おた「フヒヒ・・・まったく飽きない連中だ・・・」back

おた「フヒヒ・・・まったく飽きない連中だ・・・」


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1:
おた「あれ・・・飲み物ないじゃん・・・」
おた「コンビニ行くのはだるいし、自販で済ませるか」
3:
おた「さみーなー、暖かいココアでも買うか」
おた(なんか人影が見えるな・・・こんな時間に人が居るなんて想定外だ・・・くそ」
おた(この時間だと不良?にしては小さいな、絡まれる事はないだろう)
おた(なんだ女の子か、小学生がこんな時間に自販とは世も末だな)
元スレ
おた「フヒヒ・・・まったく飽きない連中だ・・・」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1268237289/
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4:
おた(寒いしさっさと買ってスレの保守に戻ろう、それがいい)
チャリ、チャリ
幼女「ココア」
おた(そうだ俺はココアを飲みたいんだ、暖かいココア・・・と)
幼女「聞いてる?おにいさん、わたしココアがいい、暖かいの」
おた(おにいさんと一緒だったのか、まぁいいや・・・ココアはけーん!)
ガコン
幼女「ありがとう!ココアだー!あったかーい!」
おた「おいちょっとそれ俺のココアだぞ!」
幼女「わたしに買ってくれたんじゃないの?」
おた「そんなわけないだろ!ガキは早く帰って寝ろ」
6:
幼女「ちぇ・・・寒いのになあ・・・」
おた(―!これはまさかフラグ?!)
おた(いやまて、時におちつけ俺、フラグとはエロゲの中のみ許される神がかった展開)
おた(キモオタヒッキーで自宅警備をしている俺には無縁のはずっっ・・・!)
幼女「おにいさん、今日曇ってるから星は見えないよ?」
おた(くっ・・・だがここで俺がフラグクラッシュした場合のことを考えると・・・)
おた(それにこれはリアルだ、一度フラグミスったらもうセーブ場所には戻れない)
幼女「?」
おた(120円でフラグ確認ができるのなら安い・・・、やってみるしかない)
おた「お嬢ちゃん、ココアだよな・・・親御さんには内緒にしとけよ、ばれると面倒だから」
幼女「え!ありがとー!」
7:
ガコン
幼女「こっこあー♪こっこあー♪」
おた「寒いし早く帰ったほうがいいんじゃないか?」
幼女「・・・」
おた(所詮こんなもんだよな、フラグなんてやっぱり・・・)
幼女「おばあちゃん、家に入れてくれないの」
おた「―え?」
8:
おた(説教されて外に出された系か・・・これは後で迎えに来るパターンだな)
幼女「食器洗い遅くなっちゃって、おばあちゃんに出て行けって言われたの」
おた「出て行けって言われて?それ何時の話よ」
幼女「17時くらい」
おた「おい、今1時過ぎだぞ?まさかずっと外出されてるのか?」
幼女「うん、おばあちゃん怒ると家に入れてくれないから明日の朝まで入れないかも」
おた(おいおい、かなりやばめな御祖母ちゃんだな、この子大丈夫なのかな)
幼女「でもね、今ココア買ってもらえたから明日の朝まで元気になれそう!」
幼女「おにいちゃんありがとう!」
10:
おた(どうする、匿うとしても親御さんの了解なしでは・・・)
おた(唯、この子をここで放って置くのは世界中のロリコンを敵に回すことになる)
おた(数時間・・・なら問題ないだろう、ずっと外に居るよりかは暖かい家の方が)
幼女「おにいさん、帰らないの?お外寒いよ?」
おた「んー、確かに寒いな。でもそれはお嬢ちゃんも同じじゃね?」
幼女「んぅ・・・、でもお家入れないから・・・」
おた「朝まででいいなら俺の部屋で暖まっていけよ」
幼女「誘拐!?拉致監禁!?」
おた「しねーよ、あほ」
12:
幼女「カレーくさーい!」
おた「晩飯カレーだったからな、我慢してくれ」
おた「あと部屋片付けるまでここ(玄関)で待っててくれ」
幼女「はーい」
おた(ゴミを捨てて、問題は積みゲと同人の山か・・・どう処理するか)
幼女「漫画いっぱいー!綺麗な絵ー!」
おた「っちょい、おま、待ってろって」
幼女「男の子がえっちー本持ってるのは当たり前だと思うから大丈夫!」
おた「ああそうか、ありがとう」
おた(あれ・・・何か変じゃね・・・)
13:
おた「でもな、小学生が同人読むのはどうかと思うんだ俺」
幼女「え?別に普通だよ?わたしのお兄ちゃんが一杯もってたもん!」
おた「へえ、お兄さんとはいい酒が飲めそうだ(ロリ志向な意味で)」
幼女「・・・お兄ちゃん、か」
おた「ん?その大事そうに抱えてる同人は俺のお気に入りだからやらんぞ」
幼女「いりませんよーだ!」
15:
おた「大体片付いたな、そういやもう2時だけど朝起きられるのか?」
幼女「今寝たらお寝坊さんになっちゃうね・・・」
おた「7時くらいになら起こしてやれるから寝たいなら寝とけ」
幼女「おにーさんは寝ないの?」
おた「俺にはやらなければいけない仕事が残っているんだ(キリッ)」
幼女「そっかー!お仕事頑張ってね!」
おた(自宅警備を頑張ってと言われたのはスレ以外で初だな)
おた「ああ、そこのベッドで寝るといい、埃臭いのは我慢してくれ」
幼女「お布団は干さないとめーですよ」
おた「明日晴れたら干します、ごめんなさい」
幼女「ではではー7時よろしくおねがいします!おやすみなさい!」
おた「はい、おやすみなさい」
16:
おた(もう寝ちゃったのか・・・疲れてたみたいだな)
おた(それにしてもこんな小さい子をあんな時間まで外出しておくなんてまともじゃねえな)
おた(どうせ今夜だけのことだ、明日には家に戻るだろうし・・・悲しきかな、悲しきかな)
おた(まぁ俺にフラグなんて・・・―2次ZIPスレ発見!早急に対応と支援を)
17:
おた(6時55分か、もう少し寝かせてあげたいところだが親御さんも心配してるだろう)
おた「おーい、7時ー」
幼女「ん゛−ぅー」
おた「起きろー」
幼女「おはようございます」
おた「おはようございます、とりあえず、髪梳かして家戻っておけ」
幼女「うん、おばあちゃんもう起きてるだろうからごめんなさいしてくる!」
おた「ああ、いってらっしゃい、またココア飲みたくなったら言ってくれ」
幼女「おにいちゃん、ありがとう!」
おた「はいよ、どういたしまして」
ガチャン
おた(おにいちゃん・・・ね、久しぶりに聞いたな」
18:
おた(少々眠いが幼女との約束だ、布団は干そう)
おた「ごふっ!ごふっ!ぱねぇ・・・」
おた「よいしょーっと、あれ家に戻ったんじゃ・・・通学路は逆方向なのに」
おた(っ・・・今外に出て大学の奴にあったら面倒だが仕方ない!)
おた(自販に飲み物買いに行くついでだと思っておけばいい)
おた(今までも回避してきたから平気だろ、それに・・・)
おた(泣いてる子放っておけってのが無理な話だ)
21:
オタってみんなこんなにカッコイイの?
23:
幼女は10歳〜12歳と仮定
25:
一応設定というか何か
おた:見る人がオタ認定できるほどのキモピザヒキ
幼女:普通の子 >>23の読み通り10歳くらい
24:
幼女「・・・」
おた「おうい、家戻ったのかー?」
おた(え・・・なんだこの痣…引っ叩いたってLvじゃねぇな)
幼女「おばあちゃん、もう帰ってこなくていいって」
おた「とりあえず、ここは色々まずいから(俺が)部屋行くか」
幼女(コクリ)

おた「帰ってから数分で何があったんだ、学校にもいかなきゃだから話せる範囲でいい」
幼女「学校、お休みになった」
おた「いや、わけわかんねーから!」
27:
幼女「おばあちゃん、わたしが風邪ひいちゃったって学校に連絡したんだって」
おた「用意周到なこと・・・、気になったんだが、お父さんとお母さんは何も言わないのか?」
幼女「お父さん、どこか行っちゃったの、それでお母さんは・・・グスッ・・・」
おた「わかった話し辛いなら今言わなくていい、今日学校お休みなら落ち着いてから話そうか」
幼女「ヒクッ・・・グスッ・・・」
おた「ティッシュなら買い置きあるからいくらでも使ってくれ」
おた(親の居ない家庭か・・・さらに面倒になってきたな・・・)
おた(とりあえずはこの子が安心して家に帰れr・・・いや待て、さっき帰ったんだよな?)
おた(内情がわかるまでは迂闊に動くのは危険だ、俺も、この子も)
おた(この子殴った糞ババアぶん殴りたいが今は止しておこう・・・)
30:
おた(飯でも作っといてやるか・・・何か辛いことでも思い出したのかな)
おた(作るといってもレトルトカレーしか残ってねえ、食欲もないだろうし御粥にするか)
おた(泣きっぱなしだと傍に居てあげたくもなるが・・・こういう時は知らん奴が隣に居ても仕方ない)
おた(・・・居て欲しくないんだよな、本人としては)
おた(誰もわからないからって自分の殻に篭っちゃうんだよな)
幼女「おにいちゃん、ごめんなさい」
おた「おう、御粥作るから待っててな」
幼女「ありがとう・・・」
31:
おた「どもー!」
ばばぁ「!?」
おた「この子の保護者さまですね!?ちょっとお話があるんですが!」
ばばぁ「なんですか、いきなり警察連絡しますよ」
おた「どーぞど−ぞ!丁度俺も警察の方とお話したかったところなので!」
ばばぁ「」
32:
いやこいつ絶対イケメンだろ
33:
このおたコミュ力ありすぎだろ
34:
コトッ
おた「熱いからふーふーして食えよ、飲み物は水で我慢してくれ」
幼女「ありがとう・・・」
おた「ゆっくり食べとけ、落ち着いたら話せばいい」
幼女「・・・」
おた(とりあえずこの子の話を聞くまではスレの保守に戻れそうにないな)
おた(同士諸君っ!すまない!2次画像スレの保守まかせたぞっ(涙)
おた(しかしまあ、俺も情に流されやすいというか、普通なら少女誘拐で警察沙汰だな)
幼女「おいしい、おかゆ」
おた「おう、それは良かった」
幼女「ふー、ふー」
おた(少し落ち着いたかな)
35:
幼女には紳士として対応するけど一般人とはまともに話せないとか
38:
おた(天気崩れそうだな、幼女が飯食い終わったらしまっておこう)
幼女「・・・」
おた(・・・寝てるじゃねーか)
おた(静かに叩いて布団で寝かせてやるか・・・)
ぱふんぱふん
幼女「・・・ん、ごめんなさい、ごちそうさまでした」
おた「あーわりい、起こしちゃったな」
バシバシバシバシ
幼女「お布団しまっちゃうの?」
おた「おう、天気崩れそうだからな」
幼女「今日午後から晴れだよ」
おた「なんだってー!」
40:
おた「寝るなら布団で寝とけ、風邪ひくぞ」
幼女「うん、でももう眠くないよ!ふぁぁぁ・・・」
おた「わかりやすい態度ありがとう、大人しく寝とけ」
幼女「起きたらお話・・・」
おた「いいから気にしないで休んでおけ」
幼女「ありがとう」
41:
おた(予定が狂ってしまったが泣き疲れてる子に話させる訳にもいかんしな)
おた(ってか俺も眠くなってきたな・・・、少し寝るか)

妹「お兄ちゃん、ココアみたいに暖かいよね」
おた「おまえの言うことは意味不明だな」
妹「心が暖かい人はね、みんなから好かれるんだよ」
おた「皆から好かれたら、楽だろうな」
妹「お兄ちゃんなら大丈夫だよ」
おた「・・・ありがとうな」

おた(・・・っ、外、暗い・・・!あの子は)
幼女「お兄ちゃんおはよう!」
おた「へ?」
42:
幼女「勝手に使っちゃいけないと思ったけど、食器洗いするついでに、と思って・・・」
おた「それでどうしたらこんな料理ができるんだ?」
幼女「大したものできなくてごめんなさい・・・卵とケチャップあったから簡単なオムライスなの」
おた「俺は今もーれつに感動している」
幼女「温かいうちに食べて!」
おた「いただきます、おまいも一緒に食べとけ、夜は長いぞ」
幼女「いただきます」
おた「いただきます」
44:

おた「ごちそうさま」
幼女「ごちそうさま!」
おた「しかし料理できるなんて思ってなかったわ、最近の子はすごいんだな」
幼女「ううん、わたしは自分で作らされてたから・・・おばあちゃん作ってくれなかったし・・・」
おた「苦労したんだな」
幼女「でもね!でもっ!おにいちゃんは作って・・・くれてた・・・よ」
おた「くれてた、だと過去形になっちゃうんだぜ、知ってた?」
幼女「だって、おにいちゃん、もういないから」
おた「不謹慎だった、すまん」
48:
幼女「ううん、気にしないでいいの」
おた「失礼なこと聞くがお兄さんは亡くなったのかい?」
幼女「わたしが6歳の時に・・・、お父さんいなくなっちゃって、お母さんがおかしくなっちゃったの」
おた「・・・」
幼女「お母さん、皆に乱暴してたの、おばあちゃんも、おにいちゃんも一杯乱暴されてたの」
幼女「お母さんがわたしに包丁投げようとしたときにおにいちゃん止めに入って・・・」
おた「なるほどな・・・」
幼女「おにいちゃんがお母さんを止めてて、その間におばあちゃんはわたしと一緒に逃げたの」
幼女「警察の人連れてきて家に戻ってきたらね、お母さん死んじゃってたの」
幼女「近くでおにいちゃんも倒れてて、警察の人が「手首からの出血による失血死」っていってた」
おた「それでおばあちゃんと二人っきりになっちゃったのか」
幼女「うん」
51:
幼女「お母さんとおにいちゃん居なくなって、お葬式終わって、少しした頃かな」
幼女「わたしを引き取るって家族が居たんだけど、お母さんのお母さんがおばあちゃんだから」
幼女「おばあちゃん、一緒に住もうって言ってくれたんだ」
幼女「でもわたしがお鍋焦がしたりするとすごく怒るんだ」
おた(ストレスによる感情の激化か、よくあるケースだ)
幼女「おにいちゃんはお鍋焦がしたりしなかったとか、お説教ではいつもおにいちゃんの話してたんだ」
幼女「おばあちゃんはおにいちゃんのこと大好きだったから・・・」
おた「おかしい話だよな、おまえはおまえなのに、兄と同じようにできると思ってるならそのババアはいかれてる」
幼女「わたしがいつもおにいちゃんと一緒にいたから・・・かな」
おた「でも、説教とか罰にしては今回の件はやりすぎてるな、学校にまで連絡とは」
幼女「はじめてじゃないから慣れっこかな・・・」
おた「・・・」
53:
おた(警察沙汰に持っていけないのはこの子の優しさが原因か・・・)
おた(だとしたら俺が警察に話つけるか・・・面倒だが・・・にしてもやり方がわからんな)
幼女「最近のおばあちゃんね、わたしのこといらない、死んでしまえって言うんだ」
おた「確かにもう少し酷かったら死ぬわな」
幼女「でも、わたしがおにいちゃんみたいにできないから・・・だから・・・」
おた「できないところも含めてその子を導くのが親の役割ってもんだ」
幼女「違うの!おばあちゃんはちゃんと教えてくれるの!」
おた「でも叱り方に問題があると思うな、俺は」
幼女「・・・」
おた「大体話は飲み込めた、そういえば学校休みって言ってたが?」
幼女「3日くらい休んでも大丈夫?かな、お見舞いはいつもおばあちゃんが出てたから」
おた「まったく、頭のいいババアだこと」
54:
おた「例えば、俺がおまえのこと預かってるって連絡したらババアはどうすると思う?」
幼女「わたしのこと家に帰らせるとおもう」
おた「その後おまえはどうなるかわかるよな?」
幼女「・・・」
おた「軽く帰ったくらいで手にそんな痣できるくらいだから、家に入ったらどうなることやら」
おた「俺が警察呼ばなくても勝手に来るよな」
幼女「・・・」
おた「俺の言いたいこと、わかるか?」
幼女「・・・だめ」
おた「でもn」
ガンッ
幼女「だめったらだめなの!おばあちゃん居なくなっちゃったらわたし・・・ひとりになっちゃう・・・」
おた「・・・」
56:
幼女「ごめん、ちょっと疲れちゃった・・・」
おた「ああ、全然気にしなくていいぞ」
おた「それに、このテーブルは俺の肉によって支えられてるから多少の衝撃じゃビクともしない」
幼女「・・・」
おた「どうかしたか?」
幼女「クスクスクス、あははははw」
おた「泣いたり怒ったり笑ったり、忙しい子だな」
おた「あ、そういえば風呂入るか?女の子ならお風呂入りたいだろ」
幼女「着替えもってきてないや・・・」
おた「んー、俺の服でかいから着られないしなあ」
幼女「おにいちゃんの服大きいから上着だけでいいかも!」
おた「おーい借りる設定かよ」
58:
幼女「このトレーナーお借りします!」
おた「へい、勝手に着てくだされ」
幼女「カーテンがない!どうしよう・・・」
おた「おう、見てほしいなら穴が開くほどに見るぞ」
幼女「えっち!」
おた(そういいつつも後ろ向く俺はまだ正常らしい)
おた(ん―!これは!お風呂に幼女が入っている・・・ということは!)
おた(そして籠がない故に脱ぎ捨てられた下着・・・今しかない!)
おた(丸一日穿きっぱなしだった幼女ぱんちゅを!くんかくんかできる!)
おた(全世界の同士諸君!すまないが我輩は一足先に楽園の扉を開くっ!)
おた(あったっっ!幼すぎず、大人すぎずの思春期ぱんちゅ!)
おた(これをくんかくんかできるなら俺は・・・明日死んでも・・・っ)
幼女「ヒクッ・・・グスッ・・・」
おた(だから俺は今でも空気読めないって言われるんだな)
おた(最悪だ・・・)
59:
これは…
くんかくんかしてるところ見られたんじゃなくて、
おたが幼女泣いてる所遭遇してしまったんだ!
63:

おた(気分転換に神スレ発掘しようとしても・・・ないんだなこれが)
おた(スレに書いたところで非現実的過ぎて釣りレス確定だから相談もままならんしな)
おた(現状維持か、辛いところだが仕方ない)
おた(警察沙汰にするのは簡単だが、あの子がそれを望むか・・・)
おた(いやまて、ここ数ヶ月・・・いや一年近く人とまともに話してない俺が会話できるのか?)
おた(無理ゲー)
おた(メンヘラどもよ・・・おまいらを散々叩いてきたが、おまいらの袋小路の思考を少しだけ理解できた気がする)
64:
幼女「あーいいお湯だったー!」
おた「おう、それは良かった」
幼女「おにいちゃんも入ってきなよ、疲れたでしょ?」
おた「俺は3日入らなくても大丈夫だから安心するといい」
幼女「入ってください」
おた「すみません、入ってきます」
おた(ブカブカのトレーナーで下パンツだけとか破壊力あり過ぎる姿で言われたら入るしかねーべ)
65:
おた(あれ・・・?風呂ってこんな綺麗だったっけ・・・?)
おた(壁際の埃被ってたカビキラーが綺麗になってるだと・・・っ)
おた(あの子、まじで侮れん・・・)
おた(あー久々に湯船に浸かると気持ちいいもんだな)
おた(―! このお湯は先ほどまで幼女が使っていた・・・ということは)
おた(あの幼女の秘部がこの湯にエキスを・・・!なんということだ一口でも飲んd・・・)
おた(違う、今考えるべきは他にあるだろう、もう少しまともな思考を持てよ、俺)
66:
幼女(おにいちゃん、遅いな)
幼女(疲れたのかな、お風呂くらいはゆっくり入りたいよね)
幼女(お部屋は汚いけどパソコンだけはすごく綺麗)
幼女(画面もおっきーし、背景もすごく綺麗)
幼女(大切にしてるんだな・・・)
幼女(なんか文字一杯書いてある・・・?お仕事のかな?)
幼女(2次画像じーあいぴー?スレ?神?貼り職人?)
幼女(なんだろう、すごく難しそう)
―カチカチッ
68:
おた(深く考えすぎるのも良くないな)
おた(あの子が答えを出すまで傍に居てあげるくらいしか俺にはできない)
おた「おー軽く寝てたわーごめんなー」
幼女「おにいちゃんって、こういうお耳生えてる子が好きなの?」
おた「おう、猫耳大好き人間だからな」
おた「他にウサ耳とか、犬耳も好きだったりするな」
おた「基本的に幼女だったらOKだけどな」
幼女「ふうん、わたしつけたら似合うかな」
おた「それ以上理性飛ぶような真似はしないでくれ、頼むから」
70:
幼女「お仕事ってこのお耳の子の画像見ることなの?」
おた「うんまぁそんなところだ、画像にチェックを入れて厳密な審査をする」
幼女「わたしにはどれも綺麗な絵に見えるよ?」
おた「そこが素人とプロの違いなのだよワトソン君」
おた「人による嗜好の違いや、その裏の情景を読み取ってこそのプロなのだよ」
幼女「よくわかんないやw ゆっくりしたら眠くなってきちゃった!」
おた「おう、寝るなら布団で寝とけよ」
幼女「おにいちゃんは寝ないの?」
おた「その布団に俺とおまえが入ると思うか?」
幼女「ぎゅっ!ってなれば大丈夫じゃないかな?」
おた「その命、謹んでお受けします」
71:
受けるのかよw
73:
おた(幸せとはこういうことを言うんだろうな)
おた(つい先日まではスレ粘着して糞スレ叩いてた俺が・・・)
おた(悪くない、そう思ってしまう自分を呪いたい)
おた(この子は闘ってるのに、必死に)
―ギュッ
幼女「おにいちゃん、ごめんね、それと」
おた「んー?」
幼女「ありがとう」
おた「俺は何もしとらんぞ、ただ聞いてただけだ、それで楽になったなら幸いだ」
幼女「・・・き、おやすみなさい」
おた(背中合わせじゃなかったらアウトだったな、股間的な意味で)
75:

おた「妹、そんなに走るなよ、転ぶぞ」
妹「転ばないですよーだ!転んでもおにいちゃんが一緒だもん」
妹「あ、見て見て!あの服可愛い!」
おた「はいはい、何ですかお嬢さ・・」
キキーッ
妹「え?」
ガシャン

親戚A「即死だったそうな、可哀想に」
親戚B「お兄さんその場にいらっしゃったんですって?」
親戚A「中学生の彼には辛い経験だったろうに・・・」
79:
医師「脳波に異常は見られませんので・・・」
母 「ありがとうございます」
医師「精神的なものかと思われます、大切だったのでしょうね、妹さん」

何がわかる、大切?違う、妹は俺にとって・・・
壊れてしまえ壊れてしまえ、何もかも、俺が俺である為の理由?
ない・・・ない・・・探しても・・・ない
妹 は ど こ に い っ た ん だ ろ う ?
俺はここにいる、だから戻ってきてくれよ、妹
妹が死んだと妄信してる奴らが死ねばいい
違う、妹は死んだ、目の前で、車に突っ込まれて
車の運転手、コロス、コロセバイイ
違うそんなことを妹は望んでいない、じゃあなにを?
82:
ガツガツ、バリバリ
近所の人「御宅の子、少しは良くなったのかしら?」
母 「いえ・・・ストレスが過食に繋がってるみたいで・・・」
近所の人「そうなの・・・少しでも回復が見られるといいんですけれども・・・」
母 「ありがとうございます、でも担当医も精神的なものと・・・」
母 「あの子の壊れた心を治す何かがないと回復は難しいとの見解です・・・」
近所の人「そう・・・母さんもお大事にね、お子さんがあの様子じゃ参ってしまうでしょう」
母 「いえ、あの子は強い子なのできっと大丈夫です、そう信じています」

夢を見た
その日俺は妹と買い物に出かけていた
妹はいつも以上にはしゃいでいて、俺にはそれが理解できなくて
83:
そんな妹の姿を見てるのが嬉しくて・・・
おた「おまえは俺と一緒じゃないとどこもいけないのかよ」
妹「おにいちゃんは私が居なくてもへーきだけど」
妹「わたしはおにいちゃんがいないとだめなの、ごめんねw」
おた「全く、少し兄離れして欲しいもんだな」
妹「でも私居なかったら淋しいでしょ?」
おた「ん・・・まぁ・・・否定はしない」
妹「おにいちゃんもちゃんと妹離れするんだよ?」
妹「私が居なくても、一人で、おにいちゃんなら大丈夫だから」
妹「前を見て、歩いていって!」
そういった妹は光の中に消えていった
85:
幼女「おはようございます」
おた「あ?」
幼女「おはようございます!」
おた「はい、おはようございます」
幼女「今日の朝ご飯はトーストとコンポタです!」
おた「どっから仕入れてきたんだそれ」
幼女「おばあちゃんが家出るところを見計らって!」
おた「着替えまで持ってくるあたり泊り込む気満々だな」
幼女「だめ?」
おた「全然おっけーです」
幼女「トーストカリカリのうちに食べよう!」
おた「了解しました、大佐」
幼女「大佐?」
おた「なんでもねーっす」
88:
おた(10時か、久しぶりにこの時間に起きたな)
幼女「コンポタおいしー!」
おた(それにしても中学の頃の夢を今更見るとは・・・)
幼女「トーストつけちゃお!」
おた(あの時、妹が俺を絶望の淵から引っ張ってくれたんだよな)
幼女「おにいちゃんもつけてみなよ!美味しいよ」
おた(我に返ってみたらこの有様、これが妹を守れなかった罰ってところか)
幼女「おにーちゃーん!トースト銜えたまま止まってるー!」
おた「む?」
幼女「早く食べないと冷めちゃうよ!」
おた「おう、作ってもらったのに悪かった」
幼女「何か考えてたの?」
おた「おう、ちょっとな」
幼女「猫のお耳つけた女の子のこと?」
おた「ちげーます」
91:
幼女「今日はお部屋のお掃除をしたいと思います!」
おた「とりあえず、部屋にあるものには触らないでくr・・・ください」
幼女「片付けます、特にそこの壁際の綺麗な絵の描いてある箱類!」
おた「後生です、マジたのんますから!」
おた(って、なんで俺が頼んでるんだ、ここ俺の部屋なのに)
幼女「本は背表紙揃えて・・・って大きさが合わないよう・・・」
おた「ふははははは、同人は並べ難いだろう!さあ諦めろ!」
幼女「押入れにしまっちゃいましょう!」
おた「ごめんなさい」
93:
幼女「こんなにスペースが出来ました!」
おた「おーすげぇ、なんとかなるものだな」
幼女「お布団も干したので完璧!」
幼女「本も箱もなくなったので隣でパソコンを教わろうと思います!」
おた(今夜は寝ないでオカズ収集しないとな」
おた「は?」
幼女「何か変なことでもいったかな?」
おた「大歓迎です」
94:
おた「教えるっても何を教えるかにもよるぜ?」
幼女「うーん、こまったなあ、パソコン全然わからないの」
おた「自分の興味あることを勉強するといつの間にか成長してるもんだぜ」
幼女「じゃあ、おにいちゃんの好きなものってなに?」
おた「猫耳つけた幼女の絵かな、あれもパソコンで描けるらしいが俺はさっぱりだ」
幼女「それ勉強したい!」
おた「先に言うが俺は教えられないぜ?そりゃソフトとか講座ページくらいなら案内できるが」
幼女「頑張ります!」
おた(将来有望な絵師の誕生、か)
95:
幼女「あ、晩御飯のお買い物いかないと・・・」
おた「フヒヒ・・・ル○ズたんかわいいよ・・・はぁはぁ」
幼女「おにいちゃん大丈夫?お買い物行かないと材料ないよ?」
おた「ああああ、悪い悪い!ほれ千円」
幼女「おにいちゃんはいかないの?」
おた「俺は仕事中なんだ、すまないな」
幼女「でもずっとお仕事してるから、少し休憩しよ、ね!」
おた(この無邪気さには勝てねぇ・・・)
おた「んじゃあいきますかあ」
幼女「おっかいものー♪おにいちゃんと一緒ー♪」
おた「―!」
ギュッ
おた「今度は、守るから、大丈夫だから」
幼女「んんぅ?なぁに?ボディーガード?」
おた「すまん、なんでもない、それじゃあ行こうかw」
130:
幼女「〜♪」
おた(こんなに嬉しがるとは思わなかった)
幼女「きょーおのご飯は何だろな〜♪」
おた(一緒にいるのがイケメンだったら周りからの目も痛くは無かった・・・はず)
幼女「おにいちゃん!今日のご飯何食べたい?」
おた(何かこれ幼女誘拐してるオタクにしか見えないよな)
幼女「んぅ・・・?どうしたの?」
おた「心が痛い(色んな意味で)」
幼女「それじゃわたしが美味しいもの作ってあげるから元気だして!」
おた「どっちが大人なのかわからないな」
131:
幼女「おにいちゃんはおにいちゃんだよ!優しいおにいちゃんだもん!」
おた「そういってくれるのは幼女だけだよ・・・この場で泣き崩れたい」
幼女「泣いちゃめーです!おにいちゃんは泣いちゃめー!」
おた「・・・めー」
幼女「めー?」
おた「めー・・・、可愛いぞ」
幼女「違うんだから、これはめーって・・・、めーなの!うぅぅ・・・」
おた「あはは、俺が悪かったからw そんなに困るなよ、俺は泣かないよ」
幼女「いじわるなのは、・・・めーなの」
おた「ごめんなさいなw(公衆の面前で幼女に抱きつくキモオタは流石に警察が来るから止めておこう)
幼女「はんせいの色が見えませーん!むー!」
おた「わかったわかった、帰りにココア買ってあげるから許してくれよ」
幼女「あなたの罪は許されました!」
おた(どこで覚えてきたのやら・・・)
132:
幼女「あー、おにいちゃん何食べたい?」
おた「幼女の作るものなら何でも」
幼女「・・・?」
おた(この歳の子に言ってもわからないよな、流石に)
おた「それじゃあ、青椒肉絲が食べたいな」
幼女「ちんじゃおすー?」
おた「ちんじゃおろーすー」
幼女「ちんじゃおろーすー、あっ!ぴーまんの!」
おた「そうそう、でも材料全部買うと高いし二人だから材料1個で済むレトルトにしようぜ」
幼女「あと、御新香たべたいかな」
おた「お漬物?」
幼女「そうそう!それ!御新香!」
おた(流石ばばあ育ちは言い方が一味違うな)
136:
幼女「飲み物はどうしよう、お茶?」
おた「ここはコーラかアクエリだろ」
幼女「おにいちゃんはお茶と紅茶どっちがいい?」
おた「はいはーい!俺の意見はスルーですかー!」
幼女「では、今日はお茶にします、サソトリーの烏龍茶で決定!」
おた(もっきゅもきゅした顔でお茶抱える姿が可愛いから許そう)
幼女「でも、おにいちゃんが可哀想なので缶コーラを一本買います!」
おた「女神kt!!!!!!!!」

おた「だまされた・・・」
幼女「うそじゃないよ!ほら150m缶一本!」
138:
幼女「お外暗くなってきたー!」
おた「もう夕方か・・・なんか一日が早く感じるわ」
幼女「楽しい時間ってね、すぐに終わるんだよ」
おた(過ぎるのが早い、といいたいのだろうがあえて突っ込まずにいよう)
男A「あれーおたじゃね?wwwwwwwwwww」
男B「おwwwwwwwww我同士wwwwwwwww」
おた「おまいらwwwwwwwww」
幼女「?」
男A「ひっきーやめたのかよ?wwwwwwwwつかwwwww幼女wwwwwww」
おた「フラグ立ったwwwwwww俺勝ち組wwwwwwwwwww」
男B「パネェっすwwwwwwwおたさんマジパネェっすwwwwwwwww」
おた「わたしが神だwwwwwwwwwww」
幼女(おにいちゃん楽しそう!なんかわたしも嬉しいな!)
139:
男B「つかwwwww普通に可愛くねwwwwwwwこの子wwwwwwwww」
おた「俺の妹wwwwwwwwwwという設定wwwwwwwww」
男A「マジでwwwwwwセクロスしたのかよwwwwwwwwww」
おた「いやwwwwwwwww部屋に遊びに来てるwwwwwwww
男B「髪の毛クンカクンカしたいよおおおおおおおwwwwwwww」
おた「ちょwwwwwwwwwwやめろwwwwwwwwww」
男A「おた、おまいを同士だと見込んで頼みがある」
おた「どうした、おまいの頼みなら頑張るぞ!」
男A(あの子のぱんつ、五千円で買い取りたいんだが・・・どうだ?)
おた(はは、紳士は幼女に手を出さないのだよ!)
男A(手は出さない、俺がほしいのは穿いているものの話だよ)
男B(いっちまえって!wwwwwwwwおまいならやれるぜwwwww)
おた(まぁ・・・落ち着けよおまいら・・・流石に俺は一緒に居る子を売るようなことはしたくない)
おた(同じロリコン同士わかってくれるよな!)
141:
文修正
おた(はは、紳士はロリコンに手を出さないのだよ!) ×
おた(はは、紳士は幼女に手を出さないのだよ!) ○
143:
コミュ力普通にあるし友達いるしリア充じゃねえか
144:
オタ充ってことにしとこう
145:
男B(ノリ悪くねwwwwwこのおたwwwwwまじwうwけwるwww)
男A(今更リア充ぶってんじゃねーぞ、カス)
おた(違ぇ、俺はあの子を守ってやりたいだけなんだ、理解してくれ)
男A(・・・氏ねよ、カス)
ドカッ
幼女「おにいちゃん!」
男B「あーあwwwwwwwwwやっちゃったwwwwwwww」
男A「ガキに好かれたくらいで調子こいてんじゃねーぞクズ、さっさと部屋帰って篭ってろ」
男B「あwwwwwwww俺もwwwwwww一発wwwww一発殴らせてwwwwwww」
ガッ
149:
幼女「・・・」
おた「・・・」
幼女「おにいちゃん・・・」
おた「大丈夫だ、大学ではよくあること・・・」
おた「慣れっこって奴だ(笑)」
幼女(・・・うそ)
おた「ん?」
幼女「なんでもないよ!早く帰ってご飯にしよ!」
おた「そうだな!ああ、ココア買って帰るんだよな!」
幼女「うん!」
ガコン、ガコン
おた「あったけー、生き返るわー」
幼女(・・・今日のココアは冷たく感じる)
150:
おた「幼女ー何も手伝わなくていいのかー?」
幼女「だいじょぶだよ!」
おた「おう、それならいいが」
幼女「あと少しで出来るから―・・・っ」
ポタッ、タッ、ッ
おた「おい、指切ってるじゃねーか!」
幼女「だいじょぶ!だいじょぶだから!」
おた「大丈夫じゃねぇだろ、血出てるんだぞ!消毒しねーと!」
幼女「いいの!こないで!」
おた「・・・っ」
幼女「ぐすっ・・・くすん・・・ごめ・・・んな・・さい・・・」
おた「とりあえず絆創膏と消毒液置いとくから、手当てくらいしとけ」
151:
幼女「・・・」
おた「何か俺、悪いことしたかな?」
幼女「・・・」
おた「言ってくれなきゃわからないぞ」
幼女「お兄ちゃん・・・・・・うそいった」
おた「俺はいつでも正直に生きてるぞ」
幼女「さっき、怖い人に乱暴されてた」
おた「だから慣れっこだっt―」
幼女「・・・また・・・うそ・・・」
幼女「おにいちゃん、すごく悲しそうな目で言ってるんだよ!?」
幼女「本当ならいつもみたいに笑いながら言ってくれるのに!」
おた「・・・」
幼女「・・・ごめんなさい」
おた「気にするな、本当は俺も滅入ってる」
152:
幼女「・・・おにいちゃんが元気ないと心配なの」
幼女「いつもわたしに元気くれるから」
幼女「だから、わたしがおにいちゃんの元気とっちゃってるって・・・ぐすっ・・・」
幼女「うそいってまで・・・元気・・・いらないよう・・・」
おた「はああああああ、これだから子供は!」
おた「まったく、自分だけが元気もらってるって考えはいけないぞ」
おた「俺はおまえから元気をもらってる、これで相子だろ?」
おた「それに俺がおまえに元気あげるより、俺がもらってることの方が多い!」
おた「だから、心配するなって、おにいちゃんはおまえが居る限り元気だ」
幼女「・・・コクッ」
おた「おまえに悲しい思いさせたから、さっきは俺も悲しかった!」
おた「でも幼女が精一杯の元気くれたからもうビンビンだ!」
幼女「・・・うん」
おた「飯は俺が作っておくから、おまえは休憩しとけ、疲れたべ」
幼女「・・・ありがとう」
154:
―コトッ
おた「ところで、俺は何を作ろうとしてたんだっけか?」
幼女「ちんじゃおろーすー?」
おた「黒焦げピーマンとテカリ油の豚肉炒めに早変わり!」
幼女「おにいちゃん料理できないんだ」
おた「生きててすみません」
もくもく
幼女「味は問題ないから大丈夫!」
おた「・・・一応食べた後に胃腸薬飲もうな」
幼女「先に飲んじゃった!」
おた「ほんとすんませんでした」
155:
幼女「ひああ、くすぐったいよう!」
おた「ほれほれ、ここがいいのか、ここがいいのか!」
幼女「んっ・・・ぁああ・・・だめだよぅ」
幼女「っ・・・く・・・はぁ・・・はぁ・・・んっ・・・」
ポカッ
おた「これ以上は理性が飛ぶからダメだ」
幼女「ずるーい!まだ交代して少ししか経ってないー!」
おた「俺の肩揉みはどうなった!」
幼女「少しやった!」
おた「肉厚すぎて諦めた、が正解だろ」
幼女「なんでわかったの!」
おた「・・・」
174:
おた「ん゛−いま何時よ・・・」
おた「23時・・・」
幼女「zzz」
おた(―これはチャンス、久々にスレ警備ができそうな悪寒)
ソロリ
おた(レス100でおっぱいうpだと・・・?24とかお呼びじゃねーよ)
おた(14歳♀が全レス・・・はいはいおっさん明日も仕事だから寝ろよ)
おた(神IDwwwwwwwwww・・・わしの個人串の力をみせてやるずっと)
・・・
おた(大体こんなもんか)
177:
おた(そういえば腹減ったな・・・、っと、トイレに行きたい)
バタン
幼女「ん゛−ぅ・・・おにいちゃん?」
幼女「あれいない・・・飲み物買いに行ったのかな・・・?」
幼女「何か、さびしいな」
幼女「おにーちゃんー・・・・・・・・・いない・・・」
幼女「ぅぅ・・・」
幼女「おにいちゃん早く帰ってきてよー!さびしいよ!」
幼女「一緒に居るっていったのに・・・」
ジャー、バタン
おた「たらりったら〜♪」
幼女「・・・ごめんなさい」
おた「それは起き抜けにする挨拶じゃーないぞ」
178:
幼女「こんな時間に起きて明日の朝起きられるの?」
おた「朝までおきてるから問題ない」
幼女「何時寝るの?」
おた「明日の11時くらいかな」
幼女「夜のお仕事!かっこいい!」
おた「そろそろ突っ込んでくれ」
幼女「?」
おた「おにいちゃん、仕事頑張るよ・・・」
幼女「おやすみなさい」
おた「おやすみなさい」
おた(まじめに何か覚えないと、かな・・・)
おた(このまま自宅警備員をするのは容易い、だがこの子にそれを知られたら・・・)
おた(・・・教則本、押入れの中か、今探すのはまずいな)
おた(―ん?絵を描きたいけど描けない、絵の練習したい香具師こい?)
182:
おた(hitokake?なんだこのサイト名、冗談もほどほどに・・・先生と呼ばせてください)
おた(ポマニってなんだ、ビーマニの親戚か・・・ってあった、クソ専門的じゃねーか)
おた(どうやって描いてるのか謎だが監視から始めてみよう」

おた(お題くださいなっと・・・無理ゲーなもの言われなきゃいいが)
おた「おお、レスきた」
【ブランコから3回転ジャンプを決める女子中学生】
おた(・・・)
おた(いや!ここは描いてみないとわからないな、やってみよう!)
184:
おた(とりあえず描けたが・・・なんでだろうか、他の絵と雰囲気が違う気がする・・・)
おた(うrl・・・http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org717185.jpgっとな)
おた(楽しそうなあの子を描いてあげたかったな)
おた(むしろこれは化物に近いかもしれん・・・)
おた(レスつかないな・・・)

おた(おお新着レス!)
「>>429
 hitokake池ポマニ1年ROMれ」
おた「ほんとすんませんでした」
187:
おた(3回転ジャンプのお題無視したのがいけなかったのか・・・)
おた(いやまてよ基本的なことがまずできてないとして・・・)
おた(じゃまくせぇ・・・寝よ・・・どうせおまいらタブ組とは違いますよーだ)
おた(さて、明日で3日目か・・・―ん?3日目?)
おた(厄介な事が起こるのを知ってる事ほど辛いものはないな)
おた(長いようで短かったな、おまえが居なくなったら元のキモオタに戻るとするよ)
おた(ありがとう)
191:
最近よく夢をみる
脆く、儚く、美しくありながらにして繊細、例えるなら、そう、硝子細工
誰しも持ち合わせるそれは常に変化し、何時でも些細な事で壊れる
妹「・・・人の心ってね」
おた「ん?何を突然」
妹「ううん、なんでもない」
おた「話してみ?聞いてやるから」
妹「壊れる時も綺麗だと思うの、その・・・散る光景というか」
おた「というのは?」
妹「ごめんねw せっかく聞いてもらえたのに、うまく話せないや」
おた「まぁそういう時もある、気にすんな」
妹「壊れた時より綺麗になるのは、そこから直ったとき、なのかな」
おた「妹の言ってることは俺には難しいようだな」
妹「ごめんなさい」
おた「俺がもうちょい頭良けりゃ理解してあげられたかもしれん、すまんな」
192:
妹「壊れたら直るまでに時間かかるけど、もっと綺麗になれるから」
おた「そりゃ粉々の硝子よりかは芸術品の方が美しいわな」
妹「わたしは、そんな硝子細工に、なりたいな」

ゆさゆさゆさ
幼女「おはよーございます!あさです!」
おた「・・・俺には夜だ」
幼女「あさです!ごはん食べるのです!」
おた「わーったよ、まったくもう」
幼女「ごはんは一緒に食べないと寂しいのです!」
おた「はい、今朝のメニューはなんですか」
幼女「トーストとコンポタです!」
おた(コンポタ好きなんだな・・・)
193:
おた「幼女、今日3日目だけどどうするんだ?」
幼女「ぅ・・・」
おた「考えたくないだろうけど、大事なことだぞ」
幼女「・・・おうち、戻ってみる」
おた「まぁ流石に糞ババアの機嫌も直ってるだろ」
幼女「そうだといいな」
おた「心配なら家の前までは一緒にいくが、どうするよ?」
幼女「大丈夫!おにいちゃんに元気もらったから!」
おた「そっか、なら一人で行っておいで」
幼女「うん!おにいちゃん色々ありがとう!楽しかったよ!また一緒にお買い物いこうね!」
おた「俺も楽しかったよ、またな!」
幼女「またな!じゃなくて『いってらっしゃい!』だよ!」
おた「ああ、・・・いってらっしゃい(照)
幼女「いってきますっ!」
194:

おた(ぽっかり穴があいた気分だな)
おた(何もする気が起こらない)
おた(ああ、俺本当にキモオタに戻っちゃったのかな)
おた(さってと、グダグダスレ警備でもやりますかあ)
おた(やっぱり、これが性に合ってるんだろうな)
おた(そういや大学どーすっぺかな)
おた(こまけぇことはいいんだよ!遊べるときに遊べって誰かも言ってただろ!)
おた(ザ・ダメ人間、だがそれがいい、フヒヒ・・・さーせん)
おた(何か疲れたな、寝るか)
おた(幼女が戻ってくるかもしれないから玄関の鍵は開けておこう)
おた(布団、いい匂いするな、幼女の匂いか)
おた(やべ・・・勃ってきた)
おた(ごめんよ、幼女!今一瞬だけ俺は賢者になる!)
196:
幼女「おにいちゃん!助けて!」
おた「!」
おた「なんだ夢か」
おた「精神衛生上あまりよろしくない夢だな」
おた「夜か、結構寝てたみたいだな」
おた「幼女も帰ってきてないってことは元の生活に戻ったということだ、めでたしめでたしっと」
おた「さて、自宅警備のお供、コーラでも買いに行こう」
おた「あの自販に投資し過ぎてる気もするが気にしないでおこう」
ガチャ
おた「ドア重・・・!」
おた「糞大家のやろう!またゴミを玄関前に置きやがったな!」
おた「今度こそクレーム・・・って」
おた「よう・・・じょ・・・」
おた「幼女!どうした!」
おた「っえ?・・・血・・・?」
208:
一々言い回しが気持ち悪いところがオタっぽくてキモイわw
246:
おた「頭か・・・止血・・・いや救急車か!」
おた「携帯っっ・・・くそ・・・携帯くらい持って来いよ俺・・・」
おた「すぐ戻るから・・・」
バタン
おた「携帯っ・・・どこだよ・・・1週間くらい前に電話あったっきりだ・・・くそ」
おた「あった!とりあえず応急処置しといた方がいいかな」
おた「絆創膏・・・消毒液・・・湿布・・・くそ!消毒しかできないじゃないか!」
おた「しないよりマシだ、早く戻ってあげないと!」
バタン
 「んーっとー、頭部に軽い切り傷、打撲4箇所・・・」
おた「え・・・」
 「よう、女の子は地べたに寝かせるもんじゃねーぞ」
248:
 「とりあえず、その子家の中に運んでやれ」
おた「・・・わかった」

おた「何しにきたんだよ・・・今更」
 「見てわからんなら末期だな、お湯を沸かしている」
おた「ちげーよ、ここに来た理由を聞いているんだっつーの!」
 「家に帰ったら俺の布団で糞猫が子育てしてた」
 「しかも部屋の表札が「ぬこ」になってやがった・・・」
 「母さんは外出中だし、帰るついでに寄った」
おた「おまえの中で俺のランクがどれほどか理解した」
 「おまえとは失礼じゃーないか、そりゃ友達以上に関り少ないが」
おた「糞親父が・・・」
250:
父「まぁそう邪険にするなよ」
おた「そんなことはどうでもいいから、さっさと病院に連れて行こう」
父「まぁそう焦るなよ、この子、友達にしては幼すぎるな」
父「どういった関係だ?嫁候補か?」
おた「おまえには関係無いだろ・・・」
父「おまえが何をしようと、俺が止める権利なんて無い、話したくなければそれでいい」
おた「・・・」
スッ
父「とりあえず、薬局いってこい、ガーゼと包帯、あと・・・ひからびた湿布はまずいな」
おた「っく・・・わかったよ、応急処置は頼んだぞヤブ」
父「あー、ついでに上善如水と肴、ここらじゃまともな酒ないだろ」
おた「結局パシリか・・・」
251:
おた(・・・くそ、また何もできなかったじゃねーか・・・あの時と一緒じゃねーか・・・)
おた(くそがっ・・・)

父「んー?灰皿もねーのか、この家は」
父「空き缶で済ませるか」
父(外部からの衝撃による軽い裂傷、縫合の必要は無し)
父(打撲の方が心配だな、骨折してないといいが)
幼女「ん・・・く・・・」
父「よう、お目覚めかい?お嬢ちゃん」
幼女「おにいちゃん・・・どこ・・・」
父「お嬢ちゃんを助けるために走り回ってるよ」
幼女「・・・」
父「ちょっと沁みるだろうけど最初だけ我慢してくれ」
幼女「い・・・っ・・・」
父「あとは愚息が帰ってくるまで待っててくれ」
252:

おた「上善如水なんてねえぞ糞が!何かよくわからんけど酒ならいいだろ!」
おた「つーかガーゼと包帯だけで1万もいらねぇよ普通!明らかにパシリ目的だろこれ!」
おた「釣銭なんて出さないぞ、畜生が!」
バタン
父「おう、意外に早かったな」
おた「ぜーぜー、ふーふー、手当て・・・」
ガサガサガサ
父「ガーゼ8個・・・包帯10個・・・ミイラでもつくるんか?」
父「明らかにコンビニ酒・・・これだから未成年は・・・」
おた「早く・・・手当て・・・しろよ」
父「早漏はもてないんだぞ、っと」
おた「おおきな・・・お世話だ・・・」
255:
父「頭の怪我ってな、軽くても血が結構出るから焦るんだよな」
おた「・・・しってるっつーの」
父「誰だっけか、救急車とか喚いてたの?」
おた「・・・うるせぇ」
父「しかも酒は適当(悪い意味で)だし」
おた「未成年に買わせるんじゃねぇよ」
父「未成年でも普通に買えるだろ」
おた「釣りなんて返さないからな」
父「釣銭?何のことだ」
父「来る途中に1万落としたんだぞっと、おい、お嬢ちゃん、愚息帰ってきたぞ」
幼女「ん・・・おにいちゃん・・・ごめんなさい」
おた「一緒に行かなかった自分に嫌気がさしたよ・・・」
257:
おた「何があったのか、話せるか?」
父「おーい愚息ー、この風呂どうやって使うんだー」
おた「うるせぇおっさん!使って覚えろ!」
父「おっさん・・・傷心の父は一人寂しく風呂へ消えます・・・ボソボソ」
幼女「おとうさん・・・おにいちゃんの」
おた「一応、な・・・」
幼女「優しいおとうさん・・・」
おた「・・・女の子には、だ」
幼女「あのね・・・」
幼女「おばあちゃん、すごく怖かった・・・」
幼女「死んでしまえ、死んでしまえ・・・って」
幼女「わたし、家に帰ってこなくてごめんなさいって・・・」
幼女「でも・・・おばあちゃん許してくれなくて・・・」
おた「・・・」
259:
幼女「鈴はもっといい子なはずだ、って」
幼女「お前なんか知らない、孫を返せって・・・」
おた「狂ってる・・・、自分の孫を・・・」
幼女「木刀で・・・何回も何回も・・・痛かった・・・」
ガタッ
おた『糞ババア!殺してやる!』
幼女「おにいちゃん、待って!」
おた「!」
幼女「いかないで・・・おばあちゃんは悪くないから・・・」
おた「・・・」
幼女「わたしはだいじょぶだから・・・、おにいちゃんは悪いことしないで・・・」
おた「・・・っ」
幼女「おにいちゃんは優しいから・・・乱暴なんてしちゃ・・・めーなの」
おた「・・・・・・・・・・・くっ・・・うっく・・・ひぐっ・・・」
261:
おた「うっ・・・く・・・えぐっ・・・ごめんよ・・・守るっていったのに・・・」
おた「・・・何もできなかった・・・」
なでなで
幼女「おにいちゃんは悪くないよ・・・わたしが一人でいったんだもん」
幼女「だから、おにいちゃんは泣かないで」
幼女「今、一緒に居てくれてる・・・それでいいの」

父(・・・)
父(どっちが年上だよ・・・ったく、いい歳して女の子に慰められてるんじゃねえ・・・)
父(俺も慰められてえええええええええええっ)
263:

おた「そういえば、さっき、鈴(りん)って・・・」
幼女「わたしの名前、鈴音(りんね)っていうから・・・」
おた「そういえば、名前しらなかったね・・・」
幼女「うん・・・」
おた「可愛い名前だね」
幼女「おにいちゃんが、お母さんに言ったんだって・・・」
幼女「この子がどこに居てもわかるように、鈴の音みたいに聞こえるようにって・・・」
おた「そうなんだ・・・、優しいおにいちゃんだね」
幼女「おにいちゃんと一緒で優しかった・・・」
おた「俺は・・・優しくないよ・・・」
幼女「おにいちゃん・・・ありがとう」
264:
父「ひっじょーにいい雰囲気をブチ壊してすまんが、飯はどうするんだ」
おた「てめぇ!何時からROMってた!」
父「可愛い・・・名前だね・・・(照)、って愚息がクネクネしてるあたり」
おた「頭から酒飲みたいらしいな?」
父「遠慮しておこう」
幼女「あ・・・ご飯・・・作らないと・・・」
父「うへー!飯作ってもらってるのか!」
父「羨ましい限りだなー!青春っていうのか!これが青春なのか!」
おた「さっさと帰れよ糞親父が!」
父「まぁまぁ、こういう時に大人が一人居ると役に立つんだぜ?」
おた「大人、ならな」
父「・・・父はそんなに若く見えるか」
おた「その無駄なプラス思考と一緒に氏ね」
265:
父「じゃあレディーファーストで、お嬢ちゃん、何食べたい?」
幼女「ぅ・・・えと、おにいちゃんは何食べたい?」
おた「親父は何食いたいんだよ?」
父「ケーキでも出前るか」
おた「おまえに聞いたのが間違いだった」

おた(・・・ピザがピザを食うとは・・・悲しきかな)
父「どうした?はやく食わんと俺が食うぞ」
幼女「はむはむ」
おた「絶対これ嫌味だろ!この糞親父が!」
父「父には全く理解できない・・・大丈夫か、愚息?」
幼女「ちーずーおいしー」
父「チーズハーモニクス美味しいよねー!おにいちゃん食べないってさ!」
幼女「おいしーのに・・・はむはむ」
おた「糞がああああああ!」
266:
父「父、今日泊まっていこうと思うんだ」
おた「聞こえん」
父「父、今日お泊りしてもいいかな?」
おた「却下」
父「父、ky」
おた「うっせぇよwwwww、好きなところで座って寝ろ!」
父「ヤッター」
幼女「今日はおじちゃんも一緒なのー」
父「おじちゃん・・・おじちゃん・・・おじちゃん・・・」
おた「布団にはいれねーぞ」
父「んで、その子はどこで寝てるんだ?」
幼女「おにいちゃん、暖かいんだよ!」
父「愚息よ、ゴムくらいつけろよ」
おた「地獄って結構楽しいらしいぜ?」
父「わかった、まずはその瓶をしまってくれ」
268:
 「・・・しもし・・・、そうです・・・では・・・ま・・・連絡し・・・す」
ピトッ
 「はー、あったけー!」
おた「・・・何してるんだ?」
父「息子で暖をとっている」
おた「てめえええええええしねえええええええ」
父「落ち着け!ああ良いニュース一つ!ニュースあるから許せ!」
おた「ああ、俺がお前を殺してニュースに出てやるよ」
父「父は死ぬ以外に道がないのか」
おた「で、ハイテンションになるようなニュースってなんだよ」
父「お嬢ちゃんの叔父になりすまして学校に連絡入れた」
おた「は?なにやってるんだよあほ!」
父「知ってるかー?、インフルってのは医者から許可下りないと登校できないんだぜー?」
おた「それがどうかしたか?」
父「俺、俺」
283:
おた「んで、インフルは何日休めるんだ?」
父「一週間は休めるな」
おた「一週間か・・・まて、糞ババアが連絡するってことは?」
父「それも考えているが、風邪が治り次第登校、って設定だろ?」
おた「というのは?」
父「本人がいないのに明日から行きます、ってのもおかしな話だろう」
おた「なるほど・・・」
284:
父「一週間後、どうするかは任せる」
おた「それまでに考えろってことか・・・」
父「しかし、妹とダブらせてるのか?おまえが人を大切にするなんて珍しい」
おた「俺が外道みたいな言い方しやがって・・・ダブらせてる・・・か、まぁ否定はしない」
父「それと、大学サボろうが、誰とつるもうが俺は何も言わん」
おた「・・・大学は・・・」
父「唯、自分を曲げるような生き方はするな、今おまえが守りたい物を守れ」
父「だが、母さんには連絡しておく」
おた「う・・・」
父「愚息はしっかりと自分の道を見据えて、自分のすべきことをしていた、と」
父「それじゃー、おっさんは帰りますかね、若者同士達者でやれよ」
おた「親父・・・」
父「ん?」
おた「ありがとうな」
父「っふ・・・らしくないぞ」
286:
おた(そういえば、あの子の姿が見えないな)
おた(―ん、書置き?)
「おにいちゃんへ
 おじちゃんと一杯お話できてよかったね!
 おにいちゃんが好きなものを聞いたので、買ってきます!
        りんね」
おた「俺が・・・好きなもの・・・?」
トテトテトテトテトテトテ
幼女「ただいまー!」
おた「おう、おかえり、どこいってたんだ?」
幼女「おじちゃんがね!昼過ぎたら家から出るなよ、っていってたの」
幼女「だから今晩御飯の材料買ってきちゃった!」
おた「まったく・・・買い物に関しては俺が行く、これからあまり外出しないほうがいい」
幼女「なんで?」
おた「君は小学生だ、学校に居るはずの時間にお外にいるt」
幼女「開校記念日って言えば9割はだませるっておじちゃんが言ってたよ!」
おた「糞親父め・・・」
287:
おた(そういえば、俺の好きなものってなんだろう)
おた(普通に聞くのも怪しいよな・・・、でも気になるな)
幼女「きょーのご飯はまーぼーどーふー♪夜が楽しみだなー♪」
おた「なぁ、りん」
幼女「んー?」
おた「・・・」
幼女「おにいちゃん、顔真っ赤!熱でたの?」
おた(女の子を名前で呼んで照れるなんて、俺いくつだよ・・・)
おた「な、なんでもない、いや、あの糞親父から俺の好きなものを聞いたって・・・」
幼女「お店で店員さんがニコニコしながら教えてくれたよ!」
幼女「お嬢ちゃん、可愛いからね、持ってる方が安全よ、って!」
おた(持ってる方が安全ってなんだ)
幼女「じゃーん!こんdむぐっ!」
おた「あんちきしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
289:
幼女「おにいちゃん」
おた「ん?」
幼女「お名前、なんていうの?」
おた(これは、ハンドルネーム使っといた方がいいのか・・・?)
幼女「?」
おた「すぺらんかー」
幼女「うん、で、お名前は?」
おた「・・・夏樹です」
幼女「・・・・・・・・・・・・・・・・なつきおにいちゃん」
ゴソゴソゴソゴソゴソゴソ
幼女「あああああ、おにいちゃん!まだお昼だよ!お布団もぐっちゃめーだよ!」
294:

幼女「あったかどーふー!まーぼーどーふー!とろっとろー♪」
おた(料理好きなのかな・・・って)
おた(―エプロンだとっっっっっ!)
おた(なんてことだ・・・着衣でもここまで破壊力が高いものなんて・・・裸エプロンだとしたら)
おた(今この現実(リアル)に巡り合せてくれた神よ、感謝するっっ!)
幼女「おにーちゃんできたよ!」
おた「おにーちゃんもできあがりました」
幼女「?」
295:
幼女「おにいちゃん、絵のお勉強教えて!」
おた「んじゃあ、紙とペン貸してあげるから、この本を写してみて」
幼女「この人可愛いねー!」
おた「○イズたんといって、とっても可愛い女の子なんだよ」
幼女「ル○ズたん!ルイ○たん!頑張って描く!」
おた「おう、できたら見せてなー」
おた(何日か振りに警備にいけそうだ・・・)
おた(ここ数日、まともにスレを見ていない・・・かといって同人見てたりアニメ見てるわけでもない)
おた(でも不思議と退屈と感じない・・・充実してる、ってやつか・・・)
おた(警備員失格だな・・・、でも俺は今、それ以上に警備しなきゃいけないものがある)
おた(それでこの子が笑っていられるなら・・・)
幼女「〜♪」
296:
幼女「できた!」
おた「おー、見せて見せて」
おた(まぁ・・・小学生はこんなもんだよな・・・)
おた「うん、はじめてにしてはうまいとおもうぞ!」
幼女「やったー!ありがとうおにいちゃん!」
カリカリカリカリ
おた「あんまり無理はするなよ」
幼女「んー!」

幼女「zzz」
おた(ペン握ったまま寝るなよ・・・)
おた(仕方ない・・・布団に運んでやるか)
おた(軽っ・・・!女の子ってこんなに軽かったっけか・・・)
サッ
おた(さて、俺は何しようかな)
298:
カタカタカタカタ
カチッカチッ
おた(とりあえず保守する画像スレもなし・・・っと)
おた(最近ちゃんとした時間に寝起きしてたから地味に眠いぞ・・・)
おた(―2次ロリ画像スレだとっ!俺が見逃すわけないじゃないか!)
カチッ
おた「うおっ!」
カタカタカタカタ
「 グ ロ 貼 ん な ゴ ミ 」
おた(あーあ寝よ、くっだらね)
301:

カリカリカリカリ
カリカリカリカリカリカリ
おた「なあ」
幼女「んぅ?」
おた「起きて飯食ってから延々と絵描いてるが、疲れないか?」
幼女「楽しいから!」
おた「・・・なるほどな」
幼女「おにいちゃん、今日のおかずなににするの?」
おた「んっとー良スレ見つけたらそっかr」
幼女「?」
おた「なんでもないです」
307:
ピンポーン
カチャ
おた「はい」
 「あ、どうもこんにちは!わたし最強新聞のものですけれども!」
おた「お断りします」
 「まぁまぁ、旦那、そういわずに見てくださいよ、珍しくこの街が記事にあがったんですぜ!」
おた「まわりがどうなろうが俺には関係ないだろ」
 「それもこのご近所!なんですよ!これは見るしかないですって!」
おた「近所で核実験が始まっても俺は部屋から出ない自信がある」
 「たのんますよー旦那!じゃあ!今日の分だけ置いていきますから!」
おた「ゴミ置いていくなよ」
 「旦那にはかないませんわー、また後日改めて参りますので良しなに!」
おた「はいはい」
ガチャン
310:
バサッ
おた(新聞とか読む気もしねぇよ・・・)
おた「おーい、ちょっと俺買い物いって・・・」
おた(まーた寝てる、まぁあんだけ集中してりゃ当然だな)
カチッ
おた(鍵閉めてっと・・・うー、さみーなー、3月だろもう・・・)
おた(さっさと行ってこよう・・・)

おた(今日は和風に鯖と味噌汁とー・・・)
おた(・・・)
パサ
『御新香ミックス』

おた(ココア、飲みたいな)
おた(りんの分も、っと)
314:
ガチャ
おた(まだ寝てるのかな・・・、でも電気ついてるな)
おた(ただい・・・ちょおい酒くせえ!)
トテットテッ
幼女「おにーちゃん、おかえりなしゃー」
おた「わかったからとりあえず落ち着こうな」
幼女「あのーあれ、おみじゅのんだら」
おた「あの糞親父今度来たらただじゃおかねえ・・・」
幼女「あのねーくるくるーって、あははは」
幼女「おにーちゃん、だっこー!だっこー!」
おた「おにーちゃんはこの先どうやって理性保つか考えるのに集中してます」
幼女「ぶーぶー!けちけちー!」
おた「はぁ・・・絡み上戸か・・・、ほらココアあげるからそこ座ってな」
幼女「おおー!ここあですー!あったかいのですー!」
おた「だめだこりゃ」
322:
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
おた(騒ぐだけ騒いで寝ちまった・・・、晩飯どーすっかな)
おた(飯はあるし、久々にレトルトカレー食うかな)
グツグツ
おた(最近色々な事が起こってるな・・・)
おた(スレに散々書いてきたのにな、非日常がくればいいと)
おた(俺にとっての非日常はりんと会ったところから―、か)
おた(俺、何か変わったのかな)
おた(・・・)
おた(きめぇ妄想してないで飯食って警備するか)
323:
【犯人は】轢逃げする奴ってなんなの?【おまえだ】
おた(珍しくまともな記事が上がってるな)
先日午後16時頃○○町にて乗用車に乗った二人組の男性が榊原町商店街に向かって・・・
おた(・・・榊原町!・・・すぐ近くじゃねーか)
おた(被害者は10名・・・中には子供も含まれて・・・)
おた(りんがその場に居なくて良かった)
おた(とりあえず物騒だから気をつけるようには言っておくか)
おた(ああ、やべえ、食材冷蔵庫いれてねぇ)
おた(玉葱が鯖くせぇ・・・)
おた(明日の晩飯には食わないとまずいな)
おた(煮付けとかできればいいが・・・)
325:

ボリボリ
おた(朝か・・・あれ、りん居ねぇ・・・)
おた「りんー・・・」
おた(トイレかな)
おた(・・・飯、お湯の入ってないコンポタ、新手のいじめか)
おた「トースト・・・まだ温かいな・・・」
おた(トイレ長くね?)
おた「りんー」
ガサッ
おた(新聞?)
おた「あのばか!」
バタン
『榊原町で老婆轢逃げ事件』
424:
おた(まだ遠くにはいってないはず)
おた(どこだ・・・くそ・・・正確な家の位置がわからない・・・)
おた(この前帰ってきた時は数分だった)
おた(ということはこの付近・・・)

おた(事故現場って可能性は・・・?)
おた(近所にいないということは・・・行ってみる価値はあるな)
おた(商店街か・・・)

おた(いねぇ・・・)
おた(学校は・・・流石にないか・・・)
おた(どこだ・・・)

おた(暗くなってきやがった・・・)
おた(夜になると探し辛いってのに)
425:

おた(自分の家に・・・戻ってるのか・・・)
おた(流石に・・・夜だし・・・俺も・・・一回戻るしかないな・・・)
おた(自販・・・で飲み物でも・・・)
チャリーンコロコロ
おた(・・・疲れてるらしいな)
 「落ちましたよ、100円」
おた「え・・・」
 「お兄さん、疲れてるみたいだから気をつけてくださいね」
おた「どこいってたんだよ!心配したじゃないか!」
幼女「?」
おた「こんなに遅くまで・・・どこに」
幼女「ごめんなさい・・・」
427:
おた「謝るくらいな―」
幼女「お兄さん、誰?」
おた「―え」
431:

幼女「どこかに行こうとしてたんだけど・・・」
幼女「どこに行きたいか覚えてなかったの」
幼女「お家に戻ろうとしたんだけど、わからないの」
幼女「何かしようとして・・・それでも思い出せない」
幼女「不思議とここで待ってなきゃって思って」
幼女「ここに居たら、誰かが迎えに来てくれる気がして・・・」
おた「・・・」
ガコン
おた「ほら、ココア、今日も寒いからな」
おた「飲んで暖まろうか」
幼女「温かい・・・」
432:
幼女「お兄さん、震えてるよ、寒いの?」
おた「ああ、ちょっとね・・・」
おた(気ぃ抜いたら涙出てくる・・・堪えろ、今は耐えろ)
幼女「寒い中にずっと居ると風邪引いちゃいますよ」
おた「ああ・・・そうだな」
幼女「わたしは・・・どこに帰るんだろう・・・」
おた「・・・」
幼女「お兄さんは早く帰らないと、めーですよ」
嗚咽も無く、唯、唯、流れる
幼女「お兄さん、悲しいの?お兄さんも帰るところがないの?」
自分の意思とは裏腹に、流れ続ける
幼女「どうしたの・・・?」
ギュッ
433:
気付いていたら、この子を抱きしめていた
幼女「・・・びっくりしました」
おた(だめだ・・・この子は・・・覚えてないから・・・)
スッ
おた「びっくりさせちゃって、ごめんね」
幼女「お兄さん、辛いことでもあったの?」
おた「大切な妹がね、どこかに行ってしまったから・・・」
幼女「妹さん・・・探さないと!」
おた「そうだね・・・」
目の前に・・・探し続けたものは目の前に存在るのに
幼女「お家には帰ってきてないのですか?」
おた「俺の家・・・そこだから・・・帰ってきたらわかるかな・・・」
幼女「そっか・・・」
探されてる方がそれに気付かない
―こんなことが、あっていいのだろうか
435:

幼女「・・・妹さん帰ってきませんね」
おた「・・・そうだね」
幼女「その妹さんは幸せ者ですね、こんなに優しいお兄さんがいて・・・」
おた「何もしてあげられないだめなお兄さん、だよ」
幼女「何をしてくれなくても、一緒にいるだけで・・・それだけで十分なんだよ・・・」
おた「・・・」
幼女「わたしも・・・おにいちゃん・・・居た・・・から・・・少しだけわかるんだ・・・」
おた「・・・今は、いないのかい?」
幼女「・・・」
おた「ごめんね・・・」
幼女「お兄さんみたいに、優しくて・・・暖かい人だった」
幼女「たとえばー・・・」
おた・幼女「ココアみたいな人」
437:
幼女「お兄さんも同じこと・・・」
おた「ああ、ぴったりだったね」
幼女「いつも皆に笑われちゃうんだ、ココアみたいな人って言うと・・・」
おた「笑う方がおかしいんだよ」
幼女「・・・そうなのかな」
おた「わからない人っていうのは、そういう人が居ない可哀想な人なんだよ」
幼女「・・・お兄さんの、ココアみたいな人って・・・?」
おた「一緒に居てくれて、俺に元気をくれた子かな」
おた「暖かくて、放っておくと危なっかしくて・・・」
おた「でも、一生懸命に俺のこと考えてくれて・・・」
おた「そんなりんが・・・大好きだったんだ・・・」
幼女「りん・・・?」
おた「りんね、って名前なんだ、どこに居ても聞こえる、鈴の音のように・・・ってね」
幼女「りんね・・・わたしの名前もりんね・・・」
438:
幼女「鈴の音が聞こえるように・・・おにいちゃんに聞こえるようにって・・・」
幼女「お母さん・・・も・・・」
幼女「頭・・・いた・・・い・・・」
おた「おい、大丈夫か!」
クタッ
おた「りん!・・・気失っちまった」
おた(とりあえず家に運んであげるしかないか・・・)
おた(誰も見てないよな・・・普通に考えたら怪しい光景だからな・・・)
おた(この自販が家の目の前でよかった、助かったよ自販機君)

幼女「んぅ・・・どこ・・・」
おた「気がついたかい?」
おた「いきなり眠っちゃうからお兄さんびっくりしたよ」
440:
幼女「妹さんは・・・」
おた「まだ、帰ってきてないみたいだね・・・」
幼女「探さなきゃ・・・」
おた「なぁに、お腹が減ったら戻ってくるさ、きっとね」
幼女「・・・」
おた「疲れただろ、ゆっくり休どくといい」
幼女「・・・ありがとう」
コトッ
おた「ほら、御粥、何か食べとかないと身体に悪いぞ」
幼女「暖かい・・・」
おた「俺は御粥作るだけなら天才だからな」
幼女「・・・美味しい」
おた「まぁ御粥以外作れないけどな」
幼女「・・・ぐすっ・・・うっ・・・」
443:
おた「どうした!泣くほどまずかったか・・・!ごめんよ!」
幼女「ち・・がうの・・・」
幼女「御粥・・・おいしいの・・・けど、涙・・・とまらなくて・・・」
おた「・・・」
幼女「なんで悲しいのか・・・わからないの・・・」
幼女「大切な・・・何か・・・思い出せない・・・」
おた「いいんだよ、今は無理しない方がいい」
幼女(コクリ)
444:
おた(寝ちまった、か)
おた(俺も疲れてるらしいな・・・)
おた(・・・明日は筋肉痛との闘いか)
おた(それにしても記憶喪失とは・・・、自分の家もわからないというのは酷いな・・・)
おた(アニメとかじゃ、何かをきっかけにフラッシュバックしたりするらしいが・・・)
おた(残念人間の俺にそこまでの影響力はないですよ、っと)
おた(エロゲの主人公みたいな展開なのにな・・・うまくいかないもんだ)
おた(くそ・・・睡魔が・・・)
・・・・・・
・・・
447:
コトン、ぐつぐつぐつ、
おた(ん・・・、朝・・・)
おた(良い匂いがする・・・)
おた(飯・・・か)
おた「おはよう、大丈夫なのか?」
幼女「おはようございます!あ、勝手に台所借りちゃってごめんなさい」
おた「いや、気にしなくて良いよ、慣れてる」
幼女「そう・・・それなら良かった、昨日御粥作ってもらったからお礼できたらと・・・」
おた「お礼どころか、感動できるレベルだぞ」
幼女「できました、温かいうちにたべましょう!」
おた「いただきます」
幼女「いただきます」
451:

おた「ふー食ったー!ごちそうさま」
幼女「ごちそうさまでした」
おた「鯖の煮付けなんて何年振りに食べたか・・・ほんとうに料理うまいよなあ」
幼女「・・・」
おた「どうした?」
幼女「・・・あ、いや、おばあちゃん・・・?がご飯作ってくれなくて・・・」
幼女「自分で作らなきゃいけなかった・・・そんな気がして・・・」
おた「でも、おにいちゃんはご飯、作ってくれただろう?」
幼女「・・・うん、おにいちゃんは・・・作ってくれて・・・」
おた「ん、話辛いだろ、その話はそこまでにしておこうか」
幼女「お兄さん・・・わたしの考えてること・・・わかるの?」
おた「俺、エスパーだから!」
幼女「・・・」
452:
おた「やっべ、すべった」
幼女「くすくす・・・あははははw」
おた「!」
幼女「ごめんなさい・・・なんだかおかしくて・・・」
おた「お、おう、笑いたい時はいつでも言うといい!」
おた「ああ、そうだ、昨日風呂入ってないから入りたいだろ」
幼女「あ・・・着替え・・・」
おた(自分の荷物がわからないか・・・しかたない)
おた「俺の服、でかいから上着だけで十分だぞ」
幼女「おっきー!」
おた「好きに着てくれてかまわんぞ」
幼女「ありがとう!」
453:
幼女「お着替え・・・、カーテンない・・・」
おた「おう、見てほしいなら穴が開くほどに見るぞ」
幼女「えっち!」
おた「後ろ向いてるから大丈夫だ」
おた(はあ・・・デジャブ・・・)
パタン
おた(今日のぱんつは白とピンクの縞々ーっと)
おた(慣れというものは恐ろしいな)
おた(くんかくんかしようとしてた時の俺を諭してやりたいな)
455:

幼女「気持ちよかったです!ありがとうございます!」
おた「へいへいー」
幼女「お兄さんは入らないの?」
おた「俺は3日入らなくても大丈夫だから心配するな」
幼女「入ってください」
おた「・・・わかりました」
おた(黒のブカブカパーカーからのぞく生足2本)
おた(見えそうで見えないパンツ)
おた(やっぱり破壊力たけえ)
幼女「どうしたんですか?」
おた「いや、気にしないでくれ」
幼女「?」
456:

幼女「パソコンでなにやってるのですか?」
おた「・・・ああ、仕事みたいなもんだ」
幼女「わあ、すごいんですね」
おた「そうでもないぜ」
カチカチッ
おた「―あ」
幼女「―あ」
おた「・・・いや、な、これはその」
幼女「猫のお耳つけた女の子!可愛い!」
おた「・・・・・・だろ!」
幼女「とっても可愛いなあ、わたしもお耳つけてみたいな」
おた「それ以上破壊力をあげないでくれ」
幼女「んうぅ?」
457:

おた「今日の飯、どうすっか」
幼女「わたし・・・こんなに長居していいのかな・・・」
おた「ああ、別に誰も来ないし、心配しなくていいぞ」
幼女「そっか・・・、妹さんどこいっちゃったんだろうね・・・」
おた「友達の家に行ってるに500万ペリカ」
幼女「ぺりか?」
おた「すまん、スルーしてくれ、妹については大丈夫だろう」
おた「便りが無いのは元気な証拠っていうじゃないか」
幼女「んぅ・・・ならいいけど」
おた「そういえば、何か思い出せたかい?」
幼女「うん、少しだけ・・・」
おた「無理しないでゆっくり思い出せばいいさ」
幼女「ありがとう・・・」
475:

おた(朝・・・か・・・)
おた(あと二日・・・)
おた(なんもできてねーってか・・・状況悪化してやがる・・・)
おた(なんとかならないものか・・・っと、腕・・・うごかねぇ・・・)
おた(腕に抱きついてるんですか・・・、無防備なことで・・・)
おた(―ん?りんの顔が横にあるってことは、今俺の手の辺りにあるこの柔らかい生地・・・」
おた(落ち着け!俺!紳士は幼女に手を出してはいけない!これは鉄の掟なはず!)
おた(指・・・動かしたら・・・くっ・・・動かしたい・・・だめだ・・・、我慢しろ俺・・・)
幼女「んー・・・ぅ」
もそっ
おた(・・・これは、誘っているのか・・・自分から・・・股の間に・・・)
おた(もう・・・限界・・・です・・・)
482:
スルッ
幼女「ん・・・おにいさん…」
おた「ごめん、我慢できなくなった・・・」
幼女「・・・ぅ?」
おた「ちょっと、トイレ行ってくるよ」
幼女「はあい」
バタン

おた(俺のこの手が光って唸るううう、肉棒しごけと輝き叫ぶううう)
おた(俺、なさけねええええええええええ)
おた(悲しきかな悲しきかな・・・)
スコスコスコ
483:
おた「りん、俺ちょっと晩飯のおかず買ってくるから、お留守番しといて」
幼女「はあい」
おた「誰か来てもでなくていいから」
幼女「はあい、いってらっしゃい」

おた(俺・・・普通に買い物行ってる・・・)
おた(さらば!引きこもりの俺!こんにちは!リア充な俺!)
おた(ふふふ、もうスレでキモヒキなんていわせないぜ・・・)
おた「ふひひっ・・・」
近所の子供A「きめぇ・・・」
近所の子供B「あれって萌えー!とか言ってる奴だろ・・・?」
近所の子供A「きっとそうだよ・・・大人なのに・・・気持ち悪いよね」
近所の子供A「うわ、こっち見た!」
子供A・B「きめー!」
おた「・・・」
487:

幼女(・・・)
幼女(・・・暇だなあ)
幼女(パソコンは勝手に触っちゃだめだし・・・)
幼女(お部屋は綺麗だからお掃除いらないし)
幼女(うーん・・・)
カサッ
幼女(んぅ?)

おた(ぜーぜー、いつものスーパー臨時休業とかアホかっつーの!)
おた(なんで隣町のスーパーまでいかなきゃいけねーんだ!)
おた「くそがっ・・・」
おた(帰り少し遅くなりそうだけど、大丈夫だよな・・・)
489:
おた(流石に近所の商店街とは違って品揃えがいいなあ)
 「あんちゃんよ」
おた(それにしても人通りが多いな、頭が痛くなってくる・・・)
 「あんちゃんよ・・・」
おた(買い物済ませてさっさと帰ろう・・・)
 「おーい、そこのあんちゃん」
おた「え、俺?」
 「あんちゃん以外にいないっぺよー!」
おた「は、はぁ?」
アクセ屋「銀アクセとか興味ないけ?女の子にもてるぜ!」
おた「いらん」
アクセ屋「だがらー!ためしに1個!な?こ指輪とかお勧めよー!」
おた「その水色の石はなんだ、やたら安っぽいが」
アクセ屋「あーいいところに目をつけるねえ!これアクアマリン!ぶっちゃけモノホンよー!」
おた「言い方は気に食わないが物は認めよう、いくらだ」
490:

おた(安くねぇ・・・ぜってー安くねぇ・・・4200円・・・安くねぇ・・・)
おた(親父の金なかったらピーピーじゃねぇか・・・)
おた(財布が寒い・・・)
カサッ
おた(アクアマリン―か、宝石って意味とかあったよな・・・)
おた(ん?あれ・・・指・・・はいらねえええええええ)
おた(はぁ・・・買う前にサイズ確認すりゃよかった・・・)
おた(暗くなってきやがった・・・早く帰りてぇ・・・)

バタン
おた「ただいま」
おた「りんー飯買ってきたぞー」
幼女「・・・おにいちゃん」
494:
おた「今日の晩飯はーお惣菜になりました、たまにはりんも休憩ということで」
おた「惣菜を皿にわけるくらい俺がやるからリンは待ってていいぞー」
ぎゅっ
おた「うお!」
幼女「おにいちゃん・・・あのね」
おた「へ?」
幼女「思い出したの・・・」
おた「―!」
おた「思い出したって・・・りん・・・」
幼女「おにいちゃんのことも、おばあちゃんのことも・・・全部・・・思い出したよ・・・」
おた「良かった・・・本当に良かった・・・」
ガクッ
おた「もう、りんが戻ってこないんじゃないかって・・・ずっと・・・このままなのかって・・・」
おた「良かった・・・ヒクッ・・・本当に・・・っ・・・グスッ」
幼女(なでなで)
497:

おた「でも・・・どうやって・・・」
幼女「おにいちゃんが居なくて・・・何していいかわからなかったの」
幼女「そしたら新聞が見えて・・・、おばあちゃんの記事見つけたの・・・」
幼女「そしたらね、電気が走ったみたいに、色んな事がぐるぐるし始めて・・・」
幼女「最初は頭痛かったの、電車が走ってるみたいな音がずーっとしてて・・・」
おた「今、頭痛くないのかい?大丈夫?」
幼女「うん、今はへーき!それよりも、おにいちゃんのこと思い出せて嬉しいの!」
おた「りん・・・心配かけやがって!これからは一人で行っちゃだめだぞ!」
幼女「ごめんなさい!・・・あと」
幼女「ありがとう・・・おにいちゃん・・・」
506:

幼女「お家に帰ったら、鍵が閉まってて・・・、お手紙が届いてたの」
幼女「おばあちゃんが病院に運ばれたって・・・でも病院いったらおばあちゃんは・・・」
おた「だめだったのか・・・」
幼女「お医者さんは意識不明の重体・・・って」
おた「そうか・・・」
幼女「ベッドで寝てるおばあちゃん見てたら辛くなってきて・・・気付いたら歩いてたの」
幼女「どこにいけばいいかわからなくて・・・いつの間にか自販機のところに居たの」
幼女「なんでそこで待ってたのかわからないんだけど・・・」
幼女「そこにいなくちゃいけないような気がして・・・」
おた「でも、そこに居たから会えたじゃないか」
幼女「うん!またあえた!」
508:

おた「びっくりして餃子を落としてるとは思わなかった」
幼女「わたしの分あげたからいーの!」
おた「落とした餃子を踏んだとき、非常に残念な気分になった」
おた「とあるのヤキソバパン踏んだ主人公の気持ちがよくわかった」
幼女「?」
おた「気にしないでおくれ」
おた「ああ、そうだ!今日はりんにお土産があるんだ!」
ガサガサガサ
おた「これ!」
幼女「え!なになに!なに買って来てくれたの!」
おた「まぁ落ち着けって、ほら、開けてみ!」
511:
幼女「わあ・・・きれい・・・」
おた「アクアマリン、っていう宝石だよ」
幼女「宝石透き通ってて・・・指輪もきらきらしてる・・・ほへえ・・・」
おた(あんなに嬉しそうな顔して・・・可愛いじゃねぇか・・・)
おた「ちょい先に風呂入るわ」
幼女「うん!ありがとうおにいちゃん!ずっと大切にするから!」
おた「おう、なくさないようにしとけよー」
バタン
おた(喜んでもらえてよかった・・・、行った甲斐があったってもんだな・・・)
おた(だが・・・)
おた(・・・今度こそ筋肉痛だな・・・)
515:
幼女「おにいちゃん!見て見て!」
おた「おー、ちょっと待ってなー」
幼女「指輪、ぴったりはまったの!」
おた(そりゃ入るわけねーよな・・・、りんにぴったり・・・って)
おた「おーい左手薬指はやめとけー」
幼女「だって薬指以外スカスカしちゃうよ?」
おた「なんたるちあ」
幼女「だからこの指でいーの!」
おた「左手薬指に指輪ってどういうことだかわかる?」
幼女「わかんないです!」
おた「結婚指輪だ」
幼女「へ?」
518:
おた「よーするに、お嫁さんになる時にはめる指輪を薬指にするんだ」
幼女「でも中指も人差し指も入らないし・・・小指はスカスカだし・・・」
幼女「まぁいいや!わたしおにいちゃんのお嫁さんだね!」
おた「俺の嫁・・・」
ゴソゴソゴソゴソゴソゴソ
幼女「あああああ、おにいちゃんお布団にもぐっていかないで・・・!」
521:
おた(・・・色々あったけど、りんが記憶戻ってよかった)
おた(とりあえずあの新聞屋は次来たら一発殴ってやる)
幼女「おにいちゃん・・・?起きてる?」
おた「おう」
幼女「おばあちゃんが目を覚ますまで、どうしたらいいかな?」
おた「親類の方々と連絡取れるのかい?」
幼女「おばさんとなら・・・」
おた「近々電話か面談することになりそうだな・・・」
幼女「そっか・・・おにいちゃんはいいの?」
おた「何が?」
幼女「人とお話するの、苦手でしょ?」
おた「・・・よくおわかりで」
522:

ピトッ
おた「りん・・・どうした・・・もう少しで起きるから・・・」
ピトッ、ツンツン
 「はー!あったけー!」
ガタンッ
おた「てめぇえええええええしねええええええええ」
父「約一週間ぶりの対面なのに、一言目がそれか・・・父は傷ついたよ・・・」
おた「んで、なんの用だよ」
父「1週間という期限を設けたのは俺だろう?愚息が心配だなー!なんてな!」
おた「頼むから帰ってくれ」
父「愚息、真面目な話だ」
おた「・・・なんだよ」
父「孫はいつできるんだ?」
おた「しねええええええええええええええええええええええええええええ」
ガスッ
547:
父「殴られた・・・愚息に殴られたよ・・・」
おた「人に何かしてもらったら言うことあるだろ、糞親父?」
父「え…殴られたけど…」
おた「人に何かしてもらったらお礼言うのは常識だろう?」
父「あ…はい…ありがとうございます」
幼女(えー…お礼言っちゃったよー!)
おた「今後気をつけるんだな」
父「あ…はい…すみませんでした・・・」
幼女(謝ったー!)
父「父・・・これから努力します・・・」
おた「そんなことはどうでもいいが、唯様子見に来たって感じじゃーねーな?」
父「うん、感のいい愚息を持って父は幸せだ、でもまぁそう焦るなって!」
父「お嬢ちゃんも結婚指輪はめてるし、こんな息子を持ってパパは嬉しいよ!」
ガスッ
549:
父(ふむ・・・あとはどうやって相手方と連絡を取るかだが・・・)
父(この様子じゃ親御さんとの連絡は皆無・・・ってところか)
父(しかし、この数日の間に二人の距離が縮まった気がするな・・・)
父(何があったか気になるところだが・・・聞くまい・・・」
おた「おい糞親父」
父「なんだ愚息」
おた「飯」
父「父は飯じゃない」
おた「今日の飯当番は糞親父だから準備しろってことだ」
父「おお、そうだったか!父、当番だったのか!」
幼女(おじちゃん…それ…ない…)
553:
父「もう昼近いし、外食いにいくかー!」
父「たまにはお日様浴びると気持ちいいぞー!」
おた「ああ、俺日光浴びたら溶けるから」
幼女「大変!」
父「お嬢ちゃん、それはない、それはない」
おた「マクロナイドならお持ち帰りできるだろ」
幼女「ぽてとー!ぽてとー!はんばーがー!」
父「父、決定権ないのか」
おた「そんな非常識なものはない」
父「それじゃあ、行って来るわー!」
幼女「あ、わたしも、お荷物運ぶよ!」
父「お嬢ちゃんは優しーなあああああああ!」
おた「んじゃあ、俺もいくわ」
父「・・・」
554:

幼女「ぽってとー♪ぽってとー♪」
父「ポテト美味しいよねー!」
おた「頭痛い・・・平日の昼間なのに人多すぎだろ・・・」
父「まぁ3月中旬ともなればそんなもんだろう」
おた「…やっぱりお持ち帰りにするんだった・・・」
幼女「おにーちゃん!ぽてと美味しいよー!」
おた「おう、ポテト追加すっか!」
父「愚息…」
おた「なんだ糞親父」
父「…ポテト美味しいよな!」
おた「おまえが言っても可愛気ないからやめとけ」
556:

父「ところで、おまえは指輪つけないのか?」
おた「ああ、サイズないからな」
父「でもこれじゃあ指輪はめてる父が逮捕されそうだ」
幼女「おじちゃんも指輪ー!」
おた「おまわりさーん!ここ!ここにロリコンがー!」
父「あの…なにしてはるんすか…」
おた「どうした、早く逮捕されてくれ」
幼女「わー!見てー!噴水ー綺麗だよー!」
おた「おう、丁度(俺が)歩き疲れたし休憩でもするか」
父「お、それじゃお嬢ちゃん借りてくぞ」
おた「変なところ連れて行ったら殺すからな」
父「大丈夫だってー!俺を信じろよー!」
おた「それはまともな人間が言うと効果高いんだぜ、知ってた?」
父「・・・すんません」
558:
おた(・・・ったく、まぁ俺と一緒にいるよりかは親子に見えるだろうし)
おた(変質者っぽいけどりんの懐き様見れば不信感もないだろう)
おた(唯、引っかかるのは親父が来た理由・・・何だろうな)

父(話すタイミングというのは難しいものだ・・・)
父(事が事だけに迂闊に話すと混乱を呼ぶだけになってしまう)
父(何の誤解も無く話を進められればいいのだが…)
父(お嬢ちゃんがそれを決めるのは難しいところだ・・・)

幼女「わあー!おじちゃん!綺麗だよ!すごくきらきら!」
父「お嬢ちゃんが好きなものを選んでいいぞ!」
幼女「これ、おにいちゃんにあげてもいいの?」
父「最初っからそのつもりだ、チェーンを買えばどれ買っても問題ないからな」
幼女「おじちゃん、ありがとう!」
573:

幼女「おにーちゃーん!」
おた「おう、お帰り、どこいってたんだ?」
幼女「えへへ、ないしょなの!」
おた「糞親父はどこいったんだ?」
幼女「おじちゃんはちょっと行くところあるからって言ってた!」
おた「しかたねーな・・・」
幼女「おにいちゃん、青好き?」
おた「ん、青色?」
幼女「うん、青色!」
おた「綺麗な青色は好きかな」
幼女「えへへ・・・w」
おた「?」
575:
父「おー、待たせてすまんなー」
おた「一時間以上も待たせやがって…どこいってたんだ?」
父「綺麗なお姉さんを見つけたらいつの間にか迷子になってた!」
おた「そのまま地獄の果てまで行けばよかったのにな」
幼女「きれーなおねーさん多いから仕方ないよね!」
父「そうそう!綺麗なお姉さんは癒しだから!」
父「それじゃあ帰ろうか!今日の晩御飯のお買い物もしていこう!」
幼女「ごっはんー♪ごはんー♪なにがいいかなー♪」
おた「…」
幼女「おにいちゃん?大丈夫?どうかしたの?」
おた「お?俺は大丈夫だよ、ちょっと疲れちゃっただけかな」
父「愚息は運動不足だからなー!」
幼女「そっか!なら早く帰ろう!」
おた(糞親父・・・)
おた(わかりやすい嘘は吐くんじゃねえよ・・・)
576:

おた「ところで、質問なんだが、どうしてこうなった?」
父「おー!なんだ愚息!おまえも一杯やっとけ!」
幼女「おじちゃんくるくるーって…にゃははははw」
おた「そういうことじゃねえ、ってか俺が酒飲めねーの知ってるだろ糞親父」
父「お嬢ちゃんが飲めるのに、おまえが飲めないことないだろー!」
おた「りんは飲んだんじゃなくて、飲まされた、だろ糞親父が・・・」
父「だって、綺麗な色してるから飲んでみたいって言うんだもん!俺は悪くないもん!」
幼女「きれーな赤色ー!とってもいいにおいれすのー!」
おた「普通の大人はそこで差し出さねーっつってんの!」
父「いいじゃん!カクテルなんてジュースとかわんねーじゃん!」
幼女「じゅーす!じゅーすー!きゃははははw」
父「おいしーよねー!ジュース美味しいよねー!」
おた「だめだこいつら・・・」
577:

おた「まったく…りん…寝るなら布団でねとけ」
幼女「んぅーん…おやすみなさい…」
幼女「スースー」
おた「・・・」
おた「で、りんを寝かせるところまでは計画通りってところか?」
父「何だ、気付いてたのか、完璧な作戦だと思ったんだが…」
おた「度数高めの日本酒を好むあんたがカクテルなんて珍しいと思ってな」
父「あれだよ、なんというか気分で飲みたくなっただけだよ、きっと!」
おた「とりあえず、二人じゃないと話せない事を話してもらおうか」
父「…これだから早漏は…まぁ、話さなくてはいけないことだしな」
父「これについておまえの意見を聞きたい」
おた「これは?何の書面だ?」
父「よく見ろ」
『養子縁組届出』
586:
おた「おまえが何を考えてるかさっぱりわからん」
父「見ての通りだ」
おた「ついに頭いかれたか?
父「俺はいつでも真面目だぜ?」
おた「はっ、馬鹿いってんじゃねーよ、未成年の届出にh」
父「裁判所の許可と養子自身の承諾、親類の承諾、他もろもろが必要だな、めんどくせえ」
父「聞くところによれば、糞ババアは今意識不明の重体なんだってな?」
おた「てめぇ…どこまで知ってるんだ」
父「申し訳ないが、おまえが寝てるときに近況を少し聞かせてもらった」
おた「・・・」
父「意識不明、重体の老体、こうもなれば死への距離は確実に近くなる」
父「糞ババアが目を覚ましたとしても、そのまま死んだとしても、他親類へこの子の籍が動くのは確かだ」
おた「だからって・・・これは無理があるだろ!」
父「まぁそう声を上げるな、お嬢ちゃんが起きるだろう」
おた「・・・すまん」
588:
父「俺の言いたいことはそれだけだ」
おた「…俺には何ができる」
父「なにもねーな」
おた「…もう一度聞く、俺は何をしたらいい」
父「愚息は経過を見てりゃいい、実際に動くのは俺とお嬢ちゃんと親類の方々だ」
父「それとも、糞ババアのところにいって頭下げるか?」
ガタンッ!
おた「てめぇ…真面目に答えやがれ!」
父「同じことを言わすなよ、お嬢ちゃん起きちまうだろ」
おた「…」
父「糞ババアが意識を失ってる間にすべてを動かさないといけない」
父「もちろん、お嬢ちゃん自身の決意も必要だ」
父「親類が同意した上でお嬢ちゃんがどう答えを出すか…」
父「おまえに今できることは、お嬢ちゃんと一緒に居てあげること」
父「それが最善であり、もっとも必要なことで、おまえ以外にできないことだ」
591:
おた「…」
父「もっと時間をあげたかったんだがな、俺にはこれが一杯だったわ」
父「まー、もう動き出した針は止まらん、どうせなら行くところまで行きたいからな」
おた「…落ち着けよ」
父「おまえがな、…鎮静作用のある抗鬱剤ならいくらでもあるぞ、リスパダールとか」
おた「そうじゃねぇよ…まともな神経で物言ってるのか・・・?」
父「息子が行く道の障害を除けるのも親の役目、そうだろう」
父「おまえがその子を守りたい、救いたいという気持ちを持ってるなら、俺がそれに協力するのは、至極当然」
父「ま、そこまで助けになってないようで申し訳ないんだがな」
おた「…」
595:
父「まーな!そういうこった!後はお嬢ちゃん説得するなりなんなりしてくれ!」
父「親類の方々とは近況も含め俺から面談という形で話をしてみる」
父「もちろん、お嬢ちゃんも同伴してもらうけどな、そこに愚息がくるかどうかは任せる」
おた「・・・っく」
父「俺の予想では成功率五分五分ってところかな」
父「一日だけ時間が残ってる、その間にすべて決めておけ」
おた「無茶ばっかりいいやがって・・・」
父「さーってと!糞真面目に話してたらつかれちまったわ!」
父「糞親父は先に寝かせてもらうわ、おつかれさん!」
おた「・・・」
608:

幼女「おにいちゃん」
幼女「おにいちゃん・・・朝だよー、起きてー」
幼女「んぅー・・・」
ドッ
おた「うお!」
幼女「朝ですよー!ごはんですー!」
おた「朝か・・・」
幼女「早くしないと冷めてしまうのです!」
おた「わかった、とりあえず上から降りてくれないと動けないぞ」
幼女「はあい!」
おた(まったく・・・このまま上下に腰振ったら犯罪だな)
おた「あれ、糞親父が見えないが?」
幼女「煙草買ってくるので少し遅くなりますって言ってました!」
おた「普通煙草買いに行くのに遅くならねぇよ、あのばか・・・」
609:
おた(トーストとコンポタ、いつもと変わらない朝、そして変わらない飯)
幼女「ねーねー!おにいちゃん、あのね!」
おた(同じはずなのに・・・どうしてこう、毎日が楽しいのか)
幼女「おにーちゃーん!」
おた「あ、悪い、寝ぼけてたわ」
幼女「ぶー!ねぼすけさんはめーです!」
おた「あはは、ごめんな」
おた(この一つ一つのやりとりが、どうしようもなく嬉しくて)
幼女「コンポタあったかいのー」
おた(りんの仕草がたまらなく可愛くて・・・、唯、それを見てることが幸せで・・・)
おた(妹、とは別の・・・そう、今気付いた)
―いつからだろう、俺がこの子に恋したのは
610:

幼女「ごちそうさまでした!」
おた「ごちそうさま」
おた(思い出を、何か作りたいものだ)
おた「りん、どこか行きたい所とかないかい?」
幼女「んぅ?どうして?」
おた「いや、たまには何処か一緒に遊びに行こうかなってさ」
幼女「あ!えっとね・・・えっとね・・・」
ゴソゴソゴソ、ヒラッ
幼女「おにいちゃん、おじちゃんがね、これくれたの!」
おた「遊園地・・・?」
幼女「うん、たまには遊ぶのも悪くないぞ、って言ってた!」
おた「まったく…どこまで考えてるのかわからないな」
幼女「?」
612:
おた「8時か・・・今から行けば十分過ぎるほどに遊べるな」
幼女「おにいちゃん、遊園地とか嫌い?」
おた「いや、問題ないぞ、頭は痛くなるだろうが」
幼女「それじゃあ・・・やめとく?」
おた「幼女が行きたいなら俺も行きたいな」
幼女「わたし、行きたい!」
おた「それじゃあ、行こうか!」
おた(にしても…金足りるかな…)
ガチャ
ヒラッヒラッ
 『  でぃあーまい愚息!
  今まで貯まってた小遣いだと思っておけ 
        父』
おた(素直にわたしゃいいのに…ばか親父・・・)
614:

幼女「電車ー電車ー!」
おた「大人しくしとけ、行く前に疲れちゃうぞ」
幼女「あ、お弁当忘れちゃった・・・」
おた「現地で何か食うしかないな」
幼女「わたしサンドイッチ食べたい!」
おた「それじゃあ、サンドイッチにしようか」
幼女「わあい!」
おた(今まで一緒に何かして遊ぶなんてことなかったからな・・・)
おた(最初で最後・・・か)
幼女「おにいちゃん、どうしたの?」
おた(今考えることは違う、この子との一日を楽しむ事が大切だ)
おた「なんでもないよ、今日は一杯あそぼうな!」
幼女「うんっ!」
615:

幼女(パチクリ)
おた「どうした?時が止まってるぞ」
幼女「すっごくおっきーよ!乗り物一杯あるよ!」
おた「最近の遊園地はすごいからなー」
幼女「早く行こ!おにいちゃん!」
おた「あああ、そんな引っ張るなって…」
―そうやって俺の手を引いた彼女の横顔がとても嬉しそうで
  そんな彼女の顔を見るのが嬉しくて…このまま時間が止まってしまえばいいのに
幼女「じぇっとこーすたー!」
おた「身長制限大丈夫なのか?」
幼女「そんなにちっさくありません!」
警備員「あの・・・1cm・・・身長が足りませんが・・・」
幼女「・・・」
617:
幼女「もうすこし!もうすこしだから!んー!んぅー!」
警備員「まったく…お嬢ちゃん・・・他の人には内緒だよ?」
―それは、過去失った大切な人にとてもよく似ていて
幼女「やったあ!」
おた「おいおい、走るなよ、転ぶぞ」
幼女「だいじょぶですよーだ!―ぁ」
ベチッ
幼女「いだあ・・・」
おた「ほら、いわんこっちゃない」
幼女「えへへ、ちょっと痛かった」
おた「気をつけるんだぞ」
―その姿を見ていると自然と俺も笑っていた
618:
でもぴざおたなんだよな・・・
621:
>>618
ルックス最高性格最低と考えている
622:
>>618
痩せ型だけど髪がボサボサだと考えている
619:
主人公補正があれば誰だってかっこいいんだよ!
620:
幼女「おっひるー♪さんどいっちー!」
おた「飲み物は何にする?」
幼女「みるくてぃーがいいです!」
おた「はいよ、ちょっとまっててな」
幼女「〜♪」
―でも、そんな時ほど長く続かなくて
幼女「おいしかったです!」
おた「アイスでも食べようか?」
幼女「あいす食べたいです!ふわふわあいす!」
おた「はい、落とすなよ」
幼女「あいすー!おいしいー!」
―今日が終われば、また新しい日々が始まる・・・
623:
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
幼女「…んぅ・・・おにいちゃん、手、繋いdきゃああああ」
おた「怖いの苦手なのにお化け屋敷入るなよ」
幼女「だってだって・・・入ってみたかったんだもん・・・」
おた「まったく・・・しかたの無い子だな・・・」
―最後に、この子の笑顔が見られて良かった
――

幼女「ちょっと疲れちゃった・・・」
おた「そりゃあんだけ絶叫すれば誰でも疲れるわな」
幼女「あー!観覧車!のりたいです!」
おた「疲れたんじゃないのか」
幼女「観覧車は大丈夫なのです!」
おた「さいですか・・・」
624:
幼女「きれいー!おにいちゃん!外赤いよー!」
おた「ああ、綺麗だね」
幼女「あ、そうだ!」
シャラッ
幼女「これね、おじちゃんに買ってもらったの!」
おた「リングネックレス?」
幼女「うん、最初は指輪だったんだけど…おにいちゃん指おっきーから・・・」
おた「ん、じゃあつけてみようかな」
幼女「わたしがつけてあげる!」
幼女「んしょ…んぅ…後ろ…むすかしい…」
幼女「―っ!」
―気付いたら、その子の愛しい顔が目の前にあって
  何を意識したわけでもなく、唯、唇を重ねていた―
626:

幼女「反則なのです・・・」
おた「悪かったって…」
幼女「びっくりしました…」
おた「ごめんなさい…事故だったんです」
幼女(…でも、少し嬉しかったです)ボソッ
おた「―え?」
幼女「なんでもないのです!」
おた「すんません・・・」
幼女「おじちゃんもお家帰ってると思うから、夜ご飯買って行きましょう!」
おた「そうだね・・・帰ろうか」
―ありがとう、鈴音
663:

幼女「おじちゃんーただいま!」
父「おう、待ちくだびれたぞ!腹減ったわー!」
幼女「夜ご飯今から作るね!」
父「ああ、腹を減らして待ってて良かった!」
おた「何か食えばいいじゃないか」
父「こんな可愛い子が作る飯なんて美味しいに決まってる」
幼女「そんな美味しくに作れない・・・」
父「いや、ほらね、絶対美味しいから!」
おた「まぁ落ち着けよ、一人家の中で寂しかったのはわかったから」
父「いや、実は俺も先程帰ってきたところだ」
おた「そうか、また何かの伏線か?」
父「そう気にするな、あとでお嬢ちゃんにもちゃんと話す」
おた「それならいいが」
666:

幼女「きょーのご飯はかに玉と中華スープ、お惣菜の餃子です!」
父「なるほど、中華できたか!」
幼女「餃子はおにいちゃんのリクエストです!」
おた「この前踏んでしまったからな」
父「愚息、餃子踏むものじゃないぞ」
おた「糞親父、事故という可能性を考慮して物言え」
幼女「むー、二人とも仲良くしてくださーい!」
おた・父「ほんっとにすんませんでした」
669:
幼女「食器洗いだけしてきちゃうね!」
父「お嬢ちゃん、いい嫁さんになるよ」
幼女「えへへへへ・・・」

父「―ところで、何か答えは出たか?」
おた「・・・」
父「なら、こちらから報告した方がいいかもな」
おた「頼もう」
父「幼女の親類に会ってきた」
おた「―!」
父「もちろん糞ババアじゃないぞ、ちゃんとした御家族の方だった」
父「事故現場の方まで足を伸ばしたら検察の人が居てな」
父「最近事故に遭ったおばあさんが知り合いだと言ったら、色々教えてくれてね」
父「糞ババアの顔まで拝ませてもらったよ」
671:
父「俺は運がいいのかもしれないな、寧ろ神がそう望んでいたのかもしれない」
おた「親類の方が来ていた・・・まさかな」
父「そのまさかだ」
おた「!」
父「包み隠さず、全てを話してきた、おまえのことも、お嬢ちゃんのことも」
おた「・・・」
父「相手方はとても喜んでいたよ、そんなに幸せそうにしてるなんて、ってな」
おた「・・・それじゃあ」
父「でもな、現実というのはそう甘くもないらしくてな」
おた「・・・」
父「相手方としてはお嬢ちゃんの籍が欲しいらしくてな」
おた「・・・くぅ」
父「要約、俺が今日話してきた内容はそんなところだ」
おた「・・・」
675:
ここまで読んどいてあれだが
主人公のラノベ的セリフ回しが糞ウザいんだが
678:
>>675
おたじゃん
682:
おた「そんなことって…」
父「現実は良くもあり悪くもある、残酷であって優しくもある」
父「あとはお嬢ちゃんが親類の方の籍に入る日程の調整だけだ」
父「おまえが出した答えがどうであれ、この結果に変わりは無い」
父「…すまない」
おた「・・・」

幼女「おじちゃん、お話ってなあに?」
父「俺も難しいからよくわかんねーんだけどさ!」
父「お嬢ちゃんの叔母さんと叔父さんに会ってきたんだ!」
幼女「―え?」
父「んで、おばあちゃんの具合も見てきたんだ」
幼女「・・・」
685:
父「こんなことをお嬢ちゃんに言うのも残酷なんだが・・・」
幼女「・・・おばあちゃん、死んじゃうんでしょ?」
父「・・・ん、知っているなら話は早い」
幼女「わたし、お引越ししないとだめなのかな?」
父(幼くして、色々な事を考えているんだな)
父「―お嬢ちゃんは、愚息と一緒に居たいのかい?」
幼女「…おばあちゃん居なくなっちゃったら、わたし一人になっちゃうの」
幼女「でも!おにいちゃんが…おにいちゃんが一緒に居てくれたら・・・」
父「お嬢ちゃんはできれば残りたい、と」
幼女(コクリ)
父「あとは愚息、参考までにおまえの答えを聞きたい」
おた「・・・」
687:
おた「俺は―」
―いつでも、走馬灯の様に頭を過る、妹の影
  俺はその影を追い続けていたのかもしれない
  いっその事、死んでしまったら楽になれるんじゃないか
  そう思うほどに苦しくて、寂しくて、切なくて、悔しくて・・・
  俺がそんなことを考えるたびに、妹はそんな闇を払ってくれた
おた「俺は―」
―妹はいつでも俺に笑顔をくれた
  傍で励ましてくれていた、俺の手を握り締めて
  でも、その時、俺の頭を過った妹は、はっきりとした口調で…
    おにいちゃん、今までありがとう、さようなら
と、言って、消えていった
688:
おた「この子と一緒に・・・一緒に居たい・・・」
―気付いたら涙が零れていた
おた「俺は、この子を・・・最後まで・・・守ってあげたい・・・」
―感情の高ぶり、それだけじゃなかったと思う
  妹が俺の中から消えていく、そんな悲しみと
おた「叶うのであれば・・・これからも、ずっと…」
―はじめて、自分の心の内を曝け出してまで好きになれた
  一人の女の子を大切にしてあげたいと、そう思えた嬉しさから…
おた「俺は・・・りんの事を愛している・・・」
692:

父「・・・」
幼女「・・・」
おた「・・・グスッ」
父「ったくよー、泣くんじゃねーよ・・・これだから愚息は・・・」
おた「・・・うるせぇよ」
父「俺な、一つ大切なことを言い忘れていたんだ」
おた「今更何を言おうと結果に変わりは無い・・・親父がそういっただろ」
父「ああ、結果に変わりは無い、確かに俺はそういった」
父「だけどよー、お嬢ちゃんと離れ離れになるって、言ったっけか?」
おた「―え?」
幼女「―え?」
699:
父「確かに籍の調整はすると言った、だ・が・な」
父「俺がそれで引き下がると思ったか?」
おた「え…どういうことだよ…」
父「大人の汚い話持ち出してあれなんだが、糞ババアの遺産、相手方の狙いはそれだ」
おた「・・・」
父「遺産相続の天秤を少しでも自分の方に傾けたい、人なら至極当然の考えだ」
父「そのためにお嬢ちゃんを引き取らなければいけない」
父「おまえらは年頃の女の子の養育費がいくらかかるか知らないだろうが」
父「相手方としては、遺産相続が終わり次第施設入りを考えていたらしくてな」
おた「……汚すぎる・・・金のためにりんを・・・」
父「人間そんなもんだ、人を蹴落とし、自分を肯定して生きる」
708:
父「そんな腐った人間にお嬢ちゃんを渡すなんて俺にはできなくてな」
父「籍なんていくらでもくれてやる、唯、お嬢ちゃんの面倒をこちらで見させてくれ」
父「それが相手方に出した俺の答えだ」
父「そして、俺の愚息は、自分の意見をはっきり言った」
父「俺はその意見を尊重したい、だがおまえがお嬢ちゃんを養うにはまだ早い」
おた「・・・」
父「今年おまえは二十歳になるだろう、二十歳が何を意味するか言わずともわかるだろう」
父「来年の成人式が終わったら、行きもしねぇ糞な大学なんて辞めてお嬢ちゃんと家に帰って来い」
父「俺もそろそろ落ち着きたいと思ってたところでな、今までの分も含め」
父「一緒に暮らそう」
712:
おた「まったく・・・散々臭い台詞吐いて、勝手なこと言いやがって・・・」
おた「今更一緒に暮らしたいだ?」
おた「冗談も大概にしろ!」
父「・・・おまえには迷惑をかけた、すまない」
おた「と、いいたいところだが…」
おた「俺は今、自分の糞親父が俺の親で本当に良かったと、思っている」
おた「ありがとう、・・・父さん」
父「らしくねぇよ・・・」
ガタッ
父「さてとー!辛気臭い話ここまで!」
おた「!」
幼女「!」
715:
父「お嬢ちゃんは近日中に親類の方々と野暮用済ませてこような!」
父「愚息は自分のやりたいことを見据えておけ、帰ってきたら甘くしねーぞ」
父「あとは妹なり嫁なり好きにやってくれ、俺は干渉せん」
おた「・・・じゃあ・・・」
父「おまえらの生活はこれからも変わりなく、続いていくということだ」
幼女「おにいちゃんと・・・一緒に」
おた「りんと、一緒に暮らせる・・・」
父「ま、そういうこった!」
784:
―あの日、を境に何かが変わった
なんてこともなく、俺は今まで通り自宅警備員をやっている
唯、朝飯を一緒に食べて、日々会話をする人がいる、特別な変化といったらそれくらいか
ああ、そうそう、特別でもないが俺自身にも変化があったわけだ
あれから少しして、紅葉がその身を地に落とし始めた頃に気付いた事がある
というのは、今までどうやっても減らなかった体重が減ったのだ
偶然だと思うが、それは小学生の女の子一人分ほど
そのおかげか、俺の体重は成人男性の平均体重近くまで戻った
さらに、りんの勧めというのもあって髪を切った、もはや別人である
「おまえは誰だ!りんちゃんにはなー俺の愚息という立派な婿が!」
と糞親父が見紛うくらいになったらしい
―そして、冬が来た
788:
幼女「さーむーいー!」
おた「あー、さみーな」
幼女「今日の晩御飯何にしようか?」
おた「今日はさみーから鍋だな」
幼女「昨日もお鍋っていった!」
おた「おう、寒いから冬はずっと鍋だな」
幼女「んぅー、たまには真面目に考えてください…」
おた「ああ、それじゃあキムチ鍋にしよう、種類まで決めたぞ」
幼女「そうじゃなくてー!」
おた「わかったわかった、ドネルケバブだな、溢れる野性味がたまらないらしいぞ」
幼女「いじわる・・・」
おた「まったく…少しは冗談に付き合ってくれてもいいじゃないか」
幼女「現実味のあり過ぎる冗談はよくありません!」
おた「はは、もっともだ」
789:
  外見のコンプレックスからか外に出ることを嫌っていたが
  りんと一緒というのもあってか、外出する機会は増えていた
―それでも、人と話すことはまだ苦手だったりする
おた「あ、あああの」
店員「はい、如何しました?」
おた「このケーキ・・・二つ・・・」
店員「はい、かしこまりました」
―それでも、この子が近くで笑っていれば、怖くは無かった
幼女「あ、ああああああ!」
おた「うるせぇ・・・」
幼女「おにいちゃん、『あ』しか言ってなかった!」
おた「それ以外も言っただろーよ、じゃないとケーキ買えてないぞ」
幼女「あははははw」
791:
幼女「―あ」
おた「どうした、りん」
幼女「おにいちゃん!雪だよ!雪!」
おた「今日寒かったからな、特別不思議でもないだろう」
幼女「むー!おにいちゃんにはロマンチックな心が足りてません!」
おた「俺にそんな心があったら気持ち悪いぞ」
幼女「そういうことじゃないのです!」
おた「ホワイトクリスマスなんて20年も生きれば何度か経験する、そのうち飽きる」
幼女「わたしははじめてなのです!」
おた「良かったじゃないか、はじめてが最高のシチュで迎えられて」
幼女「おにいちゃんは・・・嬉しくないの・・・?」
おた「仕方の無い奴だな」
おた「お嬢さん、この美しい夜に望むものはなんでしょうか?」
幼女「ちゅー」
794:
おた「却下」
幼女「ほわいとくりすますにキスをするって、そんなお話があるの!」
おた「どこのエロゲだよ、それ」
幼女「ゲームじゃないのー!おにいちゃんなんてもう知らないです!」
おた「まったく、困った奴だな・・・」
幼女「怒っちゃったからね!もう知らないんだから!」
おた「まぁそういうなって、買うもの買ったからもう帰るぞ」
幼女「キスしてくれるまで帰りません!」
おた「それじゃ、抱えてでも帰るわ」
ひょい
幼女「あ、わ」
おた「傍から見ればだっこだな」
幼女「だっこじゃないの、でも…ちゅーは我慢してあげます」
おた「どういたしまして」
795:
幼女「あ、ちょっと降りる」
おた「あ、ちょ、ケーキあぶな!」
すたっ
幼女「寒い日にココアは欠かせないのです!」
―毎度、この自販には世話になっている
  それもこの冬で終わりだと思うと心なしか寂しい気分だ
  思えば、りんとの出会いがこの自販から始まったといっても過言じゃない
おた「今までありがとうな」
幼女「どうしたの?」
おた「なんでもない、早く入って暖まろうか」
幼女「うん!」
797:
幼女「あー!おにいちゃんずるい、骨ないのばっかり食べてる!」
おた「飯は戦争だと教わらなかったのか?食われたらおしまいだぞ」
幼女「むー、骨の方がおいしいからいいのです!」
おた「素直に言えばあげないこともないぞ」
幼女「いいですよーだ!」
―こんなやりとりが続いてるのに、何故か幸せで、それが楽しくて
  りんも口では怒ってるように言うが、その顔はいつでも笑っていて
  それを見ていると自然と俺も笑っていた
幼女「けーき!けーき!」
おた「そう焦るなよ、どこかの宗教では食べる前に3時間黙祷をしなければいけないt」
幼女「もむもむ、んぅ?」
おた「フライングし過ぎだぞ、っと」
幼女「ご飯は戦争なのです!」
おた「・・・」
799:
幼女「おにいちゃん、けーき、口のところについてるよ」
おた「お、どこだ」
幼女「とれてないよ、わたしがとってあげる!」
おた「いいよ、自分でとれ・・・ん」
幼女「ん……ちゅく…んぅ」
おた「…」
―たまに積極的過ぎるところには困ってしまうが
幼女「ぷはっ!とれました!」
おた「まったく・・・」
  俺が積極的に行動しない分、これはこれでいいことなのかもしれない
802:
幼女「くりすますって他に何かすることあったかな?」
おた「寧ろ平日と変わらんぞ」
幼女「もっと恋人同士は盛り上がるはずなの!」
おた「おう、そんなこといっても倦怠期という言葉もあってだな」
幼女「いっぱいぎゅーしてもらったり、いっぱいちゅーするのです!」
おた「ぎゅーは帰り道にしたし、ちゅーはさっきされた」
幼女「むー…じゃあもう寝るのです!」
おた「んじゃ、寝るか、布団の中は暖かいしな」

ぎゅ
おた「・・・」
803:
      ※注意※
  これより先は大変危険なので賢者以外は2h後くらい見るの推奨しときます
804:
?
え、えろ…?
805:
エロがくるぞおおおおおおおおおおおお!
お前ら伏せろおおおおおおおおおおおおおお!!!
806:
アグネスの足音が聞こえる・・・
808:
  |┃三    /::::::::ハ、\、::::::::\\::::::::::::',
  |┃      i:::::::イ `> ー─--ミ::::::::::::|
  |┃      {::::::::|    ::\:::/::::  \:::リ-}
 ガラッ. |┃      ',::r、:|  <●> <●> !> イ
  |┃  ノ//  |:、`{  `> .::  、    __ノ
  |┃三   |::∧ヘ /、__r)\ |:::::|
  |┃    |::::::`~', 〈 ,_ィェァ 〉 l::::::》
  |┃     |:::::::::::::'、  `=='´ ,,イ::ノノ从
  |┃三   ノ从、:::::::::`i、,, ... ..,,/ |::::://:从
811:
俺は静かに彼女の方に向き、その唇を重ねた
鈴音「ん・・・」
少し震えたような彼女の唇から少しだけ吐息が漏れる
正直、俺も平静を保ってるのが一杯だった
鈴音「・・・・・・」
そっと唇を離すと、彼女は夢見がちな表情でこちらを見つめていた
そんな鈴音の可愛さにもう一度唇を重ねる
鈴音「ん・・・」
少しビクッと身体を動かす、手が冷たかったのだろう
そしてそのまま、俺の右手は彼女の胸元へと伸びる
鈴音「んぅ・・・ん・・・」
服の上から鈴音の胸をまさぐる、小さな突起物の感触が心地良い
鈴音「はぁ・・・ん」
俺の手の動きにあわせて鈴音が小さく息を漏らす
816:
幼いながらに感じているのか、それとも唯冷たいだけなのか、それはわからない
鈴音「ん・・・手・・・冷たい・・・」
おた「ん、ごめんな」
そういって彼女は恥ずかしそうに身をよじった
鈴音「おにいちゃん・・・―ん」
俺は彼女の言葉を遮る様に唇を重ね、彼女の下着に手をかけた
鈴音「んぅ・・・んっ!」
少し驚いたように股を閉じるが、ゆっくりと、彼女の下着を脱がし始めた
鈴音「おにい・・・ちゃ・・・」
鈴音の顔は暗がりでもわかるくらいに真っ赤になっていた
そのまま、俺の指は彼女の秘所に向かっていく
817:
おいおい犯罪だろ
821:
鈴音「ひゃ・・・ん・・・」
彼女は一瞬ビクンとのけぞったが、ゆっくりと中指でなぞるように彼女の温かい部分を刺激する
鈴音「んぅ・・・…んんっ・・・はぁぅ…」
幼すぎるだけに性感の心配をしていたが、予想以上に感じているみたいで助かった
俺はそのまま、中指を筋に合わせて這わせ続ける
鈴音「あぁ・・・ぅぅ・・・んぅ・・・」
おた「気持ちいい?」
鈴音「少し・・・だけ・・・」
小さく火照った声を出し、こちらを見つめる彼女は幼いながらも妙な色気があった
中指に感じる湿り気が徐々に増していき、ぬるっとした感覚が指を覆う
俺はそのまま割れ目にゆっくりと沈めていく
鈴音「あっ・・・!」
予想以上に鈴音の中は温かく、俺の指を飲み込んでいく
822:
  |┃三    /::::::::ハ、\、::::::::\\::::::::::::',  ___   ヽヽ \      ___ 
  |┃      i:::::::イ `> ー─--ミ::::::::::::|    / ./  ̄/ ───,     / 
  |┃      {::::::::|    ::\:::/::::  \:::リ-}  |/ ./  /  /    / 
 ガラッ. |┃      ',::r、:|  <●> <●> !> イ  |  / /│\ /\ 
  |┃  ノ//  |:、`{  `> .::  、    __ノ   /    _/   │ /  \ 
  |┃三   |::∧ヘ /、__r)\ |:::::|
  |┃    |::::::`~', 〈 ,_ィェァ 〉 l::::::》     ,──┐   │ 〃 ___ 
  |┃     |:::::::::::::'、  `=='´ ,,イ::ノノ从     |  ├─   ,| 
  |┃三   ノ从、:::::::::`i、,, ... ..,,/ |::::://:从    |  │ ,──|── 
  |┃三    /   ̄ `` 、´゙   __`ー─-- 、  ──┘ │  |__
  |┃        /  ` ‐ノ)--<´.  . ヽ
  |┃三    |     /'´ -‐'゙),          ゙!  __|__○  |  |   /
  |┃   .  |   / /      /    ヽ  l  |    |  |  /
  |┃三     .! /   |       /   ヽ /  / | \     |  |   /  /
    |┃三.     | l .;o:. /  /l   .;r;. V  / |  \ 丿  |/ / 
  |┃ .       | ゙、 `゙"  / / ゙、  ゙"  |
  |┃三      .!  ヽ、__/  /    \  /|
  |┃三     |    /     ./  ` ー-┬‐'′|
  |┃. .     | /      /     /  /
  ― /  ,
 ――― /           |  | , ,|    /   ̄ ̄ ̄|    |||
  ―― / ̄ ̄| ̄ ̄ ――|―――|―   ―――|―― /    ,│   |||
  ―― ___.|__   .|  |     |   /|     ̄ ̄ ̄| |||
   ┌―┐   |          /   /  /  |        │
  └―┘   |   __ /.     _ /.      |      ,──┘  ・ ・ ・
824:
>>822
┃|  三
┃|   三
┃|  三
┃|  三
┃|  三
┃|
┃| ピシャッ!
┃| ∧∧
┃|  (; ) 三
┃|⊂  \
825:
指から感じられる体温に伴い、自分の体温が上がっていることにも気付いた
鈴音「ん・・・はぁ・・・なか・・・・・・指っ・・・なか・・・に・・・」
俺は中指で彼女の中をかきまぜるように動かした
鈴音「ひゃ・・・あ・・・・・・ひゃぅう・・・おにい・・・ちゃ・・・あ・・・」
鈴音「ああ・・・ん・・・」
おた「まだ指だけなのに、こんなに」
鈴音が両手を顔で隠し、身悶えする
840:
俺は静かに彼女の中から指を抜く
彼女は肩で息をしながら、視点の定まらない瞳をぼーっとこちらに向けていた
鈴音「はぁ・・・はぁ・・・ん・・・おにいちゃん・・・いじわる・・・」
おた「鈴音が可愛すぎるからいけないんだよ」
そう言って俺は自分のモノを取り出し、鈴音の濡れた部分へとあてがう
幼女「ぅ・・・大きい・・・」
おた「そんなでもない」
俺は若干の抵抗を感じながらも、自分のモノを鈴音の秘部に入れていく
鈴音「い・・・た・・・いたいよ!・・・いたい!」
おた「最初・・・だけ・・・だから・・・」
まだ先も入っていないのに痛がり方が酷く、鈴音の目には涙が滲んでいた
841:
鈴音「あ・・・・ああああ・・・いたいよ・・・おにいちゃん・・・いたいよ!」
おた「っく・・・」
俺は挿れるのを躊躇した
今、この子に無理矢理することが、何を意味するのか
鈴音「いた・・・ひぐっ・・・ぐすっ・・・いた・・・い・・・」
―自分の欲望を満足させるようにしか思えなくなっていた
  気付いたとき、俺は彼女から腰を浮かしていた
おた「ごめんな、痛かっただろ」
鈴音「んぅ・・・痛かったです・・・」
彼女は目から一杯の涙を零しながら静かに頷いた
おた「鈴音がもうちょっと大人になるまで、やめておこう」
―それが俺の結論だった
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
846:
鈴音「お風呂・・・入ってくるね・・・」
内股気味に風呂に向かう彼女を見ると、罪悪感で胸が一杯になった
おた(ごめんな鈴音、もう無理はしない、それにこういうことはこれからゆっくりやっていけばいいさ)
――

幼女「朝です!ご飯です!」
おた「んー・・・」
幼女「早く起きないとなくなっちゃいます!」
おた「おはようございます」
幼女「おはようございます!」
おた「昨日はごめんな」
幼女「・・・ちょっと痛かったけど、男の人なら仕方ないことです」
幼女「昨日はなにもなかったです!ご飯たべましょう!」
―少し、救われた気がした
849:
正月は引越しの準備も兼ねて、実家に戻らずに二人で過ごすことになった
幼女「んしょ、んしょ」
おた「こうやってみると荷物が多いな」
幼女「本がいっぱいありすぎなのです・・・」
おた「本、って言うと聞こえはいいがな」
幼女「えっちー本がいっぱいありすぎなのです」
おた「そう言われると地味に傷つくよな」
幼女「でも、可愛い女の子がいっぱいなのでいいことです!」
おた(ああ、鈴音がおたくになっていく・・・)

おた「んーむ、こうやってみると自分の荷物が同人とエロゲとパソコンだけということに気付くな」
幼女「少ないことはいいことです!」
おた「同人とエロゲは腐るほどあるけどな・・・」
852:
―数日後、俺は成人式を迎えた
幼女「おにいちゃん!和服ー!お侍さんみたい!」
おた「刀でも持っていたら様になっていただろうがな、流石に花束じゃなぁ」
おた「そうだ、この花束、りんにあげるよ」
幼女「え、ほんとうに!わああ!きれいなおはな・・・」
おた「・・・」
幼女「ふに?おにいちゃん、どうしたの?」
おた(ここまで花束が似合う小学生もそう多くないよな・・・)
おた「いや、りんが可愛くて見惚れてただけだよ」
幼女「―っ!」
バシバシバシ
おた「はーい、照れ隠しに人を叩くのは良くないと思いまーす」
854:
幼女「お引越しいっちゃったー!」
おた「俺達も行こうか、夜には向こうに着いていたいしな」
幼女「おにいちゃん、和服のまま?」
おた「荷物全部積み込んじゃったからな、まぁ今日はこの格好でも怪しくはないだろ」

幼女「んぅー、緊張するなあ・・・」
おた「別に糞親父とははじめてじゃないだろ」
幼女「おにいちゃんのお母さん・・・」
おた「安心しろ、俺の母さんだ、そこらの親とは色々違う」
幼女「そっか!それなら大丈夫!

父「おかえり、愚息」
母「・・・おかえりなさい」
おた「ただいま、母さん」
幼女「・・・」
855:
母「おかえりなさい、りんちゃん」
幼女「おじゃま・・・します・・・」
おた「家に帰ってきたら、ただいま、だぞ」
父「・・・愚息は俺にただいまを言ってくれなかった」
おた「ああ、見えてなかった」
おた「ほら、りん」
幼女「ぅ・・・うん」
幼女「た、だ・・・いま」
母「おかえりなさい、りんちゃん」
幼女「うんっ!」
父「あー、そういえば残念なお知らせが一つあるんだわ!」
父「愚息とりんちゃん、部屋別々だからな」
母「年頃の女の子が男の子と一緒はまずいと思って・・・ごめんなさい」
おた「俺はかまわんけど」
幼女「うん、わたしも平気!・・・だって、おにいちゃんがすぐ近くにいるから!」
858:
―――
――
―それから月日は経ち、この家で迎える何回目かの桜が散る季節
鈴音「おにいちゃん・・・早く行かないと・・・」
おた「いや、色々準備するものがあるんだよ!」
鈴音「あああ、遅れちゃうよ!」
おた「わーったよ!でも、そろそろおにいちゃんはまずくないか?」
鈴音「だって、おにいちゃんだもん」
おた「まぁ、そうだよな、それじゃあ行こうか」
鈴音「うん!」

その日、二人は純白の衣装を纏い、共に歩み始めた
862:
―それからずっと先の事
 「フヒヒ・・・あきない連中だ・・・」
 「あれ・・・飲み物ないじゃん・・・」
 「コンビニ行くのはだるいし、自販で済ませるか」
 「さみーなー、暖かいココアでも買うか」
 (なんか人影が見えるな・・・こんな時間に人が居るなんて想定外だ・・・くそ」
 (この時間だと不良?にしては小さいな、絡まれる事はないだろう)
 (なんだ女の子か、小学生がこんな時間に自販とは世も末だな)
 (寒いしさっさと買ってスレの保守に戻ろう、それがいい)
 チャリ、チャリ
 「ココア」
 物語は輪廻する
            おわり
864:
長文、駄文でしたがご愛読ありがとうございました
874:
読みやすかった
875:
個人的に最初はエロ要素なしで行くつもりだったんですが
それじゃあ男としてどうなの、という結果盛り込むことに・・・
回避ルートまで用意していたのは、今までの話の流れから反対意見も出ると思ったので・・・
中途半端なエロ要素で期待していた方には申し訳なかったです
今回初めてSSを書かせて頂きましたが、また機会があれば書いてみたいと思います!
876:
ここまで保守して下さった方々、読んで頂いた皆さんに感謝します!
ありがとうございました!
―ところで残りどうやって埋めようか?
877:
>>1
乙〜楽しめたわ。
次回作まっとるよん。
883:
―あれから数ヶ月
  薬剤師としてはまだ二流だが、親父の手伝いをするくらいならなんとかなっている
  親父を背負い込んだ教授さんがやたらと俺のことを気にかけてくれる
  どうやら俺は昔の親父にそっくりらしい、どこをどうみてもそうは見えないが・・・
  家での生活は大学時代と変わらなく、部屋に戻ればパソコンに向かっている
  唯、隣には愛する妻が居て、彼女も自分の道を見据え、また開拓した
鈴音「おにいちゃん、この絵なんだけど・・・なんか要素足りないと思うの・・・」
おた「そういう時はあれだろ?猫耳」
鈴音「ついでに尻尾もつけてみるとか!」
おた「わかってらっしゃる、流石俺の嫁」
885:
鈴音「成人するまでには企業に受かりたいなあ」
おた「まぁなんとかなるだろ」
鈴音「絵師ってね、結構いっぱい居るから競争率激しいの」
おた「スレに転がってる画像の数だけ絵師が居るってことだしな」
鈴音「はあ・・・企業応募絵ばっかりで疲れちゃった」
おた「こまめに休憩しとけ、そういう職は集中力が大切だろう」
鈴音「うん、だから集中力を養うためにル○ズたん描く!」
おた「それは果たして休憩なのか・・・」
鈴音「自分の好きなもの描いてる時ってね、すごく楽しいの、だから休憩!」
おた「それならいいが」
888:
鈴音「へへへ、本描いちゃった」
おた「お、まじで、ちょい見せてよ」
鈴音「じゃーん!おたくと幼女!主人公はおにいちゃんなんだよ!」
おた「んじゃヒロインは鈴音か・・・」
鈴音「不服ですかぁー?むー!」
おた「いや、自分が物語の主人公って結構恥ずかしいもんだと・・・」
鈴音「人はねー、皆自分だけの世界を持っているんだよ」
鈴音「皆その世界の主人公で、それは誰にも変えられないの」
おた「平気な顔して臭い台詞を・・・」
鈴音「わたし達がそうだったように、ね!」
おた「鈴音にはかなわないな・・・まったく・・・」
891:
後日談えんど
_________________________________________________
短編―妹とその日
妹「おにいちゃん、まってよー!」
おた「おまえ歩くの遅いんだよ」
妹「えへへ、ごめんなさい!」
おた「俺は今日夕方まで寝てる予定だったんだぞ」
妹「そんな健康状態に悪いことはわたしが許しません!」
おた「へいへい、世話焼きな妹を持って兄は幸せです」
妹「感謝の心がたりませーん!」
893:
おた「それにしてもどこいくんだよ」
妹「それは行ってからのお楽しみです!」
おた「公園に散歩って行くっていったのは誰だっけか」
妹「公園はいっぱいあります!どこだか言ってません!残念!」
おた「へーへー・・・仕方の無い奴だな、まったく・・・」
妹「ほら、おにいちゃん行こ!」
おた「次はどこへ行かされるやら・・・兄は心配です」
妹「今日は妹の子守です!」
おた「自分で子守っていうなよ」
妹「いいのです!おにいちゃんに守ってもらうから!」
おた(言わなくても守ってやるっつーの)ボソッ
妹「聞こえません!もっと大きな声で!」
おた「いうわけない」
898:
妹「わあー!おにいちゃん!けーき!けーきだよ!」
おた「それがケーキ以外に見えるならおまえは病気だ」
妹「むー、おいしそうだったんですー!」
おた「早く食わないと俺が食うぞ」
妹「ああああ、だめ!これはわたしのなんだから!」
おた「へいへい」
妹「ふわふわけーきー♪まっしろけーき♪」
おた(素で可愛いんだよこのやろう)
900:
妹「おっかいものー!おっかいものー♪」
おた「次はどこにいくんですか・・・兄は疲れてまいりました・・・」
妹「わかいもんがなさけなーい!まだお昼過ぎですよー!」
おた「はいはい・・・」
妹「えへへ、今日はね、おにいちゃんと一緒にお散歩するって決めてたの!」
おた「いつも一緒にいるじゃない・・・」
妹「いいんですー!今日は特別なんですー!」
おた「さいですか・・・」
妹「あ、お洋服屋さんだよ!可愛い服あるかな!」
トテトテトテ
902:
おた「妹、そんなに走るなよ、転ぶぞ」
妹「転ばないですよーだ!転んでもおにいちゃんが一緒だもん」
妹「あ、見て見て!あの服可愛い!」
おた「はいはい、何ですかお嬢さ・・」
キキーッ
妹「え?」
おた「―え?」
ガシャン
目の前の光景が、揺れている
何が起こったのかわからない
そこに横たわってるのは、紛れも無く自分の妹
頭の中が真っ白になっていた、そこに広がる鮮明な赤、赤、赤
流れている、妹の血が、今隣にいた妹が血を流して倒れている
― ナ ニ ガ オ コ ッ タ ン ダ ロ ウ ?
903:
おい!!!!
ここまで来てバッドエンドかああああああああああああああ
907:
信じたくない、見えない、いや見える
妹、あれは妹であって、血、流れている
誰か、誰もいない
 「大変だ!少女に車が突っ込んだぞ」
 「うわ・・・こりゃひでえ・・・おい誰か救急車呼べよ」
 「俺ちょっと電話してくる」
流れる、人の声
聞こえない、聞こえない
妹、なにをしているんだ、一緒に洋服みるんじゃなかったのか?
―今日は特別な日じゃなかったのか?
 「脈、ありません!蘇生試みます!」
ドッ、ドッ
―流れていく、人が流れていく、妹を連れて行く、どこへ?
 おまえら妹をどこへ連れて行くんだ?俺の妹をどこへ連れて行くんだよ
910:
 「所持品から特定できません!親御さんへの連絡を早急に!」
 「誰か!誰かこの子の連れはいますかー!」
 ―!
おた「俺・・・俺・・・兄です」
 「お兄さんか、辛いのはわかる、一緒に病院まで来てくれ」
 「少女の兄と思われる少年を保護しました、親御さんへの連絡を早急に」
おた「妹・・・起きろよ・・・今日は一緒に散歩するっていったじゃないか!」
おた「何で返事しないんだよ!まだ昼だって言ったのはおまえだろ!」
ガッ
 「君、やめるんだ!」
 「お兄さんが錯乱状態です!鎮静剤の投与許可を!」
おた「離せよ!離せっていってるんだよ!妹をk―」
カクッ
 「荒療治だが仕方ない、兄の所持品より身元判明、親御さんへの連絡を」
911:

おた(身体が重い・・・)
おた(ここは・・・どこだろう・・・―妹、そうだ!妹は!)
父「・・・目が覚めたか」
おた「父さん・・・」
父「少し大人しくしてろ、鎮静剤が効いてる内は無理をするな」
おた「妹・・・は」
父「今ICUに入っている・・・」
おた「・・・」
父「事故、か」
おた「俺・・・守れなかった・・・」
おた「妹と一緒に居て守るって言ったのに・・・ぐすっ・・」
912:
父「おまえが守れなかったんじゃない・・・、事故だったんだ・・・」
おた「俺は・・・一緒に・・・・・・居たのに・・・何も・・・できなかった・・・」
父「・・・」
おた「助けを呼ぶことも・・・妹の近くに居てやることも・・・できなかった・・・」
おた「あんなに楽しそうだったのに・・・あんなに・・・嬉しそうだったのに・・・」
おた「俺は・・・なにも・・・」
父「ぐだぐだいってるんじゃねーよクソガキが!」
おた「!」
父「確かに事故現場に居たおまえが辛いのはわかる」
父「でもな・・・ここにいるのは・・・現場にも居てやれなかった糞な親だ・・・」
父「その悔しさも汲み取ってくれ・・・、辛いことを言ってすまん・・・」
おた「・・・」
913:
親父かっけえwwwww
914:
母「・・・あなた」
父「まだ、終わらないか・・・」
母「ええ・・・」
 静かに扉が開く
医師「・・・」
父「娘は・・・?」
医師「手は尽くしましたが・・・」
母「そんな・・・ことって・・・」
父「ありがとう・・・・・ございました・・・・」
父「・・・っく・・・そ・・・がっ・・・」
父「なんで・・・なんで・・・」
―涙が止まらなかった
  流れては零れ落ちてゆく
―ICUのランプが静かに消えた時、それはまるで妹がこの世から消えたかのようだった
915:
親戚A「即死だったそうな、可哀想に」
親戚B「お兄さんその場にいらっしゃったんですって?」
親戚A「中学生の彼には辛い経験だったろうに・・・」
親戚C「ところで彼の姿が見えないが?」
父「今、息子には触れないであげてください・・・それが今できる最善です・・・」
親戚C「ふむ、だが溺愛するほどの妹の葬儀にもでないとは、些か常識に欠k―」
父「てめぇに何がわかる!てめぇに大切なものを失った者の何がわかるってんだ!」
親戚A「おい、やめとけって!」
父「すまん・・・」
親戚C「ふ、ふん・・・親子揃って出来が悪いみたいだな!」
親戚C「わしらのような常識人と肩を並べようなど片腹痛い!」
父「てめぇ・・・まだいうか!」
パシッ
母「・・・」
父「・・・」
917:
いい親父じゃねーか
918:
―妹の葬儀?
  出る?出るわけ無い、だって妹はここに・・・ここにいるよ、ほら
  俺のすぐ隣で笑って・・・楽しそうに・・・その顔を・・・血・・・で・・・!
  血で染まる・・・妹の顔が、身体が!血で染まる!
  助けないと!・・・動けない、どうして?
  「おまえは何もできなかったんだよ」
  違う!違う!
  「妹が倒れたとき、おまえは何をしていた?」
  やめろ・・・やめてくれ・・・
  「おまえの妹も言ってるじゃないか、最愛の妹の言葉だぞ」
  妹!妹が・・・そこに!
  妹「 お に い ち ゃ ん は わ た し を ま も っ て く れ な か っ た 」
  ――
  ―
  ・・・
920:
父「飯は・・・」
母「いえ・・・」
父「そうか・・・、何日目だ?」
母「3日目になります・・・もうそろそろ限界かと・・・」
母「精神的にも・・・」
父「精神科医がなんで精神病の息子を救ってやれないんだよ!」
父「なぁ!俺はなんのための医者なんだ?いったい・・・なに・・・を・・・く・・・ぅ」
ぎゅっ
母「今は・・・見守ってあげましょう・・・私達には信じるしか・・・」
父「うっ・・・く・・・」
922:
―満たされない…
  乾く、喉?違う、心?
  何か・・・何か満たすものを・・・
ギッ
母「夏樹・・・!大丈夫なの?」
  満たされないと、妹が・・・俺が守ってあげないと・・・
母「夏樹・・・?」
ガサッ
バリバリガサッバリガサッバリバリバリガサッバリガサッバリバリバリガサッバリガサッバリバリバリガサッバリガサッバリ
バリバリガサガサバリバリガサッバリガサッバリバリバリバリバリバリガサッバリガサッバリバリバリガサッバリガサッバリ
バリバリガサガサバリバリガサッバリガサッバリバリバリバリバリバリガサッバリガサッバリバリバリガサッバリガサッバリ
バリバリガサガサバリバリガサッバリガサッバリバリバリバリバリバリガサッバリガサッバリバリバリガサッバリガサッバリ
バリバリガサガサバリバリガサッバリガサッバリバリバリバリバリバリガサッバリガサッバリバリバリガサッバリガサッバリ
バリバリガサガサバリバリガサッバリガサッバリバリバリバリバリバリガサッバリガサッバリバリバリガサッバリガ
母「っ・・・く・・・」
―満たされない、満たされない
926:
医師「脳波に異常は見られませんので・・・」
母 「ありがとうございます」
医師「精神的なものかと思われます、大切だったのでしょうね、妹さん」

何がわかる、大切?違う、妹は俺にとって・・・
壊れてしまえ壊れてしまえ、何もかも、俺が俺である為の理由?
ない・・・ない・・・探しても・・・ない
妹 は ど こ に い っ た ん だ ろ う ?
俺はここにいる、だから戻ってきてくれよ、妹
妹が死んだと妄信してる奴らが死ねばいい
違う、妹は死んだ、目の前で、車に突っ込まれて
車の運転手、コロス、コロセバイイ
違うそんなことを妹は望んでいない、じゃあなにを?
928:
医師「あの子が自分から心を開かない限りは難しいと・・・」
母「そうですか・・・投薬治療は・・・?」
医師「わたしなんかがやるよりも二ノ宮医師(父)の方が・・・」
母「父は・・・医師であることを・・・諦めようとしてます・・・」
医師「ふむ・・・・・・彼も相当参ってるようだな…」
医師「…あなたは大丈夫なのかね?」
母「わたしまで倒れたら、あの人達を信じる人が誰も居なくなってしまいます・・・」
医師「くれぐれも無理はしないように・・・」
母「ありがとうございます・・・」
931:
近所の人「御宅の子、少しは良くなったのかしら?」
母 「いえ・・・ストレスが過食に繋がってるみたいで・・・」
近所の人「そうなの・・・少しでも回復が見られるといいんですけれども・・・」
母 「ありがとうございます、でも担当医も精神的なものと・・・」
母 「あの子の壊れた心を治す何かがないと回復は難しいとの見解です・・・」
近所の人「そう・・・母さんもお大事にね、お子さんがあの様子じゃ参ってしまうでしょう」
母 「いえ、あの子は強い子なのできっと大丈夫です、そう信じています」
母 (ええ、あの子もあの子も・・・強い人ですから・・・自分の守るべき者を真っ直ぐに見てるから・・・」

見えない、見えない、真っ暗だ、何も見えない・・・
もう、誰がどこに居るのかも・・・俺がどこにいるのかも・・・
誰か・・・誰か助けてくれよ・・・誰か・・・来てくれよ・・・俺が・・・俺が・・・
935:
―声
  どこか遠くで声が聞こえた気がした
  「・・・い・・・・・・・ん」
  聞こえない・・・聞こえない・・・何も・・・見えない!
  「おに・・・ちゃ・・・・・・」
  声!光!見える・・・見える・・・!
―妹・・・!
妹「おにいちゃん!何で泣いてるの!」
おた「おまえが・・・おまえがいなくて寂しかった・・・どこにいってたんだよ・・・」
妹「わたしはね、ちょっと遠くにいっちゃったの、お散歩しすぎちゃったかなw」
おた「戻ってきてくれよ・・・また一緒に・・・散歩しよう・・・」
妹「思い出してみて・・・」
―そう言った妹の姿は走馬灯のように流れていき・・・
936:
おた「おまえは俺と一緒じゃないとどこもいけないのかよ」
妹「おにいちゃんは私が居なくてもへーきだけど」
妹「わたしはおにいちゃんがいないとだめなの、ごめんねw」
おた「全く、少し兄離れして欲しいもんだな」
妹「でも私居なかったら淋しいでしょ?」
おた「ん・・・まぁ・・・否定はしない」
妹「おにいちゃんもちゃんと妹離れするんだよ?」
妹「私が居なくても、一人で、おにいちゃんなら大丈夫だから」
妹「前を見て、歩いていって!」
そういった妹は光の中に消えていった
―気付いたら涙を流して虚空に手を伸ばしていた
939:
おた「・・・」
久しぶりに見た家の中は何か寂しくて・・・
あの日から全てが止まっていたかのようにも感じられた
リビングで机に臥せってる母を見た時、一人じゃなかったことに安心した
おた「かあ・・・さん」
母「・・・夏樹!あなた・・・!」
おた「ごめんなさい・・・母さん・・・心配かけて・・・ごめんなさい・・・」
母「いいのよ・・・気にしないで・・・あなたが・・・唯、無事で居てくれれば・・・」
おた「ぐすっ・・・ひくっ・・・」
母「良かった・・・ほんとうに・・・良かった・・・っ・・・く・・・くすん・・・」
942:
母「お父さん・・・部屋であなたのことを・・・心配してるから」
おた(コク)
―そういえば、何時からだろうか、父の部屋に行かなくなったのは
  そうだ、妹の説教をしてる父が妹をいじめているように見えて・・・
  必死に妹の為に弁解をして・・・それで納得しなかったから殴りかかって・・・
  コテンパンにされて・・・それ以来俺から話しかけることはなくなった・・・
コンコン
父「飯、いらんぞ」
おた「父さん、いいかな?」
父「・・・ズッ、愚息が、立ち直るのおせーんだよド阿呆」
バタン
おた「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・!」
父「謝るんじゃねぇよ・・・馬鹿野郎が・・・!おまえは闘ってただろう!」
父「それで帰ってきた、それだけで俺は十分だっつーの・・・!」
948:
おた「父さんも、母さんも、ずっと一緒に居てくれた・・・だから、ありがとう・・・」
父「何もできなかった糞親父に向かって言うことじゃねぇ・・・」
おた「父さん・・・俺、妹の声を聞いたんだ・・・」
おた「前を見て歩けと・・・そういっていた」
父「それがおまえの守りたいものなら、それを守り通せ!」
父「それがおまえがおまえである理由だ・・・わかったら返事して母さんの傍にいてやれ」
おた「はい!」
―その日から、止まっていた時計の針は動き始めた
  父は程無くして仕事に復帰し、顔を見る機会が前よりも少なくなった
  母さんはいつも心配そうな顔をして俺のことを見守っていてくれた
  そして、妹は俺の中に生き続けている
―だから、俺は俺の心の中の妹を守り通すために、今歩き始める
949:
短編―妹とその日    おわり
951:
おつうううううう!
952:
おた かっこいいーーー
955:
>>1 お疲れ様! 何かすごい感動した
956:
>>1
超乙。
いいはなしだなー
958:
一応、詳細設定として決めていた部分だったので、そこまで考えることなく書けました
重ねて、駄文、長文失礼しました!
959:

久しぶりに良い話を見た
963:
題名ですが
メイン「おたくと幼女」
サブ「妹とその日」
結婚後の後日談はそんなに考えてなかったのでネタが少なかったです!申し訳ない!
965:
何度でも見たいくらいだ>>1
972:
個人設定
おた 身長176 体重93?(ピザ) →63? 19歳
幼女 身長132 体重28?    10歳
父 身長178 体重56?    43歳
母 身長体重未定     38歳
妹 幼女とほぼ同じ    享年10歳
父と母は大学病院で出会って後、結婚しました
973:
おおー細かい
974:
乙!
涙が出た
りんが可愛すぎる
976:
おたと幼女の初セ●クスは何歳なの(痛がってたアレは除く)
978:
>>976
実は差分設定で、14歳になった鈴音が夏樹の部屋に入ったら
みごとに賢者タイムでそのままアッーっていうのがあります
980:
14歳・・・まだストライクゾーンだな!
982:
最終的に何歳なんだ?
984:
>>982
結婚時は夏樹27、鈴音18です
おたは薬剤師の資格を取るために21から本気だしたようです
鈴音はいうまでもなく、おにいちゃんの好きなものを描きたいという夢を叶えようとしてます
983:
おたが幼女オタクに走ったのは妹の影を追っていた影響もあるの?
985:
>>983
ご名答すぎるので要約
987:
鈴音の兄の件やら色々と深読みしてて、もっと鬱々な展開になるかと思ってたから
素直に良かったなぁと思ったよ。乙
988:
今さらながら>>1のスペック
993:
>>988
身長174 体重58 
言うまでも無くキモオタ紳士
ちなみに幼女とセクロスしようとしてやめたときのあれは経験談だったりします
俺はその後すぐい別れちゃってセクロスできなかったけどね
そのおかげで未だに半童貞おおおおおおおおおお^q^
100

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