ…じゃない、ダーマの神殿行けないじゃん…」
女勇2「あっ…そうだった…外に出たら魔王にエンカウント…」
女勇3「うぅ…ま、まぁでもとりあえず取りに行くだけ行ってみようか…もしかしたら、ここみたいに移動場所のバグ出てて行けるかも知れないし」
女勇2「そ、そうだね…それにここなら、ナジミの塔の地下よりも敵強いしそこそこレベル上げもはかどるんじゃない?」
女勇3「確かに!そう言えば、ここの最上階ってメタルスライムすごい出るんじゃなかったっけ?」
女勇2「あ!そうだったはず!」
女勇3「やっぱそうだよね!?うはぁー!テンション上がって来た!」
SE:テレレレレー
女勇23「!!!」
【おおくちばしの群れがあらわれた!】
女勇2「き、きたーーーー!」
女勇3「これは捗る!行くよ!」
女勇2「おーー!」
【女勇2はルビスの剣をかかげた!はげしい雷がほとばしる!】
【おおくちばしAに140のダメージ!おおくちばしAをやっつけた!】
【おおくちばしBに142のダメージ!おおくちばしBをやっつけた!】
【おおくちばしCに139のダメージ!おおくちばしCをやっつけた!】
【おおくちばしの群れをやっつけた!それぞれ262のけいけんちと105Gを手に入れた!】
女勇3「おぉぉぉ!おおがらすの何倍!?ねぇ、何倍!?」
女勇2「わ、わかんないよ!でもこれ、かなりいけるよ!」
女勇3「よーし!じゃんじゃん行こう!」
女勇2「おー!!」
 ・
 ・
 ・
 ・
107:
 ・
 ・
 ・
 ・
ガルナの塔最上階
女勇3「ふぅー、そろそろMP尽きそうだね。そっちは?」
女勇2「こっちもぎりぎり。いったん戻っておいた方がいいかもね」
女勇3「よし、じゃぁ、そうしようか」
女勇2「そうだね。いやぁ、それにしてもテンションがバイキルトでちょっと調子に乗っちゃったね」
女勇3「最後の方、エンカウントしたスカイドラゴンが涙目だったもんね」
女勇2「あれ、なんかこの会話デジャヴ」
女勇3「そう?」
女勇2(Lv35)
HP:470
MP:230
攻撃力:299
防御力:474
女勇3(Lv35)
HP:450
MP:240
攻撃力:301
防御力:474
女勇3「うーん、えげつない防御力ね」
女勇2「いや、このレベルで400超えるHPの方がえげつないと思う」
女勇3「まぁ、確かにね」
女勇2「さすがにこれならボストロールには負けないよね?ね?」
女勇3「負けないどころか楽勝かも…ちょっと行ってみる!?」
女勇2「賛成!」
女勇3「よし、じゃぁ街に戻ろう!」
女勇2「おーー!」
SE:テーレーレーレーレッテッテー
<城の廊下>
女勇2「よーし!それじゃぁ行くよ、打倒ボストロール!」
女勇3「うんうん、今日こそは倒す!そしてたっぷりの経験値!」
女勇2「うん!よし、突撃!」
「誰じゃ、ワシを起こすのは!?」
女勇2「出たな!今日こそは倒させてもらうよ!」
「みーたーなあ?けけけけけっ! いきてかえすわけにはいかぬぞえ」
女勇3「ふふふ、これまでの私達だと思うわないことね!」
108:
SE:テーレーレーレー
【ボストロールがあらわれた!】
女勇2「よし、行くよ!スカラ!」
女勇3「同じく!」
【女勇たちの防御力があがった!】
【ボストロールの攻撃!】
女勇2「!」
【女勇2に21のダメージ!】
女勇3「大丈夫!?」
女勇2「ははは!軽い軽い!」
【ボストロールはルカナンを唱えた!】
女勇3「防御は任せて!」
女勇2「了解!食らえ!」
【女勇2の攻撃!ボストロールに130のダメージ!】
【女勇3はスカラを唱えた!女勇2の防御力が上がった!】
【ボストロールの攻撃!】
女勇3「うわっ!こっち来た!」
【痛恨の一撃!女勇3に150のダメージ!】
【ボストロールの攻撃!】
女勇3「げっ!こっち追撃!?」
【女勇3に21のダメージ!】
女勇3「いったぁぁぁ!」
女勇2「大丈夫!?」
女勇3「やっぱり痛恨の一撃は堪えるわ…」
女勇2「今、回復する!」
【女勇2はベホマを唱えた!女勇3のHPが全回した!】
女勇3「自分で出来るから、大丈夫なのに!」
【女勇3はルビスの剣を掲げた!はげしい雷がほとばしる!】
【ボストロールに170のダメージ!】
【ボストロールの攻撃!女勇2に10のダメージ!】
女勇2「なんの!」
【ボストロールはルカナンを唱えた!女勇たちの防御力が下がった!】
女勇3「気を付けて!次、痛恨来るよ!」
女勇2「そっか、パターン!」
【女勇たちは身をまもっている!】
【ボストロールの攻撃!痛恨の一撃!女勇2は58のダメージ!】
女勇2「くぅっ!」
110:
女勇3「回復は?!」
女勇2「まだいける!次のターンで同時回復!あとは攻撃に転じよう!」
女勇3「よし、乗った!」
【ボストロールの攻撃!ミス!女勇にダメージを与えらえない!】
女勇2「よし、回復!」
【女勇たちはベホマを唱えた!傷が全回した!】
【ボストロールの攻撃!女勇2に16のダメージ!】
【ボストロールはルカナンを唱えた!女勇たちの防御力が下がった!】
女勇3「よし、行くよ!」
女勇2「んなろぉぉ!」
【女勇2の会心の一撃!ボストロールに301のダメ―ジ!】
【女勇3はルビスの剣を掲げた!はげしい雷がほとばしる!ボストロールに162のダメージ!】
【ボストロールの痛恨の一撃!女勇2に140のダメージ!】
女勇2「ぐふっ!」
女勇3「危ない!」
【ボストロールの攻撃!女勇3に14のダメージ!】
女勇2「げほっ、ありがと!」
女勇3「いいえ!まだいける!?」
女勇2「大丈夫、もう一発痛恨もらっても耐えられる!」
女勇3「無理しないで!先頭代わるから、もう一撃!」
女勇2「うん…!」
【女勇3の攻撃!ボストロールに145のダメージ!】
【女勇2の攻撃!ボストロールに150のダメージ!】
【ボストロールの攻撃!女勇3に13のダメージ!】
【ボストロールはルカナンを唱えた!女勇たちの防御力が下がった!】
女勇3「どぉりゃぁぁ!」
【女勇3の会心の一撃!ボストロールに299のダメ―ジ!】
女勇2「せぇいやぁ!」
【女勇2の攻撃!ボストロールに120のダメージ!】
女勇2「来るよ!」
女勇3「来い、この野郎…っ!?」
【ボストロールの痛恨の一撃!女勇2に160のダメージ!】
女勇2「くっ…!…!?」
【ボストロールの攻撃!女勇2に15のダメージ!】
女勇2「いっっったいわね!なんで私ばっかり!」
111:
女勇3「回復する!ベホマ!」
女勇2「ありがとう、そっち回復は!?」
女勇3「私はまだ大丈夫!行って!」
女勇2「よし!食らえっ!」
【女勇2の攻撃!ボストロールに160のダメージ!】
【ボストロールの攻撃!】
女勇3「あっ…!」
【痛恨の一撃!女勇3に180のダメージ!】
女勇3「くぅっ…パターン外の痛恨はきっつい…!でも…あと一押し!」
女勇2「よし、これで終わらせるよ!」
女勇3「うん!行こう!」
女勇s「でやぁぁぁ!!!」
【女勇たちの会心の一撃!ボストロールに601のダメージ!ボストロールをやっつけた!】
ズズゥゥン.....
女勇2「はぁっ…はぁっ…」
女勇3「や、やった…!」
女勇2「あ、あはは!勝った!勝ったよ!」
女勇3「うん…!見たか、これが勇者の力だ!」
女勇2「これで、さらにレベルアップ間違いなしだね!」
女勇3「ふふふ、さぁ、経験値!いくつよ!?」
【それぞれ1250の経験値をえた!105Gを手に入れた!】
女勇2「…えっ…」
女勇3「…ちょ、え…」
女勇2「1250…?たったの…?これだけ苦労して!?」
女勇3「…メ、メタルスライム一匹、いくつだっけ?」
女勇2「たしか、一人あたり2070…」
女勇3「…そっか…」
女勇2「うん…」
女勇3「…」
女勇2「…」
女勇3「…あれだね」
女勇2「ん?」
女勇3「…帰って飲もうか」
女勇2「…そだね…」
129:
<勇者実家>
女勇2「ふわぁぁ…はふぅ…良く寝た…」
女勇3「ん…あぁ、おはよ」
女勇2「あ、ごめん、起こしちゃった?」
女勇3「ん、平気…」
女勇2「んっ…あぁー!(ノビ)ふぅ、さて、今日も頑張らないとね」
女勇3「そだね、メタルスライム狩りだ。あ、はい、服」
女勇2「ありがと。まだ寝てる?」
女勇3「いや、私も起きるよ。一人で裸で寝てるの寒いし」
女勇2「そっか。んじゃぁ、早く服着てよ」
女勇3「ん。ちょっと待ってて」
女勇2「…」ゴソゴソ
女勇3「…」モゾモゾ
女勇2「…」
女勇3「…ね」
女勇2「ん?」
女勇3「私達なんかさ、慣れ過ぎじゃね?」
女勇2「確かに。安定期に入ったカップルの会話だね」
女勇3「倦怠期を乗り越えられなかったらこのゲーム詰むね」
女勇2「勇者一人ってこともやりようによっては…」
女勇3「私やりたくないわー、ただでさえきついのに」
女勇2「確かに。あなたがいてくれてよかったよ」
女勇3「…それって、プロポーズ?」
女勇2「はいはい、バカ言ってないで早く。お腹空いた」
女勇3「はーい」
130:
<勇者の実家 ダイニング>
女勇2「さて、今日もレベル上げだね」モシャモシャ
女勇3「そだね。どれくらいあれば魔王倒せるかな?」ワシャワシャ
女勇2「んー、50は欲しいところだよね、二人だけだし」ングングング
女勇3「50か…メタルスライムのみで稼ぐとなると、そこそこ大変そうだね」
女勇2「まぁ、他にやることもないだろうしね」
女勇3「やること、ね…」
女勇2「どうかした?」
女勇3「あ、ううん、何でもない」
女勇2「そう?ま、とにかく今日もガルナの塔だね」
女勇3「うん、がんばって行こう!」ニコッ
131:
<ガルナの塔>
女勇2「ふぅ、とりあえず最上階には着いたね」
女勇3「そだね」
女勇2「…ね、なんか今日元気なくない?」
女勇3「えっ?そうかな…?」
女勇2「うん、なんか変な感じするよ」
SE:テレレレレー
【スカイドラゴンがあらわれた!】
女勇3「そうかなぁ?」
【女勇3の攻撃!スカイドラゴンに140のダメージ!スカイドラゴンをやっつけた!】
女勇2「そうだよ。いつもだったら、もうちょっと張り切ったりしてる感じ」
女勇3「あー、うん、まぁ、そう言われたらそうかも…」
女勇2「でしょ?」
SE:テレレレレー
【メタルスライムの群れがあらわれた!】
女勇3「…っと、話中断」
女勇2「了解。端のやつから狙っていこ」
132:
【メタルスライムAはメラを唱えた!女勇2に13のダメージ!】
【メタルスライムBは逃げ出した!】
【メタルスライムCの攻撃!ミス!女勇3にダメージを与えられない!】
【メタルスライムDの攻撃!ミス!女勇2にダメージを与えられない!】
【メタルスライムEは逃げ出した!】
女勇2「ほっ」
女勇3「よっ」
【女勇たちの攻撃!メタルスライムAをやっつけた!】
【メタルスライムFはメラを唱えた!女勇2に12のダメージ!】
女勇2「あっつ!」
女勇3「平気?」
女勇2「なんでもないよ!」
【女勇たちの攻撃!メタルスライムC、Dをやっつけた!】
【メタルスライムFは逃げ出した!】
【メタルスライムたちをたおした!】
133:
女勇3「ふぅ」
女勇2「さすがにここは捗るね」
女勇3「そうだね」
女勇2「よーし、一気に目指せレベル50!」
女勇3「うん!」
SE:テレレレレー
【スカイドラゴンの群れがあらわれた!】
女勇2「ちぇっ、メタルスライムはなし、か」
女勇3「そうだね」
女勇2「サクっとやっちゃおう」
女勇3「うん」
【女勇2の攻撃!スカイドラゴンAに120のダメージ!スカイドラゴンをやっつけた!】
女勇3「ねぇ」
女勇2「ん、なに?」
【スカイドラゴンBの攻撃!女勇3に22のダメージ!】
女勇3「痛った!…あのさ、もし魔王を倒したら、そのあとはどうするの?」
【女勇3の攻撃!スカイドラゴンBをやっつけた!】
女勇2「そのあと、って?そりゃぁ、エンディング見て、ハッピーエンド、じゃないの?」
女勇3「そうだけどさ…それはゲーム的に、でしょ?そのあとだって私達の生活は続くわけだし…」
【スカイドラゴンCの攻撃!女勇2に25のダメージ!】
女勇2「あたた…もう、うっとおしいな!そりゃぁ、まぁそうだけどさ…」
134:
女勇3「あのね」
女勇2「ん?」
女勇3「魔王終わった後、ついでだから、神龍とかも倒しに行ってみない?」
女勇2「ん、別にいいけど…どうしてよ?」
女勇3「いやさ…魔王倒して冒険終わり、なんて、ちょっと寂しいかな、なんて思って」
女勇2「…もしかして、今朝から元気ないのってそのせい?」
女勇3「…そうかも」
女勇2「…そっか。あなたは偉いね。私は考えないようにしてたのに」
女勇3「…そんなことないよ」
女勇2「…いいかもね、それ」
女勇3「えっ?」
女勇2「別に神龍倒さなくたってさ、私達、結局、アリアハンの街とお城と、この塔くらいしか世界知らないんだもん」
女勇3「…うん」
女勇2「だったらさ、二人で一緒に世界中を見て回る、っていうのも楽しいかなって思うんだ。神龍倒すのはそのついででもいいよね」
女勇3「いいの?」
女勇2「うん、私もそうしたい。それにほら、勇者ってのは、魔王を倒した後は姿をくらます、ってのが一般常識でしょ!」
女勇3「…うん!」
女勇2「旅暮らしでもいいし、気に入った場所があったらそこに住んでみるんだって良い。あなたと一緒なら、たぶんなんだって楽しいよ!」
女勇3「ふふふ、そうだね…私もそう思う!だったら、しょげてる場合じゃないね!さっさとレベル上げないと!」
女勇2「そうそう!魔王にもゲームのシステムにも縛られない自由のために!」
【スカイドラゴンCは火炎の息を吐き出した!女勇たちに35のダメージ!】
女勇2「あっつ!」
女勇3「もう!今あんたのターンじゃないでしょ!?勝手に攻撃すんな!】
女勇s「「でやぁぁぁぁ!!!!」」
【女勇たちの攻撃!スカイドラゴンに256のダメージ!スカイドラゴンたちをやっつけた!】
135:
女勇3「よーし、次行こう、次!」
女勇2「なによ、すっかり元気だね」
女勇3「吹っ切れた!」
女勇2「あはは、もう、分かりやすいよね、我ながら!」
女勇3「賢さは伸びません!」
女勇2「勇者だもんね!」
女勇3「その通り!」
女勇2「まぁでも、その方が楽しいから良し!」
女勇3「でしょ!さぁ来い、メタルスライム!」
SE:テレレレレー
【メタルスライムの群れがあらわれた!】
女勇2「来た!」
女勇3「ひゃっほー!行こう!」
女勇2「うん!」
女勇s「「どりゃぁぁぁぁ!!!」」
【女勇たちのレベルがあがった!】
【女勇たちのレベルがあがった!】
【女勇たちのレベルがあがった!】
【女勇たちのレベルがあがった!】
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
152:
SE:テレーレーレーレッテッテー
<勇者実家>
女勇2「ん…」モゾモゾ
女勇3「すー…すー…」ムニャムニャ
女勇2「朝、か…」
女勇3「ん…?」
女勇2「あ、ごめん。起こしちゃった?」
女勇3「ううん、平気。朝だね…」
女勇2「うん…!」
女勇3「ふわぁぁ?…気合バッチリ、って感じ」
女勇2「そりゃあね」
女勇3「私、今日はまだちょっと眠いな」
女勇2「昨日はお楽しみでしたからね」
女勇3「最近、開き直りが甚だしい」
女勇2「それはお互いさまじゃない?」
女勇3「そうだけど…ふあぁぁ?。ね、ザメハ使ってよ」
女勇2「使えなってば。ついでに言うと、スカラもあれ、使えてないからね」
女勇3「スカラ!って叫びながらルカナンで緩んだ防具の留め具をなおしてたからね」
女勇2「まさかルカナンとルカニが勢いよく防具の留め金が外れるだけの魔法だなんて思いもしなかった」
女勇3「装備の留め金付け直せば解決だもんね」
女勇2「何事も経験だね」
勇者3「ホントね。ふぅ、さて、さすがに起きて準備しようか」
女勇2「了解。気合入れて行こうね!」手を差出し
女勇3「うん!」堅く握手
153:
<アリアハン城下町出口付近>
女勇2「いよいよ来たね…」
女勇3「うん…」
女勇2「レベル、かなり上げたし…行けるよね?」
女勇3「平気…だと思いたいね…ううん、やるしかないんだ、私たちは!」
女勇2「うん、そうだね…これで、魔王を倒せば…」
女勇3「私達の、自由への扉が開ける…」
女勇2「うん…よし、行こう!」
女勇3「おぅ!」
女勇2(Lv61)
HP530
MP250
攻撃389
防御474
女勇3(Lv61)
HP521
MP230
攻撃393
防御474
SE:ダッダッダッ
【魔王があらわれた!】
魔王「勇者よ!我が生贄の祭壇へよくぞ来た!」
女勇2「待たせたわね、大魔王ゾーマ!」
魔王「我こそは全てを滅ぼす者!全ての命を我が生贄とし 絶望で世界を覆い尽くしてやろう!」
魔王「滅びこそ我が喜び。死にゆく者こそ美しい。さあ 我が腕の中で息絶えるが良い!」
女勇者3「ふん、ここで終わりなのはあなたの方だよ!」
【女勇たちは腰から下げていた剣を抜いた!】
女勇2「行こう!」
女勇3「うん!」
SE:テレレレレレー
154:
 見渡す限りの草原に、まるで立ちふさがるようにして黒い霧を纏った禍々しい存在が姿を現した。
蒼い肌に、髑髏のような顔には大きな牙を携え、女勇者たちにその鋭い爪先を突きつける。
だが、二人の勇者は動じなかった。
威圧感も、恐怖感もまるで全身を打ちつてくるほどに伝わってくる。だが、二人は怯えもすくみもしなかった。
それは、彼女たちが勇者と呼ばれる所以であり、そして二人にはその禍々しい気配を消し去る方法が分かっていた。
女勇3「防御するあれを!」
女勇2「任せて!」
言葉を交わした女勇3は女勇2の前に躍り出て手に持っていた盾を構えた。
ゾーマの攻撃を受け流し、次いで吐き出された凍てつくような吐息に耐える。
その間に女勇2は道具袋から取り出した光の玉を天高く捧げた!刹那、大魔王ゾーマをまばゆいばかりの光が包み込む!
「ほほう、我がバリアを剥がすすべを知っていたとはな…」
「しかし、無駄なこと…!さぁ!我が腕の中でもがき苦しむがよい!」
ゾーマは不敵に笑いながら、両腕を高く掲げた。その手に、ほとばしる閃光がまとわりつく。
女勇2「イオナズン!」
女勇2がとっさに防御姿勢を取った次の瞬間、あたりを強大な爆発が呑み込んだ。
女勇3「ぐぅっ!」
女勇2「気を付けて、まだ来る!」
爆炎を切り裂いて、ゾーマの爪が女勇3の首元に伸びた。
女勇2「危ない!」
だが、それを察していた女勇2がその間に割って入り、盾でゾーマの攻撃を受け流す。
それでも、盾を通して伝わってくる衝撃は、二人をまとめて吹き飛ばした。地面に転がった二人は飛び起きて剣を構えなおす。
155:
女勇3「ごめん、大丈夫!?」
女勇2「これくらい!行くよ!」
女勇3「うん!」
息を合わせた二人は、跳ねるようにして散らばると目にもとまらぬさでゾーマに斬りかかった。
「小癪な!」
女勇2の剣をその強靭な腕で受け止めたゾーマの右肩を女勇3が切り付ける。
「ぐぬぅ!?」
振るわれた腕を避けるようにして飛びのいた二人はゾーマから距離を取った。
半身に構えて背中合わせに互いの存在を確認する。
「くくく…やるようではないか…だが、これしきで我を倒せると思わぬことだな…」
そう不敵に笑うゾーマの右肩からは微かな煙のような物が立ち上り、目に見える度で傷がふさがって行っているのが分かる。
女勇2「自動回復…」
女勇3「分かってたけど、やっかいね…!」
女勇2「攻め手を緩めるわけにはいかないね」
女勇3「そうだね…大丈夫、ベホマズンも使えるし、袋いっぱいに世界樹の葉を詰めてきてる」
女勇2「うん…勝つよ!」
女勇3「うん!」
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女勇s「「うらぁぁぁぁぁ!!!」」
勇者たちは咆哮と共にゾーマへと斬りかかった。
「くはははは!その勇気!その面構えよ!さすが勇者と謳われることはある!だがしかし!」
ゾーマは再び両腕に魔力を集中させて女勇たちへと解き放った。激しい爆発が二人を包み込む。
さらにゾーマは凍える吹雪を吐き出した。あたりの草が枯れる間もなく氷に閉ざされていく。
だが、その爆炎と冷気を、二人の勇者は切り裂くように突破していた。
「ぬぅ!?」
女勇s「「でりゃぁぁあ!!!」」
二人の刃がゾーマの青い肌を切り裂く。
「ぐぅっ!!」
うめき声を漏らすゾーマをそよに、二人は草原に転がると再び体制を整えた。
「おのれ!」
不適な表情が崩れ、怒りをあらわにしたゾーマはその腕を振るった。とたん、氷の刃が女勇たちを包み込むようにして襲い掛かった。
女勇2がその刃から身を挺して女勇3をかばい、女勇3は持っていた剣を空へと掲げる。
ルビスの剣からほとばしった雷が、ゾーマへと一閃に伸びて行き、轟音と共に弾けた。
「ぐっ…」
しかし、ゾーマはさらに腕を振るった。氷の刃にまとわりつかれていた女勇たちを爆炎が包み込む。
爆発が収まったその場に二人の勇者は片膝を付き、肩で息をしつつも、倒れてはいなかった。
あちこちから血を流し、煤と土ぼこりで汚れてはいるものの、それでも、その瞳の勇気と決意の炎は僅かにも揺らいではいなかった。
156:
女勇2「…べ、ベホマズン」
呟くようにして唱えた呪文が二人の体を穏やかな光となって包み込む。受けた傷が見る見るうちにふさがった。
女勇3「今のはヤバかったね…」
女勇2「マヒャドは注意だね」
女勇3「動き回ってかく乱しよう」
女勇2「うん…」
女勇2は返事をしながら、女勇3の肩に手を置いた。
女勇3「なによ?」
女勇2「死なないでよね」
女勇3「世界樹の葉持ってるし、平気でしょ」
女勇2「ひとりにしないでって言ってるの」
女勇3「なによそれ、告白?」
女勇3はそう言って笑い声をあげる。しかし、そうしながらも彼女は肩に置かれている手を握り返していた。
女勇3「そっちこそね」
女勇2「…うん…約束する!」
女勇3「よし、行こう!」
二人は息を合わせてその場から駆けだした。
別々の方向へと散らばった二人はゾーマを中心に円を描くようにして走り回り、タイミングを合わせてゾーマへと斬りかかる。
ゾーマは二人にマヒャドを放ち続けるも、高で移動する二人を捉えきれていない。
「おのれっ…おのれっ!!」
ゾーマは白眼を血走らせてうめくと、両腕にこれまで以上の魔力を充填させて頭上高くに掲げた。
これまで以上の爆発がゾーマの周囲に巻き起こる。二人はその爆炎にまかれながらゾーマへと斬りかかっていた。
だが、それをゾーマは捉えていた。
「なんども同じ手が通ずると思うな!」
ゾーマはそう咆哮すると、飛びかかって来た女勇2めがけて腕を振り下ろした。
ゾーマの鋭い爪を持つ手の平が女勇2の体に直撃する。
女勇2「あぐっ!」
女勇2は全身を襲う衝撃と痛みに、そう声を漏らした。彼女そのまま地面にたたきつけられる。
追撃を予感して身をひるがえそうとするも、骨が軋む痛みで身動きが取れない。
そんな彼女に向けて、ゾーマは足を踏み出した。
157:
女勇3「くっ!」
だが、それを見た女勇3がいち早く地面を蹴り、彼女も元へとたどり着いていた。
女勇2が踏みつぶされる寸前のところに体を割り込ませて、盾を押し付けて、降りかかるゾーマの足を食い止める。
全身の力を込めて体を支える。地面に足がめり込むほどの重さに、筋肉が焼けるように痛む。
女勇3「ちょっと!死んじゃったの!?」
女勇2「ベ、ベホマ…!」
女勇3の言葉を聞きながら、女勇2は自らに回復魔法をかけた。瞬間的に痛みが引いていき、体に自由が戻ってくる。
女勇2「ごめん、助かった!」
女勇3「なら良い!加勢して!」
女勇2「任せて!」
女勇2はそう返事をするや、その場から飛びあがってゾーマの体を切り上げた。
「ぐはっ…!」
ゾーマがうめき声をあげてのけぞった。重圧から解放された女勇3はゾーマの足を払いのけて、軸にしていたもう一方の足元を剣で薙ぎ払った。
「くっ!」
バランスを崩したゾーマは、そのまま地面に倒れ込む。
女勇2「チャンス!」
女勇2はそう叫んでルビスの剣を天高く掲げた。同時に、女勇3もゾーマから飛びのきながら剣を掲げる。
二本の剣から放たれた雷がゾーマへと降り注いだ。
 その間に、女勇2が女勇3の元へと駆けつける。
女勇2「ありがとう」
女勇3「ううん、平気」
女勇2「そっちも回復しておいた方がいいね、ベホマ!」
女勇3「っ!ありがと」
女勇2「押してる…」
女勇3「うん…やれるよ!」
ゾーマは、肩で息をしながら立ち上がった。
全身から煙を立ち上らせているゾーマは、しかし、先ほどの怒りの表情から一転、その顔に薄ら笑いを浮かべていた。
158:
「くふふふ…良い目、良い目だ…その熱き瞳だ!さらに燃やすがよい、希望に輝かせるがよい!」
「もっとも輝きをもったその瞬間にこそ、真の絶望は訪れる…そのとき貴様たちは、我の力を思い知ることになるのだからな…」
女勇2「なによ、上げて落とすって寸法?」
女勇3「甘いのはあなたよ、ゾーマ!」
女勇s「「私達の希望はけっして揺らがない!」」
「ならば!今すぐ見せてくれよう、絶望の深淵を!」
ゾーマは巨体を駆って勇者たちに躍りかかった。鋭い爪を光らせ、両の腕を勇者たちに振り下ろす。
女勇2「ぐっ!」
女勇3「お、重い…!」
二人の勇者は、それを盾で受け止める。しかし、ゾーマは続けざまに勇者たちへとその強靭な肉体を振るう。
「くははは!どうした!?貴様たちの希望とやらは?!」
高笑いするゾーマの攻撃に、二人はただひたすら耐えることしかできない。一瞬でも気を緩めれば弾き飛ばされてしまいそうだ。
女勇3「くっそ!こいつ…!」
女勇2「ダメ!今下手にしかけたら迎撃される!」
女勇3「分かってる!そっちが行って!」
女勇2「えぇ!?」
女勇3「私が攻撃を受ける!あなたは攻めて!これ以上時間をかけると、自動回復でこれまでのダメージが無駄になる!」
女勇2「そうだけど、でも!」
女勇3「こんなこと、本当は誰にも頼めない…突っ込むのは勇者の仕事だし、仲間を守るのも勇者の仕事…!」
女勇3「でも、あなたになら頼める、託せる!私と同じ…勇者なんだよ!」
女勇2「…!わかったわよ…!やってやる…!でも、約束は忘れないでよ!?」
女勇3「そっちこそ!」
女勇2「うん、必ず!」
女勇3「よし、じゃぁ、反撃開始!」
女勇3はそう叫んぶと、振り下ろされたゾーマの右腕を盾でがっしりと受け止めた。
女勇3「うおあぁぁぁぁぁぁあ!」
咆哮し、全身の力を込めてその腕を弾き飛ばすと、すかさず彼女を狙って飛んできたもう一方の腕に、持っていた剣を突き立てた。
「ぐぅ!?」
女勇3「まだ終わりじゃないよ!ルビスの剣!」
女勇3はそう言ってゾーマの腕ごとルビスの剣を頭上に掲げた。剣から閃光がほとばしり、激しい電撃がゾーマの体を駆け巡る。
女勇3「今だよ、行って!」
女勇2「よぉっしゃぁぁ!」
女勇3の合図とともに、女勇2はゾーマの目の前に飛び出して巨体に刃を突き立て引き裂く様に振りぬいた。
女勇3もゾーマの手に突き立てた剣を返してて青い表皮を切り裂く。
159:
「おのれ!」
ゾーマはいきり立って二人に襲い掛かる。だが、二人は繰り出されるゾーマの攻撃をその剣で捌き、その腕に刃を返す。
爪と剣がぶつかり合い火花が散り、ゾーマの鮮血が飛び散った。
不意に、ゾーマが大きく息を吸い込んだ。
女勇3「任せて!」
それを見るや、女勇3が盾を構える。ゾーマの吐き出した凍える吹雪が女勇3の盾を凍り付かせた。
だが、そんな彼女の後ろから、彼女の肩を踏み台にして女勇2が飛び上り、ゾーマの頭上高くからその頭部に剣を振り下ろした。
ザシュ!
「ぐおぉぉ!」
ゾーマがたまらずにおぞましい悲鳴を上げた。
女勇2「大丈夫!?」
女勇3「私に構わず、追撃!」
女勇2「…!分かった!でやぁぁぁ!」
女勇2は悶えるゾーマにさらに連撃を振るった。ゾーマはその巨体をのけぞらせ、素早く後退して女勇2の攻撃から身をまもる。
女勇3「離れて!」
しかし、そんなゾーマに女勇3が掲げたルビスの剣からほとばしる雷が捕らえた。
「ぐぁぁぁ!」
女勇2「行ける!」
女勇3「止めだ!」
二人の勇者はゾーマめがけて駆け出した。
ゾーマはそれに気づき、しびれる体を動かして女勇たちにその腕にまとわせた魔力で爆発を起こした。
だが、二人の勇者はこれまでと同じように爆炎を引き連れながらその中を突破してくる。
ゾーマは二人を叩き落とすべく、力を込めたその腕を振るった。
女勇s「「でやぁぁぁぁ!!!!」」
ズババン!!
女勇たちは自らの手に持ったその剣を振るい、ゾーマの腕を切り払った。
160:
「お、おのれぇ!」
女勇s「「とどめだ!!!!」」
二人は咆哮を重ねてゾーマの体に剣を突き立てた。
「くっ…よ、よくも…!」
それでも倒れないゾーマに、女勇たちは呼吸を合わせるまでもなく、同時に剣に魔力を送り込んだ。
ルビスの剣が輝き、精霊の力の宿る剣からゾーマの体に直接雷が流れ込む。
「ぐぁぁぁぁぁ!!!!」
ついに、ゾーマはその巨体を地面に横たえた。
「くっ…ぐはっ!」
女勇2「はぁっ…はぁっ…これで勝負あったわね、大魔王ゾーマ…」
女勇3「げほげほっ!…さすがに、一筋なわじゃ行かない相手だったわね…」
二人は、ゾーマから剣を引き抜き、微かな息を絶え絶えにしているゾーマを見下ろした。
ゾーマは、しかし、それでも不敵に笑った。
「勇者よ、よくぞ我を倒した。しかし光ある限り闇もまたある。我には見えるのだ。再び闇から何者かが現れよう」
「だがその時はお前は年老いて生きてはいまい…くくく…わはははは…ぐふっ…!」
ゾーマは、声を上げて笑い、何かを吐き出すようにむせ返ると、そのままこと切れたように動かなくなった。
ゾーマの体から黒煙のような揺らぎが立ち上り、その姿がまるでかすれて行くように薄れ、やがて消えて行った。
その場に残されたのは、二人の勇者と、そして戦闘によって荒れ果てた草原だけだった。
【ゾーマをやっつけた!】
161:
女勇2「やった…!」
女勇3「勝った…!」
女勇2「これで…私達は自由ね!」ダキツキ
女勇3「うん!もうゲームのシステムや魔王にとらわれることもない!私達は勝ち取ったんだよ!」ダキツキ
女勇2「ふふ、傷だらけ…」
女勇3「そっちだって。この凍傷、痛そう…」
女勇2「こんなのへっちゃらだよ」
女勇3「さすが勇者だね!」
女勇2「そっちこそね!」
女勇3「ふふ、あはははは!やった!やったよ!」ガシッ
女勇2「ちょ、痛い!痛いってば!」ジタバタ
女勇3「どうする!?ね、これからどうしようか!?」
女勇2「だから離してって…痛い痛い痛い!骨がみしみし言ってるよ!」
女勇3「あぁ、ごめん、つい嬉しくってねー」
女勇2「だからってはしゃぎ過ぎ!私だって嬉しいけどさ」
女勇3「ニヤニヤちゃって、何考えてるのかなぁ?」
女勇2「べ、別に変なこと考えてるわけじゃないからいいでしょ!///」
女勇3「あははは!どう?街に戻って酒場で祝杯上げようよ!今日はもう、死ぬほど飲んで死ぬほどバイキルトしようよ!」
女勇2「悪くないね…って!そこまでセットなの!?」
女勇3「えー?もういいじゃん。そういうキャラでさ、私達」
女勇2「否定はしないけどさぁ、もうちょっと控えめな表現でお願いしたい気もするな」
162:
女勇3「もう、照れ屋なんだから我ながら。そんなことより、一応魔王倒したわけだしエンディング的なイベントはないのかな?」
女勇2「あれ、そういえばそうだね…なんかこう、王様のところに行くとほめてもらえるとかそんな感じなのかな?」
女勇3「でもさ、こういう場合って普通、ほとんどオートでワープしたりするもんじゃない?」
女勇2「そうだねぇ。まぁでも、別に無くても構わないんじゃない?面倒なだけだし」
女勇3「そうだね、確かに。魔王は倒して世界は平和になった…これで万事解決、ってことで問題なしだね!」
女勇2「そういうこと!」
女勇3「あ、ね!それならさ!いっそこのままレーベの村まで行ってみない?」
女勇2「レーベまで?」
女勇3「うん、そう!私達の、最初の冒険!」
女勇2「…最初の冒険、か…あはは、それいいかも!」
女勇3「でしょでしょ?そうと決まれば、ほら行こう!」手を握り
女勇2「うん!」手を握り返し
女勇3「私達の旅は始まったばっかりだ!」
女勇2「あれ、それなんか打ち切りフラグじゃね?」
SE:テレレレレー
女勇3「あれ、敵だ?」
女勇2「まだ出るの?」
女勇3「まぁーこの辺りならどうせスライムとかでしょ。楽勝楽勝!」
【魔王の群れがあらわれた!】
163:
女勇2「…」
女勇3「…」
女勇s「「……ふぁっ!?」」
女勇2「ちょ、え、なに!?」
女勇3「群れって何?え、どういうこと!?」
【魔王の群れはいきなり襲い掛かって来た!】
【ゾーマAはイオナズンを唱えた!女勇たちにダメージ!】
【ゾーマAは凍える吹雪を吐き出した!女勇たちにダメージ!】
【ゾーマBは凍える吹雪を吐き出した!女勇たちにダメージ!】
【ゾーマBはマヒャドを唱えた!女勇たちにダメージ!】
女勇2「ふぇぇ!?ちょ、ま、えぇ!?」
女勇3「なしなしなし!こんなのなしだって!」
【女勇たちは混乱している!】
【ゾーマAの攻撃!女勇2にダメージ!】
【ゾーマAは凍える吹雪を吐き出した!女勇たちにダメージ!】
【ゾーマBの攻撃!女勇2にダメージ!女勇2はしんでしまった!】
【ゾーマBの攻撃!女勇3に痛恨の一撃!女勇3はしんでしまった!】
【勇者たちは全滅した!】
女勇2「こ、これって…も、もしかして…」
女勇3「フィールドモンスターが、ゾーマになってたって、だけ…?」
女勇2「これ…これ…」
女勇3「なんて無理ゲ…」
女勇s「「(ガクっ)」」
そして、伝説は始まった…ばかりだ!
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