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P 「律子と二人」


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1:
P 「おはよう。って、律子だけか」
律子「おはようございます。なんですか?私じゃ不満とでも?」
P 「いや、よく考えたらわざわざ早く出てきたんだから当たり前だなって思ってさ」
律子「そうですね、いつもより一時間くらい早いですか」
P 「ああ。ちょっと仕事がな」
律子「ちゃんと終わらせて帰らないから早くから出てくる羽目になるんですよ?」
P 「手厳しいな。まぁ、律子と二人で朝の時間を過ごすのも悪くないよ」
律子「……何も出ませんよ?」
P 「コーヒーくらいだしてくれてもいいぞ」
律子「はいはい。砂糖は三つですよね?」
P 「おう。ミルクもな」
律子「わかってますよ。子供みたいな舌してるんだから」
P 「いいだろ別に」
2:
律子「……」カタカタ
P 「……よし、しゅーりょー」
律子「あら、早いですね」
P 「大した量じゃなかったからな」
律子(……いや、結構な量残ってたはずだけど。本気でやるとすごいのよね、この人)
P 「律子はまだか」
律子「ええ。何なら代わってくれてもいいですけど?」
P 「同じ事務所でもライバルだって、見せてもくれないだろ」
律子「あら、よくわかってますね」
P 「付き合い長いんだし、当たり前だろ」
律子「……ですか」
P 「君もさっさと終わらせたまえ。そんで俺の話し相手になりたまえ」
律子「あーはいはい。待っててくださいねー」
P 「そう言っていっつもほったらかしのくせにー」
律子「はいはい」
4:
P 「なー律子ー。肩こってないか?」
律子「肩ですか?まぁ、勉強と仕事とでずっと机に向かってますから、バッキバキですよ」
P 「揉もうか?」
律子「ええ?いいですよ、別に」
P 「いや、揉ませてくれよ。揉みたいんだよ」
律子「すごい下心を感じるんですけど」
P 「真心しかないよ、安心してくれ」
律子「……あれだけアイドルに迫られても平気な人ですから。そういう感情ってないのかもしれませんけど」
P 「アイドルに迫られた?そんな嬉しい境遇ならなってみたいね」
律子「呆れた。揉みたいならご自由にどうぞー。肩なり腰なり脚なり」
P 「じゃあ脚で」ワキワキ
律子「ひっ!なんですかその手!」
P 「え?オクトパスハンドだよオクトパスハンド、知らないのか?」
律子「しっ、知りません!肩!肩でお願いします!」
9:
P 「仕方ない、揉んでやろう」
律子「……ただの暇つぶしでしょうに。やれやれ」
P 「ほっ、そりゃ、どうだ?」モミモミ
律子「あ゛?……上手いもんですね?……」
P 「修業したからな。しかし本当にこってるな」グリグリ
律子「事務仕事ばかりで運動も出来てませんからねぇ。ストレスも溜まるし肩もこりますよ」
P 「竜宮小町の三人もそれなりに手がかかるし、大変だな」グニグニ
律子「残り全員抱えてる人に言われてもって感じですけどね」
P 「名目だけだろ。みんな自分で出来ることはやってくれるし、そこまでじゃないよ」トントン
律子「いやいや、十分すごい、っていうか凄まじいですよ。どんな超人ですか」
P 「こんなヤツです」グッグッ
律子「はいはい敏腕敏腕」
10:
P 「よし、終わり!」
律子「はぁ、ありがとうございます。だいぶ楽に……」
P 「次、ソファーにでも寝転んで。うつ伏せに」
律子「はぁ?なんでですか?」
P 「肩こりってのは背中の筋肉も解さないと取れないんだぞ?」
律子「あら、そうなんですか?確かに背中も張ってる感じはあったんですけど……恥ずかしいですし、いいですよ」
P 「どうせみんなまだ来ないし、大丈夫だって。ほれほれ」グイグイ
律子「わかった、わかりましたから押さないでくださいよ。もう、変なとこ凝り性なんだから……」
P 「スーツ脱いどけよ、シワになるぞ」
律子「ええ?……仕方ないですね」ヌギッ
P 「ほい、そんじゃ行くぞー」グッグッ
律子「あっ!やっ、強っ……ちょ、待って、待ってよ!」
P 「大丈夫、力抜いとけ。解れてきたら気持よくなるから」グイグイ
律子「っくぅ……んっ、はぁっ!あっ……そこっ、イっ……ああっ!」
12:
春香(事務所に来たらとんでもないシーンに遭遇してしまいました!天海春香です!)
春香(ドアの向こうから声聞こえるだけだからどうなってるかわからないけど、これって……ですよね。うん)
春香(まだ時間あるし、ちょっと時間潰してこよう。そうしましょう!)
やよい「おはようございまーす!」
春香「ハッ!」ガッ
やよい「むぐっ!うっうー!」
春香「やよい、ごめんね。今事務所の中は大人空間なのよ。私とファミレスでも行きましょう」ズルズル
やよい「う゛ー!」ズルズル
春香(純粋なやよいの心を守る、天海春香で……あれ、変だな目から汗が)
P 「ん?」ゴリゴリ
律子「どうか……あっ!したんですっ……かっ?」
P 「いや、なんかやよいの声が……気のせいか」
律子「私は何も聞こえませんでしたけど?」
13:
P 「多分気のせいだろう。うん。はい、次は腰ー」
律子「結局腰も揉むんじゃないですか!駄目ですって!」
P 「えー」
律子「えーじゃないです」
P 「背中はいいのにか?」
律子「……さっきも言いましたけど、私最近運動不足なんですよ」
P 「そうだな」
律子「でも、摂取カロリーは変わってないわけで」
P 「普通に食べてるもんな」
律子「だから、その……わかるでしょう?」
P 「?」
律子(腰回りにちょっとお肉がついてきたから触らせたくないんだっつーの!)
P 「……ああ!もしかして律子、ふとっ」
律子「言うなー!」バキッ
P 「おぶっ!」
15:
律子「……悪かったですって」
P 「……」
律子「その、動転しちゃったんです。でも、プロデューサーも悪いんですよ?気にしてることをあんなはっきり……」
P 「……」
律子「あの、だから……」
P 「……」
律子「だから、部屋の隅っこで体育座りするのやめてください……」
P 「……いいんだ、俺デリカシー無いから。殴られても仕方ないんだ」
律子「ああ、もう!わかりました!何がお望みですか!?」
P 「えっ、いやーなんか悪いなー。そんなつもり全然なかったんだけど、いやー律子は献身的だなー」
律子「はぁ……」
16:
P 「さて、これでよし」
律子「あの、邪魔なんですけど」
P 「まあ今日一日だけだって。うん、やっぱいいな」
律子「何を言われるかと思ったら、髪を下ろして仕事してくれって……はぁ」
P 「なんだよ、見たかったんだもん」
律子「いい大人が見たかったんだもんーじゃありません。ていうか、このくらいなら普通に頼んでくれれば」
P 「やんないだろ?」
律子「……まぁ、承諾する理由がありませんね」
P 「だろ。はー眼福眼福」
律子「別に大して変わらないと思いますけど?」
17:
P 「いやいや、いつものアップもいいけど、これはなんていうか……可愛らしいよな」
律子「なっ、何をいきなり言うんですか!」
P 「褒めてるんだぞ?」
律子「褒めたってなにも……」
P スッ
律子「……コーヒーのおかわりくらいは出してあげますけど」
P 「うん。そしてその後姿を見る!」
律子「はぁ……」
P 「そろそろみんな来る時間だな」
律子「そうですね」
P 「今日は一日その髪型だぞ」
律子「わかってますって」
19:
P 「今日は仕事手に付かないな」
律子「はぁ?髪型変えたくらいで仕事に支障でませんけど?」
P 「や、多分律子のことばっかり見ちゃうからさ。俺の仕事がってこと」
律子「……好きにしてください。けど、仕事はちゃんとこなしてもらいますからね!」
P 「わかってるって。本気だせばちょちょいのちょいだ」
律子「もう。いつも本気出してくださいよ」
P 「えー、疲れちゃうじゃーん?」
律子「疲れたら今度は私がマッサージしてあげますから」
P 「本当か!?よっしゃ明日以降の予定もねじ込むか!」
律子(冗談のつもりだったんだけどなー)
22:
P 「さー張り切ってやるぞ律子!」
律子「私はいつも全力です。ああ、それから……」
P 「ん?何だ?」
律子「マッサージ。良かったら今度またやってくださいよ」
P 「おお、お安いご用だぞ。何なら肩や背中と言わず全身揉んだっていいぞ」
律子「調子に乗らない。……事務所でじゃなくて、プライベートでならいいですけど、ね」ボソッ
P 「今なんて……」
律子「なんでもありません!今日もしっかりお願いしますよ、プロデューサー殿!」
P 「お、おう!」
P 「……って言ってたのが3日前だ」
春香「へーそうなんですかーあの日はたまたま会ったやよいちゃんとお茶してから事務所に来たから全然気付かなかったー(迫真)」
P 「そういえば遅かったな」
春香(わずかな疑念ももたれない迫真の演技。演技も出来るアイドルは私!天海春香です!)
24:
P 「でだ。それから週末を跨いで今日だろ?」
春香「そうですね。月曜日ですから」
P 「その週末にあったのがこちら」写メ
春香「どれどれ……!?どうして律子さんがちょっと頬染めてくったりしてるんですか!?しかもプロデューサーさんのベッドで!」
P 「それを今から……いや待て。なんでお前俺のベッドだって知って」
春香「そんな事どうでもいいから!説明してください!」
P 「あ、ああ。ええと、次の日はみんなオフだっただろ……」
どようび。
P 「今週は奇跡的にみんなオフだから週末が週末らしく過ごせるな」
律子「そうですね。……で?」
P 「え?」
律子「どうして私ここにいるんですか?」
P 「ここって?」
律子「プロデューサーの部屋ですよ!ついてこいって言うからついてきたら……」
P 「え、だって昨日……」
26:
律子『調子に乗らない。……事務所でじゃなくて、プライベートでならいいですけど、ね』ボソッ
P 「って言ってたじゃないか」
律子「きっ、聞こえてたんですか!?うわ、ちょ、恥ずかしい……」
P 「だから全身マッサージしてやろうと思って」
律子「げ、本気ですか」
P 「げっとはなんだげっとは。気持ちよかっただろ」
律子「それは……認めますけど。すごく楽にはなりました」
P 「だろ?だからさぁ、身を任せて!」
律子「……何か特別な話があるのかと思って黙ってついてきたのに、こんなことか」ボソボソ
P 「どうした?」
律子「いーえ!何でもないです!ほら、やるならやってくださいよ!」ヌギヌギ
P 「お、おう。じゃあいくぞー」
律子「変な事したらまた叩きますからね」
P 「叩くって、お前あれは殴るって言うんだぞ」
律子「知りません。さーどうぞ。煮るなり焼くなりしてください」
28:
P 「そ、そうか……じゃあ、まあ肩から……」グッ
律子「はい。……んっ」ピクッ
P 「……」
律子「……あれ?どうしたんですか?続きは?」
P 「あ、ああ。よっ、と……」グイッ
律子「ふっ……んんっ……」
P 「……」
律子「あの、やらないなら帰ってもいいですか?仕事は無くても勉強したいんで」
P 「あっ、ああ。悪い悪い」グリグリ
律子「あんっ……ふぅ、っは……あぁ……ん。やっぱり、上手い……ですね」
P 「はっはっは、お褒めに預かり光栄だよ」
P (事務所の時はなんとも思わなかったけど)
律子「はぁっ……ちょっと、痛っ……くふっ……」
P (色っぺええええええええ)
29:
律子「……んっ、あの、どうかしたんですか?様子が変ですけど」
P 「律子が色っぽくてドギマギしてるなんて言えるわけないだろ」(いや、別になんでもないぞ)
律子「色っ!?」
P 「あっ!いや、本音と建前が逆転して……」
律子「ってことは、本音なんですか」
P 「そうじゃなくて、いやそうだけど!」
律子「……変なこと、しません?」
P 「流石にそれは大丈夫だ!心配するな!」
律子「じゃあ別にいいですよ。続けてください」
P 「……いいの?」
律子「ええ。気持ちいいですし」
P 「う、うん。なら続けるけど……本当にいいのか?」
律子「……いいですよ」
31:
春香「ちょっと待って下さい。いろいろ言いたいんですけど」
P 「ん?」
春香「部屋に入れたんですか?」
P 「うん」
春香「……律子さんも、黙ってついてきた?」
P 「そうだな。いつもより口数少ないくらいだった」
春香「それで、体中揉ませてもらったんですか?」
P 「揉ませてもらったっていうか、揉んでやったというか。とにかくマッサージはしたよ」
春香「……へぇー」
P 「まぁ、とにかくそれでな……」
32:
P 「……」モミモミ
律子「……っは」
P 「……」グリグリ
律子「……っふぁ」
P 「……」グイグイ
律子「はぁっ……」
P 「よ、よし!終わり!終わり終わり!」
律子「もう終わりですか?」
P 「うん、終わりだ終わり。さあ上着着て」
律子「……脚も、張ってるんですけど」
P 「脚?」
律子「ええ。ずっと座ってるからか、血が溜まってるのかもしれません」
P 「そうかぁ?すらっとしてるし、むくんでるようには……」
律子「揉んでくれないんですか?」
33:
P 「え?いやー、その……もういいんじゃないかな?筋は整えたし、多分放っておいても」
律子「……」じっ
P 「えー……」
律子「……」じとっ
P 「……わかった。やるよ」
律子「ありがとうございます」
P 「……」モミモミ
律子「……」
P 「……」モミモミ
律子「……ねぇ、プロデューサー殿?」
P 「んー?」モミモミ
律子「色っぽい、なんて、初めて言われたかもしれません」
P 「そ、そうか……」モミモミ
35:
律子「……その、つまり、プロデューサー殿は、私で……その……」
P 「律子で?」モミモミ
律子「変な気分になったり、するって事ですか?」
P 「……は?」ピタッ
律子「あ、やめないで」
P 「あ、はい」モミモミ
律子「だって、あずささんが言われてるのはよく見ますし、マーケティングに……そういう部分もあるのは理解してますし」
P 「男性ファンの事考えたら、そういう話も出てくるよな」モミモミ
律子「ええ。それで、その……色気、ですか。そういうのって、つまり、性的な……その……」
P 「……顔真っ赤だぞ」モミモミ
律子「みっ、見ないでください!」
P 「あ、ああ、すまんすまん。集中する」モミモミ
律子「で、どうなんですか!私もそういう対象として見れるって事でいいんですか!」
P 「怒るなよ……えーと、正直に言っていいのか?」モミモミ
律子「お願いします。あ、勘違いしないでくださいよ。ちょっとしたアンケートみたいなものですから。これからの売り出し方の参考になれば……」
37:
P 「そうか。じゃあ真面目に答えるけど」
律子「……はい」
P 「そういう対象として見れるっていうか、むしろそうとしか見れない」
律子「ッ????!」ゲシゲシ
P 「いてっ、痛い!蹴るな、やめろって!」
律子「はぁ、はぁ……す、すみません。取り乱しました」
P 「いや、ノリで痛いって言ったけどむしろ良かった」
律子「バカなんですか?」
P 「そうかも」
律子「はぁ……ほら、マッサージ再開してください。まだ右足残ってますよ」
P 「そうだな。よっと」モミモミ
律子「あ、ふくらはぎじゃなくて、もっと上……」
P 「ん?ふとももか?」
律子「ええ、まぁ……」
38:
P 「この辺か?」モミモミ
律子「……もっと、上です」
P 「上って、だってこれ以上……」
律子「いいから、お願いします」
P 「……また顔真っ赤だぞ」
律子「見ないでくださいってば」
P 「いや、それは無理」
律子「なんでですか。脚だけ見ておけば……」
P 「可愛くて」
律子「なっ……」
P 「見ざるを得ない」
律子「もう……」
P 「この手が、お前の望みどおりに動いたとして」
律子「……はい」
P 「そこから先、止まるかどうかわからないぞ」
39:
律子「……いいんで春香「待ったー!!」
春香「待った!待ってください!」
P 「なんだよ。次の写真に至るまでの重要な部分だぞここは」
春香「というか土曜日のプロデューサーが待ってください!」
P 「それは無理だろ」
春香「えっ、ちょっと待ってくださいよホント。ちょっと整理させてください」
P 「ああ。好きにしてくれ」
春香「……あ!次の写真に至るまでのって言いましたよね。写真!先に写真見せてください!」
P 「これが日曜日の朝の写真です」
春香「」
P 「春香?どうした?白目剥いてるぞ。おーい」
春香「」
P 「……俺のワイシャツ着てベッドの中で微笑んでる律子を撮った写真の何にそんなに驚いたんだ?」
春香「事後じゃないですか!」バンッ
P 「まぁそうとも言うな」
41:
春香「そんな……嘘だ……嘘ですよねプロデューサーさん……」
P 「いや嘘じゃないぞ」
春香「いいや!嘘です!だってあの律子さんですよ!?鉄の女って言ったらサッチャーか律子さんか迷うくらいの律子さんですよ!?」
律子「何を失礼な事言ってるの」パコン
春香「あだっ!り、律子さん!嘘ですよね!?」
律子「は?何が嘘なワケ?」
春香「これですよ!合成か何かですよね!フォトショップですよね!」
律子「プロデューサーの携帯?何か悪質なメールとか……」
律子「……」プルプル
P 「お、おい。律子?」
律子「あなたって人は……どーしてこういう……」ワナワナ
P 「違うんだ、春香に相談したい事があって……」
春香「嘘ですよね!?嘘ですよね!?」
律子「……はぁ。プロデューサーは後で話があります。春香、落ち着いて聞いて。何を聞いたかしらないけど……」
春香「律子さんとプロデューサーさんがセック」
45:
律子「ストップ!それ以上はアイドルが言っていい言葉じゃないから!」
春香「……で、どうなんですか」
律子「……誤魔化してもしょうがないから言うけど。その……し、したわ」カァーッ
春香「」
P 「あ、また白目」
律子「ああ、もう。なんでこんな目にあわなきゃいけないのかしら!プロデューサー!」
P 「ひっ!はい!」
律子「春香に相談ってなんですか!?」
P 「い、いや、その……」
律子「春香には言えて私には言えないってワケですか?それとも本当は相談なんて無くて、ただ私との事が自慢したかっただけ!?」
P 「自慢なんて、そんな……」
律子「ええそうよね、私なんかと寝たって自慢になんかなりませんよ!そのくらいわきまえてます!」
P 「いやいやそういう意味じゃないんだ。その、なんというか律子には言い難いというか……」
律子「なんですか?私の悪口?ちょっと褒めたら勘違いした馬鹿女とでも?」
P 「ちょ、落ち着けって」
46:
律子「そうですよ、私は勉強と仕事が恋人の寂しい女です!今まで男の人にはコワイとかカタイとかしか言われた事ありませんでしたよ!」
律子「アイドルやってた時だって鳴かず飛ばずで、私って魅力無いのかなーとか思ってましたよ!実際無いんでしょうけど!」
律子「だから、嬉しかったんです!可愛いって言われて、色っぽいって言われて浮かれちゃったんです!悪いですか!?」
P 「律子」
律子「なんですか!」
P 「落ち着け」
律子「……はい。すみませんでした」
P 「いいよ、別に。なぁ、聞いていいか?」
律子「何ですか?」
P 「律子は、褒められて嬉しくなったからって、一晩一緒にいるようなヤツなのか?」
律子「……」
P 「一晩一緒にいて、何回も何回も求めて、それ以上にキスを求めて」
律子「く、詳しく言わないでください……」
P 「それは、俺が律子のことを褒めたからか?それだけなのか?」
律子「……そう、ですよ。バカな女です、私は」
47:
P 「律子はバカじゃないだろ」
律子「ッ……」
P 「これは、俺の希望もかなりはいってるんだが。お前は好きでもない相手に体も心も許したりしない……よな?」
律子「……」
P 「春香に相談したかった事ってのはな、律子の事なんだ」
律子「私の?」
P 「ああ。その……俺も、好きでもない相手の体も心も求めたりしない」
律子「え、それって……」
P 「春香じゃなくても良かったんだけど、たまたまいたのが春香だっただけなんだ。ええと、上手く言えないな……」
P 「俺の中で答えは出てるんだけど、第三者の意見が欲しいというか。そういう時ってあるだろ?」
律子「それは、わかります」
P 「うん、で、何の相談だったかって言うとだな……」
P 「律子に、告白しようと思うって話だったんだ」
48:
律子「……えっ?」
P 「言い難い話だって言ったろ。その、随分前からなんだけど、俺、律子の事が好きで……」
律子「」ポロポロ
P 「おわっ!どうした律子!どっか痛いのか!?それとも俺が泣くほど嫌いか!?」
律子「ちがっ……何か、勝手に……ぐすっ、続けてください……」
P 「そ、そうか。けど、なんとなく言い出せなくて、ずっとなぁなぁにしてきた。今回の事は、正直良いきっかけになったと思う」
P 「順番があべこべになっちゃったけど、俺は、君が好きだ。結婚を前提に付き合ってください」
律子「私、嘘をつきました……ぐすっ」
P 「嘘?」
律子「ええ。私は、褒められたから……あんな事したわけじゃありません」
律子「随分前からなんですけど、私、あなたの事が好きで……」
P 「……うん」
律子「だけど、なんとなく言い出せなくて。あの日、久しぶりにプロデューサーと二人になった時、はっきり自覚しました」
律子「今回の事は、正直良いきっかけになったと思います。順序がバラバラですけど……」
律子「私は、あなたが好きです。結婚を前提に、お付き合いしてください」
54:
P 「こんな、いい大人なくせに子供みたいで、好きだって一言も中々言えないようなヤツでよければ」
律子「私こそ、素直じゃなくて、不器用で、仕事と勉強ばっかりな女ですけど……」
P 律子「「よろしくお願いします」」
P 「ぷっ……はは」
律子「ふふっ……」
P 「ほら、顔。ぐちゃぐちゃだぞ」
律子「もう、見ないでくださいってば……」
P 「無理だな。可愛いから」
律子「……もう」
P 「ああ、そうだ。今なら誰も見てないよな」
律子「え?んむっ……」
P 「誓いのキスを、ってな」
律子「あーあ、キザったらしいんですから」
P 「嫌だったか?」
56:
律子「……まさか」
P 「さ、顔拭いたら仕事仕事。やるぞー」
律子「あら珍しい。やる気ですね」
P 「ああ。だってオフに仕事持ち込みたくないからな。オフは……二人で、な」
律子「……そんな風に言われたら、私も頑張らないといけなくなるじゃないですか」
P 「いつも通りじゃないか」
律子「あなたと違ってね。オフが合うように調整しないと、ですね」
P 「ああ。あ、式いつにする?」
律子「……気が早くないですか?」
P 「え?でもいつかはするだろ。結婚式っていや、女の子が一番輝く瞬間だからな。気合い入れないと」
律子「まぁ、そうですねぇ。その時は、しっかりプロデュースしてくださいね?私の……プロデューサー殿?」
春香(私の体が足元に見えますね!これが憧れのアストラルトリップ?このままお空の彼方へ行けてしまいそう!天に舞う正統派アイドル、天海春香でした!)
おわり
57:
乙!
その頃やよいは…
58:

春香ェ……
61:
説教デレ思い出した乙
6

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