男「このトッポは俺のだって言ったろ!」友「最後までチョコたっぷり」back

男「このトッポは俺のだって言ったろ!」友「最後までチョコたっぷり」


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1:
男「だから取るんじゃねよアホ!」バキィ
友「…痛い、殴るなよ」
男「お前が俺のモン取ろうとするから!」
友「一本ぐらい良いだろ…一本ぐらい…」
男「駄目だ! ダメだって…ちょ、こら! 離せよ! オイ!」グイグイ
友「ッ……!!」プルプル
男「折れるからやめろ…!!」
ポキン
男「あ」
友「もぐもぐ」
男「あー!?」
2:
男「クソが、死ねボケカス」
友「…悪かったよ、本当に悪かったって」
男「約束したろーが、これは俺の食べ物だって」
友「………」
男「テメーが考えも無しに配分したのを食っちまうから悪いんだろ…ったくもー…」
友「…ごめん」
男「はぁー……良いよ、もう。怒ったって仕方ないし、俺も少し落ち着くから」
友「……。お腹が空いちゃったんだ」
男「じゃあ我慢してろよアホ。数時間立てば食べれるんだし、ほらもうすぐ七時だろ」
友「…うん」
男「つーこって、お前が作れよ、ご飯。俺の大好きなチャーハンとか」
友「…頑張る」
男「うむ」
3:
※※※
男「なにしてるんだ?」
友「…アリを数えてる」
男「なにやってんの本当に…? そういう気持ち悪いことするなよ…」
友「楽しいけど、なんで?」
男「普通に考えて気持ち悪いだろ。つか、家にアリを入れるなよ」
友「…友達だから」
男「アリとは友達になれません、絶対になれません」
友「ぶぅーぶぅー」
男「ちょ! や、やめろこっちに見せるなっ! 気持ち悪、オイ! ぎゃー!!」
友「…あり苦手?」
男「虫全般駄目だよアホったれ! 死ね!」
友「…可愛いのに」
男「可愛くない。そいつら──なんでも喰うじゃん、だから嫌いなんだよ」
4:
ブーンブーン
男「うわぁ…ハエがぁ…」
友「いっぱい」
男「くそ、どうすっか。駆除するにも道具なんて無いし」
友「…虫だけに無視」
男「出来たら世話ねーよ。こっちはお前と違って呑気な性格じゃねーんだからよ」
友「……」
男「ったく、やたらめったに湧きやがって」
友「…ハエは別に嫌いじゃない」
男「お前ならそうだろうな!」
友「…以前、トイレに数時間閉じ込められた時、友だちになった」
男「………」
友「だから、友達」
男「……わーったよ! わかりました! じゃあ無視しますから! はいはい!」
5:
※※※
男「……」
友「…王手」パチン
男「……」
友「これで112勝2引き分け」
男「てりゃ!」 ブン!
友「あ…」
ガッシャーン
男「…112勝3引き分けだ」
友「前の二引き分けもこんな感じだった…」
男「うっさいわ根暗野郎! つーかなんなんですか、強すぎませんか、高校生で将棋つえーとかくそったれ、ばーか!」
友「…負け犬の遠吠え」ボソッ
男「うるぇえええええええええええええええ!!」
6:
友「…お腹すいたね」
男「うるさい」
友「うん、知ってる」
男「…きのこの山いる?」
友「たけのこの里派」
男「…………」
友「きのこ派なの? それはちょっと…」
男「ええそうですか何か!? きのこうめーだろうが、たけのこの里って何、クッキー部分甘いじゃん! 口当たり悪いじゃん!」
友「お菓子だもん…」
男「お菓子だからって節度が必要だと思うわ。甘いだけのお菓子、ナンセンス」
友「その味覚ナンセンス」
男「…いい度胸じゃねえか、殺す」
友「……」ビクッ
男「…冗談だっての!」
7:
※※※
男「小さいころの夢なんだった?」
友「……」ポカーン
男「忘れてくれ。暇すぎて、なんかこう要らないこと言った」
友「…消防士」
男「意外過ぎる! ならもうちょっと太れよ…細すぎだろ、お前」
友「それは小さいころの夢。今は超有名ブロガーになって、一生部屋から出ないで稼ぎたい」
男「…現実的なのか夢見がちなのか良くわからねー夢抱くのやめろ…」
友「…男は」
男「あん?」
友「男は、警察官だよね」
男「……よく憶えてんなガキの頃だろ、それ言ったの」
友「覚えてる。だって、大切な思い出だから」
男「……。あっそ」
8:
友「スライムって食べれると思う?」
男「やめろ」
友「くんくん。匂い嗅いでるとイケそうな気がする…」
男「気道詰まって死ぬだけだ。やめろ」
友「…だよね」ベチャ
男「ッ……」イライラ
友「……」ネチャネチャ
男「…お前って本当に脳天気だよな、知ってたけど」
友「うん」
男「そーだから虐められるんだよ、馬鹿」
友「…うん」
男「……」
友「でも、今はいいんだ」
男「…なんで」
友「君と暮らせてる。それが良い」
男「……」
9:
※※※
友「雨漏り…」
男「恵みの雨だな」
友「…本気で言ってるの?」
男「色んな意味でな。よし、バケツ持ってくる」
友「ロッカーに入ってると思うよ」
男「おう」
ポタ ポタポタ
友「……」
男「…溜まっていく水、茶色いな」
友「飲めると思う?」
男「頑張れば飲めると思うけど、いや、待て、なぜ飲もうと思ってるお前」
友「サバイバル」
男「…それは外でやってくれ…」
10:
???
友「ねぇ好きな人居た?」
男「んー?」パラパラ
友「初恋の人とか、付き合っていた人とか、めっちゃラブリーな女の子とか」
男「…なに最後の表現」チラリ
友「どうなの?」
男「いや別にいなかったけど。お前は? 好きな女子とかいたわけ?」
友「イナイデスケド」
男「お互いつまんねー学校生活歩んでたんだな。知ってたけど」
友「…そうだね」
男「……」
友「つまんない学校生活だったよ」
男「…ゴメンな」
友「え?」
男「いや、なんでもない」
11:
※※※
友「はぁっ…はぁっ…」
男「ほら水だ。飲めるか」
友「あ、うん……ありがと、でも」
男「いーから飲めって。俺のことは気にするな」
友「…ゴクゴク」
男「熱が酷いな…薬効いてねえのかな、コレ」
友「あの、さ…ゲホゴホッ…!」
男「あんまり喋るな。どうした?」
友「…手を握ってくれたら、嬉しい」
男「ハァ? …良いけど、なんで」
友「昔、母さんがやってくれた…それで、落ち着いたから」
男「マザコンですか。ほら、握れたーんと握れ。野郎の手だったら余ってるぞ」
友「…うん、ありがと」ぎゅ
12:
※※※
男「………」
友「…きっと忘れないと思う」
男「なにが?」
友「君が言ってくれた言葉。一緒に暮らそうと、言ってくれたこと」
男「……」
友「あの時は何を言ってるんだ馬鹿なのかなって、思ったけれど」
男「…うるせぇな、嬉しかったんなら黙っとけよ本音ぐらい」
友「あはは。でも、言っておきたくてさ」
男「…あっそ」
友「君は──僕のこと忘れてしまっていたと思っていたから」
男「………」
友「こんな貧しいっていうか、大変な暮らしがあっても。今でも……ちゃんと君に言えるんだ」
友「──ありがと、おとこ」
男「…あいよ、友さんよ」
13:
※※※
男「契約書を書こう」
友「…なにさ急にまた」
男「一応だ一応。これも色々と思い出になるだろ、だから書くんだよ」カキカキ
友「内容はなに?」
男「『これからも仲良く喧嘩無く生きること』、だ」
友「…大雑把過ぎる」
男「これぐらいがいーんだよ、あほったれ。だからほら、名前を書きなさい」
友「…これでいいの?」カキカキ
男「よし。ならこれからは互いに守ること、わかったか?」
友「…面倒臭いけど、良いよ」
男「正直すぎるだろお前…まぁ俺もちょっとめんどくさいと思ってるけど…」
友「そういったおとこの、女々しい所好きだよ僕」
男「褒めてんのか馬鹿にしてんのか、殴るぞ」
友「あはは」
14:
※※※
男「いい加減にしろよお前…!!」
友「ッ…良いだろ、もう僕のことは放っておいてくれたって…!!」
男「何がいいんだよ、ふざけんな! テメーがどれだけ馬鹿げたこと言ってんのかわかってんのか!?」
友「それこそおとこに言いたいよ僕は!! 僕がどれだけ病弱で、君に迷惑かかってるかわかってるから言ってるんだよ!!」
男「オイオイオイ…テメーは何わかったような口聞いてんだゴラ、誰に迷惑かかってるって? 勝手なこと抜かすんじゃねーよボケ!」
友「っ……僕はどうしようもないクズなんだよっ…それぐらい、おとこだって知ってるだろ…っ?」
男「ああ、知ってるよ。根暗でいじめられっ子で、クラスでも影の薄いひ弱な貧弱野郎ってな!」
友「それは言いすぎだよ!」
男「黙れってんだい! あのなアホタレ、テメーは自分のことどーでもいい奴だと思い切ってるかも知れねーけどよ?」
男「──俺はお前と暮らすと決めたんだ、契約書にも書いただろ! お前の命はな、お前だけのモンじゃねーんだよ!」
友「うっ……だって、だって僕は…っ」
男「なんだよ」
友「っ──なら、どうしてあの時、僕をたすけてくれなかったんだよ!」
男「…っ…それは…」
15:
友「今だけはカッコつけてそうはいってるけれど! 結局はおとこだって、皆と変わらないじゃないか!」
男「……」
友「皆皆同じなんだ……ぐすっ…そう、絶対に変わらない──他人は他人なんだよ、困っていても人は助けないっ」
友「見て見ぬふりをするんだっ…関わりたくない、当たり前の光景、それは個人の問題だなんて──誰もが知らないふりをするっ」
男「違う、それは…っ」
友「──おとこも変わらないよ、皆と同じだ」
男「…違う、俺はちゃんと…っ」
友「僕は弱い人間だ…それは知ってる、だから人から蔑ろにされて、面白いことを一つでも言えればいいのに、それも言えない…」
友「生まれながら不完全で、故障品なんだ……当然のように出来る事も出来無い、きちんとクラスメイトとも会話もできないっ」
友「言いたいことも言えない! ただ弄られて殴られてッ──それが当然な奴だと思われてる!!」
友「僕だって…一緒なのに、ちゃんと生きているのに…なんでこうも違わなくちゃいけないんだよっ……おかしいじゃないか、そんなのおかしいじゃないか!!」
男「………」
友「おかしいじゃないか……もう、嫌なんだ…そんな人生…終わっても、誰も悲しまない…っ」
男「………」
16:
????
友「……ごめん」
男「……いい、何も言うな」
友「言わせて。本当に、ごめん。あんなこと言うつもりなかった、本当に」
男「良いって言ってんだろ、謝るな」
友「…僕はね、わかってる。ちゃんとわかってる」
男「……」
友「こんな自分は結局、自分のせいなんだって。今がいやなら、変わればいい。そんな単純なこと頭では理解してるんだ」
友「──でも望んだって、何が手がかりなのか分からないんだ。何が答えなのか、ちっともわからないんだ」
男「…ああ」
友「自分が駄目なやつだと思っても、良い自分は何なのか───何を目標にしたらいいのか、それに目標をたてても、自分がちゃんとなれるのか」
友「…わからないんだ、僕には」
男「……」ギュッ
友「でもね、これだけはわかるよ」
男「…なにが?」
友「うん。それは──」
17:
友「───君がちゃんと僕を見てくれてること」
男「……」
友「たったそれだけでも、人は…うん、いい気分になれるってわかった」
友「この数日─なのかな、わからないけれど──君と暮らせて楽しかった」
男「…俺も楽しい。だから、過去形にするなよ」
友「え? ああ、そっか。こう言ってもいいんだね──僕も楽しいよ、君と暮らせて」
男「…おう」
友「今日はもう寝よう。僕も久しぶりに叫んで、ちょっと熱がぶり返してきたし……うん」
男「…友」
友「うん?」
男「…もう勝手に死のうとか、するなよ。俺、嫌だからな」
友「…うん、わかった」コクリ
男「絶対だからな」
友「ああ、約束」
男「──約束だぞ、友」
18:
※※※
※※※
※※※
※※※
※※※
※※※
※※※
※※※
19:
男「───………」
視界が霞む、息が滞る。
自分が何を見ているのか、自分が何処にいるのか。
まるで身体が宙に浮いてるかのような、浮遊感。
男「──ははっ……こりゃ駄目か」
数日ぶりに出した声は、まるで他人のようなし枯れた声。
もう起き上がる気力さえもない。未だ視界を埋め尽くす闇は──
──心も身体も覆い隠す。
男「…ごほっ」
俺は何か出来ただろうか。
その【何か】は俺には全く持ってわからない、けれど、この生活の当初の俺は一つ決めていたことがあった。
20:
男「………」
平均より小さな身長。
人と関わることが苦手で、運動もままらない、そんな幼馴染。
男「……ああ、」
高校入学を境に、悪質ないじめで疎遠となった。
アイツとこのような暮らしに陥った時から──
友「おとこ」
男「…なんだ?」
友「……」
男「…なんだよ、どうした急に」
友「側に居るのかな。わからないけど、話をつづけるから」
男「お前…」
俺の声聞こえてないのか、何時からだよ、本当に。
21:
友「…もう感覚もない……けど、うん、だから最後にひとつ言いたくて」
男「っ…」
必死に手を伸ばす。闇の中に居る幼馴染へと。
けれど動きは緩慢で芋虫よりも遅い。それに探し続ける力もなく、ポトリと腕は落ちた。
友「…ありがと、きっと僕は見つけられたんだ」
やめろ、そんなことを言うな。
まだ答えなんて見つからないだろ。こんな場所で、こんな暗闇で何も見つかりなんてしない。
友「これが欲しかったことなんだ。今の時間が、僕にとって大切な目標で…」
違うそうじゃない、俺はまだお前になにもできてない。
今まで何も出来なかったんだ。お前に俺は──あげようと思って、この暮らしを、
友「──これからも、大切な時間なんだと思う」
男「…ち、違う…っ」
──離れていく。よくわからない、ただひとつの小さい熱が、俺の元から離れていく。
22:
友「…だから、最後に一つだけ」
男「…おい…やめろって…言うな、言うなよばか…っ」
お願いだ、きっとまだ先はあるはずなんだ。
神サマだっていい、仏様だっていい、今までコイツをいじめてきた奴ら、放っておいた奴らでもいい。
俺が死んでもいいから、コイツだけは、お願いだ。
友「──本当にありがとう、だから、さようなら」
男「…友…!!」
笑わせてやりたかったんだ、沢山の人の中で、コイツを大切に思ってくれる人の中で。
お前はちゃんと生きていい人間なんだって、そこまでコイツと一緒に暮らしてやろうって。
コイツとふたりきりになった時、俺は、ちゃんと、だから、
友「…あ、これって」
あら限りの力を込めて、手を伸ばす。
届く右手、触れた指先にザラついた肌。感触は頬か、首筋か。
23:
友「そっか。聞いてくれてたんだ、よかった」
男「友…!」
友「ならよし、だよ」
握り返される右手。
子供の力よりもか弱い力で、きっとアイツは握ってくれている。
友「じゃあね。おとこ、あと、ごめんね」
きっと、きっと、それなのに、その手は音もなく、
男「───………馬鹿野郎」
視界は闇に覆われる。
とうとう一人になった俺は、このまま闇へと飲み込まれるだろう。
何も救われないままに、誰もコイツを見てやれないままに、
──そっと俺は瞼を降ろした。
24:
※※※
「この写真を見てくれ。ああ酷い有様だ。これが──一年前の震災によることであっても、悔やまずにいられない」
「事件性は感じられませんが、元より何が起こったのかわからない状況ですね」
「ああ、山頂に建てられた学校故に状況も凄惨たるものだ……」
「…はい、それで何故自分たちは一年前のことを調べてるのですか?」
「実はな、この校舎で生き埋めに遭った人物がな──数日前、意識を取り戻した」
「はぁ…それが何か?」
「……。実は震災直後、瓦礫のやまとなった校舎の一部に空間が出来上がり、数名の生徒が延命してたようでな」
「──最低でも五人は生きていた。しかし、生存は一人」
「……なにか事件性を感じられると?」
「まぁな。掘り返すようで悪いが、これも仕事だ」
「直接事情聴取すれば良いのでは? このような遠回しなことをしなくても…」
「出来たらしてないさ。だからこうしてる、まぁきっと聴取しても彼は話そうとはしてくれないだろう──」
「…それは? ノート?」
「……。ここに書いてある契約を読めば、お前さんもわかるだろうよ」
25:
「考えても見ろ。閉鎖された空間、何時助かるか分からない状況、限られた食料に飲水」
「側にはクラスメイトの死体──その状況下で、落ち着きを持つため書かれたものだろう」
「………」
「いや、考えても見ろといったが無理な話か。いやはや、年を喰って嫌になる」
「…信じられませんね、あの状況で平穏な暮らしを続けようとしていたと?」
「たいそれた話だよ。オレも信じきれてない、だがやり遂げたのが彼らなのだろう」
「わかりました、自分も手伝います」
「…ありがとな、ならまずはこっちから調べよう」
?????
男「……」
目覚めると、すんなり自分が助かったのだと理解できた。
駆けつけた家族、親戚、そして見知らぬ偉い人。
誰もが俺の目覚めに笑みを零した。
その中で一番見たかった笑顔は、見れないままに。
26:
男「…なんだよ、眩しいな畜生」
窓の外には望んで望み続けた──太陽の日差し。
望んでいた割には、いざ見るとうざったらしくて、看護婦に頼んでカーテンを閉め切ってもらった。
慣れしたんだ闇。
正確には四ヶ月と閉じ込められていたらしいが、人はその程度で光に弱くなるのだろうか。
男「いや、違うだろ馬鹿」
光が嫌なんじゃない。ただ、それを一人で見ていることが嫌なんだ。
眩しくて、辛くて、閉じていても薄っすら染みだすように照らす光を──ただ一人で見ることを。
男「……ああ、」
瞼を閉じると想い出す、あの空間での出来事。
人の命など、己の命の価値の為に切り捨てられる、それが当然なことだった数ヶ月。
27:
人は存命の為に、他人を陥れる。
たった五人──そんな生き残りが、人の常識を壊していった。
血で血を洗う惨状。
一週間と持たなかった仲間意識、五人が四人となって、すぐに二人となった。
男「…風が吹いてる」
思わずため息がこぼれて、嫌気がさす。
気分を変えるために俺は窓へと腕を伸ばし、カーテンを引き裂いた。
男「────…………」
風が吹いている。
闇に満ちた病室を光が染め直し、空気が循環されていく。
男「……ああ、ごめんよ」
そっと呟いて、あの時のことを思い浮かべる。
平穏な暮らし、お互いに生きていこうと願った。
28:
男「……───」
けれど今は違うような気がして、お前が居ないのなら結局はそれは、
──なんだか望んでいたものじゃない気がして。
男「──さようなら」
溢れかえる光。瞼を通して見える世界はきっと、俺にはまぶしすぎる。
だからそっと離れるように、一歩踏み出して、光へと向かっていく。
身体はふっ───と、宙浮いて。
また懐かしい闇へと、身体は落ちていった。
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