阿笠「できたぞ新一!『赤い箱』じゃ!!」back

阿笠「できたぞ新一!『赤い箱』じゃ!!」


続き・詳細・画像をみる

1:
コナン「なんだ、本当にただの赤い箱じゃねーか」
阿笠「本当にただの赤いだけの箱なのかよく見てみるんじゃ」
コナン「そういえばここだけ妙に白いような……」
赤い箱「……」ギロリ
コナン「ひっ!?」
コナン「なんだこれ……目玉か?」
阿笠「それだけじゃないぞい」
阿笠「新一よ、この部分に耳を当ててみるのじゃ」
コナン「いったい何なんだよこの箱」ピタリ
赤い箱「……クン………スケテ……」ボソボソ
コナン「ッ!?」
4:
赤い箱「……タスケテ……ココカラ……ダシテ……」ボソボソ
コナン「嘘だろ!?」
コナン「箱が喋ってる、生きてるのかコレ!?」
コナン「……はっ!!」
阿笠「気づいたようじゃな」
コナン「これは赤い色の箱じゃない……箱自体は透明なんだ」
コナン「中に詰まっているものの鮮烈な赤色が透けて見えていたんだ」
阿笠「そうじゃよ新一」
コナン「博士、この中身は一体誰だ!?」
阿笠「さーて、誰じゃろうなあ」
コナン「……ここにきてからまだ、灰原の姿を見てなかったな」
阿笠「流石は新一じゃ、よい勘をしておる」
コナン「博士ッ!!」
6:
阿笠「どうじゃ、哀君の内臓は」
阿笠「赤いだけと言ったが、よく見れば他にも綺麗な色が見えるじゃろ?」
阿笠「桃色の肺に茜色の肝臓、臙脂色に渦巻いているのは大腸じゃ」
阿笠「美しいのう、見事じゃのう」
阿笠「箱詰めする時に湯気と共に香り立った血の臭いを思い出すだけで興奮するわい」
コナン「どうしたんだよ博士!!」
コナン「なんでそんなことを……灰原をこんなことに!!」
阿笠「かわいい哀君のことをもっと深く知りたかったのじゃ」
阿笠「文字通り『骨まで愛して』といったところかの」
阿笠「まあ、ワシは内臓を愛でる方が性にあっとるようじゃが」
阿笠「それより見てくれ新一や、ここにカバーがついておるじゃろ?」
阿笠「これを外すと……ほれ!」カパッ
阿笠「哀君の性器と繋がっておるのじゃ」
赤い箱「……ッ!!」
阿笠「ほっほっほ、こんな姿にされても哀君が息を呑む様を想像できるぞい!」
7:
コナン「うげえ……」ヨロヨロ
阿笠「どこに行くんじゃ新一?」
阿笠「せっかく新一にも哀君を堪能させてあげようと呼んでやったというのに」
コナン「博士、灰原はもう元には……」
阿笠「当たり前じゃろ、骨格や筋肉組織もバラバラにして箱詰めしたんじゃ」
阿笠「生存に必要な内臓と神経系は傷つけずにまるごと取り出したが」
阿笠「だからといって人間の形に戻すことは不可能じゃわい」
コナン「博士は自分が何をしたか分かっているのか!?」
阿笠「ああ、かわいい哀君をもっとかわいくしてあげたのじゃよ」
阿笠「ほれ、ココで激しく脈動しとる心臓なぞとってもキュートじゃわい」
コナン「狂ってやがる……」
コナン「もうダメだ博士、このことは警察に通報する」ピポパ
阿笠「なんじゃと新一!?」
10:
コナン「自分がどれほど無慈悲で馬鹿げたことを仕出かしたのか、牢屋の中で反省するんだな」
阿笠「ふざけるな新一!!」ガシャッ
コナン「携帯がっ…!!」
阿笠「ワシと哀君の蜜月を邪魔するなど以ての外じゃ!!」ポチッ
コナン「ぐあっ!?」ビキィ
コナン「そんな、伸縮サスペンダーを遠隔操作したのか!!」ギリギリギリ
阿笠「時計型麻酔銃でワシを狙おうとしたのじゃろうが、一手遅かったな」
阿笠「もう身動き取れまい、牢屋に入るのは新一、貴様の方じゃ」
コナン「止めろ博士!!自分が何をしているのか分かってるのか!?」
阿笠「昔馴染みの誼(よしみ)じゃ、命までは取らずにおいてやろう」
阿笠「その代り残り一生をこの研究所の地下牢で過ごすことになるがの」
阿笠「ほーっほっほっほっほっほ」
コナン「畜生、畜生……ッ!!」
12:
阿笠「さて、邪魔者もいなくなったことじゃし」ぼろん
阿笠「続きをしようではないか、哀君?」
赤い箱「……」
阿笠「ガラスを通じて哀君の体温が伝わってくるぞい」ナデナデ
阿笠「今度はもっと直接、哀君を感じるのじゃ」グイッ
赤い箱「……ッ!?」
阿笠「うーむ、やはりキツイのお」メリメリ
阿笠「しかし幼女の処女膜を破るのはやはり最高じゃわい」ズプリ
赤い箱「ッ!!ッ!!?」
阿笠「表情筋などなくともワシには分かるよ哀君」パンパンパン
阿笠「快楽に悶え苦しむ君の姿がのう」パンパンパン
赤い箱「……ッ……ッ!!」
13:
阿笠「哀君、中にだすぞい!」どくどくどく
阿笠「ふう……」ズポッ
赤い箱「…………」
阿笠「ん?」
阿笠「どういうことじゃ!?」
阿笠「ワシのチ○ポにウ○コがついておるじゃと!?」
阿笠「そんな、激しくし過ぎて子宮頸部が破れて大腸と繋がってしもうたか!?」カパッ
阿笠「大変じゃ!!哀君が内臓破裂で死んでしまうぞい!!」グチョグチョ
赤い箱「ッ!!!」
阿笠「……は?」グチョッ
阿笠「子宮が……無い?」グチョッ
阿笠「そんな……確かに最初に哀君を解剖したときにはあったハズ」ズププッ
阿笠「それがなんで直接肛門に繋がっておるのじゃ……?」ヌチャ
14:
阿笠「子宮だけではなく卵巣も無い……?」グチョグチョ
阿笠「むっ、なんじゃこの臓器は」ヌチャ
阿笠「ペロッ、これは……」
阿笠「睾丸じゃと!?」
赤い箱「……ッ!」
阿笠「なぜ哀君に女性器が無く男性器が存在しておるのじゃ!?」グチャグチャ
阿笠「ん、この元々顔面だった組織片に混じっておる黒い粒は……」
阿笠「なんと、ソバカスか!?」
阿笠「哀君のかわいい顔にはソバカスなどという汚らしいものは無かったハズじゃぞい!」
阿笠「まさか……」
19:
コナン「助かったぜ灰原」
灰原「私も人手が欲しかったところよ、ちょうどよかったの」
コナン「しかし、博士からはお前を生きたまま解剖したって聞いてたからな」
コナン「いきなり現れた時には死ぬほど驚いたぜ」
灰原「ええ、博士がおかしな行動を見せていたのには気づいていたから」
灰原「そこでどうするか悩んでいる私に気づいたのが彼、円谷君だったのよ」
コナン「俺は全然気づけなかったぜ……」
灰原「だって彼、四六時中私のことばかり見ていたんですもの」
灰原「微細な仕草の差から心中に気づけだなんて、工藤君でもそれは無理ってものよ」
コナン「それで光彦の奴は……」
灰原「自ら囮になってくれたわ」
灰原「博士の装置の試作品を改造した『灰原哀に変身するスイッチ』を使ってね」
灰原「でもまさか、博士があそこまで狂った行為に出るなんて……」
コナン「畜生、光彦の犠牲は無駄にはしねえからな!!」
21:
阿笠「誰の犠牲と言ったか、新一や」
コナン「博士!?」
灰原「嘘……気づくのが早すぎる!!」
阿笠「哀君変身装置のタイムリミットが尽きたのが運の尽きじゃったな」
阿笠「入れ替わりトリックなど、陳腐過ぎて今時流行らんぞい」
コナン「くっ!!」カチッ
コナン「な、なんで麻酔針が飛ばないんだ!?」カチッカチッ
阿笠「道具が持ち主に歯向かえると思っておるのか、新一や」
阿笠「お前さんに渡した道具は、自動認識でワシを識別するとロックがかかるようになっておる」
阿笠「ワシの発明に頼って超人的な能力を発揮しておったが所詮は小学生の肉体」
阿笠「大人相手に勝てると思うでないぞ?」
コナン「そんな……」
コナン「俺は博士を敵に回して、まだ博士の発明に頼っていたのかよッ!!」
阿笠「最大の敵は身内にいるものじゃ、覚えておくとよいぞい」
22:
阿笠「さてと、哀君には今度こそ芸術的になって貰わねばのう」ゴソゴソ
灰原「どうするつもり?」
阿笠「ほれ、コレが光彦くんを解剖したときのデータを元に造り上げた装置」
阿笠「『人間を赤い箱にするスイッチ』じゃ」
灰原「すでにそんなものまで作っていたの!?」
阿笠「本当はコレで最初に歩美ちゃんを赤い箱にするつもりじゃったのだがのお」
阿笠「しかし、哀君を箱詰めする快感を二度も味わえるのじゃ」
阿笠「お得感倍増じゃのお、ほっほっほ」
コナン「その装置を寄こせッ!!」ガバッ
阿笠「無駄じゃぞい」ピッ
コナン「ぎゃあああああああああああ!!」バリバリバリ
灰原「工藤君、どうしたの!?」
阿笠「キック力増強シューズの電極を暴走させたのじゃ」
阿笠「同じ失敗を三度も繰り返すなど、自慢の頭脳まで子供に戻ってしまったのかのう?」
阿笠「全身にワシの作った装置を身に着けている以上、新一の生殺与奪権はワシにあるぞい」
25:
阿笠「さあ、観念するんじゃな」
コナン「灰原あああああっ!!」
灰原「……もういいわ、工藤君」
灰原「これ以上抵抗すれば貴方の体がもたないわよ」
灰原「今なら命だけは助けてもらえるかも知れない」
コナン「バーロー……そんな言葉なんざ聞きたくねえぞ……ッ!!」
阿笠「ほっほっほ、哀君は心も美しいのう」
阿笠「その心が宿っているのは脳か心臓か、はたまた肉体の他の部分なのか」
阿笠「解して並べて揃えて晒して確かめてやるぞい!」グッ
コナン「やめろおおおおおおおっ!!」
光彦「……ッ!!」ビチャッ
阿笠「なっ!?」ドサッ
灰原「何よあのピンク色のぶよぶよした物体は!」
コナン「博士を止めてくれた……のか?」
阿笠「なんと、これは光彦君の脳と神経か!?」
26:
阿笠「バカな、筋組織を持たぬ神経系だけで動けるはずが……」
光彦「ッ!!!」ウネウネ
阿笠「ひぎっ!?」ビキビキ
阿笠「何故じゃ!!何故スイッチを押すことができん!!」グッ
阿笠「まさかワシの腕の神経と融合して操作権を乗っ取ったのか!?」
光彦『そのまさかですよ!』ウネウネ
阿笠「この声は……馬鹿な、脳だけで喋ることなどできないハズじゃぞ!!」
光彦『博士にしては鈍いですね』
阿笠「はっ……まさか!?」
阿笠「嘘じゃ!!そんなことが起こり得るワケがない!!」
光彦『博士のご想像通りです、既に神経系の侵蝕は博士の脳まで達してるんですよ』
阿笠「やめろ、やめるんじゃ!!」
阿笠「このままではワシが消えてしまう!!」プルプルプル
阿笠「そんな、このワシの叡智が!!人類最高の頭脳が消え去るなどあってはならん!!」ガクガクガク
阿笠「うわああああああッ!!!」ガクッ
29:
阿笠「……」
コナン「な、何が起こったんだ……?」
阿笠=光彦「いやあ、危ないところでしたねお二人とも」ムクリ
コナン「はっ?」
光彦「こんな危険な装置は壊しちゃいますね」バキンッ
光彦「ほら、これでもう灰原さんも安心ですよ」
灰原「な、何なの一体……」
光彦「ボクですよ、光彦です!」
光彦「脳だけの状態から博士の肉体を乗っ取って何とか復活できました!」
光彦「あ、脳みそが剥き出しじゃグロテスクですよね」にゅぽん
光彦「ほら、博士の頭蓋骨の中に納まったからもう安心ですよ!!」
光彦「もう博士の脳みそは要らないから捨てちゃいましょう」ブシャーー
コナン「ば……」
コナン「バケモノ……ッ!!」
光彦「えっ?」
30:
光彦「いや、だからボクは光彦なんですって」
光彦「ねえ灰原さん?」
灰原「ひいっ!」
コナン「灰原に近づくなバケモノッ!!」
光彦「バケモノって……酷い言い方ですね」
光彦「ボクは二人の命の恩人なんですよ?」
コナン「うるさいバケモノッ!!」
コナン「博士を殺しやがって……」
コナン「狂ってたけど……もしかしたらまともに戻れるかも知れなかったのに……」
光彦「そ、それは……」
光彦「あ、じゃあさっき捨てた脳みそを回収しましょう!!」ペロペロ
光彦「ニューロンネットワークの断片から記憶を再構築すれば博士も復活しますよ!」ビチャッビチャ
灰原「止めてよ汚らわしい!!」
光彦「灰原……さん?」
32:
灰原「死んだ人間はどうやっても元には戻らないの!!」
灰原「このバケモノ、円谷君の名前まで騙って……」
灰原「どこまで人間を馬鹿にすれば気が済むのよッ!!」
光彦「そんな……ボクは灰原さんの身代りになってこんなことに……」
コナン「灰原に近づくなっていってんだろバケモノッ!!」
光彦「あ……」
灰原「工藤君、早くこのバケモノから逃げないと」
コナン「ああ、俺たちも博士みたいな殺され方しちゃたまんねえからな」
光彦「……そうですか、そういうことですか」
光彦「なんだ、全部無駄だったんですね」
光彦「ボクの自己犠牲なんか、二人にとっては何の価値も無かったんだ」
光彦「あははははははははははははっ!!!」
灰原「え……本当に円谷君だったの……?」
光彦「いまさら遅いんですよッ!!」
33:
光彦「そうだ、灰原さんの脳細胞とも融合してしまいましょう!!」ズブッ
光彦「そうすればきっと理解して貰える、ずっと一緒にいられる!!」ウネウネ
コナン「博士の頭から神経が飛び出しやがった!!」
コナン「それで灰原を襲うつもりか!?」
灰原「ひいっ!?」
光彦「もうボクをバケモノだなんて言わせません!!」ビシュッ
元太「危ねえコナン!!灰原!!」ガバッ
コナン「元太!?」
光彦「邪魔が入りましたね」ドスッ
光彦「でもボクの神経に触れた瞬間、浸蝕が始まりますよ」ドクンドクン
光彦「元太くんにはボクの尖兵になって貰います!」ニヤリ
灰原「……無駄よ」
光彦「なんですって?」
35:
元太「どうした光彦、俺の体を乗っ取るんじゃなかったのか?」
光彦「バカな、元太くんの肉体……これは……」
コナン「嘘だろ……まさかそんなことが……」
灰原「そうよ、貴方たちが理解したとおりで間違っていないわ」
灰原「小嶋君は人間ではないの」
39:
光彦「じゃあ元太くんは……」
光彦「今まで元太くんだと思っていたコレは、なんだというんですか!!」
灰原「有機生命体に擬態したナノマシンの集合体であり決戦兵器」
灰原「外宇宙からの侵略者に対抗する為に博士が密かに開発していた自律人型人工知性体」
灰原「ウナジューマシン『ゲンバスター』なのよ」
光彦「な、なんですかそれは……ッ!!」
光彦「そんなの聞いてませんよ!!」
コナン「マジかよ灰原、全く気付かなかったぜ」
灰原「それは本人さえ自覚していなかったからよ」
灰原「悪用を恐れた博士が小嶋君の記憶情報にプロテクトをかけていたから」
灰原「でもそれも博士の死で解除されたわ」
元太「ああ……全部思い出したぜ灰原」
41:
元太「俺は本当にバカだった!」
元太「うな重があるとか無いとか関係ねえんだ」
元太「なぜならば!!」カッ
元太「自分の力を最後まで信じる者にこそ、真の力が宿るからだ!」
元太「きっと、本物のウナジューマシンパイロットは……」
元太「心の中にうな重を持っているのだから!!!」ドンッ
光彦「ワケが分かりません!!」
灰原「小嶋君、目覚めたばかりで悪いけど……」
灰原「見ての通り今の円谷君は敵よ」
灰原「初陣だけど、努力と根性でどうにか切り抜けて!」
元太「分かったぜ灰原!!」
42:
灰原「私の予測では円谷君は地球上のあらゆる有機生命体を吸収統合」
灰原「最終的にこの地球上の全ての生命を単一で不死の『個』へと変貌させてしまうわ」
灰原「それは多様性と世代交代によって織り成されてきた生命の終焉に他ならない」
灰原「地球全生命の危機、なんとしても阻止するわよ」
元太「応ッ!!」
光彦「くっ、ここはいったん退くとしましょう!!」
元太「逃がすかよ!!」
元太「ウナジュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥビイィィィィィィィッムッ!!!」ピカー
光彦「ぐあっ、腕が!?」ジュウウウウウ
光彦「そんな、蒸発してしまっては再生のための有機基質が足りません!!」
元太「ウナジュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥミサイルッ!!」ボンボンボン
光彦「出口まで塞ぎましたか!?」
光彦「しかし、今のボクは肉片の一欠片でも残ればそこから再生できますよ?」
光彦「そんなボクをどうやって倒すつもりですか!!」
43:
元太「ならばっ!!」ガバッ
光彦「腕から電極が展開した!?」
光彦「これはいけませんっ!!」グニャー
コナン「光彦の野郎、自分からバラバラに分裂して逃げる気だぞ!?」
灰原「そのどれか一つでも残れば地球の支配は可能だものね、賢い作戦よ」
灰原「ただ、彼はゲンバスターの本来のチカラをまだ知らない」
光彦「負け惜しみですか灰原さん?」ボコボコボコ
光彦「もう間に合わない、弾けるボクの肉体を全て捉えることなど……」パアアンッ
元太「―――――逃がさねえっつってんだろ!!」シュンッ
光彦「ッ!?」
45:
灰原「ゲンバスターは通常航行でも亜光まで加できるのよ」
灰原「博士の作ったゲンバスター、甘く見ないで欲しいわ」
光彦「そんな、馬鹿なあああああああああっ!!」
元太「ダブルウナジュウゥゥゥゥゥコレダァァァァァァァァァッ!!!」バリバリバリ
光彦「ぎゃあああああああああああああああっ!!!」ズプズプズプ
コナン「やったか!?」
灰原「いくら円谷君と言えども所詮は有機生命体」
灰原「肝心の神経系を高圧電流で焼切られればひとたまりもないわよ」
元太「いや、まだだ!!」
光彦「ちょ」
元太「ウナジュウゥゥゥゥゥゥゥトマホォォォォォォォォォォォクッ!!」
元太「ウナジュウゥゥゥゥゥゥゥヨォォォォヨォォォォォォォッ!!」
元太「ウナジュウゥゥゥゥゥゥゥスピィィィィィィィィンッ!!」
元太「ウナジュウゥゥゥゥゥゥゥホォォォォォォォォォォォォォムランッ!!」
光彦「」
47:
灰原「研究所の大半が吹き飛んでしまったわね……」
コナン「そりゃあんだけ必殺技繰り出せばそうなるだろ」
コナン「俺たちが無事なことが不思議なぐらいだよ」
光彦「ははっ……完敗です……」
元太「まだ生きていやがったか!?」
元太「スゥゥゥゥパァァァァァイナズマァァァァ……」
光彦「いや……もうそれはいいですって……」
光彦「今のボクは……無理やり無機化合物で神経ネットワークを仮構築した存在……」
光彦「恒常性もなく……時間経過と共に崩壊する運命ですよ……」
コナン「光彦……」
光彦「どうして……こうなったんでしょうか……」
光彦「ボクはただ……灰原さんのための頑張ろうとしただけなのに……」
光彦「自分がこんなバケモノだなんて知らないまま……一生を終えたかった……」
灰原「円谷君……」
50:
光彦「元太くん……君はボクを倒したんです……」
光彦「これからもずっと……地球を守ってくださいよ……」
元太「ああ光彦、お前との戦闘経験はきっと未来の地球を守る糧になるぜ」
光彦「そしてコナンくん……」サラサラ
光彦「灰原さんのこと……よろしく……」サラサラ
光彦「」
灰原「崩壊したわ」
コナン「あばよ、光彦」
元太「ふぅ、一仕事したらうな重喰いたくなってきたな」
灰原「うな重は心の中にあるんでしょ?」
元太「うな重は俺のエネルギー元だろ、それとこれとは話が別だっての」
コナン「よし、光彦討伐祝いにうな重食いにいくか」
元太「マジかよコナン!!いやっほう!!」
灰原「全く、切り替えが早すぎて円谷君が報われないわよ」
51:
―――こうして、地球全生命の存亡を賭けた熱き戦いに終止符が打たれた。
 宇宙怪獣なる存在によって地球が狙われたこともあったが、
 元太と灰原が開発した後続のウナジューマシンによってその危機は乗り越えることができた。
 歩美は出番がハブられたことで非行に走り、博士の死亡で混乱していた黒の組織を乗っ取り支配。
 その後地球の内側から色々と画策していたがなんやかんやあって今では俺たちの仲間だ。
 光彦によって元太が覚醒していなければ地球は何度滅びていたか分からない。
 ありがとう光彦、君こそ真の勇者だ!
 (完)
53:
おつかれ 今度はエロ期待してる
54:

57:
おつ 面白かった
5

続き・詳細・画像をみる


【動画】 「No!!NO!!!NOOOO!!!」 お風呂に入れられて絶叫する猫

新任駐日大使「日韓関係最悪だから、日本が誠意を見せた後、首脳会談してあげる」

高橋大輔とキスをした橋本聖子のサイトがサーバーダウン偽装開始wwwwwwwwwwwwwwwww

【問題】 この絵には一ヶ所だけ現実にはありえないことが起こっています

ソフトバンク、初の日米共同開発スマホ「AQUOS CRYSTAL」を発表

「結婚なんて嫌だ」「諦めてる」って奴に38の俺がどれだけ大切か教えてやる

妹が泣きながら3DSぶっ壊したんだが…

御坂「あれ、何か落ちてる……何かしらこれ?」ヒョイ 上条の上条「」

【朝日新聞】 昭和天皇の死を「逝去」と記載  「崩御」って言葉を使え

彼女がこの真夏の炎天下ににベレー帽被ってきた

兄嫁がうちの教育方針に口出ししてきてイラつく。お互いの家のルールくらい尊重してほしい

【驚愕】酔った勢いで自分のおし◯こをガチで飲んでみた結果wwwwwww

back 過去ログ 削除依頼&連絡先