海未「穂乃果の髪が…」ことり「なくなっちゃった!?」back

海未「穂乃果の髪が…」ことり「なくなっちゃった!?」


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1:
前回のラブライブ!
花陽『ラブライブをあと1週間に控えた私たち』
花陽『だけどみんなの士気が高まっていく中で、また希ちゃんがよからぬことを!』
希「あ、間違ったかも…」
穂乃果「え…」サラ…
ことり「いやああああああああ! 穂乃果ちゃんの髪がーーー!」
花陽『どうなっちゃうのー?』
3:
穂乃果「あは、は…」
花陽「穂乃果ちゃん…」
海未「緊急会議を開きたいと思います」
ことり「…」
凛「…」
真姫「…」
にこ「…」
絵里「…」
希「テヘッ☆」
海未「テヘッ☆ではありません」
4:
希「いや、うちもわざとやったわけやないんよ?」
海未「当たり前です! そうでなかったら今頃射殺していたところですよ!」
ことり「こればっかりはわざとじゃないからって許されることじゃないよね」
凛「というかどうやったら脱毛剤とシャンプーを間違っちゃうにゃー?」
にこ「希がこんなに強力な脱毛剤を持っていることも問題よ」
希「それはほらあれや、うちって結構濃ゆいし…」
海未「希の毛の処理のことは聞いてません」
真姫「そうよ。いま重要なのは…」
海未「なぜ希が穂乃果のシャワー室に入りこんでいたかということです!」
ことり「そうだよ! 私だって穂乃果ちゃんの髪を洗ってあげてクンカクンカしたかったのに!」
7:
穂乃果「なーまーえをーつけよーうかー『Snow HAGE-tion』…あはは」
花陽「穂乃果ちゃん! 落ちついて!」
真姫「…は?」
海未「ですから! なぜ希は穂乃果のシャワー室に潜り込んだんですか!」
ことり「回答によっては希ちゃんをミンチにして捨てるから」
希「そ、それは…穂乃果ちゃんの成長が気になったから、やけど…」
海未「ギルティ」
ことり「東京湾のおやつになる覚悟はできた?」
希「ひぃっ!?」
絵里「それで自分の気に入ってるシャンプーを使って髪を洗ってあげようとしたらこうなった、と…」
にこ「何から何まで最低ね」
11:
絵里「とにかく、今の問題はラブライブも近いのに穂乃果がああなってしまったことよ」
にこ「実質のリーダーである穂乃果がああなのは痛すぎるわね…」
真姫「精神的にもキツいだろうしウィッグで誤魔化せるかも分かんないし…」
海未「ああなんて可哀相な穂乃果穂乃果穂乃果可愛い穂乃果…。はっ! いっそ私の髪をあげれば…?」
ことり「ズルいよ海未ちゃん! 穂乃果ちゃんには私の髪を植毛するんだから!」
絵里「今日のところはそっとしておいてあげましょう」
希「ホンマ、ごめんなさい…」
凛「…」チラッ
穂乃果「…」
凛「ぷふっ」
12:
穂乃果「…」ツルーン
凛「ぷふ…くく…」
にこ「ちょ、ちょっと…何笑ってんのよ! 不謹慎でしょ…ぶふふっ」
真姫「にこちゃんも笑ってんじゃない! …っ…ふふっ」
海未「あなたたたち…!」
ことり「穂乃果ちゃんが苦しんでるのに笑うなんて酷いよ!」
凛「ご、ごめんなさい! でも…ぷくくっ」
にこ「さすがにあれはひどいっていうか…ぶふっ!」
真姫「ああもうやめて! 私まで笑っちゃうから…! はぁー、はー」
絵里「髪がないってだけでここまでイメージが変わっちゃうのね…。ハゲって恐ろしいわ」
花陽「穂乃果ちゃん…」
13:
雪穂「お姉ちゃん…? お姉ちゃんなの?」
穂乃果「…」
花陽「穂乃果ちゃん、今日はゆっくり休んで?」
海未「穂乃果…本当に辛そうでしたね」
ことり「うん…。よりにもよってハゲになっちゃうなんて」
海未「しばらくはそっとしておいてあげましょう。今はきっと誰とも話せないと思いますから」
ことり「そうだね…」
海未(と、ことりには言っておいて明日の朝から早行動開始ですよ)
海未(傷心状態の今がチャンス。辛い時に一緒にいれば穂乃果の好感度うなぎ上り間違いなしですね!)
15:
次の日
海未「おはようございます! 今日も可愛いですね穂乃k…」バタン
ことり「海未ちゃん!? な、なんでここに…穂乃果ちゃんの部屋に!?」
海未「ことり!? しばらくそっとしておこうと昨日決めたはずじゃ…」
ことり「それはこっちのセリフだよ! なんで海未ちゃんまで…まさか!」
海未(抜け駆け…! ことりも私と同じことを考えていたということですか…!)
ことり(流石は幼馴染…穂乃果ちゃんを狙う最大のライバル! 抜け目ない…!)
海未(ことり…あなたはやはり)
ことり(海未ちゃん…やっぱり海未ちゃんは私にとって)
海未・ことり(最大の、敵…!)
17:
海未「…それで? 肝心の穂乃果はどこにいるんですか?」
ことり「雪穂ちゃんは止めたらしいんだけどもう学校に行ったらしいの」
海未「そうなんですか!? …今日くらい休めばいいのに」
ことり「こんなことになっても学校行くなんて…穂乃果ちゃんらしいよね」
海未「穂乃果…」
海未「ん? しかしそれならなぜ、ことりは穂乃果の部屋にまだいるんですか?」
ことり「え゙? そ、それは…」チラッ
海未「…」
ことり「…」
海未「ことり、カバンにしまった穂乃果のパンツを出しなさい」
ことり「はい…」
18:
海未「まったく…まったくことりは! 穂乃果が大変なときに最低ですね!」スッ
ことり「穂乃果ちゃんのブラをカバンに詰めてる海未ちゃんに言われたくないよ!」
海未「ちょっとことり! それは私が狙っていた穂乃クッションです!」
ことり「海未ちゃんこそゴミ箱漁りなんて手が早いよ!」
海未「恐らく昨日は沢山泣いたんでしょう。穂乃果の体液が染みたティッシュでいっぱいですよ!」
ことり「ぐぬぬ…欲しい!」
海未「あげません!」
ことり「だ、だったら…まだ穂乃果ちゃんの香りが残ってるベッドを占領するもん!」
海未「!? しまった…」
ことり「穂乃果ちゃん穂乃果ちゃん穂乃果ちゃん……ああ…!」
海未「そこを退きなさいことり! 穂乃果と一つになるのは私なんです!」
20:
絵里「にこ、穂乃果の様子はどうだった?」
にこ「最悪ね。ずっと一人で塞ぎこんでて顔すらあげてくれないらしいわよ」
真姫「授業中もそうしてるらしいわね」
希「しかもこんな日に限って海未ちゃんもことりちゃんもおらんってどういうことなん?」
凛「さっきから電話してるけど出てくれないにゃー」
絵里「…」
にこ「まったく、こんな時くらい学校休めばいいじゃない…ばか穂乃果」
花陽「みんなー! 大変なの…助けて!」ガラッ
花陽「穂乃果ちゃんが…!」
21:
「うっわー、あれマジ? スクールアイドルのセンターの子じゃん」
「マジでハゲじゃんハゲ! 家のキモオヤジよりハゲてんだけど」
「なんであんな頭して学校来てんの? 髪がない人って頭おかしいわよね」
「ちょっとあの辺臭わない? それになんか眩しい気がするし」
「音ノ木坂の恥さらしじゃん」
「死ねよ。キモい」
穂乃果「…」
ヒデコ「もうやめて! 穂乃果は見世物じゃないんだからゾロゾロ集まらないで!」
ミカ「っ…!」
フミコ「穂乃果、いったん保健室行こう? ね?」
にこ「な、なによこれ…」
23:
絵里「とりあえずは落ちつかせて来たわ。…予想はしてたけど、ここまで酷いと思わなかった」
にこ「そう、よね…。普通の女子高生から見たらハゲなんてキモい以外の何物でもないわよ」
真姫「私たち自身も昨日笑っちゃったしね…」
凛「あれが穂乃果ちゃんじゃなかったら、凛たちも気持ち悪がってたかもしれないよ…」
希「っ…! ホンマ、ごめん…! うちのせいで」
真姫「希がここで謝ったってどうにもならないわよ! ああ、もう…!」
にこ「もう全校中に穂乃果のことが広まってる。色んな尾ヒレがついて悪い噂でいっぱいになってる」
絵里「『ハゲ』という差別対象をストレスのはけ口としてみんなが使いだした…」
絵里「こうなったらもう止まらないわよ」
凛「どうして、ハゲってだけで苛められないといけないんだろ…」ピリリリリリリ
にこ「ん? 電話…誰よこんな時に」
24:
穂乃果「…」
花陽「穂乃果ちゃん、穂乃果ちゃんは何も悪くないよ。だから気にしないで? ね?」
ヒデコ「そ、そうだよ…。大丈夫だから!」
フミコ「…」
ミカ「…穂乃果、なんでこんななのに今日学校来ちゃったのさ」ボソッ
ヒデコ「!? ミカ…?」
ミカ「だって! こんな反応が来ることくらい予想できたでしょ!? それなのに…」
ミカ「自分から学校来て…あんなに悪口言われて…穂乃果の友達としてあんなの見てられないよ!」
フミコ「ミカ…」
穂乃果「…」
穂乃果「ねえ、花陽ちゃん」
穂乃果「ことりちゃんと、海未ちゃんは?」
26:
穂乃果「ことりちゃんと海未ちゃんと話したい。二人に会えると思ったから学校に来たのに…」
花陽「あ…」
フミコ「穂乃果…やっぱり寂しかったんだ」
ミカ「そうだよ! なんで今日に限ってあの二人来てないの!?」
ヒデコ「ちょっと電話かけてみる」
花陽「あ…えっと…。じ、実は今日は二人は来れなくって…」
穂乃果「え…? どうして?」
花陽「っ…」
ミカ「どうして!? 穂乃果のこと放ったらかして何やってんの!?」
花陽「そ、それが…」
花陽「警察に捕まったって…」
穂乃果「え…!?」
28:
絵里「…なんてことなの」
真姫「もう声も出ないわ。何やってんのよあの二人」
にこ「あいつら学校サボって穂乃果の部屋に侵入するわ下着やら何やら物色してたらしいわよ」
凛「ひどい…ひどすぎるにゃ…」
絵里「昨日の時点であの二人の異常性に気付けなかった私の責任よ…」
希「もう、ラブライブもμ'sも終わりやね…」
ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ!
凛「な、何の音にゃー!?」
真姫「警報!? 火事!? いや…まさか」
『緊急放送。生徒の皆さんはやかに教室に待機し、絶対に屋上へは近付かないようにして下さい』
絵里「まさか…穂乃果!?」
30:
穂乃果「…」
フミコ「ダメだよ穂乃果! 早まらないで!」
ヒデコ「穂乃果ぁああああああ!」
ミカ「ちょっと先生どいて!」
ことり母「あなたたちは教室に戻っていなさい!」
希「これは…!」
にこ「穂乃果ーーーーーーっ!」
穂乃果「花陽ちゃん、今日の授業中ずっと考えてたんだ。新しい曲…」
穂乃果「『No Hair Girl』っていうの。どうかな?」
穂乃果「かーみーはー、無い無い無い! ふきとーばさーれたー!」
穂乃果「あはははははははははははははは!」
花陽「穂乃果ちゃん…もう、やめてよ…!」
32:
穂乃果「昨日鏡を見て思ったんだ」
穂乃果「どうしてハゲは…いいや、私はこんなに醜いんだろうって」
穂乃果「こんな酷いハゲがアイドルなんて笑っちゃうよね」
穂乃果「ハゲはこの世にいない方がいいんだ」
穂乃果「穂乃果みたいなハゲがいるから、ことりちゃんも海未ちゃんもおかしくなっちゃったんだ」
穂乃果「全部全部全部全部ハゲが…私がいけないんだ」
希「あ…」
真姫「やめて…」
凛「うっ…」
穂乃果「だから、さよなら…―――
33:
希「…」
凛「…」
真姫「…」
にこ「…え?」
海未「さよなら? そんなことを言われても穂乃果と別れるつもりはありませんよ」
ことり「そうだよ。だって私たちは穂乃果ちゃんのことが大好きなんだもん」
穂乃果「海未ちゃん? ことりちゃん…? な、なんでここに……それに」
海未・ことり「」ツルーン
穂乃果「どうして髪がなくなってるの!?」
36:
ことり「実は…」
海未「おまわりさんに反省の意志を示すために髪を剃ってきました」
ことり「穂乃果ちゃんのお母さんにも許してもらったから逮捕状が出る前に釈放されたんだよ」
穂乃果「そ、そんな…、だからってハゲにならなくても…二人とも女の子なんだよ!?」
海未「そうですよ。私は女の子ですから…好きな人と一緒でありたいものなんです」
ことり「おそろいだね、私たち」
穂乃果「で、でも…」
海未「ハゲとはいいものですね。頭がスッキリします。心が澄み渡るようです」
ことり「穂乃果ちゃん、髪がなくても可愛いよ」
穂乃果「海未ちゃん、ことりちゃん…!」
37:
絵里「まったく…あなたたちは」
凛「髪がなくても心はあるにゃー!」
にこ「ハゲや抜け毛は罪じゃない。もっと自信を持っていいのよ」
希「ホンマにごめん…。そして、戻って来てくれてありがとうや…!」
ことり母「泣けるわ…」
真姫「ほら、授業始まってんだから教室に戻るわよ」
花陽「穂乃果ちゃん、例え髪がなくっても穂乃果ちゃんは穂乃果ちゃんだよ」
花陽「あの日私に手を差し伸べてくれた、憧れの先輩」
花陽「だから、また一緒に歌おう?」
穂乃果「みんな…うん!」
38:
その後、私たちは理事長やら各方面の色んな人に怒られ平謝りを繰り返しました
当然μ'sは当分の間活動自粛…ラブライブへの出場も辞退しました
けど…
凛「ねえ、これ見て?! ビッグニュース!」
絵里「なにこれ…『ハゲの人権を守る会』からCMオファー!?」
海未「私たちの新曲『No Hair Girls』のPVを見て是非に、ということらしいです」
にこ「今の私たちって中高年の男女から絶大な支持を得てるらしいのよ」
ことり「髪が無くてもアイドルはできる! って全国で勇気を貰ってる人がいるとかなんとか…」
花陽「すごい…!」
穂乃果「やろうよ! 全国のみんなを…髪の毛に悩んで元気のない人たちをハゲますために!」
41:
髪が薄くなったり抜け毛が増えたりして悩んでいませんか?
社会や家庭の目が冷たくなり、笑い物や邪険にされていませんか?
けど自信を持って下さい。ハゲは罪ではないのです


海未「ところで」ソワソワ
ことり「穂乃果ちゃん、あの日の私たちの言葉、覚えてる?」
穂乃果「もちろん覚えてるよ。あの時二人が来てくれて、すっごく嬉しかったんだから」
海未「もう一度分かるように言います! 好きです穂乃果!」
ことり「大好き! 私と付き合って! 穂乃果ちゃん!」
にこ「おっ」
真姫「ほう」
穂乃果「え?」
穂乃果「ごめん。ちょっとハゲの人は無理かなぁ…」
海未・ことり「」
43:
ひっでえオチだぜ

44:
みんな剃って尼’sで
4

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