美希「ミキね、今警察に追われてるんだけど…… P「え?」back

美希「ミキね、今警察に追われてるんだけど…… P「え?」


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1:
美希「お腹空いたけど……お金がないの……」
美希「ぐぅぅ……」
美希「あっ、青いコンビニ……」
美希「……」ガサゴソ
つ カッターナイフ
美希「……」カチカチカチ
美希「……」フラッ
うぃーん
店員「しゃーせー」
美希「お、おおおおおにぎりをだせなの!」
店員「は? え、ちょ」
美希「いいからおにぎりを出すして! この買い物カゴ一杯にいれるの!」
店員「わ、わわかりました今すぐ!!」
美希『というわけでミキは、けーさつと鬼ごっこ中なの助けてハニー!』
P「…… 」
4:
P「バカ野郎がぁ、テメェが捕まったらオレの人生も終わりだろうがぁ。何してんだテメェェエエ!?」
美希「ひっ、怒らないでほしいの」
P「糞が。さっさと今からオレの言う場所に来い。メモとれよ、○県×市のSマンション70△室だ。分ったか」
美希「ハニー…… ミキお仕置きされちゃうの? 」
P「あぁん? たっぷりお仕置きしてやるからさっさと来い糞ガキ」
美希「あぁんミキお仕置き大好きなの? 早くいくねハニー」ジュンジュワー
P「お前に渡したサプリメントがあるだろ、アレ家に置いたりしてねえよな」
美希「うん、後ちょっとしか残ってないけどちゃんと瓶ごと持ち歩いてるよ」
P「ならいい、絶対にそこら辺で捨てんじゃねえぞ、瓶も中身もちゃんと持ってこいよ。分ったか? 」
美希「はいなの。なんだか今日のハニーちょっと怖いの」
6:
P「ちっ、事務所から真っすぐ家に帰る事もできねーのかよ、いや、薬のせいでちょっとおかしくなり始めてんのか? 」
P「いずれにせよバレそうなもん全部は処分しねーとヤベー。アイツはその後適当にスキャンダルでっち上げて業界から消せばいい」
P「糞が、マンコと乳以外取り柄のねーバカ女が! オレの人生を台無しにするつもりか」ピッ
P「もうニュースなってるじゃねーか、アイツ目立つからな。イライラする。マジで死なない程度にボコボコにしながら犯すか」
 本日未明都内のコンビニエンスストアで強盗事件が発生しました。現在逃走中の容疑者は金髪の若い女性で
被害にあった店員によると765プロ所属のアイドル星井美希さんによく似ていたとのことです。
 こちらで765プロさんに確認を取ったところ、現在星井美希さんとは連絡が付いておらず、事務所としても
報告のしようが無いとの回答がありました。もしこれが事実なら765プロとしても相当な―プチッ
P「あー糞。こりゃ事務所の掃除もしといた方がいいかもしれねぇな。美希には夜に来る様に伝えるか」
美希「…… ハイなの。うんうん、ミキちゃんと変装してるよ。夜になってから行けばいいんだね、分ったの」
美希「夜までどうしよう…… 美希にはハニー以外に頼れる人が…… 」
11:
伊織「アンタ、テレビ視たわよ」
美希「ゴメンナサイなの。ミキお腹がすいてどうしても我慢できなかったの」
伊織「だからって強盗なんておかしいでしょ、大体アンタ財布持ってるじゃない…… 」
美希「えっ、財布持って無かったよ。だって、財布持ってたらミキだってこんな悪い事しないの」グスン
伊織「ホラ」
美希「ど、どうしてぇ。ミキが見た時は確かに無かったの…… ミキはミキはぁぁあ??、こんなのって酷いの」ジョワー
12:
新堂「お嬢様…… 」
美希「何よ、新堂」
新堂「美希さんの行動に不審な点が見られます、確天真爛漫な方という印象でしたがここまで突飛な行動をされる方では」
美希「そうね、私の知ってる美希とも微妙に違うわね、あっアンタ。ホラ、立ちなさいトイレはこっちよ」
新堂「…… スマン。君、部屋の掃除は頼む。私は少し席を外します」ガッ
メイド「かしこまりました」
13:
美希「ゴメンねデコちゃん、お部屋汚しちゃって。ミキ自分でも気付かなかったの、変だよね」
伊織「あ、アンタ…… どうしちゃったのよ」
新堂「お嬢様、少しよろしいでしょうか。失礼かと思いましたが美希さんの荷物を検めさせていただきました」
美希「えっ」
新堂「詳しい結果はまだ出ていませんが、ポーチに入っていたサプリメントのいくつかが違法な薬物である可能性が高いようです」
伊織「えっ!?」
14:
伊織「アンタ、なんて事を…… 」
美希「ミキは何も知らないよ、でもそのサプリメントを飲むと凄く元気が出たの。嫌な事とかも全部忘れられて」
伊織「そんなのおかしいじゃない。普通のサプリじゃないって思わなかったの!? 」
美希「そんなこと言われてもミキわかんないよぉ…… 」ガリガリ
伊織「ちょっと何やってるの、やめなさい。掻き毟りすぎて血が出てるわよ!? 」
美希「えっ…… ミキそんな事してたの? 」
16:
新堂「お嬢様、美希さんの腕に小さいですが自傷行為の痕も見られます。これらが無意識の行動とすると事態は深刻かと」
伊織「美希も薬の事頭じゃ薄々分ってはいるんだけど、受け入れられないんでしょうね。このままじゃアイツ壊れちゃう」
新堂「そうですね。まずは状況を正確に把握する事が大事かと思います」
伊織「アンタ、あのサプリメントどこで手に入れたの? まさかアンタそういうグループと関わりがあるの? 」
美希「ハニーに貰っただけだよ、ミキがアイドルとしての方向性に悩んでるって言ったらくれたの」
伊織「アイツが!? 自分の担当するアイドルにこんなもん渡すなんてどういう神経してんのよ」
17:
美希「あっ、ミキもう行かなくちゃハニーが待ってる」
伊織「ダメよ! 行っちゃダメ。アイツに会えばアンタはもっと不幸になるのよ」
美希「でもハニーが来いって」
伊織「大事なのはアンタの気持ちでしょ。アンタ本当はどうしたいの? 」
美希「ミキは、ミキは…… 悪い事したくないの。こんな事になっちゃって皆にゴメンナサイしなくちゃって思うの」
伊織「分ったわ。それでアイツは今どこにいるの・・・? 」
美希「夜になったら○県×市のSマンション70△室に来いって……」
伊織「新堂!」
新堂「はっ」
19:
トントン トントン ガチャ
P「おせーぞ、糞が…… さっさと入れ」
美希「…… そんな事よりサプリメントちょうだいなの。全部飲んじゃってミキもう我慢できないの」
P「あ? 糞が。だらしなくヨダレ垂らしやがって。ちっ、これがお前にやる最後の一粒だぞ。残りは処分するからな」
美希「…… おまわりさん、これが証拠なの。ミキとこいつを逮捕して欲しいの」
P「あぁん!? テメェ何言ってんだこの糞アマがぁくぁwsdfrgthじゅkl」ガシッ
新堂「仮にも自分がプロデュースしていたアイドルに手をあげるとは…… とことん見下げた男ですね」ググググ
P「イテテテテェ、糞、糞糞糞がぁぁぁぁ。はなしやがれぇ」ブン
新堂「逃走の恐れがあります。ベランダに通じる窓に急いで下さい」
21:
警官「PCに張り付いて何かをしているところを取り押さえました」
P「クヒヒヒヒ。美希ィ、てめぇのハメ撮り画像ネットにばら撒いてやったぜぇ、感謝しろよ」
伊織「何ですって!? 」
P「薬物SEXのマジイキ顔晒されちゃお前も社会的に死んだようなもんだなぁ、ヒャヒャヒャヒャ」
伊織「あ、アンタ達そんな事までしてたの…… ? 」
美希「ひ、酷いの…… ミキは本当にハニーの事愛してたのに…… 」
P「マンコと乳しか取り柄のない糞ガキが、恋愛なんて10年早いえウブラゥ!? 痛ェ」
伊織「その汚らわしい口を閉じなさい、もう二度と会う事もないでしょうから最後に一言だけ言っておくわ」
伊織「あなたはプロデューサー失格よ」
24:
ウーゥゥー ピーポーピーポー・・・・・・
警官「それじゃ、行こうか星井美希さん」
美希「はいなの、デコちゃん迷惑かけちゃってごめんね。でも、やっぱり困った時はデコちゃんに会いに行って正解だったの」
伊織「アンタ…… 未成年なんだし誰にも怪我させたりして無いしそう死刑とかにはなったりしないわよ。安心しなさい」
美希「さすがに死刑は無いと思うの、ミキ的には長くても薬物依存者の更生施設期間と少年刑務所で合計3年てとこかなって思うな…… 本当にゴメンナサイ」
伊織「アンタ…… 」イラッ
美希「皆に会えなくなるのは寂しいけど、アイドルやった事は忘れないね。キラキラした本当に楽しい日々だったの」
伊織「…… 会いに行くから」グスン
美希「ありがとう…… おまわりさん待たせてごめんなさいなの」
26:
―― すみません東○スポーツですが強盗と覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕された星井美希さんについて一言
雪歩「ひぃぃ星井さんですか。いつかこういう事をする子だろうなとは思ってましたぁ」
―― 同じ事務所所属のアイドルですが親しい間柄では
雪歩「そんなことないですぅ。私なんか怖くて星井さんと目も合わせた事ないんですぅ」
―― ネットに流出した画像については何か
雪歩「あいにく私インターネットとかには疎くて…… 全然見ていないんですぅ」
27:
真「ボクの目が節穴だったのか、こういう事はする子じゃないと思ってたんですが。とにかく彼女が更生する事を願います」
あずさ「何とも言えませんね?。今時の中学生くらいの子って何考えてるのか分らない怖さがありますから?」
春香「プロデューサーとそういう行為に及ぶなんて不潔ですよ、不潔。彼女が自分と同じアイドルだったと思うと吐き気がします」
貴音「のぉこめんとです。余りすきゃんだると言う物には関わりたくないので」
美希父「私なりに厳格に育ててきたつもりでしたが、このような事になってしまい多くの人に迷惑をおかけして申し訳ありません」
美希母「わ、わわ、我が子ながらあんな汚れた娘だったとは思いませんでした。お、親子の縁を切りた――」フラッ
美希姉「か、母さん!?」ダキッ
29:
――数年後
春香「それじゃあ、伊織の2017年度アイドルアワード受賞を祝って。カンパーイ」カチーン
やよい「うっうー、伊織ちゃんもぐぐっと行ってくださいー」
伊織「うふふ、やよいったら。飲み過ぎちゃダメよ。あなたまだ17歳なんだから。私はオレンジジュースを貰うわ」
真美「ホームパーティだし送り迎え付きだから絶対バレ無いっしょ→ メイドさんワインちょうだい…… 」
メイド「はい、ただいまお持ちしますなの」
真美「アレ…… 今のメイドさん…… どっかで? 」
亜美「真美…… どしたの? 」
真美「今のメイドさんどっかで見た事ある気がするんだよね→ 」
亜美「いおりん付きのメイドさんは全部で20人しかいないんだから、そりゃ前に会った人もいるっしょ→」
真美「そ→だよねんwwww そうだ、亜美。真美いいもん持ってるんだ。後で見せたげるね…… 」
30:
伊織「さてと、皆帰ったわね…… それにしても誰も気付かないなんて薄情な奴らね」
メイド「結構やつれちゃったし、髪もショートにしたから気付かなくても仕方ないの…… でも少しさびしいね」
伊織「あいつ等は上辺でしかものを見てないからよ。アンタには私がいるんだから安心しなさい」
美希「デコちゃん本当にありがとう。いつも面会に来てくれたし、出所後は身元引受人も用意してくれて…… 」
伊織「いいのよ、それにもう私はあなたの事を家族だと思ってるんだから仕事の時以外は伊織って呼んで」
美希「えっ…… でもデコちゃんはミキのご主人様なんだよ」
伊織「おぅふ、ご主人様も捨てがたいけれど伊織って呼んでちょうだい」ギュッ
美希「あふぅ…… デコちゃん、そこはおっぱいだよ。もぅ、子供みたいなの」
伊織「ゲスな人間との付き合いも疲れるのよ、美希の胸…… 凄くあったかい。お母さんみたいでとても落ちつくわ」
美希「そんな事言われたら照れちゃうの…… ふあっ、そ、そんなに吸ってもミキおっぱい出ないよぉ」ビクビクン
伊織「(長かった…… )」チゥゥゥウ
34:
美希「ハニー…… 自殺したんだってね。ママもノイローゼになって自殺未遂。ミキパパとママに捨てられちゃった、アハッ」
伊織「(あのクズは…… 本当にいい仕事をしてくれた。全てこちらの予想通りに動く単純な男…… )」
美希「ねえデコちゃん…… 」
伊織「(美希に目を付けたのも、こっちが流したドラッグを利用するのも全て私の思惑通り…… )」
美希「もう美希にはデコちゃんしかいないの…… 」
伊織「(そういう行為に及んだのは心底腹が立つから消したけど、美希から私以外の全てを奪ってくれたことには感謝するわ…… )」
美希「デコちゃん…… どこにもいかないで、ミキお掃除もお洗濯もちゃんとするから毎日帰って来て…… 」
伊織「(これで、美希は絶対に私を裏切らない。そしてこのおっぱいは…… 永遠に私の物よ)」
美希「デコちゃん…… 聞いてる? 」
伊織「アンタまたデコちゃんって呼んでる。伊織って呼んでって言ったでしょ、これはお仕置きなんだからねニヒヒッ」ヂュゥゥ
美希「アハァん、そ、そんなに強くすっちゃらめぇぇぇえ」ビクゥン
 
 ―――『おっぱい星人いおりん』 おわりん
40:
千早「皆ー! 楽しいお料理、はーじまーるよーー!! 」
やよい「アシスタントの高槻やよいですー、皆さん今日も美味しい料理をつくりましょー」
千早「さぁー高槻さん、今日は何を作るのかしらー!? 」
やよい「今日はプレーンオムレツを作りますよー、千早さんに難しい料理を要求するのは残酷ですからねー」
千早「高槻さんったら優しいのね」
やよい「何の料理を作るか決めてるのはディレクターですよー」
41:
千早「オムレツという事は卵を割るのね、まかせて!! 」
やよい「ストップ、千早さんは前回卵を割るの失敗して一杯卵無駄にしましたよね? 苦情が来たので今回は私が割りますねー」
千早「もう、高槻さんったらや?さ?し?い?。高槻さんの卵割る姿、様になってるわ?ん」
やよい「静かにしてもらえませんか、その猫撫で声気が散りますー」
43:
やよい「はい、じゃあ卵が割れたので塩コショウ少々で軽く味を付けてフライパンを温めましょー」
千早「は?い、コンロの火を付けるわね。あら? ちょっと、これ何? 火つかないんだけど…… 」
やよい「そっちは魚焼き用グリルのスイッチですよー。本当にもう少し頑張りましょー」カチッ
千早「おっけ?い、私頑張るわ。だ・か・ら・見ててね?! 高槻さ?ん」
やよい「は?い、本当見てるだけでいたいんですけどねー。じゃあ熱したフライパンにバターをしきましょー」
47:
千早「バターって脂肪分が凄そうだけど、植物性のマーガリンの方がいいんじゃないかしら」
やよい「うっうー。バターの香りが重要なんです。海原先生も激おこですよ、スタッフゥ?こいつシメちゃってくださーい」
千早「ああん、とうとう高槻さんにこいつって言われちゃったわぁ、すごくいい、ひ・び・き」
響「ん、呼ばれた気がするぞ? 」
貴音「響、あなたの出番はまだです」
やよい「千早さん、フライパン熱しすぎです、煙出ちゃってるじゃないですかー。一旦冷めるのをまってやり直してくださーい」
千早「ごめんなさい、高槻さん反省したいからお尻を叩いてくれても構わないわ」
やよい「手が汚れるから嫌ですー」
48:
千早「じゃあ、フライパンが熱くなってきたからバターをしくわね」
やよい「フライパンを動かして全体にバターを行きわたらせてから卵を入れてくださーい」
千早「おっけ?い、きゃっ、すごいジュージュー言ってるけど大丈夫かしら…… 」
やよい「びっくりしてないで卵をかき混ぜてください、ふわっふわにするにはしっかり混ぜるのが大事ですよー」
千早「わかったわ」カシャカシャカシャカシャカシャビチャビチャビチャ
やよい「力加減ってのを考えてくださーい、脳味噌まで貧乳なんですかー。かきまぜたら一旦、火からはずしましょう」
千早「えっ、火から外すってどうしたらいいの? 」
50:
やよい「となりに鍋敷きがおいてますよねーとりあえずその上にフライパンを置いて、ヘラを卵の下に差し込んでぐるっと一周させて下さいー」
千早「えっ!? 何これ、卵がパリッとまるっとフライパンから剥がれたわ」
やよい「そしたら、フライパンを奥に傾けて手前にへらを差し込んで二つ折りの要領でひっくり返して下さーい」
千早「ああっ、凄く見たことある形よ!! これオムレツじゃない」
やよい「千早さーん、オムレツを作ってたんですよー」
千早「いっけな?い、高槻さんばっかり見てて話を全然聞いて無かったわ」
やよい「う?ん、本当にイライラしますー」
52:
やよい「フライパンを傾けたままもう一度火にかけてください、半熟より少し固めに火を通しましょう」
千早「は?い、本当に美味しそうね早く食べたいわ?」
やよい「火にかけながら、形が崩れたらヘラで上手に整えてくださいね」
千早「くっ、なんとか崩れずに済みそうね。こんなものでいいのかしら? 」
やよい「はい、大丈夫ですー。お皿に移しましょう、ここで崩しちゃうと元も子もないから気を付けてくださいー」
千早「くっ、よしっ。これでオムレツ完成ね! 二人の愛の結晶、素晴らしいわ」
やよい「はいはい、じゃあケチャップをかけて私が向うで作っておいたポテトサラダを添えて…… はい!」
千早「完成で?す!! 」
53:
千早「う?ん。やっぱり自分で作った料理はおいしさも2倍ね?高槻さん!! 」
やよい「えへへ、自分で作って2倍、大好きな人と一緒に食べて2倍、私には美味しさ4倍ですよー」
千早「高槻さん…… キスしていいかs やよい「来週はハンバーグを作りますよー、それじゃあ皆さんまた来週?」
千早「くっ…… また来週??」
 ―――『ちーちゃんくっキン』 終わり
54:
伊織「パックのお寿司を買ってきたわ」
やよいが美味しそうに食べてたから私もつい買ってきてしまったわ
でもお寿司が一人前600円ほどで買えるなんて、昨今の価格破壊って凄いのね
幸い社長室に社長がいる以外は小鳥も出払ってるし、ここで食べてもバレ無いわよね
いただきます
55:
見たところ、マグロ、イカ、玉子、穴子、イクラ、うに、えび、白身の魚の8つね
イクラにうになんて中々豪勢じゃない、これで600円なんてスーパーマーケットってバカに出来ないのね
まずは何から食べようかしら、こういうときは味の薄そうなものから食べ進めて行くべきよね
って、イカと白身くらいしか味の薄そうな物がないじゃない、豪華なのはいいけどバランス悪いわね
とりあえず、白身の魚を食べてみましょう
56:
はむっ、うっうぐ、なんていうかシャリがイマイチよね。許せない範囲じゃないけどもう少し柔らかくしてほしいわ
魚は結局何なのか分らなかったわね。鯛じゃないわよね? う?ん。妙に磯臭い感じがしたけど何だったのかしら…… ?
ていうか、お醤油塗ってないのね。どうすれば…… あっ、パックの端に醤油の小袋があるじゃない
お醤油の袋があったけど、どうすればいいのかしら? お醤油を出す小皿みたいなのがあればいいんだけど……
ってパ、パックの蓋しかないじゃない……
58:
とりあえず、これでオッケーね。でも、こんなところにお醤油をぶちまけるなんて妙な背徳感があるわね
次は、イカかしら、でもここでイカをいくと後半重たいものばかりになってしまうわね
玉子なんて行ってみようかしら、はむっうぐぐ、う?ん、玉子が甘過ぎてくどいし、やっぱりシャリが固いわね
固く握ってあるから見た目よりもご飯の量が多いし、全部食べられるか不安になって来たわ……
次は…… マグロを行ってみようかしら
59:
それにしてもこのマグロ尋常じゃない四角さね。完全に長方形、どうすればこういう切っツケが出来るのかしら
う?ん、スカスカのスポンジを食べてるみたいね。これは冷凍マグロってヤツかしら……
それにしても、もう少しやりようがあると思うのよね。スカスカなら漬けにしてしっとりさせるとか
脳内妖精「いおりちゃーん、スカスカなんだから漬けにしたらお醤油吸いすぎてしょっぱくなっちゃいますよー」
それもそうね、とりあえずお寿司だし人気のマグロは入れときゃ喜ぶんでしょ?って感じなのかしら
60:
次は何にしようかしら、そろそろイクラの出番が来てもいい頃かしらね
はむっ、むぎゅっぎちっ、なんだかいつも食べてるのより弾力があるわね。というか固い気もするわ
脳内妖精「伊織が食べたのは人工イクラですよ、人工イクラ。食べられる薬品で作ったイクラっぽい何かです」
う?ん、そういうものをハイ、イクラですって出されるのは嫌ね。ちゃんと明記して欲しいわ
次はうにね…… うにの粒を見てると何かアイツの髪の毛を思い出すわね
61:
むぎゅ、むにっ、うぅぅ何よコレ?。すっごい苦いじゃな?い!!
脳内妖精「ごめんね。ウニはチリ産なの。日本に来るまで腐らない様にミョウバン一杯つかっちゃった、アハッ」
チリっていうと南米かしら。南米…… たしかに言われてみればアイツってサンバの衣装とか似合いそうだものね
おっぱいとお尻ぶるんぶるん揺らしながら…… あぁ、たまんないわ。ってアイツの事は置いといて
ちょっとくどいのを続けちゃったわね。柔らかい物が続いたからここは弾力のあるイカでも食べて気分転換ね
62:
ムキー、何よコレ。ゴム噛んでるみたいじゃないの!! しかもべったり舌に貼りついて呑み込めないし
こういうのは、もっと噛みやすいように隠し包丁の一つもいれとくもんでしょう? 何なのよもー!!
ハッ!! まずいわね、後残ってるのは穴子とえび、えびは最後に食べたいから次は穴子なんだけど
穴子のタレのせいでえびの味が分らなくなるかもしれないわ。でも先にえびを食べちゃうのは嫌だし
そうだ、お茶を淹れて来ましょう。お茶で穴子のタレをスッキリ流してえびでフィニッシュよ
67:
自分、社長室から出るタイミングをうかがってドアの陰から伊織の事コッソリ覗いてたんだ
そしたら、給湯室に入って行った伊織が全然出てこなくなって、いくらお茶淹れるって言っても三〇分もかかるわけないでしょ
おかしいなと思って自分も給湯室を見に行ったんだぞ。そしたら誰もいなくってお茶の入った湯のみがポツンと置かれてて
給湯室にに出たり入ったりするには絶対に社長室の前を通らないといけないのにどうしてこんな事になっちゃったの?
自分怖くて身体が震えちゃって、人肌が恋しくなったから後でもう一回社長に抱いてもらったんだ///
 
 ―――『響は見た』 おわりん
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