一方通行「イイ湯だなァ……」back

一方通行「イイ湯だなァ……」


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1:
とある銭湯
一方通行「……」頭シャカシャカ
一方通行「……」ザバァ
一方通行「ア……リンス忘れた……」
一方通行「……」
一方通行「まァいいか」
3:
一方通行「……」泡立て
一方通行「……」体ゴシゴシ
一方通行「(銭湯ってのに初めて来たが……)」
一方通行「(思った以上に広ェな……)」
一方通行「……」体ゴシゴシ
一方通行「(雰囲気も悪くねェ)」
一方通行「(ただ……)」
客A「ウィィィィwwwwwwww」
客B「ヒョォァィwwwwwwwwww」
一方通行「(客が多いしうるせェ)」
4:
一方通行「……」ザバァ
一方通行「……」泡立て
一方通行「……」顔ゴシゴシ
一方通行「(気のせいか……イヤ気のせいじゃねェな)」
一方通行「(さっきからチラチラ見られてウゼェ)」
一方通行「(そンなに珍しいモンでもねェだろ……チョーカーなンて)」
客A「ピャーーーーーーwwwwwwww」
一方通行「……」ザバァ
一方通行「(さァて、湯槽に浸かるとしましょォか)」
8:
カポーーン……
一方通行「あァー……」
一方通行「イイ湯だなァ……」
一方通行「ここにはあのうるせェガキも居ねェし……」
一方通行「まさに極楽ってなァ……」
「ひっさしぶりにココに来たけど相変わらず良い湯加減だ…」
「インデックスのヤツ、一人で大丈夫かな」
一方通行「……あァ?」
「ん?」
9:
カポーーン……
打ち止め「うわー広い!ってミサカはミサカは驚きながら走り回ったみたり!」
黄泉川「あんまりはしゃぐと転ぶじゃんよ」
打ち止め「大丈ぶっ!」ドスン
「はぐっ!」
打ち止め「いたた…」
黄泉川「げっ!言ったそばから……。すみませんウチの子が……大丈夫ですか?」
「い、いえ…大丈夫ですの」
黄泉川「ホラ、お前も謝るじゃん」
打ち止め「ごめんなさい、ってミサカはミサカは心の底から謝ってみたり…」
「なっ!!!!」
15:
「お、おおおおお、おおお」
打ち止め「?」
黄泉川「ん?君は確か風紀委員の……」
「ちっちゃいお姉さまッッ!!!」バッ
「ウラァ!」バキ
「あぶし!!」
「まったく……黒子、アンタはいつから誰彼構わず飛び付く変態になったのよ」
黒子「お、お姉さまが二人……」ハァハァ
美琴「はぁ?」チラ
打ち止め「……」ビクビク
黄泉川「怯えてるじゃん…」
美琴「あーー………」
美琴「私の妹よ」
17:
黒子「妹……お姉さまの……グヘヘ……」ジュルリ
打ち止め「ひぃ……」
美琴「ホラ、行くよ黒子!」グイッ
黒子「あぁーもう少しこの眼にロリお姉さまを……」
美琴「うっさい!」バキ
黒子「あべし!」
黄泉川「……」
黄泉川「あれが風紀委員……」
18:
カポーーン……
一方通行「なンでこンな所にオマエが居るンだよ」
上条「それはこっちの台詞でございますよ」
一方通行「俺はガキの連れ添いだ」
上条「こっちも似たようなもんだ」
一方通行「あのシスターかァ?」
上条「ああ。インデックスのやつ、銭湯に行く行くってきかなくてな」
上条「ま、たまには日頃のリフレッシュも兼ねて……って具合だな」
一方通行「(まるで同じ考えじゃねェか)」
19:
一方通行「なンつゥかよォ……オメェも大変だな」
上条「何がだ?」
一方通行「あのシスターだよ。食費とかメチャメチャじゃねェの?」
上条「あぁ………」遠い目
一方通行「(……目が黄昏てやがる……)」
上条「タイムサービスやらで必死に溜めた一週間分の食料が一瞬で無くなったとしても……」
上条「今の上条はそんなことで一々落ち込みませんとのことよ」
一方通行「すげェなオマエ」
20:
上条「まあ馴れってやつですよ、馴れ。最近は風呂でもぐっすり眠れるようになったしな」
一方通行「馴れ……って風呂ォ!?そいつは一体全体どォいう意味ですかァ?」
上条「ああ、インデックスは俺のベッドで寝るからさ、必然的に俺は風呂で寝ることになるだろ?」
一方通行「イヤイヤおかしいだろォ……オマエ坊さんにでもなるつもりかよォ……」
上条「流石にボウズ頭になるのは御免です」
一方通行「だよなァ。オマエのアイデンティティーの一つが無くなるもンなァ」
一方通行「そォいや今はトゲトゲしてねェな。普段はワックスでも着けてンのか」
上条「まあな。つっても少しだけだけど。お前はそういうの着けなさそうだよな」
一方通行「ンなダリィことわざわざする訳ねェだろ」
21:
カポーーン……
佐天「うーいーはーるぅー!」バッ
初春「ひゃぁぁ!ちょっ、佐天さんタオル返してください!」
佐天「ノンノン。銭湯とはつまり裸の付き合い……即ちタオルで隠すなど邪道っ!」
初春「そんなルールありませんよー!返してくださーい!」
佐天「はは、ごめんごめん。ほい」
初春「もー佐天さんってばー……」
美琴「ここに居たのね二人とも。ね、露天風呂入りに行かない?」
佐天「おおっ!いいですねぇ!早行きましょー!」
初春「待ってくださいよー」
26:
「これが露天風呂……すごいんだよ!とうまのおうちにも欲しいかも!」
美琴「げっ……」
「?」クル
「……なんで短髪がこんなところにいるのかな」
美琴「こっちの台詞よ……」
黒子「お姉さまのお知り合いですの?」
美琴「え?うーん……」
インデックス「なんで悩むのかな」
28:
その頃
海原「こんな時のために偶然買っておいたこの双眼鏡が役に立つとは……」
海原「ああああ……御坂さんの裸体……美しい……」鼻血ドバァ
ステイル「ここだ。このポイントだ。ここならバレる心配は無い」
ステイル「大丈夫だ。人払いのルーンはいつもの50倍。頑張って貼ったんだ。バレる訳がない」
ステイル「………っうおおォォ!インデックス!!インデックスううううう!!!!」鼻血ドバァ
30:
カポーーン……
一方通行「なンか邪気を感じねェか?」
上条「んー?気のせいだろ」
一方通行「だと良いンだがなァ……」
上条「さて、と」ザバァ
一方通行「もォ上がンのか?」
上条「いやいや、ここらで一丁メシにしようかと思ってな」
上条「ここの銭湯には食堂やマッサージ施設、漫画・ネットコーナーなんかもあるだろ?」
上条「だからメシを食って、それからもう一度風呂に入るって寸法よ」
一方通行「ほォ……面白そォじゃねェか」
31:
一方通行「乗ったぜ。そのプランに付き合ってやンよ」ザバァ
上条「おう、一人じゃ寂しいと思ってたとこだ」
上条「………」チラ
一方通行「あァ?」
上条「…一方通行さんはチンの毛も白いんですね」
一方通行「くだらねェ事言ってっと置いてくぞ、三下」スタスタ
上条「はは、悪い悪い」
上条「(でけぇ)」
32:
カポーーン……
インデックス「……ってな訳で、とうまと一緒に来たんだよ!」
美琴「(アイツと!?もしかしたら壁越しに…裸のアイツが…)」
佐天「あっれー?どうしたんですか御坂さん。顔が赤いですよー?」
美琴「へ!?いやいやいや!違うから!これはアレよ!そう、ちょっとのぼせてるだけよ!」
佐天「へーそうなんですかー」ニヤニヤ
黒子「(お姉さま…私というものがありながら…)」ゴゴゴ
初春「(しっ、白井さんの髪の毛が……)」
インデックス「ところで、短髪はなんでこんなところにいるのかな」
36:
美琴「あぁ私?私達はチケットが当たったのよ」
インデックス「チケット?」
美琴「そ。福引きでね。四名が対象のサービス券が当たったの」
美琴「もっともそれを当てたのは私じゃなくて、佐天さんだけどね」
佐天「えへへ」
美琴「そして佐天さんの提案でここに来た、ってわけ」
インデックス「ふーん。短髪は友達の優しさに甘えたってことだね」
美琴「そういうアンタはどうなのよ。どうせアイツの奢りでしょ?」
インデックス「とうまはそんな小さな事気にするほど心が狭くないんだよ」
美琴「はっ、アイツも大変ねー。こんなのと一緒に居たら身が持たないわ」
インデックス「一々そんなこと言われなくても短髪と一緒になる気なんてさらさらないんだよ」
美琴「ぐぬぬ…」
インデックス「むぐぐ…」
39:
佐天「まあまあ喧嘩はよしてください!せっかく温泉に来てるんですからそういうのはナシですよ!」
美琴「ふんっ」
インデックス「ふんっ」
黒子「少しお怒りになっているお姉さまもカワユイですの……」ハァハァ
初春「(いつの間にか元通りに……)」
「あの……」
初春「はい?」
「すみませんが、少し道を開けて貰えませんか、とミサカは懇願します」
初春「あ、はいどうぞ……って」
黒子「おっ、おっ、おおおおおおっ!!!」
42:
ガヤガヤ
上条「ふいー。流石にこの時間帯は混んでるなー」
一方通行「休日の昼間だからなァ。ま、席を確保出来ただけ上出来だ」
店員「こちらメニューになります。お決まりになりましたらそちらのボタンを押してくださいませ」
上条「分かりました。さーて、財布に優しいおひるごはん…っと」
一方通行「奢ってやるよ」
上条「え?」
一方通行「昼飯代くらい奢ってやるって言ったンだよ」
45:
上条「いやいや、悪いって」
一方通行「どォせ家でもあのシスターにメシ食われてオマエは録なもン食ってねェンだろ?」
一方通行「せめてもの情けとして奢ってやるよォ。なンでも頼め」
上条「一方通行……ありがてぇ……ありがてぇ……」ウルッ
一方通行「ケッ」
上条「じゃあ、これ…頼む」
一方通行「よし」ピンポーン
店員「お決まりでしょうか?」
一方通行「海鮮丼セット一つと牛カルビ丼一つゥ」
店員「かしこまりました」
47:
店員「お待たせしました。こちら海鮮丼セットになります」
一方通行「ン……」
店員「こちら牛カルビ丼になります」
上条「どうも」
店員「それでは、ごゆっくり」
一方通行「そォいえばよォ」
上条「ん?」
一方通行「オメェの連れはメシ食わなくて大丈夫なのかァ?」
上条「一週間分の朝飯を食ったんだし、まあ大丈夫だろ」
一方通行「(それ今朝の話だったのかよ…)」
上条「それじゃ、サンキュー一方通行。いただきます!」
一方通行「ン……」
49:
カポーーン……
打ち止め「ねえねえアレ何?ってミサカはミサカは木の扉を指差してみる」
黄泉川「ああ、アレはサウナじゃん」
打ち止め「サウナ?」
黄泉川「簡単に言えば我慢比べの部屋じゃん」
黄泉川「(違うけど)」
打ち止め「面白そう!ってミサカはミサカはサウナの扉を開けてみたり!」
ムワッ
打ち止め「こ、これは思った以上に……ってミサカはミサカは……」
黄泉川「無理しなくてもいいじゃんよ」
打ち止め「ううん、最低でも30分は我慢してみるってミサカはミサカは宣言してみる」
51:
5分後
打ち止め「あうう……」
黄泉川「そら見たことか」
打ち止め「まだまだ……ってミサカはミサカは……」
黄泉川「キツくなったら言うじゃん」
53:
さらに10分後
打ち止め「あつい……って言いながらミサカはミサカは汗を拭ってみたり……」
黄泉川「ここを出たら水風呂が待ってるじゃん」
打ち止め「み、水風呂……」
黄泉川「我慢しなくてもいい。もう充分頑張ったじゃん」
打ち止め「水風呂……は我慢しただけ気持ちよくなる……ってミサカはミサカは鼓舞してみる……」
黄泉川「ふふん。なかなかやるじゃん」
56:
そして15分後
打ち止め「やった…勝った…!ってミサカはミサカは……」フラフラ
黄泉川「おいおいフラフラじゃん。ほら、水飲め」
打ち止め「ん……」ゴクゴク
黄泉川「全く、大した奴じゃん」
露天風呂
御坂妹「………」ダキッ
美琴「ちょ!ちょっと何アンタいきなり抱きついてんのよ!」
御坂妹「申し訳ありません、どうやらミサカネットワークがオーバーヒートしているようです、とミサカは説明します」
美琴「はぁ!?」
御坂妹「体の制御が利きません。今のミサカは何をするか分からないので離れてください、とミサカは忠告します」
美琴「離れろって言われても……アンタ力強すぎて離れられないわよ!」
黒子「おっお姉さまがお姉さまとお姉さまのお姉さまがお姉さまッッ!!」
58:
インデックス「そういうのは外でやってくれるとありがたいんだよ、短髪」
美琴「好きでやってるんじゃないわよ!」
御坂妹「お姉さまはミサカの事が嫌いなのですか、とミサカは涙ぐみながら上目遣いで質問します」
美琴「そ、そういう訳でもなくて……」
佐天「ひゅーひゅー!アツいですねぇ!」
黒子「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ」
初春「(やべぇ)」
59:
ガヤガヤ
上条「はーー旨かった!ごちそうさん!」
一方通行「……」モグモグ
上条「上条さんにとっては久々の御馳走でございましたよ」
一方通行「……」モグモグ
上条「何か礼しなきゃならねーな」
一方通行「……」モグモグ
上条「そうだ!今度は俺がメシ作ってやるよ!」
一方通行「……そいつはもォ間に合ってるンで大丈夫ですゥ」
上条「そうなのか?」
一方通行「旨ェハンバーグを作れる知り合いが居るンでなァ」
62:
一方通行「ハァ、食った食ったァ…さァて、もうひとっ風呂……ン?」
上条「どうした?」
一方通行「イヤ、さっきオメェ言ったじゃねェかよ。マッサージがどォたらって」
上条「ああ。地下一階にあるみたいだな」
一方通行「行ってみよォぜ」
上条「……なんだかんだ言って、結構満喫してんなー、お前」
一方通行「るせェ」
65:
一方通行「ここか」
上条「みたいだな」
「そこのお二人さん!この俺独自の特別な技で指圧……マッサー……」
一方通行「木ィィィィ原くゥゥゥン!!ここで何してやがンですかァ!!?」
木原「チッ、見ての通り、マッサージ屋だよ」
一方通行「はァ?」
上条「知り合い……なのか?」
木原「ハハッ、そんなんじゃねえよ。こいつがモルモットで、俺が研究者ってトコだ」
一方通行「ナメた口訊いてンじゃねェぞ三下がァ!」
木原「悪い悪い、つい癖でよ。てなわけでどうだ?マッサージ受けてくか?」
一方通行「受けるわけねェだろ、バカか」
木原「そう言うなって、お前ならタダでいいぜ?」
一方通行「何ィ…?」
67:
一方通行「チッ、しょうがねェな」
木原「んじゃ、まずはそこにうつ伏せになって貰おうか」
一方通行「……」
木原「いくぜェ……」スッ
木原「オラァ!」グッ!
一方通行「ぐァァァァ!!!!」
木原「オラオラ!肩凝ってますねぇ!!」グッ!
一方通行「ぐァァァァ!!!!」
木原「続いて足ツボマッサージィ!」グッ!
一方通行「ぐァァァァ!!!!」
木原「胃腸も悪いなぁ!ちゃんとしたモン食いやがれ!!」グッ!
一方通行「ぐァァァァ!!!!」
69:
一方通行「ハァ…ハァ…!」
木原「お次はこちらのマッサージ椅子にお座り下さい」
一方通行「ぐっ……」
木原「座れってんだよこのクソガキ!」グイッ
一方通行「や、やめろォ」
木原「そのマッサージ椅子は俺の特別製だ。たっぷり味わってくれや」
一方通行「やめろォォ!」
木原「スイッチオン!」
一方通行「ぐァァァァ!!!!」ガタガタガタ
一方通行「木ィィィィ原くゥゥゥン!!!!」ガタガタガタ
一方通行「あががががががが」ガタガタガタ
木原「ハハッ!スゲェなおい!」
上条「(俺知らね)」
71:
カポーーン……
美琴「こうなったら能力で……」
御坂妹「お止めくださいお姉さま、とミサカは説得します」
美琴「あんたなら少しくらいは大丈夫でしょ?」
御坂妹「いえ、ミサカではなく周りの人々に迷惑がかかります、とミサカは説明します」
御坂妹「こんな水気の多い場所ではお姉さまの能力は大変危険です、とミサカは付け加えます」モゾモゾ
美琴「そうね……ってアンタどこ触ってんのよ!」
御坂妹「申し訳ありません、体の制御が、とミサカは言い訳しながらまさぐります」モゾモゾ
黒子「もう一息!そこをもう一息!!」
美琴「黒子ォ!見てないで助けなさい!!」
72:
黄泉川「もう大丈夫か?」
打ち止め「うん、さっきよりはマシになったよ、ってミサカはミサカは健康アピールしてみる」
黄泉川「まったく、世話が焼けるじゃん」
打ち止め「えへへ……」
打ち止め「あの人は褒めてくれると思う?ってミサカはミサカは質問してみる」
黄泉川「ん?サウナのことか?」
打ち止め「うん…」
黄泉川「どうだろうなー。アイツは素直じゃないところがあるじゃん。でも……」
黄泉川「多分アイツはサウナで10分も耐えられないじゃん」
打ち止め「あははっ!言えてるかも、ってミサカはミサカは優越感に浸ってみたり!」
黄泉川「お、元気出てきたじゃん」
74:
黒子「よし!よし!そう……そうですの!ンンンGood!!!」
インデックス「なんだかすごいことになってるんだよ」
美琴「ちょ、アンタどこ触って……ひゃ!?」
御坂妹「ああ、手が勝手にー、とミサカはお姉さまの可愛い顔を見ながらまさぐります」
初春「うわぁ……///」
佐天「エロス!」
黒子「お姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さま」
御坂妹「……!」スッ
美琴「もうやめ……へ?」
御坂妹「大変御迷惑をおかけしました。ミサカネットワークが復旧したようです、とミサカは説明します」
美琴「はぁ……」ストン
黒子「ンッ!!!!ンッ!!!!」
75:
美琴「さぁて、黒子ー?」ユラァ
黒子「んんんんっ!!お姉さまがお姉さまとッッ!!」
美琴「く、黒子ー?」
黒子「アーッ!アーッ!お姉さま!激しすぎますアッー!」
美琴「くろこー」手ブンブン
黒子「お姉さま!黒子の準備は出来ていますわ!さあ!さあ!ンンンッッ!!」
美琴「………」
美琴「ほっときましょ」
初春「そうですねぇ」
76:
ガヤガヤ
一方通行「不幸だァ……」
上条「ま、まあよかったじゃねーか。無料であれだけのサービスなんてなかなか無いぜ?」
一方通行「オマエはアレが気持ち良さそォに見えたのか?」
上条「い、いやぁ……」
一方通行「なンでかなァ……マッサージ受けたのに疲れちまった……」
一方通行「何よりアイツに触られて身体中が気持ち悪ィ」
一方通行「風呂行こォぜ……」
上条「そ、そうだな」
上条「(よっぽど嫌だったんだな……)」
77:
脱衣場
一方通行「……」ヌギヌギ
上条「そういやさ、お前のそのチョーカーって水とか大丈夫なのか?」
一方通行「今更だなァ。コイツは特別製だから大丈夫ですゥ」
上条「へぇー……」
一方通行「……ンだよ」
上条「いや、お前体細せーなーと思って」
一方通行「あァ?」
上条「俺の知り合いに金髪のヤツがいるんだけどよ、そいつムキムキだぜ?」
一方通行「あァ……」
一方通行「俺の身体は鍛える必要なンて無かったからなァ」
79:
カポーーン……
一方通行「うオオオオオ!!」ゴシゴシ
上条「あのー、そんなに力強く擦らなくても大丈夫なんじゃないでせうか…?」
一方通行「気持ちの問題だァ!クソッ!」ゴシゴシ
上条「さ、さいですか…」
上条「じゃ、じゃあ上条さんはその間にサウナにでも入ってようかなー」
一方通行「好きにしろォ」ゴシゴシ
上条「ハ、ハハ」スタスタ
ギィ……
「やぁ、幻想殺し」
バタン
上条「イカンイカン疲れてるのかな。培養液のなかで逆さまになってる人が見えた」
81:
上条「気を取り直して……」
ギィ……
アレイスター「やぁ、幻想殺し」
上条「(見間違いじゃなかった!)」
上条「(しかも俺のこと知ってる人だ!)」
アレイスター「まあ座りたまえ」
上条「は、はぁ」
アレイスター「……気になるか?」
上条「えぇと、正直言いますと……かなり」
アレイスター「そうか」
上条「……」
上条「(聞いただけかよ!)」
82:
アレイスター「……」コポポ
上条「(……気まずい。何か話題を振らなければ!)」
上条「あ、あのー」
アレイスター「何だ?」
上条「あ、あなたはどうしてここに?」
TV「ブラジルの人、聞こえますかー!」
アレイスター「ははは、聞こえるわけがないだろう」
上条「(聞けよ!)」
84:
アレイスター「何、気にすることはない」
上条「(何がだよ)」
アレイスター「わたしはここと、別の場所に同時に存在している」
アレイスター「ただそれだけのことだ」コポポ
上条「えーと、クラスで三バカと言われる上条さんの頭では1ミリも理解できないのですが…」
アレイスター「ははは」
上条「(笑うなよ!)」
アレイスター「細かいことは気にするな。裸の付き合いだろう?」
上条「アンタ服着てんじゃねーか」
アレイスター「今のは笑うところだ」コポポ
上条「(クソッ!突っ込んじまった!)」
86:
アレイスター「ふむ、そろそろだな」
上条「え?」
アレイスター「また会おう、幻想殺し」
シュン
上条「消えた……」
ギィ……
一方通行「オイ三下ァ。何サウナの真ん中で突っ立ってンだ」
上条「いや、今……」
一方通行「あァ?」
上条「……なんでもねぇ」
88:
カポーーン……
美琴「そろそろ上がる?」
佐天「そうですねぇ」
初春「いつの間にか結構時間経ってますよ」
美琴「あ、ホントだ。楽しい時間らってすぐ終わっちゃうわねー」
御坂妹「本当に彼女を置いてきても良かったのですか?とミサカは問いかけます」
美琴「しょうがないのよ。いずれ復活するでしょ」
初春「(扱いが雑だなぁ)」
89:
脱衣場
美琴「また来たいわねー」
佐天「となると、また福引きで三等を当てるしかないですね」
初春「普通に来れば良いんじゃないですか?」
佐天「可能性があるならば何でも試してみるべきだよ初春!」
インデックス「あ……」
美琴「ん、あんたも上がるの?」
インデックス「うん。そろそろお腹が減ってきたかも」
90:
美琴「あんた、いっつもその修道服着てるわよね」
インデックス「そう言う短髪こそいつもいつも制服なんだよ」
美琴「私のこれは校則だから仕方ないのよ」
インデックス「私だって、この歩く協会じゃなきゃダメなんだよ」
美琴「はぁ?何それ、お散歩クラブの名前?」
インデックス「むきー!とうまと同じこと言ってバカにしてるんだよ!」
美琴「えっ?アイツと同じ……?」
シュン
黒子「お姉さまッッ」ダキ
美琴「やめい!」ドゴ
黒子「あぶし!」
91:
佐天「白井さん正気に戻ったんですねー」
初春「白井さんはもとから正気じゃありませんよ」
佐天「え?初春?」
初春「なんでもありませんよ!」
美琴「みんな着替えたー?」
「「「はーい」」ですの」
美琴「んじゃ、帰ろっか」
94:
カポーーン……
一方通行「暑ィ……出るわ」
上条「おい、まだサウナに入って5分も経ってねーぞ」
一方通行「汚れた汗が出たからもォ良いンだよ」
上条「ったく、しょうがねーな」
ギィ……
一方通行「あァ…さっぱりしたァ」
上条「なぁ、お前はいつまで風呂に入ってるつもりだ?」
一方通行「俺はあと30分くらいだなァ……」
上条「そうか、俺はインデックスと約束した時間があるからもう上がるぜ」
一方通行「そォか」
上条「またな、一方通行」
一方通行「またな三下ァ」
95:
ガヤガヤ
上条「ようインデックス!待たせちまったか?」
インデックス「遅いんだよとうま!お腹が減ったんだよ!」
上条「マジ?んじゃあメシ買って帰るか」
インデックス「鰻が食べたいかも!」
上条「そんな高級料理は上条さんの食卓には永遠に並びませんとのことよ」
インデックス「むー……」
上条「そんなことより、風呂はどうだった?」
インデックス「すごく広かったんだよ!露天風呂が欲しいかも!」
上条「ム、無茶を言いなさる……」
98:
打ち止め「あの人遅いねー、ってミサカはミサカはぶーたれてみる」
黄泉川「初めての温泉にハマッたのかも知れないじゃん」
打ち止め「むー……」
黄泉川「待ってる間に私がアイスでも買ってやるじゃんよ」
打ち止め「本当!?ミサカはチョコとバニラの二段が欲しいかも!ってミサカはミサカは目を輝かせてみる!」
黄泉川「ほいほい、お安いご用じゃん」
99:
30分後
一方通行「あァ良い湯だったァ…」
打ち止め「遅いよ!ってミサカはミサカは不満をぶちまけてみる!」
一方通行「聞こえねェ」
打ち止め「むー!!」
黄泉川「初めての温泉はどうだったじゃん?」
一方通行「まァ悪くはねェ」
打ち止め「謝罪と賠償を要求する!ってミサカはミサカは待たされた怒りをぶつけてみる!」
一方通行「プリン買ってやるから黙ってろ」
打ち止め「プリン!?やったー!ってミサカはミサカはご馳走に思いを馳せてみる!」
一方通行「(ちょれェ)」
101:
黄泉川「さぁて、そろそろ帰るか」
黄泉川「桔梗が寂しがってるかもしれないじゃん」
一方通行「ねェよ……」
打ち止め「プリン!プリン!」
一方通行「うっせェ」
一方通行「………」
一方通行「(銭湯か……)」
一方通行「(たまに行くのも悪くねェなァ……)」
102:
その頃
海原「ハァハァ、素晴らしい!」
海原「コレクションの数が三倍に増えましたよ!」
海原「あぁ御坂さん、写真のなかでも美しい………」
ステイル「僕は今とても満足しているよ」
ステイル「上条当麻、一つだけ感謝してやる」
ステイル「よくぞインデックスを公共の風呂場に連れていってくれた」
ステイル「イノケンティウス!!」
イノケンティウス「ゴガアアアアア」
ステイル「一緒に焼き芋を食べよう」
ステイル「はははははは!!」
おわれ
103:
こいつらwwwwwwwwwwwwwww

10

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