さやか「マミさんはうんこしない!」back

さやか「マミさんはうんこしない!」


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1:
さやか「マミさんて素敵な女性だなあ」ウットリ
さやか「美人で巨乳でエレガントで知性的で気品があってまさに、美の象徴!あたしの憧れだよ!」
杏子「美化しすぎだろ。あいつだって汚い部分もあるぞ」
さやか「いや、そんな事ないよ。マミさんに汚い部分なんて一切ない!」
杏子「まさかー」
さやか「マミさんはうんこもしないんだろうなあ」
杏子「うんこするぞ、マミも」
2:
さやか「はぁ!?何言ってんのよ!マミさんがうんこなんてするわけないでしょ!」
杏子「いや、するって。うんこしないとか、人間じゃないだろ」
さやか「マミさんは人間を超越した美の象徴だから、うんこなんてしないの!」
杏子「いや普通にするって!昔、一緒に食事した後、おトイレにいってくるっていってたし」
さやか「うんことはかぎらないでしょ!おしっこかもしれないじゃん!」
杏子(おしっこは別にいいんだ…)
4:
さやか「いくら、杏子でもいいかげんな事いったらあたし許さないよ!」
杏子「そういわれてもなあ…あたしがトイレの前で待ってた時、『ぶりぶりぶりぶり』って音が鳴ってたし」
さやか「『ぶりぶりぶりぶり』って音が鳴ってたからって、うんことしてたとは限らないでしょ!きっと『ぶりぶりぶりぶり』って言って気合入れてたのよ!」
杏子(どんな気合の入れ方だよ…)
杏子「夢を壊すようで悪いけど、マミの後あたしがトイレに入ったらうんこが残ってたぞ。多分、たくさん出たから流れ切らなかったんだ」
さやか「マ、マミさんのうんことは限らないでしょ!」
杏子「いや、あれはマミのうんこだ。さっき食べてたコーンとかうんこの中にあったし」
さやか「う、嘘だ!!!マミさんがうんこなんてするわけない!」
杏子「絶対あれマミのうんこだって。前にマミの家のトイレでうんこを見つけた時の匂いと似てたし」
さやか「いやあああああああああああああああああああ!!!!!」
5:
さやか「嘘だ、嘘だ、マミさんがうんこするなんて…」
杏子「しかも最近便秘気味だったのか、汚い色で滅茶苦茶臭かったぞ」
さやか「やめてえええええええ!!もうさやかちゃんのライフは0よ!!」
さやか「うう…マミさんに裏切られた…」
杏子「マミは確かに美人だ。でも、その美しさをお前は履き違えてる」
杏子「マミの美しさは心だ!うんこをしていても綺麗な心を持っているんだ!」
7:
さやか「どういうところが美しいの?」
杏子「そうだな…マミの心の美しさは美しいものを愛することから発している」
杏子「マミは男なんて汚いものを軽蔑し、美しい女を愛する女性なんだ」
さやか「はぁ!?マミさんも普通に男の人を好きになったりするでしょ」
杏子「な、なんだと!?もういっぺん言ってみろ!マミが男を好きになるとかありえない!」
9:
さやか「いやいやいや、マミさんも普通の女の子なんだから、男の人を好きになったりするのが普通でしょ!」
杏子「マミは普通じゃないんだ!マミは女だけを愛する美しい心を持ってる!」
さやか「この前、マミさんとテレビみてたら男の俳優さんをカッコイイとか、このバンドのボーカルが好きとか言ってたよ」
杏子「ふざけんじゃねえ!マミが男を好きになるとかあるはずがない!」
さやか「マミさんと前にお泊まり会した時、恋愛話になって、昔学校の先生に恋した事があるって言ってたよ」
杏子「う、嘘だ!!あたしは絶対に信じない!」
10:
さやか「今はサッカー部のキャプテンが好きなんだって」
杏子「う、嘘だあああああああああああああああああ!!!」
杏子「昔、あたしの事を好きと言ってくれたり、頭をなでなでしてくれたのは嘘だったのかよ…」
さやか「多分、後輩として友達として好きって意味で恋愛的な意味じゃないでしょ」
杏子「うわああああああああああああああん!!」
12:
マミ「あっ、美樹さんに佐倉さん!おーい!」
さやか・杏子「あっマミ(さん)だ」
マミ「さっき、新しい服を買って着てみたんだけど、どうかしら?」
さやか「綺麗だと思いますよ…」
マミ「ほんと!嬉しいわ」
さやか「でも、こんなに綺麗に着飾ってる人でも汚くて臭いうんこをするんだと思うと、とたんに色あせて見えますね…」
マミ「なっ何を言ってるの美樹さん!?」
14:
マミ(美樹さんの軽蔑するような目が怖い…)
マミ「さ、佐倉さんはどう思う?」
杏子「似合っててとても綺麗だよ…」
マミ「ありがとう!佐倉さん!」
杏子「でも、その一生懸命したおしゃれも、男を誘うためのものだと思ったら、悲しくなってくるよ…」
マミ「さ、佐倉さん!?」
16:
マミ「ちょっとどうしたの二人とも!」
さやか「近づかないでくれます?うんこの匂いがうつります!」
マミ「ええ!?」
マミ「美樹さんに何があったの佐倉さん?」
杏子「しゃべりかけるんじゃねえ!耳に精液がかかる!」
マミ「えええ!?」
19:
マミの家
マミ「ううう…酷いよ…あんまりだよ…こんなのってないよ」
QB「どうしたんだいマミ?まどかの台詞をパクるぐらいショックな事があったのかい?」
マミ「聞いてキュウべえ!二人ったら酷いのよ」カクカクシカジカ
QB「なるほど」
マミ「どうして二人に嫌われてしまったんだろ…」
QB「まずその原因を探ることが大事だね。ちょっとさやかと杏子に事情を聞いてくるよ」
21:
QB「なんでマミにあんな事を言ったのさやか?」
さやか「マミさんはうんこ」
QB「なんでマミにあんな事を言ったの杏子?」
杏子「マミはビッチ」
22:
QB「どうやら、さやかはマミがうんこをする事に、杏子はマミが男を好きになる事に幻滅してるみたいだね」
マミ「ええ!!そんなの理不尽よ!私だって普通の女の子なんだからうんこもするし、男の人を好きになったりもするわよ」
QB「どっかの偉い人が『憧れは、理解から最も遠い感情だよ』って言ってるぐらいだからね。美化すればするほど現実に幻滅してしまうものなのさ」
マミ「でも、美樹さんと佐倉さんに嫌われたままじゃ嫌!どうしたらいいキュウべえ?」
QB「簡単な事だよ。君が本当にうんこをしない、男を好きにならないって事を二人に見せたらいいのさ」
マミ「えええ!?」
25:
次の日
杏子「ふわ?良く寝た?」
杏子「えーとパンツ…パンツ…」
杏子「あれ?無い…まっいっか。今日はパンツ無しでいいや」
マミ『ピリリリリ』
杏子「むっ!マミからのテレパシー!」
マミ『ねえ佐倉さん、今日一緒に買い物行かない?」
杏子「誰がお前なんかと行くか!男と行けばいいだろ!」
マミ『ねえお願い…佐倉さんと一緒に行きたいの…』
杏子「…わかったよ」
26:
マミ「はぁはぁ…待った?」
杏子「遅い!」
マミ「ごめんなさい。男の人を避けて来たから時間がかかったのよ」
杏子「!?」
杏子(まさか、本当は男が嫌いなのか?いや、騙されるなあたし!あたしの警戒を解くための演技に決まってる!)
マミ「ふぅ…走って来たから汗かいちゃった。汗を拭かないと」フキフキ
杏子「え!?なんであたしのパンツで汗をふいてるんだ!?」
31:
マミ「何でって可愛い女の子のパンツで汗をふくのは当たり前でしょ」
杏子「え…まあ確かにそうだけど…ってそもそも何であたしのパンツをマミが持ってるんだよ!?」
マミ「何を言ってるのよ佐倉さん…可愛い女の子のパンツは家宅侵入してでも欲しくなるものよ」
杏子(そ、そんな…マミが女の子のパンツを欲しがっていたなんて…)
杏子(しかもそれで汗をふくとか、マミが男好きなわけがない!こいつは正真正銘、精神的にも淑女だ!)
杏子「ごめんよマミ…マミが男狂いのビッチとか言って…あたしが間違ってた。マミは、いやマミさんは正真正銘の淑女だ!」
マミ「いいのよ佐倉さん。良かった誤解が解けて」ギュゥ
杏子「マミさん…ごめんなさーい!!」
マミ「よしよし(佐倉さんは攻略した、次は美樹さんね…)」
32:
魔女の結界
マミ「今日は、美樹さんと二人だけで魔女退治ね」
さやか「そうですね…」
マミ「頑張りましょ」
さやか「勘違いしないでくれますか!ただ一緒に戦うだけですから、うんこ臭いマミさんとはもう仲間じゃありません」
マミ(これはなかなか手強そうね…)
35:
マミ「ティロフィナーレ!」
魔女「ギャアアアア!!ホントウハ、ゲキセンダッタケドカットダヨ!」
さやか「やりましたねマミさん!…ハッ、まあうんこ臭いマミさんにしては頑張ったんじゃないですか…」
マミ「プルプルプル///」
さやか「どうしたんですかマミさん!?顔を赤らめて、しかも震えて」
さやか「ってマミさんのスカートからめっちゃリボンが噴出してる!?」
マミ「…ごめんなさい美樹さん、私さっきの戦いで脱糞しちゃったの…」
さやか「ええええ!!!マミさんがうんこ漏らした!?そのリボンが!?」
37:
さやか(マミさんのうんこがリボン!?いったい、どういうことだ、おい!?杏子の台詞をパクるぐらいビックリだよ!)
マミ「あのね…美樹さん。私の固有魔法がリボンである事は知ってるでしょ?」
さやか「はい…」
マミ「実は副作用があるのよ…」
さやか「まさか!」
マミ「そう…この副作用のせいで私のうんこはリボンになってしまうの…」
さやか「なんだってー!!」
40:
さやか「すいません、マミさん、ちょっとそのリボン…じゃなくてそのうんこ拝借してもいいですか?」
マミ「ええ、かまわないわ」
さやか(どう見てもリボンにしか見えないぞ…触ってみても普通のリボンだ。黄色でなかなか可愛らしいリボンですな…)
さやか「クンカクンカ…(うんこの匂いがしない!むしろフローラルな香りだ!!)」
さやか(こんな素敵なうんこをする人をあたし、うんこ臭いとか言ってたなんて…あたし最低だよ!)
さやか「ごめんなさい、マミさん。うんこ臭いとか、マミさんの黄色はうんこの色とか言って…。マミさんはうんこをします、でも世界で一番美しいうんこをする人です!」
マミ「ありがとう美樹さん、私のうんこをそんなにまで誉めてくれた人は初めてよ」
さやか「あたし、マミさんの事がもっと好きになりました!あたしもマミさんみたいな美しいうんこができる女性を目指します!」
マミ「頑張ってね、美樹さん」
42:
次の日
杏子「マミさーん!昨日新しく買ってその後はいたパンツだ!これ使ってくれよ!」
さやか「マミさーん!もう一本うんこください!マミさんのうんこを使って、あたしツインテールにするんです!」
まどか「ヒソヒソ」
ほむら「ヒソヒソ」
QB「良かったねマミ。二人と仲直りできて」
マミ「ええ…(美樹さんと佐倉さんの評価は取り戻せたわ…。その代わり、鹿目さんと暁美さんからの評価が凄く下がった気がする…)」
終わり
46:
乙乙!
やっぱり不器用とハイスペックが両立するマミさんは可愛いなぁ!!
47:

面白かった
4

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