出会い厨してたら親友の妹と出会ってしまった・・・back

出会い厨してたら親友の妹と出会ってしまった・・・


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1:
たったら書きます。
3:
>>1
「書かせて下さい」だろ?
よし、書きなよ
9:
>>1です。
初めてスレ立てた・・・感動!
>>3
すみません書かせてください!!
書き溜めていないので遅くて申し訳ございません!
(少しだけフェイク有り)
経緯↓
自分は俗にいう出会い厨ってやつで、数か月に1度だが幅広く出会えていた。
基本的には連絡を取り始めたその日、もしくは数日後に通話しはじめ、
だんだん仲良くなってきたら会おうかみたいな流れ。
その日は偶然同じ県内の3コ下の女の子とやり取りすることになり、
お互い夕飯時ということもあって飯を食いながらチャットしていた。
12:
ちなみにスペックな
>>1
26歳
童貞ではない
フツメンだと信じたい
智ちゃん
23歳
ショートヘアだけど松たか子に似てる
清純系(だと思っていた)
なぜかお互い初めて話すような気がしなくて(そらそうだw)、
ドライブしたいね?みたいな話になっていた。
普段は慎重にいくのだが、この日の自分は1日一回しかオ●ニーしない減オナ中だったのもあり、
とても焦っていた。
16:
右手スタンバイ
18:
うむ
17:
自分は智ちゃんが智ちゃんであることも知らず(本名だった)
「じゃあ今から行っちゃおっか?!」
なんてノリで言い始めていた。
すると智ちゃん、
「いいけど今ごはん食べてるから1時間だけ待って?ごめんね!」
とかなりノリ気の返事。
この時点で自分の愚息が刃牙みたいになっていたのだが、
すぐに情けないことを思い出した。
(しまった・・・車修理中だった・・・)
現実に引き戻されて落胆していると、
智ちゃん「車の運転の練習したいからあたしが迎えに行ってもい?い?」
キタ!!!!!神はいた!!
「もちろん!!どこに行けばいい?(^ー^)」
とすぐに返信し、久々の香水を浴びて意気揚々と出かける準備を始めたのだった。
19:
時刻は夜の8時すぎ。
某駅前で待っていると、話に聞いていたとおりの赤い軽自動車がノロノロとやってきた。
目が悪く顔はよく見えないが、智ちゃんだということは何となくわかった。
智ちゃんは黒の服を着ていて、胸元がすごく開いている。
白い肌が特に際立ち、たわわなおっぱいが乗り上げるときの振動で踊っていた。
目は悪くともそれだけはわかった。
窓が開き、
「ごめ?んお待たせ?☆」
と顔をのぞかせながら向かってくる智ちゃん。よく自分だとわかったもんだ。
「ううんぜーんぜんだよ☆」
ルンルンギンギンのまま助手席に近づき、ドアを開けながら話しかけた。
すると、
20:
ふむふむふむふむ
21:
智ちゃん「ギャッ!」
智ちゃんは凄い勢いで顔を反転させ、額を運転席側の窓にぶつけていた。
当然ワケがわかるはずもなく、
「え、どどど・・・どうした?大丈夫??!虫?」
と謎の声掛けをする自分に対し、智ちゃんはか細い声でゆっくりと質問した。
「わ・・・わたしのこと・・・覚えてますか?」
涙声になる智ちゃん。両手で口を大きく抑えたまま、おそるおそるこちらを振り返った。
目にも大粒の涙を蓄えている。
ちなみに、松たか子似といったが頬はあそこまで張っておらず普通に美人だ。
対して俺はすっとんきょうな顔で、
「え?どっかで・・・会ったっけ?」
と、その年一番のキョトーンとした顔をしていた。
22:
特定したわ
ふざけんな
23:
俺の妹をとりやがったな
24:
>>22
>>23
怖い怖い怖い
けど兄貴の方はそれよりももっと怖いのです・・・あとで書きます。
智ちゃん「○○(親友の名前)と・・・この間も会ってましたよね?」
こういうとき、すぐに自分の知り合いとリンクしないのな。
俺は本当によくわからなくて、
「いやいやいや、それ誰か本当にわかんないよ!それより乗っていい?」
性欲が勝った。
26:
智ちゃんのオドオドとした仕草により興奮しながら助手席に乗り込みながら、
俺は満面の笑みで、
「さっ、行こうか☆」
と話しかけた。
すると智ちゃんもさすがにアレ?と思ったのか、発車させながら
「本当に・・・似てます・・・最近会ってないけど・・・絶対間違いない・・・」
とブツブツつぶやいている。
俺はとりあえず二人きりで話せるところに行こうと思い、智ちゃんに夜景スポットを伝えた。
最初は怪訝そうだった智ちゃんもそこには行ったことがないらしく、
この恐ろしい話をいったん忘れて喜んで車を走らせていた。
智ちゃん「いやあ?本当に○○のお友達かと思いましたよぉ!」
俺「ええ?だからそんなやつ知らないって?!なに、彼氏?w」
本当に気づいていなかったので冗談交じりで返していたが、
智ちゃん「何言ってるんですか?違いますよ?。○○は、アタシの兄、ですっ!」
俺「あぁ?なんだお兄さんかぁ・・・」
 「・・・・・・・・・え?」
血の気が引いていくのを感じた。
27:
あーあ
28:
そうだ!!!なぜ今まで気づかなかったんだ・・・このパッチリとした目、白い肌!
確かに背は高くなっていて・・・おっぱいも・・・最後に見たJKのときはAだったのに・・・
今はEぐらいはあろうかという巨乳だが・・・
智ちゃん・・・智ちゃんだっ!!!
○○が昔から溺愛し続け、昔も俺たちと遊ぶとき常に自転車の後ろに乗せて走り、
JKになった頃彼氏ができて○○が殴り殺そうとしていた・・・智ちゃんだ!
俺は○○が空手家であることや、親友の妹に対しギンギンにしていることなど、
いろいろな事実をどんどん突きつけられて若干参っていた・・・。
31:
最初は智ちゃんがひるんでいたものの、今は俺だけがひるんでいる。
そうこうするうちに夜9時半。
夜景スポットに着いた。
その日はまた、たまたま全然人もおらず、俺たちだけが丘の上に立っていた。
なんて幻想的なんだろう・・・なんて素敵なシチュエーションだろう。
それが親友の妹でなければ・・・。
正直そこから一時間ぐらい、ほとんど覚えていない。
俺は昔とは違ってよく話すようになった智ちゃんのたわいない話に適当に相槌を打ち、
気づけばベンチに座って智ちゃんに寄りかかられていた。
智ちゃん「なんだかお話ししてたら疲れちゃった・・・かな☆ それに・・・暑ぃ」
黒の服は実はマキシワンピなのだが、智ちゃんはそれを太腿の半分ぐらいまでまくり上げていた。
ふとその星空の明かりに照らされた白い脚に見とれた俺を、智ちゃんは見逃さなかった。
智ちゃん「ふふっ。今・・・ごくってしたでしょぉ?」
想像してみてほしい。二人きりの丘。たくさんの星空。
Eカップの谷間と隙間のほんのすこし開いた白い太腿。
俺は・・・俺は・・・!!!
なんて悶々としていたら、智ちゃんが急にキスをしてきた。
33:
俺「・・・ッッ!とっ・・・智ちゃん??」
声が裏返りながら、俺は智ちゃんの両肩を掴んだ。
智ちゃん「会ったばっかりだと・・・やっぱりダメかなぁ?」
なぜか智ちゃんは目をとろんとさせている。
・・・ものっそいキレイな瞳で。
。。。。。
俺はシャワーを浴びていた。
・・・ラブホでw
(どうしよう・・・これ・・・智ちゃん知ったら傷つくよな・・・多分。
 というか○○にバレたら俺・・・もう・・・)
そんなうなだれる頭とは裏腹に、もうひとつの俺の頭はこちらを向いていた。
今までで一番といってもいいぐらいに、硬くして・・・。
・・・もうダメだ!ヤろう!その方が智ちゃんのためでもある!
そうだ!こんなところまで来て、お断りしたらあの美人に失礼だ!
今はもう一人のレディ・・・ここでヤらねばいつヤる俺!?
もはやパニックに陥りながら、隠しきれないテントと共に俺はベッドに向かった。
智ちゃんは、タオルもかけずにベッドの上にうつ伏せになっていた。
俺たちは・・・ヤってしまった。
32:
俺もキスしたい
35:
>>32
よくやわらかいって言われますよw
翌朝。
智ちゃんは本当にやっぱりよく似てる!となぜか目をキラキラさせながら何度も言うと、
俺を駅まで送ってくれた。
俺は明日のジョーみたいに真っ白になりながら、フラフラと帰路についた。
その日は休みだったので、丸一日ぐらい思い悩んだ。
智ちゃんに言うべきか、言わないべきか。
○○に話して殺されるべきか、黙っておくべきか。
俺のアパートと○○のアパートとは本当に目と鼻の先。
言いに行くとすればすぐにでも直接話せるのだ。
まずは行くだけでも簡単。
近いだけあって俺は○○の部屋に今でもよく入り浸っていた。
その日ももともとは行く予定でいたのだが、さすがに迷っていた。
話は変わるが、智ちゃんは大学時代に他県に下宿、就職は実家の近くでしていた。
そのため俺も○○もほとんど智ちゃんの大学生活を知らないことになる。
智ちゃんも○○のことは兄として尊敬しておりいつも会いたがっていたが、
○○には彼女がいたためアパートにはほとんど行ったことがなかった。
気づくとうたたねしていた俺は、一通のメールで起こされた。今思うとドラマのよう。
メールの主は当然智ちゃん。
「今度、お兄ちゃんの家の近くに引っ越すんだ!」
俺は絶句した。
34:
二人ともどれだけお盛んなんだよ!
36:
>>34
オナ禁なんてするもんじゃないと心の底から思ったよ。。。。
俺「えっ・・・そ、そうなんだ!よかったね!」
車の中でいかに兄○○と仲が良いか聞かされていたため、そう返事をした。
俺はこの瞬間までで、半生分の冷や汗をかいていた。
しかしこの後俺は、一生分の冷や汗をかくことになる。
俺は、○○に、正直に話しに行くことにした。
37:
○○家にて。
○○「なんだよ改まってw まさかお前、誰か妊娠でもさせたのか?www」
俺「ち、ちげーよw」(むしろその方がよかったよ・・・)
俺「あの・・・さ。」
○○「お、おう。」
俺はできるだけ隠さずに話した。
出会い厨をやっていることは元々知っていた○○なのでそこはさらっと。
最近、連絡を取ったその日に話の合う人が出てきたこと。
ドライブに行くことになったこと。
夜景を観に行って、もたれかかられキスしたこと。
柔らかくていい匂いがしたこと。
3回戦ヤったこと。
ここまでで○○は「ヤベェ!勃ちそう!www」と大興奮していた。
俺は完全に話す順番を間違えたと思いながらも、今が死ぬ瞬間だと覚悟し、話した。
その相手が、智ちゃんであること。
45:
彼女の経験人数はよ
50:
>>45
それはもう少しあとでw
再開します。
52:
想像してください。
大のガチムチが股間を抑えながらピョンピョン喜んでいるところで痛恨の一撃。
ましてやそれが、親友が自分の妹と事に及んだという事実。それも3回戦。
○○(いい加減名前つけますね)
○○=智兄
智兄の小躍りが止まり、ディオ様さながらのザ・ワールドがキマった。
智兄、きをつけの姿勢に握り拳両サイド。
もちろん俺は正座。夕日が逆光となって智兄の顔は見えないが、岩のように見えた。
智兄、一歩一歩、ゆっくりとこちらに近づく。
もう死んだ!krして!早くkrして!
汗だくだくのまま目をギュッと瞑って最後の数秒を噛みしめていると、
智兄「お前・・・・・っ・・・・・か。」
俺「え?」
俺は玄関まで吹き飛んだ。
51:
智ちゃんのおっぱいうp
55:
>>51
さすがにそこまでの余裕はなかったけど撮ればよかった!
不思議と痛みはなかった。震えもなかった。
俺はゴロゴロと転がってドアに足の指を強打した。
嘘つきました。痛くて悶絶しました。
俺「あぎっっっ?????ッッつってぇ!!!」
智兄はすかさず間合いをつめて、こちらの貴重な前髪を引き抜かんばかりにひっぱった。
俺はチビのガリヒョロなので、さながらピクミンのようだったと思う。
智兄「お前っ・・・智とヤったのかああああ?!あ?!3回もだ?!なに3回もしてんだコラ!」
特に3回戦というところが気に食わなかったらしい。そういえば智兄は1回戦で果てるタイプ。
56:
俺「ごっ・・・ごめん!ホントごめん!!!3回もするつもりはなかったんだっ!」
論点が完全に回数に移っていた。
俺は右に左に揺さぶられ、頬を数回叩かれた後解放された。
しばらくの沈黙。
30分ぐらいだろうか。日は沈んで夜になっていた。
智兄「お前・・・なんで俺に話した?」
俺「智兄に・・・隠したままにしていたくなかったから。」
智兄「俺に言わなかったら・・・そのまま隠し通せたんじゃないのか?バレるのか?」
俺「いずれバレるだろうし、そうじゃなくても俺は殺されるつもりでいたよ。」
智兄「そうか・・・お前でよかったよ。」
俺「え?」
今思えば俺だから人を殺さずに済んだ、とかって話だったかもしれない。
だけど俺はそのとき理解ができなかった。
頭を揺さぶられたからかもしれないが。
57:
智兄は半年禁煙していた煙草をどこからか持ってくると、目の前で吸い始めた。
俺に向かって、煙を吹きかけながら。
智兄「昼さ・・・あいつから電話があってさ。」
俺「・・・・・。あいつって・・・・智ちゃん?」
智兄は妹の名前を呼ばれたことにイラついたのか、睨みながらそうだと言った。
智兄「久しぶりにあいつと話したんだけど、なんかルンルンしててさ。
 どうしたんだって聞いたら、今朝いいことがあった、あとやっぱり、
 お兄ちゃんの近くに引っ越す、って言ってたんだよ。」
俺、智ちゃんのときと同じぐらいキョトーン。ぽかーん。
俺「も、もしかして・・・知ってたの?」
いたぶり、なぶり殺されるのを視野に入れながらおそるおそる尋ねると、それは違う、
と言いながらまた煙をこちらに吹きかけた。
智兄「何があったかは言わなかった。だけど、自分を大切に、みたいな話をされて、
 今までいろいろあったけど、もう大丈夫かも、って嬉しそうだった。」
俺「い・・・いろいろ??」
智兄から、衝撃の事実(まあそらそうだわな、って感じだが)を聞くことになった。
実は智ちゃん、JKの彼氏にかなり雑に扱われて、自暴自棄になっていたそうな。
それからは、いろいろな人と出会ってはヤり、出会ってはヤり、だったらしい。
ヤり、の部分は智兄も言わなかったが、たくさんの人と会った、と言っていたからそうなのだろう。
ショックだった。
と同時に、昨日の智ちゃんを思い出して勃起していた。
58:
>>57
訂正。
JKの彼氏 = JK時代に付き合っていた、智兄がkrそうとしていた智ちゃんの彼氏。
59:
智兄かわいそうだな
60:
俺はすぐにふくらみを隠したが、智兄はそれを見逃さなかった。
「いでっ!いでででででっ!」
胸筋?胸肉?を思い切りつねられた。
しかし俺は見逃さなかった。
俺「おま・・・ひとのこと言えねえじゃん!wwww」
おそらく殴られたりつねられたり勃起したりしているうちにおかしくなったのだろう。
怒られている立場の俺が、智兄の勃起を指摘しながらヘラヘラしていた。
智兄はなぜか、自分の太腿を思い切り殴った。何度も。
智兄「俺・・・さ。正直あいつの話聞いてショックだったけど、お前にだけは話すわ。
 実は少し・・・少しだけ、興奮したんだ・・・。ものすげぇムカつくのにさ。」
こういうときだけ頭はうまく働くらしい。俺は瞬時に智兄と俺とが同じ性癖の持ち主だと見抜いた。
俺「お前・・・NTR好きだろ?」
62:
長くなりすぎるのでこのあたりまでまとめます。
事の顛末はこうだ。
JK時代の彼氏にいいように扱われ自暴自棄になった智ちゃんは、遠く離れた大学に行くことを決意。
しかし、その先でも傷は癒えることがなく、現地でも、実家に戻ってからも、出会い厨と会っては
ヤりまくっていたらしい。
しかし就職もしたところで、これではいけないと悩んでいたところ、ヤりたいという言葉を言わない俺と遭遇。
もう絶対にしないと思いながらもやはり雰囲気に流され、結局してしまった。
しかしその出会いでなぜか気分を良くした智ちゃんは、
今まで自分で自分を傷つけていた後ろめたさから遠ざかっていた智兄ともう一度
仲良くすることをきっかけに、変わろうとしたらしい。
その結果が引っ越し、というもの。
対して智兄は大事な妹がそんなことになっていたショックで落ち込んでいたが同時に興奮し、
俺が行く前も煙草を吸うかオ●ニーをするかで迷った挙句オ●ニーを選んでしまったということだった。
しかも、自分の妹で。
俺が行ったときには賢者タイムだったが、そのどうしようもないいきさつと行為で、
同じような話を聞かされて興奮しているフリ(といっていたが多分事実)をしていたとのこと。
俺「智兄・・・実の妹にもNTR感じるの?」
俺はもう自分のことは済んだこととしてしまい、じゃっかん智兄に引いていた。
63:
また沈黙が流れた。
今回は俺よりも智兄が気まずそうだった。
しばらくして、二人してとある疑問が頭をよぎった。
(なんで智ちゃんは俺とヤって気分を良くしたのか?)
智兄はたまに感情で動いてしまうところがあり、俺がトイレに行っている間に、
すでに智ちゃんを部屋に呼んでいた。
俺は智ちゃんが実家まで戻っていることを心の底から願っていたが、近くでブラブラしていたらしく、
これから20分で来るということになった。
俺はどうやってごまかすかを考えていた。
65:
---20分後---
ガチャッ
智ちゃん「久しぶり?おに」
お兄ちゃん、と言い切るまでもなく俺の後ろ姿を発見した(たぶん)。
まずは後姿のまま何とかやり過ごそうかと思っていたが、
あのパッチリおめめは背中から見通す力も持っているらしい。
智兄「ちょっと話があるからさ、入りなよ。」
智兄、智ちゃんには男口調では話さない癖、まだ直ってないんだなw
・・・な?んて言っている場合ではない。
智ちゃん硬直。その後ダッシュ。
靴・・・靴は脱ごう。
智ちゃんは俺の左肩をわしっと掴むと、思い切り引っ張った。
俺はテレビまで転がっていった。
66:
「あいやー!」
ゴツンという鈍い音がした。
俺は予想をはるかに上回る智ちゃんの力によって、バランスを崩すどころか吹き飛んだのだった。
・・・情けない・・・・・・・。
智ちゃん「おに・・・お兄ちゃんコイツ・・・この人・・・アタシ・・・この人・・・」
智ちゃん号泣。俺も号泣。智兄おろおろ。
67:
3Pまだ?
68:
>>67
3Pはありませんw
3Pは。
俺「ご、ゴベン智ぢゃん・・・俺も・・・ひっぐ、ざいじょは・・・じらなぐで・・・」
智ちゃん「いやぁ・・・嘘づぎ・・・お兄ぢゃんも・・・嘘づぎぃ!ふぇええ!」
智兄がなんで俺?! Σ(°□°ノ)ノ みたいな顔してたw
智ちゃんは聞いてくれなかったが、俺は最初本当に知らなかったこと、オナ禁をしていたこと、
智兄に消されてもういなくなっている予定だったことを伝えた。
そんなこんなを30分ぐらい続けたころ。
智ちゃん「・・・ふふぅ。ふはっ。ふ・・・ははっ!はははっ!」
笑い始めた。こ・・・怖い。美人が笑うのが・・・怖い・・・。
智ちゃんはフラフラと玄関の方に向かった。
智兄は止めようと立ち上がったが、智ちゃんは智兄がたどり着く前にすぐ振り返った。
手にペーパーナイフを握りしめて。
69:
智兄・俺「えっ?」
智ちゃん「アタシ・・・カワルノ。モウヤメルノ。タチキルノ。」
こんなようなことを何度か言っていた、と思う。
智ちゃんは確実に一歩一歩近づいてくる。智兄のときとは違う重圧感。
智兄「や・・・やめろっ!智っ!離しなよ!」
まだ優しめの口調の智兄をよそに、智ちゃんは泣きながら笑い、そして俺に近づく。
俺「ちょ・・・智・・・ちゃん?落ちつこ?ね? 楽しくないよ?」
なぜ「楽しくない」という単語を選んだのかよくわからないが、それだけが唯一口から出た。
だけど止まらない。窓までおいやられる俺。
そのとき、智兄が少し強めに言った。
「智!聞いて!俺もムカつくから(俺)のこと刺してもいいけど、お前よかったって言ってたじゃん!
 あれは大丈夫なの?刺しても平気なの?!」
ん?よくない、よくないよ、と今振り返ると思うが、それは智ちゃんの耳に届いたようだ。
智ちゃん「あっ・・・違った。アタシ・・・だった。」
智ちゃんはナイフを逆さに向けて、自分のお腹あたりに向けた。
そして言った。
智ちゃん「(俺)さんが・・・帰りの車の中で・・・もうこういうのはやめよって。
  もうこれからは俺もそばにいるし、やめよって言ってくれたから・・・なのに・・・」
智兄もさすがに智ちゃんからナイフを奪い取った。
それから数分間。智ちゃんはその場で座り込み、また泣き崩れた。両手で顔を抑えて。
この日・・・俺たちは一睡もせず、皆してぼーーーーーーっと過ごした。
70:
途中で智兄にご両親から電話があった。
智ちゃんが2日帰ってこないということだったが、智兄がこちらに居ると伝えると切れた。
俺は少し落ち着きを取り戻してきて、やっと納得ができてきた。
智ちゃんは、俺が何も考えず声をかけたの・・・聞いてたんだ。
それに勇気づけられて?影響されて?それで元気になったんだ。
そっか・・・俺のこと、ちょっと好きになったのか・・・。
徹夜のテンションのせいか、俺は少しヘラヘラしていた。
智ちゃん「アタシ・・・帰る。(俺)さんまた今度。お兄ちゃんも、また今度。」
智兄「ちょっと待って!もうあんなこと・・・それに・・・ああいうこと・・・」
言いかけたところで智ちゃんが遮った。
智ちゃん「ああいうことって会ってヤること?・・・もうしないよ。
  刺すのは・・・また嘘ついたらする。絶対刺す。」
洒落にならないことをさらっと言ってのける智ちゃん。
俺「俺のこと・・・頼ってくれて・・・いいから・・・」
俺なりにお兄さんらしさをもって言ったつもりだった。
ヘラヘラしながら。
智ちゃん「(俺)さんいい人みたいだけどもうしません。そういうの・・・もうしない。
  もう好きな人ができるまでしない。」
俺、ガラスのハートが粉々になる音を聞く。
そんなこんなでその日は終わった。
俺も帰ってオ●ニーして会社休んで寝た。
72:
その後、智兄によると、俺でよかったというのは、最後に智ちゃんとしたのが俺でよかった、
ということらしい。
どうやら誰かヤった奴が智ちゃんを元気にしたことに絡んでいるとすぐわかったらしく、
例のNTR属性もあって興奮しつつイライラしていたらしい。
それでその相手が俺だと分かり、イライラはするものの程よい(?)興奮に変わったらしい。
智ちゃんは予定どおり智兄の近くに引っ越してきて、今も近くに住んでいる。
智兄の彼女にも遠慮しつつだが頻繁に遊びに行っているようで、順調そう。
俺はというと、智ちゃんを気遣って、というか気まずくてあれ以来会っていない。
今度皆でバーベキューと花火に行くらしく、そこで久々に会う予定。
智兄が、
「俺は・・・お前なら・・・」
と興奮しながら言っているのが何とも気持ち悪い。
しかし浴衣らしいので、正直俺もまた興奮してしまいそうですwフラれたみたいだけどw
足の薬指の怪我が完治したので記念にカキコしてみました。
乱筆乱文の上遅くて申し訳なかったです。
最後までお読みいただいてありがとう。
これは先月の話。
ではでは、質問あればどうぞ。
73:
智ちゃん俺にくれない?へへ
75:
>>73
自分にもNTR属性があるので少し興奮するやもしれぬ・・・へへw
74:
>>1は彼女いるの?
75:
>>74
勿論いない!
76:
ないみたいなんでこれにて!
53:
これだから出会い厨は……ふぅ。
7

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