梓「律センパイが答案用紙の裏にジオング描いて呼び出しくらってた」back

梓「律センパイが答案用紙の裏にジオング描いて呼び出しくらってた」


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1:
律「でも おかげで2点もらえたぜー!!」
梓「それで合計何点になったんですか?」
律「だから2点だって」
梓「あっ、10点満点の小テストで2点をとったんですよね?」
律「100点満点の期末テストで2点とったんだよ」
梓「バカか お前」
2:
律「梓ああああああッ!!?先輩をバカ呼ばわり…!!」
梓「今のはトンちゃんに言ったんですよ」
律「なんだ、そうか」
梓「ふぅ、バカで助かった」
律「お前えええええッ!!!!?」
梓「今のはうそです」
律「なんだ、うそか」
3:
梓「ちなみに他の教科は何点だったんですか」
律「全部2点だったよ」
梓「全部の答案用紙にジオング描いちゃったんですか」
律「描いちゃった」
 「妙にリアルな からあげくんも描いたんだぜ!」
梓「律センパイの祖先はサルか何かですか」
律「なんだとゴルァアアアアアアアアアアア!?」
梓「じゃあ何が祖先なら満足なんですか」
律「グルググキャノン」
梓「もはや何も言うまい」
4:
唯「あんなこっとい・い・な♪でっきたっらい・い・な♪」ガチャ
律「おーす唯!」
梓「どーもです」
 「ちなみにあんなことって何がしたいんですか」
唯「列車強盗とかかなー」
梓「夢のある話ですね」
律「列車を盗むってこと?」
梓「おい バカは黙ってろ」
律「トンちゃんに言ったんだよな?」
梓「モロチンですよ」
6:
梓「ちなみに唯センパイ、期末テストはバッチリでしたか?」
唯「0点とったよ」
梓「末期だった」
律「バカだなぁ唯は」
唯「分からない問題に全部、『精子』って書いてやった!!」
梓「何かの呪いなんですか?」
律「ここに唯の答案用紙があるが、すべての解答欄に『精子』って書いてあるぞ」
梓「一問も分からなかったんですか」
唯「分からなかった!」
律「名前欄にも『精子』って書いてあるぜ」
梓「自分の名前が分からなかったんですか」
唯「分からなかった!!」
8:
ガチャ
紬「クエ?スチョン♪クエ?スチョン♪き・み・は誰?」
 「クエ?スチョン♪クエ?スチョン♪ボ・ク・も誰?」
梓「そのオバQ、記憶喪失なんですか?」
律「おーすムギ!」
唯「むーぎにゃん!」ギュッ
紬「えっ、にゃん?」ドキン
唯「そうだよ、今日からムギちゃんはむぎにゃんなんだよ」ナデナデ
紬「じゃ、じゃあ私も唯ちゃんのこと、『歯がゆいにゃん』って呼んでいい?」
唯「だめだよ」
紬「う?ん、かわいいのに?」
9:
紬「さっき、さわ子先生に『伝えておいて』って頼まれたんだけれど」
律「うむ」
紬「唯ちゃんとりっちゃん、一週間後に追試だって…」
唯「ほへぇ」
紬「それでね、追試が終わるまで部活はやっちゃいけないって言ってたの」
梓「ええ?っ、そんな……」
律「心配すんな梓!練習する気なんかハナっからコレっぽっちも無いぜー!」
唯「一週間のバカンスだね!!」
梓「ステキな考え方ですね」
紬「せっかくだから旅行にでも行かない?」
律「おぉ、いいね!!」
澪「いや、ダメだろ」
律「あっ澪!お前、歌いながら部室に入ってこいとアレほど……!!」
澪「そんなおめでたい事やってるからバカになるんだよ」
11:
梓「ちなみに澪センパイとムギセンパイはテスト大丈夫だったんですか」
澪「平均80点ちょいってトコかな」
紬「私もそれくらい」
律「答案用紙の裏に何を描いたらそんなハイスコアが出せるんだよ」
澪「何も描かないよ!!そんなヒマがあったら問題解けよ!」
唯「でも りっちゃんの描いたジオング、とってもカッコいいんだよー」
律「へっへー♪唯の書いた『精子』って文字も
 女子高生が書いたかと思うとドキドキしてくるわい」
唯「分かってくれるのはりっちゃんだけだよ?!」ギュッ
律「唯?!」ギュッ
澪「この二人をなんとかしないとな」
14:
澪「これから一週間、勉強会をおこなう」
律「え?、何様なんだよ、ブッ殺すぞ」
澪「そうでもしないと永久に部活できなさそうだからな」
 「っていうか『殺す』とか言い過ぎじゃないの?こ、怖いよ?」ジョバァァァ
律「へへっ♪」
紬「そんな事いいながら澪ちゃんのお股ビチョビチョなのね」
澪「これはオシッコだよ」
唯「…お漏らししちゃったの?」
澪「あぁ」
律「あぁ、じゃないよ」
澪「お前が 脅かすからだろ!!ブッ殺すぞ!!」
律「わ、わああああ怖いぃい!!」ジョバァァァ
梓「大変なことになってまいりました」
16:
律「ションベンなんて面倒だから、モヨオした その場でカマしました!」
  「ロックンローラーなんてソレでいいんだよ」
唯「りっちゃん……かっこいいよ」
梓「じゃあこの場でウンコもカマしてみて下さいよ」
律「いいのか!?本当にいいのか!?」キラキラ
澪「挑発するな梓!!律が生き生きとした顔になってるじゃないか!!」
律「おいムギ、このティーカップ借りるぞ」
紬「念のため聞くけれど、ソレをどうするつもりなの?」
律「床に出すと掃除が面倒だから カップに直接ホールインワン狙いで…」
紬「ブッ殺すわよコラアアア!?」
律「わ、わあああああ!!」ミチミチミチミチィッ
紬「ボクはキミと会うために生まれてきたのかも知れない」
17:
ガチャ
さわ子「き?たぞ♪き・た・ぞ♪ア?ラレちゃんww」
 「キィーンキンキンキンキンキーン♪テケテケテッテンテン♪」
 「ピッピピピwwプッペッポーwwwガッチャンも♪」
梓「ついに狂ったんですか」
さわ子「夢のバクダン打ち上げっぞコラああッ!?」
澪「ひぃぃっ」ジョバアァァァ
唯「大丈夫、怖くないよ」
さわ子「あら?そのティーカップに入ってる茶色いモノは…」
律「新しいお菓子です」
紬「えっ」
さわ子「いっただきー♪」ヒョイ パク ゴックン♪
澪「」
唯「次の曲は小田和正で『言葉にできない』」
20:
さわ子「な?んちゃって♪食べてませーん」パッ
 「手品よ手品!」
梓「さすが先生、その手に握りしめたブツがウンコだと見抜いていたんですね」
さわ子「えっ」ホカホカ
紬「リアル アラレちゃん……♪」
さわ子「このウンコ、誰の?」
律「秋山さんのです」
澪「サラリとウソをつくな!!」
さわ子「ちなみに このウンコを場に出したプレイヤーの
  ライフポイントは2000P削られる上に
  このウンコを喰ってもらう事を 私は考えているわ」
21:
律「まぁまぁさわちゃん、そのウンコ捨ててくるからさ」
 「とりあえずこのティーカップに入れたら?」
さわ子「そ、そうね」ポト
律「じゃ、トイレに流してくるからっ!!」タタッ
澪「逃げたな」
唯「逃げたね」
さわ子「えっ、あのウンコ りっちゃんのウンコだったの!?」
紬「さよなら私のティーカップ」
さわ子「でもあの狂人、なんでティーカップにウンコを…」
梓「世の中わからないことだらけですよ」
澪「お前がやれと言ったんだろうが」
22:
さわ子「まぁ今の出来事は深く考えないようにするわ」
梓「それが一番です」
さわ子「それより唯ちゃんとりっちゃん、期末で赤点とったわね」
唯「ざまあみろ!!」
澪「お前のアタマがな」
紬「追試を受けるまで部活ができないという話なら伝えましたよ」
さわ子「それだけの問題じゃなくて 来年も女子高生をやってもらうって話が出てきたのよ」
唯「タイムリープ?時をかける少女だね!!」
梓「留年をポエム的に表現するとそうなりますね」
23:
澪「留年はもう避けられないんですか?」
さわ子「いえ、追試5教科で赤点ラインの35点以上とれば回避できるから
  ちゃんと勉強しなさいって忠告にきたのよ」
紬「よかった、35点ならちゃんと勉強すればなんとかなりそう」
唯「1教科5点ずつとればいいもんね」 
さわ子「5教科合計35点じゃなくて
  1教科ごとに35点以上とらなくちゃダメっつってんのよ!?」
梓「しかも合計35点だとしても1教科7点ずつですよね」
澪「お前35÷5が分からなかったのか?」
唯「分からなかった!!」
梓「唯センパイ、来年もよろしくお願いします」
24:
ガチャ
律「ウンコ捨ててきたぞー!!」
澪「もうなんか終わりだな お前は。発言からして」
律「何がだよ」
梓「律センパイは追試の全ての教科で35点以上とらなくちゃ留年するようです」
律「なにそれ?やる夫は?するようですシリーズみたいな?」
澪「もうコイツが何を言ってるのかわからん」
唯「りっちゃん、私たち来年も修学旅行に行けるかも知れないんだって!」
律「すげぇ!!」
梓「その様子だと再来年も行けそうですよ」
25:
─田井中邸─
澪「そういうワケで勉強会だぞ」
律「エロの?」
澪「違うよ!!マジメな勉強会だよ!!」
梓「じゃ、じゃあ唯センパイ……赤ちゃんの作り方って知ってます?」
唯「えっ」
澪「お前ドサクサにまぎれて何聞いてるんだよ!?」
  「というか後輩は勉強会に必要なのか!?」
梓「私、ちよちゃんみたいなものですから」
紬「それで知ってるの、唯ちゃん」
唯「え?っと」
澪「お前らもう帰れよ!!」
27:
律「で、どうなんだ?」
紬「赤ちゃんはどうやって作るの!?」
唯「精子!!」
梓「分からなかったんですか」
唯「分からなかった!!」
律「いや、ある意味あってるぞ」
紬「じゃあ唯ちゃんって週に何回オナニーするの?」
澪「じゃあってなんだよ」
唯「……」モジモジ
梓「自分のことなんだから分からないってことはないですよね」
律「さぁどうなんだ?」
澪「お前らいい加減にしてやれよ…」
唯「わかった!!りっちゃんが言ったら言うよ!!」
澪「答えろ律」
律「勉強しようぜー!!」
28:
梓「逃げるんですかロックンローラーのくせに」
唯「りっちゃん…カッコわるいよ…」
律「うっせー!!アタシはオナニーなんかしないんだよ!」
  「オナニーするくらいならレイプする!!それがロックってもんだろ!?」
ガチャ
聡「1日2回です、今朝もこの部屋でしてました」
バタン
梓「……」
唯「……」
澪「…………」
紬「そして時は動き出す」
律「アタシが思うたしかなことはSATOSHI!
 てめーのつらを次みた瞬間 アタシはたぶん…
 プ ッ ツ ン す る だ ろ う と い う こ と だ け だ ぜ」ダダッ
唯「金属バットもってどっかに行っちゃった」
29:
紬「さて、りっちゃんは出ていってしまったけれど?」
澪「じゃあ下着でも漁るか」
唯「どうしちゃったの澪ちゃん」
澪「違うんだ、ルシファーが勝手に乗り移って、クソッ」ゴソゴソ
梓「中二病で同性愛者で変態という事実を澪センパイのご両親はどう受け止めるんでしょうか」
唯「重いね」
紬「夢があっていいじゃない」
梓「夢といっても悪夢の方ですけど」
30:
ガチャ
律「…ふぅ」
唯「あっ、りっちゃん」
梓「弟くんはどうなりました?」
律「アイツの話はもういいよ」
  「それよりお前ら、勉強会のお礼に新鮮なハンバーグはいかが?」
紬「この流れでハンバーグは怖いなぁ?」
澪「なに言ってんだ、律がせっかく作ってくれたのに」
唯「私、勉強がしたくなっちゃった」
梓「ナイスです、唯センパイ」
澪「ムギ。『私、一度でいいからカニバリムズが夢だったの?』とか言わないの?」
紬「澪ちゃん、人はそれを悪夢というのよ」
31:
─食卓─
律「さぁ喰おうぜー!!」
澪「ほら、普通のハンバーグじゃないか」
唯「弟くんはどこ?」
梓「すいません、私ちょっとトイレに行ってきます」
澪「場所分かるか?」
梓「あ、ハイ。玄関で やればいいんですよね」
律「玄関でやるなよ!!玄関の前のトイレでやれよ!!」
32:
─トイレ─
梓「ここがトイレか。便座に律センパイのウンコがついてたらイヤだなぁ」
 「でも澪センパイに高く売れるかも…」
ガチャ
聡「わあああああ!?」
梓「あ、弟くん。チンコ丸出しで何してるの?」
聡「トイレですよ!!」
梓「鍵もかけずに?」
聡「うっ」
梓「被害者をよそおってお姉ちゃんのお友達に
 おちんちん見せたいなぁと思ってたんだよね?」
聡「はい」
梓「正直に答えやがった」
33:
聡「よつんばいでいいですか?仰向けになりますか?」
梓「どうなってんだろう、この姉弟は」
  「とにかくオシッコしたいから出てってくれないかな」
聡「ぼく、ここで見てます!!」
梓「バカか お前」
聡「あずにゃんあずにゃんあずにゃんにゃん!!」
バタン
梓「まいったなぁ、オシッコしたいのに」
  「あ、この気持ちよさそうな花瓶にしちゃえ」ショロロロ
34:
─食卓─
梓「戻りました。あれ、みなさん待っててくれたんですか」
澪「こういうのはみんな揃ってからじゃないとな」
律「にしても遅かったなー、ウンコか?」
梓「違いますよ。ウンコみたいなクソ野郎には会いましたけどね」
律「じゃあ手を合わせましょう」
紬「合わせましたー♪」
梓「あっ、ちょっと待ってください」
律「ん、どうした?なんか足んなかったかー?」
梓「いえ、そういうワケじゃないんですが……やや食卓にそぐわないものが向こうに」
律「……あっ!!すまん!!父のだ!!」
唯「バイヴだね」
律「みなまで言うな」
36:
澪「それよりさっき勉強しようとして思ったんだが」
梓「勉強なんかしましたっけ」
澪「それだよ!!こんなに大人数だとすぐ脱線しちゃって勉強にならないんだ!!」
律「じゃあみんなでストII最強リーグ戦やろうぜー!!」
唯「やろうやろう!!」
紬「ヨーガファイァアwww」
澪「ずるいぞ!!ダルシムは私が使うんだよ!!」
律「大丈夫だって!下、R、上、L、Y、B、X、Aで…」ビロリローン
澪「やったー!!同キャラ対戦が可能になったぞ」
唯「くらえーりっちゃん!昇龍拳!!」ハドウケン!!
律「だせぇwwwまだ昇龍拳出せないのかよww」ソニックブー
梓「澪センパイ、いいんですか」
澪「何が?わー、梓のせいで やられちゃったよおおお!!」ゥワーン
37:
─翌日 学校─
唯「あー楽しかった」
澪「楽しかったじゃないよ!!」
 「結局、夜中の3時までストIIやりっぱなしだったじゃないか!!」
律「負けまくったからって泣くなよ、今日は餓狼スペやるからさ」
紬「ダブゥ烈風拳ww」
澪「ダメだそ!!ギースは私だけの持ちキャラなんだよ!!」
和「あんた達、まったく勉強してないわね?」
唯「あっ、わ」
和「人を便所の落書きみたいに呼ばないでちょうだい」
38:
和「唯も律も来週の追試で結果を出さなきゃ留年だって?」
唯「でも留年が決まったら今年はもう勉強してもムダだし来年度まで遊びまくれるよ!!」
律「イヤッッホォォォオオォオウ!!」ガタン
澪「バカかお前ら」
和「バカだからこんな事態になったんでしょ」
澪「今日こそは必ず勉強するぞ!!」
律「便強ってなんか大便の最強バージョンみたいだよな」
澪「ひぃぃっ」ジョロジョロ
唯「いや、今のひぃぃは意味が分からないよ」
紬「まぁこんな感じなの」
和「わかった。わからないけど」
39:
和「思うにこんなクズどもが集まっちゃ勉強会にならないんじゃない?」
律「ばっさりだあああ!!」
唯「私も入部当初、ここまでは言わなかったよ!!」
澪「うぅ…でも一理あるよ。私たち部活でも全然練習しないもんな…」ウゥゥ
律「めんどくせー、澪が鬱モードに入っちまった」
紬「はい澪ちゃん。りっちゃんのブラジャーあげるから元気だして」
澪「クンクンクンww」
紬「残念それは梓ちゃんのパンツです」
澪「オェッ!?ゲロ吐いちゃうよおおおおおお」ビシャビシャゲロゲボ
唯「澪ちゃん、しっかり!!」
律「ていうかまずブラジャーとパンツを間違えるのがおかしい」
42:
和「やれやれ、こんな連中に唯をまかせてはおけないわね」
 「とりあえず この子の勉強の面倒は私が見るわ」
唯「わーい、ありがとー♪」
紬「確かに大人数でやるより、分かれて勉強した方がいいかも」
澪「それに唯がいるとすぐ脱線しちゃうからな」
和「あら、それじゃ唯が悪いみたいじゃない」
 「どうせ そこのオデコがサボリたいとか言い出すんでしょ?」
澪「バカ言うなよ、私の律がそんな愚かなワケないだろ?」
 「部活の時も大抵そこのうんたんwが余計なこと言って横道に逸れていくんだ」
和「それはそこのオデコ丸出しだかオ●コ丸出しだか分かんないヤツの話じゃないの?」
澪「和…お前?…!!」
唯「りっちゃんって澪ちゃんのモノだったの?」
律「あいつの中の設定じゃ そうらしいぞ」
 「それよりあのメガネ割っていいか」
唯「わたしも澪ちゃんのほっぺたをぎゅううってツネりたいよ!!」
43:
─部室─
梓「おかしいですよカテジナさん!!」ガチャ
律「おかしいのはお前だ」
梓「あれっ、そこにいるのは赤い彗星の赤メガネ」
和「おだてたって何もあげないわよ」
紬「今のおだてられたの?」
澪「まぁシャアに例えられたらフツー嬉しいよな」
紬「しゃあ?」
唯「あっ、まさかムギちゃんガンダム知らないの?」
紬「ご、ごめんなさい…ガンダムが何かは分かるけど話はよく知らなくて」
澪「しょうがないなぁ。じゃあ今度DVD持ってくるよ」
唯「全部で100時間以上あるからがんばって観てね」
紬「うん、がんばる!」
梓「あっ、Xって書いてあるヤツは観なくてもいいですからね」
澪「梓、お前にはあとで話があるぞ」
46:
和「また脱線して……勉強会の話をするんでしょ?」
 「こんな調子じゃ留年は確定ね」
梓「本当ですよ」
澪「梓が楽しそうな話題を振るからだろ!!」
律「でも澪は確かに流されやす過ぎだな」
紬「昨日、途中でストIIの攻略本まで買いに行ってたものね」
唯「正直、一人で勉強した方がはかどるかも…」
澪「ちがうよ!私はそんなダメな子じゃないよ!!」
47:
唯「そういうワケで今日は私と和ちゃんコンビ、
 澪ちゃんとりっちゃんコンビに分かれて勉強するんだ?」
梓「なるほど」
澪「というワケで梓は帰っていいぞ」
梓「そうですか」
紬「私は?」
和「律のところに行って澪の苦手科目をカバーしてあげたら?」
 「私は全教科教えられるし」
澪「必要ないさ。私だって全教科教えられるんだから」
紬「むぎゅぅ…」
唯「ムギちゃんはもちろん唯ちゃんチームだよ!」
紬「むぎゅ?」
唯「むぎゅ!むぎゅむぎゅ!!」
紬「むぎゅううぅぅぅ♪」
律「日本語でしゃべろ」
49:
紬「唯ちゃん好きー!!」ギュッ
唯「えへへ?♪」ナデナデ
和「おいクソうらやましいなちくしょう
 いつまで抱き合ってるつもりかしら?」イラッ
紬「差し入れにケーキでも買っていこうかな?」
 「勉強疲れには甘いものだものね!」
唯「げへへ」
律「唯のヤツ、差し入れ狙いか!!私も唯チームと合流するぜー!!」
澪「私はどうなるんだよ!?」
律「澪はアタマいいから一人でも勉強できるだろ?」
澪「お前のための勉強会なんだよ!!!」
50:
─田井中邸─
澪「こうなったからにはお前には唯よりいい点とってもらうぞ律」
律「なんで?」
澪「唯の方が点数よかったら私の教え方が悪いみたいじゃないか」
律「みたいも何も、悪いんだろ実際」
澪「教えてもらうくせになんでそんなに偉そうなんだよ!?」
律「うるせー!!その教えてやろうって上から目線が気に喰わないんだ!!」
 「アタシに謝れ!!そして勉強教えろ!!わかりやすくな?」
澪「なんなんだコイツは。わがままキングか…」
51:
澪「じゃあまずは数学からいくか」
律「おっし、来い!!」
澪「3+7は?」
律「アタシのことバカにしてんの?」
 「しかもそれは数学じゃなく算数だ」
澪「わかったよ、ひとつレベルアップだ」
律「おっし、来い!!」
澪「では問題です。ここにミカンが1つあります。
 さて、このリンゴの生産地はどこでしょうか」
律「どのリンゴだよオオォオッ!!!?」ガシャアアッ ドガシャアッ
 「しかもそれ、算数ですらねぇええよおおぉおおッ!!?」ゴシャアアッ
澪「わぁ、部屋がハチャメチャだ」
53:
ガチャ
聡「姉ちゃん、うるさいよ!!」
澪「やぁ聡、なんで全裸なんだ?」
聡「あっ、澪さん。いやオレその、トイレ行くところでして」
澪「そうか」
聡「じゃあオレこれで失礼します」
バタン
澪「律、お前ん家ではトイレに行く時、服を脱ぐのが普通なのか?」
律「たぶんアタシと澪に男性器を見せることが犯行の動機だと思う」
澪「私は まぁ分かるが、姉にも見せたいもんなのか?」
律「澪はひとりっこだから知らないだろうけど
 兄弟に異性がいる家ってどこもそんなもんなんだぜ」
澪「へ?」
54:
澪「いいか、相似条件の証明のコツは…」
律「ふむふむ」
ガチャ
聡「あの、お茶もってきました」
澪「やぁ、ありがとう聡。ところでなんで全裸なんだ」
聡「暑いんで」
澪「そうか」
聡「じゃあオレこれで失礼します」
バタン
澪「律、お前ん家では暑いと、服を脱ぐのが普通なのか?」
律「そういえば暑いな、アタシも脱ぐかーー!!」スッポーン
澪「そうか」
55:
律「やっぱ澪は教えるのうまいな?。証明問題はずいぶん分かってきたぞ」
澪「ふふっ、そういう律は肩甲骨キレイだな」
 「わ、私、骨フェチだから鎖骨とかにもチラッチラッ目がいっちゃうよ」
律「あんまりガン見されるとさすがに照れるぞ」
澪「なぁ、ちょっとだけ舐めてみていいか?」ペロ…
律「あ」
ガチャ
聡「あばばばwwあばばbwwあばあww」
澪「そうか」
聡「じゃあオレここで失礼します」シコシコシコシコシコシコ
律「澪っ!!伏せろっ!!!」
聡「うおおおおおおおおおお!!!!!!」ピュ
56:
─平沢邸─
和「いい?中和反応っていうのはね
 酸と塩基を、どちらも余らない量ずつちょうど反応させて…」
唯「その話いつ盛り上がるの?」
和「いつもまで盛り上がらないわ」
唯「わ?ん、ムギちゃああん」スリスリ
紬「和ちゃんにチューすると涙を流す中和反応」
 「しょっぱい涙は塩と水で出来ている…そう覚えたらいいんじゃないかしら」
唯「あっ、すごく分かりやすいよ!」
和「じゃあ早試してみない?」
唯「和ちゃんチュウ?」チュッ
和「唯…」ンチュー
紬「僥倖・・・ッ!!圧倒的、僥倖・・・ッ!!」ざわざわ
57:
ガチャ
憂「お茶を淹れて…ウオオーッ!?」
 「お、お姉ちゃんが和さんとキス…!?」ワナワナ
唯「あ、ういー」
和「憂もおいで」
憂「うん!!」
唯「ちゅ…」チュッ
憂「はむ…」ペロペロ
和「んちゅ…」ムチュ
紬「ロンッ‥‥!ロンッ‥‥! ロォー―ンッ‥‥‥‥‥!
 ロォ??ンッ‥‥‥‥‥! ロォ??ンッ‥‥‥‥‥!
 ロォ??ンッ‥‥‥‥‥! ロォ??ンッ‥‥‥‥‥!
 ロォ??ンッ‥‥‥‥‥! ロォ??ンッ‥‥‥‥‥!
 ロォ??ンッ‥‥‥‥‥! ロォ??ンッ‥‥‥‥‥!
 ロォ??ンッ‥‥‥‥‥! ロォ??ンッ‥‥‥‥‥!」
58:
紬「ロォ??ンッ‥‥‥‥‥! ロォ??ンッ‥‥‥‥‥!
 ロォ??ンッ‥‥‥‥‥! ロォ??ンッ‥‥‥‥‥!
 ロォ??ンッ‥‥‥‥‥! ロォ??ンッ‥‥‥‥‥!
 ロォ??ンッ‥‥‥‥‥! ロォ??ンッ‥‥‥‥‥!
 ロォ??ンッ‥‥‥‥‥! ロォ??ンッ‥‥‥‥‥!
 ロォ??ンッ‥‥‥‥‥! ロォ??ンッ‥‥‥‥‥!
 ロォ??ンッ‥‥‥‥‥! ロォ??ンッ‥‥‥‥‥!
 ロォ??ンッ‥‥‥‥‥! ロォ??ンッ‥‥‥‥‥!
 ロォ??ンッ‥‥‥‥‥! ロォ??ンッ‥‥‥‥‥!
 ロォ??ンッ‥‥‥‥‥! ロォ??ンッ‥‥‥‥‥!」
60:
紬「ロォ??ンッ‥‥‥‥‥! ロォ??ンッ‥‥‥‥‥!
 ロォ??ンッ‥‥‥‥‥! ロォ??ンッ‥‥‥‥‥!
 ロォ??ンッ‥‥‥‥‥! ロォ??ンッ‥‥‥‥‥!
 ロォ??ンッ‥‥‥‥‥! ロォ??ンッ‥‥‥‥‥!
 ロォ??ンッ‥‥‥‥‥! ロォ??ンッ‥‥‥‥‥!
 ロォ??ンッ‥‥‥‥‥! ロォ??ンッ‥‥‥‥‥!
 ロォ??ンッ‥‥‥‥‥! ロォ??ンッ‥‥‥‥‥!
 ロォ??ンッ‥‥‥‥‥! ロォ??ンッ‥‥‥‥‥!
 ロォ??ンッ‥‥‥‥‥! ロォ??ンッ‥‥‥‥‥!
 ロォ??ンッ‥‥‥‥‥! ロォ??ンッ‥‥‥‥‥!!!!!!」
62:
─1週間後 追試 終了─
純「それで唯先輩たち、追試はどうなったの?」
憂「試験は昨日受けて、今日、結果が出るんだって!」
梓「最近、唯センパイと会ってないけど ちゃんと勉強してたの?」
憂「大人の勉強しちゃった!」
純「お、大人の勉強って?」
憂「えっとねぇ、じゃあ梓ちゃん おへそ出して」
梓「なにをする気?」
純「これは期待できそうにないね」
64:
梓「もう一人のバカも どうせ終わりだろうし
 来年はキーボードを一人確保すれば新生放課後タィータイム結成できるかなぁ」
純「それってベースは私がやるって確定してるの?」
梓「お茶くらいは出すからさ。あとスッポンモドキを愛でることもできるよ」
純「う?ん、ウチは猫がいるからペット分は間に合ってるんだよね」
梓「トンちゃんはペットじゃなくて部員だもん!」
純「じゃあそのトンちゃんとやらにベースを弾かせるといいさ」
65:
憂「そんなことより お姉ちゃんが留年することを
 前提に会話してるのが気にいらないな?」
純「すいません」
梓「でも、勉強してなかったんでしょ」
憂「ちゃんと普通のお勉強もしてたよ」
純「まぁ学校側もそう簡単に留年させないだろうしね」
梓「でも不可能を可能にするのが放課後ティータイムだから!」
純「来年、絶対 加入したくないな?」
梓「大丈夫。新生HTTのモットーは『やれることからコツコツと』だから」
純「健全なバンドだね」
梓「だって私、留年したくないし」
67:
─部室─
ガチャ
梓「どーもです」
  「…あれ、まだ誰も来てないや」
  「唯センパイたちがどうなったか聞こうと思ったのに」
紬「スヤスヤ」zZZ
梓「あっ、ムギセンパイが物陰で寝てた」
紬「ああっ、だめよ唯ちゃん…そんなモノそんなトコに入れちゃダメ…」ムニャ
梓「なんだかステキな夢を見てるみたい」
紬「あっ、あぁ…ああぁあああずさちゃんの耳から脳味噌がにゅるにゅるにゅr」
梓「起きろ!!」バシーン
紬「はぶっ」
  「ぅはっ…あれ、知らない間に寝ちゃってた…」ヒリヒリ
梓「あやうく夢の中で殺されるところでした」
紬「そうなの?なんだか死神13みたいね」ラリホーッ
70:
梓「なんで そんなところで寝てたんですか?」
紬「いつのまにか寝ちゃってたみたい。誰か来たら驚かせようと思って隠れてたんだけど……」
  「こうやって、みんなが来たら物陰からガバッと襲いかかって
  力づくで押さえつけて服を引きちぎって全力で猛レイプしてオラアアアアアッって!」
梓「かわいいこと考える人だなぁ」
紬「あ?早く誰か来ないかな?♪」
 「…あ」
梓「え?」
紬「オラアァァアアアアッ!!!!!」バターン
梓「ぎゃあああああ!!」
紬「口開けろコラァ!!テメェ毎日、彼氏のキンタマくわえてんだろぉ!?」
梓「キンタマをくわえるなんておかしいですよカテジナさん!!」
紬「とうにおかしくなっているッッ!!!」
71:
梓「Vガンダムまで観たんですか、一週間足らずで」
紬「もちろんポケ戦も08小隊もイグルーも飛ばしたりしていないわ」
梓「そうですか」
紬「0083にチラッとハマーンが出ててニヤニヤしちゃった!」
梓「そうですか」
紬「寒い…ここにあと何年…」
梓「そうですか」
紬「ああああーーーーっ、ガンダム語りたいなぁ?ガンダムッ!!」
梓「正直、今更そこまで語りたくないですよ」
紬「え?っ」
ガチャ
澪「もはや語るまい…」ザッ
紬「ガトーーーッ!!!!!!!!」
梓「フフフフフ、動くなよガトー。敗軍の将は潔く、なぁ?」
澪紬「シーマ!!獅子身中の虫めぇッ!!」
73:
梓「それで唯センパイたちの追試、どうなったんですか?」
澪「今、職員室に答案を受け取りにいってるよ」
紬「唯ちゃんもりっちゃんも自信ありそうだったけど……」
梓「もし仮に、ですけど…2人とも留年だったらなんて声かければいいんですかね」
澪「生きろ、とか?」
梓「もののけ姫になっちゃうんですか」
紬「ウチでメイドしない?」
澪「そんな進路があるとは」
紬「毎日、私とおしゃべりしたり遊んだりお茶を飲むのがお仕事なの」
  「月給は ざっくばらんに100万円」
梓「いざとなったら私もそこに就職してもいいんでしょうか」
澪「私も頼む」
ガチャ
律「おーす!ダメ人間どもー!!」
76:
澪「期末テストで合計10点だった律に言われたくないんだよ」
律「バカヤロー!!10点なんてこのアタシがとるワケないだろー?」
梓「なんだか自信ありそうな、何かのフラグのような」
紬「結局テストどうだったの?」
律「じゃーん!!」バッ
梓「あっ」
紬「90点 85点 92点 87点 98点!!」
澪「律!!お前ってヤツはヘコキムシみたいなツラして わいろを使ったのか!!」
紬「澪ちゃん、それは失礼よ…」
律「わいろってなぁに?」?゚。゚
紬「こんな糞バカ野郎がこんなハイスコア出せるワケないわッ!!」
律「ムギィ!?糞バカ野郎とはなんだ!!!!!!!」
紬「2万円あげる」ハイ
律「げへへ、ばっかでええぇぇ?????す!!」
澪「で、どんな薄汚い手を使ったんだよクズヤロウ」
77:
律「いや、実力なんだけど…ホントに」
澪「あ、わかったぞ!!
 覚せい剤つかって頭スッキリか!!最低のクソ野郎だな!!」
律「さっきから糞バカだのクソ野郎だの……
 わかったよ!!出せばいいんだろ!?クソったれをよおお!?」プリン
 「もらった2秒という時間だけ!!スタープラチナをブチかますだけだ!!!!!!!」ミチミチッ
澪「誰がいつお前に2秒やると言った?」
梓「律センパイ、ブチかますなら このティーカップに…」コト
紬「おいやめろ殺すぞ」
78:
梓「あっ、謎は全てとけた!!」
澪「わかったのかバーロー」
梓「いえ、らめええええ!?ジ、ジッチャンのナニかけてええええ!?の方ですけど」
澪「そうか」
紬「それで謎ってなんなの?」ワクワク
梓「答案用紙を見れば一目瞭然ですよ」ホラ
澪「あっ!!コレは!!」
紬「次の問題を答えなさい…1+1は?」
澪「数学がメチャ簡単だ!!他の教科も小学生並だぞ!!」
梓「『電卓や辞書の使用も可』って書いてあります」
79:
紬「本当は留年させたくないという学校側の配慮なのね…」
澪「しかしコレじゃ追試の意味ないじゃないか…」
律「な?」ドヤ!!
澪「な?じゃないよ、逆になんでコレで100点じゃないんだよ」
律「うるせー!!1+1みたいな問題ばっかのワケねぇだろ!?」
梓「間違えてるのは7×8の問題です。あと2×3も間違えてます」
澪「律、お前「証明問題覚えた」とか ちぃみたいなこと言っといて かけ算が分からなかったのか」
律「分からなかったんじゃねー!!知らなかったんだ!!」
梓「バカか お前」
律「あずさああああああああ!?」
梓「いい意味で、ですよ」
律「なんだ、いい意味か」
80:
紬「まぁよかったじゃない、留年じゃなくなったんだから」
澪「そうだけどこんなヤツを卒業させてもいいんだろうか」
 「サルを街に解き放つようなモンだ」
律「アタシは人間だぞ!!」
澪「黙れ小僧!! お前にかけ算がとけるのか!?」
律「わからぬ。だがともに生きる事はできる」
梓「誰とともに生きるんですか」
律「澪と」ボソッ
澪「え…」ドキッ
ガチャ
聡「さぁここで問題です。僕のチンコは何本あるでしょうか」ポロン
81:
澪「おい、お前の弟は全裸で女子校に侵入するのがスタンダードなのか」
律「知らん」
梓「それよりアイツが出した問題ですが…」
紬「それより今しごいてるモノだけど…」
聡「お姉さんたちは どうやら僕に突っ込みたくて仕方がないみたい!!」
 「でもでも!!突っ込むのは僕の方だよね?!?」
梓「イチかバチかライターで火をつけてみましょう」ジュッ
聡「熱い!!熱い!!」ジタバタ
律「おっ、聡。お前、火が弱点だったのか?」
82:
紬「かわいそうな聡君」
聡「キュウンキュウン///」
澪「気持ち悪い表情だなぁ」
梓「これは傷を癒してあげねば」
律「RPGだと火が弱点の敵は 氷属性で回復することが多いぞ」
聡「そんなことないからね」
紬「氷をくらえ!!」ガラガラ
聡「ィヒャアアア!!冷たい!!冷たすぎて痛い!!」ジタバタ
律「おい!!ケツの穴に氷ドンドン入ってくぞwww」ズリュズリュ
聡「んにゃあああああ!?」ビクンビクン
梓「わっ、おもしろい!!氷を入れるたびにアレがピクピクッって!!」
ガチャ
純「梓ー、これ忘れ物…」
梓「オッス」
純「…きゅ、休憩中でした?」
84:
梓「これがさっき言ってたスッポンモドキのトンちゃん」
純「へ、へー」
梓「ほら、挨拶もするんだよ」ズリュズリュ
聡「ぁあああ あぉぁあああ あぉ!!」ビクン
  「お゙ぉおォおぉおシリそれいぃじょうは らめぇぇ!!」ビクンビクンビュルビュル
純「うひゃああああ!?」
澪「コラ、トンちゃん!純ちゃんが怖がってるだろ?」
律「そろそろ水槽に戻そうぜ」
紬「よいしょっと」
ドッポーン
聡「ゴボゴボゴボ」
純「じゃ、じゃあ私、ジャズ研の方に戻るから」
梓「うん、忘れ物届けてくれてありがと」
純「私も今 見たモノは忘れることにするよ」
梓「それは賢明な判断だね」
86:
律「ふぅ?うまくゴマかせたな」
梓「そう思ってるのは律センパイだけですよ」
紬「えっ、バレてたの?何か記憶を消す的な外科手術を頼んだ方がいいのかしら」
梓「いや、やっぱりうまくゴマかせたと思いますよ」
紬「そっか?」ホッ
梓「やっぱり賢明な判断だったね、純」
ガチャ
唯「やっほいお待たせ!!」
梓「唯センパイ!!」
律「おー唯!!テスト何点だったー!?」
唯「えっと、それがね…」
  「っていうか あずにゃんや」
梓「はい?」
唯「あの少年はなぜ水槽に入っているのかな?」
聡「世の中わからないことだらけですよ」
87:
唯「じゃーん!!」バッ
梓「テストを見せる効果音が律センパイと一緒だ」
澪「かわいそうに…」
律「澪の弁当箱からお箸を抜き取ってアナル挿入したのち、こっそり返しておくからな」
澪「やめろよ!!いやまぁいいけど」
紬「それより見て、この点数!!」
梓「100点 100点 100点 100点 100点!?オール100点!!」
澪「へ?、簡単なテストだったとはいえ よくがんばったじゃないか!」ナデナデ
唯「えへへ?♪」テレテレ
紬「かけ算も割り算もできているわ!」
梓「35÷5も分からなかった唯センパイがよくぞここまで…」クスン
和「まぁカンニングなんだけどね」
澪「わっ!!」
和「私は『わ』じゃないとアレほど…」
澪「いや、突然現れるから驚いただけで」
88:
律「それよりカンニングってどういうことだよ?」
唯「もちろん勉強もしたけど
 念のため、机にナメック語で公式とか書いておいたんだ?♪」
 「そしたら見事 ヤマが的中しちゃってね?!!」
梓「もしかしてカンニングするためにナメック語を覚えたんですか?」
唯「覚えました!!」
梓「かわいいこと考える人だなぁ」
律「バカかお前、とか言わないの?」
梓「唯センパイがやると なんでもかわいいじゃないですか」
唯「えっ、えへへ?照れるよ あずにゃん?」
梓「ふふっ///」
ザバッ
聡「さぁここで問題です。僕のチンチンがさっきから勃ちっぱなしですよ?」ムクムク
律「おい、水槽ごと窓から捨てようぜ」
89:
唯「おいで?、トンちゃん」ヒョイ
紬「じゃあ、せーの」ヨイショ
聡「やめて!!僕を殺さないで!!」バシャッ ダダダ
澪「あっ逃げた」
和「そりゃそうでしょうね」
唯「これにて一件落着!!」
紬「気持ちよく夏休みを迎えられるわね♪」
律「しかし夏休みは一日中、あのキチGUY愚弟と過ごすことになるのかよ…」
梓「いいじゃないですか。私だって夏休みはトンちゃんのお世話するんですから」
律「そうだ!!アタシがトンちゃん係やるから 梓は聡係になってくれ!!
梓「いやですよ!!そんなエロ漫画に出てくる性欲処理みたいな役職!!」
律「頼む!!それともアタシがストレスでハゲてもいいのってか!?」
澪「梓、かわいそうだから引き受けてやれよ」
梓「じゃあお前がやれよ!!」
和「先輩にその口のきき方はいかがなものかしら」
91:
澪「何言ってんだ、律は梓を信頼して指名したんだぞ!?」
律「いや、別に澪でも唯でもムギでも誰でもいいんだけど」
唯「じゃあ私、憂にごはん作ってあげなきゃいけないから帰るね」ダダッシュ
紬「私も斉藤を迎えにいかなきゃいけないから帰るね」ダッシュ
和「私は唯の脇汗を舐めなきゃいけないから帰るわね」ダッシュッシュ
澪「おい、ちょっと待てよ!?3人が全力疾走で遠ざかってゆくよ!!」
 「よし梓!!こうなったらジャンケンだ!!」
梓「さぁいこうねトンちゃん」ダダダダッ
トンちゃん「」コポコポコポ
律「じゃあ まかせたぜー!!」タタッ
澪「えっ、そして誰もいなくなった」
93:
─秋山邸─
澪「結局、あのあと律から連絡もないし、聡の件は冗談だったんだよね」
 「アイツには悪いけどさすがにあんなのの面倒見てられないよ…」
澪ママ「澪ちゃん、ご飯できたわよー」
澪「あ、ハーイ!今行くー」トタトタ
聡「こんばんわラジオネーム恋するウサギちゃん」
澪「ぎゃあぁぁあああ゙あぁああ゙ああぁぁああ!?」
澪ママ「あらあらどうしたの?チンボ丸出しの変態に出会ったような雄叫びをあげて」
澪「その変態がまさに食卓にいるよ!!」
澪ママ「澪ちゃん!聡君になんてこというの!!」
聡「いいんです。僕、こういう扱い慣れてますから…」シュン…
澪「全裸のクセに被害者ぶってんじゃないよ!!」
94:
澪ママ「田井中さんに頼まれてね、しばらく家族旅行に出かけるから預かってくれって」
澪「ネコじゃないんだから……」
  「っていうか聡はなんで一緒に旅行に連れてってもらえないんだ?」
聡「それはまだ僕の皮が剥けてないから…」
澪「ママー、りんごの皮むき器どこにあったっけ」
澪ママ「大根おろしならあるけど」
聡「優しくむいてください!!お願いします!!お願いします!!」
96:
─澪の部屋─
電話「」プルルルル プルルルル
澪「ダメだ、律のヤツ出ないや」
 「まったく…いくら変態だからって家族旅行に置いていくなんてヒドイな」
聡「いいんです。こういう扱い慣れてますから…」
澪「お前はまず服を着ろ」
聡「嘘ですけど僕、繊維アレルギーだから服を着ると全身に発疹が出ちゃうんです」
 「だから恥ずかしくてどこにも連れていけないって…」グスッ
澪「そ、そうだったのか…」
聡「でもコンドームならゴム製品だから身につけられると思うんです!!」
澪「何言ってんだコイツ」
聡「僕、つけ方が分からないので澪さん、お願いします!!」
澪「や、やだよ!!そもそも私だってつけ方知らないよ!!」
聡「じゃあ練習だと思って!!」
澪「別につけ慣れたいとも思ってないよ!!」
98:
聡「早く早く!!寒くて風邪ひいちゃうよ!!お腹壊しちゃうよ!!」
 「あっ、便意が催してきた!!」
澪「なぜお前たち姉弟はウンコを漏らしたがるんだよ!?」
聡「お願いしますお願いします!!コンドームつけてください!!」
 「そうしたらすぐに帰りますから!!」
澪「か、帰る…?本当だな?」
聡「まぁ家の鍵は持ってるし、食べモノもあるんで死にはしません」
澪「よし、じゃあつけてやるから絶対にすぐ帰れよ?」
聡「キャッホホホーイ!!」
99:
聡「じゃあ お願いします」
澪「うっ…これがおちんちん……」
 「カリビアンコムの無料サンプルで見てるヤツと随分ちがうなぁ」
聡「ぼうやだからさ」
澪「なるほど…しかしなぁ、やっぱり初めて触るおちんちんが聡のなんてイヤだなぁ」
聡「モノは考えようですよ。澪さんは出来ればウチの姉ちゃんのチンコがいいんでしょ?」
澪「あぁ」
聡「だけど姉ちゃんには生えていない」
澪「ふむ」
聡「そこで姉ちゃんに近いDNAをもった僕の登場ですよ」
澪「なるほど、考えようによってはソレはこの世で一番、律のおちんちんに近いってワケか」
聡「それにほら、こうやってカツラをつけてカチューシャをつけて、声もマネすれば…」
澪「あっ、聡 お前…子供の頃の律そっくりじゃないか!!」
聡「カチューシャを外して唯さんと入れ替わるよりよっぽど説得力あるでしょ?」
澪「う?ん、男の娘ってヤツか…」
100:
─澪ヴィジョン─
幼律「さぁ、澪!レッツコンドーム!!」ポロン
澪「おちんちんの生えた律…私の求めた完全体が今ここに…」
 「えっと」ペリペリ
 「包装はとったけど、これどうやってつけるんだ?」
幼律「チンチンおっきさせなきゃダメなんだぜー」
澪「お、おっき?」
幼律「さわってみ?」ホレホレ
澪「よし」
澪「それでは予定を変更して 金 玉 粉 砕大会を開催する」
102:
澪「オラアアァァァアアッ!!」ブゥーン
聡「わああああ!?金属バット握ってなにするんですか!?」
 「握るのは僕のバットでしょ!?もしくはお寿司」
澪「うるさいや!!大体、髪型変えたくらいでそっくりなワケないだろ!?バーカバーカ!!」
聡「くそっ、こうなったら澪さんのベッドを題材に射精大会を開始する!!」
 「全砲門開け!!」シュコシュコシュコ
澪「おいやめろ本当に潰すぞ」
聡「波動エネルギー20パーセント充填・・・パーッパーッパーッパーッパー、
 パーパーパーパー、 パーパーパーパーパー、 パーパーパパパパパー パパパパパパパパ
 ピーピピッピーピーピーp------????‐―?―?――――??―ッ!!
 ヤマト波動砲、発射ァァァァァッ!!!!!!」
澪「もしもし警察ですか?」
聡「うおー!!逃げろおぉクラウザーさん!!」ダダッ
澪「ハァハァ…やっと帰ったか…」
103:
─平沢邸─
デーンデーンデーンデーンドンドン♪デーンデーンデーンデーンドンドン♪
唯「あっ、澪ちゃんから電話だー。はい、もしもしー」
澪『やぁ唯、聞いてくれ。実はさっき……』
唯「えっ、りっちゃんの弟くんが?」
澪『そうなんだ。アイツ、他のけいおん部員にも目をつけてる可能性があるから
 唯の家にも行くかも知れないぞ?」
唯「そうなんだ?」
澪『私は疲れたし今日はもう休むよ』
  『悪いけどムギと梓に気をつけろって連絡しておいてくれるか?』
唯「うん、わかったよ!!」
紬「澪ちゃん なんだって?」
唯「なんかね、りっちゃんの弟くんが私達をつけ狙っているんだって!」
梓「まったく、なんなんですかあの姉弟は」
107:
澪『あれあれ?おかしいな、ちょっと待とうよ』
 『なんでムギと梓がそこにいる感じなの?』
唯「うん、あのあと みんなと話し合って私の家でお泊り会しようってことになって…」
 「明日から夏休みだし!」
澪『じゃあ なんで私はここにいるの?』
唯「それって自分の存在意義を問う哲学チックな質問なのかなー?」
澪『そうじゃなくてもっとシンプルに な ん で 私 を 誘 っ て く れ な か っ た ん だ よ ! ?』
唯「う?ん、え?っとね?、澪ちゃんは今まで食べたパンの枚数を覚えているの?」
澪『覚えてるよ!!今朝で6375枚目を食べたよ!!1日平均1.03枚くらい食べてるよ!!』
唯「そうなんだ?」
澪『じゃあ今から行くからな!?私も遊びに行くからな!?」
唯「でも私の家、3人用だから…」
澪『どんな馬小屋だよ!?というか憂ちゃんどうなっちゃったの!?」
唯「あっ、しまった」
澪『くそっ、ダマされるところだった!!今すぐ行くからな!!』プツッ ツーツー
108:
唯「というワケで もうすぐ澪ちゃんが来るよ」
梓「じゃあカラオケにでも行きませんか?今すぐ早急に」
紬「いいわね?」
憂「私も行っていい?」
唯「もちろんだよ?、おいで憂?♪」
憂「えへへ?♪」
デーンデーンデーンデーンドンドン♪デーンデーンデーンデーンドンドン♪
唯「あっ、澪ちゃんから電話だー。はい、もしもしー」
澪『澪だよ。今、ゴミ捨て場にいるの…』プツッ ツーツ-
109:
唯「今、澪ちゃんゴミ捨て場にいるんだって」
梓「まだ距離がありますね」
紬「なんだかドキドキしてきちゃった」
デーンデーンデーンデーンドンドン♪デーンデーンデーンデーンドンドン♪
唯「あっ、澪ちゃんから電話だー。はい、もしもしー」
澪『澪だよ。今、タバコ屋さんの角にいるの…』プツッ ツーツー
唯「澪ちゃんがかなり家の近くに来ているよ!!」
113:
梓「もう このまま出かけちゃいますか」
ピンポーンピンポーンピンポーン
紬「来ましたわーーー!!」キマシタワァ
梓「どうします?」
憂「私、間違えてバケツの水ぶっかけてくる!!」
唯「お願い!!」
ガチャ
聡「ばあ、僕でしたー」
ゴシャッ
聡「」ピクンピクン
憂「あっ、間違えて水の入ったバケツで殴っちゃった」
デーンデーンデーンデーンドンドン♪デーンデーンデーンデーンドンドン♪
唯「あっ、澪ちゃんから電話だー。はい、もしもしー」
澪『澪だよ。今、唯のうしろにいるの』
114:
唯「パッキャマラアアアアァァオァ!?」ビクッ
澪「どうした唯、パパが大事にしてたクラリネットを壊したような声あげて」
唯「いやいや、いつのまに家に入ったのかなーって?」
澪「トイレの窓が開いてたみたいだからさ」
梓「それよりこのちんちん丸出しの変死体はどう処理しますか?」
澪「あっ、聡 来てたのか!!」
紬「憂ちゃんが澪ちゃんと間違えてやっつけてくれたのよ?」
憂「えへへ!」
澪「なんで私をやっつけようとしたの?」
唯「なんでだろうね」
115:
澪「電話したとき薄々感じたんだけど、ひょっとして私嫌われてるの?」
梓「いやいや、アナタ今日、学校でこの変態を私に押し付けようとしたじゃないですか」チッ
唯「私も『うんたんwが騒ぐから部活にならない』ってバカにされたよ」ムスッ
憂「お姉ちゃんをバカにする人は許せませんから」イラッ
紬「私Sだから…」ジュン…
澪「な、なんだよ!そんなに私のことイジメて楽しいかよ…」ウルッ
唯「昔は半泣き澪ちゃんに胸キュンだったけど、今はむしろイラッとするよ!」
紬「キンタマくわえさすぞーコラアァァアッ!?」
澪「ひぃぃっ!?」
116:
澪「わあああああん、もうやだあああああ!!」
 「見えない聞こえないでチヤホヤしてくれた あの頃に戻りたいよおおお!!」ウェェェン
憂「あっ、ガン泣き入っちゃった」オロオロ
梓「どうせウソ泣きだよ」
澪「う、うぇぇぇ…」ヒックヒック
唯「う?ん、これは本物っぽいよ?」
紬「ごめんね、ごめんね澪ちゃん!!もう泣かないで…」
澪「ヒヒッww」チラッ
梓「やっぱりウソ泣きだった」
118:
澪「みんな、今日はなかなか良かったよー!
 私Mだからゾックゾクしちゃってさ?♪」
梓「困ったものです」
唯「ところで聡君なんだけど…どうしよっか」
紬「そろそろ目が覚める頃じゃない?」
憂「あっ…一応、手足の関節は外しておいたので 目が覚めても大丈夫ですよ?」
梓「怖っ」
121:
澪「う?ん」ジー
唯「どうしたの澪ちゃん。聡君の方をじっと見つめて」
澪「いや…律の家もコイツのせいで苦労してるみたいだからさ」
 「なんとか更生できないものかと」
唯「確かに…りっちゃんの前髪ツルツルだもんね」
梓「ツルツルオデコならぬパイパンオ●コと呼ばれる日も遠くはないかもしれません」
澪「まぁアイツの場合はストレスで陰毛が抜けるらしいけど」
梓「名実ともにパイパンオメコになっちゃうじゃないですか!!」
憂「律さんかわいそう…」
紬「それはそれでアリだと思うけど…なんとか更生させてみましょうか」
122:
─平沢邸 リビング─
聡「…ハッ」
唯「あっ、気がついたよ」
聡「わぁ、キレイなお姉さんがいっぱい…ここは天国ですね」
 「あれあれ、僕の手足が変な方向にねじ曲がってるよ?」
梓「天国なんて言ってもね、裏側は薄汚いもんだから」
聡「くそっ、じゃあ僕も公務員になって税金をむさぼってやる!!」ジタバタ
紬「今時の小学生は夢がないのね?」
131:
澪「おい、聡。お前はいつからそんなヘンになっちゃったんだ?」
 「私が小学生のときはもっと普通の子だったじゃないか」
聡「はぁ…ほら、ウチの家族って家の中じゃ常に全裸じゃないですか」
唯「そうなの?」
聡「父さんは 楽しくなったら そこら中にウンコをまき散らすし
 母さんは 悲しくなったら そこら中にウンコをまき散らすし
 姉ちゃんは 怒ったら そこら中にウンコをまき散らすし」
梓「キミの家族はゴリラなの?」
聡「そういうのってイヤじゃないですか」
 「だから僕は必死にウンコの欲望を抑えて抑えて抑えつけるうちに
 別の欲望が体中の毛穴から噴き出してしまう始末でありまして」
132:
澪「そうか、そんなバックボーンがあるとも知らずに
  金玉を粉砕しようとして悪かったな」
唯「私達の力で聡君を普通の子にしてあげようよ!!」
憂「そうだね!」
聡「あ、ありがとうございます!!ほら、お前もお礼を言うんだ」
チンチン「ピコッ」
紬「」バチン
聡「んにゃあああああ!?」ビクンビクン
紬「パブロフの犬みたいに変態的な行為をしたらスタンガンで攻撃するといいかも」
梓「それじゃ犬が死んでしまいますよ、別にいいですけど」
聡「」ビクンビクン
134:
梓「私の見立ててでは、現在、このフィールドには普通の人間はいません」
 「天然、シスコン、ドМ、ドSが力を合わせてもモンスターしか生まれませんよ」
澪「梓はなんの変態担当なんだ?」
梓「私は全てを兼ね備えたオールラウンダーです」
聡「すごいや!!」キラキラ
梓「そんな目で私を見るな!!」ペッ ピチャ
聡「ワッホオオォォアアア!?女子高生のツバが僕のほっぺたに!?」
 「ベロよ届け!!」レロレロレロレロ
 「あがあぁぁぁ!?ベロがつった!?」ヒクヒクヒク
 「ンギモヂィィィッ!!」ビクンビクン
澪「おい、すごいスピードで成長していってるぞ」
梓「一刻の猶予もないので普通エリートに来てもらいましょう」ピッ ピッ
135:
─1時間後の平沢邸─
ガチャ
純「こんばんわー」
憂「純ちゃん、いらっしゃーい」
梓「帰れ」
純「えっ」
バタン
唯「今、誰か来なかった?」
梓「勢いで呼んでみたからには
 勢いで追い返すのがスジってものでしょう」
澪「なに言ってんだコイツ」
137:
唯「いい事思いついた!!」
澪「絶対ロクでもないことだよ」
唯「もうさ、聡くんの更生は あきらめて りっちゃんの家に放り込んでおこうよ」
紬「いいわね!」
梓「面倒くさくなったんですね」
憂「お姉ちゃんの提案にケチをつけたからには
 梓ちゃんが聡君の面倒を見るんだよね?」
梓「わかった!!巨大な桃に放り込んで川に放り込みましょうよ」
澪「とにかく放り込みたいのか?」
紬「じゃあ何かに放り込んでおくわね」
138:
─数日後─
律「最近、聡が見当たらないんだ」
澪「それは心配だなぁ」
律「だから合宿に行こうぜー!!」
唯「おー!」
梓「でもいいんですか?お前らみたいなバカが
 夏休みに勉強しないと もう人生終わりですよ?」
律「いいんだよ息抜き息抜き!!」
唯「っていうかあずにゃん、私達のことバカって言わなかった?」
梓「好きです、唯センパイ」
唯「えっ」ドキッ
 「そ、そんな言葉にはゴマかされないよ!」ドキドキ
139:
紬「合宿どこに行こうか?」
律「一昨年も去年も海だったから今年は沼にするかー!!」
澪「ぬま?」
梓「おい正気か?寝ボケてるのか元々バカなのかハッキリしろ」
唯「私、海がいいなー」
律「いいじゃん、沼でカッパとってバーベキューしたりして」
唯「おいしそうだね!!」
澪「えっ、カッパでバーベキュー?」
紬「それがかの有名なカッパ巻きなのね!!」
140:
─沼─
律「というワケで沼にきたぜー!!」
梓「バカかお前」
澪「なんでこんな事になっちゃったんだよ」
唯「カッパいるかな?♪」
紬「あっ、カッパ!!」
唯「えっ、どこどこ?」
カッパ「さぁ問題です、カッパと言えば尻子玉ですが
 ボクの肛門は何個あるでしょう?」
律「おまえ聡だろ」
141:
梓『そうだったのです。沼にいた泥まみれの生き物は
 ムギセンパイがどこかに放り込んでおいた聡くんでした。
 いや、こんな変態に「くん」をつけるのはもうやめよう』
 『それから聡がふと立ち寄ったレストランで海亀のスープを注文しました。
 運ばれてきたスープを一口飲んだ聡は驚いた表情を浮かべ、
 それ以上スープを飲むことなく店を出て行ってしまいました』
 『そしてその晩、聡は自慰をしてしまったということです。
 さて、どうして聡は自慰をしてしまったのでしょうか?』
唯『正解は聡くんがどうしようもない変態だったからです』
澪『この後、律が「足なんて飾りです。偉い人にはそれが分からんのです」 と
 聡の足を切り落とそうとしましたが、ノコギリを足にあてた瞬間
 聡が勃起したのを見て すべてをあきらめて ふて寝しました』
おわり
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