御坂「あ、あんた……そのキーホルダー」食蜂「?」back

御坂「あ、あんた……そのキーホルダー」食蜂「?」


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1:
御坂「どこで手に入れたの?」
食蜂「こんにちは御坂さん☆」
御坂「こ、こんにちは」
食蜂「急にどうしたのぉ?」
御坂「それをどこで手に入れたか気になって……」
食蜂「ゲコ太好きな子から貰ったのよぉ、限定だからって言われてぇ。
 そんなに欲しくなかったんだけど一応貰ったのぉ」
御坂「……じゃあいらないんだ?」
6:
食蜂「ほしいの?」
御坂「へ?い、いやいやいや別に」
食蜂「あ、そう。じゃあ誰かにあげようかなぁ」
御坂「それなら私が……」
食蜂「やっぱり欲しいんだぁ」
御坂「い、いらないなら貰おうかなーって」
食蜂「ふ?ん、じゃあいらないのねぇ」
9:
御坂「わ、私はいらなくはないわよ?でもちょうど鍵につける物が無くって」
食蜂「かばんについてるそれ付ければいいんじゃない?」
御坂「わわっ!これは!」ササッ
食蜂「既にゲコ太キーホルダーがあるのにこれが欲しいの?」
御坂「これは限定6種の内の一つで、あんたの持ってるゲコ太が中々当たらないシークレット……」
食蜂「そうだったんだぁ☆」
御坂「っていう話を聞いたのよ」
10:
食蜂「そんなに貴重な物だなんて知らなかったわぁ、ありがと御坂さん☆」
御坂「どういたしまして……ってくれないの!?」
食蜂「え?そんなに欲しくなかったんじゃないの?」
御坂「いや……貴重だしくれるなら欲しいけど」
食蜂「その程度の気持ちなら私が持ってた方がいいわよねぇ」
御坂「う」
食蜂「ふふ☆」
13:
御坂「ほんとはちょっと欲しいかも」
食蜂「え?ちょっと?」
御坂「結構欲しい」
食蜂「結構?」
御坂「……凄く欲しいです」
食蜂「良く言えました?☆」ナデナデ
御坂「うぅ……」
16:
食蜂「御坂さんがそこまで下手に出るくらい貴重な物だったなんてねぇ」
御坂「オークションでも全然出てなくて……」
食蜂「オークションで調べてたんだぁ」
御坂「うっ!」ドキッ
食蜂「そんな貴重な物をくれるなんて、あの子には後でご褒美あげないとね」
御坂「……いくら出せばいいの?」
22:
食蜂「いくら?」
御坂「とりあえず今の手持ちは……」
食蜂「ちょ、ちょっと待って御坂さん」
御坂「?」
食蜂「お金なんていらないわよぉ」
御坂「……売ってくれないって事?」
25:
食蜂「そうねぇ、売らないわ」
御坂「……そう、わかった」シュン
食蜂「売らないとは言ったけどぉ、あげないとは言ってないわよぉ?」
御坂「!」
食蜂「はい、御坂さん。大事にしてね」ポンッ
御坂「あ、あんた……っ」
食蜂「みさきって呼んで☆」
御坂「みさき……ありがとう」ウルッ
32:
食蜂「御坂さんが喜んでくれて私も嬉しいわぁ」
御坂「本当にありがとう!お礼はいつか……」
食蜂「……ちょっと待って御坂さぁん」
御坂「ん?」
食蜂「オークションにも出回っていない宝石のように貴重なキーホルダーをあげたのにさっさと行っちゃうのぉ?」
御坂「あ、あんたがお金いらないって……」
食蜂「確かにお金はいらないとは言ったわねぇ」
39:
御坂「じゃあ一体何が欲しいのよ」
食蜂「そうねぇ……私が貴重な物あげたんだからぁ」
御坂「……」
食蜂「御坂さんの貴重な物が欲しいなぁ、なんて☆」
御坂「貴重って言われてもあんたが欲しい物がわからないんだけど」
食蜂「御坂さんが手放したくない物とかがいいかなぁ」
44:
御坂「何か欲しい物があるならあげるから(ゲコ太以外)、早く……」
食蜂「どうしたのぉ?」
御坂「ちょっと待ち合わせしてるのよ、買い物付き合ってって」
食蜂「じゃあそれにするわぁ」
御坂「え?」
食蜂「御坂さんの貴重な時間と交換☆」
御坂「何言ってんの?」
46:
食蜂「その約束はキャンセルにして私の買い物に付き合って貰うわぁ」
御坂「なんでキャンセルに……買い物なら今度付き合うから」
食蜂「持ち逃げする気ぃ?」
御坂「う」ズキッ
食蜂「次の日のニュースに載っちゃうわよぉ"御坂美琴ゲコ太キーホルダーを奪って逃亡"って☆」
御坂「乗るわけないでしょ!」
食蜂「どうかしらぁ……」
御坂「ぐっ……わかったわよ!付き合えばいいんでしょ!」
49:
食蜂「御坂さんとのお買い物☆」
御坂「黒子に連絡入れとかないと……まったく」
食蜂「どこに行こうかしらぁ」
御坂「どこでもついていくわよ」
食蜂「じゃあ御坂さんらしくデパートでも行きましょ☆」
御坂「らしくって……まあどこでもいいけど」
──
────
51:
御坂「あ、あんたねぇ……ッ」ゼェゼェ
食蜂「御坂さんどうしたのぉ?」
御坂「買った物くらい自分で……」
食蜂「ゲコ太キーホルダー」
御坂「……」
食蜂「御坂さんかわいい?☆」ナデナデ
御坂「あと少しの我慢……」
53:
食蜂「荷物重いの?」
御坂「見てわかるでしょ!」バチバチッ
食蜂「やだこわ?い☆」
御坂(投げ捨ててやろうかしら……)
食蜂「私かばんくらいしか持たないからぁ、御坂さんの気持ちがわからないわぁ」
御坂「じゃあいつもの買い物はどうしてるのよ」
食蜂「ん??他の子に持たせてるゾ」
御坂「あんた最低ね……」
食蜂「何も言わなくても持ってくれるんだからいいじゃない」
54:
御坂「ほんとにゲスい能力ね」
食蜂「能力使わなくても持ってくれるのよぉ」
御坂「どうだか……ん?あれは」
黒子「お姉……さま?」
御坂「黒子!今日はごめんね」
黒子「かまいませんが、その方は……」
食蜂「こんにちは☆」
御坂「ちょっと色々あって」
139:
黒子「まさか……レベル5の食蜂操祈ですの?」
食蜂「そうよぉ」
黒子「お姉さまと二人でお買い物ですの?」
御坂「ほんとにごめんね黒子、別に遊んでる訳じゃないのよ」
食蜂「二人で仲良く遊んでるのよぉ」
黒子「私より……私との約束より……」
御坂「違うのよ黒子」
食蜂「何も違わないわぁ、見ての通りよ」
御坂「ちょっと黙ってなさい!」
141:
食蜂「所であなたと御坂さんってどういう関係なのぉ?」
黒子「私とお姉さまは愛し合ってる関係ですの!」
食蜂「へぇ?御坂さんって……へぇ?」
御坂「いや、違うから。あの子が勝手に言ってるだけ」
黒子「お姉さまぁ?……」
食蜂「御坂さんも裏ではやる事やってるのねぇ」
御坂「だから違うっての!」
143:
食蜂「でも嬉しいわ御坂さん」
御坂「何が?」
食蜂「だって……この子より私を選んでくれたんだもん」
黒子「!」
御坂「ほぼ強制的に連れてきただけでしょ!」
食蜂「御坂さんも納得してたじゃない」
黒子「お姉さま……一体何が」
145:
御坂「まあ弱みを握られたというか脅されてるというか」
食蜂「ひどぉい、私の大事な物あげたのにぃ……」
黒子「!?」
御坂「ぐ……」
黒子「お姉さま!本当ですの!?」
御坂「う、うん。その代わり買い物に付き合わされてるのよ」
黒子「お姉さまが……そんな」
御坂「最初はお金で済ませようと思ったんだけど……」
150:
黒子「お姉さまが……ば、ばば……ばいしゅ……」
食蜂「御坂さんが無理やり奪ってきたのぉ」
御坂「どうしても欲しかったのよ。って無理やりじゃないでしょ!あんたがくれるって言うから」
食蜂「だって御坂さんがあんなに激しいなんて……」
御坂「(ゲコ太好きが)激しくて悪かったわね!」
黒子「これは夢ですの……」シュンッ
御坂「とにかくこの埋め合わせは……あれ?」
食蜂「あの子テレポートが使えるのねぇ」
152:
御坂「結局誤解とけなかったじゃないの!」
食蜂「誤解ってなんのことぉ?」
御坂「あんたのせいで買い物の約束が無くなっちゃった事よ!」
食蜂「それだけじゃなくなっちゃったけどねぇ、でも私のせいだけじゃないしぃ」
御坂「あんたのせいでしょーが!」
食蜂「そうかしらぁ」
御坂「そうよ!」
食蜂「でも御坂さん、冷静に考えてみて」
155:
御坂「何をよ」
食蜂「確かに私が時間を買うって言ったけどぉ、それは対価として貰っただけよぉ」
御坂「キャンセルさせたのはあんたでしょ」
食蜂「約束が無ければキャンセルなんてする必要なかったしぃ」
御坂「約束ある事聞いたあんたが面白がって時間買うとか言い出したんじゃない!」
食蜂「でもそれってキーホルダーを諦めればよかっただけよねぇ」
御坂「……」
食蜂「キーホルダーと恋人との約束を天秤にかけたのはだれぇ?」
御坂「……恋人じゃないけど」
食蜂「ん??」
御坂「私です……ごめんなさい」
158:
食蜂「じゃあお買いもの再開しましょうか☆」
御坂「まだ買うの?」
食蜂「そんなに欲しいものないけどぉ、御坂さんが持ってくれるからいっぱい買おうかと思ってぇ」
御坂「もう逃げていいかな?」
食蜂「そんな事言ってもちゃんと買い物に付き合ってくれる御坂さんが好きだゾ☆」
御坂「な、なにを……っ。本当に逃げてもいいの!?」
食蜂「逃げないくせに☆」
御坂「そこまで言われたら逃げるし!」
食蜂「ちゃんと逃げるって宣言する所が可愛いゾ☆」
御坂「もう絶対逃げる!」
ギャーギャー……
──
────
160:
食蜂「あ?楽しかったぁ」
御坂「あ?疲れた……」
食蜂「御坂さぁん、そんな顔やめてほしいわぁ」
御坂「荷物持たせてた人間が何を……」
食蜂「途中でアイス買ってあげたじゃなぁい、限定ゲコ太カップ入りのアイス」
御坂「子供か私は!」
食蜂「でも容器持ち帰る気満々だし子供じゃなぁい」
御坂「もったいないから持って帰るだけよ」
食蜂「今更ゲコ太好き隠さなくてもいいわよぉ」
164:
御坂「あんたにだけは知られたくなかったけどね」
食蜂「知ってたけどぉ」
御坂「え?」
食蜂「御坂さんがゲコ太好きってのは聞いた事があったのよぉ」
御坂「誰から聞いたの?」
食蜂「御坂さんと同じゲコ太マニアから」
御坂「そ、そんな人と知り合いなの?」
食蜂「知り合い……そうねぇ、知り合いかもねぇ」
御坂「連絡先教えて!」
165:
食蜂「いいわよぉ」ピッピッピッ
御坂「やった……っ。仲間が……ゲコ太仲間が……」
食蜂「はい☆」ピッ
御坂「ありがとう!うわ?これでグッズ交換とかできるかも」
食蜂「御坂さんが喜んでくれて私も嬉しいわぁ」
御坂「あんたって意外といい奴ね」
食蜂「意外とだなんてひどいゾ☆」
御坂「ごめんごめん」
168:
食蜂「御坂さん、荷物はここまででいいわ」
御坂「こんな中途半端な所でいいの?どうせなら家まで持ってくけど」
食蜂「ううん、大丈夫よぉ。運んでくれる人ならいっぱいいるから」
御坂「……まあいいわ、じゃあこれで」
食蜂「あ、御坂さぁん」
御坂「なに?」
食蜂「今日は楽しかったわぁ、ありがと☆」
御坂「……私も楽しかったわ、またね」
──
────
171:
御坂「疲れた?、でもその労力に似合う物を二つも手に入れてしまったわ。
 一つ目はこのゲコ太キーホルダー!……ふふふ、これで全部そろった。
 そして二つ目はゲコ太マニアの連絡先!ある意味キーホルダーより貴重ね。
 さっそくかけてみようかしら……」ピッ
プルルルル……プルルルル
ガチャッ
食蜂「はい☆」
御坂「……はい?」
食蜂「御坂さん早かけてきてくれたんだぁ」
御坂「なんであんたに繋がんのよ!」
食蜂「だって連絡先教えてって言うからぁ……」
御坂「あんたのじゃないわよ!」
173:
食蜂「御坂さんってよくわからないわぁ」
御坂「私の台詞よ!」
食蜂「あ、そうそう。今度駅前にデパートできるらしいんだけどぉ、一緒に行かない?」
御坂「行くわけないでしょ!」
食蜂「またそんな事言ってぇ、ほんとは来てくれるのよねぇ」
御坂「行くかバカ!」
食蜂「ひどぉい☆でも来てくれるのが御坂さんなのよねぇ」
御坂「絶対行かない!」
食蜂「またまたぁ……」
ギャーギャー
──
─────
       終わり
174:

175:

17

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