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勇者「ダジャレを作ったのは誰じゃ?」


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勇者の家──
母「勇者」
母「朝よ、起きなさい」ユサユサ…
勇者「ん……」ムニャ…
勇者「あ……もう手裏剣か……」
母「へ?」
勇者「ようするに、“もう手裏剣”から“もう忍具”で“もうにんぐ”になって──」
勇者「モーニング……つまり朝ってこと」
母(この子はいつもこんなことばかりいって……)
2: 以下、
勇者「いただきま?す」
母「今日はいよいよ国王陛下に謁見して、魔王討伐の旅に出る日ね」
父「親としては、お前を旅立たせるのは心苦しいが……」
父「宮廷魔術師様に、勇者の素質があると占われてしまったのだ」
父「なんとか……やり遂げてくれ」
勇者「ついに俺が旅立つ日がやってきたのか……」
勇者「超ショック!」
勇者「朝食時だけにね」モグモグ…
父(本当に大丈夫だろうか……)
母(不安だわ……)
3: 以下、
城下町──
町民「やぁ、勇者君!」
町民「いよいよ魔王討伐の旅に出るんだってね。これから城に向かうのかい?」
勇者「ええ、白い城に向かいます」
町民「君は人類希望の星だからね、応援しているよ!」
勇者「人類のスターとして、冒険をスタートしますよ」
勇者「まぁ加勢などいりませんので、任せて下さい!」スタスタ…
町民(どうも彼と話していると、気が抜けてしまうよ……)
4: 以下、
城──
国王「おお、よくぞ来てくれた勇者よ」
国王「ここに旅の準備金と装備を用意した」
国王「辛く苦しい旅になるだろうが……どうかよろしく頼む」
勇者「ええ、覚悟しています。五という字を書くのは得意ですし」
勇者「それに……料理王の頼みなら、引き受けないわけにはいきませんしね」
国王「料理王……? ワシのことか?」
勇者「だって、国王陛下は“コック王”ですからね!」
国王「はぁ……」
国王「と、とにかく、武運を祈っておるよ」
勇者「魔王なんかブーンと投げ飛ばしてやりますよ」
5: 以下、
大臣「あと私からも一つ」
大臣「王国の兵は各拠点の防衛にかかりっきりで、君に兵を貸すことはできないが……」
大臣「実は、城下町の酒場に『勇者の協力者募集』の貼り紙をしておいた」
大臣「おそらく君の助けになるような、腕自慢が集まっているはずだ」
勇者「酒場ですね? ありがとうございます!」
勇者「さすが大臣、大事んな情報を持っておられる!」
勇者「では!」シュタッ
大臣「…………」
国王「本当に、彼に勇者の素質があるのだろうか……?」
大臣「さぁ……」
6: 以下、
酒場──
マスター「おう、待っていたよ、勇者さん」
マスター「三人ほど、あんたに協力したいって腕自慢が集まってるぜ」
勇者「いや、俺が求めているのはむしろ足自慢だ」
マスター「へ?」
勇者「だってここはサッカー場だろう? ……酒場だけに」
マスター「…………」
マスター「あ、え、あの……えぇと」
マスター「と、とにかく、あっちの三人が君の仲間だ」
マスター「いずれも兵100人に勝る価値を持っている」
勇者「ひゃっ、9人!?」
マスター(……めんどくさい奴だな)
7: 以下、
戦士「おう、俺は戦士だ!」
戦士「ここらで一気に名を上げるチャンスが欲しくてな!」
戦士「今回アンタに同行させてもらうことにした!」
戦士「剣の腕なら、だれにも負けねえ!」
勇者「ふうん、君は剣を使うのか」
勇者「だったらなるべく慎重に、静かに戦ってくれよ」
戦士「へ? ……なんで?」
勇者「だって、剣はそーっど扱わないと。そーっどね」
戦士(な、なんだこいつ……)
8: 以下、
僧侶「私は僧侶。女ですが回復魔法が得意なので、きっと力になれます!」
僧侶「どうぞよろしくお願いします!」
勇者「へえ、回復が得意なんだ」
僧侶「はい!」
勇者「つまり、潮干狩りが得意、と」
僧侶「え……? どうして潮干狩りが出てくるんですか?」
勇者「“貝福”つまり“貝の福”っていえば、潮干狩りで貝を見つけることじゃない!」
僧侶「んん、ん……?」
僧侶(これは……なんとも奇妙な方ですね)
9: 以下、
魔法使い「ボクは魔法使い!」
魔法使い「ほとんどの属性の魔法を操れるけど、特に炎魔法が得意だよ!」
勇者「ふうん、炎ねえ……」
勇者「つまり、右下のちょこっと出てる部分を使うわけ?」
魔法使い「へ……?」
勇者「ほら、『ほ』っていう字の右下はシッポみたいになってるじゃない」
魔法使い「え、え……?」
勇者「だって君は“ほのシッポ”……“ほの尾”使いなんでしょ?」
魔法使い「えぇっと……」
魔法使い(意味が分からない……なんなのこの人……)
10: 以下、
町の出入口──
勇者「さあ、冒険の始まりだ!」
勇者「苦しい戦いがやってくるし、四人で笑い合っていこう!」
戦士「おう、そうだな!」
僧侶(すばらしい心意気ですね。安心しました)
魔法使い(なんだ、ちゃんと勇者らしく仕切れるんじゃないか)
勇者「フォーフォッフォッフォッフォ!」
戦士「!?」ギョッ
戦士「ちょ、ちょっと待て。なんだよその笑い方は?」
勇者「四人だからね、フォーってね」
僧侶(あらら……)
魔法使い(やっぱり……こういう人なのか)
11: 以下、
村──
村長「これはこれは勇者様」
村長「ようこそお越し下さいました」
勇者「……うん」
勇者「なんていうか、性欲を刺激される場所だね、ここは」
村長「……性欲、ですか?」
勇者「うん、ムラムラするよ……村だけに」
村長「……え?」
僧侶「な、何でもありません! さ、村で少し休みましょう!」
戦士「そっ、そうだな!」
魔法使い「そうしよう、そうしよう!」
勇者「休憩時間は九京時間もあればいいかな」
12: 以下、
森──
ゴブリン「どりゃあっ!」
ザシッ!
戦士「ぐっ……つええ!」ヨロッ…
勇者「さすが、体の5%がリンでできているだけのことはあるな」
ゴブリン「は……?」
勇者「“5%がリン”……つまり“五分リン”だ」
ゴブリン「……なにそれ」キョトン…
戦士「チャンスッ!」ダッ
魔法使い「炎よ!」ボッ…
ザシュッ! ボワァッ!
ゴブリン「ぐわあああああっ!」
13: 以下、
町──
勇者「落ちついた人々と落ちついた町並みが、マッチした町だな?」
町長「ありがとうございます!」
僧侶(本当に褒めてるわけじゃないんでしょうけどね)
勇者「ところで、町長はバタフライが得意らしいね」
町長「バタフライって泳ぎのですか……? なぜ?」
勇者「蝶々、だけにね」
町長「え……?」
戦士「さ、さぁ?て、この町は店も豊富だし、武器でも調達しようぜ!」
魔法使い「そうだね!」
僧侶「そうしましょう!」
勇者「不気味な武器を買おう」
14: 以下、
洞窟──
オーク「ブヒヒ、ここは通さんぞ!」ズラッ…
勇者「非常に多くのオークに囲まれたか……」
戦士「どうする、勇者!?」チャキッ
勇者「う?ん……」
勇者「ここは洞窟だし、シューズについて尋ねてみるか」
僧侶「へ?」
勇者「どう? 靴」
オーク「……ブヒ?」
戦士(おおっ、勇者のおかげでスキができた!)
戦士「よし、逃げるぞ!」ダッ
魔法使い「うん!」ダッ
オーク「ああっ、しまった!」
15: 以下、
都市──
市長「勇者様、あなたの活躍は存じ上げております!」
市長「我々にできることがあれば、ぜひ協力させて下さい!」
勇者「そんなに俺たちに協力したいのかい?」
市長「はい!」
勇者「そんなに俺たちに協力していのかい?」
市長「(なぜ二回いう?)はい!」
勇者「そんなに俺たちに協力してぃのかい?」
市長「(なぜ三回もいう?)は、はい!」
魔法使い「あ、あのっ! いくらか軍資金を工面していただけると助かります!」
市長「え、あ……分かりました!」
勇者「そんなに俺たちに協力シティのかい?」
16: 以下、
古代城──
キィンッ! ──ザシュッ!
戦士「ぐっ……!」
暗黒騎士「我は魔王様の手によって、太古の昔よりよみがえりし暗黒騎士!」
暗黒騎士「今の軟弱な人間では我の相手にはなれぬ!」
勇者「なんじゃ、苦戦してる!」
僧侶「ま、まずいです! このままだと戦士さんが!」
魔法使い「あの特殊な鎧には、魔法も通じないし……どうしよう!」
勇者「う?ん、騎士ってのはこうでナイトな」
暗黒騎士「……なんだそりゃ」ガクッ
勇者「戦士、戦死するなよ!」
戦士「誰がするかあああああっ!」ダッ
暗黒騎士「うわっ!?」
ザシュッ!
暗黒騎士「ぐおおっ!?(気が抜けたところに、強烈な一撃、を……!)」ガクッ…
17: 以下、
エルフ村──
エルフ長老「ほう、珍しいこともあるもんじゃ。人間の来客など何十年ぶりか」
エルフ長老「ここはエルフの村ですじゃ。どうぞゆっくりしていって下され」
勇者「ふむ……エルフ」
勇者「つまり──」
勇者「A、B、C、D、E、F、G、H、I、J、K、M、N、O、P、Q、R、S」
勇者「T、U、V、W、X、Y、Z」
勇者「ってことか」
エルフ長老「へ?」
戦士「!」ハッ
戦士「えぇと……多分、Lがないので“エル不”ってことかと」
エルフ長老「ああ……そういう……」
勇者「…………」ニヤッ
18: 以下、
邪神殿──
ガーゴイル「ギャオォォンッ!」ブオンッ
キィンッ! ギィンッ! キンッ!
戦士「ちいっ!」ザザッ…
魔法使い「雷よ!」バリバリッ
僧侶「凄まじい攻防……近づけないので、遠くから回復魔法を送らないと!」
勇者「無料かい?」
僧侶「僧侶だけに送料ですよね? もちろん無料です!」パァァ…
勇者「…………」ニヤッ
戦士「よっしゃ、回復したぜ!」シャキンッ
戦士「化け物め、覚悟しやがれ!」
ザシュッ! ギャォォン……
勇者「鋭かった戦士の一撃で、勝った」
19: 以下、
魔族の村──
魔族「ここは魔王のやり方に納得いかない魔族の集落です」
魔族「あなたがたに敵対するつもりはありません」
勇者「敵じゃないってことは、つまりスリーショルダーか」
魔族「……どういう意味です?」
戦士「つまり、“スリーショルダー”は三つの肩だろ?」
魔法使い「三つの肩は“三肩”で、“みかた”になるよね?」
僧侶「“みかた”……つまり“味方”のことです!」
魔族「な、なるほど……(なにかの暗号……!?)」
勇者「…………」ニヤッ
20: 以下、
ダークタワー──
戦士「ちいっ、魔王軍の基地を兼ねた塔だけあって、精鋭揃いだな!」
僧侶「しかし、ここを攻略すればもう残すは魔王城だけです!」
勇者「たわーいない塔と思いきや、大間違いだったな」
勇者「仕方ない、ここは魔法使いに本気を出してもらおう」
魔法使い「“マジック”だけに本気(マジ)になれってことかい?」
勇者「…………」ニヤッ
魔法使い「分かったよ、やってみる!(なんだかやれる気がしてきた!)」
ボワアァァァッ!
ギャオオォォン……!
魔法使い「おお、ボクもこんなにやれるんだ! 我ながらビックリ!」
戦士「おいおい、こんな魔力を秘めてたのかよ! 俺も負けてられねえな!」
僧侶「すごいです!」
勇者「みんな、腸が整ってきたな!」
戦士&僧侶&魔法使い(成長したっていいたいんだな……)
21: 以下、
魔王城城門──
四天王(炎)「キサマらが勇者パーティーか」
四天王(炎)「魔王軍最強のチームである、我々四天王がお相手しよう」
勇者「なんで俺たちが勇者パーティーだって、知ってんのう?」
四天王(炎)「へ……?」
四天王(水)「なにいってるのよ、あいつ」
四天王(風)「知ってんのう、だとォ!? どういうこった!?」
四天王(土)「ふ?む、ガクッと気が抜けたでござる」
戦士「今だああああっ! 戦死してたまるか!」ダッ
魔法使い「本気(マジ)でやるよ!」ボウ…
僧侶「補助魔法の送料も無料です!」パァァ…
ザシュッ! ボワァッ! ザシッ! ドカッ! バリバリッ!
四天王「ぐわあああああっ!!!」ボシュゥゥゥ…
22: 以下、
魔王城──
僧侶「どうにか四天王をやっつけられましたが……」
僧侶「魔王の城だけあって、内部は大迷宮ですね」
戦士「しかも、城内にもかなりの敵が残ってやがる!」
魔法使い「だけど、ここまで来て負けられないよね!」
勇者「きゃっ!」
勇者「通り抜ける」サッ
勇者「きゃっ!」
勇者「通り抜ける」サッ
戦士「へへっ、分かってるって」
僧侶「“きゃっ!”と“通り抜ける”で“きゃっスルー”ですよね?」
魔法使い「つまり“キャッスル”ってことでしょ?」
戦士&僧侶&魔法使い「魔王の“城”だけに!」
勇者「…………」ニヤッ
23: 以下、
魔王の間──
魔王「フハハハハッ!」
魔王「勇者ども……ここまでたどり着いたことだけは褒めてやろう」
魔王「だが、すぐキサマらは向かうことになる……地獄にな!」
勇者「俺たちが地獄に行ったら、人類の数は激減するだろうな……」
勇者「ヘル、だけに」
魔王「……は?」
戦士「今だああああっ! 戦死してたまっかぁ!」ダッ
魔法使い「本気(マジ)でやるよ!」ボワァッ
僧侶「最終決戦では、回復も補助魔法も送料無料!」パァァ…
ザシュッ! ボワァァァッ!
魔王「ぐ、ぐぬっ!」ヨロッ…
魔王(おかしな話術で、気が抜けたところを攻めてくるとは……!)
24: 以下、
魔王「舐めるなぁぁぁっ!」
ズガガガガァァンッ!!!
戦士「うおおっ!」
僧侶「きゃあああっ!」
魔法使い「四天王さえ倒した、必勝パターンが通じないなんて……!」
勇者「大丈夫、ひっしょう懸命やれば、勝てるよ!」
戦士「……だな!」チャキッ
僧侶「そうですね!」スクッ
魔法使い「勇者の言葉を聞くと、勇気が湧いてくるよ!」スクッ
魔王「なにいいい!?」
魔王(勇者の話術には、敵の力を削ぎ、味方を鼓舞する力があるのか!?)
魔王(そうか……あの話術があったから、奴らはここまでたどり着けたのだ!)
25: 以下、
魔王「ならば、先に勇者を仕留めてやる!」ギロッ
勇者「床や柱に小便はしなくていいのか?」
魔王「は……?」
勇者「“魔王”だから“まキング”……つまり“マーキング”しないのか?」
魔王「うぐぐっ……」ガクッ
魔王(い、いかん! こやつの話術にかかると、どうしても戦意が削がれる!)
戦士「ふん、ずうっと勇者と一緒に旅して戦ってきた俺らじゃなきゃ」
戦士「勇者のセリフを聞いたら力が抜けちまうぜ!」
勇者「血から力が抜ける」
26: 以下、
戦士「どりゃあっ! 剣はそーっど扱うもんだ!」
ザシュッ!
僧侶「回復はお任せを! 潮干狩りもお任せを!」
パァァ……
魔法使い「ほのシッポほどじゃないけど、炎魔法も強いんだぞ!」
ボワァッ!
魔王「ぐっ、ぐおおっ……! おのれぇ……!」
魔王「ならば最強の魔法で、まとめて片付けてくれるゥ!」ブゥゥン…
魔法使い「!」ハッ
魔法使い「まっ、まずい!」
魔法使い(すごい魔力だ……! あれを撃たれたら、全滅するかも!)
27: 以下、
勇者「サイが長い間ストライキを起こしてるのか」
魔王「……は?」
勇者「“最強”で“サイ強”で“サイストロング”」
勇者「つまり、サイのストがロング」
魔王「なんだそりゃ……」ボシュッ…
魔王(ゲェッ、今ので集中を欠き、せっかく溜めた魔法が消えてしまった……!)
勇者「今がチャンスだ! みんなっ!」
戦士&僧侶&魔法使い「なに!?」チラッ
勇者「俺を見んな」
戦士&僧侶&魔法使い(やっぱりね……)
戦士&僧侶&魔法使い「うおおおおおおおおおっ!!!」
魔王「な、なんだこの迫力は!?」
魔王(勇者の言葉で、三人の力が結集して──)
ズドォォォォンッ!!!
28: 以下、
魔王「ぐ……このワシがやられるとは……」
魔王「戦士の剣技、僧侶の支援魔法、魔法使いの攻撃魔法……」
魔王「それぞれ大したものだったが……」
魔王「やはり真に恐ろしきは……勇者の話術よ……」
魔王「敵ながらみ、ごと……」ボシュゥゥゥ…
戦士「消えた……!」
戦士「やったぜぇ!」
僧侶「ついに魔王を倒したんですね、私たち!」
魔法使い「うん、これで世界は平和になったんだよ!」
勇者「へぇ?、わっ! すかした返事をしてから驚いてみたよ、平和だけにね」
29: 以下、
城──
国王「よくやってくれた、勇者」
国王(正直やってくれるとは思わんかったが……)
国王「ワシにできることなら、どんな願いでも叶えよう」
勇者「では、“ね”がいい」
国王「……へ?」
勇者「国王陛下が、“ね”と書いたサインがいいです」
勇者「願い、だけにね」
国王「え、ホントにそんなんでいいのか!?」
国王「金だって、地位だって、名誉だって、できるかぎり与えてやるというのに!」
勇者「“ね”がいい」
国王「いやいや、考え直し──」
勇者「“ね”がいい」
戦士&僧侶&魔法使い(さすが勇者……)
30: ◆a2EWyVxcQM 2014/07/10(木) 21:18:18 ID:ZUaSJheo
こうして勇者たちの活躍によって、世界に平和が戻った。
後に、味方を鼓舞し、敵を脱力させる勇者の話術は世界中に広まり、
目には見えないが恐るべき効力を発揮する話術として
『Dark Jagged Ray(暗黒なる鋭利な光線)』
と呼ばれ、永く畏怖されることとなった。
なお余談ではあるが、今日に伝わる『ダジャレ』の語源は、
この『Dark Jagged Ray』であることは、いうまでもない。
おわり
32: 以下、

33: 以下、
面白かった
35: 以下、

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