如月優「どうも」P「え」back

如月優「どうも」P「え」


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2:
P「君は……千早の……」
優「はい。弟です」
P「亡くなったと聞いたけど……」
優「死にましたよ。ほら」とおりぬけーの
P「」
優「あの……あれ? お兄さん?」
P「」
優「……気絶してる」
3:
優「あっ! 三浦あずささんがストリップしてる!」
P「何!? 何処だ!?」
優「おはようございます」
P「……夢じゃなかったのか」
優「本物ですよ? 今日はお兄さんにお願いがあって、化けーー来ました」
P「……」
優「お姉ちゃんと結婚して欲しいんです!」
P「……はい?」
4:
優「お姉ちゃんですよ! 世界一可愛いアイドルの如月千早! 僕の姉です!」
P「うるさい」
優「あ、はい」
P「……何で千早と結婚する事になるの?」
優「僕は死んでから、お姉ちゃんの守護霊としてずっと見守って来ました」
P「うん」
優「故に僕は思う訳です……お姉ちゃん。ぶっちゃけ、貰い手ないだろ? っと」
P「おい」
5:
優「いや、確かにお姉ちゃんは世界一可愛いですよ? でも……72だし……ねえ?」
P「同意を求められても頷かないからな?」
優「お兄さん以外にお姉ちゃんと結婚出来るのは居ないと思います!」
P「いや、千早にもいつか好きな人ぐらい……」
優「もう現れてますよ」
P「何!? だ、誰なんだ!」
優「……まあ、そういう人だとは思ってましたけど」やれやれ
P「大袈裟に肩を竦めないでくれる? かなりムカつくから」
6:
優「お兄さんは千早お姉ちゃんの事をどう思っているんですか?」
P「不器用だけど……良い娘だと思うよ」
優「愛してるか嫌いかで言ったら」
P「何だよ。その二択……」
優「愛してるんですよね! なら、結婚しかないじゃないですか!」
P「……君、本物に千早の弟?」
優「はい。世界一72が似合う可愛い如月千早の弟、如月優ですよ?」
P「……頭が痛くなって来た」
7:
ーー翌日。
小鳥「プロデューサーさん。おはようございます」
P「……おはようございます」げっそり
小鳥「ど、どうしたんですか!」
P「ちょっと……浸かれただけですよ……問題ありません」
小鳥「虚ろな目で言われても……」
優「全く。体調を疎かにするなんてそれでもお姉ちゃんのプロデューサーですか?」
P(殴りてぇ……)
8:
小鳥「今日は帰った方が……」
P「何……大丈夫ですよ……」
千早「おはようございます」
小鳥「千早ちゃん。おはよう」
P「千早か! おはよう!」
小鳥(あ、あれ……顔色が良い……?)
千早「プロデューサー。おはようございます……?」
P「どうしたんだ?」
千早「いえ……プロデューサーから懐かしい感じが……気のせいみたいです」
9:
優「お姉ちゃん、お姉ちゃんですよ!」
P(うるさいなぁ……)
優はPにしか見えていません。
千早「……あの……」
P「この前の服か。似合ってるよ」
千早「そ、そうですか……? やっぱり……私なんかには……」
小鳥「そんな事ないわ! とっても似合ってる! ね、プロデューサーさん!」
P「はい。千早はもっと可愛い服を着るべきだ、せっかく似合うんだからな?」
千早「や、やめて下さい……」
10:
千早「れ、レッスンに行って来ます……!」
小鳥「あ、千早ちゃん……行っちゃいましたね」
P「……そうですね……」
小鳥「うわっ! さっきまで元気だったのに、やっぱり体調が……」
P「アイドルの前でこんな姿見せる訳にはいきませんから……」
小鳥「か、顔色をコントロール出来るもんなんですか……?」
P「プロデュースやってるんで……」
優「照れてるお姉ちゃん。すっごい可愛いくありませんでしたか!?」
P(こ、こいつは……)
小鳥「無理しないでくださいね?」
P「……ありがとうございます」
14:
千早「すみません……忘れ物を」
P「おう!」キリッ
千早「それでは……」
P「……」だるっ
優「すっごく面白いですね!」
小鳥「プロデューサーさん? 本当に今日は帰った方が……」
P「いや……仕事が出来ないほどじゃ……無いんで」
小鳥「確かに仕事は出来てますけど……」
P「無理そうなら頼るかも知れません……その時はお願いします」
小鳥「! はい! ドンッと頼っちゃって下さい!」
優「上手く言いましたね」
P(本当に黙ってくれないかな……)
15:
問題は年相応になってるのか、それとも当時のままなのか
16:
>>15見た目は亡くなった時のままです。
精神(?)だけ成長しました。
17:
P「Pです。先日、お話しした件ですが……本当ですか! ありがとうございます!」
P「はい! 失礼します……」
小鳥「前にプロデューサーさんが言っていた……」
P「はい! 歌番組の出演が決まりました!」
小鳥「え!? 全国放送されるんですよね? 凄いじゃないですか!」
P「全員と言うわけにはいかないと想いますが……そこは向こう次第です」
優「お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃん……!」
ガタガタガタ!
小鳥「ひっ! 棚が勝手に!?」
P「じ、地震じゃないですかね! 千早が良いんじゃないかと!」
優「……!」
小鳥「え……? あ、はい。良いと思います!」
18:
優「お兄さんと呼ばせて下さい!」
P(もう呼んでるだろ……)
小鳥「千早ちゃん、喜びますよ」
P「最近、歌の仕事取って来れなかったからなぁ……俺の力不足ですよ」
小鳥「そんな事ないと思いますけど……またネガティブになってますよ?」
P「……」
小鳥「千早ちゃん。最近、歌の仕事じゃなくても嫌な顔しなくなったじゃないですか」
P「……はい。無駄じゃないって事がわかって貰えたので」
小鳥「プロデューサーさんを信頼しているんですよ」
P「……だと嬉しいですね」
19:
小鳥「早いうちに教えてあげた方が良いんじゃないですか?」
P「レッスンから戻って来た時にでも話しますよ」
優「引っ張るだけ引っ張って、お姉ちゃんの可愛い反応を見るつもりですね!」
小鳥「休憩に丁度いい時間ですし、お茶でも飲みません?」
P「俺が淹れますよ」
小鳥「そんな……私が淹れますよ?
P「まあまあ……たまには良いじゃないですか」
小鳥「……それじゃあ……お願いしちゃいます」
P「少し時間を頂きますね」
20:
P「はい。お茶が入りました」
小鳥「ありがとうございます……あれ? 三つありますよ?」
優「……!」
P「……なんとなくですよ」
優「ありがとうございます……まあ、飲めないんですけど」
P「気持ちの問題だよ」
小鳥「……?」
P「何でもないです」
22:
春香「おはようございます!」
千早「戻りました」
優「!」
P「お、春香も一緒か」
春香「偶然、事務所の前で会っちゃって……」
P「まあ、丁度いいか……例の歌番組から出演のオファーが来たんだ」
春香「ええ!? 例の……って、全国放送の番組ですよね?」
千早「凄い……」
P「まだ具体的な人数は決まっていないが、その一人には千早を指名したいと思う」
千早「……!」
春香「凄いよ! 千早ちゃん!」
23:
P「受けてくれるか?」
千早「も、勿論でしゅ……!」
P「……しゅ?」
千早「ち、違いました! 勿論です!」
優「噛んだ、絶対に噛んだよね。お姉ちゃん」
P「向こう次第だが、場合によっては春香にフォローを頼むかも知れない」
春香「任せて下さい! 千早ちゃん、一緒に頑張ろうね!」
千早「ありがとう……春香」
P「これ程のチャンスは滅多に無い。最高の状態で挑めるよう、心掛けてくれ」
千早「はい!」
優「嬉しそうな顔するなぁ……」
P「ああ……そうだな」
24:
千早「そうと決まれば……」
P「無茶はしないようにな?」
千早「わ、わかってます……」
P「……」じー
千早「ちょっとだけ……無茶するつもりでした……」
P「それで体を壊したら元も子もないだろ?」
千早「……はい」
春香「流石はプロデューサーさん! 千早ちゃんの事をよくわかってますね」
P「まあ、プロデューサーだしな……全部、という訳にはいかないけどな」
春香「私の事もわかってくれてますか?」
P「春香は特に分かりやすいからな」
春香「ちょっ……どういう意味ですか、それ!?」
千早「ふふふっ……」
26:
P「なぁ……」
優「はい?」とおりぬけーの
P「いつまで憑きまとう気だ?」
優「お兄さんが約束してくれるまで、かな」
P「……勝手な奴だな」
優「幽霊は自己中心なんですよ」
P「だと思っていたよ」
響「貴音。どうしたんだ?」
貴音「面妖な面妖な面妖な面妖な……」ぶつぶつ
27:
優「お姉ちゃん。いい顔するようになりましたね……」
P「……まぁ、そうだな」
優「僕が守護霊してた時は、ずっと思い詰めた顔してましたけど……」
P「……君が守護霊をやめたのは、安心出来たからか?」
優「そういうことです。今のお姉ちゃんなら、僕が憑いている必要ありませんから」
P「そして今は俺に憑いている、と」
優「お兄さんが約束してくれたら、すぐにでも成仏しますけど」
P「プロデューサーとしては約束出来ないな」
優「えー」
貴音「落ち着くのです。落ち着くのです。落ち着くのです……」ぶつぶつ
響「た、貴音……? な、何で自分を抱き締めるんだ……?」
30:
小鳥「プロデューサーさん、お疲れ様です」
P「音無さんもお疲れ様です」
小鳥「はい。お先に失礼しますね」
優「こんな遅くまで大変ですね」
P「まぁ、好きでやってるからな」
優「よっ! 社畜!」
P「帰り、ビ○クカメラに寄るか」
優「何か用でも?」
P「射影機でも買おうかなっと」
優「あはは……ご冗談を……」
32:
携帯「電話には誰も出んわ……ふふっ」
優「ぶはっ!?」
P(ん……千早から電話?)
優「……!(爆笑中)」
P「どうした?」
千早「プロデューサー……帰ったら……私の部屋が荒らされていて……」
P「何!?」
優「あっははは……!」
P(うるせえ!)
千早「あの……そこに誰か……? 笑い声が……」
P「今すぐ行くから、待ってろ!」
33:
P「千早!」
千早「プロデューサー……!」
P「これは酷い有様だな……」
優(あれ……?)
P「大丈夫か? 怪我してーー」
千早「あの……私が帰った時には誰もいませんでしたから……」
P「そ、そうだったな……」
千早「私……怖いです」
P「そうだよな……今日は近くのホテルにでもーー」
千早「一人になりたくありません……」
36:
P「そ、そうだよな……小鳥さんに……いや、今からだと迷惑か?」
千早「プロデューサーが良いです……」
P「いや、いくら何でも……」
千早「……」
優「……」
P「……わかった。俺の家で良いんだな?」
千早「い、良いんですか……?」
P「一人になりたくないんだろ? 仕方ないさ」
P(姉弟揃って同じ目されたら、断れる訳ないだろ……)
P「警察に連絡してからになるから、遅くなるけど問題ないな?」
千早「……はい!」
37:
千早「ここがプロデューサーの家……」
P「適当に寛いでいてくれ」
優「辺りにそれぽい人たちが居たので、ポルターガイストで追い払いました」
P(もう空き巣の事がバレてるのか? ちょっと甘く見てたな……千早狙いとは限らないけど)
千早「我が儘言って……すみませんでした」
P「あんな事があったら、怖くもなるよ」
千早「プロデューサー……」
P「シャワー浴びるか?」
千早「え!?」
優「……」
P「何でそんなに驚くんだよ……」
千早「そ、そうですね……頂きます……」
38:
優「……お姉ちゃん。シャワー浴びてますね」
P「……そうだな」
優「ちょっと、翔ーーじゃない。お手洗いに……」
P「……待て。お前、幽霊だろ」
優「……そうですか」
P「……」
優「そこまでして見る物でもありませんでした」
P「お前、千早の事好きじゃないだろ?」
39:
優「可笑しな事を言いますね? 好きじゃなければこんな一生懸命になりませんよ」
P「そ、そうか……」
優「ぷぷっ……僕、幽霊なのに一生懸命って……!」
P「……」
優「失礼しました。僕は愛があるから言って良いんです」
P「……」
優「引かないで下さい」
P「……ちょっと聞きたい事があるんだが」
優「……何ですか?」
41:
P「千早の部屋を荒らしたのは君だろ?」
優「……どうしてそう思うんですか?」
P「君の千早への溺愛にぶりにしては、随分大人しいと思ってな」
優「……半分は正解です」
P「半分?」
優「僕がしたのは、微妙に家具の位置を変えただけです」
P(地味に嫌だな……)
優「動機はそうすればお姉ちゃんが、お兄さんを頼るだろうと」
P「……春香や他に頼る可能性もあるだろ?」
優「ですね。これは一つの賭けでした」
42:
優「お姉ちゃん自分の気持ちに気づいていないと思うんです」
P「……気持ち、か」
優「ですが、今回でお姉ちゃんは気づけたと思います」
優「どうして自分が真っ先にプロデューサーを頼ったのか……それを今、考えてるでしょう」
優「そして気づく筈です。自分の気持ちに……」
P「お節介過ぎないか?」
優「幽霊は身内に対してこんなもんですよ?」にこにこ
P「……だと思っていたよ」
46:
千早「あの……シャワーありがとうございました」
P「いや、良いよ……そろそろ寝た方が良いんじゃないか?」
千早「……それでは私はソファーに」
P「つべこべ言わずにベッドに行け」
千早「ですが……いえ、ありがとうございます」
P「あんまり寝心地は良いとは言えないが……ゆっくりと休んでくれ」
千早「はい……プロデューサー。おやすみなさい」
P「おやすみ」
優「……」
P「余計な事はするなよ?」
優「僕を何だと思っているのかなぁ……しませんよ」
47:
千早(このベッド……プロデューサーの匂いがする……当たり前なのだけど……)
千早(美希が知ったら何て言われるのかしら……言えやしないのだけど……)
千早(プロデューサーの家……懐かしい気配がする……気のせいなの……?)
千早(それとも……あなはここに居るの……?)
千早(いいえ……そんな訳ないわよね……)
千早(……優)
48:
「……優」
お姉ちゃん……泣いてるの? 僕が死んじゃったから?
「優、優……!」
お姉ちゃん、泣かないで……。
「歌うから……ちゃんと歌うから……聞いてよ……優……」
僕が守るから……僕は死んじゃったけど……。
「……優」
お姉ちゃんが心の底から笑える日が来るまで……僕がお姉ちゃんを守るから。
泣かないで。
49:
千早「おはようございます。プロデューサー」
P「おはよう」
千早「目の下にクマが出来てますよ?」
P「え、本当か!?」
千早「出来てませんけど……また寝れませんでしたね?」じとー
P「うっ……鋭いなぁ。千早は」
千早「私達には無茶するなっと煩く言っておきながら、それはどうかと思いますが……」
P「大人は良いんだよ……あ、すみません」
千早「……まだ時間はありますね?」
P「いや……少し早く出ないと……」
千早「少し電話しますね」
P「……え?」
50:
千早「社長ですか?」
P「!」
千早「朝早くすみません……はい。プロデューサーの事で話がーー」
P「!?」
千早「はい……ありがとうございます……では、その様に」
P「……」
千早「プロデューサー? 時間出来ましたよ」
P「」
千早「これで少し休めますね……それで……その……」
千早「私の膝で良ければ……どうぞ……」
52:
P「……」
千早「……」
P「……」
千早「あの……プロデューサー……?」
千早「何か言って下さい……恥ずかして……」
P「膝、気持ち良いとかか?」
千早「……!」
千早「な、何を言っているんですか……も、もう……」
P「恥ずかしがるなら……」
千早「最初からしなければ良い、ですか?」
千早「恥ずかしいけど……嫌ではありませんから……」
53:
P「……」
千早「プロデューサー?」
P「……」
千早「眠ったのね。無茶ばっかりしてるから……仕方のない人……ふふふ」
千早「……そう言えば、こんな無防備のプロデューサーを見るの初めてね」
千早「……」つんつん
P「……ん……」
千早「!」
P「やめるんだ……美希……それはおにぎりじゃない……石鹸……だ……」
千早「……寝言みたいね」
千早「少しの間ですけど……おやすみなさい。プロデューサー」
54:
ーー事務所。
P「遅くなってすみません」
小鳥「良いんですよ。社長から話は聞いてますし、もう少し私を頼ってくださいね?」
P「いや、甘える訳にはーー」
千早「……」じー
P「……たまに甘えるかも知れません」
小鳥「あ、なるほど……うふふ」
千早「な、何ですか……?」
小鳥「頑張ってね、千早ちゃん」
千早「!?」
55:
優「どうも」
P「……何処に行ってたんだ?」
優「僕は空気を読める幽霊なんで……少し野暮用に」
P「野暮用?」
優「……つまらない用事ですよ」
P「……そうか」
優「少し顔色良くなりました?」
P「千早のお陰で……音無さんの生暖かい視線が気になるけど、体調は良いよ」
優「お兄さんは気づいていなかったでしょうけど、お兄さん今にも倒れそうだったんですよ?」
P「……そんなにか?」
優「幽霊でも心配になるぐらいに」
P「マジか……気をつけるよ」
優「そうして下さい」
57:
優「僕の部屋……あの時のまま……」
優「僕のせいだ……僕が父さん……母さん……お姉ちゃん、家族をバラバラにしちゃった……」
優「……ごめんなさい」
優「せめて……お姉ちゃんは幸せに……」
59:
千早「ーー♪」
春香「千早ちゃん」
千早「春香、どうかしたの?」
春香「何かいい事でもあったのかなぁーって」
千早「べ、別に何も……」
春香「ふーーん……そうなんだ♪」
千早「春香? 何をニヤニヤして……」
春香「千早ちゃんって、わかりやすいよね」
千早「ちょっと……春香? それは……」
春香「……頑張ってね」
千早「!?」
62:
千早「は……春香……?」
春香「バレバレだよ。千早ちゃん」
千早「……」
春香「千早ちゃんはどうしたいの?」
千早「わからないわ……」
春香「……私ね。千早ちゃんとは対等な友達でいたいから、待ってるね」
千早「春香? それはどういう……」
春香「あ、休憩時間終わりだよ」
千早「え、ええ……」
63:
優「外回りも大変なんですね……じっとしてても仕事は入って来るでしょうに」
P「なるべくは自分で探したいんだよ……そう言えば、普段は何してるんだ?」
優「ポルターガイストを起こして遊んでますよ? ここの皆さんは、いい反応してくれてーー」
P「幽霊が出るプロダクションなんて笑えないから、やめてくれ……」
優「えー」
P「本当にこいつ、どうしてやろうか……」
優「冗談ですって……あ」
P「事務所の前に誰か……?」
優「ーーさん」
P「すみません。事務所に何か……?」
??「……え?」
64:
??「あなたは……」
P「私はこの765プロのプロデューサーをしている……」
??「ああ……あなたが」
P「……?」
??「たまに連絡してくると思ったら、あなたのことばかりなんですよ?」
P「アイドルのご家族の方ですか?」
??「はい。如月千早の母ーー如月千種と言います」
P(優君の姿が見当たらない……どこに行った?)
P「そうですか……千早に用があるなら連絡しますが」
千種「近く寄ったついでに、あの子の居場所を見ようと思っただけですから……これで」
P「……そうですか。わかりました」
65:
優「……行きましたか?」
P「……何で隠れてるんだ?」
優「あれですよ。暫く実家に顔を見せてないと、親に会いづらくて、見かけても隠れちゃう……みたいな」
P「……俺にしか見えないんじゃないのか?」
優「まあ、基本的には……幽霊は姿を見せる相手を選べますのでーーなんとなくですよ」
P「……そうか」
優「……はい。そうです」
67:
P「……千早から大体の話は聞いている」
優「……」
P「すれ違っていた時間は長かったけれど、最近はメールも電話も出来ているって」
優「…….ですね。だから、僕はお姉ちゃんから離れることにしたんです」
P「……」
優「お兄さんが考えている通りですよ。僕はただ、この場に留まる理由が欲しかったーーだけど」
優「お姉ちゃんに幸せになって欲しいーーそれも事実です」
P「……そうか。今日は帰ろう」
優「帰るなら、あのゲームの続編買いましょうよ! 零っていうの」
P「……」
68:
千早「……春香の言った通りね」
千早「私も……そろそろ踏み出さないと」
ポパピプペ
千早「……もしもし」
千早「はい……プロデューサー。今、時間ありますか?」
69:
千早「……」どきどき
千早「……」きょろきょろ
P「千早!」
千早「プロデューサー」
P「すまない。待たせたな」
千早「いいえ……急に呼び出したのは私ですから……それに、早いぐらいです」
P「そうか……それで、何があったんだ?」
千早「少し……一緒に歩きませんか?」
P「……わかった」
70:
千早「この時間だと……この広場もあまり、人がいませんね」
P「……」
千早「……プロデューサーには感謝しています」
P「それは俺もだよ」
千早「……歌しかなかった私に、色んな物を貰いました……思い出も貰いました……力を貰いました」
P「千早?」
千早「時間か掛かりました……憧れなのか、恩人に対する感情なのか……でも、漸くわかりました」
千早「……プロデューサー」
71:
千早「如月千早は……あなたのことが好きです」
千早「ずっと……側に居させて下さい……」
P「……千早」
千早「ふふふ……恋愛漫画の主人公を大袈裟っと思ったことがありますがーーこんなにも、ドキドキする物なんですね」
P「千早……俺は……」
千早「返事は……まだしないでください」
72:
P「……え?」
千早「どの返事を貰っても……私は弱くなってしまいます」
千早「それでも……隠し続けられそうにもありませんでした」
P「……」
千早「返事は……私がトップを取って、世界中にこの歌を届かせられるようになってからでお願いします」
P「……勝手だな」
千早「……すみません」
P「わかった。その時まで、千早の気持ちは預かっておく……それで良いな?」
千早「はい……ありがとうございます……それともう一つ良いですか?」
P「まだあるのか?」
千早「いえ……プロデューサーにではなく……」
73:
千早「姿は見えないけれど……そこに居るのでしょう?」
千早「……優」
優「……」
78:
P「……」ちらっ
千早「……プロデューサーには見えているんですか?」
P「……すまない」
千早「良いんです……私が逆の立場でも、そうしてましたから」
優「……」
千早「優は何か言ってますか?」
P「いいや……さっきから、黙ったままだ」
千早「そうですか……」
79:
千早「……優」
千早「何も言わなくても良いから……聞いて」
優「……」
千早「……ごめんなさい」
優「!?」
千早「ずっと謝りたかったの……優に」
優「……お姉ちゃん」
千早「あの時……優を守れなくて……ごめんなさい」
P「千早……」
80:
千早「あの時……私が身を挺してたら、優を守ってあげられた……」
千早「でも、動けなかったの……優が車に引かれるのを、黙って見ているしか出来なかった……」
千早「……何か出来たかも知れないのに、私は何も出来なかった……」
千早「優……守ってあげられなくて……ごめんなさい……」
81:
僕は勘違いをしていた。
お姉ちゃんは、死んじゃった僕と同じぐらい……もしかして、それ以上に苦しんでいたのも知れない。
ずっと側に居たのに、気づけなかった……気づかないフリをしていたのかも知れない。
だって……お姉ちゃんは、僕が着いている必要がないぐらいに強かったから。
僕は、お姉ちゃんの側に居る理由が欲しかっただけ……僕だけが、あの時から何も変わっていなかったんだ。
……僕も……強くならないといけない。
84:
優「お兄さん。お姉ちゃんに目を閉じるように、言って貰えますか?」
P「ん、ああ……千早。優君が」
千早「優が? ……わかりました」
千早「……」
優「……いいよ。お姉ちゃん」
千早「……優?」
優「うん……久しぶり。お姉ちゃん」
千早「優……!」
優「……久しぶり」
千早「会いたかった……ずっと……」
優「……ごめん。その気になれば、いつでも会えたんだけれど」
85:
千早「いいの……優の気持ちはわかるから……」
優「……うん」
千早「もし……そうしてたら、私は優を縛り付けてしまっていたわ……だから、それで良かったの」
優「……僕も、お姉ちゃんから離れられなくなっていた」
千早「話したいことはいっぱいあるのだけれど……行くのよね?」
優「……うん。お姉ちゃんに、僕はもう必要ないから」
優「……じゃない。僕もお姉ちゃん離れしなくちゃ」
千早「もう行くの?」
優「うん……さっきから、凄く眠たいんだ……幽霊になってから、寝るなんてしたことないから、多分……これが……」
千早「……そう」
86:
P(優君の姿が透き通って……)
優「ちょっと、怖いかな……手を握って……あ、無理か」
千早「……」
優「ありがとう……」
P「……」
優「……お兄さんも、ありがとう……そして、ごめんなさい」
P「いや……まあ、弟が出来たみたいで、良かったよ」
優「本当の弟にして貰っても、構いませんよ?」
千早「ゆ、優!?」
優「ごめんごめん……あ、そうだ……お兄さん。お姉ちゃんの部屋を荒らした犯人ですけど」
87:
P「ん? ……ああ……」
優「ストーカーの類じゃなくて、空き巣だったみたいです……住所を調べておきましたので……」
P「……認めるか?」
優「多分、証拠は警察の人が見つけてますし……おど……お話をしたので、すぐに自首すると思います」
P「……そうか。よく分かったな」
優「あの辺りを漂っている人達に聞いたら、すぐでしたよ」
千早「……え?」
優「あ、そろそろ時間のようです」
千早「ゆ、優……ちょっと……その人達って……?」
優「……お姉ちゃん」
千早「……ええ。そうね」
88:
ーー優。行ってらっしゃい。
ーー行ってきます。お姉ちゃん。
89:
P(別れは意外とあっさりしたものだった。優君の言葉を借りるのなら)
P(幽霊との別れはそういうものなんですよ、か)
千早「ちょっとだけ……少しだけで良いので……泣いても……?」
P「ああ。よく我慢したな」
千早「プロデューサー……私……ちゃんと……お姉ちゃんで居られましたか……?」
P「ああ。強くて、優しい……立派なお姉ちゃんだったよ」
千早「プロデューサー……!」
90:
千早「プロデューサー」
P「うん?」
千早「私がトップアイドルになったら……優の所まで、私の歌を届けることが出来るでしょうか」
P「ああ。きっと……できる」
千早「プロデューサー? 手を繋いでも……」
P「おい……」
千早「ふふふ……冗談です。もうちょっとだけ……プロデューサーに甘えたいっと、思っただけですから」
P「はぁ……行くか」ぎゅっ
千早「あ……はい!」
91:
P(例のテレビ番組に出た千早。結果は大成功……今では、様々な歌番組に出ている)
P(他のアイドルも千早に負けず劣らず活躍。今やみんなが引っ張りだこだ)
P「よし、このまま突っ走るか!」
??「……あんたが響のプロデューサーさん?」
P「はい?」
響父「響の父です」とおりぬけーの
P「」
終わり。
93:
おまけ
悪徳「チッ……飯になるネタないもんかね……あん?」
千早「少しだけ……泣いてもいいですか……?」
P「ああ」
悪徳「へっへへ……」
悪徳「……」
悪徳「チッ……」
悪徳「女の涙で稼いだ金で飯なんか食ったら……腹、壊すわな……」
悪徳「ああー……やってらんねぇ」
おまけ終わり。
9

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