コナン「バーロー…これでキャンプ何回目なんだよ!?」back

コナン「バーロー…これでキャンプ何回目なんだよ!?」


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1:
???「7月初旬、とある山で殺人事件と事故が起こったのですよ」
???「それも狂気の引き金となったのは些細な性癖だったのです」
ブーーーーン
――――
哀コ歩光 ←後部座席
― ―
博 元 ←運転席・助手席
――――
歩美・元太・光彦「キャンプ♪キャンプ♪2泊3日の山キャンプ?♪」
コナン(ハハ、好きだねぇこいつら…)
灰原「またあの子達を馬鹿にしてるのね」
コナン「だってよー、これで55回目だぜ!? 博士のやつ何考えてんだか」
灰原「いいじゃない。みんなでご飯作って、食べて、一緒に寝て…」
灰原「こんなに楽しいことってないじゃない?」
コナン「ハハハ、おめぇもかー」
灰原(あなたと一緒にいられる口実になるならね…)
コナン「ところで灰原…」
2:
灰原「何?」
コナン「今夜2人っきりで話したいことがあるんだが…」ボソボソ
灰原(!)
灰原「ふたり…きり…で?」
コナン「あぁ、誰にも聞かれたくない大事な話だ」
灰原「分かったわ。 ふふ、何を聞かせてくれるのかしら?(笑)」
コナン「おう、サンキュな」
歩美「もう! コナン君たら! さっきから哀ちゃんとばっか何喋ってるの!?」
光彦「そうですよ灰原さん! こそこそ話はよくないです!!」
コナン「大したこと話してねぇよ(笑) それより皆でゲームやろうぜ!!」
灰原(ドキドキ)
3:
1時間後
カナカナカナ…
博士「おいみんな! 着いたぞ!!」
博士「日も暮れそうじゃし、まずは皆で薪集めじゃ!!」
博士「歩美君に光彦君、元太君は薪を拾ってきてくれ。えーと、引率はコナ…」
灰原「博士、最近運動不足でしょ。 子供達と歩いてきたら?」
博士「う?ん、そうじゃなぁ。確かに最近お腹が……よし、ワシが引率しようじゃないか!」
光彦「博士ですかぁー? 足手まといにならないで下さいよー」
博士「ハハハ。(このクソガキが)」
元太「じゃあ一時間後戻ってくるからよ、飯の準備サボんじゃねぇぞー」テクテク
コナン「わぁーってるってーw」
4:
40分後
コナン「テントはこれでOKっと。……ん?」
トントントン…
静けさの漂うあかね色のくうきに響く、包丁とまな板の奏。
コナン「へぇー。おめぇ料理できるんだ(笑)」
灰原「何よ? 今までのキャンプだって私が作ってたじゃない」
コナン「いや、直接見るの初めてだし。よし、俺も手伝ってやるよ」
トントンザク…
コナン「いいいいいってぇっぇぇ!!!」
灰原「あきれた。名探偵さんはニンジンも碌に切れないのね。…こうやるのよ///」
7:
後ろから抱きかかえられるように
左手には左手、右手には右手が添えられ
包丁は勝手に動き、ニンジンは均等に切られてゆく。
トントントントン…
コナン「バ、バーロッ。ガキじゃあるまいし、1人で出来るっての///」
灰原「いいから。また指切るわよ?」
トントントントン…
コナン「あああのさぁ灰原…」
灰原「な、何よ?///」
コナン「む、胸が背中に当たってるんだけど…」ムニュー
灰原「なっ……!!!!」
8:
コナン「ちょ、それ包丁! 包丁だから!! 悪かった、悪かったよ!!」
灰原「あなたって人はほんとにデリカシーが…」
コナン「あははははははは………あ、血が」
灰原「…さっき切った指よね。ちょっと貸しなさい」
ちゅ
コナン「え?」
コナン「なんで咥えんだよーーーー!!///」
灰原「あら、知らなかった? 唾液には止血作用があるのよ」
コナン「そ、そーだけどよ…」
灰原(そう、止血してるだけなんだから…///)
歩美「あぁぁぁ!!! 哀ちゃん何してるの!?」プンプン
9:
コナン・灰原「!」
灰原「え、江戸川君が怪我をしたから止血してあげてたのよ///」
コナン「は、灰原! もう大丈夫だから、ありがとな。はははは///」
歩美「まだ大丈夫じゃないよ! 歩美もする!!」
ちゅ
コナン「ははは、もう大丈夫だよ歩美ちゃん(参ったなこりゃ…w)」
元太・光彦「」ポカーン
元太「…み、光彦! 今から火起こすから、お、おめぇも手伝えよな!!」
光彦「は、はいー分かってますよー元太君!!」
10:
歩美「うわぁ?! お野菜とお肉がい?っぱい!」
灰原「毛利探偵達も来るからね。これぐらいでも足らないくらいだわ」
博士「そういえばそろそろ毛利君達も到着しても良い頃なのじゃが…」
コナン「仕事が長引いてんじゃねーのか? おっちゃんのことだしなー」
博士「じゃがただの浮気調査と言っておったぞ?」
博士「夕方まで適当に旦那を尾行して、そこからすぐ来ると言っておったはずなんじゃが…」
コナン「じゃー浮気現場を目撃したとか、蘭の空手の練習が長引いてるとかじゃねーの?」
博士「新一、ちょっと毛利君に電話してきてくれないかのう?」
コナン「ったく…しゃーねぇなぁ」
Prrrrrrrrrr…Prrrrrrrrrrrr
12:
コナン「あ、おじちゃん? 僕、コナンだけど」
小五郎『コナンか? ちょうどいい。そっちに連絡したかったところなんだよ』
小五郎『こっちは仕事が少し立てこんでてな。それに蘭も空手の練習が長引くみたいだし…』
小五郎『だから、そっちへ行くのが遅れるって阿笠博士に伝えてくれねーか』
小五郎『晩飯は食って来るから、俺たちのことは待たなくていいからな』
小五郎『それじゃ頼んだぞ』ブチ
コナン(ったく。一方的に切りやがってよ…)
博士「そうか…残念じゃのう。まぁ今晩はカレーにしといて良かったわい」
博士「なんたってキャンプの醍醐味はBBQじゃからな(笑)!」
博士「Tomorrow we go barbecue♪ We burn papers as firewood♪」
コナン(ハハハ…好きだねバーベキュー)
14:
2時間後
灰原「みんな出来たわよ」
元太「おい博士ぇ、早く食おーぜ!」ハァハァ
博士「いいじゃろう。じゃが、ワシの都市伝説クイズに答えられたらなぁw」
【クイズ】
とある夜、2車線の山道を走る日本車があったそうです。
その中には男性が1人だけいました。顔が青ざめながらも憤っている男性が1人きり。
何故ならずっと車と同じスピードでぴったり付き添ってくる老婆が右にいたからです。
左にはガードレール越しに崖があり、崖と老婆に挟まれたこの男性にはもはや逃げ場がありません。
男は老婆に言いました「何でお前にここまでされなきゃならないんだよ!! 一体俺に何の恨みが!?」と。
すると老婆は男にこう言いました「お前は自分の行動を反省するべきだ。更正するまで一生付き添ってやる」と。
公にはなっていないが、男には人を殺した経験があった。そして老婆だけはこれを知っていたのだ。
さらに男はこう言った「俺は売れっ子の漫画家だ。嫁もいるし、お前みたいな奴に付きまとわれたら困るんだよ!」と。
すると老婆はもの凄い形相でこう言った「…やっぱり、お前を殺す。このまま崖に落として殺す!!!」と。
次の瞬間、男の意思とは逆に、車は左折しガードレールを突き破り崖へと落ちていった。
恐ろしいことに、警察の調べによると車からは誤作動の要素は見つからなかったらしい。
男は死体になっても、彼の漫画と嫁の写真を決して手離さなかったそうだ。
こうして愛する仕事と嫁をもつ男は夜にこの山道を通ると老婆に殺されるという、噂が広まっていったとさ。
男は一体どうしてこんな山道を通ってしまったのだろうか?
支援してくれてる人ありがとう。このコピペみたいなクイズやってみてくれ。結構話の上で重要かも。
17:
コナン「このクイズは"更正"が最大のヒントになってるんだろ、博士?」
灰原「よって答えは "精神病院の帰り道だから" 」
光彦「そうです。男はその母親に連れられ精神病院に行ってきたのでしょう」
歩美「車には男性が1人だけ…っていうのはミスリードで女性も1人いたんだよね」
コナン「だから老婆である母親は車と同じスピードだったわけだ」
光彦「さらに男が助手席で、母親が運転席に座っていたんです!」
コナン「母親が一生付き添うと言ったのは病院へ行くのに付き添うという意味」
光彦「しかしここで男は母親に向かって"自分は売れっ子漫画家"や"嫁がいる"といった妄言を吐いたんです」
歩美「これでお母さんは頭に血がのぼって、息子を殺して自分も死のうと考えちゃったの」
元太「で、最後に手に持っていた漫画はけいおん!の第三巻」
元太「嫁の写真というのはその表紙のりっちゃんのことだな」
コナン「まぁ、そこはお前の勝手な推測だけどな」
灰原「ようするに男はキモオタ妄想ヒキニート(中年・殺人者)だったってことね。可愛そうな母親だわ」
19:
阿笠「フッフッフ。残念じゃのう。答えは違うのじゃよ(笑)」
阿笠「確かに男は精神異常者だったのじゃが、老婆…ってもう食っとるし(笑)」
元太「このカレーうめぇ!!!!」
歩美「私も手伝ったから蘭お姉さんとかにも食べてもらいたかったけど…」
光彦「歩美ちゃん! おいしい…おいしいです!! 毎日作ってもらいたいぐらいですよー(笑)」ハハ
歩美「良かったァー。 コ、コナン君は…どう…かな?///」
光彦(また…コナン君なんですね…)
コナン「うん! うまいよ歩美ちゃん! これなら毎日食べれそうだよ」モグモグ
歩美「やったぁーーー!! じゃあコナン君に毎日作ってあげるね♪」
光彦(僕も、いや僕が先に言ったのに…)
灰原(…)
元太「うんんめぇぇぇぇぇ!!! おかわりっ!!」
20:
1時間後
博士「すっかり暗くなったな。みんなこの先に秘湯があるのは知っておるな?」
光彦「もちろんですよ! でもせっかく温泉があるのに何故か宿泊施設は無いんですよねー」
元太「ぜってー儲かるのによぉ。まぁそのお陰でタダで入れるから別にいいけどな♪」
光彦(そう、そのお陰で混浴ですよwwwwフフフフwwフウwww)フンフン
灰原「じゃあ私は吉田さんと先入ってくるから覗きにこないでね」
光彦「ははっ、ですよね…(笑)」
コナン「一番風呂とは…相変わらず女王様だなお前」
灰原「あら、ホームズは常にレディーファーストを忘れないんでしょ?(笑)」
コナン「ハハハ…」
21:
光彦「…歩美ちゃん達行きましたね」ジー
元太「なぁなぁ、光彦。お約束だよな?」
光彦「もちろんですよー元太君! でも絶対バレちゃいけないですから!」
コナン「おめーら止めとけって……ん?」
キーーーーッ!
ナンバープレートが「わ」であるからして、
それは恐らくレンタカーであろう車が到着したようだ。
小五郎「いやァ! 遅くなってすみませんねぇ博士!!」
蘭「ごめんねーコナン君。空手の練習が長引いちゃって…」
園子「やぁメガネの少年!! 園子様が付いて来てあげたわよん!!」
コナン(ハハハ、いらねーのが来たww)
元太「」
光彦「ほら、元太君? …早く歩美ちゃん達を覗きに行きますよ?」
22:
蘭「こーら、あなたたち! 何をするって?」
元太「ハハハ…何もしないです」
光彦「もちろん! この僕が女性を覗くなんて行為は絶対しませんよ!」
コナン(ハハ、だめだコイツら…)
小五郎「いやぁ実はお恥ずかしい話、尾行はとっくに終わってたんですよぉ(笑)」
小五郎「その依頼主の旦那さんが偶然にも蘭の高校の教師でしてね…」
小五郎「高校に行ったついでに尾行はやめて、蘭の練習を応援してたというか…ははは」
博士「何をしとるんじゃ君は…まぁ、無事に来れて良かった」
コナン(ハハ、どうしよーもねぇオヤジだな…)
24:
全員が温泉に入り、眠気もピークな12時を回った頃、
2つのテントから少し離れた自動販売機の手前、
そこには小さな男女が2人いた。
灰原「車で言ってた大事な話って…」
コナン「あぁ、灰原。お前に聞きたいことがあってな…」
灰原(ドキドキ)
コナン「最近、蘭からの電話が全く無いんだ。こっちからかけても無視でよ…」
灰原「え…」
コナン「蘭と同じ年くらいのお前なら蘭が今どんな心境か分かるかと思って…」
コナン「やっぱり、長い間会えないとどんな固い絆でもほどけてしまうんだろうか…」
灰原「…聞きたいことってそんなことなの?」
コナン「そんなことって…俺にとっては重要…」
灰原「ばか」タタタタ
コナン「おい待t… …何だよ灰原のやつ…」
25:
女性テント内
灰原(ばか…ばか…)グスン
園子「ぐがぁぁぁzzz」
歩美「zzzz」
蘭「zzzz」
灰原(みんなもう寝たんだ…蘭さんも…)
灰原(あれは蘭さんの携帯…)
カチャ…ピッピッピ
灰原(私もしかして最低なことしてる? でも…工藤君のために…)
灰原(!!)
26:
ここは温泉。
森に囲まれながらも2本の電灯によってわずかに明るい。
岩で出来た湯船は当然ながら人為的なものだろう。
直径7メートルくらいの円形の湯船のど真ん中にある、
これまた大きい岩のオブジェがまた風情を醸し出している。
コナン「『この温泉は?村のボランティアにより保守されています。利用者は感謝の心を忘れずに、』…か」
コナン「いやぁ本当に良い湯だな。心の垢まで綺麗に洗われていくぜー」
コナン「元太のやつ、ずっと入ってたもんな。俺は後でこっそり来ようと思ってたけどw」
コナン(蘭のやつ、一体どうしちまったんだろうか)
コナン「…にしてもでかい岩だなコレ。これを境に男女で分かれるんだろうか?……!?」
コナン(げぇ!! 灰原じゃねーか!!!!)
27:
灰原「ん? 猿でもいたのかしら?」
コナン(ふぅ、なんとか隠れれた…。この岩を軸にしてれば鉢合わせにならずに済むな…)
コナン(てか、お互いタオルで隠してるから会ってもいい…か?)
灰原「あちっ///」チャポン
コナン(いやだめだ! さっき何故か怒らせちまったから無駄に刺激しない方がいいよな…)チラ
コナン(…ってタオル取ってるー!! 顔なんか拭いてねーで隠せよー…)
コナン「」ポカーン
コナン(…可愛い胸…だな/// …てか、下が湯で見えねぇって。やべ…勃ってきた… …ん?)
灰原「工藤君のばか……」グスングスン
コナン(え? 泣いてる…のか? それにまだ怒って……)
29:
ちゃぽん
コナン(あーあ…完全に浸かっちゃった。…つか何で泣いてんだよ…)
灰原「何であんな女なんかに…」
灰原「お姉ちゃんに少しでも似てると思った私が馬鹿だったわ…」
コナン(女って…蘭のことか?)
灰原「あの女…私はこんなにも工藤君のことがす…え?」
コナン(俺が何?)
灰原「何であんなところに工藤君の服が…」
コナン(!!! ちょ、やっべぇぇ!!!)
灰原「ちょ、ちょっと工藤君!? もしかしてそこにいるの!?」
コナン(どうするどうするどうする!?)
31:
灰原「いるのね! そこでじっとしてなさい!!」バシャバシャ
コナン(落ち着け…このまま灰原に合わせて回り続ければ大丈夫だ!)バシャバシャ
灰原「工藤君! いるんでしょ? 何で逃げるのよ!?」バシャバシャ
コナン(俺はいねぇよ! これ以上おめぇを怒らせたくねーからな!)バシャバシャ
灰原「どうして…? 私は怒らないから…出てきてよ…お願いだから……」グスングスン
コナン(は、灰原?)
灰原「…こんな私を守ってやるって言ってくれた…私はその時からずっと工藤君のことが……」グスングスン
コナン「灰原…お前…」
灰原「もう! 早く出てきなさいよ!」バシャバシャ
ギュ…
灰原「言っちゃうところだったじゃないっ…」グスン
コナン「灰原… 胸が当たってるんだけど…」ムニュ
灰原「…ばか。学習しなさい」ギュ
32:
コナン「…ごめんな、そうとは気づかなくて」
コナン「だけど俺には…」
灰原「そこから先は言わないで!」バシャバシャ
灰原「私はまだ、あなたに好きなんて言ってないでしょ!!」
コナン「で、でもよ…」
灰原「告白してないのに振られるなんておかしな話じゃない?(笑)」グスングスン
コナン「…あぁ、分かったよ灰原」
灰原「ごめんなさい…工藤君」グスン
コナン「…1つ聞いてもいいか?」
灰原「え?」
33:
コナン「蘭に…何かあったのか?」
灰原「…」
コナン「さっきちょっと聞こえちゃってよ…」
灰原「蘭さんは…浮気…してるのよ」
コナン「!!!」
灰原「それが、さっきの答えなのかもしれないわ」
コナン「嘘だろ…」
灰原「最低かもしれないけど、あなたとの話の後、気になって彼女の携帯を覗いたの…」
コナン「…そ、それで何なんだよ…」
灰原「どこかの男とのプリクラや写メが画像フォルダに大量にあったわ」
コナン「!!」
灰原「その男であろう人物からのメールもね」
コナン「そ、そんな…」
34:
灰原「あなたの携帯宛にその画像とメールを転送しといたわ」
コナン「そんなことしてお前…」
灰原「大丈夫よ、痕跡は消しといたから」
コナン「くそっ!! 灰原悪い…俺…」バシャ
灰原「いいわよ。いってきなさい…」
男性テント内
コナン(あれ、元太がいねーな…)
コナン(まぁいい、それより…俺の携帯)
【 新着メール1件 】ピッ
コナン(なっ!!!!!)
35:
そこには蘭と楽しそうにプリクラに写る、
帝探高校体育教師 ゴリラこと岸田の姿があった。
コナン(なんでコイツが蘭と!!!! メールは…)
■メール■
蘭ちゃん、昨日は良かったよ。
嫁なんかと比べものにならないくらい(笑)
俺は蘭ちゃんが卒業するまでに必ず離婚するから、
卒業したら結婚してくれるかな。
工藤みたいに君を不幸になんか絶対しない。
必ず君を幸せにする。
岸田
↑これが浮気相手のメール
↓ここからが蘭さんの返信
岸田先生、昨日はありがとうございました。
でも新一には絶対に言わないでください、お願いします!
話が変わりますが、今日家の探偵事務所に先生の奥様が来られました。
浮気に感づかれたようで、父が今日先生を尾行するようです。
ですので、今日の学校では先生と生徒として接して下さい。
気をつけて下さいね。

36:
コナン(ランランラン♪)
コナン(ビッチランビッチランビッチラン♪)
コナン(処女はどこ? どこ行ったの? ねぇもう無いの?)
コナン(何なの? 二度は無いんですけど? おいニドラン?)
コナン(新一には言うな? ばっか聞こえてるっつーの! 聞こえてるっツーノ!)
コナン(…ふぅ、落ち着け。蘭はもう諦めるんだ)
コナン(プリクラ画像のファイル名は 20100407.jpg …)
コナン(少なくとも3ヶ月か、丁度電話が来なくなった頃と一致だよビッチ)
コナン(俺は童貞を貫いてきたというのに? お前はあっさり貫かれた……ん?)
リア充はあざやかに処女を盗み出す創造的な芸術家だが…
童貞はその跡を見てなんくせつける…ただの批評家に過ぎねーんだぜ? by 怪盗キッド
コナン(くそ、怪盗キッドの言葉を思い出しちまったぜ! 胸くそわりぃ!!)
37:
コナンが狂い始めた頃、女性テント内では
蘭「新一……」グスン
蘭「…あーなたはーいーまどこでなにーをしていますか?…♪」グスン
蘭「…こーのそらのつづくばしょーにいますーか?…♪」グスン
蘭(かれこれ3ヶ月、もう電話は勿論メールすらしていない)
蘭(あのとき岸田先生の誘いを受けるなんて、私どうかしてた)
蘭(凄く寂しかったから…でも、言い訳にならないよね…)
蘭(しかも留年が怖いから岸田先生を卒業まで裏切れないなんて…)
蘭(私にはもう新一に会う資格は無いのかな…)グスン
蘭(…電話して確かめてみよう)
園子(蘭はどこかに行ったか…)
38:
園子「さーて、おにぎり君はやく出て行ってくれないかな?」
元太「やだ、俺この布団で寝る。園子姉ちゃんと一緒がいい」
園子「いやーまずいのだよ、非常に。なんで私をそんなに好くのかな…?」
元太「…りっちゃんに似てるから」
園子「は? 誰よそのりっちゃんって?」
元太「俺の…嫁」
園子「あ、あぁごめん聞き間違えたわ(笑) …で、俺の何て?」
元太「だから俺の嫁って言ってんだろ? でもまだ愛が次元を越えられないんだ! だから3次元は園子姉ちゃんで…」
園子「なんか良くわかんないけど、人に好きって言われたの初めてなんだよねー。ちょっと嬉しいかも」
元太「…そのオデコと髪止め、あとさっぱりした所が大好きなんだよおお!!」
園子(!! やだ、こんなガキにときめいてんじゃないわよ! …でも、凄い真剣な目…///)
元太「りっちゃん///」
園子「この子ったらこんなに顔真っ赤っかにして…温泉に入りすぎてのぼせたのね…可愛い!」
39:
その頃、外では
Prrrrrrrrrr…Prrrrrrrrrrrr
コナン『…蘭か? どうしたんだよ3ヶ月も連絡よこさねーで。俺からの電話もすぐ切るしよ…』
蘭「新一…ごめんね。本当にごめんね。今からそのこと説明しようと思って夜分で悪いけど電話したの…」
コナン『だまれ糞ビッチ』
蘭「え」
コナン『ゴミビッチ。岸田の嫁の携帯に留守電とメール入れてやったから覚悟しろよなァwww』
蘭「しんいち?」
コナン『毛利探偵の声で「確かにあなたの旦那は浮気をしていました。教え子である私の娘とね。証拠の写真をメールで送ります」ってなwww』
蘭「岸田先生…何で…。え? 本当に新一…?」
コナン『何寝ぼけてんだツノビッチ。少しは自分の危機でも察したらどうだwww 停学? イヤァ退学だよなwwwwwww』
蘭「あなた誰ですか!? 新一は? 新一をどこへやったんですか!!??」
コナン『くはァwwメンヘラスイーツおまけにビッチwww俺はココですよ!? 処女は? 処女をどこへやったんですか!!?? っつーのーwww』
蘭「」ブチッ
蘭「さよなら…新一」グスン
41:
翌日7月8日の昼
日照りと蝉の鳴き声がピークに達するころ…
そこには4人の死体が集められていた。
毛利小五郎、阿笠博士、鈴木園子、そして毛利蘭…
42:
毛利小五郎はコナンの推理によるとアルコール中毒で死んだらしい。
阿笠博士はコナンの推理によるとトイレに行く途中、階段で頭を打って死んだらしい。
鈴木園子の件についてはコナンの推理は上手くいかないようだ。
毛利蘭はコナンの推理によると……
コナン「あぁ、川で溺れたんだ…」(メガネが白くなる)
歩美「えーん、コナン君ー!!」グスングスン
コナン「…いーままでわたしのこころをーうめていたもの…♪」グスン
コナン「…うーしなってはじめてーきづいーた…♪」グスン
灰原(もの凄い演技ね。工藤君、あなたはもう蘭さんなんてどうでもいいのでしょ?)
コナン(へっ! 七夕の日だっただけに天の川を渡れなかった織姫のようだなww)
コナン(彦星こと俺に会いたかったんだろ? ザマァニドリーノにでもなってろwww)
コナン(メスゴリラカスビッチwwwww)
44:
コナンは昨日の電話の後、蘭の死体を発見したのだ。
そして騒ぐとうるさいからと思い、小五郎や博士をも殺したのだ。
さらに園子も殺そうとしたコナンだったが、
ちょうど元太が「所詮…所詮…!」といって園子を殺していたのでやめた。
だが異常者となったコナンにはもはや異常は正常に見えるのである。
コナンは黙ってその場を後にし、携帯電話など外部との連絡手段を全て不能にした。
「処女で無くなった」
人はこれだけでこれほどまでの奇行に走れるのだろうか…?
灰原「困ったわね…。連絡手段が無いんじゃ、歩いて探すしか…」
コナン「いや、子供がうろつくのは危険だ。人が通るまで待つことにしよう」
灰原「今更子供が…とか言うのね。まぁいいわ、そうしましょ」
元太「クックックックかわいいなぁw」ハァハァ
光彦「き、気味悪いですよ元太君?」
歩美「もういやーーーー!!!」グスングスン
47:
そう。大人がいなくなった今、コナンの言うことは絶対となる。
それは今までの数知れない功績があるからだ。
しかし、灰原にはコナンが犯人だと分かっているはずなのだが…
なのにコナンを咎めないのは何故だろうか。
「コナンが好き」
本当にこれだけ?
愛とはこれほどまでに人を狂わすのか?
コナン「なぁ、灰原。お前は処女なのか?」
灰原「工藤君はやっぱり…処女が好きなの?」
コナン「もちろん。非処女に価値はみじんもないからな!」
灰原「私…実は処女なの」
コナン「マジかよ!! 灰原、昨日の答えだ…」
灰原「え…?」
コナン「俺もお前のことが好きだ!!」ギュ
49:
灰原「…工藤君///」
コナン「おいお前ら! 俺と灰原はテントに戻ってるから人来たら知らせろよな!!」
歩美「コナン君行っちゃった…」
光彦「…ちょっといい加減にしてくださいよー元太君!!」
元太「あぁ!? 何だよ光彦!!」
光彦「こんなときにそんな気持ち悪い漫画見ないでください!!」
元太「…気持ち悪い? りっちゃんが気持ち悪いだと?」
歩美「そうよ! 光彦君の言うとおり、漫画にはぁはぁ言ってる場合じゃないでしょ!?」
元太「おまえら!! 許さねぇ!!!」
50:
そして夜、テント内
コナン「初めての相手が灰原で良かった…」
灰原「私もよ工藤君。…これからは私のこと志保って呼んで」
コナン「やだよビッチ」
灰原「え?」
コナン「は? 何いってるの? お前はもう中古だろ?」
灰原「そんな…ちょ、ちょっと待って!!」
コナン「さぁてバーベキューでも食うかなー」
52:
コナン「ん? なんだ? 元太のやつもうバーベキューしてるじゃねーか」
コナン「ハハ、おめぇは本当に食いしん坊だなー」
元太「これは偽りっちゃんの肉…所詮ニセの味だぜ」ムシャムシャ
コナン「じゃあ俺は阿笠博士だ。博士はバーベキューが大好きだからな(笑)」カプリカプリ
コナン「おい元太、歩美と光彦はどうした?」
元太「りっちゃんの悪口言ったから、殺して食っちまったぜ」ケケケ
コナン「そうかそうかw食っちまったのかwwwてか、漫画ごときでキレるお前もお前www」
元太「殺すぞてめぇ」
コナン「『ねぇ元太君、あなたがグリルの上で土下座しながら悲鳴を聞かせてくれたら私は3次元の世界にいけるの』(変声機で律の声)」
元太「り、りっちゃん? こう? 熱いよ…」
けいおん!第3巻で顔を覆い、律の声を出すコナンは、元太にとって彼女以外の何者でもなかった。
コナン「『ほら、もっと網に顔を練り込んで!! あなたの愛を証明して!!!』」クハハハハ
元太「こうかい? りっちゃん? でも本当に熱い… あ! これがりっちゃんの愛の温度……アアァアッタァッァァァ!!」ジューー
コナン「It's like a riot on the grill♪ My griddle riot song♪wwww」キャハハハハハハ
54:
元太「アァアッア…!! 熱いけど…ふふ、りっちゃん…やっと会えた…ね」ジュー
コナン「しっかり肉ついてんなぁ元太!! おめーが一番うめーよ!!」ムシャムシャ
コナン「…でも、よく考えたら漫画のキャラは永遠に処女なんだよな…?」
コナン「りっちゃんを俺の嫁にしたら…俺の嫁は永遠に処女だぜぇぇぇ!! もう離さねー!!」キヒヒヒ
コナン「あぁ可愛いよ、りっちゃん。君は俺の全て、俺は君の全てだよ!! 君はもう俺の中でしか生きられない!!!」クフフ
ピュン…ぷす。
どこからか時計型麻酔銃の針が飛んできた。
コナン「」バタッ
灰原「あなたの嫁は私なのよ? 他の女なんて絶対許さないんだから」フフフ
56:
ブーーーーン
目が覚めるとコナンは縛られていた。
しかし、やわらかな椅子で居心地は悪くない。
となりには、目が逝かれた老いた宮野志保らしき人物が座っていた。
コナン「くっ…何しやがんだ!! ここは車?」
灰原「そうよ!! あなたと私は誰もいない、私たちだけの場所に行くのよ!」
コナン「おめぇ! その体…どうした?」
灰原「あなたのせいなのよ? もう一度あなたに振り向いてもらおうと私は解毒剤の試作品を使ったの!!」
灰原「するとこの様!! とんだ失敗作だったわ!!! 成長を促進させすぎ、私の体は急激に老化した」
灰原「私は本当に84歳になったのかもしれないわwwwww」ククククク
コナン「何でお前にここまでされなきゃならないんだよ!! 一体俺に何の恨みが!?」
灰原「あなたは自分の行動を反省するべきよ。いい? これからは私しか見てはダメ! 更正するまで一生付き添ってあげるんだからww」
コナン「俺はけいおん! の作者…売れっ子の漫画家だ! 嫁もいるし、お前みたいな奴に付きまとわれたら困るんだよ!!」
灰原「…まだ、そんなこと言うのね。やっぱり、あなたは殺す。このまま崖に落として殺す!!!」
灰原「そしたら、ずぅぅぅっっと一緒になれるのよwwwwwww」キャハハハハハハ
59:
次の瞬間、車は左折した。そこには崖があるにもかかわらず。
警察によると亡くなったのは少年と老婆。
少年は死体になっても一冊の漫画を決して手放さなかったらしい。
また、車からは誤作動の要素が見つからなかったことからか、都市伝説が生まれた。
何故だかその内容は真実を語っており、
『愛する仕事と嫁をもつ男は夜にこの山道を通ると老婆に殺される』とのこと。
しかし、誰がこの事実を知っていたのでしょうか?
???「車の様子見てたのですよ。都市伝説広めたの僕なのです。嘘ついてないから僕は悪くないのです」
『この温泉は雛見沢村のボランティアにより保守されています。利用者は感謝の心を忘れずに、…
…余所者はくれぐれも長時間の入湯はやめてください。さもなくばその者にはオヤシロさまの祟りが訪れます』
羽入「温泉の看板の文字がほとんど消えてたので書き直したです。余所者は雛見沢症候群に気をつけるのですよ」
?完?
60:
急な伏線回収でビックリした
61:
イイハナシダナー
62:
すっきりした
6

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