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【工口注意】アスカ(嘘、私変態だったんだ……)クチュ【後編】


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2:
ロード
>>343
シンジ「え? なにやってるの? 綾波」
レイ「……ぽかぽか、しない」
シンジ「おなか出してると風邪引くよ。ちゃんと服を着ないと」
レイ「露出に、嵌る……?」
シンジ「え、あ、そういうつもりだったの?」
レイ「……」コクン
シンジ「……あの、ね……」//////
※セーブポイント
レイ「碇君は……露出してるところを見て、どう思うの?」
シンジ「綾波?」
レイ「……お昼、皆がよく言ってる。『男子はエッチな事が好きって』」
シンジ「あー、うん。アスカとマリが居るとそういう話になりそうだね」
レイ「……ヒカリさんも」
シンジ(ちょっとショックかも)
513:
レイ「露出って、エッチなことなんでしょ?」
シンジ「……まぁ、それは、そうだけど」
レイ「……私だけ、よくわかってないの。なんだか、もやもやする……」
シンジ「……」
レイ「……の」
シンジ「……」キョロキョロ
514:
シンジ「綾波、教えてもいいけど……約束してほしいんだ」
レイ「?」
シンジ「僕が教えたって言う事実は 誰にも喋らないでほしい」
レイ「……」コクン
シンジ「そう、か。じゃあ、教えるけど……」
516:
シンジ「僕に背を向けて?」
レイ「……こう?」クルッ
シンジ「……そしたら、スカートの前のほうを持ち上げて」
レイ「……見えちゃう」
シンジ「見せるんだよ」
レイ「え」
シンジ「誰も居ないから大丈夫」
レイ「……」
517:
レイ「……」スッ
シンジ「……持ち上げてる?」
レイ「……ええ」
シンジ「あっ、誰か来た」
レイ「!?」パッ
シンジ「……」
レイ「……ウソツキ」
518:
シンジ「こっち向いていいよ」
レイ「……」クルッ
シンジ「びっくりした?」
レイ「……えぇ」
519:
シンジ「そっか、でも、皆が言ってる露出って言うのは、これで気持ちよくなっちゃうことなんだ」
レイ「きもち、いい?」
シンジ「えっと、多分。そう」
レイ「……」
レイ「……」ペタン
シンジ「あ、綾波!? どうしたの?」
レイ「な、なんでもないっ……」
520:
シンジ「……」ゾワゾワッ
レイ「……碇君……?」
シンジ「……綾波、家まで、送っていくよ」
レイ「……」
521:
シンジ「……」
レイ「……」
シンジ「……立てる?」サッ
レイ「えぇ……」キュッ
シンジ「行こう」
レイ「……えぇ」
ギュッ
522:
レイの家
レイ「……」
シンジ「綾波が急に座り込んじゃって、心配したよ」
レイ「ごめんなさい。でも、なんともないから」
シンジ「なんともないことないだろ?」
レイ「……」
523:
シンジ「ねぇ、綾波」
レイ「なに?」
シンジ「正直に答えてよ」
レイ「……」
シンジ「どうして、座り込んじゃったの?」
レイ「……」
シンジ「風邪? だったらリツコさんに連絡して早く診てもらわないと」カチャ
レイ「っ!」
524:
シンジ「あ、もしもし、リツコさんですか?」
レイ「……ぃやっ」ガバッ
シンジ「わっ」ドサッ
レイ「やめて、電話、しないで」パッ
シンジ「……」
レイ「もしもし、赤木博士……?」
525:
携帯電話「明日の天気は、晴れ ときどき 曇り」
レイ「……っ」
シンジ「……」
レイ「―――っ」
シンジ「……ねぇ、綾波」
レイ「……ウソツキは、嫌い……」
シンジ「僕を押し倒して、携帯を奪ってまで、何を隠したいの?」
レイ「……」
526:
シンジ「ねぇ? 気付いてる? 綾波が僕のおなかの上に跨ってるよね?」
レイ「……」
シンジ「……伝わってくるんだよ、綾波の体温」
シンジ「でもね、どう考えても、濡れてるのはおかしいと思うんだ」
527:
レイ「……っ」
シンジ「綾波?」
レイ「見ないで……」
シンジ「どうして?」
レイ「今、碇君に見られてると……ぽかぽかしない」
シンジ「……どうなっちゃうの?」
528:
レイ「っ……ドキドキ、する……」
レイ「……体の芯が熱くて、お腹の下の辺りが、締め付けられる感じ……」
レイ「……苦しい……」
シンジ「……さっき座り込んだときも、そんな感じだったんだ?」
レイ「そう……なの」
529:
シンジ「綾波」ムクッ
レイ「っ……動かないで!……擦れて、変な感じに……なるの」
シンジ「どんな感じ?」
レイ「……体の……芯の……熱が……」ハァ ハァ
シンジ「……ゆっくりでいいよ、聞かせて」
レイ「……溶けるように……気持ちよくて……」
シンジ「気持ちよかったんだ?」
レイ「……」コクン
530:
シンジ「気持ちいいのは、好き?」
レイ「……わからない。怖い」
シンジ「……そう、か」
レイ「でも……気持ちいい」
シンジ「そう、か」ムクッ
531:
レイ「っ……碇君……っ……ぃぅッ……!」
シンジ「綾波、声を我慢しなくても良いんだよ?」
レイ「……でも、それは、いや」
シンジ「どうして?」
レイ「恥ずかしい……」
シンジ「そうだね。艶っぽい声を出すのは、恥ずかしいね」
レイ「……」
シンジ「でも、恥ずかしいのが気持ち良いのかもしれないよ?」
532:
レイ「……え」
シンジ「さっき、パンツ見られたかもって思って、腰が抜けちゃったんだよね?」
レイ「……」コクン
シンジ「……そのときも、溶けるような熱を感じた?」
レイ「……」コクン
シンジ「……」
533:
レイ「……わかったわ……碇君」
シンジ「どうしたの?」
レイ「……思い出したの。碇君たちが盗み聞きしていた日のこと」
シンジ「……」
レイ「弐号機の眼鏡の人、弐号機の人……
 二人とも、貴方にスカートの中を見せつけようとしていた」
レイ「それを見て、それがどういう行為なのか、そのときはわからなかったけど
 今ならわかる」
シンジ「うん」
534:
レイ「……私も……露出が気持ち良い……」
シンジ「……うん」
レイ「……それも、碇君に気持ち良くしてもらうと、嬉しい……」
535:
シンジ「……うん」
レイ「…………碇君」
シンジ「……」
レイ「……もっと、エッチなこと、教えて……」
シンジ「……」
536:
*****
マリ「んー、半分本気なんだけどにゃー」
アスカ「私だって、半分くらい……………………………………………………」
アスカ「…………………………………………………………………………本気、だもん」
*****
シンジ「……」
レイ「……碇君?」
537:
*****
アスカ「変態で、悪かったわね……」
マリ「『変なこと』には期待してくれないのかにゃぁ?」
*****
シンジ「……綾波……」
レイ「え?」
538:
シンジ「ごめん、今綾波の要求に、応えることはできない」
シンジ「少し、考えさせてほしいんだ」
レイ「……わかったわ。碇君の答えを、待ってる」
シンジ「ありがとう。綾波。今日はコレで帰るよ」
レイ「そう……じゃあ……また、学校で……っ」
シンジ「うん、またね」
539:
帰り道
シンジ「……」トボトボ
シンジ「……」カチャッ
prrrrr
シンジ「……あ、夜分遅くにすみません。リツコさん、ですか?」
540:
翌日 ネルフ シンクロテスト
アスカ「何でいきなり招集かけられて、いきなりシンクロテストなわけ?」
ミサト「事情が変わったのよ。大人の面倒くさい事情」
マリ「それは大変だにゃー」
アスカ「納得いかないっ」
541:
ミサト「じゃあ、納得行くまで聞いてみる? 私の目元のクマさんに」
アスカ「……本気で言ってるわけじゃないわよ! ごめん、ミサト!」
レイ「……」
シンジ「……」
542:
各種モニター前
リツコ「……マヤ、データを」
マヤ「は、はい……でも、このデータって……」
リツコ「あなたには抵抗があるでしょうけど、ちゃんとデータ収集して頂戴」
マヤ「……は、はい!」//////
リツコ「……」
543:
数分後 シンクロテスト
ミサト「おっけー、女の子たちはあがって良いわよ」
アスカ「え」
マリ「にゃ」
レイ「……」
544:
ミサト「シンジ君、ちょーっち今日は調子悪すぎなんじゃないかな?」
シンジ「す、すみません」
ミサト「特別訓練、受けておく?」
シンジ「えっと、はい。お願いします」
マリ「え、じゃあわんこ君一緒に帰れないの?」
アスカ「何よ、バカシンジ……この大事なときに……」
レイ「碇君……」
545:
シンジ「ご、ごめん。でも、いざというときにちゃんと戦えるようにしたいし、
 今日は、残って訓練するよ」
アスカ「……ま、いいけどっ」
マリ「にゃーん……」
レイ「……」
546:
十数分後 研究室
リツコ「いらっしゃい、シンジ君」
シンジ「どうも、昨日は遅くに電話して済みませんでした」
リツコ「いいえ。迅な対応には迅な報告が不可欠。あなたの行動は賞賛に値するわ」
シンジ「それなら、良かったです」
547:
リツコ「一応教えておくけど、貴方のシンクロ率、
 いつもよりちょっと低いだけで全然以上なしだったわ」
シンジ「そうですか、それはちょっと安心しました」
ミサト「口実とは言え、ああ言われたら心配だったでしょ?」
シンジ「あはは、少し」
548:
リツコ「でも、安心していられないかもしれないわ」
リツコ「……あなたの相談を受けて調べてみたんだけど、興味深くも恐ろしい答えが出たのよ」
シンジ「……本当、ですか?」
ミサト「ええ、残念ながら」
549:
リツコ「エヴァのパイロット三名が、似たような異常性癖
 いわゆるマゾヒズムに目覚めてしまったこと
 コレは年齢や、性経験がまったく無いことからしても、特別異常なこと」
ミサト「……気分を悪くしないでね、シンジ君。
 コレも、大切なことだから」
シンジ「いえ、わかってます」
550:
リツコ「興味がある、という程度ではなく、
 マリ、アスカ両名は明確な露出癖を持ち……
 レイにもその兆候が見られた。
 貴方の証言を信用するとこの通り」
シンジ「ええ、間違いないと思います」
551:
リツコ「極め付けに、貴方が自覚しつつあるサディズム
 コレは極稀に性経験が無くても起こりうることだけど、
 この線も含めて総合して検査してみたところ、」
シンジ「……」ゴクリ
リツコ「エヴァ搭乗者のみにおける、
 性的感覚のディストーションが見られる事がわかったわ」
シンジ「……!」
ミサト「……」
552:
リツコ「……何か、言いたそうね」
ミサト シンジ「……日本語で、お願いします」
553:
リツコ「……要するに、エヴァ搭乗者の性的感覚が歪みやすいということよ」
リツコ「各種データ、プライバシーの端に至るまで調査したけれど、
 彼女たちのその性癖は極最近のもの
 そして、マリにおいてはエヴァ搭乗期から発症の節が見えている」
ミサト「……エヴァに原因があるかもしれないという仮説に至るのは、当然ね」
リツコ「その仮説を元にデータを取った資料がコレ」パサァ
シンジ「……見方が、わかりません。すみません……」
リツコ「そう、そうよね。ごめんなさい。私も、少し気が動転しているの」
554:
ミサト「……いえ、無理しなくてもいいわ。今はまだ、時間があるんだし」
リツコ「大丈夫、話せるわ。シンジ君、このグラフを見て頂戴」
リツコ「シンクロテストや搭乗時、貴方たちの精神状態はこの穏やかな波の状態にある」
シンジ「はい、コレはなんとなくわかります」
リツコ「そして、少し乱れるとこのようにジグザグになったりするのよ」
シンジ「コレは」
ミサト「私がシンジ君に、シンクロ率悪いわよって声かけたときね」
555:
シンジ「あはは……」
リツコ「そしてコレが、恐怖や激昂で感情が制御できなくなったときのグラフ」ペラッ
シンジ「触れ幅が大きすぎて、ぐちゃぐちゃになってますね」
リツコ「このとき、グラフ上でもありえない事が起こっているの」
シンジ「……どういうことですか?」
リツコ「グラフが、巻き戻っている箇所があるのよ
 今まで私たちはそれを『歪み=ディストーション』と呼んでいたわ」
556:
リツコ「でもそれが何かに影響しているということは、今まで掴めなかった。
 そう、今まで着目しなかったところにこそ、影響していたのよ」
シンジ「それが、『性癖』だった?」
リツコ「そう。今回のシンクロテスト、
 ちょっと強引な形で何度かディストーションを引き起こしてみたけど
 その度に貴方達の性的思考が歪んでいくのがわかったわ」
リツコ「感情の制御ができなくなって精神が歪む前に、
 別なところで歪みを矯正する
 おそらく、ディストーションは
 エヴァ搭乗者のみが持つ自己防衛機能のようなものなのよ」
557:
シンジ「……精神が壊れないように、性癖が歪むってことですか?」
リツコ「そう。そして、その傾向としては……
 生殖行為において受身である女性はマゾヒズムに目覚めやすく
 攻める立場である男は、サディズムに目覚めやすい
 どちらも、歪みの方向性は定まっているようなの」
シンジ「……なんで、よりによって、性癖なんですか?」
558:
リツコ「……貴方、オナニーはしている?」
シンジ「……」
ミサト「……リツコ、あんたねぇ」
リツコ「気持ちはわかるけど、正直に言いなさい。
 それとも、先にミサトのオナニー事情が気になるのかしら」
ミサト「りつこぉ!!」
シンジ(気にならないといえばウソになるけど……)
559:
シンジ「えっと、たまに……一週間に一回くらい」
リツコ「……少ないわね。それとも性欲が弱いのかしら?」
シンジ「我慢してるんですよ」
リツコ「そう。じゃあ、さぞかし出した後はスッキリするでしょうね」
シンジ「コレも、意味がある質問なんですよね?」
リツコ「ええ」
560:
シンジ「……気持ちいいと思います」
リツコ「そう。手っ取り早く気持ちよくなれるのは、
 やっぱり性欲を満たしたときなのよ」
リツコ「フロイトの精神分析学は、
 『性欲』がキーワードであるといっても良いほどよく出てくる
 私はそれをあながち間違いではないと思うわ
 人間、理性で抑えてはいるけど結局性欲で動く節がある」
ミサト「……」
リツコ「『よりによって』ではないのよ。
 コレは、『必然的に』性欲が歪んでしまっているの」
561:
シンジ「……」
リツコ「……ごめんなさい。難しい年頃なのにね」
シンジ「えっと、でも、なんとなく、わかりました」
シンジ「エヴァに乗っている間だけ、こうなるんですよね?
 じゃあ、いつかエヴァに乗らなくなったら、皆元通りに……」
ミサト「ならない、のよ」
シンジ「え……」
ミサト「……この歪みは、一時的なものではないの」
562:
シンジ「ど、どうして……って、聞くのも、変ですよね」
リツコ「そうね。どうしてといわれても、そうなってしまったのだから、としか」
シンジ「……」
リツコ「この歪みを更に矯正するのは、人格矯正でしかなし得ないこと
 もちろん、生活に影響が出るようになったら
 人格矯正プログラムにしたがってもらうけど、
 極力パイロットに精神的負担をかけたくないの」
シンジ「そうですね。それに、このことを伝えるのも、良くないと思います」
563:
リツコ「……あなた、こんなに聞き分けのいい子だったかしら?」
シンジ「え?」
リツコ「話が早くて助かるって意味よ。
 この話はほかのパイロットには伝えません。
 コレは、私とミサトで相談してそう決めたわ」
シンジ「……父さんには、報告しなかったんですか?」
ミサト「報告だけはしたわ」
リツコ「司令は『エヴァの操縦に支障が出ないように対処しろ』と」
シンジ「……そうですか」
564:
ミサト「私たちの考える最善は、なるべく自覚させないようにすること」
リツコ「それともう一つ、
 欲求不満で生活や戦闘に支障が出る前に、
 ある程度の性的欲求を満たすよう仕向けること」
シンジ「まさか……」
ミサト「……適任は、貴方ってことになるわね」
リツコ「三人とも可愛いじゃないの。良かったわね、ハーレムは目の前よ」
565:
シンジ「ハーレムって……でも、そんなのオカシイですよ!」
リツコ「オカシイなんてことはないわ 一夫多妻を認める国家は存在する」
シンジ「えー……」
リツコ「それに貴方は世界を守るエヴァのパイロット。
 当然、将来は約束されたも同然
 三人を養いつつ、遊んで暮らせるだけの金と名誉がある」
リツコ「マリのことはわからないけど、
 少なくともアスカとレイは少なからず貴方に好意を抱いている」
シンジ「……」
566:
リツコ「……深く考えることはないわ。
 貴方にしてほしいのは、真心こめてあの子達をイジめてあげること」
シンジ「真心こめて、イジめる……」
リツコ「そのためにはハーレムが一番良いのだけど、
 そこまで貴方に求めるのは酷だと思うし、
 もちろん倫理的にNOという意見もないわけではない」
ミサト「……」
567:
リツコ「せめて一人でも、シンジ君の寵愛を与えてくれれば、
 こちらの負担は激減するわ
 何度も言うけど、もちろんハーレム完成が一番望ましいのは事実よ」
シンジ「眩暈、してきました」
ミサト「……学生にハーレムとSMプレイを強要するなんてね。
 正直、要求する側としてもかなり胃をいためる決断だったわ」
シンジ「まぁ、そうですよね。滅茶苦茶だ」ハハ……
568:
ミサト「無理にとは言わないし、シンジ君がイヤだと思ったら、
 この話は忘れて、いつもどおりの生活をして頂戴……
 私から言えるのはそれだけよ」
シンジ(滅茶苦茶だけど……)
リツコ「……」
569:
ゲンドウ「コレもまた、補完か……」
冬月「アホなことを言うな。碇。彼らは肉欲を抑えられないだけに過ぎんよ」
ゲンドウ「たとえ肉欲であっても人の心。穴埋めをするのは補完と言えますよ」
冬月「……お前の息子が、彼女ら三人の神となる、とでも言うのかね?」
570:
ゲンドウ「もしも奴が三人を自らの手で癒そうとするなら、
  求められた分与えるだけの条件は揃っている。
  三人にとっては神に等しい存在になれるのではないか?」
冬月「人が神になる、か。 お前の目的が、コレだったとしたら……
 私は気が狂うところだったよ」
ゲンドウ「戯れを……
  計画は揺るぎませんよ」
571:
研究室前
シンジ「はぁ……」
レイ「碇君」
シンジ「……え」
レイ「……」モジモジ
シンジ「……聞いてたの?」
レイ「いいえ。私だけ仮説は聞かされていた」
シンジ「そんな、リツコさんが……?」
572:
レイ「弐号機の人たちには知らせていない。
 赤木博士が欲しかったのは、無意識のデータと協力的なデータだった
 だから私は知らされていたの」
シンジ「それじゃあ、綾波は知ってしまったんだろ?
 でぃ、でぃっしょ、でぃ」
レイ「ディストーションによる性癖の歪み」
シンジ「そうそう、それ」
レイ「知ってる。そして、おそらく私はまだ軽症」
シンジ「でも綾波は、僕よりずっと前からエヴァに乗って……」
573:
レイ「ごめんなさい。話せば長くなるから、私の用件を言ってもいいかしら?」
シンジ「え?」
レイ「こっち」グイッ
シンジ「わっ、ちょっと……」
574:
ネルフ所内 空き部屋
レイ「……」
ガチャ PI---
575:
レイ「……鍵、閉めた、から」
シンジ「えっと、どうしたの? 綾波」
レイ「……ここ、誰も来ない、から……」
シンジ「……」
レイ「だから……」
シンジ「……あ」
レイ「……碇君の答え、教えて……」
シンジ「……っ」ゾクゾクゾクゾク
576:
シンジ「……教えてって、言っても、綾波はもうやる気満々なんじゃないの?」
レイ「……」
シンジ「ねぇ?」グイッ
レイ「っ……」
577:
シンジ「…ねぇ、アレ見てよ 綾波はこの部屋を選んで僕を連れてきたんだよね?」
レイ「……えぇ」
シンジ「この空き部屋にベッドがあるなんて知らなかったよ」
レイ「……」
シンジ「答えを聞きたい、じゃないでしょ?」
レイ「……なんて、言えばいいの?」
シンジ「僕の口からはいえないよ。だって、綾波の意思が聞きたいんだもの」
レイ「私の……意思」
578:
シンジ「どうしたいの? 綾波」スッ
レイ「私は、碇君と、気持ち良くなりたい」
レイ「昨日、眠れなくなるほど……碇君のことを思ってた……」
シンジ「……」
レイ「エッチなこと……知りたい」
シンジ「……」
レイ「……碇君、触って」
579:
シンジ「綾波……よく言えたね」
レイ「//////」
シンジ「綾波のそんな顔、初めて見たよ」
レイ「……いじわる……」
シンジ「可愛いよ綾波」ナデナデ
580:
レイ「あ……」
シンジ「ほら、ベッドに座って……」ゴソゴソ
レイ「……」ドキドキ
シンジ「……期待してる目だね。なんとなく、わかるよ」
581:
シンジ「でもダメだよ」
レイ「え……」
582:
シンジ「知りたいだけなら本でも学習できるでしょ?」
レイ「そんな、こと……」
シンジ「ねぇ綾波」トンッ
レイ「きゃっ!」トサッ
シンジ「……この部屋、何の部屋かわかってた?」
レイ「え? え?」
シンジ「エッチなことで頭いっぱいだったの? それとも、狙ってここに入ったの?」
583:
シンジ「この部屋はね、昔の取調室みたいだよ?」
シンジ「それも、超法規ネルフの特別な部屋だったみたいだ」
レイ「……碇君? ……怖い……」ヒクッ
シンジ「綾波……」ゾクゾク
シンジ「…………でも、イヤじゃなさそうだね」
レイ「怖い……怖いのは、いや……」
シンジ「そう? でも、こういうのも期待してたんじゃないの?」 ガチャッ
レイ「冷たい……何、これ……」モゾモゾ
584:
シンジ「手錠、だよ。ベッドの下に転がってたんだ」
レイ「……手錠? なん、で……どうして?」
シンジ「身動きが取れないでしょ?」
レイ「……えぇ」
シンジ「抵抗できないのに、これから僕に何もかも良いようにされちゃうんだよ?」
585:
レイ「……エッチな、こと?」ゴクリ
シンジ「そう、エッチなこと」ズイッ
シンジ「綾波、この異常な状況で僕にどうしてほしいの?
 本当に触ってほしいだけ?」
レイ「……触って、性感を高めて……セックスする……
 エッチなことって、そういうことじゃ、ないの?」
シンジ「それも確かにそうだね」
586:
シンジ「でもさ……」
クチュ
レイ「! っあ……」
シンジ「今、指で触ってみたよ。綾波のアソコ。気持ちよかったかい?」
レイ「……わから、ない」
シンジ「……」
レイ「……」モジモジ
シンジ「そのおねだりの仕方はずるいなぁ。でも、僕がほしい反応は違うけどね」
587:
シンジ「じゃあ、綾波……こういうのはどう?」
レイ(碇君が近づいてくる……)
シンジ「舌は、何のための器官だと思う?」
レイ「……食べることや、喋るための、器官」
シンジ「そうだね」
レイ(碇君の反応が悪い……気がする。答えは多分コレじゃない)
レイ「……舐める、こともできる」
588:
シンジ「……いいね、綾波。なんとなくわかってきたみたいだね」ナデナデ
レイ「……」プイッ
シンジ「綾波? 撫でられるのイヤだった?」
レイ「違う、けど……なんだか、恥ずかしかった……」
シンジ「クスッ そう」
589:
シンジ「じゃあ、舐めることのできるこの舌を使ってさ」
レイ「っ! 碇君、そ、そこは……」
レイ(碇君の頭が、脚の間に……)
シンジ「舐めるよ?」
レイ「や、いや……そんなところ、舐める場所じゃないわ……」
シンジ「舐めてはいけないと決めたのは誰?」
590:
レイ「決めているわけではない、けど。でも、そこは……汚い……」
シンジ「汚くなんてないよ。下着に染みはできてるけど……」
レイ「や、いやぁ……」ジタバタ
591:
シンジ「っ 綾波!」ガシッ
レイ「……っ」
シンジ「……あんまり、暴れないで」
レイ「……?」
シンジ「その、手錠って、あんまり暴れると跡が残っちゃうから……」
レイ「……」ホッ
レイ(いつもの、碇君……)
シンジ「一旦、手錠外すね?」
592:
レイ(でもどうして? なんだか……残念)
ガチャガチャ
シンジ「取れたよ、綾波」
593:
レイ「……っ」
ギュウウウゥゥゥゥ
シンジ「い、いたたたた! やめ、やめて、綾波、内腿はヤバイ!!!」
レイ「……怖かった」パッ
シンジ「はぁ、はぁ……」
レイ「碇君が、怖かった……」
594:
シンジ「……で、どうだった?」
レイ「……ゾクゾク、した……」
シンジ「気持ちよかったんだ?」
レイ「わからない」
シンジ「そうか、でもね、綾波。手錠を外す直前、
 至近距離で綾波のアソコを見ていたわけだけど」
595:
レイ「……」
シンジ「触ってもいないのに、どんどん染みが広がっていっていたよ?」
レイ「……」
シンジ「それは、気持ち良くなっている証拠だと思うんだけど……」
レイ「……でも、そんなの、おかしいわ……」
シンジ「触ってもいないのに性的興奮が高まるなんておかしいって?」
レイ「そう、そうよ……」
シンジ「性感を高めるのは何も、接触だけじゃないんだよ」
596:
レイ「……」
シンジ「言葉だったり
 視線だったり
 雰囲気だったり
 快感はいろんなところからやってくる」
レイ「碇君の言葉……視線……雰囲気」
シンジ「さっきの意地悪な言葉と、イヤらしい視線と、高圧的な雰囲気。
 それらを受けて、綾波はどう感じた?」
レイ「……ゾクゾクした」
シンジ「ゾクゾクしてどうなった?」
597:
レイ「…………濡れた……」
シンジ「ただ指先で触られるのと、どちらが興奮した?」
レイ「興奮……」
レイ「……碇君、私……」
レイ「私……軽症なんかじゃなかった……」
レイ「弐号機の人たちと同じ……」
レイ「私も……同じ…………変態だった」
598:
夜 レイの家 前
シンジ「大丈夫? 綾波?」
レイ「少し、眩暈がする。 自分が変態だったなんて、思いもしなかったから」
シンジ「……ショックだったんだね」
レイ「割と……」
シンジ「本当に、大丈夫? 寝れそう?」
599:
レイ「それは、心配ないわ……だって、さっきので、少し満たされた気がするもの」
シンジ「えっ……」
レイ「多分……絶頂、したと、おもう……」
シンジ「……」//////
レイ「……碇君こそ……ムラムラ、してない?」
シンジ「あ、いや、まぁ、僕は大丈夫だよ」
レイ「嘘」
シンジ「あはは……でも、僕のほうは今綾波に甘えるわけにはいかないから」
600:
レイ「そう、なの?」
シンジ「うん。ま、まぁ!だから!僕のことは良いからさ、とりあえず綾波は休みなよ」
レイ「……私、碇君の助けになりたい……」
シンジ「え?」
レイ「碇君、苦しそうだもの」スッ
601:
シンジ「あ、」
レイ「ねぇ、碇君」ギュッ
シンジ「……」
レイ「私じゃ、だめ?」
602:
夜 カヲル宅
カヲル「で、もう色々大変で、ここに来てしまった、と」
シンジ「夜遅くに、ごめんね」
カヲル「別に良いよ。僕も起きていたしね」
603:
シンジ「ああ、一応言っていくけど、もう下半身のほうは落ち着いているから」
カヲル「それなんのための前提なんだい?」
シンジ「カヲル君、時々変な雰囲気で近づいてくるときがあるから……」
カヲル「物事は、直球に」
シンジ「……カヲル君ゲイっぽいから」
カヲル「そんなんじゃないよ。僕はただ君に興味があるだけさ」
シンジ「その発言が……って、もういいや。そのことは」
カヲル「ふふ、クラスも違うから、最近会えてなかったけど……君は本当に面白いよ」
604:
シンジ「そうかな」
カヲル「そうだよ。普通の人間は
 『SMハーレム作れって言われたどうしよう』
 なんて悩みは持たないよ」
カヲル「二重の意味でね」
シンジ「二重の?」
カヲル「そうさ。まず、ありえないからそんな悩みは持たない
 次に、SMはさておき、ハーレム作れって言われて
 しかもお膳立てまでされていると来たら、普通の男は二つ返事で
 ハーレム完成さ」
606:
シンジ「……カヲル君もそう思うの?」
カヲル「僕が普通の男だと思う?」
シンジ「全然」
カヲル「クスッ、僕は異常さ。だから、君もなんとなく僕に惹かれるんだろう?」
シンジ「そう、かもしれない。
 でも、なんだかトウジやケンスケに相談できないことも
 カヲル君にならなんだか話せる気がするんだ」
カヲル「やめてくれよ。勘違いしちゃいそうだ」
シンジ「残念だったね。僕はやっぱり女の子の方が好きみたいだ」
607:
カヲル「フフフッ、それを聞いて当然だと思ったってことは、僕はやっぱりゲイじゃないみたいだ」
カヲル「安心してくれて良いよ。僕は君の尻には興味がないと今わかった」
シンジ「途端に下世話なこと言うね」
カヲル「男子の会話が下世話じゃなくてどうするのさ。誰も聞いてないのに」
シンジ「うわぁ、この会話、クラスの女子には聞かせられないよ」
608:
一時間後
カヲル「ほんと、君と話していると退屈しないよ。いつまでも一緒にいたいくらいだ」
シンジ「そう言ってくれると嬉しいけど、
 あんまり言い過ぎるとちょっと困るかな」
カヲル「どうしてだい?」
シンジ「どうしてって、僕たち一部ではホモ疑惑立てられてるんだよ?」
カヲル「ホモ、それは良くないね」
609:
シンジ(この目はくだらないこと考えてる目だな)
カヲル「差別用語で表すのは感心しないね。ゲイ疑惑って訂正して回ろうか」
シンジ「やっぱりくだらないこと考えてたね」
カヲル「はははっ、ところで、夜も遅いけど本当に帰るのかい? 泊まって行ってもいいんだよ?」
シンジ「ああ、大丈夫だよ。ほら、エヴァのパイロットってある程度、ね」
カヲル「……ああ、なるほど。僕はパイロットじゃないけど、その辺の事情はなんとなく察したよ」
シンジ「おかげで夜道が全然怖くなくなっちゃったよ」
610:
カヲル「確かに。ネルフの後ろ盾があったら夜道なんてね」
シンジ「使途の方がよっぽど怖いさ」
カヲル「……ねぇ、碇君」
シンジ「うん?」
カヲル「君がどういう選択をしても、きっと誰かは君を否定するよ」
シンジ「……」
612:
カヲル「でもね、君の思うように生きることを、
 誰かが否定する権利なんてないと思うんだ
 人間は、自由なんだ。
 選択をするのも、命のあり方を決めるのも」
シンジ「……」
カヲル「君がどんな選択をしようと、僕はそれを全力で祝福するよ
 間違っていたとしても、僕はそれを否定はしない
 間違いに気付いて君が後悔しても、それらすべてを受け入れる」
シンジ「……」
613:
カヲル「君に今委ねられたものは、希望も絶望も内包している
 でも、恐れないで掴み取ってほしい」
カヲル「君だけの、未来を」
627:
朝 ミサト宅
pipipipipipipipi
シンジ(朝、だ)
シンジ「……はぁ」
シンジ(今日は、休みだから……ちょっと、寝よう……)
628:
ミサト宅
ピンポーン
マリ「にゃ? はいはーい」
ガチャ
レイ「ごめんください」
マリ「ファーストちゃん? いらっしゃぁい」
レイ「……おはよう……マリ」
マリ「!?」キョトン
629:
レイ「……名前で呼ぶの、だめ?」
マリ「だ、ダメじゃないよー。ドキッとしちゃったにゃーもー♪
 さっさーあがってあがって」
レイ「良かった」
マリ「誰の入れ知恵ー? もしかしてわんこ君?」
レイ「えぇ、碇君」
630:
マリ「……の割には、碇君って呼ぶんだね」
レイ「……」クスッ
マリ「っ!」
レイ「これでいいの」
マリ「な、なんだよもう……今日のファーストちゃん、なんか変だよ」ドキドキ
マリ(笑うと、可愛いなぁ。いや、笑わなくても可愛いけど)
631:
レイ「マリ」
マリ「なぁに?」
レイ「アスカ、居る?」
マリ(わぁ、姫のことも名前呼びだぁ)「居るよー」トテトテ
632:
アスカ部屋
マリ「ひっめっ!」ガラッ
アスカ「なーによー……」
マリ「ファーストちゃんが、『アスカ、居る?』だって」
アスカ「だからアンタそれ似てないって……ファーストが、私を?」
マリ「ん、そう。いまリビングに居るからー」
アスカ「……?」
633:
セーブポイント 
634:
以下 case『序』
635:
マリ(今日は、姫とファーストちゃんがお出かけしてしまった
 なんでも、二人だけでお話があるとか何とか……)
マリ「……」モフモフ
マリ(……出がけに、姫は言っていた
 『抜け駆け、するんじゃないわよ』
 弱弱しいあの態度は、おそらく本音と諦め五分五分だろう)
マリ(正直、もう私としてはわんこ君にハーレム作ってもらった方が気持ち良いし
 抜け駆けなんてする気はサラサラない)
マリ(はず、だった、のに)
636:
夕方
シンジ「マリ? おはよう」
マリ「おはようじゃないよ。 もう夕方っ!
 わんこ君、昨日は遅かったね」
シンジ「あはは、そうだったね。晩御飯用意できなくてごめんね」
マリ「そうだよー? わんこ君のご飯に期待してたから、
 ギリギリまで我慢して結局カップ麺でした」
シンジ「それは、まぁ、ともかく、」ドギマギ
マリ「?」
637:
シンジ「昨日のお詫びってわけでもないけど、今日休みだし一緒に出かけない?」
マリ「え……」
マリ(ど、どうしよう、でも、姫に悪いような気もするし……)
マリ(えっと、私実は今日……)「行く!」
638:
シンジ「良かった! じゃあ、準備終わったら声かけてね、僕も準備するから」
マリ「あいよー……」
マリ「……ごめん姫。私は素直な女の子なの……」orz
639:
数分後 シンジの部屋
マリ「お ま た せ♪」
シンジ「あ」
マリ「? どしたい?」
シンジ「い、いや、マリの私服。新鮮だなぁって」
マリ「あー、そっか」
640:
シンジ「一昨日とか昨日はマリってば部屋着どころか、結構きわどい格好しかしてないし」
マリ「ありゃぁ? 意識してくれちゃったり?」
シンジ「意識しないわけないだろ」
マリ「わ、正面から言われるとは思わなかった」
シンジ「そう?」
641:
マリ「……で、私服の、感想は?」
シンジ「うん、凄く可愛い。そのスカートも似合ってる」
マリ「うひゃー! ハズカシー! でも嬉しいー!」ガバッ
シンジ「わっ、もう、マリってば……出かけるよ」
マリ「ハーイ♪」
642:
閑散とした町並みを歩きながら
シンジ「昨日は二人で何してたの?」
マリ「えっ、あ、いやまぁ、ゲームとおしゃべり、くらいかな」
シンジ「(……)そっか、アスカもゲーム好きだけど、マリも結構やるの?」
マリ「結構やるよー。やっぱ音ゲーに偏るけど……他にはホラーゲームとか」
シンジ「ホラーゲーム……か、バイオ何とか的な?」
マリ「いや、弟切草的な」
シンジ「へ、へぇ……」
643:
マリ「その反応は知らないなぁ? 昔のゲームの方が変な味があって怖いんだぞぉ?」
シンジ「あんまりホラー系は得意じゃないからなぁ……」
マリ「そいつは良い事を聞いたにゃー」
シンジ「……期待に沿えるほど苦手ってわけでもないんだけどなぁ
 ああ、釜井たちの夜ならやったことあるよ」
マリ「アレも結構良いカンジだったにゃー」
シンジ「やったことあるんだ?」
644:
マリ「やったことあるも何もしっかりプレイ済みだよ。
 ちゃーんと全エンディング見てやったさ」
シンジ「うわぁ、凄い!
 あれって読み直しが面倒くさいんだよね」
マリ「執着心が違うのだよ……
 もちろん、ピンクの栞もプレイ済み」
シンジ「ピンク?」
マリ「わんこ君、ゲームはしっかり最後までプレイしようよー」
645:
シンジ「え? 知らないのおかしい?」
マリ「そうだよ。だってねぇ、ピンクの栞は結構エロイことしてるんだよ」
シンジ「エロ……アレってそういうゲームだったんだ」
マリ「あれっ?興味あるぅ?」ニヤニヤ
シンジ「……正直、全然」ハァ
646:
マリ「……じゃ、現実のエロイことには?」
シンジ「……からかってるの?」
マリ「からかってるわけじゃないよん♪」
シンジ「……」
647:
歩道橋
マリ「!」タッタッタ
シンジ「マリ?」
マリ「わんこ君、早く早くっ!」タッタッタ
シンジ「走ると危ないよ……っ!」
ヒラッ
マリ「……」ニヤリ
シンジ「……////// ったく、はしたないよ」テクテク
648:
マリ「周りに、誰も居ないのは確認したよ?」
シンジ「……」
マリ「見てほしいのは、わんこ君だけだから」ドキドキ
シンジ「そうなの?」
マリ「……うん」ギュッ
シンジ「……」
649:
マリ(わんこ君の手、あんまりあったかくない)
マリ「緊張してる?」ニギニギ
シンジ「え? あ、うん」
マリ「気楽に、きらくにいこーよ!」
マリ(そうじゃないと、私の方だって緊張しちゃうし……
 意識しちゃったら、我慢できる自信もないし……)
650:
シンジ「ねぇマリ」
マリ「な、何?」
シンジ「……マリも、露出癖あるの?」
651:
マリ「――――――」ポカーン
シンジ「どう、なの?」
マリ「え……そういうの、今聞く?」
シンジ「そうだね、今聞きたい」
マリ(だからって、歩道橋の上で? つかんだ手も離してくれないし……
 いや、コレはこれでいいんだけど……)
マリ「うぅ……今更だけど、自分から言うのはちょっと恥ずかしいにゃー」
652:
シンジ「……」
マリ「っ……そうだよ。私も、姫と同じ」
シンジ「……」
マリ「さっきだってわんこ君にチラ見せして、興奮しちゃった」
シンジ「そっか」
マリ「……聞きたい台詞は聞けたかにゃ?」モジモジ
653:
シンジ「ねぇマリ」
マリ「にゃ?」
シンジ「ここで、パンツ脱いで見せてよ」
654:
655:
マリ(えええええええええ!?)//////
シンジ「……」
マリ(顔色変えずに 何言ってるのわんこ君
 路上で、しかも歩道橋の上で……
 は、はぁ?)//////
656:
シンジ「……」ギュッ
マリ(や、やだもう……手まで汗かいてきたのに……
 何で離してくれないの?)//////
シンジ「……」ジーッ
マリ(ジッと見ないでよ!
 な、何とか言ってよぉ!)
シンジ「……マリ?」
マリ「……わ、わんこ君! あんまり、女の子からかうもんじゃない!…よ」プルプル
シンジ「『からかってるわけじゃないよ』」
657:
マリ「……え」
シンジ「本気で言ってるよ」
マリ「ちょ、やめて、本気で……」フルフル
シンジ「どうして?」
マリ「どうしてって、おかしいでしょ!? こ、こんなところで……」
シンジ「こんなところで?」
マリ「……パンツ、脱ぐなんて……変態、じゃん」
658:
シンジ「……」グイッ
マリ「きゃんっ」ポフッ
シンジ「変態、なんでしょ?」ボソッ
マリ「あ……」
シンジ「……ねぇ?」
マリ「……」ドキドキ
659:
マリ「……ふ、ふぅん?」
シンジ「?」
マリ「キスも、告白もナシに、プレイに走っちゃうんだ? わんこ君」
シンジ「……異常でしょ?」
マリ「ほんと、変だよ。 普通こういうのってさ……」ギュッ
シンジ「でも、異常だからこそ……ドキドキしてるんじゃないの?」フニッ
マリ「や、ちょ……どこ触ってんの、わんこ君」ドキドキ
660:
シンジ「ほら、ドキドキしてる」フニフニ
マリ「当たり前だよぉ……」
シンジ「マリって、触られるの本当は苦手?」サワッ
マリ「ひゃうっ……背中……」
マリ「わ、かんない……こんな雰囲気で触られるのは、初めてだし……」ピクピク
662:
シンジ「へぇ、初めてなんだ」スーッ
マリ「んっ……そうだよ。初めて……」
マリ「なのに、路上で……歩道橋の上でなんて……」
シンジ「……スカート、捲くるよ?」
マリ「やん……♪ お尻……触っちゃダメぇ」フリフリ
シンジ「マリのおねだりは分かりやすいなぁ」モミモミ
マリ「んっ……そう? でも、人が来たら、やめてよね……」
663:
マリ(ヤバイ……歯止め、きかなくなってる)
マリ(わんこ君の手、今はとってもあったかい……
 その手で、背中とかお尻とか撫でてくる……
 やだ、癖になっちゃいそう)
マリ「……ね、ねぇ、わんこ君……」
664:
シンジ「何?」ハム
マリ「っ」
マリ(耳!?)
シンジ「どうしたの?」ペロ、ペロ
マリ「ひゃぅ……」
665:
シンジ「マリ?」グチュッ
マリ(中まで、舌……入ってきてる!?
 左からヌチヌチグチュグチュ……これ、変……変だよぉ……)
マリ「いや、いやぁ……」
シンジ「……何か、言いたかったの?」フゥ
マリ(熱い、熱い舌の愛撫の後に吐息……冷たい……
 もう、この異常な感覚に飲まれつつあるのがわかる
 きっと、このままだと私……)
666:
マリ「わんこ君、あのね」ハァハァ
シンジ「何?」
マリ「……ごめんね、わんこ君」グイッ
シンジ「マリ?」
マリ「私から告白みたいなことしておいて、
 わんこ君に好きって言わせてみせる、なんて言っておいてさ
 今更こう言うのも、ズルイかなって思うんだけど……」
マリ「私……抜け駆けは、したくない……」
667:
シンジ「アスカのこと?」
マリ「……うん……」モジモジ
シンジ「……そっか」
マリ「だから、さ……」クラクラ
668:
マリ「ね?」
669:
マリ「わんこ君が、脱がしてよ……」
マリ「……私に、いいわけ作っちゃえば……ほら……ね?」
シンジ「マリは……素直だね」
670:
マリ(脳みその真ん中から、
 じわぁって、何かが溢れるような感覚があった
 アドレナリンって奴?
 同時に、お腹の下のほうも、キュンキュンしてきた)
シンジ「……マリは、僕が脱がしてあげた方が良いみたいだね」
マリ(わんこ君の手が、お尻を撫でていた手が、あぁ……)
スルスル……
シンジ「半分下ろしたよ……」
マリ「……なんで、そこで止めるのかにゃ?」ドキドキ
671:
シンジ「え? だって、ほら」
シンジ「人が来たからやめようかなって」
672:
マリ「!?」
通行人「っ……」スタタタタタ……
673:
マリ「……」
シンジ「……」
マリ「……」
シンジ「見られた、ね?」
674:
マリ「……」
シンジ「どこまで見られたかな?」
マリ「……わんこ君のバカ……変態」
シンジ「そうだね。でもね……」クチュッ
マリ「んぁっ!」
シンジ「こんなに濡らしておいて、よく言えるね?」クチュッ クチュ……
マリ「やっ……!」
シンジ「あんまり声上げると、さっきの人がもう一度来ちゃうよ?」クチュッ クチュッ……
675:
マリ「だったら、手ぇ止めて……よ」
シンジ「止めてほしいの?」クチュクチュ
マリ「止めて良いよぉっ 恥ずかしくて、死んじゃいそう……」
シンジ「見つかりそうなのはイヤなの?」
マリ「わんこ君以外に見られるのは、嫌……」
シンジ「……ウソだね。それとも、自覚がないのかな?」ツプッ
676:
マリ「っく……指、入れちゃダメ……」
シンジ「大丈夫、優しくするよ」
マリ「……なら、いい……よ……」
シンジ「ねぇ、さっきの人に見られた瞬間さ、マリは急に濡れてきたよね?」ヌプ……
マリ「そ、それは……」
シンジ「ね?」ヌプ、ヌプ……
677:
マリ「ち、が……」
シンジ「……」クリックリッ
マリ「あぅっ……」ビクン
シンジ「さっきのことを思い出す度、マリのここは指を締め付けてくるんだけど?」
マリ「それは、だって……あぁっ、ん……」
シンジ「ねぇ、マリ……手近な相手だから僕でよかったとかなんじゃないの?」
マリ「えぇ!? 何言ってるのわんこ君……」
シンジ「さっきの人相手でも、見られて感じちゃってるんでしょ?」
678:
マリ「うぅ……」
シンジ「下の方が物語っていると思うんだけど」
マリ「バカぁ!」
マリ「見られて気持ちいいのと、シンジの事が好きなのは別!」
シンジ「マリ……」
679:
マリ「結局……私のほうから言うことになったじゃないのさ……わんこ君のイジワル」
シンジ「ごめんね。イジワルで」
チュッ
マリ「ん……」
シンジ「……僕も、マリの事が好きだよ」
680:
マリ「ん……嬉しい」
チュッ
シンジ「マリの全てが、欲しい」
マリ「……ん、あげる。わんこ君に、私の全部あげる」
マリ「だから……私を、わんこ君のモノにして……」
681:
レジャーホテル 室内
マリ「ウケるー! ラブホなのに学割きくんだー」ケラケラ
シンジ「どうかと思うけど、まぁそういうもんなんだろうね」
マリ「ふーん、結構いい部屋じゃん?」ウロウロ
シンジ「そうだね。ベッドの隣の壁が鏡なのは、ちょっと変かもだけど」
682:
マリ「アメニティたくさーん」ガサゴソ
シンジ「マリ?」
マリ「あ、コレもある……あれも……よかった……」
シンジ「……!」//////
マリ「あ、わんこ君。わかってると思うけど、マリさんは今からシャワーを浴びますので」
シンジ「う、うん」
683:
マリ「……十分位したら覗いてもいいんにゃよ?」//////
シンジ(反応に困る……)
マリ(困ってる、可愛いなぁ……)
684:
シャワールーム
マリ(来ちゃったにゃぁ)ザァアアアアアアアアア
マリ(……姫……怒るかな?)
マリ(あの反応から察するに。怒るっていうより……泣きそうだなぁ……)
マリ(……姫のマジ泣き……)ゴクリ
マリ(いやいやいやいや……)
マリ(……これて、完全な、抜け駆け、だよね)
685:
*****
マリ「……よっし、どっちを選んでも恨みっこなし、とは行かないだろうけど」
アスカ「……」
マリ「もしそうなったら、いつか仲直りしようね」サッ
*****
686:
マリ(……いつか仲直り……してくれるかな?)
マリ「あ、あれっ……」
マリ「シャンプー、目にはいっちゃったかにゃ……」グスッ
マリ「もー……いったいなぁ……っく……」グスッ
マリ「……うぅ……」
687:
シンジ『マリ?』
マリ「……わんこ君」
シンジ『大丈夫?』
マリ「……」
ガラッ
シンジ「!?」
ガバッ
マリ「……」
688:
シンジ「……マリ、体拭かないと、風邪ひいちゃうよ」
マリ「わんこ君……」
シンジ「……?」
マリ「……姫……ちゃんと仲直り、してくれるかな」
シンジ「え……」
マリ「抜け駆け……しちゃったんだもん。許してくれないよね……」ギュウッ
シンジ「……どう、かな」
マリ「……」
689:
シンジ「マリ、顔を上げて」
マリ「ん……」
チュッ
チュプ、ヌプ
マリ「……ん」コクン
シンジ「今は、忘れさせてあげるよ」
マリ「うん……」
690:
数分後 ベッドの上
マリ「あ、そういえば……」
シンジ「どうしたの?」
マリ「せっかくわんこ君に褒めてもらったのに、
 私服を脱がしてもらうというやり取りができなかったにゃ」
シンジ「脱がしてもらいたかったの?」
マリ「うん、ゆっくりとね」
691:
シンジ「……覚えておくよ」
マリ「えへへ、楽しみだにゃー」
シンジ「……おいで、マリ」
マリ「うん」
シンジ「隣に座るだけでいいの?」
マリ「どうしたいのさ」
692:
シンジ「僕の膝に、座ってごらん」
マリ「へ、へぇ、そういうことさせるんだ」
マリ(それだと……鏡のまん前じゃん)
マリ(ほら、やっぱり、丸見え……)
シンジ「……マリが全裸で、僕の膝の上に座ってるよ?」
マリ「言わなくても、わかるよ……」
シンジ「そうだね、見えているものね」
693:
マリ「うん……」
シンジ「胸を隠さないで、よく見せてよ」
マリ「ん……うん」スッ
シンジ「……やっぱり、大きいね」
マリ「まぁ、同年代の子の中じゃあ、一番自信ある部分だからね」
シンジ「それに、綺麗だよ」
マリ「なんか……わんこ君動じなさすぎでつまんない……」
シンジ「そうかな? でも、マリは攻められて感じちゃうでしょ?」タユン
694:
マリ「ん……そうかも。わんこ君に、いっぱい触ってもらいたい」
シンジ「わかったよ。……痛くない?」モミモミ
マリ「大丈夫……ふふ、でもくすぐったいかも」
シンジ「そっか、揉まれるだけじゃ気持ちいわけじゃないんだね」
マリ「そうだよ。あ、でも、もまれているという事実は、興奮するけどね」
シンジ「そう、じゃあ、ここも?」クリッ
マリ「んっ……乳首……? 変な、カンジ」ピクピク
695:
シンジ「……」クリュッ……クリ
マリ「はぁっ……ぁ……これ、いいかも……でも、時々痛い」
シンジ「痛いの嫌?」カリッ
マリ「んひっ……! そんな、イジワルな声されると……止まんないよぉ」
シンジ「止まらないって、こっちが?」グチュグチュ
マリ「んぁ……ソッチは、お願い。優しく」
シンジ「……そうだね。最初は優しくね」
マリ「わかってんじゃん。……わんこ君ってば」チュッ
696:
シンジ「ん……大丈夫? この体勢きつくない?」
マリ「大丈夫だよ。わんこ君に後ろから好きなようにされるの、興奮するし」
シンジ「うん。僕も」クリッ
マリ「あっ……」
シンジ「僕の一挙手一投足に」グチュリ
マリ「あぁっ……」
シンジ「マリが感じて、声を上げるから」ヌチュッヌチュ
マリ「ひぐっ……!」
697:
シンジ「とても、興奮するよ」
マリ「あ、わんこ君。下は、ゆっくりって……」
シンジ「痛い?」ヌチチャヌチャ
マリ「んぁっ……痛くないけど……中は……」
698:
シンジ「うん、なんとなくわかるよ。これが、気になるんでしょ?」ヌチ……
マリ「あ……」
シンジ「マリって、ススんでるイメージだったから……経験済みかと思ってたよ」ヌチ
マリ「ご期待に添えなくて、ん……悪かったね。
 めんどくさくて、ごめんよぉ……」
シンジ「めんどくさいだなんてそんな。
 寧ろ、マリが処女でよかったよ」
マリ「なんだいわんこ君ってば、処女厨なの?
 それなら、今までとっといた甲斐があるって思うけどね」
699:
シンジ「処女厨って……まぁ、そうかもね……
 だって、これからマリは僕の手によって汚されていくんだよ?
 他の誰の介入も受け付けない。僕だけのマリになるんだ」
マリ「……わんこ君の独占欲が、垣間見えた気がした」
シンジ「独占……はどうだろう
 マリが欲しいとは思うけど、マリは自由でこそマリだと思う」
マリ「どういうこと?」
700:
シンジ「そうだね。僕が欲しいのは飼い犬じゃなくて、飼い猫だって話かな」
マリ「……にゃあ」
シンジ「ふふ、そうだね。飼い犬は僕のほうか」
701:
シンジ「マリ、脚開いて」
マリ「え、でも……鏡」
シンジ「だから、だよ」
マリ「わんこ君のドSっ……」
シンジ「……」
マリ「ん……」スッ
シンジ「……!」
マリ「あ……」ドキッ
702:
シンジ「何?」
マリ「今、わんこ君がドキッとしたのわかるよ。背中越しでも、心臓動いたね」
シンジ「あ」パッ
マリ「離れないでよ。もっと、鼓動聞かせて?」
シンジ「……うん」ピトッ
マリ(汗ばんだ肌と肌が密着してる)
マリ(鏡の前で股開いて、重なり合う男女二人)
マリ(興奮しないわけないよね。わんこ君の心臓、ドッキドキしてる)
703:
マリ(それに……)
マリ「ねぇ……わんこ君」
シンジ「どうしたの?」
マリ「にゃんこの舌ってさ、ザリザリしてて、舐められると痛いって言うよね」
シンジ「?」
マリ「わんこ君の舌は……どうなのかな、って……」ンチュ
チュパ チュプ
レロ ヌチュ
704:
マリ(わんこ君、キス上手なのかにゃ……
 頭、蕩けてくる……
 口の中かき回されて、
 舌も
 歯も
 歯茎も、
 全部わんこ君に舐められてる)
705:
シンジ「ん」プハ
マリ「ハァ ハァ……舌……舌って、凄いね……」
シンジ「ん、うん……」
マリ「もう一回……」
ンチュ
ミチュ ニチュ プハッ
ペロペロ ニュル……
マリ「プハッ これ、病み付きになるね……」
706:
シンジ「うん、凄く、気持ちいい」
マリ「こんなの知っちゃったら……我慢なんてできないにゃー」ンチュ
シンジ「んっ……」
シンジ「ねぇマリ、体勢、変えようか」
マリ「……そうだね。私も、そろそろ……イジメテもらいたくなっちゃった」
707:
シンジ「……脚上げて?」
マリ「こう?」
マリ(仰向けで寝て、わんこ君が見てる前で膝を立てて
 モロ見え……)
マリ(何度わんこ君に見てもらうことを想像したことか……
 でも、この雰囲気だとただ興奮するばかり
 ドキドキして、見られてイクのとは、違うかな)
708:
シンジ「マリ」
マリ「ん……」
シンジ「今更だけど、こうして見てると言いたくなっちゃうから、言うね」
シンジ「凄く綺麗だよ」
マリ「……ん、ありがと……」
シンジ「それに、胸も、アソコも……とても厭らしいよ」サワッ
マリ「んゃっ……それ、褒めてるの?」
シンジ「そうだよ。乳首はもう硬くなってるし」クリクリ
709:
シンジ「アソコは厭らしく濡れて、こんなになっちゃってる」グチュグチュ
マリ「あぁ……気持ちいいよ、わんこ君」
シンジ「……そうだね。僕はわんこ君だったんだ」
マリ「うん……私の、わんこ君」
シンジ「……舐めるよ?」
マリ「え、ちょっと そこは……」
710:
シンジ「……」ペロッ
マリ「!!!!?」
シンジ「……」ヌチュ、チュ。ジュルッ
マリ「あ、そ、そんなところ、舐めるなんてぇっ……」
マリ(凄い……わんこ君が、犬みたいに私のアソコ舐めてくれてる
 手でも結構気持ちよかったのに、舌って……
 舌って……)
711:
シンジ「一番気持ちいいのは、これ、かな?」ハミッ
マリ「いぃっ!? あ、あぁぁ!」
シンジ「……」チュウウゥ レロレロ
マリ(クリトリスっ、吸われてる!
 吸われながら舐められて……もう、だめ……っ!)
マリ「あぁっ! あ あぁぁ……」
クタッ
712:
シンジ「…………マリ?」ムクッ
マリ「ハァ……ッ! はぁ……! はあ、はぁ……」
マリ(イッちゃった……)
シンジ「……イッたんだね?」
マリ「はぁ、はぁ、……う、ん……はぁ、はぁ」
713:
シンジ「ん、大丈夫。ゆっくりで良いよ」ギュッ
マリ(ん、余韻、残ってるのに、抱きしめて、ナデナデされたら……//////)
マリ「んっ!」ビクビク
マリ(また……小さく、イッちゃった……)
714:
……
マリ(落ち着いて、きた……
 落ち着いたきたら、気付いてしまった)
マリ「わ、わんこ君……」スッ
シンジ「んっ……」
マリ(さっきから お腹に当たってるの、コレ、わんこ君の、アレだよね?)
715:
マリ「うわ、わぁ……何、コレ……ヤバッ」
シンジ「え、ヤバい?」
マリ(いや、だって、えぇぇ……)
マリ「えっと、絵とか、写真じゃ良く見るけど……実際に目の前にあると……」
マリ(大きい……と、思う
 長さは、15センチ、くらい? かな……
 こんなのが、入るの……?)
シンジ「……触ってみてよ」
マリ「触……うん、や、やってみる……」
716:
ニギッ
マリ(……ギャアアアアアアア……!?)
シンジ「……どうしたの? 固まっちゃったけど」
マリ「うぅぅぅ……」//////
マリ(ナニコレ 硬すぎでしょ、やばいでしょ
 この大きさで、この硬さで……コレがアソコに入って、
 何度も出入りなんて……)
マリ「わんこ君……」
シンジ「え?」
717:
マリ「これ、小さくなんないかなぁ?」
シンジ「え、えぇぇぇ……」
マリ(姫ぇぇぇぇぇ! 助けてぇぇぇぇぇぇ! 想像してたより怖いよおおおお!)
ニギニギ
シンジ「……じゃあ、大きさに慣れてみようか?」
マリ「ん、慣れる?」
718:
シンジ「舐めて、みてくれる?」
マリ「……舐める」
マリ(そのくらいなら、まぁ。できるし、なんかで見たこともあるし……)
マリ「やってみるけど……下手でも、知らないよ?」
シンジ「うん、大丈夫。見てるから」
マリ「……」
モゾモゾ
719:
マリ「……」スンスン
マリ(お風呂に入った後なのに……変な、匂い……)
マリ「……」ニギニギ
マリ(カチンコチン、だけど……どこか弾力があって、握ると押し返してくる感覚がある)
シンジ「……マリってば、猫みたい」
マリ「慎重になってるんだにゃー……緊張してるし……」
シンジ「……歯を立てないでくれれば、結構何しても大丈夫だと思うよ」
720:
マリ(んと、舐める……けど……実際、どこを舐めるといいのかにゃ?)
マリ(先っぽなのか、竿なのか、それとも玉なのか……)
マリ(う、うーん、こうして見ているとゲシュタルト崩壊してきた)
マリ(とりあえず……先っぽ、舐めてみようかな? なんか、口っぽいのもあるし)
ペロッ
シンジ「あぅ……」
マリ(わんこ君、気持ち良いのかな?)
721:
ペロペロ
シンジ「……っ いいよ、マリ。気持ち良い」
マリ「そう?」
ペロペロ
シンジ「ん……」
マリ(竿のほうは、悪くなさそうだけど反応は少ないにゃー)
722:
ハム ハム
シンジ「うぐっ……」
マリ(……玉は、あんまり変な刺激をしないほうがよさそう)
マリ(……先っぽ、かな?)
レロ、プチュ
シンジ「……うん、そんな感じで」ナデナデ
723:
マリ(あ……)
ペロペロ
マリ「……」
マリ「んぁ……む」パクッ
シンジ「っ……」
モゴモゴ ジュプッ
マリ「……」
シンジ「ハァ、ハァ」ナデナデ
724:
マリ「……♪」
ジュポォ……ジュプッ……
シンジ「……っ、マリ」
マリ「……」トロン
チュッ……ペロペロ
シンジ「……そろそろ」
マリ「……うん」
725:
マリ(わんこ君が、私の両足の間から、近づいてくる)
シンジ「ん」チュッ
マリ(キスしながら、体を重ねると
 当然、アソコとアレが、擦れあう形になっちゃって)
マリ「んっ……」チュパ……
シンジ「……」ピチュ、チュプ
クチュ、グチュッ……
マリ(キスしながら体を揺らしてくる。
 こすれあってる場所が、だんだん気持ちよくなっていって……)
726:
マリ「んぁ……わんこ君……」
シンジ「……ふふっ……シンジって呼ばないの?」
マリ「ん……名前で呼ぶのも、良いけど」
グチュグチュ……
727:
マリ「ぁッ♪ わんこ君って呼ぶのは、私だけ、じゃん?」
シンジ「そうだね」
マリ「特別、ってカンジ……しない?」
シンジ「……そうかも。そう言われると、ドキドキする」
マリ「うん、わかるよ、わんこ君のドキドキ。伝わってくる」
グチュッグチュッグチュ……
728:
マリ「わんこ君」
マリ「……挿れても、いいよ」
シンジ「……」ゴクリ
729:
マリ(最初は思いつき程度、つまみ食い程度にちょっかいを出していた。
 もちろん、自分でわんこ君が気に入っていたということもある。
 けど、すぐにわんこ君の魅力に取り付かれてしまった)
マリ(信じられないことに、惚れてからここに至るまでの日数。僅か三日)
マリ(わんこ君も、アレから意識してくれてたのかな?
 それとももっと前から、とか? 
 ……だったら、なんか、イイな)
マリ(でも、それだと姫は……?)
730:
シンジ「マリ……」ヌチュゥ
マリ「わんこ君、大丈夫、だよ。痛いの、嫌いじゃないし……」ドキドキ
シンジ「でも、優しくするよ」
マリ「ん、んー、でも、ね。わんこ君……その……」
シンジ「いいよ、言ってごらん」
マリ「……痛くていいから、激しいのを、ご所望ですにゃ……」モジモジ
マリ(だから、今は、姫のことは忘れさせて……)
731:
シンジ「マリ……っ!」
ズプゥッ
マリ「ぃぎっ……!」ビクビクンッ
ヌチッ クチィ……
トロッ……
マリ(なんか、破れた……
 痛い……痛いよ……
 でも……)
732:
マリ「ぃ、ぃ……」クネクネ
シンジ「っ!」
マリ「動いてっ……わんこ君っ」
シンジ「……うん、わかった」
シンジ「メチャクチャに、してあげる」ズプゥ
733:
マリ「あ、あぁぁぁぁ!」
ヌチッ ヌチッヌチッ ヌチッヌチッ ヌチッ
マリ(凄い 凄い   凄い!
 痛くて 痛くて でも
 気持ちよくて   
 気持ちよくて……)
マリ「わっ、わんこ、君の……おっきいの……ハァハァ おくまで、届いてるよぉ!」
734:
クチュッ グチュッ ヌチュッ パチュッ
シンジ「はぁ、はぁ、マリっ!」
クチュッ グチュッ ヌチュッ パチュッ
マリ「あぁぁあっ!」ビクンビクン
マリ(痛いの、気持ちいい!
 もっと、もっとして欲しい!)
735:
マリ「わんこ君っ……ハァハァ……もっと、もっと激しくっ!」
シンジ「っ! っくぅっ!」
パチュン パチュン ヌチュ、ヌチュ、ヌチュ、ヌチュ、ヌチュ、ヌチュ、ヌチュ、ヌチュ、
マリ「あああぁぁぁぁ!」
736:
マリ(んにゃ……あれ、痛く、なくなってきちゃった
 あ、でも……今度は、気持ちいいのだけいっぱい……)
マリ(痛いので、いっぱい興奮したから?
 気持ちいの、ヤバいくらい、止まんない……!)
737:
シンジ「はぁ、はぁ、マリ……僕、もう持たない……かも」
マリ「あっ! あっ! あ、あぁぁはぁっ!」ヌチュ、グチュ
シンジ「ま、マリ? ハアハァ……んっ!」
738:
マリ「わんこ君! わんこ君! んんぅっ!」
シンジ「マリ……イクよ……! っ!」
パチュンパチュンパチュンパチュン ヌチュヌッチュヌチュヌッチュヌチュヌッチュ……
グチュウゥ
739:
マリ「っ………………………………………………………………」
マリ「……………………………………………………………………………………あ」
マリ(       )
740:
マリ(奥で、わんこ君のが、止まってる
 いや、止まってなんかない。
 ずっとビクビク言ってる
 しかも、アッツイ。それもわんこ君のが熱いだけじゃなくて……
 アレ、出してるんだ。
 私の奥に……
 子宮の、中に……)
シンジ「んっ……はっ……ああぁ……」
マリ(わんこ君の汗がポタポタ落ちてくる
 冷たい。
 でも、それすらも気持ちいい)
シンジ「……フー……ふぅ……」ヨロッ
741:
マリ(わんこ君が覆いかぶさってきた。
 汗だくの体……びっちょり
 私も、人のこといえないけど……)
742:
シンジ「くぁ、マリ……とまんない、よ……」
マリ(小刻みにわんこ君が腰を打ちつけてくる
 びっくりした。
 だって、わんこ君まだ射精し続けてるんだもん
 このままだと、溢れちゃうんじゃないのってくらい……)
マリ(あ、ヤバい……)
743:
シンジ「マリ?」
マリ「………………………………………………………………っく、ハァッ!!」
マリ「ハァっ……! はぁ・・・・・・ ふぁ…… はぁ・・・・・・」
マリ(やっと……息できた
 呼吸できないくらい、イクって……ナニコレ……)
シンジ「大丈夫?」
744:
マリ「ハァハァハァハァ……フー……」コクコク
シンジ「あ、無理して応えなくていいよ……」
マリ「フー……フー……」
745:
マリ(気持ち、良かった)
746:
case『序』 END
you can redo...
755:
以下 case『破』
757:
レイ(今日は二号機のシンクロテスト……コレは、私の差し金
 マリは、アスカについて行くと言いながら、ニヤニヤしていた……
 おかげで、アスカとマリは当分帰ってこない)
レイ(目的は、一つ)
レイ→シンジ部屋
758:
レイ「……」
シンジ「……綾波?」
レイ「碇君……」
シンジ「来てたんだ。ごめん、さっきまで寝てたから」
759:
レイ「寝不足?」
シンジ「ううん、大丈夫だよ」
 
レイ「そう……良かった」トッ
シンジ「あや、なみ?」
レイ(碇君の鼓動……感じる
 多分、私の鼓動も、碇君に伝わってる)
760:
レイ「待ちきれなかった」
シンジ「……」クスッ
レイ「?」
シンジ「あ、いや。
 綾波が自分から喋ってくれるようになって、すごく嬉しいよ」
761:
レイ「私が喋ると、碇君は嬉しい?」
シンジ「うん、綾波の声は綺麗だから」
レイ「ごめんなさい。お喋りするの、得意じゃない」
シンジ「ううん。無理しないでいいんだ。綾波が自然に出した言葉が聞きたいから」
レイ「……エッチな事はわざわざ言わせるのに?」
シンジ「それは別」スッ
762:
レイ「んっ」
シンジ「それは、言わされてるときの綾波の困ったような顔が大好きだから」
レイ「私が困ると、碇君は嬉しいの?」
シンジ「綾波は僕に意地悪されて、どうなの?」
レイ「ただの意地悪なら、悲しい」
763:
レイ「でも、エッチな意地悪は……悲しくはない」
シンジ「……僕はエッチな意地悪で困る綾波が、可愛くて好き」
レイ「……その時だけ?」
シンジ「ううん。ずっと、好きだよ」
レイ「……私も、碇君が好き。だから……」
764:
シンジ「……d(だからどうしたいの?)」
レイ「だから碇君とっ……エッチなこと……したい」
シンジ「……」
レイ「……?」
765:
シンジ「……」
レイ「私、何か間違った?」
シンジ「いや、そんなことない。そんなことないよ
 ただ、綾波は……飲み込みが早いなって、思ってね」
シンジ「……そう言ってくれて、嬉しいよ。凄く」クイッ
レイ「ん……」
チュッ
766:
レイ(……キス……
 触れるだけの、挨拶みたいな、
 軽い、キス)
シンジ「綾波……」ギュッ
レイ(……そんな、優しいだけの感触が、愛おしい)
767:
シンジ「……綾波っ」
レイ「えっ」
トサッ
レイ(そんな甘い感触に酔いしれていたのに
 碇君は、突然襲い掛かってきた)
シンジ「そんなびっくりしたような顔しないでよ」
レイ「……っ」
シンジ「期待していた通りの展開なんじゃないの?」
768:
レイ「期待、してた」コクン
シンジ「そうだよね?」スッ
レイ「……脱がすの?」
シンジ「本当は引き裂いてあげても良かったんだけど……綾波ってば制服で来るんだもん」
769:
レイ「服、コレしかない」
シンジ「……引き裂くとかはさておき……今度買いに行こうか」
レイ「……」コクン
770:
シンジ「スカートだけ脱がしてみたけど、どう?」
レイ「……スースー、する
 それと、恥ずかしい……」
シンジ「……」
レイ「でも、碇君に見られてるって思うと……気持ち良い」
シンジ「綾波も、見られて興奮するんだ」
771:
レイ「……えぇ」
シンジ「……」スルスル
レイ「!……」
シンジ「……いやがったり、しないんだね」
レイ「理由がないもの」
772:
シンジ「そうだね。綾波は、下だけ脱がされて、
 丸見えになってる状態で興奮しちゃう女の子だものね」
レイ「そう教えてくれたのは貴方」
シンジ「綾波……」
773:
シンジ「ねぇ、綾波」
レイ「?」
シンジ「昨日の、続きをしようか」
レイ「続きって……」
774:
シンジ「こういうことだよ」カチッ
レイ「!……手錠……」ジタバタ
シンジ「今度は痛くない手錠だよ」
レイ「……こんなもの、どうして碇君が?」
775:
シンジ「綾波、僕はね正直自分の性癖には、大分前から気付いていたんだ」
シンジ「アスカの高慢な態度を見て、この子を屈服させたら気持ちいいんだろうな、とか」
シンジ「マリの自由な姿を見て、この子を拘束できたら気持ちいいんだろうな、とか」
レイ「……」
シンジ「綾波の寡黙な姿を見て、この子を鳴かせる事ができたら……とか」
レイ「……」
776:
シンジ「いつかその時が来たら、ってね。
 でも後から考えてみたら
 バカみたいな気がしてきたからしまっておいたんだけど」
レイ「……」モゾモゾ
シンジ「まさか、本当に綾波に使う日が来るなんて、思わなかったよ」
レイ「……碇君、碇君は……」
シンジ「おかしい、かな?」
777:
レイ「ええ。エヴァのディストーションによって性癖が変わったにしても、
 短期間でここまでの影響が出るとは思えない」
シンジ「……そうなのかな?」
レイ「赤木博士が言っていたわ。
 アスカの性嗜好の歪みよりも、マリの歪みのほうが大きい
 エヴァに搭乗している期間は、遥かにアスカのほうが多いのに」
シンジ「……」
778:
レイ「ユーロの特殊な訓練を受けていたためか、
 それとも、マリには先天的なマゾヒズムがあったか……」
シンジ「……」
レイ「碇君、貴方は……」
779:
シンジ「……綾波、他にリツコさんから何か聞いてない?」
レイ「……」
シンジ「答えて、くれないの?」
レイ「……わかってて言ってるのだとしたら、イジワル」
シンジ「フフッ……何のことかな?」
レイ「……ここに来るまでにすでに、我慢の限界だって言ったはず」
シンジ「そうだったね。素直に言ってくれて、とても嬉しいよ」
レイ「赤木博士の話が聞きたかったら……碇君は、するべき事があるはず」ドキドキ
780:
シンジ「綾波、顔には出てないけど、目がおかしいよ
 そんなに、我慢できそうにないの?」
レイ「お腹の奥が、キュゥって……碇君のことを考えるたび……」ハァハァ
シンジ「……ここ?」サワッ
レイ「んっ……そこ…… でも、触って欲しいのは……」
781:
シンジ「……」
レイ「もっと……下……」モジモジ
シンジ「……ねぇ、リツコさんは、性的嗜好のほかに何か言っていなかった?」
782:
レイ「碇、君……!」モゾモゾ
シンジ「綾波、答えてよ」ゴソゴソ
レイ「……言ってなかった……」フルフル
783:
シンジ「僕はさ。リツコさんに報告したときに聞いたんだ。
 綾波が僕に好意を寄せているように思える
 マリも、アスカも、その節がある」
レイ「……」
シンジ「でも、オカシイじゃないか
 アスカはずっと僕のことを馬鹿にしてたし
 綾波は今まで感情の起伏が少なくて、そういうのわからなそうだったし
 マリは……まぁ、マリは別か」
レイ「……」
784:
シンジ「マリは、アスカとエッチなことをしているし」ガバッ
レイ「……」
シンジ「綾波には、話したよね?」
レイ「……」
シンジ「上手くやってくれた?」
レイ「……」コクン
シンジ「そうか……」
785:
シンジ「僕がリツコさんに聞いたのは
 エヴァは恋愛感情すらも左右するのではないか? ってことさ」
シンジ「だけど、あの後それについて尋ねても、はぐらかされるばかりだった」
レイ「……」
シンジ「綾波、その感情はホンモノ?」
レイ「……」
シンジ「……」
786:
レイ「…………赤木博士は言っていたわ」
シンジ「……」
レイ「『エヴァによって恋愛感情が左右されることはない』
 『あなた、人を愛する事ができたのね』
 って……」
シンジ「……」
シンジ「リツコさんがはぐらかした理由。実はわかってるんだ」
レイ「……」モゾモゾ
シンジ「きっと、『そのぐらい自分で気付け』ってことだってね」
787:
レイ「じゃあ、どうして、こんな話を……」
シンジ「綾波が、今どこまで限界なのか推し量りたかったから。
 まだ我慢できるようだったら、
 自分で気付いてほしいって説くだろうなって思ってね」
レイ「……」
シンジ「それとね。もう一つ理由があるんだ」
レイ「?」
788:
シンジ「綾波の意識をそらしたかったんだよ」グイッ
レイ「……何、を。あ、脚、広げないで……」アセアセ
シンジ「綾波」
789:
シンジ「挿れるよ」
レイ「え……っ!?」
790:
――――――っ
791:
レイ(形容しがたい音が聞こえた。
 粘性の高い液体の擦れる音、
 何か、膜のようなものが千切れる音、
 硬いモノが、肉を掻き分けて入っていく音……)
レイ(痛み 苦しみ 衝撃
 全部が一度に訪れ、
 それらが全て、先ほどまで私が望んでいたものだとわかった瞬間)
792:
レイ「あ―――あああぁぁああああ!!!」
レイ(何かが欠けたような音が聞こえた気がした)
793:
シンジ「……すごいや、綾波……」
レイ「っぁ……あああぁぁ……」ビクッビク……ガクッ、ガクッ……
シンジ「ローションつけて挿れただけなのに、こんなに、深くイッて……っく」
ギュウウウウゥゥゥゥッゥゥ
シンジ「締め、付けてくる……っぅっ…」プルプル
794:
レイ「ひっ!」
ムクムク
シンジ「想像以上の反応だよ、綾波……
 おかげで、締め付けられてるのにもっと大きくなりそうだ……」
レイ「や、やめて碇君っ……あ、……抜いて……」ビクビク
シンジ「綾波?」
795:
レイ「お願い……お願い……」ビクン、ビクン
シンジ「……」
レイ「……お願い……します……」プルプル 
シンジ「どうしたの?」
レイ「……」ビクン
796:
シンジ「どうして……抜かないといけないのかな?」ヌロォ……
レイ「あっ! ……そのまま、抜いて……」モジモジ
シンジ「……」ヌルゥ……
レイ「ん……」
797:
シンジ「……嫌だね」タチュンッ
レイ「ヒィッ!?」
シンジ「綾波、どうして綾波が抜いて欲しいのかわかっちゃったよ」タチュン タチュン
レイ「ひ、やッ……わかったならッ……お願いだからッ……」
798:
シンジ「でもね、綾波ってばこんなに濡らして悦んでるのに、
 今この瞬間を楽しまないと損だよ?」グチュグチュ
レイ「やぁぁっ……ごめんなさいッ……抜いてッ……」
シンジ「綾波……」グチュぅ……ギュッ
レイ「っっっっ!!」
シンジ「漏らしちゃいなよ?」ボソッ
レイ「っ――――――!」
799:
レイ「あ……」チョロッ
プシャァァッ
ジョロロロロ……
レイ「あ……あぁ……っ」
ジョロロロロロ……
グチュグチュ
800:
シンジ「綾波……凄いことになってるよ」タチュンタチュン
レイ「あっ! あぁぁん!……」ビクビクビク
シンジ「汗も、涙も、涎も垂らして……
 お漏らしまでして……綾波のこんな姿、初めて見たよ!」グチュニチュ ミヂュウウ
レイ「ふああぁぁぁ!!!」
シンジ「もう、わけがわからなくなってるみたいだね。
 いいよ、今、終わらせてあげる」
タンタンタンタン……
801:
レイ(碇君の腰が、何度も打ちつけられる。
 諸々の体液でメチャクチャになっていた二人の結合部は、
 これ以上ないほどにまで卑猥で下品な音を立てながら、
 更にシーツの染みを広げていく)
802:
レイ(薄れ行く意識……だけど、一つだけわかっていた。
 わけがわからなくなっていたのは私だけじゃない。
 痛いほど満たされていたのは私だけじゃない)
803:
レイ(メチャクチャにかき回される膣の奥に、熱い液体を感じた
 碇君は、射精しながら何度も膣内を往復しているのだ
 何度も 何度も
 壊れたように
 そして私も
 その激しい劣情を求め、
 狂った)
804:
case『破』 END
you can redo…|
805:
you can | redo...
806:
you can n| redo...
you can no| redo...
you can not| redo...
807:
you can| not redo...
you ca| not redo...
you c| not redo...
yo| not redo...
| not redo...
808:
w| not redo...
wa| not redo...
was| not redo...
809:
以下 case『Question』
810:
*****
綾波宅
アスカ「……アンタが私に話があるなんて、珍しいわね」
レイ「そうね」
アスカ「何よそのすかした態度」
レイ「……私、お喋り、得意じゃない」
アスカ「だからどうしたって言うのよ」
811:
レイ「でも私はアスカとちゃんと話し合いたい」
アスカ「!?(名前……)」
レイ「……碇君のことで」
アスカ「っ……」
アスカ(まさか、こいつまであのバカシンジのことを……)
レイ「……碇君は、今、悩んでいる」
アスカ「え?」
レイ「昨日、相談していた」
812:
アスカ「……私に、言えないようなこと相談してたってわけね。
 しかも二人っきりで?」
レイ「……」コクン
アスカ「ふん、エッロいこと考えてるだけじゃないの?」
レイ「……」コクン
アスカ「ちょ……」
レイ「……」キョトン
813:
アスカ「陰でコソコソやってるからエロイって言っただけよ!
 冗談みたいなもんなんだから、
 間に、
 受けないでよ……って……
 え?」
レイ「冗談ではないわ」
レイ「今の話の肝は、エッチな話」
アスカ「……」ポカーン
814:
アスカ「アンタから、猥談振られるなんて思わなかった……」
レイ「碇君は、貴方達の露出行為に困っている」
アスカ「は、はぁ!? 私が、いつ露出なんて……」
レイ「……困った挙句、彼はいろいろなことに気付いてしまった」
アスカ「……」
815:
レイ「結論が出た彼は、今行動に移っている」
アスカ「……」
レイ「その結論は、貴方が健常であれば到底理解できない、歪んだ答え。」
アスカ「……バカシンジは、健常じゃないってわけ?」
レイ「……わからない……」
アスカ「あんた、昨日話したんでしょ? 何かわからないの?」
レイ「だって、私も健常ではないから」
アスカ「……まぁ、アンタは普通じゃないわよね」
816:
レイ「……」
アスカ「……」
アスカ「私に、どうしろって言うのよ」
レイ「指図はしない。貴方には、選択する権利がある」
アスカ「だから、何の選択だっツーのよ!」
レイ「今は言えない。でも、近いうちにすぐわかる」
817:
アスカ「……っ その見透かしたような態度、ムカツク……」
レイ「……嫌い?」
アスカ「嫌いよ! だいっ嫌い!」
レイ「私はアスカの事が好き」
アスカ「ひへぇっ!?」
818:
レイ「何でもすぐ言葉にできて、
 思ったこととは別の言動もできる……
 素直じゃないけれど、その裏返しの感情が、とても愛おしい」
アスカ「//////!? !? !?」
レイ「見た目も、凄く可愛いと思う。
 碇君が今まで手を出していなかったことが不思議なくらい」
アスカ「はぅあぅぁ……」
819:
レイ「だから、貴方の選択にとても興味がある」
アスカ「……へ? 選択……あ、そうね。そうよね」
レイ「……」
アスカ「ご、ごめん ////// あたし、帰る……」
レイ「そう。じゃあ」
アスカ「ん、うん。 ま、またね!」
レイ「また」
*****
820:
*****
レイ「今日はシンクロテスト、アスカだけ呼ばれたらしいわ」
マリ「私は?」
レイ「呼ばれていない」
アスカ「エリートパイロットアスカ様だけの特別訓練ってところかしらね」
レイ「……頑張って」
アスカ「へ、あ、うん。あ、ありがと……」
821:
アスカ(調子狂っちゃうなぁ、もう……
 女の子同士だからって、あんな言われ方したらたまったもんじゃないわよ!)
レイ「アスカ……」
マリ「……ははぁん?」
アスカ「何よ?」
マリ「……ファーストちゃん。私、姫と一緒に途中まで出かけてくるよ」
レイ「そう」
アスカ「出かけるって言っても、行き先ネルフよ?」
822:
ネルフまでの道
マリ「……姫……あのさ」
アスカ「……何よ、アンタまで私の調子狂わせる気?」
マリ「んー。そうかも」
アスカ「何よ。言ってみなさいよ」
マリ「いや、あのさ……」
マリ「……」
823:
アスカ「っ……はっきりしなさいよ!」ダンッ
マリ「っ……」ビクッ
アスカ「エコヒイキといい、アンタといい……
 どうしてはっきりと言わないわけ!?
 私はどうすればいいのよ!
 私にどうして欲しいのよ!」
マリ「姫……」
アスカ「どうせあんたも知ってるんでしょ?
 選択って何よ!?
 バカシンジの悩みって?
 答えって!?」
824:
マリ「それは、言えないにゃー♪」
アスカ「っ……
 頭痛くなってきた……」
マリ「言えないよ、姫。
 だって、私もまだ悩んでるもん」
アスカ「……アンタも、なんか選ばなくちゃいけなかったわけ?」
マリ「そうだね
 本当は姫の答えを聞いてから決めたいけど、
 残念ながらコレは私の意思で決めなくちゃいけないことだから」
アスカ「……」
825:
マリ「同じように、この選択は姫が自分自身で決めなくちゃいけないこと
 私が教えてあげるわけにはいかないし、
 それに……」
アスカ「……」
マリ「全部知ったら、姫は私のこと嫌いになるかも
 それだったら、いっそ……」
アスカ「……」
826:
マリ「ら、らしくない雰囲気作っちゃったにゃー!
 ごめん、まとまんないけど、私寄り道して適当に帰る!」
アスカ「……」
マリ「……姫、大好きだよ」
アスカ「……」
*****
827:
朝 ミサト宅
アスカ(二日間、そんな出来事が私の周りで起こった。
 それから三日もたった今……
 今もまだ、選択が何であるかはわからない)
828:
アスカ(ミサトの帰りはまだ……だけど
 マリは一身上の都合とかで、自宅に戻ってしまった
 勝負はうやむやになってしまって、気の抜けた毎日)
アスカ(バカシンジはというと、毎日出かけてばかりで
 行き先を尋ねると『カヲル君の家』とばかり答える
 ……まさか本当にホモなの?)
829:
アスカ(でも、今、家にはシンジと私の二人きり
 朝食を作る音が聞こえてるってことは、アイツ今日は普通に起きてるんだ)
830:
アスカ→キッチン
シンジ「アスカ? おはよう」
アスカ「おはよ……ミサトは、帰ってきてるわけないか」
シンジ「うん。やっぱりまだ帰れないって」
アスカ「あっそ。ご飯もうできたの?」
シンジ「うん、今から作るところ」
831:
アスカ「今から!? ったく、トロいわね! 
 さっきから音はしてたのにまだできてなかったのぉ!?」
シンジ「そうなんだよ。いろいろと準備してたら手間取っちゃって」
アスカ「もう、なんか手伝うわよ。お腹ペコペコー」
シンジ「え、いいよ。アスカは座ってても」
アスカ「……手伝わせなさいよ」ボソッ
シンジ「アスカ…… じゃあ、お願い、しようかな」
832:
カチャカチャ
ジュワァァァァ……
アスカ シンジ「いただきます」
アスカ(何よ)モグモグ
アスカ(全然、普通じゃないの)モグモグ
アスカ(でもなんだろ……全然、安心できない……)
アスカ(……二人なのに……一人みたい……)
833:
アスカ(この日、私はただテレビを見て過ごしていた。
 なんてことはない。する事がなかっただけ。
 ちょうど連休に入ったことだし、
 堕落した生活をしてやろうと決め込んでいたからちょうど良かった)
アスカ(ふと テレビを消したとき
 なんでもない、本当にただの思いつきでシンジの部屋に入ろうと思った)
834:
アスカ(『何してんの?』
 『何って、勉強だよ』
 『信じらんない!連休を何だと思ってるの!?』
 『え? まぁ、今日は暇だったし、せっかくなら、って思って』
 的な? 会話をして、あわよくば私の暇つぶしの相手をさせるつもりだった)
835:
アスカ(その期待を裏切られたのは、シンジの部屋の前に立った瞬間だった)
836:
?「んぁ、んぅっ……」
アスカ「……」
?「ハァハア……」
クチュッ
ニチュッ
837:
アスカ(そっと、扉を開けて中を見る
 目に飛び込んできたのは、
 机に向かって熱心にペンを振るうシンジの姿ではなかった)
レイ「んん! んぅ……」
マリ「あぁっ、わんこ君、もっと……もっと突いてっ」
シンジ「いいの? マリ、聞こえちゃうよ?」
838:
アスカ(シンジとコネ眼鏡が、セックスしていた。
 しかも後ろから突かれているコネ眼鏡の前には、
 猿轡をつけて、腕を拘束されたエコヒイキの姿)
アスカ(人目で見てわかる異様な空気、雰囲気
 そして、臭気
 汗と愛液と、多分、精液……いろんな匂いが混ざり合った臭い)
アスカ(数秒前まで感じていた日常が、ここだけごっそりと抜け落ちていた)
839:
アスカ「……どういうことなのよ……?」
case『Question』 END
840:
以下 case 『Answer』
841:
シンジ「アスカ?」
アスカ「……んっ……」
アスカ(さっきのは、夢?)
シンジ「おはよう、アスカ。よく眠れた?」
アスカ「……」
842:
マリ「……」
レイ「……」
アスカ(夢な、わけない、か)
シンジ「部屋に入ってきたとき、アスカってばそのまま気を失っちゃったんだよ」
アスカ「……使途の攻撃より、凄い衝撃を受けたもの」
シンジ「アスカには刺激が強すぎたかな?」
843:
アスカ「いろんな意味でね」ジロリ
マリ「……」シュン
シンジ「アスカ、マリを責めないであげて」
アスカ「アンタに! 私たちの、何がわかるってのよ……」
レイ「……何もかもよ」
アスカ「エコヒイキ、アンタ、その痣……」
844:
レイ「碇君は知ってる。
 貴方の性癖も、マリの性癖も、私の性癖も……
 碇君は私たちを気持ちよくしてくれるの。
 体だけじゃない、心まで満たしてくれる」
アスカ「……コネ眼鏡……!?」
マリ「そう。私も、わんこ君に足りないものを求めてる」
アスカ「……っ!」グッ
845:
アスカ「えっ!?」グラッ
シンジ「アスカ!」ギュッ
アスカ「な、何よこれ……なんで、手錠なんか……」
アスカ「何よ、乱痴騒ぎに、私まで巻き込むつもり!?
 なにより、バカシンジ! あんた、こんなことして……
 ミサトが帰ってきたらどうするつもりなのよ!?」
シンジ「ミサトさんは帰ってこないよ」
アスカ「え?」
レイ「今回の件、ネルフは容認するという結論に至ったわ」
846:
アスカ「何よ、何よそれ……狂ってる……」
マリ「中学生を戦わせる機関に、正気があるとは思えないにゃー」
レイ「それに、私たちの関係は今後ネルフにとって有益になる」
マリ「四人の共同生活ができて円滑なコミュニケーションをとれば、
 コンビネーションも充実
 欲求不満の解決により、シンクロ率も安定
 だっけ? レイ?」
レイ「そう。
 そして、私たちはこの関係を望んでいる」
アスカ「……」
847:
シンジ「綾波は、僕に協力してくれた。
 あの時、綾波がアスカを連れ出したのも僕の指示さ」
アスカ「最初からグルだったのね」
シンジ「うん。いろいろと、騙すような真似をしたことは謝るよ
 ごめん、アスカ」
アスカ「どうでもいい、続けなさい」
シンジ「その日、僕はマリと出かけた
 そしてできる限りの情報と、拙いながらも性知識を駆使して、
 篭絡するに至った」
アスカ「……」ドクン
848:
シンジ「『あの時は』てっきり自分から抜け駆けしたことを謝りに行ったのかと思ったんだけど…」
マリ「……」プイッ
シンジ「……マリは悪くないよ。この関係を最初に望んだのは、僕だ」
アスカ「……全部自分が悪い、とでも言いたげね
 臭い自己犠牲だこと」
849:
シンジ「犠牲、ってわけでもないけどね」
アスカ「何なのよ……」
シンジ「僕が望んだのはね、」
アスカ「……」
シンジ「マリと、レイ、そしてアスカ。三人を手に入れることだったんだ」
シンジ「それが、僕の選択さ」
850:
レイ「そして、私は碇君と一緒にいることを選んだ。
 その為には貴方たちとの共存は不可欠。協力を惜しまなかったわ。
 それに、貴方のことも碇君から良く聞いて、好きになれそうだと思った」
マリ「最初は、抜け駆けしちゃったにゃぁって思って凄く凹んだけど……
 姫も一緒に可愛がってもらえたら、一番嬉しいなって思って、
 私も、わんこ君の選択についていくことにしたんだ」
レイ「なにより、私はもう碇君無しじゃだめだと思う」
マリ「右に同じく」
アスカ「……」
851:
アスカ(性的にも精神的にも依存している二人 
 空白の三日間 
 シンジの望み
 こんなパズル、解けないほうがおかしい)
アスカ「バカシンジ、アンタ三日間……何してたのよ」
シンジ「……」
852:
アスカ「エコヒイキに痣つけて
 コネ眼鏡と私の勝負も踏みにじって……
 あんた、何してたわけ?」
シンジ「……カヲル君の家には行ってないよ」
シンジ「二人を、調教していたよ。」
853:
レイ「アスカ」
アスカ「……」
レイ「アスカ、選択して」
854:
レイ「碇君の選択に乗るか……それとも」
アスカ「嫌よ!」
855:
シンジ「……アスカ……」
アスカ「ばっかじゃないの!? あんたたち!!
 裏でコソコソしてると思ったらコネ眼鏡は抜け駆けしてるし
 エコヒイキは済ました顔でシッポリグッチョリやることやってさぁ!」
アスカ「オマケにバカシンジに至っては何? 調教してた?
 三人が欲しかった!?
 だから三日間もいなかったってーの!?」
856:
シンジ「……」
アスカ「黙るなバカ!!!!」
シンジ「ご、ごめん」
アスカ「謝るなバカ!!!!」
857:
アスカ「……あたしを……三日も一人にしておいて……」
アスカ「何でその中に、私が入ってなかったの……?」
アスカ「こんな選択最初から意味なかったのよ! 
 私は……!
 わたし、は……」
アスカ「私の心は、もう、決まってたんだからぁ……」
アスカ「私だけハブかれてるみたいでみたいで……凄く、悲しかったんだから……」ポロポロ
858:
シンジ「……ごめん アスカ」
アスカ「……許してあげない」グスッ
マリ「……姫、あの、私も、ごめんにゃ」
アスカ「……あんたも許さない」
レイ「……回りくどいことして、ごめんなさい」
アスカ「……察しなさいよ、バカ」
859:
マリ(えっと……)
マリ「……はいっ! 提案!」シュビッ
三人「……」ビクッ
マリ「微妙な空気になっちゃったので! 買出しに行きましょう!」
アスカ「は、はぁ? アンタ何……って、もう! バカシンジ!手錠外しなさいよ!」
860:
シンジ「あ、ごめん!」
マリ「何故なら! 三日間わんこ君が家を空けている間にこの家には食料がないからです!」
レイ「……そうね、四人で暮らすんだもの」
アスカ「ちょ、ちょっと、私は、まだあんたたちのことを許したわけじゃ……」
マリ「ほらほら準備してー!」
アスカ「わかった、わかったから早くあんたらシャワー浴びてきなさい!」
レイ「ベトベト……」
女子三人→風呂
861:
……
シンジ「はぁー……」
アスカ「バカシンジぃ!」ドギャアァァァァァン
シンジ「わぁっ!?」
アスカ「……」
シンジ「……?」
862:
アスカ「……」
アスカ「……」
アスカ「……」
アスカ「……」
アスカ「……」
アスカ「……」
アスカ「……」
アスカ「……」
863:
アスカ「さ、三人とも、幸せにしてくれなきゃ……許さないんだから!」
ドバタン!
タッタッタッタッ……
case『Answer』 END
864:
本当に書きたかったのはここまでだけど、
思いつきだけでできた続きがあるから
以下蛇足という名のEND3
少し休憩してから投下する
865:
これって幾つのENDがあるんだい?
866:
三つ
case 序破QA は、実はただのつながってる話で、redoしていないというオチ
867:
後日
リツコ「へぇ……」
ミサト「うぐっ……私、ちょっち泣いてもいいかしら」
シンジ「えっと、なんか……すみません」
リツコ「謝ることはないわ。私にはね」
868:
ミサト「うぐっ、へぐぅっ……私のシンちゃんが……ヤリチンになっちゃったぁ」
リツコ「ただ、ミサトには精神的なケアが必要かもね」
ミサト「リツコぉ……私の教育間違ってたのかしらぁぁぁ……」ボロボロ
リツコ「化粧が落ちるわよ。ソッチの空き部屋でひとしきり泣いてらっしゃい」
ミサト「びえぇええええん」
シンジ「……すみません」
869:
リツコ「三人を上手く篭絡したようね」
シンジ「他人事みたいに……綾波に事実を教えたのって、
 こうなるように仕向けたかったんじゃないんですか?」
リツコ「ほんと、貴方ってば最近どうしたの?
 変に大人っぽく、大局が見えている感じ」
シンジ「……三人を、守らなくちゃならないですし。
 しっかりしないと、って思ってるから、かな」
リツコ「いいえ、私が言いたいのはそういうことじゃない。
 やっぱり貴方、ディストーションの別な影響も受けているわね」
870:
シンジ「ディストーションの別な影響?
 まだ何かあったんですか?」
リツコ「ええ。でもコレは弐号機と初号機にだけ見られた兆候だった
 ただし、機密事項。言えるのはここまでよ」
シンジ「え、えぇぇ、気になりますよ!」
リツコ「貴方が気にするのは他にあるでしょう」
シンジ「でも! それだと、僕だけじゃなくてアスカにも影響が……」
871:
リツコ「……シンジ君、一つだけ私の権限で教えてあげる」
シンジ「……あ、はい」
リツコ「この、もう一つの影響は、悪い影響ではない。
 コレだけは確か、嘘じゃないわ」
シンジ「……」
リツコ「これ以上言うと、私の首が飛ぶ上に貴方の行動にも制限がかけられるけど?」
シンジ「い、いえ。何も言いません」
872:
シンジ「ごめんなさい、それと、教えてくれてありがとうございます」
リツコ「気にしないでいいわ。寧ろ、忘れて頂戴」
シンジ「そうですね。わかりました。僕は何も聞きませんでした」
リツコ「……」
873:
司令室
ゲンドウ「……報告は……本当だったのか」
加持「ええ、マジでした」
冬月「……………………」
加持「ディストーションの波形をあらゆる観点から調査、観測し、
 導き出した一つの答えは、該当現象の一部が
 マギの一部、バルタザールのAIの中にある波形と一致している、
 ということでした」
874:
加持「しかし、零号機にはその一部が見られない
 初号機と弐号機……二つの機体の共通点といえば?」
冬月「……どちらにも、人の魂がある……」
加持「碇ユイ……式波・キョウコ・ツェッペリン……
 そして、マギのバルタザール
 その共通点といえば」
ゲンドウ「……」
冬月「……皆、母親か」
875:
加持「そこから、ディストーションの波形を中心に
 赤木博士は別な観点から調査を開始した。
 そしたら、ディストーションの小さな波形の中にあったんですよ」
加持「見覚えのある、二重螺旋構造が……」
ゲンドウ「……」ピクッ
加持「結論をもう一度……説明を聞いた今なら貴方たちも信じられることでしょう」
リツコ「碇ユイのサルベージが、可能かもしれません」
876:
ゲンドウ「……赤木、博士……」
リツコ「碇指令……貴方のそんな顔、初めて見たわ」
加持「おやおや、もうちょっと後で登場してもらいたかったのに」
リツコ「役者は交代。加持君にはミサトを慰めるという重大な任務があるわ」
加持「慰める? なんだ? アイツ失恋でもしたのか?」
リツコ「行けばわかるわよ……」
加持「そいじゃ、お先に失礼しますかね」
877:
加持「あ、そうそう、碇指令」
ゲンドウ「……なんだ」
加持「気持ちが定まったら早めに連絡してくださいよ?
 どちらかというと、消されるのは御免です」
ゲンドウ「……早く行け」
878:
リツコ「うろたえているのね。らしくないですよ」
ゲンドウ「……赤木博士、何を考えている?」
冬月「……私も、席を外そうかな」
リツコ「別に聞いていてもいいんですよ?」
冬月「やれやれ……」スタスタスタ
879:
リツコ「私が考えているのは、碇ユイのサルベージを成功させること」
ゲンドウ「……」
リツコ「成功させなければ消されるのは私だもの。この結論は当たり前」
ゲンドウ「……正直、信じられんよ」
リツコ「調査もしなければ、碇ユイの存在に気付かなかったというのに
 報告しなければ、私が貴方を独占できたかもしれないのに
 私がどうして碇ユイのサルベージに協力的なのか、わからないのでしょうね」
ゲンドウ「……」
880:
リツコ「私は、貴方という呪縛から解き放たれたいの
 もちろん、貴方のことは愛しているわ。
 でも貴方から愛は帰ってこない。もう充分わかった」
ゲンドウ「……ああ、そうだな」
リツコ「でも貴方から離れることはできなかった。
 貴方が私に近づいた目的のことを考えると、
 別れた瞬間に消されるかもしれないと思ったから
 そして、それ以上に、貴方を諦められなかったから」
ゲンドウ「……」
881:
リツコ「碇ユイのサルベージ、この計画を推し進めるなら、貴方は私を殺せない」
リツコ「それならサルベージが終わった瞬間、
 貴方は私を殺すかもしれないけれど、
 それはないと断定できるわ」
ゲンドウ「……」
リツコ「何故なら、
 サルベージは私がいないと成立しない。
 私が確実にいるそこで、碇ユイに何も処置を施さないと思って?」
ゲンドウ「……」
882:
リツコ「サルベージ作業の中で、
 私は碇ユイの心臓に近い場所に、遠隔作動する爆弾か何かを埋め込む」
ゲンドウ「……」
リツコ「断言するわ」
リツコ「サルベージは私がいないと成功しない
 私がいると碇ユイの命は私の気分次第になる
 結果、貴方は私を殺せない
 そして、貴方と碇ユイの姿を見て、私の心にも諦めがつく……」
ゲンドウ「……リツコ」
883:
3つ目のセーブデータは何だったのか
885:
>>883 ブラフ
エヴァ本編が redo とかなんとか
意味深なキーワードちりばめられてたから、
それっぽい雰囲気出すための演出に過ぎないものを書いただけ
それ以前のアスカルートと三人のわんこはちゃんとロードしなおしている。
三つ目のセーブポイントを使うとしたらホモルート開拓くらいしか……
884:
ゲンドウ「リツコ、お前は女だ。
  お前の母親もそうだった。心の奥底まで『女』
  私がユイと再開しても尚、
  お前が私を欲するという可能性は考えてないのか」
リツコ「そうね。あり得ることだわ
 でも、その時には碇ユイの命は私の掌の中」
リツコ「その掌を握りつぶすも
 その掌ごと私を抱きしめるも
 貴方次第なのよ」
886:
廊下
冬月「……ユイ君」
加持「恋する男子は辛いですね」
冬月「……趣味の悪い男だ。老人の泣き顔はそんなに面白いかね」
加持「ええ、まるで恋する少年のようで」
冬月「馬鹿なことを言っていないで、君は君の保身を考え給え」
887:
加持「そうですね。今回の件でゼーレが動かないはずはない」
冬月「葛城君が悲しむぞ」
加持「……そうですね。俺も、生き残ることを考えて行動したいと思います」
冬月「ほう、この間まで死んでも構わない様なそぶりだったが、何かあったのかね」
加持「いえね、シンジ君が羨ましくなっちゃって……俺も、ハーレム作りたいんです」
冬月「……葛城君が悲しむぞ」
888:
加持「どうでしょう? 
 でも、成長したとっても中学生のシンジ君にできて、
 俺にできないことはないと思うんですよ」
冬月「成長?」
加持「ええ、成長です。
 初号機と弐号機のディストーションは母と同じ波形
 言わば、精神崩壊から守ってくれる母の愛です
 性的な歪みは説明がつきませんが」
冬月「なるほど。暴力的な理論だ」
889:
加持「……しかしね、シンジ君もアスカも成長したと思います。
 特にシンジ君は碇ユイを強く感じていたんじゃないでしょうかね
 本人に自覚はないにしても、真実の愛ってものは人を大きく成長させる」
冬月「まぁな、弐号機にはあくまで魂の一部が入っているだけだ。
 しかし、初号機にはユイ君の全てが存在する」
加持「だからこそのスーパーシンジさん誕生だと思うんですよ
 母の愛を直に感じてこそ、立派な大人になると思うんですよね、人間は」
冬月「……」
890:
学校
カヲル「じゃ、今日もちょっとお邪魔させてもらうよ」
ケンスケ「イケメンが増えた。死にたい」
トウジ「顔なんてどうでもええがな。男は心や、そして、上手い飯は心で食うもんや」
シンジ「そういうわけで、」
四人「いただきます」
891:
トウジ「しっかしなぁモテモテやった二人が、結局男子ご飯の席に来るなんてなぁ」
ケンスケ「そうだよ碇、式波たちは良いのかよぉ?」
カヲル「そういえば、最近はいつも屋上にいたらしいね」
シンジ「いや、だって、元のプチ女子会に戻っただけだろ?」
ケンスケ「でもねぇ、噂だと、あの三人……」
トウジ「……」
ケンスケ「……委員長以外の三人だけど、あいつら、ただならぬ関係らしいよー」
892:
シンジ「……」
カヲル「……わぁ、そんな噂が立ってるんだね。興味深いよ」
ケンスケ「いやぁんなカンジだろぉ? そしてちょっとドキドキする」
カヲル「確かに、新境地だね」
トウジ「そこんとこどうなんや? センセ
 式波とはええカンジやったんやないのか?」
シンジ「あはは……そんな」
ケンスケ「ほら、余裕の笑みですよ。式波とシッポリグッチョリやっちゃってる顔だね」
893:
トウジ「なんやと! けしからん男やなぁ!」
シンジ「そ、そんなことしてないよ!」
カヲル「へぇ……まだ、なんだ」
シンジ「か、カヲル君!」
894:
シンジ(そう。アレから数日経っているが、アスカとは『まだ』だ
 と言ってもエロいことをしていないわけではない)
シンジ(アスカの性的嗜好はおさえたし、他の二人との関係も順調だ)
シンジ(でもアスカはまだ処女である)
アスカ『初めてのときは、その…ちゃんとした場所で、二人っきりが、いい……
 最初くらいは、アンタも優しくしてよね!?』
シンジ(アスカがいつかこんなことを言っていたのを、僕は覚えている
 そんなこといわれたら、無視せずにはいられないじゃないか、アスカ)
895:
元ミサト宅 リビング
アスカ「スゥ……スゥ……」
シンジ「……」
896:
シンジ(最近、アスカの欲求不満を誘っている
 不完全燃焼で終わらせたり、
 誘っていることに気付かないフリをしたり……
 ただしその代わり、痛みを快感と覚える調教は充分施した。
 ついでに、僕自身も最近行為自体を抑えている)
シンジ(その上で、最高の条件が今揃った)
897:
シンジ(いつ誰が来るかわからない
 ベッドも何もないただのリビングで
 自制心を解き放つ準備をしている僕と
 何も心の準備のできていないアスカ)
アスカ「…スゥ…スゥ」
898:
シンジ(アスカ、君の初めてを
 君の考える最高の状況と真逆
 最低な形で、奪わせてもらうよ)
ガバッ
899:
アスカ「ん……シンジ?」
モゾモゾ
アスカ「や、そんな……んもう……」
ピトッ
900:
アスカ「……え」
シンジ「アスカ……」
ズプゥッ
アスカ「ひぎぃっ!?」ビクンッ
901:
アスカ(え? ……なんで、バカシンジが、乗っかってんの?)
アスカ(痛い……アソコが、痛くて熱い……
 ま、まさか!?)
アスカ「あんた……ひぐっ……何、して……」
マリ「姫ぇー? どうかしたのー? って、な……//////」
アスカ「や、いやぁあ! み、見るな、バカ!」
マリ「わんこ君てば……鬼畜ぅっ」ゾクゾク
レイ「……思い出す……」ゾクゾク
902:
シンジ「動くよ、アスカ」ヌチュ
アスカ「ばっ、いやぁっ……あぁん!」ビクンビクン
マリ「ほい、そういうことなら」ガシッ
レイ「? こう?」
アスカ「や、やだぁ、離し……なさいよ」ビクンビクン
シンジ「嫌がってるフリしてもだめだよアスカ。もう皆わかってるんだから」ヌチュッヌチュッ
マリ「そーだよー? ご主人様の言うことは聞かなくちゃねー」クスクス
アスカ「尚……更……いやよ……」ビクンビクン
903:
シンジ「アスカってばさっきからイキっぱなしだよ?
 奥まで進むのが大変なくらい、締め付けて、押し返してくるじゃないか」
アスカ「ひっ……あぁぁっ、くぅ……わかってんなら……」
シンジ「止めないよ?
 その綺麗で可愛い、最高に厭らしいイキ顔、皆に見せてごらん」ズチュウウウゥゥゥ
アスカ「―――ぃぃぃぃぃ!? 
 い、いやよ……初めては、
 初めてくらいは普通が良かったの……それなのに……」ブルブル
シンジ「あはは! やっぱり、そういうことだと思ったよ」グリグリ
904:
アスカ「ひゃぁぁぁぁん! だめぇっ! 奥、グリグリしないでぇ……!!」プシュップシュッ
シンジ「だと思ったから、初めてでいきなりアスカに堕ちてもらおうと思ったんだ」
アスカ「堕ち、る?」ピクピク
シンジ「そうだよ」
アスカ「私たち、もう皆堕ちてるようなもんじゃない……あんたのせいで」ハァハァ
シンジ「うん……でも、違うんだよなぁ。そういうのとは」
905:
シンジ「アスカはさ、素直じゃないよね」
アスカ「……」
シンジ「もちろん、僕はそんなアスカの事が好きだよ。
 だけど、だからこそ、最後の最後まで素直になっちゃった、
 堕ちちゃったアスカが見たいって思っちゃったんだ」
グチュンッ
アスカ「あっ……カハッ……」プルプル
906:
シンジ「……つま先まで伸ばしちゃって……
 そっか、アスカ、奥が一番気持ちよかったんだね」グチグチ
アスカ「ひゃああぁぁん! それ、だめぇっ!」プシュッ
マリ「うひゃぁ……姫が潮吹いてるの始めてみた……」//////
レイ「……卑猥……」//////
アスカ「いや、いやぁぁっ」プシュッ
907:
シンジ「……今、痛みと快楽とで、頭の中グチャグチャになってるでしょ」
ヌッチュヌッチュ
アスカ「ぁっ!……っぅぁぁああ!」
シンジ「だけど、しっかり言ってほしいんだ」
ピタッ
アスカ「はぁ……はぁ……」
908:
シンジ「僕が誘うわけでもなく、マリの先導でなく、綾波にそそのかされるでもなく」
ヌロォ……
ジュプゥッ
アスカ「ヒッ……ッグ……―――ぁっ!」
シンジ「アスカの口から、聞かせてよ」
アスカ「だ……め…………そんなこと、したら……」
アスカ「……私が、私じゃ、なくなっちゃう……」
909:
シンジ「……でも、もうそろそろ限界じゃない?」
グチュリグチュリ
アスカ「ひっ……あああああ!あっ!ぁっ!」
ピタッ
アスカ「はぁ…… はぁっ……」
シンジ「さっきからイッてるけど、アスカ、本当はもっと深くイキたいんでしょ?」
アスカ「わ、わかってるなら…………んもう」
シンジ「それだよ」ヌポォ
910:
アスカ「んっ…………えっ?」
シンジ「アスカのその態度……気丈に振舞いながら率直に誘ってくる
 それは可愛い、それが僕の大好きなアスカだ」
アスカ「……」モジモジ
シンジ「でも違う。今僕が見たいのは、気丈さも全て失った、そんなアスカなんだ」スッ
アスカ「……」
ガチャリ
アスカ「なっ……また、手錠?」ドキドキ
911:
シンジ「虐めてくれるの? ッていう顔してるね」
アスカ「あっ……ち、違うわよ!」
シンジ「いいよ。虐めてあげる……たっぷりと、時間をかけてね」
マリ「ほ、ホントにやるの?」ゴクリ……
レイ「……」ドキドキ
シンジ「うん、いつか二人にもやってあげるよ」
マリ レイ「//////」
912:
5 時 間 後
マリ「…んぁっ……んふっ………♪」チュプ チュパ
レイ「マリ……」トロン……
マリ「えへへ、気持ちよかったよ、レーイっ!」ギュッ
レイ「……ん、私も……」
913:
シンジ「……」
アスカ「……んふっ……ふっく……」
シンジ「ローター三つ バイブ一本 ギャグボールに手錠と目隠し……
 一気に一人に使ったのはアスカが初めてだよ」
マリ「……姫、凄い格好だよ……」ドキドキ
レイ「異常……」ドキドキ
シンジ「三人が興味あって買ったものでしょ? 僕が買ったのは手錠だけだよ?」
914:
マリ「でも、一気に集まると……」
レイ「凄い、見た目……」
アスカ「ふぅっ……ングゥっ!」ジタバタ
シンジ「さて、アスカ……」
アスカ「んっ!……」
シンジ「僕も、五時間もの間ずっと我慢していたよ。
 おかげで僕のほうも、限界ギリギリ
 多分、ものの数回アスカの中で出入りしただけで射精しそうだよ」
アスカ「……」フルフル
915:
シンジ「お尻の穴では何度も味わったでしょ?
 アレを、今度はちゃんと膣内で出してあげる」
アスカ「……」コクコク
シンジ「だから、その短い間にちゃんと味わって、そして僕を満足させてみて」
アスカ「……」コクン
シンジ「……全部外すよ」
ゴソゴソ
モゾモゾ
アスカ「プハッ……」
916:
シンジ「……アスカ?」
アスカ「ハァ……ハァ……ハァ……」
アスカ「……………………………………………………」
アスカ「……………………………………………………シンジ」
アスカ「……シンジの、おっきいの……アスカのここに……ください……」
シンジ「……イヤだって言ったら?」ゾクゾクゾク
ピトッ
917:
アスカ「何でもする……シンジの言うことなんでも聞く。だから、もうこれ以上……」
アスカ「これ以上、焦らさないで! 挿れてっ……! お願い……」ポロポロ
シンジ「いい顔だよ、アスカ……最高だ、よっ」
ヌチュゥ
ジュプゥ
アスカ「んあぁ!」
シンジ「……奥まで届いたよ、アスカ」
918:
アスカ「かき回して……さっきみたいに、奥のほう……」
シンジ「じゃあ、アスカが今まで一番言いたくなかった言葉を言ってほしいな」
アスカ「言う! 言うからぁ!」
919:
アスカ「……おねがい、します……『ご主人様』……」
アスカ「アスカの、子宮……ぐりぐりして、ください……」
シンジ「っ!」
920:
グリッ
グリッ
グリッ
グリッ
アスカ「―――――――――――――――――――――っ!」
プシャアアァァァァア……
921:
三十分後
マリ「……お掃除終わりっと!」
レイ「……」トテトテ
シンジ「いやぁ……もう、なんか、色々やっちゃったなぁ」
マリ「そうだにゃー」
レイ「カーペット……替えないとダメね」
マリ「姫ってば汁ッ気多いだけじゃなくておしっこの量も多いんだもの」
922:
レイ「……五時間も我慢してたから……じゃない?」
マリ「五時間……」
レイ「そう、五時間……」
シンジ「……期待に胸ときめかすのも結構だけど……」ガクガク
シンジ「実は、僕ももう結構限界で……」
レイ「……今日は、ここで寝る?」
マリ「そうだにゃー」
923:
アスカ「スゥ……スゥ……」
マリ「もー姫も全力で寝に入ってるし。そうしますかー」
シンジ「……zzz」
924:
ある日のネルフ研究室
マヤ「先輩?」
リツコ「……ねぇ、マヤ……」
マヤ「何ですか?」
リツコ「……パラフィリアって知ってる?」
マヤ「……し、知ってます、けど……」
925:
リツコ「……性的倒錯。異常な性的嗜好を指す言葉。
 今のシンジ君たちの状態……」
リツコ「そもそも男だからサディズムに
 女だからマゾヒズムに
 そういう考えからして間違っていたのかもしれないわね
 歪みは歪み、方向性なんてあるわけではない」
マヤ「どういうことですか?」
リツコ「……シンジ君、大丈夫かしら」
926:
ある日の朝 元ミサト宅
シンジ「ん……」
マリ「おはよう。わんこ君」
レイ「おはよう、碇君」
アスカ「おきなさい、バカシンジ」
シンジ「んっ……みんな、元気だね……昨日あんなにしたのに」
928:
ギシッ
シンジ「ん?」
ガチャリ……
シンジ「ん!?」
929:
マリ「たまには……こういうのも」
レイ「……碇君。可愛がってあげる」
アスカ「感謝しなさいよね!!」
シンジ「っ……」ゾクゾク
END3 パラフィリア
930:
こんどこそガチで終わり。完全終了。
お疲れ様でした。
931:
長い間お疲れ様でした
932:
乙だよ
こんだけの量書くのは凄いな
935:
おめでとう
937:
最初っから最後まですげー良かった
お疲れ様でした
93

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