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P「ハム蔵の誕生日パーティー?」


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1:
響「そうだぞ!勿論来てくれるよね!」
P「というか、ハム蔵の誕生日って響と同じじゃなかったか?」
響「いつもはね、だけど今年は特別なんだ!」
P「まぁ俺は大丈夫だけど、他に予定が開いてるのは誰だったかなぁ」
小鳥「>>8ですね」
8:
誰もいない
11:
P「なんでりっちゃんはライバル事務所のスケジュールまで把握してるんすかね」
律子「誰がりっちゃんですか、一応うちの娘たちも出演するドラマですからね、日程ぐらいチェックしてますよ」
P「そういうもんか…?どうだ響、新幹少女の3人なら参加できそうだぞ」
12:
響「自分は全然OKだぞ!事務所のみんなならいつでもお祝いして貰えるしね!」
律子「ごめんね響、私と小鳥さんも本当は参加したいんだけど」
P「そんな訳なんで、小鳥さんコダマプロに連絡しておいてもらえますか」
小鳥「プロデューサーさんってそういうところ結構マルナゲですよね…」
13:
----------------------------------------------------
P「えー、俺が765プロのプロデューサーです、今日の誕生会はよろしく」
ひかり「ひかりです…あの、今度の合同新企画の打ち合わせだって聞いたんですけど」
つばめ「つばめです、まぁそんな事だとは思ってたけどね」
のぞみ「真様はどこにいるんですか!」
P「(あのピヨ助は一体どういう連絡をしたんだよ…)」
14:
P「響のアパートは…ここか?」
つばめ「いや、知らないですよ」
ひかり「でもちょっと変じゃないですか?雰囲気というか何だか妙な…」
のぞみ「ひぃいっ!なんで玄関に>>17がぶらさがってるんですか!?」
17:
豚の頭
19:
P「…豚の頭ってチラガーだったかな、沖縄の名産だ!」
ひかり「いや、それを玄関に飾る意味が分かりません…」
つばめ「まるで蝿の王ですね」
のぞみ「ねぇ、帰ろうよ!天気も悪くなってきたし、この家怖いよぉ!」
20:
ガチャッ
響「あっプロデューサー!はいさい!新幹少女のみんなも今日はありがとうね!」
P「あぁ響………なんだその服は?」
響「ふふーん!これはうちの家系に伝わる伝統衣装だぞ!今日の為の一張羅さー!」
ひかり「こ、こんにちは(シャーマン…?)」
つばめ「どうも(面白巫女?)」
のぞみ「…(帰りたい…)」
22:
不自然に装飾的かつ時代の蓄積を感じさせる衣装に身を包んだ響の後を追い、俺たちは扉を閉めた
そして気付く、外の曇り空を加味してなお室内は不自然に薄暗い
噎せ返るような熱気、嗅ぎ慣れない香り、南国の熱帯夜を再現したような室内
響が持つ燭台の灯りが揺らめき、幾つかの影が動いては消えた
25:
P「なぁ響、これ、ハム蔵の誕生会なんだよな?」
響「そうだよ、今日は久しぶりの本当の誕生日なんだ!」
響はいつも通り屈託無く笑う、不気味なほどいつも通りに
のぞみが押し殺したような悲鳴を上げた、玄関横に置かれたケージから押し殺したような笑い声が聞こえた
響「ほらほら、こっちだぞ!あ、靴はちゃんと脱いでね」
響は見透かしたように付け加える、靴を脱ぐだけでこの部屋に取り込まれる様な不安
床は室温に反してゾッとするほど冷たい
26:
ひかり「(あの、これって、えっと…どうなの…?)」
つばめ「(私は多少失礼でも帰った方が良いと思う、お土産渡して)」
P「(俺もその方が良いような気がしてきた…)」
P「あー…響、ちょっと良いか、これ来る途中に買ってきたお土産の>>29なんだけど…」
29:
3DS
32:
響「あっそれ知ってるぞ!3DS!亜美真美がいっつも遊んでるよね!」
P「よ、喜んでくれたんなら嬉しいよ、ところで実は_」
響「じゃあハム蔵に手渡ししてあげてね!今はちょっと動けないからこっち、ほらこっち来て!」
P「動けない…?ハム蔵が?」
つばめ「仕方ないですね、行きましょう」
P「なんだったら俺だけで何とかするから君たちは帰っても…」
ひかり「私たちも出来るならそうしたいんですけど…」
のぞみ「うぇええぅ…ぇ…あ、開かないんですよ、玄関……」
35:
玄関が熱帯夜だとするならば、居間の空気は湿った洞窟を連想させた
中心のテーブルを囲むように幾つもの檻が配置され、その影が蝋燭の炎に揺れている
テーブルは恐らく特等席、毒々しい顔料で非幾何学模様のペイントが施された、急拵えの祭壇
神前に供えるようなお膳の上に置かれているのは豚の頭、水瓶、装飾された刀剣、得体の知れぬ粉末
響が嬉しそうに瓶の中身を周囲に振りまく、檻から歓声が上がる
のぞみが気絶した
38:
水飛沫と汗を光らせながら満面の笑みで踊る響
ここが青空の下、あるいはステージの上だったなら、道行く人々が、観客が、笑顔で惜しみない拍手を与えただろう
大きな緑色の石が嵌った首飾りが、鈍く光る金色の腕輪が、戯画的な獣の意匠を象った髪飾りが
我那覇響が舞う、祭壇で舞う、檻が吠える、哄笑する
祭壇上の小さな黒い台座の上で不定形の影が蠢く、その影は3DSの包みを解き、手慣れた仕草で電源を入れる
つばめ「えっ?」
つばめの3DSが反応する、すれ違い通信?文字化けしたメッセージ、潰れて読めない送信者名
舞が終わり、肩で行きをしながら響が笑いかける
響「ね、喜んでくれた?ハ・ムン=グズォ!」
42:
響に問いかけに蝋燭を揺らす風が止んだ
周囲の檻も先ほどまでの狂乱が嘘のように鎮まり、興味深げに色取り取りの眼を見開く
床にへたり込んだひかりが失禁する音だけが、無音の室内に響き渡っていた
響「そうだ、みんなにも改めてハム蔵の、ハ・ムン=グズォの事を紹介するね」
祭壇の影が覚束ない輪郭でこちらを見る、その姿は確かにハムスターにも似ていた
3メートルほどに引き延ばし、悪夢的な収縮器官とかぎ爪、蝙蝠の翼を移植したハムスターにとても似ていた
45:
響「ハム蔵はね、自分の家とずっと一緒に暮らしてきたんだ!」
響「お母さんも、お祖母ちゃんも、お祖母ちゃんのお祖母ちゃんも、そのお祖母ちゃんも」
響「それでね、星が綺麗に揃った年にだけ特別な誕生日をやるんだぞ!」
響「えへへ、うん、自分がダンスを好きになったのはね、お母さんのこの踊りを見てたからなんだ」
響「_そうだぞ、ハム蔵にも親戚がいっぱいいてね___」
ずすとぅにーむんぐ、ふじょくるぐんずはー、すぎるほのぐいどあ、すがとりくるのふふふ
響「ね、みんなもお祝いしてくれてるんだぞ!」
「然り」「真目出度き」「吠え猛る獣なれば」「巫女」「Shhhhhhhcvhhhhjkk_duoffff...」
47:
響「あっ、そろそろ戻らなきゃいけないよね」
響「ふふーん!こっちの踊りも自信作だから、みんな、よーく見ておくんだぞ!」
言われずとも、誰一人目を離すことなど出来なかった、見ることが出来る者は
今一度、響が舞う
檻が吠える、豚の頭が不明瞭な影に貪り食われ虚空に消える、熱気が祭壇へ集束する
響「らたぁく_ぁたく_おーこうふぅと_ぱいあうふぅとちゃーなとんばー_」
響が謳う、朗々と、力強く、遠い誰かに届けるように
響「_ぁたくらこうっ!ずのこぅへいたぱるぅたく_ぇたくとぅるろあむ!」
響が舞う、廻り、揺らし、跳躍し、邪悪の片鱗も知らぬ無垢な笑顔で笑いかけながら
50:
響「自分は祝福の言葉を唱えたり、よってこのパーティーを終わりにするぞ!」
 いあ!いあ!いあ!ぐるぅふやぁ、ハ・ムン=グズォ!」
響「ほらみんなも!」
意思とは関係無く口が開き、言葉を紡ぐ
俺だけじゃない、力なく横たわるのぞみも、虚ろな目で床にへたり込むひかりも、震える手で深淵の存在とすれ違い通信を続けるつばめも
「「「「万歳!全能にして全てを食らう、最も聖なるハ・ムン=グズォよ!
      いあ!いあ!いあ!」」」」
51:
檻が鎮まる
影と温度が集束する
響が満足げに微笑みかける
響「ね、自分うまくできてたでしょ?」
「あぁ、練習の成果がきちんと出たな_」言葉が出るより先に、限界を迎えた俺の意識は何処か見知らぬ深淵へと沈み込んだ
54:
--------------------------
響「バイバイー!今日は本当にありがとう!」
P「おぅ、また事務所でなー!」
ひかり「洗濯機まで貸して貰って、すみませんでした、ミミガー、美味しかったです」
つばめ「お土産どこかに忘れちゃってごめんなさい、また今度何かの番組で逢いましょうね」
のぞみ「お料理は美味しかったし、ペットも可愛かった、ありがとう」
55:
P「悪かったな、突然他の事務所アイドルのペットの誕生日パーティーなんかに呼んじゃって」
のぞみ「真サマがいないのはガッカリしたけど…、まぁ良いわ、楽しかったから」
ハム蔵の誕生日パーティーは恙なく終わった
懸念していた新幹少女3人の反応も上々、運動会以来少しギクシャクしていた彼女たちとも良い関係を築けたかもしれない
トラブルがあったとすれば、響の家に向かう途中、ひかりが車に水飛沫を掛けられて服が濡れてしまったこと
お土産に買った3DSが、どこかに落としたのか無くなってしまったこと、か
お土産は後日改めて考えて渡すことになった、響は遠慮していたが、新幹少女の3人に押し切られて受け取ってくれるという
57:
気付けば時刻は夜、思った以上に長居をしてしまったらしかった
新幹少女の3人とは駅で別れた、今度の仕事では負けないと憎まれ口を叩き合いながら
事務所に帰ると、律子と小鳥さんが出迎えてくれた
響お手製の沖縄料理の話、新しく増えていたペットの話、新幹少女の話
今日1日の楽しい思い出を、思い出せる限りに共有している最中に電話が鳴った
つばめからの電話だった
60:
「あの、プロデューサーさんって3DSとか持ち歩いたりしてませんよね?」
「何だか妙な通信が残っていて」
「時間が…たぶん、我那覇さんの家にいた頃だと思うんですけど」
「名前、ですか?ちょっと潰れていて読みにくくって…えっと、」
「んー…、は・むんーぐずぉ?」
62:
翌日、コダマプロダクションは芸能界から姿を消した
新幹少女との連絡も、あの日以来取れていない
64:

67:
おつ
68:
【余談】
本当はもっとザックリやっつけるつもりだったのが、まさかの新幹少女で長くなる
たぶんその内続くのでSide-我那覇響みたいな感じ
7

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