美希「星に願いを、なの」back

美希「星に願いを、なの」


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1:
「教えてセーンセー 未来はなーにいーろー」
「…」
むー
先生ってば、ミキにお尻向けて泳いでいっちゃったの
真面目に相談してるのにそれはヒドいと思うなぁ、ミキ
ひょっとして、自分で考えろってこと?
先生ってけっこうスパルタなんだね
7:
もうすぐ桜も咲きそうだね
なのにハニーってば、相変わらずミキのこと子供扱いするの
ミキ、もうすぐ高校生なんだよ?
もう子供じゃないんだよ?
早くハニーのモノにしてくれないと、ミキ、すぐにお婆ちゃんになっちゃうの
ミキ、そんなの、や!
11:
「あふぅ…」
何だか眠くなってきちゃった…
もうすぐお日さまも沈みそうだし、帰ろっかな
「美希ー」
今日は焼きおにぎりの気分なの
帰りにコンビニ寄ろっと
「美ー希ー」
あ、春香
13:
「もうすぐ撮影始まるよ?」

そういえば雑誌の写真を撮影しに公園に来てるんだった
ミキ、ホントに帰っちゃうところだったの
「プロデューサーさんが美希を呼んでくるようにって」
…ふーん
自分で来ないで春香に来させたんだ
へー
16:
「ミキ、メンドクサイの」
「あっ!またそうやってグズるんだから」
グズるって赤ちゃんみたいだね
ミキ、こう見えても大人だよ?
まったく、失礼しちゃうの!
20:
「はいはい。早く行かないとプロデューサーさんに叱られちゃうよ?」
またそうやって
「プロデューサーさんプロデューサーさん」
って
ミキ、なんだかご立腹しちゃうの
…ちょっとイジワルしちゃおっと
「ねぇ、春香?」
22:
「どしたの?」
「春香はハニーのどこが好きなの?」
「…え?」
え?
ミキ、言い方間違えちゃった?
えっと、それなら…
「ハニーに何してあげたい?」
これでバッチリなの!
24:
「ななな何よいきなり!わ私は別にそのプロデューサーさんとはあのこれといって特別なそういうのじゃないと思ってるからそんなこと聞かれてもあのその」
春香、ごめんなさいなの
何言ってるのかちっとも分からないの
「春香、慌てすぎなの。それじゃバレバレだよ?」
「みみ美希が変なこと聞くから!私、先にいってるからね!」
「はーいなの」

どんがらがっしゃーん!
…やっぱり
26:
「大丈夫?」
「…うん」
「ケガ、してない?」
「…うん」
ほら、ミキの手に掴まって
ヨイショ、っと
「…ミキのバカ」
…自分でわかってるの、それくらい
28:
「行かなくていいの?」
「…なんか悔しいからここにいる」
「ハニーに叱られちゃうよ?」
「…叱ってほしい。たまには」
ミキと同じこと考えてる
やっぱり、春香も大好きなんだね?
「…うん」
「…さっきはイジワルしてごめんなさいなの」
「…うん。平気」
30:
「ハニーのどこが好き?」
「…わかんないよ。それにわかってても言わない」
それ、なんかズルいの
「じゃあ美希は?プロデューサーさんのどこが好きなの?」
「んー。全部なの!」
「それもズルいよ」
えー
そっかなぁ?
だってホントのことだもん
31:
「ミキはね、ハニーのためなら何だってできると思うな」
「私は…そこまで言い切れないかな。何でもしてあげたいとは思うけどね…」
「じゃあ、ミキの勝ち?」
「勝ち負けじゃないよ、こういうのは」
「だって、誰かがハニーの彼女になったら他の人は負けでしょ?」
そういうことなんじゃないのかなぁ?
33:
先生はどう思う?
「…」
先生、せめてこっちを向いてほしいな
ミキ、さっきから先生のお尻しか見てないの
「私はね」
「え?なぁに、春香?」
34:
「プロデューサーさんが幸せなら、私じゃなくても良いと思う」
「誰かに取られてもいいってこと?」
「良くはないけど…ホントにそうなったらいっぱい泣いちゃうけど…」
けど?
続きが気になるの
「選ぶのはプロデューサーさんだから…だから、私は後悔だけはしないように、いっぱい好きでいようって」
35:
後悔かぁ
ミキ、誰かに取られたときのことなんて考えてなかったなぁ
ううん、ひょっとしたら…
考えないようにしてたのかなぁ?
それに、ハニーを幸せにしてあげたいって思ってばかりで
「何がハニーにとって幸せなのか」
ってことまでは考えてなかったかも…
38:
「ハニーにとっての幸せかぁ…」
「うん…一番大事なのは、それじゃないかな?」
お日さまが沈み始めた西の空は真っ赤に染まってる
その空と同じ色の、春香のリボン
風に揺られてヒラヒラ、ヒラヒラ
なんだか、切なくなってきちゃったの…
もう!
こんなのミキじゃないよ!
40:
「そろそろ行かないと、ホントに叱られちゃうよ?」
「大丈夫なの。ミキ、本番になったらパパパって終わらせちゃうから」
「…ふふ。凄いよね、美希は。何だってできちゃう」
「何だか春香らしくないの、そんな言い方」
「…夕焼け空のせいかなぁ?」
…キレイだね、真っ赤で
春香、泣いちゃダメだよ?
泣いたらメイク落ちちゃうの
41:
「あはは。これくらいじゃ泣かないよ」
「ホントに?」
「…先に行ってるね」
今度は転んじゃダメだよ?
今度転んでも、ミキのせいじゃないからね?
だから転ばないでね?

ホントに転ばなかったの
ミキ、そこは空気読むべきだと思うな
43:
「ハニーの幸せ、かぁ」
ミキは何でもしてあげたいと思うし、何されても良いって思ってる
だけど、そういうのって重いのかなぁ?
ミキ、こういうの初めてだからわかんないの
小鳥とかなら詳しいかな?
うーん…
…ミキ的には、小鳥には聞いちゃダメだと思うなぁ、なんとなく
45:
ハニーがいる方を見てみたの
まだスタッフの人と打ち合わせしてるみたい
お仕事の邪魔になってたりするのかなぁ、ミキ
それはやだなぁ
やっぱり…
まだ子供なのかな…
ねぇ、先生…
「…」
もう!
ミキにお尻向けて寝ちゃってるの!
46:
まだわからなくても良いことはたくさんあると思う
これも、その中の一つなのかなぁ?
春香が言ってたみたいに、いっぱい好きでいればいいのかなぁ?
そしたら…
後悔しない?
ハニーが他の人を選んでも
「いまハニーは幸せだから」
って、そう思えるのかなぁ?
48:
やっぱりまだ分かんないの
分かんないなら…
ミキらしくしてるしかないよね?
うん!
悩むのは、千早さんとか雪歩に任せとけばいいの!
だって、ミキはミキなんだから!
「ね、先生?」
「クェッ!」
アハッ
先生、やっと返事してくれたの!
49:
ハッキリと見えだしたお月さまの横に、寄り添うようなお星さま
一番星みっーけ!
ねぇ、お星さま?
ミキにハニーのこと、幸せにさせてほしいの
ミキ、いっぱい好きでいるから
もしダメだったら…
ハニーだけでも幸せにしてあげて下さい
ミキ、ぜったい後悔しないように、いっぱいいっぱい好きでいるから!
約束だよ?
54:
「美希ー!撮影始めるぞー!」
夕暮れの公園に響いたハニーの声
ミキは、この声を追いかけていくね?
この声の持ち主さんが幸せになれるように、ミキらしく頑張ってみるね?
ミキの真下まで泳いできた先生が、翼をパタパタさせてる
アハッ
先生、ミキのこと誉めてくれてるんだね?ありがとなの、先生
ミキ、泣いちゃいそうだからもう行くね?
もう一度響いた、ミキを呼ぶ声
真っ赤に染まった、いつかの夕暮れ
お し ま い
56:
おちゅ
57:
きれいにまとめたな、おつ
58:
おつん
5

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