ハニー・ポッター「私が、魔法使い?」back

ハニー・ポッター「私が、魔法使い?」


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1:
ハニー「それで、その魔法界っていうのは、この私を楽しませてくれるわけ?」
ハグリッド「……」
ダドリー「ブヒィー!ブヒィー!」
ピアーズ「踏んでください!踏んでくださいハニー姐さん!!」
バーノン「小娘、やめろ!やめろ!また方々に頭を下げんといかんだろうが!ダドリーの友達をかかとで踏みつけるのはやめんかぁああああ!」
ペチュニア「ダドちゃん!坊や!そんな小娘の靴を舐めちゃダメ、ダドちゃん!!」
ハグリッド「……こりゃぁおったまげた。見た目はリリーに……中身はジェームズそっくりになっちょるとは」
ハグリッド「……お、俺も踏んじょくれるか?ハニー?」
ハニー「えぇ。なるほど。中々魔法界もやりやすそうね?」
元スレ
ハニー・ポッター「私が、魔法使い?」
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5:
バーノン「わしは認めんぞ!その小娘をつれていくなんぞ!」
ハニー「何よ、散々のけものにしてきてくれたくせに」
バーノン「だまらっしゃい!貴様こそ、散々わしらに迷惑をかけておいて!」
ハニー「あら、ダドリーはこの上なく至福の時を過ごしているようよ?ねぇ?」
ダドリー「ご褒美です」
バーノン「えぇいうるさい!お前はこのままタレント養成学校に入って!その無駄にいい見た目でトップスターになってわしらに恩返しを……」
ハニー「ハグリッド、やっちゃって」
ハグリッド「俺の――前で――アルバス・ダンブルドアを――バカにするな!!!」
バーノン「誰だそれhぐっほぁあああああ!!」
ペチュニア「バーノーーーーーン!!!」
ピアーズ「ブヒィー!ブヒィー!」
8:
ハニー「私の両親も魔法使いだったのね?」
ハグリッド「おう、聞いちょらんか。それはそうか、あの偏屈マグルど一緒だったんだものな」
ハニー「そう。どんな人だったの?」
ハグリッド「そりゃぁもう、お前さんそっくりさ」
ハニー「褒められた気がしないわ」
通行人マグル「あの子、なんで大男の肩に座ってるんだ……?」
9:
ハグリッド「違う、違うんだハニー。俺は、お前さんはリリーに似てべっびんに育ったっちゅうことを……」
ハニー「どうだか。大方この捻くれた性格のことを言っているんじゃない?」
ハグリッド「違うんだ!そりゃジェームズはちっとばっか難しい時期もあったが、そりゃぁ良い奴で」
ハニー「ふんっ」
ハグリッド「あー、ハニー。俺ぁお前さんにそんな顔されるとどうすればいいんか分からねぇ。ハニー、頼む……」
ハニー「じゃぁ、このリストに書いてある……ふくろうを買ってくれる?」
ハグリッド「お安いご用だ!」
ハニー「あなたは使える豚ね、ハグリッド」
10:
ロナルド坊やとの関係は友達になるのかそれとも・・・
11:
『漏れなべ』
リリーだ!
 リリーが帰ってきた!!
ハニー「こんにちわ、始めまして。娘のハニーよ?」
天使だ!!!
 天使が魔法界に帰ってきた!!!
今日はポッター記念日だ!!
トム「ハグリッド、なんだいその首につけてるものは」
ハグリッド「ハニーが作ってくれたんだ!待っちょれ、今にお前にもくれるはずさ。何せハニーは優しい子だからな!」
トム「作るって……私にはどうも、首輪にしか見えんのだが……」
14:
ダイアゴン横丁
ハグリッド「ほれ見ろ!みんなお前さんのことを知っちょったろう!?」
ハニー「えぇ、それに全員私印の首輪を着けたわね。幸先がいいわ」
ハグリッド「あぁ、何せお前さんは特別だからな!」
ハニー「私が特別なのはまごうことない事実だけれど、あなたの言うそれは別のことのようね?」
ハグリッド「うっ……す、すまん。聞かんかったことに……」
ハニー「ハ、グ、リ、ッド……?」フーッ
ハグリッド「お前さんはむかーしど偉く悪ぃ最低の魔法使い、それ!『ヴォルデモート』!を赤ん坊の頃にぶっ倒しちまったんですはい!!」
15:
ハニー「ふぅん。そいつはそんなに悪い奴だったの?なんだったかしら、『ヴォルデ……」
ハグリッド「や、やめちょくれハニー!あいつの名前を言うのは今でも恐れられちょる……」
ハニー「私が恐れるのは退屈と体重計だけ。何よ、たかが名前に。それに、私に指図するの?」
ハグリッド「お、お前さんの呼びたいように呼んじょくれ!」
ハニー「えぇ、それじゃぁあなたを偶に豚と呼ぶことにするわ」
ハグリッド「光栄だ!」
17:
オリバンダー「おぉ……ポッターさん、あなたのお母様が杖を買いにこられた時を思い出しますぞ」
ハニー「つまり、あなたの人生全ての運を二度使い切ったと思っていいわね」
オリバンダー「まっこと、そうとも言えましょうな。どれ、杖腕はどちらかな?」
ハニー「あなたもプロなら、それくらい教わらずに分かりなさい」
オリバンダー「なるほど、随分とお父様に似たようで」
ハニー「やりにくいわ、あなた」
ハグリッド「オリバンダー!ハニーをわずらわせると俺が黙っとらんぞ!」
オリバンダー「わしの杖を無様に折られた馬鹿者は黙っとれ」
19:
ハニー「これね。私には分かる、これに違いないわ」
オリバンダー「えぇ、そうでしょうとも……柊の木、十八センチ。不死鳥の尾の羽が入っております」
ハニー「不死鳥、へぇ。それは綺麗なわけ?」
ハグリッド「お前さんほどじゃねぇがな」
ハニー「そう、ならいいわ。で、『そうでしょう』とは?オリバンダー老?」
オリバンダー「なるほど、聡いのもお父様譲りですな」
ハグリッド「は、ハニー?俺の時と違うんじゃねぇか?あれ?」
ハニー「敬意を払う豚と、愛玩する豚は違うの。文句がある?」
20:
ハニータッカー買おうかな
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21:
オリバンダー「この杖に入っている不死鳥の羽を提供した不死鳥は、もう一本。わたくしが杖を作るのに提供した羽があるのです」
ハニー「ふぅん。ヴォルデモートって奴なのね?」
ハグリッド「は、ハニー!」
ハニー「さっきから何、豚は豚らしくヒンヒン鳴いてなさい」
ハグリッド「ヒンヒン!ヒン!」
オリバンダー「あなたのその、額に走る稲妻型の傷。それをつけたのは、この杖の兄弟杖だというのに。あなたは、これを選ばれた」
ハニー「そ。じゃぁ、私はどこまでもそいつが気に食わないわ。おかげでいつまでも、前髪を変えられないんだから」
ハグリッド「その髪は似合っちょるぞ、ハニー!ヒンヒン!」
22:
ハリーポッターのパロディ多いな
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23:
オリバンダー「あなたの前途がどうか多難でありませんよう。あの杖を作った者として祈っております」
ハニー「大丈夫よ。あなたの大罪は、この私の杖を作ったことで全て許されたわ。誰あろう、この私にね」
ハグリッド「オリバンダー、杖の金だ。じゃあな、俺達は買い物を済ませっちまわねぇと」
オリバンダー「確かに」
ハニー「またね、オリバンダー老。次会う時は、ヴォルデモートの杖をお土産にしてあげる」
オリバンダー「あなたなら冗談にならなそうですな」
24:
ハニー「ハグリッド、私は制服を買ってくるわ。あなたは教科書を買いに行って頂戴」
ハグリッド「おう!お前さんにそんな重ぇもんを持たせるわけにいかねぇからな!」
ハニー「理解が早い豚は好きよ?」
ハグリッド「おっほー!そ、そいじゃぁ俺はひとっ走りしてくるで、またな!ヒンヒン!ヒン!」
ハニー「扱いやすくて助かるわ。さ、って。制服はここね、『マダム・マルキンの洋裁店』」
25:
ハニー「……採寸をするのに、こんなに時間がかかるだなんて。魔法というのは万能じゃないの、マダム?」
マダム・マルキン「ごめんなさいねお嬢さん。私は、自分の手で測らないと気がすまないの」
ハニー「そう、私が魔法を覚えたのなら、そんな手間なことは絶対にしないわ」
???「……ね、ねぇ。あなた、今の言い方……ひょっとして、あなたもマグル生まれなの?」
ハニー「? そうだけど、あなた、誰?」
???「あっ、ごめんなさい!」
ハーマイオニー「私、グレンジャー。ハーマイオニー・グレンジャーよ!」
26:
スネイプはどうなってしまうんだろう
支援
27:
ハニー「……へぇ?」
ハーマイオニー「あぁ、良かった!私、これまでマグル生まれの子に会ってなくて、とっても心細かったの!」
ハニー「そうよね。私も、案内してくれる豚がいなかったら不安だったろうわ」
ハーマイオニー「豚? ねぇ、あなた、どこの寮に入りたい?私、ホグワーツの事を知ってから、色々読んで勉強してみたの!」
ハニー「えぇ」
ハーマイオニー「勇気ある者が入るグリフィンドール、野心ある人が入るスリザリン、知恵ある者が入るレイブンクロー、優しさある人が入るハッフルパフ!」
ハーマイオニー「あぁ、私、できればレイブンクローがいいのだけれど。でも、名のある魔法使いの多くはグリフィンドールのようだし、困ったわ!」
ハニー「そうね」
29:
ハーマイオニー「あのダンブルドアも、グリフィンドール出身だそうだし!あ、あなたダンブルドアをご存知?」
ハニー「さぁ、その口ぶりだと、有名な魔法使いってところかしら」
ハーマイオニー「えぇ!ホグワーツの、校長先生なの!とってもとっても有名だそうよ……あぁ、それから」
ハーマイオニー「ハニー・ポッターは知ってるかしら?あのね、どうやら、私たちと同じ学年……」
マダム「はい、お嬢さん終わりましたよ」
ハニー「どうも、マダム」
ハーマイオニー「あっ……」
ハニー「ごめんなさいね、人を待たせているの。店の前でヒンヒン鳴かせておくのは迷惑だし、もう行くわ……」
ギュッ
ハーマイオニー「えっ、えっ!?な、なにを!?」
ハニー「また、きっと会いましょう?ハーマイオニー」フーッ
ハーマイオニー「あ、あ、あぁ……え、えぇ!きっと、絶対、絶対だわ!///」
ハニー「(少し前歯が気になるけれど、この子は磨くととてつもなく光るわね。しっかりつばをつけておかないと)」
32:
ハニー「ちゃんと待てはできたかしら、ハグリッド」
ハグリッド「もちろんだ、ハニー!よ、っと」
ハニー「あなたの肩の乗り心地は堪らないわね。誰も彼も見下ろすことができるし」
ハグリッド「そうか、それだけで俺ぁデカブツで良かったと思えっちまうぞ。ハニー、なんぞ良い事があったかい」
ハニー「そう見えるかしら」
ハグリッド「おう!俺とかあの豚みたいないとこを踏んづけている時とおんなじ顔をしちょる!」
ハニー「まぁね、ふふっ」
34:
ハニー「それで、ハグリッド。あなたは私をもっと喜ばせることができる、そう信じているわ」
ハグリッド「おー、ハニー。そうプレッシャーをかけんどくれ、俺ぁそいつにめっぽう弱い……」
ハニー「怖がらないで、ハグリッド。さぁ、あなたの隠したそれを……私に見せてみて?簡単でしょう?」
ハグリッド「あぁ、ハニー、いけねぇ、いけねぇ……これは……」
ふくろう「ピィーッ!」
ハニー「可愛いふくろうを用意できたじゃない、褒めてあげるわ」
ハグリッド「お前さんと駅で別れる時にビックリさせてやろうと思っちょったのに……」
ハニー「回りくどいのは嫌いよ、覚えておきなさい。さっ、白豚、主人の顔をキチンと覚えるのよ?チキンになりたくなければね」
ふくろう→白豚「ピピィー!?」
35:
キングズ・クロス駅
ハニー「9と4分の3番線……そんなもの、どこにもないじゃない」
ハニー「あの豚、何か伝え忘れたわね……次会ったら全力でシカトだわ」
ハニー「豚の処遇はともかく、どうすれば……」
ハニー「……あの赤毛の集団、怪しいわ。先頭は、籠にふくろうなんて入れているし」
パーシー「ロン、ロン!お菓子を食べながら歩くんじゃない!君も今日からホグワーツの一員なんだ、監督生の僕に手間をかけさせないように……」
フレッド「おぉーぅ完璧パーフェクトパーシーはいう事違うぜ全くさ。鼻高々でダンブルドアにも負けないくらい伸びきっちまうんじゃないかい?」
ジョージ「ロニー坊や、お菓子を食べないと不安かい?大丈夫さ、組み分けはちょっとばっかり痛い目にあうだけ、死にはしないさ、きっと多分な」
ロン「パース、僕は子供じゃないんだ!ジョージもうるさいぞ、マーリンの髭っ!!」
ハニー「……」
36:
ドンッ!
ロン「あいたっ!?」
ハニー「あら、ごめんなさい……あぁ、あなたのお菓子が足元に」
ロン「いったたた……あー、ごめんよ。僕の方こそ兄貴たちと口論をしていたせいで。すぐに拾うよ、お世話様」
グシャッ
ハニー「……私の靴に、チョコがついたわ」
ロン「えっ……あー、どっちかと言うと、君が踏んだように思うんだけれど。なんのつもりだい、君……君、は……」
ハニー「ごちゃごちゃ言わずに、舐めとりなさい。ロニー坊や」
ロン「……」
ロン「もちのロンさっ!!!!!」
38:
SSのロンはこんなんばっかだな
いいぞもっとやれ
39:
ホグワーツ特急
ロン「一応訂正させてくれよ。僕は、ロナルド・ウィーズリー。ロンって呼んでよ、豚でもいいさ」
ハニー「覚えておくわ。私は、ハニー・ポッター」
ロン「……は、ハニー・ポッターだって!?冗談きついよ、ハ、ッハ、ハさ!」
ハニー「主の言葉が信じられない豚なんていらないのだけれど?」
ロン「ごめんなさい!でも、へぇ、君が……おったまげー。こんなに可愛い女の子だったなんて」
ハニー「えぇ、それで可憐で完璧で知的で儚げでね。よく言われるわ」
ロン「そりゃそうさ、だってホントのことだもんね」
ハニー「あなた、ダドリー以来にしっくりくるわ」
41:
ハニー「それじゃ、あなたは兄弟が五人もいるの」
ロン「うん、あと妹が一人」
ハニー「道理で鍛えられているはずだわ、性根の話ね」
ロン「なんのことだかさっぱりだけど、君に褒められて光栄さ」
ハニー「素直に尻尾を振ってヒンヒン言っておけばいいのよ。さぁ、それが出来たらご褒美にこの首輪をあげるわ」
ロン「やったぜ!」
ハーマイオニー「な、なぁに、あれ……って、あの子は……」
43:
ロン「ヒンヒン!ヒンヒン!ハニー!僕らのハニー!ヒンヒン!」
ハニー「あっはは、よく鳴く豚ね。可愛いわ」
ガラガラッ
ハーマイオニー「ちょ、ちょっと!やめなさいよ、男の子にそんな真似をさせるなんて……」
ハニー「うん?これはロンが好きでやっていることなのよ……あら」
ハーマイオニー「……見間違いであって欲しかったけれど、やっぱりあなたなのね」
ロン「誰だい、君。ハニー・ポッターになんのようさ」
ハーマイオニー「なんにも……は、ハニー!?ハニー、ポッター!?だ、誰が!?あなたなんていう冗談は止めて頂戴よ!?」
ロン「赤毛しか合ってないさ、あぁ。違うよ」
ハニー「私よ、私がハニー・ポッター。紹介が遅れてごめんなさいね?」
ハーマイオニー「……」
45:
ハーマイオニー「あの時、豚、って言ったように聞こえたのは、聞き間違いじゃなかったのね?」
ハニー「私はいつも自分に正直に生きているの」
ロン「だから君は輝いているってわけだね」
ハニー「だから全部ホントよ、あなたと学校で会いたかった、っていうのも、ね。早々に、叶ったようだけれど……」
ハーマイオニー「近寄らないで!……あんなに憧れたハニー・ポッターが、あなたがこんな人だなんて、がっかりだわ」
ハニー「……」
ハーマイオニー「……あなたとは、お友達になれるって思ってたのに。失礼するわ、赤毛の女王様」
ガラガラピシャンッ!!
ロン「あー……ありゃなんだい?中々、ネーミングセンスはあるみたいだけどさ」
ハニー「ロン、さっき山ほど買った百味ビーンズ全味制覇でもしてなさい」
46:
ロン「また、無味無臭だ……五つ連続だなんてありかい?」
ハニー「……」
ロン「そして君の僕に対するリアクションもこれまた無味無臭、全くゾクゾクするね、あぁ」
ハニー「あなた訓練されすぎよ」
ガラガラッ
??「やぁ。ここに、ポッターがいるって?なんだか出っ歯のマグルもどきがわめいていたけれど」
ロン「なにさ、次から次に。僕とハニーのプレイを邪魔しないでくれよ」
ハニー「……何かよう?悪いけど私、少し気分が悪いの」
???「おやおや、これは失礼」
ドラコ「僕はドラコ。ドラコ・マルフォイさ」
49:
ロン「マルフォイだって?」
ドラコ「僕の名前がおかしいかい?君の名前なんて聞く必要もないな、ウィーズリー。貧乏赤毛のコソコイタチめ」
ドラコ「あぁ、君の赤毛をバカにしたように聞こえたらごめんよ、ポッター。なに、君がバラなら、さしずめこいつは干からびたミミズさ」
ハニー「……」
ドラコ「そのうち君も、良い家柄と悪い家柄の区別が分かる。まぁそれまでは、この僕が教えてあげよう」
ハニー「……」
ロン「は、ハニー……?」
ハニー「歯ぁくいしばりなさいよ童貞」
ドラコ「な、なnごっッフォォオオオオイ!?!?」
ロン「いったー!いったー!ハニー姐さんの黄金の右ストレートやー!!!」
51:
ハニー「女だからって甘くみた?残念、人を痛めつける関節技の類は得意なの」
ドラコ「は、はなっ、はなせっこのぉおおおお!!!」
ハニー「語尾にフォイはどうしたの?」
ドラコ「んなっ!?だ、誰がそんnイタタタタタタタタ!はな、放してくださいフォォオオオオイ!!」
ロン「アッハハハ!ざまぁみろよマルフォイ、僕の父さんを一家総出で悩ませてる罰かもな!」
ドラコ「く、っそふざけるなウィーズリーイタタタタタタタタタやめ、やめてぇフォォオオオオオイ!!!」
52:
ロン「爽快だったよ、ハニー!君はやっぱりすっごいぜ!」
ハニー「こんなことで褒められても嬉しくないわ」
ロン「でも、良かったのかい?あいつ、見るからにヘタレだろ、僕と同じで」
ハニー「えぇ、あなたと同じへタレ童貞豚の臭いがプンプンしたわ」
ロン「ご褒美さ、あぁ。で、あいつも君の豚に加えなくて良かったのか、ってことさ」
ハニー「あの童貞にも言ってやったけれど、友達なら自分で選べるわ。それに、勘違いしないことね、ロン。私は男なら誰でも豚にするっていうわけではないの」
ロン「えっ」
ハニー「敵か味方か、敬意を払う豚か愛玩する豚か。誇りなさい、ロン。あなたはこの私に選ばれたのだから」
ロン「一生ついていくよ、ハニー!」
ハニー「もとよりそうさせるつもりよ」
53:
ホグワーツ
ザワザワザワ
グリフィンドール生「今年は、ポッターが来るらしいぜ!?」
グリフィンドール生「グリフィンに来てほしいよな!!」
マクゴナガル「ただいま戻りました、ダンブルドア校長。一年生はあちらに待たせてあります」
ダンブルドア「うむ、ご苦労じゃったのうミネルバ……ほっほ、どうやら生徒達は、ハニーの話題で持ちきりのようじゃな?」
フリットウィック「リリーに大変似ているそうで!スネイプ先生、楽しみですな?」
スネイプ「……」
マクゴナガル「それでは、呼びましょうか……一年生、前へ!」
ガチャッ!
ザワザワザワザワ!
グリフィンドール生「な、なんだあれ!?」
グリフィンドール生「あ、赤毛の美少女が、男たちの人体矢倉に担がれながら運ばれているー!?」
ハニー!ハニー!! 僕らの女王ハニー!
ロン「こら、やめろよ!ハニーの足元は僕だぞ!そうだろ、ハニー!?」
ハニー「えぇ、ロン。良い眺めね、褒めてあげるわ」
55:
マクゴナガル「な、なっ!?」
ダンブルドア「おぉう、まっことリリーの生き写しじゃ」
マクゴナガル「そこですかアルバス!?!?」
ダンブルドア「ジェームズの血を引いている以上、ある程度派手なのは想定しておかんとのぅ、ミネルバよ」
フリットウィック「しかしそっくりですな、スネイプ先生、どうで……」
ダンッ!!!!
スネイプ「……」ダクダクダクダク
フリットウィック「す、スネイプ先生!?ご自分の手の甲にフォークを突き刺して、なにを!?血、血が溢れていますよ!?」
スネイプ「あれはリリーではないあれはリリーではないあれはリリーではない耐えろセブルス誓っただろうリリーを生涯あいsあれはリリーではないリリーではないのだ耐えるのだ我輩ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」
56:
スネイプが予想通りで安心した
続けたまえ
57:
流石だよスネイプ先生
58:
スネイプ「あぁそうだ確かにあれはリリーに似ているだがあれはリリーではない」
スネイプ「あの流れるような赤い髪透き通るような風になびく美しい髪は我輩の脳裏に焼きついて離れないあの軌跡と同じだがあれはリリーではない」
スネイプ「あの陶器のように艶やかで美しい肌はリリーが我輩の手を握ってくれた時と同じキメ細やかさを誇って見えるがあれはリリーではない」
スネイプ「あの笑顔、全ての人を虜にするような、誰もが彼女を愛してやまないようなあの笑顔もまるでリリーのようだ、ようだが、あれはリリーではないのだ」
スネイプ「リリーではない、リリーではないのだ抑えろ、静まれ我輩の、我輩のスニベルスぅううううう!」
フリットウィック「……ダンブルドア校長?」
ダンブルドア「ミネルバよ、セブルスは組み分けの儀式を欠席するようじゃ」
マクゴナガル「えぇ、そうでしょうとも。そうさせましょうとも、まったく」
60:
スネイプ先生…
61:
組み分け「包み隠さず話してごらん〜♪私が君を組み分ける〜♪」
ロン「組み分けがの方法が、喋る帽子を被ることだなんてな」
ハニー「寮の特色は、大体前にあなたが言っていたのと同じようね?グレンジャー?」
ハーマイオニー「……話しかけないでいただけるかしら。あなたと同類だと思われたくないもの」
ロン「おいおい、ハニーになんていい草さ。大体それってめちゃくちゃ光栄なことじゃないか、なぁハニー?」
ハニー「あら、あの時はあなたの方から一生懸命話かけてくれたのに」
ハーマイオニー「知らないわ!」
ロン「ハニー、ハニー!僕はいつだって君に話しかけるよ、あぁ!いつだってね!」
63:
生徒「ポッターはどこになるかな?」
生徒「あぁ、可愛いけどあれ、みたろ?」
ハニー「……」
生徒「多分、スリザリンだよな。女王様って感じだし」
生徒「今年はスリザリン総獲りかもなぁ」
ハニー「……」
ロン「ハニー、僕は君がどこに入ろうとついていくよ!」
ハニー「えぇ、ロン。そもそも主がいないと豚は生きていけないでしょ?」
ロン「その通りさ!」
マクゴナガル「名前を呼ばれた生徒から前にでて、帽子を被りなさい!アボット・ハンナ!」
65:
ハニー「ねぇロン、質問があるわ。答えられたら、いいことをしてあげる」
ロン「うっひょー!いいよ、なんだい!?」
ハニー「スリザリンって、どういうところ?」
ロン「闇の魔法使いの出身者が多いよな、うん。『例のあの人』とか」
ハニー「ヴォルデモートね」
ロン「!?!?あ、あの人の名前を言うなんて、ほんと、君っておったまげー」
ハニー「もういいわ、大体分かったから。それじゃ、ご褒美ね……」フーッ
ロン「!?!?み、みみみみっ耳にいいいい息なんてそんあハニーあのそくぁwせdrftgyふじこ」
マクゴナガル「グレンジャー・ハーマイオニー!」
ハーマイオニー「はいっ!」
ハニー「張り切っちゃって。でも返事はいらないみたいよ?」
ハーマイオニー「あ、あなたは黙ってて!」
66:
組み分け「グリフィンドール!」
ロン「あ、君を嫌ってるにっくいあんちくしょうは、グリフィンドールみたいだよ」
ハニー「えぇ、良かったわね。彼女らしいわ」
ロン「随分、あの子につっかかるじゃないか」
ハニー「そりゃぁね。だってあの子……」
マクゴナガル「ポッター・ハニー!」
ザワザワザワ
ロン「ハニー、頑張って!残った僕らで君を応援してるよ!」
うぉおおおハニー! ハニーガンバレー!!!
ハニー「ふふっ、ありがとう可愛い豚さんたち」
68:
ハニー「さ。とっととやっちゃって頂戴」
組み分け「うむむ、これはこれは」
ハニー「なによ、どうせ決まりきっているんでしょ?」
組み分け「ふむ?決まっている、とは?」
ハニー「回りくどいのは嫌いよ。さっさと言いなさい、スリザリンって」
組み分け「ほぉー、君はスリザリンに入りたいのかね?」
ハニー「……別に。でもあなたはさっき、言ってたわ。スリザリンは狡猾で野心家、手段を選ばないって」
ハニー「周りの皆も大体、そう思ってるみたい。そりゃそうよね、だって私は自分のしたいようにしてる」
ハニー「ほら、早く。待たされるのは、好きじゃないの」
71:
組み分け「ふむふむ、確かに君はスリザリンに向いている、といえるかもしれん」
ハニー「でしょ?だったら……」
組み分け「だが、君は知恵もある。知恵をつけたいという願望もある。レイブンクローでだって、上手くやれるだろう」
ハニー「……」
組み分け「しかし君は同時に、優しさも持ち合わせている。周りの者にはいびつに見えるそれも、私は良く知っているよ。君はハッフルパフでだって、上手くやれる」
ハニー「……」
組み分け「もっとも、一番上手く行くのはやはりスリザリンだろう。君はあそこに入れば偉大になれる、間違いなく偉大な、魔法界に名を残す魔法使いに」
組み分け「だから私は、このまま君をスリザリンに入れるのが正しいのだろう」
ハニー「……」
組み分け「君が心を偽り続けるのならば、そうするしかないのだろう」
ハニー「……」
組み分け「私は歌ったね?包み隠さず話してごらん〜♪ ここでは君の声は、私にしか聞こえない。どうだね、少し君の本音を、漏らしてみれば」
75:
ハニー「知った口を利かないで」
ハニー「私は誰からも望まれない子供だった。生まれた時から両親はいなかった。いるのはいじわるなおじとおば、それにいとこだけ」
ハニー「いつもビクビクしてた。今日はなにをされるだろう、なにをすればいいんだろうって」
ハニー「でもあるとき、ヘンテコなローブを被ったおばさんに言われた。『あなたはリリーにそっくりで、とっても美人さんね!』って」
ハニー「一度も褒められたことなんてなかったから、びっくりしたわ。思えばあれは、こっちの世界の魔女なんでしょうね」
ハニー「それから、私は少し自分に自信が出来た。笑う練習をして、オドオドした態度もやめて」
ハニー「で、気づいたら」
ハニー「私の足元で豚がヒンヒン鳴いてたわ」
組み分け「……(ジェーズの子共だなぁ)」
78:
組み分け「(いやジェームズだっけか、昔のことだからね忘れちゃうよね)」
ハニー「それからよね、たくさんたくさん豚を、私のことを崇拝してくれる人を大事にしていったのは」
ハニー「でも……自信がついたはずなのに、楽しいはずなのに。いっつも不安なの、怖いのよ」
ハニー「この人たちは、私の本当の……オドオドした、わたしのことを知ったら離れていっちゃうんじゃないかって」
ハニー「そんな不安を押し殺すために、もっともっと躍起になった。豚も増えていった」
ハニー「……でも本当は、やよ。こんな関係じゃなくて、本当のわたしを見てほしい」
ハニー「贅沢かもしれないけど、私が始めたことだけど……でも、怖いの。受け入れられなかった、ときが」
ハニー「……知識なんていらない、優しさなんていらない、偉大になんか、なれなくっていいわ」
ハニー「私は、たった少しの勇気がほしい」
ハニー「……ねぇ、組み分けさん。わたしは……グリフィンドールでは、やっていけないの、かな」
組み分け「…………」
80:
ハニー本当は良い子なんだな…
81:
組み分け「グリフィンドーーーーーーーーール!!!!!!」
ハニー「っ!!」
ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
フレッド「ポッターを獲った!ポッターを獲った!!」
ジョージ「優勝杯は戴きだ!!ポッターを獲った!!」
ハグリッド「おぉおおおおハニー!!!お前さんの、お前さんの嬉しい顔が見れて幸せだぁーーーーー!!」
ハニー「は、っは……組み分けさん?」
組み分け「最後に決めたのはあなただ、お嬢さん」
ハニー「……当然じゃない、このボロ帽子。この私を、誰だと思っているの」
ハニー「ハニー・ポッター。グリフィンドールで、天下を獲る女よ」
ウォオオオオオオオオオオ!ハニーーーーーーーー!!
組み分け「……」
ダンブルドア「ほっほ……先は長いようじゃな」
90:
ハニー「ハァイ、えぇ、ありがと。えぇ、いいわ。ちょっとヒンヒン鳴いて見せて?うん、合格よ」
ハーマイオニー「……」
ハニー「どうも、えぇ。首輪は後であげるわ。私、疲れたの。もう座るわ。あぁ、椅子にならなくて結構よ、お世話さま」
ハーマイオニー「……」
ハニー「ハァーイ、グレンジャー。グリフィンドールおめでとう」
ハーマイオニー「……レイブンにするべきだったわ、私、今から組み分けに……」
ハニー「一度決められたことを反故にするの?私との約束と同じで?」
ハーマイオニー「それは、あなたが!!!」
ハニー「えぇ、そういうことにしてあげる、もちろんね。あら、ロンの番みたいだわ」
ロン「おい!!おい!!!僕はグリフィンドールだろ!!おい!!!僕はウィーズリーだ!グリフィンドールだよな、おい!?」
組み分け「アズカb」
ロン「笑えないよやめろよっ!!!マーリンの髭っ!!!!!」
93:
ロン「ハニー、ハニー!僕は光栄さ!君と同じ寮になれたばかりか、君専用の椅子になれるなんてね!」
ハニー「正確にはマットね、まったく、ロン。あなたは使える豚だわ」
パーシー「あー、ハニー。君がここに来てくれて監督生としては大変光栄だけど、その。僕の弟をそういう扱いは……」
フレッド「面白いんだからよせよ、パース。やぁハニー、麗しの君。そっちの赤毛の兄貴だよ」
ジョージ「うちのロニーがお世話様。これ、ロニーの恥ずかしい写真アルバムだ、使ってくれ」
ロン「おい!ハニー以外が僕をいじるのはやめろよ!!!」
ダンブルドア「新入生、入学おめでとう!上級生、おかえり!歓迎会を始める前に、二言三言!そーれわっしょいこらしょどっこらフォーーイ!」
ドラコ「!?!?」
95:
ハニー「へぇ。あの人の合図の後に、料理が現れたわね」
ロン「あぁ、あの人ちょっとおかしいのさ。あの、ダンブルドアって人はね」
ネビル「ね、ねぇ君、苦しくないの?それ」
ロン「うん?何を言っているのさ、ご褒美なのに。君は?」
ネビル「ね、ネビル。ネビル・ロングボトムで……」
ハニー「へぇ……?」
ネビル「ひぃっ!?っちょ、ちょっと僕、トイレ!」
ロン「あっ、行っちまった……ハニー、ありゃどうだい?」
ハニー「ヘタレ具合は一級品だけれど、私を怖がるタイプね。徐々に慣れさせるわ」
ハーマイオニー「お料理が美味しくなくなるから、頭の痛くなる会話をやめていただけるかしら」
97:
ほとんど首なしニック「みなさんおめでとう!私グリフィンドールの寮憑きゴースト、ニコラス・ド・ミムジー・ポーピントン……」
ロン「あ、僕知ってる。ほとんど首なしニックだ!」
ハニー「ほとんど首なし?」
ほとんど首なしニック「……坊ちゃん、呼ぶのならばポーピントン郷と呼んでいただきたく……」
ハーマイオニー「どうして『ほとんど』、なの?」
ほとんど首なしニック「どうしたも、こうしたも、あー……こういう具合でして」グイッ、ポロッ
ロン「あー……少しだけ残った首の皮で、ちょうつがいみたいになってら。首切りに失敗でもされたの?」
ほとんど首なしニック「そういうわけでして、私のことは……」
ハニー「ねぇ、ポーピントン郷」
ほとんど首なしニック「な、なんですかなお嬢さん!?嬉しいかな、生徒にその呼び名で呼ばれたのはいつぶりか……」
ハニー「この首輪で隠せばどうかしら。その代わり、私の物になるけれど」
ほとんど首なしニック「一生憑いていきます!」
ハニー「笑えないわ」
ロン「生きてないじゃないか、やめろよ!ハニーに一生ついていくのは僕だ!」
99:
グリフィンドール塔
パーシー「そういうわけで、ここがグリフィンドールの談話室だ。男の子の寝室はあっち、女の子はこっち。四人部屋だから、扉の前の張り紙をしっかり確かめて」
ハニー「なんだかあなたと同じ部屋のような気がするわ、グレンジャー?」
ハーマイオニー「眠ってもないのに悪夢にうなさせるのはやめて」
ロン「まったく君ってハニーにとっても優しくて思いやりがあるよな。さっ、行こうかハニー」
ハニー「えぇ」
ハーマイオニー「待ちなさい」
ロン「なんだい、もう。君は一々ハニーのやることにケチをつけたいのか?どれだけ大好きなのさ、負けないけど」
ハーマイオニー「だだ、誰が!あのね、あなたは男の子でしょう!?どうしてハニーと一緒に女子寮に入ろうとしているの!?」
ハニー「どうしても何も、ロンは私の私物よ?」
ロン「君、ペットの持ち込みは可っていうの、見ていないのかい?」
ハーマイオニー「あなたにはかわいいのにとっても不憫な名前のふくろうがいるでしょ!?」
白豚「ピィー……」
100:
ロン「もういいよ、君のお小言は。さぁ行こうか、ハニー」
パーシー「あっ、ロン!ちょっと待て!」
ロン「なんだいパーシー、君まで……」
パーシー「いや、そうじゃない!男が女子寝室の階段を登ろうとすると……!」
ロン「何さ、僕はもう何段か登ったけど、なにmウワッ、あーーーぁ!?」
ハーマイオニー「……滑り台みたいに変わって、床に叩きつけられたわね」
ハニー「ロン、見送りありがとう。足拭きマットになってくれるなんて、あなたは出来る豚ね?」
ロン「光栄、光栄さ、ハニー。うぅ、ちくしょう、ちくしょう」
102:
ロン「それからのハニーと言ったら、まさに破竹の勢いだった」
ロン「というか実際何度か城がぶっ壊れっちまった。熱狂的なハニーファンとかのせいで」
ハニー「美しいって罪ね」
ロン「全くさ」
ハーマイオニー「ふんっ」
ハニー「……まだダメかしら。あの子に負けないくらい、授業も頑張っているつもりなのだけど」
ロン「そんなハニーの授業態度をマットとして見守る僕さ。何?羨ましいって?ハハハ、ペットの特権だからね、代われないよ」
ハニー「次は、『魔法薬』の授業ね。ロン、地下の教室だそうだから、暖かくしておいて」
ロン「もちのロンさ!ちょっと校庭100周してくる!」
ハニー「ウサギ飛びを忘れちゃダメよ。終わったら、良いことをしてあげる」
104:
ロン「ゼヒュー、ゼヒュー」
グリフィンドール生男子 シーン
スネイプ「……グリフィンドール生の不真面目な態度に、グリフィンドールから二十点減点」
ハニー「なにも全員やることないじゃない」
ハーマイオニー「バカばっかりだわ」
ハニー「素直って言ってあげてよ、可愛い豚さんじゃない」
スネイプ「私語は慎むように。ぽ、ポポポポポッター。君は英雄だのなんだのと言われ、図にのっておるようだな?我輩が、二、三、もしくは百個ほど、質問を……」
ハニー「あら、なぁに先生。いじめてほしいの?」
スネイプ「……」
ハニー「?」
スネイプ「……目……あの、目……全部、リリーなの、に、目が、目がポッターああああああわぁああああああああああああ!!!!!」
バシャーーーン!!
ドラコ「せ、先生が煮えたぎったなべの中に投身自殺した!?!?」
109:
週末
ハグリッド「ようハニー!俺んちに来てくれてありがとうよ!本当ならお前さんの下に俺が馳せ参じて靴をペロペロしねぇといけねぇってのに」
ハニー「いいのよ、大事な豚がどんなところに住んでいるのか把握していないとね」
ロン「おいハグリッド、行っておくけどハニーの一番の豚は僕だぞ。そうだよね、ハニー!?」
ハグリッド「どっこい、ハニーの魔法界での一番初めの豚は俺だ。そうだろ、ハニー!?」
ハニー「二人とも大事な大事な私の豚さんよ。はい、ヒンヒンお鳴き?」
ロン「ヒンヒン!」
ハグリッド「ヒンヒン!ヒン!」
110:
ハニー「なんだかあのスネイプっていう人は、私に対しておかしな態度をとるのだけれど」
ハグリッド「そ、そうか?気のせいだろ、うん!それよりロン、おめぇさんの兄貴のチャーリーはどうしてる?奴さん、ドラゴンの研究の……」
ハニー「ハ、グ、リ、ッド?」フーッ
ハグリッド「スネイプはジェームズのことを嫌ってたんですはい!!」
ロン「ジェームズって、ハニーのお父さんのことかい?あぁ、目が似てるとかどうとか」
ハニー「へぇ。じゃぁ私のパパの憎い目を思い出して動揺した、そういうことね?」
ハグリッド「お、おう」
ハニー「……隠してることがあったら、それが分かった時、ひどいわよ?」
ハグリッド「……おう」
ロン「ダメだ、ハニー。ハグリッドのやつ、ゾクゾクしてやがる」
ハニー「鍛えられすぎなのよあなたたち」
111:
ロン「ハグリッド、これ本当?グリンゴッツ銀行に泥棒が入ったって?」
ハグリッド「あー、どうもそうらしい」
ハニー「私のお金も預けられていたところね、小鬼は可愛くなくて豚にはしなかったわ」
ロン「君には僕がいるよ、ハニー!へぇ、当日、泥棒が侵入した金庫は持ち主によってすでに空にされていたので、被害はなし、っと」
ハニー「そういえばあすこで、クィレル先生にも会ったわね。負け犬根性丸出しだったわ」
ロン「あぁ、闇の魔術に対する防衛術の……あんなやつターバンが汚いただのターバンだよ、やめておきなよハニー!」
ハグリッド「そうだ、ただのターバンだ!」
ハニー「おかしいわね、豚が何か言っているわ。豚は言葉なんか喋らないはずなのだけれど」
ロン「ヒンヒン!」
ハグリッド「ヒンヒン!ヒン!」
ハニー「お茶が美味しい、いい午後ね」
113:
数日後
ロン「今日の午後は飛行訓練だね、ハニー」
ハニー「飛ぶのは楽しみだわ。馬代わりとかはしてもらったけれど、さすがに私を背負って飛べる人っていなかったもの」
ロン「僕ならいけるよハニー、任せてよハニー!」
ハーマイオニー「……相変わらずなのね、あなたたちって」
ネビル「僕のばあちゃんがくれた『思い出し玉』で、飛行ってどうやればいいのか思い出せないかなぁ……あっ、な、なにするのさ、えーっと、フォイフォイ?」
ドラコ「マルフォイだ!!!このチビ、僕に向かってなにを……」
ハニー「あなたこそ、私の豚候補に何をしてるのかしら、糞童貞フォイフォイ野郎」
ネビル「豚候補!?」
ロン「ウエルカムさ、ネビル」
114:
ドラコ「ふんっ、見ていただけさ。せいぜい粋がっていろよ、グリフィンドールの女王様(笑)」
ハニー「サル山でフォイフォイ言ってるあなたに言われたくないわね、ゴリラの集団を引き連れた童貞さん。豚にも劣るわ、あなたの連れって」
グラッブ「……」
ゴイル「……」
ドラコ「う、うるさい!こいつらだって役にたつぞ、えーっと、風よけとか!」
ロン「情けないな」
ハーマイオニー「マットのあなたがそれを言うの?」
116:
『飛行訓練』
ネビル「いたい、うぅ、いたいよぉ」
フーチ「あぁ、腕の骨が……全員そのまま待機していなさい!勝手に飛んだら退学です!さぁネビル、肩をかしますから……」
ロン「ネビルのやつ、慌てすぎて箒ごとぶっとんじゃうなんてな」
ドラコ「あっははは!見たかよ、あのロングボトムの情けない顔!」
スリザリン生 ゲラゲラゲラゲラ!
ドラコ「あいつがばあさんからもらったこの糞玉で、元から知恵遅れなのが幼児レベルに……」
ハニー「いい加減にしなさいよ、マルフォイ。また痛い目にあいたいの?」
ドラコ「ふんっ、ポッター。何か言いたいのなら……ほら、来いよ。空で話しをきいてやろうじゃないか」
ロン「あ、あいつ、箒で空中に」
ハニー「上等だわ」
ハーマイオニー「や、やめなさい!先生がおっしゃっていたこと、聞いてなかったの!?勝手に飛んだら、あなたまで退学よ!?」
ハニー「あら……ふふっ。あなたはむしろ私にそうなって欲しいんじゃないの?グレンジャー?」
ハーマイオニー「なっ……か、勝手に、勝手にすればいいわ!知らない!!」
ハニー「えぇ、そうさせてもらう……ありがと」
118:
マクゴナガル「前代未聞です!」
ハニー「仰るとおりです、先生」
マクゴナガル「あんな、初めての飛行の授業で!勝手に飛び出して!」
ハニー「申し訳ありません、先生」
マクゴナガル「何メートルも上空から!あんな小ささの玉を!ダイビングキャッチする、なんて!」
ハニー「必死で、何がなんだか。でも体が勝手に動いたんです、先生」
マクゴナガル「ポッター、さぁ、ポッター!退学か、グリフィンドールのクィディッチチームの一員になるか、どちらがいいですか?」
ハニー「はい、先生。それはもちr先生?」
119:
ロン「おったまげー……まさか、クィディッチの選手になるだなんて!」
ハニー「よく分からないのだけれど、これは凄いことなのね?」
ロン「もちろんさ、ハニー!さすが僕らのハニーだよ!」
ハーマイオニー「……規則破りをして、得した。そう思っているみたいね」
ハニー「そんなことないわ、勇気を出して行動した結果って言えない?」
ハーマイオニー「勇気と無謀を履き違えておいでのようね」
ハニー「厳しいわね」
ロン「おい、ハニーになんて言い草だよハーマイオニー!言っておくけど嫉妬できるレベルじゃないからな、君とハニーじゃぁ……」
ハーマイオニー「ぶっとばすわよ」
ハニー「ロン、あなたちょっと眼球取り出して丸洗いしてきなさい」
ロン「も、もちの、僕さ!」
ネビル「あ、ハニー!聞いたよ、僕の代わりにフォイフォイを……ロン、ローン!?死んじゃう、そんなことしたら死んじゃうよーーー!?」
121:
真夜中のトロフィールーム
ハニー「童貞フォイフォイから決闘を申し込まれたわ」
ロン「君が退学にならなかったのが気に食わないんだろうね。僕はハニーの豚としてお供するとして、なんで君がここにいるのさ」
ハーマイオニー「これ以上あなたたちが規則破りなんてしないように、よ」
ハニー「真夜中にこんなところにいるあなたはどうなの?」
ハーマイオニー「私の説得に耳を貸さないあなたたちのせいで、私は締め出されちゃっただけ!」
ハニー「だってあなたが必死に喋るのって懐かしくって」
ハーマイオニー「だから、いつの話しをしているの!」
ロン「なぁ、静かにしなよ。せっかくの奇襲を掛けられるチャンスなマルマルフォイフォイなんだ」
ハニー「ゴキブリホイホイみたいに言わないで頂戴」
122:
ロン「くっそ!まさかマルフォイの罠にマルっとだマされルフォイだったなんて!」
ハーマイオニー「管理人のフィルチをあなたの、その、ぶ、豚とかにすればよかったじゃない!」
ハニー「あのね、私も豚にする人間くらい選ぶわ……行き止まりね」
ロン「くっ、ハニー!僕がフィルチに捕まる!君はその隙に逃げるんだ!」
ハニー「見上げた豚根性ね、見直したわ、ロン。でも、まだ手はあるみたい」
ハーマイオニー「あっ、ここに、扉……!どいて!『アロホモラ!』」
ロン「おったまげー。君、開錠の呪文を使えるのかい?」
ハニー「ありがとう、グレンジャー」
ハーマイオニー「いいから、今は早くここに入って!フィルチが来てしまうわ!」
123:
ロン「……フィルチは避けられたけど、さ」
ハーマイオニー「あ……あ……ここ、立ち入り禁止の、四階の廊下、だわ」
三頭犬「グルルルルルルル グルルルルル グルルルルルルフォイ」
ロン「三つ目なんか言ってる」
ハニー「何を怖がっているの、二人とも?たかが犬でしょう?」
ハーマイオニー「たかが、って!あのね、この廊下の天井まで届くような大きさの、どこがただの犬なの……」
ハニー「犬は犬よ、どんな見た目でも性根は変わらないわ。さぁ、イヌ?伏せ」
三頭犬「グルルルルルルルルルルルル」
ハニー「この、私が。伏せと言っているのだけれど?」
三頭犬「……クゥーン」
ロン「すっげぇやハニー!ついでに僕も伏せたから踏んでくれよ!」
ハーマイオニー「もうわけがわからないわ……」
124:
ハニーさん・・・あんた何者なんだ・・・
126:
ハニー「一夜の冒険を共にして、彼女と私達の距離は縮まる、なーんてこと、なかったようね」
ハーマイオニー「ふんっ!」
ロン「むしろ以前にも増して、ぷりぷり怒っているよな、君を見て。全く失礼な奴さ」
ハニー「まぁ私は、クィディッチの練習が始まったからあまり気にならないのだけれど」
ロン「兄貴たちが驚いてたよ、ブラッジャーが避けて、スニッチが向こうから手の中に飛び込んでくる選手なんて君くらいだ、って。ハニーは凄いなぁ」
ハニー「意思があるもの万物全て私の豚よ、当然じゃない」
128:
『妖精の魔法(呪文学)』の教室
フリットウィック「ウィンガ〜ディアムレヴィオーサ、ビューン、ヒョイの動きですよ。いいですか?」
ロン「ウィンガーディアム、レビオサー?」
ハーマイオニー「違うわ!発音も、杖の振り方も!あぁ、なんでペアがあなたなのかしら」
ハニー「大変そうね、ロンは……あぁネビル、ほら、杖は、こう。こう、握るみたいよ?」
ネビル「はひっ!あ、あああありがとうハニーあぁハニーの手ぇ柔らかい」
ロン「ちゃんと言ってるじゃないか!ウィンガーディアムレビオサー、だろ?」
ハーマイオニー「いーえ!いい?レヴィオーサよ!あなたのはレビオサー!」
ロン「なんだよ、その言い方!いい加減にしろよ、ハニー以外が僕をいじるのはやめろよ!!」
ハーマイオニー「なによ!あなたこそ、それでもちゃんとした魔法使いなの!?」
130:
ロン「どういう意味だよ!」
ハーマイオニー「そのまんまよ!あなた、恥ずかしくないの!?魔法使いのお家の子供なのに、こんな簡単な呪文も出来ないなんて!」
ロン「はぁ?関係ないだろ……君、何を言ってるのさ」
ハーマイオニー「あるわ、あるわよ!何よ、いつもは影で、私がマグル生まれだって、バカにしている人がたくさんいるくせに、こういうときだけ!」
ロン「おい、誰だよそれ。そんなことを、君に……」
ハーマイオニー「もういいわ!あなたなんか、どうせ!あの子の豚で、ブヒブヒ言ってるのが、お似合いの……」
パシンッ!!!
ハーマイオニー「……えっ。痛っ……あっ」
ハニー「……私の豚のことを、私意外が悪く言うのはやめてもらえるかしら。グレンジャー」
ハニー「そんなことだから、あなた。友達がいないのよ」
ハーマイオニー「っ!!!」
131:
ジリリリリリリリッ!
フリットウィック「あー、そ、その。終業、です」
ハーマイオニー「っ、っ!!」
ネビル「あっ、ハーマイオニー!鞄も持たずに、どこに行くんだい!?」
ロン「……ハニー」
ハニー「大丈夫、ロン?まったく、あの女。困ったものよね」
ロン「……良かったのかい?」
ハニー「なぁに。まさかあなたが、私に口答えするはずはないわよね?」
ロン「……もちのロンさ」
132:
ハロウィーンパーティー
クィレル「トロール、トロールが、地下室に……」バタッ
ダンブルドア「みなの衆、急いで寮に戻るのじゃ!駆け足!」
ロン「トロール、でかくてくさいゴイルみたいな汚い化け物さ。一体全体、どこの誰がこの城に入れたんだろ」
ハニー「さぁ。ともかくそんな醜いのは豚にする気もないから、パーシーについていきましょ……っ!」
ロン「どうしたんだい、ハニー?おぶさるかい?今の僕なら君ために飛べる気がするよ」
ハニー「……あの子は、このこと。この城に今トロールがいること、知らないわ」
ロン「……トイレにこもっちまったんだものな、ハーマイオニーの奴。そのうちどっかのゴーストみたくなるんじゃないか?」
133:
ハニー「……」
ロン「助けに、行かないの?」
ハニー「……冗談。なんでこの私が、あんな子のために」
ロン「……」
ハニー「私の豚を愚弄したのよ?許せるはず、ないじゃない。さ、ロン。続きなさい。行くわよ……ロン?」
ロン「あぁ、ハニー。そうしたいのは山々さ、だけどね、ハニー」
ロン「僕は君の、自分のしたいようにする姿が大好きなんだ」
ロン「ううん、そう見せようとして、頑張って無理してついてる嘘が、好きなんだ。そんな姿が愛らしくてたまらない」
ハニー「!?」
ロン「でも、今の君のその嘘は。僕が心から尽くしてあげたい君の嘘じゃない。そんなの、僕は聞けないよ。あぁ、たとえ君の命令でも、さ」
135:
ろんさん上級者
137:
流石はロンだな
139:
ハニー「ロン、あなた……!」
ロン「ハーマイオニーに好かれようと必死になってる君は素敵だ」
ロン「僕に必死になって、言いたくもない悪態をつく君がいじらしい」
ロン「心の中でごめんなさいって言いながら僕を踏む君がたまらない」
ロン「でもさ、ハニー。今の君は全然、君らしくない。僕の好きな君でも、君の本当の優しい顔でもない」
ロン「僕は、君を本当の嘘つきになんてしたくない」
ハニー「……」
ロン「ハニー。僕のために彼女を怒ったのはとても嬉しい。けど、もう意地は張らなくたっていいんだ」
ロン「ハーマイオニーは、君を許してくれるよ」
ハニー「……ほんと?」
ロン「あぁ」
ハニー「わたし、あんなに酷いこと、言ったのに?」
ロン「今の君の言葉なら。豚じゃなくても、イエスとしか言えないよ。あぁ」
142:
ハニー「……」
ハニー「行くわよ、ロン。私についてきなさい!」
ロン「あぁ、ハニー。強情で強気でか弱くて弱虫なハニー。それでこそ、君さ。ヒンヒン!」
ハニー「……ねぇ、いつから気づいていたの」
ロン「僕は君の一番の豚だぜ?それくらい分からなくって、つとまるはずないだろ?」
143:
女子トイレ
ハーマイオニー「……酷いわ、ハニー」
ハーマイオニー「私、あなたと……友達になれるって、信じてたのに。ずっと、ずっと……あれから後も、ず、っと……」
ハーマイオニー「……でも、私が悪いのよ、ね」
ハーマイオニー「……ロンにあんなことを言うべきじゃ、なかった。八つ当たりも、いいところだわ」
ハーマイオニー「ハニーは……あぁ見えて、ロンを本当に……大事に、思ってるのよね」
ハーマイオニー「私は、どうして……あぁなれなかったのかしら」
ハーマイオニー「どうして、ハニーにあんな態度しか……とれなかったの」
ガシャン!ドタバダガシャンッ!
ハーマイオニー「!?な、何の音!?ちょっと……トイレで、何を……」
トロール「……」
ハーマイオニー「」
キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!
ハニー「!ハーマイオニーの悲鳴!急ぎなさい、ロン!」
ロン「ヒンヒン!あぁ、君のウサギ足の特訓のおかげで今の僕はスニジェット並みだぜ!」
146:
ハニー「グレンジャー!」
ハーマイオニー「あ……っ、ぁ」
ロン「!トロールが目の前に……腰が抜けちまってる!」
ハニー「ロン、あなたはヒンヒン言いながらトロールの気を引いて!私は、あの子のとこに!」
ロン「もちのロンさ!ヒンヒン!おいウスノロ!デカブツ!ハニーの豚を舐めるなよ!!」
ハニー「大丈夫!?立てる!?」
ハーマイオニー「あ……は、ニー。ハニー……私、わた」
ハニー「ダメね……大丈夫、私を誰だと思ってるの?ほら、手をかして」
ギュッ
ハニー「グリフィンドールのハニー・ポッター。闇の魔法使いだかなんだかをぶっ倒した英雄よ?その私が、こんなのに。まけるはず、ないじゃない!」
ハーマイオニー「……ハニー」
147:
ハニー「さぁ来なさいよ、デカブツ!」
トロール「……ボァア?」
ハニー「っ、間抜け面ね、貴方は畜生以下の気持ち悪い化け物よ!」
トロール「……」イラッ
ロン「は、ハニー!君が気を引いてどうすんだ!?く、っそ!僕の力でこのへんの木片を投げたところで、あいつには少しも……」
ハーマイオニー「っ!っ!!」ブンブン!
ロン「は、ハーマイオニー何を悠長に手話なんてやってるのさ!?え!?なに!?杖!?杖で、なにをしろって……ビューン、ヒョイ?……あっ!」
ハニー「なぁに、その反抗的な目。この私を誰だと思ってるの、あなた」
トロール「ボァァ……!」
ハニー「あなたの小さい脳みそに、よーく刻んでおきなさい!私の名前はハニー・ポッター!分かったら……」
トロール「ボァアアアアアッ!」ブンッ!!
ロン「ウィンガ〜ディアム、レヴィオ〜サ!棍棒、浮けっ!!!」
トロール「……ぼぁ?」
ハリー「跪きなさい、この豚ぁあああああああ!!!」
ボクッ!!……バターーーーーーン!!
148:
ロン「は、っは。や、やった。トロールの、棍棒を……奴さんの頭に、思いっきりぶつけてやったぜ」
ハニー「……ふ、っふふ。やった、わね。ロン、褒めて……あげる」
ハーマイオニー「……ハニー」
ハニー「どう、グレンジャー?この私の勇姿、惚れ惚れしたんじゃない?なんなら、あなたも」
ハーマイオニー「ハニー……ハニー」
ハーマイオニー「あなたの、手……とっても、震えて、たわ」
ハニー「……」
ハニー「あたり前でしょ!!!こんなの怖いに、決まってるじゃないの!!」
151:
ハニー「私をなんだと思っていたの!?」
ハニー「魔法界の英雄!?いいえ!!ついこの間まで魔法のマの字も知らなかったのに、そんなのもっと知らないわよ!」
ハニー「赤毛の女王様!?いいえ!!ほんとはみんなともっと普通に仲良くしたいわよ!!」
ハニー「英雄じゃなくっても、女王様じゃなくっても、私が、ここに、来た理由!あなたを、助けた、理由!!」
ハニー「わたし、あなたに謝らなくっちゃ、って!だか、ら!だから……」
ハーマイオニー「いいの、ハニー。ごめんなさい、私も、私のほう、こそ……誤解していて、ごめんなさい」
ハーマイオニー「あなたって……とっても、勇気がある人だわ。ハニー……あなたは、私にとっての英雄よ?」
152:
ギュッ
ハニー「そんなの、やだぁ。わたし、ハーマイオニーと、友達になるのぉ」
ハーマイオニー「うんうん、うん。ありがとう。そのために頑張ってくれたのね。うん」
ハニー「女の子の友達なんて、いなかったのぉ。だからぁ、初めてはハーマイオニーがいいのぉ!」
ハーマイオニー「えぇ、もちろんよ。私も、丁度友達がいないの。お願いしていい?」
ハニー「うぅぅ、ハーマイ、オニー……!」
ハーマイオニー「ハニー、ハニー……!」
ロン「……」
ロン「おっと、こりゃ僕はお邪魔のようで」
154:
ハニー「……忘れなさい、グレンジャー!」
ハーマイオニー「はいはい。ふふふっ」
ハニー「忘れなさい!忘れなさい忘れなさい忘れなさい忘れろ!」
ロン「な?分かると滅茶苦茶微笑ましいだろう?」
ハニー「うぅ、こんなのおかしいわ。華麗に救って、グレンジャーには気づかれることなく、雌豚一号になってもらうつもりだったのに!」
ハーマイオニー「はいはい、そうなのよねーそのつもりだったのよねー」
ハニー「ちょっと、ロン!私の豚のくせにどうしてグレンジャーの味方をするわけ!?」
ロン「何を仰る僕らのハニー。僕はいつだって君の味方さ、色んな意味でね」
ハーマイオニー「私でちょっとずつ素直になっていきましょうね、ハニー。まずは私のことをいつでも『ハーマイオニー』って呼ぶこと!」
ハニー「んな、そんなの、恥ずかしい……」
ハーマイオニー「それじゃ、私もあなたにヒンヒン言うことにするわ?」
ハニー「や、やよ!そんなのいや!」
ロン「あー、どうしよう。どうしようねこれ、僕は今後7年間で枯れちゃうんじゃないかな、うん。何がとは言わないよ」
157:
ハニー「は、ハーマイ、オニー」
ハーマイオニー「えぇ、ハニー」
ハニー「そ、それから、ロン。私の豚」
ロン「うん、ハニー。豚って呼んでごめんなさいは脳内で再生してるよ、大丈夫」
ハニー「うー、うーーー!!!もう知らないわよ!私、一度自分のものになったら絶対、絶対手放さないんだから!」
ハニー「私が、ホグワーツ皆を、ヒンヒン言わせるまで!付き合ってもらうわよ!」
ロン「もちのロンさ!それから先もずーっと僕は君の一番の豚だけどね!」
ハーマイオニー「みんなと友達になりましょうね、ハニー。私は最初の女友達だけれど、ね」
ハニー「わ、わたしそんなこと言ってないわ!もう!……もうっ」

ドラコ「スネイプ先生、容態はどうですか。先生がいないと、授業が出来なくて困るフォイ……」
スネイプ「……ヒンヒン」
ドラコ「!?」
今度こそ、完
158:
乙!
いつでも続きを書いてくれたまえ
159:
スネイプ…
160:
ハニーのモデルは特にないで!メアリー・スーさんや!堪忍な!
是非ともシリウスを出したいところやで!
ラドクリフお大事に!
じゃあの!
 ハリー・ポッター シリーズ
 一巻〜七巻まで
 世界的大ヒット発売中!
 2014年後半 USJにて
 ハリポタアトラクション建設決定!!
161:
おつー
162:
>>1乙。
16

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プリウス乗ってドヤ顔してるアホwwwwwww

【ハンター休載】冨樫に氷水ぶっかけたい連中は多いだろう

ゲームクリエイターの三上真司氏や、須田剛一氏も「アイスバケツチャレンジ」 日本のゲーム業界でも広まってるのか

安倍首相、広島視察中止。混乱の可能性あるため

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堀内ってもう一回チャンスあげてもいいよな

朝バナナが痩せると聞いて試した結果

「仕事が忙しいからメールの返信ができない」 ←これが信じられない

名称がついてもおかしくない現象

先週フジテレビでやった「ニッポンのテレビアニメ特集」の視聴率がやっばり低い! もうこういう番組もだめか・・・

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