あずさ「……見て…私…水虫になっちゃった…」美希「おおえぇっ」back

あずさ「……見て…私…水虫になっちゃった…」美希「おおえぇっ」


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1:
美希「くっさ…くっさくっさくっっさ?いの」
あずさ「ごめんなさい…ごめんなさい」
美希「おえぇ」ゲロ
5:
P「美希!どうした?大丈夫か…?」
美希「ハニー…おえっ」
あずさ「わたしが原因なんです…わたしが」
美希「この水虫ばばぁ!不潔!病原菌!」
P「なにがどうしたんだいったい…(なんか部屋臭いな…)」
8:
あずさ「最近忙しくて…足に汗かくことが多くて…」
あずさ「それが原因で私…水虫に…」
P「あずさ……」
P「アイドルが水虫なんて……終わりだ…」
あずさ「えっ?…」
14:
美希「アイドルが自分のケアも管理出来ないなんて失格だよ!」
美希「あ?…美希にうつったらどうしよぉ?」
P「あずさ…嘘だろ?…何かの間違いだよな?」
あずさ「いいえ…本当なんです…見てください」ツーン
P「うっ……皮が剥けてる……あずさ…」
26:
P「…ちょっと待てよ?」
美希「何なの、早くこの水虫おばさんを追い出してほしいの」
P「水虫のアイドルなんて、聞いたことないよな…」
美希「当たり前なの!」
P「普通のアイドルではなかなか売れない時代だ、聞いたことないコンセプトで勝負するのも…」
美希「えっ…」
P「社長に相談してみよう。あずささん、一緒に来てください」
29:
社長「…ふむ、話はわかった」
P「かなりのバクチになるとは思いますが、どうでしょう」
社長「あずさ君、きみはどう思う?」
あずさ「どう、と言うのは…」
社長「羞恥心を捨て、水虫系アイドルとして頑張る覚悟はあるかね?」
あずさ「…二十歳を超えて、トップアイドルを目指しているんです。羞恥心なんてとっくに捨ててきました」
P「あずささん!」
あずさ「プロデューサーさん、私、水虫系アイドルとして頑張ります!」
33:
社長「では早、営業に出よう。水虫薬のCMを取れるように…」
バンッ
P「何を馬鹿なことを言っているんですか、社長!」
社長「えっ?」
P「水虫を売りにするアイドルが、水虫を治してどうするんですか!」
社長「では、どうするんだね?」
P「あずささんには、もっともっと水虫を悪化させてもらいます」
あずさ「えっ?」
37:
P「水虫菌を繁殖させて、足の裏全体の皮がめくれるくらい症状を進行させてください」
P「そしたら雑誌のグラビアを取ってきて、袋とじを開くと実物大の足の裏がどーん!」
P「煽り文句は『私のくさ?い足の裏、舐めてくれますか?』『こんな足で、顔を踏まれたいんでしょ?』」
P「表紙は普通の水着にして、おっぱい大きいな?なんて言って手に取った読者たちを、ギャップ萌えの境地へと誘う…」
P「あずささんのファンは、隠れMが多いという分析結果も出ている。これは、いけるぞ!」
あずさ「…」
40:
社長「そ、それは随分と前衛的な手法だね…」
P「今の時代、これくらいやらなきゃダメなんです!」
社長「確かに、他のプロダクションと同じことをしても勝てないのは事実だが…」
P「お願いします、何としても三浦あずさをトップアイドルにしたいんです!」
あずさ(そんなに、私のことを想って…)
社長「いや、しかし、なぁ…」
あずさ「私からもお願いします」
P「あずささん!」
社長「まぁ、本人がそう言うなら…」
P「ありがとうございます!」
42:
あずさ「それでプロデューサーさん、私はどうすれば…」
P「とりあえず、これから毎日同じブーツを履いてください。革製のものがいいでしょう」
あずさ「じゃあ、今日履いてきたこのブーツで…」
P「待てよ、それだけだと水虫の進行が遅いな。もっと菌に栄養を与えて、培養を促進しないと」
あずさ「栄養、ですか…」
P「何か、糖質の多いものをブーツの中に入れるとか…」
美希「…まったく、やってられないの。おにぎりでも食べるの」
P「ひらめいた」
44:
美希「いただきま…」
ヒョイ
P「美希、ちょっと借りるぞ」
美希「ああっ、私のおにぎり!」
P「後で返すから、おとなしく待っててくれ」
あずさ「おにぎりを、どうするんですか?」
P「踏んでください、裸足で」
あずさ「えっ?」
P「いいから、言った通りにやってみてください」
あずさ「は、はい!」
グチャ
45:
美希「なんてことするの!」
P「もう、いいですよ。足を離してください」
あずさ「ごはん粒が、足の裏に…」
P「その粒を付けたまま、ブーツを履き直しましょう」
あずさ「な、なんだか変な感触が…」
P「我慢してください、水虫菌のため、ひいてはあずささん自身のためです」
あずさ「は、はい…」
P「そうそう、美希。おにぎりを返すぞ、ありがとうな」
美希「そんなもの、食べられる訳ないの!」
47:
三ヶ月後
P「どうですか、足の具合は?」
あずさ「こんな感じです…」
デローン
P「うおっ…」
あずさ「…///」
P「素晴らしいです、あずささん。鼻を突き刺す臭い、皮のめくれ方、最高ですよ!」
あずさ「あ、ありがとう、ございます…」
P「ちょうど雑誌グラビアの仕事も取れたところです。一気に天下を取りにいきましょう!」
あずさ「はい、プロデューサーさん!」
50:
P「という訳で、今日は撮影よろしくお願いします」
カメラマン「俺もこの仕事かなり長いけど、こんなに気が乗らない仕事は初めてだよ…」
あずさ「申し訳ありません…」
カメラマン「あっ、でもこのおっぱいは良いおっぱいだねぇ」
あずさ「ふふっ、ありがとうございます」
P「ではまず、袋とじの中身から撮影をお願いします」
あずさ「ブーツ、脱ぎますね」
カメラマン「おっ、靴を脱ぐだけなのに仕草が色っぽいねぇ」
カシャカシャ
カメラマン「…あれ?」
カシャ…
カメラマン「なんか、意識が…」
ドサッ
あずさ「あらあら、大丈夫ですか、臭かったですか?」
P「あずささんがブーツを脱いだだけで、この威力とは…」
56:
あずさ「撮影、続けられそうですか?」
カメラマン「お、俺にも、プロとしての意地がある。引き受けた仕事は、最後までやり切るぜ…」
P「流石です、では目玉となる実物大の足の裏を…」
カメラマン「ま、任せてくれ。さあ、足の裏をこっちに向けて…」
あずさ「はい、どうぞ」
ズイッ
カメラマン「エンッ」
あずさ「また、気を失ってしまったわ…」
59:
P「そんなこんなで、結局3回ほどカメラマンを交代するアクシデントもありましたが」
バサッ
P「あずささんが表紙、巻頭、袋とじを飾る男性向け雑誌が発売されました」
小鳥「おめでとうございます!」
社長「いやいや、大変なご苦労だったね。あずさ君も、よく頑張ってくれた」
あずさ「いえいえ、すべてプロデューサーさんのおかげです」
小鳥「765プロのアイドルが大手雑誌でここまで大々的に扱われるのは、初めての快挙ですね」
P「向こうの編集部も、これはギャンブルだって言ってましたけどね」
社長「読者の反応が気になるところだな…」
63:
小鳥「雑誌発売直後から、2chでは話題騒然みたいですよ」
P「どんな感想が多いですか?」
小鳥「気持ち悪い、という意見も多いですが、一部からは『こういうアイドルを待っていた!』という熱烈な歓迎を受けていますね」
P「賛否両論という訳ですね。予想通りといったところです」
あずさ「気持ち悪い、ですか…」
P「あずささん、あまり気にしないでください。2chの誹謗中傷は、有名税みたいなものですから」
あずさ「えぇ…」
P「それに、少なくとも一部のファンからは熱狂的なラブコールが来ているんです。彼らのために、もっともっと頑張りましょう」
あずさ「は、はい!」
68:
P「さて、あずささんは帰ったか」
小鳥「色々な声が出てくる時期ですから、あまりショックを受けないといいんですけど…」
P「そこで、小鳥さんの出番です」
小鳥「えっ、私?」
P「賛否両論が分かれている時はチャンスなんです。話題にすら上らず、スルーされてしまうのが、一番怖い」
小鳥「それは何となくわかりますが、私に何ができるんでしょうか?」
P「ステルスマーケティング、通称ステマですよ」
小鳥「はっ?」
73:
P「2chでもmixiでもtwitterでも構いません。アカウントを大量につくって、書き込みまくってください」
小鳥「つまり、自作自演であずささんの話題を盛り上げる、と」
P「ステマの対象はあずささんではありません、水虫です」
小鳥「はっ?」
P「同時期につくられた複数のアカウントが、特定のアイドルを何度も話題にしていたら、あまりにもバレバレです」
小鳥「確かに…」
P「そうじゃなくて『水虫って意外といい匂い』『水虫は恥ずかしいことじゃない』『水虫の足に踏まれたい』という意見を書くんですよ」
小鳥「な、なるほど…」
P「水虫に対する評価が上がれば、自動的にあずささんに注目が集まります。水虫を売りにしたアイドルなんて、他にいませんからね」
83:
三ヶ月後
小鳥「プロデューサーさん、見てください!」
P「えーと、これは?」
小鳥「2chで一番書き込みの多い『びっぷ』という板のスレッド一覧です」
み→ず→む→し完成で水虫画像うp(548)
妹「私もついに水虫になった!」(82)
アイつも水虫になりマス(112)
16歳♀水虫だけど質問ある?(57)
水虫の女に顔を踏まれた話をする(203)
P「これは…!」
小鳥「頑張った甲斐あって、いまや空前の水虫ブームです!」
87:
P「という事は、あずささんの人気も…」
小鳥「もちろん急上昇中です、グラビア撮影の依頼がどんどん来ています!」
P「…そろそろ、次の一手を打つタイミングかもしれませんね」
小鳥「次の一手、と言うと?」
P「AKB商法です」
小鳥「えーと、CDを買うと握手券が付いてくるっていう?」
P「はい、それをさらに進化させます。1枚買えば握手できる、10枚買えば足で踏んでもらえる、100枚買えば足を舐められる」
小鳥「な、なんという…」
92:
社長「…という企画が出ているんだが、あずさ君、引き受けてくれるかね?」
あずさ「…」
社長「精神的にも肉体的にも、かなりキツい仕事になると思う。私としても、無理強いをするつもりはない」
あずさ「…プロデューサーさんが、この企画をつくってくれたんですよね」
社長「あぁ、すべて彼のアイデアだ」
あずさ「それならば私は、どんな仕事でも、やってみせます」
社長「…そうか、わかった。ではまず、ソロCD発売の準備をしなけれね」
あずさ「はい、頑張ります!」
98:
小鳥「あずささんのソロCD『水虫かき氷』、売り上げが発表されましたよ!」
P「ど、どうでした…?」
あずさ「ドキドキします…」
小鳥「なんとなんと、ミリオン達成です!」
P「うおおお、やった!」
あずさ「ミリオン、なんて、信じられません…」
小鳥「やっぱり踏み踏み舐め舐めイベントの効果が絶大だったみたいですね」
P「あずささん、この調子で踏み踏み舐め舐めイベントも頑張りましょうね!」
あずさ「は、はい…」
103:
P「どうかしましたか、あまり嬉しくなさそうですが」
あずさ「いえ、その、イベントの名前が少し気になるのと…」
小鳥「確かに、『踏み踏み舐め舐めイベント』って酷いセンスですよね」
P「俺にネーミングセンスが無いことはわかってるよ…」
あずさ「それもあるんですけど、そんなに多くのファンの方に集まって頂いて、私ひとりで対応するのかと思うと…」
小鳥「確かにミリオンってことは、全員が100枚買っていたとしても1万人…」
あずさ「とても大変そうです…」
106:
P「その点も一応、考えてある」
P「仮にファンの数を1万人として、それを1日で捌くなんて、どう考えたって現実的に不可能だ」
P「そこで、イベントは5日間に分けて行う。それも平日、月?金曜の昼間に。これであずささんの負担はぐっと減るはずだ」
P「1日に相手をするファンの数は2千人。ひとり10秒と決めれば、毎日6時間で足りる計算だ」
P「まあ、平日開催にすることで来場できなくなるファンもいるだろうから、実際にはもう少し余裕があるだろう」
小鳥「この人は本当、無駄に仕事ができるなあ…」
108:
イベント初日
P「来場者数は1800人。ほぼ予想通りだな」
あずさ「なんだか緊張します…」
P「あずささんは、どんなことがあっても笑顔を絶やさずに頑張ってください」
あずさ「わ、わかりました!」
P「で、律子はファンの方が舐めた足をウエットティッシュで拭く担当だ。よろしくな」
律子「なんで私がこんなことを…」
P「他のアイドルに頼む訳にもいかないからな」
律子「小鳥さんにお願いしてくださいよ」
P「最初はそのつもりだったんだが、一日中腰を屈める作業はそろそろキツい、と言われてしまってな」
律子「年齢的なものなら、仕方ないですね…」
117:
P「そろそろ始まるぞ、準備してくれ」
ドドドドド
律子「…うわ、来た」
あずさ「皆さん、今日はイベントに来て頂いて、ありがとうございます!」
ニコッ
ファン「うおおおおおおお!!」
ムンムン
律子「…地獄だわ」
122:
ファン1「あ、あ、あずさちゃん!」
あずさ「うふふ、応援ありがとうございます」
律子「はーい、では四つん這いになってくださいねー」
ファン1「ふう、ふう、ふう」
あずさ「では、失礼します」
ツーン
ファン1「おうふっ!」
あずさ「あら、せっかく来て頂いたのに、舐めないんですか?」
125:
ファン1「な、ななな、舐めっ」
ペロッ
あずさ「ひゃん♪」
ファン1「ぶぶぶひゅー!」
律子「はい、時間です。次の方に代わってくださいね」
あずさ「ありがとうございました!」
ファン1「ふひゅー、ふひゅー」
あずさ「今の人、なんだか苦しそうだけど…」
律子「あずさに会えた喜びに、興奮しすぎたんでしょ。さあ、どんどん来るわよ」
あずさ「う、うん…」
128:
ファン8「ふひ、ふひひひひひ…」
ファン23「コォーッ、コォーッ…」
ファン56「えへへ…、ペロペロ、えへへ…」
ファン104「ンゴッ、ンゴッ…」
ファン197「あばばば…」
ファン316「んほっ、んほっ、んほっ…」
ファン581「ぐふ、ぐふぅ…」
ファン849「や、やほ、ほほ…」
あずさ「体調を悪くされた方が、結構いたみたいだけど…」
律子「気にしてる暇はないわよ、まだまだ来るんだから!」
132:
P「あずささん、頑張ってください…」
社長「我々は、こうして見守ることしかできないな」
P「いえ、別の仕事がありますよ…」
やよい「うっうー、こんにちは!」
響「すごいファンの数だなー、羨ましいぞ!」
P「おっ、到着したか。どうだ、あずさの人気はすごいだろう?」
やよい「もう本当に、ビックリです!」
響「改めてこういうイベントに来ると、実感するなー」
137:
P「お前たちも、こんな大人気アイドルになりたいと思わないか?」
やよい「なりたいれすっ!」
響「おう、あずさを目指して頑張るぞ!」
P「だが、あずさの人気は、水虫の苦しみと引き換えに手に入れたものだ。お前たちに、それだけの覚悟はあるか?」
やよい「よ、よくわかんないけど、頑張る覚悟はあります!」
響「トップアイドルになるためなら、何だってやるぞ!」
P「…それならば、今日から風呂に入るな。シャワーを浴びることも禁止だ」
やよい&響「えっ?」
143:
P「あずさの人気の秘訣は『臭い』だ。だからお前たちにも、その『臭い』を身につけてもらう」
響「そ、それは…」
P「無理にとは言わない。だが、さっき何でもやると言った覚悟は、その程度のものだったのか?」
やよい「プロデューサー、私、身体を洗わなくてもいいってことですか?」
P「そういうことだ、やよいは出来るか?」
やよい「問題ないです、助かります!」
P「助かる?」
やよい「仕事の前の日は身体を洗うために銭湯に行くんですけど、結構高くて困ってたんです!」
P「なるほど…」
147:
やよい「だから私は問題ありません、頑張ります!」
P「…という話だが、響。お前はどうだ?」
響「…やるぞ」
P「ん?」
響「自分もやる! シャワーくらい浴びなくたって、なんくるないさー!」
P「そうか、ありがとう。新ユニットの結成だな!」
やよい&響「おー!」
社長「…本当に敏腕だね、きみは」
156:
あずさ「ふぅ…」
グッタリ
P「あずささん、5日間お疲れ様でした」
あずさ「さすがに大変でした…。でもファンの皆さんに喜んでもらえて、よかったです…」
P「でもCDを出す度にこのイベントを開催していたら、あずささんの身体がもたないですよね」
あずさ「うーん、ちょっと自信がないわ…」
P「そこで、次回からはソロでなくユニットで活動してもらおうと思います」
あずさ「ユニット?」
158:
ガチャ
やよい「うっうー!」
響「はいさーい!」
P「この3人で、ユニットを組もうと考えています」
あずさ「そ、そうなんですか?」
響「ひとりで全部背負い込む必要なんかないぞ!」
やよい「みんなでトップアイドルになれば、嬉しさ3倍、苦しさ3分の1れす!」
あずさ「響ちゃん、やよいちゃん…」
P「あずささん、どうですか?」
あずさ「ふふっ、ありがとうございます、プロデューサーさん。喜んでお引き受けいたします」
162:
P「やよいと響はこの一週間、風呂に入っていない」
やよい「おかげで家計は大助かりれす!」
響「慣れれば案外、シャワーを浴びない生活も悪くないな!」
P「コンセプトは『臭い』だ。業界初の『臭いを嗅げるアイドルユニット』として、頑張ってほしい」
あずさ「臭い、ですか…」
P「あずささんは言うまでもなく、水虫の臭い。やよいは、貧しい家庭で育まれた生活の臭い。響は…」
響「動物たちの臭いだなー?」
P「そのつもりだったんだが、ひとつ思うところがあってな。響、ちょっとバンザイしてみろ」
響「こ、こうか?」
165:
P「…」
クンクン
響「な、何だよ、腋の臭いなんて嗅いで…」
P「やっぱり、思った通りだ」
響「だから何なんだよ!」
P「お前、ワキガだ」
響「…へっ?」
P「沖縄出身だから、もしかしたらと思っていたんだが、ビンゴだったな。響の売りは、腋の臭い。これでいくぞ」
響「…えぇーっ!」
170:
P「という訳で響には、シャワーを浴びない他にもう二つ、制約を守ってもらいたい」
響「な、何だ…?」
P「一つは、食生活の見直し。牛肉と、インスタントラーメンと、スナック菓子を中心に、野菜は極力控えろ」
響「うぅ、わかった…」
P「もう一つは、腋毛を伸ばすこと。処理することを禁止する」
響「えっ…」
P「一ヶ月も放置すれば、ボーボーに生え揃うだろう。トップアイドルになるためだ、我慢してくれ」
響「お、おう…」
175:
三ヶ月後
律子「悪夢、再び…」
P「このイベント会場に、また来ることができた。ありがたいな」
律子「3人の出したCD『everyday 異臭だ!』が、150万枚の大ヒットでしたからね…」
あずさ「でも今回はファンの数がちょうど3等分されてるから、ひとりの分担は、前回の半分でいいことになるわ」
律子「そういう計算になるわね。やよいと響は初めてのイベントだけど、雰囲気に呑まれないようにね」
やよい「あずささんのソロイベントを見学してたから、この雰囲気には慣れました!」
響「なんくるないさー!」
178:
P「じゃあ改めて確認するぞ。今回は3人それぞれ、サービスの内容が違う」
P「あずささんは前回と同様、足の裏」
P「やよいは、髪の毛および頭皮」
P「そして響は、腋の下だ」
P「CD10枚でクンカクンカ、100枚でペロペロが可能になる」
P「どさくさに紛れて規定の場所以外をペロペロした方は、別室へご案内するように」
P「具体的には、あずささんのふくらはぎ、やよいの耳たぶ、響の横乳などがNGだ」
181:
律子「今のプロデューサーの説明で、わかったかしら?」
春香「はいはい、わかりましたよー」
千早「今回は、私たちもウエットティッシュ担当なんですね…」
真「仕方ないよ、律子ひとりじゃ大変だし」
伊織「はぁ…、そう言えば美希がいないわね?」
雪歩「その、眠いから今日はパス、って…」
亜美&真美「ズルい!」
貴音「なんと面妖な」
184:
律子「さあ、始まるわよ…」
ドドドドド
ファン1「ふがっ、ふがっ」
あずさ「こんにちは!」
ファン1「あ、あ、足を…」
あずさ「はい、どうぞ」
ツーン
ファン1「ふがっ、ペロペロ、ふがっ」
あずさ「うふふ。私の足、そんなに美味しいですか?」
ファン1「ふびょっ、ふびょーっ!」
律子(うわっ、股間にシミが。もしかして、射精してる…?)
186:
やよい「うっうー、こんにちは!」
ファン284「やよいちゃん、クンカクンカするよ? ペロペロするよ?」
やよい「はい、どうぞ!」
ファン284「あぁ、髪の毛がベトベトだね?」
やよい「三ヶ月、洗ってませんから!」
ファン284「いい臭いだよ? 舐めるよ?」
ペロペロ…
真「申し訳ありません、次の方がお待ちですので…」
ファン284「ふひっ、美味しかったよ?」
やよい「ありがとうございますー!」
伊織(き、気持ち悪い…。あんなの絶対、無理!)
190:
響「はいさーい!」
ファン614「…」
響「…あれ?」
ファン614「…」
響「よ、よーし、バンザイするぞ?」
ファン614「…」
ペロペロ
響「うひっ!」
ペロペロ
響「い、いきなり舐められると、ビックリするぞ…」
192:
小鳥「ごめんなさーい、そろそろ次の方に順番をお譲りください」
ファン614「…」
響「ど、どうだった、私の腋は…?」
ファン614「…」
グッ!
響「親指を立てた、ってことは、よかったのか? ありがとなー、また舐めに来てくれー!」
ファン614「…」
グッ!
響「待ってるぞー!」
小鳥(あっ、口元に響ちゃんの腋毛が挟まってる。きっと彼の家宝になるわね…)
195:
アナウンサー「5日間にわたって開催された『everyday 異臭だ!』発売記念イベントが、無事に終了しました」
あずさ「こんなに大勢のファンの皆さんが集まってくれて、本当に…」
プツン
美希「…納得がいかないの」
美希「どうして美希じゃなくて、あずさとやよいと響が、トップアイドルになってるの!」
美希「ていうか水虫とか、ワキガとか、そんなのに人気が出る意味が全然わからないの!」
美希「ハニーも最近あっちの仕事が忙しくて、美希にはほとんど構ってくれないし…」
美希「…こうなったら、美希だってやればできるってこと、思い知らせてやるの」
198:
三ヶ月後
小鳥「さすがに一時の爆発的な人気はなくなりましたね…」
P「大丈夫ですよ。飽きられ始めているのは、水虫や異臭といったキーワードであって、あの3人ではありません」
小鳥「そういうものですか」
P「もう少ししたら、一気にイメージを変えに行きます。水虫やワキガを治療する過程をドキュメンタリーで放送して…」
小鳥「そ、そんな筋書きが!」
P「煽り文句は『臭くない私も、愛してくれますか?』これでブームが終わっても人気は持続できます」
小鳥「プロデューサーさん、本当に尊敬します…」
202:
P「そう言えば、美希の姿を最近見ませんね」
小鳥「私も気になっていたんです。連絡しても、体調が悪いからお休みする、みたいな言い訳ばっかりで」
P「うーん、ちょっと放ったらかしにしすぎましたかね」
小鳥「まあ、女の子には色々あるんですよ。本人がやる気になるまで、そっとしておいてあげましょう」
P「そんなもんですか」
小鳥「今は、あずささん達のことに集中してもいい時期だと思いますよ?」
P「わかりました、ありがとうございます」
203:
三ヶ月後
P「ドキュメンタリーの撮影も終わった。みんな、本当にお疲れ様」
あずさ「足が痒くないって、素敵な気分ね!」
やよい「久しぶりにお風呂に入ったら、肌からポロポロ垢が取れちゃいました! スッキリれす!」
響「そうだなー、女の子はやっぱり、腋毛なんて無い方がいいぞ!」
P「不潔なアイドルの時代は終わりだ。これからは清潔なアイドルとして、引き続き頑張ってくれ!」
あずさ&やよい&響「はい!」
205:
ガチャ
P「おっ、誰だ?」
ツーン
P「…臭い?」
美希「ハニー、久しぶりなの!」
P「…美希、どうしたんだ半年も顔を出さないで!」
美希「水虫とワキガになってきたの」
P「はっ?」
美希「今は臭いアイドルが流行る時代でしょ? だから美希、ずっと部屋に引きこもって、臭くなってきたの」
P「な、何だって?」
美希「風呂に入らなかっただけじゃなくて、歯も磨かなかったから、口の臭いも一級品なの」
206:
P「た、確かにすごい臭いだ…」
美希「それだけじゃないの。毎月のオリモノも…」
P「ストップ、ストップ!」
美希「…?」
P「美希、気持ちはよくわかった。この半年間、必死に努力してきたことも」
美希「うん、褒めてほしいの!」
P「だけど、すごく残念なことに、不潔なアイドルのブームは終わってしまったんだ」
美希「…えっ」
208:
P「あずささんも水虫を治した。やよいも風呂に入った。響も腋毛を剃った。清潔なイメージに切り替えるために」
美希「う、そ…」
あずさ&やよい&響「…」
P「だから、今更臭いアイドルを売り出すことはできないんだ」
美希「…」
P「…」
美希「うっ、うわああああああん!!」
P「ど、どこへ行くんだ、美希!」
美希「知らないのおおおおおお!!」
あずさ「行ってしまったわ…」
210:
その後、美希が765プロに戻ってくることはなかった。
風の噂では、その美貌と肉体を活かし、あまり清潔でない仕事をしているという。
あずささん達はイメージチェンジに成功し、今もトップアイドルとして活躍している。
ワキガだって、貧乏だって、水虫だって、みんなみんな生きているんだ。アイドルにだって、なれるんだ。
彼女たちは、そんなことを俺に教えてくれた気がする。
おわり
211:

くさいSSだった
212:
何キレイに終わらせてんだよ!
美希ぃぃぃぃぃぃぃ…

臭かったけどよかった
21

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