美希「裸の大将なの!」back

美希「裸の大将なの!」


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1:
清「うーん、うーん」ノタノタ
清「うーん、こ、ここは、ど、どこなのかな?
み、見た事もない大きなたてものがいっぱいあって、こ、こわいんだな」ノタノタ
清「ひ、人もた、たくさん歩いてるし、き、今日はおまつりかな?」ノタノタ
清「す、すいません、こ、ここはど、どこですか?」
通行人「……急ぐので」スタスタ
清「と、都会の人はつ、つめたいなぁ、やっぱり」
清「うーん、ど、どっちに行ったらいいかわからないなぁ…あれ?」
清「なな、ろく、ごー、…お、大きな数字が書いてあるので、
き、きっと、え、えらい人がいる所かな?
こ、ここで聞いたらきっとおしえてもらえるかな?」
3:
清「ご、ごめんください」
清「……る、るすかな?だ、だれもいないみたいだなぁ」
美希「おじさん誰?」
清「う、うわあ!う、後ろから急に声をかけないでほしいんだな」
美希「ファンの人?ここは入ってきちゃ駄目なの」
清「ぼ、ぼ、僕は、ふあんな人じゃないな、ふあんな人っていうのは
き、きっと悪い人なんだねぇ、
僕は悪い事はしないのでち、ちがうんだな」
美希「……」
5:
美希「……でもおじさんあやしいよ、美希、ピンチ?」
清「ぼ、僕はあやしくないんだな、僕はルンペンなんだな」
美希「ルンペン?」
清「お、お嬢ちゃんはか、髪の毛がき、きんきらきんだけども、が、外人さんですか?」
美希「美希外人じゃないよ?」
清「よ、よかったんだな、が、が、外人さんはこ、怖いので、
で、でも外人じゃないのにか、髪の毛がきんきらきんなのは、どうしてかな?」
美希「あは、変な人なの」
6:
清「ぼ、僕はへ、変な人ではなくて、ルンペンなんだな」
美希「ルンペンって何なの?」
清「ル、ルンペンっていうのは、お、大人なのに、
し、仕事をしないで、ぶ、ぶらぶら、ぶらぶらしてる人の事だな」
美希「どうしてお仕事しないの?」
清「ぼ、僕は、あ、頭がばかなのて、し、仕事をしようと思っても、
お、お前はじゃまだって言われて、させてもらえないんだな」
美希「ふうん、なんだかちょっとかわいそうなの…」
8:
ぐう???
美希「!」
美希「大きな音なの!おじさんお腹が空いてるの?」
清「は、はい、ぼ、僕のお母ちゃんが亡くなる時に、僕を枕元に呼んで、
清や、お前はお腹が空いたらば、親切な人におにぎりをもらって
食べなさいと言ったので、お、おにぎりがたべたいなぁ」グゥ?
美希「……おじさんおにぎりが好きなの?」
清「は、はい、僕は三度のめしよりおにぎりが好きなんだな」
美希「あは、美希と一緒なの!こっちに来て」チョイチョイ
清「ど、どこに連れていかれるのかな?」
美希「おにぎりが好きな人に悪い人はいないの!
美味しいおにぎりをご馳走してあげるね」
清「わ、わーい、お嬢ちゃんはか、髪の毛はきんきらきんだけど、
や、やさしい人なんだな!」
11:
美希「おじさん、美希はお嬢ちゃんじゃないよ、美希って名前があるの」
清「み、美希ちゃんですか、そ、そんなら僕も、
おじさんではなくて、清って名前があるんだな」
美希「わかったの、そこに座って待ってて、清さん」
清「は、はい、よろしくおねがいします」
小鳥「ただいまー、ごめんね美希ちゃん、お留守番させちゃって…」
清「こ、こんにちは」
小鳥「ひっ…ど、どちら様ですか…」
13:
美希「おまたせー、あ、小鳥おかえりー」パタパタ
小鳥「み、美希ちゃん?この方どなた?」ビクビク
美希「清さんだよ」
小鳥「清さんって、どちらの?」
美希「さあ?」
小鳥「さあって、美希ちゃん?知らない人を事務所に入れちゃったの?」ワナワナ
美希「大丈夫なの、悪い人じゃないから!はい、清さんおにぎり」サッ
清「わ、わあ、あ、ありがとう、い、いただきます」ガブリ
15:
美希「おいしい?」ニコニコ
清「と、と、とってもおいしいんだな、
こ、こんなにおいしいおにぎりを食べたのは二回目くらいかな」ムシャムシャ
小鳥「け、警察に通報した方がいいかしら…
でも美希ちゃん仲良さそうにしてるし、社長を待ってから…」ブツブツ
29:
美希「清さんはどこからきたの?」
清「や、八幡学園というところから来ました」ムシャムシャ
美希「ふうん、聞いた事ないの…それじゃ、これからどこへ行くの?」
清「そそ、それがわからないんだな、僕はどっちに行ったらいいのかな?」
美希「ぷっ、あはは、そんなの美希にわかる訳ないの!」
清「うーん、やっぱりわからないんだな、こ、困ったなぁ」モグモグ
美希「今日はどこに泊まるの?」
清「ぼ、ぼ、僕は、や、宿は別にいらないんだな、眠たくなったら、
ど、どこかののきしたを借りて寝て、そ、それでおなかが空いたらば
親切な人におにぎりをもらって、食べて、い、いつもそうしてるんだ」
30:
美希「そんなのかわいそうなの!」
清「ぼ、僕はべつにかわいそうな事はないんだな」ゲップ
美希「ねえ小鳥、清さんを事務所に泊めてあげようよ」
小鳥「な、なに言ってるのよ美希ちゃん、そんなの駄目に決まって…」
社長「ふむ、話は聞かせて貰ったよ」
小鳥「社長!」
美希「ねえ社長、いいでしょ、清さんを泊めてあげて」
社長「ふむ、君、名前は?」
清「ぼ、僕かな?や、山下清といいます」
社長「山下清…?まさかな…」
32:
社長「うーむ、ティンときた!いいだろう、
好きなだけ事務所で寝泊まりするといい」
清「い、いいのかな?」
社長「うむ、そのかわり事務所の雑用は手伝って貰うよ、いいだろう、音無君?」
小鳥「は、はあ、社長がよろしいんでしたら…」
美希「やったの!よかったね、清さん!」
清「は、ははい、もらったおにぎりの分はしっかり働きますので」
社長「わっはっは、しっかり頼むよ!」
小鳥「おにぎりの分だけじゃなくてしっかり働いて下さいね!
(こうなったら少しでも雑用を減らしてやるわ!)」
36:
――――数日後
小鳥「それじゃ、清さん、そこのテーブルを拭いておいて下さい!」
清「は、はい」ノソノソ
小鳥「……それが終わったら一休みしていいですから」
清「が、がんばります」キュッキュッ
小鳥「はい、お茶淹れましたから休憩にしましょう」コトッ
清「あ、ありがとうございます、
や、やっぱりし、仕事よりもきゅうけいの方が好きだな、うんうん」
小鳥「ぷっ、まったく清さんは」ヤレヤレ
38:
美希「おはよーなの」ガチャ
美希「あっ、清さん、お話しよ」スト
清「な、なんの話をするかな、ぼ、僕が兵隊になろうとして検査をうけて、
そしたらやっぱりだめだった話でもするかな?」
美希「なあに、それ?」クスクス
小鳥(美希ちゃんはすっかり清さんになついちゃったわね、何か波長が合うのかしら…)
清「み、美希ちゃんは、まだ若いのに、お仕事をして、と、とってもえらいんだな、
僕は、大人なんだから、きちんと、し、仕事をしなさいって、いつも、怒られるんだ」
美希「ふふ、仕事はした方がいいかもなの」
39:
清「み、美希ちゃんは、いつも仕事に行くけども、な、何のお仕事をしてるのかな?」
美希「ふふーん、美希はアイドルなの!」
清「あ、あいどるっていうのは、あいがもみたいなものかな?
グワアグワアって鳴くお仕事かな?」
美希「違うの!清さんアイドルをしらないの?」
清「し、しらないなぁ」
美希「アイドルっていうのはぁ、ステージの上で歌ったり踊ったり、
とにかくキラキラするのがお仕事なの!」
清「よ、よくわからないなぁ」
41:
美希「それでね、いつかはトップアイドルになるのが、
美希だけじゃなくて事務所のみーんなの夢なんだぁ」
清「よ、よくわからないけども、トップアイドルっていうのは兵隊の位でいうと
大将位えらいかな?た、大将ということはなくて少将位かな?」
美希「大将?あは、清さんってほんとにおかしいの」クスクス
清「ま、またおかしな事を言っちゃったかなぁ」ポリポリ
美希「そうだ!清さん、はい、おにぎり!」スッ
清「わ、わあ、美希ちゃんありがとう!」ガブリ
43:
美希「清さんはほんとにおにぎりが好きなんだね」ニコニコ
清「は、はい、ぼ、僕はおにぎりを食べてる時と
絵を書いてる時がしあわせなんだな」ムシャムシャ
美希「清さん絵を書くの?」
清「は、はい、まだまだ、下手くそで、ぜ、ぜんぜん上手に書けないので、
まいにちまいにち練習してるんだね、だ、だけど今は下手くそでも、
いつかは大将の絵を書くのが僕のゆめなんです、おわり」
美希「ふうん、それって美希達と同じだね!」
清「お、同じかなぁ、同じかもしれないなぁ」モグモグ
48:
小鳥「はいはい、休憩は終わりですよー」パンパン
美希「美希ももう現場に行かなきゃ、それじゃ清さん、またね」フリフリ
清「さ、さようなら」フリフリ
小鳥「じゃあ清さん、こっちの机を拭いて下さいね」
清「こ、小鳥さんは、び、美人だけど、人使いがあらいんだな」ノソノソ
小鳥「はい!?何か言いました!?」
清「な、なにも言ってません」キュッキュッ
清「び、美人ほど、性格かきついっていうのは、ほ、ほんとうなんだな」
小鳥「何ですか!?」
清「……」オクチチャック
49:
――――別の日
清「は、初めてお休みをもらったんだな」ノタノタ
清「こ、小鳥さんは人使いがあらいと思ったけど、思ったよりもやさしくて、
で、でも事務所には律子さんってもっとこわい人がいたんだな」
清「で、でも、律子さんもお休みをくれたので、わ、悪い人ではないんだな。
だ、だけど、す、少しつかれたなぁ」ノタノタ
清「わ、わあ、事務所の近くにきれいな公園があるんだな」ドタドタ
清「こ、ここはさんぽをするのにちょうどいいなぁ」ノタノタ
清「わあ、きれいな池があるな、よ、よし、ここの絵を書こう、そ、そうしよう」
54:
美希「あーあ…」テクテク
清「……」シャッシャッ
美希「あ、清さんだ!おーい!」テテテッ
清「み、美希ちゃん、こんにちは」
美希「清さん絵を書いてたの?美希に見せて!」
清「ま、まだ途中だから駄目なんだな」カクシ
美希「ふうん、けちなの」
清「へ、下手くそだから、はずかしいけど、
で、出来上がったら、美希ちゃんだけに見せてあげるんだな」
美希「うん!楽しみにしてるの!」
55:
清「み、美希ちゃんは、お、おさんぽかな?」
美希「美希は先生に会いに来たの」
清「せ、先生か、ど、どこかな、こ、こわい先生かな」ドギマギ
美希「あは、怖くないよ、美希の先生は、あそこ」
清「い、池だね、み、美希ちゃんの先生さまは、あ、あのカモかな?」
美希「そっ、美希は嫌な事があったりすると、先生に会いにくるんだー」
清「カ、カモの先生か、き、きっとカモの大将なんだな、
そ、そんなにすごいカモさんなら、僕も絵をおそわるかな?」
60:
美希「あは…見て見て、眠ったままでぷかぷかーって、浮かんでるでしょう?」
清「う、浮かんでるなぁ」
美希「美希もね、あんな風になんにもしないで、
頑張らないでトップまで浮かんでいきたいんだぁ」
清「うーん、ぼ、僕も、忙しいのはきらいなので、
眠ったまんま生きていられたらいいなぁ」
美希「でしょでしょ!やっぱり清さんはわかってるの!」
61:
清「だ、だけど、僕は絵がうまくなりたいので、頑張らないと、
絵は、うまくならないので、がんばるかなぁ、やっぱり」
美希「……」
清「み、美希ちゃんの、ア、アイドルも、お、おなじじゃないかなぁ、
やっぱり、おなじだと思うなぁ」
美希「……ふうん、清さんもプロデューサーや、他の大人と同じ事言うんだね」
清「ぼ、僕は頭がばかなので、え、えらいぷろじゅーさーさんと
おなじ事は言わないかな?」
美希「もういいの、バイバイ」スタスタ
清「い、行っちゃったんだな、と、年頃の女の子はむ、むつかしいなぁ」
62:
清「……」シャッシャッ
清「き、今日は、ここまでにするかな」
清「か、帰って昼寝でもしよう」
清「ぐごー…ぐごー…」ムニャムニャ
小鳥「……」イライラ
亜美「んっふっふっ?、ぴよちゃんイライラしてますなー」
真美「清のおっちゃんのいびきがうるさいからだNE」
亜美「よし、亜美達が起こしてあげよう!」
真美「事務所の平和の為に!」
63:
亜美「どうやって起こす?」
真美「普通にやってもつまらないよねー」
亜美「ではでは、このアイスで?」ソー
真美「お主もワルよの?」
ぴとっ
清「うわあっ!!」ガバッ
亜美真美「わっ!」ビクッ
清「て、敵襲ー!敵襲ー!」バタバタ
小鳥「清さんうるさい!」ビヨー
65:
清「はあ、はあ、ま、またふたごの亜美ちゃんと真美ちゃんのいたずらなんだな」
亜美「んっふっふっー、びっくりしたっしょ」
清「ど、どうしてあんた達は僕にいじわるをするのかな?僕の事きらいかな」ショボン
真美「わっ、ごめんごめん、ちょっとしたいたずらだよー!」アセアセ
清「い、いたずらか、ぼ、僕も小さい時はよくいたずらをしたなぁ」
亜美「んっふっふっー、そうでしょ」
清「で、でも、園長先生がおい清!お前はそんなにいたずらばっかりするなら飯抜きだ!
ってものすごく怒ったので、それからいたずらするのをやめたんだね」
真美「真美達もごはん抜きにする?」
66:
清「し、しないなぁ、飯抜きでお腹がへるのは、
とってもとってもつらいので、そんな気持ちになってほしくないなぁ」
亜美「亜美達いっぱいいたずらしたのに?」
清「そ、そうだなぁ、いたずらをされるのはいやだけど、
ひもじいのはもっと辛いからなぁ」
亜美「へへ」
真美「えへへ」
亜美「わかった、亜美達もうあんまりいたずらしないよ!」
真美「じゃあね、おっちゃん」タタター
清「行っちゃったなぁ」バイバイ
小鳥(清さんって本当に不思議な人だなぁ)
75:
――――別の日
清「ふう、やっとおもての掃き掃除がおわったなぁ」ノタノタ
がちゃ
P「まったく、お前は何度言ったらわかるんだ!」
美希「何回言われてもわからないの!」
清「ど、どうしたのかな」
P「そんなんでアイドルなんて続けていけるか!」
美希「もういいの!」タタター
清「み、美希ちゃん?」
P「勝手にしろ!」
小鳥「プ、プロデューサーさん…」オロオロ
78:
清「ぷ、ぷろじゅーさーさん、み、美希ちゃんとケンカかな?」
P「ケンカなんかじゃありませんよ、あいつは我儘がすぎるんです。
少し頭を冷やした方がいいんですよ」イライラ
清「たしかに美希ちゃんはわがままなんだなぁ」
P「……」
清「ぼ、僕も学園にいた頃は、よく園長先生に
清!お前はわがままばかり言いおって!って怒られたなぁ」
P「……」
清「ぼ、僕は怒られるのがいやなので、逃げ出してばかりいたなぁ」
清「そうすると、園長先生や学園のみんなが探しにくるんだね」
清「僕は捕まったら、もっと怒られると思って、一生懸命で逃げるんだけども、
あ、足がおそいのでいつも捕まってしまうんだね」
79:
清「そ、そうして、怒られると思ってブルブルふるえていると、
園長先生は何もいわないで僕を抱きしめてくれるんだ」
清「清!心配させおって!どこも怪我しとらんかって、
泣きながら僕をなでてくれたんだね」
清「そうして、学園に帰ったらおにぎりを食べさせてくれたんだな」
P「はあ…何が言いたいんですか」イライラ
清「み、美希ちゃんは大人に見えてもまだ子供なんだな、
お、大人は怒ってばかりじゃいけないんじゃないかな」
P「……清さん、プロデュースの事に口を出すのは止めて貰えませんか」
80:
清「す、す、すみません、ぼ、僕は頭がバカなので、
えらいぷろじゅーさーさんにみたいにむずかしい事が言えないので」
P「……」
P「いえ、すみません、俺の方こそ子供でした、美希を追いかけてきます!」ダッ
清「な、仲直りできるといいなぁ、うん」
小鳥「…清さん、おにぎりをご馳走しますよ!」ニコ
清「お、おかしいんだな、小鳥さんが僕にやさしくしてくれるって事は、
明日は雨かな?」
小鳥「ひとこと余計なんですよ!」ビヨー
86:
清「ふう、今日の仕事もおわったなぁ」ノタノタ
清「こ、小鳥さんは急に怒りだすからこわいんだな、
き、きっとこうねんきってやつなんだな、うん」
清「はっ!」キョロキョロ
清「よ、よかった、聞かれてないんだな」ホッ
清「よ、よし、あと少しで絵もできあがるから、公園に行くかな」ノタノタ
清「……」ペタペタ
清「……」ウンウン
美希「きーよーしーさん」
清「み、美希ちゃん」
美希「やっぱりここにいたの!」
90:
清「ぷ、ぷろじゅーさーさんと、な、仲直りできたかな?」
美希「うんっ!仕方ないから許してあげたの!」
清「そ、そうか、よかった、よかったなぁ」
美希「清さんがハ…プロデューサーに言ってくれたんでしょ」
清「ぼ、僕は別になにも言ってないかなぁ」
美希「嘘ばっかり、ハ…プロデューサーが言ってたの、
清さんに目を覚まさせられたって」
清「ぼ、僕はプロデューサーさんのうちを知らないので、
朝起こしに行ったりはしてないかなぁ」
美希「もう…」
91:
清「そ、そうだ、これ」ピラ
美希「あ!絵出来たんだね!どれどれ…」
美希「え!?こ、これを清さんが書いたの!?」
清「あ、あまり上手ではないけど、も、もらってください」
美希「これ…先生の絵だ…まるで生きて、泳いでるみたい…」フルフル
清「やさしくしてくれたお礼なんだな」
美希「凄い…美希…美希、ずっと大事にするね!」ウルウル
92:
美希「ぐすっ…そうか、清さんは本当に頑張ったから
こんなに凄い絵が書けるんだね」
美希「美希、本当に子供だったの、これからは……清さん!?」キョロキョロ
美希「あっ、あんな所を走ってるの!」
美希「清さーん!美味しいおにぎりを沢山用意するから、
早く事務所に帰ってきてねー!」ブンブン
美希「あは、あんなに嬉しそうに手を振ってるの!よーし、
先に事務所に帰って美味しいおにぎり沢山作るの!」
95:
清「うん、美希ちゃん仲直りできてよかったなぁ」ノタノタ
清「みんないい人ばかりでとっても楽しい事務所なんだな」ノタノタ
清「だ、だけど、僕はひとつの場所にずっといるのが苦手なので」ノタノタ
清「おしりがむずむずするので、そろそろ別の場所に行くかな?」ノタノタ
清「別の場所に行こう、そ、そうしよう」バサッ
99:
美希「ふんふーん」ガチャ
社長「おや、美希君ご苦労様だね」
美希「あっ、社長お疲れ様なの」
社長「ん?それは…何を持っているのかね?」
美希「これ?清さんに貰ったの!美希の宝物なんだー!」
社長「す、少し見せて貰えないだろうか」フルフル
美希「えー?ちょっとだけだよ?」スッ
社長「こ、これは…ま、間違いない!美希君、清さん…いや、山下画伯は何処に!?」
101:
美希「がはく?清さんなら公園の所にいたの、
すぐにお腹を空かして帰ってくると思うな」
社長「こ、これは大変な事だよ」プルプル
社長「音無君!君ぃ!すぐに山下画伯を追いかけるんだ!」
小鳥「え、清さんの事ですか?」
社長「清さんではない!彼は放浪の天才画家、山下清画伯だ!」ダッ
小鳥・P「ええー!?」ダダッ
美希「え?どういう事?」タタッ
103:
社長「い、いたか!?」ハァハァ
P「い、いえ、どこにも…もうこの近くにはいない様ですね」ハァハァ
美希「そんな…ひどいよ…お別れもしないで行っちゃうなんて…」ボロボロ
小鳥「美希ちゃん…」ヨシヨシ
社長「やはり、噂通りだったか…」ガックリ
美希「ハニー、美希ね、清さんにこの絵を貰ったの」グス
P「ああ、素晴らしい絵だな」
美希「清さんったら、下手だから恥ずかしいなんて言ってたんだよ」
105:
美希「この絵が恥ずかしかったら、
美希のダンスや歌なんて見せられたもんじゃないの」
P「美希…」
美希「清さんの絵は大将の絵なの」
P「裸の大将…か」
美希「でもね、美希も清さんみたいに頑張って、
いつかアイドルの大将になるの!見ててね、清さん!」
P「ああ、一緒に頑張ろうな、美希!」
小鳥「本当に不思議な人でしたね…」
社長「…だが本当に賢く、美しい人間というのは、
ああした人の事かもしれんな」
108:
野に咲く花のように
風に吹かれて
野に咲く花のように
人を爽やかにして
そんな風に僕たちも
生きてゆけたら素晴らしい
時には暗い人生もトンネル抜ければ夏の海
そんな時こそ野の花の
けなげな心を知るのです
清「ま、またいつか会えるんだな」
おしまい
111:
>>1
おつ
112:

出演者が絞られてるのがよかった
114:

裸の大将ネタでまた書いてくれ
11

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