笹井芳樹博士が科学界に遺した、偉大な業績まとめback

笹井芳樹博士が科学界に遺した、偉大な業績まとめ


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1. サンティレールの進化論に関する近代的再考
19世紀、フランスの解剖学者であった?tienne Geoffroy Saint‐Hilaire(ジョフロワ・サンティレール)は、昆虫の足と脊椎動物の肋骨、エビの殻と脊椎動物の脊椎骨のように、系統的に離れた種の間にも体の構造に幾何学的な類型が認められることに気づき、そこから、全ての動物の構造は「単一のプラン」から創りだされているとする説を提唱。当時の科学界で大きな論議を呼びます。
これに対し、サンティレールと同時期に活躍していたフランスの解剖学者Georges Cuvier(ジョルジュ・キュビエ)は、全ての動物は脊椎動物、軟体動物、環節動物、放射動物の4つに分けられ、それぞれの分類を超えて生物の組織構造に類似性を見出すことはあり得ないとする主張を展開。当時の学会にキュビエの学説が認められたことで、サンティレールの主張は長らく歴史の陰に埋もれることになります。
それから長い時が流れ、1990年代。DNA解析技術の登場により、骨格構造や化石を基にした形態的解釈に加えて遺伝情報をベースにした生物の系統分類が進み、サンティレールの主張は再び注目を集めるようになってきます。
例えば、昆虫であるショウジョウバエと脊椎動物のマウスとでは、進化の系統的には遠く離れているにも関わらず、胚の状態から成体の形を作り上げていく中で幾つか共通の遺伝子(例えば体の腹側と背側とを決定するSog, Hoxなど)が発現していることが明らかになっています。
1998年、笹井博士はカリフォルニア大学のEdward Michael De Robertis博士とともに、こうした遺伝学的な類似性から両者の共通の先祖にあたる架空の生物「Urbilateria(ウルバイラテリア)」を提唱。このモデル生物を基盤とした進化学的解釈を発表し、科学界に大きな衝撃をもたらします。
Urbilateriaのイメージ図。(引用元)
この理論はUrbilateria仮説と呼ばれ、現在に至るまで学会で高い支持を集めています。1800年代に発表されて以来、歴史の中に埋もれてきた学説を近代的解釈で補完し、一つの進化学的概念を構築した笹井博士の功績は、非常に大きなものと言えるでしょう。
[関連資料]
Geoffroy’s lobster and the animal common ancestor?(Researchblogging.org)
「語る科学」なぜ今、クモなのか?胚発生が描く進化の道すじ?(生命誌ジャーナル 2004年秋号)
A common plan for dorsoventral patterning in Bilateria?(Nature, 1996)
2. 生物の体がサイズによらず同じ形状になる仕組みを解明
人間のみではなく、犬や猫、昆虫に至るまで、すべての生物は個体ごとにサイズが異なっていたとしても成長するに従って種ごとに固有な形状へと収束してゆきます。例えば、身長150cmの人と180cmの人では、体の大きさにこそ違いはあるものの、基本的には同じような姿形をしているということを考えるとイメージがしやすいでしょうか。
こうした体構造を誘導するメカニズムの解明は、20世紀前半、ドイツの科学者Hans Spemann(ハンス・シュペーマン)の研究に遡ります。
彼は、イモリの胚の「原口背唇」と呼ばれる一部の組織を切り出して別の胚に移植すると、二次胚と呼ばれる2つ目の体が生成することを発見(これは高校生物の教科書にも載っている実験)。このことから、原口背唇のような「オーガナイザー」と呼ばれる胚の領域が、生物の発生に重要な役割を果たしていることを明らかにしました。
しかしながら、このオーガイナイザーが細胞をいかにして体組織へと誘導しているのかといったことについては、当時の科学では明らかにすることがかなわず、長年にわたって謎のままでした。
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シュペーマン・オーガナイザーの実験模式図。(引用元)
1994年、笹井博士らはアフリカツノガエルのオタマジャクシを用いた実験により、胚のオーガナイザーから分泌されている「コーディン(Chordin)」というタンパク質を発見、これが生物の初期成長プロセスに重要な役割を果たしていることを明らかにしました。
さらに2013年には、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のグループによって発見されていた「シズルド(Sizzled)」というタンパク質が体内のコーディン濃度勾配をコントロールし、これによって体の全体サイズおよび各器官の大きさが調整されて相似的な形状へ収束していることを突き止めます。
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この業績は、長年謎とされていた生物の発生メカニズムを解き明かしたのみならず、前述したサンティレールの近代的解釈と併せて、生物進化の仕組みを解き明かす上で非常に重要な知見となりました。
[関連資料]
Xenopus chordin: A novel dorsalizing factor activated by organizer-specific homeobox genes?(Cell, 1994)
Regulation of neural induction by the Chd and Bmp-4 antagonistic patterning signals in Xenopus?(Nature, 1995)
Embryonic Dorsal-Ventral Signaling:?Secreted Frizzled-Related Proteins?as Inhibitors of Tolloid Proteinases?(Cell, 2006 ※シズルドの発見を報告したUCLAの論文)
動物の体を相似形にするメカニズムを発見?(2013/6/7 理研プレスリリース)?
Scaling of Dorsal-Ventral Patterning by Embryo Size-Dependent Degradation of Spemann’s Organizer Signals?(Cell, 2013)
3. 幹細胞の細胞死を抑制する培地の開発
近年、幹細胞を用いた再生医療技術の研究が世界中で盛んに行われています。幹細胞から創りだした生体組織を患者に移植する技術が確立できれば、例えば網膜の変性など、投薬や手術による治療が難しい疾患も治療可能になるものと期待されています。
そうした研究を行うためには、まずなんといっても細胞を培養して増やす必要があるのですが、これがなかなか一筋縄ではいかないプロセスになります。特に、ヒトのES細胞やiPS細胞などの幹細胞は、ごく最近まで培養過程で細胞の大半が死滅してしまうことが大きな問題となっていました。
こうした実験的課題を解決したのも、笹井博士らのグループです。2007年、笹井博士を中心とした理研のグループは、細胞内に存在しているRhoキナーゼ(ROCK)と呼ばれる酵素を阻害する物質(ROCK Inhibitor)を培地に配合することで、細胞死を劇的に減少させることを発見。これにより、幹細胞の培養効率を大幅に向上させることに成功します。
さらに2010年には、当初未知であった細胞死の抑制メカニズムについて、?Inhibitorがミオシンと呼ばれる細胞内タンパク質の過剰な活性化を抑制することで細胞死を抑制していることを見出します。
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ES細胞の死滅を防ぐ目的で開発されたこのROCK Inhibitor配合培地は、その後、iPS細胞研究でも極めて重要な役割を果たすことになりました。この成果がなければ、幹細胞研究は今日あるほどに発展していなかっただろうと考えられます。
[関連資料]
ヒトES細胞とiPS細胞の培養を困難にする細胞死の原因を解明?(2010/8/7 理研プレスリリース)
A ROCK inhibitor permits survival of dissociated human embryonic stem cells.?(Nature Biotechnology, 2007)
Molecular pathway and cell state responsible for dissociation-induced apoptosis in human pluripotent stem cells.?(Cell Stem Cell, 2010)
4. ES細胞から立体的な網膜組織の誘導に成功
1990年代中頃から2000年にかけて、生命科学分野では革新的な研究成果が相次いで発表されました。
1996年には英ロスリン研究所のIan Wilmut博士らによって世界初のクローン羊ドリーが誕生し、1998年には理研CDBに所属していた若山照彦博士(現・山梨大学)がマウスの体細胞クローンの作製に成功。幹細胞の分野でも、1998年に米ウィスコンシン大学のJames Thomson教授らによって世界で初めてヒトES細胞が樹立されたことで、この多能性幹細胞をターゲットにした研究が世界中で一気に加熱します。
同年、京都大学再生医科学研究所に教授として着任した笹井博士もまた、自己組織化現象を利用して幹細胞から様々な組織細胞を誘導する研究に精力的に取り組み始めます。
およそ10年間にわたる研究の末、笹井博士らはES細胞に関する先駆的な研究成果を多数発表しました。その中でも特筆すべき研究の一つが、独自に開発した自己組織化技術と培養法を用いることで、マウスの発生過程において現れる「眼杯」と呼ばれる立体的な網膜(の前駆)組織を人工的に創り出したことです。
これは、生体内にもともと存在している網膜組織と同等の高度な構造を、幹細胞から人工的に創りだすことが可能であることを示した画期的な成果となりました。
この時の研究によって得られた知見は、現在、理研CDBの高橋政代氏らによって進められているiPS細胞を用いた網膜再生治療の研究にも生かされています。
[関連資料]
ES細胞から人工網膜組織の3次元形成に世界で初めて成功?(2011/4/7 理研プレスリリース)
Self-organizing optic-cup morphogenesis in three-dimensional culture?(Nature, 2011)
Stem cells make ‘retina in a dish’?(Nature News, 2011)
5. ES細胞から脳組織への選択分化に成功
網膜組織の研究と並行して、笹井博士らは脳組織を人工的に創出する研究も進めていました。
2005年から2011年のおよそ6年の間に、理研CDBのグループはES細胞から効率的に脳細胞へと分化させる技術(SDIA, SFEB,SFEBq)を次々に開発し、これらを用いることでES細胞から大脳・脳幹・視床下部・下垂体などの組織を人工的に作製することに成功。さらに、これらの組織から各種のホルモンを分泌させることにも成功します。
2014/8/7 15:13 追記 by くまむん
No Name 2014年8月7日 15:01 No.1094376
5の業績ですけど、原点は2000年に遡ると思います。ドーパミン産生ニューロンを高効率に作成したというのは、パーキンソン病の治療の可能性をもたらしました。そもそも、何かの細胞を高効率に分化させるという学問の概念を与えたのは笹井さんをはじめとした先駆者の功績だと思います。それまでは、細胞を分化させることができても、効率はあまり問題視されなかったように思います。でも効率が悪いと実用的ではないのですよ。
Induction of Midbrain Dopaminergic Neurons from ES Cells by Stromal Cell?Derived Inducing Activity (Neuron, 2000)
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これらの成果により、理研CDBは幹細胞の世界的な研究拠点として、その名を広く知られるに至ります。
[関連資料]
マウスES細胞から大脳前駆細胞の分化誘導に成功?(2005/2/7 理研プレスリリース)
Directed differentiation of telencephalic precursors from embryonic stem cells?(Nature Neuroscience, 2005)
ES 細胞から視床下部ニューロン分化誘導とホルモン産生に成功?(2008/8/5 理研プレスリリース, PDF版のみ)
Minimization of exogenous signals in ES cell culture induces rostral hypothalamic differentiation?(PNAS, 2008)
ES細胞から層構造を持った大脳皮質組織の分化誘導に成功 (2008/11/6 理研プレスリリース, PDF版のみ)
Self-Organized Formation of Polarized Cortical Tissues from ESCs and Its Active Manipulation by Extrinsic Signals (Cell Stem Cell, 2008)
ES細胞から機能的な下垂体の3次元器官形成に世界で初めて成功?(2011/11/10 理研プレスリリース)
Self-formation of functional adenohypophysis in three-dimensional culture?(Nature, 2011)
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著者
くまむん
企業の研究所で家電関連技術の研究開発に携わっておりましたが、2013年4月をもって退職し、当サイトの専属となりました。Techinityはソース明示のポイントを抑えた解説を、Cul-Onはちょっとした小ネタ紹介的な内容にしていければと思っております。
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51 件のコメント
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1.
No-Name 2014年8月7日 14:20 No.1094261 返信
こういうのを知れば知るほど、何故小保方STAPに関わってしまったのか、ますます分からなくなる。
高評価: 48
2.
No-Name 2014年8月7日 14:35 No.1094289 返信
書こうと思ってた事が書いてあった
1
3.
No-Name 2014年8月7日 15:15 No.1094411 返信
焦ってたんだよ。
1
4.
No-Name 2014年8月8日 06:06 No.1097123 返信
研究者には研究だけさせておけってことだ
2
5.
No Name 2014年8月7日 14:22 No.1094264 返信
科学者としてはとても優秀な人だったのですね。
ただ、残念ながら女を見る目が無かった、と。。
高評価: 29
6.
No-Name 2014年8月7日 16:40 No.1094622 返信
年上キラーだという話だが、まさか文字通りだったとはな。
2
7.
No Name 2014年8月7日 14:30 No.1094276 返信
小保方はなんの功績もないのに責任取らずのうのうとまだ給料もらってるんだろ。
はぁ、この期に及んでまだ、ありまぁすっていってんだろうなぁ
21
8.
No Name 2014年8月7日 14:43 No.1094310 返信
倫理的な問題が無いiPSにより再生医療の最前線から引き摺り下ろされて、怨みみたいな感情を山中教授に抱いてたのかな。
だって超有能な研究者がSTAPに飛びついたのは明らかに変だよね。発表してすぐ不正が疑われる論文なのに。
独立行政法人化で国から金を貰うのが難しくなってからウケのいい論文を捏造してまで金を獲得するのが今の日本の研究者に蔓延してるらしいけど(特にバイオ系)、でも笹井教授は金集めでも優秀な人だったらしい。
STAP問題って不思議なところ多すぎるよね。小保方博士は何故にあんな出世したの?とか理系にとってコピペは普通と主張する人が多いけど本当なの?とか
4
9.
No Name 2014年8月7日 14:54 No.1094360 返信
ES細胞でこれだけ華々しい業績を上げたところにいきなりiPSが来たからなあ。
彼自身は、STAPの存在をきっと最期まで信じていたんじゃないかと思う。
8
10.
No-Name 2014年8月7日 14:43 No.1094311 返信
彼は小保方氏にがんばって欲しいと言っています。未だあの女がとか言っているような人達が、憶測や偏見でこういった方を追い詰めて行ったと言うことに気がついていない。
21
11.
No Name 2014年8月7日 14:50 No.1094350 返信
気がつくも何も自業自得だろ
7
12.
No Name 2014年8月7日 14:54 No.1094358 返信
世界3大不正の一つの論文の筆頭著者であった.
というのが抜けている.
むしろ偉大な業績を残した研究者が関わっていたからこそ、STAP問題はここまでの大事になってしまったといえる.
11
13.
No Name 2014年8月7日 16:52 No.1094650 返信
言わんとしてることには同意しますし、笹井博士の責任は重大だと思います。
が、問題になってる論文の筆頭著者は小保方博士ですよ。
高評価: 23
14.
No Name 2014年8月7日 14:56 No.1094363 返信
サイエンスには虚像にしか言えない事象もありますし、
笹井氏も「STAPというものがないと説明ができない」というお話を
されていました。
STAPにしても興味なり科学者の嗅覚なりで研究対象として、
日々研究されていたんだと思います。
最終的には完全な勘違いだったり、ベクトルが違ったりということも
多々ありつつ、ほんの一部の成果・成功例を享受してもらっている側なのですから、
素人視線で語らない方がよいと思いますよ。
9
15.
No Name 2014年8月8日 08:10 No.1097242 返信
STAPの瑕疵にうすうす気付いていながら
その瑕疵をうまく隠すようなツギハギ論文を作り上げ
疑惑噴出後も「魅力的な仮説に戻った」と捏造を認めずに
都合の悪いところは若山に責任転嫁して
問題解明に協力しないどころか
若山のマウス解析結果を無意味と切り捨て
最後まで小保方をかばって自殺で逃げる
どう考えてもSTAP問題に関してはクズです。
生きて全容解明に協力する事こそが責任のとり方です。
2
16.
No Name 2014年8月7日 15:01 No.1094376 返信
すばらしいまとめありがとうございます。
5の業績ですけど、原点は2000年に遡ると思います。ドーパミン賛成ニューロンを高効率に作成したというのは、パーキンソン病の治療の可能性をもたらしました。そもそも、何かの細胞を高効率に分化させるという学問の概念を与えたのは笹井さんをはじめとした先駆者の功績だと思います。それまでは、細胞を分化させることができても、効率はあまり問題視されなかったように思います。でも効率が悪いと実用的ではないのですよ。
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0896627300000830
7
17.
くまむん 2014年8月7日 15:16 No.1094415 返信
貴重な補足情報、まことにありがとうございます。記事本文にコメントを追加させていただきました。
1
18.
No Name 2014年8月7日 16:56 No.1094662 返信
同意です。私が笹井さんの仕事を初めて知ったのはこの論文です。4パラで固定したPA6でも分化誘導できる実験に大変驚愕し、そのピカイチのセンスに羨ましいく思いました。ご冥福お祈り申し上げます。
7
19.
No Name 2014年8月7日 15:02 No.1094377 返信
主張したいのだけど、笹井教授に対する報道は決して行き過ぎたものでは無かったと思う。眉をしかめるような事されたのは上原賞の授賞式で取り囲まれたくらいだよね。この件で批判した側を責めるのは辞めた方がいい。
それとも表に出ない強引な取材があったのか?それはまだ分からないけど表に出た報道は適切なものだったはず。
11
20.
No Name 2014年8月7日 15:07 No.1094389 返信
>この件で批判した側を責めるのは辞めた方が
それは同意。不正の追求と過去の業績とはトレードオフではないはず。
(別に記事内容がどうとか言うわけではない)
10
21.
No Name 2014年8月7日 15:11 No.1094400 返信
普通の研究者が10や20の功績を残したとすれば
笹井博士の功績は200や300にもなるだろう
今回の件がマイナスだったとして、その評価が失われる事はない
そもそも加算減算の問題ではないしね
バカなワイドショーとそれに釣られるバカな日本人
こんなんだから日本が衰退していくんだ
25
22.
No-Name 2014年8月7日 15:19 No.1094425 返信
そうやって嘆くだけで満足してるから、衰退するんだよ。
8
23.
No-Name 2014年8月7日 16:45 No.1094630 返信
彼は人知れず必殺仕置人として世のために暗躍していたのを人々は知らなかった。
2
24.
No-Name 2014年8月7日 15:39 No.1094465 返信
バッシングだけでなく、生前こういうことをもっと日本メディアが取り上げていれば、死なずにすんだかもしれないのにね。残念。
16
25.
No Name 2014年8月7日 16:18 No.1094572 返信
書きたいことばかりを書くからななぁ、マスメディアは
そして多くの人はそれを鵜呑みにしてしまう
13
26.
No Name 2014年8月8日 09:50 No.1097326 返信
メディアの方々に言わせると「人々が知りたいであろうこと」らしいよ
鶏卵なんだからどっちもどっちでしょう。
0
27.
No Name 2014年8月7日 15:44 No.1094482 返信
功績があったのは確かだけど
大きな不正に関わったのも確かなんだし
不正が明らかになった時点で第一線で科学者として働く事は不可能だった
報道だってかなり手ぬるい物だったしね
国や理研はばかげてる検証実験をしようとしたりして
全力で問題解決を引き延ばして風化させようとしてた
自殺は結局肥大化したプライドに科学者としては死んだ事が耐えられなかったことが原因でしょう
6
28.
No-Name 2014年8月7日 16:39 No.1094618 返信
死に追い込んだ感はあるよなー
あんなに取り上げなくても検証でハッキリ決着つくんだから、見守っとけよ
9
29.
No Name 2014年8月7日 16:42 No.1094623 返信
鬼女が家監視して家族に嫌がらせもしてたし仕方ないね
2
30.
No Name 2014年8月7日 17:07 No.1094716 返信
こういう研究は国益でしょう。笹井先生が研究員の就職先うんぬんって先生に何をさせていたのか?ブレーンの人達はスタップと関係ない。貴重な研究体制を四散させるなんて。事ここに至っては国が先導できないもの??素人が察しても惜しむに余りある。
3
31.
No Name 2014年8月7日 17:18 No.1094739 返信
論文公表する前にチェック怠らなければこういう事にならなかった。
追い込む原因は自分自身にもあったはずだろ。
4
32.
No Name 2014年8月7日 17:29 No.1094768 返信
マスコミがころしたようなもんだ
小保方の監督責任と言う点では批判されるべきだろうが、ゴシップ的に叩く必要などなかった
6
33.
No Name 2014年8月7日 17:31 No.1094771 返信
小保方さんを攻撃する単細胞が居るようだが、笹井さんに失礼になる事が分からないの?他人を攻撃する資格が有るかどうかじっくり考えろ。
4
34.
No Name 2014年8月8日 05:31 No.1097090 返信
不正な論文で税金からなる予算を無駄遣いしていたという観念から
納税者であれば非難する資格はある。
それを単細胞扱いするあなたにこそ、他者を攻撃する資格があるのか
省みてはいかがですか?
0
35.
No Name 2014年8月8日 08:38 No.1097271 返信
いくらなんでもこの記事のコメントとしては場違いすぎると思いますが。
3
36.
No Name 2014年8月7日 17:56 No.1094838 返信
行きすぎたものじゃなかったって上の方でいうけど、そもそもこんな専門領域の問題の可否なんて本来国民的関心事ではないわな。ジャッジはしかるべき機関がしかるべき工程にのっとってすればいいだけの話であって、世論に訴える必要があったのか疑問。iPS細胞のあとだったこともあって、極端に誇大な功績として祭りあげたから勝手に国民的関心事ということになったわけで。
不正をしていいとは思わないし、著名な研究者が自殺したから幕を引いてあげましょうみたいなことには当然ならないけど、かといってSTAP細胞がらみの報道が本当に必要なことを必要なようにやっていたのかっていうとそうはおもえんわ。
5
37.
No Name 2014年8月7日 18:20 No.1094914 返信
研究成果、人事マネージメント、会議取りまとめ、国家プロジェクト先導など、
これだけのことができる方がどこにいるかと本当に思います。
不正論文の件もチーム分担したうえで提供された試料・資料・画像が
間違っているなど、到底笹井氏だけの責任とは思えないのに、
ゴシップ含め卑猥に報道し、それに興味を示す人には愕然とします。
ご冥福を祈りするとともに氏の無念さを考えると無念でなりません。
11
38.
No Name 2014年8月7日 19:22 No.1095150 返信
STAP細胞がらみの報道は全然必要な事をやってないでしょう
しかるべき機関がしかるべき工程に全くのっとらずに滅茶苦茶やってるのが現状ですから
それも国主導で
本来ならボコボコに批判されて然るべき状態です
2
39.
No Name 2014年8月7日 19:15 No.1095121 返信
ほんと、笹井さんのような偉大な学者が、小保方なんぞに人生を狂わされて残念でならない。
小保方は博士持ちの研究ユニットリーダーという、大学の学部生・院生とは異なる一人前の研究者扱いだったろうし、笹井さんは出されたデータなどは素直に信じていたのだろう。
iPSの山中さんに急に出し抜かれたことで対抗意識もあっただろうし、飛びついてしまったのかもしれない。
論文には関わったが自分の研究ではないので自分で実験することもなく小保方から出されたものをそのまま信じ、それを元に論文の再構成をしていった・・・。その時までは本当にSTAPを信じていたんだと思う。
ただ、ある程度ことが進んで疑義が噴出した段階で、STAPは虚構であることは自身がよく分かっていたのではないだろうか。若山さんのように。
何故そこで若山さんのように事実上の敗北宣言ができなかったのか。やはりプライドなのか、それとも小保方との「不適切な関係」があったからなのか・・・。
本当に残念だ。
16
40.
No-Name 2014年8月7日 20:26 No.1095430 返信
わたしは科学者ではなく、科学的議論はできません。本論から外れることを申し訳ないと思いますが、今回の笹井さんの死で一番の驚きは人間の精神の脆弱性です。
研究のみの科学者でなく、皆様が投稿されているように、これだけのことができる、常に自信に満ち溢れたようにお見かけする笹井さんが、なぜ自ら人生の終止符を打たれたのかが理解できません。
一般論、組織論からすれば笹井さんにも大きな非があることは間違いないことですが、少なくとも現代日本においては自らの命を差し出す必要はないことは誰でも理解する内容と思います。
その判断ができないまでに、簡単に精神を患うことがあるのだとすれば、人間の脆弱さはあまりにも虚しいと感じます。
あるいは、科学者の特殊な精神性の部分があるのでしょうか。だとすれば、それも不幸なこととも思います。
笹井さんぬ死は悲し過ぎますね。
4
41.
No Name 2014年8月7日 20:48 No.1095528 返信
>事実、彼の早すぎる死を悼む声が、日本国内のみならず世界中から寄せられています。
誰もがアメリカ語を熟知しているわけじゃないので、和訳してくれないでしょうか。
どんなことを発言しているのか気になるわ、くまもん。
1
42.
くまむん 2014年8月7日 21:20 No.1095664 返信
お世話になっております。少し意訳的ですが、簡単な和訳をつけましたのでご確認ください。
3
43.
No Name 2014年8月7日 21:29 No.1095685 返信
「STAP細胞はありまぁす!」とか言って先延ばしにしないで「今から証明しまぁす!」とでも言ってさっさと検証実験を始めればよかったのに。
0
44.
No Name 2014年8月7日 22:30 No.1095934 返信
この期に及んで死ぬまで小保方さんを信じていたなんて、お人好しにも程がある。
STAP細胞の存在が証明できないことは色々な研究者が指摘してるし、研究ノートのずさんさやマウス購入記録の不存在からも、悪質な捏造であることは明らか。
彼女は、よく考えて、正直に謝罪するべき。
あと、笹井さんも気の毒だけど、色々酷いゴシップを書かれた上に、小保方さんを最後までかばった遺書まで残されて、死なれた家族はもっとかわいそう。
6
45.
No Name 2014年8月8日 02:45 No.1096820 返信
100人の命を救ったからといって1人を殺してもいいわけではない
STAP絡みの不正は1人の命どころではないだろうし
一線で活躍することができなくなったとしても、研究者としては一流だったと思うし何らかの形で才能を生かせる場はあったろうけど、ご本人はそんな境遇にたえられなかったんだろうな
ただただご冥福をお祈りいたします
1
46.
No Name 2014年8月8日 03:40 No.1096934 返信
ここまで頭の良い人が
たった一人の詐欺師に騙されて追い詰められた現実がかなc
5
47.
No Name 2014年8月8日 07:30 No.1097210 返信
上の業績も捏造半分だろう。
0
48.
No Name 2014年8月8日 10:04 No.1097346 返信
何かいいことあったのかい?
それとも氏の論文すべて読んだうえでの結論なら君は本当の天才だね。
君の論文も読んでみたいな、教えてよ。
3
49.
No-Name 2014年8月8日 10:30 No.1097383 返信
偉大な科学者がこんなことになり、本当に残念です。内容は到底私には理解不能ですが、様々な業績を残され、また、世界でも有数な研究所CDBを作った方だったんですね。
こんな状況をつくり、理研上層部は何を守りたかったのでしょう?理研は彼と同時に、ぽっかりと大きなものを失ってしまった気がします。
笹井博士が科学者として遺された、数々の業績を心から讃えたいと思います。
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No-Name 2014年8月8日 11:01 No.1097424 返信
今回の事件に関わっていなかったら今後どんなに素晴らしい研究をされていたことか…。
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